JP2019020693A - 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像形成装置本体に対してプロセスカートリッジ又は現像カートリッジを介してトナーカートリッジが装着される構成において、トナーカートリッジの未装着もしくは不完全装着を簡便な構成で報知可能とするものである。
【解決手段】 画像形成装置の開閉部材は、開口へ突出した突出部を備えるとともに、現像カートリッジ(プロセスカートリッジ)は、トナーカートリッジの装着動作によって回動する回動部材を備え、回動部材は、突出部と接触することにより開閉部材の閉鎖を妨げる位置からトナーカートリッジが現像カートリッジ(プロセスカートリッジ)の装着完了位置へ装着されることによって突出部の移動を許容する位置に移動し、開閉部材で開口を閉鎖可能とする。
【選択図】 図23
【解決手段】 画像形成装置の開閉部材は、開口へ突出した突出部を備えるとともに、現像カートリッジ(プロセスカートリッジ)は、トナーカートリッジの装着動作によって回動する回動部材を備え、回動部材は、突出部と接触することにより開閉部材の閉鎖を妨げる位置からトナーカートリッジが現像カートリッジ(プロセスカートリッジ)の装着完了位置へ装着されることによって突出部の移動を許容する位置に移動し、開閉部材で開口を閉鎖可能とする。
【選択図】 図23
Description
本発明は、電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)、及び、画像形成装置の画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ、トナーカートリッジ、及び、画像形成装置に関するものである。
ここで、画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザビームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
プロセスカートリッジとは、感光体としての電子写真感光体ドラム(以下、感光体ドラム)、または感光体ドラムと、この感光体ドラムに作用するプロセス手段(例えば、現像ローラ)をカートリッジ化し、画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。さらに、現像カートリッジとは、感光体ドラムに作用するプロセス手段(例えば、現像ローラ)をカートリッジ化し、画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。そして、トナーカートリッジとは、感光体ドラムやプロセス手段を含まず画像形成に伴い消費されていく現像剤のみを収容した枠体をカートリッジ化したものであり、現像カートリッジあるいはプロセスカートリッジに着脱可能とされたものである。
また、画像形成装置本体とは、カートリッジを除いた画像形成装置の残りの部分である。
従来、画像形成装置においては、定期的な交換が必要となる部材や、補給が必要なトナーをカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このカートリッジ方式によれば、画像形成装置のメンテナンスをサービスマンによらず使用者自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。その為、このカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
例えば、トナーカートリッジから画像形成ユニットにトナーの補給を受けるものとすることが知られている(特許文献1)。このようにして、消耗頻度の高いトナーカートリッジを画像形成装置本体から着脱可能とし、ユーザが交換可能としている。またトナーカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とした構成においては、トナーカートリッジが装着されていない、もしくは不完全に装着された状態のとき、トナー補給が不可能となり、画像形成を行うことができない。このため、画像形成装置本体に設けた機械的機構と電気的検知手段により、トナーカートリッジの装着忘れや不完全装着をユーザに警告する構成が知られている。
一方で、感光体ドラム、及び、感光体ドラムに作用するプロセス手段を一体的にプロセスカートリッジとする構成や、感光体ドラムを現像するための現像手段を一体化する現像カートリッジが知られている。このプロセスカートリッジや現像カートリッジに対してトナーカートリッジが装着される構成にあっては、画像形成装置本体がトナーカートリッジに装着される構成ではない。このため、トナーカートリッジの装着忘れや不完全装着をユーザに警告可能とする構成が求められていた。本発明は、前述した従来例をさらに発展させたものである。
上記目的を達成する為、本発明に係る画像形成装置は、現像剤を表面に担持し搬送する現像剤担持体に加え、現像剤担持体の表面に担持された現像剤を規制する現像ブレードを有する現像カートリッジと、現像カートリッジに装着され、現像カートリッジに現像剤を供給するトナーカートリッジと、現像カートリッジとトナーカートリッジとが挿入される開口を閉鎖する開閉部材と、を有し、現像カートリッジとトナーカートリッジとが個々に着脱可能とされた画像形成装置であって、現像カートリッジは、トナーカートリッジの装着動作によって回動する回動部材を備え、開閉部材は、開口へ突出した突出部を備え、回動部材は、突出部と接触することにより開閉部材の閉鎖を妨げる位置からトナーカートリッジが現像カートリッジの装着完了位置へ装着されることによって突出部の移動を許容する位置に移動し、開閉部材で開口を閉鎖可能とする。
また、本発明に係る他の画像形成装置は、像担持体に加え、像担持体の表面に形成された静電潜像を現像する現像剤担持体、現像剤担持体の表面に担持された現像剤を規制する現像ブレードを有するプロセスカートリッジと、プロセスカートリッジに装着され、プロセスカートリッジに現像剤を供給するトナーカートリッジと、プロセスカートリッジとトナーカートリッジとが挿入される開口を閉鎖する開閉部材と、を有し、プロセスカートリッジとトナーカートリッジとが個々に着脱可能とされた画像形成装置であって、プロセスカートリッジは、トナーカートリッジの装着動作によって回動する回動部材を備え、開閉部材は、開口へ突出した突出部を備え、回動部材は、突出部と接触することにより開閉部材の閉鎖を妨げる位置からトナーカートリッジがプロセスカートリッジの装着完了位置へ装着されることによって突出部の移動を許容する位置に移動し、開閉部材で開口を閉鎖可能とすることを特徴とする。
また、本発明に係る現像カートリッジは、開口に加え、開口を閉鎖する開閉部材を有する画像形成装置に対して、開口から現像剤を収容するトナーカートリッジと個々に着脱可能とされた現像カートリッジであって、トナーカートリッジが装着された状態で画像形成装置に装着される現像カートリッジは、現像剤を表面に担持し搬送する現像剤担持体と、現像剤担持体の表面に担持された現像剤を規制する現像ブレードと、トナーカートリッジの装着動作によって回動する回動部材と、を有し、回動部材は、開閉部材に設けられ、開口へ突出した突出部と接触することにより開閉部材の閉鎖を妨げる位置からトナーカートリッジが現像カートリッジの装着完了位置へ装着されることによって突出部の移動を許容する位置に移動し、開閉部材で開口を閉鎖可能とすることを特徴とする。
そして、本発明に係るプロセスカートリッジは、開口に加え、開口を閉鎖する開閉部材を有する画像形成装置に対して、開口から現像剤を収容するトナーカートリッジと個々に着脱可能とされたプロセスカートリッジであって、トナーカートリッジが装着された状態で画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジは、像担持体と、像担持体の表面に形成された静電潜像を現像する現像剤担持体と、現像剤担持体の表面に担持された現像剤を規制する現像ブレードと、トナーカートリッジの装着動作によって回動する回動部材と、を有し、回動部材は、開閉部材に設けられ、開口へ突出した突出部と接触することにより開閉部材の閉鎖を妨げる位置からトナーカートリッジがプロセスカートリッジの装着完了位置へ装着されることによって突出部の移動を許容する位置に移動し、開閉部材で開口を閉鎖可能とすることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置本体に対してプロセスカートリッジ又は現像カートリッジを介してトナーカートリッジが装着される構成において、トナーカートリッジの未装着もしくは不完全装着を簡便な構成で報知可能とするものである。
本発明に係る画像形成装置、及び画像形成装置に用いられるカートリッジ、を図面に則して説明する。尚、本実施例では、先述した画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジを例に挙げて説明する。プロセスカートリッジは、像担持体である感光体ドラムを有するドラムユニットと、像担持体の静電潜像を可視化する現像剤を担持する現像ローラ(現像剤担持体)を有する現像ユニットとに大別され、各ユニットが一体的にカートリッジ化されている。以下の説明において、ドラムユニット、及び、現像ユニットの長手方向とは、感光体ドラムの回転軸線L1、及び、現像ローラの回転軸線L9と略平行な方向である。また、感光体ドラムの回転軸線L1、及び、現像ローラの回転軸線L9は、記録媒体の搬送方向と交差する方向である。また、ドラムユニット、及び、現像ユニットの短手方向とは、感光体ドラムの回転軸線L1、及び、現像ローラの回転軸線L9と略直交する方向である。本実施例では、プロセスカートリッジを画像形成装置本体へ着脱する方向は、プロセスカートリッジの短手方向である。また、説明文中の符号は、図面を参照するためのものであって、構成を限定するものではない。
(1)画像形成装置の全体説明
まず、図2を用いて、本発明の一実施例を適用した画像形成装置の全体構成について説明する。図2は、画像形成装置の側断面説明図である。
まず、図2を用いて、本発明の一実施例を適用した画像形成装置の全体構成について説明する。図2は、画像形成装置の側断面説明図である。
図2に示す画像形成装置本体A1は、パーソナルコンピュータなどの外部機器から通信された画像情報に応じて、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体2に現像剤(以下、トナー)t2による画像を形成するものである。また、画像形成装置本体A1は、現像ユニットB1とドラムユニットC1とが一体となったプロセスカートリッジPが、使用者によって画像形成装置本体A1に、取り付け、及び、取り外しが可能に設けられている。さらに、プロセスカートリッジPの現像ユニットB1に対して、トナーカートリッジTが着脱可能に設けられている。トナーカートリッジTには、現像ユニットB1に供給されるトナーt2が収納されている。記録媒体2の一例として、記録紙、ラベル紙、OHPシート、布等が挙げられる。また、現像ユニットB1は現像ローラ13等を有し、ドラムユニットC1は感光体ドラム10、帯電ローラ11等を有する。
感光体ドラム10は、画像形成装置本体A1からの電圧印加によって、帯電ローラ11で感光体ドラム10の表面を一様に帯電する。そして、光学手段1から画像情報に応じたレーザ光Lが、帯電した感光体ドラム10に照射され、感光体ドラム10に画像情報に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像は、後述の現像手段によってトナーt2で現像され、感光体ドラム10表面に現像剤像が形成される。
一方、給紙トレイ4に収容された記録媒体2は、前記現像剤像の形成と同期して、給紙ローラ3aとこれに圧接する分離パット3bに規制され、一枚ずつ分離給送される。そして、記録媒体2は、搬送ガイド3dにより、転写手段としての転写ローラ6へと搬送される。転写ローラ6は、感光体ドラム10表面に接触するように付勢されている。
次いで、記録媒体2は、感光体ドラム10と転写ローラ6とで形成される転写ニップ部6aを通る。このとき、転写ローラ6に現像剤像と逆極性の電圧を印加することで、感光体ドラム10表面上に形成された現像剤像が、記録媒体2に転写される。
現像剤像が転写された記録媒体2は、搬送ガイド3fに規制され定着手段5へ搬送される。定着手段5は、駆動ローラ5a、及び、ヒータ5bを内蔵した定着ローラ5cを備えている。そして、記録媒体2は、駆動ローラ5aと定着ローラ5cとで形成されるニップ部5dを通過する際に、熱、及び、圧力を印加され、記録媒体2に転写された現像剤像が記録媒体2に定着される。これによって、記録媒体2に画像が形成される。
その後、記録媒体2は、排出ローラ対3gによって搬送されて、排出部3hへ排出される。
(2)電子写真画像形成プロセスの説明
次に、図3を用いて、本発明の一実施例を適用した電子写真画像形成プロセスについて説明する。図3は、プロセスカートリッジP、トナーカートリッジTの断面説明図である。なお、本実施例において、プロセスカートリッジPの長手方向とは、ドラムユニットC1の感光体ドラム10の回転軸L10の軸線方向のことを指す。
次に、図3を用いて、本発明の一実施例を適用した電子写真画像形成プロセスについて説明する。図3は、プロセスカートリッジP、トナーカートリッジTの断面説明図である。なお、本実施例において、プロセスカートリッジPの長手方向とは、ドラムユニットC1の感光体ドラム10の回転軸L10の軸線方向のことを指す。
図3に示すように、現像ユニットB1は、現像枠体としての現像枠体16に、現像手段としての現像ローラ13や現像ブレード15等を備えている。また、ドラムユニットC1は、ドラム支持枠体21に、感光体ドラム10や帯電ローラ11等を備えている。
現像枠体16の現像剤収容部16aに収納されたトナーt2は、現像枠体16に回転可能に支持された現像剤搬送部材17が矢印X17方向に回転することによって、現像枠体16の現像枠体開口部16bから現像室16c内へ送り出される。現像枠体16には、マグネットローラ12を内蔵した現像ローラ13が設けられている。具体的には、現像ローラ13は、軸部13eとゴム部13dから構成される。軸部13eは、アルミ等の導電性の細長い円筒状であり、その長手方向で中央部はゴム部13dで覆われている。ここで、ゴム部13dは、外形形状が軸部13eと同軸線上になるように軸部13eに被覆されている。現像ローラ13は、マグネットローラ12の磁力によって、現像室16cのトナーt2を現像ローラ13の表面に引き寄せる。また、現像ブレード15は、板金からなる支持部材15aとウレタンゴムやSUS板等からなる弾性部材15bから構成され、弾性部材15bが現像ローラ13に対して一定の接触圧をもって弾性的に接触するように設けられている。そして、現像ローラ13が回転方向X5に回転することで、現像ローラ13の表面に付着するトナーt2の量を規定し、トナーt2に摩擦帯電電荷を付与する。これにより、現像ローラ13表面にトナー層が形成される。そして、画像形成装置本体A1から電圧が印加された現像ローラ13を感光体ドラム10と接触させた状態で、回転方向X5に回転させることにより、感光体ドラム10の現像領域へトナーt2を供給する。
感光体ドラム10の外周面には、ドラム支持枠体21に回転可能に支持され感光体ドラム10方向に付勢された帯電ローラ11が接触して設けられている。詳細構成については後述する。帯電ローラ11は、画像形成装置本体A1からの電圧印加によって、感光体ドラム10の表面を一様に帯電する。帯電ローラ11に印加する電圧は、感光体ドラム10の表面と帯電ローラ11との電位差が放電開始電圧以上となるような大きさの直流電圧を印加している。このとき、感光体ドラム10の表面を帯電電位(暗部電位)−700Vに一様に接触帯電させている。そして、光学手段1(図2)のレーザ光Lにより、感光体ドラム10の表面に静電潜像が形成される。その後、感光体ドラム10の静電潜像に応じてトナーt2を転移させて静電潜像を可視化し、感光体ドラム10に現像剤像を形成する。
(3)現像ユニットB1の構成説明
次に、図4,図5を用いて、本発明の一実施例を適用した現像ユニットB1の構成について説明する。なお、以下の説明において、現像ユニットB1の長手方向とは、現像ユニットB1の現像ローラ13の回転軸L9の軸線方向のことを指す。また、長手方向に関して画像形成装置本体A1から現像ユニットB1に回転力が伝達される側を「駆動側」と称する。また、長手方向におけるその反対側を「非駆動側」と称す。図4は、現像ユニットB1の駆動側を分解して、駆動側からみた斜視説明図(a)と非駆動側からみた斜視説明図(b)であり、図5は、現像ユニットB1の非駆動側を分解して、非駆動側からみた斜視説明図(a)と駆動側からみた斜視説明図(b)ある。
次に、図4,図5を用いて、本発明の一実施例を適用した現像ユニットB1の構成について説明する。なお、以下の説明において、現像ユニットB1の長手方向とは、現像ユニットB1の現像ローラ13の回転軸L9の軸線方向のことを指す。また、長手方向に関して画像形成装置本体A1から現像ユニットB1に回転力が伝達される側を「駆動側」と称する。また、長手方向におけるその反対側を「非駆動側」と称す。図4は、現像ユニットB1の駆動側を分解して、駆動側からみた斜視説明図(a)と非駆動側からみた斜視説明図(b)であり、図5は、現像ユニットB1の非駆動側を分解して、非駆動側からみた斜視説明図(a)と駆動側からみた斜視説明図(b)ある。
図4、図5に示すように、現像ユニットB1は、現像ローラ13や現像ブレード15等を備えている。現像ブレード15は、支持部材15aの長手方向の駆動側端部15a1、非駆動側端部15a2が現像枠体16に対してビス51、ビス52で固定されている。現像枠体16の長手両端には、駆動側現像軸受36と非駆動側現像軸受46とがそれぞれ配置されている。現像ローラ13は、駆動側端部13aが駆動側現像軸受36の穴36aと嵌合し、また、非駆動側端部13cが非駆動側軸受46の支持部46fと嵌合することで、回転可能に支持されている。また、現像ローラ13の駆動側端部13aで、駆動側現像軸受36よりも長手方向外側には、現像ローラギア29が現像ローラ13と同軸に配置され、現像ローラ13と現像ローラギア29とが一体的に回転できるように係合している。
駆動側現像軸受36は、その長手外側で駆動入力ギア27を回転可能に支持している。駆動入力ギア27は現像ローラギア29と噛み合っている。また、駆動入力ギア27と同軸にカップリング部材180が設けられている。また、駆動側現像軸受36には、駆動側当接離間レバー70が備えられている。さらに、非駆動側現像軸受46には、非駆動側当接離間レバー72が備えられている。
現像ユニットB1の駆動側最端部には、駆動入力ギア27等を長手外側から覆うように現像サイドカバー34が設けられている。現像サイドカバー34の穴34aを通して、カップリング部材180が長手外側に突出している。詳細は後述するが、カップリング部材180は、画像形成装置本体A1に設けられた本体側駆動部材100(図6)と係合し、回転力が伝達される構成となっている。また、その回転力はカップリング部材180の回転力伝達部180c1、180C2を介して駆動入力ギア27の回転力被伝達部27d1(図6参照)、及び回転被伝達部27d2(不図示)に伝わる構成となっている。結果として、カップリング部材180に入力された回転力は、駆動入力ギア27、現像ローラギア29を介して、回転部材としての現像ローラ13へ伝達される構成となっている。
(4)ドラムユニットC1の構成説明
次に、図7を用いて、ドラムユニットC1の構成について説明する。図7(a)は、ドラムユニットC1の非駆動側から見た斜視説明図である。図7(b)では、感光体ドラム10、帯電ローラ11周辺部の説明のために、ドラム支持枠体21や駆動側ドラム軸受930やドラム軸54等を不図示とした斜視説明図である。図7に示すように、ドラムユニットC1は、感光体ドラム10や帯電ローラ11等を備えている。帯電ローラ11は、帯電ローラ軸受67a、67bによって回転可能に支持され、帯電ローラ付勢部材68a、68bによって感光体ドラム10に対して付勢される。
次に、図7を用いて、ドラムユニットC1の構成について説明する。図7(a)は、ドラムユニットC1の非駆動側から見た斜視説明図である。図7(b)では、感光体ドラム10、帯電ローラ11周辺部の説明のために、ドラム支持枠体21や駆動側ドラム軸受930やドラム軸54等を不図示とした斜視説明図である。図7に示すように、ドラムユニットC1は、感光体ドラム10や帯電ローラ11等を備えている。帯電ローラ11は、帯電ローラ軸受67a、67bによって回転可能に支持され、帯電ローラ付勢部材68a、68bによって感光体ドラム10に対して付勢される。
感光体ドラム10の駆動側端部10aには、駆動側フランジ24が一体的に固定され、感光体ドラム10の非駆動側端部10bには、非駆動側フランジ28が一体的に固定されている。駆動側フランジ24や非駆動側フランジ28は、カシメや接着等の手段で感光体ドラム10と同軸に固定されている。ドラム支持枠体21の長手両端部には、駆動側端部に駆動側ドラム軸受930が、非駆動側端部にドラム軸54が、ビスや接着、圧入等の手段で固定されている。感光体ドラム10と一体的に固定された駆動側フランジ24はドラム軸受930によって回転可能に支持され、また、非駆動側フランジ28はドラム軸54によって回転可能に支持される。
また、帯電ローラ11の長手一端には帯電ローラギア69が設けられており、帯電ローラギア69は駆動側フランジ24のギア部24gと噛み合っている。ドラムフランジ24の駆動側端部24aは、画像形成装置本体A1側から回転力が伝達される構成となっている(不図示)。結果として、感光体ドラム10が回転駆動するのに伴って、帯電ローラ11も回転駆動する。前述のように、帯電ローラ11の表面の周速は、感光体ドラム10表面の周速に対して105〜120%程度になるように設定されている。
また、ドラム支持枠体21には、ユーザがプロセスカートリッジPの装着操作時につかむための把手としての第一把手21a(第1把持部)が設けられている。第一把手21aは感光体ドラム10の回転軸L10の軸線方向の中央部であって、ドラム支持枠体21から突出するように設けられている。
<現像ユニットB1とドラムユニットC1との合体>
次に、図8を用いて現像ユニットB1とドラムユニットC1とを合体したプロセスカートリッジPとする構成について説明する。図8(a)は感光体ドラム10側から見たプロセスカートリッジPの斜視説明図である。図8(b)は感光体ドラム10の反対側から見たプロセスカートリッジPの斜視説明図である。
次に、図8を用いて現像ユニットB1とドラムユニットC1とを合体したプロセスカートリッジPとする構成について説明する。図8(a)は感光体ドラム10側から見たプロセスカートリッジPの斜視説明図である。図8(b)は感光体ドラム10の反対側から見たプロセスカートリッジPの斜視説明図である。
図8に示すように、ドラム支持枠体21の長手両端部には、駆動側端部に駆動側ドラム軸受930が、非駆動側端部に非駆動側ドラム軸受931が設けられ、ビスや接着、圧入等の手段で固定されている。具体的には、感光体ドラム10と一体的に固定された駆動側フランジ24の被支持部24fが、駆動側ドラム軸受930の穴部930aで支持されている。また、非駆動側フランジ28の被支持部28f(不図示)と非駆動側ドラム軸受931の穴部931aにドラム軸54が挿入され、支持されている。この結果、感光体ドラム10は、駆動側フランジ24と非駆動側フランジ28で回転可能に支持されている。
さらに、現像ユニットB1は、駆動側現像軸受36に設けられた吊りボス36rが、駆動側ドラム軸受930に設けられた吊り穴930rに回転可能に支持される。また、非駆動側現像軸受46に設けられた吊りボス46rが、非駆動側ドラム軸受931に設けられた吊り穴931rに回転可能に支持される。上記構成により、現像ユニットB1は、ドラムユニットC1に対し、駆動側現像軸受36の吊りボス36rと非駆動側現像軸受46の吊りボス46rを軸L90として揺動可能な構成にしている(図8)。また、このとき、現像ユニットB1は、単品状態(自然状態)においてドラムユニットC1に対し、現像付勢部材(例えば、ねじりコイルバネ)によって、現像ローラ13と感光体ドラム10が当接するように常に付勢されている(不図示)。現像ユニットB1の付勢方法としては、ドラムユニットC1と現像ユニットB1との間にバネを設ける方法や、または、現像ユニットB1の自重を利用する方法など考えられるが手法については問わない。
(5)現像ユニットB1のトナーカートリッジTの収納部の詳細説明
本実施例に係る現像ユニットB1のトナーカートリッジTの受け入れ部近辺の詳細構成について図9を用いて説明する。図9はトナーカートリッジTの収納部近辺のプロセスカートリッジPの斜視図であり、図9(a)は現像シャッタ301が閉塞された状態、図9(b)は開放された状態を表している。
本実施例に係る現像ユニットB1のトナーカートリッジTの受け入れ部近辺の詳細構成について図9を用いて説明する。図9はトナーカートリッジTの収納部近辺のプロセスカートリッジPの斜視図であり、図9(a)は現像シャッタ301が閉塞された状態、図9(b)は開放された状態を表している。
現像ユニットB1にはトナーカートリッジ収納部B1aが設けられている。トナーカートリッジ収納部B1aはドラム支持枠体21と現像剤収容部16aの間に配置される。トナーカートリッジ収納部B1a近辺には、受入開口部16d、現像シャッタ301を有し、受入開口部16dは、現像枠体16の長手方向中央部に設けている。なお、受入開口部16dの位置は、後述する供給開口部200と対向する位置に設けられていれば、この限りではない。受入開口部16dは、図9(a)に示すように、後述するトナーカートリッジTの外周面に沿った曲率を有した形状の現像シャッタ301により封止している。
現像シャッタ301は、後述するトナーカートリッジTに設けられた凸部205と係合する穴部301aが受入開口部16dの封止範囲外側に設けている。この現像シャッタ301は、受入開口部16dの長手方向両端部に設けられた現像シャッタガイド部16eと係合している。このようにして、受入開口部16dを閉鎖した状態(図9(a))と受入開口部16dを閉鎖した状態(図9b))との間を現像シャッタガイド部16eに沿ってスライド自在に構成している。そして、現像シャッタ301と受入開口部16dとの間を封止する受入開口シール303が現像開口部16dの周りを囲むように現像枠体16側に取り付けられている。
さらには、現像ユニットB1の駆動側現像軸受36にはトナーカートリッジTの挿入軌跡をガイドする挿入ガイド36gと、後述するトナーカートリッジTの挿入時にトナーカートリッジTの突き当て部205と突き当たる被突き当て部36hを有する。同様に、現像ユニットB1の非駆動側現像軸受46にはトナーカートリッジTの挿入軌跡をガイドする挿入ガイド46gと、後述するトナーカートリッジTの挿入時にトナーカートリッジTの突き当て部204と突き当たる被突き当て部46hを有する。
また、現像シャッタ301と後述するトナーシャッタ201を開閉する際にトナーカートリッジTをガイドするため、開閉ガイド部36kを駆動側現像軸受36に、開閉ガイド部46kを非駆動側現像軸受46に、有する。ここで、挿入ガイド36k、挿入ガイド46kは、トナーカートリッジTの挿入方向f(図9(a))に沿って直線かつ互いに平行に形成している。そして、被突き当て部36h、開閉ガイド部36kは挿入ガイド36gの挿入方向F下流側に、被突き当て部46h、開閉ガイド部46kは挿入ガイド46gの挿入方向f下流側に設けている。
さらに、現像ユニットB1は、後述のトナーカートリッジTのトナー搬送手段206に駆動を伝えるための第一駆動伝達部38を現像ユニットB1の長手方向の一端部に設けている。第一駆動伝達部38は、現像ユニットB1の内部で画像形成装置本体の駆動機構とギアによって連結されている(不図示)
また、現像ユニットB1の受入開口部16dの長手方向の両端外側に穴部16fを設けている。これは、後述するトナーカートリッジTのトナーシャッタ201に設けたスナップフィット部201aの爪部201bと係合し、トナーシャッタ201を閉鎖する際に、トナーシャッタ201が後述するトナー枠体40に連れ回ることを防止する。
また、現像ユニットB1の受入開口部16dの長手方向の両端外側に穴部16fを設けている。これは、後述するトナーカートリッジTのトナーシャッタ201に設けたスナップフィット部201aの爪部201bと係合し、トナーシャッタ201を閉鎖する際に、トナーシャッタ201が後述するトナー枠体40に連れ回ることを防止する。
(7)トナーカートリッジTの構成説明
次に、本実施例に係るトナーカートリッジTの詳細構成について図10を用いて説明する。図10(a)はトナーカートリッジTを駆動側からみた斜視図であり、図10(b)はトナーカートリッジTを駆動側の逆側からみた斜視図である。また、図10(c)はトナーカートリッジTを駆動側の逆側からみた断面図、図10(d)はトナーカートリッジTのトナーシャッタ201が開放した状態の斜視図である。
次に、本実施例に係るトナーカートリッジTの詳細構成について図10を用いて説明する。図10(a)はトナーカートリッジTを駆動側からみた斜視図であり、図10(b)はトナーカートリッジTを駆動側の逆側からみた斜視図である。また、図10(c)はトナーカートリッジTを駆動側の逆側からみた断面図、図10(d)はトナーカートリッジTのトナーシャッタ201が開放した状態の斜視図である。
トナーカートリッジTは、トナー枠体40、供給開口部200、トナーシャッタ201を有する。さらに、トナーシャッタ201にはトナーシャッタ201が供給開口部200を閉鎖する閉鎖位置に位置するときにトナー枠体40とトナーシャッタ201の間を封止するトナー排出口シール203が供給開口部200を覆うように取り付けている。
トナー枠体40は中空の略円筒形状であり、外周には現像シャッタ301の穴部301aと係合する凸部40bを設けている。トナー枠体40の内部には、トナーを搬送するためのトナー搬送部材206が設けられている。トナー搬送部材206は、トナー搬送部材206を駆動させるトナー搬送駆動伝達部210、プロセスカートリッジPの第一駆動伝達部38(駆動伝達部)の駆動をトナー搬送駆動部210へ伝える第二駆動伝達部211(被駆動伝達部)が一端に設けられている。
供給開口部200は、トナー枠体40の円周上でトナーカートリッジTの長手方向中央に設けている。ここで、トナーカートリッジTの長手方向とは、トナー搬送部材206の回転軸線方向を指す。なお、供給開口部200の位置は、受入開口部16dと対向する位置に設けられていればこの限りではない。
さらに、トナーシャッタ201は、トナーカートリッジTの外周面に沿った曲率を有した形状であり、長手両端部にスナップフィット部201aと爪部201bとを有する。このトナーシャッタ201は、供給開口部200の長手方向の両端に設けられたトナーシャッタガイド部40c1,40c2と係合している。そして、トナーカートリッジTの外周面に沿って供給開口部200を開放する状態(図10(d))と、供給開口部200を閉鎖した状態(図10(b))の間をトナー枠体40の周方向にスライド自在に構成している。
さらに、トナーカートリッジTは、現像ユニットB1の挿入ガイド36g、挿入ガイド46gにガイドされる被挿入ガイド部207,被挿入ガイド部208をトナーカートリッジTの長手方向両端部に設けている。被挿入ガイド部207は、トナーカートリッジTの挿入時に現像ユニットB1の被突き当て部36hと突き当たる突き当て部207aを有している。
また被挿入ガイド208は、トナーカートリッジTの挿入時に現像ユニットB1の被突き当て部46hと突き当たる突き当て部208aと、トナーシャッタ201を開閉する際にトナーカートリッジTをガイドする被開閉ガイド部208bを有している。加えて、被挿入ガイド部208には、挿入時にトナーカートリッジTの挿入姿勢を規制するための規制部208c1、規制部208c2を設けている。
なお、実施例では、突き当て部207a、被開閉ガイド部207bは、被挿入ガイド部207と一体のものとして構成しているが、各機能を満たす構成であれば、それぞれ別部材として設けてもよい。
さらには、本実施例では、被挿入ガイド部207はトナー搬送部材206の長手方向で第二駆動伝達部211の端部に設けているが、トナー枠体40に設けてもよい。また、実施例では、突き当て部208a、被開閉ガイド部208b,規制部208c1、規制部208c2は、被挿入ガイド部208と一体のものとして構成しているが、各機能を満たす構成であれば、それぞれ別部材として設けてもよい。
また、図10に示すように、トナー枠体40には、ユーザがトナーカートリッジTの装着操作時につかむための第二把手220(第2把持部)が設けられている。第二把手220は一端部220a1、他端部220a2、基体部220a3が順次繋がった形状とされている。一端部220a1及び他端部220a2はトナー枠体40のそれぞれ長手方向一端部及び他端部から長手方向とは交差する方向に突出して設けられている。また、基体部220a3は一端部220a1の先端部220a1aと他端部220a2の先端部220a2aとを繋ぐように、トナー枠体40の長手方向に沿って設けられている。さらに、基体部220a3はユーザがトナーカートリッジを把持するための第一部分220b、この第一部分220bの一端側に第二部分220c1、他端側に第二部分220c2を有している。
そして、図1(c)に示すように、第一部分220bは基体部220aの長手中央部分に配置され、トナーカートリッジTをプロセスカートリッジPに装着した時に、プロセスカートリッジPの第一把手21aと対向する長手位置に相当する。
また、第二部分220c1及び第二部分220c2は、第一部分220bと一端部220a1及び他端部220a2との間にそれぞれ配置される(図10参照)。第二部分220c1及び第二部分220c2は、トナーカートリッジTをプロセスカートリッジPに装着した時に、第一把手21aの長手方向両端に位置し、かつ、第一把手21aとは重ならない長手位置に配置される。加えて、第二部分220c1及び第二部分220c2は、トナー容器枠体40から長手方向とは交差する方向に第一部分220bよりもさらに突出して設けられている(図1(c)参照)。
なお、本実施例では、第一部分220bの両端部に第二部分220c1、第二部分220c2を設ける構成としたが、どちらか一方の端部にのみ設けてもよい。
(8)トナーカートリッジTのプロセスカートリッジPへの装着動作
まず、本実施例に係る、トナーカートリッジTのプロセスカートリッジPへの挿入からトナーカートリッジTとプロセスカートリッジPの係合、そして、現像開口部16d、供給開口部200の開放までの動作を説明する。
まず、本実施例に係る、トナーカートリッジTのプロセスカートリッジPへの挿入からトナーカートリッジTとプロセスカートリッジPの係合、そして、現像開口部16d、供給開口部200の開放までの動作を説明する。
(トナーカートリッジTのプロセスカートリッジPへの挿入動作)
まず、トナーカートリッジTのプロセスカートリッジPへの挿入動作について図11〜図13を用いて説明する。図11(a)はトナーカートリッジTの挿入時を示した斜視説明図であり、図11(b)はトナーカートリッジTの挿入時を示した側面図、図12はトナーカートリッジTの挿入途中の状態を示した側面図である。図13(a)は装着方向に対する第二把手220、突き当て部208aの位置関係を示したトナーカートリッジTの側面図であり、図13(b)は装着方向に対する第二把手220、突き当て部207aの位置関係を示したトナーカートリッジTの側面図である。
まず、トナーカートリッジTのプロセスカートリッジPへの挿入動作について図11〜図13を用いて説明する。図11(a)はトナーカートリッジTの挿入時を示した斜視説明図であり、図11(b)はトナーカートリッジTの挿入時を示した側面図、図12はトナーカートリッジTの挿入途中の状態を示した側面図である。図13(a)は装着方向に対する第二把手220、突き当て部208aの位置関係を示したトナーカートリッジTの側面図であり、図13(b)は装着方向に対する第二把手220、突き当て部207aの位置関係を示したトナーカートリッジTの側面図である。
トナーカートリッジTをトナーカートリッジ収納部B1aに装着する場合、現像シャッタ301とトナーシャッタ201は、現像ユニットB1の受入開口部16dとトナーカートリッジTの供給開口部200がそれぞれ閉鎖状態に位置している。
トナーカートリッジTのプロセスカートリッジPへの挿入方向は、トナーカートリッジTの長手方向側面から見て、規制部208c1、208c2に沿って突き当て部208aが被挿入ガイド部208の下流側になる方向(図11(b)f方向)である。図11(a)に示すように、ユーザは第二把手220を把持し、挿入方向fにトナーカートリッジTをプロセスカートリッジPへ移動させる。このとき、ユーザは、トナーカートリッジTの被挿入ガイド部208と現像ユニットB1の挿入ガイド46g、被挿入ガイド部207と挿入ガイド36gが係合するようにトナーカートリッジTを移動させる。このとき、トナーカートリッジTは、重力方向g(図11(b))と交差する方向に被挿入ガイド部208が延びた姿勢となるようにして挿入される。これにより、規制部208c1と挿入ガイド46gのガイド面46g1とが、また規制部208c1との対向する向きに位置する規制部208c2と挿入ガイド46gのガイド面46g2とが、向い合った状態で挿入される。その結果、重力方向gの規制部208c1と挿入ガイド46gのガイド面46g1によって、図12に示すように、トナーカートリッジTは、現像ユニットB1への姿勢が定まる。そして、ユーザはその姿勢のままさらにトナーカートリッジTを挿入ガイド部46g,挿入ガイド部36gに沿って重力方向gで下方向に移動させることで、トナーカートリッジTは、矢印f方向に沿って現像ユニットB1に挿入される。
そして、ユーザがトナーカートリッジTを挿入ガイド46g、挿入ガイド36gに沿って矢印f方向に移動させていくと、突き当て部208aが被突き当て部46hに、突き当て部207aが被突き当て部36hに突き当たり挿入が完了する(図13)。
(トナーカートリッジEのプロセスカートリッジDへの位置決め)
次に、トナーカートリッジTのプロセスカートリッジPへの位置決めについて、図14及び図15を用いて説明する。図14(a)は、突き当て部208aと被突き当て部46hが突き当たった状態のトナーカートリッジTを示す側面図であり、図14(b)は、突き当て部208aと被突き当て部46hが突き当たった状態のトナーカートリッジTを示す断面図である。図15(a)は、トナーカートリッジTがプロセスカートリッジPに位置決めされた状態を示す側面図である。また、図15(b)は位置決めされたトナーカートリッジTとプロセスカートリッジPの係合関係を示す断面図、図15(c)は位置決めされたトナーカートリッジTとプロセスカートリッジPの他の係合状態を示す断面図である。
次に、トナーカートリッジTのプロセスカートリッジPへの位置決めについて、図14及び図15を用いて説明する。図14(a)は、突き当て部208aと被突き当て部46hが突き当たった状態のトナーカートリッジTを示す側面図であり、図14(b)は、突き当て部208aと被突き当て部46hが突き当たった状態のトナーカートリッジTを示す断面図である。図15(a)は、トナーカートリッジTがプロセスカートリッジPに位置決めされた状態を示す側面図である。また、図15(b)は位置決めされたトナーカートリッジTとプロセスカートリッジPの係合関係を示す断面図、図15(c)は位置決めされたトナーカートリッジTとプロセスカートリッジPの他の係合状態を示す断面図である。
現像ユニットB1へ挿入されたトナーカートリッジTは、第二把手220によって、図14(a)、(b)からみて反時計回り(図中矢印e方向)にトナー枠体40を回動させる。すると、トナーカートリッジTは、図15(a)に示すように被開閉ガイド部208bが開閉ガイド部46kと係合し、トナーカートリッジTはプロセスカートリッジPに対して相対的に位置が決まる。
(シャッタの開放動作)
次に、現像ユニットB1の現像シャッタ301とトナーカートリッジTのトナーシャッタ201の開放動作について、図13(a)、図15、図16を用いて説明する。図16(a)は、受入開口部16d、供給開口部200が開放されたときのプロセスカートリッジB1に装着されたトナーカートリッジTの側面図、図16(b)は受入開口部16d、供給開口部200が開放された状態を示す断面図である。
次に、現像ユニットB1の現像シャッタ301とトナーカートリッジTのトナーシャッタ201の開放動作について、図13(a)、図15、図16を用いて説明する。図16(a)は、受入開口部16d、供給開口部200が開放されたときのプロセスカートリッジB1に装着されたトナーカートリッジTの側面図、図16(b)は受入開口部16d、供給開口部200が開放された状態を示す断面図である。
図15(a)に示すようにトナーカートリッジTがプロセスカートリッジB1に位置決めされ、さらに第二把手220によって、トナーカートリッジTを矢印e方向に回動を進める。すると、図15(b)に示すように、トナーシャッタ201の先端面201c(図10(d)参照)と現像ユニットB1の衝突面39(図9(b)参照)が突き当たる。それによって、トナーシャッタ201の回動が規制される。また、トナー枠体40の凸部40bと現像シャッタ301の穴部301aが係合する。この状態でさらに回動が進められると、トナーシャッタ201は回動が規制されているため、トナー枠体40は供給開口部200が開放される方向へトナーシャッタ201に対し相対移動する。このとき、凸部40bの面40b1と、穴部301aの面301a1が接触し、現像シャッタ301は、トナー枠体40の凸部40bに押される。その結果、トナー枠体40と連動して回動し、受入開口部16dが開放される。さらにトナーシャッタ201のスナップフィット部201aは、トナー枠体40の外周面でスナップフィット部201aと対向している面40dの点Qが、スナップフィット部201aの面201dに沿って面201eと当接する(図13(a)、図15(c))。このとき、面201eは、点Qから矢印n方向の力を受けて矢印n方向に変形する。そして、回動に伴って爪部201bが現像ユニットB1の穴部16fに係合する。
その後、図16(b)に示すように供給開口部200と受入開口部16dが連通した状態で受入開口部16d、供給開口部200の開放が完了する。このとき、被開閉ガイド部208bと開閉ガイド部46kの係合によって、受入開口部16d、供給開口部200を開放した状態でトナーカートリッジTは、プロセスカートリッジPからの力方向yと、挿入方向fの逆方向kへの移動を規制する(図16(a))。さらに図11の状態からプロセスカートリッジPにトナーカートリッジTの位置が規制された状態とされることで、第二駆動伝達部211は、第一駆動伝達部38と連結され、プロセスカートリッジB1からトナー搬送部材206への駆動伝達が可能となる。
以上より、トナーカートリッジTのトナー枠体40と、現像ユニットB1の現像剤収容部16aでトナーt2の流通が可能となる(図3)。
(シャッタの閉鎖動作)
次に、現像ユニットB1の現像シャッタ301とトナーカートリッジTのトナーシャッタ201の閉鎖動作について図14、図15(b)、(c)、図16(b)を用いて説明する。
次に、現像ユニットB1の現像シャッタ301とトナーカートリッジTのトナーシャッタ201の閉鎖動作について図14、図15(b)、(c)、図16(b)を用いて説明する。
まず、図16(b)の状態において、ユーザは第二把手220を把持しトナー枠体40を矢印h方向へ回動させる。すると、図15(b)に示すように、トナー枠体40の凸部40bの面40b2が現像シャッタ301の穴部301aの面301a2に突き当たる。そうすると、現像シャッタ301は、面301a2から力を受けてトナー枠体40と連動して回動し、受入開口部16dを閉鎖する。さらにこのとき、図15(c)に示すように、トナーシャッタ201は、爪部201bと現像ユニットB1の穴部16fが係合している。そのため、爪部201bの面201fが穴部16fの面16f1に突き当り、トナーシャッタ201は、トナー枠体40に連れ回らない。よって、トナー枠体40はトナーシャッタ201に対し相対的に移動し、供給開口部200も閉鎖される。
そして、矢印h方向へさらに回動させると、図14に示すようにトナーカートリッジTはプロセスカートリッジPへの位置決めが解除され、図14(b)矢印k方向への取り出しが可能となる。
(9)画像形成装置本体A1に対するプロセスカートリッジPの着脱構成の説明
次に図17〜図19を用いて、画像形成装置本体A1に対するプロセスカートリッジPの着脱方法について説明する。図17は、画像形成装置本体A1を非駆動側から見た斜視説明図であり、図18は、画像形成装置本体A1を駆動側から見た斜視説明図である。図19は、プロセスカートリッジPが画像形成装置本体A1に装着完了時の説明図である。図20は、プロセスカートリッジPが画像形成装置本体A1に装着完了時の斜視説明図である。
次に図17〜図19を用いて、画像形成装置本体A1に対するプロセスカートリッジPの着脱方法について説明する。図17は、画像形成装置本体A1を非駆動側から見た斜視説明図であり、図18は、画像形成装置本体A1を駆動側から見た斜視説明図である。図19は、プロセスカートリッジPが画像形成装置本体A1に装着完了時の説明図である。図20は、プロセスカートリッジPが画像形成装置本体A1に装着完了時の斜視説明図である。
図17に示すように、プロセスカートリッジPの非駆動部側に非駆動ドラム軸受931が設けられている。また、非駆動ドラム軸受931が被ガイド部931dを有する。この被ガイド部931dは、位置決め部931bと回転止め部931cを有する。
また、図18に示すように、駆動ドラム軸受930には、被ガイド部930dが設けられている。この被ガイド部930dは、位置決め部930bと回転止め部930cを有する。
一方、画像形成装置本体A1の開閉部材941を開けると、カートリッジ装着部999が設けられており、カートリッジ装着部999の駆動側には、画像形成画像形成装置本体A1の筐体を構成する駆動側側板990が設けられている(図17、図18)。そして、駆動側側板990に、駆動側ガイド部材992が設けられている。また、非駆動側側板991に、非駆動側ガイド部材993が設けられている。また、駆動側ガイド部材992には、ガイド部992cが設けられ、非駆動側ガイド部材993には、ガイド部993cが設けられている。そして、駆動側ガイド部材992のガイド部992cと、非駆動側ガイド部材993のガイド部993cには、プロセスカートリッジPの着脱経路X903に沿った溝形状が形成されている。さらに、駆動側ガイド部材992には、プロセスカートリッジPの装着過程において、カップリングレバー955(図19参照)の回転規制部955yと当接する突き当て部992yが設けられている。
<画像形成装置本体A1へのプロセスカートリッジPの装着>
画像形成装置本体A1へのプロセスカートリッジPの装着方法について説明する。図17、図18に示すように、画像形成装置本体A1の上部に配置され開閉可能な開閉部材941を開方向D91へ回動させる。これにより、画像形成装置本体A1内のカートリッジ装着部999が露出する。
画像形成装置本体A1へのプロセスカートリッジPの装着方法について説明する。図17、図18に示すように、画像形成装置本体A1の上部に配置され開閉可能な開閉部材941を開方向D91へ回動させる。これにより、画像形成装置本体A1内のカートリッジ装着部999が露出する。
その後、ユーザはプロセスカートリッジPの第一把手21aを把持した状態で、被ガイド部931d(図17)とガイド部993c(図18)とを係合させ、且つ被ガイド部930d(図18)とガイド部992c(図17)とを係合させる。これにより、プロセスカートリッジPは、駆動側ガイド部材992のガイド部992c、及び、非駆動側ガイド部材993のガイド部993cにより形成された着脱経路X903に沿って、画像形成装置本体A1内に挿入される。
そして、図19に示すように駆動ドラム軸受930の位置決め部930bが、駆動側押圧部材982から付勢力を受けるようにして、位置決め部930bが駆動側ガイド部材992に設けられた位置決め部992fと当接させられる。非駆動側についても、駆動側と同様な構成で、プロセスカートリッジPの非駆動側が非駆動側ガイド部材993へ位置決め固定される。これらにより、プロセスカートリッジPは、駆動ドラム軸受930が駆動側ガイド部材992に位置決め固定され、非駆動ドラム軸受931が非駆動側ガイド部材993へ位置決め固定される。
<画像形成装置本体A1からのプロセスカートリッジPの取出し>
画像形成装置本体A1からのプロセスカートリッジPの取出し方法について説明する。図20に示すように、画像形成装置本体A1の上部に配置され開閉可能な開閉部材941を開放する矢印D91方向へ回動させる。これにより、プロセスカートリッジPとトナーカートリッジTが露出する。
画像形成装置本体A1からのプロセスカートリッジPの取出し方法について説明する。図20に示すように、画像形成装置本体A1の上部に配置され開閉可能な開閉部材941を開放する矢印D91方向へ回動させる。これにより、プロセスカートリッジPとトナーカートリッジTが露出する。
ユーザはプロセスカートリッジPの第一把手21aを把持し、駆動側ドラム軸受930の位置決め部930bが駆動側押圧部材982(図19)から受ける付勢力に抗して矢印y方向にプロセスカートリッジPを引っ張る。これにより、プロセスカートリッジPは、駆動側ガイド部材992のガイド部992c、及び、非駆動側ガイド部材993のガイド部993cにより形成された着脱経路X903に沿って位置決め位置から離脱する。さらにプロセスカートリッジPがユーザによって引き出され、画像形成装置本体A1外まで引き出されることによってプロセスカートリッジPの取出しが完了する。
(10)画像形成装置A1に対するトナーカートリッジTの着脱構成
次に図1(a)、(b)、図14(a)、図15(a)、図20、図21を用いて、画像形成装置本体A1に対するトナーカートリッジTの着脱方法について説明する。図21(a)は、プロセスカートリッジPが装着された状態の画像形成装置本体A1を非駆動側から見た斜視説明図であり、図21(b)は、プロセスカートリッジPが装着された状態の画像形成装置本体A1を駆動側から見た斜視説明図である。
次に図1(a)、(b)、図14(a)、図15(a)、図20、図21を用いて、画像形成装置本体A1に対するトナーカートリッジTの着脱方法について説明する。図21(a)は、プロセスカートリッジPが装着された状態の画像形成装置本体A1を非駆動側から見た斜視説明図であり、図21(b)は、プロセスカートリッジPが装着された状態の画像形成装置本体A1を駆動側から見た斜視説明図である。
図21(a)に示すように、トナーカートリッジTの非駆動側に被挿入ガイド208が設けられている。前述したように、この被挿入ガイド部208は規制部208c1、208c2を有する。また、図21(b)に示すように、トナーカートリッジTの駆動側に被挿入ガイド207が設けられている。前述したように、この被挿入ガイド207は突き当て部207aを有する。
一方、図21(a)に示すように、プロセスカートリッジPの駆動側には駆動側現像軸受36が設けられている。この駆動側現像軸受36は挿入ガイド36gが設けられている。また、図21(b)に示すように、プロセスカートリッジPの非駆動側には非駆動側現像軸受46が設けられている。前述したように、この非駆動側現像軸受46は挿入ガイド46gが設けられている。そして、駆動側現像軸受36の挿入ガイド36gと、非駆動側現像軸受46の挿入ガイド46gには、トナーカートリッジTの着脱経路X914に沿った溝形状が形成されている。
<画像形成装置本体A1へのトナーカートリッジTの装着>
画像形成装置本体A1へのトナーカートリッジTの装着方法について説明する。図21に示すように、画像形成装置本体A1の上部に配置され開閉可能な開閉部材941を開放する矢印D91方向へ回動させる。これにより、画像形成装置本体A1内が露出する。
画像形成装置本体A1へのトナーカートリッジTの装着方法について説明する。図21に示すように、画像形成装置本体A1の上部に配置され開閉可能な開閉部材941を開放する矢印D91方向へ回動させる。これにより、画像形成装置本体A1内が露出する。
その後、ユーザはトナーカートリッジTの第二把手220の第一部分220bを保持した状態で、トナーカートリッジTの被挿入ガイド208をプロセスカートリッジPの非駆動側現像軸受46の挿入ガイド46gと係合させる。また、トナーカートリッジTの被挿入ガイド207をプロセスカートリッジPの駆動側現像軸受36の挿入ガイド36gと係合させる。そしてトナーカートリッジTは、非駆動側現像軸受46の挿入ガイド46g及び駆動側現像軸受36の挿入ガイド36gで形成された装着経路X914に沿って画像形成装置本体A1内のプロセスカートリッジPのトナーカートリッジ収納部B1aに挿入する。
トナーカートリッジTの突き当て部208aと非駆動側現像軸受46の被突き当て部46hが突き当たるまでトナーカートリッジTを挿入する。これにより、画像形成装置本体A1内のプロセスカートリッジPのトナーカートリッジ収納部B1aへのトナーカートリッジTの挿入が完了する(図14(a))。なおトナーカートリッジTはトナーカートリッジ収納部B1aへ挿入が完了した時点では、感光体ドラム10の回転軸方向から見て、第二把手220の第一部分220bがプロセスカートリッジPの第一把手21aから露出する位置に位置する(図1(a))。
画像形成装置本体A1内のプロセスカートリッジPへ挿入されたトナーカートリッジTを、図1(a)に示す反時計回り(図中矢印e方向)にトナー枠体40を回動させる。すると、トナーカートリッジTは前述したように、被開閉ガイド208bが開閉ガイド部46kと係合し、トナーカートリッジTは画像形成装置本体A1内のプロセスカートリッジPに対して相対位置が決まる(図15(a)参照)。そして、画像形成装置本体A1内のプロセスカートリッジPへ位置決めされたトナーカートリッジTを、さらに矢印e方向に回動させる。この結果、図1(b)に示すように、トナーカートリッジTの供給開口部200とプロセスカートリッジPの受入開口部16dの開放が完了し、トナーカートリッジTの装着が完了する。
トナーカートリッジTの装着が完了すると、第二把手220の第一部分220bは第一把手21aと現像剤収容部16aとの間のトナーカートリッジ収納部B1aに収納される(図1(b))。第一部分220bは、第一把手21aと対向する長手位置に相当するため、トナーカートリッジTの装着軌跡X914の方向から見て、第一把手21aによって、少なくとも一部が遮蔽される状態となる。一方、第二部分220c1,第二部分220c2は第一把手21aとは重ならない長手位置に配置されるため、トナーカートリッジTの装着軌跡X914の方向から見て、第一把手21aから露出した状態となる(図1(c))。
<画像形成装置本体A1からのトナーカートリッジTの取出し>
画像形成装置本体A1からのトナーカートリッジTの取出し方法について説明する。図20に示すように、画像形成装置本体A1の上部に配置され開閉可能な開閉部材941を開放する矢印D91方向へ回動させる。これにより、プロセスカートリッジPとトナーカートリッジTが露出する。
画像形成装置本体A1からのトナーカートリッジTの取出し方法について説明する。図20に示すように、画像形成装置本体A1の上部に配置され開閉可能な開閉部材941を開放する矢印D91方向へ回動させる。これにより、プロセスカートリッジPとトナーカートリッジTが露出する。
ユーザはトナーカートリッジTの第二部分220c1、または、第二部分220c2の少なくとも一方を把持し、図1(b)に示す矢印m方向に回動させる。これにより、トナーカートリッジTの供給開口部200とプロセスカートリッジPの受入開口部16dが閉鎖されていく。トナーカートリッジTをプロセスカートリッジPへの挿入完了状態(図1(a))まで回動させると、トナーカートリッジTの供給開口部200とプロセスカートリッジPの受入開口部16dは完全に閉鎖される。さらに、図20に示す矢印k方向にトナーカートリッジTを引っ張る。これによりトナーカートリッジTは、駆動側現像軸受36の挿入ガイド36g、及び、非駆動側現像軸受46の挿入ガイド46gにより形成された装着経路X914に沿ってプロセスカートリッジPのトナーカートリッジ収納部B1aから離脱する(図21)。さらにトナーカートリッジTをユーザによって引き出され、画像形成装置本体A1外まで引き出されることによってトナーカートリッジTの取出しが完了する。
(11)トナーカートリッジ不完全装着検知手段
<トナーカートリッジ不完全装着検知手段の構成>
図2、図22、図23を用いて、開閉部材941が完全に閉鎖され、トナーカートリッジTが装着された状態(装着完了状態)におけるトナーカートリッジTの不完全装着検知手段について説明を行う。図22は、回動部材238の構成を説明する図である。図23は、トナーカートリッジTの不完全装着検知手段によって開閉部材941が開口を閉鎖することを妨げられた様子を示す図である。
<トナーカートリッジ不完全装着検知手段の構成>
図2、図22、図23を用いて、開閉部材941が完全に閉鎖され、トナーカートリッジTが装着された状態(装着完了状態)におけるトナーカートリッジTの不完全装着検知手段について説明を行う。図22は、回動部材238の構成を説明する図である。図23は、トナーカートリッジTの不完全装着検知手段によって開閉部材941が開口を閉鎖することを妨げられた様子を示す図である。
図2に示すように、開閉部材941には、開閉部材941が閉鎖され、閉塞されたカートリッジ装着空間へ向かって突出する凸部941fa(突出部)と、係合部941fa2と、が設けられている。係合部941fa2は、画像形成装置本体A1に設けられたスイッチ666に作用し、開閉部材941の開閉状態、つまり完全に画像形成装置本体A1に設けられた開口部が開閉部材941で封鎖されているか否か、を検出可能としている。つまり、開閉部材941の係合部941fa2と、画像形成装置本体A1のスイッチ666からなる開閉部材941の開閉検出部で、開閉部材941の開閉状態を検知し、開閉部材941が解放された状態で画像形成が実行されない構成としている。
一方、図22に示すように、プロセスカートリッジPのドラムユニットC1は、駆動側ドラム軸受931に、突当部235fと、軸235gと、が形成されている。そして、軸235gが回動部材238に設けられた貫通穴である中心部238dに挿入され、回動部材238は中心部238dを回転中心として回動可能に支持されている。なお回動部材238は、駆動側ドラム軸受931との間にトーションバネ239が取り付けられている。このトーションバネ239によって矢印YG31方向に回転付勢され、回動部材238の先端部238hが駆動側ドラム軸受931に設けられた突当部235fと当接可能に構成されている。
回動部材238は、中心部238d、突当部235fの他、第一当接部238aと、第一当接部238aに繋がる第二当接部238b(被作用部)に加え、当接部238eと、当接部238eと角部238cを介して繋がる退避部238fと、を備えている。当接部238eは、回動部材238の回転中心を中心とした同心円の円弧形状を有する。また退避部238fは、検知部238の中心部238d(回動部材238の回転中心)からの径方向における距離が極小となる部分であり、本実施例のように凹形状に限られない。
トナーカートリッジTが装着完了位置に位置する場合においては、トーションバネ239の付勢力に抗するようして回動部材238が回動し、開閉部材941の凸部941faが回動部材238の退避部238fと係合した状態としている。このように開閉部材941が完全に閉鎖した場合における凸部941faの位置から回動部材238が回動することで退避し、干渉しない構成とされている。この結果、トナーカートリッジTが装着完了位置に位置する場合においては開閉部材941の閉鎖が許容される構成とされている。
つまり、トナーカートリッジTが装着完了位置にあるときは凸部941faが退避部238fと係合して開閉部材941の閉鎖を許容し、一方で係合部941fa2がスイッチ666に作用することで開閉部材941の開閉状態が検知可能な構成とされている。このようにして、開閉部材941の開閉状況に応じてトナーカートリッジTが完全に装着されているか否かを検出可能とし、トナーカートリッジTが装着されていない、もしくは不完全に装着された場合にあっては、画像形成が実行されないようにしている。言い換えると、開閉部材941の開閉検出部を利用して、トナーカートリッジTが装着されていない、もしくは不完全に装着された場合にあっては、画像形成が実行されないようにしている。
ユーザがトナーカートリッジTを装着し忘れた場合、もしくは装着完了位置まで装着せず、装着途中の不完全装着の状態とした場合、トナーt2がトナーカートリッジTから現像ユニットB1へ供給されない。このため、画像形成動作を続けた場合、記録媒体2に印字出来ないばかりか、現像ローラ13と弾性部材15bが十分なトナーtを介さずに摺擦する他、現像ローラ13上にトナーが十分に担持されない状態で感光体ドラム10と当接してしまう。トナーt2は、現像ローラ13とブレード15の間、現像ローラ13と感光体ドラム10の間、の潤滑材の役割も兼ねている。トナーt2が枯渇した、潤滑剤が無い状態で画像形成動作が続けられることで、現像ローラ13とブレード15の間、現像ローラ13と感光体ドラム10の間、での摺動抵抗が大きくなり、現像ローラ13、感光体ドラム10の回転トルクも増加する。そして、この状態が長時間続いた場合にあっては、現像ローラ13、現像ブレード15、そして感光体ドラム10が摩耗し、再度トナーカートリッジTを正しく装着しトナーt2の供給を行った場合であっても、画像不良が生じる場合があった。しかしながら本構成ではトナーカートリッジTが未装着もしくは不完全に装着された場合、画像形成が実行されない構成とする。この結果、トナーt2が枯渇し、現像ローラ13や現像ブレード15、感光体ドラム10が摩耗することによって生じる画像不良を防止することができる。
<トナーカートリッジ装着過程とトナーカートリッジ不完全装着検知手段>
以下では、トナーカートリッジTの装着過程におけるトナーカートリッジ不完全装着検知手段の状態を説明する。
以下では、トナーカートリッジTの装着過程におけるトナーカートリッジ不完全装着検知手段の状態を説明する。
(i)トナーカートリッジTが未装着の場合
画像形成装置本体A1は、トナーカートリッジTが未装着の状態においては、図22(c)に示す状態のプロセスカートリッジPが装着されている。プロセスカートリッジPでは、回動部材238が図示しないトーションバネ239で付勢され、回動部材238の先端部238hが駆動側ドラム軸受931に設けられた突当部235fと接触した第1の位置に位置させられている。この第1の位置にある回動部材238は、開閉部材941が閉鎖されようとした場合にあっては、開閉部材941の凸部941faが回動部材238の当接部238eと接触するようにされている。開閉部材941は、凸部941faが当接部238eと接触することによって画像形成装置A1の開口を完全に閉鎖することが妨げられる。これにより、画像形成装置本体A1のスイッチ666に開閉部材941の凸部941fa2が作用せず、開閉部材941の開放状態を検知することができる。このようにして、不完全に開口が閉鎖されることでトナーカートリッジTの未装着をユーザに報知可能とするとともに、開閉部材941が解放された状態で画像形成が実行されない構成としている。
画像形成装置本体A1は、トナーカートリッジTが未装着の状態においては、図22(c)に示す状態のプロセスカートリッジPが装着されている。プロセスカートリッジPでは、回動部材238が図示しないトーションバネ239で付勢され、回動部材238の先端部238hが駆動側ドラム軸受931に設けられた突当部235fと接触した第1の位置に位置させられている。この第1の位置にある回動部材238は、開閉部材941が閉鎖されようとした場合にあっては、開閉部材941の凸部941faが回動部材238の当接部238eと接触するようにされている。開閉部材941は、凸部941faが当接部238eと接触することによって画像形成装置A1の開口を完全に閉鎖することが妨げられる。これにより、画像形成装置本体A1のスイッチ666に開閉部材941の凸部941fa2が作用せず、開閉部材941の開放状態を検知することができる。このようにして、不完全に開口が閉鎖されることでトナーカートリッジTの未装着をユーザに報知可能とするとともに、開閉部材941が解放された状態で画像形成が実行されない構成としている。
(ii)トナーカートリッジTがプロセスカートリッジPに挿入されただけの場合
画像形成装置本体A1に装着されたプロセスカートリッジPにトナーカートリッジTが挿入された場合、トナーカートリッジTが未装着の場合と同様、回動部材238は第1の位置に位置する。このため、プロセスカートリッジPにトナーカートリッジTが挿入されただけの場合にあっては、凸部941faが当接部238eと接触することによって開閉部材941が画像形成装置A1の開口を完全に閉鎖することが妨げられる。これにより、画像形成装置本体A1のスイッチ666に開閉部材941の凸部941fa2が作用せず、開閉部材941の開放状態を検知することができる。このようにして、不完全に開口が閉鎖されることでトナーカートリッジTの未装着をユーザに報知可能とするとともに、開閉部材941が解放された状態で画像形成が実行されない構成としている。
画像形成装置本体A1に装着されたプロセスカートリッジPにトナーカートリッジTが挿入された場合、トナーカートリッジTが未装着の場合と同様、回動部材238は第1の位置に位置する。このため、プロセスカートリッジPにトナーカートリッジTが挿入されただけの場合にあっては、凸部941faが当接部238eと接触することによって開閉部材941が画像形成装置A1の開口を完全に閉鎖することが妨げられる。これにより、画像形成装置本体A1のスイッチ666に開閉部材941の凸部941fa2が作用せず、開閉部材941の開放状態を検知することができる。このようにして、不完全に開口が閉鎖されることでトナーカートリッジTの未装着をユーザに報知可能とするとともに、開閉部材941が解放された状態で画像形成が実行されない構成としている。
(iii)トナーカートリッジTが装着完了位置まで回動するまでの間の状態で停止させられた場合
プロセスカートリッジpに挿入されたトナーカートリッジTは、反時計回りに装着完了位置まで回転させられることによって装着が完了する。以下では、トナーカートリッジTが装着完了位置に至るまで回転させられず、途中で停止した場合におけるトナーカートリッジTの不完全装着検知手段の状態について説明を行う。
プロセスカートリッジpに挿入されたトナーカートリッジTは、反時計回りに装着完了位置まで回転させられることによって装着が完了する。以下では、トナーカートリッジTが装着完了位置に至るまで回転させられず、途中で停止した場合におけるトナーカートリッジTの不完全装着検知手段の状態について説明を行う。
トナーカートリッジTの回動に応じ、トナーカートリッジTの突起部220a4(作用部)が第一当接部238a及び第二当接部238b(被作用部)と接触することで回動部材238はトナーカートリッジと反対方向へ回動させられる。具体的には、トナーカートリッジTは、反時計回りに回動させられることによって、トナーカートリッジTの突起部220a4(作用部)が回動部材238の第一当接部238aに接触し、さらに摺擦して回動部材238が時計回りに回転させられる。本実施例に係る構成では、トナーカートリッジTが回動されるにつれて、突起部220a4が第一当接部238aに接触し、摺動した後、突起部220a4が第二当接部238bに接触するように構成されている。第一当接部238aと第二当接部238bは、それぞれの突起部220a4と接触する面が交差するように構成されている。この結果、トナーカートリッジT同じスピードで回動された場合であっても、突起部220a4が第一当接部238a、または第二当接部238bと接触しているときで回動部材238の回動スピードを変えることができる。本実施例では、突起部220a4が第一当接部238aと接触しているときに比べ、突起部220a4が第二当接部238bと接触しているときの方が回動部材238を早く回動することができるように構成した。
トナーカートリッジTが挿入途中の位置に留まっているとき、開閉部材941が閉鎖された際に開閉部材941の凸部941faが侵入する領域に回動部材238の当接部238eが位置するように構成されている。これにより、図23に示すように開閉部材941を閉鎖しようとした場合、凸部941faが当接部238eと干渉し、開閉部材941が完全に閉鎖されることが妨げられる。これにより、画像形成装置本体A1のスイッチ666に開閉部材941の凸部941fa2が作用せず、開閉部材941の開放状態を検知することができる。このようにして、不完全に開口が閉鎖されることでトナーカートリッジTの未装着をユーザに報知可能とするとともに、開閉部材941が解放された状態で画像形成が実行されない構成としている。
(iv)トナーカートリッジTが装着完了位置まで回動させられた場合
開閉部材941が閉鎖された際に開閉部材941の凸部941faが侵入する領域を当接部238eと退避部238fの間に設けられた角部238cが通過し、凸部941faが退避部238fに収容され、当接部238eと接触しない構成とした(図2)。具体的には回動部材238の第一当接部238aと第二当接部238bの長さ、配置に加え、当接部238eの長さ・配置等を適宜調整し、トナーカートリッジTが装着完了位置に位置するときに凸部941faが退避部238fに収容される構成とした。これにより、開閉部材941を閉鎖しようとした場合、凸部941faが当接部238eと干渉することなく、退避部238fに収容されることで開閉部材941が完全に閉鎖されることが許容された構成とされている。一方で、画像形成装置本体A1のスイッチ666に開閉部材941の凸部941fa2が作用し、開閉部材941の閉鎖状態を検知することで画像形成が実行可能な状態に切り替えることができる。
開閉部材941が閉鎖された際に開閉部材941の凸部941faが侵入する領域を当接部238eと退避部238fの間に設けられた角部238cが通過し、凸部941faが退避部238fに収容され、当接部238eと接触しない構成とした(図2)。具体的には回動部材238の第一当接部238aと第二当接部238bの長さ、配置に加え、当接部238eの長さ・配置等を適宜調整し、トナーカートリッジTが装着完了位置に位置するときに凸部941faが退避部238fに収容される構成とした。これにより、開閉部材941を閉鎖しようとした場合、凸部941faが当接部238eと干渉することなく、退避部238fに収容されることで開閉部材941が完全に閉鎖されることが許容された構成とされている。一方で、画像形成装置本体A1のスイッチ666に開閉部材941の凸部941fa2が作用し、開閉部材941の閉鎖状態を検知することで画像形成が実行可能な状態に切り替えることができる。
なお、装着完了状態においては、トナーカートリッジTの第二駆動伝達部211とプロセスカートリッジPの第一駆動伝達部38が噛み合うとともに、現像ユニットB1の現像シャッタ301とトナーカートリッジTのトナーシャッタ201が開放される。この結果、トナーカートリッジTの装着完了時には、トナーカートリッジTに画像形成装置A1から駆動力が伝達可能とされるとともに、トナーカートリッジTのトナーt2がプロセスカートリッジPに供給可能とされている。そこで回動部材238は、現像シャッタ301とトナーシャッタ201が開放され、第二駆動伝達部211と第一駆動伝達部38が確実に噛み合った状態のときに、装着完了したものとして開閉部材941が完全に閉鎖可能となるように構成されている。具体的には、少なくともトナーカートリッジTの第二駆動伝達部211とプロセスカートリッジPの第一駆動伝達部38が噛み合うタイミング、言い換えるとトナーカードリッジTが所定の回動角度のとき以降に開閉部材941が完全に閉鎖可能とされている。すなわち、トナーカートリッジTが回動させられる過程において、凸部941faが侵入する領域を角部238cが通過するタイミングより前に、第二駆動伝達部211と第一駆動伝達部38が確実に噛み合うようにしている。
なお上記実施例では、感光体ドラム10を含むプロセスカートリッジPにトナーカートリッジTが着脱可能とされた例に挙げ、説明を行った。しかしこれに限らず、現像カートリッジBにトナーカートリッジTを着脱可能にした構成においても同様である。上記実施例のプロセスカートリッジPの構成のうち、現像ユニットB1に対応するものを現像カートリッジB、ドラムユニットC1に対応するものをドラムカートリッジCとしている。プロセスカートリッジPと、現像カートリッジB及びドラムカートリッジC1は、それぞれを個々に画像形成装置本体A1に対して着脱可能とした点で異なるものの、同様の構成を有するため、説明を省略する。このように上記実施例に記載されている構成部品の機能、材質、形状その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲で適宜変更可能である。
P プロセスカートリッジ
B1 現像ユニット
C1 ドラムユニット
T トナーカートリッジ
B 現像カートリッジ
C ドラムカートリッジ
A1画像形成装置本体
10 感光体ドラム
11 帯電ローラ
13 現像ローラ
15 現像ブレード
16 現像枠体
17 現像剤搬送部材
21 ドラム支持枠体
36 駆動側現像軸受
40 トナー枠体
46 非駆動側現像軸受
200 供給開口部
941 開閉部材
B1 現像ユニット
C1 ドラムユニット
T トナーカートリッジ
B 現像カートリッジ
C ドラムカートリッジ
A1画像形成装置本体
10 感光体ドラム
11 帯電ローラ
13 現像ローラ
15 現像ブレード
16 現像枠体
17 現像剤搬送部材
21 ドラム支持枠体
36 駆動側現像軸受
40 トナー枠体
46 非駆動側現像軸受
200 供給開口部
941 開閉部材
Claims (10)
- 現像剤を表面に担持し搬送する現像剤担持体に加え、前記現像剤担持体の表面に担持された現像剤を規制する現像ブレードを有する現像カートリッジと、
前記現像カートリッジに装着され、前記現像カートリッジに現像剤を供給するトナーカートリッジと、
前記現像カートリッジと前記トナーカートリッジとが挿入される開口を閉鎖する開閉部材と、
を有し、前記現像カートリッジと前記トナーカートリッジとが個々に着脱可能とされた画像形成装置であって、
前記現像カートリッジは、前記トナーカートリッジの装着動作によって回動する回動部材を備え、
前記開閉部材は、前記開口へ突出した突出部を備え、
前記回動部材は、前記突出部と接触することにより前記開閉部材の閉鎖を妨げる位置から前記トナーカートリッジが前記現像カートリッジの装着完了位置へ装着されることによって前記突出部の移動を許容する位置に移動し、前記開閉部材で前記開口を閉鎖可能とする
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記トナーカートリッジは、前記トナーカートリッジに収容された現像剤を搬送するトナー搬送手段と、前記トナー搬送手段に駆動を伝達する被駆動伝達部と、有し、
前記現像カートリッジは、前記画像形成装置から伝達された駆動力を前記被駆動伝達部に伝達する駆動伝達部と、を有し、
前記回動部材は、前記現像カートリッジの装着完了位置へ前記トナーカートリッジを装着する装着動作によって、前記開閉部材の閉鎖を妨げる位置から前記突出部の移動を許容する位置に移動するまでの間において、前記駆動伝達部と前記被駆動伝達部が連結する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記トナーカートリッジは、前記現像カートリッジに対して挿入された後、回動させられることにより、前記回動部材と接触して回動させられる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 像担持体に加え、前記像担持体の表面に形成された静電潜像を現像する現像剤担持体、前記現像剤担持体の表面に担持された現像剤を規制する現像ブレードを有するプロセスカートリッジと、
前記プロセスカートリッジに装着され、前記プロセスカートリッジに現像剤を供給するトナーカートリッジと、
前記プロセスカートリッジと前記トナーカートリッジとが挿入される開口を閉鎖する開閉部材と、
を有し、前記プロセスカートリッジと前記トナーカートリッジとが個々に着脱可能とされた画像形成装置であって、
前記プロセスカートリッジは、前記トナーカートリッジの装着動作によって回動する回動部材を備え、
前記開閉部材は、前記開口へ突出した突出部を備え、
前記回動部材は、前記突出部と接触することにより前記開閉部材の閉鎖を妨げる位置から前記トナーカートリッジが前記プロセスカートリッジの装着完了位置へ装着されることによって前記突出部の移動を許容する位置に移動し、前記開閉部材で前記開口を閉鎖可能とする
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記トナーカートリッジは、前記トナーカートリッジに収容された現像剤を搬送するトナー搬送手段と、前記トナー搬送手段に駆動を伝達する被駆動伝達部と、有し、
前記プロセスカートリッジは、前記画像形成装置から伝達された駆動力を前記被駆動伝達部に伝達する駆動伝達部と、を有し、
前記回動部材は、前記プロセスカートリッジの装着完了位置へ前記トナーカートリッジを装着する装着動作によって、前記開閉部材の閉鎖を妨げる位置から前記突出部の移動を許容する位置に移動するまでの間において、前記駆動伝達部と前記被駆動伝達部が連結する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記トナーカートリッジは、前記プロセスカートリッジに対して挿入された後、回動させられることにより、前記回動部材と接触して回動させられる
ことを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。 - 開口に加え、前記開口を閉鎖する開閉部材を有する画像形成装置に対して、前記開口から現像剤を収容するトナーカートリッジと個々に着脱可能とされた現像カートリッジであって、前記トナーカートリッジが装着された状態で画像形成装置に装着される現像カートリッジは、
現像剤を表面に担持し搬送する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の表面に担持された現像剤を規制する現像ブレードと、
前記トナーカートリッジの装着動作によって回動する回動部材と、
を有し、
前記回動部材は、前記開閉部材に設けられ、前記開口へ突出した突出部と接触することにより前記開閉部材の閉鎖を妨げる位置から前記トナーカートリッジが前記現像カートリッジの装着完了位置へ装着されることによって前記突出部の移動を許容する位置に移動し、前記開閉部材で前記開口を閉鎖可能とする
ことを特徴とする現像カートリッジ。 - 前記現像カートリッジは、前記画像形成装置から伝達された駆動力を伝達する駆動伝達部を有し、
前記回動部材は、前記現像カートリッジの装着完了位置への前記トナーカートリッジの装着動作における、前記開閉部材の閉鎖を妨げる位置から前記突出部の移動を許容する位置に移動するまでの間において、前記駆動伝達部が前記トナーカートリッジに収容された現像剤を搬送するトナー搬送手段に駆動を伝達する被駆動伝達部と連結する
ことを特徴とする請求項7に記載の現像カートリッジ。 - 開口に加え、前記開口を閉鎖する開閉部材を有する画像形成装置に対して、前記開口から現像剤を収容するトナーカートリッジと個々に着脱可能とされたプロセスカートリッジであって、前記トナーカートリッジが装着された状態で画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジは、
像担持体と、
前記像担持体の表面に形成された静電潜像を現像する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の表面に担持された現像剤を規制する現像ブレードと、
前記トナーカートリッジの装着動作によって回動する回動部材と、
を有し、
前記回動部材は、前記開閉部材に設けられ、前記開口へ突出した突出部と接触することにより前記開閉部材の閉鎖を妨げる位置から前記トナーカートリッジが前記プロセスカートリッジの装着完了位置へ装着されることによって前記突出部の移動を許容する位置に移動し、前記開閉部材で前記開口を閉鎖可能とする
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 前記プロセスカートリッジは、前記画像形成装置から伝達された駆動力を伝達する駆動伝達部を有し、
前記回動部材は、前記現像カートリッジの装着完了位置への前記トナーカートリッジの装着動作における、前記開閉部材の閉鎖を妨げる位置から前記突出部の移動を許容する位置に移動するまでの間において、前記駆動伝達部が前記トナーカートリッジに収容された現像剤を搬送するトナー搬送手段に駆動を伝達する被駆動伝達部と連結する
ことを特徴とする請求項9に記載のプロセスカートリッジ。
Priority Applications (3)
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JP2017142023A JP2019020693A (ja) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020162285A1 (ja) | 2019-02-07 | 2020-08-13 | 日産自動車株式会社 | 電池用電極の製造方法 |
JP2020183984A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-12 | キヤノン株式会社 | カートリッジ |
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2017
- 2017-07-21 JP JP2017142023A patent/JP2019020693A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020162285A1 (ja) | 2019-02-07 | 2020-08-13 | 日産自動車株式会社 | 電池用電極の製造方法 |
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US11762326B2 (en) | 2019-04-26 | 2023-09-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Cartridge |
JP7433777B2 (ja) | 2019-04-26 | 2024-02-20 | キヤノン株式会社 | カートリッジ |
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