JP2019025936A - ウィンドウパネルの取付構造及び車両用バックドア - Google Patents

ウィンドウパネルの取付構造及び車両用バックドア Download PDF

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Abstract

【課題】ウィンドウパネルの再利用を図る修理において、ウィンドウパネルを傷付きから保護することができるウィンドウパネルの取付構造及び車両用バックドアを提供する。【解決手段】ウィンドウパネルの取付構造であって、ウィンドウパネル8は、樹脂で形成されており、透明樹脂で透明に形成された透明樹脂部8aと、透明樹脂部8aの縁部8cにおいて透明樹脂部8aとインナパネル7との間に配置されるように透明樹脂部8aと一体化されると共に、有色樹脂で有色に形成された枠形状の有色樹脂部8bと、を有する。有色樹脂部8bは、透明樹脂部8aの縁部8cに沿って延在すると共に接着材Gが配置される接着領域Aを含む。インナパネル7は、窓開口部7aを画成すると共に接着材Gを介して有色樹脂部8bに接着される窓取付部7bを有する。有色樹脂部8bには、窓取付部7bに向かって突出する突起10が接着領域Aに沿って設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、ウィンドウパネルの取付構造及び車両用バックドアに関する。
従来の車両用バックドアとしては、例えば特許文献1に記載されているような構造が知られている。特許文献1に記載のバックドアは、バックドアガラスを装着する開口部を備え、樹脂製のインナパネルと樹脂製のアウタパネルとを重ね合わせて構成されているバックドアであって、上記インナパネルと上記アウタパネルとを接合する接着材が、上記開口部を形成する上記インナパネルの内周縁部と上記アウタパネルの内周縁部との間に塗布されており、接着面を剥離するための線状部材が、上記インナパネルの内周縁部と上記アウタパネルの内周縁部との間に配設されている。
特許4915706号公報
上記従来技術においては、バックドアを分解するために線状部材を用いて接着面を剥離する際、線状部材がウィンドウパネルに接触する可能性がある。この場合、例えばウィンドウパネルが樹脂材料で形成されていると、線状部材がウィンドウパネルに接触したときにウィンドウパネルが簡単に傷つけられてしまう。そのため、例えばバックドアにおいてインナパネルとウィンドウパネルとを分離してウィンドウパネルの再利用を図る修理において、ウィンドウパネルの再利用が困難となるおそれがある。
本発明の目的は、ウィンドウパネルの再利用を図る修理において、ウィンドウパネルを傷付きから保護することができるウィンドウパネルの取付構造及び車両用バックドアを提供することである。
本発明の一態様に係るウィンドウパネルの取付構造は、車両に搭載されたパネルの開口部を覆うようにウィンドウパネルを取り付けるウィンドウパネルの取付構造であって、ウィンドウパネルは、透明樹脂で透明に形成された透明部と、透明部の縁部において透明部とパネルとの間に配置されるように透明部と一体化されると共に、有色材で有色に形成された枠形状の有色部と、を有し、有色部は、透明部の縁部に沿って延在すると共に接着材が配置される接着領域を含み、パネルは、開口部を画成すると共に接着材を介して有色部に接着される窓取付部を有し、有色部には、窓取付部に向かって突出する突起が接着領域に沿って設けられている。
このようなウィンドウパネルの取付構造においては、ウィンドウパネルの有色部とパネルの窓取付部とが、接着材を介して接着されている。この接着材を、例えば有色部と窓取付部との間に挿入された線状部材によって切断することにより、ウィンドウパネルとパネルとを分離できる。このウィンドウパネルの取付構造においては、ウィンドウパネルの有色部に、窓取付部に向かって突出する突起が接着領域に沿って設けられている。そのため、ウィンドウパネルとパネルとを分離する際に、挿入された線状部材がウィンドウパネルに接触することが、突起によって抑制される。その結果、ウィンドウパネルの再利用を図る修理において、ウィンドウパネルを傷付きから保護することができる。
突起は、接着領域の延在方向に交差する方向において接着材を挟むように設けられていてもよい。この場合、接着領域の延在方向に交差する方向において、接着材の両側に複数の突起が設けられることになる。よって、複数の突起によって、挿入された線状部材がウィンドウパネルに接触することがより好適に抑制されるため、ウィンドウパネルをより確実に傷付きから保護することができる。
接着領域は、有色部の全周に亘って延在しており、接着材及び突起は、接着領域の全周に亘って配置されていてもよい。この場合、接着材及び突起が有色部の全周に亘って配置されるため、防水性が確保されると共に、ウィンドウパネルを全周に亘って傷付きから保護することができる。
突起は、有色部と一体的に形成されていてもよい。この場合、別部品で突起を形成する場合と比べて、コストを抑制することができる。
突起は、接着材に対向する第1側面と、接着領域の延在方向に交差する方向において第1側面に対向する第2側面と、を有し、第2側面は、突起の基端側から先端側に向かうに従って接着材側に傾斜していてもよい。この場合、突起の基端側から先端側に向かうに従って接着材側に傾斜している第2側面によって、挿入された線状部材が突起の先端側に案内される。よって、ウィンドウパネルへの接触を抑制しつつ、線状部材を容易に挿入することができる。
本発明の一態様に係る車両用バックドアは、車体の後部に開閉可能に取り付けられた車両用バックドアであって、開口部を有するインナパネルと、開口部を覆うようにインナパネルに取り付けられたウィンドウパネルと、を備え、ウィンドウパネルは、透明樹脂で透明に形成された透明部と、透明部の縁部において透明部とインナパネルとの間に配置されるように透明部と一体化されると共に、有色材で有色に形成された枠形状の有色部と、を有し、有色部は、透明部の縁部に沿って延在すると共に接着材が配置される接着領域を含み、インナパネルは、開口部を画成すると共に接着材を介して有色部に接着される窓取付部を有し、有色部には、窓取付部に向かって突出する突起が接着領域に沿って設けられている。
このような車両用バックドアにおいては、ウィンドウパネルの有色部とインナパネルの窓取付部とが、接着材を介して接着されている。この接着材を、例えば有色部と窓取付部との間に挿入された線状部材によって切断することにより、ウィンドウパネルとインナパネルとを分離できる。この車両用バックドアにおいては、ウィンドウパネルの有色部に、窓取付部に向かって突出する突起が接着領域に沿って設けられている。そのため、ウィンドウパネルとインナパネルとを分離する際に、挿入された線状部材がウィンドウパネルに接触することが、突起によって抑制される。その結果、ウィンドウパネルの再利用を図る修理において、ウィンドウパネルを傷付きから保護することができる。
本発明によれば、ウィンドウパネルの再利用を図る修理において、ウィンドウパネルを傷付きから保護することができるウィンドウパネルの取付構造及び車両用バックドアを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用バックドアを備えた車両を示す斜視図である。 図1に示されたバックドアの上側部分の車幅方向中央部(図1におけるM部分)を示す断面図である。 図2に示されたウィンドウパネルの取付構造の拡大図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用バックドアを備えた車両を示す斜視図である。図1において、車両1は、車体2を備えている。車体2の上部には、ルーフパネル3が設けられている。車体2の両側部には、サイドパネル4が設けられている。車体2の下部には、バンパー5が設けられている。なお、図中の矢印FRは、車両1の前後方向における前側を示しており、図中の矢印UPは、車両1の上下方向における上側を示しており、図中の矢印OUTは、車両1の車幅方向における外側を示している。
車体2の後部には、本実施形態の車両用バックドア6(以下、単にバックドア6)が開閉可能に取り付けられている。バックドア6は、ルーフパネル3の後端部にヒンジ(図示せず)を介して上下方向に回動可能に支持されている。なお、以下の説明において、バックドア6に関する上下方向及び前後方向は、バックドア6を車体2に対して閉めた状態(図1参照)における方向のことである。
バックドア6は、窓開口部(開口部)7aを有するインナパネル7(図2参照)と、このインナパネル7の窓開口部7aを覆うようにインナパネル7に取り付けられたウィンドウパネル8と、このウィンドウパネル8の下方においてインナパネル7の後側(車室外側)に配置されるようにインナパネル7に取り付けられたアウタパネル9と、ウィンドウパネル8の上部に取り付けられたスポイラーSとを備えている。インナパネル7は、車両1に搭載されウィンドウパネル8よりも内側に配置されたパネルである。
ウィンドウパネル8は、樹脂(例えばポリカーボネート)で形成されている。ウィンドウパネル8を樹脂で形成することにより、ウィンドウパネル8を自由な形状にすることができる。インナパネル7、アウタパネル9、及びスポイラーSは、樹脂(例えばポリプロピレン)で形成されている。インナパネル7及びアウタパネル9は、金属で形成されていてもよい。
ウィンドウパネル8は、透明樹脂で透明に形成された透明樹脂部(透明部)8aと、有色樹脂(有色材)で有色に形成された有色樹脂部(有色部)8bと、を有している。なお、有色樹脂部8bを形成する有色樹脂としては、例えば黒の樹脂材が用いられる。有色樹脂部8bは、透明樹脂部8aの縁部8cにおいて透明樹脂部8aとインナパネル7との間に配置されるように透明樹脂部8aと一体化されている。つまり、有色樹脂部8bは、枠形状を呈している。なお、ウィンドウパネル8は、透明樹脂部8aの一部がインナパネル7の窓開口部7aと一致するように配置され、インナパネル7に取り付けられている。有色樹脂部8bは、インナパネル7の開口部の周囲に配置されている。
このバックドア6では、以下説明するようなウィンドウパネルの取付構造にてウィンドウパネル8がインナパネル7に取り付けられている。図2は、図1に示されたバックドア6の上側部分の車幅方向中央部(図1におけるM部分)を示す断面図である。図3は、図2に示されたウィンドウパネルの取付構造の拡大図である。
図2及び図3に示されるように、インナパネル7は、窓取付部7bを有する。窓取付部7bは、インナパネル7における窓開口部7aを取り囲む部分である。すなわち、窓取付部7bは、窓開口部7aを画成している。窓取付部7bは、インナパネル7の窓開口部7aを覆うようにウィンドウパネル8をインナパネル7に取り付ける場合に、ウィンドウパネル8の外周部(特に有色樹脂部8b)が配置される部分である。窓取付部7bは、接着材Gを介して有色樹脂部8bに接着されている。接着材Gとしては、例えば水密性を有するウレタン系接着剤が用いられる。
有色樹脂部8bは、透明樹脂部8aの縁部8cに沿って延在すると共に接着材Gが配置される接着領域Aを含んでいる。接着領域Aは、有色樹脂部8bに沿って、有色樹脂部8bの全周に亘って延在している(図1参照)。接着材Gは、接着領域Aの全周に亘って配置されている。
接着領域Aは、例えば、接着領域Aの延在方向と交差する方向に所定幅を有する帯状の仮想的な領域である。所定幅は、特に限定されるものではなく、例えば配置された接着材Gの幅であってもよいし、ウィンドウパネル8をインナパネル7に取り付けた際に接着材Gが圧縮されて押し広げられたときの接着材Gの幅であってもよい。
有色樹脂部8bには、窓取付部7bに向かって突出する突起10が設けられている。突起10は、ウィンドウパネル8をインナパネル7に取り付けた際に、突起10の頂部11と窓取付部7bとが接触しない程度の突出高さで有色樹脂部8bから突出している。突起10は、例えば有色樹脂部8bと一体的に形成されている。
突起10は、接着領域Aに沿って設けられている。突起10は、接着領域Aに沿って連続して延びるように設けられていてもよいし、接着領域Aに沿って断続的に(互いに離間するように)設けられていてもよい。突起10は、好ましくは、接着領域Aの全周に亘って配置されている。
突起10は、接着領域Aの延在方向に交差する方向において接着材Gを挟むように設けられている。つまり、突起10は、接着材Gの幅方向両側に設けられている。これにより、接着材Gが圧縮された際のはみ出しが抑制される。
突起10の断面形状は、特に限定されないが、一例として略三角形である。突起10は、接着材Gに対向する第1側面12と、接着領域Aの延在方向に交差する方向において第1側面12に対向する第2側面13と、を有している。第2側面13は、突起10の基端14側から頂部11側(先端側)に向かうに従って接着材G側に傾斜している。つまり、接着領域Aの延在方向に交差する方向において、突起10の頂部11側における幅は、突起10の基端14側における幅よりも小さくなっている。
突起10は、ウィンドウパネル8の再利用を図る修理において、インナパネル7とウィンドウパネル8との間に挿入された線状部材がウィンドウパネル8に接触することを抑制する機能を有する。
ウィンドウパネル8の再利用を図る修理とは、例えば、インナパネル7が損傷しておりウィンドウパネル8が損傷していない場合(つまりウィンドウパネル8の再利用が可能であると見込まれる場合)、インナパネル7とウィンドウパネル8とを分離してインナパネル7のみを新品に交換し、ウィンドウパネルのみを再利用する修理を意味する。この修理においては、インナパネル7とウィンドウパネル8とを分離するために、インナパネル7とウィンドウパネル8との間に線状部材(例えばピアノ線)が挿入される。挿入された線状部材は、突起10の頂部11とインナパネル7の窓取付部7bとが接触していないため、窓取付部7bと頂部11との間を、図3の二点鎖線Wで示されるように通される。このようにして、有色樹脂部8bと窓取付部7bとを接着している接着材Gを切断する方法が取られるのが一般的である。このような方法では、ウィンドウパネル8が樹脂材料で形成されていると、線状部材がウィンドウパネル8に接触したときにウィンドウパネル8が簡単に傷つけられてしまう。
そこで、本実施形態に係るバックドア6及びウィンドウパネルの取付構造によれば、有色樹脂部8bに、窓取付部7bに向かって突出する突起10が接着領域Aに沿って設けられている。そのため、インナパネル7とウィンドウパネル8とを分離する際に、挿入された線状部材がウィンドウパネル8に接触することが、突起10によって抑制される。その結果、例えばウィンドウパネル8の再利用を図る修理において、ウィンドウパネル8を傷付きから保護することができる。
また、本実施形態では、突起10は、接着領域Aの延在方向に交差する方向において接着材Gを挟むように設けられている。これにより、接着領域Aの延在方向に交差する方向において、接着材Gの両側に複数の突起10が設けられることになる。よって、複数の突起10によって、挿入された線状部材がウィンドウパネル8に接触することがより好適に抑制されるため、ウィンドウパネル8をより確実に傷付きから保護することができる。
また、本実施形態では、接着領域Aは、有色樹脂部8bの全周に亘って延在している。接着材G及び突起10は、接着領域Aの全周に亘って配置されている。これにより、接着材G及び突起10が有色樹脂部8bの全周に亘って配置されるため、防水性が確保されると共に、ウィンドウパネル8を全周に亘って傷付きから保護することができる。
また、本実施形態では、突起10は、有色樹脂部8bと一体的に形成されている。これにより、別部品で突起10を形成する場合と比べて、コストを抑制することができる。
また、本実施形態では、突起10は、接着材Gに対向する第1側面12と、接着領域Aの延在方向に交差する方向において第1側面12に対向する第2側面13と、を有している。第2側面13は、突起10の基端14側から頂部11側に向かうに従って接着材G側に傾斜している。これにより、突起10の基端14側から頂部11側に向かうに従って接着材G側に傾斜している第2側面13によって、挿入された線状部材が頂部11側に案内される。よって、ウィンドウパネル8への接触を抑制しつつ、線状部材を容易に挿入することができる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記実施形態では、有色樹脂部8bは、有色材として有色樹脂で形成されていたが、例えば透明樹脂上に有色材として有色のシート及び有色の塗料等からなる有色部が構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、インナパネル7にウィンドウパネル8が直接的に取り付けられていたが、ウィンドウパネル8はアウタパネル9に取り付けられていてもよいし、インナパネル7とウィンドウパネル8との間の一部にアウタパネル9が介在されて間接的に取り付けられていてもよい。
突起10は、接着領域Aの延在方向に交差する方向において接着材Gを挟むように設けられていたが、接着領域Aの延在方向に交差する方向における接着材Gの片側に設けられていてもよい。
突起10は、接着領域Aの全周に亘って配置されていたが、接着領域Aの一部分(例えばウィンドウパネル8に線状部材が接触し易い部分)に配置されていてもよい。
突起10は、有色樹脂部8bと一体的に形成されていたが、突起10は、有色樹脂部8bとは別体であってもよい。この場合、突起10は、例えば樹脂材及び金属材等で形成された部材が有色樹脂部8bに接着及び溶着等により接合されることで構成されていてもよい。
突起10の断面形状として、略三角形を例示したが、これに限定されない。突起10の断面形状は、例えば矩形、略台形、又は多角形であってもよい。第1側面12は、平面に限定されず、湾曲面であってもよい。第2側面13は、平面に限定されず、湾曲面であってもよい。例えば、突起10の断面形状は、半円形又は扇形であってもよい。
また、上記実施形態では、ウィンドウパネルの取付構造の一例として車両用バックドア6におけるウィンドウパネル8をインナパネル7に取り付ける構造を例示したが、これに限定されず、車両1に搭載されウィンドウパネル8よりも内側に配置されたパネルにウィンドウパネル8を取り付ける構造であればよい。例えば、ルーフパネル3の開口部を覆うようにウィンドウパネルをルーフパネル3に取り付ける構造であってもよいし、サイドパネル4の開口部を覆うようにウィンドウパネルをサイドパネル4に取り付ける構造であってもよい。更には、ルーフパネル3の前端部、一対のフロントピラー(不図示)及びカウルパネル(不図示)によって画成される開口部を覆うようにフロントガラスパネル(ウインドシールド)をルーフパネル3の前端部、一対のフロントピラー及びカウルパネルに取り付ける構造であってもよい。
1…車両、2…車体、6…バックドア(車両用バックドア)、7…インナパネル(パネル)、7a…窓開口部(開口部)、7b…窓取付部、8…ウィンドウパネル、8a…透明樹脂部(透明部)、8b…有色樹脂部(有色部)、8c…縁部、10…突起、11…頂部、12…第1側面、13…第2側面、14…基端、A…接着領域、G…接着材、W…二点鎖線。

Claims (6)

  1. 車両に搭載されたパネルの開口部を覆うようにウィンドウパネルを取り付けるウィンドウパネルの取付構造であって、
    前記ウィンドウパネルは、透明樹脂で透明に形成された透明部と、前記透明部の縁部において前記透明部と前記パネルとの間に配置されるように前記透明部と一体化されると共に、有色材で有色に形成された枠形状の有色部と、を有し、
    前記有色部は、前記透明部の前記縁部に沿って延在すると共に接着材が配置される接着領域を含み、
    前記パネルは、前記開口部を画成すると共に前記接着材を介して前記有色部に接着される窓取付部を有し、
    前記有色部には、前記窓取付部に向かって突出する突起が前記接着領域に沿って設けられている、ウィンドウパネルの取付構造。
  2. 前記突起は、前記接着領域の延在方向に交差する方向において前記接着材を挟むように設けられている、請求項1記載のウィンドウパネルの取付構造。
  3. 前記接着領域は、前記有色部の全周に亘って延在しており、
    前記接着材及び前記突起は、前記接着領域の全周に亘って配置されている、請求項1又は2記載のウィンドウパネルの取付構造。
  4. 前記突起は、前記有色部と一体的に形成されている、請求項1〜3の何れか一項記載のウィンドウパネルの取付構造。
  5. 前記突起は、前記接着材に対向する第1側面と、前記接着領域の延在方向に交差する方向において前記第1側面に対向する第2側面と、を有し、
    前記第2側面は、前記突起の基端側から先端側に向かうに従って前記接着材側に傾斜する、請求項1〜4の何れか一項記載のウィンドウパネルの取付構造。
  6. 車体の後部に開閉可能に取り付けられた車両用バックドアであって、
    開口部を有するインナパネルと、
    前記開口部を覆うように前記インナパネルに取り付けられたウィンドウパネルと、を備え、
    前記ウィンドウパネルは、透明樹脂で透明に形成された透明部と、前記透明部の縁部において前記透明部と前記インナパネルとの間に配置されるように前記透明部と一体化されると共に、有色材で有色に形成された枠形状の有色部と、を有し、
    前記有色部は、前記透明部の前記縁部に沿って延在すると共に接着材が配置される接着領域を含み、
    前記インナパネルは、前記開口部を画成すると共に前記接着材を介して前記有色部に接着される窓取付部を有し、
    前記有色部には、前記窓取付部に向かって突出する突起が前記接着領域に沿って設けられている、車両用バックドア。
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