JP2019029765A - スレーブ装置、産業用ネットワークシステム、およびスレーブ装置制御方法 - Google Patents

スレーブ装置、産業用ネットワークシステム、およびスレーブ装置制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】実行可能な作業の種類を増やすことを可能とするスレーブ装置、産業用ネットワークシステムおよびスレーブ装置制御方法を提供する。【解決手段】スレーブ装置とスレーブ装置に接続された第1エンドエフェクタとが適切な通信を構築する第1接続方式に対応する第1モードと、スレーブ装置とスレーブ装置に接続された第2エンドエフェクタとが適切な通信を構築する、適切な通信を構築するために必要な時間が第1接続方式より短い第2接続方式に対応する第2モードと、が、ユーザによって予め設定可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、スレーブ装置、産業用ネットワークシステム、およびスレーブ装置制御方法に関する。
FA(Factory Automation)の分野においては、様々な種類の装置が作業の工程を分担して制御が行われる。工場施設等一定の領域において作業に用いられる各種のコントローラ、リモートI/O、および製造装置を連携して動作させるために、これらの装置を接続する、フィールドネットワークとも呼ばれる産業用ネットワークシステムが構築されている。
多くの産業用ネットワークシステムでは、マスター装置と、マスター装置による制御に従って動作する各種のスレーブ装置とが接続され通信を行うことにより生産工程が制御される。
各スレーブ装置には、エンドエフェクタが接続される。エンドエフェクタは、対応するスレーブ装置に対して着脱可能なものである。各スレーブ装置においては、作業目的に応じて、自身に接続されるエンドエフェクタが交換され得る(特許文献1参照)。
特開平9−174474号公報(1997年7月8日公開)
ところで、産業用ネットワークシステムの代表的なものであるEther CAT(登録商標)においては、「Fast Connect」と呼ばれる技術が知られている。
「Fast Connect」は、スレーブ装置と、スレーブ装置に接続されたエンドエフェクタとが、適切な通信を構築するために要する時間を短くする技術である。例えば、「Fast Connect」非適用時においては、この時間が数十秒〜1分以上となる一方、「Fast Connect」適用時においては、この時間が数秒程度となる。
「Fast Connect」を適用するためには、スレーブ装置が「Fast Connect」対応であること、および、エンドエフェクタが「Fast Connect」対応であることの両方が求められる。一方、エンドエフェクタが「Fast Connect」非対応である場合、「Fast Connect」を適用することができないので、スレーブ装置についても「Fast Connect」非対応であることが求められる。
従来、スレーブ装置が「Fast Connect」対応であるか、それとも「Fast Connect」非対応であるかについては、スレーブ装置の製造時に決定されてきた。このため、スレーブ装置においては、作業の実行時において、自身と適切な通信を構築することが可能なエンドエフェクタの種類が限定されてしまう。この結果、スレーブ装置においては、実行可能な作業の種類が少ないという問題が発生する。
本発明の一態様は、実行可能な作業の種類を増やすことを可能とするスレーブ装置、産業用ネットワークシステム、およびスレーブ装置制御方法を実現することを目的とする。
前記の問題を解決するために、本発明の一態様に係るスレーブ装置は、スレーブ装置と前記スレーブ装置に接続された第1エンドエフェクタとが適切な通信を構築する第1接続方式に対応する第1モードと、前記スレーブ装置と前記スレーブ装置に接続された第2エンドエフェクタとが適切な通信を構築する第2接続方式であって、前記適切な通信を構築するために必要な時間が前記第1接続方式より短い第2接続方式に対応する第2モードと、が、ユーザによって予め設定可能であることを特徴としている。
また、前記の問題を解決するために、本発明の一態様に係るスレーブ装置制御方法は、スレーブ装置と前記スレーブ装置に接続された第1エンドエフェクタとが適切な通信を構築する第1接続方式に対応する第1モードと、前記スレーブ装置と前記スレーブ装置に接続された第2エンドエフェクタとが適切な通信を構築する第2接続方式であって、前記適切な通信を構築するために必要な時間が前記第1接続方式より短い第2接続方式に対応する第2モードと、を、ユーザによって予め設定することを特徴としている。
前記の構成によれば、製造された段階で第1接続方式および第2接続方式の一方に設定されているスレーブ装置を、製造ラインまたは製造工程に応じて、第1接続方式および第2接続方式の他方にも対応させることができる。エンドエフェクタは一般に、第1接続方式および第2接続方式のいずれか一方のみに対応しているが、前記の構成によれば、スレーブ装置は、第1接続方式のみに対応している第1エンドエフェクタとも、第2接続方式のみに対応している第2エンドエフェクタとも、適切な通信を構築することができるようになる。
従って、前記の構成によれば、スレーブ装置と適切な通信を構築することが可能なエンドエフェクタの種類を増やすことが可能となるため、スレーブ装置が実行可能な作業の種類を増やすことが可能となる。
また、本発明の一態様に係るスレーブ装置は、前記スレーブ装置に前記第1エンドエフェクタが接続されたか、前記スレーブ装置に前記第2エンドエフェクタが接続されたかを、前記スレーブ装置自身が自動判別する第3モードが、前記ユーザによって予め設定可能であることが好ましい。
前記の構成によれば、スレーブ装置に接続されたエンドエフェクタが、第1接続方式のみに対応している第1エンドエフェクタであっても、第2接続方式のみに対応している第2エンドエフェクタであっても、当該スレーブ装置と当該エンドエフェクタとが適切な通信を構築することができる。
また、本発明の一態様に係るスレーブ装置は、物理層を構成するIC(Integrated Circuit)チップを備えており、前記ICチップに記憶された情報が書き換えられることにより、前記スレーブ装置の設定が切り替えられることが好ましい。
前記の構成によれば、スレーブ装置と、スレーブ装置に接続されたエンドエフェクタとの通信形態を制御することができるため、スレーブ装置の設定を容易に実現することができる。
また、本発明の一態様に係るスレーブ装置は、予め決められた時間に、前記第1モードおよび前記第2モードのいずれかに設定されることが好ましい。
また、本発明の一態様に係るスレーブ装置は、予め決められた作業工程の前に、前記第1モードと前記第2モードとのうち少なくとも一方に設定されることが好ましい。
前記の両構成によれば、所望のタイミングで第1モードおよび/または第2モードに設定することができる。
また、本発明の一態様に係る産業用ネットワークシステムは、本発明の一態様に係るスレーブ装置を備えていることを特徴としている。
前記の構成によれば、スレーブ装置が多彩な作業を実行することが可能な産業用ネットワークシステムを実現することができる。
本発明の一態様によれば、スレーブ装置が実行可能な作業の種類を増やすことが可能となる。
本発明の実施の形態に係る産業用ネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。 図1に示す制御部の構成例を示すブロック図である。 スレーブ装置と、スレーブ装置に接続されたエンドエフェクタとが、適切な通信を構築することができるか否かのパターンを示す表である。 「Fast Connect」適用時における、本発明の実施の形態に係るスレーブ制御装置の動作の流れを示すフローチャートである。 「Fast Connect」非適用時における、本発明の実施の形態に係るスレーブ制御装置の動作の流れを示すフローチャートである。 「Fast Connect」自動判別時における、本発明の実施の形態に係るスレーブ制御装置の動作の流れを示すフローチャートである。 予め決められた時間に、スレーブ装置の「Fast Connect」対応と「Fast Connect」非対応とを切り替える場合における、本発明の実施の形態に係るスレーブ制御装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に対する応用例を示すブロック図である。
図1は、本発明の実施の形態に係る産業用ネットワークシステム500の概略構成を示すブロック図である。産業用ネットワークシステム500は、Ether CATの規格に準拠したネットワークであり、例えば工場に敷設されFAシステムとして利用される。産業用ネットワークシステム500は、マスター装置100、3つ(複数)のスレーブ装置201〜203、3つ(複数)のエンドエフェクタ301〜303、およびスレーブ装置設定ツール(スレーブ制御装置)400を備えている。スレーブ装置201〜203のそれぞれは、例えば、ロボットアーム、または工作機械である。マスター装置100は、スレーブ装置201〜203、およびエンドエフェクタ301〜303の動作を制御する制御装置である。スレーブ装置設定ツール400は、スレーブ装置201〜203の設定、およびエンドエフェクタ301〜303の設定を行う情報処理装置であり、例えば、パーソナルコンピュータである。
マスター装置100は、プログラムおよび/またはオペレーションに従い、ネットワークを通じて制御データを含む情報信号を送信する。スレーブ装置201〜203は、それぞれ、当該情報信号を受信し、当該制御データに応じて動作する。産業用ネットワークシステム500を含む工場における生産は、マスター装置100が動作の内容およびタイミングを制御することにより、スレーブ装置201〜203が連動して作業を分担することにより達成される。
エンドエフェクタ301〜303は、それぞれ、スレーブ装置201〜203に接続される。スレーブ装置201とエンドエフェクタ301とが接続されたとき、スレーブ装置201は、エンドエフェクタ301を動作させることができる。スレーブ装置202とエンドエフェクタ302とが接続されたとき、スレーブ装置202は、エンドエフェクタ302を動作させることができる。スレーブ装置203とエンドエフェクタ303とが接続されたとき、スレーブ装置203は、エンドエフェクタ303を動作させることができる。エンドエフェクタ301〜303は、それぞれ、スレーブ装置201〜203に動作させられることにより対象物(図示しない)に直接働きかける機能を持つものである。エンドエフェクタ301〜303は、それぞれ、自身に接続されたスレーブ装置201〜203と通信を行う。また、エンドエフェクタ301〜303は、それぞれ自身に接続されたスレーブ装置201〜203を経由して、マスター装置100と通信を行う。エンドエフェクタ301〜303は、マスター装置100およびスレーブ装置201〜203からの情報信号を受信し、情報信号に含まれる制御データに応じて動作する。
以下、スレーブ装置201〜203のうち任意の1つに着目した説明を交える。スレーブ装置201〜203のうちここで着目したものを、スレーブ装置200と称する。また、エンドエフェクタ301〜303のうち当該スレーブ装置200に接続されるものを、エンドエフェクタ300と称する。
スレーブ装置設定ツール400は、第1設定部401、第2設定部402、および入力装置403を有している。第1設定部401は、スレーブ装置200とスレーブ装置200に接続されたエンドエフェクタ300とが、通常の時間(例えば、数十秒〜1分以上)をかけて適切な通信を構築する技術(以下「通常接続」と称する:第1接続方式)に対応するように、スレーブ装置200の設定を「通常接続」対応の第1モードに切り替える。第2設定部402は、スレーブ装置200とスレーブ装置200に接続されたエンドエフェクタ300とが、前記通常の時間より短い時間(例えば、数秒)をかけて適切な通信を構築する「Fast Connect」(第2接続方式)に対応するように、スレーブ装置200の設定を「Fast Connect」対応の第2モードに切り替える。「通常接続」対応は、「Fast Connect」非対応と同義である。入力装置403は、ユーザの指示に従って、スレーブ装置設定ツール400の外部からスレーブ装置200のモードを設定するためのものである。スレーブ装置設定ツール400は、有線または無線で直接スレーブ装置200と通信してもよいし、マスター装置100を介して、スレーブ装置200と通信してもよい。ユーザは、スレーブ装置設定ツール400を用いて、スレーブ装置200を、第1モードおよび第2モードに選択的に予め設定することができる。スレーブ装置200は、製造後に接続方式が固定されておらず、ユーザによって接続方式の設定を変更することが可能なよう構成されている。
これにより、製造された段階で「通常接続」および「Fast Connect」の一方に設定されているスレーブ装置200を、製造ラインまたは製造工程に応じて、「通常接続」および「Fast Connect」の他方にも対応させることができる。エンドエフェクタ300は一般に、「通常接続」および「Fast Connect」のいずれか一方のみに対応しているが、スレーブ装置200は、エンドエフェクタ300が「通常接続」に対応しているものであっても、「Fast Connect」に対応しているものであっても、エンドエフェクタ300と適切な通信を構築することができるようになる。
従って、スレーブ装置設定ツール400を用いることにより、スレーブ装置200と適切な通信を構築することが可能なエンドエフェクタの種類を増やすことが可能となるため、スレーブ装置200が実行可能な作業の種類を増やすことが可能となる。
また、スレーブ装置設定ツール400は、ユーザの入力装置403による入力に応じて、スレーブ装置200を、第3モードに予め設定可能である。第3モードとは、エンドエフェクタ300が第1接続方式か第2接続方式かいずれに対応しているか(換言すれば、スレーブ装置200に第1エンドエフェクタが接続されたか、スレーブ装置200に第2エンドエフェクタが接続されたか)をスレーブ装置200自身が自動判別するモードである。第3モードでは、スレーブ装置200は、まず第2接続方式に基づいてエンドエフェクタ300と前記適切な通信を構築することを試みる。エンドエフェクタの接続開始から所定時間(ユーザが任意に設定可能なものであり、例えば2秒程度)、前記適切な通信を構築することができない場合、スレーブ装置200は、接続方式を第1接続方式に切り替え、第1接続方式に基づいてエンドエフェクタ300と前記適切な通信を構築することを試みる。これにより、スレーブ装置200に接続されたエンドエフェクタ300が、「通常接続」のみに対応しているものであっても、「Fast Connect」のみに対応しているものであっても、スレーブ装置200とエンドエフェクタ300とが適切な通信を構築することができる。
また、スレーブ装置201〜203は、それぞれ、制御部211〜213を有している。以下、制御部211〜213のうちスレーブ装置200が有しているものを、制御部210と称する。
図2は、制御部210の構成例を示すブロック図である。制御部210は、ESC(Ether CAT Slave Controller)部221、MPU(Micro Processing Unit)部222、EEPROM(登録商標)223、および4つのPHY部224a〜224dを有している。制御部210の一構成例として、制御部210は、ESC部221およびMPU部222が同一のチップに搭載されてなるSOC(System on a Chip)を備えている。
ESC部221は、産業用ネットワークシステム500用の所定のプロトコルを処理するスレーブコントローラ(通信コントローラ部)である。MPU部222は、スレーブ装置200を統括的に制御するプロセッサであり、MPU部222による制御の対象にESC部221が含まれている。また、ESC部221は、必要に応じて、EEPROM223に対して情報を書き込んだり、EEPROM223から情報を読み出したりする。
PHY部224a〜224dのそれぞれは、スレーブ装置200における物理層を構成するICチップである。PHY部224aは、産業用ネットワークシステム500におけるスレーブ装置200の上流側(すなわち、マスター装置100側)と、スレーブ装置200とを通信させるための通信部である。PHY部224b、PHY部224c、およびPHY部224dのそれぞれは、スレーブ装置200と、産業用ネットワークシステム500におけるスレーブ装置200の下流側(すなわち、次段のスレーブ装置またはエンドエフェクタ300)とを通信させるための通信部である。PHY部224aには、当該上流側からフレームが流れ込んでくる。MPU部222にて、スレーブ装置200における各種のデータ処理を行った後、MPU部222からの指示に応じてESC部221は、例えばPHY部224b→PHY部224c→PHY部224dの順にフレームをフォワーディングさせる。PHY部224b、PHY部224c、およびPHY部224dは互いに、フレームをフォワーディングする順序こそ異なるが、本質的な構成は同じである。以下では、PHY部224cがエンドエフェクタ300にフレームをフォワーディングする例について説明する。
また、MPU部222は、設定反映部225を有している。第1設定部401の動作に応じて、スレーブ装置設定ツール400は、スレーブ装置200の設定を、「Fast Connect」対応から「Fast Connect」非対応に切り替える旨の指示を、MPU部222に送信する。当該指示に従って、MPU部222の設定反映部225は、エンドエフェクタ300が接続されるスレーブ装置200のポート(図示しない)の設定を、「Fast Connect」対応から「Fast Connect」非対応に切り替える。第2設定部402の動作に応じて、スレーブ装置設定ツール400は、スレーブ装置200の設定を、「Fast Connect」非対応から「Fast Connect」対応に切り替える旨の指示を、MPU部222に送信する。当該指示に従って、MPU部222の設定反映部225は、当該ポートの設定を、「Fast Connect」非対応から「Fast Connect」対応に切り替える。設定反映部225は、PHY部224cに記憶された情報を書き換えることにより、これらのポートの設定の切り替えを行うことができる。
スレーブ装置設定ツール400は、MPU部222(より具体的には、設定反映部225)を通じて、PHY部224cに記憶された情報を書き換える。これにより、スレーブ装置設定ツール400は、スレーブ装置200の設定を切り替える。これにより、スレーブ装置200と、スレーブ装置200に接続されたエンドエフェクタ300との通信形態を制御することができるため、スレーブ装置200の設定の切り替えを容易に実現することができる。このとき、スレーブ装置設定ツール400がESC部221の処理内容を変更しないので、ESC部221の再起動は不要である。
なお、制御部210において、PHY部224bは省略されてもよい。この場合、PHY部224cは上述したとおりエンドエフェクタ300と通信し、PHY部224dが次段のスレーブ装置と通信する。また、制御部210において、PHY部224dは省略されてもよい。この場合、PHY部224cは上述したとおりエンドエフェクタ300と通信し、PHY部224bが次段のスレーブ装置と通信する。上述したフォワーディングの順序に鑑みると、PHY部224dを省略するより、PHY部224bを省略するほうが一般的であると言える。もちろん、PHY部が5個以上あってもよい。
また、産業用ネットワークシステム500においては、スレーブ装置200の個数およびエンドエフェクタ300の個数が3個であるが、これらの個数はいずれも2以下であってもよいし4以上であってもよい。さらに、スレーブ装置設定ツール400は、マスター装置100に指示を送信し、マスター装置100がこの指示をMPU部222に送信する構成であってもよい。すなわち、スレーブ装置設定ツール400は、マスター装置100を介して、スレーブ装置200の設定の切り替えを行ってもよい。
図3は、スレーブ装置200と、スレーブ装置200に接続されたエンドエフェクタ300とが、適切な通信を構築することができるか否かのパターンを示す表である。
スレーブ装置200およびエンドエフェクタ300の両方が「Fast Connect」対応である場合、スレーブ装置200とエンドエフェクタ300とは適切な通信を構築することができる。また、スレーブ装置200およびエンドエフェクタ300の両方が「Fast Connect」非対応である場合、スレーブ装置200とエンドエフェクタ300とは適切な通信を構築することができる。一方、スレーブ装置200およびエンドエフェクタ300の、一方が「Fast Connect」対応であり他方が「Fast Connect」非対応である場合、スレーブ装置200とエンドエフェクタ300とは適切な通信を構築することができない。
図3中の項目“「Fast Connect」自動判別”は、スレーブ装置設定ツール400が、第2設定部402の動作完了から所定時間、前記適切な通信を構築することができない場合、第1設定部401の動作を行う場合に相当する。この場合、エンドエフェクタ300が「Fast Connect」対応であっても、「Fast Connect」非対応であっても、スレーブ装置200とエンドエフェクタ300とは適切な通信を構築することができる。
図4は、「Fast Connect」適用時(第2モード)における、スレーブ装置設定ツール400の動作の流れを示すフローチャートである。ここからは、スレーブ装置200の制御方法(スレーブ装置制御方法)について説明する。
まず、スレーブ装置設定ツール400の第2設定部402は、スレーブ装置200を「Fast Connect」対応に設定する。そして、スレーブ装置200に「Fast Connect」対応のエンドエフェクタ(第2エンドエフェクタ)E1を接続する(ステップS1)。なお、ここでは一例として、ステップS1を、産業用ネットワークシステム500におけるネットワークコンフィグレーション作成時に行う。また、スレーブ装置200およびエンドエフェクタE1はいずれも「Fast Connect」対応である。このため、スレーブ装置200と、スレーブ装置200に接続されたエンドエフェクタE1とが、適切な通信を構築することが可能であり、かつ構築のために必要な時間が数秒程度と非常に短い。なお、エンドエフェクタE1、ならびに後述するエンドエフェクタE2、E11、E12、E21、E22、およびE32のそれぞれは、エンドエフェクタ300の一種である。
続いて、産業用ネットワークシステム500の運転を開始する(ステップS2)。続いて、産業用ネットワークシステム500が所定の工程P1を実行する(ステップS3)。工程P1においては、スレーブ装置200がエンドエフェクタE1を動作させ、エンドエフェクタE1が対象物に直接働きかける。
続いて、スレーブ装置200からエンドエフェクタE1を外し、スレーブ装置200に「Fast Connect」対応のエンドエフェクタ(第2エンドエフェクタ)E2を接続する(ステップS4)。
続いて、産業用ネットワークシステム500が所定の工程P2を実行する(ステップS5)。工程P2においては、スレーブ装置200がエンドエフェクタE2を動作させ、エンドエフェクタE2が対象物に直接働きかける。なお、スレーブ装置200およびエンドエフェクタE2はいずれも「Fast Connect」対応である。このため、スレーブ装置200と、スレーブ装置200に接続されたエンドエフェクタE2とが、適切な通信を構築することが可能であり、かつ構築のために必要な時間が数秒程度と非常に短い。
図5は、「Fast Connect」非適用時(第1モード)における、スレーブ装置設定ツール400の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、スレーブ装置設定ツール400の第1設定部401は、スレーブ装置200を「Fast Connect」非対応に設定する。そして、スレーブ装置200に「Fast Connect」非対応のエンドエフェクタ(第1エンドエフェクタ)E11を接続する(ステップS11)。なお、ここでは一例として、ステップS11を、産業用ネットワークシステム500におけるネットワークコンフィグレーション作成時に行う。また、スレーブ装置200およびエンドエフェクタE11はいずれも「Fast Connect」非対応である。このため、スレーブ装置200と、スレーブ装置200に接続されたエンドエフェクタE11とが、適切な通信を構築することが可能である(但し、構築のために必要な時間は数十秒〜1分以上と長い)。
続いて、産業用ネットワークシステム500の運転を開始する(ステップS12)。続いて、産業用ネットワークシステム500が所定の工程P11を実行する(ステップS13)。工程P11においては、スレーブ装置200がエンドエフェクタE11を動作させ、エンドエフェクタE11が対象物に直接働きかける。
続いて、スレーブ装置200からエンドエフェクタE11を外し、スレーブ装置200に「Fast Connect」非対応のエンドエフェクタ(第1エンドエフェクタ)E12を接続する(ステップS14)。
続いて、産業用ネットワークシステム500が所定の工程P12を実行する(ステップS15)。工程P12においては、スレーブ装置200がエンドエフェクタE12を動作させ、エンドエフェクタE12が対象物に直接働きかける。なお、スレーブ装置200およびエンドエフェクタE12はいずれも「Fast Connect」非対応である。このため、スレーブ装置200と、スレーブ装置200に接続されたエンドエフェクタE12とが、適切な通信を構築することが可能である(但し、構築のために必要な時間は数十秒〜1分以上と長い)。
図6は、「Fast Connect」自動判別時(第3モード)における、スレーブ装置設定ツール400の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、スレーブ装置200にエンドエフェクタE21を接続する(ステップS21)。なお、ここでは一例として、ステップS21を、産業用ネットワークシステム500におけるネットワークコンフィグレーション作成時に行う。このとき、スレーブ装置200およびエンドエフェクタE21の両方が、「Fast Connect」対応であるか(図4のステップS1参照)、「Fast Connect」非対応である(図5のステップS11参照)。
続いて、産業用ネットワークシステム500の運転を開始する(ステップS22)。続いて、産業用ネットワークシステム500が所定の工程P21を実行する(ステップS23)。工程P21においては、スレーブ装置200がエンドエフェクタE21を動作させ、エンドエフェクタE21が対象物に直接働きかける。
続いて、スレーブ装置200からエンドエフェクタE21を外し、スレーブ装置200にエンドエフェクタE22を接続する(ステップS24)。
続いて、スレーブ装置設定ツール400の第2設定部402は、スレーブ装置200を「Fast Connect」対応に設定する。そして、スレーブ装置200は、所定時間(ユーザが任意に設定可能なものであり、例えば2秒程度)、エンドエフェクタE22との適切な通信の構築を試みる(ステップS25)。
前記所定時間以内で、スレーブ装置200とエンドエフェクタE22とが適切な通信を構築することができた場合(ステップS25の結果がYES)、産業用ネットワークシステム500が所定の工程P22を実行する(ステップS26)。工程P22においては、スレーブ装置200がエンドエフェクタE22を動作させ、エンドエフェクタE22が対象物に直接働きかける。なお、スレーブ装置200およびエンドエフェクタE22はいずれも「Fast Connect」対応である。このため、スレーブ装置200と、スレーブ装置200に接続されたエンドエフェクタE22とが、適切な通信を構築することが可能であり、かつ構築のために必要な時間が数秒程度と非常に短い。
一方、前記所定時間以内で、スレーブ装置200とエンドエフェクタE22とが適切な通信を構築することができなかった場合(ステップS25の結果がNO)、スレーブ装置設定ツール400の第1設定部401は、スレーブ装置200を「Fast Connect」非対応に切り替える(ステップS27)。その後、スレーブ装置200とエンドエフェクタE22との適切な通信の構築後、ステップS26に進む。なお、スレーブ装置200およびエンドエフェクタE22はいずれも「Fast Connect」非対応である。このため、スレーブ装置200と、スレーブ装置200に接続されたエンドエフェクタE22とが、適切な通信を構築することが可能である(但し、構築のために必要な時間は数十秒〜1分以上と長い)。第3モードでは、「Fast Connect」非対応のエンドエフェクタE22をスレーブ装置200に接続する場合、スレーブ装置200がまず第2接続方式で通信の構築を試みる分、第1モードで接続するより通信を構築するまでに長い時間が掛かる。それゆえ、「Fast Connect」非対応のエンドエフェクタE22をスレーブ装置200に接続することが分かっている場合、第3モード(自動判別)よりもスレーブ装置200を予め第1モードに設定しておく方が有利である。それゆえ、スレーブ装置200によれば、ユーザが、製造ライン(または製造工程)で使用するエンドエフェクタに応じて、スレーブ装置200の接続方式をより好適なモードに設定しておくことが可能である。
また、スレーブ装置設定ツール400は、予め決められた時間に、第1設定部401の動作および第2設定部402の動作のいずれかを行うことが、ユーザによって予め設定可能であってもよい。つまり、スレーブ装置200は、予め決められた時間に、前記第1モードおよび前記第2モードのいずれかに設定されてもよい。また、スレーブ装置設定ツール400は、予め決められた作業工程の前に、第1設定部401の動作および第2設定部402の動作のうち少なくとも一方を行うことが、ユーザによって予め設定可能であってもよい。つまり、スレーブ装置200は、予め決められた作業工程の前に、前記第1モードと前記第2モードとのうち少なくとも一方に設定されてもよい。これらにより、所望のタイミングで第1設定部401の動作および/または第2設定部402の動作を行うことができる。
図7は、予め決められた時間に、スレーブ装置200の「Fast Connect」対応と「Fast Connect」非対応とを切り替える場合における、スレーブ装置設定ツール400の動作の流れを示すフローチャートである。図7に示すフローチャートについては、図4に示すフローチャートとの相違点についてのみ説明を行う。
まず、ステップS1(図4参照)の動作に加え、第1設定部401がスレーブ装置200を「Fast Connect」非対応に切り替える時間を設定する(ステップS31)。この設定自体は、例えばタイマーを用いて周知の技術で実現することが可能であるため、詳細な説明は省略する。ここでは、ステップS3の終了直後(に相当する時間)に、第1設定部401がスレーブ装置200を「Fast Connect」非対応に切り替えるものとする。
そして、ステップS3の終了直後(予め決められた時間)に、スレーブ装置200は、接続方式を「Fast Connect」非対応(第1モード)に切り替える(ステップS32)。
続いて、スレーブ装置200からエンドエフェクタE1を外し、スレーブ装置200に「Fast Connect」非対応のエンドエフェクタ(第1エンドエフェクタ)E32を接続する(ステップS33)。
続いて、産業用ネットワークシステム500が所定の工程P32を実行する(ステップS34)。工程P32においては、スレーブ装置200がエンドエフェクタE32を動作させ、エンドエフェクタE32が対象物に直接働きかける。なお、スレーブ装置200およびエンドエフェクタE32はいずれも「Fast Connect」非対応である。このため、スレーブ装置200と、スレーブ装置200に接続されたエンドエフェクタE32とが、適切な通信を構築することが可能である(但し、構築のために必要な時間は数十秒〜1分以上と長い)。
(応用例)
図8は、以上の実施の形態に対する応用例を示すブロック図である。
「Fast Connect」の応用領域として、下記(A)〜(C)が考えられる。
(A)ロボットのエンドエフェクタの高速交換。
(B)マシニングセンターおよび/またはCNC工作機械のツール(エンドエフェクタ)の高速交換。
(C)段取り変えのため、ネットワーク構成を早く変更すること。
以下、前記(C)について、図8を参照して説明する。図8に示す産業用ネットワークシステム800は、マスター装置600、および3つ(複数)のスレーブ装置群701〜703を備えている。スレーブ装置群701は、所定の工程Xおよび所定の工程Yを実行するものであり、3つ(複数)のスレーブ装置711、721、および731からなる。スレーブ装置群702は、所定の工程Xを実行するものであり、3つ(複数)のスレーブ装置712、722、および732からなる。スレーブ装置群703は、所定の工程Yを実行するものであり、3つ(複数)のスレーブ装置713、723、および733からなる。スレーブ装置群701は、マスター装置600に接続されている。マスター装置600はマスター装置100と対応しており、スレーブ装置711〜713、721〜723、および731〜733のそれぞれはスレーブ装置200と対応している。
ここで、工程Xを実行する場合、スレーブ装置群701とスレーブ装置群702とが接続され、工程Yを実行する場合、スレーブ装置群701とスレーブ装置群703とが接続される。このように前記段取り変えは実施される。スレーブ装置711とスレーブ装置713との両方が「Fast Connect」対応である場合、「Fast Connect」を適用することにより、スレーブ装置群701とスレーブ装置群703とが、適切な通信を構築することが可能であり、かつ構築のために必要な時間が数秒程度と非常に短い。
また、Ether CATと同じくオートネゴシエーションやAuto−DMIXがある限り、「Fast Connect」対応・非対応の切り替えと同等の切り替えは応用可能である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
100 マスター装置
200、201、202、203 スレーブ装置
224a〜224d PHY部(物理層を構成するICチップ)
300、301、302、303 エンドエフェクタ
400 スレーブ装置設定ツール(スレーブ制御装置)
500 産業用ネットワークシステム
600 マスター装置
711、712、713、721、722、723、731、732、733 スレーブ装置
800 産業用ネットワークシステム
E1、E2、E11、E12、E21、E22、E32 エンドエフェクタ

Claims (7)

  1. スレーブ装置と前記スレーブ装置に接続された第1エンドエフェクタとが適切な通信を構築する第1接続方式に対応する第1モードと、
    前記スレーブ装置と前記スレーブ装置に接続された第2エンドエフェクタとが適切な通信を構築する第2接続方式であって、前記適切な通信を構築するために必要な時間が前記第1接続方式より短い第2接続方式に対応する第2モードと、
    が、ユーザによって予め設定可能であることを特徴とするスレーブ装置。
  2. 前記スレーブ装置に前記第1エンドエフェクタが接続されたか、前記スレーブ装置に前記第2エンドエフェクタが接続されたかを、前記スレーブ装置自身が自動判別する第3モードが、前記ユーザによって予め設定可能であることを特徴とする請求項1に記載のスレーブ装置。
  3. 物理層を構成するICチップを備えており、
    前記ICチップに記憶された情報が書き換えられることにより、前記スレーブ装置の設定が切り替えられることを特徴とする請求項1または2に記載のスレーブ装置。
  4. 予め決められた時間に、前記第1モードおよび前記第2モードのいずれかに設定されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスレーブ装置。
  5. 予め決められた作業工程の前に、前記第1モードと前記第2モードとのうち少なくとも一方に設定されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスレーブ装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のスレーブ装置を備えていることを特徴とする産業用ネットワークシステム。
  7. スレーブ装置と前記スレーブ装置に接続された第1エンドエフェクタとが適切な通信を構築する第1接続方式に対応する第1モードと、
    前記スレーブ装置と前記スレーブ装置に接続された第2エンドエフェクタとが適切な通信を構築する第2接続方式であって、前記適切な通信を構築するために必要な時間が前記第1接続方式より短い第2接続方式に対応する第2モードと、
    を、ユーザによって予め設定することを特徴とするスレーブ装置制御方法。
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