JP2019018879A - 収納トレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】衝撃を吸収できる収納トレイを提供すること。【解決手段】収納トレイは、パネル状物品を収納する収容部が設けられた矩形状の上壁部及び前記上壁部に連続して設けられ、前記上壁部の周縁に一体に設けられた矩形筒状の側壁部を有するトレイ本体と、前記側壁部の少なくとも一部に設けられ、前記側壁部の長手方向に対して直交する方向に、前記トレイ本体と一体に設けられたフランジ部と、前記フランジ部にそれぞれ設けられた緩衝部と、を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、パネル状物品を収納する収納トレイに関する。
半導体ウエハや液晶パネル等の薄板状のパネル状物品を収納して運搬する手段として、パネル状物品の外形状に凹んだ収納部に、パネル状物品を収納する収納トレイが知られている(例えば特許文献1参照)。
パネル状物品が収容された収納トレイは、例えば、単数又は複数が外装箱に収容され、コンテナやトラックに収容されて運搬される。
特開2006−347570号公報
しかしながら、パネル状物品は強度が低く、外部から衝撃が印加されると破損する虞がある。特に、昨今のスマートフォンやタブレットPC等に用いられるパネル状物品は大型化及び薄型化が求められており、運搬時の破損を防止する技術が求められている。
例えば、このような問題を解決する手段として、外装箱とトレイとの間に緩衝材を配置する技術が知られているが、パネル状物品を運搬した後に緩衝材が廃棄されることから、梱包コストが増加する、という問題がある。特に、国内及び海外の間でパネル状物品を運搬する場合においては、緩衝材を再利用することは困難である。また、外装箱にトレイ及び緩衝材を収容する作業工程が増える、という問題もある。
そこで本発明は、衝撃を吸収できる収納トレイを提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の収納トレイは、次のように構成されている。
本発明の一態様によれば、収納トレイは、パネル状物品を収納する収容部が設けられた矩形状の上壁部及び前記上壁部に連続して設けられ、前記上壁部の周縁に一体に設けられた矩形筒状の側壁部を有するトレイ本体と、前記側壁部の少なくとも一部に設けられ、前記側壁部の長手方向に対して直交する方向に、前記トレイ本体と一体に設けられたフランジ部と、前記フランジ部にそれぞれ設けられた緩衝部と、を有する。
本発明によれば、衝撃を吸収できる収納トレイを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る収納トレイの構成を示す平面図。 同収納トレイの構成を示す断面図。
以下、本発明の一実施の形態に係る収納トレイ1を、図1及び図2を用いて説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る収納トレイ1の構成を上面から示す平面図、図2は同収納トレイ1の構成を示す断面図である。
図1に示すように、収納トレイ1は、トレイ本体11と、フランジ部12と、緩衝部13と、を備えている。収納トレイ1は、トレイ本体11に単数又は複数のパネル状物品を収容し、そして、外装箱に単体で、又は、他の収納トレイ1とともに収容されて運搬される。例えば、収容トレイ1は、他のトレイと積層可能なトレイ、具体例としてストレート積みトレイや180度反転積みトレイである。
また、収納トレイ1は、熱可塑性樹脂材料で構成されたシート材を金型成形することで構成される。具体例として、収納トレイ1は、ポリプロピレン等の比較的軟質であって、且つ、所定の力で弾性変形可能な弾性力を有する樹脂シートを真空成形することで構成される。
なお、所定の力で弾性変形する弾性力とは、パネル状物品を支持可能、且つ、トレイ本体11の形状を維持可能な程度であって、パネル状物品に外力が印加した場合に、パネル状物品を破損しないよう弾性変形すればよく、その詳細は省略する。
また、パネル状物品とは、半導体ウエハや液晶パネル等の薄板状のものであり、外力、例えば、搬送時の衝撃等が印加されると、損傷する虞のあるものである。さらに言えば、例えば、パネル状物品は、一方向の強度が他方向の強度よりも脆弱に構成される。
トレイ本体11は、上壁部21及び側壁部22を有する矩形のトレイ状に構成される。トレイ本体11は、上壁部21に単数又は複数の収容部21aを有する。上壁部21は、矩形状に構成されるとともに、周縁部に一体に側壁部22が設けられる。
収容部21aは、パネル状物品を収容する窪みである。収容部21aは、例えば、開口端がアンダーカット形状に構成されることで、収容したパネル状物品を保持可能に構成される。収容部21aは、収容するパネル状物品及びトレイ本体11の形状に基づいて、単数又はトレイ本体11の上面に複数設けられる。例えば、トレイ本体11の上面に収容部21aが複数設けられる場合には、複数の収容部21aは、収容するパネル状物品の強度が脆弱な方向が同一方向に沿うように、トレイ本体11の上面に収容部21aを配置する構成であってもよい。側壁部22は、上壁部21の周縁部に、換言すると、側壁部22の四辺を構成する縁部に一体に設けられる。側壁部22は、上壁部21の周縁から下方に延びる。
フランジ部12は、トレイ本体11の上壁部21の主面方向に沿って延びる。フランジ部12は、トレイ本体11の少なくともいずれかの側壁部22の下端に設けられる。具体例として、フランジ部12は、少なくとも、収容部21aに収容されるパネル状物品の強度が脆弱な方向に配置されたトレイ本体11の側壁部22の下端に設けられる。なお、フランジ部12は、全ての側壁部22の下端に設けられていても良い。
緩衝部13は、フランジ部12に一体にそれぞれ設けられる。緩衝部13は、フランジ部12の長手方向に沿って設けられ、フランジ部12の主面から上方に向かって山状に突出する突起部31と、突起部31及び側壁部22の一部を連続するリブ32と、を備える。突起部31は、フランジ部12の一部が、当該フランジ部12が設けられた側壁部22の長手方向に沿って下方から上方に向かって山状に成形されることで構成される。
リブ32は、突起部31の長手方向に単数又は複数箇所設けられる。本実施形態においては、リブ32は、突起部31の長手方向で2箇所に設けられる。リブ32は、突起部31及び側壁部22間に一体に設けられ、突起部31の側壁部22及びフランジ部12に対する変形を規制する補強部である。
このように構成された収納トレイ1によれば、側壁部22に沿って延びる山状の突起部31をフランジ部12に一体に設けることで、収納トレイ1が収容された外装箱に衝撃が印加されたときに、突起部31が変形することで、当該フランジ部12及び外装箱内面が緩衝したときに伝達される衝撃を吸収することができる。このため、トレイ本体11に衝撃が印加され、収容部21aに収容したパネル状物品が破損することを防止できる。
特に、フランジ部12及び緩衝部13は、少なくともトレイ本体11に収容されるパネル状物品の衝撃に対する強度が脆弱な方向の側壁部22に設けられることから、パネル状物品の強度が脆弱な方向で、パネル状物品に衝撃が印加されることを防止できる。
また、リブ32を設けることで、突起部31が側壁部22から離間する方向の移動を規制することができる。これにより、例えば、外装箱に収納トレイ1を収容する作業者が、収容作業時に収容部21aにパネル状物品を収容した状態でフランジ部12を保持した場合に、トレイ本体11が突起部31から離間して下方へ移動する変形を防止できる。結果、一箇所のフランジ部12を保持したときに、トレイ本体11が下方へ回転移動し、収容したパネル状物品が落下することを防止できる。なお、突起部31及びトレイ本体11間の強度、緩衝部13の衝撃を吸収する緩衝性能に応じて、リブ32の数や配置は適宜設定できる。
このような収納トレイ1は、フランジ部12に設けられた緩衝部13を備えることで、突起部31が変形することにより、衝撃を吸収し、収容部21aに収容したパネル状物品が損傷することを防止できる。結果、収納トレイ1は、外装箱に緩衝材等を用いずに収容することができることから、運搬コストを低減できる。また、緩衝材等を外装箱に収容する必要が無いことから、収納トレイ1を用いることで、外装箱へ収納トレイ1を収容して梱包する作業が容易となり、作業工程及び作業コストを低減できる。
上述したように本発明の一実施形態に係る収納トレイ1によれば、トレイ本体11に設けられるフランジ部12に変形によって衝撃を吸収する緩衝部13を設けることで、運搬時の衝撃を吸収することができる。
なお、本実施形態は上述した形態に限定されるものではない。例えば、上述した例では、緩衝部13は、突起部31及びリブ32を備える構成としたが、これに限定されない。例えば、緩衝部13は突起部31のみで構成され、リブ32を有さない構成であってもよい。リブ32を有さない緩衝部13は、突起部31が容易に変形することになるため、衝撃を吸収する機能が向上する。
また、上述した例では、緩衝部13が設けられるフランジ部12がトレイ本体11の側壁部22の下端である構成、及び、収容するパネル状物品の衝撃に対して脆弱な方向のフランジ部12に設ける構成を説明したがこれに限定されない。例えば、フランジ部12及び緩衝部13は、高さ方向で上壁部21と同位置に設けられる構成であってもよく、また、トレイ本体11の四辺に設ける構成であってもよく、トレイ本体11の一辺にのみ設ける構成であってもよい。また、例えば、トレイ本体11は、上壁部21の四隅に傾斜する面取り部を有し、当該面取り部又は当該面取り部に設けられる側壁部22にもフランジ部12及び緩衝部13を設ける構成であってもよい。
さらに、上述した例では、フランジ部12に設けられた緩衝部13の突起部31は、山状である構成を説明したがこれに限定されず、山状の突起部31を複数有する構成であってもよく、また、複数の山状の突起部31の高さが異なる高さに設定されていてもよい。
即ち、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…収納トレイ、11…トレイ本体、12…フランジ部、13…緩衝部、21…上壁部、21a…収容部、22…側壁部、31…突起部、32…リブ。

Claims (4)

  1. パネル状物品を収納する収容部が設けられた矩形状の上壁部及び前記上壁部に連続して設けられ、前記上壁部の周縁に一体に設けられた矩形筒状の側壁部を有するトレイ本体と、
    前記側壁部の少なくとも一部に設けられ、前記上壁部に沿って延びる、前記トレイ本体と一体に設けられたフランジ部と、
    前記フランジ部にそれぞれ設けられた緩衝部と、
    を有する収納トレイ。
  2. 前記緩衝部は、前記フランジ部に一体に設けられ、前記上壁部に沿って前記フランジ部の一部が前記フランジ部の面方向に直交する方向に突出する突起部を含む、請求項1に記載の収納トレイ。
  3. 前記緩衝部は、前記突起部及び前記トレイ本体と一体に、前記フランジ部の長手方向の一部に設けられた単数又は複数のリブを含む、請求項2に記載の収納トレイ。
  4. 前記突起部は、前記フランジ部の一方の主面から突出する、請求項2に記載の収納トレイ。
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