JP2019021744A - 発光装置、及び、照明装置 - Google Patents

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益巳 阿部
Masumi Abe
益巳 阿部
祐也 山本
Yuya Yamamoto
祐也 山本
考志 大村
Takashi Omura
考志 大村
孝祐 竹原
Kosuke Takehara
孝祐 竹原
倉地 敏明
Toshiaki Kurachi
敏明 倉地
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Abstract

【課題】発光素子が発する光の光取り出し効率が向上された発光装置を提供する。【解決手段】発光装置10は、基板11と、基板11上に配置された青色LEDチップ12b及び赤色LEDチップ12rと、基板11上に配置され、青色LEDチップ12b及び赤色LEDチップ12rを囲む環状の包囲部材15と、青色LEDチップ12b及び赤色LEDチップ12rを封止する第一封止部材13aと、第一封止部材13aの青色LEDチップ12bを封止している部分の上方に配置された、波長変換材を含む第二封止部材13bと、第一封止部材13aの赤色LEDチップ12rを封止している部分の上方に配置された第三封止部材13cとを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、発光装置、及び、発光装置を用いた照明装置に関する。
従来、基板に実装されたLED(Light Emitting Diode)チップが蛍光体を含有する樹脂で形成された封止部材によって封止されたCOB(Chip On Board)型の発光装置(発光モジュール)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−201614号公報
上記のような発光装置においては、発光素子が発する光の光取り出し効率の向上が課題となる。例えば、基板上に青色LEDチップ及び赤色LEDチップの2種類のLEDチップが実装され、封止部材によって封止されている場合、赤色LEDチップの光取り出し効率の向上が課題となる。
本発明は、発光素子が発する光の光取り出し効率が向上された発光装置及び照明装置を提供する。
本発明の一態様に係る発光装置は、基板と、前記基板上に配置された第一発光素子及び第二発光素子と、前記基板上に配置され、前記第一発光素子及び前記第二発光素子を囲む包囲部材と、前記第一発光素子及び前記第二発光素子を封止する第一封止部材と、前記第一封止部材の前記第一発光素子を封止している部分の上方に配置された、波長変換材を含む第二封止部材と、前記第一封止部材の前記第二発光素子を封止している部分の上方に配置された第三封止部材とを備え、前記第一発光素子の発光ピーク波長は、前記第二発光素子の発光ピーク波長よりも短く、前記第三封止部材は、前記第二封止部材よりも上方に突出している。
本発明の一態様に係る照明装置は、前記発光装置と、前記発光装置に、当該発光装置を点灯させるための電力を供給する点灯装置とを備える。
本発明によれば、発光素子が発する光の光取り出し効率が向上された発光装置及び照明装置が実現される。
図1は、実施の形態1に係る発光装置の外観斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る発光装置の平面図である。 図3は、実施の形態1に係る発光装置の内部構造を示す平面図である。 図4は、図2のIV−IV線における発光装置の模式断面図である。 図5は、実施の形態1に係る発光装置の製造方法のフローチャートである。 図6Aは、実施の形態1に係る発光装置の製造方法を示す第一の模式断面図である。 図6Bは、実施の形態1に係る発光装置の製造方法を示す第二の模式断面図である。 図6Cは、実施の形態1に係る発光装置の製造方法を示す第三の模式断面図である。 図6Dは、実施の形態1に係る発光装置の製造方法を示す第四の模式断面図である。 図6Eは、実施の形態1に係る発光装置の製造方法を示す第五の模式断面図である。 図7は、変形例1に係る発光装置の模式断面図である。 図8は、実施の形態2に係る照明装置の断面図である。 図9は、実施の形態2に係る照明装置及びその周辺部材の外観斜視図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
また、以下の実施の形態で説明に用いられる図面においては座標軸が示される場合がある。座標軸におけるZ軸方向は、例えば、鉛直方向であり、Z軸+側は、上側(上方)と表現され、Z軸−側は、下側(下方)と表現される。Z軸方向は、言い換えれば、発光装置が備える基板に垂直な方向である。また、X軸方向及びY軸方向は、Z軸方向に垂直な平面(水平面)上において、互いに直交する方向である。X−Y平面は、発光装置が備える基板の主面に平行な平面である。例えば、以下の実施の形態において、「平面視形状」とは、Z軸方向から見た形状を意味する。
(実施の形態1)
[発光装置の構成]
まず、実施の形態1に係る発光装置の構成について図面を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る発光装置の外観斜視図である。図2は、実施の形態1に係る発光装置の平面図である。図3は、実施の形態1に係る発光装置の内部構造を示す平面図である。図4は、図2のIV−IV線における模式断面図である。
なお、図3は、図2において第一封止部材13a、第二封止部材13b、及び、第三封止部材13c、及び、包囲部材15を取り除き、LEDチップの配列及び配線パターンなどの内部の構造を示した平面図である。図4においては、波長変換材14の形状及び粒径などは、模式的に図示されており、正確ではない。
図1〜図4に示されるように、実施の形態1に係る発光装置10は、基板11と、複数の青色LEDチップ12bと、複数の赤色LEDチップ12rと、第一封止部材13aと、第二封止部材13bと、第三封止部材13cと、包囲部材15とを備える。なお、発光装置10は、青色LEDチップ12b、及び、赤色LEDチップ12rを少なくとも1つずつ備えればよい。
発光装置10は、基板11に青色LEDチップ12b及び赤色LEDチップ12rが直接実装された、いわゆるCOB構造のLEDモジュールである。
基板11は、配線16、電極16a、及び、電極16bが設けられた基板である。なお、配線16は、青色LEDチップ12b及び赤色LEDチップ12rに電力を供給するための金属配線である。電極16a及び電極16bは、発光装置10が外部装置から直流電力の供給を受けるための2つの電極であり、発光装置10は、電極16a及び電極16bの間に直流電力が供給されることで発光する。
基板11は、例えば、メタルベース基板またはセラミック基板である。また、基板11は、樹脂を基材とする樹脂基板であってもよい。
セラミック基板としては、酸化アルミニウム(アルミナ)からなるアルミナ基板または窒化アルミニウムからなる窒化アルミニウム基板等が採用される。また、メタルベース基板としては、例えば、表面に絶縁膜が形成された、アルミニウム合金基板、鉄合金基板または銅合金基板等が採用される。樹脂基板としては、例えば、ガラス繊維とエポキシ樹脂とからなるガラスエポキシ基板等が採用される。
なお、基板11として、例えば光反射率が高い(例えば光反射率が90%以上の)基板が採用されてもよい。基板11として光反射率の高い基板が採用されることで、LEDチップが発する光を基板11の表面で反射させることができる。この結果、発光装置10の光の取り出し効率が向上される。このような基板としては、例えばアルミナを基材とする白色セラミック基板が例示される。
また、基板11として、光透過率が高い透光性基板が採用されてもよい。このような基板としては、多結晶のアルミナや窒化アルミニウムからなる透光性セラミック基板、ガラスからなる透明ガラス基板、水晶からなる水晶基板、サファイアからなるサファイア基板または透明樹脂材料からなる透明樹脂基板が例示される。
なお、実施の形態1では基板11は矩形であるが、円形などその他の形状であってもよい。
青色LEDチップ12bは、第一発光素子の一例であって、基板11上に配置(実装)される。青色LEDチップ12bは、例えば、InGaN系の材料によって構成された、発光スペクトルのピーク波長(発光ピーク波長)が430nm以上480nm以下のLEDチップである。つまり、青色LEDチップ12bは、青色光を発する。青色LEDチップ12bは、主として上方に向けて光を発する。つまり、青色LEDチップ12bは、主として、第二封止部材13bに向けて光を発する。
赤色LEDチップ12rは、第二発光素子の一例であって、基板11上に配置(実装)される、赤色LEDチップ12rは、例えばAlGaInP系の材料によって構成された、発光スペクトルのピーク波長(発光ピーク波長)が600nm以上640nm以下のLEDチップである。つまり、赤色LEDチップ12rは、赤色光を発する。赤色LEDチップ12rは、主として上方に向けて光を発する。つまり、赤色LEDチップ12rは、主として、第三封止部材13cに向けて光を発する。
青色LEDチップ12b及び赤色LEDチップ12rは、いずれも片面電極構造のLEDチップであり、上面にアノード及びカソードを有する。6つの青色LEDチップ12b及び1つの赤色LEDチップ12rは、ボンディングワイヤ17によってチップトゥチップで直列接続されることにより発光素子列を構成する。
ボンディングワイヤ17は、LEDチップに電気的及び構造的に接続される給電用のワイヤである。なお、ボンディングワイヤ17、並びに、上述の配線16、電極16a、及び電極16bは、例えば、金(Au)、銀(Ag)、または銅(Cu)等の金属材料によって形成される。
発光装置10は、6つの青色LEDチップ12b及び1つの赤色LEDチップ12rによって構成された発光素子列を5つ備える。これら5つの発光素子列は並列接続され、電極16aと電極16bとの間に電力が供給されることにより発光する。5つの発光素子列は、全体として略円形の発光領域を形成するように配置される。
なお、1つの発光素子列に含まれる青色LEDチップ12b及び赤色LEDチップ12rの個数、並びに、発光装置10が備える発光素子列の個数は一例であり、特に限定されない。また、赤色LEDチップ12rは、互いに背向するアノード及びカソードを有する両面電極構造のLEDチップであってもよいが、青色LEDチップ12b及び赤色LEDチップ12rがいずれも片面電極構造であれば、基板11への複数のLEDチップの実装が容易になる利点がある。
包囲部材15は、基板11上に配置される。包囲部材15は、第一封止部材13a及び第二封止部材13bよりも上方に突出し、第一封止部材13a、及び、第二封止部材13bをせき止めるためのダム材として機能する部材である。また、包囲部材15は、配線16の少なくとも一部を覆うことにより、配線16を保護する機能も有する。
包囲部材15は、複数の青色LEDチップ12b、複数の赤色LEDチップ12r、第一封止部材13a、第二封止部材13b、及び、第三封止部材13cを側方から囲む円環状である。なお、包囲部材15は、環状であればよく、矩形環状であってもよいし、レーストラック形状であってもよい。
包囲部材15には、例えば、絶縁性を有する熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂等が用いられる。より具体的には、包囲部材15には、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、またはポリフタルアミド(PPA)樹脂などが用いられる。
包囲部材15は、発光装置10の光の取り出し効率を高めるために、光反射性を有することが望ましい。そこで、実施の形態1では、包囲部材15には、白色の樹脂(いわゆる白樹脂)が用いられる。なお、包囲部材15の光反射性を高めるために、包囲部材15の中には、TiO、Al、ZrO、及びMgO等の粒子が含まれてもよい。
第一封止部材13aは、配線16の少なくとも一部、複数の青色LEDチップ12b、複数の赤色LEDチップ12r、及び、複数のボンディングワイヤ17を一括封止する封止層である。第一封止部材13aは、複数の青色LEDチップ12b、複数の赤色LEDチップ12r、及び、複数のボンディングワイヤ17を塵芥、水分、外力等から保護する機能を有する。
第一封止部材13aの基材は、例えば、透光性樹脂材料である。第一封止部材13aは、例えば、メチル系のシリコーン樹脂であるが、エポキシ樹脂またはユリア樹脂などであってもよい。発光装置10においては、第一封止部材13aは、透明のシリコーン樹脂によって形成され、波長変換材14を含まない。
第二封止部材13bは、第一封止部材13aの青色LEDチップ12bを封止している部分の上方に配置される封止層である。第二封止部材13bは、第一封止部材13aの青色LEDチップ12bを封止している部分に接している。第二封止部材13bの基材は、例えば、透光性樹脂材料である。第二封止部材13bの基材は、例えば、メチル系のシリコーン樹脂であるが、エポキシ樹脂またはユリア樹脂などであってもよい。第二封止部材13bの基材は、第一封止部材13aを構成する透光性樹脂材料と同一であってもよい。
第二封止部材13bには、波長変換材14が含まれる。波長変換材14は、具体的には、例えば、発光ピーク波長が550nm以上570nm以下の、イットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)系の緑色蛍光体である。緑色蛍光体の粒径(より具体的には、メジアン径(d50))は、例えば、12μm以上17μm以下である。
第二封止部材13bに含まれる波長変換材14は、特に限定されない。第二封止部材13bには、青色LEDチップ12bが発する光によって励起される蛍光体が含まれればよい。例えば、第二封止部材13bには、緑色蛍光体に加えて、赤色蛍光体が波長変換材14として含まれてもよい。赤色蛍光体は、具体的には、例えば、発光ピーク波長が610nm以上620nm以下の、CaAlSiN:Eu2+蛍光体または、(Sr,Ca)AlSiN:Eu2+蛍光体などである。赤色蛍光体の粒径(より具体的には、メジアン径(d50))は、例えば、10μm以上18μm以下である。
また、第二封止部材13bには、フィラーが含まれてもよい。フィラーは、例えば、粒径が10nm程度のシリカである。フィラーが含まれることにより、フィラーが抵抗となって蛍光体が沈降しにくい。このため、第二封止部材13b内において、蛍光体を均一に分散して配置することができる。
このように、青色LEDチップ12bの上方には、波長変換材14を含まない第一封止部材13a及び波長変換材14を含む第二封止部材13bが積層される。青色LEDチップ12bが青色光を発すると、発せられた青色光の一部は、第二封止部材13bに含まれる波長変換材14(緑色蛍光体)によって緑色光に波長変換される。そして、波長変換材14に吸収されなかった青色光と、波長変換材14によって波長変換された緑色光とは、第二封止部材13b中で拡散及び混合される。これにより、第二封止部材13bからは、白色光が出射される。
第三封止部材13cは、第一封止部材13aの赤色LEDチップ12rを封止している部分の上方に配置される透光性樹脂材料である。第三封止部材13cは、第一封止部材13aの赤色LEDチップ12rを封止している部分に接している。また、第三封止部材13cと、上述の第二封止部材13bとは、第一封止部材13aの上面に、当該上面に沿う方向に並んで配置されている。平面視において、第三封止部材13cの端部は、赤色LEDチップ12r及び青色LEDチップ12bの間に位置し、第三封止部材13cは、赤色LEDtチップ12rとは重なるが、青色LEDチップ12bとは重ならない。
第三封止部材13cの基材は、例えば、メチル系のシリコーン樹脂であるが、エポキシ樹脂またはユリア樹脂などであってもよい。第二封止部材13bの基材は、第一封止部材13aを構成する透光性樹脂材料と同一であってもよい。発光装置10においては、第三封止部材13cは、透明のシリコーン樹脂によって形成され、波長変換材14を含まない。
第三封止部材13cからは、赤色光が出射される。発光装置10の出射光は、第二封止部材13bから出射される白色光、及び、第三封止部材13cから出射される赤色光が混ざった白色光である。出射光に赤色LEDチップ12rからの赤色光が含まれることにより、発光装置10の演色性が高められる。
このように、赤色LEDチップ12rの上方には、いずれも波長変換材14を含まない第一封止部材13a及び第三封止部材13cが積層される。これにより、赤色LEDチップ12rが発する赤色光が波長変換材14によって散乱されることが抑制され、赤色光を発光装置10の外部に効率的に取り出すことができる。
また、第三封止部材13cの表面は、円形ドーム状の曲面である。これにより、第三封止部材13cはレンズとして機能し、このような第三封止部材13cによれば、赤色光を発光装置10の外部により効率的に取り出すことができる。なお、第三封止部材13cは、所望の形状に形成されればよく、曲面を有することは必須ではない。
なお、後述のように、第三封止部材13cは、第二封止部材13bよりも先に第一封止部材13a上に形成され、第二封止部材13bに対してダム材として機能する。これにより、第三封止部材13c上に波長変換材14を含む第二封止部材13bが付着してしまうことが抑制される。つまり、赤色光が波長変換材14によって散乱されることが抑制され、赤色光を発光装置10の外部に効率的に取り出すことができる。
[発光装置の製造方法]
次に、発光装置10の製造方法について説明する。図5は、発光装置10の製造方法のフローチャートである。図6A〜図6Eは、発光装置10の製造方法を示す模式断面図である。なお、以下の製造方法、及び、以下の説明で示す寸法等は、一例である。
まず、図6A及び図6Bに示されるように、基板11の上面にLEDチップ(青色LEDチップ12b及び赤色LEDチップ12r)が実装される(図5のS11)。
LEDチップの実装は、ダイアタッチ材等によってLEDチップをダイボンディングすることにより行われる。このとき、1つの発光素子列を構成する複数の青色LEDチップ12b、及び、赤色LEDチップ12rは、ボンディングワイヤ17及び配線16により電気的に接続される。なお、LEDチップの高さは、0.2mm程度であり、ボンディングワイヤ17は、LEDチップの上面から0.15mm程度上方に出ている。
次に、基板11の上面に、複数のLEDチップを囲む円環状に包囲部材15が形成される(図5のS12)。包囲部材15の形成には、白樹脂を吐出するディスペンサが用いられる。包囲部材15の高さは、0.8〜0.9mm程度である。
次に、図6Cに示されるように、複数のLEDチップを一括封止する第一封止部材13aが形成される(図5のS13)。具体的には、包囲部材15で囲まれる領域に、透光性樹脂材料(封止材)が塗布(注入)され、加熱または光照射等によって硬化される。第一封止部材13aの厚みは、0.4mm程度である。
次に、図6Dに示されるように、第一封止部材13aの赤色LEDチップ12rを封止している部分の上に第三封止部材13cが形成される(図5のS14)。具体的には、第一封止部材13aを構成する透光性樹脂材料よりも粘度またはチクソ性の高い透光性樹脂材料を、第一封止部材13aのうち赤色LEDチップ12rの上方に位置する部分を狙ってポッティングする。その後、ポッティングされた透光性樹脂材料が加熱または光照射等によって硬化されることにより、第三封止部材13cが形成される。
次に、図6Eに示されるように、第二封止部材13bが形成される(図5のS15)。具体的には、波長変換材14を含む透光性樹脂材料が第一封止部材13a上の包囲部材15で囲まれる領域に塗布(注入)される。この透光性樹脂材料は、第三封止部材13cの高さを超えないように注入される。これにより、第三封止部材13c上に波長変換材14を含む第二封止部材13bが付着してしまうことが抑制される。その後、塗布された透光性樹脂材料が加熱または光照射等によって硬化されることにより、第二封止部材13bが形成される。この結果、完成した発光装置10においては、第三封止部材13cが第二封止部材13bよりも上方に突出する。第二封止部材13bの厚みは、0.4mm程度である。なお、発光装置10においては、第二封止部材13bの厚みは、第一封止部材13aの厚みよりも薄い。
なお、第三封止部材13cは、少なくとも第二封止部材13bよりも上方に突出していればよいが、発光装置10では、包囲部材15よりも上方に突出している。この場合、ステップS15において、透光性樹脂材料は、包囲部材15の高さを超えないように注入されればよい。第三封止部材13cが包囲部材15よりも上方に突出していれば、第三封止部材13c上に波長変換材14を含む第二封止部材13bが付着してしまうことがさらに抑制される。
[発光装置が備える封止構造]
一般に、赤色LEDチップ12rは、青色LEDチップ12bに比べて高価である。そこで、発光装置10においては、赤色LEDチップ12rが発する赤色光の光取り出し効率を向上させて、赤色LEDチップ12rの数を減らすことで、コストダウンを図ることができる。
ここで、赤色LEDチップ12r、及び、青色LEDチップ12bのうち赤色LEDチップ12rのみが波長変換材14を含有しない封止部材(透光性樹脂材料)によって封止されることで、赤色光が波長変換材14によって散乱されることが抑制される。つまり、赤色LEDチップ12rが発する赤色光の光取り出し効率が向上される。このとき、赤色LEDチップ12rを封止する封止部材がきれいに湾曲した表面を有することで、封止部材のレンズとしての機能が向上され、赤色光の光取り出し効率をさらに向上することができる。
しかしながら、赤色LEDチップ12rにはボンディングワイヤ17が接続されている。赤色LEDチップ12rに直接透光性樹脂材料をポッティングすると、ボンディングワイヤ17が障害となり、きれいに湾曲した表面を有する封止部材を形成することが難しい。また、複数のLEDチップが密集して配置されているような場合に、赤色LEDチップ12rに直接透光性樹脂材料をポッティングすると、当該赤色LEDチップ12rと隣り合うLEDチップが障害となり、きれいに湾曲した表面を有する封止部材を形成することが難しい。
そこで、発光装置10の製造においては、複数の赤色LEDチップ12r、複数の青色LEDチップ12b、及び、複数のボンディングワイヤ17を第一封止部材13aによって一括して封止した後、第一封止部材13a上の赤色LEDチップ12rに対応する位置にのみ選択的に透光性樹脂材料がポッティングされる。これにより、表面がきれいに湾曲した第三封止部材13cを赤色LEDチップ12rの上方に形成することができ、赤色光の光取り出し効率を向上することができる。
[変形例1:封止部材の厚み]
発光装置10においては、第一封止部材13aの厚みは、第二封止部材13bの厚みよりも厚い。これにより、複数の赤色LEDチップ12r、複数の青色LEDチップ12b、及び、複数のボンディングワイヤ17を確実に封止することができる。
しかしながら、図7に示される発光装置10aのように、第二封止部材13bの厚みは、第一封止部材13aの厚みよりも厚くてもよい。図7は、変形例1に係る発光装置の模式断面図である。
このように、波長変換材14を含む第二封止部材13bの厚みが比較的分厚ければ、製造誤差等による第二封止部材13bの厚みのわずかな変動が発光装置10aの出射光の色味に及ぼす影響が低減される。つまり、発光装置10aの出射光の色味のばらつきが抑制される。
[変形例2:封止部材の屈折率]
また、第三封止部材13cの屈折率は、第一封止部材13aの屈折率よりも高くてもよい。これにより、外部の空気層に近づくにつれて屈折率が低くなり、層間の屈折率差が小さくなる。このため全反射の発生が抑制され、赤色光の光取り出し効率が向上される。なお、第三封止部材13cの屈折率は、空気の屈折率よりも高い。
同様に、第二封止部材13bの屈折率は、第一封止部材13aの屈折率よりも低くてもよい。これにより、外部の空気層に近づくにつれて屈折率が低くなり、層間の屈折率差が小さくなる。このため全反射の発生が抑制され、青色光の光取り出し効率が向上される。なお、第二封止部材13bの屈折率は、空気の屈折率よりも高い。
なお、第一封止部材13a及び第三封止部材13cは、いずれも波長変換材14を含まない透光性樹脂材料によって形成される。そこで、第一封止部材13aの屈折率は、第三封止部材13cの屈折率と同一であり、第一封止部材13a及び第三封止部材13cは、同一の樹脂材料によって形成されてもよい。これにより、第一封止部材13aと第三封止部材13cとの界面における赤色光の全反射が抑制され、赤色光の光取り出し効率が向上される。
また、第一封止部材13a及び第三封止部材13cは、同一の樹脂材料によって一体的に形成されてもよい。この場合、第三封止部材13cの塗布後に第一封止部材13a及び第三封止部材13cが一括して硬化されれば、例えば、第一封止部材13aと第三封止部材13cとの間に透光性樹脂材料の界面が形成されない利点がある。
[変形例3:波長変換材の濃度]
第二封止部材13b内の波長変換材の濃度は、例えば、フィラーなどによって均一にされるが、第二封止部材13b内では、上方よりも下方のほうが波長変換材14の濃度が高くてもよい。このような構成は、例えば、上記図5のステップS15において、波長変換材14を含む透光性樹脂材料を注入した後、硬化を開始するまでの時間(放置時間)を長くすることにより波長変換材14を沈降させることで実現可能である。
これにより、発光装置10の出射光の角度に対する色むらが生じにくくなる。
[効果等]
以上説明したように、発光装置10は、基板11と、基板11上に配置された青色LEDチップ12b及び赤色LEDチップ12rと、基板11上に配置され、青色LEDチップ12b及び赤色LEDチップ12rを囲む包囲部材15と、青色LEDチップ12b及び赤色LEDチップ12rを封止する第一封止部材13aと、第一封止部材13aの青色LEDチップ12bを封止している部分の上方に配置された、波長変換材を含む第二封止部材13bと、第一封止部材13aの赤色LEDチップ12rを封止している部分の上方に配置された第三封止部材13cとを備える。青色LEDチップ12bの発光ピーク波長は、赤色LEDチップ12rの発光ピーク波長よりも短く、第三封止部材13cは、第二封止部材13bよりも上方に突出している。青色LEDチップ12bは、第一発光素子の一例であり、赤色LEDチップ12rは、第二発光素子の一例である。
これにより、第三封止部材13cを所望の形状に形成することが容易となり、第三封止部材13cが所望の形状に形成されることで、赤色光(第二発光素子が発する光)の光取り出し効率を向上することができる。
また、包囲部材15は、第一封止部材13aよりも上方に突出していてもよい。
これにより、包囲部材15は、第一封止部材13aに対してダム材として機能することができる。
また、包囲部材15は、第二封止部材13bよりも上方に突出していてもよい。
これにより、包囲部材15は、第二封止部材13bに対してダム材として機能することができる。
また、第三封止部材13cは、包囲部材15よりも上方に突出していてもよい。
これにより、第三封止部材13c上に波長変換材14を含む第二封止部材13bが付着してしまうことが抑制される。つまり、赤色光の光取り出し効率を向上することができる。
また、第三封止部材13cの表面は、曲面であってもよい。
これにより、第三封止部材13cはレンズとして機能し、このような第三封止部材13cによれば、赤色光を発光装置10の外部に効率的に取り出すことができる。
また、第一封止部材13aの厚みは、第二封止部材13bの厚みよりも厚くてもよい。
これにより、青色LEDチップ12b、及び、赤色LEDチップ12rを確実に封止することができる。
また、発光装置10aにおいては、第二封止部材13bの厚みは、第一封止部材13aの厚みよりも厚い。
これにより、製造誤差等による第二封止部材13bの厚みのわずかな変動が発光装置10aの出射光の色味に及ぼす影響が低減される。つまり、発光装置10aの出射光の色味のばらつきが抑制される。
また、発光装置10は、さらに、青色LEDチップ12b及び赤色LEDチップ12rを電気的に接続するボンディングワイヤ17を備え、第一封止部材13aは、さらに、ボンディングワイヤ17の全体を封止してもよい。
これにより、ボンディングワイヤ17が障害となって第三封止部材13cが変形することが抑制されるため、第三封止部材13cを所望の形状に形成することが容易となる。第三封止部材13cが所望の形状に形成されることで、赤色光の光取り出し効率を向上することができる。
また、第二封止部材13b内では、上方よりも下方のほうが波長変換材14の濃度が高くてもよい。
これにより、発光装置10の出射光の角度に対する色むらが生じにくくなる。
また、第二封止部材13bの屈折率は、第一封止部材13aの屈折率より低くてもよい。
これにより、第一封止部材13aと第二封止部材13bとの界面における青色光の全反射が抑制され、青色光の光取り出し効率が向上される。
また、第三封止部材13cの屈折率は、第一封止部材13aの屈折率よりも低くてもよい。
これにより、第一封止部材13aと第三封止部材13cとの界面における赤色光の全反射が抑制され、赤色光の光取り出し効率が向上される。
また、第一封止部材13aの屈折率は、第三封止部材13cの屈折率と同一であり、第一封止部材13a及び第三封止部材13cは、同一の樹脂材料によって形成されてもよい。
これにより、第一封止部材13aと第三封止部材13cとの界面における赤色光の全反射が抑制され、赤色光の光取り出し効率が向上される。
なお、青色LEDチップ12bは、青色光を発し、赤色LEDチップ12rは、赤色光を発する。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係る照明装置について、図8及び図9を用いて説明する。図8は、実施の形態2に係る照明装置の断面図である。図9は、実施の形態2に係る照明装置及びその周辺部材の外観斜視図である。
図8及び図9に示されるように、実施の形態2に係る照明装置200は、例えば、住宅等の天井に埋込配設されることにより下方の空間(廊下または壁等)に光を照射するダウンライト等の埋込型照明装置である。
照明装置200は、発光装置10を備える。照明装置200はさらに、基部210と枠体部220とが結合されることで構成される略有底筒状の器具本体と、当該器具本体に配置された、反射板230及び透光パネル240とを備える。
基部210は、発光装置10が取り付けられる取付台であるとともに、発光装置10で発生する熱を放熱するヒートシンクである。基部210は、金属材料を用いて略円柱状に形成されており、実施の形態2ではアルミダイカスト製である。
基部210の上部(天井側部分)には、上方に向かって突出する複数の放熱フィン211が一方向に沿って互いに一定の間隔をあけて設けられている。これにより、発光装置10で発生する熱を効率よく放熱させることができる。
枠体部220は、内面に反射面を有する略円筒状のコーン部221と、コーン部221が取り付けられる枠体本体部222とを有する。コーン部221は、金属材料を用いて成形されており、例えば、アルミニウム合金等を絞り加工またはプレス成形することによって作製することができる。枠体本体部222は、硬質の樹脂材料または金属材料によって成形されている。枠体部220は、枠体本体部222が基部210に取り付けられることによって固定されている。
反射板230は、内面反射機能を有する円環枠状(漏斗状の)反射部材である。反射板230は、例えばアルミニウム等の金属材料を用いて形成することができる。なお、反射板230は、金属材料ではなく、硬質の白色樹脂材料によって形成してもよい。
透光パネル240は、光拡散性及び透光性を有する透光部材である。透光パネル240は、反射板230と枠体部220との間に配置された平板プレートであり、反射板230に取り付けられている。透光パネル240は、例えばアクリルやポリカーボネート等の透明樹脂材料によって円盤状に形成することができる。
なお、照明装置200は、透光パネル240を備えなくてもよい。透光パネル240を備えないことで、照明装置200から出射される光の光束を向上させることができる。
また、図9に示されるように、照明装置200には、発光装置10に、当該発光装置10を点灯させるための電力を供給する点灯装置250と、商用電源からの交流電力を点灯装置250に中継する端子台260とが接続される。点灯装置250は、具体的には、端子台260から中継される交流電力を直流電力に変換して発光装置10に出力する。
点灯装置250及び端子台260は、器具本体とは別体に設けられた取付板270に固定される。取付板270は、金属材料からなる矩形板状の部材を折り曲げて形成されており、その長手方向の一端部の下面に点灯装置250が固定されるとともに、他端部の下面に端子台260が固定される。取付板270は、器具本体の基部210の上部に固定された天板280と互いに連結される。
以上説明したように、照明装置200は、発光装置10と、発光装置10に、当該発光装置10を点灯させるための電力を供給する点灯装置250とを備える。これにより、赤色光の光取り出し効率が向上された照明装置が実現される。なお、照明装置200は、発光装置10に代えて、発光装置10aを備えてもよい。
なお、実施の形態2では、照明装置として、ダウンライトが例示されたが、本発明は、スポットライトなどの他の照明装置として実現されてもよい。
(他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る発光装置、及び、照明装置について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、発光装置は、青色LEDチップ、赤色LEDチップ、及び、緑色蛍光体との組み合わせによって白色光を放出したが、白色光を放出するための構成はこれに限らない。例えば、青色LEDチップ、赤色LEDチップ、緑色蛍光体、及び、赤色蛍光体が組み合わされてもよい。つまり、第二封止部材は、緑色蛍光体及び赤色蛍光体を含んでもよい。また、緑色蛍光体に代えて、または、緑色蛍光体に加えて黄色蛍光体が組み合わされてもよい。
あるいは、青色光よりも短波長である紫外光を放出する紫外LEDチップと、主に紫外光により励起されることで青色光、赤色光及び緑色光を発する、青色蛍光体、緑色蛍光体、及び、赤色蛍光体とが組み合わされてもよい。つまり、LEDチップは、紫外光を発し、封止部材は、青色蛍光体、緑色蛍光体、及び、赤色蛍光体を含んでもよい。また、発光装置は、白色以外の色の光を発してもよい。
また、上記実施の形態では、基板に実装されたLEDチップは、他のLEDチップとボンディングワイヤによって、チップトゥチップで接続された。しかしながら、LEDチップは、ボンディングワイヤによって基板上に設けられた配線(金属膜)に接続され、当該配線を介して他のLEDチップと電気的に接続されてもよい。
また、上記実施の形態では、発光装置に用いる発光素子としてLEDチップが例示された。しかしながら、半導体レーザ等の半導体発光素子、または、有機EL(Electro Luminescence)もしくは無機EL等のEL素子等の他の種類の固体発光素子が、発光素子として採用されてもよい。
また、上記実施の形態の断面図に示される積層構造は、一例であり、本発明は上記積層構造に限定されない。つまり、上記積層構造と同様に、本発明の特徴的な機能を実現できる積層構造も本発明に含まれる。例えば、上記積層構造と同様の機能を実現できる範囲で、上記積層構造の層間に別の層が設けられてもよい。
また、上記実施の形態では、積層構造の各層を構成する主たる材料について例示しているが、積層構造の各層には、上記積層構造と同様の機能を実現できる範囲で他の材料が含まれてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。例えば、本発明は、発光装置の製造方法として実現されてもよい。
10、10a 発光装置
11 基板
12b 青色LEDチップ(第一発光素子)
12r 赤色LEDチップ(第二発光素子)
13a 第一封止部材
13b 第二封止部材
13c 第三封止部材
14 波長変換材
15 包囲部材
17 ボンディングワイヤ
200 照明装置
250 点灯装置

Claims (14)

  1. 基板と、
    前記基板上に配置された第一発光素子及び第二発光素子と、
    前記基板上に配置され、前記第一発光素子及び前記第二発光素子を囲む包囲部材と、
    前記第一発光素子及び前記第二発光素子を封止する第一封止部材と、
    前記第一封止部材の前記第一発光素子を封止している部分の上方に配置された、波長変換材を含む第二封止部材と、
    前記第一封止部材の前記第二発光素子を封止している部分の上方に配置された第三封止部材とを備え、
    前記第一発光素子の発光ピーク波長は、前記第二発光素子の発光ピーク波長よりも短く、
    前記第三封止部材は、前記第二封止部材よりも上方に突出している
    発光装置。
  2. 前記包囲部材は、前記第一封止部材よりも上方に突出している
    請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記包囲部材は、前記第二封止部材よりも上方に突出している
    請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記第三封止部材は、前記包囲部材よりも上方に突出している
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 前記第三封止部材の表面は、曲面である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光装置。
  6. 前記第一封止部材の厚みは、前記第二封止部材の厚みよりも厚い
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光装置。
  7. 前記第二封止部材の厚みは、前記第一封止部材の厚みよりも厚い
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光装置。
  8. さらに、前記第一発光素子及び前記第二発光素子を電気的に接続するワイヤを備え、
    前記第一封止部材は、さらに、前記ワイヤの全体を封止する
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の発光装置。
  9. 前記第二封止部材内では、上方よりも下方のほうが前記波長変換材の濃度が高い
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の発光装置。
  10. 前記第二封止部材の屈折率は、前記第一封止部材の屈折率よりも低い
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の発光装置。
  11. 前記第三封止部材の屈折率は、前記第一封止部材の屈折率よりも低い
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の発光装置。
  12. 前記第一封止部材の屈折率は、前記第三封止部材の屈折率と同一であり、
    前記第一封止部材及び前記第三封止部材は、同一の樹脂材料によって形成される
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の発光装置。
  13. 前記第一発光素子は、青色光を発し、
    前記第二発光素子は、赤色光を発する
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の発光装置。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の発光装置と、
    前記発光装置に、当該発光装置を点灯させるための電力を供給する点灯装置とを備える
    照明装置。
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