JP2019025553A - 加工工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部からばね力を調整できる加工工具を提供する。【解決手段】駆動モータの軸に結合する連結手段と、外部から把持可能な外ケースを有する本体部と、刃具を傾動可能かつ回転可能に保持するホルダ部と、を有する加工工具であって、本体部に設けられ、環状に配置された複数の貫通孔にガイドピンとばねとが収容されるガイドピンケースと、ホルダ部に傾動可能に設けられ、ガイドピンケースの底部から突出するガイドピンの先端が当接されるガイドピンプレートと、本体部の側面の第1差込口に挿入される第1ドライバーによって、外部から回動されるばね力調整歯車と、ばね力調整歯車に螺合して設けられ、ばね力調整歯車が回動すると、上下方向にスライドするばね力調整ネジと、ばね力調整ネジに鋼球を介して連設され、ばねの上端を押圧するばね力調整プレートと、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、加工工具に係り、より詳しくは、使い勝手がよく、刃具が傾動可能な加工工具に関する。
特許文献1には、工作機械の主軸に取り付けられ、ホルダ部に装着した刃具を傾動可能に回転させる加工工具が示される。この加工工具は、刃具が傾動可能なのでバリ取りや面取りの工具として使用される。特許文献1の図2、3に示されるように、ピンケース(31)の軸を中心に環状に配置された複数の貫通孔に、傾動支持ピン(32)とばね部材(33)が収容され、受圧板(41)が傾くと、傾動支持ピン(32)が受圧板(41)を押圧する構造である。
特許文献1では、ばね部材(33)が加工工具に括り付けで、刃具の傾動の硬さを変更したい場合、別の特性のばね部材(33)が装填された加工工具を用意する必要がある。つまり、内蔵されたばね部材(33)のばね力を外部から自在に変更することはできなかった。また、1台の加工工具で、ばね力を工作物の材質等に応じて調整したいとの要望には応えられないとの問題があった。
特許第4665440号公報
本発明の目的は、刃具が傾動可能で、外部からばね力を調整できる加工工具を提供することにある。
本発明による加工工具は、駆動モータの軸に結合する連結手段(2)と、外部から把持可能な外ケースを有する本体部(6)と、刃具を傾動可能かつ回転可能に保持するホルダ部(25)と、を有する加工工具であって、本体部(6)に設けられ、環状に配置された複数の貫通孔にガイドピン(22)とばね(21)が収容されるガイドピンケース(19)と、ホルダ部(25)に傾動可能に設けられ、ガイドピンケース(19)の底部から突出するガイドピン(22)の先端が当接するガイドピンプレート(24)と、本体部(6)の側面の第1差込口(15a)に挿入される第1ドライバー(13a)によって、外部から回動されるばね力調整歯車(31)と、ばね力調整歯車(31)に螺合して設けられ、ばね力調整歯車(31)が回動すると、上下方向にスライドするばね力調整ネジ(32)と、ばね力調整ネジ(32)に鋼球を介して連設され、ばね(21)を押圧するばね力調整プレート(33)と、が備えられることを特徴とする。
本体部(6)の側面の第2差込口(15b)に挿入された第2ドライバー(13b)によって回動される高さ調整歯車(16)と、高さ調整歯車(16)に螺合して設けられ、高さ調整歯車(16)が回動すると、上下方向にスライドする高さ調整ネジ(17)と、高さ調整ネジ(17)に鋼球を介して連設され、ガイドピンケース(19)の上端を押圧する高さ調整プレート(18)と、ガイドピンケースの底部を支持する弾性体(28)と、がさらに備えられ、ガイドピンプレート(24)の上面からガイドピンケース(19)の底部までの高さ(23)が、第2ドライバー(13b)で調整されることを特徴とする。
連結手段(2)は、駆動モータの軸に平坦な両側面が設けられると共に、駆動モータの軸が挿入される連結孔(10)には、駆動モータの軸の平坦な両側面を支えるため、連結孔(10)の側壁から伸びる板ばね(12、12)が設けられることを特徴とする。
本発明による加工工具は、本体部の側面に第1差込口を設け、第1ドライバー(13a)で内部のばね力調整歯車(31)を回動させ、この回動によって、ばね力調整ネジ(32)とばね力調整プレート(33)を上下方向にスライドさせ、ばね(21)を押圧する構成としたので、ガイドピン(22)がガイドピンプレート(24)を押すばね(21)力を外部から調整できる。これにより、ユーザは、工作物の材質に応じて、刃具の傾動を硬くしたり軟らかくしたりできる。すなわち、加工工具を分解することなく、ガイドピン(22)にかかるばね(21)力を調整できる。なお、駆動モータの軸との連結手段(2)を備えるので、実施例の図2に示すように、本加工工具を駆動モータに連結し、ロボットに把持させ、工作物のバリ取りができる。図3に示すように、ロボットに把持せず、駆動モータ付き加工工具をテーブルに取り付け、工作物をロボットに取り付けてもバリ取りができる。図9に示すように、駆動モータの軸との連結手段(2)に、シャンク(2c)とすれば、工作機械のモータの主軸に連結して、工作物のバリ取りができる。
本体部(6)の側面の第2差込口(15b)に第2ドライバー(13b)が挿入され、外部から回動可能な高さ調整歯車(16)と、高さ調整歯車(16)に螺合して設けられ、高さ調整歯車(16)が回動すると、上下方向にスライドする高さ調整ネジ(17)と、高さ調整ネジ(17)に鋼球を介して連設され、ガイドピンケース(19)の上端を押圧する高さ調整プレート(18)と、ガイドピンケースの底部を支持する弾性体(28)と、を備えたので、ガイドピンプレート(24)の上面からガイドピンケース(19)の底部までの高さ(23)が、工具を分解することなく、外部から調整できる。
連結手段(2)の連結孔(10)の内側に、側壁から伸びる板ばね(12、12)を設けたので、はめ込まれる駆動モータの軸の平坦な両側面を支えることができる。すなわち、駆動モータの軸と連結孔の間にガタがないので、振動や異音が発生しないようにできる。
本発明による加工工具の正面図である。 本発明の加工工具をロボットに取り付けた場合の斜視図である。 本発明の加工工具をテーブルに取り付けた場合の斜視図である。 本発明による加工工具の内部を示す断面図である。第1ドライバーまたは第2ドライバーで、ばね力調整または高さ調整を行なう場合を示す。 図4の連結手段の詳細説明図で、(A)は、連結手段に嵌め込まれる駆動モータの軸の斜視図で、(B)は、図1の連結手段の連結孔の斜視図である。 ドライバーの説明図で、(A)は、ばね力調整歯車と第1ドライバーの説明図、(B)は、高さ調整歯車と第2ドライバーの説明図である。 本発明による加工工具の内部を示す断面図である。ドライバー差込口が蓋で閉じられる場合を示す。 図7のA−A断面図である。 本発明による加工工具の他の構成例を示す断面図で、連結手段がシャンクの場合を示す。
以下、図面を参照して、本発明による加工工具を詳しく説明する。
図1は、本発明による加工工具100の正面図である。加工工具100は、本体部6と、本体部6の上部に取り付けられる駆動モータとの連結手段2と、本体部6の下部に取り付けられるホルダ部25と、からなる。刃具5は、ホルダ部25のチャック4で固定される。刃具5の傾動角度は例として±5度である。上下左右どの方向にも5度傾動できる。刃具5はバリ取り用のものである。本実施例では、加工工具100がロボットに連結されるとした。加工工具100の本体部6の点線部分が、ロボットの把持部1である。また、連結手段2には、駆動モータ3の軸が挿入される。
図2は、本発明の加工工具100をロボット8に取り付けた場合の斜視図である。加工工具100には、駆動モータ3をあらかじめ取り付け、これをロボット8のアームで把持させた。例として、ロボット8を使用して、工作物9のバリ取りを行なうことができる。駆動モータ3への給電及び制御は、ケーブル7で行なう。工作物9がテーブルに固定されるので、加工工具100は、刃具5が下方向を向くように把持される。
図3は、本発明の加工工具100をテーブルに取り付けた場合の斜視図である。加工工具100は、テーブルに固定してもよい。工作物9をロボット8のアームに取り付ける。このようにすると、例えば、3種類の刃具で加工を行なう場合、3種類の加工工具をテーブルに設置しておくと、刃具の交換がないので、短時間での加工が可能となる。
図4は、本発明による加工工具100の内部を示す断面図である。第1ドライバー13aと第2ドライバー13bで、外部からばね力調整と高さ調整を行なうことができる。本体部6の側面には、ドライバー差込口15が設けられ、ドライバー13が挿入される。ドライバー差込口15は、2つあって、下側が第1差込口15a、上側が第2差込口15bである。第1差込口15aに第1ドライバー13aが挿入され、第2差込口15bに第2ドライバー13bが挿入される。第1ドライバー13aと第2ドライバー13bは、ドライバーの直径寸法から同時には差込口に差し込めないが、図4では、一部を切り欠いて同時に挿入した形で描いている。第1ドライバー13aと第2ドライバー13bの両方を使用して調整することはない。第1ドライバー13aで、ばね21のばね力を調整し、第2ドライバー13bで、ガイドピンケース19の高さを調整する。
第1ドライバー13aによる、ばね力の調整は、次のように行なう。ガイドピン22は、ガイドピンケース19の軸を中心として環状に配置された複数(例:12個)の貫通孔に挿入され、所定の長さで下側に突き出ている。ガイドピン22は、頂部に凹部が設けられ、凹部にばね21が取り付けられる。ばね21は、高さの異なる2つのばねで構成した。そのため、ばね21はバネ定数を変位量で変化させることができる。ばね21の上端は、ばね力調整プレート33で押え込まれ、ばね力調整プレート33は、鋼球を介してばね力調整ネジ32に連設される。ばね力調整ネジ32の周囲にはネジが切ってあり、ばね力調整歯車31と螺合させている。ばね力調整歯車31は、上下方向には動かず回転のみ可能である。そのため、ばね力調整歯車31を回動させると、ばね力調整ネジ32が上下方向にスライドする。なお、鋼球は、滑り摩擦抵抗を減らす手段であり、この鋼球に替えて、ローラや滑りプレートが使用されてもよい。
第1差込口15aに第1ドライバー13aを挿入し、ばね21のばね力を調整する。ガイドピン22に装着された複数のばね21を伸縮されて、全体的に硬くしたり軟らかくしたりできる。第1ドライバー13aを一方に回動すると、ばね力調整歯車31が回動し、ばね力調整ネジ32とばね力調整プレート33が下方向にスライドされ、ばね21を押し縮める。これにより、ガイドピンプレート24が傾動した時、ガイドピン22が、ガイドピンプレート24の上方向への移動を抑止する。すなわち、刃具5の傾動を硬くできる。ばね力調整歯車31を他方に回動すると、逆にばね21を緩めることになり、ガイドピン22が上方向に移動しやすくなる。すなわち、刃具5の傾動を軟らかくできる。このように、第1ドライバー13aで、外部からばね21のばね力を調整できる。
第2ドライバー13bでのガイドピンケース19の高さ調整は、次のように行なう。図4に示すように、ガイドピンケースの高さ23は、ガイドピンケース19の底面と、ガイドピンプレート24の上面の鉛直方向の長さである。高さ調整は、ガイドピンケース19を上下方向にスライドさせて行なう。高さ調整を行なうため、ドライバー13bで回動される高さ調整歯車16と、高さ調整歯車16に螺合し、高さ調整歯車16が回動すると、上下方向にスライドする高さ調整ネジ17と、高さ調整ネジ17に鋼球を介して連設され、ガイドピンケース19の上端を押圧する高さ調整プレート18と、を設けた。高さ調整歯車16は、上下方向には動かず、回転のみ可能である。高さ調整ネジ17の側面にはネジが切ってあり、高さ調整歯車16と螺合させている。そのため、第2ドライバー13bで高さ調整歯車16を回動させると、高さ調整ネジ17と高さ調整プレート18が上下方向にスライドする。ここで、弾性体28が、ガイドピンケース19の底部を支えるように設けられる。弾性体28は例としてゴムが使用できる。高さ調整ネジ17と高さ調整プレート18が下方向にスライドされると、弾性体28が圧縮される。高さ調整ネジ17と高さ調整プレート18が上方向にスライドされると、弾性体28の反発力で、ガイドピンケース19が上方向に動く。例えば、ガイドピンケース19の高さ調整により、工場出荷時、ガイドピン22の先端がガイドピンプレート24に接する状態に調整される。
図4に示すように、本体部6の下部にはホルダ部25が取り付けられる。刃具5は、軸受本体27に設けられた球面軸受20により傾動可能である。ホルダ部25の上部には、傾動するガイドピンプレート24が設けられ、その上面にガイドピン22が当接している。図4において、ホルダ部25が傾動され、左側が下で右側が上となるように傾いたとする。その場合、図4の右側のガイドピン22は上方向に押し上げられ、図4の左側では、ガイドピンプレート24が下がるので、ガイドピン22の先端がガイドピンプレート24の上面から離れる。ガイドピン22が上方向に押し上げられると、ばね21が縮むので、ガイドピンプレート24の傾動を抑えるものとできる。
図4に示すように、本体部6は、外ケース6aが設けられるので、外部から把持できる。連結手段2の外側には筒状ケース2aが設けられ、内部には駆動モータ3に連結するため、板ばねによる嵌め込み構造2bを有する。連結手段2に伝えられた駆動モータ3の回転駆動力は、本体部6の中央の軸を介して、刃具5に伝達され、刃具5が回転する。
図5は、図4の連結手段2の詳細説明図であり、(A)は、連結手段2に嵌め込まれる駆動モータの軸11の斜視図で、(B)は、連結手段2の連結孔10の斜視図である。連結手段2の嵌め込み構造2bは、貫通する連結孔10の内側に、側壁から伸びる2枚の板ばね12、12が設けられる。この連結孔10に駆動モータの軸11が嵌め込まれ、駆動モータの軸11の平坦な両側面が板ばね12、12で支えられる。板ばね12、12は、側壁に片端支持で、根本の部分に溝26が設けられる。板ばね12、12がたわむので、駆動モータの軸11の平坦な両側面を隙間なく支えて、ガタをなくせる。板ばね12を有する連結孔10は、ワイヤカット(放電加工)などで加工することができる。
図6は、ドライバーの説明図で、(A)が、ばね力調整歯車31と第1ドライバー13aの説明図、(B)が、高さ調整歯車16と第2ドライバー13bの説明図である。(A)に示すように、ばね力調整歯車31は、一例として外側の頂部にクラウンギヤの歯31aを有する。これを第1ドライバー13aの歯14と歯合させる。これにより、第1ドライバー13aの水平な回転軸の回転が、ばね力調整歯車31の垂直な回転軸の回転に変換できる。(B)に示すように、高さ調整歯車16は、一例として外側の頂部にクラウンギヤの歯16aを有する。これを第2ドライバー13bの歯14と歯合させる。これにより、第2ドライバー13bの水平な回転軸の回転が、高さ調整歯車16の垂直な回転軸の回転に変換できる。
図7は、本発明による加工工具100の内部を示す断面図である。ドライバー差込口15は、蓋29で閉じられる。蓋29は、第1差込口15aと第2差込口15bの両方を覆うサイズとした。引出円で示すように第2差込口15bには、封止部材30を装填して、工場出荷後、ガイドピンケース19の高さ調整が簡単にできないようにした。ユーザがバネ21のばね力の調整を行なうには、蓋29を外して行なう。なお、ばね力調整用の第1ドライバー13aと、高さ調整用の第2ドライバー13bとは、先端までの長さを異なるものとして、一方で他方を回動させることができないようにした。すなわち、第2ドライバー13bによる高さ調整は、工場内での調整に有効とした。
図8は、図6のA−A断面図である。ばね力調整歯車31が第1ドライバー13aで回動されると、これに螺合するばね力調整ネジ32が上下方向にスライドする。同様に、高さ調整歯車16が第1ドライバー13aで回動されると、これに螺合する高さ調整ネジ17が、上下方向にスライドする。この時、ばね力調整歯車31の回動で、ばね力調整ネジ32が供回りしないようにする必要がある。供回りすると、上下方向へのスライドがスムーズにゆかない。同様に、高さ調整歯車16の回動で、高さ調整ネジ17が供回りしないようにする必要がある。図7に示すように、ばね力調整ネジ32と高さ調整ネジ17が、回動しないように回り止め35を設けた。回り止め35は、ばね力調整ネジ32と高さ調整ネジ17の側壁に設けた孔に、棒状の部材が食い込む構造としたので、供回りがブロックされる。側壁に設けた孔の形状は、ばね力調整ネジ32と高さ調整ネジ17の上下方向へのスライドがブロックされない形状としている。
図9は、本発明による加工工具100の他の構成例を示す断面図で、連結手段2がシャンク2cの場合を示す。工作機械では、駆動モータが工作機械の内部にあって、その主軸には所定のシャンク凹部が設けられている。そのため加工工具100の連結手段2は、これに合わせたものとする必要がある。図9に示すように、シャンク2cは、例として円錐形の凸部を有するものとした。これを工作機械の主軸のシャンク凹部に嵌め込む。なお、図9に示すように、工作機械からは、加工工具100の本体部6を把持する把持部1が伸びている。本体部6とホルダ部25の構造は、図4と同じなので説明は省略する。
本発明は、刃具が傾動可能な加工工具であって、外部からばね力を調整できるので、使い勝手がよいバリ取り工具として好適である。
1 把持部
2 連結手段
2a 筒状ケース
2b 嵌め込み構造
2c シャンク
3 駆動モータ
4 チャック
5 刃具
6 本体部
6a 外ケース
7 ケーブル
8 ロボット
9 工作物
10 連結孔
11 駆動モータの軸
12 板ばね
13 ドライバー
13a 第1ドライバー(バネ力調整用)
13b 第2ドライバー(高さ調整用)
14 歯
15 ドライバー差込口
15a 第1差込口
15b 第2差込口
16 高さ調整歯車
16a 歯
17 高さ調整ネジ
18 高さ調整プレート
19 ガイドピンケース
20 球面軸受
21 ばね
22 ガイドピン
23 ガイドピンケースの高さ
24 ガイドピンプレート
25 ホルダ部
26 溝
27 軸受本体
28 弾性体
29 蓋
30 封止部材
31 ばね力調整歯車
31a 歯
32 ばね力調整ネジ
33 ばね力調整プレート
34 外ケース
35 回り止め
100 加工工具
本発明による加工工具は、駆動モータの軸に結合する連結手段(2)と、外部から把持可能な外ケースを有する本体部(6)と、刃具を傾動可能かつ回転可能に保持するホルダ部(25)と、を有する加工工具であって、本体部(6)に設けられ、環状に配置された複数の貫通孔にガイドピン(22)とばね(21)が収容されるガイドピンケース(19)と、ホルダ部(25)に傾動可能に設けられ、ガイドピンケース(19)の底部から突出するガイドピン(22)の先端が当接するガイドピンプレート(24)と、本体部(6)の側面の第1差込口(15a)に挿入される第1ドライバー(13a)によって、外部から回動されるばね力調整歯車(31)と、ばね力調整歯車(31)に螺合して設けられ、ばね力調整歯車(31)が回動すると、上下方向にスライドするばね力調整ネジ(32)と、ばね力調整ネジ(32)に鋼球を介して連設され、ばね(21)を押圧するばね力調整プレート(33)と、が備えられ、ばね(21)力が、第1ドライバー(13a)で調整されるとと共に、本体部(6)の側面の第2差込口(15b)に挿入された第2ドライバー(13b)によって回動される高さ調整歯車(16)と、高さ調整歯車(16)に螺合して設けられ、高さ調整歯車(16)が回動すると、上下方向にスライドする高さ調整ネジ(17)と、高さ調整ネジ(17)に鋼球を介して連設され、ガイドピンケース(19)の上端を押圧する高さ調整プレート(18)と、ガイドピンケースの底部を支持する弾性体(28)と、がさらに備えられ、ガイドピンプレート(24)の上面からガイドピンケース(19)の底部までの高さ(23)が、第2ドライバー(13b)で調整されることを特徴とする。

Claims (3)

  1. 駆動モータの軸に結合する連結手段(2)と、外部から把持可能な外ケースを有する本体部(6)と、刃具を傾動可能かつ回転可能に保持するホルダ部(25)と、を有する加工工具であって、
    本体部(6)に設けられ、環状に配置された複数の貫通孔にガイドピン(22)とばね(21)が収容されるガイドピンケース(19)と、
    ホルダ部(25)に傾動可能に設けられ、ガイドピンケース(19)の底部から突出するガイドピン(22)の先端が当接するガイドピンプレート(24)と、
    本体部(6)の側面の第1差込口(15a)に挿入される第1ドライバー(13a)によって、外部から回動されるばね力調整歯車(31)と、
    ばね力調整歯車(31)に螺合して設けられ、ばね力調整歯車(31)が回動すると、上下方向にスライドするばね力調整ネジ(32)と、
    ばね力調整ネジ(32)に鋼球を介して連設され、ばね(21)を押圧するばね力調整プレート(33)と、
    が備えられることを特徴とする加工工具。
  2. 本体部(6)の側面の第2差込口(15b)に挿入された第2ドライバー(13b)によって回動される高さ調整歯車(16)と、
    高さ調整歯車(16)に螺合して設けられ、高さ調整歯車(16)が回動すると、上下方向にスライドする高さ調整ネジ(17)と、
    高さ調整ネジ(17)に鋼球を介して連設され、ガイドピンケース(19)の上端を押圧する高さ調整プレート(18)と、
    ガイドピンケースの底部を支持する弾性体(28)と、がさらに備えられ、
    ガイドピンプレート(24)の上面からガイドピンケース(19)の底部までの高さ(23)が、第2ドライバー(13b)で調整されることを特徴とする請求項1に記載の加工工具。
  3. 連結手段(2)は、駆動モータの軸に平坦な両側面が設けられると共に、駆動モータの軸が挿入される連結孔(10)には、駆動モータの軸の平坦な両側面を支えるため、連結孔(10)の側壁から伸びる板ばね(12、12)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の加工工具。
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