JP6175995B2 - 携帯端末及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークに無線通信を介して接続可能な携帯端末及びこれを動作させるプログラムに関する。
スマートフォンなどの携帯端末にインストールされているアプリケーションソフトは、プリンタに対して印刷指令(記録指令)を送信することが可能となっている(特許文献1参照)。ところで、このようなアプリケーションソフトを用いて印刷を行う場合には、ユーザが携帯端末でアプリケーションソフトを起動し、画像データ選択及び動作パラメータの決定を行った後に、NFC(near field communication)にて交換した通信情報に基づいて携帯端末とプリンタとの間でWi−Fi通信を確立させ(ハンドオーバー)、その後Wi−Fi通信で選択された画像データ及び動作パラメータを含む印刷指令をプリンタに送信することになる(特許文献2参照)。一方、プリンタ側でユーザの利用権限を判別し、判別された利用権限に応じてプリンタの機能の一部を制限する技術が知られている(特許文献3参照)。
特開2010−147430号公報 特開2010−241114号公報 特開2007−259307号公報
ユーザが直接プリンタを操作する場合、プリンタの操作パネルなどを用いてユーザ認証を行った後に、印刷指令を入力することができる。しかしながら、ユーザが、携帯端末のアプリケーションソフトでプリンタに対する印刷指令を作成してから、作成した印刷指令をプリンタに送信する場合、印刷指令を作成する段階ではプリンタ側で機能が制限されるか否かが分からないことがあるため、印刷指令を正確に実行させることができないことがある。
本発明の目的は、ユーザが作成した記録指令が正確に実行されなくなるのを抑制することができる携帯端末及びプログラムを提供することである。
本発明のプログラムは、送信元及び受信元の装置間の距離が所定の通信可能距離内となることで確立される第1無線通信を行うための第1通信手段、及び、送信元及び受信元の装置のそれぞれに係る固有情報に基づいて確立される第2無線通信を行うための第2通信手段を備える携帯端末を動作させるプログラムである。画像データと、前記画像データに係る画像が記録媒体に記録されるように画像記録装置を動作させるための動作パラメータとを含む記録指令を生成し、前記第1無線通信により互いの前記固有情報を送受信することで、前記画像記録装置との間で確立された前記第2無線通信により、前記記録指令を送信し、前記携帯端末に係る前記第2無線通信の固有情報、前記第1無線通信及び前記第2無線通信と異なり、かつ送信元及び受信元の装置のそれぞれに係る固有情報に基づく無線通信である第3無線通信の前記携帯端末に係る固有情報、及び前記第2無線通信又は前記第3無線通信を仲介する中継装置に係る中継装置情報のいずれかに基づいて、前記第2無線通信及び前記第3無線通信のいずれかにより前記携帯端末が所定条件を満たすネットワークに接続されているか否かを判断し、接続されていないと判断したとき、当該所定条件を満たすネットワークに接続されていると判断したときに選択可能な動作パラメータのうち、前記画像記録装置の動作内容に対する制限の度合が所定より小さい動作パラメータが選択不能となるように、前記携帯端末を機能させる。
本発明の携帯端末は、送信元及び受信元の装置間の距離が所定の通信可能距離内となることで確立される第1無線通信を行うための第1通信手段と、送信元及び受信元の装置のそれぞれに係る固有情報に基づいて確立される第2無線通信を行うための第2通信手段と、制御手段とを備えている。前記制御手段は、画像データと、前記画像データに係る画像が記録媒体に記録されるように画像記録装置を動作させるための動作パラメータとを含む記録指令を生成し、前記第1無線通信により互いの前記固有情報を送受信することで、前記画像記録装置との間で確立された前記第2無線通信により、前記記録指令を送信し、前記携帯端末に係る前記第2無線通信の固有情報、前記第1無線通信及び前記第2無線通信と異なり、かつ送信元及び受信元の装置のそれぞれに係る固有情報に基づく無線通信である第3無線通信の前記携帯端末に係る固有情報、及び前記第2無線通信又は前記第3無線通信を仲介する中継装置に係る中継装置情報のいずれかに基づいて、前記第2無線通信及び前記第3無線通信のいずれかにより前記携帯端末が所定条件を満たすネットワークに接続されているか否かを判断し、接続されていないと判断したとき、当該所定条件を満たすネットワークに接続されていると判断したときに選択可能な動作パラメータのうち、前記画像記録装置の動作内容に対する制限の度合が所定より小さい動作パラメータが選択不能にする。
本発明によると、記録指令を生成するときに、自身が接続されているネットワークの種別によって画像記録装置の動作内容の制限を予測し、これに基づいて記録指令を生成するため、記録指令を送信したときに初めて動作内容が制限されることを知ることが少なくなる。これにより、ユーザが作成した記録指令が正確に実行されなくなるのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るモバイルデバイス、及び、モバイルデバイスが制御する複合機(MFP)の外観図である。 図1に示す複合機の機能ブロック図である。 図1に示すモバイルデバイスの機能ブロック図である。 図1に示すモバイルデバイスの利用制限決定処理の動作手順を示すフローチャートである。 図4に示す印刷ジョブ生成処理の動作手順を示すフローチャートである。 図5に示す印刷ジョブ生成処理における印刷設定画面の一例である。 図1に示す複合機に関する手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るモバイルデバイス、及び、モバイルデバイスが制御する複合機の外観図である。
<第1実施形態>
以下、本実施形態に係る携帯端末について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態は、スキャナ機能及び印刷機能を有する複合機(MFP:Multi Function Peripheral)を制御可能な携帯端末(モバイルデバイス)に本発明を適用したものである。
図1に示すように、MFP100は、無線通信又は有線通信によりアクセスポイントAP1(中継装置)を介してLAN1(Local Area Network)に接続されている。モバイルデバイス101は、無線通信により、アクセスポイントAP1を介してLAN1に、アクセスポイントAP2を介してLAN2に、アクセスポイントAPOUTを介して外部ネットワークに、それぞれ接続可能となっている。なお、本実施形態において、LAN1及びLAN2はともに内部ネットワーク(プライベートネットワーク)である。また、モバイルデバイス101は、MFP100との間で無線通信によって直接的にデータの送受信が可能となっている。
続いて、MFP100の概略構成について説明する。MFP100は、図2に示すように、CPU31と、ROM32と、RAM33と、フラッシュメモリ34とを含む制御部30を備えている。また、制御部30は、用紙に画像を印刷する印刷機構10と、原稿の画像を読み取るスキャナ11と、タッチパネル36と、NFCインターフェース37(第1通信手段)と、無線LANインターフェース38(第2通信手段)と有線LANインターフェース39と、ブルートゥースインターフェース35とに、電気的に接続されている。MFP100の正面に、操作パネル40が設けられている。操作パネル40の表面には、NFCインターフェース37と、タッチパネル36とが配置されている(図1参照)。
ROM32には、MFP100を制御するための制御プログラム32aであるファームウェアや各種設定、初期値等が記憶されている。RAM33およびフラッシュメモリ34は、各種制御プログラムが読み出される作業領域として、あるいはデータを一時的に記憶する記憶領域として利用される。さらに、フラッシュメモリ34には、MFP100の固有情報としてIP(Internet Protocol)アドレス及び複数種類のSSID(Service Set Identifier)が記憶されている。
CPU31は、ROM32から読み出した制御プログラム32aや各種センサから送られる信号に従って、その処理結果をRAM33またはフラッシュメモリ34に記憶させながら、MFP100の各構成要素を制御する。
図2に戻って、タッチパネル36は、入力機能及び表示機能を備えたユーザインターフェースであり、動作状況の表示やユーザによる入力操作の受付を行う
NFCインターフェース37は、ISO/IEC21481またはISO/IEC18092の国際標準規格に基づいて、NFC方式の無線通信(第1無線通信)を可能にするインターフェースである。MFP100においては、電源ONの間、NFCインターフェース37から発せられる問い合わせ信号によって、NFC方式の無線通信が実行可能なデバイスを検出する状態になっている。そのため、例えば、ユーザがモバイルデバイス101をNFCインターフェース37にかざすと、MFP100はモバイルデバイス101を検出し、モバイルデバイス101とMFP100との間でNFC方式による無線通信が可能になる。なお、モバイルデバイス101をNFCインターフェース37に「かざす」とは、モバイルデバイス101をNFCインターフェース37の通信範囲内に配置する動作であり、モバイルデバイス101とNFCインターフェース37とが接触していてもいなくてもよい。
無線LANインターフェース38は、IEEEの802.11の規格およびそれに準ずる規格に基づいて、Wi−Fi方式及びWi−Fiダイレクト方式(WFD方式)の無線通信を可能にするインターフェース(モジュール)である。なお、通信プロトコルは、TCP/IPに従う。NFC方式とWi−Fi方式及びWFD方式とでは、通信方式(すなわち無線通信の規格)が異なり、Wi−Fi方式及びWFD方式の方がNFC方式よりも通信距離が長く通信速度も速い。
なお、WFD方式は、ネットワークを管理するグループオーナー機器と、クライアント機器とでネットワークを構築し、そのネットワーク内でデータの受け渡しを可能にする通信方式である。そのため、無線LANインターフェース38を介して外部装置とデータ通信を行うには、当該外部装置と無線通信を確立させ、WFDネットワークを構築する必要がある。本形態では、MFP100がWFDネットワークを構築する際のグループオーナー機器になり、モバイルデバイス101がクライアント機器になる。クライアント機器はモバイルデバイス101のみに限るものではなく、他のデバイスもクライアント機器としてWFDネットワークに属することが可能である。MFP100は、クライアント機器の固有情報と、クライアント機器とWFD方式による無線通信を確立させるためのWFD接続情報とを記憶している。WFD接続情報には、WFDネットワークを識別するための識別子であるSSIDやパスワード、MFP100のIPアドレスなど固有情報が含まれる。
無線LANインターフェース38は、通常、予め確立されているWi−Fi方式の無線通信で所属しているLAN(LAN1、LAN2、外部ネットワーク)のアクセスポイント(AP1、AP2、APOUT)に接続されており、アクセスポイントを経由して外部装置との間でデータ通信を行う。このとき、CPU31は、無線LANインターフェース38から定期的に問い合わせ信号を発信し続けている。無線LANインターフェース38は、WFD方式の無線通信による外部装置との通信が要求されている場合、必要に応じてWi−Fi方式の無線通信から一時的にWFD方式の無線通信に切替え、外部装置と直接接続される。WFD方式の無線通信による外部装置との通信が完了すれば、WFD方式の無線通信から元のWi−Fi方式の無線通信に戻して、再び問い合わせ信号を発信し続ける。なお、Wi−Fi方式の無線通信で用いられるSSIDは固定である。WFD方式の無線通信で用いられるSSIDはWi−Fi方式の無線通信で用いられるSSIDとは異なるワンタイムSSIDであり、接続が確立される毎に変更される。
有線LANインターフェース39は、同じLANに接続された各種装置との間でデータの送受信を有線で行う。
ブルートゥースインターフェース35は、IEEEの802.15.1の規格およびそれに準ずる規格に基づいて、外部装置との間でブルートゥース方式の無線通信を可能にするインターフェースである。
続いて、モバイルデバイス101の概略構成について説明する。図3に示すように、モバイルデバイス101は、CPU51と、ROM52と、RAM53と、フラッシュメモリ54とを有する制御部50を備えている。また、モバイルデバイス101は、表示機能と入力機能とを兼ねるタッチパネル55と、外部装置との通信を可能にする通信インターフェースとしてNFCインターフェース57および無線LANインターフェース58と、ブルートゥースインターフェース56と、メモリーカード59aを着脱自在なメモリーカードインターフェース59と、無線の公衆電話回線を介してデータの送受信を可能とする電話回線通信部60とを有し、これらが制御部50によって制御される。メモリーカード59aには、ユーザが所有する画像データが記憶されている。
NFCインターフェース57は、MFP100のNFCインターフェース37と同様に、NFC方式の無線通信を可能にするインターフェースである。また、無線LANインターフェース58は、MFP100の無線LANインターフェース38と同様に、Wi−Fi方式又はWFD方式の無線通信を可能にするインターフェースである。ブルートゥースインターフェース56は、MFP100のブルートゥースインターフェース35と同様に、IEEEの802.15.1の規格およびそれに準ずる規格に基づいて、外部装置との間でブルートゥース方式の無線通信を可能にするインターフェースである。
モバイルデバイス101のフラッシュメモリ54には、OSや、インターネット上のファイルを閲覧するためのブラウザ、各種のデバイスを制御するデバイスドライバ等が組み込まれている。また、フラッシュメモリ54には、モバイルデバイス101を機能させるMFP制御アプリケーション(以下、MFP制御アプリ54a)が記憶されている。このMFP制御アプリ54aは、モバイルデバイス101内に記憶されている画像データをMFP100に印刷させるためのアプリである。MFP制御アプリ54aは、MFP制御プログラム54a1と、CPU51がMFP制御プログラム54a1に従って演算を行う際に参照する固定値54a2を含む。固定値54a2は、後述する印刷に関する各設定項目についての全パラメータ、及び当該パラメータのうち各利用制限に応じて制限されるパラメータを含む。さらに、フラッシュメモリ54には、Wi−Fi方式の無線通信に用いられるIPアドレス及びユーザの個人情報を含む固有情報54b、及び、通信履歴54cが記憶されている。
MFP制御プログラム54a1は、ユーザによって選択された印刷対象の画像データに基づいて少なくとも画像データを含む印刷データを生成する。そして、その印刷データの印刷をMFP100に実行させる印刷ジョブ(記録指令)を生成する。
また、MFP制御プログラム54a1は、固有情報に基づいてWFD方式の接続が確立されれば、WFD方式により、印刷ジョブ及び印刷データをモバイルデバイス101からMFP100に送信する。
CPU51は、ROM52から読み出した制御プログラムやフラッシュメモリ54から読み出したプログラムに従って、その演算結果をRAM53またはフラッシュメモリ54に記憶させながら各種の処理を行う。上述したアプリの動作も、CPU51によって処理される。
モバイルデバイス101のMFP制御プログラム54a1に関する動作について図4〜図6を参照しつつ説明する。MFP制御プログラム54a1は、モバイルデバイス101の外部接続状況によってMFP100の利用に関する制限レベルを決定する利用制限決定処理と、MFP100を制御するための印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成処理とを含んでいる。制限レベルは、制限が厳しい順に、制限レベル1、制限レベル2、及び、制限無しの3つに分類される。制限レベル1は、例えば、社外ネットワーク(外部ネットワーク)に接続されているモバイルデバイス101に適用され、MFP100の全機能の利用が制限される。制限レベル2は、同じ社内において、MFP100が接続されている内部ネットワークとは異なる他の内部ネットワークに接続されているモバイルデバイス101に適用され、MFP100の一部の機能の利用が制限される。例えば、図6に示すように、カラー印刷の利用や所定枚数以上の連続印刷が制限される。制限無しは、MFP100と同じ内部ネットワークに接続されているモバイルデバイス101に適用され、MFP100の全機能が利用可能となる。
図4に示すように、MFP制御プログラム54a1が開始されると、CPU51は、フラッシュメモリ54に記憶されているWi−Fi方式の無線通信によって用いられるIPアドレスに基づいて外部接続情報を取得する(S101)。本実施形態において、IPアドレスは、4バイト(IPv4)で表されている。IPアドレスの最上位側2バイトがネットワーク部を、最下位側2バイトがホスト部をそれぞれ示している。したがって、IPアドレスのネットワーク部を参照することによって、つまり、IPアドレスの所定の範囲を調べることによって、モバイルデバイス101がどのような条件を有するネットワークに接続されているかを示す外部接続状況を取得することができる。なお、本実施形態において、外部接続状況とは、モバイルデバイス101が、外部ネットワークに接続されているか、内部ネットワークに接続されているかを示す指標である。つまり、CPU51は、IPアドレスが内部ネットワークに接続された装置に割り当てられる予め決定された範囲内にある場合、モバイルデバイス101が内部ネットワークに接続されていることを外部接続状況として取得し、それ以外の場合、モバイルデバイス101が外部ネットワークに接続されていることを外部接続状況として取得する。
CPU51は、取得した外部接続状況により、モバイルデバイス101が外部ネットワークに接続されているか否かを判断する(S102)。CPU51は、モバイルデバイス101が内部ネットワーク(例えば、本実施形態においては、LAN1、LAN2に関するAP1、AP2)に接続されていると判断すると(S102:NO)、接続されている内部ネットワーク内においてMFP100を検索する(S103)。MFP100の検索は、接続されている内部ネットワークに向けてMFP100に対する問い合わせコマンドをポーリングし、その応答信号の有無で検索してもよいし、内部ネットワークに接続機器を管理するサーバが接続されている場合は、サーバに問い合わせすることで検索してもよい。CPU51は、接続されている内部ネットワークにMFP100が存在するか否かを判断する(S104)。CPU51は、MFP100が存在すると判断したとき(S104:YES)、MFP100の利用制限を無しと判断し(S105)、印刷ジョブ生成処理を実行する(S106)。CPU51は、印刷ジョブ生成処理が完了すると図5のフローチャートを終了する。CPU51は、MFP100が存在しないと判断したとき(S104:NO)、MFP100の利用制限を制限レベル2とし(S107)、印刷ジョブ生成処理を実行する(S106)。CPU51は、印刷ジョブ生成処理が完了すると図5のフローチャートを終了する。
CPU51は、モバイルデバイス101が外部ネットワーク(例えば、本実施形態においては、APOUT)に接続されていると判断すると(S102:YES)、フラッシュメモリ54に記憶された通信履歴54cを取得する(S108)。CPU51は、通信履歴54cに内部ネットワークに関する接続履歴があるか否かを判断する(S109)。CPU51は、内部ネットワークに関する接続履歴があると判断すれば(S109:YES)、接続履歴のある内部ネットワークの一覧をタッチパネル55に表示させ、一覧に表示されたいずれかの内部ネットワークへの切替えをユーザに促す(S110)。CPU51は、ユーザのタッチパネル55に対する操作により、外部ネットワークから内部ネットワークに切替えられたか否かを判断する(S111)。CPU51は、内部ネットワークに切替えられたと判断すると(S111:YES)、S103に移行し、接続されている内部ネットワークにMFP100が存在するか否かを検索する。CPU51は、内部ネットワークに切替えられていないと判断すると(S111:No)、MFP100の利用制限を制限レベル1とし(S112)、MFP100の利用が不能である旨を通知する(S113)。そして、CPU51は、図5のフローチャートを終了する。
次に、印刷ジョブ生成処理について図5を参照しつつ説明する。図5に示すように、CPU51は、メモリーカード59aに記憶された画像データ一覧をファイル名又はサムネイル画像でタッチパネル55に表示させる(S201)。ユーザは、画像データ一覧から印刷対象の画像データを選択した後(S202:YES)、固定値54a2が含む、印刷に関する各設定項目についての全パラメータ、及び図4の利用制限決定処理において決定された利用制限に応じて制限される各設定項目についてのパラメータを参照する。そして、利用制限に応じた各設定項目について印刷に関するパラメータを決定する(S203)。具体的には、図6に示すように、利用制限が無い場合は、全ての動作に関するパラメータを選択可能とする。利用制限が制限レベル2の場合は、利用制限が無い場合に選択可能なパラメータのうちMFP100の動作内容に対する制限の度合が所定より小さいパラメータ(例えば、カラー印刷、解像度1200dpiでの印刷、11枚以上の連続印刷)が選択不能となっている。なお、最も利用制限の厳しい制限レベル1はMFP100の利用が不可となるため、全てのパラメータが選択不能となる(図4参照)。つまり、利用制限が制限レベル2の場合は、制限レベル1の場合よりもMFP100の動作内容に対する制限の度合が所定より小さいパラメータが選択可能となっている。
CPU51は、選択された画像データに基づいて印刷データを生成し、さらに、その印刷データの印刷をプリンタに実行させる印刷ジョブを生成してモバイルデバイス101のジョブキューに登録する(S204)。これにより、モバイルデバイス101は、MFP100への印刷ジョブの送信が可能な状態になる。なお、印刷ジョブには各設定項目についてユーザが選択したパラメータが含まれている。
モバイルデバイス101に印刷ジョブが登録された状態で、ユーザがそのモバイルデバイス101をMFP100のNFCインターフェース37にかざすことにより、MFP100がNFCアンテナ37aによりモバイルデバイス101を検出し、モバイルデバイス101とMFP100との間で、NFC方式による無線通信が確立する。CPU51は、NFC方式による無線通信が確立したか否かを判断し(S205)、NFC方式による無線通信が確立していなければ(S205:NO)、確立するまで待機する。
CPU51は、NFC方式による無線通信が確立すれば(S205:YES)、後に印刷ジョブの送信が予定されていることの通知、及び、印刷ジョブの送信の際に用いられるWFD方式の無線通信に必要な固有情報54bの送受信を行う(S206)。
CPU51は、ハンドオーバーによりMFP100とのWFD方式による無線通信を確立させ(S207)、WFD方式による無線通信によって、モバイルデバイス101に登録されている印刷ジョブ及び印刷データをMFP100に送信する(S208)。以上で、図5のフローチャートを終了する。
次に、MFP100の動作のうちジョブ受信処理について図7を参照しつつ説明する。ジョブ受信処理は、印刷ジョブを受信したときに開始される。図7に示すように、CPU31は、ジョブ受信処理が開始されると、NFC方式の無線通信が確立したか否かを判断する(S301)。CPU31は、NFC方式の無線通信が確立していないと判断した場合は(S301:NO)、確立するまで待機する。
CPU31は、NFC方式の無線通信が確立したと判断すれば(S301:YES)、モバイルデバイス101との間でWFD方式の無線通信に必要な固有情報の送受信を行う(S302)。WFD方式の無線通信に必要な固有情報には、ワンタイムSSIDが含まれる。CPU31は、NFC方式の無線通信が完了すると、無線LANインターフェース38をWi−Fi方式からWFD方式の無線通信に切替え可能か否かを判断する(S303)。無線LANインターフェース38を用いた無線通信のスループットが低下するため、無線LANインターフェース38がWi−Fi方式による無線通信を行っている間はWFD方式に切替え不能とする。CPU31は、WFD方式の無線通信に切替え可能ではないと判断したとき(S303:NO)、所定時間待機して(S304)、S303に移行し、再びWFD方式の無線通信に切替え可能か再び判断する。
CPU31は、WFD方式の無線通信に切替え可能であると判断したとき(S303:YES)、Wi−Fi方式からWFD方式の無線通信に切替える(S305)。このとき、モバイルデバイス101に送信したワンタイムSSID、及び、モバイルデバイス101から受信した固有情報(SSID)を用いる。CPU31は、WFD方式の無線通信を確立してモバイルデバイス101から印刷ジョブ及び印刷データの受信が完了したか否かを判断する(S306)。CPU31は、印刷ジョブ及び印刷データの受信が完了していないと判断したとき(S306:NO)、印刷ジョブの受信が完了するまで待機する。CPU31は、印刷ジョブの受信が完了したと判断したとき(S306:YES)、無線LANインターフェース38をWFD方式から元のWi−Fi方式に戻し(S307)、当該印刷ジョブを実行する(S308)。CPU31は、当該印刷ジョブの実行が完了した後、図7のフローチャートを終了する。
以上、詳細に説明したように本実施形態のモバイルデバイス101によると、印刷ジョブを生成するときに、モバイルデバイス101自身が接続されているネットワーク種別によってMFP100の利用制限を予測し、これに基づいて印刷ジョブを生成するため、印刷ジョブを送信したときに初めて利用制限されることを知ることが少なくなる。これにより、ユーザが作成した印刷ジョブが正確に実行されなくなるのを抑制することができる。
また、モバイルデバイス101が内部ネットワークに接続されていると判断したとき、当該内部ネットワークに制御対象となるMFP100が接続されているか否かを検索し、MFP100が接続されていなければ制限レベル2とし、接続されていれば制限無しとするため、より細かな利用制限に対応することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明に関する第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と実質的に同一の部材及び機能部については、同一の符号を付してその説明を省略する。電話回線通信部60は、TCP/IPに従った無線通信を行うことが可能となっている。公衆電話回線は、電気通信事業者(キャリア1、キャリア2)によって接続される公衆電話回線ネットワークが異なる。
図8に示す、MFP100はキャリア1と契約したユーザに使用することが許可されている。モバイルデバイス101は、電話回線通信部60に内蔵されるSIMカードに対応するキャリア1、2の公衆電話回線ネットワークにそれぞれ接続可能となっている。なお、キャリア1、及びキャリア2の公衆電話回線ネットワークはともにインターネットに接続可能となっている。モバイルデバイス101は、接続している公衆回線ネットワークに含まれるSGSN(Serving GPRS Support Node)及びGGSN(Gateway GPRS Support Node)等によりIPアドレスを付与される。なお、キャリア毎にユーザのモバイルデバイスに付与することができるIPアドレスの範囲は定められている。
上述した第1実施形態においては、Wi−Fi方式の無線通信によって用いられるIPアドレスの範囲を調べることによって、モバイルデバイス101の外部接続状況を取得し、外部接続状況によってMFP100の利用に関する制限レベルを決定する構成となっている。これに対して、本実施形態においては、公衆電話回線の無線通信によって用いられるIPアドレスの範囲を調べることによって、モバイルデバイス101の外部接続状況を取得し、外部接続状況によってMFP100の利用に関する制限レベルを決定する。つまり、Wi−Fi方式の無線通信によって用いられるIPアドレスの代わりに、公衆電話回線の無線通信によって用いられるIPアドレスで制限レベルの決定を行う。具体的には、第1実施形態の図4のS102において、モバイルデバイス101が接続している公衆電話回線が、キャリア1のものであるか否かをIPアドレスに基づいて判断する。そして、キャリア1のものであると判断すると、S105へ進み、キャリア1のものでないと判断するとS108へ進む。第2の実施形態においては、S103、S104、及びS107は実行されない。そして、それ以外の実質的な処理手順は第1実施形態と同様である。
以上、詳細に説明したように本実施形態のモバイルデバイス101によると、印刷ジョブを生成するときに、モバイルデバイス101自身が接続されているネットワーク種別によってMFP100の利用制限を予測し、これに基づいて印刷ジョブを生成するため、印刷ジョブを送信したときに初めて利用制限されることを知ることが少なくなる。これにより、ユーザが作成した印刷ジョブが正確に実行されなくなるのを抑制することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明に関する第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と実質的に同一の部材及び機能部については、同一の符号を付してその説明を省略する。上述した第1実施形態においては、Wi−Fi方式の無線通信によって用いられるIPアドレスの範囲を調べることによって、モバイルデバイス101の外部接続状況を取得し、外部接続状況によってMFP100の利用に関する制限レベルを決定する構成となっている。これに対して、本実施形態においては、Wi−Fi方式の無線通信において用いられるSSIDからモバイルデバイス101の外部接続状況を判断する。MFP制御プログラムを実行するCPU51は、モバイルデバイス101が接続しているLANのSSIDを、OSのAPIを呼び出すことで取得することができる。第3実施形態では、第1実施形態の図4のS102において、接続しているネットワークのSSIDが、事前に定められたSSIDであるか否かを判断し、定められたSSIDである場合はS103へ進み、定められたSSIDでない場合はS108へ進む。それ以外の実質的な処理手順は第1実施形態と同様である。
以上、詳細に説明したように本実施形態のモバイルデバイス101によると、印刷ジョブを生成するときに、モバイルデバイス101自身が接続されているネットワーク種別によってMFP100の利用制限を予測し、これに基づいて印刷ジョブを生成するため、印刷ジョブを送信したときに初めて利用制限されることを知ることが少なくなる。これにより、ユーザが作成した印刷ジョブが正確に実行されなくなるのを抑制することができる。
<変形例>
上述の第1〜3実施形態においては、WFD方式の無線通信によって、モバイルデバイス101からMFP100に印刷ジョブを送信する構成であるが、印刷ジョブを送信する手段はこれに限られず、ブルートゥース方式の無線通信により、印刷ジョブを送信する構成であってもよい。その場合、第1〜第3実施形態と同様に、例えば、NFC方式の無線通信でブルートゥース方式の無線通信を確立させる。
なお、本実施形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、上述の実施形態では、モバイルデバイス101が内部ネットワークに接続されていると判断したとき、当該内部ネットワークに制御対象となるMFP100が接続されているか否かを検索し、MFP100が接続されていなければ制限レベル2とし、接続されていれば制限無しとする構成であるが、外部ネットワークに接続されているか否かのみで制限レベルを決定する構成であってもよい。
また、第1実施形態においては、Wi−Fi方式の無線通信によって用いられるIPアドレスの範囲を調べることによって、モバイルデバイス101の外部接続状況を取得し、外部接続状況によってMFP100の利用に関する制限レベルを決定する構成であるが、接続されているアクセスポイントの固有情報(例えば、IPアドレス)から制限レベルを決定してもよい。
さらに、上述の実施形態において、無線LANインターフェース38は、必要に応じてWi−Fi方式の無線通信から一時的にWFD方式の無線通信に切替え、直接外部装置と接続される構成であるが、Wi−Fi方式の無線通信とWFD方式の無線通信とを同時に継続する構成であってもよい。
印刷機能及びスキャナ機能を有するMFP100を制御可能なモバイルデバイス100に本発明を適用した例について説明したが、プリンタやFAXなどスキャナ機能を有さない各種画像記録装置を制御可能なモバイルデバイスにも本発明は適用可能である。
10…印刷機構
11…スキャナ
30…制御部
35…ブルートゥースインターフェース
36…タッチパネル
37…NFCインターフェース
37a…NFCアンテナ
38…無線LANインターフェース
39…有線LANインターフェース
50…制御部
51…CPU
52…ROM
53…RAM
54…フラッシュメモリ
54a…MFP制御プログラム
54b…固有情報
54c…通信履歴
55…タッチパネル
56…ブルートゥースインターフェース
57…NFCインターフェース
58…無線LANインターフェース
59…メモリーカードインターフェース
59a…メモリーカード
60…電話回線通信部
100…モバイルデバイス
100…MFP

Claims (12)

  1. 送信元及び受信元の装置間の距離が所定の通信可能距離内となることで確立される第1無線通信を行うための第1通信手段、及び、送信元及び受信元の装置のそれぞれに係る固有情報に基づいて確立される第2無線通信を行うための第2通信手段を備える携帯端末を動作させるプログラムであって、
    画像データと、前記画像データに係る画像が記録媒体に記録されるように画像記録装置を動作させるための動作パラメータとを含む記録指令を生成し、
    前記第1無線通信により互いの前記固有情報を送受信することで、前記画像記録装置との間で確立された前記第2無線通信により、前記記録指令を送信し、
    前記携帯端末に係る前記第2無線通信の固有情報、前記第1無線通信及び前記第2無線通信と異なり、かつ送信元及び受信元の装置のそれぞれに係る固有情報に基づく無線通信である第3無線通信の前記携帯端末に係る固有情報、及び前記第2無線通信又は前記第3無線通信を仲介する中継装置に係る中継装置情報のいずれかに基づいて、前記第2無線通信及び前記第3無線通信のいずれかにより前記携帯端末が所定条件を満たすネットワークに接続されているか否かを判断し、接続されていないと判断したとき、当該所定条件を満たすネットワークに接続されていると判断したときに選択可能な動作パラメータのうち、前記画像記録装置の動作内容に対する制限の度合が所定より小さい動作パラメータが選択不能となるように、前記携帯端末を機能させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記第2無線通信及び前記第3無線通信の少なくともいずれかはTCP/IPに従った通信が可能であり、
    前記携帯端末が所定条件を満たすネットワークに接続されているか否かの判断は、TCP/IPに従った通信が可能な、前記第2無線通信及び前記第3無線通信のいずれかにおいて、前記携帯端末に割り当てられたIPアドレスが予め決定された範囲内にあるか否かに基づいて行われることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記第2無線通信は無線LAN(Local Area Network)通信であり、
    前記携帯端末に係る第2無線通信の固有情報は、前記携帯端末に割り当てられているIP(Internet Protocol)アドレスであり、
    前記所定条件は、前記無線LAN通信において前記携帯端末に割り当てられたIPアドレスが、プライベートネットワーク内の装置に割り当てられるIPアドレスに属するか否かであることを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記第2無線通信は無線LAN(Local Area Network)通信であり、
    前記第3無線通信は公衆電話回線を用いた通信であり、
    前記所定条件は、前記公衆電話回線を用いたTCP/IPに従う通信において、前記携帯端末に割り当てられたIPアドレスが、予め決定された範囲内にあるか否かであることを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  5. 前記第2無線通信はブルートゥース通信であり、
    前記第3無線通信は公衆電話回線を用いた通信であることを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  6. 前記第2無線通信はブルートゥース通信であり、
    前記第3無線通信は無線LAN(Local Area Network)通信であることを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  7. 前記第2無線通信は無線LAN(Local Area Network)通信であり、前記所定条件は、前記LAN通信を中継する中継装置に係るSSID(Service Set Identifier)が、予め決定されたものであるか否かであることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  8. 前記第2無線通信はブルートゥース通信であり、
    前記第3無線通信は無線LAN(Local Area Network)通信であり、
    前記所定条件は、前記LAN通信を中継する中継装置に係るSSIDが、予め決定されたものであるか否かであることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  9. 前記第2無線通信及び前記第3無線通信のいずれかは無線LAN(Local Area Network)通信であり、
    前記無線LAN通信により、接続されているネットワーク内の前記画像記録装置を検索するように前記携帯端末をさらに機能させることが可能となっており、
    前記無線LAN通信により前記携帯端末が前記所定条件を満たすネットワークに接続されていると判断した場合、当該接続されているネットワーク内の前記画像記録装置を検索し、前記画像記録装置が発見できなかったときは、発見できたときに選択可能な動作パラメータのうち、前記画像記録装置の動作内容に対する制限の度合が所定より小さい前記動作パラメータが選択不能になり、且つ、前記所定条件を満たすネットワークに接続されていないと判断したときよりも前記画像記録装置の動作内容に対する制限の度合が小さい前記動作パラメータが選択可能となるように、前記携帯端末を機能させることを特徴とする請求項1、2、3、6、7、8のいずれか1項に記載のプログラム。
  10. 前記携帯端末は表示部及び記憶部をさらに備え、過去に確立した前記第2無線通信及び前記第3無線通信のいずれかの、前記携帯端末に係る固有情報及び前記中継装置に係る中継装置情報のいずれかを前記記憶部に記憶可能であり、
    前記第2無線通信及び前記第3無線通信のいずれかにより前記携帯端末が接続されているネットワークが前記所定条件を満たしていないと判断し、かつ、前記記憶部に記憶されている前記固有情報又は前記中継装置情報に基づいて、過去に接続されていたネットワークが前記所定条件を満たしていたと判断したとき、当該過去に接続されていたネットワークへの接続を促す表示を前記表示部に行うよう、前記携帯端末を機能させることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 前記携帯端末は前記画像記録装置を動作させるための複数の動作パラメータを記憶する記憶手段を備えており、
    前記記録指令が含む動作パラメータは、前記記憶部に記憶された動作パラメータから選択された動作パラメータであることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載のプログラム。
  12. 送信元及び受信元の装置間の距離が所定の通信可能距離内となることで確立される第1無線通信を行うための第1通信手段と、
    送信元及び受信元の装置のそれぞれに係る固有情報に基づいて確立される第2無線通信を行うための第2通信手段と、
    制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    画像データと、前記画像データに係る画像が記録媒体に記録されるように画像記録装置を動作させるための動作パラメータとを含む記録指令を生成し、
    前記第1無線通信により互いの前記固有情報を送受信することで、前記画像記録装置との間で確立された前記第2無線通信により、前記記録指令を送信し、
    前記携帯端末に係る前記第2無線通信の固有情報、前記第1無線通信及び前記第2無線通信と異なり、かつ送信元及び受信元の装置のそれぞれに係る固有情報に基づく無線通信である第3無線通信の前記携帯端末に係る固有情報、及び前記第2無線通信又は前記第3無線通信を仲介する中継装置に係る中継装置情報のいずれかに基づいて、前記第2無線通信及び前記第3無線通信のいずれかにより前記携帯端末が所定条件を満たすネットワークに接続されているか否かを判断し、接続されていないと判断したとき、当該所定条件を満たすネットワークに接続されていると判断したときに選択可能な動作パラメータのうち、、前記画像記録装置の動作内容に対する制限の度合が所定より小さい動作パラメータが選択不能にすることを特徴とする携帯端末。
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