JP2020036125A - 端末装置、無線接続制御方法および無線接続制御プログラム - Google Patents

端末装置、無線接続制御方法および無線接続制御プログラム Download PDF

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岩音 池田
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Abstract

【課題】デバイスが接続すべき適切なアクセスポイントを容易に選択できる端末装置、無線接続制御方法および無線接続制御プログラムを提供する。【解決手段】端末装置は、第1無線通信方式による第1無線通信をデバイスとの間で実行する第1無線通信部と、第2無線通信方式に対応するアクセスポイントのSSIDに基づいて第2無線通信方式によりアクセスポイントに接続する第2無線通信部と、第1無線通信部がデバイスから受信した、アクセスポイントのSSIDのリストを、所定の表示部に表示させ、リストからのSSIDの選択を受け付ける制御部と、を備える。制御部は、第1SSIDと第2SSIDとを有するアクセスポイントに対して第2無線通信部が第1SSIDに基づく接続をしている場合に、リストに第2SSIDが含まれていれば、第2SSIDを強調した態様のリストを表示部に表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、端末装置、無線接続制御方法および無線接続制御プログラムに関する。
特許文献1には、無線LAN(Local Area Network)に接続可能な複合機の表示部に表示されたSSID(Service Set Identifier)の中からユーザーが操作部を操作して接続対象のSSIDを選択することにより、複合機が接続対象のアクセスポイントに無線接続する技術が記載されている。
ユーザーは、無線LANに接続するスマートフォンやタブレット型端末等の端末装置から複合機等のデバイスを利用するために、デバイスを無線LANの中継装置であるアクセスポイントへ接続させる必要がある。
特開2011‐188518号公報
しかしながら、端末装置が接続しているアクセスポイントとは異なるアクセスポイントのSSIDがデバイスの接続先としてユーザーにより選択されると、端末装置から無線LANを介してデバイスを利用することができない。そのため、デバイスが接続すべき適切なアクセスポイントを容易に選択できる仕組みが求められていた。
端末装置は、第1無線通信方式による第1無線通信をデバイスとの間で実行する第1無線通信部と、第2無線通信方式に対応するアクセスポイントのネットワーク識別子に基づいて前記第2無線通信方式により前記アクセスポイントに接続する第2無線通信部と、前記第1無線通信部が前記デバイスから受信した、前記デバイスが前記第2無線通信方式に対応するアクセスポイントの探索により取得したネットワーク識別子のリストを、所定の表示部に表示させ、前記リストから選択されたネットワーク識別子に基づくアクセスポイントへの前記第2無線通信方式による接続を前記デバイスに実行させる制御部と、を備え、前記制御部は、第1ネットワーク識別子と第2ネットワーク識別子とを有するアクセスポイントに対して前記第2無線通信部が前記第1ネットワーク識別子に基づく接続をしている場合に、前記リストに前記第2ネットワーク識別子が含まれていれば、前記第2ネットワーク識別子を強調した態様の前記リストを前記表示部に表示させる。
システムの概略構成を示す図。 端末装置が実行する無線接続制御処理を示すフローチャート。 プリンターが実行する無線接続処理を示すフローチャート。 端末装置におけるUI画面が遷移する様子を示す図。 端末装置におけるUI画面が遷移する様子を示す図。 第3実施形態にかかる無線接続制御処理の一部を示すフローチャート。
以下、各図を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお各図は、本実施形態を説明するための例示に過ぎない。
1.システムの概略構成:
図1は、本実施形態に係るシステムの概略構成を示す図である。システム1は、端末装置10とプリンター20とを備える。プリンター20は、デバイスの一種に該当する。
端末装置10とプリンター20とは、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)の規格に準拠した無線通信方式による第1無線通信を実行する。本実施形態においては、BLEの規格に準拠した無線通信方式が第1無線通信方式に対応する。
端末装置10は、無線LANの一つの規格であるWi−Fi(登録商標)の規格に準拠した無線通信方式による第2無線通信を、無線LANのアクセスポイント30との間で実行する。プリンター20は、Wi−Fiの規格に準拠した無線通信方式による第2無線通信をアクセスポイント30との間で実行する。本実施形態においては、Wi−Fiの規格に準拠した無線通信方式が第2無線通信方式に対応する。
アクセスポイント30は無線LANルーターとして機能する。図1には、1台のアクセスポイント30が示されているが、端末装置10およびプリンター20の周辺に存在するアクセスポイント30の台数は1台に限られない。また、プリンター20の台数も1台に限られない。
端末装置10は、端末制御部11と、第1BLE通信部12と、第1Wi−Fi通信部13と、第1タッチパネルディスプレイ14と、第1NFC(Near Field Communication)部15とを含む。第1BLE通信部12は、BLE規格により、第1Wi−Fi通信部13よりも低電力で、より近距離の通信相手と無線通信を行うことができる。第1BLE通信部12は、例えば、BLE規格での無線通信を行うチップやモジュールとして構成される。第1BLE通信部12は、端末装置10の第1無線通信部に該当する。
第1Wi−Fi通信部13は、Wi−Fi規格によって通信相手と無線通信を行うことができる。第1Wi−Fi通信部13は、例えば、Wi−Fi規格での無線通信を行うチップやモジュールとして構成される。第1Wi−Fi通信部13は、端末装置10の第2無線通信部に該当する。第1NFC部15は、NFC規格により、BLE規格よりも近距離の無線通信を行うことができるチップやモジュールである。本実施形態においては、NFCの規格に準拠した無線通信方式が第3無線通信方式に対応する。そして、第1NFC部15は、通信相手に対する所定距離内の接近に応じて第3無線通信方式による第3無線通信を実行する、端末装置10の第3無線通信部に該当する。
第1タッチパネルディスプレイ14は、各種の情報を表示可能なディスプレイと、ディスプレイに対するタッチを検出するタッチパネルとを兼ねたユーザーインターフェイスである。ユーザーインターフェイスを、UIと略す。第1タッチパネルディスプレイ14は、端末装置10の表示部および操作部に該当する。ただし、操作部は、タッチパネルに限定されず、ユーザーの入力を受け付けるための物理的なボタンやキーボードや、マウス等であってもよい。
端末制御部11は、図示しないプロセッサーとしてのCPU、ROMやRAM等のメモリーを備えており、メモリーに記録されたプログラムを実行可能である。メモリーはEEPROMであっても良い。端末制御部11は、メモリーに記録されたプログラムの一種としてのアプリケーション11aを実行することにより、第1BLE通信部12、第1Wi−Fi通信部13、第1タッチパネルディスプレイ14、第1NFC部15の動作を制御する。アプリケーション11aは、無線接続制御プログラムに該当する。例えば、端末制御部11は、第1タッチパネルディスプレイ14に画像を表示させ、また、第1タッチパネルディスプレイ14に対するユーザーの入力を受け付ける。また、端末制御部11は、第1BLE通信部12を制御して第1無線通信を実行させる。また、端末制御部11は、第1Wi−Fi通信部13を制御して第2無線通信を実行させる。また、端末制御部11は、第1NFC部15を制御して第3無線通信を実行させる。
端末装置10は、例えば、スマートフォンやタブレット型のコンピューター等の携帯通信端末装置である。あるいは、端末装置10は、据置き型のパーソナルコンピューター等であってもよい。
プリンター20は、デバイス制御部21と、第2BLE通信部22と、第2Wi−Fi通信部23と、第2タッチパネルディスプレイ24と、印刷部25と、第2NFC部26とを含む。第2BLE通信部22は、BLE規格により、第2Wi−Fi通信部23よりも低電力で、より近距離の通信相手と無線通信を行うことができる。第2BLE通信部22は、例えば、BLE規格での無線通信を行うチップやモジュールとして構成される。
第2Wi−Fi通信部23は、Wi−Fi規格によって通信相手と無線通信を行うことができる。第2Wi−Fi通信部23は、例えば、Wi−Fi規格での無線通信を行うチップやモジュールとして構成される。第2NFC部26は、NFC規格により、BLE規格よりも近距離の無線通信を行うことができるチップやモジュールである。
第2タッチパネルディスプレイ24は、各種の情報を表示可能なディスプレイと、ディスプレイに対するタッチを検出するタッチパネルとを兼ねたUIである。印刷部25は、図示しない印刷媒体の搬送機構や印刷媒体に画像を印刷する印刷機構等を備えている。
デバイス制御部21は、図示しないプロセッサーとしてのCPU、ROMやRAM等のメモリーを備えており、メモリーに記録されたプログラムを実行可能である。デバイス制御部21は、メモリーに記録されたプログラムの一種としてのファームウェア21aを実行することにより、第2BLE通信部22、第2Wi−Fi通信部23、第2タッチパネルディスプレイ24、印刷部25、第2NFC部26の動作を制御する。例えば、デバイス制御部21は、第2タッチパネルディスプレイ24に画像を表示させ、また、第2タッチパネルディスプレイ24に対するユーザーの入力を受け付ける。また、デバイス制御部21は、印刷データに基づいて印刷データが示す画像に対する画像処理を実行し、印刷部25を制御して当該画像を印刷媒体に印刷させる。また、デバイス制御部21は、第2BLE通信部22を制御して第1無線通信を実行させる。また、デバイス制御部21は、第2Wi−Fi通信部23を制御して第2無線通信を実行させる。また、デバイス制御部21は、第2NFC部26を制御して第3無線通信を実行させる。
プリンター20は、印刷部25による印刷機能に加えて、スキャナーによる読取機能や、ファクシミリ通信部によるファクシミリ通信機能等、複数の機能を兼ね備えた複合機であってもよい。
端末装置10の第1NFC部15およびプリンター20第2NFC部26は、後述の「第2実施形態」を想定する場合に必要な構成であるため、第2実施形態以外では省略可能な構成である。
2.第1実施形態:
次に、システム1において実行される第1実施形態について説明する。
第1実施形態では、ユーザーが、無線LANに未接続のプリンター20を、端末装置10を操作することにより無線LANに接続させる場面を想定する。第1実施形態の前提として、端末装置10は、アクセスポイント30との第2無線通信が確立されている。つまり、端末装置10は、アクセスポイント30が中継する無線LANに接続している。
図2は、端末装置10の端末制御部11がアプリケーション11aに従って実現する無線接続制御処理をフローチャートにより示している。図2に示す各ステップの少なくとも一部が、無線接続制御方法の各工程を示している。
図3は、プリンター20のデバイス制御部21がファームウェア21aに従って実現する無線接続処理をフローチャートにより示している。
デバイス制御部21は、無線LANに未接続の状態、つまりWi−Fi未設定の状態においては、ステップS400に示すように、Wi−Fi未設定である旨を外部に通知するために、第2BLE通信部22にBLE規格のビーコン信号を発信させる。BLE規格のビーコン信号は、アドバタイズパケットとも呼ばれる。また、ステップS400で第2BLE通信部22が発信する、Wi−Fi未設定である旨を外部に通知するためのビーコン信号を、BLEビーコン信号と表記する。第2BLE通信部22は、BLEビーコン信号を所定時間間隔で繰り返し発信する。
ステップS400で第2BLE通信部22が発信するBLEビーコン信号には、プリンター20が本実施形態にかかる端末装置10によるWi−Fi設定制御の対象となるデバイスであることを示す特定のIDや、第2BLE通信部22に固有のアドレスや、第2Wi−Fi通信部23に固有のMAC(Media Access Control)アドレス、といった各種識別情報や、プリンター20のデバイス名等が含まれている。BLEビーコン信号に含まれる識別情報やデバイス名等をまとめてBLEビーコン情報と呼ぶ。
端末装置10側では、ユーザーが第1タッチパネルディスプレイ14を操作することにより、アプリケーション11aを起動させる。そして、起動したアプリケーション11aが第1タッチパネルディスプレイ14に表示させるUI画面に対して、ユーザーが所定の操作をすることで、端末装置10に対して、Wi−Fi未設定のプリンター20の探索を指示する。図2のフローチャートは、このような指示を契機として開始される。
ステップS100では、端末制御部11は、周囲に存在するWi−Fi未設定のプリンター20を探索する。この場合、端末制御部11は、第1BLE通信部12を制御して、第1BLE通信部12にBLEビーコン信号を検知させる。
ステップS110では、端末制御部11は、ステップS100の探索の結果、BLEビーコン信号を検知できたことを条件として、UI画面内で、プリンターのWi−Fi設定ボタンを有効化させる。
図4および図5は、端末制御部11がアプリケーション11aに従って第1タッチパネルディスプレイ14に表示させるUI画面が遷移する様子を例示している。符号40,41,42,43,44,45,46が、UI画面を指している。ステップS110では、図4の上段に示すように、UI画面40内で、プリンターのWi−Fi設定ボタン40aが有効化される。ステップS100の探索においてBLEビーコン信号が全く検知できない場合は、端末制御部11は、ステップS100を更に繰り返したり、図2のフローチャートを終了させたりするが、前記探索により少なくとも1台のプリンター20のBLEビーコン信号が検知できたと仮定して、説明を続ける。
ステップS120では、端末制御部11は、プリンターのWi−Fi設定ボタン40aを押下げるタップやクリック等の操作が行われたか否かを判定する。端末制御部11は、プリンターのWi−Fi設定ボタン40aが押下げられた場合に“Yes”と判定してステップS130へ進む。
ステップS130では、端末制御部11は、複数台のWi−Fi未設定のプリンター20の探索に成功したか否かを判定する。つまり、ステップS100の探索の結果、複数台のプリンター20のそれぞれから発信されている各BLEビーコン信号が検知できた場合には“Yes”と判定してステップS140へ進み、一方、ステップS100の探索の結果、1台のプリンター20のBLEビーコン信号のみ検知できた場合には“No”と判定してステップS160へ進む。
ステップS140では、端末制御部11は、前記探索に成功した複数台のWi−Fi未設定のプリンター20のリストを第1タッチパネルディスプレイ14に表示させる。
図4の中段に示すUI画面41は、ステップS140で表示されるUI画面であり、プリンターリスト41aを含んでいる。プリンターリスト41aにおいては、複数台のプリンターの機種名つまりデバイス名が列挙されている。プリンターリスト41aに示されるデバイス名は、ステップS100の探索で検知された各プリンター20からのBLEビーコン信号に含まれているBLEビーコン情報の一部である。UI画面41の例では、3台のWi−Fi未設定のプリンター20がプリンターリスト41aにより示されている。
端末制御部11は、プリンターリスト41aを含んだUI画面41を表示させる場合に、端末装置10との距離が近いプリンター20を、リストのより上位の位置に表示させるとしてもよい。端末装置10との距離が近いプリンター20ほどリストの上位に示すことで、ユーザーは、端末装置10との距離が近いプリンター20が選び易くなる。端末装置10とプリンター20との距離を判断する方法は特に限定されない。例えば、端末制御部11は、ステップS100の探索により検知したBLEビーコン信号の受信信号強度RSSI(Received Signal Strength Indication)と所定のしきい値との比較に応じて、端末装置10とプリンター20との距離を推測する。端末制御部11は、更に、プリンターリスト41a内の各デバイス名の近傍に、BLEビーコン信号の受信信号強度RSSIの程度を表すアイコンを表示させることで、端末装置10との距離が近いプリンター20をユーザーがより選び易くなるようにしてもよい。
ステップS150では、端末制御部11は、ステップS140で表示したリストからWi−Fi未設定のプリンター20の選択を受け付ける。ユーザーは、第1タッチパネルディスプレイ14を介して、UI画面41内のプリンターリスト41aから一つのデバイス名を選択する。以下では、ステップS150で端末制御部11が受け付けた選択にかかるWi−Fi未設定のプリンター20を、端末装置10によるWi−Fi設定制御の対象のプリンター20という意味で「対象プリンター20」と呼ぶ。ただし、ステップS130で“No”と判定した状況では、ステップS100の探索によりBLEビーコン信号が検知された1台のプリンター20が、対象プリンター20となる。
ステップS160,S410では、端末装置10と対象プリンター20との間で第1無線通信のための接続(以下、BLE接続)が確立される。この場合、端末制御部11は、BLE規格に従った所定の接続要求を、第1BLE通信部12から対象プリンター20の第2BLE通信部22へ送信させる。プリンター20側では、デバイス制御部21が、前記接続要求への応答を、第2BLE通信部22から第1BLE通信部12へ送信させる。このようなBLE規格に従った端末装置10と対象プリンター20との接続要求と応答のやりとりの結果、BLE接続が確立する。
本実施形態では、端末制御部11は、対象プリンター20から検知したBLEビーコン信号に含まれているBLEビーコン情報の一部である識別情報を、所定の変換式で変換し、変換後の識別情報をBLE接続の接続要求に含めて、第1BLE通信部12から対象プリンター20の第2BLE通信部22へ送信させる。前記接続要求を受信したプリンター20側では、デバイス制御部21が、前記接続要求に含まれている前記変換後の識別情報が、正当な値であるか否かを判定する。デバイス制御部21は、自身が第2BLE通信部22から発信させているBLEビーコン信号にBLEビーコン情報の一部として含めた識別情報を、前記所定の変換式で変換し、この変換後の識別情報と、前記接続要求に含まれている前記変換後の識別情報とが一致すれば、前記接続要求に含まれている前記変換後の識別情報が正当な値であると判定できる。デバイス制御部21が、前記接続要求に含まれている前記変換後の識別情報が正当な値であると判定した場合に前記接続要求への前記応答を行うことで、端末装置10と対象プリンター20との間のBLE接続が確立する。プリンター20は、端末装置10との間でBLE接続が確立したら、第2BLE通信部22からのBLEビーコン信号の発信を停止する。
ステップS170では、端末制御部11は、第1Wi−Fi通信部13が接続しているアクセスポイント30のSSIDを、第1BLE通信部12から対象プリンター20の第2BLE通信部22へ送信させる。SSIDは、アクセスポイント30のネットワーク識別子である。図ではアクセスポイントをAPと略している。第1Wi−Fi通信部13が接続しているアクセスポイント30のSSIDとは、現在、第1Wi−Fi通信部13がアクセスポイント30との第2無線通信のために設定し使用しているSSIDである。
ステップS170で端末制御部11が対象プリンター20へ送信するSSIDを、「第1SSID」と表記する。
ステップS420では、デバイス制御部21は、端末装置10から送信された第1SSIDを第2BLE通信部22を介して受信する。
なお、図2のステップS170,S180,S200,S210,240,S250,S290および図3のステップS420,S440〜S490の端末装置10と対象プリンター20との通信は、第1BLE通信部12と第2BLE通信部22とのBLE接続による第1無線通信である。
ステップS430では、デバイス制御部21は、周囲に存在するアクセスポイント30のSSIDを探索する。アクセスポイント30は、Wi−Fi規格で定義されたフォーマットのビーコン信号を所定時間間隔で発信しており、アクセスポイント30が発信するビーコン信号にはSSIDやセキュリティタイプ等が記述されている。アクセスポイント30が発信するビーコン信号を、Wi−Fiビーコン信号と表記する。デバイス制御部21は、第2Wi−Fi通信部23を制御して、第2Wi−Fi通信部23にWi−Fiビーコン信号を検知させる。なお、ステップS430は、Wi−Fi未設定のプリンター20が周囲に存在するアクセスポイント30のSSIDを探索するタイミングの一つに過ぎない。
ステップS440では、デバイス制御部21は、ステップS420で第1SSIDを受信したことに対する応答を、端末装置10へ送信する。ステップS440で送信する応答とは、ステップS420で受信した第1SSIDをプリンター20が周囲に存在するアクセスポイント30のSSIDとして認識しているか否かを直接あるいは間接的に示す応答である。
具体的には、デバイス制御部21は、ステップS430等のSSIDの探索により、第2Wi−Fi通信部23が検知したWi−Fiビーコン信号に含まれているSSIDやセキュリティタイプを取得する。セキュリティタイプとは、暗号化方式であり、例えば、WEP、TKIP、AES等が知られている。そのため、デバイス制御部21は、ステップS420で受信した第1SSIDと同じSSIDをステップS430等のSSIDの探索により取得し認識していれば、第1SSIDが対応するセキュリティタイプを、ステップS440で応答として端末装置10へ送信することができる。一方、ステップS420で受信した第1SSIDと同じSSIDをステップS430等のSSIDの探索により取得できていなければ、デバイス制御部21は、第1SSIDが対応するセキュリティタイプを認識できず、その場合には、第1SSIDが対応するセキュリティタイプを認識していない旨の応答を、ステップS440で端末装置10へ送信する。
ステップS180では、端末制御部11は、ステップS170で第1SSIDを対象プリンター20へ送信したことに対する対象プリンター20からの応答を受信する。
ステップS190では、端末制御部11は、端末装置10と対象プリンター20とが共通のSSIDを認識しているか否か、つまり、両者が第1SSIDを認識しているか否かを判定する。端末制御部11は、ステップS180で受信した応答が、第1SSIDが対応するセキュリティタイプを示す内容であれば“Yes”と判定し、ステップS200〜S260をスキップしてステップS270へ進む。一方、ステップS180で受信した応答が、第1SSIDが対応するセキュリティタイプを認識していない旨の内容であれば、端末制御部11は“No”と判定してステップS200へ進む。
図4の下段に示すUI画面42は、ステップS130で“No”と判定された場合、あるいはステップS140で表示されたUI画面41のプリンターリスト41aからユーザーがプリンター20を選択した後、に表示されるUI画面である。UI画面42には、対象プリンター20がWi−Fi接続可能なアクセスポイント30についての調査をしている旨のメッセージ42aが含まれている。ステップS190の判定により処理がステップS270へ進んだ場合には、UI画面42は、ステップS270が実行されるまで表示される。一方、ステップS190の判定により処理がステップS200へ進んだ場合には、UI画面42は、ステップS220が実行されるまで表示される。
ステップS200では、端末制御部11は、対象プリンター20が認識しているアクセスポイント30のSSIDのリストを、対象プリンター20に要求する。この場合、端末制御部11は、SSIDのリストを要求する要求コマンドを、対象プリンター20へ送信する。
ステップS450では、デバイス制御部21は、端末装置10からSSIDのリストの要求、すなわち前記要求コマンドを受信する。
なお、図3において破線の矩形で囲われたステップS450〜S480は、端末装置10がステップS200〜S260を実行する場合に対応する、対象プリンター20側の処理である。端末装置10側の処理がステップS190からステップS270へ進む場合には、ステップS450〜S480は実行されない。
ステップS460では、デバイス制御部21は、SSIDのリストを端末装置10へ送信する。デバイス制御部21は、ステップS460のタイミングまでに実行したアクセスポイント30のSSIDの探索により検知したSSIDについて、それらをリスト形式で表現したデータを生成し、このように生成したデータをSSIDリストとして端末装置10へ送信する。
ステップS210では、端末制御部11は、対象プリンター20からSSIDリストを受信する。
ステップS220では、端末制御部11は、ステップS210で受信したSSIDリストを第1タッチパネルディスプレイ14に表示させる。
図5の上段に示すUI画面43は、ステップS220で表示されるUI画面であり、SSIDリスト43aを含んでいる。
端末制御部11は、ステップS220の実行に際して、強調処理を伴うSSIDリストの表示を行う。ここで言う強調処理とは、第1SSIDと特定の関係性を有する「第2SSID」がSSIDリストに含まれている場合に、この第2SSIDを、SSIDリスト内の他のSSIDよりも強調した態様で表示させる処理である。強調した態様とは、リストにおいて上位の位置へ配置することを指す。
アクセスポイント30は、複数のSSIDを有することがある。本実施形態では、1台のアクセスポイント30が有する複数のSSID同士の関係を、特定の関係性と定義する。従って、端末制御部11は、第1Wi−Fi通信部13が第1SSIDと第2SSIDとを有するアクセスポイント30に対して第1SSIDに基づく接続をしており、ステップS210で受信したSSIDリストに第2SSIDが含まれていれば、ステップS220では、第2SSIDを強調した態様のSSIDリストを表示させる。
具体的には、1台のアクセスポイント30は、5GHzの周波数帯に対応した無線LANを識別するためのSSIDや、2.4GHzの周波数帯に対応した無線LANを識別するためのSSIDを有することがある。また、1台のアクセスポイント30が有する異なる周波数帯に対応した複数のSSIDは、類似した文字列であることが多い。そのため、端末制御部11は、第1SSIDと、SSIDリストに含まれている一つのSSIDとが、対応する周波数帯の相違に応じて相違する文字列でそれぞれ表現されている場合に、前記一つのSSIDを第2SSIDに該当するとみなし、前記一つのSSIDを強調した態様のSSIDリストを表示させる。
一例として、端末装置10の第1Wi−Fi通信部13が、5GHzの周波数帯に対応した第1SSIDに基づいてアクセスポイント30に接続しており、このアクセスポイント30が、2.4GHzの周波数帯に対応したSSIDも有していると仮定する。また、対象プリンター20の第2Wi−Fi通信部23は、その仕様として、2.4GHzの周波数帯に対応したSSIDをステップS430等で探索可能であると仮定する。このような場合、対象プリンター20がSSIDの探索により得たSSIDリストに、第1SSIDと特定の関係性を有する第2SSIDが含まれている可能性がある。そこで、端末制御部11は、例えば、SSIDリストの中に以下の条件1〜4のいずれかを満足するSSIDが含まれている場合、その条件1〜4のいずれかを満足するSSIDを、第2SSIDとみなす。
[条件1]
SSIDを構成する文字列の終端の文字「‐a」や文字「_A」を、文字「‐g」や文字「_G」に置換したときに、第1SSIDと一致するSSID。
[条件2]
SSIDを構成する文字列の中間の文字「‐a‐」や文字「‐A_」を、文字「‐g‐」や文字「‐G_」に置換したときに、第1SSIDと一致するSSID。
[条件3]
SSIDを構成する文字列内の文字「2G」を、文字「5G」に置換したときに、第1SSIDと一致するSSID。
[条件4]
第1SSIDを構成する文字列の終端の文字「‐5G」を削除したときの第1SSIDと一致するSSID。
このように、端末制御部11は、第1SSIDと、SSIDリストに含まれている一つのSSIDとが、対応する周波数帯を示す文字以外の文字列が共通する場合に、前記一つのSSIDを第2SSIDに該当するとみなす。「‐a」、「_A」、「‐g」、「_G」、「‐a‐」、「‐A_」、「‐g‐」、「‐G_」、「2G」、「5G」、「‐5G」等が、対応する周波数帯を示す文字の例である。ただし、第1SSIDと特定の関係性を有する第2SSIDをSSIDリストの中から類推するための具体的手法は、条件1〜4に限定されない。
図5のUI画面43によれば、SSIDリスト43aには「SSID‐*****1」「SSID‐*****2」といった複数のSSIDが示されており、その中で「SSID‐*****1」が最も上位に配置されている。従って、この「SSID‐*****1」が、第1SSIDと特定の関係性を有する第2SSIDの一例と解して良い。
第2SSIDを強調する態様は、説明したようなSSIDリストの上位位置へ配置すること以外にも、例えば、第2SSIDを、SSIDリスト内の他のSSIDよりも大きく表示したり、他のSSIDよりも目立つ色や明るさで表示したりする態様を含む。また、端末制御部11は、SSIDリストにおいて第2SSIDだけを表示して、実質的に第2SSID以外のSSIDをユーザーが選択できないようにしてもよい。
ステップS230では、端末制御部11は、ステップS220で表示したSSIDリストからSSIDの選択を受け付ける。ユーザーは、第1タッチパネルディスプレイ14を介して、UI画面43内のSSIDリスト43aから一つのSSIDを選択する。以下では、ステップS230で端末制御部11が受け付けた選択にかかるSSIDを、「選択SSID」と呼ぶ。上述したように、SSIDリスト内では第2SSIDが強調して表示されるため、ユーザーは、第2SSIDを選択する可能性が高い。ただし、端末制御部11は、UI画面43内に更に、SSIDの文字入力をユーザーから直接受け付けるための入力欄やボタンを表示させることにより、選択SSIDの指定を受け付けてもよい。
以下では、ユーザーがSSIDリストから第2SSIDを選択した場合を想定して説明を続ける。
図2のステップS240〜S260および図3のステップS470,S480の処理は、図2のステップS170〜S190および図3のステップS420,S440についての説明を、第1SSIDを選択SSIDに読み替えて解釈すればよい。
つまり、ステップS240では、端末制御部11は、選択SSIDを対象プリンター20へ送信する。
ステップS470では、デバイス制御部21は、端末装置10から送信された選択SSIDを受信する。
ステップS480では、デバイス制御部21は、ステップS470で選択SSIDを受信したことに対する応答を、端末装置10へ送信する。ステップS480で送信する応答とは、ステップS470で受信した選択SSIDをプリンター20が周囲に存在するアクセスポイント30のSSIDとして認識しているか否かを直接あるいは間接的に示す応答である。
デバイス制御部21は、ステップS470で受信した選択SSIDと同じSSIDをSSIDの前記探索により認識していれば、選択SSIDが対応するセキュリティタイプをステップS480で応答として端末装置10へ送信する。一方、ステップS470で受信した選択SSIDと同じSSIDをSSIDの前記探索による認識できていなければ、デバイス制御部21は、選択SSIDが対応するセキュリティタイプを認識できず、その場合には、選択SSIDが対応するセキュリティタイプを認識していない旨の応答を、ステップS480で端末装置10へ送信する。
ステップS250では、端末制御部11は、ステップS240で選択SSIDを対象プリンター20へ送信したことに対する対象プリンター20からの応答を受信する。
ステップS260では、端末制御部11は、端末装置10と対象プリンター20とが共通のSSIDを認識しているか否か、つまり、両者が選択SSIDを認識しているか否かを判定する。端末制御部11は、ステップS250で受信した応答が、選択SSIDが対応するセキュリティタイプを示す内容であれば“Yes”と判定し、ステップS270へ進む。一方、ステップS250で受信した応答が、選択SSIDが対応するセキュリティタイプを認識していない旨の内容であれば、端末制御部11は“No”と判定してステップS200へ戻る。
これまでの説明から判るように、選択SSIDは、対象プリンター20がSSIDの前記探索により認識したSSIDのリストからユーザーにより選択されたものであるため、端末制御部11は、ステップS260では“Yes”と判定してステップS270へ進むことになる。なお、ステップS240〜S260およびステップS470,S480は、図2,3のフローチャートにおいて省略してもよい。
ステップS270では、端末制御部11は、対象プリンター20が第2無線通信を実行するために必要な設定情報の入力を受け付ける入力画面を、第1タッチパネルディスプレイ14に表示させる。ここでいう設定情報とは、アクセスポイント30への接続に必要なパスワードである。
図5の中段に示すUI画面44は、ステップS270で表示されるUI画面であり、パスワードの入力画面に該当する。UI画面44は、パスワード入力欄44aを含んでいる。端末制御部11は、UI画面44内に、選択SSIDとともにパスワード入力欄44aを表示させる。このようにすることで、ユーザーに、選択SSIDに対応するアクセスポイント30への接続に必要なパスワードを入力すべきことを認識させることができる。ただし、ステップS190の判定からステップS270へ進んだ場合には、端末制御部11は、UI画面44内に、第1SSIDとともにパスワード入力欄44aを表示させる。
ステップS280では、端末制御部11は、ステップS270で表示した入力画面を介して、設定情報としてのパスワードの入力を受け付ける。つまり、ユーザーは、UI画面44のパスワード入力欄44aに対してパスワードを入力する操作を行う。アクセスポイント30への接続に必要なパスワードは、例えば、アクセスポイント30の筐体の底面付近に貼り付けられている。ここでは、ユーザーが、入力すべきパスワードを知っていることを前提に説明を続ける。
ステップS290では、端末制御部11は、アクセスポイント30への接続に必要なSSIDおよびパスワードを含んだWi−Fi設定コマンドを対象プリンター20へ送信する。Wi−Fi設定コマンドは、アクセスポイント30への接続、つまりWi−Fi設定をすべき旨の命令である。Wi−Fi設定コマンドに含めるSSIDおよびパスワードは、選択SSIDおよびステップS280で受け付けたパスワードである。ただし、ステップS190の判定からステップS270へ進んだ場合には、端末制御部11は、第1SSIDおよびステップS280で受け付けたパスワードをWi−Fi設定コマンドに含める。
ステップS490では、デバイス制御部21は、端末装置10から送信されたWi−Fi設定コマンドを受信する。
ステップS500では、デバイス制御部21は、ステップS490で受信したWi−Fi設定コマンドに基づいてWi−Fi設定処理を実行する。つまり、デバイス制御部21は、第2Wi−Fi通信部23に、Wi−Fi設定コマンドに含まれているSSIDおよびパスワードを設定し、設定したSSIDおよびパスワードに基づき、Wi−Fi規格によるアクセスポイント30への接続を実行させる。以上で、図3のフローチャートが終了する。
一方、ステップS300では、端末制御部11は、第1Wi−Fi通信部13を制御して、アクセスポイント30を介したWi−Fi規格の第2無線通信により対象プリンター20を探索させる。例えば、端末制御部11は、数分程度の所定期間に限定して、第1Wi−Fi通信部13に、対象プリンター20の第2Wi−Fi通信部23のMACアドレスで識別される通信相手を第2無線通信により探索する。
ステップS310では、端末制御部11は、ステップS300の探索の結果に応じた画面を第1タッチパネルディスプレイ14に表示させる。以上で、図2のフローチャートが終了する。
第2SSIDが選択SSIDとされて対象プリンター20に設定された場合は、端末装置10の第1Wi−Fi通信部13は第1SSIDに基づいてアクセスポイント30に接続する一方で、対象プリンター20の第2Wi−Fi通信部23は、第2SSIDに基づいてアクセスポイント30に接続することになる。第1SSIDおよび第2SSIDは、同じアクセスポイント30が有する異なるSSIDであり、例えば、第1SSIDが5GHz、第2SSIDが2.4GHzというように、対応する周波数帯が異なっている。対応する周波数帯が異なる複数のSSIDを有するアクセスポイント30は、それぞれのSSIDに基づく無線通信を中継する機能を有する。従って、対象プリンター20に対して第2SSIDおよびパスワードが正常に設定された場合には、ステップS300の探索により、端末制御部11は、対象プリンター20を検知することができる。なお、第1SSIDが対象プリンター20に設定された場合は、端末装置10の第1Wi−Fi通信部13、対象プリンター20の第2Wi−Fi通信部23はいずれも第1SSIDに基づいてアクセスポイント30に接続する。この場合は、当然、ステップS300の探索により、端末制御部11は対象プリンター20を検知することができる。
図5の下段に示すUI画面45は、ステップS300の探索の結果、対象プリンター20を検知できた場合に、ステップS310で表示されるUI画面である。ステップS300の探索の結果、対象プリンター20を検知できたということは、端末装置10は、アクセスポイント30を介したWi−Fi規格の第2無線通信により対象プリンター20と通信できる状態である。従って、端末制御部11は、UI画面45には対象プリンター20とのWi−Fi規格による接続が完了した旨のメッセージを表示させる。一方、図5の下段に示すUI画面46は、ステップS300の探索の結果、対象プリンター20を検知できなかった場合に、ステップS310で表示されるUI画面である。端末制御部11は、UI画面46には対象プリンター20とのWi−Fi規格による接続ができない旨のメッセージを表示させる。
なお、端末装置10の第1BLE通信部12とプリンター20の第2BLE通信部22との間で確立したBLE接続を用いた第1無線通信では、汎用的なネットワーク管理プロトコルに従ったフォーマットのデータをやり取りするとしてもよい。具体的には、端末制御部11は、ステップS170,S200,S240,S290等において、プリンター20へ送信すべき必要なデータを含んだパケットであってSNMP(Simple Network Management Protocol)に従ったフォーマットのパケットを生成し、このパケットを、第1BLE通信部12に、第1無線通信に対応した形式のデータに適宜変換させた上で、第2BLE通信部22へ送信させる。同様に、デバイス制御部21は、ステップS440,S460,S480等において、プリンター20へ送信すべき必要なデータを含んだパケットであってSNMPに従ったフォーマットのパケットを、第2BLE通信部22に、第1無線通信に対応した形式のデータに適宜変換させた上で、第1BLE通信部12へ送信させる。
このように本実施形態によれば、端末装置10は、第1無線通信方式による第1無線通信をデバイスとの間で実行する第1無線通信部と、第2無線通信方式に対応するアクセスポイント30のSSIDに基づいて第2無線通信方式によりアクセスポイント30に接続する第2無線通信部と、第1無線通信部がデバイスから受信した、デバイスが第2無線通信方式に対応するアクセスポイント30の探索により取得したSSIDリストを、所定の表示部に表示させ、SSIDリストから選択されたSSIDに基づくアクセスポイント30への第2無線通信方式による接続をデバイスに実行させる端末制御部11と、を備える。そして、端末制御部11は、第1SSIDと第2SSIDとを有するアクセスポイント30に対して第2無線通信部が第1SSIDに基づく接続をしている場合に、SSIDリストに第2SSIDが含まれていれば、第2SSIDを強調した態様のSSIDリストを表示部に表示させる。
前記構成によれば、端末装置10は、ユーザーがSSIDリストから第1SSIDと特定の関係性を有する第2SSIDを選択し易い状況を作りだすことができる。この結果、ユーザーは、デバイスが接続すべき適切なアクセスポイント30を容易に選択でき、アクセスポイント30を介した端末装置10とデバイスとの第2無線通信を実現し易くなる。
また、本実施形態によれば、端末制御部11は、第2無線通信部がアクセスポイント30への接続に使用するSSIDと、SSIDリストに含まれている一のSSIDとが、対応する周波数帯の相違に応じて相違する文字列でそれぞれ表現されている場合に、第2無線通信部がアクセスポイント30への接続に使用するSSIDと前記一のSSIDとは、第1SSIDと第2SSIDとに該当するとみなす。言い換えると、端末制御部11は、第2無線通信部がアクセスポイント30への接続に使用する第1SSIDと、SSIDリストに含まれている第2SSIDとが、対応する周波数帯の相違に応じて相違する文字列でそれぞれ表現されている場合、第2SSIDを強調した態様のSSIDリストを表示部に表示させる。
前記構成によれば、端末装置10は、1台のアクセスポイント30が有する複数のSSIDは、対応する周波数帯の相違に応じて相違する文字列でそれぞれ表現されているという特徴に基づいて、第1SSIDと特定の関係性を有する第2SSIDを類推することができる。
また、本実施形態によれば、端末制御部11は、第2無線通信部がアクセスポイント30への接続に使用するSSIDと、前記一のSSIDとが、対応する周波数帯を示す文字以外の文字列が共通する場合に、第2無線通信部がアクセスポイント30への接続に使用するSSIDと前記一のSSIDとは、第1SSIDと第2SSIDとに該当するとみなす。言い換えると、端末制御部11は、第2無線通信部がアクセスポイント30への接続に使用する第1SSIDと、SSIDリストに含まれている第2SSIDとが、対応する周波数帯を示す文字以外の文字列が共通する場合、第2SSIDを強調した態様のSSIDリストを表示部に表示させる。
前記構成によれば、端末装置10は、第1SSIDと特定の関係性を有する第2SSIDを的確に類推することができる。
また、本実施形態によれば、端末制御部11は、第2SSIDを、SSIDリスト内の他のSSIDよりも上位の位置に表示させる。
前記構成によれば、SSIDリストから第1SSIDと特定の関係性を有する第2SSIDをユーザーに容易に選択させることができる。
また、本実施形態によれば、端末制御部11は、SSIDリストから選択された選択SSIDに対応するアクセスポイント30への第2無線通信方式による接続に必要なパスワードの入力を受け付ける入力画面を表示部に表示させ、入力画面を介して受け付けたパスワードおよびSSIDリストから選択された選択SSIDを、第1無線通信部にデバイスへ送信させる。
前記構成によれば、端末装置10は、SSIDリストから選択された選択SSIDおよび入力画面を介して受け付けたパスワードを、デバイスとの第1無線通信によりデバイスに設定し、デバイスにアクセスポイント30への第2無線通信方式による接続を実行させることができる。
また、本実施形態によれば、第1無線通信部が実行する第1無線通信は、中継装置を介さない、デバイスとの直接的な通信である。これまでの説明によれば、第1無線通信部が実行する第1無線通信は、BLEの規格に準拠した無線通信方式による無線通信である。ただし、第1無線通信部が実行する第1無線通信は、BLE以外のBluetooth規格に準拠した無線通信方式による無線通信や、赤外線無線通信等、中継装置を介さない種々の規格の無線通信を採用可能である。
3.第2実施形態:
これまでに説明した実施形態を前提として、さらに第2実施形態を説明する。
複数のプリンター20が存在する場合に、ユーザーは、どのプリンター20を端末装置10による無線接続制御処理の対象、つまり対象プリンター20としたいかを自身で認識する。例えば、プリンター20として、第1プリンターと第2プリンターが存在しており、ユーザーは、このうち第1プリンターを対象プリンター20として選択する場合を想定する。ステップS140により、端末装置10の第1タッチパネルディスプレイ14にプリンター20のリストが表示され、このリストには第1プリンター、第2プリンターそれぞれのデバイス名が含まれているとする。
このような場合、ユーザーが、プリンター20のリストから第1プリンターを選択すれば問題ないが、第1プリンターと第2プリンターとが、デバイス名が似ていたり、同じデバイス名(機種名)であったりすると、ユーザーは、誤って第2プリンターを対象プリンター20として選択するおそれがある。ユーザーが第2プリンターを対象プリンター20として選択すると、図2,3のフローチャートによれば、第2プリンターが認識するアクセスポイント30のSSIDリストが第1タッチパネルディスプレイ14に表示される等して、第2プリンターにおいてWi−Fi設定処理が実行される。このようなユーザーにとっての不都合を回避するために、端末装置10は、第3無線通信部を備え、端末制御部11は、第3無線通信部が通信相手から受信した通信相手の識別情報と、第1無線通信部がデバイスから受信したデバイスの識別情報との比較結果に応じて、SSIDリストを表示させる、としてもよい。
端末装置10の第3無線通信部は、上述したように第1NFC部15である。ユーザーは、図2のフローチャートを端末装置10に実行させるよりも前のタイミングで、無線接続制御処理の対象としたいプリンター20に、端末装置10を接近させる。端末装置10とプリンター20との接近に応じて、端末装置10の第1NFC部15とプリンター20の第2NFC部26との間で、近距離無線通信が実行される。このとき、第1NFC部15は、第2NFC部26からプリンター20側の識別番号、例えば、上述のMACアドレスを読み込む。端末制御部11は、第1NFC部15が第2NFC部26から読み込んだMACアドレスを記憶する。
その後、図2のフローチャートにおいて、端末制御部11は、対象プリンター20からBLEビーコン信号の受信により取得したMACアドレスと、前記のように第1NFC部15が読み込んだMACアドレスとを比較する。比較した二つのMACアドレスが一致していれば、対象プリンター20は、ユーザーが無線接続制御処理の対象としたいプリンター20であるため、端末制御部11は、これまで図2のフローチャートで説明した通りの処理を実行する。一方、前記のように比較した二つのMACアドレスが一致しない場合、端末制御部11は、例えば、ステップS160等のタイミングで図2のフローチャートを終了させる。この場合、ステップS220のSSIDリストの表示も実行しない。あるいは、前記のように比較した二つのMACアドレスが一致しない場合、端末制御部11は、例えば、ステップS220において、前記比較した二つのMACアドレスが一致しない旨をメッセージとしてUI画面に表示させつつ、SSIDリストをUI画面に表示させる。このようなメッセージにより、ユーザーに、本来対象プリンター20とすべき機体とは異なるプリンター20が対象プリンター20である現状を知らせることができる。
4.第3実施形態:
次に、図6に基づいて第3実施形態を説明する。図6は、端末制御部11がアプリケーション11aに従って実現する無線接続制御処理の一部を、フローチャートにより示している。図6は、図2にステップS265およびステップS285を加えたフローチャートである。図6では、図2に示した大部分を、内容が重複しているため省略している。つまり第3実施形態は、第1実施形態を前提とした構成である。
端末制御部11は、ステップS190で“Yes”と判定した場合、または、ステップS260で“Yes”と判定した場合、ステップS265へ進む。
ステップS265では、端末制御部11は、対象プリンター20とのBLE接続を切断する。つまり、端末制御部11は、第1BLE通信部12を制御して、現在、第1BLE通信部12と対象プリンター20の第2BLE通信部22との間で確立されているBLE接続を切断させる。また、ステップS265では、端末制御部11は、第1BLE通信部12と対象プリンター20の第2BLE通信部22とのBLE接続に必要なBLE接続情報を、所定の記憶部に記憶させる。BLE接続情報とは、ステップS160に関して説明したように、対象プリンター20から検知したBLEビーコン信号に含まれていた識別情報等のBLEビーコン情報である。端末制御部11は、ステップS265の後、ステップ270へ進む。
端末制御部11は、ステップS280において設定情報としてのパスワードの入力を受け付けた後、ステップS285に進む。端末制御部11は、例えば、UI画面44のパスワード入力欄44aへパスワードが入力され、さらにUI画面44内のOKボタンが押下げられたタイミングで、ステップS285に進む。
ステップS285では、端末制御部11は、ステップS265で切断した対象プリンター20とのBLE接続を再び確立させる。ステップS285の処理は、ステップS160の処理と同じである。ただし、ステップS285では、端末制御部11は、ステップS265で所定の記憶部に記憶させたBLE接続情報を読み出して、この読み出したBLE接続情報を用いて対象プリンター20とのBLE接続を確立させる。従って、端末制御部11は、ステップS285を実施するにあたり、対象プリンター20が発信するBLEビーコン信号を改めて受信する必要がない。当然、ステップS285の実施に伴い、対象プリンター20側では、ステップS410の処理と同様の処理が再び実施される。
ステップS285の後は、端末制御部11は、ステップS290に進む。
ユーザーが、UI画面44に対してパスワードを入力するために要する時間は、端末制御部11側では予測できない。そのため第3実施形態では、端末制御部11は、UI画面44を表示してからパスワードの入力を受け付け終わるまでの期間は、少なくとも、対象プリンター20とのBLE接続を切断する。ここで、端末装置10においては、第1BLE通信部12と対象プリンター20の第2BLE通信部22との間でBLE接続を確立した状態で、BLE接続を利用したデータの通信が無い状態が所定時間(第1所定時間)継続すると、BLE接続を強制的に切断するタイムアウト切断の仕様が採用されている。タイムアウト切断によってBLE接続が切断された場合には、その後、所定時間(第2所定時間)が経過するまでの期間は少なくとも、端末装置10と対象プリンター20との間でBLE接続を確立することができない。これは、例えば、タイムアウト切断によってBLE接続が切断された場合には、対象プリンター20側では、タイムアウト切断の影響によるシステムの不具合の有無をチェックする等の理由により、第2BLE通信部22からのBLEビーコン信号の発信が第2所定時間、停止されるからである。つまり第3実施形態では、端末制御部11は、ステップS265のタイミングで対象プリンター20とのBLE接続を敢えて切断することで、UI画面44を表示してユーザーによるパスワードの入力を待機している期間にタイムアウト切断が発生してしまうことを未然に防いでいる。
このように本実施形態によれば、端末装置10は、第1無線通信方式による第1無線通信をデバイスとの間で実行する第1無線通信部と、デバイスが第2無線通信方式による第2無線通信を実行するために必要な設定情報を、第1無線通信部にデバイスへ送信させる端末制御部11と、を備える。そして、端末制御部11は、前記設定情報の入力を受け付ける入力画面を所定の表示部に表示させる場合に、第1無線通信部とデバイスとの第1無線通信の接続を切断させ、前記入力画面を介して前記設定情報の入力を受け付けた場合に、第1無線通信部とデバイスとの第1無線通信の接続を確立させる。
前記構成によれば、前記設定情報をデバイスへ送信する等の、デバイスについての第2無線通信の接続設定を行うことが困難になる事態を回避することができる。特に、前記入力画面が表示されてユーザーが前記設定情報を入力し終わるまでの期間にタイムアウト切断により第1無線通信部とデバイスとの第1無線通信の接続が切断され、その後、しばらくの間、第1無線通信部とデバイスとの第1無線通信を回復させられない、という事態を回避することができる。本実施形態では、端末制御部11は、第1無線通信部とデバイスとの第1無線通信の接続を上述のタイミングで切断した後、入力画面を介して前記設定情報の入力を受け付けた場合に、再び第1無線通信部とデバイスとの第1無線通信の接続を確立させるため、前記設定情報を、円滑に第1無線通信部によってデバイスへ送信させることができる。
また、本実施形態によれば、これまでに説明したように、端末制御部11は、第1無線通信部がデバイスから受信した、デバイスが第2無線通信方式に対応するアクセスポイント30の探索により取得したアクセスポイント30のリストを、表示部に表示させ、アクセスポイント30のリストから選択されたアクセスポイント30への第2無線通信方式による接続をデバイスが行うために必要な前記設定情報を、第1無線通信部にデバイスへ送信させる。なお、SSIDは、無線通信ネットワークにおけるアクセスポイント30の名前の一種であるため、これまでに説明したSSIDリストは、アクセスポイント30のリストと言い換えることができる。
また、本実施形態によれば、端末制御部11は、前記入力画面を介して前記設定情報として、アクセスポイント30のリストから選択されたアクセスポイント30への第2無線通信方式による接続に必要なパスワードの入力を受け付ける。
また、本実施形態によれば、端末制御部11は、第1無線通信部とデバイスとの第1無線通信の接続を切断する場合に、第1無線通信部とデバイスとの第1無線通信の接続に必要な情報を所定の記憶部に記憶させ、第1無線通信部とデバイスとの第1無線通信の接続を再び確立させるために、前記記憶部が記憶した前記情報を用いる。
前記構成によれば、第1無線通信部とデバイスとの第1無線通信の接続を再び確立させるステップS285の処理を効率的に行うことができる。なお、第1無線通信部とデバイスとの第1無線通信の接続に必要な前記情報は、第1無線通信部が受信したデバイスから発信されたビーコン信号に含まれる情報である。
5.その他
端末装置10による無線接続制御処理の対象となるデバイスは、複合機を含むプリンターに限定されない。デバイスには、例えば、単体のスキャナー、単位のファクシミリ、プロジェクター等、様々な製品が該当する。
1…システム、10…端末装置、11…端末制御部、11a…アプリケーション、12…第1BLE通信部、13…第1Wi−Fi通信部、14…第1タッチパネルディスプレイ、15…第1NFC部、20…プリンター、21…デバイス制御部、21a…ファームウェア、22…第2BLE通信部、23…第2Wi−Fi通信部、25…印刷部、26…第2NFC部、30…アクセスポイント、40,41,42,43,44,45,46…UI画面、43a…SSIDリスト、44a…パスワード入力欄

Claims (9)

  1. 第1無線通信方式による第1無線通信をデバイスとの間で実行する第1無線通信部と、
    第2無線通信方式に対応するアクセスポイントのネットワーク識別子に基づいて前記第2無線通信方式により前記アクセスポイントに接続する第2無線通信部と、
    前記第1無線通信部が前記デバイスから受信した、前記デバイスが前記第2無線通信方式に対応するアクセスポイントの探索により取得したネットワーク識別子のリストを、所定の表示部に表示させ、前記リストから選択されたネットワーク識別子に基づくアクセスポイントへの前記第2無線通信方式による接続を前記デバイスに実行させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、第1ネットワーク識別子と第2ネットワーク識別子とを有するアクセスポイントに対して前記第2無線通信部が前記第1ネットワーク識別子に基づく接続をしている場合に、前記リストに前記第2ネットワーク識別子が含まれていれば、前記第2ネットワーク識別子を強調した態様の前記リストを前記表示部に表示させる、ことを特徴とする端末装置。
  2. 前記制御部は、前記第2無線通信部がアクセスポイントへの接続に使用する前記第1ネットワーク識別子と、前記リストに含まれている前記第2ネットワーク識別子とが、対応する周波数帯の相違に応じて相違する文字列でそれぞれ表現されている場合、前記第2ネットワーク識別子を強調した態様の前記リストを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記制御部は、前記第2無線通信部がアクセスポイントへの接続に使用する前記第1ネットワーク識別子と、前記リストに含まれている前記第2ネットワーク識別子とが、対応する周波数帯を示す文字以外の文字列が共通する場合、前記第2ネットワーク識別子を強調した態様の前記リストを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記制御部は、前記第2ネットワーク識別子を前記リスト内の他のネットワーク識別子よりも上位の位置に表示させることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の端末装置。
  5. 前記制御部は、前記リストから選択されたネットワーク識別子に対応するアクセスポイントへの前記第2無線通信方式による接続に必要なパスワードの入力を受け付ける入力画面を前記表示部に表示させ、前記入力画面を介して受け付けたパスワードおよび前記リストから選択されたネットワーク識別子を、前記第1無線通信部に前記デバイスへ送信させることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の端末装置。
  6. 前記第1無線通信部が実行する前記第1無線通信は、中継装置を介さない、前記デバイスとの直接的な通信であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の端末装置。
  7. 通信相手に対する所定距離内の接近に応じて第3無線通信方式による第3無線通信を前記通信相手との間で実行する第3無線通信部を備え、
    前記制御部は、前記第3無線通信部が前記通信相手から受信した前記通信相手の識別情報と、前記第1無線通信部が前記デバイスから受信した前記デバイスの識別情報との比較結果に応じて、前記リストを表示させることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の端末装置。
  8. 第1無線通信方式による第1無線通信で、デバイスから、前記デバイスが第2無線通信方式に対応するアクセスポイントの探索により取得したネットワーク識別子のリストを受信する受信工程と、
    前記第2無線通信方式に対応するアクセスポイントのネットワーク識別子に基づいて前記第2無線通信方式によりアクセスポイントに接続する第2無線通信工程と、
    前記リストを所定の表示部に表示させる表示工程と、
    前記リストから選択されたネットワーク識別子に基づくアクセスポイントへの前記第2無線通信方式による接続を前記デバイスに実行させる接続制御工程と、を含み、
    前記表示工程では、前記第2無線通信工程で第1ネットワーク識別子と第2ネットワーク識別子とを有するアクセスポイントに対して前記第1ネットワーク識別子に基づく接続をしている場合に、前記リストに前記第2ネットワーク識別子が含まれていれば、前記第2ネットワーク識別子を強調した態様の前記リストを前記表示部に表示させる、ことを特徴とする無線接続制御方法。
  9. 第1無線通信方式による第1無線通信で、デバイスから、前記デバイスが第2無線通信方式に対応するアクセスポイントの探索により取得したネットワーク識別子のリストを受信する受信機能と、
    前記第2無線通信方式に対応するアクセスポイントのネットワーク識別子に基づいて前記第2無線通信方式によりアクセスポイントに接続する第2無線通信機能と、
    前記リストを所定の表示部に表示させる表示機能と、
    前記リストから選択されたネットワーク識別子に基づくアクセスポイントへの前記第2無線通信方式による接続を前記デバイスに実行させる接続制御機能と、をコンピューターに実行させ、
    前記表示機能は、第1ネットワーク識別子と第2ネットワーク識別子とを有するアクセスポイントに対して前記第2無線通信機能が前記第1ネットワーク識別子に基づく接続をしている場合に、前記リストに前記第2ネットワーク識別子が含まれていれば、前記第2ネットワーク識別子を強調した態様の前記リストを前記表示部に表示させる、ことを特徴とする無線接続制御プログラム。
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