JP2019025238A - 歯間清掃具 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、以下の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
歯間清掃具1は、ブラシ部10と、ブラシ部10が一体的に取り付けられたハンドル体12とを有している。ブラシ部10は、ワイヤー14および複数のフィラメント16を有している。
複数本のフィラメント16は、二つ折りにして螺旋状に捻り合せたワイヤー14間の挟持部30において挟持されている。歯間清掃具1では、捻り合せたワイヤー14における折り返し端14aと反対側の一部がハンドル体12の先端部12aに埋め込まれて固定されることで、ブラシ部10がハンドル体12に一体的に取り付けられている。
ワイヤー14の材質としては特に限定されず、例えば、オーステナイト系ステンレス、マルテンサイト系ステンレス、フェライト系ステンレス、Co含有量30〜60質量%のCo合金等が挙げられる。これらの中でも、ワイヤー14の耐久性(耐折強度)がより向上することから、Co含有量30〜60質量%のCo合金が好ましい。また、ワイヤー14としては、ウレタン等の樹脂材で被覆されたものを用いてもよい。
刷毛部32の長さL2は歯間部への挿入性と歯垢除去の点から0.8〜3.5mmの範囲内にあることが好ましい。また、ワイヤーの捻り径D2は0.3〜0.8mmの範囲内にあることが好ましい。
図1、2に示すように、側面視においてワイヤー14から垂直方向へ延在した刷毛部32の長さL2とワイヤーの捻り径D2の合計(L2+D2+L2)で示される毛丈L3は、歯間部への挿入性と歯垢除去の点から1.5〜8mmの範囲内にあることが好ましい。
上記構成の歯間清掃具1の製造方法としては、例えば、下記の挟持工程、縮径部形成工程及びハンドル体形成工程を含む方法が挙げられる。
ハンドル体12の成形は、溶解処理工程または機械処理工程の前に行ってもよく、溶解処理工程または機械処理工程の後に行ってもよい。
各例の歯間清掃具1について、テーパー部(縮径部31)が設けられていない各サンプルに対して、テーパー部が設けられたサンプルのサイズが小さくなった場合を「○」、サイズに変化が生じなかった場合を「×」とした。また、テーパー度が大きく先端が大きく変形したサンプルについては「×」の評価とした。
具体的には、ゲージGの厚さを単位長さとしたときのテーパー未加工のサンプルの、ゲージGの最小通過穴の容積をV1(mm3)とし、テーパー加工済みサンプルのゲージGの最小通過穴の容積をV2(mm3)とし、V2/V1として評価した。
V2/V1が上記下限値を下回る場合には、フィラメント16の先端の過度な先鋭化によりフィラメント16が変形して外観不良となる可能性がある。また、V2/V1が上記上限値を上回った場合には、上述したテーパー加工の効果が得られにくくなる。
本実施形態の歯間清掃具1においては、V2/V1を0.45〜0.9とすることにより、過度な先鋭化による外観不良を生じさせることなく、高い清掃力および適切な当たり心地を得ることができる。
例えば、図5に示すように、両端に縮径部31を有するフィラメント16と、縮径部を有さず全長に亘って同一の断面積で形成されたフィラメント17とが混在するブラシ部10Aであってもよい。また、両端に縮径部31を有する構成に限らず片端にのみ縮径部31を有するフィラメントであってもよい。縮径部31を有するフィラメント16は、植毛部18のフィラメント全体の30%以上配置されることが好ましく、50%以上、100%以下で配置されることがより好ましい。これらの範囲に縮径部31を有するフィラメントが配置された場合は、上述した実施形態と同様の作用・効果が得られる。
Claims (5)
- 捻り合わされたワイヤー間に単軸の繊維状用毛で形成された複数のフィラメントが挟持されたブラシ部と、
前記ブラシ部を保持するハンドル部とを備え、
前記複数のフィラメントのうち、少なくとも一部のフィラメントは、前記ワイヤに挟持された基部よりも前記単軸方向の先端側に配置され、前記先端側に向けて先細るように前記基部よりも断面積が小さい縮径部を有することを特徴とする歯間清掃具。 - 前記フィラメントの先端から0.1mmにおける前記縮径部の直径は、0.01mm以上、0.07mm以下であることを特徴とする請求項1記載の歯間清掃具。
- 前記縮径部は、前記先端側に向けて連続的に直径が小さくなるテーパ形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の歯間清掃具。
- 前記縮径部の長さは、前記フィラメントが前記ワイヤーから延出する刷毛部の長さの20%以上、95%以下であることを特徴とする請求項3記載の歯間清掃具。
- 前記フィラメントは、ポリアミド材で形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の歯間清掃具。
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Citations (5)
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