JP2019033338A - 親装置および通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力線を介した親機および子機間の良好な通信を実現することが可能な親装置および通信制御方法を提供する。
【解決手段】親装置は、電力線を介して電力情報取得装置と通信する通信部と、自己の前記親装置に接続されるべき前記電力情報取得装置の識別子を含む情報を保持する記憶部と、前記通信部が前記電力情報取得装置から受信する接続要求を処理する処理部とを備え、前記処理部は、前記接続要求を送信した前記電力情報取得装置の前記識別子が前記情報に含まれない場合、前記接続要求を拒否する。
【選択図】図8

Description

本発明は、親装置および通信制御方法に関する。
近年、節電等の目的から家庭および職場における消費電力量を測定し、電力会社等のサーバへ送信する電力情報通信システムが開発されている。たとえば、特許文献1(特開2006−67557号公報)には以下のような技術が開示されている。
すなわち、通信ルート構築方法は、親の通信端末と複数の子の通信端末とを備える通信ネットワークにおける該親の通信端末と該子の通信端末との間の通信ルートを構築し、前記通信端末が、自通信端末と前記親の通信端末との間の通信ルートにおける通信品質を示す通信品質情報を含む通知通信パケットを前記通信ネットワークに同報通信で送信する通信品質通知ステップと、前記子の通信端末が前記通知通信パケットを受信した場合に、前記通知通信パケットを送信した送信元の通信端末から自通信端末への通信品質を取得すると共に、自通信端末から前記通知通信パケットを送信した送信元の通信端末への通信品質を取得する通信品質取得ステップと、前記通知通信パケットを受信した子の通信端末が、前記通信品質取得ステップで取得した双方向の通信品質、及び、前記受信した通知通信パケットに含まれていた前記通信品質情報に基づいて、前記親の通信端末と自通信端末との間の通信品質を算出し、該算出した通信品質が所定条件を満たす場合にのみ、前記親の通信端末と自通信端末との間の通信ルートを構築する通信ルート構築ステップとを含む。
特開2006−67557号公報
G3−PLC(登録商標) Alliance、"Narrowband OFDM PLC specifications for G3−PLC networks"、G3−PLC Alliance、2014年10月
特許文献1に記載の通信ネットワークにおいて、たとえば、複数の親機が設けられることがある。このような通信ネットワークにおいて、子機は、より良い通信品質の通信ルートを構築可能な親機が存在するにも関わらず、他の親機との通信ルートを構築してしまうことがある。子機が、より良い通信品質の通信ルートで通信することが可能な技術が求められる。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、電力線を介した親機および子機間の良好な通信を実現することが可能な親装置および通信制御方法を提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる親装置は、電力線を介して電力情報取得装置と通信する通信部と、自己の前記親装置に接続されるべき前記電力情報取得装置の識別子を含む情報を保持する記憶部と、前記通信部が前記電力情報取得装置から受信する接続要求を処理する処理部とを備え、前記処理部は、前記接続要求を送信した前記電力情報取得装置の前記識別子が前記情報に含まれない場合、前記接続要求を拒否する。
(6)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる通信制御方法は、電力線を介して電力情報取得装置と通信する通信部と、記憶部とを備える親装置における通信制御方法であって、前記記憶部は、自己の前記親装置に接続されるべき前記電力情報取得装置の識別子を含む情報を保持し、前記通信部が前記電力情報取得装置から接続要求を受信するステップと、前記通信部が受信した前記接続要求を処理するステップとを含み、前記接続要求を処理するステップにおいては、前記接続要求を送信した前記電力情報取得装置の前記識別子が前記情報に含まれない場合、前記接続要求を拒否する。
本発明は、このような特徴的な処理部を備える親装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現したり、親装置を備える電力情報収集システムとして実現したりすることができる。また、本発明は、親装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現することができる。
本発明によれば、電力線を介した親機および子機間の良好な通信を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおける各機器および配線状態の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおけるネットワークトポロジの一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る電力情報取得装置において用いられるMACフレームの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおける子装置が参入処理を行う際のシーケンスの一例を示す図である。 図6は、親装置が動作を停止した際のシーケンスの比較例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおける親装置が動作を再開した際のシーケンスの一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおける親装置の構成を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおける親装置が保持する子装置リストの一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る親装置が接続要求を受信する際の動作手順を定めたフローチャートである。 図11は、本発明の実施の形態に係る親装置における処理部が保持する接続要求履歴の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態に係る親装置が接続要求履歴を集計する際の動作手順を定めたフローチャートである。 図13は、本発明の実施の形態に係る親装置における処理部が保持する未参入用集計表の一例を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態に係る親装置における処理部が保持する既接続リストの一例を示す図である。 図15は、本発明の実施の形態に係る親装置における処理部が保持する仮接続リストの一例を示す図である。 図16は、本発明の実施の形態に係る親装置における処理部が保持する既参入用集計表の一例を示す図である。 図17は、本発明の実施の形態に係る親装置が仮の通信接続を切断する際の動作手順を定めたフローチャートである。 図18は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおける親装置の変形例の構成を示す図である。 図19は、本発明の実施の形態に係る親装置の変形例が接続要求履歴を集計する際の動作手順を定めたフローチャートである。 図20は、本発明の実施の形態に係る親装置の変形例における処理部が保持する集団参入用集計表の一例を示す図である。
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る親装置は、電力線を介して電力情報取得装置と通信する通信部と、自己の前記親装置に接続されるべき前記電力情報取得装置の識別子を含む情報を保持する記憶部と、前記通信部が前記電力情報取得装置から受信する接続要求を処理する処理部とを備え、前記処理部は、前記接続要求を送信した前記電力情報取得装置の前記識別子が前記情報に含まれない場合、前記接続要求を拒否する。
このように、接続要求を送信した電力情報取得装置が、親装置に接続されるべき電力情報取得装置ではない場合に、当該接続要求を拒否する構成により、たとえば、他の親装置との通信接続が切断された電力情報取得装置が接続要求を送信してきた場合に、良好な通信環境で通信を行うことが困難な当該電力情報取得装置との通信接続が確立してしまうことを防ぐことができる。これにより、当該電力情報取得装置は、たとえば、当該他の親装置との通信接続を再度確立できるまで待機し、待機後、当該他の親装置との通信接続を再度確立することができるので、当該他の親装置と良好な通信環境で通信を行うことができる。したがって、電力線を介した親機および子機間の良好な通信を実現することができる。
(2)好ましくは、前記処理部は、前記情報に含まれない前記識別子の前記電力情報取得装置からの前記接続要求について第1の所定条件を満たした場合、前記電力情報取得装置と仮の通信接続を確立する。
このように、情報に含まれない識別子の電力情報取得装置との通信接続を例外的に確立する構成により、当該電力情報取得装置は、たとえば、取得した電力情報を親装置に送信することができるので、電力情報の欠損をより少なくすることができる。
(3)より好ましくは、前記処理部は、確立してから所定時間が経過した前記仮の通信接続を切断する。
このような構成により、例外的に通信接続を確立した電力情報取得装置に対して、当該電力情報取得装置が接続すべき他の親装置との通信接続の確立を促すことができるので、当該電力情報取得装置が良好な通信環境で通信を行う可能性を高めることができる。
(4)より好ましくは、前記処理部は、前記仮の通信接続を切断してから所定時間経過後に、前記仮の通信接続を切断した前記電力情報取得装置からの前記接続要求について第2の所定条件を満たした場合、前記電力情報取得装置と前記仮の通信接続を確立する。
このような構成により、他の親装置との通信接続の確立を促した電力情報取得装置が、当該他の親装置と通信接続を確立することができなかった場合において、当該電力情報取得装置との通信接続を再び例外的に確立することができるので、電力情報の欠損をより少なくすることができる。
(5)好ましくは、前前記処理部は、前記情報に含まれない前記識別子を有する2以上の所定数以上の前記電力情報取得装置からの前記接続要求を所定時間内に前記通信部が受信した場合、前記接続要求を送信した各前記電力情報取得装置と仮の通信接続を確立する。
このような構成により、たとえば、他の親装置と通信接続を確立していた上記所定数以上の電力情報取得装置が、停電または当該他の親装置の故障によって通信接続が切断されたために接続要求を送信してきた場合に、これらの電力情報取得装置との通信接続を確立することができる。これにより、当該電力情報取得装置は、たとえば、取得した電力情報を親装置に送信することができるので、電力情報の欠損をより少なくすることができる。
(6)本発明の実施の形態に係る通信制御方法は、電力線を介して電力情報取得装置と通信する通信部と、記憶部とを備える親装置における通信制御方法であって、前記記憶部は、自己の前記親装置に接続されるべき前記電力情報取得装置の識別子を含む情報を保持し、前記通信部が前記電力情報取得装置から接続要求を受信するステップと、前記通信部が受信した前記接続要求を処理するステップとを含み、前記接続要求を処理するステップにおいては、前記接続要求を送信した前記電力情報取得装置の前記識別子が前記情報に含まれない場合、前記接続要求を拒否する。
このように、接続要求を送信した電力情報取得装置が、親装置に接続されるべき電力情報取得装置ではない場合に、当該接続要求を拒否する構成により、たとえば、他の親装置との通信接続が切断された電力情報取得装置が接続要求を送信してきた場合に、良好な通信環境で通信を行うことが困難な当該電力情報取得装置との通信接続が確立してしまうことを防ぐことができる。これにより、当該電力情報取得装置は、たとえば、当該他の親装置との通信接続を再度確立できるまで待機し、待機後、当該他の親装置との通信接続を再度確立することができるので、当該他の親装置と良好な通信環境で通信を行うことができる。したがって、電力線を介した親機および子機間の良好な通信を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
[構成および基本動作]
図1は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムの構成を示す図である。
図1を参照して、電力情報収集システム301は、複数のスマートメータ101と、複数のコンセントレータ102と、サーバ103とを備える。サーバ103は、たとえばヘッドエンドである。スマートメータ101は、電力情報取得装置の一例である。コンセントレータ102は、親装置の一例である。
なお、電力情報収集システム301は、複数のスマートメータ101を備える構成に限らず、1つのスマートメータ101を備える構成であってもよい。また、電力情報収集システム301は、1つのサーバ103を備える構成に限らず、複数のサーバ103を備える構成であってもよい。
電力情報収集システム301は、たとえば集合住宅151において用いられる。各スマートメータ101は、電力線161を介してコンセントレータ102に接続されている。具体的には、電力線161は、たとえば、集合住宅151において上下階の縦方向に複数系統が配設されており、階ごとにスマートメータ101が接続されている。
スマートメータ101およびコンセントレータ102は、たとえば、電力線161を用いた電力線通信により、各種情報をやり取りする。
スマートメータ101は、電力線通信における子機であり、コンセントレータ102は、当該電力線通信における親機である。以下、スマートメータ101およびコンセントレータ102を、それぞれ子装置101および親装置102とも称する。
子装置101は、通信機能付きの電力計量器である。子装置101は、計測対象とする家庭または事業所において消費される電力を示す電力情報をたとえば定期的に取得し、取得した電力情報を親装置102へ送信する。
また、子装置101は、他の子装置101を介して親装置102と通信することが可能である。すなわち、子装置101は、他の子装置101と親装置102との通信を中継する機能を有する。
具体的には、子装置101は、取得した電力情報を他の子装置101を介さずに親装置102へ直接送信する場合もあるし、また、取得した電力情報を1または複数の他の子装置101を介して親装置102へ送信する場合もある。
親装置102およびサーバ103は、有線通信または無線通信により、インターネット10経由で各種情報をやり取りする。
親装置102は、各子装置101から電力情報を受信する。親装置102は、各子装置101から電力情報を受信し、受信した電力情報を集約してサーバ103へ送信するか、または受信した電力情報を個別にサーバ103へ送信する。
サーバ103は、たとえば電力料金情報を親装置102へ送信する。親装置102は、サーバ103から電力料金情報を受信すると、受信した電力料金情報を子装置101へ送信する。
子装置101は、親装置102から電力料金情報を受信すると、受信した電力料金情報をたとえば図示しないHEMS(Home Energy Management System)等の他の装置へ送信する。
親装置102および子装置101間の通信、ならびに各子装置101間の通信は、たとえば非特許文献1(G3−PLC Alliance、”Narrowband OFDM PLC specifications for G3−PLC networks”、G3−PLC Alliance、2014年10月)に記載のG3−PLC規格に従って行われる。
また、たとえば、子装置101、親装置102およびサーバ103間で送受信される情報は、所定の方式に従い暗号化および復号化される。
図2は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおける各機器および配線状態の一例を示す図である。図2では、集合住宅151における2系統の電力線161A,161Bを代表的に示す。
図2を参照して、電力系統171からたとえば6.6kVの三相交流電力が集合住宅151に供給される。電力系統171からの交流電力は、たとえばトランス104A,104Bにより200Vの単相三線式の交流電力に変換されて各階に供給される。
電力線161Aには、トランス104A、および親装置102である親装置102Aが接続されている。また、電力線161Aには、たとえば、子装置101である50台の子装置101Aが接続されている。
電力線161Bには、トランス104B、および親装置102である親装置102Bが接続されている。また、電力線161Bには、たとえば、子装置101である50台の子装置101Bが接続されている。
なお、電力線161Aには、49台以下または51台以上の子装置101Aが接続されてもよい。また、電力線161Bには、49台以下または51台以上の子装置101Bが接続されてもよい。また、電力情報収集システム301は、親装置102A,102Bを備える構成に限らず、3つ以上の親装置102を備える構成であってもよい。
以下、トランス104A,104Bの各々を、トランス104とも称する。電力線161A,161Bの各々を電力線161とも称する。
子装置101は、装置固有の識別子の一例としてMAC(Media Access Control)アドレスを有する。MACアドレスは、たとえば装置の製造時に設定される。
具体的には、50台の子装置101Aは、それぞれMAC−A001〜MAC−A050のMACアドレスを有する。50台の子装置101Bは、それぞれMAC−B001〜MAC−B050のMACアドレスを有する。
[ネットワークトポロジ]
図3は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおけるネットワークトポロジの一例を示す図である。
図3を参照して、親装置102および子装置101は、たとえばPAN_ID(Personal Area Network Identification)およびショートアドレスを有する。
各親装置102は、異なるPAN_IDを有する。また、各親装置102のショートアドレスは、たとえばゼロに設定されている。
親装置102は、たとえば、1または複数の子装置101を管理し、管理対象の子装置101と認証情報および電力情報等のやり取りを行う。
子装置101は、電力情報の送信先となる親装置102と通信接続を確立する。具体的には、MAC−A001のMACアドレスを有する子装置101A(以下、子装置101A−1とも称する。)は、親装置102の管理下にない場合、たとえば親装置102Aと通信接続を確立する。
この場合、子装置101A−1は、たとえば認証情報および電力情報等のやり取りを親装置102Aと直接行う。
また、MAC−A002,MAC−A003のMACアドレスを有する子装置101A(以下、それぞれ子装置101A−2,101A−3とも称する。)は、親装置102の管理下にない場合、子装置101A−1を介して親装置102Aと通信接続を確立する。
この場合、子装置101A−2,101A−3は、子装置101A−1を介して親装置102Aと認証情報および電力情報等のやり取りを行う。
すなわち、子装置101A−1は、親装置102Aおよび子装置101A−2,101A−3間においてやり取りされる情報を中継するためのホップ先となる。なお、子装置101A−2,101A−3は、子装置101A−1を介さずに親装置102Aと通信接続を確立してもよい。
親装置102A、および親装置102Aの管理下にある子装置101A−1,101A−2,101A−3のPAN_IDは、たとえば「0001」である。
同様に、図示しないMAC−A004〜MAC−A050のMACアドレスを有する子装置101AのPAN_IDは、「0001」である。
また、同じPAN_IDを有する各装置において、異なる識別子であるショートアドレスが付与される。具体的には、子装置101A−1,101A−2,101A−3のショートアドレスは、ゼロ以外の値であって互いに重複しない値、たとえばそれぞれ「1」,「2」,「3」である。
図示しないMAC−A004〜MAC−A050のMACアドレスを有する子装置101Aは、子装置101A−1〜101A−3と同様に、親装置102Aと通信接続を確立する。
また、MAC−A004〜MAC−A050のMACアドレスを有する子装置101Aのショートアドレスは、たとえばそれぞれ「4」〜「50」である。
MAC−A001〜MAC−A050のMACアドレスを有する子装置101Aのショートアドレスは、たとえば親装置102Aにより付与される。
親装置102A、およびMAC−A001〜MAC−A050のMACアドレスを有する子装置101Aは、PA(Personal Area)ネットワークNWAを形成する。
同様に、親装置102Bは、MAC−B001〜MAC−B050のMACアドレスを有する子装置101Bを管理する。親装置102B、および親装置102Bの管理下にある各子装置101BのPAN_IDは、たとえば「0002」である。
MAC−B001〜MAC−B050のMACアドレスを有する子装置101Bのショートアドレスは、ゼロ以外の値であって互いに重複しない値、たとえばそれぞれ「1」〜「50」である。これらのショートアドレスは、たとえば親装置102Bにより付与される。
親装置102B、およびMAC−B001〜MAC−B050のMACアドレスを有する子装置101Bは、PAネットワークNWBを形成する。
すなわち、親装置102および子装置101がどのPAネットワークに通信接続されているかは、PAN_IDに基づいて判別することが可能である。
[MACフレーム]
図4は、本発明の実施の形態に係る電力情報取得装置において用いられるMACフレームの一例を示す図である。図4には、非特許文献1に記載のG3−PLC規格に従うMACフレームのフォーマットが示されている。
図4を参照して、MACフレーム71は、MACヘッダと、MACペイロードと、MACフッタとを含む。
MACヘッダは、たとえば、「セグメント制御(Segment control)」、「フレーム制御(Frame control)」、「シーケンスナンバー(Sequence number)」、「宛先PAN(Destination PAN)」、「宛先アドレス(Destination address)」、「送信元PAN(Source PAN)」、「送信元アドレス(Source address)」および「副セキュリティヘッダ(Auxiliary security header)」のフィールドを含む。これらのフィールドの長さは、それぞれ3オクテット、2オクテット、1オクテット、2オクテット、2オクテット、2オクテット、2オクテット、および2オクテットである。
「宛先アドレス」のフィールドには、たとえばMACフレーム71の宛先のショートアドレスが格納される。また、「送信元アドレス」のフィールドには、たとえばMACフレーム71の送信元のショートアドレスが格納される。
なお、MACフレーム71は、「宛先PAN」、「宛先アドレス」、「送信元PAN」、「送信元アドレス」および「副セキュリティヘッダ」の各フィールドの少なくともいずれか1つを含まない場合がある。
また、「宛先アドレス」のフィールドには、たとえば、MACフレーム71の宛先のロングアドレスが格納されてもよい。また、「送信元アドレス」のフィールドには、MACフレーム71の送信元のロングアドレスが格納されてもよい。
ここで、宛先のロングアドレスおよび送信元のロングアドレスは、たとえば、それぞれ宛先のMACアドレスおよび送信元のMACアドレスに基づくアドレスである。
[動作の流れ]
電力情報収集システム301における各装置は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のシーケンス図またはフローチャートの各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリからそれぞれ読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
図5は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおける子装置が参入処理を行う際のシーケンスの一例を示す図である。
図5を参照して、親装置102A,102Bが既にPAネットワークを構築している場合において、たとえば子装置101A−1の電源がオンされ、子装置101A−1が動作を開始した状況を想定する。
まず、子装置101A−1は、親装置102を探索するためにビーコンリクエストをブロードキャストする(ステップS102)。
次に、親装置102Bは、子装置101A−1からビーコンリクエストを受信すると、受信したビーコンリクエストの応答としてビーコンBBを作成し、作成したビーコンBBを子装置101A−1へ送信する(ステップS104)。
ビーコンBBでは、MACフレーム71における「送信元PAN」のフィールドおよび「送信元アドレス」のフィールドに、親装置102BのPAN_IDすなわち「0002」および親装置102Bのショートアドレスすなわちゼロがそれぞれ格納される。
次に、親装置102Aは、子装置101A−1からビーコンリクエストを受信すると、受信したビーコンリクエストの応答としてビーコンBAを作成し、作成したビーコンBAを子装置101A−1へ送信する(ステップS106)。
ビーコンBAでは、MACフレーム71における「送信元PAN」のフィールドおよび「送信元アドレス」のフィールドに、親装置102AのPAN_IDすなわち「0001」および親装置102Aのショートアドレスすなわちゼロがそれぞれ格納される。
次に、子装置101A−1は、親装置102A,102Bからビーコンを受信すると、受信した各ビーコンに基づいて、自己が通信先とすべき親装置102を選択する選択処理を行う(ステップS108)。
具体的には、子装置101A−1は、たとえば、自己との通信品質が最も良い親装置102、この例では親装置102Aを、自己が通信先とすべき親装置102として選択する。
次に、子装置101A−1は、電力情報の送信先となる親装置102Aと通信を開始するための参入処理を行う(ステップS110)。
より詳細には、子装置101A−1は、たとえば、自己のロングアドレスおよび親装置102AのPAN_IDを含む接続要求、具体的にはJoiningを親装置102Aへ送信する。
親装置102Aは、子装置101A−1から接続要求を受信すると、受信した接続要求の内容確認処理を行う。親装置102Aは、接続要求に含まれるPAN_IDと自己のPAN_IDとが一致することを確認すると、子装置101A−1を管理すると判断する。
そして、接続要求に含まれるロングアドレスを用いて子装置101A−1および親装置102A間で認証情報のやり取りが行われ、親装置102Aは、子装置101A−1を認証する。
これにより、子装置101A−1および親装置102A間において直接の通信接続が確立する。
次に、子装置101A−1は、計測対象において消費される電力を計測する(ステップS114)。
次に、子装置101A−1は、計測結果を示す電力情報を親装置102Aへ送信する(ステップS116)。
次に、子装置101A−1は、親装置102Aとの通信の確認を行うために、接続確認要求を親装置102Aへ送信する(ステップS118)。
次に、親装置102Aは、子装置101A−1から接続確認要求を受信すると、接続確認要求を受信したことを示すACKを子装置101A−1へ送信する(ステップS120)。
次に、子装置101A−1は、親装置102AからACKを受信すると、このACKの受信により、親装置102Aとの通信が確保されていることを確認する(ステップS122)。
ここで、上記ステップS114〜S122の動作は、たとえば30分ごとに繰り返される。
なお、上記ステップS104,S106の順番は、上記に限らず、順番を入れ替えてもよい。
また、電力情報収集システム301では、上記ステップS118〜S122において、子装置101A−1が接続確認要求を親装置102Aへ送信し、親装置102AがACKを子装置101A−1へ送信することにより、子装置101A−1が親装置102Aとの通信を確認する構成であるとしたが、これに限定するものではない。たとえば、子装置101A−1が電力情報を親装置102Aへ送信し、親装置102Aが、電力情報の受信の応答としてACKを子装置101A−1へ送信することにより、子装置101A−1が親装置102Aとの通信を確認する構成であってもよい。
また、MAC−A002〜MAC−A050のMACアドレスを有する子装置101Aは、子装置101A−1と同様の動作を行うことにより、親装置102Aとの通信接続を確立する。
また、MAC−B001〜MAC−B050のMACアドレスを有する子装置101Bも、同様に、親装置102Bとの通信接続を確立する。
図6は、親装置が動作を停止した際のシーケンスの比較例を示す図である。
図6を参照して、親装置102A,102Bが既にPAネットワークを構築し、かつ子装置101A−1の電力情報の送信先が親装置102Aに設定されている状況を想定する。
まず、親装置102Aは、たとえば故障して動作を停止する(ステップS202)。
次に、子装置101A−1は、計測対象において消費される電力を計測する(ステップS204)。
次に、子装置101A−1は、計測結果を示す電力情報を親装置102Aへ送信する(ステップS206)。
しかしながら、ここでは、親装置102Aが動作を停止しているため、電力情報は親装置102Aにおいて受信されない。
次に、子装置101A−1は、接続確認要求を親装置102Aへ送信する(ステップS208)。
しかしながら、ここでは、親装置102Aが動作を停止しているため、子装置101A−1は、親装置102AからACKを受信することができない。
次に、子装置101A−1は、たとえば、所定のタイムアウト時間内に親装置102AからACKを受信できないので、親装置102Aとの通信において通信エラーが発生していることを確認する(ステップS210)。
ステップS204〜S210の動作は、たとえば所定の回数N1繰り返される。
次に、子装置101A−1は、たとえば、親装置102Aとの通信エラーの発生をN1回連続で確認すると、親装置102Aから離脱し、新たな親装置102を探索することを決定する(ステップS212)。
次に、子装置101A−1は、新たな親装置102を探索するためにビーコンリクエストをブロードキャストする(ステップS214)。
しかしながら、ここでは、親装置102Aは、動作を停止しているためビーコンリクエストを受信しない。
次に、親装置102Bは、子装置101A−1からビーコンリクエストを受信すると、受信したビーコンリクエストの応答としてビーコンBBを作成し、作成したビーコンBBを子装置101A−1へ送信する(ステップS216)。
次に、子装置101A−1は、親装置102BからビーコンBBを受信すると、受信したビーコンBBに基づいて選択処理を行う(ステップS218)。
ここでは、子装置101A−1は、親装置102Bを、自己が通信先とすべき親装置102として選択する。
次に、子装置101A−1は、電力情報の送信先となる親装置102Bと通信を開始するための参入処理を行う(ステップS220)。
これにより、子装置101A−1および親装置102B間において直接の通信接続が確立する。
なお、上記ステップS202において、親装置102Aの動作の停止は、故障により発生したが、これに限定するものではなく、たとえば、親装置102Aの動作の停止は、親装置102Aの交換、メンテナンスおよび修理等における電源オフによって発生することもある。
また、MAC−A002〜MAC−A050のMACアドレスを有する子装置101Aは、子装置101A−1と同様の動作を行うことにより、親装置102Bとの通信接続を確立する。
図7は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおける親装置が動作を再開した際のシーケンスの一例を示す図である。
図7を参照して、親装置102A,102Bが既にPAネットワークを構築し、かつ子装置101A−1の電力情報の送信先が親装置102Bに設定されている状況を想定する。
まず、子装置101A−1は、計測対象において消費される電力を計測する(ステップS252)。
次に、子装置101A−1は、計測結果を示す電力情報を親装置102Bへ送信する(ステップS254)。
次に、子装置101A−1は、接続確認要求を親装置102Bへ送信する(ステップS256)。
次に、親装置102Bは、子装置101A−1から接続確認要求を受信すると、接続確認要求を受信したことを示すACKを子装置101A−1へ送信する(ステップS258)。
次に、子装置101A−1は、親装置102BからACKを受信すると、このACKの受信により、親装置102Bとの通信が確保されていることを確認する(ステップS260)。
ここで、上記ステップS252〜S260の動作は、たとえば30分ごとに繰り返される。
次に、親装置102Aは、修理が完了し、自己の電源がユーザによってオンされることにより復帰する(ステップS262)。
次に、子装置101A−1は、計測対象において消費される電力を計測する(ステップS264)。
次に、子装置101A−1は、計測結果を示す電力情報を親装置102Bへ送信する(ステップS266)。
次に、子装置101A−1は、接続確認要求を親装置102Bへ送信する(ステップS268)。
次に、親装置102Bは、子装置101A−1から接続確認要求を受信すると、接続確認要求を受信したことを示すACKを子装置101A−1へ送信する(ステップS270)。
次に、子装置101A−1は、親装置102BからACKを受信すると、このACKの受信により、親装置102Bとの通信が確保されていることを確認する(ステップS272)。
ここで、上記ステップS264〜S272の動作は、たとえば30分ごとに繰り返される。
MAC−A002〜MAC−A050のMACアドレスを有する子装置101Aは、子装置101A−1と同様の動作を行うことにより、電力情報を親装置102Bへ送信する。
[課題]
上述の動作の流れでは、子装置101Aは、親装置102Bを電力情報の送信先に設定している。この場合、図2に示すように、子装置101Aはトランス104A,104Bを介して親装置102Bと通信を行う。
このようなトランス104を介した通信では、信号レベルの減衰が大きくなるため、通信成功率が低下することがある。
したがって、子装置101は、トランス104を介さずに通信可能な親装置102を電力情報の送信先とする構成が好ましい。具体的には、子装置101Aは、トランス104A,104Bを介さずに通信可能な親装置102Aを電力情報の送信先とする構成が好ましい。
また、上記ステップS262において、親装置102Aは、電源がオンされて復帰する。しかしながら、子装置101A−1は、親装置102Aが復帰した後も、電力情報を親装置102Bへ送信する(ステップS266)。
すなわち、良好な成功率で電力情報を送信することが可能な親装置102Aが復帰しても、子装置101A−1における電力情報の送信の成功率が低下したままになってしまう。
また、電力線161Aに接続される他の子装置101AすなわちMAC−A002〜MAC−A050のMACアドレスを有する子装置101Aも、子装置101A−1と同様に電力情報の送信の成功率が低下したままになってしまう。
そこで、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムでは、以下のような構成および動作により、このような課題を解決する。
[親装置102の構成および動作]
図8は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおける親装置の構成を示す図である。
図8を参照して、親装置102は、通信部21と、記憶部24と、処理部25とを備える。
以下では、親装置102Bにおいて行われる処理について説明するが、親装置102Aにおいても同様の処理が行われる。
親装置102Bにおける通信部21は、非特許文献1に記載のG3−PLC規格に従って、電力線161を介して子装置101と通信する。
より詳細には、通信部21は、電力線161Bを介して子装置101Bと通信可能であり、かつ電力線161B,トランス104B,電力系統171,トランス104A,電力線161Aを介して子装置101Aと通信可能である。
図9は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおける親装置が保持する子装置リストの一例を示す図である。
図9を参照して、記憶部24は、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリであり、自己の親装置102に接続されるべき子装置101の識別子を含む識別子情報を保持する。
より詳細には、記憶部24は、自己の親装置102とトランス104を介さずに接続される子装置101の識別子を含む識別子情報を保持する。
具体的には、記憶部24は、たとえば、自己の親装置102Bとトランス104B,104Aを介さずに接続される各子装置101BのMACアドレスを含む子装置リストLst1を保持する。
子装置リストLst1は、たとえば、電力情報収集システム301を集合住宅151に設置する設置者によって作成されて記憶部24に登録される。
子装置リストLst1は、たとえば、親装置102Bの電源がオフされても記憶部24から消去されない。
処理部25は、子装置101から通信部21経由でビーコンリクエストを受信すると、受信したビーコンリクエストの応答としてビーコンを作成し、作成したビーコンを当該子装置101へ通信部21経由で送信する。
また、処理部25は、通信部21が子装置101から受信する接続要求を処理する。
より詳細には、通信部21は、たとえば、接続要求の一例であるJoiningを子装置101から通信部21経由で受信すると、受信したJoiningを処理部25へ出力する。
処理部25は、通信部21からJoiningを受けると、受けたJoiningからロングアドレスおよびPAN_IDを取得する。
処理部25は、接続要求を送信した子装置101の識別子が識別子情報に含まれる場合、当該子装置101と通信接続を確立する。
より詳細には、処理部25は、たとえば、取得したロングアドレスに基づいてMACアドレスを生成し、生成したMACアドレスが子装置リストLst1に含まれ、かつ取得したPAN_IDと自己のPAN_IDとが一致する場合、Joiningを送信した子装置101を管理すると決定する。
そして、処理部25は、通信部21経由で当該子装置101と認証情報のやり取り等を行うことにより、当該子装置101との通信接続を確立する。
一方、処理部25は、接続要求を送信した子装置101の識別子が識別子情報に含まれない場合、当該接続要求を拒否する。
より詳細には、処理部25は、たとえば、識別子情報に含まれない識別子の子装置101からの接続要求について第1の所定条件を満たさない場合、当該接続要求を送信した子装置101との通信接続の確立を保留する。
一方、処理部25は、たとえば、当該接続要求について第1の所定条件を満たした場合、子装置101と仮の通信接続を確立する。
ここで、第1の所定条件は、たとえば、識別子情報に含まれない識別子を有する子装置101から接続要求を所定時間以内に所定回以上受信することである。
この例では、第1の所定条件は、子装置リストLst1に含まれないMACアドレスを有する子装置101からJoiningを1時間以内に3回以上受信することである。
また、処理部25は、たとえば、確立してから所定時間、ここでは24時間が経過した仮の通信接続を切断する。
処理部25は、たとえば、仮の通信接続を切断してから所定時間、ここでは1時間経過後に、仮の通信接続を切断した子装置101からの接続要求について第2の所定条件を満たした場合、子装置101と仮の通信接続を確立する。
ここで、第2の所定条件は、たとえば、仮の通信接続を切断した子装置101から接続要求を所定時間以内に所定回以上受信することである。
この例では、第2の所定条件は、仮の通信接続を切断した子装置101からJoiningを1時間以内に10回以上受信することである。
図10は、本発明の実施の形態に係る親装置が接続要求を受信する際の動作手順を定めたフローチャートである。
図11は、本発明の実施の形態に係る親装置における処理部が保持する接続要求履歴の一例を示す図である。
図10および図11を参照して、まず、親装置102Bにおける処理部25は、子装置101から通信部21経由でJoiningを受信するまで接続要求に関する処理について待機する(ステップS302でNO)。
そして、処理部25は、子装置101から通信部21経由でJoiningを受信すると(ステップS302でYES)、受信したJoiningに含まれるロングアドレスに基づくMACアドレスが子装置リストLst1(図9参照)に含まれているか否かを確認する(ステップS304)。
処理部25は、上記MACアドレスが子装置リストLst1に含まれている場合(ステップS304でYES)、上記MACアドレスを有する子装置101と通信接続を確立する(ステップS308)。
一方、処理部25は、上記MACアドレスが子装置リストLst1に含まれていない場合(ステップS304でNO)、上記MACアドレスを登録する(ステップS306)。
より詳細には、処理部25は、たとえば、Joiningを受信した日時および上記MACアドレスの組を、図11に示す接続要求履歴Tbl1に登録する。
次に、処理部25は、子装置101と通信接続を確立するか(ステップS308)、または、上記MACアドレスを登録すると(ステップS306)、子装置101から通信部21経由で新たなJoiningを受信するまで接続要求に関する処理について待機する(ステップS302でNO)。
図12は、本発明の実施の形態に係る親装置が接続要求履歴を集計する際の動作手順を定めたフローチャートである。
図13は、本発明の実施の形態に係る親装置における処理部が保持する未参入用集計表の一例を示す図である。
図14は、本発明の実施の形態に係る親装置における処理部が保持する既接続リストの一例を示す図である。
既接続リストLst2には、親装置102Bとの仮の通信接続を少なくとも一度確立した子装置101のMACアドレスと仮の通信接続を切断した直近の日時(以下、直近離脱日時とも称する。)との組が登録されている。
図15は、本発明の実施の形態に係る親装置における処理部が保持する仮接続リストの一例を示す図である。
図16は、本発明の実施の形態に係る親装置における処理部が保持する既参入用集計表の一例を示す図である。
図12〜図16を参照して、まず、親装置102Bにおける処理部25は、所定周期ごと、たとえば1時間ごとの集計タイミングが到来するまで集計に関する処理について待機する(ステップS402でNO)。
そして、処理部25は、集計タイミングが到来すると(ステップS402でYES)、未参入用集計表Tbl2(図13参照)を更新する(ステップS404)。
より詳細には、処理部25は、図11に示す接続要求履歴Tbl1におけるMACアドレスのうち、既接続リストLst2(図14参照)に含まれないMACアドレス(以下、未参入MACアドレスとも称する。)を取得する。
処理部25は、接続要求履歴Tbl1を集計し、未参入MACアドレスごとに、直近の1時間におけるJoiningの受信回数を算出し、算出結果を未参入用集計表Tbl2に書き込む。
次に、処理部25は、未参入用集計表Tbl2において、第1の所定条件が満たされるMACアドレスが存在するか否かを確認する(ステップS406)。
より詳細には、処理部25は、未参入用集計表Tbl2において、接続要求受信回数が3回以上の未参入MACアドレスが存在するか否かを確認する。
処理部25は、未参入用集計表Tbl2において、接続要求受信回数が3回以上の未参入MACアドレスが存在する場合(ステップS406でYES)、当該未参入MACアドレスを有する子装置101と仮の通信接続を確立する(ステップS408)。
次に、処理部25は、仮の通信接続を確立した子装置101のMACアドレスと当該仮の通信接続を確立した日時との組を仮接続リストLst3(図15参照)に登録する(ステップS410)。
次に、処理部25は、未参入用集計表Tbl2において、接続要求受信回数が3回以上の未参入MACアドレスが存在しない場合(ステップS406でNO)、または上記組を仮接続リストLst3に登録すると(ステップS410)、既参入用集計表Tbl3(図16参照)を更新する(ステップS412)。
より詳細には、処理部25は、図11に示す接続要求履歴Tbl1におけるMACアドレスのうち、既接続リストLst2(図14参照)に含まれるMACアドレスであって直近離脱日時から1時間以上経過したMACアドレス(以下、既参入MACアドレスとも称する。)を取得する。
処理部25は、接続要求履歴Tbl1を集計し、既参入MACアドレスごとに、直近の1時間におけるJoiningの受信回数を算出し、算出結果を既参入用集計表Tbl3に書き込む。
次に、処理部25は、既参入用集計表Tbl3において、第2の所定条件が満たされるMACアドレスが存在するか否かを確認する(ステップS414)。
より詳細には、処理部25は、既参入用集計表Tbl3において、接続要求受信回数が10回以上の未参入MACアドレスが存在するか否かを確認する。
処理部25は、既参入用集計表Tbl3において、接続要求受信回数が10回以上の既参入MACアドレスが存在する場合(ステップS414でYES)、当該既参入MACアドレスを有する子装置101と仮の通信接続を確立する(ステップS416)。
次に、処理部25は、仮の通信接続を確立した子装置101のMACアドレスと当該仮の通信接続を確立した日時との組を仮接続リストLst3(図15参照)に登録する(ステップS418)。
次に、処理部25は、既参入用集計表Tbl3において、接続要求受信回数が10回以上の既参入MACアドレスが存在しない場合(ステップS414でNO)、または上記組を仮接続リストLst3に登録すると(ステップS418)、新たな集計タイミングが到来するまで集計に関する処理について待機する(ステップS402でNO)。
なお、上記ステップS408,S410の順番は、上記に限らず、順番を入れ替えてもよい。
また、上記ステップS416,S418の順番は、上記に限らず、順番を入れ替えてもよい。
また、上記ステップS404〜S410と、上記ステップS412〜S418との順番は、上記に限らず、順番を入れ替えてもよい。
また、上記ステップS404〜S410と、上記ステップS412〜S418とは、同じ集計タイミングにおいて実行される構成に限らず、互いに異なるタイミングにおいて実行される構成であってもよい。
図17は、本発明の実施の形態に係る親装置が仮の通信接続を切断する際の動作手順を定めたフローチャートである。
図17を参照して、まず、処理部25は、仮接続リストLst3(図15参照)を参照し、仮の通信接続を確立した日時から24時間経過したMACアドレス(以下、切断対象MACアドレスとも称する。)が発生するまで仮の通信接続の切断に関する処理について待機する(ステップS502でNO)。
そして、処理部25は、切断対象MACアドレスが発生すると(ステップS502でYES)、切断対象MACアドレスを有する子装置101との仮の通信接続を切断する(ステップS504)。
より詳細には、処理部25は、たとえば、自己の親装置102Bとの通信接続の切断を要求するための切断要求を作成し、作成した切断要求を、切断対象MACアドレスに基づくロングアドレスを宛先として上記子装置101へ通信部21経由で送信する。
これにより、親装置102Bと上記子装置101との仮の通信接続は切断される。
次に、処理部25は、切断対象MACアドレスを仮接続リストLst3から抹消する(ステップS506)。
次に、処理部25は、切断対象MACアドレスが既接続リストLst2(図14参照)に登録されているか否かを確認する(ステップS508)。
処理部25は、切断対象MACアドレスが既接続リストLst2に登録されていない場合(ステップS508でNO)、切断対象MACアドレスおよび仮の通信接続を切断した日時の組を既接続リストLst2に登録する(ステップS510)。
一方、処理部25は、切断対象MACアドレスが既接続リストLst2に登録されている場合(ステップS508でYES)、当該切断対象MACアドレスに対応する直近離脱日時のフィールドにおける値を、仮の通信接続を切断した日時に更新する(ステップS512)。
次に、処理部25は、仮接続リストLst3を参照し、新たな切断対象MACアドレスが発生するまで仮の通信接続の切断に関する処理について待機する(ステップS502でNO)。
なお、上記ステップS504,S506の順番は、上記に限らず、順番を入れ替えてもよい。
[親装置102の変形例1]
図18は、本発明の実施の形態に係る電力情報収集システムにおける親装置の変形例の構成を示す図である。
図18を参照して、親装置102の変形例1は、図8に示す親装置102と比べて、処理部25の代わりに、処理部35を備える。
親装置102の変形例1における通信部21および記憶部24の動作は、図8に示す親装置102における通信部21および記憶部24とそれぞれ同様である。
以下では、親装置102Bにおいて行われる処理について説明するが、親装置102Aにおいても同様の処理が行われる。
処理部35は、たとえば、識別子情報に含まれない識別子を有する所定数N2(ここで、N2は2以上の整数である。)以上の子装置101からの接続要求を所定時間内に通信部21が受信した場合、接続要求を送信した各子装置101と仮の通信接続を確立する。
より詳細には、処理部35は、たとえば、子装置リストLst1(図9参照)に含まれないMACアドレスを有する各子装置101からの接続要求について第3の所定条件を満たさない場合、当該接続要求を拒否する。
一方、処理部35は、たとえば、各接続要求について第3の所定条件を満たした場合、各子装置101と仮の通信接続を確立する。
ここで、第3の所定条件は、たとえば、子装置リストLst1に含まれないMACアドレスを有する10台以上の子装置101からJoiningを5分以内に受信することである。
また、処理部35は、たとえば、確立してから所定時間、ここでは24時間がそれぞれ経過した仮の各通信接続を切断する。
処理部35は、たとえば、仮の各通信接続を切断してから所定時間、ここでは1時間経過後に、識別子情報に含まれない識別子を有する所定数N2以上の子装置101からの接続要求を所定時間内に通信部21が受信した場合、接続要求を送信した各子装置101と仮の通信接続を確立する。
より詳細には、処理部35は、たとえば、仮の各通信接続を切断してから1時間経過後に、子装置リストLst1に含まれないMACアドレスを有する各子装置101からの接続要求について第3の所定条件を満たさない場合、当該接続要求を拒否する。
一方、処理部35は、たとえば、各接続要求について第3の所定条件を満たした場合、各子装置101と仮の通信接続を確立する。
図19は、本発明の実施の形態に係る親装置の変形例が接続要求履歴を集計する際の動作手順を定めたフローチャートである。
図20は、本発明の実施の形態に係る親装置の変形例における処理部が保持する集団参入用集計表の一例を示す図である。
図19および図20を参照して、まず、親装置102Bにおける処理部35は、所定周期ごと、たとえば1時間ごとの集計タイミングが到来するまで集計に関する処理について待機する(ステップS602でNO)。
そして、処理部35は、集計タイミングが到来すると(ステップS602でYES)、集団参入用集計表Tbl4(図20参照)を更新する(ステップS604)。
より詳細には、処理部35は、図11に示す接続要求履歴Tbl1を集計し、直近の5分間にJoiningを送信した子装置101のMACアドレスを重複なく抽出し、抽出結果を集団参入用集計表Tbl4に書き込む。
次に、処理部35は、第3の所定条件が満たされるか否かを確認する(ステップS606)。
より詳細には、処理部35は、集団参入用集計表Tbl4において、10個以上のMACアドレスが存在するか否かを確認する。
処理部35は、集団参入用集計表Tbl4において、10個以上のMACアドレスが存在する場合(ステップS606でYES)、各MACアドレスをそれぞれ有する各子装置101と仮の通信接続を確立する(ステップS608)。
次に、処理部35は、仮の通信接続を確立した子装置101のMACアドレスと当該仮の通信接続を確立した日時との組を仮接続リストLst3(図15参照)に登録する(ステップS610)。
次に、処理部35は、24時間待機する(ステップS612)。
次に、処理部35は、仮接続リストLst3を参照し、仮接続リストLst3に登録されたMACアドレスすなわち切断対象MACアドレスを有する各子装置101との仮の通信接続を切断する(ステップS614)。
次に、処理部35は、各切断対象MACアドレスを仮接続リストLst3から抹消する(ステップS616)。
次に、処理部35は、1時間待機する(ステップS618)。
次に、処理部35は、1時間待機するか(ステップS618)、または集団参入用集計表Tbl4において、10個以上のMACアドレスが存在しない場合(ステップS606でNO)、新たな集計タイミングが到来するまで集計に関する処理について待機する(ステップS602でNO)。
なお、上記ステップS608,S610の順番は、上記に限らず、順番を入れ替えてもよい。
また、上記ステップS614,S616の順番は、上記に限らず、順番を入れ替えてもよい。
[親装置102の変形例2]
再び図8を参照して、親装置102では、設置者によって作成された子装置リストLst1が記憶部24に登録される構成であるとしたが、これに限定するものではない。親装置102が、子装置リストLst1を作成して記憶部24に保持する構成であってもよい。
より詳細には、親装置102における処理部25は、たとえば、工場出荷後に最初に電源が投入された場合、または子装置リストLst1をクリアするリセット処理が行われた場合、これらの処理が行われたタイミングから所定時間長を有するリスト作成期間を設定する。
処理部25は、リスト作成期間が満了するまでに通信部21経由で受信したJoiningについて、以下の処理を行う。
すなわち、処理部25は、受信したJoiningからロングアドレスを取得し、取得したロングアドレスに基づいてMACアドレスを生成して記憶部24における子装置リストLst1に登録する。
このようにして、子装置リストLst1は、親装置102によって作成される。
なお、本発明の実施の形態に係る親装置では、子装置リストLst1には、子装置101の識別子としてMACアドレスが含まれる構成であるとしたが、これに限定するものではない。子装置リストLst1には、子装置101の識別子としてロングアドレスが含まれる構成であってもよい。
また、本発明の実施の形態に係る親装置では、第1の所定条件は、子装置リストLst1に含まれないMACアドレスを有する子装置101からJoiningを1時間以内に3回以上受信することであるとしたが、これに限定するものではない。第1の所定条件は、たとえば、子装置101および親装置102間の通信品質に関する条件であってもよい。
また、本発明の実施の形態に係る親装置では、処理部25は、確立してから所定時間が経過した仮の通信接続を切断する構成であるとしたが、これに限定するものではない。たとえば、子装置101が、確立してから所定時間が経過した仮の通信接続を自ら切断する構成であってもよい。
また、本発明の実施の形態に係る親装置では、第2の所定条件は、仮の通信接続を切断した子装置101からJoiningを1時間以内に10回以上受信することであるとしたが、これに限定するものではない。第2の所定条件は、たとえば、子装置101および親装置102間の通信品質に関する条件であってもよい。
また、本発明の実施の形態に係る親装置では、処理部25は、仮の通信接続を切断してから所定時間経過後に、仮の通信接続を切断した子装置101からの接続要求について第2の所定条件を満たした場合、当該子装置101と仮の通信接続を確立する構成であるとしたが、これに限定するものではない。処理部25は、たとえば、仮の通信接続を切断した子装置101とは、仮の通信接続を新たに確立しない構成であってもよい。
また、本発明の実施の形態に係る親装置の変形例では、第3の所定条件は、子装置リストLst1に含まれないMACアドレスを有する10台以上の子装置101からJoiningを5分以内に受信することであるとしたが、これに限定するものではない。子装置101の台数およびJoiningを受信する期間の長さは、上記と異なる値であってもよい。
ところで、特許文献1に記載の通信ネットワークにおいて、たとえば、複数の親機が設けられることがある。このような通信ネットワークにおいて、子機は、より良い通信品質の通信ルートを構築可能な親機が存在するにも関わらず、他の親機との通信ルートを構築してしまうことがある。子機が、より良い通信品質の通信ルートで通信することが可能な技術が求められる。
これに対して、本発明の実施の形態に係る親装置では、通信部21は、電力線161を介して子装置101と通信する。記憶部24は、自己の親装置102に接続されるべき子装置101の識別子を含む識別子情報を保持する。処理部25は、通信部21が子装置101から受信する接続要求を処理する。そして、処理部25は、接続要求を送信した子装置101の識別子が識別子情報に含まれない場合、当該接続要求を拒否する。
このように、接続要求を送信した子装置101が、親装置102に接続されるべき子装置101ではない場合に、当該接続要求を拒否する構成により、たとえば、他の親装置102との通信接続が切断された子装置101が接続要求を送信してきた場合に、良好な通信環境で通信を行うことが困難な当該子装置101との通信接続が確立してしまうことを防ぐことができる。これにより、当該子装置101は、たとえば、当該他の親装置102との通信接続を再度確立できるまで待機し、待機後、当該他の親装置102との通信接続を再度確立することができるので、当該他の親装置102と良好な通信環境で通信を行うことができる。したがって、電力線を介した親機および子機間の良好な通信を実現することができる。
また、本発明の実施の形態に係る親装置では、処理部25は、識別子情報に含まれない識別子の子装置101からの接続要求について第1の所定条件を満たした場合、当該子装置101と仮の通信接続を確立する。
このように、識別子情報に含まれない識別子の子装置101との通信接続を例外的に確立する構成により、当該子装置101は、たとえば、取得した電力情報を親装置102に送信することができるので、電力情報の欠損をより少なくすることができる。
また、本発明の実施の形態に係る親装置では、処理部25は、確立してから所定時間が経過した仮の通信接続を切断する。
このような構成により、例外的に通信接続を確立した子装置101に対して、当該子装置101が接続すべき他の親装置102との通信接続の確立を促すことができるので、当該子装置101が良好な通信環境で通信を行う可能性を高めることができる。
また、本発明の実施の形態に係る親装置では、処理部25は、仮の通信接続を切断してから所定時間経過後に、当該仮の通信接続を切断した子装置101からの接続要求について第2の所定条件を満たした場合、当該子装置101と仮の通信接続を確立する。
このような構成により、他の親装置102との通信接続の確立を促した子装置101が、当該他の親装置102と通信接続を確立することができなかった場合において、当該子装置101との通信接続を再び例外的に確立することができるので、電力情報の欠損をより少なくすることができる。
また、本発明の実施の形態に係る親装置では、処理部25は、識別子情報に含まれない識別子を有する2以上の所定数以上の子装置101からの接続要求を所定時間内に通信部21が受信した場合、当該接続要求を送信した各子装置101と仮の通信接続を確立する。
このような構成により、たとえば、他の親装置102と通信接続を確立していた上記所定数以上の子装置101が、停電または当該他の親装置の故障によって通信接続が切断されたために接続要求を送信してきた場合に、これらの子装置101との通信接続を確立することができる。これにより、当該子装置101は、たとえば、取得した電力情報を親装置102に送信することができるので、電力情報の欠損をより少なくすることができる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
親装置であって、
電力線を介して電力情報取得装置と通信する通信部と、
自己の前記親装置に接続されるべき前記電力情報取得装置の識別子を含む情報を保持する記憶部と、
前記通信部が前記電力情報取得装置から受信する接続要求を処理する処理部とを備え、
前記処理部は、前記接続要求を送信した前記電力情報取得装置の前記識別子が前記情報に含まれない場合、前記接続要求を拒否し、
前記処理部は、前記接続要求を送信した前記電力情報取得装置の前記識別子が前記情報に含まれない場合、前記接続要求を送信した前記電力情報取得装置との通信接続の確立を保留し、
前記電力情報取得装置は、スマートメータであり、
前記親装置は、コンセントレータであり、
前記識別子は、前記電力情報取得装置のMAC(Media Access Control)アドレスまたはロングアドレスである、親装置。
10 インターネット
21 通信部
24 記憶部
25 処理部
35 処理部
71 MACフレーム
101 子装置
102 親装置
103 サーバ
104 トランス
151 集合住宅
161 電力線
171 電力系統
301 電力情報収集システム

Claims (6)

  1. 親装置であって、
    電力線を介して電力情報取得装置と通信する通信部と、
    自己の前記親装置に接続されるべき前記電力情報取得装置の識別子を含む情報を保持する記憶部と、
    前記通信部が前記電力情報取得装置から受信する接続要求を処理する処理部とを備え、
    前記処理部は、前記接続要求を送信した前記電力情報取得装置の前記識別子が前記情報に含まれない場合、前記接続要求を拒否する、親装置。
  2. 前記処理部は、前記情報に含まれない前記識別子の前記電力情報取得装置からの前記接続要求について第1の所定条件を満たした場合、前記電力情報取得装置と仮の通信接続を確立する、請求項1に記載の親装置。
  3. 前記処理部は、確立してから所定時間が経過した前記仮の通信接続を切断する、請求項2に記載の親装置。
  4. 前記処理部は、前記仮の通信接続を切断してから所定時間経過後に、前記仮の通信接続を切断した前記電力情報取得装置からの前記接続要求について第2の所定条件を満たした場合、前記電力情報取得装置と前記仮の通信接続を確立する、請求項3に記載の親装置。
  5. 前記処理部は、前記情報に含まれない前記識別子を有する2以上の所定数以上の前記電力情報取得装置からの前記接続要求を所定時間内に前記通信部が受信した場合、前記接続要求を送信した各前記電力情報取得装置と仮の通信接続を確立する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の親装置。
  6. 電力線を介して電力情報取得装置と通信する通信部と、記憶部とを備える親装置における通信制御方法であって、
    前記記憶部は、自己の前記親装置に接続されるべき前記電力情報取得装置の識別子を含む情報を保持し、
    前記通信部が前記電力情報取得装置から接続要求を受信するステップと、
    前記通信部が受信した前記接続要求を処理するステップとを含み、
    前記接続要求を処理するステップにおいては、前記接続要求を送信した前記電力情報取得装置の前記識別子が前記情報に含まれない場合、前記接続要求を拒否する、通信制御方法。
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