JP2019020646A - ロック構造体、及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】片閉まりの発生を防止する。【解決手段】ロック構造体5は、装置本体1に対して原稿読取ユニット2を閉状態でロックする。原稿読取ユニット2は、装置本体1に対して開閉自在に構成される。ロック構造体5は、2個の係合部材7と、2個のフック部材51と、2個の回動規制部材53とを備える。2個の係合部材7は、装置本体1に配置される。2個のフック部材51は、原稿読取ユニット2に配置され、2個の係合部材7にそれぞれ係合することによって、装置本体1に対して原稿読取ユニット2を閉状態で固定する。2個の回動規制部材53は、原稿読取ユニット2に配置され、装置本体1に対して原稿読取ユニット2の少なくとも一部が開状態である場合に、2個の係合部材7と係合する方向への2個のフック部材51の回動をそれぞれ規制する。2個のフック部材51は、互いに固定されている。【選択図】図9

Description

本発明は、ロック構造体、及び画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の開閉カバーロック機構は、開閉カバー、一対のロックピン、基準フック部材、付勢部、従動フック部材、及び検知センサーを備える。開閉カバーは、特定軸を中心軸として回動する。一対のロックピンは、装置本体の両側に設けられる。基準フック部材は、開閉カバーに揺動自在に設けられ、一方のロックピンとロック位置にて係合する。付勢部は、基準フック部材をロック位置へ付勢する。従動フック部材は、他方のロックピンとロック位置にて係合する。検知センサーは、従動フック部材がロック位置に配置されていることを検知する。従動フック部材がロック位置に配置されていない場合には、装置本体は動作しない。
特開2005−181453号公報
しかしながら、特許文献1に記載の開閉カバーロック機構は、一方側だけがロックされ、他方側が開いた状態(いわゆる、「片閉まり」)が発生した場合に、装置本体の動作を禁止する。すなわち、装置本体が動作しないように装置本体を制御する。また、画像形成装置のような装置の製造工程において、開閉カバーが捻れた場合には、「片閉まり」が発生する可能性がある。
また、開閉カバーの「片閉まり」を防止するために、出荷前に種々の対策が講じられていた。例えば、開閉カバーの剛性を高めて、開閉カバーが捻れないようにしていた。このように、「片閉まり」の発生を防止する対策を講じていたため、製造コストが増大していた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、片閉まりの発生を防止可能なロック構造体、及び画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明に係るロック構造体は、装置本体に対して開閉部材を閉状態でロックする。前記開閉部材は、前記装置本体に対して開閉自在に構成される。前記ロック構造体は、複数個の係合部材と、複数個のフック部材と、複数個の回動規制部材とを備える。前記複数個の係合部材は、前記装置本体に配置される。前記複数個のフック部材は、前記開閉部材に配置され、前記複数個の係合部材にそれぞれ係合することによって、前記装置本体に対して前記開閉部材を閉状態で固定する。前記複数個の回動規制部材は、前記開閉部材に配置され、前記装置本体に対して前記開閉部材の少なくとも一部が開状態である場合に、前記複数個の係合部材と係合する方向への前記複数個のフック部材の回動をそれぞれ規制する。前記複数個のフック部材は、互いに固定されている。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成部とロック構造体とを備える。前記画像形成部は、記録媒体に画像を形成する。前記ロック構造体は、装置本体に対して開閉部材を閉状態でロックする。前記開閉部材は、前記装置本体に対して開閉自在に構成される。前記ロック構造体は、複数個の係合部材と、複数個のフック部材と、複数個の回動規制部材とを備える。前記複数個の係合部材は、前記装置本体に配置される。前記複数個のフック部材は、前記開閉部材に配置され、前記複数個の係合部材にそれぞれ係合することによって、前記装置本体に対して前記開閉部材を閉状態で固定する。前記複数個の回動規制部材は、前記開閉部材に配置され、前記装置本体に対して前記開閉部材の少なくとも一部が開状態である場合に、前記複数個の係合部材と係合する方向への前記複数個のフック部材の回動をそれぞれ規制する。前記複数個のフック部材は、互いに固定されている。
本発明に係るロック構造体、及び画像形成装置によれば、片閉まりの発生を防止できる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す側面図である。 (a)は、画像読取ユニットを装置本体に対して閉状態とした場合の画像形成装置の外観を示す斜視図である。(b)は、画像読取ユニットを装置本体に対して開状態とした場合の画像形成装置の外観を示す斜視図である。 原稿読取ユニットの外観を示す斜視図である。 ロック構造体の外観を示す斜視図である。 ロック解除レバーの外観を示す斜視図である。 (a)は、一方のフック部材の外観を示す斜視図である。(b)は、他方のフック部材の外観を示す斜視図である。 (a)は、一方のフック部材の断面図である。(b)は、他方のフック部材の断面図である。 画像読取ユニットが開状態である画像形成装置を示す断面図である。 (a)は、フック部材の回動が規制された状態であるロック構造体を示す断面図である。(b)は、フック部材の回動が規制された状態であるロック構造体を示す側面図である。 (a)は、フック部材の回動の規制が解除される直前の状態であるロック構造体を示す断面図である。(b)は、フック部材の回動の規制が解除される直前の状態であるロック構造体を示す側面図である。 (a)は、フック部材が係合部材と係合した状態であるロック構造体を示す断面図である。(b)は、フック部材が係合部材と係合した状態であるロック構造体を示す側面図である。 制御部の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面(図1〜図12)を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置100について説明する。図1は、画像形成装置100の構成を示す図である。図1に示すように、画像形成装置100は、カラー複合機である。画像形成装置100は、装置本体1、原稿読取ユニット2、操作表示部4を備える。
原稿読取ユニット2は、原稿に形成された画像を読み取る。原稿読取ユニット2は、回転軸21を備える。回転軸21は、操作表示部4から離間する側に配置される。原稿読取ユニット2は、回転軸21を中心として回動自在に構成され、装置本体1に対して開閉自在に構成される。原稿読取ユニット2は、「開閉部材」の一例に相当する。操作表示部4は、ユーザーからの操作を受け付けると共に、種々の情報を表示する。
装置本体1は、いわゆる「電子写真方式」で用紙P(記録媒体)に画像を形成する。装置本体1は、手差し給送部11、カセット給送部12、搬送部L、トナー供給ユニット13、画像形成部14、定着部16、排出部17、排出トレイ18及び制御部19を備える。画像形成部14は、転写部15を含む。
手差し給送部11及びカセット給送部12は、用紙Pを搬送部Lへ供給する。搬送部Lは、用紙Pを転写部15及び定着部16を経由して排出部17まで搬送する。
トナー供給ユニット13は、画像形成部14にトナーを供給する。画像形成部14は、用紙Pに画像を形成する。
転写部15は、中間転写ベルト154を備える。画像形成部14が、中間転写ベルト154上にシアン色、マゼンタ色、イエロー色、及び黒色のトナー像を転写する。複数色のトナー像が中間転写ベルト154上で重畳され、中間転写ベルト154上に画像が形成される。転写部15は、中間転写ベルト154上に形成された画像を、用紙P上に転写する。その結果、用紙Pに画像が形成される。
定着部16は、用紙Pを加熱及び加圧し、用紙Pに形成された画像を用紙Pに定着する。排出部17は、用紙Pを排出トレイ18へ排出する。排出トレイ18は、排出部17が排出した用紙Pを載置する。排出トレイ18は、装置本体1の上面カバーとしても機能する。
制御部19は、プロセッサー191及び記憶部192を備える。プロセッサー191は、例えばCPU(Central Processing Unit)を備える。記憶部192は、半導体メモリーのようなメモリーを備え、HDD(Hard Disk Drive)を備えてもよい。記憶部192は、制御プログラムを記憶している。
次に、図1、図2(a)及び図2(b)を参照して、画像形成装置100の構成について更に説明する。図2(a)は、原稿読取ユニット2を装置本体1に対して閉状態とした場合の画像形成装置100の外観を示す斜視図である。図2(b)は、原稿読取ユニット2を装置本体1に対して開状態とした場合の画像形成装置100の外観を示す斜視図である。
図2(a)に示すように、画像形成装置100は、更に用紙搬送ユニット3を備える。用紙搬送ユニット3は、原稿読取ユニット2に原稿を搬送する。また、操作表示部4は、タッチパネル41を備える。タッチパネル41は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)を備え、種々の画像を表示する。タッチパネル41は、タッチセンサーを更に備え、ユーザーの操作を受け付ける。タッチパネル41は、「表示部」の一例に相当する。
図2(b)に示すように、装置本体1は、開口部1Aを更に備える。開口部1Aは、トナー供給ユニット13のトナーカートリッジを着脱する時に開状態とされる。具体的には、原稿読取ユニット2は、操作表示部4から離間する側に配置された回転軸21(図1参照)を中心軸として回動自在に構成され、装置本体1に対して開閉自在に構成される。また、装置本体1に対して原稿読取ユニット2を閉状態から開状態にすると、この動作に連動して排出トレイ18は、原稿読取ユニット2と同じ方向に回動して開口部1Aを開放するように構成される。
逆に、図2(a)に示すように、開口部1Aを閉状態にする時には、排出トレイ18が装置本体1の上面カバーとして機能し、開口部1Aを覆う。原稿読取ユニット2を開状態から閉状態にすると、この動作に連動して排出トレイ18は、原稿読取ユニット2と同じ方向に回動して装置本体1の開口部1Aを覆うように構成される。
次に、図1〜図4を参照して、本発明の実施形態に係るロック構造体5の構成について説明する。図3は、原稿読取ユニット2の外観を示す斜視図である。図4は、ロック構造体5の外観を示す斜視図である。
図3に示すように、ロック構造体5は、複数個のフック部材51及び連結部材513を備える。フック部材51は、原稿読取ユニット2に配置され、装置本体1に対して原稿読取ユニット2を閉状態で固定する。フック部材51は、フック部材511とフック部材512とを含む。本実施形態では、「複数個」は、全て2個を示す。
連結部材513は、原稿読取ユニット2に配置され、柱状に形成される。また、連結部材513は、フック部材511とフック部材512とを連結する。すなわち、フック部材511とフック部材512とは、連結部材513によって、互いに固定されている。連結部材513は、回転軸21(図1参照)と平行に延びる。フック部材511とフック部材512とは、回転軸21と平行に配列される。
図4は、ロック構造体5の外観を示す斜視図である。図4に示すように、装置本体1は、連結部10Lと連結部10Rとを備える。連結部10Lは、装置本体1の上端に配置される。また、連結部10Lは、フック部材511と対向する位置に配置される。連結部10Rは、装置本体1の上端に配置される。また、連結部10Rは、フック部材512と対向する位置に配置される。連結部10L及び連結部10Rは、ロック構造体5を介して、装置本体1と原稿読取ユニット2とを連結する。
ロック構造体5は、回転軸514を更に備える。回転軸514は、連結部材513の両端に、連結部材513と一体に形成される。回転軸514は、原稿読取ユニット2に回転自在に配置される。また、フック部材511とフック部材512とは、回転軸514及び連結部材513を中心軸として回動する。回転軸514は、回転軸514Lと回転軸514Rとを含む。回転軸514Lは、連結部10Lに近接する側の回転軸514を示す。回転軸514Rは、連結部10Rに近接する側の回転軸514を示す。
以上、図1〜図4を参照して説明したように、本発明の実施形態では、原稿読取ユニット2は、開閉動作の支点となる回転軸21を有する。また、2個のフック部材51(フック部材511及びフック部材512)が回転軸21と平行に配列される。よって、2個のフック部材51を、回転軸21と平行な連結部材513で連結することによって、簡素な構成で、2個のフック部材51を互いに固定できる。
次に、図2〜図5を参照して、ロック解除レバー52について説明する。図5は、ロック解除レバー52の外観を示す斜視図である。図5に示すように、ロック構造体5は、ロック解除レバー52を更に備える。装置本体1に対する原稿読取ユニット2のロックを解除する場合に(すなわち、原稿読取ユニット2を閉状態から開状態にする場合に)、ユーザーはロック解除レバー52を操作する。
ロック解除レバー52は、凹部521を備える。ユーザーが凹部521に指を掛けて、方向F1に引っ張ることによって、ロックを解除する。具体的には、凹部521が方向F1に移動すると、リンク機構を介して、フック部材511、フック部材512及び連結部材513が一体として、方向F2に回転する。その結果、フック部材511と係合部材との係合が外れ、フック部材512と係合部材との係合が外れる。そして、装置本体1に対する原稿読取ユニット2のロックが解除される。係合部材は、装置本体1に配置され、フック部材511及びフック部材512と係合することによって、装置本体1に対して原稿読取ユニット2を閉状態で固定する(ロックする)。係合部材については、図9(a)を参照して詳細に説明する。
以上、図2〜図5を参照して説明したように、本実施形態のロック構造体5では、ユーザーがロック解除レバー52を方向F1に引っ張ることによって、装置本体1に対する原稿読取ユニット2のロックを解除できる。
次に、図3〜図6を参照して、ロック構造体5の構成について更に説明する。図6(a)は、一方のフック部材511の外観を示す斜視図である。図6(b)は、他方のフック部材512の外観を示す斜視図である。
図6(a)及び図6(b)に示すように、ロック構造体5は、複数個の(2個の)回動規制部材53を更に備える。回動規制部材53は、原稿読取ユニット2に配置され、装置本体1に対して原稿読取ユニット2の少なくとも一部が開状態である場合に、係合部材と係合する方向へのフック部材51(フック部材511及びフック部材512)の回動を規制する。
具体的には、回動規制部材53は、回動規制部材531及び回動規制部材532を含む。フック部材511は、係合部511Aと胴部511Bとを有する。胴部511Bは、四角柱状に形成され、係合部511Aと連結部材513とを連結する。係合部511Aは、係合部材と係合する。フック部材512は、係合部512Aと胴部512Bとを有する。胴部512Bは、四角柱状に形成され、係合部512Aと連結部材513とを連結する。係合部512Aは、係合部材と係合する。
以下の説明において、係合部511Aと係合部512Aとを係合部51Aと総称する場合がある。また、胴部511Bと胴部512Bとを胴部51Bと総称する場合がある。
図6(a)に示すように、回動規制部材531は、フック部材511の胴部511Bの基端位置(上端位置)と先端位置(下端位置)との間を移動可能に構成される。回動規制部材531は、胴部511Bの外周を囲むように、略四角筒状に形成される。回動規制部材531は、第1凸部531A及び第2凸部531Cを有する。第1凸部531Aは、回動規制部材531の上端に配置され、第2凸部531Cは、回動規制部材531の下端に配置される。第1凸部531A及び第2凸部531Cは、連結部材513の軸方向に沿って、連結部材513から回転軸514Lに向かう方向に突出して形成される。第1凸部531A及び第2凸部531Cは、連結部材513と一体に形成される。
回動規制部材531が胴部511Bの先端位置に配置されている時に、回動規制部材531は、フック部材511の回動を規制する。具体的には、回動規制部材531が胴部511Bの先端位置に配置されている時に、第1凸部531Aが当接部材に当接し、フック部材511の回動を規制する。当接部材は、原稿読取ユニット2に配置される。当接部材については、図8を参照して詳細に説明する。
回動規制部材531が胴部511Bの基端位置に配置されている時に、回動規制部材531は、フック部材511の回動を規制しない。具体的には、回動規制部材531が胴部511Bの基端位置に配置されている時に、第1凸部531Aが当接部材に当接せず、フック部材511の回動を規制しない。
図6(b)に示すように、回動規制部材532は、フック部材512の胴部512Bの基端位置(上端位置)と先端位置(下端位置)との間を移動可能に構成される。回動規制部材532は、胴部512Bの外周を囲むように、略四角筒状に形成される。回動規制部材532は、第1凸部532A及び第2凸部532Cを有する。第1凸部532Aは、回動規制部材532の上端に配置され、第2凸部532Cは、回動規制部材532の下端に配置される。第1凸部532A及び第2凸部532Cは、連結部材513の軸方向に沿って、連結部材513から回転軸514Rに向かう方向に突出して形成される。
以下の説明において、第1凸部531Aと第1凸部532Aとを第1凸部53Aと総称する場合がある。また、第2凸部531Cと第2凸部532Cとを第2凸部53Cと総称する場合がある。
回動規制部材532が胴部512Bの先端位置に配置されている時には、回動規制部材531が胴部511Bの先端位置に配置されている時と同様にして、フック部材511の回動を規制する。また、回動規制部材532が胴部512Bの基端位置に配置されている時には、回動規制部材531が胴部511Bの基端位置に配置されている時と同様にして、フック部材511の回動を規制しない。
図6(a)に示すように、ロック構造体5は、第2付勢部材9を更に備える。第2付勢部材9は、原稿読取ユニット2に配置され、回転軸514Lを、方向F3に回動する向きに付勢する。第2付勢部材9は、例えば、ねじりコイルばねを含む。方向F3は、フック部材511及びフック部材512が係合部材に係合する方向を示す。
以上、図3〜図6を参照して説明したように、本発明の実施形態では、2個のフック部材51(フック部材511及びフック部材512)が、互いに固定されている。また、装置本体1に対して原稿読取ユニット2が開状態であるときに、2個の回動規制部材53(回動規制部材531及び回動規制部材532)は、2個の係合部材と係合する方向への2個のフック部材51の回動をそれぞれ規制する。よって、装置本体1に対して原稿読取ユニット2の少なくとも一方が開状態であるときに、少なくとも1個の回動規制部材53が、対応する係合部材と係合する方向へのフック部材51の回動をそれぞれ規制する。その結果、全てのフック部材51が係合部材と係合しない。したがって、製造工程で、原稿読取ユニット2が捻れた場合であっても、「片閉まり」の発生を防止できる。そこで、製造工程で、「片閉まり」の発生を防止するための方策を講じる必要がなく、製造コストを低減できる。
また、2個の回動規制部材53の少なくとも1つが先端位置に配置されている時に、第1凸部531A又は第1凸部532Aが当接部材に当接し、2個のフック部材51の回動を規制する。したがって、回動規制部材53を簡素な構成で実現できる。
次に、図3〜図7を参照して、ロック構造体5の構成について更に説明する。図7(a)は、一方のフック部材511の断面図である。図7(b)は、他方のフック部材512の断面図である。
図7(a)及び図7(b)に示すように、ロック構造体5は、複数個の(2個の)第1付勢部材54を更に備える。第1付勢部材54は、原稿読取ユニット2に配置され、2個の回動規制部材53(回動規制部材531及び回動規制部材532)を、それぞれ、2個のフック部材51(フック部材511及びフック部材512)の基端位置から先端位置に向けて付勢する。
具体的には、第1付勢部材54は、第1付勢部材541と第1付勢部材542とを有する。
図7(a)に示すように、第1付勢部材541は、コイルばねであり、回動規制部材531をフック部材511の胴部511Bの基端位置から先端位置に向けて付勢する。
フック部材511は、内部空間SP1及び上端面511Cを更に備える。内部空間SP1は、フック部材511の胴部511Bの内部に形成された空間を示す。内部空間SP1は、上下方向に延びる。上端面511Cは、内部空間SP1の外周面のうち、内部空間SP1の上端に位置する面を示す。
回動規制部材531は、支持部材531Bを更に備える。支持部材531Bは、回動規制部材531の下端位置に、内部空間SP1に向けて突出して形成される。支持部材531Bは、回動規制部材531と一体に形成される。
第1付勢部材541は、支持部材531Bと上端面511Cとの間に圧縮状態で配置される。具体的には、第1付勢部材541の上端が上端面511Cによって当接して支持され、第1付勢部材541の下端が支持部材531Bに当接して支持される。
図7(b)に示すように、第1付勢部材542は、コイルばねであり、回動規制部材532をフック部材512の胴部512Bの基端位置から先端位置に向けて付勢する。
フック部材512は、内部空間SP2及び上端面512Cを更に備える。内部空間SP2は、フック部材512の胴部512Bの内部に形成された空間を示す。内部空間SP2は、上下方向に延びる。上端面512Cは、内部空間SP2の外周面のうち、内部空間SP2の上端に位置する面を示す。
回動規制部材532は、支持部材532Bを更に備える。支持部材532Bは、回動規制部材532の下端位置に、内部空間SP2に向けて突出して形成される。支持部材532Bは、回動規制部材532と一体に形成される。
第1付勢部材542は、支持部材532Bと上端面512Cとの間に圧縮状態で配置される。具体的には、第1付勢部材542の上端が上端面512Cによって当接して支持され、第1付勢部材542の下端が支持部材532Bに当接して支持される。
以下の説明において、上端面511Cと上端面512Cとを上端面51Cと総称する場合がある。また、支持部材531Bと支持部材532Bとを支持部材53Bと総称する場合がある。
以上、図3〜図7を参照して説明したように、本発明の実施形態では、第1付勢部材54が、回動規制部材53をフック部材51の基端位置から先端位置に向けて付勢する。よって、第1付勢部材54による付勢力以外の外力が回動規制部材53に作用しない場合には、回動規制部材53はフック部材51の先端位置に配置される。また、回動規制部材53がフック部材51の先端位置に配置される場合には、フック部材51の回動を規制する。したがって、フック部材51の回動を確実に規制できる。
次に、図2〜図8を参照して、ロック構造体5の構成について更に説明する。図8は、原稿読取ユニット2が開状態である画像形成装置100を示す断面図である。図8に示すように、ロック構造体5は、更に当接部材6を備える。
当接部材6は、原稿読取ユニット2に配置され、原稿読取ユニット2が開状態であるときに、回動規制部材53に当接する。そして、当接部材6は、フック部材51が係合部材に近接する方向への連結部材513の回動を規制する。
具体的には、当接部材6は、当接部材61及び当接部材62を含む。当接部材61は、原稿読取ユニット2が開状態であるときに、回動規制部材531の第1凸部531Aに当接する。そして、当接部材61は、フック部材511が係合部材に近接する方向への連結部材513の回動を規制する。また、当接部材62は、原稿読取ユニット2が開状態であるときに、回動規制部材532の第1凸部532Aに当接する。そして、当接部材62は、フック部材512が係合部材に近接する方向への連結部材513の回動を規制する。
また、画像形成装置100は、更に1個のセンサーSを備える。センサーSは、装置本体1の上端に配置される。センサーSは、原稿読取ユニット2の下端による押圧を検出して、原稿読取ユニット2の閉状態を検出する。センサーSの検出信号は、制御部19に伝送される。
制御部19は、センサーSが原稿読取ユニット2の閉状態を検出した場合に、画像形成部14の動作を許可する。「画像形成部14の動作」とは、用紙Pに画像を形成する動作を示す。一方、センサーSが原稿読取ユニット2の開状態を検出した場合に、制御部19は、画像形成部14の動作を禁止する。すなわち、制御部19は、画像形成部14が動作しないように画像形成部14を制御する。
また、センサーSが原稿読取ユニット2の開状態を検出した場合に、制御部19は、タッチパネル41に画像形成部14の動作を禁止した旨を表示する。例えば、制御部19は、タッチパネル41に、「原稿読取ユニットが開状態であるため、印刷処理を行うことはできません。」とのメッセージを表示する。
以上、図2〜図8を参照して説明したように、本発明の実施形態では、原稿読取ユニット2が開状態であるときに、当接部材6が回動規制部材53に当接して、フック部材51が係合部材に近接する方向への連結部材513の回動を規制する。したがって、フック部材51が係合部材に近接する方向への連結部材513の回動を簡素な構成で規制できる。
また、1個のセンサーSが原稿読取ユニット2の開閉を検出する。また、本実施形態では、「片閉まり」の発生が防止されるため、1個のセンサーSで、原稿読取ユニット2の開閉を正確に検出できる。
更に、センサーSが原稿読取ユニット2の開状態を検出した場合に、制御部19は、画像形成部14の動作を禁止し、タッチパネル41に画像形成部14の動作を禁止した旨を表示する。よって、原稿読取ユニット2が開状態の場合に画像形成部14が動作することを禁止できる。また、画像形成部14が動作することを禁止した場合に、その旨をタッチパネル41に表示するため、ユーザーは、原稿読取ユニット2が開状態であるために画像形成部14の動作が禁止されたことを容易に確認できる。
次に、図2〜図11を参照して、ロック構造体5の動作について説明する。図9(a)は、フック部材51の回動が規制された状態であるロック構造体を示す断面図である。図9(b)は、フック部材51の回動が規制された状態であるロック構造体を示す側面図である。
図9(a)に示すように、ロック構造体5は更に係合部材7を備える。係合部材7は、装置本体1に配置され、係合部材71と係合部材72とを含む。係合部材71は、フック部材511と係合する。係合部材72は、フック部材512と係合する。係合部材71がフック部材511と係合し、係合部材72がフック部材512と係合することによって、装置本体1に対して原稿読取ユニット2を閉状態で固定する。
図9(b)に示すように、ロック構造体5は更に規制解除部材8を備える。規制解除部材8は、装置本体1に配置され、規制解除部材81と規制解除部材82とを含む。規制解除部材81は、フック部材511の回動の規制を解除する。具体的には、規制解除部材81は、回動規制部材531の第2凸部531Cに当接し、第1付勢部材541の付勢力に抗して、回動規制部材531をフック部材511の先端位置から基端位置に移動させ、フック部材511の回動の規制を解除する。
また、規制解除部材82は、フック部材512の回動の規制を解除する。具体的には、規制解除部材82は、回動規制部材532の第2凸部532Cに当接し、第1付勢部材542の付勢力に抗して、回動規制部材532をフック部材512の先端位置から基端位置に移動させ、フック部材512の回動の規制を解除する。
なお、フック部材511とフック部材512とは、略同一の動作をするため、以下の説明においては、両者を区別せずに、フック部材51と記載する。他の部材(回動規制部材53、第1付勢部材54、当接部材6及び規制解除部材8)も同様に記載する。
図9(b)に示すように、当接部材6は、回動規制部材53の第1凸部53Aに当接する。すなわち、回動規制部材53によって係合部材7と係合する方向へのフック部材51の回動が規制される。よって、図9(a)に示すように、フック部材51の係合部51Aは、係合部材7と係合しない。
図10(a)は、フック部材51の回動の規制が解除される直前の状態であるロック構造体を示す断面図である。図10(b)は、フック部材51の回動の規制が解除される直前の状態であるロック構造体を示す側面図である。
図10(b)に示すように、回動規制部材53の第2凸部53Cは、規制解除部材8に当接する。そして、回動規制部材53は、規制解除部材8によって、第1付勢部材54の付勢力に抗して、フック部材51の先端位置から基端位置に向けて移動する。その結果、当接部材6の第1凸部53Aとの当接が外れる直前の状態にある。
当接部材6は、第1凸部53Aと当接するため、回動規制部材53によって係合部材7と係合する方向へのフック部材51の回動が規制される。よって、図10(a)に示すように、フック部材51の係合部51Aは、係合部材7と係合しない。
また、回動規制部材53が、フック部材51の先端位置から基端位置に向けて移動するため、図10(a)に示すように、第1付勢部材54は、図9(a)に示す状態と比較して、圧縮されている。
図11(a)は、フック部材51が係合部材7と係合した状態であるロック構造体を示す断面図である。図11(b)は、フック部材51が係合部材7と係合した状態であるロック構造体を示す側面図である。
図11(b)に示すように、回動規制部材53の第2凸部53Cは、規制解除部材8に当接する。そして、回動規制部材53は、規制解除部材8によって、第1付勢部材54の付勢力に抗して、フック部材51の先端位置から基端位置に向けて更に移動する。その結果、当接部材6の第1凸部53Aとの当接が外れる。
そして、フック部材51は、係合部材7と係合する方向に回動する。具体的には、第2付勢部材9(図6(a)参照)の付勢力によって、フック部材51が係合部材7と係合する方向に回動する。その結果、図11(a)に示すように、フック部材51が係合部材7と係合する。そして、装置本体1に対して原稿読取ユニット2が閉状態で固定される。
以上、図2〜図11を参照して説明したように、本発明の実施形態では、原稿読取ユニット2が開状態から閉状態に変化したときに、規制解除部材8は、第1付勢部材54の付勢力に抗して回動規制部材53をフック部材51の先端位置から基端位置に移動し、フック部材51の回動の規制を解除する。よって、簡素な構成で規制解除部材8を実現できる。
また、2個の規制解除部材8(規制解除部材81及び規制解除部材82)は、それぞれ、2個のフック部材51(フック部材511及びフック部材512)の回動の規制をそれぞれ解除する。よって、全ての規制解除部材8が、全てのフック部材51の回動の規制を解除した場合に、全てのフック部材51が係合部材7と係合し、装置本体1に対して原稿読取ユニット2が閉状態で固定される(ロックされる)。一方、少なくとも1個の規制解除部材8が、対応するフック部材51の回動の規制を解除しない場合には、全てのフック部材51の回動が規制される。その結果、全てのフック部材51が係合部材7と係合しない。したがって、製造工程で、原稿読取ユニット2が捻れた場合であっても、「片閉まり」の発生を防止できる。そこで、製造工程で、「片閉まり」の発生を防止するための方策を講じる必要がなく、製造コストを低減できる。
更に、原稿読取ユニット2の少なくとも一部が開状態であるときに、2個の回動規制部材53のうち、少なくとも1個の回動規制部材53が、対応する当接部材6に当接し、フック部材51の回動を規制する。したがって、簡素な構成でフック部材51の回動を規制できる。
次に、図1〜図12を参照して、制御部19の処理について説明する。図12は、制御部19の処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、制御部19は、センサーSの検出信号を取得する。
次に、ステップS103において、制御部19は、原稿読取ユニット2が閉状態であるか否かを判定する。
原稿読取ユニット2が閉状態ではないと制御部19が判定した場合(ステップS103でNO)には、処理がステップS109へ進む。原稿読取ユニット2が閉状態であると制御部19が判定した場合(ステップS103でYES)には、処理がステップS105へ進む。
そして、ステップS105において、制御部19は、所定時間経過したか否かを判定する。「所定時間」は、例えば5秒である。
所定時間経過していないと制御部19が判定した場合(ステップS105でNO)には、処理がステップS101に戻る。所定時間経過したと制御部19が判定した場合(ステップS105でYES)には、処理がステップS107へ進む。
そして、ステップS107において、制御部19は、画像形成部14の動作を許可し、処理が終了する。
ステップS103でNOの場合には、ステップS109において、制御部19は、画像形成部14の動作を禁止する。すなわち、制御部19は、画像形成部14が動作しないように画像形成部14を制御する。
次に、ステップS111において、制御部19は、タッチパネル41に原稿読取ユニット2が開状態である旨表示して、処理が終了する。
以上、図1〜図12を参照して説明したように、本発明の実施形態では、原稿読取ユニット2が所定時間連続して閉状態である場合に限って、制御部19は、画像形成部14の動作を許可する。よって、センサーSが一時的に閉状態を検出した場合であっても、制御部19は、画像形成部14の動作を許可しない。したがって、原稿読取ユニット2の閉状態である場合に限って、画像形成部14を動作できる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(4))。図面は、理解し易くするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合がある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であり、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1を参照して説明したように、画像形成装置100はカラー複合機であるが、本発明はこれに限定されない。画像形成装置が用紙Pに画像を形成すればよい。例えば、画像形成装置がカラー複写機である形態でもよい。また、例えば、画像形成装置がモノクロプリンターである形態でもよい。
(2)図1及び図2を参照して説明したように、「開閉部材」が原稿読取ユニット2であるが、本発明はこれに限定されない。「開閉部材」は、装置本体1に対して開閉する部材であればよい。例えば、「開閉部材」が装置本体1に対して開閉自在に構成されたカバーでもよい。
(3)図1〜図4を参照して説明したように、ロック構造体5が2個のフック部材51を備えるが、本発明はこれに限定されない。ロック構造体5が複数個のフック部材51を備えればよい。ロック構造体5が3個以上のフック部材51を備える形態でもよい。同様に、ロック構造体5が3個以上の係合部材58を備える形態でもよい。また、ロック構造体5が3個以上の回動規制部材53を備える形態でもよいし、ロック構造体5が3個以上の規制解除部材57を備える形態でもよい。
(4)図1〜図4を参照して説明したように、ロック構造体5が画像形成装置100に配置されるが、本発明はこれに限定されない。ロック構造体5が装置本体1に対して開閉部材を閉状態でロックすればよい。例えば、ロック構造体5がDVD(Digital Versatile Disc)プレイヤーのような電子機器に配置される形態でもよい。
本発明は、ロック構造体、及び画像形成装置に関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
100 画像形成装置
1 装置本体
14 画像形成部
19 制御部
2 原稿読取ユニット(原稿読取部、開閉部材)
4 操作表示部
41 タッチパネル
5 ロック構造体
51、511、512 フック部材
513 連結部材
514、514L、514R 回転軸
53、531、532 回動規制部材
53A、531A、532A 第1凸部
53C、531C、532C 第2凸部
54、541、542 第1付勢部材
6、61、62 当接部材
7、71、72 係合部材
8、81、82 規制解除部材
9 第2付勢部材
S センサー

Claims (10)

  1. 装置本体に対して開閉部材を閉状態でロックするロック構造体であって、
    前記開閉部材は、前記装置本体に対して開閉自在に構成され、
    前記装置本体に配置された複数個の係合部材と、
    前記開閉部材に配置され、前記複数個の係合部材にそれぞれ係合することによって、前記装置本体に対して前記開閉部材を閉状態で固定する複数個のフック部材と、
    前記開閉部材に配置され、前記装置本体に対して前記開閉部材の少なくとも一部が開状態である場合に、前記複数個の係合部材と係合する方向への前記複数個のフック部材の回動をそれぞれ規制する複数個の回動規制部材と
    を備え、
    前記複数個のフック部材は、互いに固定されている、ロック構造体。
  2. 前記装置本体に配置され、前記複数個のフック部材の回動の規制をそれぞれ解除する複数個の規制解除部材を更に備える、請求項1に記載のロック構造体。
  3. 前記複数個の回動規制部材の各々は、前記複数個のフック部材の基端位置と先端位置との間を移動可能に構成され、
    前記複数個の回動規制部材の各々が前記先端位置に配置されている時に、前記複数個の回動規制部材の各々は、前記複数個のフック部材の回動を規制し、
    前記複数個の回動規制部材の各々が前記基端位置に配置されている時に、前記複数個の回動規制部材の各々は、前記複数個のフック部材の回動を規制しない、請求項2に記載のロック構造体。
  4. 前記開閉部材に配置され、前記複数個の回動規制部材を、それぞれ、前記複数個のフック部材の前記基端位置から前記先端位置に向けて付勢する複数個の第1付勢部材を更に備え、
    前記開閉部材が開状態から閉状態に変化した場合に、
    前記複数個の規制解除部材は、それぞれ、前記複数個の回動規制部材に当接し、前記複数個の第1付勢部材の付勢力に抗して、前記複数個の回動規制部材を前記先端位置から前記基端位置に移動させ、前記複数個のフック部材の回動の規制を解除する、請求項3に記載のロック構造体。
  5. 前記開閉部材に配置され、前記複数個のフック部材を連結する柱状の連結部材と、
    前記開閉部材に配置され、前記連結部材を回動自在に支持する支持部材と、
    前記開閉部材に配置され、前記複数個のフック部材が前記複数個の係合部材に近接する方向に回動するように前記連結部材を付勢する第2付勢部材と、
    前記開閉部材に配置され、前記開閉部材が開状態であるときに、前記複数個の回動規制部材にそれぞれ当接し、前記複数個のフック部材が前記複数個の係合部材に近接する方向への前記連結部材の回動を規制する複数個の当接部材と
    を更に備える、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のロック構造体。
  6. 前記開閉部材は、開閉動作の支点となる回転軸を有し、
    前記複数個のフック部材は、前記回転軸と略平行に配列される、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のロック構造体。
  7. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    装置本体に対して開閉部材を閉状態でロックするロック構造体と
    を備え
    前記開閉部材は、前記装置本体に対して開閉自在に構成され、
    前記ロック構造体は、
    前記装置本体に配置された複数個の係合部材と、
    前記開閉部材に配置され、前記複数個の係合部材にそれぞれ係合することによって、前記装置本体に対して前記開閉部材を閉状態で固定する複数個のフック部材と、
    前記開閉部材に配置され、前記装置本体に対して前記開閉部材の少なくとも一部が開状態である場合に、前記複数個の係合部材と係合する方向への前記複数個のフック部材の回動をそれぞれ規制する複数個の回動規制部材と
    を備え、
    前記複数個のフック部材は、互いに固定されている、画像形成装置。
  8. 前記開閉部材の開閉を検出する1個のセンサーと、
    制御部と
    を更に備え
    前記センサーが前記開閉部材の開状態を検出した場合に、前記制御部は、前記画像形成部の動作を禁止する、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 画像を表示する表示部を更に備え、
    前記センサーが前記開閉部材の開状態を検出した場合に、前記表示部は、前記画像形成部の動作を禁止したことを示す画像を表示する、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記開閉部材は、原稿に形成された画像を読み取る原稿読取部に固定される、請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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