JP2019019413A - イットリウム系フッ化物溶射皮膜、該溶射皮膜を形成するための溶射材料、該溶射皮膜の形成方法、及び該溶射皮膜を含む耐食性皮膜 - Google Patents
イットリウム系フッ化物溶射皮膜、該溶射皮膜を形成するための溶射材料、該溶射皮膜の形成方法、及び該溶射皮膜を含む耐食性皮膜 Download PDFInfo
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Abstract
Description
[1] 基材表面に形成された厚さ10〜500μmのイットリウム系フッ化物溶射皮膜であり、YF3と、Y5O4F7及び/又はYOFとを含むイットリウム系フッ化物結晶構造を有し、酸素濃度2〜4質量%、硬度350〜470HVであることを特徴とするイットリウム系フッ化物溶射皮膜。
[2] クラック量が皮膜表面積の5%以下である[1]のイットリウム系フッ化物溶射皮膜。
[3] 気孔率が皮膜表面積の5%以下である[1]又は[2]のイットリウム系フッ化物溶射皮膜。
[4] YF3と、Y5O4F7及び/又はYOFとからなるイットリウム系フッ化物結晶構造を有する[1]〜[3]のいずれかのイットリウム系フッ化物溶射皮膜。
[5] 炭素の含有量が0.01質量%以下である[1]〜[4]のいずれかのイットリウム系フッ化物溶射皮膜。
[6] [1]〜[5]のいずれかのイットリウム系フッ化物溶射皮膜を形成するための溶射材料であり、9〜27質量%がY5O4F7で残部がYF3の造粒粉からなることを特徴とするイットリウム系フッ化物溶射材料。
[7] [1]〜[5]のいずれかのイットリウム系フッ化物溶射皮膜を形成するための溶射材料であり、フッ化イットリウムの造粒粉95〜85質量%と酸化イットリウムの造粒粉5〜15質量%とを混合した混合粉末であることを特徴とするイットリウム系フッ化物溶射材料。
[8] [1]〜[5]のいずれかのイットリウム系フッ化物溶射皮膜を形成する方法であって、[6]又は[7]記載のイットリウム系フッ化物溶射材料を用いた溶射により形成することを特徴とするイットリウム系フッ化物溶射皮膜の形成方法。
[9] 上記溶射がプラズマ溶射である[8]記載のイットリウム系フッ化物溶射皮膜の形成方法。
[10] 厚さ10〜500μmで気孔率5%以下の希土類酸化物溶射皮膜からなる下層と、[1]〜[5]のいずれかのイットリウム系フッ化物溶射皮膜からなる最表面層とを有する複数層構造であることを特徴とする耐食性皮膜。
[11] 上記下層の希土類酸化物溶射皮膜の希土類金属元素が、Y、Sc、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びLuから選ばれる1種又は2種以上である[10]の耐食性皮膜。
Al+3HCl→AlCl3+(3/2)H2↑
20mm角(厚さ5mm)のA6061アルミニウム合金基材の表面をアセトン脱脂し、該基材の片面をコランダムの研削材を用いて粗面化処理した。その後、平均粒径8μm(D50)の酸化イットリウム粉末(角状単一粒)を、大気圧プラズマ溶射装置を使用し、アルゴンガス、水素ガスをプラズマガスとして使用して、出力40kW、溶射距離100mmにて30μm/Passで溶射し、膜厚100μmの酸化イットリウム溶射皮膜を下層として成膜した。画像解析法で確認したところ、この下層の気孔率は3.2%であった。なお、具体的な気孔率の測定方法は、後述する表層の気孔率の測定と同様である。
得られた各試験片について電子顕微鏡により表面写真(倍率3000)を撮影した。5視野(1視野の撮影面積:0.0016mm2)の撮影を行った後、画像処理ソフト「Photoshop」(アドビシステムズ株式会社)で画像処理した後、画像解析ソフト「Scion Image」(Scion Corporation)を使い、クラック量の定量化を行った。5箇所の平均クラック量を画像総面積に対する百分率として評価した結果を表1に示す。
[気孔率の測定]
得られた試験片を樹脂埋めし、断面を鏡面仕上げ(Ra=0.1μm)した後、電子顕微鏡により断面写真(倍率:200倍)を撮影した。10視野(1視野の撮影面積:0.017mm2)の撮影を行った後、画像処理ソフト「Photoshop」(アドビシステムズ株式会社)で画像処理した後、画像解析ソフト「Scion Image」(Scion Corporation)を使い、気孔率の定量化を行い、10視野平均の気孔率を画像総面積に対する百分率として評価した。結果を表1に示す。
[硬度HVの測定]
得られた試験片について、表面、断面を鏡面仕上げ(Ra=0.1μm)して、マイクロビッカース硬度計により皮膜表面の硬度測定を実施した。3ヶ所を測定しその平均値を皮膜の表面硬度とした。結果を表1に示す。
20mm角(厚さ5mm)のA6061アルミニウム合金基材の表面をアセトン脱脂し、該基材の片面をコランダムの研削材を用いて粗面化処理した。その後、平均粒径20μm(D50)の酸化イットリウム粉末(造粒粉)を、大気圧プラズマ溶射装置を使用し、アルゴンガス、水素ガスをプラズマガスとして使用して、出力40kW、溶射距離100mmにて30μm/Passで溶射し、膜厚100μmの酸化イットリウム溶射皮膜を下層として成膜した。実施例1と同様に画像解析法で確認したところ、この下層の気孔率は2.8%であった。
20mm角(厚さ5mm)のアルミナセラミック基材の表面をアセトン脱脂し、該基材の片面をコランダムの研削材を用いて粗面化処理した。その後、平均粒径30μm(D50)の酸化イットリウム粉末を、爆発溶射装置を使用し、酸素、エチレンガスを使用して、溶射距離100mmにて15μm/Passで溶射し、膜厚100μmの酸化イットリウム溶射皮膜を下層として成膜した。実施例1と同様に画像解析法で確認したところ、この下層の気孔率は1.8%であった。
20mm角(厚さ5mm)のA6061アルミニウム合金基材の表面をアセトン脱脂し、該基材の片面をコランダムの研削材を用いて粗面化処理した。その後、平均粒径18μm(D50)の酸化イットリウム粉末(球状単一粒)を、大気圧プラズマ溶射装置を使用し、アルゴンガス、水素ガスをプラズマガスとして使用して、出力40kW、溶射距離100mmにて30μm/Passで溶射し、膜厚100μmの酸化イットリウム溶射皮膜を下層として成膜した。実施例1と同様に画像解析法で確認したところ、この下層の気孔率は2.8%であった。
20mm角(厚さ5mm)のA6061アルミニウム合金基材の表面をアセトン脱脂し、該基材の片面をコランダムの研削材を用いて粗面化処理した。その後、平均粒径20μm(D50)の酸化イットリウム粉末(造粒粉)を、大気圧プラズマ溶射装置を使用し、アルゴンガス、水素ガスをプラズマガスとして使用して、出力40kW、溶射距離100mmにて30μm/Passで溶射し、膜厚100μmの酸化イットリウム溶射皮膜を下層として成膜した。実施例1と同様に画像解析法で確認したところ、この下層の気孔率は2.8%であった。
20mm角(厚さ5mm)のA6061アルミニウム合金基材の表面をアセトン脱脂し、該基材の片面をコランダムの研削材を用いて粗面化処理した。その後、平均粒径30μm(D50)のフッ化イットリウム造粒粉末Aを、大気圧プラズマ溶射装置を使用し、アルゴンガス、水素ガスをプラズマガスとして使用して、出力40kW、溶射距離100mmにて30μm/Passで溶射し、膜厚200μmのフッ化イットリウム溶射皮膜を成膜した。これにより、フッ化イットリウム溶射皮膜の単層からなる耐食性皮膜を有する試験片を作製した。実施例1と同様にして、XRD解析を行なうと共に、溶射粉の嵩密度及び安息角、溶射皮膜の表面粗さRa、Y濃度、F濃度、O濃度、C濃度、表面クラック量、気孔率、硬度HVの測定を行なった。結果を表1に示す。
20mm角(厚さ5mm)のA6061アルミニウム合金基材の表面をアセトン脱脂し、該基材の片面をコランダムの研削材を用いて粗面化処理した。その後、平均粒径20μm(D50)の酸化イットリウム粉末(造粒粉)を、大気圧プラズマ溶射装置を使用し、アルゴンガス、水素ガスをプラズマガスとして使用して、出力40kW、溶射距離100mmにて30μm/Passで溶射し、膜厚100μmの酸化イットリウム溶射皮膜を下層として成膜した。実施例1と同様に画像解析法で確認したところ、この下層の気孔率は2.8%であった。
20mm角(厚さ5mm)のA6061アルミニウム合金基材の表面をアセトン脱脂し、該基材の片面をコランダムの研削材を用いて粗面化処理した。その後、平均粒径20μm(D50)の酸化イットリウム粉末(造粒粉)を、大気圧プラズマ溶射装置を使用し、アルゴンガス、水素ガスをプラズマガスとして使用して、出力40kW、溶射距離100mmにて30μm/Passで溶射し、膜厚100μmの酸化イットリウム溶射皮膜を下層として成膜した。実施例1と同様に画像解析法で確認したところ、この下層の気孔率は2.8%であった。
[パーティクル発生評価試験]
各試験片について超音波洗浄(出力200W、洗浄時間30分)を行い、試験片を乾燥した後、20ccの超純水の中に浸漬させて更に15分間の超音波洗浄を行った。超音波洗浄後、試験片を取り出し、5.3規定の硝酸液を2cc加えて超純水中に含まれるY2O3微粒子を溶かし、ICP発光分光分析法によりY2O3定量値を測定した。結果を表1に示す。
[耐食性評価試験]
各試験片について、表面を鏡面仕上げ(Ra=0.1μm)して、マスキングテープでマスキングした部分と暴露部分を作った後に、リアクティブイオンプラズマ試験装置にセットし、周波数13.56MHz、プラズマ出力1000W、ガス種CF4+O2(20vol%)、流量50sccm、ガス圧50mtorr、20時間の条件でプラズマ耐食性試験を行った。レーザー顕微鏡を使用し、腐食によって暴露部分とマスキング部分との間に生じた段差の高さをレーザー顕微鏡で測定し、測定箇所4点の平均値を求め、耐食性を評価した。結果を表1に示す。
Claims (11)
- 基材表面に形成された厚さ10〜500μmのイットリウム系フッ化物溶射皮膜であり、YF3と、Y5O4F7及び/又はYOFとを含むイットリウム系フッ化物結晶構造を有し、酸素濃度2〜4質量%、硬度350〜470HVであることを特徴とするイットリウム系フッ化物溶射皮膜。
- クラック量が皮膜表面積の5%以下である請求項1記載のイットリウム系フッ化物溶射皮膜。
- 気孔率が皮膜表面積の5%以下である請求項1又は2記載のイットリウム系フッ化物溶射皮膜。
- YF3と、Y5O4F7及び/又はYOFとからなるイットリウム系フッ化物結晶構造を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載のイットリウム系フッ化物溶射皮膜。
- 炭素の含有量が0.01質量%以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載のイットリウム系フッ化物溶射皮膜。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載のイットリウム系フッ化物溶射皮膜を形成するための溶射材料であり、9〜27質量%がY5O4F7で残部がYF3の造粒粉からなることを特徴とするイットリウム系フッ化物溶射材料。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載のイットリウム系フッ化物溶射皮膜を形成するための溶射材料であり、フッ化イットリウムの造粒粉95〜85質量%と酸化イットリウムの造粒粉5〜15質量%とを混合した混合粉末であることを特徴とするイットリウム系フッ化物溶射材料。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載のイットリウム系フッ化物溶射皮膜を形成する方法であって、請求項6又は7記載のイットリウム系フッ化物溶射材料を用いた溶射により形成することを特徴とするイットリウム系フッ化物溶射皮膜の形成方法。
- 上記溶射がプラズマ溶射である請求項8記載のイットリウム系フッ化物溶射皮膜の形成方法。
- 厚さ10〜500μmで気孔率5%以下の希土類酸化物溶射皮膜からなる下層と、請求項1〜5のいずれか1項に記載のイットリウム系フッ化物溶射皮膜からなる最表面層とを有する複数層構造であることを特徴とする耐食性皮膜。
- 上記下層の希土類酸化物溶射皮膜の希土類金属元素が、Y、Sc、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb及びLuから選ばれる1種又は2種以上である請求項10記載の耐食性皮膜。
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