JP2019025274A - コンポーネント杖車 - Google Patents

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Abstract

【課題】車輪付き杖や手押し車等の介護用歩行器具を交通機関を利用する際や、階段の登り降りの際に、伸縮手段によってポセット等の鞄に入れて携行することを可能とする。【解決手段】体幹や下肢が弱った使用者が、杖車に体重を預けて歩行中、杖車が自走した場合、使用者の支持基底面から、杖車が離れるにしたがって自動的に角度ブレーキ桿19が傾動して後車輪10の回転を制御する。また、異径の各種杖にも対応可能な石突椀24を具備した杖車を、サイドフレームの伸縮手段によって、手のひらサイズからキャリーカート用まで伸縮自在にしたコンポーネント杖車を構設する。【選択図】図1

Description

本発明は、体幹や下肢が弱った使用者が、前傾姿勢で杖車のハンドルに両腕で体重を預けて歩行する杖車に関するものである。
特許文献1に開示されている従来の車輪付き杖の考案は、体幹や下肢が弱った前傾姿勢の使用者(以下、使用者と称する場合がある)が、前傾姿勢でハンドル56に体重を預け歩行中、坂道等で車輪付き杖が自走した場合、車輪35と車輪36が長手方向のフレーム33に一列に軸着しているため、左右にふらつきが生じ不安定になり、更に使用者の支持基底面と車輪付き杖の間隔が開いてゆく過程で使用者が、両腕でハンドル56にしがみつき、ブレーキレバー55の操作ができず支持基底面の領域外になり転倒するという課題がある。
特許文献2に開示されている従来の車輪付杖は、杖本体及びフレームに一定以上の重力が加わると、杖本体及びフレームが沈み車輪の上部に設けたストッパー6と車輪5が接触して車輪の回転を止め、更にフレームの後部に設けた石突きが接地して車輪付杖の滑りを止めると〈0005〉に記載されている。
しかし、前傾姿勢の使用者が、杖に体重を預けて歩行すると杖本体に体重が掛かり杖本体及びフレームが沈み車輪5の上部に設けたストッパー6と車輪5が接触して車輪の回転が止まり、歩行が困難という課題がある。
また、前傾姿勢の両腕で取っ手を握り53、体重の一部を預けて歩行中に坂道等で車輪付き杖が自走した場合、上下自在軸2の車輪5と、車軸29の車輪24が一列に軸着しているため、左右にふらつきが生じ不安定になり、更に使用者の支持基底面と車輪付杖の間隔が開いてゆく過程で使用者が、両腕で取っ手の握り53にしがみつき、ブレーキレバー46の操作ができず支持基底面の領域外になり転倒するという課題がある。
また、特許文献3に開示されている従来の従来のシルバーカーは、ハンドルのブレーキ操作機構において、このワイヤー35は、脚6の内部を通過して下端に取り付けられている後輪3へ導かれ、そして後輪3に取り付けられている解除ブロック34に転結している。解除ブロック34は時計方向に回転して先端がジグザグ状チェーン31の自由端に当たってロックが解除されると、段落〈0036〉〜〈0037〉に記載されている。また、〈請求項1〉には、バネ力にてハンドルは常時後方側に傾斜して車輪に設けたブレーキが動作し、と記載されている。しかし、ブレーキの操作は、ハンドル持ち手5a,5bから握った手を離して、初めてハンドルが後方へ傾斜して解除ブロックが作動し、後車輪3の回転を阻止される機構であって、前傾姿勢でハンドルに体重を預ける歩行者と、ハンドルを握ったままのシルバーカーが自走し歩行者とシルバーカーの間隔が開いてゆく過程で、歩行者が前のめりになり、ハンドル持ち手5a,5b、を握ったままの歩行者の重心線は、ハンドルの重心線方向へと移動して行き、支持基底面は、歩行者からシルバーカー側へと移行していく。従って、歩行者が、ハンドルを握ったままの状態では後車輪3の回転は阻止されず、握った手を離した時点で、始めてバネ力でハンドルが後方へ傾斜し、解除ブロックが作動して後車輪3の回転を阻止されるが、この時既に、歩行者は前のめりの状態で、支持基底面は歩行者側のみに存在し、体幹や下肢の弱い歩行者は転倒するという課題がある。
また、特許文献4に開示されている従来のステッキ型運搬具は、〈0013〉によれば、支柱Bを斜めにして用いる時はキャスターDが自由に回転し、支柱を垂直に立てて用いる場合はキャスターが回転しなくなる、と記載されている。
従って、使用者が歩行中は、支柱Bを傾斜乃至鉛直間を無作為に揺動して歩行をする。従って、キャスターD用ストッパーAが不規則に働きキャスターDの回転が不安定になり歩行する事が困難という課題がある。
また特許文献5に開示されている従来の杖は、前部車輪▲5▼と後部車輪▲7▼とブレーキゴム▲11▼が一体的に固設しているため、縮小することができず階段の登り降りに困難をきたし、課題がある。
また、特許文献6に開示されている考案は、構成要素の前側ロッド1と、後ろ側ロッド2、支持板等は、ほぼ同一平面を形成するように薄型に構成されているから、ハンドル1Cを使って使用者の側面で押しながら走行できる。との記載がある。しかし、前側ロッド1と後ろ側ロッド2に備えた車輪が、それぞれ進行方向Bにほぼ同一平面を形成するよう前後2輪で構成されており、体幹や下肢が弱った前傾姿勢の使用者がハンドル部1Cに体重を預けての歩行は困難で課題がある。
また特許文献7に開示されている従来のローラーステッキは、請求項目1に地面からローラーを離せば自動的にピン軸10が上方へ上がって折り畳まるように、ピン軸9等の回りに戻しばね18を取り付けて、持ち上げると自動的に折り畳まるようにした、と記載があり、更に(実施例)には、ローラーを地面から離した時(ローラーステッキを持ち上げた時または前後方向に傾けた時)には戻しばね18によって自動的にピン軸10が上方へ上がり、第3図のように折り畳まるようになっている。更に坂道等でローラーが転がると危険な場合もあるため、ブレーキ装置を取り付ける。と記載されている。
従って、体幹や下肢が弱った前傾姿勢の使用者が、両腕で把手17に体を預けて歩行する場合、前記用介助者の重心線とローラーステッキの車軸14・15の直下間との領域が支持基低面となり、前記使用者の大多数は杷持部に体重を預けて歩行することから前記支持基低面の条件を維持しようとして杖柄を後方へ傾動して歩行する。従って、両腕で把手17に体を預けて歩行中、前記使用者と、ローラーステッキとの位置間隔が広がった場合、ブラケット6とブラケット5を結ぶ線上の杖1の上方向先端に傾設した把手17が、ローラー4を軸に後方へ傾動し、ばね18によって自動的にピン軸10が上方へ上がり、折り畳まるようになって、前ローラー3が地面より離れ、たとえブレーキ19をかけたとしても、後部ローラー4の軸15を支点として、把手17が後方へ枢動し、両腕で把手17を把持している前記用介助者も前のめりに倒れるという危険があり、またローラーステッキが折り畳まり倒れると、自立困難な使用者は、ローラーステッキを拾うことができず課題がある。
先行技術分献
特許文献
実開平05−013429号公報 特開平11−332928号公報 特開2012−066770号公報 特開2014−180425号公報 特開2011−235051号公報 実案登録第3171787号公報 実開平09−168414号公報
前述の通り、各種の介助歩行車が考案されているがこれ等は何れも、前傾姿勢の使用者がハンドルに体を預けて歩行中、使用者の支持基底面から、介助歩行車が離れて行く時の最善の対策がなく、課題がある。
また交通機関を利用する際や階段の登り降りの際には、台車を縮小してポセット等の鞄に入れ、携行することができず課題がある。
図1と2と3
本発明は、側板5として、矩形板状の上端近傍に、長手方向に入れ子筒4を穿孔し、前記側板5のR側とL側に、間隔保持材6を挟んで併設し、前記間隔保持材6で台車幅を定める。前記両側板間を、後輪軸9が横貫して両側板間から突出した後輪軸9に、両後車輪10を軸着する。(以降の記載は、R側とL側が左右同じ仕様の部材の場合、片方のみを記載してR側とL側の両側を称した事にする)
前記両側板間を渡設した後輪軸9に、異径の各種杖に対応可能な石突椀24を蝶着し、前記後輪軸9に蝶着した石突椀24と、ブレーキ桿19を、脱着自在に嵌着して角度ブレーキ11を設け、前記角度ブレーキ11は、前記ブレーキ桿19の下端に設けた摺動板30と、ブレーキロット28が摺接して揺動する。前記ブレーキロット28は、ブレーキガイド27の両側板間に穿孔したガイド長孔31と、前記両側板5間に横穿したブレーキロット案内孔32を貫通し、前記ブレーキロットの案内32孔を摺動しながらブレーキロット案内32孔から突出したブレーキロット28で後車輪10のトレッド面を圧接して後車輪10の回転を制御する。
フロントベース3は、引き手係合溝2を有した枕木状で、長手方向の両端近傍にキャスター車輪軸13を軸支し、前記軸支したキャスター車輪軸13の近傍にサイドフレーム8のR側とL側の両先端を螺着し、更にキャリーカートとして活用する際、ブレーキ桿19をフロントベースとリアベース部7間の加重に対する補強部材として活用する。
前記フロントベース3とリアベース部7間を接合するサイドフレーム8が、入れ子筒4内を伸縮自在に往復移動して滑合保持し、手のひらサイズ34からキャリーカート用まで、伸縮自在にしたコンポーネント杖車を構設する。
角度ブレーキを設けた事によって、台車に体重を預けて歩行中、下り坂等で台車が自走し、使用者の支持基低面の領域から台車が離れるにしたがってブレーキ桿が、自動的に鉛直方向から後方向へと傾動し、後車輪の回転を押し圧して制御し、使用者が安定して歩行するという効果がある。
石突椀内部を、逆切頭円錘状の段付穴に凹設した事で、異径の各種杖の対応が可能となり、汎用性が高いコンポーネント杖車を特徴とする。
コンポーネント杖車の要部概念斜視図。 コンポーネント杖車要部の側面図。 コンポーネント杖車の要部を上方から見た平面図。 杖胴体を、ブレーキ桿に挟着し、杖ホルダーで圧着してブレーキ桿を、車輪軸を梃子に傾動した概念側面図。 ブレーキホルダーと、ブレーキロットの関係の説明斜視図。 間隔保持材と、石突き椀内部と、ブレーキガイドの長孔と、側板に横穿したブレーキロット案内孔と、それぞれの要部を示す側面図 入れ子筒入り口と、入れ子筒と、ブレーキ桿が有する拡張棒を伸張した側面図。 キャスター車輪を90度枕木に沿って折り曲げ、台車のブレーキ桿を、補強部材としてフロント部と、リアベース部に嵌着して手のひらサイズに縮小した斜視図。 サイドフレームを入れ子筒入り口から引出し、台車14をキャリーカートとして活用した斜視図。 サイドフレームが入れ子筒入り口から抜脱を防止するプランジャーと、間隔保持材の位置を上方から見た平面図。 台車を、後方からみた説明図
〈第一の実施形態〉
フロントベース3は、キャスター車輪1と、サイドフレーム8の先端の螺着と、引き手係合溝2を有した枕木状で、前記フロントベース3のR側と、L側の両端近傍にキャスター車輪軸13を螺着し、前記螺着したキャスター車輪軸13の近傍に、サイドフレーム8のR側とL側の両先端を螺着し、更にてフロントベース3の中央部に、キャリーカートとして活用する際にブレーキ桿19を補強部材として活用する引き手係合溝2を構設する。
リアベース部7は、矩形板状の上端縁近傍に、長手方向に前端から後端まで、サイドフレーム8の軸芯と同一線上で、サイドフレーム8が往復移動するよう入れ子筒4として穿孔し、側板5を構設する。前記側板5を、R側とL側に間隔保持材6を挟んで併設し、前記間隔保持材6で台車幅を定める。
更に前記間隔保持材6は、台車14をキャリーカートとして活用する際、フロントベース3に凹設した引き手係合溝2と、間隔保持材6に凹設した係合溝間にブレーキ桿19を連接して補強部材とする。また前記両側板5間を、後輪軸9が横貫して突出した軸に、両側の後車輪10を軸着してリアベース部7を構設する。
サイドフレーム8は、前記フロントベース3と、リアベース部7間を連接し、前記リアベース部7が有する入れ子筒4内を、伸縮自在に往復摺動して滑合保持する。前記サイドフレーム8が、入れ子筒4に滑合保持した軸承部から抜脱を防止する手段として、側板5に設けた入れ子筒4の入り口18近傍の両対面側に、正面視して、サイドフレーム8の軸芯と同一線上で、サイドフレーム8を圧接する位置にプランジャー21を螺着し、プランジャー21の手段によってサイドフレーム8を圧接してリアベース部7の入れ子筒4に滑合保持したサイドフレーム8の滑動を防止する。
石突椀24の凸部と、ブレーキ桿19の凹部を脱着自在に嵌着し、前記石突椀24に、杖の石突25を脱着自在挿着する。また、前記両側板5の対面に埋設した片持ち軸15にブレーキガイド27の揺動軸孔35を軸着し、前記両側板5に横穿したブレーキロット案内孔32を貫通したブレーキロットが、後車輪10のトレッド面を圧接する角度ブレーキを具備した台車を構設する。
〈第二の実施形態〉
杖の脱着は、車輪軸9に蝶着した石突椀24に、杖の石突25を脱着自在に脱着し、ブレーキ桿19の凹部に杖胴体23を脱着自在に添装し、前記添装された杖の杖胴体23を、杖ホルダー22で押圧して、前記杖ホルダー22の凸部とブレーキ桿19の凹部を脱着自在に咬合して杖胴体23を脱着自在に抱持する。
前記石突椀24は、異径の各種杖に対応をするため、石突椀内部26を逆切頭円錘状の段付穴に凹設し、前記石突椀24の外壁底辺部に凸形ヒンジ16を設け、前記凸形ヒンジ16にU字形の軸孔を欠設し、車輪軸9に脱着自在に嵌着する。
〈第三の実施形態〉
角度ブレーキ11は、石突椀24と嵌合したブレーキ桿19が、車輪軸9を軸芯として、鉛直方向から後方向へ傾動することによって、前記ブレーキ桿19の下端に設けた摺動板30と、ブレーキロット28が摺接して傾動する。前記ブレーキロットは、ブレーキガイド27の両側板間に穿孔したガイド長孔31と、前記両側板5間に横穿したブレーキロット案内孔32を横貫し、前記ブレーキロットがブレーキロット案内32孔を摺動しながら、突出したブレーキロット28で後車輪10のトレッド面を圧接して後車輪10の回転を制御する。
前記ブレーキガイド27の構成は、車輪軸9の垂直上方向の線上に、前記車輪軸9を軸芯とした、後車輪10の半径位置と、異なる半径を有する軸芯位置に、ブレーキガイド27を傾動する片持ち軸15を埋設し、前記片持ち軸15の埋設は、車輪軸9に蝶着した石突椀24の傾動を妨げない長さの片持ち軸15を、側板5の対面側に埋設し、前記埋設した片持ち軸15に、ブレーキガイド27の両側板に穿孔した揺動軸孔35を軸着する。
前記ブレーキガイド27の作動は、側板5に横穿したブレーキロット案内孔32と、ブレーキガイド27の両側板に横穿したガイド長孔31を、ブレーキロット28が横貫し、ブレーキ桿19が鉛直方向から後方向え傾動することで、ブレーキ桿19の下端に設けた摺動板30と、前記ブレーキロット28が摺接しながら、ブレーキ桿19の傾動軌跡に沿って前記ガイド長孔31内と、ブレーキロット案内孔32内を傾動し、前記手段によってブレーキガイド27も片持ち軸15を梃子軸として傾動する。前記傾動したブレーキロットの両端がブレーキロット案内孔32を突出し、前記突出したブレーキロット28が後車輪10のトレッド面を圧接して、後車輪10の回転を制御する。
〈第四の実施形態〉
台車の縮小は、フロントベース3とリアベース部7間を、伸縮するサイドフレーム8を側板5が有する入れ子筒4に挿通して縮小し、杖を抱持している杖ホルダー22の凸部と、ブレーキ桿19の凹部の嵌合を係脱して杖胴体23を開放し、車輪軸9に蝶着した石突椀24から杖の石突25を係脱し、前記抜脱したブレーキ桿19を前記側板5間の下辺に納め、フロントベース3に設けたキャスター車輪1を、サイドフレーム8の軸芯と直角な方向に納めることで手のひらサイズ34に台車を縮小する。
〈第五の実施形態〉
キャリーカートとして活用する手段は、フロントベース3と、リアベース部7間を伸縮するサイドフレーム8を、側板5が有する入れ子筒4から伸張し、台車に挿着した杖と、前記杖を抱持している杖ホルダー22の凸部とブレーキ桿19の凹部の嵌合を係脱して杖胴体23を開放し、車輪軸9に蝶着した石突椀24から杖の石突25を係脱して、更にブレーキ桿19をリアベースから係脱して、前記ブレーキ桿19の凹面を、フロントベースに設けた引手係合溝2の凸面と、リアベース部7に設けた間隔保持材6の係合溝20に嵌合し、更にブレーキ桿19が有する入れ子筒孔内に収納された拡張棒33をキャリーカートの引手ハンドル12として伸張し、台車に載荷の上縦引きのキャリーカートとして活用できる。
1、キャスター車輪
2、引き手係合溝
3、フロントベース
4、入れ子筒
5、側板
6、間隔保持材
7、リアベース部
8、サイドフレーム
9、車輪軸
10、後車輪
11、角度ブレーキ
12、引手ハンドル
13、キャスター車輪軸
14、台車
15、片持ち軸
16、凸形ヒンジ
17、サイドフレーム末端縁
18、入れ子筒入り口
19、ブレーキ桿
20、係合溝
21、プランジャー
22、杖ホルダー
23、杖胴体
24、石突椀、
25、杖の石突
26、石突椀内部
27、ブレーキガイド
28、ブレーキロット
29、補強板
30、摺動板
31、ガイド長孔
32、ブレーキロット案内孔
33、拡張棒
34、手のひらサイズ
35、揺動軸孔

Claims (3)

  1. 本発明は、入れ子筒を備えたR側と、L側の両側板間を、間隔保持材で台車幅を定めて併設し、前記両側板を後輪軸が横貫し、前記横貫して突出したそれぞれの後輪軸に、後車輪を軸着し、前記両側板間に渡設した後輪軸に、段付き穴を有する石突椀を蝶着してリアベース部を構設する。更にフロントベースとして、前記台車幅方向に見合う寸法の枕木状ベースに、キャスター車輪と、引き手係合溝を設け、前記フロントベースとリアベース部間を、サイドフレームが伸縮自在に往復移動して滑合保持し、前記サイドフレームの伸縮手段によって手のひらサイズからキャリーカート用まで伸縮自在に構設した事を特徴とするコンポーネント杖車。
  2. 請求項1記載の石突椀の内部を逆切頭円錘状の段付き穴に凹設し、異径の各種杖の石突き最大直径寸法が12ミリ〜38ミリに対応可能な石突椀を構設し、前記石突椀の外壁に設けた凸部とブレーキ桿の凹部を脱着自在嵌合した角度ブレーキを具備した台車を特徴とするコンポーネント杖車。
  3. 請求項1記載のキャリーカート用として、フロントベースとリアベース間を伸張する時は、ブレーキ桿をフロントベースとリアベース間の補強部材に活用して、使用目的を可能にした事を特徴とするコンポーネント杖車。
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