JP2019017123A - 中継装置およびプログラム - Google Patents

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Hiroaki Kato
裕昭 加藤
良光 西原
Yoshimitsu Nishihara
良光 西原
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Abstract

【課題】LANのネットワークトポロジを容易に把握でき、かつそのネットワークトポロジに変動が生じたときにはその変動箇所を迅速に把握できるようにする。【解決手段】自装置を介してインターネットなどの通信網に接続されるLANに含まれるスイッチングハブからMACアドレステーブルの格納内容およびMACアドレスを定期的に収集し、各スイッチングハブから収集したデータを解析して上記LANのネットワークトポロジを木構造で表すネットワークトポロジデータを生成する処理をルータに実行させる。そして、自装置の直下のノードまでを描画対象として上記木構造の画像を表示装置に表示させ、何れかのノードに対する展開指示を与えられたことを契機として、展開指示を与えられたノードの直下のノードまでを新たな描画対象として上記木構造を再表示させる処理を当該ルータに実行させる。【選択図】図4

Description

この発明は、LAN(Local
Area Network)における各通信装置の接続関係等の管理を支援する技術に関する。
企業等においては、支店などの各拠点に敷設されたLANを、ルータを介してインターネットなどの通信網に接続して全社的な通信システムを構築することが一般に行われている。この種のLANには、企業の従業者等の使用するパーソナルコンピュータや多数の従業者により共用されるプリンタ装置などの端末装置と、これら端末装置をLANに接続するためのスイッチングハブや無線アクセスポイント装置、ルータなどの中継装置がその構成要素として含まれている。以下では、これら端末装置および中継装置を「通信装置」と総称する場合がある。これら通信装置は企業における資産管理の対象となることが一般的である。このため、企業等においては、決算等に備えて、通信装置毎にその名称や設置場所等の詳細情報を表計算ソフトウェアにより作成した台帳(或いは、手書きの台帳)やデータベース等に登録して管理することが一般的であった。
[online]、[平成26年5月19日検索]、インターネット〈URL:http://www.rfc-editor.org/rfc/rfc1493.txt〉
企業等では部署の新設や統廃合に伴って通信装置の追加や設置場所の変更が発生することが多い。このように通信装置の追加や設置場所の変更が多発する状況下では、台帳への登録や登録済の情報の更新の作業負荷が大きく、台帳への詳細情報の登録や登録済の詳細情報の更新に遅れが発生し易く、台帳への登録や更新を忘れてしまう場合がある。台帳への詳細情報の登録や登録済の詳細情報の更新を忘れてしまうと、台帳の登録内容とLANにおける各通信装置の接続関係(ネットワークトポロジとも言う)に乖離が生じ、その乖離を是正するには、各通信装置の設置場所や接続関係を改めて調査するなど、多大な労力を要することになってしまう。また、台帳による管理では、通信装置の設置場所が許可なく変えられたり、許可を得ていない通信装置がLANに接続されたりすることによっても、台帳の登録内容とLANにおける各通信装置の実際の接続関係に乖離が生じる。つまり、台帳による管理では、その台帳を参照してもLANの実際のネットワークトポロジを把握できるとは限らず、特にネットワークトポロジが変動し得る場合にはその変動に追従することが難しいといった問題があった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、中継装置を介して通信網に接続されるLANのネットワークトポロジを容易に把握することが可能で、かつそのネットワークトポロジに変動が生じたときにはその変動箇所を迅速に把握できるようにする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、LANにおける各中継装置の接続関係および前記各中継装置に接続される端末装置の接続関係であるネットワークトポロジを表すネットワークトポロジデータを取得するネットワークトポロジデータ取得手段と、前記ネットワークトポロジデータ取得手段により取得されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジの画像として、前記LANに含まれる各中継装置をノードに対応させた木構造の画像を表示装置に表示させる表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記LANに含まれる中継装置のうちの予め指定されたものに対応するノードとその直下のノードまでを描画対象として前記木構造の画像を前記表示装置に表示させ、描画対象に含まれている何れかのノードに対する展開指示を与えられたことを契機として、前記展開指示を与えられたノードの直下のノードまでを新たな描画対象として前記表示装置の表示内容を更新することを特徴とする中継装置、を提供する。また、本発明の別の態様としては、CPU(Central Processing Unit)などの一般的なコンピュータを上記ネットワークトポロジデータ取得手段および表示制御手段として機能させるプログラムを提供する態様も考えられる。
ネットワークトポロジデータ取得手段の具体例としては、種々の態様が考えられる。例えば、ネットワークトポロジデータ取得手段を有する中継装置が上記LANをインターネットなどの通信網に接続するルータである場合には、上記LANに含まれる他の中継装置(ルータ、スイッチングハブ、無線アクセスポイント装置等)からMACアドレステーブルおよびMACアドレスを表すデータを収集する収集手段と、収集手段により収集されたデータを解析して上記ネットワークトポロジデータを生成するネットワークトポロジデータ生成手段とを組み合わせて上記ネットワークトポロジデータ取得手段を構成する態様が考えられる。また、上記収集手段と上記ネットワークトポロジデータ生成手段とを備え、これら各手段の働きによりネットワークトポロジデータを生成する装置と通信し、当該装置からネットワークトポロジデータを受信する手段をネットワークトポロジデータ取得手段として用いる態様も考えられる。インターネットなどの通信網にLANを接続する際にはルータが必須であり、このようなルータにネットワークトポロジの表示制御を行わせることで、当該表示制御のための専用装置を別途設ける態様に比較して省エネおよび省コスト化を図れる。
ネットワークトポロジデータ取得手段によるネットワークトポロジデータの具体的な取得態様としては、ユーザの指示に応じて取得する態様、定期的に取得する態様、何れかの中継装置に対する他の中継装置または端末装置の接続若しくは切断の検出を契機として取得する態様等が挙げられる。このような中継装置によれば、表示装置に表示される木構造の画像から上記LANにおいて予め指定した中継装置以下のネットワークトポロジを容易に把握することが可能になる。また、表示装置の表示内容はユーザにより指示された任意のタイミングで、定期的に或いは何れかの中継装置に対する他の中継装置や端末装置の接続または切断の検出を契機として更新され、表示装置に表示される木構造の画像の変化を通じてネットワークトポロジの変動および変動箇所をネットワーク管理者等や経理担当者等のユーザに視覚を通じて迅速かつ容易に把握させることが可能になる。なお、非特許文献1には、通信網のネットワークトポロジをSNMP(Simple Network
Management Protocol)を用いて把握する技術が開示されているが、SNMPを利用する場合、SNMPに対応している機器についてしか接続関係を把握できないといった問題や、SNMPマネージャとして動作するコンピュータが新たに必要になるといった問題があり、これら問題点を有さない本願発明とは異なる技術である。
加えて本発明によれば、表示制御手段は、前記LANに含まれる中継装置のうちの予め指定されたものに対応するノードとその直下のノードまでを描画対象として木構造を表示装置に表示させ、何れかのノードに対する展開指示を与えられたことを契機として展開指示を与えられたノードの直下のノードまでを描画対象として表示装置の表示内容を更新するため、以下の効果を奏する。すなわち、上記LANが大規模であるほど、そのネットワークトポロジの全体を一括して表示させてしまうと、表示装置の表示内容は煩雑で見にくいものとなってしまう虞があるが、本発明によれば、詳細に把握することを所望する箇所をユーザに指定させることができるため、表示装置の表示内容が煩雑になることの回避と、ネットワークトポロジの詳細の把握とを両立させることができる。
より好ましい態様においては、LANにおける各中継装置および前記各中継装置に接続される端末装置について少なくともその製造元を表す詳細情報を取得する詳細情報取得手段を備え、前記表示制御手段は、描画対象までの前記木構造の画像と、当該木構造に含まれるノードのうちの指定されたノードの直下の中継装置および端末装置についての前記詳細情報のリスト画像とを並べて前記表示装置に表示させ、展開指示を与えられたことを契機として当該展開指示を与えられたノードの直下の中継装置および端末装置についての前記詳細情報のリスト画像に更新することを特徴とする。このような態様によれば、表示装置の表示内容が煩雑になることを回避しつつ、詳細に把握することを所望する箇所のネットワークトポロジの表示と各通信装置の詳細情報の表示とを両立させることが可能になる。例えば、上記端末装置がサーバ装置であればその稼働状態を示す情報(例えば、CPU利用率や単位時間当たりの通信量などサーバにかかっている負荷を表す情報)を詳細情報に含めておくことで、サーバ装置の稼働状態の監視を行うことができる。また、サーバ装置がダウンすれば、当該サーバ装置に関する情報は表示されなくなるのでサーバダウンの即時検出も可能になる。また、上記詳細情報に端末単位の通信量(或いは単位時間当たりの通信量)を含めておくことによって、各端末装置のトラフィック流量監視を行うことが可能になる。また、膨大なトラフィックを流しているなどの不正な振る舞いを行っている端末装置(ウイルス感染の疑いのある端末装置)を検知し、当該端末装置の通信を遮断することも可能になる。さらに、上記詳細情報にウイルスチェックソフトウェアのインストールの有無を示す情報(インストールされている場合には、さらにウイルススキャン定義ファイルのバージョンを示す情報)を含めておくことで、ウイルスチェックに関するセキュリティポリシを満たさない端末装置の接続の有無を監視することが可能になり、当該端末装置の通信を遮断することも可能になる。
本発明の中継装置が、前記LANに含まれる端末装置に対して既存の通信プロコルにしたがって所定のサービスを提供するサービス提供手段を有している場合(すなわち、本発明の中継装置に上記サービスを提供するサーバの役割を兼ねさせる場合)には、詳細情報取得手段には、前記既存の通信プロトコルにしたがった通信シーケンスを利用して端末装置から詳細情報を取得させるようにすれば良い。このような態様によれば、本発明の中継装置と端末装置との間で行われる通信のトラフィックを増やすことなく、当該中継装置に各端末装置か詳細情報を取得させることが可能になる。
また別の好ましい態様においては、前記LANについての基準となる基準トポロジデータを1または複数記憶する記憶手段と、前記ネットワークトポロジデータ取得手段により取得されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジと前記1または複数の基準トポロジデータのうちのユーザにより指定されたものの表すネットワークトポロジとを比較する比較手段と、前記ネットワークトポロジデータ取得手段により取得されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジと基準トポロジデータの表すネットワークトポロジとに差異があるとの比較結果が前記比較手段により得られた場合に当該差異を報知する報知手段と、を有することを特徴とする。例えば、基準トポロジデータの表すネットワークトポロジとネットワークトポロジデータ取得手段により取得されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジの差分のノードまたはリーフを他のノードまたはリーフとは異なる表示態様で木構造の画像やリスト画像に表示させる(表示色を異ならせる、或いは明滅させるなど)ことやネットワーク管理者へメール通知すること(或いは両者の併用)が考えられる。このような態様によれば、基準トポロジデータの表すネットワークトポロジからの変動をネットワーク管理者等に迅速に把握させることが可能になる。ここで、基準トポロジデータをどのようにして生成するのかについては種々の態様が考えられる。例えば、ネットワークトポロジデータ取得手段により取得されたネットワークトポロジデータをユーザの指示に応じて前記基準トポロジデータとして前記記憶手段に書き込むスナップショット手段を設けるようにすれば良い。
また、別の好ましい態様においては、前記比較手段は、前記LANに含まれる端末装置のうちの予め指定されたものを除外して前記ネットワークトポロジデータ取得手段により取得されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジと基準トポロジデータの表すネットワークトポロジとを比較することを特徴とする。このような態様によれば、無線端末装置などの接続/切断が頻繁に発生すると想定される端末装置を上記比較手段による比較対象から除外しておくことで無用な報知が為されることを回避することができる。
本発明の一実施形態のルータ10を含む通信システムの構成例を示す図である。 スイッチングハブ50に記憶されているMACアドレステーブルの一例を示す図である。 同ルータ10の構成例を示すブロック図である。 同ルータ10の制御部110が通信制御プログラム144aにしたがって実行するネットワークトポロジ表示処理の流れを示すフローチャートである。 同ルータ10の不揮発性記憶部144に記憶されている管理テーブル144bの格納内容の一例を示す図である。 同ルータ10がwebコンソールに表示させる画像の一例を示す図である。 変形例(5)を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の中継装置の一実施形態であるルータ10を含む通信システムの構成例を示す図である。この通信システムは、ルータ10と、LAN20とを含んでいる。LAN20は、例えば企業の支店に敷設されるLANであり、ルータ10を介してインターネットやWAN(Wide
Area Network)などの通信網30に接続されている。ルータ10は、LAN20と通信網30との間でネットワーク層の通信プロトコル(本実施形態では、IP(Internet
Protocol))にしたがって行われるパケット通信を中継する中継装置である。パケットとは、ネットワーク層におけるデータの送受信単位であり、ヘッダ部とペイロード部とを有している。パケットのヘッダ部にはそのパケットの送信元および送信先のIPアドレス(送信元IPアドレスおよび送信先IPアドレス)が書き込まれている。IPアドレスとは、ネットワーク層において各通信装置(本実施形態で、端末装置40或いはスイッチングハブ50)を一意に識別するための通信アドレスである。ペイロード部にはさらに上位層のデータが書き込まれる。
図1に示すように、LAN20は、3台のスイッチングハブ(スイッチングハブ50A、50Bおよび50C)と、これら各スイッチングハブに各々接続された3台の端末装置(端末装置40A、40Bおよび40C)と、ルータ10に接続された端末装置40Dと、を含んでいる。図1に示すように、スイッチングハブ50A、50Bおよび50Cはルータ10に対してカスケード接続されている。より詳細に説明すると、スイッチングハブ50Aはルータ10に接続されており、このスイッチングハブ50Aには端末装置40Aとスイッチングハブ50Bが接続されている。スイッチングハブ50Bには端末装置40Bとスイッチングハブ50Cが接続されており、スイッチングハブ50Cには端末装置40Cが接続されている。なお、ルータ10と各通信装置間の接続、或いはスイッチングハブと他のスイッチングハブ(或いは端末装置)間の接続は有線接続であっても良く、無線接続であっても良い。
端末装置40A、40B、40Cおよび40Dの各々は例えばパーソナルコンピュータである。これら4台の端末装置は、LAN20に含まれる他の端末装置或いは通信網30に含まれる各種サーバ装置や端末装置との間でIPにしたがったパケット通信を行う。これら4台の端末装置のうちの一つ(本実施形態では、端末装置40D)は、ルータ10に対するwebコンソール(すなわち、webブラウザを用いて各種ユーザインタフェースを提供する装置)の役割を果たす。以下、上記4台の端末装置の各々を区別する必要がない場合には、「端末装置40」と表記する。これら4台の端末装置の各々およびルータ10には、それぞれ固有のIPアドレスが予め割り当てられている。また、上記4台の端末装置40の各々には、ルータ10のIPアドレスがデフォルトゲートウェイを示すものとして予め記憶されている。なお、これら4台の端末装置のうち、ルータ10に対するwebコンソールの役割を果たすもの以外は、プリンタ装置やwebカメラであっても良い。また、本実施形態では、ルータ10のwebコンソールとして機能する端末装置が、当該ルータ10を介してインターネット(通信網30)に接続されるLAN20に含まれているが、webコンソールとして機能する端末装置が通信網30に接続されていても良い。
スイッチングハブ50A、50Bおよび50Cの各々はIPよりも下位のプロトコル階層であるデータリンク層においてデータの中継制御を行う通信装置である。本実施形態では、上記3台のスイッチングハブは同一の構成を有しているため、各々を区別する必要がない場合には「スイッチングハブ50」と表記する。データリンク層においてデータの中継を行うとは、データリンク層におけるデータの送受信単位であるMACフレーム(以下、単に「フレーム」)の転送制御を行うことである。フレームのヘッダ部には、そのフレームの送信元および送信先のMACアドレス(送信元MACアドレスおよび送信先MACアドレス)が書き込まれる。MACアドレスとは、データリンク層にて各通信装置を一意に識別するための通信アドレスである。ルータ10、上記4台の端末装置40および上記5台のスイッチングハブ50の各々はそれぞれ固有のMACアドレスを有している。ペイロード部には、当該送信元から送信されたパケットが書き込まれている。
ルータ10およびスイッチングハブ50はそれぞれ複数のポートを有しており、これら各ポートには他の通信装置が接続される。例えば、図1に示すように、ルータ10のポート番号9(図1では、#9と表記、他も同様)のポートにはスイッチングハブ50Aが接続され、同ポート番号10のポートには端末装置40Dが接続されている、といった具合である。ルータ10およびスイッチングハブ50には、一般的なルータやスイッチングハブと同様に、各ポートのポート番号に対応付けてそのポート番号の示すポートに直接、或いは1または複数の他のスイッチングハブを介して間接的に接続されている端末装置40のMACアドレスを格納したMACアドレステーブルが格納されている。
例えば、端末装置40A、40B、40Cおよび40DのMACアドレスがmac−a、mac−b、mac−cおよびmac−dであり、ルータ10のMACアドレスがmac−rであり、各通信装置が図1に示すように接続されているとする。この場合、スイッチングハブ50Aには、図2(a)に示す内容のMACアドレステーブルが格納されている。同様に、スイッチングハブ50Bには図2(b)に示す内容のMACアドレステーブルが、スイッチングハブ50Cには図2(c)に示す内容のMACアドレステーブルが、それぞれ格納されている。ルータ10にもスイッチングハブが内蔵されており(図1では図示略)、このスイッチングハブは図2(d)に示す内容のMACアドレステーブルを記憶している。これらMACアドレステーブルの生成および格納内容の更新についてはARP(Address Resolution Protocol)などの既存技術を適宜用いるようにすれば良い。ルータ10およびスイッチンハブ50は、何れかのポートを介してフレームを受信すると、そのフレームの送信先MACアドレスに対応付けて自装置のMACアドレステーブルに格納されているポート番号の示すポートへ当該フレームを送出する。ルータ10およびスイッチングハブ50がこのような処理を行うことで、何れかの端末装置から送信されたフレームはその宛先へ到達する。
前述したように、ルータ10は、通信網30からLAN20へ送信されたパケットの中継制御、およびLAN20から通信網30へ送信されたパケットの中継制御を行う。例えば、ルータ10は、通信網30から受信したパケットの送信先IPアドレスが端末装置40A、40B、40Cおよび40Dの何れかのものであれば、そのパケットをLAN20へと転送し、その送信先IPアドレスが端末装置40A、40Bおよび40Cの何れのものでもない場合にはルーティングテーブルの格納内容にしたがって他のルータへ転送する処理を行う、といった具合である。
さて、図1に示す通信システムにおいては、ルータ10に本実施形態の特徴を顕著に示す処理を実行させることにより、LAN20(すなわち、ルータ10を介してインターネット30に接続されるLAN)におけるネットワークトポロジを表す画像をwebコンソールに表示させることができる。より詳細に説明すると、本実施形態では、上記ネットワークトポロジを表す画像として、LAN20における各通信装置の物理的な接続関係(すなわち、物理トポロジ)を表す画像がwebコンソールに表示される。このため、上記企業における経理担当者やネットワーク管理者は上記webコンソールに表示される画像を閲覧することでLAN20の物理トポロジを容易に把握することができる。以下、本実施形態の特徴を顕著に示すルータ10を中心に説明する。
図3は、ルータ10の構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、ルータ10は、制御部110、第1通信インタフェース(以下、「I/F」と略記)部120、第2通信I/F部130、記憶部140、およびこれら各構成要素間のデータ授受を仲介するバス150を有している。
制御部110は例えばCPUである。制御部110は、記憶部140(より正確には不揮発性記憶部144)に記憶されている通信制御プログラム144aを実行することでルータ10の制御中枢として機能する。通信制御プログラム144aにしたがって制御部110が実行する処理の詳細については後に明らかにする。
第1通信I/F部120と第2通信I/F部130は何れもNIC(Network Interface Card)である。第1通信I/F部120はLAN20に接続されている。より詳細に説明すると第1通信I/F部120は複数のポートを有しており、スイッチングハブ50Aと端末装置40Dは各々異なる通信ポートに接続されている。第2通信I/F部130は通信網30に接続されている。第1通信I/F部120と第2通信I/F部130は、各々の接続先のネットワークから受信したパケットを制御部110に引き渡す一方、制御部110から受け取ったパケットを各々の接続先のネットワークへと送出する。
記憶部140は、図3に示すように、揮発性記憶部142と不揮発性記憶部144を含んでいる。揮発性記憶部142は例えばRAM(Random Access Memory)である。揮発性記憶部142は通信制御プログラム144aを実行する際のワークメモリの役割を果たす。図3では詳細な図示を省略したが、揮発性記憶部142には、ルーティングテーブルが格納される。不揮発性記憶部144は例えばフラッシュROMである。不揮発性記憶部144には、通信制御プログラム144aと管理テーブル144bが予め格納されている。
制御部110は、ルータ10の電源(図示略)の投入或いはリセットを契機として通信制御プログラム144aを不揮発性記憶部144から揮発性記憶部142に読み出し、その実行を開始する。通信制御プログラム144aにしたがって作動している制御部110は、パケット中継処理およびネットワークトポロジ表示処理を実行する。通信制御プログラム144aにしたがって制御部110が実行するこれら2つの処理のうち、パケット中継処理については一般的なルータにおけるものと同様であるため、詳細な説明を省略し、以下では、ネットワークトポロジ表示処理を中心に説明する。
ネットワークトポロジ表示処理は、一定周期で定期的に実行される処理である。このネットワークトポロジ表示処理では、制御部110は、図3におけるネットワークトポロジデータ取得手段、詳細情報取得手段、および表示制御手段として機能する。つまり、本実施形態の通信制御プログラム144aは、制御部110をネットワークトポロジデータ取得手段、詳細情報取得手段、および表示制御手段として機能させるプログラムである。図4は、ネットワークトポロジ表示処理の流れを示すフローチャートである。図4に示すように、ネットワークトポロジ表示処理は、収集処理SA100、ネットワークトポロジデータ生成処理SA110、詳細情報取得処理SA120および表示制御処理SA130を含んでいる。図4に示すように、ネットワークトポロジデータ取得手段は収集処理SA100およびネットワークトポロジデータ生成処理SA110を実行し、詳細情報取得手段は詳細情報取得処理SA120を実行し、表示制御手段は表示制御処理SA130を実行する。ネットワークトポロジ表示処理を構成するこれら4つの処理の内容は以下の通りである。
収集処理SA100は、LAN20に含まれる各スイッチングハブと通信し、各スイッチングハブから、そのスイッチングハブのMACアドレステーブルの格納内容およびそのスイッチングハブのMACアドレスを表すデータ(ペイロード部にMACアドレステーブルが書き込まれたフレーム:以下、MACアドレステーブル返信フレーム)を収集する処理である。例えば、制御部110は、ヘッダ部の送信先アドレスおよび送信元アドレスにマルチキャストアドレスおよびルータ10のMACアドレスを書き込み、ペイロード部には上記MACアドレステーブル返信フレームの送信を指示するコマンドを書き込んだフレームをLAN20へ送出し、各スイッチングハブ50には当該フレームの受信を契機としてMACアドレステーブル返信フレームを返信する処理を実行させることが考えられる。
収集処理SA100に後続して実行されるネットワークトポロジデータ生成処理SA110は、収集処理SA100にて各スイッチングハブから収集したデータを解析し、LAN20のネットワークトポロジを表すネットワークトポロジデータを生成して揮発性記憶部142に書き込む処理である。本実施形態では、ネットワークトポロジデータとして、ルータ10をルート(根)に対応させ、各スイッチングハブ50をノード(節)に対応させるとともに各端末装置40をリーフ(葉)に対応させた木構造を表すデータを用いる。ルートは木構造の最上位(最上流)にあり、通常、1つの木構造に1つしか存在しない。リーフは木構造の末端であり、ノードとは木構造においてルートではなく、かつリーフでもないものを言う。なお、木構造を表すデータとしては、ルート、ノードおよびリーフの各々に対応する構造体の集合であって、各々が当該構造体に対応する装置を示す識別子(例えば、当該装置のMACアドレス)を記憶するデータ領域と、1つ上流側(ルート側)の装置を指す上流側ポインタと、1つ下流側の装置を指す下流側ポインタとを有する構造体の集合体を用いるようにすれば良い。
例えば、収集処理SA100において、スイッチングハブ50A〜50Cの各々から図2(a)〜(c)の各々のMACアドレステーブルを表すデータが収集され、ルータ10に内蔵されているスイッチングハブには図2(d)のMACアドレステーブルが記憶されていたとする。制御部110は、まず、各MACアドレステーブルを参照してMACアドレス=mac−dの端末装置(すなわち、端末装置40D)は自装置に直接接続されていることを検出する。MACアドレス=mac−dの端末装置が自装置に直接接続されていると特定できるのは、当該MACアドレスが自装置以外のMACアドレステーブルには現れていないからである。制御部110は、ルータ10に対応する構造体の上流側ポインタにはNULLを格納し、同構造体の下流側ポインタの1つに端末装置40Dに対応する構造体のアドレスを格納する。そして、制御部110は、端末装置40Dに対応する構造体の上流側ポインタにルータ10に対応する構造体のアドレスを格納し、同下流側ポインタにはNULLを格納する。
次いで、制御部110は、自装置に直接接続されているスイッチングハブを特定する。図2に示す例では、制御部110は、スイッチングハブ50Aを自装置に直接接続されているスイッチングハブとして特定し、スイッチングハブ50Aから収集したMACアドレステーブル(図2(a))を参照してMACアドレス=mac−aの端末装置(すなわち、端末装置40A)が当該スイッチングハブ50Aに直接接続されていることを検出する。制御部110は、ルータ10に対応する構造体の下流側ポインタのうち値を未設定のものの1つにスイッチングハブ50Aに対応する構造体のアドレスを格納する。そして、制御部110は、スイッチングハブ50Aに対応する構造体の上流側ポインタにルータ10に対応する構造体のアドレスを格納する。
次いで、制御部110は、自装置のMACアドレスおよび自装置に直接接続されているスイッチングハブ(以下、1段目のスイッチングハブ)に直接接続されている端末装置のMACアドレスを対応付けられているポートを有するスイッチングハブを、自装置から見て2段目のスイッチングハブとして特定する。以下、同様に、制御部110は、自装置のMACアドレス、1段目のスイッチングハブに直接接続されている端末装置のMACアドレスおよび2段目のスイッチングハブに直接接続されている端末装置のMACアドレスを対応付けられているポートを有するものを自装置から見て3段目のスイッチングハブとして特定する。このようにして、ルータ10にカスケード接続されている各段のスイッチングハブおよび各スイッチングハブに直接接続されている端末装置が特定され、LAN20のネットワークトポロジが特定される。制御部110は、この特定結果にしたがって各構造体の上流側および下流側の各ポインタの値を更新し、これによりネットワークトポロジデータが完成する。
詳細情報取得処理SA120は、上記木構造における各ノードおよび各リーフに対応する通信装置のMACアドレスを検索キーとして管理テーブル144bを検索し、その通信装置に関する詳細情報を取得する処理である。図5は、管理テーブル144bの格納内容の一例を示す図である。図5に示すように、管理テーブル144bには、LAN20に含まれる通信装置のMACアドレスに対応づけて、その通信装置に関する詳細情報が予め格納されている。図5に示すように本実施形態の詳細情報には、ホスト名(スイッチングハブ等の中継装置であれば機器名)、端末種類、メーカ名、機種名、OS(Operating system)の種類或いは名称、IPアドレス、コメントを表す各情報(例えば、文字列情報)が含まれているが、詳細情報を構成する情報はこれらに限定されるものではない。
例えば、パーソナルコンピュータについての詳細情報には、そのパーソナルコンピュータにインストールされているウイルスチェックソフトウエアの種類や名称、ウイルススキャン定義ファイルのバージョンを表す情報が含まれていても良い。詳細情報取得処理SA120では、制御部110は、収集処理にて収集した各データの表すMACアドレスおよび当該データの表すMACアドレステーブルに格納されているMACアドレスの各々を検索キーとして管理テーブル144bを検索し、当該検索キーと同じMACアドレスに対応付けて管理テーブル144bに格納されている詳細情報を読み出す。
表示制御処理SA130は、ネットワークトポロジデータ生成処理SA110にて生成されたネットワークトポロジデータにしたがって、当該ネットワークトポロジデータによりネットワークトポロジが表されるLAN(すなわち、本実施形態ではLAN20)における中継装置の接続関係を表す木構造の画像をwebコンソールに表示させる処理である。本実施形態では、上記木構造を表す画像の表示態様にも本発明の特徴が現れている。より詳細に説明すると、制御部110は、上記LANに含まれる中継装置のうちユーザにより予め指定されたもの(以下、描画開始点)に対応するノードの直下の(すなわち、描画開始点に直結されている)ノードまでを描画対象とし、当該描画対象までの木構造の画像と、上記描画開始点の直下のノードおよびリーフについての詳細情報のリストの画像とを並べてwebコンソールに表示させる。本実施形態では、上記描画開始点としてLAN20を通信網30に接続する中継装置(LAN20における最上流の中継装置、すなわち、ルータ10)がユーザによって予め指定されている。このため、webコンソールには図6(a)に示す画像が表示される。
さらに詳細に説明すると、図6(a)に示すように、制御部110は、上記描画開始点(ルータ10)およびその直下のノードの各々を表すアイコンに上記詳細情報のうちの機器名を表す文字列情報を付与して上記木構造の画像を第1の表示領域A01に表示させる。また、制御部110は、描画開始点の直下のノードおよびリーフについての詳細情報のリストを上記第1の表示領域A01の右隣りの第2の表示領域A02に表示させる。なお、詳細情報に含まれる各情報を表示するのに十分な幅を第2の表示領域A02に割り当てることができない場合には、図6(a)に示すように、第2の表示領域の表示内容を横方向にスクロールさせるスクロールバーA03を設けるようにすれば良い。同様に縦方向の幅が不足する場合には第2の表示領域の表示内容を縦方向にスクロールさせるスクロールバーを設ければ良く、第1の表示領域A01についても同様である。また、図6(a)に示す例では、ノードを表すアイコンとして矩形のアイコンが用いられており、リーフを表すアイコンとして円形のアイコンが用いられているが、他の形状のアイコンを用いても良い。例えば、エクスプローラやXウィンドウシステムのファイルマネージャにおいてフォルダでディレクトリを表すアイコンをノードを表すアイコンとして用い、ファイルを表すアイコンをリーフを表すアイコンとして用いるようにすれば良い。
図6(a)に示す画像を視認したユーザは、第1の表示領域A01或いは第2の表示領域A02に表示されているアイコンのうち、任意のノードのアイコンをマウスクリック等で指定することで当該ノードよりも下位の木構造の展開指示を与えることができる。制御部110は、ノードに対する展開指示をwebコンソールを介して与えられたことを契機として、展開指示を与えられたノードの直下のノードまでを描画対象としてwebコンソールの表示内容を更新する。本実施形態では、ルータ10の直下のノード(すなわち、スイッチングハブ50Aに対応するノード)のアイコンをマウスクリックすることで、当該ノードの直下のノードまでを描画対象として第1の表示領域A01の更新が行われる。そして、制御部110は、第1の表示領域A01の表示内容の更新に合わせて、本実施形態では、第2の表示領域A02の表示内容を、上記展開指示を与えられたノードの直下のノードおよびリーフに関する詳細情報のリストの画像に更新する。その結果、webコンソールの表示画面における第1の表示領域A01および第2の表示領域A02の表示内容は図6(b)のように更新される。また、図6(a)或いは図6(b)に示す画面では、第1の表示領域A01においてノードを示すアイコンの前に付与されている三角形のアイコンをマウスクリック等することで、第2の表示領域A02の表示内容の更新を行うことなく、第1の表示領域A01において当該ノードの直下のノードまでを描画対象として木構造の画像を再表示することができる。
このような構成としたため、本実施形態によれば、ルータ10に対してwebコンソールの役割を果たす端末装置40Dの表示装置に表示される木構造の画像を閲覧することで、LAN20のネットワークトポロジを容易に把握することが可能である。加えて、本実施形態によれば、ユーザは、LAN20のネットワークトポロジのうち、詳細に把握することを所望する箇所を指定してそのネットワークトポロジを把握することができる。なお、本実施形態では描画開始点としてLAN20における最上流の中継装置が予め指定されている場合について説明したが、他の中継装置(すなわち、スイッチングハブ50A〜50Cのうちの何れか)が予め指定されていても良い。また、本実施形態によれば、ネットワークトポロジ表示処理は一定周期で繰り返し実行されるため、ネットワークトポロジに変動が生じたときにはその変動箇所を迅速に把握することができる。
さらに、本実施形態によれば、各スイッチングハブ50に格納されているMACアドレステーブルの格納内容にしたがってネットワークトポロジを表す画像が表示されているため、LAN20にルータ10を介さずに通信する通信装置(自身の接続先のスイッチングハブ50に接続されている他の端末装置とのみ通信する端末装置など)が含まれている場合であっても、その通信装置を含めたネットワークトポロジの画像を上記webコンソールに表示させることができる。
以上本発明の一実施形態について説明したが、この実施形態に以下の変形を加えても勿論良い。
(1)上記実施形態では、ルータ10配下の中継装置(ルータ10を介して通信網30に接続されるLANに含まれる中継装置)がスイッチングハブである場合について説明したがルータであっても良く、また無線アクセスポイント装置であっても良い。また、上記実施形態では、ルータ10を介して通信網30に接続されるLAN20における各中継装置の物理的な接続関係(物理トポロジ)を表す木構造の画像をルータ10のwebコンソールとして機能する端末装置に表示させたが、LAN20における各中継装置の論理的な接続関係(VLAN(Virtual Local Area Network)グループ:以下、論理トポロジ)を表す木構造の画像をルータ10のwebコンソールとして機能する端末装置に表示させても良い。VLANとは、スイッチングハブ等の中継装置におけるポートやMACアドレス、通信プロトコルに応じてLANに属する通信装置をグループ分けすることで形成される仮想的なネットワークのことであり、VLANグループとは上記グループ分けにより得られた各グループのことを言う。また、論理トポロジは上記VLANグループには限定されず、データの流れに着目した接続関係であっても良い。要は、LAN20のネットワークトポロジを表す木構造の画像をルータ10のwebコンソールとして機能する端末装置に表示させる態様であれば良く、表示対象のネットワークトポロジは物理トポロジであっても良く、論理トポロジであっても良い。また、ユーザの指示等に応じて表示対象のネットワークトポロジを物理トポロジと論理トポロジとで相互に切り換えられるようにしても良い。
(2)上記実施形態では、本発明のルータへの適用例を説明した。これは、インターネットなどのWANにLANを接続する際にはルータが必須であり、このようなルータにネットワークトポロジ表示処理を行わせることで、SNMPを利用した場合のSNMPマネージャのような専用装置を別途設ける必要がなく、省エネおよび省コスト化を図れるからである。しかしながら、本発明の適用対象となる中継装置はルータに限定されるものではなく、ルータ配下のスイッチングハブや無線アクセスポイント装置に本発明を適用しても良い。例えば、スイッチングハブに本発明を適用する場合、スイッチングハブの下流側(ルータとは反対側)に直接または間接的に接続されている他の中継装置(スイッチングハブ或いは無線アクセスポイント装置)および端末装置の集合を対象としてネットワークトポロジの特定および特定結果の表示を行うようにすれば良い。また、上記実施形態における詳細情報取得処理SA120は必ずしも必須ではなく、省略しても勿論良い。詳細情報取得処理SA120を省略しても、ネットワークトポロジを表す木構造の画像の表示は可能だからである。なお、詳細情報取得処理SA120を省略する場合には、上記木構造における各アイコンに付与する識別子として当該アイコンに対応する装置のMACアドレスを用いるようにすれば良い。さらに、上記実施形態では、LAN20を通信網30に接続するルータ10に当該LAN20のネットワークトポロジを表す画像の表示制御を行わせたが、LAN20とは異なるLANのネットワークトポロジを表す画像の表示制御をルータ10に行わせることも可能である。要は、ネットワークトポロジを表す画像の表示制御の対象となるLANに含まれる各中継装置からMACアドレステーブルの格納内容を表すデータをルータ10が収集することができれば良く、ルータ10が当該LANに直接接続されている必要はない。なお、ネットワークトポロジを表す画像の表示制御の対象となるLANにルータ10が接続されていない場合についても、当該LANに含まれる中継装置のうちのユーザにより予め指定されたものを描画開始点とし、その描画開始点の直下のノードまでを描画対象として木構造を表す画像の表示制御を開始すれば良い。
(3)上記実施形態では各スイッチングハブ50のMACアドレステーブルの格納内容を定期的に収集する態様について説明した。しかし、webコンソールを介して与えられるユーザの指示に応じてMACアドレステーブルの格納内容の収集を行う態様であって良い。このような態様によれば、任意のタイミングでネットワークトポロジデータを生成し、ネットワークトポロジを表す画像等の表示を行わせることができるからである。また、スイッチングハブ50に対する端末装置40或いは他のスイッチングハブ50の接続(リンクアップ)または切断(リンクダウン)の検出を契機としてMACアドレステーブルの格納内容の収集を行う態様であって良い。同様に、ルータ10に対する端末装置40或いはスイッチングハブ50の接続(リンクアップ)または切断(リンクダウン)の検出を契機としてMACアドレステーブルの格納内容の収集を行う態様であって良い。端末装置40或いはスイッチングハブ50の接続または切断が発生すれば、ネットワークトポロジの変動が必ず発生するからである。なお、スイッチングハブ50に対する端末装置40のリンクアップおよびリンクダウンの検出については既存の技術を適宜用いるようにすれば良い。また、各スイッチングハブ50のMACアドレステーブルの格納内容を定期的に収集する態様と、スイッチングハブ50に対する端末装置40の接続(リンクアップ)または切断(リンクダウン)の検出を契機としてMACアドレステーブルの格納内容を収集する態様と、ユーザの指示に応じてMACアドレステーブルの格納内容を収集する態様の全て或いはこれらのうちの何れか2つを併用しても勿論良い。
(4)上記実施形態では、LAN20に含まれる各通信装置についての詳細情報が管理テーブル144bに予め格納されていたが、図6(a)或いは図6(b)に示す画面の第2の表示領域A02に対する入力操作により詳細情報の更新および追加登録をできるようにしても良い。また、管理テーブル144bはルータ10の不揮発性記憶部144に記憶されている必要はなく、詳細情報取得処理SA120の実行過程で制御部110が自由にアクセス可能な態様であれば、他の装置に記憶されていても良い。さらに、管理テーブル144bの格納内容をCSV形式のファイル等に出力できるようにし、当該ファイルを他の装置へ入力できるようにしても良く、逆に他の装置にて生成されたCSV形式のファイルを管理テーブル144bにインポートできるようにしても良い。例えば、上記他の装置が資産管理用データベースサーバ等であれば、資産管理用システムとの連携が可能になる。また、上記他の装置が、社内に設置された他のルータ(ルータ10と同一の構成を有するルータ)であれば、1つの管理テーブルを当該他のルータとの間で使いまわすことが可能になる。なお、スイッチングハブ50や端末装置40との通信により詳細情報を取得可能であれば、管理テーブル144bを用いる必要はない。各通信装置の製造元については当該通信装置のMACアドレスから特定可能であるから、詳細情報として少なくとも製造元を示す情報は取得可能である。
また、本発明の中継装置が、既存の通信プロトコルにしたがって端末装置に対して何らかのサービスを提供するサービス提供手段を有している場合(すなわち、当該中継装置が何らかのサーバ機能を備えている場合)には、上記通信プロトコルにしたがった通信を利用して端末装置から詳細情報を取得しても良い。例えば、端末装置へのIPアドレスの割り当てにDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)が利用されており、かつ本発明の中継装置がDHCPサーバ機能を有している場合には、DHCPの仕組みを利用してその端末装置の詳細情報を取得する、といった具合である。具体的には、DHCPを利用してIPアドレスの割り当てを受ける端末装置には、その端末装置のホスト名(機器名)や使用するクラス名(OS)などの詳細情報をオプションとして付与したDISCOVERメッセージを送信させる。ここで、DISCOVERメッセージとは、DHCPによるIPアドレスの割り当てを行う通信シーケンスの開始をDHCPサーバに要求する通信メッセージである。上記中継装置は、上記DISCOVERメッセージを受信すると、そのDISCOVERメッセージにオプションとして付与されている詳細情報を取得し、さらにDHCPにしたがって当該DISCOVERメッセージの送信元へOFERメッセージを送信する。なお、上記の要領で取得した詳細情報を、上記DISCOVERメッセージの送信元のMACアドレスと対応付けて記憶部140に書き込むことで管理テーブル144bを生成する(或いは依存の管理テーブル144bの格納内容を更新する)ようにしても良い。なお、サービス提供手段により提供されるサービス(或いは当該サービスの提供を実現する通信プロトコル)はDHCPに限定されるものではない。例えば、DNS(Domain Name Service)を上記サービスを実現する通信プロトコルとして用いる場合(すなわち、本発明の中継装置にDNSサーバの役割を兼ねさせる場合)には、DNSの通信メッセージに端末装置の詳細情報を付与するオプション領域を設け、端末装置には当該オプション領域に自装置の詳細情報を書き込んで当該通信メッセージを送信させ、上記中継装置には当該オプション領域に書き込まれている詳細情報を読み出して取得させるようにすれば良い。このような態様によれば、本発明の中継装置と端末装置との間で行われる通信のトラフィックを増やすことなく、当該中継装置に各端末装置か詳細情報を取得させることが可能になる。
(5)LAN20について基準となるネットワークトポロジを表す基準トポロジデータを記憶部140(より具体的には不揮発性記憶部144)に記憶させておき、図7に示すように、この基準トポロジデータの表すネットワークトポロジと直近のネットワークトポロジデータ生成処理SA110により生成されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジとを比較する比較処理SB100と、両トポロジに差異がある場合に当該差異を報知する報知処理SB110とを制御部110に実行させる(すなわち、比較処理SB100を実行する比較手段、および報知処理SB110を実行する報知手段として制御部110を機能させる)態様であっても良い。なお、比較処理SB100および報知処理SB110については、図4に示すネットワークトポロジ表示処理とは別個に、webコンソールを介してユーザから実行指示を与えられたことを契機として制御部110に実行させても良く、また、比較処理SB100および報知処理SB110を実行する旨の設定が為されていた場合に図4に示すネットワークトポロジ表示処理と並列に実行させるようにしても良い。また、報知処理SB110における差異の報知態様としては、基準トポロジデータの表すネットワークトポロジとネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジの差分のノードまたはリーフを他のノードまたはリーフとは異なる表示態様で木構造の画像やリスト画像に表示させる(表示色を異ならせる、或いは明滅させるなど)や、当該差異を通知するメール等をネットワーク管理者に送信する態様などが考えられる。また、比較処理SB100にて差異が検出される毎に、その差異分に対応するノードやリーフを示す情報を不揮発性記憶部144に書き込む処理を制御部110に実行させるようにしても良い。
このような態様によれば、基準トポロジデータの表すネットワークトポロジに含まれている端末装置40が直近のネットワークトポロジデータ生成処理SA110により生成されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジに表れていない場合、逆に基準トポロジデータの表すネットワークトポロジには含まれていない端末装置40が直近のネットワークトポロジデータ生成処理SA110により生成されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジに表れている場合に上記報知が行われる。前者の場合は、LAN20に本来接続されているべき端末装置が接続されていないことを意味する。詳細情報に各端末装置の設置部署や設置場所を示す情報を含めておけば、前者の報知が行われた場合には当該端末装置の設置部署に問い合わせることで端末装置の電源が切られているなど接続が検出されないことに正当な理由があるのか否かを確かめ、当該端末装置の故障や盗難等が発生していた場合には迅速に対処することができる。一方、後者の場合は、私物の端末装置の持ち込み等が考えられ、該当部署に問い合わせることで私物の持ち込み等に迅速に対処することができる。また、基準トポロジデータの表すネットワークトポロジを基準として特定の端末装置のリンクアップおよびリンクダウンを検出し、ネットワーク管理者等のユーザにメール等で通知することも考えられる。
ここで、上記基準トポロジデータの具体的な生成態様としては種々の態様が考えられる。例えば、基準トポロジデータの生成指示をwebコンソールを介して与えられたこと(例えば、webコンソールに設けられた設定ボタンの押下)を契機として当該指示を取得した時点のネットワークトポロジを表すネットワークトポロジデータを基準トポロジデータとして記憶するスナップショット手段として制御部110を機能させる態様が考えられる。また、記憶部140に記憶させる基準トポロジデータは1つに限定される訳ではなく、各々異なるネットワークトポロジを表す複数の基準トポロジデータを記憶部140に記憶させ、上記比較処理における基準となる基準トポロジデータをこれら複数の基準トポロジデータのうちからユーザに選択させるようにしても良い。例えば、従業者が端末装置40を使用しているオフィスタイム用の基準トポロジデータと従業者が居ない夜間用の基準トポロジデータとを使い分けることで、ネットワーク管理者等のユーザは時間帯に応じて検出したい内容を切り換えることができる。
また、LAN20に含まれる端末装置40のうちでユーザにより予め指定されたものを除外して上記比較処理を行うようにしても良い。このような態様によれば、無線端末装置など接続/切断が頻繁に発生すると想定される端末装置40を比較対象から除外しておくことで無用な報知が為されることを回避することができるからである。
(6)上記実施形態では、本発明の特徴を顕著に示すネットワークトポロジ表示処理をルータ10の制御部110に実行させる通信制御プログラム144aが当該ルータ10の不揮発性記憶部144に予め記憶されていた。しかし、この通信制御プログラム144aをCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に書き込んで配布しても良く、また、インターネットなど電気通信回線経由のダウンロードにより配布しても良い。このようにして配布されるプログラムにしたがって、ルータなどの一般的な中継装置の制御部を作動させることで当該中継装置を本発明の中継装置として機能させることが可能になるからである。また、CPUを上記実施形態のネットワークトポロジデータ取得手段および表示制御手段として機能させるプログラムをパーソナルコンピュータ等にインストルールし、当該パーソナルコンピュータをネットワークトポロジ表示装置として機能させることも考えられる。
10…ルータ、110…制御部、120…第1通信I/F部、130…第2通信I/F部、140…記憶部、142…揮発性記憶部、144…不揮発性記憶部、144a…通信制御プログラム、144b…管理テーブル、150…バス、20…LAN,30…通信網、40,40A,40B,40C、40D…端末装置、50,50A,50B,50C…スイッチングハブ。

Claims (11)

  1. LANとWANとの間のパケットの中継を行うルータにおいて、
    前記LANにおける各中継装置の接続関係および前記各中継装置に接続される端末装置の接続関係であるネットワークトポロジを表すネットワークトポロジデータを取得するネットワークトポロジデータ取得手段と、
    前記ネットワークトポロジデータ取得手段により取得されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジの画像として、前記LANに含まれる各中継装置をノードに対応させた木構造の画像を表示装置に表示させる表示制御手段と、を備え、
    自装置および前記各中継装置は、他の通信装置を接続するためのポートを複数有するとともに、1または複数の中継装置を介してまたは中継装置を介さずに端末装置が接続されているポートと当該端末装置とを示す接続関係データを記憶しており、
    前記ネットワークトポロジデータ取得手段は、
    前記各中継装置から収集した接続関係データと前記ルータの接続関係データとから前記ネットワークトポロジデータを生成し、
    前記表示制御手段は、
    前記LANに含まれる中継装置のうちの予め指定されたものに対応するノードとその直下のノードまでを描画対象として前記木構造の画像を前記表示装置に表示させ、描画対象に含まれている何れかのノードに対する展開指示を与えられたことを契機として、前記展開指示を与えられたノードの直下のノードまでを新たな描画対象として前記表示装置の表示内容を更新する
    ことを特徴とするルータ。
  2. 前記接続関係データは、1または複数の中継装置を介してまたは中継装置を介さずに端末装置が接続されているポートのポート番号に対応付けて当該端末装置のMACアドレスが書き込まれたMACアドレステーブルであり、
    前記ネットワークトポロジデータ取得手段は、
    前記各中継装置から収集したMACアドレステーブルと前記ルータのMACアドレステーブルとから、前記ルータに近い順に下流側の中継装置を特定して前記ネットワークトポロジデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のルータ。
  3. 前記LANにおける各中継装置および前記各中継装置に接続される端末装置について少なくともその製造元を表す詳細情報を取得する詳細情報取得手段を備え、
    前記表示制御手段は、
    描画対象までの前記木構造の画像と、当該木構造に含まれるノードのうちの指定されたノードの直下の中継装置および端末装置についての前記詳細情報のリスト画像とを並べて前記表示装置に表示させ、展開指示を与えられたことを契機として当該展開指示を与えられたノードの直下の中継装置および端末装置についての前記詳細情報のリスト画像に更新する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のルータ。
  4. 前記ネットワークトポロジデータ取得手段は、
    ユーザの指示に応じて、または定期的に、または何れかの中継装置に対する他の中継装置または端末装置の接続若しくは切断の検出を契機として、ネットワークトポロジデータを取得することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のルータ。
  5. 前記LANについての基準となる基準トポロジデータを1または複数記憶する記憶手段と、
    前記ネットワークトポロジデータ取得手段により取得されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジと前記1または複数の基準トポロジデータのうちのユーザにより指定されたものの表すネットワークトポロジとを比較する比較手段と、
    前記ネットワークトポロジデータ取得手段により取得されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジと基準トポロジデータの表すネットワークトポロジとに差異があるとの比較結果が前記比較手段により得られた場合に当該差異を報知する報知手段と、
    を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のルータ。
  6. 前記ネットワークトポロジデータ取得手段により取得されたネットワークトポロジデータをユーザの指示に応じて前記基準トポロジデータとして前記記憶手段に書き込むスナップショット手段を更に有することを特徴とする請求項5に記載のルータ。
  7. 前記比較手段は、前記LANに含まれる端末装置のうちの予め指定されたものを除外して前記ネットワークトポロジデータ取得手段により取得されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジと基準トポロジデータの表すネットワークトポロジとを比較することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のルータ。
  8. LANに含まれるスイッチングハブにおいて、
    前記LANにおいて前記スイッチングハブよりも下流側の各中継装置の接続関係および前記各中継装置に接続される端末装置の接続関係であるネットワークトポロジを表すネットワークトポロジデータを取得するネットワークトポロジデータ取得手段と、
    前記ネットワークトポロジデータ取得手段により取得されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジの画像として、前記スイッチングハブよりも下流側の各中継装置をノードに対応させた木構造の画像を表示装置に表示させる表示制御手段と、を備え、
    前記スイッチングハブおよび前記各中継装置は、他の通信装置を接続するためのポートを複数有するとともに、1または複数の中継装置を介してまたは中継装置を介さずに端末装置が接続されているポートと当該端末装置とを示す接続関係データを記憶しており、
    前記ネットワークトポロジデータ取得手段は、
    前記各中継装置から収集した接続関係データと前記スイッチングハブの接続関係データとから前記ネットワークトポロジデータを生成し、
    前記表示制御手段は、
    前記スイッチングハブよりも下流側の各中継装置のうちの予め指定されたものに対応するノードとその直下のノードまでを描画対象として前記木構造の画像を前記表示装置に表示させ、描画対象に含まれている何れかのノードに対する展開指示を与えられたことを契機として、前記展開指示を与えられたノードの直下のノードまでを新たな描画対象として前記表示装置の表示内容を更新する
    ことを特徴とするスイッチングハブ。
  9. 前記接続関係データは、1または複数の中継装置を介してまたは中継装置を介さずに端末装置が接続されているポートのポート番号に対応付けて当該端末装置のMACアドレスが書き込まれたMACアドレステーブルであり、
    前記ネットワークトポロジデータ取得手段は、
    前記各中継装置から収集したMACアドレステーブルと前記スイッチングハブのMACアドレステーブルとから、前記スイッチングハブに近い順に下流側の中継装置を特定して前記ネットワークトポロジデータを生成する
    ことを特徴とする請求項8に記載のスイッチングハブ。
  10. LANとWANとの間のパケットの中継を行うルータに前記LANにおける各中継装置の接続関係および前記各中継装置に接続される端末装置の接続関係であるネットワークトポロジを表示させる表示方法において、
    前記ネットワークトポロジを表すネットワークトポロジデータを取得するネットワークトポロジデータ取得ステップと、
    前記ネットワークトポロジデータ取得ステップにて取得されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジの画像として、前記LANに含まれる各中継装置をノードに対応させた木構造の画像を表示装置に表示させる表示制御ステップと、を含み、
    前記ルータおよび前記各中継装置には、他の通信装置を接続するためのポートが複数設けられているとともに、1または複数の中継装置を介してまたは中継装置を介さずに端末装置が接続されているポートと当該端末装置とを示す接続関係データが記憶されており、
    前記ネットワークトポロジデータ取得ステップでは、
    前記ルータは、前記各中継装置から収集した接続関係データと自装置の接続関係データとから前記ネットワークトポロジデータを生成し、
    前記表示制御ステップでは、
    前記ルータは、前記LANに含まれる中継装置のうちの予め指定されたものに対応するノードとその直下のノードまでを描画対象として前記木構造の画像を前記表示装置に表示させ、描画対象に含まれている何れかのノードに対する展開指示を与えられたことを契機として、前記展開指示を与えられたノードの直下のノードまでを新たな描画対象として前記表示装置の表示内容を更新する
    ことを特徴とする表示方法。
  11. コンピュータを、LANとWANとの間のパケットの中継を行うルータとして機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    LANにおける各中継装置の接続関係および前記各中継装置に接続される端末装置の接続関係であるネットワークトポロジを表すネットワークトポロジデータを取得するネットワークトポロジデータ取得手段と、
    前記ネットワークトポロジデータ取得手段により取得されたネットワークトポロジデータの表すネットワークトポロジの画像として、前記LANに含まれる各中継装置をノードに対応させた木構造の画像を表示装置に表示させる表示制御手段であって、前記LANに含まれる中継装置のうちの予め指定されたものに対応するノードとその直下のノードまでを描画対象として前記木構造の画像を前記表示装置に表示させ、描画対象に含まれている何れかのノードに対する展開指示を与えられたことを契機として、前記展開指示を与えられたノードの直下のノードまでを新たな描画対象として前記表示装置の表示内容を更新する表示制御手段と、して機能させ、
    前記コンピュータおよび前記各中継装置には、他の通信装置を接続するためのポートが複数設けられているとともに、1または複数の中継装置を介してまたは中継装置を介さずに端末装置が接続されているポートと当該端末装置とを示す接続関係データが記憶されており、
    前記ネットワークトポロジデータ取得手段は、
    前記各中継装置から収集した接続関係データと前記コンピュータの接続関係データとから前記ネットワークトポロジデータを生成する
    ことを特徴とするプログラム。
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