JP2019019977A - ダンパおよびトルクコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 トルクコンバータのダンパにおいて振動吸振子部のセンタリング変動によるダンパの吸振性能への影響を低減する。【解決手段】 ロックアップするときにトルク伝達する入力回転部材と、回転出力軸にトルクを伝達するための出力回転部材と、前記入力回転部材と前記出力回転部材との間に介在する中間回転部材と、前記入力回転部材と前記中間回転部材との間に介在する第1の弾性部材と、前記中間回転部材と前記出力回転部材との間に介在する第2の弾性部材と、前記中間回転部材に取り付けられた振動吸振子部と、前記中間回転部材と前記出力回転部材との間に介在し、前記中間回転部材に形成されたセンタリング面と前記出力回転部材に形成されたセンタリング面とが摺動する第1のセンタリング部とを備えた。【選択図】図2

Description

本発明は、例えばエンジンのクランクシャフトと変速機の入力軸との間に介在するトルク伝達装置のダンパおよびダンパを備えたトルクコンバータに関する。
車両用自動変速機に組み込まれるトルクコンバータは、コンバータハウジングの前面部(フロントカバー)がエンジンのクランクシャフトで回転駆動され、さらにコンバータハウジングのポンプインペイラ側の羽とタービンランナ側の羽との間でトルクが伝達されて、タービンランナで駆動される出力軸から、変速機の入力軸へとトルクが伝達される。
トルクコンバータは、燃費向上を図るため、ポンプインペイラおよびタービンランナを介さずに、エンジンのクランクシャフトのトルクを変速機に直接伝達するロックアップ装置をさらに有している。ロックアップ装置は、コンバータハウジングのフロントカバーと出力軸とを流体圧力(油圧)で駆動されるクラッチで接続することによって(ロックアップすることによって)、エンジンのクランクシャフトのトルクを変速機の入力軸に直接伝達する。
しかし回転速度(角速度)が異なるフロントカバーと出力軸との間をロックアップするとき、ロックアップ時のトルク変動による捩り振動が生じる。そこでトルクコンバータは、クラッチと出力軸との間にダンパ(振動低減機構、捩り振動低減装置ともいう)を介在させて捩り振動を吸収し減衰させる(以下、捩り振動を単に振動と表記することがある。)。
例えば、特許文献1に示されるように、ダンパは、ロックアップ時にクラッチを介してフロントカバーに接続される入力回転部材と、出力軸へ動力を伝達するためタービンハブに連結された出力回転部材と、入力回転部材と出力回転部材との間に介在する中間回転部材(同文献1の例ではディスク部材)と、入力回転部材と中間回転部材との間に介在する弾性部材(同文献1の例ではエネルギアキュムレータ)と、中間回転部材と出力回転部材との間に介在する弾性部材(同文献1の例ではエネルギアキュムレータ)を備え、入力回転部材と中間回転部材とを相対回転可能に連結し、また入力回転部材と中間回転部材と出力回転部材とを相対回転可能に連結している)。
かかるダンパは、ロックアップ時のトルク変動による振動を、入力回転部材と中間回転部材との間に介在する弾性部材の弾性範囲において相対的に回動することで、また中間回転部材と出力回転部材との間に介在する弾性部材の弾性範囲において相対的に回動することで低減する。
振動を低減させる特性(ダンパ特性)は、弾性部材の共振周波数などに依存するため、エンジンの回転数の変化によって変化し得る。そこで、ダンパはエンジンの広範囲な回転数に適応して振動を低減できるようにさらに振動吸振子(例えば遠心力振り子など)を備えて、良好なダンパ特性を実現する。
ダンパにおいては、出力軸へ動力を伝達するためタービンハブに連結された出力回転部材はダンパの最も中心側に配置され、その外側に中間回転部材および入力回転部材が配置される。また複数の弾性部材は、トルクコンバータの小型化等のためダンパの半径方向に互いに離間して配置される。また、出力回転部材、中間回転部材および入力回転部材のトルクコンバータの回転軸方向における位置関係では、入力回転部材はエンジンのクランクシャフト側に、タービンハブに連結された出力回転部材はタービンランナ側に配置される。
特表2011−526344号公報
高速回転するダンパの各回転部材および振動吸振子部は、直接または間接的に出力軸に対しセンタリングされる。この振動吸振子部も、広範囲な回転数に適応して振動を低減するため回転数に応じて回転方向へ所定の範囲で変位(以下、揺動という。)する。しかし、振動吸振子部のセンタリングが悪いと、回転方向の揺動の他、軸方向にも変位(傾きあるいは傾きによる揺れ、以下、傾きという。)することになる。この軸方向への変位は本来の振動低減作用の妨げとなり、吸振性能が落ちることになる。即ち、振動吸振子部は、ダンパの各回転部材のセンタリング方法によっては、吸振性能に影響を及ぼすことにもなる。
上記問題を解決するために、本発明は、ダンパの回転部材の部材間にセンタリング部を設けることで、振動吸振子部の吸振性能を妨げるような変位を防ぎ所望の揺動特性となるダンパおよびそのダンパを備えたトルクコンバータを提供することを目的としている。
かかる課題を解決するため本発明は、ロックアップするときにトルク伝達する入力回転部材と、回転出力軸にトルクを伝達するための出力回転部材と、前記入力回転部材と前記出力回転部材との間に介在する中間回転部材と、前記入力回転部材と前記中間回転部材との間に介在する第1の弾性部材と、前記中間回転部材と前記出力回転部材との間に介在する第2の弾性部材と、前記中間回転部材に取り付けられた振動吸振子部と、前記中間回転部材と前記出力回転部材との間に介在し、前記中間回転部材に形成されたセンタリング面と前記出力回転部材に形成されたセンタリング面とが摺動する第1のセンタリング部とを備えたことを特徴とするダンパを提供するものである。
また、本発明は、前記振動吸振子部の軸方向の両サイド間の範囲幅と前記第1のセンタリング部の軸方向のセンタリング面の範囲幅が軸方向において少なくとも一部が重なるように配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記振動吸振子部の軸方向の両サイド間の範囲幅の中心位置が前記第1のセンタリング部の軸方向のセンタリング面の範囲幅内にあるように配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記第1のセンタリング部の軸方向のセンタリング面の範囲幅の中心位置が前記振動吸振子部の軸方向の両サイド間の範囲幅内にあるように配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記中間回転部材側のセンタリング面と前記出力回転部材側のセンタリング面とが摺動する前記第1のセンタリング部の摺動面は、前記振動吸振子部の重心点と回転中心軸を最短距離で結ぶ直線上に位置付けられたことを特徴とする。
また、本発明は、前記中間回転部材側のセンタリング部分の先端側に前記中間回転部材側のセンタリング部分と略直交する方向で且つ前記出力軸側に延出した軸方向位置決め部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、前記入力回転部材と前記中間回転部材との間に介在し、前記入力回転部材に形成されたセンタリング面と前記中間回転部材に形成されたセンタリング面とが摺動する第2のセンタリング部を、さらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、前記振動吸振子部は、前記中間回転部材に取り付けられた振り子支持部と、前記振り子支持部に揺動自在に取り付けられた前記振動吸振子とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、ロックアップ機構にダンパを有するトルクコンバータにおいて、前記ダンパに、ロックアップ機構に駆動されて前記トルクコンバータのハウジングとロックアップする入力回転部材と、前記トルクコンバータの出力軸にトルクを伝達するための出力回転部材と、前記入力回転部材と前記出力回転部材との間に介在する中間回転部材と、前記入力回転部材と前記中間回転部材との間に介在する第1の弾性部材と、前記中間回転部材と前記出力回転部材との間に介在する第2の弾性部材と、前記中間回転部材に取り付けられた振動吸振子部と、前記中間回転部材と前記出力回転部材との間に介在し、前記中間回転部材に形成されたセンタリング面と前記出力回転部材に形成されたセンタリング面とが摺動する第1のセンタリング部とを備えたことを特徴とするトルクコンバータを提供するものである。
本発明によれば、振動吸振子を備えたダンパであっても、ダンパの回転部材の部材間にセンタリング部を設けることにより、その振動吸振子を有する振動吸振子部の吸振性能を妨げるような変位を防ぐことができる。従って、所望の揺動特性となるダンパおよびそのダンパを備えたトルクコンバータを提供することができる。
また、本発明によれば、回転部材間のセンタリング部のセンタリング面の範囲幅と振動吸振子部の両サイド幅との関係を回転半径方向に所定の範囲で重なるようにすることで、振動吸振子の軸方向に対する傾きを少なくすることができ、振動低減に有効に作用することができる。
本発明に係るダンパを有するトルクコンバータの断面概略構成を示す図である。 本発明に係るダンパの断面概略構成を示す図である。 本発明に係るダンパの入力回転部材、中間回転部材および出力回転部材の断面概略構成を説明するための図である。 本発明に係るダンパの2つのセンタリング部の断面概略構成を説明するための図である。 本発明に係るトルクコンバータにおけるダンパのセンタリング部と振動吸振子部との位置関係を説明するための図である。 図1に示すトルクコンバータのロックアップ機構の断面概略構成を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明にかかるトルクコンバータ(トルク伝達装置ともいう)のダンパについて説明する。
<トルクコンバータ>
本発明に係るダンパおよびそのダンパを備えたトルクコンバータの一実施例を図1から図6までの図示例に基づき説明する。
図1は、本発明に係るダンパを有するトルクコンバータの断面概略構成を示し、回転軸cに対し上半分を図示している。図1において、トルクコンバータ1Aは、略円盤形状のハウジング10の内部にダンパを有している。ダンパには、入力回転部材20、中間回転部材21、出力回転部材22を備えている。また、入力回転部材20と中間回転部材21の間、中間回転部材21と出力回転部材22の間に、それぞれ弾性部材(第1の弾性部材、第2の弾性部材)が設けられるとともに、振動吸振子部25が設けられている。この振動吸振子部25は、例えば、ペンデュラム(慣性質量体)とペンデュラムサポートプレート(支持部材)から構成され、遠心振子式の振動吸収機構と呼ばれるものであってよい。なお、本発明に係るダンパの構成については図2に図示のダンパ2Aとして詳述する。ハウジング10は、エンジン(図示せず)によって回転駆動される前面カバー11および前面カバー11に固着されて回転するポンプインペイラ12を有し、その内部にはトルク伝達をするためのオイル(図示せず)が充填されている。前面カバー11の外周近傍領域には、エンジンからのトルクを伝達する複数のカバーボス11aが溶接等されている。
トルク変換部は、ポンプインペイラ12に配設されたインペイラブレード12a、タービンブレード13aを配設したタービンランナ13、ステータ14を含む。トルク変換部では、タービンランナ13と一体化されたタービンハブ15がタービンブレード13aに伝達されたトルクを出力軸16へと伝達する。かくしてトルク変換部は、前面カバー11と出力軸16との間のトルク伝達を行う。また、ロックアップ時には、前面カバー11にロックアップしたダンパ2A(図2に後述)によって、前面カバー11と出力軸16との間のトルク伝達が行われる。
<<ダンパの構成>>
図2に示すダンパ2Aは、入力回転部材20、中間回転部材21、出力回転部材22、入力回転部材20と中間回転部材21間の弾性部材23、中間回転部材21と出力回転部材22間の弾性部材24、振動吸振子部25等を含んで構成している。また、中間回転部材21と出力回転部材22との間に第1のセンタリング部26を備え、また、入力回転部材20と中間回転部材21との間に第2のセンタリング部27を備えている。これらセンタリング部については後述する。
入力回転部材20、中間回転部材21および出力回転部材22は、いずれも平面視略円環形状をなす。ここで入力回転部材20は前面カバー11に最も近く、出力回転部材22はタービンランナ13およびタービンハブ15に最も近く、中間回転部材21は入力回転部材20と出力回転部材22との間に位置付けられている。
中間回転部材21は、軸方向(出力軸16方向)においても、入力回転部材20と出力回転部材22との間に位置付けられている。弾性部材23は、入力回転部材20と中間回転部材21との間に介在し、弾性部材24は、中間回転部材21と出力回転部材22との間に介在する。振動吸振子部25は中間回転部材21に取り付けられている。なお、弾性部材23および弾性部材24は、それぞれトーションスプリングと呼ばれるもので構成されてよい。
<入力回転部材の構成>
図1および図2に図示した入力回転部材20の構成を図3にて説明する。図3において、入力回転部材20は、略平面円環形状の入力回転部材本体201、入力回転部材本体201の円環内周部から前面カバー11側に延出した摺接部側端部202、入力回転部材本体201の円環外周部近傍から摺接部側端部202と反対側に延出した入力回転部材20と弾性部材23との係合部203を備えている。また、先にセンタリング部27として示した入力回転部材20側には、係合部203の内周側に位置して摺接部側端部202と反対側に延出したセンタリング部分204を有する。ここで入力回転部材20のセンタリング部分204には、入力回転部材20の回転平面と交差して形成されたセンタリング部の外周面204aを有する。この外周面204aについては図4にて後述する。
<中間回転部材の構成>
図1および図2に図示した中間回転部材21の構成を図3にて説明する。図3において、中間回転部材21は、略平面円環形状の中間回転部材本体211、中間回転部材本体211の円環内周部から前面カバー11と反対側に延出した第1のセンタリング部26の中間回転部材側のセンタリング部分212、このセンタリング部分212の先端において当該センタリング部分212と略直交する方向で且つ出力軸16側に延出した軸方向の位置決め部212F、中間回転部材本体211の円環外周部近傍から前面カバー11側に延出した中間回転部材21と弾性部材23との係合部213、当該係合部213の内周側に位置して前面カバー11側に延出した第2のセンタリング部27の中間回転部材側のセンタリング部分214、および先のセンタリング部分212の外周側に位置して前面カバー11と反対側に延出した中間回転部材21と弾性部材24との係合部215を含んで構成される。
ここで中間回転部材21のセンタリング部分212には、中間回転部材21の回転平面と交差して形成されたセンタリング部の外周面212aを有し、また、中間回転部材21のセンタリング部分214には中間回転部材21の回転平面と交差して形成されたセンタリングの内周面214aを有する。これら外周面212aおよび内周面214aについては図4にて後述する。
<出力回転部材の構成>
図1および図2に図示した出力回転部材22の構成を図3にて説明する。図3において、出力回転部材22は、略平面円環形状の出力回転部材本体221、出力回転部材本体221の円環外周部近傍から前面カバー11側に延出した出力回転部材22と弾性部材24との係合部223、当該係合部223よりも内周側に位置して前面カバー11側に延出した第1のセンタリング部26の出力回転部材側のセンタリング部分222、出力回転部材本体221の円環内周においてタービンハブ15側に向けて略円筒体形状に形成された出力回転部材のハブ連結部224、および当該ハブ連結部224のタービンハブ15側において出力軸16側に延出した出力回転部材のハブ連結フランジ224Fを含む。ここで出力回転部材22のセンタリング部分222には、出力回転部材22の回転平面と交差して形成されたセンタリングの内周面222aを有する。この内周面222aについては図4にて後述する。
出力回転部材22は、締結部材17によってタービンハブ15およびタービンランナ13と締結されている(この締結に際し、出力回転部材22はタービンハブ15に対してセンタリングされる。)。
<第1および第2の弾性部材の構成>
第1の弾性部材23は、図示しない連結機構によって相対回転可能に連結された入力回転部材20と中間回転部材21との間に介在して、入力回転部材20と中間回転部材21とを付勢する。また第2の弾性部材24は、図示しない連結機構によって相対回転可能に連結された中間回転部材21と出力回転部材22との間に介在して、中間回転部材21と出力回転部材22とを付勢する。
こうして入力回転部材20と出力回転部材22との間に直列に介在する弾性部材23および弾性部材24は、それぞれの固有の共振周波数に応じて、それらの伸縮の範囲で捩り振動を吸収し減衰させる。弾性部材23および弾性部材24としては、トーションスプリングの弾性で緩衝作用を奏するものが典型的である。
<振動吸振子部の構成>
図2、図3に示すように中間回転部材21に取り付けられた振動吸振子部25は、略平板状の吸振部フレーム(振り子支持部、ペンデュラムサポートプレート等とも呼ばれる。)251、吸振部フレーム251に掛合された複数の遠心力振り子(振動吸振子、慣性質量体、ペンデュラム等とも呼ばれる。)252等から構成される。この振動吸振子部25の吸振部フレーム251は、締結部材253にて中間回転部材21に締結(固定)される。
図3に示すように振動吸振子部25は、中間回転部材21のセンタリング部分214と弾性部材24の係合部215との間に位置付けられており、吸振部フレーム251と中間回転部材本体211との間隔は締結部材253の長さ(高さ)で規定される(振動吸振子部25の重心点と第1のセンタリング部26との位置関係は締結部材253で規定される。)。
遠心力振り子252は、出力軸16と直交する平面において揺動可能となっており、例えば吸振部フレーム251の中間回転部材本体211側、およびタービンランナ13側に相対して同数取り付けられている。遠心力振り子252の回転方向の揺動によって、広範囲な回転数に適応して振動を低減することができる。
<第1のセンタリング部の構成>
図2、図3、図4に示すように中間回転部材21と出力回転部材22との間に介在する第1のセンタリング部26は、中間回転部材21側のセンタリング部分212と、出力回転部材22側のセンタリング部分222とを含む。
中間回転部材21側のセンタリング部分212(図4参照)は、中間回転部材21の回転平面と交差する周面を有し、その外周面はセンタリング外周面212aを成し、その中心軸は中間回転部材21の回転中心軸と所望の精度で一致する。また出力回転部材22のセンタリング部分222(図4参照)は、出力回転部材22の回転平面と交差する周面を有し、その内周面はセンタリング内周面222aを成し、その中心軸は出力回転部材22の回転中心軸と所望の精度で一致する。即ち、中間回転部材21および出力回転部材22はそれぞれ回転中心軸に所定のクリアランスをもってセンタリングされることになる。
ここで中間回転部材21のセンタリング外周面212aの直径は出力回転部材22側のセンタリング内周面222aの直径よりわずかに小さく、中間回転部材21側のセンタリング部分212を出力回転部材22側のセンタリング部分222(センタリング内周面222a側)に摺動可能に挿入することができる。そうすると中間回転部材21側のセンタリング外周面212aと出力回転部材22側のセンタリング内周面222aとが摺動する領域は、第1のセンタリング部26の摺動面となり、この摺動面は出力軸16方向に回転中心軸を有する。
かかる第1のセンタリング部26によって、中間回転部材21の回転軸と出力回転部材22の回転軸とは所望の精度で一致する。また出力回転部材22は、タービンハブ15に対してセンタリングされているから、中間回転部材21の回転軸は、出力軸16の回転軸とも所望の精度で一致する。その結果、中間回転部材21と出力回転部材22との円滑な相対回転が可能となる。
また第1のセンタリング部26の摺動面は、出力軸16方向に回転中心軸を有して同軸に形成されているので、振動吸振子部25の重心点変位が抑えられている。
なお中間回転部材21のセンタリング外周面212a、および出力回転部材22のセンタリング内周面222aは、典型的には何れもその全周が連続的な周面を成すものであるが、例えば全周の一部に切り欠きなどがあってもよい。何故なら、中間回転部材21と出力回転部材22との相対回転範囲内において、中間回転部材21側のセンタリング外周面212aと出力回転部材22側のセンタリング内周面222aとが円滑に摺動できればよいからである。すなわち本発明において周面とは、その全周が連続な周面を成すものはもとより、例えば全周の一部に切り欠きなどがあってもよい。
<第1のセンタリング部と振動吸振子部との位置関係>
図3、図4に示すようにダンパ2A(符号としては図2に図示したもの)では、出力回転部材22側のセンタリング部分222への当該センタリング部分222の挿入位置は、軸方向位置決め部212Fで規制される。したがって中間回転部材21の軸方向位置決め部212Fの位置を、タービンランナ13側に位置付けることで、第1のセンタリング部26の摺動面を、振動吸振子部25の重心点と回転中心軸とを最短距離で結ぶ直線上に位置付けることができる。
上記のように、第1のセンタリング部26の摺動面と振動吸振子部25の遠心力振り子252の重心点との軸方向位置を定めることで、振動吸振子部25の重心点変位が中間回転部材21の回転中心軸と出力回転部材22の回転中心軸との位置関係に与える影響をさらに少なくすることができる。
なお、第1のセンタリング部26の軸方向と振動吸振子部25の軸方向における位置関係において、望ましい相互の配置を図5を用いて後述する。
<第2のセンタリング部の構成>
中間回転部材21と入力回転部材20との間に介在する第2のセンタリング部27(図3参照)は、入力回転部材20側のセンタリング部分204と、中間回転部材21側のセンタリング部分214とを含む。
入力回転部材20側のセンタリング部分204(図4参照)は、入力回転部材20の回転平面と交差する周面を有し、その外周面はセンタリング部外周面204aを成し、その中心軸は入力回転部材20の回転中心軸と所望の精度で一致している。また中間回転部材21側のセンタリング部分214は、中間回転部材21の回転平面と交差する周面を有し、その内周面はセンタリング内周面214aを成し、その中心軸は中間回転部材21の回転中心軸と所望の精度で一致する。
ここで中間回転部材21側のセンタリング内周面214aの直径は入力回転部材20側のセンタリング部外周面204aの直径よりわずかに大きく、入力回転部材20側のセンタリング部分204を中間回転部材21側のセンタリング部分214(中間回転部材21のセンタリング内周面214a側)に摺動可能に挿入することができる。そうすると中間回転部材21側のセンタリング内周面214aと入力回転部材20側のセンタリング部外周面204aとが摺動する領域は、第2のセンタリング部27の摺動面となり、この摺動面は出力軸16方向に回転中心軸を有する。
かかる第2のセンタリング部27によって、中間回転部材21の回転軸と入力回転部材20の回転軸とは所望の精度で一致する。ここで中間回転部材21の回転軸は、出力回転部材22の回転軸および出力軸16の回転軸と所望の精度で一致しているから、入力回転部材20の回転軸は、出力回転部材22の回転軸および出力軸16の回転軸と所望の精度で一致することとなる。もちろん中間回転部材21と入力回転部材20との円滑な相対回転が可能となる。
また第2のセンタリング部27の摺動面は、出力軸16方向に回転中心軸を有して同軸に形成され、中間回転部材21の回転中心軸と入力回転部材20の回転中心軸との位置関係は、第1のセンタリング部26とは独立して形成されている。
なお入力回転部材20側のセンタリング部外周面204a、および中間回転部材21側のセンタリング内周面214aは、典型的には何れもその全周が連続な周面を成すものであるが、例えば全周の一部に切り欠きなどがあってもよい。何故なら、入力回転部材20と中間回転部材21との相対回転範囲内において、入力回転部材20側のセンタリング部外周面204aと中間回転部材21側のセンタリング内周面214aとが円滑に摺動できればよいからである。
<第1のセンタリング部と振動吸振子部の各軸方向における位置関係>
図5により、本発明に係るダンパのセンタリング部と振動吸振子部との位置関係について、望ましい関係を説明する。図5は、図1に示したトルクコンバータと同等のものを示し、同じ符号のものは同じ対象物を示している。
図5において、第1のセンタリング部26は、先に説明したように、中間回転部材21と出力回転部材22との間に介在し、中間回転部材21側のセンタリング部分212と、出力回転部材22側のセンタリング部分222とを有する。ここで、第1のセンタリング部26によって、中間回転部材21の回転軸と出力回転部材22の回転軸とは所望の精度で一致することになる。また、振動吸振子部25は、先に説明したように、吸振部フレーム251と遠心力振り子252を含んで構成される。
この振動吸振子部25の遠心力振り子252は、回転力に対する慣性力として働き回転方向に揺動することになるが、図中の左右にも傾く可能性がある。従って、取付位置によっては、中心位置からの遠心力振り子252の傾きや第1のセンタリング部26から逸脱により、振動低減の妨げとなる可能性がある。以下、センタリング部と振動吸振子部との位置関係おいて、より望ましい配置関係を以下説明する。
図5において、中間回転部材21側のセンタリング部分212と、出力回転部材22側のセンタリング部分222との相互の接触面(取付面)の軸方向の範囲をBとし、その中心位置をbで示す。また、振動吸振子部25の全体の軸方向の範囲としては、遠心力振り子252の両サイドの幅を含めAで示す範囲となり、その中心位置はaで示される。
かかる構成のもと、本発明は、振動吸振子部25の軸方向の範囲Aと第1のセンタリング部26の軸方向の範囲Bが軸方向で少なくとも一部が重なる部分があるように配置設定したことにある。また、振動吸振子部25の軸方向の範囲Aの中心aが第1のセンタリング部26の軸方向の範囲B内にあるように配置設定してもよい。また、第1のセンタリング部26の軸方向の範囲Bの中心bが振動吸振子部25の軸方向の範囲A内にあるように配置設定してもよい。
即ち、振動吸振子部25の軸方向の範囲と第1のセンタリング部26の軸方向の範囲が所定範囲内で少なくとも一部が重なるようにすることで、振動吸振子部25の回転方向の揺動に対し軸方向の傾きをなくし、あるいは少なくできることになる。また、中間回転部材21と出力回転部材22との間のセンタリング部26と、振動吸振子部25の中心とが、回転軸方向で所定範囲内とすることで、振動吸振子部25の振動吸振子252による図中の左右への振れを抑えることになる。
<ロックアップ機構>
図6に示すようにロックアップ機構30は、前面カバー11と一体化された前面カバー側摺接部301、入力回転部材20と一体化されたダンパ側摺接部302、油圧によって出力軸16方向で且つ前面カバー11側に変位してダンパ側摺接部302と前面カバー側摺接部301とを当接させるロックアップピストン303、およびロックアップピストン303を前面カバー11から離れる方向に付勢するロックアップピストン付勢バネ304を含む。
油圧で駆動されたロックアップピストン303によって、ダンパ側摺接部302が前面カバー側摺接部301と当接すると、トルクコンバータ1Aはロックアップする。ロックアップピストン303の油圧による駆動が解除されると、ロックアップピストン303はロックアップピストン付勢バネ304で付勢されて、ダンパ側摺接部302と前面カバー側摺接部301との当接は解除される(トルクコンバータ1Aのロックアップは解除される。)。
<ロックアップ時における第1のセンタリング部>
ロックアップ機構30がロックアップしていない場合には、タービンランナ13、タービンハブ15、出力軸16およびダンパ2Aはトルク変換部を介して伝達されたトルクで回転し、出力回転部材22は出力軸16と同一の回転速度で回転する。
また、ロックアップ機構30が作動しロックアップ状態になると、エンジンの回転駆動をタービンハブ15側へ直結することになり捩り振動が生じることになる。ダンパ2Aは、この捩り振動を、エンジンのクランクシャフト側に連結される入力回転部材20と、タービン側に連結される出力回転部材22と、これらの入力回転部材20と出力回転部材22とを連結する中間回転部材21とにより、相対的な回動に対し弾性的に結合することで低減させる。
この捩り振動に応じて中間回転部材21と出力回転部材22とは相対回転するが(相対的に正逆転するが)、第1のセンタリング部26の摺動面は、出力軸16方向に回転中心軸を有した周面を成しているから、出力回転部材22および中間回転部材21は、それらの回転軸は所望の精度で一致した状態を維持しつつ円滑に相対回転する。また出力回転部材22はタービンハブ15に対してセンタリングされているから、中間回転部材21の回転軸は出力軸16の回転軸とも所望の精度で一致した状態を維持する。
しかも、第1のセンタリング部26の摺動面は、複数の遠心力振り子252を備えた振動吸振子部25の重心点と回転中心軸を最短距離で結ぶ直線上に位置付けられているから(遠心力振り子252の重心点が描く回転平面は第1のセンタリング部26の摺動面と交差し且つ直交するから)、遠心力振り子252の重心点変位は、第1のセンタリング部26に含まれる中間回転部材21側のセンタリング部分212の回転軸を傾ける方向に作用しにくい(出力回転部材22の回転軸、中間回転部材21の回転軸、及び出力軸16のそれぞれの回転軸を所望の精度で一致した状態に維持することができる。)。
すなわち、第1のセンタリング部26の摺動面の範囲に振動吸振子部25の重心点を配置することで、回転数の変化に応じて生じた振動吸振子部25の遠心力振り子252の軸方向の傾きを抑え、回転方向の揺動により捩り振動の低減に寄与大とすることができる。
また中間回転部材21の軸方向位置決め部212Fは中間回転部材21の出力軸16方向に対する位置を規制するから、遠心力振り子252の重心点の出力軸16方向の位置は軸方向位置決め部212Fによっても規制されることとなる。その結果、回転数の変化に応じて生じた振動吸振子部25の遠心力振り子252の軸方向の傾きを抑え、さらに捩り振動の低減に寄与することができる。
こうして、第1のセンタリング部26により、各部材間の位置調整を容易とするとともに、振動吸振子部25による振動低減効果を有効にできる。また、外周に位置する第2のセンタリング部27を設けることで各部材間の位置調整を容易とできる。
<ロックアップ時における第2のセンタリング部>
またロックアップ動作により、入力回転部材20と中間回転部材21とは相対回転するが(相対的に正逆転するが)、第2のセンタリング部27の摺動面も、出力軸16方向に回転中心軸を有した周面を成しているから、入力回転部材20及び中間回転部材21の回転軸は所望の精度で一致した状態を維持することができ、入力回転部材20および中間回転部材21は円滑な相対回転を維持する。またここで中間回転部材21は入力回転部材20を介してタービンハブ15に対してセンタリングされているから、入力回転部材20の回転軸は出力軸16の回転軸とも所望の精度で一致した状態を維持することができる。
すなわち本発明に係るトルクコンバータのダンパは、第1のセンタリング部および第2センタリング部を備えることにより、各部材間の位置調整を容易とするとともに、回転数の変化に応じて生じる振動吸振子部の遠心力振り子の揺動による振動低減効果をより有効とでき、捩り振動に対する振動吸振特性を向上させることができる。
なお、本発明は実施例限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することができる。
以上説明した各実施例は、本発明の理解のために例示されたものであり、本発明は、これら実施例に限定されず、特許請求の範囲の記載によって定義される。また、本発明の技術思想から離れるものでない限り、特許請求の範囲に記載の構成と均等であるものも本発明の保護の範囲に含まれるものである。
本発明に係るダンパおよびこのダンパを備えたトルクコンバータは、工業的に製造、使用等することができるから、また商取引の対象となるから、産業上利用することができる発明である。
1A…トルクコンバータ(トルク伝達装置)
30…ロックアップ機構
20…入力回転部材
204…入力回転部材側のセンタリング部分
204a…入力回転部材側のセンタリング部外周面
21…中間回転部材
212、214…中間回転部材側のセンタリング部分
212a…中間回転部材側のセンタリング外周面
212F…軸方向位置決め部
214a…中間回転部材側のセンタリング内周面
22…出力回転部材
222…出力回転部材側のセンタリング部分
222a…力回転部材側のセンタリング内周面
23、24…弾性部材
224F…出力回転部材のハブ連結フランジ
25…振動吸振子部
251…吸振部フレーム(振り子支持部)
252…遠心力振り子(振動吸振子)
26…第1のセンタリング部
27…第2のセンタリング部

Claims (9)

  1. ロックアップするときにトルク伝達する入力回転部材と、
    回転出力軸にトルクを伝達するための出力回転部材と、
    前記入力回転部材と前記出力回転部材との間に介在する中間回転部材と、
    前記入力回転部材と前記中間回転部材との間に介在する第1の弾性部材と、
    前記中間回転部材と前記出力回転部材との間に介在する第2の弾性部材と、
    前記中間回転部材に取り付けられた振動吸振子部と、
    前記中間回転部材と前記出力回転部材との間に介在し、前記中間回転部材に形成されたセンタリング面と前記出力回転部材に形成されたセンタリング面とが摺動する第1のセンタリング部と
    を備えたことを特徴とするダンパ。
  2. 前記振動吸振子部の軸方向の両サイド間の範囲幅と前記第1のセンタリング部の軸方向のセンタリング面の範囲幅が軸方向において少なくとも一部が重なるように配置されていることを特徴とする請求項1記載のダンパ。
  3. 前記振動吸振子部の軸方向の両サイド間の範囲幅の中心位置が前記第1のセンタリング部の軸方向のセンタリング面の範囲幅内にあるように配置されていることを特徴とする請求項1記載のダンパ。
  4. 前記第1のセンタリング部の軸方向のセンタリング面の範囲幅の中心位置が前記振動吸振子部の軸方向の両サイド間の範囲幅内にあるように配置されていることを特徴とする請求項1記載のダンパ。
  5. 前記中間回転部材側のセンタリング面と前記出力回転部材側のセンタリング面とが摺動する前記第1のセンタリング部の摺動面は、前記振動吸振子部の重心点と回転中心軸を最短距離で結ぶ直線上に位置付けられたことを特徴とする請求項1に記載のダンパ。
  6. 前記中間回転部材側のセンタリング部分の先端側に前記中間回転部材側のセンタリング部分と略直交する方向で且つ前記出力軸側に延出した軸方向位置決め部をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1記載のダンパ。
  7. 前記入力回転部材と前記中間回転部材との間に介在し、前記入力回転部材に形成されたセンタリング面と前記中間回転部材に形成されたセンタリング面とが摺動する第2のセンタリング部を、さらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1記載のダンパ。
  8. 前記振動吸振子部は、前記中間回転部材に取り付けられた振り子支持部と、前記振り子支持部に揺動自在に取り付けられた前記振動吸振子とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1記載のダンパ。
  9. ロックアップ機構にダンパを有するトルクコンバータにおいて、
    前記ダンパに、
    ロックアップ機構に駆動されて前記トルクコンバータのハウジングとロックアップする入力回転部材と、
    前記トルクコンバータの出力軸にトルクを伝達するための出力回転部材と、
    前記入力回転部材と前記出力回転部材との間に介在する中間回転部材と、
    前記入力回転部材と前記中間回転部材との間に介在する第1の弾性部材と、
    前記中間回転部材と前記出力回転部材との間に介在する第2の弾性部材と、
    前記中間回転部材に取り付けられた振動吸振子部と、
    前記中間回転部材と前記出力回転部材との間に介在し、前記中間回転部材に形成されたセンタリング面と前記出力回転部材に形成されたセンタリング面とが摺動する第1のセンタリング部と
    を備えたことを特徴とするトルクコンバータ。
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JP2015014355A (ja) * 2013-06-04 2015-01-22 株式会社エクセディ トルクコンバータのロックアップ装置

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