JP2019018877A - だし汁の定量供給装置 - Google Patents
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Abstract
Description
1種類のだし汁を提供する方式のものであり、複数の濃縮だし容器に入れられた複数の濃縮だしを使用できるだし汁の定量供給装置は具現化されていない。そのため、特許文献1の装置を複数台導入する等が必要となり、設置スペースが必要となってしまうという課題があった。
また、複数の濃縮だしを使用するだし汁の定量供給装置に要求される性能で最も重要であることは、市販されている濃縮だしには、大豆や天然塩や魚類や甲殻類などの色々な成分が含まれた風味豊かなものであるが、食物アレルギーの人にとっては食してはならない成分も含まれているので、前回使用した種類の異なる濃縮だしを混同させてはならない。
具体的には、甲殻類が含まれているだし汁を提供した後に、今回は甲殻類が含まれていない濃縮だしを使用して甲殻類アレルギーの人に提供する場合に、前回の濃縮だしが混合部内に付着して残り、甲殻類成分が混同されただし汁を提供することがあってはならないということである。
これらの要求を満足するだし汁の定量供給装置は具現化されていない。
配管と濃縮だしポンプと濃縮だし投入管を1つの系統とした配管系統を複数設け、濃縮だし容器毎に配管系統を割り付けることにより、複数の濃縮だしを混同することなく湯と混合し、混合部に注がれた湯を汲み上げる湯汲み上げポンプを設け、湯汲み上げポンプにより、混合部に注がれた湯を汲み上げて濃縮だし投入管に流入させることにより、濃縮だし投入管の内部に付着した濃縮だしを混合部の底面に流すことを特徴とする。
配管と濃縮だしポンプと濃縮だし投入管を1つの系統とした配管系統を複数設け、濃縮だし容器毎に配管系統を割り付けることにより、複数の濃縮だしを混同することなく湯と混合し、 湯タンクの湯を濃縮だし投入管に流入させるための濃縮だし洗浄ポンプを設け、湯タンクの湯を濃縮だし投入管に流入させるることにより、濃縮だし投入管の内部に付着した濃縮だしを混合部の底面に流すことを特徴とする。
配管と濃縮だしポンプと濃縮だし投入管を1つの系統とした配管系統を複数設け、濃縮だし容器毎に配管系統を割り付けることにより、複数の濃縮だしを混同することなく湯と混合し、濃縮だし投入管の肉厚部に、外側から内側へ貫通する配湯孔を設け、混合部に注がれた湯を濃縮だし投入管に流入させることにより、濃縮だし投入管の内部に付着した濃縮だしを混合部の底面に流すことを特徴とする。
配管と濃縮だしポンプと濃縮だし投入管を1つの系統とした配管系統を複数設け、濃縮だし容器毎に配管系統を割り付けることにより、複数の濃縮だしを混同することなく湯と混合し、混合部に注がれた湯を汲み上げる湯汲み上げポンプを設け、湯汲み上げポンプにより、混合部に注がれた湯を汲み上げて濃縮だし投入管に流入させることにより、濃縮だし投入管の内部に付着した濃縮だしを混合部の底面に流すことを特徴とするので、濃縮だし投入管の内部に付着しやすい濃縮だしを使用する場合でも、前回使用した濃縮だしを残留させて種類の異なる濃縮だしを混同することなく、湯と濃縮だしを混合できるだし汁の定量供給装置を得ることができる。
また、一旦、混合部に注がれてだしの風味が付加された湯を汲み上げて、濃縮だし投入管の内部に流入させるので、だしの風味が十分に含有した濃縮だしを提供できる。
種類の異なる濃縮だしを混同することなく、湯と濃縮だしを混合できる小型で安価なだし汁の定量供給装置を得ることができる。
種類の異なる複数の濃縮だしを調合して湯と混合できる、小型で安価なだし汁の定量供給装置を得ることができる。
配管と濃縮だしポンプと濃縮だし投入管を1つの系統とした配管系統を複数設け、濃縮だし容器毎に配管系統を割り付けることにより、複数の濃縮だしを混同することなく湯と混合し、湯タンクの湯を濃縮だし投入管に流入させるための濃縮だし洗浄ポンプを設け、湯タンクの湯を濃縮だし投入管に流入させるることにより、濃縮だし投入管の内部に付着した濃縮だしを前記混合部の底面に流すことを特徴とするので、
濃縮だし投入管の内部に付着しやすい濃縮だしを使用する場合でも、前回使用した濃縮だしを残留させて種類の異なる濃縮だしを混同することなく、湯と濃縮だしを混合できるだし汁の定量供給装置を得ることができる。
濃縮だしポンプの吐出側に垂れ下がりやすい濃縮だしを使用する場合でも、種類の異なる濃縮だしを混同することなく、湯と濃縮だしを混合できるだし汁の定量供給装置を得ることができる。
種類の異なる濃縮だしを混同することなく、湯と濃縮だしを混合できる小型で安価なだし汁の定量供給装置を得ることができる。
種類の異なる複数の濃縮だしを調合して湯と混合できる、小型で安価なだし汁の定量供給装置を得ることができる。
配管と濃縮だしポンプと濃縮だし投入管を1つの系統とした配管系統を複数設け、濃縮だし容器毎に配管系統を割り付けることにより、複数の濃縮だしを混同することなく湯と混合し、濃縮だし投入管の肉厚部に、外側から内側へ貫通する配湯孔を設け、混合部に注がれた湯を濃縮だし投入管に流入させることにより、濃縮だし投入管の内部に付着した濃縮だしを混合部の底面に流すことを特徴とするので、濃縮だし投入管の内部に付着しやすい濃縮だしを使用する場合でも、前回使用した濃縮だしを残留させて種類の異なる濃縮だしを混同することなく、湯と濃縮だしを混合できるだし汁の定量供給装置を得ることができる。
また、小型で安価なだし汁の定量供給装置を得ることができる。
だし汁の定量供給装置(1)は、本体部(2)と正面カバー部(3)からなり(図1は、正面カバー部(3)を外した状態である)、本体部(2)の正面には、混合部(70)を脱着可能に装着するための混合部装着部(5)と器(46)を置くための器台(6)が設けられている。
また、本体部(2)の側面には、第1濃縮だし容器(47)と第2濃縮だし容器(48)を保持するための濃縮だし容器保持台(7)が設けられている。
また、本体部(2)の内部には、湯Aを加熱保温して貯留する湯タンク(8)が設けられており、湯タンク(8)には、水道水を供給するための給水管(9)と、湯タンク(8)に貯留した湯Aを混合部(4)に投入するための湯配管(10)と、湯タンク(8)に残った湯Aを排出するための排水管(11)が接続されており、給水管(9)には給水電磁弁(12)が設けられており、湯配管(10)には湯電磁弁(13)が設けられており、排水管(11)には排水弁(14)が設けられている。
また、本体部(2)には、第1濃縮だし容器(47)の第1濃縮だしBを汲み上げて混合部(4)に投入するための第1濃縮だしポンプ(15)と、第2濃縮だし容器(48)の第2濃縮だしCを汲み上げて混合部(70)に投入するための第2濃縮だしポンプ(16)が設けられている。
また、本体部(2)には、混合部(70)の内部に注がれた湯Aを汲み上げるための湯くみ上げポンプ(58)が設けられている。
また、第1濃縮だしポンプ(15)の吸引側から第1濃縮だし容器(47)まで、第1濃縮だし吸引配管(17)が配設されており、第2濃縮だしポンプ(16)の吸引側から第2濃縮だし容器(48)まで、第1濃縮だし吸引配管(18)が配設されている。
また、第1濃縮だしポンプ(15)の吐出側から混合部(70)の第1濃縮だし投入管(71)まで、第1濃縮だし供給配管(24)が配設されており、第2濃縮だしポンプ(16)の吐出側から混合部(70)の第2濃縮だし投入管(72)まで、第2濃縮だし供給配管(25)が配設されている。
また、第1濃縮だし供給配管(24)は配管接続部(79)から抜き取ることができ、
第2濃縮だし供給配管(25)は配管接続部(80)から抜き取ることができる。
混合部(70)の底面部(27)から上方に向けて第1濃縮だし投入管(71)と第2濃縮だし投入管(72)が配設され、第1濃縮だし投入管(71)の下端は曲げられて肉厚部を外側へ貫通して第1濃縮だし投入口(77)が設けられ、第2濃縮だし投入管(72)の下端は曲げられて肉厚部を外側へ貫通して第2濃縮だし投入口(78)が設けられている。
また、第1濃縮だし投入管(71)の上端には配管を差し込んで保持するための配管接続部(79)が設けられ、第2濃縮だし投入管(72)の上端には配管を差し込んで保持するための配管接続部(80)が設けられている。
また、配湯孔 (74a)と配湯孔(74b)と配湯孔(74c)と配湯孔(74d)と
配湯孔 (75a)と配湯孔(75b)と配湯孔(75c)と配湯孔(75d)の外周側は
湯貯留部(73)の底面(81)よりも高い位置に設けられている。
また、混合部(70)の側面内部には、第1プレート(28)が段差部(53)の上に乗せられ、底面部(27)と第1プレート(28)の間には空間部(54)を形成されており、第1濃縮だし投入口(77)と第2濃縮だし投入口(78)は空間部(54)に位置している。
また、第1プレート(28)の上方には、第2プレート(29)が、第2プレート押さえ(33)により、ハンドルレバー(30)に吊り下げられており、図1に示すレバー取手(31)を人が手で押し下げると、第2プレート(29)が下方へ移動する構造となっている。
また、第1プレート(28)には複数の穴が設けられており、第2プレート(29)には複数の穴が設けられている。
また、湯タンク(8)からの湯配管(10)が、混合部(10)の蓋(図示せず)に設けられた注入口(57)に接続され、湯Aは注入口(57)から混合部(70)に注がれる。
濃縮だしは、第1濃縮だしBは、第1濃縮だし投入管(71)を通って第1濃縮だし投入口(77)から空間部(54)に投入され、第2濃縮だしCは、第2濃縮だし投入管(72)を通って第2濃縮だし投入口(78)から空間部(54)に投入され、空間部(54)において、だしパックDの風味が付加された湯Aと濃縮だしが混合されて、だし汁となって、だし汁排出口(26)から排出される構成である。
操作部(35)は、だし汁の定量供給装置(1)を操作して、だし汁を作る為の、複数のスイッチ(図示せず)や表示装置(図示せず)からなっており、正面カバー部(3)に設けられている。
図6は、演算部(38)が、予め定められたシーケンスを実行して、だし汁を作る動作のタイムチャートである。
はじめに、各信号の意味を説明する。絞るタイミング(45)は、人がハンドルレバー(30)を押し下げて、第2プレート(29)を押し下げて、だしパック(49)に圧力をかけて絞る動作を示しており、濃縮だし選択信号(41)は、人が操作部(35)の選択スイッチ(図示せず)により指示した信号であり、濃縮だし選択信号(41)がHの時は、第1濃縮だし容器(47)の第1濃縮だしBが選択された場合であり、濃縮だし選択信号(41)がLの時は、第2濃縮だし容器(47)の第2濃縮だしCが選択された場合を示している。
器(46)が器台(6)に置かれて準備が整って、第1濃縮だしBが選択され、だし注出スイッチ(図示せず)が押されると、演算部(38)は、所定の時間(YT10)だけ湯電磁弁(13)を開く。湯電磁弁(13)が開かれると、湯タンク(8)に貯留された湯Aは混合部(70)の上方の注入口(57)から内部に注がれ、第2プレート(29)の複数の穴から下方に流れ、だしパック(49)の内部に浸透して、だしパックDの風味が付加されて、第1プレート(28)の複数の穴から空間部(54)へ流れ込む。
この時、混合部(70)の内部の湯Aの量は第2プレート(29)の少し上方まで貯まる。
この間に、演算部(38)は、所定の時間(1DT10)だけ、第1濃縮だしポンプ(15)を正転させる。
第1濃縮だしポンプ(15)が正転されると、第1濃縮だし容器(47)の第1濃縮だしBは汲み上げられて、第1濃縮だし投入管(71)に供給され、第1濃縮だし投入口(77)から底面部(27)の空間部(54)へ吐出され、空間部(54)に貯まっている湯Aと混合されて、だし汁となってだし排出口(26)から排出されて器(46)の注がれる。
第1濃縮だし投入管(71)の外周に付着している第1濃縮だしBがあた場合には、だしパックDの風味が付加された湯Aにより底面部(27)の空間部(54)に流される。
この時、混合部(70)の内部の湯Aの量は第2プレート(29)の少し上方まで貯まる。
この間に、演算部(38)は、所定の時間(1DT10)だけ、第2濃縮だしポンプ(16)を正転させる。
第2濃縮だしポンプ(16)が正転されると、第2濃縮だし容器(48)の第2濃縮だしCは汲み上げられて、第2濃縮だし投入管(72)に供給され、第2濃縮だし投入口(78)から底面部(27)の空間部(54)へ吐出され、空間部(54)に貯まっている湯Aと混合されて、だし汁となってだし排出口(26)から排出されて器(46)の注がれる。
だし汁の定量供給装置(101)は、だし汁の定量供給装置(1)の汲み上げポンプ(58)を取り外して、第1濃縮だし洗浄ポンプ(102)と第2濃縮だし洗浄ポンプ(103)を増設し、混合部(70)の代わりに混合部(4)を装着したものである。
また、第1濃縮だし洗浄ポンプ(102)と第2濃縮だし洗浄ポンプ(103)は、図11に示すブロック図の、駆動部(40)により、演算部(38)が回転制御する。
また、第1濃縮だし投入管(20)の上端には配管を差し込んで保持するための配管接続部(51)が設けられ、第2濃縮だし投入管(21)の上端には配管を差し込んで保持するための配管接続部(52)が設けられている。
また、混合部(4)の側面内部には、第1プレート(28)が段差部(53)の上に乗せられ、底面部(27)と第1プレート(28)の間には空間部(54)が形成されており、第1濃縮だし投入口(22)と第2濃縮だし投入口(23)は空間部(54)に位置している。
また、第1プレート(28)の上方には、第2プレート(29)が、第2プレート押さえ(33)により、図7に示すハンドルレバー(30)に吊り下げられており、
レバー取手(31)を人が手で押し下げると、第2プレート(29)が下方へ移動する構造となっている。
また、第1プレート(28)には複数の穴が設けられており、第2プレート(29)には複数の穴が設けられている。
また、湯タンク(8)からの湯配管(10)が、混合部(4)の蓋(図示せず)に設けられた注入口(57)に接続されており、湯Aは注入口(57)から混合部(4)に注がれる。
配管継ぎ手(112)から第1濃縮だし洗浄配管(104)が第1濃縮だし洗浄ポンプ(102)の吐出側に接続されており、第1濃縮だし洗浄ポンプ(102)の吸引側には、第1濃縮だし洗浄湯供給配管(115)が湯タンク(8)まで配設されており、湯タンク(8)に貯留された湯Aを第1濃縮だし投入管(20)に供給できる。
配管継ぎ手(113)から第2濃縮だし洗浄配管(105)が第2濃縮だし洗浄ポンプ(103)の吐出側に接続されており、第2濃縮だし洗浄ポンプ(103)の吸引側には、第2濃縮だし洗浄湯供給配管(116)が湯タンク(8)まで配設されており、湯タンク(8)に貯留された湯Aを第2濃縮だし投入管(21)に供給できる。
第2濃縮だし供給配管(25)には第2クランプ(107)が設けられており、図11に示すブロック図の、駆動部(40)により、演算部(38)が開閉制御する。
第1クランプ(106)は、第1濃縮だしクランプ信号(110)がHの時、クランプは解除され、閉じられていた配管は開き、第1濃縮だしクランプ信号(110)がLの時クランプは閉じられる。
また、第2クランプ(107)は、第2濃縮だしクランプ信号(111)がHの時、クランプは解除され、配管は開き、第2濃縮だしクランプ信号(111)がLの時 クランプは閉じられる。
詳しくは、第1クランプ(106)と第2クランプ(107)にはラッチング式ソレノイド(図示せず)を用い、第1濃縮だし供給配管(24)と第2濃縮だし供給配管(25)には復元力(弾力)のあるシリコンチューブを用いて、
ラッチング式ソレノイド(図示せず)が通電状態でない時には、ラッチング式ソレノイド(図示せず)のプランジャーに設けられたチューブ押さえ具(図示せず)が、バネ力によりシリコンチューブを押さえて配管は閉じられ、
ラッチング式ソレノイド(図示せず)が通電状態の時には、ラッチング式ソレノイド(図示せず)のプランジャーに設けられたチューブ押さえ具(図示せず)が、ソレノイドの引力により、チューブ押さえ具(図示せず)がシリコンチューブから離れて、シリコンチューブの復元力により、配管は開く。
このように、ラッチング式ソレノイド(図示せず)が通電状態ではない時には、配管は閉じられる構成にしているので、だし汁の定量供給装置(101)が作動中に瞬間的な停電が発生した場合には配管は閉じられるので濃縮だしが混同されることはない。
図12は、演算部(38)が、予め定められたシーケンスを実行して、だし汁を作る動作のタイムチャートである。
はじめに、各信号の意味を説明する。絞るタイミング(45)は、人がハンドルレバー(30)を押し下げて、第2プレート(29)を押し下げて、だしパック(49)に圧力をかけて絞る動作を示しており、濃縮だし選択信号(41)は、人が操作部(35)の選択スイッチ(図示せず)により指示された信号であり、濃縮だし選択信号(41)がHの時は、第1濃縮だし容器(47)の第1濃縮だしBが選択された場合であり、濃縮だし選択信号(41)がLの時は、第2濃縮だし容器(47)の第2濃縮だしCが選択された場合を示している。
器(46)が器台(6)に置かれて準備が整って、第1濃縮だしBが選択され、だし注出スイッチ(図示せず)が押されると、演算部(38)は、所定の時間(YT10)だけ湯電磁弁(13)を開く。湯電磁弁(13)が開かれると、湯タンク(8)に貯留された湯Aは混合部(4)の上方の注入口(57)から内部に注がれ、第2プレート(29)の複数の穴から下方に流れ、だしパック(49)の内部に浸透して、だしパックDの風味が付加されて、第1プレート(28)の複数の穴から空間部(54)へ流れ込む。
この時、混合部(4)の内部の湯Aの量は第2プレート(29)の少し上方まで貯まる。
この間に、演算部(38)は、所定の時間(1CL30)だけ第1クランプ(106)を開き、所定の時間(1DT20)だけ、第1濃縮だしポンプ(15)を正転させる。
第1濃縮だしポンプ(15)が正転されると、第1濃縮だし容器(47)の第1濃縮だしBは汲み上げられて、第1濃縮だし投入管(20)に供給され、第1濃縮だし投入口(22)から底面部(27)の空間部(54)へ吐出され、空間部(54)に貯まっている湯Aと混合されて、だし汁となってだし排出口(26)から排出されて器(46)の注がれる。
第1濃縮だし洗浄ポンプ(102)が起動されると、湯タンク(8)の湯Aが第1濃縮だし投入管(20)に供給され、第1濃縮だし投入管(20)の内部に付着している第1濃縮だしBは、湯Aにより、底面部(27)の空間部(54)に流される。
この時、混合部(4)の内部の湯Aの量は第2プレート(29)の少し上方まで貯まる。
この間に、演算部(38)は、所定の時間(2CL30)だけ第2クランプ(107)を開き、所定の時間(2DT20)だけ、第2濃縮だしポンプ(16)を正転させる。
第2濃縮だしポンプ(16)が正転されると、第2濃縮だし容器(48)の第2濃縮だしCは汲み上げられて、第2濃縮だし投入管(21)に供給され、第2濃縮だし投入口(23)から底面部(27)の空間部(54)へ吐出され、空間部(54)に貯まっている湯Aと混合されて、だし汁となってだし排出口(26)から排出されて器(46)の注がれる。
第2濃縮だし洗浄ポンプ(103)が起動されると、湯タンク(8)の湯Aが第2濃縮だし投入管(21)に供給され、第2濃縮だし投入管(21)の内部に付着している第2濃縮だしCは、湯Aにより、底面部(27)の空間部(54)に流される。
この時、混合部(4)の内部の湯Aの量は、だし汁排出口(26)から排出される量よりも、上方から注ぎ込まれる量の方が多いので、第2プレート(29)の少し上方まで貯まる。
この間に、演算部(38)は、所定の時間(1CL30)だけ第1クランプ(106)を開き、所定の時間(2CL30)だけ第2クランプ(107)を開き、
また、所定の時間(1DT20)だけ、第1濃縮だしポンプ(15)を正転させると同時に、所定の時間(2DT20)だけ、第2濃縮だしポンプ(16)を正転させる。
第1濃縮だしポンプ(15)が正転されると、第1濃縮だし容器(47)の第1濃縮だしBは汲み上げられて、第1濃縮だし投入管(20)に供給され、第1濃縮だし投入口(22)から底面部(27)の空間部(54)へ吐出され、
第2濃縮だしポンプ(16)が正転されると、第2濃縮だし容器(48)の第2濃縮だしCは汲み上げられて、第2濃縮だし投入管(21)に供給され、第2濃縮だし投入口(23)から底面部(27)の空間部(54)へ吐出される。
空間部(54)に吐出された第1濃縮だしBと第2濃縮だしCは、湯Aと混合され、第1濃縮だしBと第2濃縮だしCが調合されただし汁となってだし排出口(26)から排出されて器(46)の注がれる。
第1濃縮だしポンプ(15)を停止し、第1クランプ(106)を閉じ、第2濃縮だしポンプ(16)を停止し、第2クランプ(107)を閉じ、湯電磁弁(13)を閉じ、第1濃縮だし洗浄ポンプ(102)を所定の時間(1ST40)だけ起動し、第2濃縮だし洗浄ポンプ(103)を所定の時間(2ST40)だけ起動する。
第1濃縮だし洗浄ポンプ(102)が起動されると、湯タンク(8)の湯Aが第1濃縮だし投入管(20)に供給され、第1濃縮だし投入管(20)の内部に付着している第1濃縮だしBは、湯Aにより、底面部(27)の空間部(54)に流され、第2濃縮だし洗浄ポンプ(103)が起動されると、湯タンク(8)の湯Aが第2濃縮だし投入管(21)に供給され、第2濃縮だし投入管(21)の内部に付着している第2濃縮だしCは、湯Aにより、底面部(27)の空間部(54)に流される。
この場合、第3の混合部は、第3濃縮だし投入管(図示せず)も含めて橋渡しするようにした第3の湯貯留部(図示せず)を設けたものを装着する。
2 本体部
3 正面カバー部
4 混合部
5 混合部装着部
6 器台
7 濃縮だし容器保持台
8 湯タンク
9 給水管
10 湯配管
11 排水管
12 給水電磁弁
13 湯電磁弁
14 排水弁
15 第1濃縮だしポンプ
16 第2濃縮だしポンプ
17 第1濃縮だし吸引配管
18 第2濃縮だし吸引配管
19 濃縮だし投入複合管
20 第1濃縮だし投入管
21 第2濃縮だし投入管
22 第1濃縮だし投入口
23 第2濃縮だし投入口
24 第1濃縮だし供給配管
25 第2濃縮だし供給配管
26 だし汁排出口
27 底面部
28 第1プレート
29 第2プレート
30 ハンドルレバー
31 レバー取手
32 レバー支点
33 第2プレート押さえ
34 制御装置
35 操作部
36 設定操作部
37 湯タンク制御部
38 演算部
39 記憶部
40 駆動部
41 濃縮だし選択信号
42 湯電磁弁起動信号
43 第1濃縮だしポンプ正転信号
44 第2濃縮だしポンプ正転信号
45 絞るタイミング
46 器
47 第1濃縮だし容器
48 第2濃縮だし容器
49 だしパック
50 上面
51 配管接続部
52 配管接続部
53 段差部
54 空間部
55 第1濃縮だしポンプ逆転信号
56 第2濃縮だしポンプ逆転信号
57 注入口
58 湯汲み上げポンプ
59 湯汲み上げ配管
60 湯排出配管
61 汲み上げ口
62 排出口
63 湯汲み上げポンプ起動信号
70 混合部
71 第1濃縮だし投入管
72 第2濃縮だし投入管
73 湯貯留部
74a 配湯孔
74b 配湯孔
74c 配湯孔
74d 配湯孔
75a 配湯孔
75b 配湯孔
75c 配湯孔
75d 配湯孔
76a 配湯穴
76b 配湯穴
76c 配湯穴
76d 配湯穴
76e 配湯穴
76f 配湯穴
76g 配湯穴
76h 配湯穴
77 第1濃縮だし投入口
78 第2濃縮だし投入口
79 配管接続部
80 配管接続部
81 底面
82 側面
101 だし汁の定量供給装置
102 第1濃縮だし洗浄ポンプ
103 第2濃縮だし洗浄ポンプ
104 第1濃縮だし洗浄配管
105 第2濃縮だし洗浄配管
106 第1クランプ
107 第2クランプ
108 第1濃縮だし洗浄ポンプ起動信号
109 第2濃縮だし洗浄ポンプ起動信号
110 第1濃縮だしクランプ信号
111 第2濃縮だしクランプ信号
112 配管継ぎ手
113 配管継ぎ手
114 調合指示信号
115 第1濃縮だし洗浄湯供給配管
116 第2濃縮だし洗浄湯供給配管
A 湯
B 第1濃縮だし
C 第2濃縮だし
D だしパック
E 注がれた湯
F 混合部から汲み上げられた湯
Claims (10)
- 湯を貯留する湯タンクと、濃縮だし容器の濃縮だしを汲み上げるための配管と濃縮だしポンプと、湯と濃縮だしを混合するための混合部と、前記混合部に濃縮だしを投入するための濃縮だし投入管を有し、前記濃縮だし容器から汲み上げた濃縮だしと前記湯タンクに貯留された湯を所定の割合で混合し、だし汁を提供するだし汁の定量供給装置であって、
前記配管と前記濃縮だしポンプと前記濃縮だし投入管を1つの系統とした配管系統を複数設け、前記濃縮だし容器毎に前記配管系統を割り付けることにより、複数の濃縮だしを混同することなく湯と混合し、前記混合部に注がれた湯を汲み上げる湯汲み上げポンプを設け、前記湯汲み上げポンプにより、前記混合部に注がれた湯を汲み上げて前記濃縮だし投入管に流入させることにより、前記濃縮だし投入管の内部に付着した濃縮だしを前記混合部の底面に流すことを特徴とするだし汁の定量供給装置。 - 前記濃縮だし投入管の外周に、湯を貯留する湯貯留部を設け、前記濃縮だし投入管の肉厚部に、外側から内側へ貫通する配湯孔を設け、前記混合部から汲み上げた湯を前記湯貯留部に注ぐことにより、前記濃縮だし投入管に流入させることを特徴とする前記請求項1のだし汁の定量供給装置。
- 前記濃縮だし投入管に濃縮だしを供給するための濃縮だし供給配管をクランプすることにより、前記濃縮だしポンプの吐出側に垂れ下がった濃縮だしが前記濃縮だし投入管に流入することを防止することを特徴とする前記請求項1、請求項2のいずれかに記載のだし汁の定量供給装置。
- 濃縮だし選択信号に基づき、前記複数の濃縮だしポンプを時分割で起動し、複数の種類の濃縮だしを時分割で前記混合部に吐出して湯と混合することを特徴とする前記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のだし汁の定量供給装置。
- 濃縮だし調合指示信号に基づき、前記複数の濃縮だしポンプを同時に起動し、複数の種類の濃縮だしを同時に前記混合部に吐出し、複数の濃縮だしを調合することを特徴とする前記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のだし汁の定量供給装置。
- 湯を貯留する湯タンクと、濃縮だし容器の濃縮だしを汲み上げるための配管と濃縮だしポンプと、湯と濃縮だしを混合するための混合部と、前記混合部に濃縮だしを投入するための濃縮だし投入管を有し、前記濃縮だし容器から汲み上げた濃縮だしと前記湯タンクに貯留された湯を所定の割合で混合し、だし汁を提供するだし汁の定量供給装置であって、
前記配管と前記濃縮だしポンプと前記濃縮だし投入管を1つの系統とした配管系統を複数設け、前記濃縮だし容器毎に前記配管系統を割り付けることにより、複数の濃縮だしを混同することなく湯と混合し、前記湯タンクの湯を前記濃縮だし投入管に流入させるための濃縮だし洗浄ポンプを設け、前記湯タンクの湯を濃縮だし投入管に流入させるることにより、前記濃縮だし投入管の内部に付着した濃縮だしを前記混合部の底面に流すことを特徴とするだし汁の定量供給装置。 - 前記濃縮だし投入管に濃縮だしを供給するための濃縮だし供給配管をクランプすることにより、前記濃縮だしポンプの吐出側に垂れ下がった濃縮だしが前記濃縮だし投入管に流入することを防止することを特徴とする前記請求項6のだし汁の定量供給装置。
- 濃縮だし選択信号に基づき、前記複数の濃縮だしポンプを時分割で起動し、複数の種類の濃縮だしを時分割で前記混合部に吐出して湯と混合することを特徴とする前記請求項6、請求項7のいずれかに記載のだし汁の定量供給装置。
- 濃縮だし調合指示信号に基づき、前記複数の濃縮だしポンプを同時に起動し、複数の種類の濃縮だしを同時に前記混合部に吐出し、複数の濃縮だしを調合することを特徴とする前記請求項6、請求項7のいずれかに記載のだし汁の定量供給装置。
- 湯を貯留する湯タンクと、濃縮だし容器の濃縮だしを汲み上げるための配管と濃縮だしポンプと、湯と濃縮だしを混合するための混合部と、前記混合部に濃縮だしを投入するための濃縮だし投入管を有し、前記濃縮だし容器から汲み上げた濃縮だしと前記湯タンクに貯留された湯を所定の割合で混合し、だし汁を提供するだし汁の定量供給装置であって、
前記配管と前記濃縮だしポンプと前記濃縮だし投入管を1つの系統とした配管系統を複数設け、前記濃縮だし容器毎に前記配管系統を割り付けることにより、複数の濃縮だしを混同することなく湯と混合し、前記濃縮だし投入管の肉厚部に、外側から内側へ貫通する配湯孔を設け、前記混合部に注がれた湯を前記濃縮だし投入管に流入させることにより、
前記濃縮だし投入管の内部に付着した濃縮だしを前記混合部の底面に流すことを特徴とするだし汁の定量供給装置。
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JP2019001481A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-01-10 | 極東産機株式会社 | だし汁の定量供給装置 |
CN114988337A (zh) * | 2022-06-28 | 2022-09-02 | 宁德市星光食品有限公司 | 一种鲍鱼灌装机 |
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-
2017
- 2017-07-14 JP JP2017137756A patent/JP6936645B2/ja active Active
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