JP2019034470A - 記録装置、記録媒体、および記録方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】インク受容層によって形成される記録領域の位置を簡易かつ高精度に検出して、その記録領域に対して画像を正確に記録すること。
【解決手段】記録媒体5は、表面の一部に特定の照射光により励起されて発光する発光剤を含むインク受容層で記録領域4が形成される。記録媒体5の表面に照射光を照射して、その表面の発光状態の検出結果に基づいて記録領域に画像を記録する。
【選択図】図1
【解決手段】記録媒体5は、表面の一部に特定の照射光により励起されて発光する発光剤を含むインク受容層で記録領域4が形成される。記録媒体5の表面に照射光を照射して、その表面の発光状態の検出結果に基づいて記録領域に画像を記録する。
【選択図】図1
Description
本発明は、記録媒体上の変更可能な記録領域に画像を記録する記録装置、記録方法、および、このような記録に用いる記録媒体に関するものである。
特許文献1には、通帳に記録された内容と、その記録位置に関する情報と、に基づいて、通帳の最終記録行に対する記録の可否を判定する装置が記載されている。通帳に記載された内容は光学的に読み取られ、その記録位置に関する情報は、通帳の上端などの位置を基準として管理される。
また、プラスチックカード等の記録媒体におけるインク非吸収性の表面に、画像を記録する方法としては、その記録媒体の表面に、インクなどの色材を受容するインク受容層(色材受容層)を形成し、そのインク受容層を画像の記録領域とする方法がある。
プラスチックカード等の記録媒体に形成したインク受容層を画像の記録領域とする場合には、記録媒体上におけるインク受容層の形成位置が変更される毎、つまり記録領域の位置が変更される毎に、その記録領域の位置に関する情報を管理する必要がある。その記録領域の位置に関する情報は、特許文献1に記載されているように、記録媒体上の何らか位置を基準として管理する必要がある。プラスチックカード等の記録媒体においては、例えば、記録領域とは異なる位置に、その記録領域の位置を管理するための基準となる記号または枠線等を記録する必要がある。
また、プラスチックカード等の記録媒体の色と、インク受容層の色と、の関係によっては、記録媒体の表面からの反射光によって、その記録媒体の表面上におけるインク受容層の位置情報を取得することは難しい。例えば、記録媒体とインク受容層がいずれも白色である場合には、記録媒体の表面からの反射光に基づいてインク受容層の位置を検出することは難しい。
本発明の目的は、色材受容層によって形成される記録領域の位置を簡易かつ高精度に検出して、その記録領域に対して画像を正確に記録することにある。
本発明の記録装置は、記録媒体の表面に画像を記録する記録装置であって、前記記録媒体は、前記表面の一部に特定の照射光により励起されて発光する発光剤を含むインク受容層で記録領域が形成され、前記記録装置は、前記記録媒体の前記表面に前記照射光を照射する照射手段と、前記照射光を照射したときの前記表面の発光状態を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記記録領域に画像を記録する記録手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、記録領域の位置を直接的に簡易かつ高精度に検出して、その記録領域に対して画像を正確に記録することができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。本例の記録装置は、インク受容層によって記録領域が形成された記録媒体を記録対象とし、その記録領域にインクジェット方式によりインクを付与して画像を記録する記録装置としての適用例である。
図1(a)は、本発明の記録装置において、記録媒体上の記録領域を検出する検出部の構成の説明図である。光源1からの紫外線光は、記録媒体5の全面に照射される。光源1としては、例えば、蛍光灯(低圧水銀灯型、LED型)、ブラックライト(蛍光灯型、電球型)などを用いることができる。本例の記録媒体5は、被転写体上にインク受容層が転写された構成であり、その記録面は、蛍光剤を含有するインク受容層(色材受容層)を備える記録領域4と、蛍光剤を含有しない非記録領域3と、を含む。記録媒体5に紫外線が照射されることにより、記録領域4は蛍光剤の励起現象により可視光を発生し、非記録領域3は、蛍光剤を含有しないため可視光を発生しない。記録領域4からの可視光が読み取り部(検出部)2によって光学的に検出され、その検出結果に基づいて記録領域4の位置が判別される。
図1(b)は、本発明の記録装置の概略構成図である。本例の記録装置は、紫外線光を発生する光源1、可視光を検出する読み取り部2、記録媒体5を所定の方向に搬送する搬送部6、および記録媒体5上の記録領域4に対して記録を行う記録ヘッド7を備える。本例において、搬送部6による記録媒体5の搬送方向は、図2中の右方向である。また、本例の記録ヘッド7は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(Bk)のインクを吐出する記録ヘッド7Y,7M,7C,7Bkを含む。記録ヘッド7は、光源1および読み取り部2よりも記録媒体5の搬送方向の下流側に位置する。
図2は、記録動作を説明するためのフローチャートである。まずは、文字数、寸法、改行位置等の条件を考慮して記録データを作成する(ステップS1)。次に、搬送部6によって、記録媒体5を記録装置の外部から内部へ搬入する。記録装置の内部において、光源1から記録媒体5に紫外線光を照射することにより、記録領域4の蛍光剤が励起現象により可視光を発し、その可視光を読み取り部2が光学的に検出することによって記録領域4の位置を判定する(ステップS2)。次に、作成した記録データと、記録領域4の位置の判定結果と、を照合して、記録画像のイメージを作成して表示する(ステップS3)。表示される記録画像のイメージに対して、画像サイズおよび傾き角度などを変更する編集作業が必要な場合には、それに応じて編集作業を経て記録データを作成する(ステップS4,S5)。このような編集を経た記録データに基づいて、記録動作を開始する。
図3は、記録装置における制御系のブロック図である。上記のような記録データの作成はホストPC100において行われ、その記録データは、記録装置のインターフェース11に入力されてCPU10により処理される。CPU10は、プログラムROM12、イメージメモリ13、ワークRAM14、操作パネル15からの情報を処理して、記録ヘッド回路16、記録領域検出回路17、出力ポート18に制御指示信号を出力する。CPU10は、光源1から紫外線を照射したときの記録媒体5の表面の発光状態を読み取り部2によって検出し、その検出結果に基づいて、非記録領域3と記録領域4とを判別する判別部としても機能する。さらに、CPU10は、非記録領域3と記録領域4との判別結果に基づいて、その記録領域4に対して、記録ヘッド7によって画像を記録させる制御部としても機能する。CPU10からの制御指示信号に基づいて、記録ヘッド回路16は記録ヘッド7(7Y,7M,7C,7Bk)を制御し、記録領域検出回路17は、光源1および読み取り部2を制御する。また、出力ポート18からの制御指示信号に基づいて、モータ駆動部19がモータ20,21,22,23を制御する。ヘッドアップダウンモータ20は記録ヘッド7を昇降させ、搬送モータ21は搬送部6を駆動し、キャッピングモータ22は、記録ヘッド7のインク吐出口をキャッピングするキャップを駆動し、ポンプモータ23はインクの供給系などに備わる。
前述したように、記録媒体5は、被転写体上にインク受容層が転写されることによって構成される。そのインク受容層は、被転写体に転写される前は、図5(a)のような転写材50を構成している。図5(a)は、記録媒体5の記録領域4を形成する転写材50の部分の断面図である。図5(a)において、蛍光剤を含有するインク受容層52の図5(a)中の上面側に第2の粘着層54が積層され、その第2の粘着層54に両面離型シート層51が積層されている。インク受容層52における図5(a)中の下面側には、第1の粘着層53が積層されている。本例のインク受容層52は、液体のインク中の色材を受容する色材受容層である。図5(b)は、ロール状とした転写材50の斜視図である。
図5(a)は、記録媒体5を構成するために、図5(b)のロール状の転写材50を被転写体55上に転写(接着)する転写動作の説明図である。インク受容層52は、第1の粘着層53によって被転写体55上に転写(接着)され、両面離型シート層51は剥離される。図5(b)は、このような記録媒体5のインク受容層52における画像の形成メカニズムの説明図である。記録ヘッド7から吐出されたインク滴は、インク受容層52に着弾し、そのインク受容層52に浸透することによってインクドットDを形成する。第2の粘着層54は、図5(b)のように、インク受容層52上に点在するように形成されている。
図6は、記録装置の外観図であり、給紙トレイ62上に積層された記録媒体5は、1枚ずつ記録装置内へ搬送される。記録装置内においては、記録ヘッド7から吐出されるインク滴によって記録媒体5に画像が記録され、その画像が記録された記録媒体5は、排紙トレイ63上に排出される。
図7は、転写材50の製造工程を説明するための断面図、図8は、転写材50の製造方法を説明するためのフローチャートである。まずは、図7(a)のように、両面離型シート層51の一方の面上に、転写シリンダー71によって第2の粘着層54を積層する(ステップS11)。次に、図7(b)のように、第2の粘着層54の上に、コータヘッド72によって、蛍光剤が配合されたインク受容層の形成液を塗工してインク受容層52を形成する(ステップS12)。その後、図7(c)のように、インク受容層52の上に、コータヘッド73によって、第1の粘着層の形成液を塗工して、第1の粘着層53を形成する(ステップS13)。その後、このような転写材50を巻き取ることによって(ステップS14)、図5(b)のようなロール状の転写材50を完成させる。
図9は、記録媒体5上における記録領域4の設定方法の説明図である。図9(a)のように、記録媒体5には予めガイドライン81が形成されており、このガイドライン81を基準とする位置に、図9(b)のように転写シートのインク受容層が転写(接着)され、そのインク受容層によって記録領域4が形成される。したがってガイドライン81は、転写材50から転写されるインク受容層52の転写位置を示す指標となる。また、記録装置において指定されたガイドライン81の位置情報に基づいて、記録領域4に画像を記録することもできる。
(1)転写シート
(1−1)インク受容層
インク受容層に含有させる蛍光剤は、特に限定されないが蛍光染料が好ましく、スチルベン系、クマリン系、ピラゾリン系、ナフタルイミド系、ベンゾオキサゾール系、イミダール系、チアゾール系、ジスチリルビフェニル系の蛍光染料が使用できる。例えば、スルフォン酸基を1つまたは複数含むスチルベン系の化合物などが使用できる。スチルベン系の化合物としては、ジアミノスチルベン−ジスルフォン酸誘導体が挙げられ、可溶化剤の選定およびスルフォン酸基の数等により、分散性が高い塗工用途に開発された蛍光染料が多く市販されている。その中では、例えば、リューコファー(Leucophor(登録商標))シリーズ(クラリアントジャパン製)、ケイコール(KAYCOLL(登録商標))シリーズ(日曹商事製)などが使用できる。蛍光増白剤としては、純度が高くて、多量に加えても白色度の減衰が起こらないタイプが好ましい。代表的な蛍光増白剤としては、SUNWHITE BUL(SUN RISE CHEMICAL社製)、BLANKOPHOR UW(Bayer社製)、Kaycoll BULC(日本曹達社製)、Kayaphor PAS Liquid(日本化薬社製)、WHITEX B.B.Liquid(住友化学工業社製)等が挙げられる。また、蛍光増白剤は、最表塗工層の全顔料固形分の100質量部に対して、0.1〜1.0質量部含有させることが好ましい。
(1−1)インク受容層
インク受容層に含有させる蛍光剤は、特に限定されないが蛍光染料が好ましく、スチルベン系、クマリン系、ピラゾリン系、ナフタルイミド系、ベンゾオキサゾール系、イミダール系、チアゾール系、ジスチリルビフェニル系の蛍光染料が使用できる。例えば、スルフォン酸基を1つまたは複数含むスチルベン系の化合物などが使用できる。スチルベン系の化合物としては、ジアミノスチルベン−ジスルフォン酸誘導体が挙げられ、可溶化剤の選定およびスルフォン酸基の数等により、分散性が高い塗工用途に開発された蛍光染料が多く市販されている。その中では、例えば、リューコファー(Leucophor(登録商標))シリーズ(クラリアントジャパン製)、ケイコール(KAYCOLL(登録商標))シリーズ(日曹商事製)などが使用できる。蛍光増白剤としては、純度が高くて、多量に加えても白色度の減衰が起こらないタイプが好ましい。代表的な蛍光増白剤としては、SUNWHITE BUL(SUN RISE CHEMICAL社製)、BLANKOPHOR UW(Bayer社製)、Kaycoll BULC(日本曹達社製)、Kayaphor PAS Liquid(日本化薬社製)、WHITEX B.B.Liquid(住友化学工業社製)等が挙げられる。また、蛍光増白剤は、最表塗工層の全顔料固形分の100質量部に対して、0.1〜1.0質量部含有させることが好ましい。
水溶性樹脂としては、カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白等の蛋白質類、澱粉および酸化澱粉等の各種澱粉類、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロースやメチルセルロース等のセルロース誘導体、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体の共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル系重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス等、一般の塗被紙用として用いられている従来公知の粘着剤(接着剤)を単独、あるいは2種以上併用して用いることができる。粘着剤の配合量は、顔料に対して、5〜50重量%、より好ましくは10〜30重量%の範囲内に調節される。インク受容層を形成するために、このような樹脂を1種もしくは2種以上を混合して使用することができる。
このようなインク受容層中に、炭酸カルシウムおよびシリカゾル、アルミナ化合物等の各種の粒子を包含させてもよい。上記のような樹脂等のうちの1種類もしくは2種類以上を用いて水分散液を作製し、それを第2の粘着剤層の上に塗布して乾燥させることによって、インク受容層を形成することができる。インク受容層は、単純な多孔質の層であってもよく、インクの受容性能が十分であればよい。またインク受容層は、記録に用いる水性インクおよび油性インクに対する吸収性があればよく、油性のインクに対しては、有機溶剤に、膨潤性能を持つ樹脂および各種粒子を包含したものを用いることができる。
上記の下塗り層中にカチオン性樹脂を添加したものも使用することにより、耐水性および記録画像の発色濃度を向上させることができる。その際に使用するカチオン性樹脂としては、例えば、ポリエチレンポリアミンおよびポリプロピレンポリアミンなどのポリアルキレンポリアミン類、またはその誘導体、第3級アミノ基および第4級アンモニウム基を有するアクリル樹脂、ジアクリルアミン等が適宜併用できる。カチオン性樹脂の添加量は、特に限定されないが、顔料に対して、1〜30重量%程度、好ましくは5〜20重量%の範囲内に調節される。その他、一般塗被紙の製造において使用される分散剤、増粘剤、消泡剤、着色剤、帯電防止剤、防腐剤等の各種助剤を適宜添加することもできる。
インク受容層用の塗液は、バーコーター、エアナイフコーター、ブレードコーター、ロッドブレードコーター、ロールコーター、ブラッシュコーター、カーテンコーター、グラビアコーター、キャストコーター、スプレー装置等、公知の各種塗抹方式を利用して塗工することができる。インク受容層用の塗液の塗布量は、インク受容性、保存性、記録特性等が確保できる限り、不必要に多くする必要はなく、一般的には、1〜30g/m2、好ましくは2〜8g/m2塗布される。このようなインク受容層を含む記録媒体は、そのままでも使用でき、また、必要に応じて、スーパーカレンダー、グロスカレンダーなどにより加圧および/または加熱ロールのニップ間を通して、表面を平滑化することもできる。
(1−2)第2の粘着層
第2の粘着層の形成に用いる樹脂組成物は、実質的に白色もしくは透明であることが好ましく、また、経時的に変色しない材料を用いることが好ましい。また、その樹脂組成物は、両面離型シートに対して好適な粘着性を有する材料を用いることが望ましい。また、その樹脂組成物は、常温で粘着性を有する材料でもよい。両面離型シートに対する簡便な粘着性等の観点からは、感圧型、ホットメルト型、または粘着剤を内包したカプセルの粘着材が好ましい。感圧型の粘着層の形成には、例えば、アクリル系およびゴム系、シリコーン系およびビニルアルキルエーテル系、ポリビニルアルコール系およびポリビニルピロリドン系、ポリアクリルアミド系およびセルロース系等の有機系の感圧粘着剤が一般に用いられる。また、ホットメルト型の粘着層の形成には、例えば、エチレン・酢酸ビニル系およびポリオレフィン系、ポリアミド系およびスチレン系またはエラストマー系、ポリエステル系およびアクリル系、ポリウレタン系などのポリマーからなる粘着剤を用いることができる。また、ホットメルト型の粘着剤と同様に、常温では粘着性および粘着性をいずれも示さず、加熱時に、粘着性もしくは粘着性を示すヒートシール型の粘着剤およびディレードタックの型の粘着剤を使用することができる。
第2の粘着層の形成に用いる樹脂組成物は、実質的に白色もしくは透明であることが好ましく、また、経時的に変色しない材料を用いることが好ましい。また、その樹脂組成物は、両面離型シートに対して好適な粘着性を有する材料を用いることが望ましい。また、その樹脂組成物は、常温で粘着性を有する材料でもよい。両面離型シートに対する簡便な粘着性等の観点からは、感圧型、ホットメルト型、または粘着剤を内包したカプセルの粘着材が好ましい。感圧型の粘着層の形成には、例えば、アクリル系およびゴム系、シリコーン系およびビニルアルキルエーテル系、ポリビニルアルコール系およびポリビニルピロリドン系、ポリアクリルアミド系およびセルロース系等の有機系の感圧粘着剤が一般に用いられる。また、ホットメルト型の粘着層の形成には、例えば、エチレン・酢酸ビニル系およびポリオレフィン系、ポリアミド系およびスチレン系またはエラストマー系、ポリエステル系およびアクリル系、ポリウレタン系などのポリマーからなる粘着剤を用いることができる。また、ホットメルト型の粘着剤と同様に、常温では粘着性および粘着性をいずれも示さず、加熱時に、粘着性もしくは粘着性を示すヒートシール型の粘着剤およびディレードタックの型の粘着剤を使用することができる。
第2の粘着層を形成するために、例えば、上記の粘着性を示す樹脂を、溶剤に対する樹脂の質量が3から20%となるように、溶剤に溶解させ、それを混合撹拌して塗料を調整し、それをインク受容層の表面に塗布する。第2の粘着層は、インク受容層の表面上に離散的に位置するように形成する。より具体的には、インク受容層の表面の一部に、ドット形状もしくは不連続の格子形状を成すように、有効厚みが0.1〜30μm、より好ましくは0.5〜10μmの第2の粘着層を積層して、その第2の粘着層を離散的に配置する。第2の粘着層を格子形状に形成する場合には、第2の粘着層を形成する樹脂組成物によって、インク受容層上に、例えば、「不連続」の30線〜320線が格子状の文様を形成する。
第2の粘着層は、インク受容層の記録面に離散して積層されていることが重要であり、インク受容層の記録面の全域には形成されていない。そのため、第2の粘着層の占める割合が少な過ぎた場合には、その粘着力が低下し、第2の接着層に張り合わせる保護シートに、意図しない剥離または浮きが生じるおそれがある。インク受容層に対する第2の粘着層の面積比率は、30%〜80%が好ましい。その面積比率が30%より低い場合には粘着力が乏しくなり、逆に、その面積比率が80%よりも高い場合には、インク受容層によるインクの吸収が不十分となるおそれがある。ここでいう面積比率は、インク受容層の表面における第2の粘着層の形成部分の面積比率である。
ここで「不連続で」とは、連続した文様は含まないことを意味する。特に、千鳥格子状あるいはドット状(円形、四角形など任意の形状で独立していればよい)から選択される文様とすることにより、安定した粘着性とインク吸収性を両立することができる。また、「30線〜320線の文様」とは、1インチあたりの線の数、もしくは1インチあたりの網点の個数が3線〜320線の文様である。一般に、その線数が少ない程、大きな文様パターンとなり、その先数が多い程、細かい文様パターンとなる。その線数が30線よりも少ない場合には大きな文様パターンとなるため、粘着性を有する第2の粘着層の部分、およびインク吸収性をインク受容層の露出分がそれぞれ大きなブロックとなる。そのブロックが大きくなり過ぎた場合には、両面離型シート層に対するインク受容層の粘着力不足により、インク受容層の転写前に、意図しない自然剥離が発生するおそれがある。逆に、線数が320線より多い場合には、第2の粘着層の文様が細かくなり、インク受容層の露出が不十分となって、インク受容層によるインクの吸収が不十分になるおそれがある。
第2の粘着層の形成液の塗工量は、有効厚みが1〜30μm、より好ましくは4〜15μmとなる範囲で調節する。その有効厚みが0.1μm未満の場合にはは、粘着力を十分に発揮できないおそれがある。一方、その有効厚みが50μmを超えた場合には、粘着剤の量が多過ぎるために、両面離型シートを剥離した後の不要な粘着力によって異物が貼り付いて、記録面が汚染されるおそれがあり、また経済上の観点からも好ましくない。
第2の粘着層の形成方法としては、一般的なラベル印刷に用いられる方式が適用できる。具体的には、凸版印刷、凸版オフセット印刷、孔版印刷、平版印刷、彫刻凹版印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷などが挙げられる。これらの中では、凸版印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷が特に好適である。第2の粘着層を形成するための樹脂組成物としては、印刷後(第2の粘着層の印刷後)に着色を帯びない透明なものであればよい。その樹脂組成物としては、第2の粘着層に保護シートを貼り合わせる際に、適宜、乾燥または硬化処理を施すことにより接着可能な材料を用いてもよい。その乾燥または硬化処理は、燥オーブン等を用いる加熱、または紫外線照射装置を用いる紫外線照射によって実施可能である。
(1−3)第1の粘着層
第1の粘着層の形成に用いる樹脂組成物は、第2の粘着層の形成に用いる材料と同じであってもよく、実質的に永久接着であることが好ましく、また、経時的に変色しない材料を用いることが好ましい。第1の粘着層の形成液の塗工量は、有効厚みが5〜50μm、より好ましくは10〜30μmとなる範囲に調節することが好ましい。その有効厚みが5μm未満の場合には、粘着力を十分に発揮できないおそれがあり、一方、それが50μmを超える場合には、粘着剤の量が多過ぎて、第2の粘着層が転写シートからはみ出すおそれがあり、また経済上の観点からも好ましくない。
第1の粘着層の形成に用いる樹脂組成物は、第2の粘着層の形成に用いる材料と同じであってもよく、実質的に永久接着であることが好ましく、また、経時的に変色しない材料を用いることが好ましい。第1の粘着層の形成液の塗工量は、有効厚みが5〜50μm、より好ましくは10〜30μmとなる範囲に調節することが好ましい。その有効厚みが5μm未満の場合には、粘着力を十分に発揮できないおそれがあり、一方、それが50μmを超える場合には、粘着剤の量が多過ぎて、第2の粘着層が転写シートからはみ出すおそれがあり、また経済上の観点からも好ましくない。
(1−4)第1および第2の粘着層を形成する粘着剤
第1および第2の粘着層を形成する粘着剤としては、特に制限はなく、例えば、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、およびアクリル系粘着剤などの種々の粘着剤を用いることができる。粘着剤としての性能および耐候性などの観点からは、アクリル系粘着剤が好ましい。また、粘着剤としては、溶媒型およびエマルション型のいずれであってもよく、環境面の観点からはエマルション型が好ましい。また溶媒型の粘着剤には、必要に応じて架橋剤を含有させてもよい。
第1および第2の粘着層を形成する粘着剤としては、特に制限はなく、例えば、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、およびアクリル系粘着剤などの種々の粘着剤を用いることができる。粘着剤としての性能および耐候性などの観点からは、アクリル系粘着剤が好ましい。また、粘着剤としては、溶媒型およびエマルション型のいずれであってもよく、環境面の観点からはエマルション型が好ましい。また溶媒型の粘着剤には、必要に応じて架橋剤を含有させてもよい。
第1および第2の粘着層の粘着剤として、下記の(a−1)から(a―4)からなる単量体を有機性媒体中で共重合して得られる重合体溶液の100重量部に対して、下記の(b−1)から(b―4)からなる添加剤を混合した樹脂組成物を挙げることができる。
(a−1)カルボキシル基含有ビニル系単量体:20〜100重量%
(a−2)一般式CH2=CR2COOR3(但し、R2は、HまたはCH3、R3は、炭素数1〜12の直鎖または分岐アルキル基)で示される(メタ)アクリル酸エステル系単量体:0〜50重量%
(a−3)官能基を有する不飽和単量体:0〜5重量%
(a−4)上記の(a−2)以外であって、上記の一般式のR2またはR3がグリコールである(メタ)アクリル酸エステル系単量体:0〜20重量%
(b−1)界面活性剤:0.1〜50重量部
(b−2)上記の(a−1)に中和(ケン化)可能な1価の陽イオンを含む水酸化物:1〜100重量部
(b−3)架橋剤もしくは硬化剤:0.1〜30重量部
(b−4)タッキファイヤーおよび可塑剤:0〜50重量部
(a−2)一般式CH2=CR2COOR3(但し、R2は、HまたはCH3、R3は、炭素数1〜12の直鎖または分岐アルキル基)で示される(メタ)アクリル酸エステル系単量体:0〜50重量%
(a−3)官能基を有する不飽和単量体:0〜5重量%
(a−4)上記の(a−2)以外であって、上記の一般式のR2またはR3がグリコールである(メタ)アクリル酸エステル系単量体:0〜20重量%
(b−1)界面活性剤:0.1〜50重量部
(b−2)上記の(a−1)に中和(ケン化)可能な1価の陽イオンを含む水酸化物:1〜100重量部
(b−3)架橋剤もしくは硬化剤:0.1〜30重量部
(b−4)タッキファイヤーおよび可塑剤:0〜50重量部
上記(a−1)のカルボキシル基含有重合性ビニル系単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、無水フマル酸、イタコン酸、クロトン酸などが挙げられる。これらの中では、アクリル酸、メタクリル酸が好適である。特に、アクリル酸の単独重合体、またはアクリル酸とメタクリル酸との共重合体は、温水およびアルカリ水の洗浄性に対して優れた性能を発揮する。
上記(a−2)の単量体は、一般式CH2=CR2COOR3で表される(メタ)アクリル酸エステルであり、そのR2は、水素またはメチル基であり、そのR3は、炭素数1〜12の直鎖もしくは分岐アルキル基を示す。そのような基R3の例としては、メチル基、エチル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、n−ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、n−オクチル基、i−オクチル基、n−ノニル基、i−ノニル基、n−デシル基、n−ドデシル基などを挙げることができる。このような(メタ)アクリル酸エステルの具体例としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、i−オクチル(メタ)アクリレート、n−ノニル(メタ)アクリレート、i−ノニル(メタ)アクリレート、n−デシル(メタ)アクリレートなどが例示できる。
上記(a−3)の官能基を含有する単量体としては、例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、i−プロピルアクリレート等のアルキル基の炭素数が1〜3のアクリル酸エステル類、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、i−ブチルメタクリレート等のメタクリル酸エステル類、ジメチルマレート、ジ−n−ブチルマレート、ジ−2−エチルヘキシルマレート、ジ−n−オクチルマレート、ジメチルフマレート、ジ−n−ブチルフマレート、ジ−2−エチルヘキシルフマレート、ジ−n−オクチルフマレート等のマレイン酸エステルもしくはフマル酸エステル類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バーサチック酸ビニル等の飽和脂肪酸ビニルエステル類、スチレン、ビニルトルエン、アクリロニトリルより選ばれた単量体を用いることができる。また、上記(a−3)の官能基を含有する単量体としては、アクリルアミド、メタクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、アミノエチルアクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、N,N−ジエチルアミノエチルアクリレート、アミノエチルメタクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、ビニルメルカプタン、アリルメルカプタン、(ポリ)エチレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、アリルアクリレート、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、ジアリルフタレート、ジビニルベンゼン、(ポリ)エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、アリルメタクリレート等のアミド基もしくは置換アミド基、アミノ基もしくは置換アミノ基、水酸基、エポキシ基、メルカプト基、ラジカル重合性不飽和基などの官能性基を1分子中に少なくとも1個含有する不飽和単量体(以下、「官能性単量体」とも称する)であって、上記の(a−1)および(a−2)の単量体以外の官能性単量体も必要に応じて使用できる。(a−3)の単量体は特に制限されず、種々の不飽和単量体を適宜使用することができる。
上記(a−4)の単量体、つまり上記(a−2)の単量体以外であって、上記の一般式のR2またはR3がグリコールである(メタ)アクリル酸エステル系単量体としては、例えば、ポリエチレングリコールモノメタクリレート、ポリプロピレングリコールモノメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、1,3ブチレングリコールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート(NPGDMA)、ジエチレングリコールジメタクリレート(DEGDMA)、トリエチレングリコールジメタクリレート(TEGDMA)等のグリコールを含有する(メタ)アクリル酸エステル系単量体も必要に応じて使用することができる。
上記(b−1)の界面活性剤としては、ノニオン系界面活性剤およびアニオン系界面活性剤をそれぞれ単独あるいは併用して使用することができる。保護シートの耐水性および高温の洗浄液では溶解しやすいという性質、および粘着物性(粘着力、タック、保持力)観点からは、ノニオン系界面活性剤を多く用いることが好ましい。
上記(b−2)の中和(ケン化)可能な1価の陽イオンを含む水酸化物としては、1価の陽イオン(ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属イオンやアンモニウムイオン)を含む水酸化物(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムやアンモニアなど)が例示できる。粘着剤中に含まれるカルボキシル基を1価の陽イオン(ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属イオンやアンモニウムイオン)を含む水酸化物によって中和することにより、粘着剤中に含まれる疎水性のカルボキシル基含有ポリマーは、ケン化して親水性も発現する。また、粘着剤中のカルボキシル基を一部残存させることにより、残存するカルボキシル基が洗浄時のアルカリ水(水酸化ナトリウム水溶液など)とケン化反応して、洗浄液になじみやすくなる。
上記(b−3)の架橋剤もしくは硬化剤としては、例えば、イソシアネート系架橋剤;キレート系架橋剤;オキサゾリン系架橋剤;エポキシ基を有するポリグリシジル化合物または多価アルコールのグリシジルエーテル;ヒドラジド系架橋剤;ポリカルボジイミド系架橋剤;金属キレート化合物などを含むイオン性架橋剤;などが挙げられる。これらの架橋剤は、粘着剤の分子量調整の他、記録媒体に対する第1の粘着層の密着性を向上させる目的、すなわち、粘着剤の凝集力、および粘着剤と記録媒体の投錨力を高める目的などに用いられる。また、これらの架橋剤は、粘着剤中に官能性基と反応する基を一分子中に2個以上有するものであればよく、特に限定されない。しかし、粘着剤の組成物中に硬化剤を添加したときに、しばらくして粘着剤と反応して、ゲル化および増粘化するような架橋剤、および凝集物が発生する架橋剤は好ましくない。架橋剤としては、粘着層を形成する前(塗工前)に化学的に安定であり、粘着剤の塗工時に分散媒が揮発すること、もしくは粘着剤の組成物を乾燥した後に不可逆的に架橋反応が進行することが望ましい。このような架橋剤と官能基との組み合わせは、前述した組み合わせでもよい。
上記(b−4)のタッキファイヤーおよび可塑剤としては、Tgが−70℃〜10℃である可塑剤またはタッキファイヤーが挙げられる。例えば、ナフテン系プロセスオイル、パラフィン系オイル等のオイル、ジオクチルフタル酸などの可塑剤、安定化ロジングリセリンエステル、β−ピネン樹脂、α−ピネン樹脂を重合したテルペン樹脂、C5系石油樹脂、C9系石油樹脂などが含まれる。
アクリル系樹脂の重合に使用する重合開始剤としては、ベンゾイルパーオキシド、ラウロイルパーオキシド、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオキシビバレート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス−2−メチルブチロニトリル、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル、2,2’−アゾビス−4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル、2,2’−アゾビスメチルイソブチレート等の油溶性重合開始剤を挙げることができる。また、重合開始剤として、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩類、前述した有機過酸化物類、過酸化水素などの水溶性重合開始剤、または還元剤が挙げられる。さらに、重合開始剤として、例えば、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、n−ブチルメルカプタン、2−メルカプトエタノール、2−エチルヘキシルチオグリコレート、トリクロロブロモメタン等の連鎖移動剤などを挙げることができる。
アクリル系樹脂は、例えば、上述した単量体混合物を塊状重合法、または溶液重合法などの任意の方法で処理することにより得られる。保護シートを水中に浸せきした際に粘着層が白濁しないためには、アクリル系単量体混合物は、溶剤重合することが好ましい。具体的には、アメチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、t−ブタノール、アセトン、トルエン、酢酸エチルなどに代表される有機溶剤から選択される1種または複数種の溶媒中において、クリル酸などの単量体混合物を重合反応させることによって、ベースポリマーを得ることができる。
分子量のコントロールは、触媒および重合調整剤の使用、重合時の昇温速度の調整、反応温度の調整などの公知の方法によって行うことができる。保護シートのタックおよび保持力などの諸物性のバランスから、粘着剤組成物の分子量は、ポリスチレン換算で20万〜150万が好ましい。
(1−5)第1の粘着層の形成用塗液の塗布装置
第1の粘着層の形成用塗液をインク受容層に塗布する塗布装置としては、例えば、ロールコーター、リバースロールコーター、ナイフコーター、エアーナイフコーター、バーコーター、スロットダイコーター、リップコーター、グラビアコーター、リバースグラビアコーター、スプレー噴霧器等の一般の塗布装置が挙げられる。また、スクリーン印刷、グラビア印刷、孔版印刷等の印刷機も使用することができる。
第1の粘着層の形成用塗液をインク受容層に塗布する塗布装置としては、例えば、ロールコーター、リバースロールコーター、ナイフコーター、エアーナイフコーター、バーコーター、スロットダイコーター、リップコーター、グラビアコーター、リバースグラビアコーター、スプレー噴霧器等の一般の塗布装置が挙げられる。また、スクリーン印刷、グラビア印刷、孔版印刷等の印刷機も使用することができる。
(1−6)両面離型シート
両面離型シートとしては、一般的な熱転写シートなどに用いられているものと同じ基材および離型材を使用することができ、特に制限されない。両面離型シートの基材の具体例としては、上質紙、コート紙、含浸紙、再生紙、グラシン紙等の各種紙材を挙げることができる。このような基材の両面を、例えば、シリコーン系樹脂、長鎖アルキル系樹脂、フッ素系樹脂等によって離型処理することにより、離型剤層を形成する。両面離型シートの基材の厚さは特に制限されず、適宜選定すればよい。両面離型シートの基材と離型剤層との間には、画像の記録時に基材がカールしないように補強層を設けてもよい。補強層としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂等のフィルムが好ましい。このような補強層を設けることにより、記録装置内の通過時における転写シートのカールの発生を防止することができる。補強層の厚さは、5〜50μmとすることが好ましい。また、両面離型シートの基材と離型剤層との間に、粘着剤層の有機成分が両面離型シート基材層へ移行することを阻止するバリア層等を設けてもよい。もちろん、補強層をバリア層として機能させてもよい。
両面離型シートとしては、一般的な熱転写シートなどに用いられているものと同じ基材および離型材を使用することができ、特に制限されない。両面離型シートの基材の具体例としては、上質紙、コート紙、含浸紙、再生紙、グラシン紙等の各種紙材を挙げることができる。このような基材の両面を、例えば、シリコーン系樹脂、長鎖アルキル系樹脂、フッ素系樹脂等によって離型処理することにより、離型剤層を形成する。両面離型シートの基材の厚さは特に制限されず、適宜選定すればよい。両面離型シートの基材と離型剤層との間には、画像の記録時に基材がカールしないように補強層を設けてもよい。補強層としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂等のフィルムが好ましい。このような補強層を設けることにより、記録装置内の通過時における転写シートのカールの発生を防止することができる。補強層の厚さは、5〜50μmとすることが好ましい。また、両面離型シートの基材と離型剤層との間に、粘着剤層の有機成分が両面離型シート基材層へ移行することを阻止するバリア層等を設けてもよい。もちろん、補強層をバリア層として機能させてもよい。
両面離型シートの透明性が重視される場合には、その基材として、PETフィルム等の高平滑なフィルム基材を用いることが望ましい。また、前記顔料としては、カオリン、炭酸カルシウム、クレー、タルク、焼成カオリン、デラミカオリン、二酸化チタン、水酸化アルミニウム、シリカ、ホワイトカーボン等の無機顔料、或いは、ポリスチレン樹脂微粒子、尿素−ホルマリン樹脂微粒子、微小中空粒子等の有機合成顔料等を用いることができる。剥離剤としては一般のものが使用でき、例えば、水分散型、溶剤型、あるいは無溶剤型のシリコーン樹脂およびフッ素樹脂等が使用できる。基材に対して、このような剥離剤を乾燥重量で0.05〜3g/m2程度コートした後、熱硬化、紫外線硬化、または電離放射線硬化等の処理によって剥離層を形成することにより、両面離型シートが得られる。両面離型シートの厚さは、好ましくは5〜70μmであり、より好ましくは10〜50μmである。その厚さが20μmより薄い場合には、転写シートを巻取る際に、その転写シートにシワが入りやすくなり、その巻取り加工のための設備が制約を受けることになる。また、両面離型シートの厚さが大きくなる程、転写シートをロール状に巻き取ったときにロール径が大きくなるため、そのロールにおける転写シートの使用量が減ってしまう。
(1−7)着色層
このような構成の転写シートにおけるインク受容層と粘着剤層の間に、必要に応じて、酸化チタンなどの無機顔料もしくは有機顔料を含有する着色層を備えてもよい。バインダー樹脂中に顔料を単独もしくは2種以上混合して分散させた塗布液を作製し、それを粘着剤層とインク受容層との間に塗布することによって、その着色層を形成することができる。このような着色層を形成することにより、多孔質のインク受容層に対する粘着剤または粘着剤の進入を抑制することができる。また、このような着色層によって、例えば、記録媒体に転写されたインク受容層の表面に明瞭な白色を持たせることにより、インクジェット方式による記録画像の品質を格段に向上させることができる。
このような構成の転写シートにおけるインク受容層と粘着剤層の間に、必要に応じて、酸化チタンなどの無機顔料もしくは有機顔料を含有する着色層を備えてもよい。バインダー樹脂中に顔料を単独もしくは2種以上混合して分散させた塗布液を作製し、それを粘着剤層とインク受容層との間に塗布することによって、その着色層を形成することができる。このような着色層を形成することにより、多孔質のインク受容層に対する粘着剤または粘着剤の進入を抑制することができる。また、このような着色層によって、例えば、記録媒体に転写されたインク受容層の表面に明瞭な白色を持たせることにより、インクジェット方式による記録画像の品質を格段に向上させることができる。
(1−7)転写シートの製造方法
転写シートの製造方法は特に限定されず、例えば、下記のような方法が挙げられる。まずは、両面が剥離処理された両面離型シートの一方の面に、前述したような樹脂組成物からなる第2の粘着層用の塗液を格子状あるいはドット状に塗工し、それを乾燥させて第2の粘着層を積層する。次に、両面離型シートの他方の面に、インク受容層用の塗液を塗工し、それを乾燥させてインク受容層を積層する。その後、インク受容層の表面に、第1の粘着層用の塗液を塗工し、それを乾燥して第2の粘着層を積層することにより、転写シートを製造することができる。
転写シートの製造方法は特に限定されず、例えば、下記のような方法が挙げられる。まずは、両面が剥離処理された両面離型シートの一方の面に、前述したような樹脂組成物からなる第2の粘着層用の塗液を格子状あるいはドット状に塗工し、それを乾燥させて第2の粘着層を積層する。次に、両面離型シートの他方の面に、インク受容層用の塗液を塗工し、それを乾燥させてインク受容層を積層する。その後、インク受容層の表面に、第1の粘着層用の塗液を塗工し、それを乾燥して第2の粘着層を積層することにより、転写シートを製造することができる。
(1−8)記録媒体
図5(a)のように、合成樹脂、合成樹脂シート、または紙などの被転写体55上に、ロール状の転写材50の第1の粘着層53を圧着させることによって、被転写体55上にインク受容層52を転写させる。その後、両面離型シート層51を剥がすことによって、被転写体55上のインク受容層52に画像が記録可能な記録媒体5が形成される。このような記録媒体5のインク受容層52に、インクジェット方式によってインクを付与することにより画像を記録することができる。
図5(a)のように、合成樹脂、合成樹脂シート、または紙などの被転写体55上に、ロール状の転写材50の第1の粘着層53を圧着させることによって、被転写体55上にインク受容層52を転写させる。その後、両面離型シート層51を剥がすことによって、被転写体55上のインク受容層52に画像が記録可能な記録媒体5が形成される。このような記録媒体5のインク受容層52に、インクジェット方式によってインクを付与することにより画像を記録することができる。
(他の実施形態)
インク受容層は、特定の照射光により励起されて発光する発光剤を含むものであればよく、その発光剤は、紫外線によって発光する蛍光剤のみに特定されず、例えば、赤外線などによって発光する発光剤などであってもよい。また、このような色材受容層は、記録媒体の表面の一部に形成されたものであればよく、転写材から転写されたものに限定されない。要は、紫外線などを照射したときの記録媒体の表面の発光状態に基づいて、インク受容層が位置する記録領域と、インク受容層が位置しない非記録領域と、を判別することができればよい。また、画像の記録方式はインクジェット方式に限定されず、インクを付与して画像を記録する種々の方式を採用することができる。
インク受容層は、特定の照射光により励起されて発光する発光剤を含むものであればよく、その発光剤は、紫外線によって発光する蛍光剤のみに特定されず、例えば、赤外線などによって発光する発光剤などであってもよい。また、このような色材受容層は、記録媒体の表面の一部に形成されたものであればよく、転写材から転写されたものに限定されない。要は、紫外線などを照射したときの記録媒体の表面の発光状態に基づいて、インク受容層が位置する記録領域と、インク受容層が位置しない非記録領域と、を判別することができればよい。また、画像の記録方式はインクジェット方式に限定されず、インクを付与して画像を記録する種々の方式を採用することができる。
以下、転写シートの具体的な構成例および比較例について説明する。本発明は、これらの例によって何ら制限されるものではない。以下の説明における「部」および「%」は、特に断りがない限り、それぞれ質量部および質量%を示す。
本例の転写シートは、図4(a)のように、少なくとも第1の粘着層53、インク受容層52、第2の粘着層54、および両面離型シート層51を含む。
(両面離型シート層および第2の粘着層の形成)
本例において、転写シートの支持体である両面離型シートとして、リンテック(株)製「SP−PET381130」)を用いた。
本例において、転写シートの支持体である両面離型シートとして、リンテック(株)製「SP−PET381130」)を用いた。
第2の粘着層用の塗工液は、アクリル樹脂(アクリル系感圧性粘着剤、PK(リンテック(株)製)を、溶剤に対する樹脂の質量が20%となるように溶剤に溶解させ、それを混合撹拌して調整した。次のように、この塗工液を凸版輪転印刷機(コーパックインターナショナル(株)製)により両面離型シートの一方の面に塗布して、第2の粘着層を形成した。すなわち、線数を300線、文様を点状(直径25.4μmの円形)、インク受容層の表面における第2の粘着層の面積率を30%となるように、樹脂製の印刷版を用いて粘着糊の有効塗工厚を8μmとした。第2の粘着層の塗工後、それを温風ヒーターにより乾燥、硬化させて、第2の粘着層を形成した。
(インク受容層の形成)
インク受容層用の塗工液を調整するために、まずは、次のようなアルミナ分散液を調製した。すなわち、水39部とイソプロピルアルコール25重量部との混合液に、硝酸アルミニウム九水塩1重量部を加え、これにδ−アルミナ(デグサ社製、商品名:Al2O3C、平均一次粒子径13nm)35重量部を加えた。この混合液を超音波分散機および高圧分散機等の分散装置により分散させて、アルミナ分散液を調製した。そのアルミナ分散液の粘度は60cpsであった。
インク受容層用の塗工液を調整するために、まずは、次のようなアルミナ分散液を調製した。すなわち、水39部とイソプロピルアルコール25重量部との混合液に、硝酸アルミニウム九水塩1重量部を加え、これにδ−アルミナ(デグサ社製、商品名:Al2O3C、平均一次粒子径13nm)35重量部を加えた。この混合液を超音波分散機および高圧分散機等の分散装置により分散させて、アルミナ分散液を調製した。そのアルミナ分散液の粘度は60cpsであった。
次に、ポリビニルアセタール樹脂の水/イソプロピルアルコール溶液(積水化学(株)製、商品名:エスレックKX−1、分子量:18×104、アセタール化度:8モル%、樹脂分:8重量%)40重量部と、ポリビニルアルコール樹脂の水溶液((株)クラレ製、商品名:クラレポバールPVA420、鹸化度:78.0〜81.0、樹脂分:10重量%)20重量部と、を攪拌混合した。上記のアルミナ分散液のpHは、アルミナ分散液中により効果的にアルミナを分散させるように、弱酸性の範囲、具体的にはpH2〜pH6の範囲に調整した。次に、上記のアルミナ分散液100重量部に、上記のポリビニルアセタール樹脂の水/イソプロピルアルコール溶液と前記ポリビニルアルコール樹脂の水溶液との混合液60重量部を加えて混合することにより、インク受容層用の塗工液を調製した。そのた塗工剤の粘度は600cpsであった。
このような塗工液を、第2の粘着層が形成された両面離型シートの表面に塗工して、インク受容層を形成した。その塗工には孔版印刷機(シルクスクリーン)を用い、また刷版にT―300メッシュを用いて、乾燥後の有効塗工厚が30μmのインク受容層を形成した。
(第1の粘着層の形成)
次に、T―300メッシュを用いる孔版印刷機(シルクスクリーン)によって、インク受容層の表面に第1の粘着層用の塗工液を塗工し、粘着糊の有効塗工厚を15μmとした。その後、その塗工液を温風ヒーターにより乾燥、硬化させて、第1の粘着層を形成した。
次に、T―300メッシュを用いる孔版印刷機(シルクスクリーン)によって、インク受容層の表面に第1の粘着層用の塗工液を塗工し、粘着糊の有効塗工厚を15μmとした。その後、その塗工液を温風ヒーターにより乾燥、硬化させて、第1の粘着層を形成した。
以上のような一連の製造工程により、本実施例1の転写シートを作成した。
第2の粘着層の線数が150線である印刷版を用いた以外は、実施例1と同様にして、インク受容層が部分的に露出するように第2の粘着層を形成した。
第2の粘着層の面積率が35%となる印刷版を用いた以外は、実施例1と同様にして、インク受容層が部分的に露出するように第2の粘着層を形成した。
第2の粘着層の面積率が70%となる印刷版を用いた以外は、実施例1と同様にして、インク受容層が部分的に露出するように第2の粘着層を形成した。
第2の粘着層の文様を千鳥格子状(一辺0.3μm)にした以外は、実施例1と同様にして、インク受容層が部分的に露出するように第2の粘着層を形成した。
1 光源
2 読み取り部(検出部)
3 非記録領域
4 記録領域
5 記録媒体
6 搬送部
7 記録ヘッド
50 転写シート
52 インク受容層(色材受容層)
53 第1の粘着層(第1の接着層)
54 第2の粘着層(第2の接着層)
2 読み取り部(検出部)
3 非記録領域
4 記録領域
5 記録媒体
6 搬送部
7 記録ヘッド
50 転写シート
52 インク受容層(色材受容層)
53 第1の粘着層(第1の接着層)
54 第2の粘着層(第2の接着層)
Claims (10)
- 記録媒体の表面に画像を記録する記録装置であって、
前記記録媒体は、前記表面の一部に特定の照射光により励起されて発光する発光剤を含むインク受容層で記録領域が形成され、
前記記録装置は、
前記記録媒体の前記表面に前記照射光を照射する照射手段と、
前記照射光を照射したときの前記表面の発光状態を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に基づいて前記記録領域に画像を記録する記録手段を有する
ことを特徴とする記録装置。 - 前記インク受容層は、紫外線により励起されて発光する蛍光剤を含み、
前記記録手段は、前記記録媒体の前記表面に紫外線を照射したときの前記表面の発光状態に基づいて、前記記録領域に記録を行うことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記記録媒体を所定の搬送方向に搬送する搬送手段を有し、
前記記録手段は、前記照射手段および前記検出手段よりも前記搬送方向の下流側に位置することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。 - 前記検出手段によって検出された前記記録領域の位置情報に基づいて、前記搬送方向における前記記録領域の傾きを検出する傾き検出手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
- 前記検出手段が所定の発光状態を検出した位置情報に基づいて、画像の記録を行う位置と画像サイズとのうち少なくとも一方を変更する変更手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
- 記録媒体として、前記インク受容層の表面に、接着剤が離散的に配置される接着層が形成されているシートを使用することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
- 記録媒体の前記インク受容層は、転写材から前記記録媒体の前記表面に転写されたものであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記記録媒体は、前記転写材から転写される前記インク受容層の転写位置を示す指標を有することを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
- 記録媒体の表面に画像を記録する記録方法であって、
前記記録媒体の前記表面の一部に、特定の照射光により励起されて発光する発光剤を含むインク受容層が形成され、
前記記録方法は、
前記記録媒体の前記表面に前記照射光を照射したときの前記表面の発光状態に基づいて、前記インク受容層が位置する記録領域と、前記インク受容層が位置しない非記録領域と、を判別する判別工程と、
前記判別工程における判別結果に基づいて、前記記録領域に画像を記録する記録工程と、
を含むことを特徴とする記録方法。 - 特定の照射光により励起されて発光する発光剤を含むインク受容層と、
前記インク受容層の一方の面に形成された第1の接着層と、
前記インク受容層の他方の面に、離散的に位置する接着剤によって形成された第2の接着層と、
を含むことを特徴とする記録媒体。
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JP2017157166A Pending JP2019034470A (ja) | 2017-08-16 | 2017-08-16 | 記録装置、記録媒体、および記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019034470A (ja) |
-
2017
- 2017-08-16 JP JP2017157166A patent/JP2019034470A/ja active Pending
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