JP2019018577A - 印刷装置、印刷システム、及び、印刷装置の制御方法 - Google Patents
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本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、無線通信機能を有する印刷装置について、想定していない外部装置による使用されることを防止することを目的とする。
本発明の構成によれば、無線通信機能を有する印刷装置について、想定していない外部装置によって使用されることを防止できる。
本発明の構成によれば、識別情報をユーザーに通知して、ユーザーにペアリングの許可/拒否を判断させることができ、また、識別情報に基づくユーザーの判断に従って、ペアリングの許可/拒否を判別できる。
本発明の構成によれば、印刷機能を有する特性を利用して、ユーザーに、ペアリングを行う場合と行わない場合に行うべき操作を通知でき、また、ユーザーの判断に従って、ペアリングの許可/拒否を判別できる。
本発明の構成によれば、印刷装置は、ペアリング可否情報に基づいてペアリングを行うか否かを判別することにより、印刷装置が想定していない外部装置によって使用されることを防止できる。
本発明の構成によれば、ユーザーは、端末等から印刷装置に制御コマンドを出力することにより、ペアリング可否情報の内容を変更できる。
本発明の構成によれば、無線通信機能を有する印刷装置について、想定していない外部装置によって使用されることを防止できる。
本発明の構成によれば、無線通信機能を有する印刷装置について、想定していない外部装置によって使用されることを防止できる。
図1は、第1実施形態に係る印刷システム1を示す図である。
印刷システム1は、ショッピングセンターや、百貨店、コンビニエンスストア等の小売店や、レストランや、喫茶店、居酒屋等の飲食店等の店舗に適用されるシステムである。
印刷システム1は、顧客が購入した商品に応じた会計を行う機能、会計に応じてレシートを発行する機能等を備える。
印刷システム1が適用される店舗には、顧客が会計を行なうレジカウンターLが設けられる。レジカウンターLには、会計に応じてレシートを発行可能な印刷装置10が設けられる。また、レジカウンターLで会計を担当するレジ担当者には、制御装置11が付与される。
印刷装置10と、各レジ担当者に付与された制御装置11とは、事前に、Bluetooth(登録商標)の規格に従ってペアリングが行われる。
レジカウンターLにおける会計に際し、レジ担当者は、自身に付与された制御装置11を、印刷装置10とBluetoothに従って無線接続すると共に、制御装置11に事前にインストールされた専用のアプリケーション(以下、「専用アプリAP」と表現する。)を起動する。
専用アプリAPは、レジカウンターLにおける会計に際し、レジ担当者に所定のユーザーインターフェースを提供する。レジ担当者は、当該ユーザーインターフェースに、会計に対応する入力を行い、また、ユーザーインターフェースに表示された会計に関する情報を参照する。
制御装置11は、レジカウンターLで行われる会計に応じて、専用アプリAPの機能により、印刷装置10を制御して、レシートを発行させる。印刷装置10により発行されたレシートは、顧客に引き渡される。
図2に示すように、印刷装置10は、印刷部21と、記憶部22と、無線通信部23と、入力部24と、センサーユニット25と、を備える。
センサーは、印刷装置10に設けられた図示しないカバーの開閉状態を検出するセンサーや、ロール紙の位置を検出する位置検出センサー、ロール紙の搬送に関するエラー、印刷機構に関するエラー、その他エラーを検出するセンサー、切断機構が有するカッターの位置を検出するセンサー等、印刷機構が有するサーマルヘッドの温度を検出するセンサー、ロール紙の紙切れを検出するセンサー等を含む。
制御部20は、センサーユニット25からの入力に基づいて、印刷装置10の状態を検出する。
図2に示すように、制御装置11は、制御装置制御部30と、タッチパネル31と、制御装置記憶部32と、制御装置無線通信部33と、を備える。
以下の説明では、印刷装置10と、制御装置11との間でペアリングが行われており、これら装置が無線接続された状態(通信リンクが確立した状態)である。また、制御装置11の専用アプリAPが起動されており、専用アプリAPが提供するユーザーインターフェースが、タッチパネル31に表示された状態である。
以下の説明において、制御装置制御部30は、専用アプリAP、専用アプリAPにより呼び出し可能なAPI((Application Programming Interface))、及び、制御装置11のOSを含む制御プログラムの機能に基づいて処理を実行する。
次いで、制御装置制御部30は、制御装置無線通信部33を制御して、生成した印刷データを、印刷装置10に送信する。
印刷装置10の制御部20は、無線通信部23を制御して、制御装置11が送信した印刷データを受信する。
次いで、制御部20は、受信した印刷データに基づいて、印刷部21を制御してレシートを発行する。
ここで、印刷装置10と、レジ担当者に付与された制御装置11以外の端末、すなわち、印刷装置10との通信が許可されない端末との間で、ペアリングが行われることを防止する必要がある。悪意を持った第三者が、自身の端末と印刷装置10とを接続して印刷装置10を占有したり、また、印刷装置10に想定されない情報を印刷させたりすることが可能となるからである。
そして、通信が許可されない外部装置がペアリングされることを防止すれば、当該外部装置は印刷装置10と無線接続できず、印刷装置10が第三者により悪意をもって使用されることを防止できる。
以上を踏まえ、本実施形態に係る印刷装置10は、ペアリングに関し、以下の処理を実行する。
図3のフローチャートの開始時点では、印刷装置10は、制御装置11と無線接続されておらず、任意の外部装置が、印刷装置10に対してペアリング要求を行える状態である。
ペアリング要求があった場合(ステップSA1:YES)、制御部20は、ペアリング要求を行った外部装置のデバイス名と、BDアドレス(Bluetoothデバイスに一意に付与された識別情報)とを取得する(ステップSA2)。
ここで、印刷装置10の制御部20は、ペアリング要求を受け付けた場合、ペアリング要求を行った外部装置と、対応するプロトコルに従った手続きで通信し、デバイス名、及び、BDアドレスを取得する。
BDアドレスが、「識別情報」に相当する。
不許可リストとは、後述する方法によって、ペアリングを許可しない外部装置のBDアドレスが登録されたリストである。制御部20は、不許可リストに登録されたBDアドレスの外部装置からペアリング要求があった場合であっても、ペアリングを行わない。
BDアドレスが不許可リストに登録されている場合(ステップSA4:YES)、制御部20は、ペアリング要求を行った外部装置とペアリングを行わず、プロトコルに従って、ペアリングが失敗したことを示す情報を含むペアリング確認信号を応答する(ステップSA5)。
ペアリング可否シートには、ペアリング要求を行った外部装置のデバイス名、及び、BDアドレスが印刷される。また、ペアリング可否シートには、ペアリング要求を行った外部装置とペアリングを許可する場合にユーザーが行う操作、ペアリング要求を行った外部装置とのペアリングを今回は許可しない場合にユーザーが行う操作、及び、ペアリング要求を行った外部装置とのペアリングを今回も含め今後も許可しない場合にユーザーが行う操作を示す情報が印刷される。
図4に例示したペアリング可否シートは、エリアとして、エリアA1〜エリアA3の3つのエリアを有する。
エリアA1には、ペアリング要求を行った外部装置のデバイス名と、BDアドレスとが印刷される。
また、エリアA2には、モード1〜モード3の3つのモードが選択可能である旨の情報が印刷される。また、エリアA2には、モード1はペアリングを許可するモードであり、モード2はペアリングを今回は許可しないモードであり、モード3はペアリングを今回も含め今後も許可しないモードであることを示す情報が印刷される。
また、エリアA3には、モード1〜モード3のいずれかを選択するときの手順を示す情報が印刷される。手順は、具体的には、モード1を選択する場合、フィードスイッチ242(Feed button)を1秒未満で1回押下した後、フィードスイッチ242を1秒以上で1回押下する操作(以下、「第1操作」という。)を行う。モード2を選択する場合、フィードスイッチ242を1秒未満で2回押下した後、フィードスイッチ242を1秒以上で1回押下する操作(以下、「第2操作」という。)を行う。モード3を選択する場合、フィードスイッチ242を1秒未満で3回押下した後、フィードスイッチ242を1秒以上で1回押下する操作(以下、「第3操作」という。)を行う。
また、ユーザーは、以下のようにして、外部装置とのペアリングを許可すべきか否かを判断できる。
例えば、事前に、印刷装置10に無線接続可能な制御装置11のBDアドレスの一覧表が用意され、レジカウンターLの所定の位置に置かれる。そして、ユーザーは、ペアリング可否シートに印刷されたBDアドレスが一覧表に記載されている場合、ペアリングを許可すると判断でき、一覧表に記載されていない場合、ペアリングを許可しないと判断できる。
また例えば、上述したように、印刷装置10と無線接続することが想定された装置は、レジ担当者に付与された制御装置11である。これを踏まえ、ユーザーは、印刷装置10の周囲における制御装置11の有無等の周囲の状況から、印刷装置10に対するペアリング要求が、担当者に付与された制御装置11からのペアリング要求であると判断できる場合ペアリングを許可すると判断でき、制御装置11からのペアリング要求ではないと判断できる場合、ペアリングを許可しないと判断できる。
特に、ユーザーは、ペアリング要求があったときの状況や、過去の経緯等を踏まえ、悪意を持った第三者に係る外部装置からのペアリング要求であると判断できる場合は、今回含め、今後もペアリングを許可すべきでないと判断できる。
ユーザーは、判断結果に応じて、第1操作〜第3操作のうちのいずれかの操作を行う。
いずれかの操作が行われた場合(ステップSA9:YES)、制御部20は、第1操作〜第3操作のうち、いずれの操作が行われかを判別する(ステップSA10)。
次いで、制御部20は、対応するプロトコルに従って、ペアリングが失敗したことを示す情報を含むペアリング確認信号を応答する(ステップSA14)。この結果、ステップSA1で受け付けたペアリング要求に基づくペアリングは行われない。
次いで、制御部20は、対応するプロトコルに従って、ペアリングが失敗したことを示す情報を含むペアリング確認信号を応答する(ステップSA16)。
次いで、制御部20は、上述した不許可リストに、ステップSA2で取得したBDアドレス(ペアリング要求を行った外部装置のBDアドレス)を登録する(ステップSA17)。この結果、ペアリング要求を行った外部装置から、後にペアリング要求があった場合であっても、当該ペアリング要求に基づくペアリングは行われない。
この構成によれば、外部装置のBDアドレスに基づいてペアリングを行うか否かが判別され、判別結果に応じて外部装置のペアリングが行われるため、印刷装置10と無線接続されることが想定されない制御装置11のペアリングが行われることが防止され、印刷装置10が悪意を持って使用されることを防止できる。
この構成によれば、印刷装置10は、BDアドレスに基づくユーザーの判断に従って、ペアリングを行う/行わないを決定できる。
この構成によれば、文字によって情報を表示する表示手段を持たない印刷装置10について、印刷機能を有する特性を利用して、ユーザーに、ペアリングを行う場合と行わない場合に行うべき操作を通知することができる。
次に、第2実施形態について説明する。
上述した第1実施形態では、印刷装置10は、ユーザーからの入力に基づいて、ペアリングを許可するか否かを判別した。一方、第2実施形態では、以下の方法で、印刷装置10は、ペアリングを許可するか否かを判断する。
図5に示すように、印刷装置10の制御部20は、外部装置からペアリング要求があったか否かを監視する(ステップSB1)。
ペアリング要求があった場合(ステップSB1:YES)、制御部20は、ペアリングに関するモードとして、第1ペアリングモード〜第4ペアリングモードのいずれが設定されているかを判別する(ステップSB2)。第1ペアリングモード〜第4ペアリングモードの各モードにおける印刷装置10の動作については後述する。ユーザーは、第1ペアリングモード〜第4ペアリングモードのいずれか1つのモードを、ペアリングに関するモードとして事前に設定できる。
上述したように、外部装置からのペアリング要求に応じて、制御部20は、当該外部装置のBDアドレス、及び、デバイス名を取得する。
第1ペアリングモードは、外部装置からペアリング要求があった場合、拒否することなく、ペアリング要求に基づくペアリングを実行するモードである。
ステップSB3において、制御部20は、ペアリング要求に応じてペアリングを行い、外部装置に対してペアリングが成功したことを示す情報を含むペアリング確認信号を応答する。
第1ペアリングモードは、例えば、印刷装置10が、悪意を持った第三者に係る端末と通信できない場所にある等、印刷装置10との無線接続が許可されない外部装置がペアリング要求を行えない状況の場合に選択される。
第2ペアリングモードは、外部装置からペアリング要求があった場合、許可することなく、ペアリング要求に基づくペアリングを実行しないモードである。
ステップSB4において、制御部20は、ペアリング要求に応じたペアリングを実行せず、外部装置に対してペアリングが失敗したことを示す情報を含むペアリング確認信号を応答する。
第2ペアリングモードは、例えば、印刷装置10に、無線接続が許可された制御装置11のペアリングが完了しており、印刷装置10と新たにペアリングが必要な外部装置が存在しない状況の場合に選択される。
すなわち、制御部20は、記憶部22が記憶するデバイスリスト(ペアリング可否情報)を参照する(ステップSB5)。
図6に示すように、デバイスリストは、複数のレコードを有し、各レコードは、BDアドレスと、許可/拒否情報とを有する。
許可/拒否情報は、外部装置からペアリング要求があった場合に、ペアリングを許可するか否かを示す情報であり、例えば、ペアリングを許可する場合は「1」、許可しない場合は「0」となるフラグである。
デバイスリストの1件のレコードは、1の外部装置について、当該1の外部装置のBDアドレスと、当該1の外部装置からペアリング要求があった場合にペアリングを許可するか否かを示す許可/拒否情報と、を対応付ける。
すなわち、所定のソフトウェアツールがインストールされた端末を用意し、印刷装置10と接続する。印刷装置10と端末との接続は、どのような方法で行われてもよく、例えば、Bluetoothに従った無線接続であってもよく、他の方法で接続可能な場合は他の方法で接続されてもよい。
ソフトウェアツールは、デバイスリストの内容の変更に関する所定のユーザーインターフェースを提供する機能を有する。ユーザーは、当該ユーザーインターフェースに、デバイスリストに新たなレコードの生成や、登録されたレコードの削除、登録されたレコードにおけるBDアドレスの値の変更、許可/拒否情報の内容の変更等の指示、及び、必要な情報を入力できる。
端末は、ユーザーインターフェースに対するユーザーの入力があり、当該入力が確定した場合、ユーザーの入力に対応してデバイスリストの内容を変更させる制御コマンドを生成し、印刷装置10に送信する。
印刷装置10の制御部20は、制御コマンドを受信し、受信した制御コマンドに基づいて、デバイスリストの内容を変更する。
デバイスリストを参照した後、制御部20は、ペアリング要求を行った外部装置のBDアドレスがデバイスリストに登録されており、かつ、対応する許可/拒否情報がペアリングを許可することを示す情報であるか否かを判別する(ステップSB6)。
ペアリング要求を行った外部装置のBDアドレスがデバイスリストに登録されており、かつ、対応する許可/拒否情報がペアリングを許可することを示す情報である場合(ステップSB6:YES)、制御部20は、ペアリング要求に応じてペアリングを実行し、外部装置に対してペアリングが成功したことを示す情報を含むペアリング確認信号を応答する(ステップSB7)。
ペアリング要求を行った外部装置のBDアドレスがデバイスリストに登録されていないか、又は、対応する許可/拒否情報がペアリングを拒否することを示す情報である場合(ステップSB6:NO)、制御部20は、ペアリング要求に応じたペアリングを実行せず、外部装置に対してペアリングが失敗したことを示す情報を含むペアリング確認信号を応答する(ステップSB8)。
すなわち、例えば、印刷装置10との無線接続が許可される外部装置(制御装置11)が、予め定められている場合である。このような場合、事前に、ユーザーは、印刷装置10との無線接続が許可される外部装置のそれぞれについて、デバイスリストに、BDアドレスと、ペアリングを許可することを示す許可/拒否情報とを対応付けたレコードを登録する。これにより、第3ペアリングモードに従った処理が行われることによって、印刷装置10との無線接続が許可される外部装置について、ペアリングを行うことができる。
すなわち、制御部20は、記憶部22が記憶するデバイスリスト(ペアリング可否情報)を参照する(ステップSB9)。
デバイスリストを参照した後、制御部20は、ペアリング要求を行った外部装置のBDアドレスがデバイスリストに登録されており、かつ、対応する許可/拒否情報がペアリングを拒否することを示す情報であるか否かを判別する(ステップSB10)。
ペアリング要求を行った外部装置のBDアドレスがデバイスリストに登録されており、かつ、対応する許可/拒否情報がペアリングを拒否することを示す情報である場合(ステップSB10:YES)、制御部20は、ペアリング要求に応じたペアリングを行わず、外部装置に対してペアリングが失敗したことを示す情報を含むペアリング確認信号を応答する(ステップSB11)。
ペアリング要求を行った外部装置のBDアドレスがデバイスリストに登録されていないか、又は、対応する許可/拒否情報がペアリングを許可することを示す情報である場合(ステップSB10:NO)、制御部20は、ペアリング要求に応じたペアリングを実行し、外部装置に対してペアリングが成功したことを示す情報を含むペアリング確認信号を応答する(ステップSB12)。
すなわち、例えば、悪意を持った第三者に係る端末(外部装置)が、判明している場合である。このような場合、事前に、ユーザーは、悪意を持った第三者に係る端末のそれぞれについて、デバイスリストに、BDアドレスと、ペアリングを拒否することを示す許可/拒否情報とを対応付けたレコードを登録する。これにより、第4ペアリングモードに従った処理が行われることによって、悪意を持った第三者に係る端末とペアリングが行われ、当該端末により印刷装置10が使用されることが防止される。
本発明の構成によれば、印刷装置10は、デバイスリストに基づいて、外部装置からペアリング要求があった場合に、ペアリングを行うか否かを判別することにより、印刷装置10と無線接続することが許可されない外部装置について、ペアリングが行われることを防止できる。
この構成によれば、ユーザーは、適宜、デバイスリストの内容を変更して、印刷装置10と無線接続することが許可されない外部装置についてペアリングが行われないよう、デバイスリストの内容を適切なものとすることができる。
例えば、上述した実施形態では、印刷システム1が店舗に用いられ、制御装置11の制御で印刷装置10がレシートを発行する場合を例にして発明を説明した。しかしながら、印刷システム1の使用態様は例示したものに限らない。すなわち、本発明は、ペアリングが完了した装置と無線通信する印刷装置10、及び、印刷装置10と制御装置11とがペアリングを行って無線通信するシステムに適用できる。
また、上述した実施形態では、印刷装置10は、サーマルプリンターであったが、印刷装置10のプリント形式はサーマル式に限らず、インクジェット式等の他の形式であってもよい。また、印刷装置10は、台等に載置されて使用される据え置きタイプのものであってもよく、持ち運び可能なモバイルタイプのものであってもよい。
また、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
Claims (6)
- 記録媒体に印刷を実行する印刷部と、
無線通信する無線通信部と、
ペアリングが完了した外部装置から無線通信で受信した印刷データに基づいて前記印刷部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、外部装置からペアリング要求があった場合、前記外部装置を識別する識別情報を取得し、前記印刷部を制御して、前記識別情報を印刷させ、前記外部装置とのペアリングを許可するか否かの入力を受け付け、入力に基づいてペアリングを行うか否かを判別することを特徴とする印刷装置。 - 操作スイッチを備え、
前記制御部は、
前記外部装置からペアリング要求があった場合、前記印刷部を制御して、前記識別情報、及び、前記外部装置とのペアリングを許可する場合の前記操作スイッチの操作と許可しない場合の前記操作スイッチの操作とを示す情報を印刷させ、前記操作スイッチに対して行われた操作に基づいてペアリングを行うか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記識別情報と、前記識別情報の前記外部装置とのペアリングを許可するか否かを示す情報と、を対応付けたペアリング可否情報を記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、
前記外部装置からペアリング要求があった場合、前記記憶部が記憶する前記ペアリング可否情報に基づいて、ペアリングを行うか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記制御部は、
前記ペアリング可否情報の内容の変更を指示する制御コマンドを受信し、受信した前記制御コマンドに基づいて、前記ペアリング可否情報の内容を変更することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。 - ペアリング要求を行う外部装置と、
記録媒体に印刷を実行する印刷部、無線通信する無線通信部、及び、ペアリングが完了した前記外部装置から無線通信で受信した印刷データに基づいて前記印刷部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記外部装置からペアリング要求があった場合、前記外部装置を識別する識別情報を取得し、前記印刷部を制御して、前記識別情報を印刷させ、前記外部装置とのペアリングを許可するか否かの入力を受け付け、入力に基づいてペアリングを行うか否かを判別する印刷装置と、
を備えることを特徴とする印刷システム。 - ペアリングが完了した外部装置から無線通信で受信した印刷データに基づいて印刷を実行する印刷装置の制御方法であって、
前記外部装置からペアリング要求があった場合、前記外部装置を識別する識別情報を取得し、前記印刷部を制御して、前記識別情報を印刷させ、前記外部装置とのペアリングを許可するか否かの入力を受け付け、入力に基づいてペアリングを行うか否かを判別する、ことを特徴とする印刷装置の制御方法。
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