JP2019031267A - 車両用ナックル - Google Patents

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Abstract

【課題】アルミニウム合金製の車両用ナックルにおける、車両幅方向外側から内側に向かう力に対する剛性を向上する。【解決手段】ハイマウントナックル11は、軸受支持部111と、ナックル上部113と、ナックル下部112と、を備える。ハイマウントナックル11が車両本体に装着された姿勢において、ナックル上部113を鉛直方向に沿って5つ以上の領域に等分分割し、軸受支持部111の中心が固定されるとともにナックル上端部115に車両幅方向外側から内側に向かう水平荷重Fを加えた場合の、前記5つ以上の領域のうちの第1領域11Aを除く他の領域のそれぞれにおけるひずみエネルギを対応する各領域の質量で除した値の最小値が最大値の0.70以上となる形状をナックル上部113が有している。【選択図】図2

Description

本発明は、車輪を軸支する車両用ナックルに関するものである。
従来、自動車の車体と車輪とを接続するとともに、車輪を軸支するサスペンションユニットが知られている。サスペンションユニットは、車輪の姿勢を維持する機能と、路面の凹凸(ロードノイズ)が車体に伝達されることを抑止する機能とを備える。このようなサスペンションユニットは、自動車の中でも高い安全性が要求される重要保安部品に位置づけられる。そして、このようなサスペンションユニットの軽量化は、自動車の運動性能や搭乗者の乗り心地に寄与する。このため、近年、サスペンションユニットを構成する部材には、鋼板や鋳鉄に代わってアルミニウム合金が用いられる傾向にある。
特許文献1には、アルミ製のステアリングナックルが開示されている。ナックルは、サスペンションユニットを構成する部材の一つであり、ロワアームなどのサスペンションアームやステアリングラックと、車輪を軸支するハブとを接続する機能を有する。特に、ダブルウィッシュボーン方式やマルチリンク方式と呼ばれる支持構造では、ハイマウントナックルと呼ばれる、上下方向に長く延びるナックルが用いられる。
このようなナックルには、車輪のタイヤ接地点において発生する荷重に対する剛性と強度が要求される。特に、ナックルに要求される剛性として、車両幅方向外側から内側に向かう力に対する剛性が高く要求される。また、ナックルに要求される強度して、車両前側から後側に向かう力に対する強度が高く要求される。特許文献2には、一対のアッパーアームを支持するナックル構造が開示されている。ナックルの上端部に設けられた連結部に、一対のアッパーアームが接続される。連結部が山状に膨らんだ膨出部を備えることで、ナックルの連結部の強度が向上される。
特開2014−091469号公報 特開2016−060459号公報
上記のように、サスペンションユニットを構成する車両用ナックルをアルミニウム合金製とすることで、自動車の軽量化に貢献することができる。近年、アルミニウム合金の強度は向上されているが、そのヤング率は大きく変化していない。このため、ナックルをアルミニウム合金によって軽量化する場合、ナックルの剛性、特に、車両幅方向外側から内側に向かう力に対する剛性が確保しにくいという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、アルミニウム合金製の車両用ナックルにおける、車両幅方向外側から内側に向かう力に対する剛性を向上することにある。
前記課題を解決するための手段として、本発明の車両用ナックルは、アルミニウム合金製の車両用ナックルであって、車輪の回転軸を形成する軸受部を支持する軸受支持部と、前記軸受支持部から上方に延び、ナックル上端部を有する、ナックル上部と、前記軸受支持部から下方に延び、ロワアームに接続されるナックル下部と、を備え、前記車両用ナックルが車両本体に装着された姿勢において、前記ナックル上部を鉛直方向に沿って5つ以上の領域に等分分割し、前記軸受支持部の中心が固定されるとともに前記ナックル上端部に車両幅方向外側から内側に向かう水平荷重を加えた場合の、前記5つ以上の領域のうち前記ナックル上端部を含み最も上方に位置する領域を除く他の領域のそれぞれにおけるひずみエネルギを対応する各領域の質量で除した値の最小値が最大値の0.70以上となる形状を前記ナックル上部が有している。
本構成によれば、車両用ナックルの車両幅方向外側から内側に向かう力に対する剛性を向上するとともに、ナックルを軽量化することが可能となる。
上記の構成において、アルミニウム合金素材の熱間鍛造によって成形されることが望ましい。
本構成によれば、車両用ナックルの材料組織の信頼性および強度を高めることができる。
上記の構成において、引張試験における0.2%耐力が350MPa以上であることが望ましい。
本構成によれば、車両用ナックルの軽量化を促進することができる。
本発明によれば、アルミニウム合金製の車両用ナックルにおける、車両幅方向外側から内側に向かう力に対する剛性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用ナックルを含むサスペンションユニットの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車両用ナックルの模式的な側面図である。 本発明の一実施形態に係る車両用ナックルの模式的な背面図である。 本発明の一実施形態に係る車両用ナックルが、車両前後方向の幅が小さくなるように設計される様子を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る車両用ナックルの形状が決定される過程を示すグラフであって、車両用ナックルの部分的な質量とひずみエネルギとの関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る車両用ナックルの形状が決定される過程を示すグラフであって、車両用ナックルの部分的な質量とひずみエネルギとの関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る車両用ナックルの形状が決定される過程における質量の変化(質量比)と単位体積あたりのひずみエネルギの最大/最小比との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る車両用ナックルが、車両前後方向の幅および車両幅方向の厚みが小さくなるように設計される様子を示す断面図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るハイマウントナックル11(車両用ナックル)について、図1乃至図3を参照しながら概説する。図1は、本実施形態に係るハイマウントナックル11を含むサスペンションユニット10の斜視図である。図2は、ハイマウントナックル11の模式的な側面図である。図3は、ハイマウントナックル11の模式的な背面図である。なお、各図に示される方向において、左(外)、右(内)は、それぞれ、左方向であって車両幅方向外側に向かう方向、右方向であって車両幅方向内側に向かう方向を意味する。
サスペンションユニット10は、不図示の自動車の車両本体に装着されるユニットであって、自動車の車輪Tを回転可能および操舵可能に支持する。一例として、本実施形態では、一対のサスペンションユニット10がそれぞれ自動車の左右の前輪に対応して配設される。サスペンションユニット10は、ハイマウントナックル11と、ロワアーム12と、タイロッド14と、ショックアブソーバ15と、一対の上部アーム25と、を備える。
ハイマウントナックル11は、車輪Tを回転可能に支持するとともに、ロワアーム12およびショックアブソーバ15に接続される、アルミニウム合金製の部材である。ハイマウントナックル11は、軸受支持部111と、ナックル下部112と、ナックル上部113と、タイロッド軸支部114と、を有する。
軸受支持部111は、車両幅方向に沿って延びる円筒状部分である。軸受支持部111は、車輪Tの回転軸を形成する不図示の軸受部を支持する。当該軸受支持部111には、車輪Tのシャフトが挿入される。
ナックル下部112は、軸受支持部111から下方に延びる。ナックル下部112は、ナックル下端部116を有する。ナックル下端部116は、ナックル下部112の下端部に配置され、ショックアブソーバ15の下部アーム152の下端部に下側ジョイント16を介して接続され回動可能に軸支されている。
ナックル上部113は、軸受支持部111から上方に延びる。ナックル上部113は、ナックル上端部115を有する。ナックル上端部115は、ナックル上部113の上端部に配置され、一対の上部アーム25の一端部にそれぞれ上側ジョイント17を介して接続され回動可能に軸支されている。なお、一対の上部アーム25の他端部は、上下方向に回動可能なように車両本体にそれぞれ接続される。
図1に示すように、ハイマウントナックル11のナックル上部113は軸受支持部111から車両幅方向内側に湾曲した後に車両幅方向外側に湾曲するように上方に延びており、その結果、ナックル上端部115は車輪Tの上端部よりも上方に位置している。換言すれば、軸受支持部111が車輪Tの内部に配置されるとともに、ナックル上端部115が車輪Tの上方に配置され、ナックル上部113が車輪Tとの干渉を避けるように車両幅方向内側に湾曲しており、結果として、ナックル上部113は、軸受支持部111とナックル上端部115とを結ぶようなアーチ形状を有している。そして、ナックル上端部115とナックル下端部116との間に、ハイマウントナックル11の回動軸となるナックル軸心Lが形成されている。
タイロッド軸支部114(図1、図2)は、軸受支持部111の下方においてナックル下部112から後方に向かって延びている。タイロッド軸支部114は、タイロッド14の先端部14Sを回動可能に軸支する。
なお、本実施形態では、ハイマウントナックル11は、アルミニウム合金素材の熱間鍛造によって一体的に成形される。また、後記のとおり、ハイマウントナックル11の引張試験における0.2%耐力は350MPa以上に設定されている。
ロワアーム12は、平面視で略三角形の板状部材である。ロワアーム12は、それぞれ前記三角形の角部に位置する、前側ブッシュ支持部121と、後側ブッシュ支持部122と、ジョイント支持部123と、を有する。前側ブッシュ支持部121および後側ブッシュ支持部122は、ロワアーム12の車両幅方向内側において前後方向に間隔をおいて配置される。前側ブッシュ支持部121は、内部に前側ブッシュ18を受け入れる。同様に、後側ブッシュ支持部122は、内部に後側ブッシュ19を受け入れる。この結果、ロワアーム12は、前側ブッシュ18および後側ブッシュ19を介して、不図示の車両本体に揺動可能に支持される。この際、前側ブッシュ18および後側ブッシュ19を通り前後方向に延びる軸心回りに、ロワアーム12が揺動可能とされる。換言すれば、ロワアーム12の車両幅方向外側に配置されるジョイント支持部123が前記軸心を中心として上下に移動可能とされる。
タイロッド14は、不図示のステアリングギヤボックスから延びている。タイロッド14は、先端部14Sを有する。先端部14Sは、ハイマウントナックル11のタイロッド軸支部114に回動可能に接続されている。自動車の操縦に伴って、タイロッド14が左右に移動するとハイマウントナックル11がナックル軸心L回りに回動し、車輪Tがナックル軸心L回りに転舵される。
ショックアブソーバ15は、伸縮可能な油圧シリンダ151と、下部アーム152と、スプリング15Sと、を有する。油圧シリンダ151は、ショックアブソーバ15の本体部分であって、路面の凹凸に応じた車輪Tの上下移動に伴って伸縮する。スプリング15Sは、油圧シリンダ151の上部の外周に油圧シリンダ151と同軸上に配置され、油圧シリンダ151の伸縮に応じて伸縮することで緩衝機能を発揮する。下部アーム152は、油圧シリンダ151から下方に延びるアーム部分であって、ロワアーム12のジョイント支持部123にボールジョイント20を介して軸支されている。
このようなサスペンションユニット10は、自動車の車両本体と車輪Tの間にある懸架装置であり、車輪T(タイヤ)を保持し車輪Tの姿勢を維持する機能と路面状態(ロードノイズ)の車両本体への伝達を防止する機能とを有している。このため、サスペンションユニット10を構成する各部材には、高い安全性が要求される。このようなサスペンションユニット10の各部材の軽量化は,自動車のバネ下重量の軽量化に貢献し、自動車の運動性能やドライバの乗り心地の向上などに大きく寄与する。このため、自動車の軽量化の中でも、サスペンションユニット10の軽量化は、特に優先順位が高い。従来、サスペンションユニット10には鋼板や鋳鉄が用いられていたが、近年、高級車を中心としてアルミニウム合金の採用が増加している。また、サスペンションユニット10の各部材には、さまざまな入力方向の外力に対する剛性、降伏強度、疲労強度が要求される。更にサスペンションユニット10の各部材には、腐食環境下での信頼性についても厳しく評価される。
アルミニウム合金は、鉄鋼材料に比べて密度が約1/3であり,比較的高強度でもある。このため、サスペンションユニット10の材料が鋼板や鋳鉄からアルミニウム合金に置換されることで、一般的には40〜60%程度の軽量化が可能となる。アルミニウム合金の中でも0.2%耐力が高い合金や調質ほど、一般に高い軽量化効果を得ることができる。このようなアルミニウム合金には、材料強度の観点から熱処理型合金の2000系、6000系、7000系合金が適しているが、2000系および7000系合金は6000系合金と比較して耐食性に劣る。したがって、サスペンションユニット10には、強度と耐食性とを両立する6000系合金、特に6082合金や6061合金およびそれらと類似の組成の改善合金が採用されることが多い。このような6000系合金の場合、一般には、T6処理またはT7処理による時効処理が施される。
サスペンションユニット10を構成する部材のうち、ハイマウントナックル11、ロワアーム12は熱間鍛造によって成形される。本実施形態では、2〜4回の熱間鍛造工程を経て最終形状が得られる。この場合、板材や押出形材と比較して、形状の自由度が高く、任意の肉厚、断面形状が実現できるため、自由な構造設計が可能となる。
一般的に、ナックルはサスペンションユニット10を構成する部材であり、公知のダブルウィッシュボーン方式やマルチリンク方式では、本実施形態のように、ハイマウントナックルと呼ばれるナックルが用いられる。ハイマウントナックル11には、タイヤ接地点における荷重に対する高い剛性および強度が要求される。剛性としては、特に、車両幅方向外側から内側に向かう外力に対する高い剛性が要求される。一方、強度としては、特に、車両前側から後側に向かう外力に対する高い強度が要求される。
上記のように、サスペンションユニット10を構成するハイマウントナックル11をアルミニウム合金製とすることで、自動車の軽量化に貢献することができる。近年、アルミニウム合金の強度は向上されているが、そのヤング率は大きく変化していない。このため、ハイマウントナックル11をアルミニウム合金によって軽量化する場合、ハイマウントナックル11の剛性、特に、車両幅方向外側から内側に向かう力に対する剛性が確保しにくいという問題があった。
上記のような課題を解決するために、本実施形態では、ハイマウントナックル11が、ナックル上部113の形状に特徴を有する。ハイマウントナックル11が自動車の車両本体に装着された姿勢において、図2および図3に示すように、ナックル上部113が鉛直方向に沿って5つの領域に仮想的に等分分割される。なお、図2において、ナックル上部113の鉛直方向における長さがHと定義される。当該長さHは、後記の効果がより発現されるために、150mm以上400mm以下の範囲に設定されることが望ましい。この際、5つの各領域が上から順に、第1領域11A、第2領域11B、第3領域11C、第4領域11D、第5領域11Eと定義される。なお、軸受支持部111をハイマウントナックル11に固定するための4つのボルトV(図2)のうちの上側の2つのボルトVの軸心が、第5領域11Eの下端部と一致するように、第1領域11Aから第5領域11Eが設定される。換言すれば、本実施形態に係るナックル上部113は、前記上側の2つのボルトVの軸心よりも上方の部分に相当する。
車輪Tがタイヤ接地点において受ける荷重が軸受支持部111からハイマウントナックル11に伝達される場合、ハイマウントナックル11は、軸受支持部111の中心が固定されるとともにナックル上端部115に車両幅方向外側から内側に向かう水平荷重F(図3)が加えられる、いわゆる片持ち梁状態となる。
本発明の発明者は、このような片持ち梁(ナックル上部113)が仮想的に1、2、3・・・Nの領域に分割され、所定の曲げ剛性を満足する形状において、ひずみエネルギUiおよび質量Miが下記の式1を満足するときに、ハイマウントナックル11の質量が最も小さく設定されることを材料力学から導き出すに至った。
Ui/Mi=一定 (i=1、2、3・・・N) ・・・(式1)
なお、ナックル上部113のうちナックル上端部115を含む第1領域11Aは、ショックアブソーバ15に対する接続強度が必要とされるため、式1の対象から除外されることが望ましい。すなわち、片持ち梁(ナックル上部113)が上記のように分割された複数の領域のうち、ナックル上端部115を含み最も上方に位置する領域(第1領域11A)を除く他の領域(第2領域11B〜第5領域11E)のそれぞれにおけるひずみエネルギを対応する各領域の質量で除した値が、一定となることが望ましい(式1)。一方、ハイマウントナックル11の設計工程を踏まえると、式1が完全に満たされることは困難である。そこで、本発明の発明者は、以下の関係が満たされた場合に、ハイマウントナックル11に要求される剛性と、ハイマウントナックル11の設計工数の低減とが両立されることを知見した。すなわち、片持ち梁(ナックル上部113)が上記のように分割された複数の領域のうち、ナックル上端部115を含み最も上方に位置する領域(第1領域11A)を除く他の領域(第2領域11B〜第5領域11E)のそれぞれにおけるひずみエネルギを対応する各領域の質量で除した値の最小値が最大値の0.70以上となるような形状をナックル上部113が有していることが望ましい。
図4は、本実施形態に係るハイマウントナックル11が、その設計過程において車両幅方向の幅が小さくなるように設計される様子を示す断面図である。図5は、本実施形態に係るハイマウントナックル11の形状が決定される過程を示すグラフであって、ハイマウントナックル11の部分的な質量(第2領域11B〜第5領域11E)とひずみエネルギとの関係の第1の実施例を示すグラフである。なお、以下の実施例では、ナックル上端部115に2000Nの大きさの水平荷重Fがかかるものとする。また、水平荷重Fによって生じる各領域(第1領域11A〜第5領域11E)におけるひずみエネルギは、Abaqus(HKS社により開発された有限要素解析ソフトウェア)によって演算した。
表1は、第1の実施例の第1領域11A〜第5領域11Eにおける質量およびひずみエネルギを示したものである。
Figure 2019031267
図5および表1では、ハイマウントナックル11が形状1−1から形状1−2、形状1−3と順に最適化される様子を示している。この際、図4に示すように、ナックル上部113の第1領域11A〜第5領域11Eの断面形状のうち、車両前後方向の幅WがW’に縮小されることで、各領域の質量が低下される。まず、形状1−1を有するハイマウントナックル全体の重量は、約4000gである。なお、ハイマウントナックルのうちナックル下部の形状は変更されていない。そして、表1に示すように、形状1−1のナックル上部113を5等分した第1領域11A〜第5領域11Eの質量は、それぞれ100(g)〜1081(g)に分布しており、上方から下方に向かって質量は増大している。また、各領域のひずみエネルギは、14(mJ)〜134(mJ)に分布している。この結果、各領域における単位質量あたりのひずみエネルギは、0.140(J/kg)〜0.314(J/kg)に分布している。そして、第1領域11Aを除く第2領域11B〜第5領域11Eにおいて、形状1−1における単位質量あたりのひずみエネルギの最小値/最大値は、0.389(=0.122/0.314)である。
一方、形状1−1に対して、各領域における単位質量あたりのひずみエネルギの平準化を図った形状1−2では、第1領域11A〜第5領域11Eの質量は、それぞれ128(g)〜925(g)に分布しており、上方から下方に向かって質量は増大している。また、各領域のひずみエネルギは、15(mJ)〜130(mJ)に分布している。この結果、各領域における単位質量あたりのひずみエネルギは、0.117(J/kg)〜0.258(J/kg)に分布している。そして、第1領域11Aを除く第2領域11B〜第5領域11Eにおいて、形状1−2における単位質量あたりのひずみエネルギの最小値/最大値は、0.546(=0.141/0.258)である。
更に、形状1−2に対して、各領域における単位質量あたりのひずみエネルギの平準化を更に図った形状1−3では、第1領域11A〜第5領域11Eの質量は、それぞれ160(g)〜719(g)に分布しており、上方から下方に向かって質量は増大している。また、各領域のひずみエネルギは、19(mJ)〜131(mJ)に分布している。この結果、各領域における単位質量あたりのひずみエネルギは、0.119(J/kg)〜0.220(J/kg)に分布している。そして、第1領域11Aを除く第2領域11B〜第5領域11Eにおいて、形状1−3における単位質量あたりのひずみエネルギの最小値/最大値は、0.830(=0.182/0.220)である。
以上のように、形状1−1から形状1−3への変化に伴って、単位質量あたりのひずみエネルギの最小値/最大値は、0.389から0.830に増加し、ひずみエネルギの体積配分(平準化)が達成された。この際、ハイマウントナックル11のナックル上部113の質量は2322(g)から2047(g)と約12%軽量化できたにもかかわらず、ナックル上部113の剛性(ひずみエネルギの合計に反比例)は、約16%増加する結果となった(1/461→1/397)。なお、図5に示すように、ハイマウントナックル11の形状が形状1−1から形状1−2、形状1−3に変化されるにつれて、質量とひずみエネルギとの関係を示すグラフがゼロ点(原点)を通る直線の周辺に分布し、両者の相関係数が1に近づくように変化していることがわかる。
同様に、図6は、本実施形態に係るハイマウントナックル11の形状が決定される過程を示すグラフであって、ハイマウントナックル11の部分的な質量(第2領域11B〜第5領域11E)とひずみエネルギとの関係の第2の実施例を示すグラフである。
また、表2は、第2の実施例の第1領域11A〜第5領域11Eにおける質量およびひずみエネルギを示したものである。
Figure 2019031267
図6および表2では、ハイマウントナックル11が形状2−1から形状2−2、形状2−3と順に最適化される様子を示している。この場合も、図4に示すように、ナックル上部113の第1領域11A〜第5領域11Eの断面形状のうち、車両前後方向の幅WがW’に縮小されることで、各領域の質量が低下される。本実施例では、形状2−1を有するハイマウントナックル全体の重量は、約5400gである。なお、ハイマウントナックルのうちナックル下部の形状は変更しない。そして、表2に示すように、形状2−1のナックル上部113を5等分した第1領域11A〜第5領域11Eの質量は、それぞれ141(g)〜1459(g)に分布しており、上方から下方に向かって質量は増大している。また、各領域のひずみエネルギは、21(mJ)〜229(mJ)に分布している。この結果、各領域における単位質量あたりのひずみエネルギは、0.149(J/kg)〜0.300(J/kg)に分布している。そして、第1領域11Aを除く第2領域11B〜第5領域11Eにおいて、形状2−1における単位質量あたりのひずみエネルギの最小値/最大値は、0.523(=0.157/0.300)である。
一方、形状2−1に対して、各領域における単位質量あたりのひずみエネルギの平準化を図った形状2−2では、第1領域11A〜第5領域11Eの質量は、それぞれ142(g)〜1337(g)に分布しており、上方から下方に向かって質量は増大している。また、各領域のひずみエネルギは、20(mJ)〜265(mJ)に分布している。この結果、各領域における単位質量あたりのひずみエネルギは、0.141(J/kg)〜0.300(J/kg)に分布している。そして、第1領域11Aを除く第2領域11B〜第5領域11Eにおいて、形状2−2における単位質量あたりのひずみエネルギの最小値/最大値は、0.661(=0.198/0.300)である。
更に、形状2−2に対して、各領域における単位質量あたりのひずみエネルギの平準化を更に図った形状2−3では、第1領域11A〜第5領域11Eの質量は、それぞれ142(g)〜1218(g)に分布しており、上方から下方に向かって質量は増大している。また、各領域のひずみエネルギは、20(mJ)〜285(mJ)に分布している。この結果、各領域における単位質量あたりのひずみエネルギは、0.141(J/kg)〜0.291(J/kg)に分布している。そして、第1領域11Aを除く第2領域11B〜第5領域11Eにおいて、形状2−3における単位質量あたりのひずみエネルギの最小値/最大値は、0.805(=0.234/0.291)である。
以上のように、形状2−1から形状2−3への変化に伴って、単位質量あたりのひずみエネルギの最小値/最大値は、0.523から0.805に増加し、ひずみエネルギの体積配分(平準化)が達成された。この際、ハイマウントナックル11のナックル上部113の質量は3141(g)から2761(g)と約12%軽量化できたにもかかわらず、ナックル上部113の剛性(ひずみエネルギの合計に反比例)は、ほぼ同等の結果となった(1/682→1/696)。なお、図6に示すように、ハイマウントナックル11の形状が形状2−1から形状2−2、形状2−3に変化されるにつれて、質量とひずみエネルギとの関係を示すグラフがゼロ点(原点)を通る直線の周辺に分布し、両者の相関係数が1に近づくように変化していることがわかる。
図7は、本実施形態に係るハイマウントナックル11の形状が決定される過程における質量の変化(質量比)と単位体積あたりのひずみエネルギ比(最小値/最大値)との関係を示すグラフである。より詳しくは、図7では、先の第1実施例および第2実施例における、表1の形状1−1、1−2および1−3、または表2の形状2−1、2−2、2−3における各領域の質量の合計がそれぞれ縦軸にプロットされ、単位質量あたりのひずみエネルギの最小値/最大値の比が横軸にプロットされている。なお、縦軸は、形状1−1または形状2−1に対する質量比で示されている。図7に示すように、単位質量あたりのひずみエネルギの最小値/最大値の比が0.70以上となるようにナックル上部113の形状が設定されることで、ハイマウントナックル11のナックル上部113が10%以上軽量化される。
以上、本発明の一実施形態に係るハイマウントナックル11(車両用ナックル)について説明した。このようなハイマウントナックル11によれば、ハイマウントナックル11の車両幅方向外側から内側に向かう力に対する剛性を向上するとともに、ハイマウントナックル11を軽量化することが可能となる。なお、ハイマウントナックル11がアルミニウム合金素材の熱間鍛造によって成形されることで、車両用ハイマウントナックルの材料組織の信頼性および強度を高めることができる。また、ハイマウントナックル11の引張試験における0.2%耐力が350MPa以上であることが望ましい。この場合、車両用ハイマウントナックルの軽量化を促進することができる。なお、本発明はこれらの形態に限定されるものではない。本発明として、以下のような変形実施形態が可能である。
(1)上記の実施形態では、本発明に係る車両用ナックルとして、ハイマウントナックル11をもとに説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上記のハイマウントナックル11とは異なる形状(長さ)を有する、アルミニウム合金製の車両用ナックルにも、本発明が適用可能とされる。なお、車両用ナックルの剛性を向上するとともに当該車両用ナックルを軽量化するためには、前述のように図2の5つの領域11A〜11Eを含む領域の長さHが150mm〜400mmの範囲に設定されることが望ましい。
(2)上記の実施形態では、ハイマウントナックル11のナックル上部113が5つの領域に等分分割される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。ナックル上部113は、6つ以上の領域に等分分割される態様でもよい。
(3)上記の実施形態では、ナックル上部113の各領域における単位質量あたりのひずみエネルギが平準化されるにあたって、図4に示すように、ナックル上部113の断面形状における前後方向の幅が縮小される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図8は、本発明の一実施形態に係るハイマウントナックル11が、車両前後方向の幅および車両幅方向の厚みが小さくなるように設計される様子を示す断面図である。図8に示すように、ハイマウントナックル11のナックル上部113は、断面U字形状を備え、車両前後方向における幅がWからW’に縮小され、車両幅方向における厚みがTW0からTW’に縮小されることで、各領域における単位質量あたりのひずみエネルギが平準化されてもよい。
また、上記のように、本発明に係るハイマウントナックル11は、自動車の車両本体に装着された姿勢において、ナックル上部113を鉛直方向に沿って5つ以上の領域に等分分割し、軸受支持部111の中心が固定されるとともにナックル上端部115に車両幅方向外側から内側に向かう水平荷重Fを加えた場合の、前記5つ以上の領域のうちナックル上端部115を含み最も上方に位置する領域(第1領域11A)を除く他の領域のそれぞれにおけるひずみエネルギを対応する各領域の質量で除した値の最小値が最大値の0.70以上となるように設計されている。当該設計方法によれば、アルミニウム合金製のハイマウントナックル11(車両用ナックル)における、車両幅方向外側から内側に向かう力に対する剛性を向上するとともに、ハイマウントナックル11を軽量化することが可能となる。
10 サスペンションユニット
11 ハイマウントナックル(車両用ナックル)
111 軸受支持部
112 ナックル下部
113 ナックル上部
114 タイロッド軸支部
115 ナックル上端部
116 ナックル下端部
11A 第1領域
11B 第2領域
11C 第3領域
11D 第4領域
11E 第5領域
12 ロワアーム
121 前側ブッシュ支持部
122 後側ブッシュ支持部
123 ジョイント支持部
14 タイロッド
15 ショックアブソーバ
151 油圧シリンダ
152 下部アーム
153 上部アーム
15S スプリング
16 下側ジョイント
17 上側ジョイント
18 前側ブッシュ
19 後側ブッシュ
L ナックル軸心
T 車輪

Claims (3)

  1. アルミニウム合金製の車両用ナックルであって、
    車輪の回転軸を形成する軸受部を支持する軸受支持部と、
    前記軸受支持部から上方に延び、ナックル上端部を有する、ナックル上部と、
    前記軸受支持部から下方に延び、ロワアームに接続されるナックル下部と、
    を備え、
    前記車両用ナックルが車両本体に装着された姿勢において、前記ナックル上部を鉛直方向に沿って5つ以上の領域に等分分割し、前記軸受支持部の中心が固定されるとともに前記ナックル上端部に車両幅方向外側から内側に向かう水平荷重を加えた場合の、前記5つ以上の領域のうち前記ナックル上端部を含み最も上方に位置する領域を除く他の領域のそれぞれにおけるひずみエネルギを対応する各領域の質量で除した値の最小値が最大値の0.70以上となる形状を前記ナックル上部が有している、車両用ナックル。
  2. アルミニウム合金素材の熱間鍛造によって成形される、請求項1に記載の車両用ナックル。
  3. 引張試験における0.2%耐力が350MPa以上である、請求項2に記載の車両用ナックル。




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