JP2022134789A - 印刷システム、端末装置、印刷装置、及び、端末装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】端末装置と印刷装置間の無線通信ができないとき、端末装置側からだけでは要因がわからない。
【解決手段】第1通信モードを用いて互いに無線通信可能であり、第1通信モードとは異なる第2通信モードを用いて互いに無線通信可能である、端末装置と印刷装置とを備えた印刷システムであって、印刷装置は、第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した場合、所定の入力を検出すると、第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像を印刷し、第2通信モードを用いて端末装置と通信し、端末装置からの要求に応じて、第1通信モード時の通信情報を端末装置へ送信し、端末装置は、シンボル画像を読み取って第2通信設定情報を取得し、第2通信モードを用いて印刷装置と通信し、印刷装置へ要求を送信し、印刷装置から第1通信モード時の通信情報を受信して、第1通信モード時の通信状況を判定する。
【選択図】図1
【解決手段】第1通信モードを用いて互いに無線通信可能であり、第1通信モードとは異なる第2通信モードを用いて互いに無線通信可能である、端末装置と印刷装置とを備えた印刷システムであって、印刷装置は、第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した場合、所定の入力を検出すると、第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像を印刷し、第2通信モードを用いて端末装置と通信し、端末装置からの要求に応じて、第1通信モード時の通信情報を端末装置へ送信し、端末装置は、シンボル画像を読み取って第2通信設定情報を取得し、第2通信モードを用いて印刷装置と通信し、印刷装置へ要求を送信し、印刷装置から第1通信モード時の通信情報を受信して、第1通信モード時の通信状況を判定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、印刷システム、端末装置、印刷装置、及び、端末装置の制御方法に関する。
従来、特許文献1に示すように、プリンターに接続しようとする携帯端末側から無線通信の状況を診断する診断方法が知られている。
携帯端末とプリンター間の無線通信ができないとき、携帯端末側からの情報だけでは要因がわからない場合がある。
第1通信モードを用いて互いに無線通信可能であり、前記第1通信モードとは異なる第2通信モードを用いて互いに無線通信可能である、端末装置と印刷装置とを備えた印刷システムであって、前記印刷装置は、前記第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した場合、所定の入力を検出すると、前記第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像を印刷し、前記第2通信モードを用いて前記端末装置と通信し、前記端末装置からの要求に応じて、前記第1通信モード時の通信情報を前記端末装置へ送信し、前記端末装置は、前記シンボル画像を読み取って前記第2通信設定情報を取得し、前記第2通信モードを用いて前記印刷装置と通信し、前記印刷装置へ前記要求を送信し、前記印刷装置から前記第1通信モード時の前記通信情報を受信して、前記第1通信モード時の通信状況を判定する。
端末装置は、印刷装置に対して、第1通信モードを用いて無線通信可能であり、前記第1通信モードとは異なる第2通信モードを用いて無線通信可能である端末装置側通信部と、前記第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した前記印刷装置が記録紙に印刷したもので、前記第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像を、読み取る撮像部と、前記撮像部が読み取った前記シンボル画像から前記第2通信設定情報を取得し、前記端末装置側通信部により前記第2通信モードを用いて前記印刷装置と通信して、前記印刷装置から前記第1通信モード時の通信情報を取得し、前記第1通信モード時の通信状況を判定する端末装置側制御部と、を備える。
印刷装置は、端末装置に対して、第1通信モードを用いて無線通信可能であり、前記第1通信モードとは異なる第2通信モードを用いて無線通信可能である印刷装置側通信部と、記録紙に印刷する印刷部と、所定の入力を検出する検出部と、前記第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した場合、前記検出部により前記所定の入力を検出すると、前記印刷部により前記第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像を印刷し、前記印刷装置側通信部により前記第2通信モードを用いて前記端末装置と通信し、前記端末装置からの要求に応じて、前記第1通信モード時の通信情報を前記端末装置へ送信する印刷装置側制御部と、を備える。
印刷装置に対して、第1通信モードを用いて無線通信可能であり、前記第1通信モードとは異なる第2通信モードを用いて無線通信可能である端末装置側通信部と、前記第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した前記印刷装置が記録紙に印刷したもので、前記第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像を、読み取る撮像部と、を備える端末装置の制御方法であって、前記撮像部が読み取った前記シンボル画像から前記第2通信設定情報を取得し、前記端末装置側通信部により前記第2通信モードを用いて前記印刷装置と通信し、前記印刷装置から前記第1通信モード時の通信情報を取得し、前記第1通信モード時の通信状況を判定する。
1.実施形態
一実施形態に係る印刷システム100は、例えば、ショッピングセンター、百貨店、コンビニエンスストア、車内販売等の小売業や、レストラン、喫茶店、居酒屋等の飲食業等の業務に使用される。印刷システム100は、顧客が購入した商品やサービスに応じて決済処理を行い、レシートを印刷する機能等を有する。
図1は、印刷システム100の構成を示すブロック図を示す。図1に示すように、印刷システム100は、中継装置であるアクセスポイント(以下、APと称する)10、AP20を介して互いに無線で通信可能な印刷装置1と端末装置2とを備える。
一実施形態に係る印刷システム100は、例えば、ショッピングセンター、百貨店、コンビニエンスストア、車内販売等の小売業や、レストラン、喫茶店、居酒屋等の飲食業等の業務に使用される。印刷システム100は、顧客が購入した商品やサービスに応じて決済処理を行い、レシートを印刷する機能等を有する。
図1は、印刷システム100の構成を示すブロック図を示す。図1に示すように、印刷システム100は、中継装置であるアクセスポイント(以下、APと称する)10、AP20を介して互いに無線で通信可能な印刷装置1と端末装置2とを備える。
1-1.印刷装置
図1に示すように、印刷装置1は、制御部10、通信部11、記憶部12、印刷部13、検出部14を備える。それぞれについて具体的に説明していく。
図1に示すように、印刷装置1は、制御部10、通信部11、記憶部12、印刷部13、検出部14を備える。それぞれについて具体的に説明していく。
印刷装置側制御部である印刷装置1の制御部10は、各種の制御を実行するCPUを備える。CPUはプロセッサーともいう。
記憶部12は、例えばフラッシュROM等の書き換え可能な不揮発性メモリーであり、制御プログラム等のファームウェアや、通信に係る設定情報である印刷装置1側の通信設定情報を含む所定の情報を記憶可能である。記憶部12は、制御部10がワークエリアとして使用するRAMも含む。
制御部10は、記憶部12に記憶されているファームウェアを読み出して実行し、印刷装置1の各部を制御する。また、制御部10は、記憶部12から通信設定情報を読み出し、通信部11を制御して通信を行う。
記憶部12は、例えばフラッシュROM等の書き換え可能な不揮発性メモリーであり、制御プログラム等のファームウェアや、通信に係る設定情報である印刷装置1側の通信設定情報を含む所定の情報を記憶可能である。記憶部12は、制御部10がワークエリアとして使用するRAMも含む。
制御部10は、記憶部12に記憶されているファームウェアを読み出して実行し、印刷装置1の各部を制御する。また、制御部10は、記憶部12から通信設定情報を読み出し、通信部11を制御して通信を行う。
印刷装置側通信部である通信部11は、無線LAN(Local Area Network)通信を行うモジュールとアンテナを含む回路で構成される。
通信部11は、Wi‐Fi(登録商標)方式による通信と、Wi‐Fi Direct(登録商標)方式による通信が可能である。それぞれは、無線LANの規格であるIEEE802.11の規格群による無線通信方式である。
通信部11は、図1に示すように、Wi‐Fi方式ではインフラストラクチャーモード(以下、第1通信モードと称する)による通信が可能であり、また、図3に示すように、Wi‐Fi Direct方式ではWi-fi Direct Simple APモード(以下、第2通信モードと称する)による通信が可能である。
第2通信モードでは、通信部11がAPの機能を有する。この場合、図3に示すように、印刷装置1はAP10、AP20を介さず、端末装置2と直接通信することができる。また、誤接続やセキュリティーの脆弱性も防止することができる。
通信部11は、Wi‐Fi(登録商標)方式による通信と、Wi‐Fi Direct(登録商標)方式による通信が可能である。それぞれは、無線LANの規格であるIEEE802.11の規格群による無線通信方式である。
通信部11は、図1に示すように、Wi‐Fi方式ではインフラストラクチャーモード(以下、第1通信モードと称する)による通信が可能であり、また、図3に示すように、Wi‐Fi Direct方式ではWi-fi Direct Simple APモード(以下、第2通信モードと称する)による通信が可能である。
第2通信モードでは、通信部11がAPの機能を有する。この場合、図3に示すように、印刷装置1はAP10、AP20を介さず、端末装置2と直接通信することができる。また、誤接続やセキュリティーの脆弱性も防止することができる。
記憶部12は、印刷装置1側の第1通信モードに係る第1通信設定情報、及び第2通信モードに係る第2通信設定情報を記憶可能である。
記憶部12は、第1通信モードのとき使用可能な、印刷装置1のMAC(Media Access Control)アドレス-1、IP(Internet protocol)アドレス-1、及び、AP10のSSID(Service Set Identifier)-10、パスワード(セキュリティーキー)-10、証明書情報-10を含む情報を互いに対応付けて記憶可能である。また、記憶部12には、第2通信モードのとき使用可能な、印刷装置1のSSID-1、パスワード-1を含む情報も互いに対応付けて記憶可能である。さらに、記憶部12は、印刷装置1の機種名、シリアル番号などの印刷装置1を識別する情報も互いに対応付けて記憶可能である。
記憶部12は、第1通信モードのとき使用可能な、印刷装置1のMAC(Media Access Control)アドレス-1、IP(Internet protocol)アドレス-1、及び、AP10のSSID(Service Set Identifier)-10、パスワード(セキュリティーキー)-10、証明書情報-10を含む情報を互いに対応付けて記憶可能である。また、記憶部12には、第2通信モードのとき使用可能な、印刷装置1のSSID-1、パスワード-1を含む情報も互いに対応付けて記憶可能である。さらに、記憶部12は、印刷装置1の機種名、シリアル番号などの印刷装置1を識別する情報も互いに対応付けて記憶可能である。
制御部10は、印刷装置1側の第1通信モードに係る第1通信設定情報である、少なくともAP10のSSID-10とパスワード-10を記憶部12から読み出し、通信部11を制御して第1通信モードに係る通信設定をし、AP10との間で認証等を行い、第1通信モードによる通信確立をする。
このとき、制御部10は、第1通信設定情報としてAP10の証明書情報-10も認証に使用すると、セキュリティーをより高くすることができる。また、制御部10は、第1通信設定情報としてIPアドレス-1とMACアドレス-1を関連付けさせて使用させることで、セキュリティーをより高くすることができる。
このとき、制御部10は、第1通信設定情報としてAP10の証明書情報-10も認証に使用すると、セキュリティーをより高くすることができる。また、制御部10は、第1通信設定情報としてIPアドレス-1とMACアドレス-1を関連付けさせて使用させることで、セキュリティーをより高くすることができる。
第1通信モードによる通信確立後、制御部10は、通信部11を制御し、第1通信モードを用いて、AP10を介し端末装置2との無線通信を可能とする。
制御部10は、通信部11により、送受信するデータに所定の暗号化と復号化を施すようにし、セキュリティーを高くしている。
制御部10は、第1通信モードのとき、AP10を介して端末装置2から通信部11によりIPアドレス-1を受信すると、記憶部12のIPアドレス-1と照合し、一致すると端末装置2との間でコネクションを張ることができる。
その後、制御部10は、端末装置2から通信部11により印刷データやコマンドを受信し、印刷などの処理を実行することができる。
制御部10は、通信部11により、送受信するデータに所定の暗号化と復号化を施すようにし、セキュリティーを高くしている。
制御部10は、第1通信モードのとき、AP10を介して端末装置2から通信部11によりIPアドレス-1を受信すると、記憶部12のIPアドレス-1と照合し、一致すると端末装置2との間でコネクションを張ることができる。
その後、制御部10は、端末装置2から通信部11により印刷データやコマンドを受信し、印刷などの処理を実行することができる。
一方、制御部10は、第2通信モードに係る第2通信設定情報である、少なくとも印刷装置1のSSID-1とパスワード-1を記憶部12から読み出して通信部11を制御し、通信部11をAPとして機能させる第2通信モードに係る通信設定をする。制御部10は、通信部11により、端末装置2との間で認証等を行い、第2通信モードによる通信確立をする。通信確立後、制御部10は、通信部11を制御し、第2通信モードを用いて、AP10を介さずに、直接端末装置2との無線通信を可能とする。
また、制御部10は、セキュリティーやコネクションについても、第1通信モードのときと同様の制御をすることも可能である。
また、制御部10は、セキュリティーやコネクションについても、第1通信モードのときと同様の制御をすることも可能である。
印刷部13は、ヘッド、搬送機構、カッター等の印刷機構を備える。ヘッドは、一例としてラインサーマルヘッドである。ラインサーマルヘッドは、ライン状に配列した複数の発熱素子を有している。記録紙は、ロール状に巻かれた感熱紙である。搬送機構は、ロール状に巻かれた感熱紙を引き出して搬送する。ラインサーマルヘッドは、搬送機構により搬送される感熱紙に熱を加え、文字や画像を印刷する。カッターは、印刷された感熱紙を切断する。切断された感熱紙の紙片はレシートとして顧客に渡される。
記憶部12には、例えば感熱紙の紙幅の設定や登録されたロゴデータなどの印刷部13に係る印刷設定情報が記憶されている。制御部10は、記憶部12から印刷設定情報を読み出して印刷設定をする。制御部10は、印刷設定に基づき印刷部13を制御し、設定された紙幅内に印刷データを記憶媒体に印刷し、店舗名などのロゴデータを印刷し、所定のレシートとして印刷する。
検出部14は、例えば紙送りスイッチやカバー開閉検出器など、ユーザーの操作による所定の入力を検出するものが含まれる。
制御部10は、紙送りスイッチにより入力を検出すると、印刷部13の搬送機構を制御して、記録紙を搬送する。
カバーは、印刷部13を覆っている。ユーザーがカバーを開くと、制御部10は、カバー開閉検出器によりユーザーがカバーを開いた旨の入力を検出し、印刷部13の動作を停止や禁止する。制御部10は、ユーザーがカバーを開いたとき、動作する印刷部13にユーザーが触れないようにしている。
また、検出部14は、ロール状に巻かれた感熱紙の残量を検出するニアエンドセンサーなどのセンサーでもよい。ニアエンドセンサーは、感熱紙が巻かれたロールの径を検出するようにし、残量を検出するように構成されている。
検出部14は、ユーザーが操作可能な他のスイッチやセンサーでもよい。
制御部10は、紙送りスイッチにより入力を検出すると、印刷部13の搬送機構を制御して、記録紙を搬送する。
カバーは、印刷部13を覆っている。ユーザーがカバーを開くと、制御部10は、カバー開閉検出器によりユーザーがカバーを開いた旨の入力を検出し、印刷部13の動作を停止や禁止する。制御部10は、ユーザーがカバーを開いたとき、動作する印刷部13にユーザーが触れないようにしている。
また、検出部14は、ロール状に巻かれた感熱紙の残量を検出するニアエンドセンサーなどのセンサーでもよい。ニアエンドセンサーは、感熱紙が巻かれたロールの径を検出するようにし、残量を検出するように構成されている。
検出部14は、ユーザーが操作可能な他のスイッチやセンサーでもよい。
1-2.端末装置
図1に示す端末装置2は、印刷システム100における決済処理用の装置であり、印刷装置1に対して第1通信モードによりAP20を介して通信可能な装置であり、印刷装置1を制御してレシートを印刷させる印刷制御装置でもある。
図1に示すように、端末装置2は、制御部20、通信部21、記憶部22、カメラ23、タッチパネル24を備える。それぞれについて具体的に説明する。
図1に示す端末装置2は、印刷システム100における決済処理用の装置であり、印刷装置1に対して第1通信モードによりAP20を介して通信可能な装置であり、印刷装置1を制御してレシートを印刷させる印刷制御装置でもある。
図1に示すように、端末装置2は、制御部20、通信部21、記憶部22、カメラ23、タッチパネル24を備える。それぞれについて具体的に説明する。
端末装置側制御部である端末装置2の制御部20は、各種の制御を実行するCPUを備える。CPUはプロセッサーともいう。
記憶部22は、例えばフラッシュROM等の書き換え可能な不揮発性メモリーであり、OS(Operating System)、API(Application Programming Interface)、ドライバー、ユーティリティープログラム、アプリケーションプログラム、及び、通信に係る設定情報である端末装置2側の通信設定情報を含む所定の情報を記憶可能である。記憶部22は、制御部20がワークエリアとして使用するRAMも含む。
制御部20は、記憶部22に記憶されているOS、API、ドライバー、ユーティリティープログラム、及びアプリケーションプログラムを読み出して実行し、端末装置2の各部を制御する。また、制御部20は、記憶部22から通信に係る設定情報を読み出し、通信部11を制御して通信を行う。
記憶部22は、例えばフラッシュROM等の書き換え可能な不揮発性メモリーであり、OS(Operating System)、API(Application Programming Interface)、ドライバー、ユーティリティープログラム、アプリケーションプログラム、及び、通信に係る設定情報である端末装置2側の通信設定情報を含む所定の情報を記憶可能である。記憶部22は、制御部20がワークエリアとして使用するRAMも含む。
制御部20は、記憶部22に記憶されているOS、API、ドライバー、ユーティリティープログラム、及びアプリケーションプログラムを読み出して実行し、端末装置2の各部を制御する。また、制御部20は、記憶部22から通信に係る設定情報を読み出し、通信部11を制御して通信を行う。
端末装置側通信部である通信部21は、印刷装置1の通信部11と同様に、無線LAN通信を行うモジュールとアンテナを含む回路で構成され、図1に示すように第1通信モードによる通信が可能であり、また、図3に示すように第2通信モードによる通信が可能である。
端末装置2は、第1通信モードでは、AP10、AP20を介して印刷装置1と通信し、第2通信モードでは、印刷装置1の通信部11をAPとして直接通信する。
端末装置2は、第1通信モードでは、AP10、AP20を介して印刷装置1と通信し、第2通信モードでは、印刷装置1の通信部11をAPとして直接通信する。
記憶部22は、端末装置2側の第1通信モードに係る第1通信設定情報を記憶可能である。記憶部22は、第1通信モードのとき使用可能な、端末装置2のMACアドレス-2、IPアドレス-2、及び、印刷装置1のMACアドレス-1、IPアドレス-1など、第1通信モードの通信に係る設定情報を互いに対応付けて記憶可能である。また、記憶部22は、AP20のSSID-20、パスワード-20、証明書情報-20など、第1通信モードの通信に係る設定情報を互いに対応付けて記憶可能である。
制御部20は、端末装置2側の第1通信モードに係る第1通信設定情報である、少なくともAP20のSSID-20とパスワード-20を記憶部22から読み出し、通信部21を制御して第1通信モードに係る通信設定をし、AP20との間で認証等を行い、第1通信モードによる通信確立をする。
このとき、制御部20は、端末装置2側の第1通信モードに係る第1通信設定情報として、AP20の証明書情報-20も認証に使用すると、セキュリティーをより高くすることができる。また、制御部20は、端末装置2側の第1通信モードに係る第1通信設定情報として、IPアドレス-2とMACアドレス-2を関連付けさせて使用させることで、セキュリティーをより高くすることができる。
なお、制御部20は通信部21により、送受信するデータに所定の暗号化と復号化を施すようにし、セキュリティーを高くしている。
このとき、制御部20は、端末装置2側の第1通信モードに係る第1通信設定情報として、AP20の証明書情報-20も認証に使用すると、セキュリティーをより高くすることができる。また、制御部20は、端末装置2側の第1通信モードに係る第1通信設定情報として、IPアドレス-2とMACアドレス-2を関連付けさせて使用させることで、セキュリティーをより高くすることができる。
なお、制御部20は通信部21により、送受信するデータに所定の暗号化と復号化を施すようにし、セキュリティーを高くしている。
一方、制御部20は、後述のように、印刷装置1が印刷した印刷物Rのシンボル画像Sをカメラ23により読み取って、第2通信モードに係る第2通信設定情報を取得することができる。
制御部20は、通信部21を制御し、取得した第2通信設定情報のうち少なくとも印刷装置1のSSID-1とパスワード-1を用いて、印刷装置1の通信部11をAPとする第2通信モードに係る通信設定をする。制御部20は、通信部21により、印刷装置1との間で認証等を行い、第2通信モードによる通信確立をする。通信確立後、制御部20は、通信部21を制御し、第2通信モードを用いて、AP20を介さずに直接印刷装置1との無線通信を可能とする。
また、制御部20は、セキュリティーやコネクションについても、第1通信モードのときと同様の制御をすることも可能である。
制御部20は、通信部21を制御し、取得した第2通信設定情報のうち少なくとも印刷装置1のSSID-1とパスワード-1を用いて、印刷装置1の通信部11をAPとする第2通信モードに係る通信設定をする。制御部20は、通信部21により、印刷装置1との間で認証等を行い、第2通信モードによる通信確立をする。通信確立後、制御部20は、通信部21を制御し、第2通信モードを用いて、AP20を介さずに直接印刷装置1との無線通信を可能とする。
また、制御部20は、セキュリティーやコネクションについても、第1通信モードのときと同様の制御をすることも可能である。
第1通信モードによる通信確立ができた後、制御部20は、通信部21により第1通信モードを用いて、記憶部22から読み出したIPアドレス-1を、AP20を介して印刷装置1に送信する。印刷装置1は、端末装置2との間でコネクションを張ることができる。
その後、制御部20は、通信部21により第1通信モードを用いて印刷装置1と無線通信でき、印刷データやコマンドを印刷装置1に送信することができる。
なお、AP10とAP20は、リピーター機能やWDS(Wireless Distribution System)機能を有しており、互いにアクセスポイント間通信が可能である。
その後、制御部20は、通信部21により第1通信モードを用いて印刷装置1と無線通信でき、印刷データやコマンドを印刷装置1に送信することができる。
なお、AP10とAP20は、リピーター機能やWDS(Wireless Distribution System)機能を有しており、互いにアクセスポイント間通信が可能である。
制御部20は、記憶部22に記憶されている決済処理用のアプリケーションプログラムを読み出して決済処理を実行する。撮像部であるカメラ23は、顧客が購入する商品のバーコード情報を読み取る。制御部20は、バーコード情報に基づき商品情報を取得し、タッチパネル24に表示する。ユーザーは、顧客から預かった金額をタッチパネル24により入力する。制御部20は、合計金額の算出等の決済処理をして、決済情報を生成する。
制御部20は、決済情報に基づいてレシート用の印刷データやコマンドを生成する。このとき、提供されているAPIやドライバーを記憶部22から読み出して実行し、印刷データやコマンドを生成してもよい。
制御部20は、通信部21により印刷データやコマンドを第1通信モードで印刷装置1に送信し、印刷などの処理をさせることができる。
制御部20は、通信部21により印刷データやコマンドを第1通信モードで印刷装置1に送信し、印刷などの処理をさせることができる。
また、タッチパネル24は、例えばユーティリティープログラムのメニューを表示し、表示に基づくユーザーの入力を検出する。例えば、タッチパネル24は、制御部20によるユーティリティープログラムの実行に基づき、ユーザーに対して、印刷装置1との通信がエラーになるなどの所定のエラー状態になった場合の処置等を表示し、メニューの選択などのユーザーの入力を検出し、処理を実行する。
印刷装置1は、第1通信モードで通信エラーとなった場合、図2に示す印刷物Rを印刷する。カメラ23は、印刷物Rに印刷されているシンボル画像Sを読み取ることもできる。制御部20は、カメラ23により読み取ったシンボル画像Sをデコードして情報を取得する。取得した情報は、印刷装置1のパスワード-1等の第2通信モードに係る第2通信設定情報などの所定の情報を含むものである。制御部20は、第2通信設定情報のそれぞれの情報を互いに対応付けて記憶部22に記憶する。
なお、撮像部であるカメラ23は、2次元コードなどのシンボル画像の読み取りが可能であればよく、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサーなどの固体撮像素子でもよく、レーザー方式のスキャナーでもよい。
なお、撮像部であるカメラ23は、2次元コードなどのシンボル画像の読み取りが可能であればよく、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサーなどの固体撮像素子でもよく、レーザー方式のスキャナーでもよい。
制御部20は、通信部21により、記憶部22に記憶した第2通信設定情報に基づき、印刷装置1をAPとする第2通信モードによる通信設定をする。制御部20は、第2通信設定情報として、少なくとも印刷装置1のパスワード-1を記憶部22から読み出し、通信部21により印刷装置1に送信する。
印刷装置1は受信したパスワード-1に基づき記憶部12を参照して認証等を行い、第2通信モードによる通信確立をする。通信確立後、制御部20は、通信部21を制御し、第2通信モードを用いて、AP10、AP20を介さず、印刷装置1と直接通信可能となる。
印刷装置1は受信したパスワード-1に基づき記憶部12を参照して認証等を行い、第2通信モードによる通信確立をする。通信確立後、制御部20は、通信部21を制御し、第2通信モードを用いて、AP10、AP20を介さず、印刷装置1と直接通信可能となる。
1-3.印刷装置側の通信エラー
印刷装置1と端末装置2とが第1通信モードを用いて通信しようとした場合、印刷装置1側の要因により通信エラーとなってしまうケースがある。通信エラーとなってしまうケースについて、以下に詳しく説明する。印刷装置1側の要因として、印刷装置1側のAP10の要因によるものも含むものとする。これらの印刷装置1側を要因とするケースでは、端末装置2は、端末装置2自身や接続先のAP20から取得できる情報だけでは要因がわからないことがある。
印刷装置1と端末装置2とが第1通信モードを用いて通信しようとした場合、印刷装置1側の要因により通信エラーとなってしまうケースがある。通信エラーとなってしまうケースについて、以下に詳しく説明する。印刷装置1側の要因として、印刷装置1側のAP10の要因によるものも含むものとする。これらの印刷装置1側を要因とするケースでは、端末装置2は、端末装置2自身や接続先のAP20から取得できる情報だけでは要因がわからないことがある。
A.印刷装置のIPアドレスが合っていないケース
例えば、本来、サブネット255.255.255.0の場合で、印刷装置1のIPアドレス情報が192.168.2.101であるべきところ、記憶部12に異なるIPアドレス情報が設定されてしまっていることにより、印刷装置1はコネクションを張ることができず通信エラーとなるケースがある。
例として、DHCPサーバーからIPアドレス情報が付与されなかった場合、印刷装置1のIPアドレスが192.168.192.168になってしまっている。
他の例として、印刷装置1にAPIPA(Automatic Private IP Addressing)の機能が働いてしまい、IPアドレス情報が169.254.0.1に変わってしまった場合がある。
例えば、本来、サブネット255.255.255.0の場合で、印刷装置1のIPアドレス情報が192.168.2.101であるべきところ、記憶部12に異なるIPアドレス情報が設定されてしまっていることにより、印刷装置1はコネクションを張ることができず通信エラーとなるケースがある。
例として、DHCPサーバーからIPアドレス情報が付与されなかった場合、印刷装置1のIPアドレスが192.168.192.168になってしまっている。
他の例として、印刷装置1にAPIPA(Automatic Private IP Addressing)の機能が働いてしまい、IPアドレス情報が169.254.0.1に変わってしまった場合がある。
B.印刷装置の接続先のAPのSSIDが合っていないケース
例えば、本来、印刷装置1の接続先のAP10のSSID情報は、SSID-10であるべきところ、記憶部12に異なるSSID情報が設定されてしまうことにより、印刷装置1とAP10の間での認証ができなくて通信確立できず、通信エラーとなるケースがある。
例として、図1に示す別のAP30に接続されてしまい、AP10でなくAP30のSSID情報、例えばSSID-30になってしまうことがある。
他の例として、ユーザーが印刷装置1にAP10のSSID-10を登録しようとした際、タイプミスで誤った文字を入力してしまうなどの登録ミスをしてしまうことがある。パスワードの場合も上述と同様のことがある。
例えば、本来、印刷装置1の接続先のAP10のSSID情報は、SSID-10であるべきところ、記憶部12に異なるSSID情報が設定されてしまうことにより、印刷装置1とAP10の間での認証ができなくて通信確立できず、通信エラーとなるケースがある。
例として、図1に示す別のAP30に接続されてしまい、AP10でなくAP30のSSID情報、例えばSSID-30になってしまうことがある。
他の例として、ユーザーが印刷装置1にAP10のSSID-10を登録しようとした際、タイプミスで誤った文字を入力してしまうなどの登録ミスをしてしまうことがある。パスワードの場合も上述と同様のことがある。
C.印刷装置と接続先のAPとのセキュリティー設定が合っていないケース
例えば、本来、印刷装置1の接続先のAP10とのセキュリティー設定として、セキュリティータイプがAP10と同じWPA2-Enteroriseであるべきところ、記憶部12に異なるセキュリティータイプが設定されてしまっていることにより、印刷装置1とAP10の間での認証ができなくて通信確立できず、通信エラーとなるケースがある。WPA2-Enteroriseとは異なるセキュリティータイプとして、例えば、WPA-PSK(AES)、WPA2-PSK、WPA3-PSK(AES)などがある。
さらに、セキュリティータイプがWPA2-Enteroriseであった場合、本来、AP10とのセキュリティー設定として、例えば、認証方式がPEAP-MSCHAPv2であるべきところ、記憶部12に異なる認証方式が設定されてしまっていることにより、印刷装置1とAP10の間での認証ができなくて通信確立できず、通信エラーとなるケースがある。PEAP-MSCHAPv2とは異なる認証方式として、例えば、EAP-TLS、PEAP-TLS、EAP-TTLSなどがある。
さらに、認証方式がPEAP-MSCHAPv2であった場合、例えば、ユーザーID、パスワード、証明書情報、SSIDなどのいずれかが間違っていて、印刷装置1とAP10の間での認証ができなく、通信確立できずに通信エラーとなるケースがある。
例えば、本来、印刷装置1の接続先のAP10とのセキュリティー設定として、セキュリティータイプがAP10と同じWPA2-Enteroriseであるべきところ、記憶部12に異なるセキュリティータイプが設定されてしまっていることにより、印刷装置1とAP10の間での認証ができなくて通信確立できず、通信エラーとなるケースがある。WPA2-Enteroriseとは異なるセキュリティータイプとして、例えば、WPA-PSK(AES)、WPA2-PSK、WPA3-PSK(AES)などがある。
さらに、セキュリティータイプがWPA2-Enteroriseであった場合、本来、AP10とのセキュリティー設定として、例えば、認証方式がPEAP-MSCHAPv2であるべきところ、記憶部12に異なる認証方式が設定されてしまっていることにより、印刷装置1とAP10の間での認証ができなくて通信確立できず、通信エラーとなるケースがある。PEAP-MSCHAPv2とは異なる認証方式として、例えば、EAP-TLS、PEAP-TLS、EAP-TTLSなどがある。
さらに、認証方式がPEAP-MSCHAPv2であった場合、例えば、ユーザーID、パスワード、証明書情報、SSIDなどのいずれかが間違っていて、印刷装置1とAP10の間での認証ができなく、通信確立できずに通信エラーとなるケースがある。
D.印刷装置の接続先のAPとの通信規格が合っていないケース
例えば、本来、印刷装置1の接続先のAP10との通信規格として、IEEE802.11a/n/acであるべきところ、記憶部12に異なる通信規格が設定されてしまっていることにより印刷装置1とAP10の間での通信ができず、通信エラーとなるケースがある。IEEE802.11a/n/acと異なる通信規格として、例えば、IEEE802.11b/g/nがある。例えば、前者が5GHzの周波数帯域であるのに対し、後者は2.4GHzの異なる周波数帯域であり、互いに通信できない。
例えば、本来、印刷装置1の接続先のAP10との通信規格として、IEEE802.11a/n/acであるべきところ、記憶部12に異なる通信規格が設定されてしまっていることにより印刷装置1とAP10の間での通信ができず、通信エラーとなるケースがある。IEEE802.11a/n/acと異なる通信規格として、例えば、IEEE802.11b/g/nがある。例えば、前者が5GHzの周波数帯域であるのに対し、後者は2.4GHzの異なる周波数帯域であり、互いに通信できない。
次に、主にAP10の要因により通信エラーとなってしまうケースについて、説明する。
E.印刷装置の接続先のAPの設定により接続できないケース
例えば、AP10に設定されている証明書情報-10が期限切れとなっていることにより、印刷装置1とAP10との間での認証ができなくて通信エラーとなるケースがある。
また、例えば、AP10に設定されている証明書情報-10の形式が違っている、或いは暗号化に用いる鍵情報の長さが違っていて、通信エラーとなるケースがある。AP10の証明書情報-10の形式が違っている例としては、本来はIPアドレス情報を含めるべきところ含めていなかった、IPアドレス情報が間違っていたなどのケースがある。
E.印刷装置の接続先のAPの設定により接続できないケース
例えば、AP10に設定されている証明書情報-10が期限切れとなっていることにより、印刷装置1とAP10との間での認証ができなくて通信エラーとなるケースがある。
また、例えば、AP10に設定されている証明書情報-10の形式が違っている、或いは暗号化に用いる鍵情報の長さが違っていて、通信エラーとなるケースがある。AP10の証明書情報-10の形式が違っている例としては、本来はIPアドレス情報を含めるべきところ含めていなかった、IPアドレス情報が間違っていたなどのケースがある。
F.印刷装置の接続先のAPの状態により接続できないケース
例えば、AP10の電源がオフになっていることにより通信ができず、通信エラーとなるケースがある。
また、例えば、AP10の電波強度が弱くなっていることにより通信ができず、通信エラーとなるケースがある。
また、例えば、AP10のネットワーク負荷が高くなっていることにより通信が遅くなり、通信エラーとなるケースがある。
例えば、AP10の電源がオフになっていることにより通信ができず、通信エラーとなるケースがある。
また、例えば、AP10の電波強度が弱くなっていることにより通信ができず、通信エラーとなるケースがある。
また、例えば、AP10のネットワーク負荷が高くなっていることにより通信が遅くなり、通信エラーとなるケースがある。
G.印刷装置の接続先のAPのルーターの設定が不正となっているケース
例えば、AP10のルーターの設定が不正となっていて、AP10とAP20との間の通信が正常にできなく、通信エラーとなるケースがある。
例えば、AP10のルーターの設定が不正となっていて、AP10とAP20との間の通信が正常にできなく、通信エラーとなるケースがある。
印刷装置1の制御部10は、記憶部12に記憶している印刷装置1側の第1通信モードに係る第1通信設定情報に基づき通信部11を制御して、AP10を介して端末装置2と第1通信モードを用いて通信しようとし、上述のAからGの例のような通信状態である場合、通信エラーと判定する。印刷装置1の制御部10は、通信エラーと判定した場合、印刷部13により、第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像Sを印刷物Rとして印刷する。
制御部10は、第1通信モード時に通信エラーと判定した各ケースについての通信情報を、それぞれステータス情報として記憶部12に記憶する。後述のように、端末装置2から要求があった場合、制御部10は、第1通信モード時の通信情報として、ステータス情報を記憶部12から読み出して、通信部11により第2通信モードを用いて端末装置2ヘ送信する。
制御部10は、第1通信モード時に通信エラーと判定した各ケースについての通信情報を、それぞれステータス情報として記憶部12に記憶する。後述のように、端末装置2から要求があった場合、制御部10は、第1通信モード時の通信情報として、ステータス情報を記憶部12から読み出して、通信部11により第2通信モードを用いて端末装置2ヘ送信する。
次に、シンボル画像Sが印刷された印刷物Rの例を、図2に示す。印刷装置1の制御部10は、通信部11により第1通信モードを用いて通信しようとしたが通信できず、通信エラーであると判定した場合、第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像情報を生成し、印刷部13によりシンボル画像Sとして印刷物Rを印刷する。この例では、シンボル画像Sは二次元コードであるが、バーコードでもよい。
制御部10は、シンボル画像Sと共に第2通信設定情報を含む情報を文字Cとして印刷部13により印刷してもよい。図2の例では、文字Cとして、第2通信設定情報に係る印刷装置1のSSID-1とパスワード-1を印刷する。他に、印刷装置1のMACアドレス-1、印刷装置1の機種名、シリアル番号なども文字Cとして印刷されている。シリアル番号などの文字Cの情報は第2通信設定情報ではないが、シンボル画像Sとしても印刷され、ユーティリティーで問い合わせに使用してもよい。
制御部10は、シンボル画像Sと共に第2通信設定情報を含む情報を文字Cとして印刷部13により印刷してもよい。図2の例では、文字Cとして、第2通信設定情報に係る印刷装置1のSSID-1とパスワード-1を印刷する。他に、印刷装置1のMACアドレス-1、印刷装置1の機種名、シリアル番号なども文字Cとして印刷されている。シリアル番号などの文字Cの情報は第2通信設定情報ではないが、シンボル画像Sとしても印刷され、ユーティリティーで問い合わせに使用してもよい。
このように、制御部10は、通信エラーであると判定した印刷装置1側の第1通信モードに係る第1通信設定情報ではなく、第1通信モード時の通信情報を送信するための第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像Sと文字Cを、印刷部13により印刷物Rとして印刷する。このとき、制御部10は、第2通信設定情報のみをシンボル画像Sとして、印刷部13により印刷してもよい。
なお、印刷装置1は、通信エラーになった場合に印刷部13により文字Cを印刷するので、ディスプレイやLEDなどの表示部がなくてもよい。
なお、印刷装置1は、通信エラーになった場合に印刷部13により文字Cを印刷するので、ディスプレイやLEDなどの表示部がなくてもよい。
1-4.通信エラー時の印刷システムの制御
図4に示すフローチャートを用いて、印刷装置1が第1通信モードで通信エラーになった場合、第2通信モードを用いて通信情報を端末装置2に送信し、端末装置2が第1通信モード時の通信状況を判定する、印刷装置1と端末装置2による印刷システム100の制御について説明する。
図4に示すフローチャートを用いて、印刷装置1が第1通信モードで通信エラーになった場合、第2通信モードを用いて通信情報を端末装置2に送信し、端末装置2が第1通信モード時の通信状況を判定する、印刷装置1と端末装置2による印刷システム100の制御について説明する。
まず、印刷装置1が実行する制御について説明する。印刷装置1は、ユーザーにより電源スイッチが操作され、電源オンとなる。この場合、印刷装置1のリセットスイッチの操作による再起動でもよい。
印刷装置1の制御部10は記憶部12からファームウェアを読み出して制御を開始する。制御部10は、印刷装置1側の第1通信モードに係る第1通信設定情報である、少なくともAP10のSSID-10とパスワード-10を記憶部12から読み出し、通信部11を制御して第1通信モードに係る通信設定をし、AP10との間で認証を行うなどの第1通信モードによる通信を開始する(S101)。
印刷装置1の制御部10は記憶部12からファームウェアを読み出して制御を開始する。制御部10は、印刷装置1側の第1通信モードに係る第1通信設定情報である、少なくともAP10のSSID-10とパスワード-10を記憶部12から読み出し、通信部11を制御して第1通信モードに係る通信設定をし、AP10との間で認証を行うなどの第1通信モードによる通信を開始する(S101)。
制御部10は、第1通信モードによる通信ができない通信エラーであるか否かを判定する(S102)。
制御部10は、上述のBからGの例のような通信状態であり、接続先のAP10との間で通信確立できない場合、第1通信モードによる通信ができないとして通信エラーと判定する(S102:YES)。また、制御部10は、通信部11によりAP10との間で通信確立できた場合であっても、上述のAの例のような通信状態であり、端末装置2との間でコネクションを張ることができない場合も、通信エラーと判定する。
制御部10は、上述のBからGの例のような通信状態であり、接続先のAP10との間で通信確立できない場合、第1通信モードによる通信ができないとして通信エラーと判定する(S102:YES)。また、制御部10は、通信部11によりAP10との間で通信確立できた場合であっても、上述のAの例のような通信状態であり、端末装置2との間でコネクションを張ることができない場合も、通信エラーと判定する。
制御部10は、通信エラーと判定した場合、第1通信モード時の通信情報としてステータス情報を生成し記憶部12に記憶する。ステータス情報は、通信エラーと判定した各ケースについて、それぞれ判定の要因となった情報も含んでいる。
制御部10は、第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した場合(S102:YES)、通信部11を制御して第1通信モードに係る通信設定を行うことや、AP10との間で認証を行うなどの第1通信モードによる通信を停止する(S103)。この場合、制御部10は、報知部により通信エラーであることを報知してもよい。
制御部10は、第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した場合(S102:YES)、通信部11を制御して第1通信モードに係る通信設定を行うことや、AP10との間で認証を行うなどの第1通信モードによる通信を停止する(S103)。この場合、制御部10は、報知部により通信エラーであることを報知してもよい。
一方、制御部10は、通信部11により端末装置2との間でコネクションを張ることができて第1通信モードによる通信が可能となり、通信エラーではないと判定した場合(S102:NO)、端末装置2から印刷データやコマンドの受信を待つ。制御部10は、通信部11により印刷データやコマンドを受信すると、印刷部13により印刷するなど、それぞれに従った処理を実行する。
制御部10は、ユーザーによる所定の入力を検出するため、検出部14による所定の操作の検出をする(S104)。検出部14は例えば紙送りスイッチである。ユーザーは、報知部の報知により、或いは後述のように端末装置2の表示により、通信エラーであることを知り、紙送りスイッチを押すことができる。制御部10は、紙送りスイッチによる押下の検出がされるまで待っている(S104:NO)。
制御部10は、紙送りスイッチによる押下の検出があった場合(S104:YES)、検出部14による所定の操作の検出があったものと判定する。制御部10は、第2通信モードに係る第2通信設定情報を含む情報を記憶部12から読み出し、エンコードしてシンボル画像情報を生成し、印刷部13により記録紙にシンボル画像Sと文字Cを含む印刷物Rとして印刷する(S105)。
この結果、端末装置2は、カメラ23により印刷物Rからシンボル画像Sを読み取り、第2通信設定情報を含む情報を簡単に取得できるので、ユーザーがタッチパネル24により文字を入力する必要がない。
この結果、端末装置2は、カメラ23により印刷物Rからシンボル画像Sを読み取り、第2通信設定情報を含む情報を簡単に取得できるので、ユーザーがタッチパネル24により文字を入力する必要がない。
制御部10は、印刷物Rを印刷後、ユーザーによる所定の入力を検出するため、検出部14による所定の操作の検出をする(S106)。ユーザーは、印刷装置1が印刷物Rの印刷を、或いは後述のように端末装置2の表示を視認し、検出部14を操作する。この場合、検出部14は例えばカバー開閉検出器である。印刷装置1は、印刷物Rに、ユーザーが必要な操作を印刷してもよい。ユーザーは、印刷装置1による印刷物Rや端末装置2の表示により、印刷装置1に対する操作や手順を知ることができ、例えばカバーを開閉することができる。制御部10は、カバー開閉検出器による開閉などの操作が検出されるまで待っている(S106:NO)。
制御部10は、カバー開閉検出器による開閉の検出があった場合(S106:YES)、検出部14による所定の操作の検出があったものと判定する。制御部10は、記憶部12から第2通信設定情報を読み出して通信部11を制御し、第2通信モードによる通信設定を起動し通信を開始する(S107)。制御部10は、例えば第2通信設定情報としてSSID-1の情報を、通信部11によりビーコン信号に乗せて送信する。
制御部10は、第2通信モードの認証に用いる第2通信設定情報として、例えばパスワードを端末装置2から受信すると、記憶部12に記憶されたSSID-1に対応するパスワード-1と照合し、一致するか否かを判定して認証を行う。制御部10は、端末装置2から受信したパスワードがパスワード-1と一致すると判定して認証できた場合、端末装置2との間で、通信部11をAPとして機能させ、第2通信モードによる通信確立をする(S108)。通信確立後、制御部10は、通信部11を制御し、第2通信モードにより、AP10を介さずに、端末装置2と直接通信可能とする。
制御部10は、第2通信モードの認証に用いる第2通信設定情報として、例えばパスワードを端末装置2から受信すると、記憶部12に記憶されたSSID-1に対応するパスワード-1と照合し、一致するか否かを判定して認証を行う。制御部10は、端末装置2から受信したパスワードがパスワード-1と一致すると判定して認証できた場合、端末装置2との間で、通信部11をAPとして機能させ、第2通信モードによる通信確立をする(S108)。通信確立後、制御部10は、通信部11を制御し、第2通信モードにより、AP10を介さずに、端末装置2と直接通信可能とする。
このように、制御部10は、第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した場合、所定の入力として、紙送りスイッチによる第1入力としての押下操作の入力を検出すると、第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像情報を生成して、印刷部13により記録紙にシンボル画像Sとして印刷させる。次に、制御部10は、所定の入力として、カバー開閉検出器による第2入力としてカバー開閉操作の入力を検出すると、通信部11により第2通信モードを用いて端末装置2と通信する。
ユーザーが第1入力と第2入力として異なる検出部14を操作することで、手順を踏んで正しく処置を進めることができる。なお、制御部10は第1入力と第2入力として同じ検出部14を用いてもよい。
ユーザーが第1入力と第2入力として異なる検出部14を操作することで、手順を踏んで正しく処置を進めることができる。なお、制御部10は第1入力と第2入力として同じ検出部14を用いてもよい。
端末装置2は、印刷装置1に対して、第1通信モード時の通信情報の要求を、第2通信モードで送信する。要求は、印刷装置1のコマンド体系に従った所定のコマンドにより行う。
印刷装置1の制御部10は、通信部11により第2通信モードでこの要求を受信すると(S109)、第1通信モード時の通信情報としてステータス情報を記憶部12から読み出し、通信部11により第2通信モードで端末装置2へ送信する(S110)。上述のように、ステータス情報には、通信エラーと判定した各ケースについて、それぞれ判定の要因となった情報も含んでいる。
印刷装置1は、ユーザーにより電源スイッチを操作され、電源オフとなり(S111)、制御を終了する。後述のように、ユーザーは、端末装置2により表示された、第1通信モードにおいて通信エラーとなった要因に従った処置をすることができる。
印刷装置1の制御部10は、通信部11により第2通信モードでこの要求を受信すると(S109)、第1通信モード時の通信情報としてステータス情報を記憶部12から読み出し、通信部11により第2通信モードで端末装置2へ送信する(S110)。上述のように、ステータス情報には、通信エラーと判定した各ケースについて、それぞれ判定の要因となった情報も含んでいる。
印刷装置1は、ユーザーにより電源スイッチを操作され、電源オフとなり(S111)、制御を終了する。後述のように、ユーザーは、端末装置2により表示された、第1通信モードにおいて通信エラーとなった要因に従った処置をすることができる。
次に、端末装置2が実行する制御について説明する。端末装置2は、ユーザーにより電源スイッチが操作され、電源オンとなる。この場合、端末装置2のリセットスイッチの操作による再起動でもよい。
端末装置2の制御部20は、少なくともAP20のSSID-20とパスワード-20を記憶部22から読み出し、通信部21を制御して第1通信モードに係る通信設定をし、AP20との間で認証を行うなどの第1通信モードによる通信を開始する(S201)。
端末装置2の制御部20は、少なくともAP20のSSID-20とパスワード-20を記憶部22から読み出し、通信部21を制御して第1通信モードに係る通信設定をし、AP20との間で認証を行うなどの第1通信モードによる通信を開始する(S201)。
制御部20は、第1通信モードによる通信ができない通信エラーであるか否かを判定する(S202)。
印刷装置1が上述のAからGの例のような通信状況であるなどで、通信部21により接続先のAP20を経由して印刷装置1との間で通信確立できない場合や、印刷装置1との間でコネクションを張ることができない場合など、第1通信モードによる通信ができない場合、制御部20は通信エラーであると判定する(S202:YES)。
印刷装置1が上述のAからGの例のような通信状況であるなどで、通信部21により接続先のAP20を経由して印刷装置1との間で通信確立できない場合や、印刷装置1との間でコネクションを張ることができない場合など、第1通信モードによる通信ができない場合、制御部20は通信エラーであると判定する(S202:YES)。
制御部20は、第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した場合(S202:YES)、通信部21を制御して第1通信モードに係る通信設定を行うことや、AP20との間で認証等を行うなどの第1通信モードによる通信を停止する(S203)。そして、制御部20は、第1通信モードにおいて通信エラーである旨をタッチパネル24に表示する。
一方、制御部20は、通信部21により印刷装置1との間でコネクションを張ることができて第1通信モードによる通信が可能となり、通信エラーではないと判定した場合(S202:NO)、印刷データやコマンドを生成して印刷装置1に送信し、印刷をさせる。
ユーザーは、タッチパネル24を見て通信エラーであることを知ると、タッチパネル24を操作する。制御部20は、タッチパネル24の入力を検出し、記憶部22に記憶されているユーティリティープログラムを読み出して起動する(S204)。ユーティリティープログラムは、通信エラーになった場合の処理を制御部20に実行させる。
タッチパネル24は、通信エラーになった場合の印刷装置1に対しユーザーが必要となる操作や手順を表示する(S205)。
タッチパネル24は、通信エラーになった場合の印刷装置1に対しユーザーが必要となる操作や手順を表示する(S205)。
カメラ23は、印刷装置1が記録紙に印刷した印刷物Rからシンボル画像Sを読み取る。制御部20は、カメラ23により読み取ったシンボル画像Sをデコードして情報を取得する。取得した情報は、第2通信モードに係る通信情報である第2通信設定情報を含むものであり、記憶部22に記憶される。このように、端末装置2は、印刷装置1が記録紙に印刷された第2通信設定情報を、簡単に取得することができる(S206)。
制御部20は、取得した第2通信設定情報に基づき通信部21を制御し、印刷装置1をAPとする第2通信モードに係る通信設定を起動し通信を開始する(S207)。
通信部21はブロードキャストを行い、印刷装置1が送信するビーコン信号から例えば印刷装置1のSSID-1の情報を受信する。制御部20は、記憶部22から例えば第2通信設定情報としてSSID-1に対応するパスワード-1を読み出し、タッチパネル24にSSID-1とパスワード-1を表示させる。ユーザーは、タッチパネル24に表示されたSSID-1とパスワード-1を確認し、次に進めるように指示を入力する。
なお、制御部20は、ユーザーによりタッチパネル24にSSID-1を入力又は選択させるようにしてもよい。
通信部21はブロードキャストを行い、印刷装置1が送信するビーコン信号から例えば印刷装置1のSSID-1の情報を受信する。制御部20は、記憶部22から例えば第2通信設定情報としてSSID-1に対応するパスワード-1を読み出し、タッチパネル24にSSID-1とパスワード-1を表示させる。ユーザーは、タッチパネル24に表示されたSSID-1とパスワード-1を確認し、次に進めるように指示を入力する。
なお、制御部20は、ユーザーによりタッチパネル24にSSID-1を入力又は選択させるようにしてもよい。
制御部20は、タッチパネル24の入力を検出すると、印刷装置1が認証に用いる第2通信設定情報として例えばパスワード-1を、通信部21により印刷装置1に送信する(S207)。印刷装置1が受信したパスワード-1により認証できた場合、端末装置2は、印刷装置1との間で、印刷装置1をAPとする第2通信モードによる直接通信が可能となる。
制御部20は、印刷装置1に対して、第1通信モード時の通信情報の送信の要求を、通信部21により第2通信モードで送信する(S208)。要求は、所定のコマンドにより行う。
制御部20は、印刷装置1の第1通信モード時の通信情報としてステータス情報を、通信部21により第2通信モードで受信する(S209)。ステータス情報には、印刷装置1側の第1通信モードに係る第1通信設定情報を含んでいる。ステータス情報には、印刷装置1の第1通信モード時の通信エラーの発生の情報と、印刷装置1が通信エラーであると判定した各ケースについて、それぞれ判定の要因となった情報も含んでいてもよい。
制御部20は、印刷装置1の第1通信モード時の通信情報としてステータス情報を、通信部21により第2通信モードで受信する(S209)。ステータス情報には、印刷装置1側の第1通信モードに係る第1通信設定情報を含んでいる。ステータス情報には、印刷装置1の第1通信モード時の通信エラーの発生の情報と、印刷装置1が通信エラーであると判定した各ケースについて、それぞれ判定の要因となった情報も含んでいてもよい。
制御部20は、受信したステータス情報に基づき、印刷装置1の第1通信モード時の通信状況を判定する(S210)。制御部20は、受信したステータス情報により、印刷装置1の第1通信モード時の通信エラーの発生と、この通信エラーが印刷装置1のどのような要因で発生したかに関する通信状況を判定することができる。
制御部20が、印刷装置1の第1通信モード時の通信状況の判定について、以下に詳しく説明する。
印刷装置1が通信エラーであると判定した場合であって、ステータス情報に含まれる情報の例としては、上述の、A.印刷装置1のIPアドレス情報、B.印刷装置1に記憶されているAP10のSSID、C.印刷装置1のセキュリティー設定、D.印刷装置1の通信規格、E.印刷装置1の接続先のAP10の設定、F.印刷装置1の接続先のAP10の状態、G.印刷装置1の接続先のAP10のルーターの設定などに関するものがある。
印刷装置1が通信エラーであると判定した場合であって、ステータス情報に含まれる情報の例としては、上述の、A.印刷装置1のIPアドレス情報、B.印刷装置1に記憶されているAP10のSSID、C.印刷装置1のセキュリティー設定、D.印刷装置1の通信規格、E.印刷装置1の接続先のAP10の設定、F.印刷装置1の接続先のAP10の状態、G.印刷装置1の接続先のAP10のルーターの設定などに関するものがある。
印刷装置1の第1通信モード時の通信エラー時のステータス情報の具体的な例としては、A.印刷装置1のIPアドレス情報が192.168.192.168、B.印刷装置1に記憶されているAP10のSSIDがSSID-30、C.印刷装置1のセキュリティー設定がWPA-PSK(AES)、D.印刷装置1の通信規格がIEEE802.11b/g/n、E.印刷装置1の接続先のAP10の設定の証明書情報-10の期限情報がYYYY年YY月YY日、F.印刷装置1の接続先のAP10の状態が所定の電波強度より小さい、G.印刷装置1の接続先のAP10のルーターの異なる設定などがある。
一方、端末装置2の記憶部22には、これら、印刷装置1側の第1通信モード時の通信設定に関する正しい情報が記憶されている。例えば、A.印刷装置1のIPアドレス情報が192.168.2.101、B.印刷装置1に記憶されているAP10のSSIDがSSID-10、C.印刷装置1のセキュリティー設定がWPA2-Enterorise、D.印刷装置1の通信規格がIEEE802.11a/n/ac、E.印刷装置1の接続先のAP10の設定の証明書情報-10の期限情報がXXXX年XX月XX日、F.印刷装置1の接続先のAP10の状態としての所定の電波強度、G.印刷装置1の接続先のAP10のルーターの正しい設定などである。
端末装置2の制御部20は、記憶部22を参照して取得したこれらの正しい情報と、受信したステータス情報とを比較し、異なっているか否かを判定する。具体的には、A.印刷装置1のIPアドレス情報の間違い、B.印刷装置1に記憶されているAP10のSSIDの間違い、C.印刷装置1のセキュリティー設定の間違い、D.印刷装置1の通信規格の間違い、E.印刷装置1の接続先のAP10の設定の間違い、F.印刷装置1の接続先のAP10の電波強度が弱い状態、G.印刷装置1の接続先のAP10のルーターの設定の間違いなど、印刷装置1の第1通信モード時のそれぞれの通信状況を、制御部20は判定することができる。
印刷装置1の記憶部12に、印刷装置1の第1通信モード時の通信設定に関する上述の正しい情報を記憶しておき、判定を印刷装置1が行い、その判定結果をステータス情報として端末装置2へ送信してもよい。端末装置2は、記憶部22に印刷装置1の第1通信モード時の通信設定を記憶しなくてもよく、制御部20は、容易に印刷装置1の第1通信モード時の通信状況を判定することができる。
これらの印刷装置1を要因とする第1通信モード時の通信エラーは、端末装置2自身の情報だけでは要因がわからないことがある。しかし、上述のように、端末装置2は、印刷装置1から受信したステータス情報に基づき、印刷装置1の第1通信モード時の通信状況を判定し、通信エラーがAP10を含む印刷装置1の特定の要因とするものであると判定することができる。
また、端末装置2の制御部20は、印刷装置1の第1通信モード時の通信状況の判定に基づき、タッチパネル24により、AP10を含む印刷装置1に関する通信エラーとなった要因とその解決方法の情報を記憶部22に記憶しておき、ユーザーに表示することができる。
例えば、通信エラーの要因として判定できた項目に対して、A.印刷装置1のIPアドレス情報が間違っているので確認する旨のメッセージ、B.印刷装置1に記憶されているAP10のSSIDが間違っているので確認する旨のメッセージ、C.印刷装置1のセキュリティー設定が間違っているので確認する旨のメッセージ、D.印刷装置1の通信規格が間違っているので確認する旨のメッセージ、E.印刷装置1の接続先のAP10の設定が間違っているので確認する旨のメッセージ、F.印刷装置1の接続先のAP10の電波強度が弱いので近付ける旨のメッセージ、G.印刷装置1の接続先のAP10のルーターの設定が間違っているので確認する旨のメッセージなどの情報を、制御部20は記憶部22から読み出してタッチパネル24により表示することができる。
また、制御部20は、印刷装置1の第1通信モード時の通信設定に関する正しい情報と、受信したステータス情報とを対比しながら、タッチパネル24により表示してもよい。ユーザーは、何の設定が間違っていたのか、容易に理解することができる。
例えば、通信エラーの要因として判定できた項目に対して、A.印刷装置1のIPアドレス情報が間違っているので確認する旨のメッセージ、B.印刷装置1に記憶されているAP10のSSIDが間違っているので確認する旨のメッセージ、C.印刷装置1のセキュリティー設定が間違っているので確認する旨のメッセージ、D.印刷装置1の通信規格が間違っているので確認する旨のメッセージ、E.印刷装置1の接続先のAP10の設定が間違っているので確認する旨のメッセージ、F.印刷装置1の接続先のAP10の電波強度が弱いので近付ける旨のメッセージ、G.印刷装置1の接続先のAP10のルーターの設定が間違っているので確認する旨のメッセージなどの情報を、制御部20は記憶部22から読み出してタッチパネル24により表示することができる。
また、制御部20は、印刷装置1の第1通信モード時の通信設定に関する正しい情報と、受信したステータス情報とを対比しながら、タッチパネル24により表示してもよい。ユーザーは、何の設定が間違っていたのか、容易に理解することができる。
制御部20は、受信したステータス情報に基づき、印刷装置1の第1通信モード時の通信状況を判定した後、制御を終了する。
ところで、端末装置2の制御部10は、第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した場合、印刷装置1に対して要求をする前に、端末装置2自身の第1通信モード時の通信状況を判定するようにしてもよい。この場合、通信エラーとなるケースについて、以下にいくつかの例を挙げて説明する。
H.端末装置のIPアドレスが合っていないケース
例えば、本来、サブネット255.255.255.0の場合で、端末装置2のIPアドレス情報が192.168.2.100であるべきところ、記憶部22に異なるIPアドレス情報が設定されてしまっていることにより、端末装置2はコネクションを張ることができず通信エラーとなるケースがある。
例として、図1に示す別のAP40に接続されてしまい、端末装置2のIPアドレスが192.168.3.100になってしまっている。
例えば、本来、サブネット255.255.255.0の場合で、端末装置2のIPアドレス情報が192.168.2.100であるべきところ、記憶部22に異なるIPアドレス情報が設定されてしまっていることにより、端末装置2はコネクションを張ることができず通信エラーとなるケースがある。
例として、図1に示す別のAP40に接続されてしまい、端末装置2のIPアドレスが192.168.3.100になってしまっている。
I.端末装置の接続先のAPのSSIDが合っていないケース
例えば、本来、端末装置2の接続先のAP20のSSID情報は、SSID-20であるべきところ、記憶部22に異なるSSID情報が設定されてしまうことにより、端末装置2とAP20の間での認証ができなくて通信確立できず、通信エラーとなるケースがある。
例として、図1に示す別のAP40に接続されてしまい、AP20でなくAP40のSSID情報、例えばSSID-40になってしまうことがある。
他の例として、ユーザーが端末装置2にAP20のSSID-20を登録しようとした際、タイプミスで誤った文字を入力してしまうなどの登録ミスをしてしまうことがある。パスワードの場合も同様である。
例えば、本来、端末装置2の接続先のAP20のSSID情報は、SSID-20であるべきところ、記憶部22に異なるSSID情報が設定されてしまうことにより、端末装置2とAP20の間での認証ができなくて通信確立できず、通信エラーとなるケースがある。
例として、図1に示す別のAP40に接続されてしまい、AP20でなくAP40のSSID情報、例えばSSID-40になってしまうことがある。
他の例として、ユーザーが端末装置2にAP20のSSID-20を登録しようとした際、タイプミスで誤った文字を入力してしまうなどの登録ミスをしてしまうことがある。パスワードの場合も同様である。
J.端末装置の接続先のAPの設定により接続できないケース
例えば、AP20に設定されている証明書情報-20が期限切れとなっていることにより、端末装置2とAP20の間での認証ができなくて通信エラーとなるケースがある。
また、例えば、AP20に設定されている証明書情報-20の形式が違っている、或いは暗号化に用いる鍵の長さが違っていて、通信エラーとなるケースがある。AP20の証明書情報の形式が違っている例としては、本来はIPアドレス情報を含めるべきところ含めていなかった、IPアドレス情報が間違っていたなどのケースがある。
例えば、AP20に設定されている証明書情報-20が期限切れとなっていることにより、端末装置2とAP20の間での認証ができなくて通信エラーとなるケースがある。
また、例えば、AP20に設定されている証明書情報-20の形式が違っている、或いは暗号化に用いる鍵の長さが違っていて、通信エラーとなるケースがある。AP20の証明書情報の形式が違っている例としては、本来はIPアドレス情報を含めるべきところ含めていなかった、IPアドレス情報が間違っていたなどのケースがある。
K.端末装置の接続先のAPの状態により接続できないケース
例えば、AP20の電源がオフになっていることにより通信ができず、通信エラーとなるケースがある。
また、例えば、AP20の電波強度が弱くなっていることにより通信ができず、通信エラーとなるケースがある。
また、例えば、AP20のネットワーク負荷が高くなっていることにより通信が遅くなり、通信エラーとなるケースがある。
例えば、AP20の電源がオフになっていることにより通信ができず、通信エラーとなるケースがある。
また、例えば、AP20の電波強度が弱くなっていることにより通信ができず、通信エラーとなるケースがある。
また、例えば、AP20のネットワーク負荷が高くなっていることにより通信が遅くなり、通信エラーとなるケースがある。
L.端末装置の接続先のAPのルーターの設定が不正となっているケース
例えば、AP20のルーターの設定が不正となっていて、AP10とAP20との間の通信が正常にできなく、通信エラーとなるケースがある。
例えば、AP20のルーターの設定が不正となっていて、AP10とAP20との間の通信が正常にできなく、通信エラーとなるケースがある。
上述のHからLの場合のように、端末装置2の制御部20は、印刷装置1に対して要求をする前に、通信エラーがAP20を含む端末装置2の特定の要因とするものであると判定することができる。
そして、端末装置2の制御部20は、端末装置2自身の第1通信モード時の通信状況の判定に基づき、タッチパネル24により、AP20を含む端末装置2に関する通信エラーとなった要因とその解決方法の情報を、ユーザーに表示することができる。
そして、端末装置2の制御部20は、端末装置2自身の第1通信モード時の通信状況の判定に基づき、タッチパネル24により、AP20を含む端末装置2に関する通信エラーとなった要因とその解決方法の情報を、ユーザーに表示することができる。
さらに、端末装置2の制御部20は、第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した場合、端末装置2自身の第1通信モード時の通信状況を判定した上で、印刷装置1に対して要求をしてもよい。
この場合、上述のAからGのように、印刷装置1から受信したステータス情報に基づき、印刷装置1の第1通信モード時の通信状況を判定し、また、上述のHからLの場合のように、端末装置2自身の第1通信モード時の通信状況を判定することができる。制御部20は、双方の判定結果に基づき、通信エラーが端末装置2又は端末装置2自身の特定の要因によるもの、或いは双方の要因であると判定することができる。
制御部20は、タッチパネル24により、端末装置2又は端末装置2自身に関する通信エラーとなった要因とその解決方法の情報を、ユーザーに表示することができる。
この場合、上述のAからGのように、印刷装置1から受信したステータス情報に基づき、印刷装置1の第1通信モード時の通信状況を判定し、また、上述のHからLの場合のように、端末装置2自身の第1通信モード時の通信状況を判定することができる。制御部20は、双方の判定結果に基づき、通信エラーが端末装置2又は端末装置2自身の特定の要因によるもの、或いは双方の要因であると判定することができる。
制御部20は、タッチパネル24により、端末装置2又は端末装置2自身に関する通信エラーとなった要因とその解決方法の情報を、ユーザーに表示することができる。
上述のように、本実施形態における印刷システム100は、中継装置であるAP10、AP20を介して互いに無線で通信可能な印刷装置1と端末装置2とを備える。
印刷装置1を要因とする第1通信モード時の通信エラーは、端末装置2は自身の情報だけでは要因がわからないことがある。しかし、上述のように、端末装置2は、印刷装置1の印刷物Rに基づき第2通信モードで印刷装置1に要求を送信し、印刷装置1から受信したステータス情報により、印刷装置1の第1通信モード時の通信状況を判定し、通信エラーがAP10を含む印刷装置1の特定の要因とするものであると判定することができる。
印刷装置1を要因とする第1通信モード時の通信エラーは、端末装置2は自身の情報だけでは要因がわからないことがある。しかし、上述のように、端末装置2は、印刷装置1の印刷物Rに基づき第2通信モードで印刷装置1に要求を送信し、印刷装置1から受信したステータス情報により、印刷装置1の第1通信モード時の通信状況を判定し、通信エラーがAP10を含む印刷装置1の特定の要因とするものであると判定することができる。
以上、実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれに限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
例えば、印刷装置1は、ラインサーマルヘッドの例で説明したが、印刷方式は問わない。例えば、インクジェットヘッドでもよい。
また、上述のファームウェアやユーティリティープログラムなどのプログラムを、コンピューターに読み取り可能な記憶媒体に記憶し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。
また、上記のファームウェアやユーティリティープログラムなどのプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上述のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記憶されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル又は差分プログラムであってもよい。
また、上述のファームウェアやユーティリティープログラムなどのプログラムを、コンピューターに読み取り可能な記憶媒体に記憶し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。
また、上記のファームウェアやユーティリティープログラムなどのプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上述のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記憶されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル又は差分プログラムであってもよい。
1…印刷装置、2…端末装置、10…制御部、11…通信部、12…記憶部、13…印刷部、14…検出部、20…制御部、21…通信部、22…記憶部、23…カメラ、24…タッチパネル、100…印刷システム、R…印刷物、S…シンボル画像。
Claims (7)
- 第1通信モードを用いて互いに無線通信可能であり、前記第1通信モードとは異なる第2通信モードを用いて互いに無線通信可能である、端末装置と印刷装置とを備えた印刷システムであって、
前記印刷装置は、
前記第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した場合、
所定の入力を検出すると、前記第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像を印刷し、
前記第2通信モードを用いて前記端末装置と通信し、前記端末装置からの要求に応じて、前記第1通信モード時の通信情報を前記端末装置へ送信し、
前記端末装置は、
前記シンボル画像を読み取って前記第2通信設定情報を取得し、前記第2通信モードを用いて前記印刷装置と通信し、前記印刷装置へ前記要求を送信し、
前記印刷装置から前記第1通信モード時の前記通信情報を受信して、前記第1通信モード時の通信状況を判定する印刷システム。 - 前記印刷装置が送信する前記第1通信モード時の前記通信情報は、前記印刷装置側の前記第1通信モードに係る第1通信設定情報を含むものである、請求項1に記載の印刷システム。
- 中継装置を備え
前記第1通信モードでは、前記端末装置と前記印刷装置とは前記中継装置を介して互いに無線通信可能であり、
前記印刷装置が送信する前記第1通信モード時の前記通信情報は、前記中継装置に係る情報を含むものである、請求項1又は、請求項2に記載の印刷システム。 - 前記第1通信モードはインフラストラクチャーモードであり、前記第2通信モードはWi-fi Direct Simple APモードである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の印刷システム。
- 印刷装置に対して、第1通信モードを用いて無線通信可能であり、前記第1通信モードとは異なる第2通信モードを用いて無線通信可能である端末装置側通信部と、
前記第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した前記印刷装置が記録紙に印刷したもので、前記第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像を、読み取る撮像部と、
前記撮像部が読み取った前記シンボル画像から前記第2通信設定情報を取得し、前記端末装置側通信部により前記第2通信モードを用いて前記印刷装置と通信して、前記印刷装置から前記第1通信モード時の通信情報を取得し、前記第1通信モード時の通信状況を判定する端末装置側制御部と、を備えた端末装置。 - 端末装置に対して、第1通信モードを用いて無線通信可能であり、前記第1通信モードとは異なる第2通信モードを用いて無線通信可能である印刷装置側通信部と、
記録紙に印刷する印刷部と、
所定の入力を検出する検出部と、
前記第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した場合、前記検出部により前記所定の入力を検出すると、前記印刷部により前記第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像を印刷し、前記印刷装置側通信部により前記第2通信モードを用いて前記端末装置と通信し、前記端末装置からの要求に応じて、前記第1通信モード時の通信情報を前記端末装置へ送信する印刷装置側制御部と、を備えた印刷装置。 - 印刷装置に対して、第1通信モードを用いて無線通信可能であり、前記第1通信モードとは異なる第2通信モードを用いて無線通信可能である端末装置側通信部と、
前記第1通信モードにおいて通信エラーであると判定した前記印刷装置が記録紙に印刷したもので、前記第2通信モードに係る第2通信設定情報を含むシンボル画像を、読み取る撮像部と、を備える端末装置の制御方法であって、
前記撮像部が読み取った前記シンボル画像から前記第2通信設定情報を取得し、前記端末装置側通信部により前記第2通信モードを用いて前記印刷装置と通信し、前記印刷装置から前記第1通信モード時の通信情報を取得し、前記第1通信モード時の通信状況を判定する、端末装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021034185A JP2022134789A (ja) | 2021-03-04 | 2021-03-04 | 印刷システム、端末装置、印刷装置、及び、端末装置の制御方法 |
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JP2021034185A JP2022134789A (ja) | 2021-03-04 | 2021-03-04 | 印刷システム、端末装置、印刷装置、及び、端末装置の制御方法 |
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JP2021034185A Pending JP2022134789A (ja) | 2021-03-04 | 2021-03-04 | 印刷システム、端末装置、印刷装置、及び、端末装置の制御方法 |
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