JP2019027225A - パネル連結式建物の設計施工方法およびモジュールパネル - Google Patents

パネル連結式建物の設計施工方法およびモジュールパネル Download PDF

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Abstract

【課題】施工が容易なパネル連結式建物を提供すること。【解決手段】パネル連結式住宅100の設計施工方法は、四周のパネル端面のうち三方が凸部を備えた凸側端面で一方が凹部を備えた凹側端面としたモジュールパネル1を使用する。モジュールパネル1の凸側端面(第4パネル端面14)の凸部を、他方のモジュールパネル1の凹側端面(第2パネル端面12)の凹部に差し込み相互に突き合わせて、ねじ釘等で相互に固定する。モジュールパネル1の凹側端面(第1パネル端面11)に、連結用補強材5を挟み、他方のモジュールパネル1の凹側端面(第3パネル端面13)を突き合わせ、ねじ釘等で相互に連結固定する。モジュールパネル1を縦横、上下左右に、連結することで、床構造体、壁構造体、天井構造体を構築できる。【選択図】図1

Description

本発明は、建物の床、壁、天井(屋根)を構築するために用いるモジュールパネル、および、モジュールパネルを連結して構築される床構造体、壁構造体、天井構造体を備えたパネル連結式建物の設計施工方法に関する。
住宅工法としては、木質パネルを用いたパネル工法が知られている。一般的なパネル工法では、建築現場において木造軸組を施工し、壁面、屋根面などに筋交い入りの木質パネルを張り付けている。非特許文献1には、現場での木造軸組の施工を不要とした壁構造の住宅を施工可能な木質パネル接着工法が記載されている。この工法では、工場生産により大型の壁パネル、屋根パネルを製作し、現場に搬入して、重機を用いて組み立て、相互に結合している。
一方、住宅の設計において、専門業者によって描かれた設計図等から立体的な施工後の住宅を思い描くことは、一般の人にとっては困難である。住宅メーカ、施工業者等は、施主が完成後の住宅を想像できるように、例えば、設計図に基づき完成後の住宅のミニチュア模型を製作する場合がある。特許文献1には、このために用いる建築立体模型を用いた建物設計支援システムが提案されている。
https://www.misawa.co.jp/kodate/technology/mokusitu/safety/kouho/(ミサワホーム株式会社)
特開2002−312419号公報
従来における住宅建築は、住宅を建築しようと考えている顧客(施主)が設計事務所、住宅メーカなどの設計施工業者に依頼し、設計施工者が顧客の希望に基づき設計図を描き、施工するという手順を踏んでいる。顧客が希望する間取りなどの要望は、耐力、強度などの構造上の理由により、あるいは、予算超過などの理由により、十分に反映されない場合が多い。
一般に、顧客は、構造に関する知識、建材、施工などの費用に関する知識を十分に持ち合わせておらず、顧客が自ら、希望する間取りなどを備えた住宅を設計することは容易ではない。また、自ら設計した住宅の建築費用の概算を専門家に頼らずに把握することも容易ではない。
住宅の間取り設計などを、例えば専門家の支援のもとに、顧客が自ら行うことが容易になれば、顧客の希望をより正確に反映した住宅を建築できる。また、このためには、顧客による住宅の間取り設計等を、完成後の住宅を容易に想像できる形態で行えることが望ましい。さらには、顧客は、間取りの設計・変更の過程において、専門家に確認しなくても、その建築費用の概算を容易に理解できることが望ましい。
本発明の目的は、このような点に鑑みて、住宅の取得を希望する顧客が自ら間取りなどを設計することが容易であり、完成後の姿および費用を理解することが容易なパネル連結式建物の設計施工方法を提案することにある。また、この目的を達成するのに適した構造のパネル連結式建物を構築するために用いるモジュールパネルを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のパネル連結式建物の設計施工方法では、パネル工法を採用し、そのために使用する矩形輪郭のパネルとして、四周のパネル端面のうち三方が凸部を備えた凸側端面で一方が凹部を備えた凹側端面としたモジュールパネル、または、隣接する二方が凸部を備えた凸側端面で残りの隣接する二方が凹部を備えた凹側端面のモジュールパネルを使用する。
施工段階においては、モジュールパネルの凸側端面に他方のモジュールパネルの凹側端面を突き合わせ、ねじ釘等で相互に連結固定する。また、モジュールパネルの凹側端面に、連結用補強材を挟み、他方のモジュールパネルの凹側端面を突き合わせ、ねじ釘等で相互に連結固定する。モジュールパネルを縦横、上下左右に、連結することで、床構造体、壁構造体および天井構造体を構築する。床、壁、天井を共通のモジュールパネルを用いて構築しているので、これらの部位を構築するために必要な建材の種類を大幅に少なくでき、簡単かつ効率良く、これらの部位を施工できる。
また、設計段階においては、モジュールパネル、連結用補強材などの建材を一定の縮小倍率で縮小したミニチュア建材パーツを事前に用意しておく。顧客(施主)に、ミニチュア建材パーツを用いて、希望する間取りの建物を設計してもらう。すなわち、ミニチュアモジュールパネルを、仮止め用のパーツを用いて、縦横に連結することで、希望する広さの床を設計でき、希望する位置に、ミニチュアモジュールパネルを上下左右に連結することで壁を設計でき、壁の上端において、ミニチュアモジュールパネルを縦横に連結することで天井(屋根)を設計できる。
床、壁、天井は共通のミニチュアモジュールパネルを使用しているので、簡単にミニチュア建物模型を製作できる。また、ミニチュアモジュールパネルの連結枚数、連結方向を調整することで、希望する建物の間取り等を設計でき、また、その設計変更も容易である。さらに、ミニチュアモジュールパネルを連結して構成したパネル連結体は所定の荷重に耐え得る構造体であるので、構造力学的な制約を受けることなく、顧客は間取り等を設計できる。さらには、組み立てたミニチュア建物模型から、顧客は、完成後の建物を容易に確認あるいは想像できる。よって、完成後の建物が、意図していたものと大きく異なるという事態は発生せず、顧客は自分の希望する間取りの建物を設計できる。
ミニチュア建物模型を製作するために使用したミニチュア建材パーツのそれぞれに単価を事前に設定し、その単価に、縮小倍率と同一の拡大倍率を乗算すると、実際の建材の単価になるようにしておく。あるいは、各ミニチュア建材パーツに、それらの実際の建材の単価を事前に設定しておく。一覧表の形態で、例えば、表計算ソフトウエアによって処理できるデータとして用意しておく。顧客は、設計しながら、使用するパーツの種類、数に基づき、完成後の建築費の概算を予測できる。よって、顧客は、予算を意識しながら設計することができるので、設計後の積算段階で建築費用が予算を大幅に超過し、大幅な設計変更を余儀なくされる事態を回避でき、便利である。
(a)はパネル連結式住宅の施工に用いるモジュールパネルを示す正面図、(b)はその断面図、(c)は(b)に直交する方向の断面図である。 (a)はモジュールパネルの斜視図、(b)はその分解斜視図である。 (a)〜(c)はモジュールパネルを平面方向に連結する場合の説明図である。 モジュールパネルを直交する状態に連結した場合を示す説明図である。 (a)は半幅のモジュールパネルを示す正面図、(b)はその断面図、(c)は(b)に直交する方向の断面図である。 パネル連結式住宅の一例を示す斜視図である。 (a)はパネル連結式住宅の短辺方向の断面図であり、(b)はその長辺方向の断面図である。 パネル連結式住宅の床平面図である。 (a)はモジュールパネルの別の例を示す正面図、(b)はその断面図、(c)はその(b)に直交する方向の断面図、(d)はその連結の仕方を示す説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したパネル連結式住宅の設計施工方法の実施の形態を説明する。
(モジュールパネル)
図1(a)はパネル連結式住宅の施工に用いるモジュールパネルを示す正面図であり、図1(b)はその断面図であり、図1(c)は図1(b)に直交する方向の断面図である。図2(a)はモジュールパネルの斜視図であり、図2(b)はその分解斜視図である。モジュールパネル1は、住宅の床、壁および天井を構築するために共通に用いられる例えば900mm×900mmの矩形輪郭のパネルである。モジュールパネル1は、矩形輪郭の木質のパネル枠(芯材)2と、パネル枠2内の矩形開口に充填した断熱材3と、パネル枠2の両側に張り付けて矩形開口を覆い隠している2枚の矩形輪郭の木質の表面板4から構成されている。
パネル枠2は、4本の矩形断面をした木質の第1〜第4枠材21〜24を矩形に組み合わせて構成されている。第2、第4枠材22、24の間には、第1、第3枠材21、23に平行に延びる状態で、第5枠材25が架け渡されている。これらの枠材21〜25は、例えば、釘によって相互に連結固定されている。第1、第2、第3、第5枠材21、22、23、25は同一矩形断面の枠材である。第4枠材24は、第1、第2、第3、第5枠材21、22、23、25と同一幅寸法であるが、これらよりも厚さ寸法が大きい補強枠材である。
2つの断熱材3は、パネル枠2とほぼ同一厚さの直方体形状をしており、パネル枠2の内側における2か所の矩形開口のそれぞれに、それらを充填する状態に装着されている。2枚の表面板4は、例えば、9mm厚の構造用合板を用いている。各表面板4は、第1〜第4枠材21〜24および第5枠材25に、釘止めされている。モジュールパネル1の四周の第1〜第4パネル端面11〜14のそれぞれは、パネル枠2の四周の第1〜第4枠端面21a〜24a(第1〜第4枠材21〜24の外側端面)のそれぞれと、2枚の表面板4の四周の第1〜第4板端面41〜44のそれぞれとによって構成される。
第1パネル端面11は、第1枠端面21aが、第1板端面41から内側に一定幅だけ後退して、一定深さの凹部が形成された凹側端面である。同様に、第2パネル端面12は、第2枠端面22aが、第2板端面42から内側に後退して、一定深さの凹部が形成された凹側端面であり、第3パネル端面13は、第3枠端面23aが第3板端面43から内側に後退して、一定深さの凹部が形成された凹側端面である。これに対して、第4パネル端面14は、第4枠端面24aが第4板端面44から外側に一定幅だけ突出して、一定高さの凸部が形成された凸側端面である。
図3(a)〜(c)はモジュールパネル1を平面方向に連結する場合の説明図である。まず、モジュールパネル1において、第1、第3パネル端面11、13に沿った方向を第1方向Hとし、これに直交する方向を第2方向Wとする。モジュールパネル1を第2方向Wに連結する場合には、図1(b)、図3(a)、(b)に示すように、一方のモジュールパネル1(1)の凹側端面である第1パネル端面11に、連結用補強材5を挟んだ状態で、他方のモジュールパネル1(2)の凹側端面である第3パネル端面13を突き合わせる。この状態で、第1パネル端面11における表面板4の縁端部分を釘打ちにより連結用補強材5に連結固定し、第3パネル端面13における表面板4の縁端部分を同様に釘打ちにより連結用補強材5に連結固定する。
連結用補強材5は矩形断面の部材であり、その幅寸法はパネル枠2と同一であり、その厚さ寸法は、第1、第3パネル端面11、13の凹部の深さの2倍よりも僅かに大きい。したがって、モジュールパネル1(1)、1(2)を第2方向Wに連結した状態では、図3(c)に示すように、双方のモジュールパネル1(1)、1(2)のそれぞれの表面板4によって連結用補強材5が覆い隠され、フラットな表面が形成される。
モジュールパネル1を第1方向Hに連結する場合には、図1(c)、図3(a)に示すように、一方のモジュールパネル1(1)の凸側端面である第4パネル端面14の凸部を、他方のモジュールパネル1(3)の凹側端面である第2パネル端面12の凹部に差し込み、これら第2、第4パネル端面12、14を突き合わせる。この状態で、モジュールパネル1(3)の側の表面板4の縁端部分を、釘打ちにより、モジュールパネル1(1)の側の補強枠板である厚い第4枠材24に連結固定する。
補強枠板である第4枠材24は、連結用補強材5と同一寸法の矩形断面の板である。モジュールパネル1(1)、1(3)を第1方向Hに連結した状態では、図3(c)に示すように、双方のモジュールパネル1(1)、1(3)のそれぞれの表面板4によって第4枠材24が覆い隠され、フラットな表面が形成される。
図4はモジュールパネル1を直交する状態に連結する場合を示す説明図である。例えば、建物の外壁コーナー部分を構成する場合等においては、この図に示すように、一方のモジュールパネル1(4)の凹側端面である第1パネル端面11と、他方のモジュールパネル1(5)の凹側端面である第3パネル端面13とを、相互に直交する状態に位置決めする。コーナー部分にできる矩形の隙間には、2種類のL型の平面ジョイント用コーナーパーツ6a、6bを取り付ける。平面ジョイント用コーナーパーツ6a、6bを組付けて釘打ちにより連結固定して、コーナー部分に中空角柱を構成し、ここに、双方のモジュールパネル1(4)、1(5)を釘打ちにより連結固定する。また、中空角柱の内部には、断熱材7が充填される。
ここで、モジュールパネル1として幅寸法あるいは高さ寸法が半分のモジュールパネルも使用される。図5(a)、(b)は、第1方向Hの寸法が半分のモジュールパネル1Aを示す正面図および断面図である。基本構成はモジュールパネル1と同一であるので、図においては対応する部位には同一の符号を付し、これらの部位の説明は省略する。
(パネル連結式住宅の設計施工方法)
上記のモジュールパネル1、1Aおよび連結用補強材5を使用したパネル連結式住宅の設計施工方法の例を説明する。図6Aはパネル連結式住宅の位置例を示す斜視図であり、壁仕上げなどの仕上げを施工する前の状態を示す。図6B(a)はその短辺方向の断面図であり、図6B(b)はその長辺方向の断面図である。
パネル連結式住宅100(以下、単に「住宅100」と呼ぶ場合もある。)は、モジュールパネル1、1A、連結用補強材5を用いて構成された床構造体110、外壁構造体120および天井構造体130からなる直方体形状の住宅本体部を備えている。住宅本体部は、基礎部分140の上に架け渡した鉄骨製の土台受け142の上に設置されている。住宅本体部の天井構造体130の上には、例えば、片流れ屋根150が設置されている。
基礎部分140では、例えばRC独立基礎141を、住宅100の外壁設置位置に沿って所定の間隔で設置し、その内側において所定の位置に設置し、H型鋼などの鉄骨製の土台受け142を、外壁設置位置に沿って配置して独立基礎141によって支持する。長辺方向に架け渡されている土台受け142の間には、所定の間隔で、短辺方向にスチール角パイプなどの横架材143を架け渡してある。また、必要に応じて、基礎部分140と土台受け142の間には、免震用のゴムなどの弾性部材144を装着する。基礎構造は各種の構造を採用でき、本例の構成に限定されるものではない。
図7はパネル連結式住宅100の1階の平面図であり、床構造体110のモジュールパネル1、1Aの割り付け例を示してある。モジュールパネル1、1Aは、本例では、長辺方向に連結用補強材5が延びる状態に連結される。また、長辺方向に延びる一列のパネル列に対して、短辺方向に隣接するパネル列が千鳥配置となるように、配列されている。また、モジュールパネル1、1Aでは対応できない寸法の部分が、長辺方向、短辺方向において発生することがある。この場合には、現場施工により調整用パネル111、112が連結される。調整用パネル111、112は、モジュールパネル1、1Aと同様に、両側に連結用補強材を通し、上下に長尺の構造用合板からなる表面板を張り付け、内部に断熱材が充填された構造である。
外壁構造体120の短辺側の割り付け例は図6B(a)に示され、長辺側の割り付け例は図6B(b)に示されている。外壁構造体120における下端部分は、現場施工による調整用パネル121が取り付けられる。調整用パネル121は、モジュールパネル1、1Aと同様に、上下の連結用補強材と、これらの間に充填した断熱材と、両側に張り付けた表面板とから構成される。調整用パネル121の下端の連結用補強材が土台受け142に溶接した連結用のボルトによって土台受け142に固定される。また、床構造体110との取り合い部分には、床構造体110のモジュールパネル1の凹側端面の凹部に連結材113を取り付け、これを介して、双方が釘打ちによって連結固定されている。図示の外壁構造体120では、四周にそれぞれ窓枠125、126が取り付けられている。
天井構造体130のパネル割付は、基本的に床構造体110と同様である。天井構造体130は、図6B(b)に示すように、外壁構造体120の上端部の間に短辺方向に架け渡した合板梁131によって支持されている。合板梁131は、パネル割付に沿って、その連結用補強材5の真下に位置するように通されている。また、天井構造体130の四周部分は、連結材132を介して、外壁構造体120の上端部に釘打ちにより連結固定されている。
次に、この構造のパネル連結式住宅100の設計段階においては、モジュールパネル1、1A、連結用補強材5、平面ジョイント用コーナーパーツ6a、6b、窓枠125、126、調整用パネルを含む建材を、それぞれ一定の縮小倍率で縮小した寸法のミニチュア建材パーツと、これらのミニチュア建材パーツ同士を平面方向および直交方向に仮止め可能な仮止め用パーツを含むミニチュア建材パーツセットを用意しておく。例えば、パーツの仮止めのために磁力を利用できる。例えば、ミニチュアモジュールパネルの凹側端面と凸側端面とを異なる磁極としておけば簡単に連結できる。
ミニチュア建材パーツセットを用いて、施主に、希望するレイアウトに沿って床、壁および天井が配置されたミニチュア建物模型を製作してもらう。実際の住宅100の床、壁、天井の構造体が、基本的にモジュールパネル1、1Aから構成されるので、柱、梁を配置する場合とは異なり、ミニチュア建材パーツを用いて、実際に施工される住宅100に対応する構造のレイアウトのミニチュア住宅模型を製作する作業を通じて、間取り等の設計が行われる。製作したミニチュア建物模型の床、壁、天井のレイアウトを変更する作業を繰り返して、施主は、実際に建築するパネル連結式建物の床、壁、天井あるいは屋根のレイアウトを決定できる(設計できる)。
ここで、ミニチュア建材パーツには、表計算ソフトウエアなどを用いて工事費を算出できるように、予め建築工事費積算用の単価を割り当てておく。ミニチュア建物模型の床、壁、天井を構成している各ミニチュア建材パーツの個数に、それぞれのミニチュア建材パーツに割り当てられている積算用の単価を乗算し、乗算結果を加算することで、実際の床、壁、天井の概略施工費用を算出できる。施主は、概略の工事費を確認しながら、ミニチュア建材パーツを用いて住宅のレイアウトを設計できる。
[モジュールパネルの別の例]
図8(a)〜(d)は、モジュールパネル1の別の構成例を示す正面図、直交する二方向で切断した場合の各断面図および連結の仕方を示す説明図である。本例のモジュールパネル200も、住宅などの建物の床、壁、天井を構築するために用いる矩形輪郭のパネルである。モジュールパネル200は、細長い長方形のパネルであり、例えば、短辺が450mm、長辺が2700mmである。
4本の矩形断面をした木質の第1〜第4枠材221〜224を矩形に組み合わせて構成したパネル枠220と、パネル枠220の矩形開口に充填した断熱材230と、パネル枠220の両側面に張り付けられて、矩形開口を覆い隠している木質の第1、第2表面板240を備えている。パネル枠220において、短辺側の第2枠材222および長辺側の第3枠材223は、同一断面の枠材である。長辺側の第1枠材221および短辺側の第4枠材224は、第2、第3枠材222、223と同一幅寸法であるが、これらよりも厚さ寸法が大きい補強枠材である。
モジュールパネル200の四周の第1〜第4パネル端面211〜214のそれぞれは、これら第1〜第4パネル端面211〜214に対応する位置にあるパネル枠220の第1〜第4枠材221〜224の第1〜第4枠端面221a〜224aのそれぞれと、2枚の表面板240のそれぞれの四周の第1〜第4板端面241〜244のそれぞれとによって構成されている。
第1枠端面221aと第1板端面241によって構成される第1パネル端面211は、第1枠端面221aが、第1板端面241から外側に一定幅だけ突出して一定高さの凸部が形成された凸側端面である。第2枠端面222aと第2板端面242によって構成される第2パネル端面212は、第2枠端面222aが、第2板端面242から内側に一定幅だけ後退して、一定深さの凹部が形成された凹側端面である。第3枠端面223aと第3板端面243によって構成される第3パネル端面213は、第3枠端面223aが第3板端面243から内側に一定幅だけ後退して一定深さの凹部が形成された凹側端面である。第4枠端面224aと第4板端面244によって構成される第4パネル端面214は、第4枠端面224aが第4板端面244から外側に突出して、凸部が形成された凸側端面である。
第1、第3パネル端面211、213に沿った方向を第1方向Hとし、これに直交する方向を第2方向Wとする。モジュールパネル200を第2方向Wに連結する場合には、図8(d)に示すように、一方のモジュールパネル200(1)の凸側端面である第1パネル端面211の凸部を、他方のモジュールパネル200(2)の凹側端面である第3パネル端面213の凹部に差し込み、これらの端面を突き合わせて相互に固定できる。同様に、モジュールパネル200を第1方向Hに連結する場合には、一方のモジュールパネル200の凹側端面である第2パネル端面212の凹部に、他方のモジュールパネル(図示せず)の凸側端面である第4パネル端面214の凸部を差し込み、これらの端面を突き合わせて相互に固定できる。
本例のモジュールパネル200を用いる場合には、モジュールパネル1、1Aを第2方向Wに連結する場合に用いる連結用補強材5が不要になる。したがって、パネルを連結して床構造体、壁構造体および天井構造体を構築するための作業を効率良く行える。
1 モジュールパネル
1A モジュールパネル
2 パネル枠
3 断熱材
4 表面板
5 連結用補強材
6a 平面ジョイント用コーナーパーツ
6b 平面ジョイント用コーナーパーツ
7 断熱材
11 第1パネル端面
12 第2パネル端面
13 第3パネル端面
14 第4パネル端面
21 第1枠材
21a 第1枠端面
22 第2枠材
22a 第2枠端面
23 第3枠材
23a 第3枠端面
24 第4枠材
24a 4枠端面
25 第5枠材
41 第1板端面
42 第2板端面
43 第3板端面
44 第4板端面
100 住宅
110 床構造体
111 調整用パネル
112 調整用パネル
113 連結材
120 外壁構造体
121 調整用パネル
125 窓枠
126 窓枠
130 天井構造体
131 合板梁
132 連結材
140 基礎部分
141 RC独立基礎
142 土台受け
143 横架材
144 弾性部材
150 屋根
200 モジュールパネル
211 第1パネル端面
212 第2パネル端面
213 第3パネル端面
214 第4パネル端面
220 パネル枠
221 第1枠材
221a 第1枠端面
222 第2枠材
222a 第2枠端面
223 第3枠材
223a 第3枠端面
224 第4枠材
224a 第4枠端面
230 断熱材
240 表面板
241 第1板端面
242 第2板端面
243 第3板端面
244 第4板端面
H 第1方向
W 第2方向

Claims (6)

  1. 建物の床、壁および天井を構築するために用いる矩形輪郭のパネルとして、四周のパネル端面のうち一方が凸部を備えた凸側端面で残りの三方が凹部を備えた凹側端面とした第1モジュールパネル、または、隣接する二方が凸部を備えた凸側端面で残りの隣接する二方が凹部を備えた凹側端面の第2モジュールパネルを用意し、
    前記第1モジュールパネルを使用した床、壁、天井の施工においては、前記第1モジュールパネルの前記凸側端面に他方の前記第1モジュールパネルの前記凹側端面を突き合わせ、ねじ釘等で相互に連結固定し、前記第1モジュールパネルの前記凹側端面に、前記凹部に装着可能な寸法の連結用補強材を挟み、他方の前記第1モジュールパネルの前記凹側端面を突き合わせ、相互に連結固定して、前記第1モジュールパネルを縦横あるいは上下左右に連結して、床構造体、壁構造体あるいは天井構造体を構築し、
    前記第2モジュールパネルを使用した床、壁、天井の施工においては、前記第2モジュールパネルの前記凸側端面に他方の前記第2モジュールパネルの前記凹側端面を突き合わせ、ねじ釘等で相互に連結固定して、前記第1モジュールパネルを縦横あるいは上下左右に連結して、前記床構造体、前記壁構造体あるいは前記天井構造体を構築することを特徴とするパネル連結式建物の設計施工方法。
  2. 請求項1において、
    前記床、壁、天井の設計段階においては、
    前記第1モジュールパネルあるいは前記第2モジュールパネルを含む建材を一定の縮小倍率で縮小したミニチュア建材パーツを事前に用意し、
    前記ミニチュア建材パーツのセットを用いて、希望するレイアウトに沿って前記床、前記壁および前記天井が配置されたミニチュア建物模型を製作し、
    製作した前記ミニチュア建物模型に基づき、実際に建築する前記パネル連結式建物の前記床、前記壁、前記天井のレイアウトを決定するパネル連結式建物の設計施工方法。
  3. 請求項2において、
    前記ミニチュア建材パーツに対して、所定の積算用の単価を予め割り当てておき、
    前記ミニチュア建物模型の床、壁、天井を構成している前記ミニチュア建材パーツのそれぞれの個数に前記単価のそれぞれを乗算し、乗算結果を加算して、実際の前記床、前記壁、前記天井の概略施工費用を算出するパネル連結式建物の設計施工方法。
  4. 請求項1に記載のパネル連結式建物の設計施工方法に用いる前記第1モジュールパネルであって、
    4本の矩形断面をした木質の第1〜第4枠材を矩形に組み合わせて構成したパネル枠と、
    前記パネル枠の矩形開口に充填した断熱材と、
    前記パネル枠の両側に張り付けられて、前記矩形開口を覆い隠している木質の第1、第2表面板と、
    を備えており、
    前記第1、第2、第3枠材は同一断面の枠材であり、
    前記第4枠材は、前記第1、第2、第3枠材と同一幅寸法であるが、これらよりも厚さ寸法が大きい補強枠材であり、
    前記パネル枠の四周の枠端面を第1〜第4枠端面とし、これら第1〜第4枠端面に対応する位置にある前記第1、第2表面板のそれぞれの四周の板端面を第1〜第4板端面とすると、
    前記第1枠端面と前記第1板端面によって構成される第1パネル端面は、前記第1枠端面が、前記第1板端面から内側に後退して、所定深さの凹部が形成された凹側端面であり、
    前記第2枠端面と前記第2板端面によって構成される第2パネル端面は、前記第2枠端面が、前記第2板端面から内側に後退して、所定深さの凹部が形成された凹側端面であり、
    前記第3枠端面と前記第3板端面によって構成される第3パネル端面は、前記第3枠端面が前記3板端面から内側に後退して、所定深さの凹部が形成された凹側端面であり、
    前記第4枠端面と前記第4板端面によって構成される第4パネル端面は、前記第4枠端面が前記4板端面から外側に突出して、所定高さの凸部が形成された凸側端面であり、
    前記第1、第3パネル端面に沿った方向を第1方向とし、これに直交する方向を第2方向とすると、
    前記第1モジュールパネルを前記第1方向に連結する場合には、一方の前記第1モジュールパネルの凹側端面である前記第2パネル端面の凹部に、他方の前記第1モジュールパネルの凸側端面である前記第4パネル端面の凸部を差し込み、これらの端面を突き合わせた状態で相互に固定可能であり、
    前記第1モジュールパネルを前記第2方向に連結する場合には、一方の前記第1モジュールパネルの凹側端面である前記第1パネル端面に、連結用補強材を挟んだ状態で、他方の前記第1モジュールパネルの凹側端面である前記第3パネル端面を突き合わせ、これら第1、第3パネル端面の部分を、前記連結用補強材を介して固定可能である第1モジュールパネル。
  5. 請求項4において、
    前記パネル枠における前記第2枠材と前記第4枠材との間には、これらに直交する方向に木質の第5枠材が架け渡されている第1モジュールパネル。
  6. 請求項1に記載のパネル連結式建物の設計施工方法に用いる前記第2モジュールパネルであって、
    4本の矩形断面をした木質の第1〜第4枠材を矩形に組み合わせて構成したパネル枠と、
    前記パネル枠の矩形開口に充填した断熱材と、
    前記パネル枠の両側に張り付けられて、前記矩形開口を覆い隠している木質の第1、第2表面板と、
    を備えており、
    前記第2、第3枠材は同一断面の枠材であり、
    前記第1、第4枠材は、前記第2、第3枠材と同一幅寸法であるが、これらよりも厚さ寸法が大きい補強枠材であり、
    前記パネル枠の四周の枠端面を第1〜第4枠端面とし、これら第1〜第4枠端面に対応する位置にある前記第1、第2表面板のそれぞれの四周の板端面を第1〜第4板端面とすると、
    前記第1枠端面と前記第1板端面によって構成される第1パネル端面は、前記第1枠端面が、前記第1板端面から外側に突出して、所定高さの凸部が形成された凸側端面であり、
    前記第2枠端面と前記第2板端面によって構成される第2パネル端面は、前記第2枠端面が、前記第2板端面から内側に後退して、所定深さの凹部が形成された凹側端面であり、
    前記第3枠端面と前記第3板端面によって構成される第3パネル端面は、前記第3枠端面が、前記第3板端面から内側に後退して、所定深さの凹部が形成された凹側端面であり、
    前記第4枠端面と前記第4板端面によって構成される第4パネル端面は、前記第4枠端面が、前記4板端面から外側に突出して、所定高さの凸部が形成された凸側端面であり、
    前記第1、第3パネル端面に沿った方向を第1方向とし、これに直交する方向を第2方向とすると、
    前記第2モジュールパネルを前記第1方向に連結する場合には、一方の前記第2モジュールパネルの凸側端面である前記第1パネル端面の凸部を、他方の前記第2モジュールパネルの凹側端面である前記第3パネル端面の凹部に差し込み、これらの端面を突き合わせて相互に固定可能であり、
    前記第2モジュールパネルを前記第2方向に連結する場合には、一方の前記第2モジュールパネルの凸側端面である前記第4パネル端面の凸部に、他方の前記第2モジュールパネルの凹側端面である前記第2パネル端面の凹部を差し込み、これらの端面を突き合わせて相互に固定可能である第2モジュールパネル。
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