JP2019016442A - ランプユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】モーター及び回転リフレクタにおける部品の取り付け作業性を高めたランプユニットを提供する。【解決手段】光源から出射された光を回転しながら反射して所定方向にスキャンする回転リフレクタ22と、当該回転リフレクタを回転駆動するモーター21を備えたランプユニットであり、回転リフレクタ22(光反射ブレード221,ボス222)と、モーター21のローター25(ローターヨーク252)が一体に形成される。回転軸211に対する回転リフレクタ22とローター25の取り付け作業性が高められる。【選択図】 図4

Description

本発明はモーターにより光反射ブレードを回転させながら光源の光を反射する回転リフレクタを備え、この回転リフレクタにより反射光をスキャン(走査)して照明を行うランプユニットに関するものである。
自動車等の車両の灯具、特にヘッドランプとして、光源から出射された光を車両の前方領域に向けて高速にスキャンして照明を行う方式のものが提案されている。特許文献1では、発光素子から出射された光の入射角が、回転に伴って連続的に変化するように光反射面が構成された回転リフレクタ(光反射ブレード)を備えた技術が提案されている。回転リフレクタの回転に伴って光源からの光の入射角が変化され、これに対応して反射光の反射角が変化されるため、回転リフレクタの反射光を自動車の前方に向けて照射することにより、車両前方領域を反射光でスキャンして照明することが可能とされている。
特開2017−59546号公報
特許文献1では、回転リフレクタを回転駆動する駆動源としてモーターが用いられているが、この種のモーターとしてアウターローター型のブラシレスモーターを採用することが検討されている。このアウターローター型のモーターは、回転軸の周囲にステータが配設され、このステータの周囲に回転軸に取り付けられたローターが配設された構成である。
このような、アウターローター型のモーターでは、回転軸にローターが取り付けられるとともに、当該回転軸に回転リフクレクタが取り付けられる。本発明者の検討によれば、回転軸の一方の端部にローターと回転リフレクタを取り付けると、回転軸に対して軸方向の一方からモーター及び回転リフレクタの取り付けを行うことができ、作業性を高める上で有利である。しかし、この場合でも、回転軸にはモーターと回転リフレクタのそれぞれの取り付け作業が必要であり、作業性の改善には限界がある。
本発明の目的は、モーター及び回転リフレクタにおける取り付け作業性を高めたランプユニットを提供することにある。
本発明は、光源から出射された光を回転しながら反射して所定方向にスキャンする回転リフレクタと、当該回転リフレクタを回転駆動するモーターを備えたランプユニットであって、回転リフレクタと、モーターのローターは一体に形成される。
本発明の好ましい形態として、ローターはローターヨークを備えており、当該ローターヨークは回転リフレクタと一体に形成される。例えば、回転リフレクタとローターヨークは一体成形により形成される。また、モーターの回転軸は、回転リフレクタ及びローターヨークと一体に形成されてもよい。
本発明によれば、回転リフレクタとローターを一体の構成とするので回転軸に対する取り付け作業性が高められる。また、本発明によれば、回転リフレクタ、ローター及び回転軸を一体の構成とすることにより、モーターの組み付け、ないしはランプユニットの取り付け作業性が高められる。
実施形態1のランプユニットの概略斜視図。 実施形態1のランプユニットの一部を破断した平面図。 実施形態1のリフレクタ部の一部を破断した斜視図。 実施形態1のリフレクタ部の縦断面図。 実施形態1のリフレクタ部の変形例の縦断面図。 実施形態1のリフレクタ部の他の変形例の縦断面図。 実施形態2のリフレクタ部の縦断面図。 リフレクタ部の一部の破断斜視図。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明を自動車のヘッドランプのランプユニットLUとして構成した実施形態1の概略斜視図、図2はその一部を破断した平面図である。このランプユニットLUは、例えばADB(Adaptive Driving Beam)配光制御、すなわち自動車の走行状況に応じてヘッドランプの照明領域と非照明領域を適応制御可能なスキャン式のランプユニットとして構成されており、光源部1と、リフレクタ部2と、投影レンズ部3を1つのユニットとして一体的に構成したものである。
このランプユニットLUの概略構成を説明する。前記光源部1は平面視でほぼL字型をしたヒートシンク12を有しており、このヒートシンク12の内側の壁面の一部に光源としてのLED(発光ダイオード)11が搭載されている。前記ヒートシンク12は外面の一部に複数の放熱フィン13が形成されており、搭載しているLED11が発光したときに発生する熱をヒートシンク12及び放熱フィン13から外部空間に放熱させる。
前記LED11は、詳細な図示は省略するが、複数のLEDチップ、例えば9個のLEDチップを所定形状に配列した複合型LEDとして構成されており、各LEDチップは発光したときに白色光を出射し、各LEDチップからの白色光は一体に合成された光束としてLED11から出射される。9個のLEDチップはランプユニットLUに要求される光度を満たすために設けられているので、当該要求される光度を満たすのであればLEDチップはこれよりも少ない個数あるいは多い個数であってもよい。また、ディスクリートLEDで構成されてもよい。さらには、集光用レンズや集光用リフレクタを一体に構成したLEDユニットとして構成されてもよい。
前記リフレクタ部2は、モーター21と、このモーター21により回転駆動される回転リフレクタ22とで構成されており、ステム14により前記ヒートシンク12に支持されている。これらモーター21と回転リフレクタ22の詳細については後述するが、回転リフレクタ22は2枚の半円形をした光反射ブレード221(以下、ブレードと略称する)を円周配置した略円板状に構成されており、その中心のボス222において前記モーター21の回転軸211に取り付けられている。これにより、モーター21を駆動したときに回転リフレクタ22は回転軸211の回りに回転駆動される。
前記投影レンズ部3は、円形レンズの一部を切除した形状の投影レンズ31を備えている。この投影レンズ31はレンズホルダ32及びステム33により前記ヒートシンク12に支持されており、後述するように、前記したリフレクタ部2の回転リフレクタ22によって反射された光をランプユニットLUの前方に向けて投影し、自動車の前方を照射するようになっている。投影レンズ31はスキャンに必要な部位のみを残し、その他の部位を切除することにより、レンズの小型化ないしランプユニットの小型化、軽量化が実現できる。
前記回転リフレクタ22について説明する。図3はリフレクタ部2の斜視図であり、後述するケーシング23の一部を破断した分解斜視図である。前記したように、ボス222に2枚の半円形をしたブレード221が支持されており、全体としてほぼ円板状に形成されている。各ブレード221は表面、すなわち自動車の前方に向けられている図3の上側を向いた面が光反射面として構成されている。ここでは、2枚のブレード221は前記ボス222と共に樹脂成形により一体形成されており、少なくとも両ブレード221の表面にアルミニウム膜を蒸着、メッキ等した光反射膜が形成されている。2枚のブレード221の円周方向の間にはそれぞれ径方向に伸びる隙間が設けられており、この隙間は光反射を行わない無反射領域として構成されている。
2枚のブレード221はボス222を中心とした点対称の形状であり、光反射面としての表面の径方向の傾斜角度、すなわち前記モーター21の回転軸211の軸方向と垂直な面に対する傾斜角度が、円周方向に沿って連続的に変化する構成とされている。ここでは、ブレード221を表面方向から見たときに、時計方向側では傾斜角度が裏面側に傾斜した負の角度であり、反時計側では傾斜角度が表面側に傾斜した正の角度に構成されている。
以上、概略説明したランプユニットLUは、ヘッドランプが自動車に装備された状態では、図2に示した前記投影レンズ31のレンズ光軸Lxが自動車の前後方向に向くように配置される。また、前記LED11は、各LEDチップから出射される光束の出射光軸Axが前記レンズ光軸Lxに対して水平方向にほぼ直角な方向に向けられている。前記リフレクタ部2は、前記モーター21の回転軸211が当該出射光軸Axと前記レンズ光軸Lxのそれぞれに対して水平方向にほぼ45度の角度で交差する方向に向けられるとともに、前記回転リフレクタ22の各ブレード221の反射面が前記出射光軸Axと前記レンズ光軸Lxの交点を通るように形成されている。
そして、LED11を発光すると、各LEDチップから出射された光は1つの光束となって回転リフレクタ22のブレード221の表面に投射され、ここで反射される。反射された光束は投影レンズ31に入射され、ここで屈折されながらランプユニットLUの前方、すなわち自動車の前方に向けて投影され、自動車の前方領域を照射する。
回転リフレクタ22のブレード221はモーター21により回転され、ブレード221の表面に対するLED11からの光束が入射される位置は円周方向に変化する。前記したようにブレード221の表面の傾斜角度は円周方向に変化しているので、ブレード221の回転に伴って入射する光束の入射角が変化される。これにより、ブレード221で反射される光束の反射角、すなわちレンズ光軸Lxに対する水平方向の角度が変化される。したがって、投影レンズ31を透過する光束は水平方向に偏向され、自動車の前方領域に向けてスキャン(走査)されながら照射されることになる。
すなわち、LED11から光束が経時的に連続して出射されているときには、当該光束は回転リフレクタ22の回転に追従して、図1と図2に示すように、水平方向Sに高速でスキャンされる。このスキャン速度は高速であるので、人間の眼においては水平方向にスキャンされた領域を照明する配光となる。したがって、このスキャンに同期してLED11の発光光度(光度零の消光を含む)をタイミング制御することにより、スキャンする水平方向の光度を変化させることができ、例えば所望の領域のみを照明し、他の領域の光度を低下ないし消灯するADB配光制御が実現できる。また、複数のLEDチップ発光光度をそれぞれ独立してタイミング制御することにより、より細かい光度分布のADB配光制御が実現できる。
なお、回転リフレクタ22においては、1枚のブレード221の回転により1回のスキャンが行われので、2枚のブレード221で構成されているこの実施形態の回転リフレクタ22では、回転リフレクタ22の1回転で2回のスキャンが行われる。2枚のブレード221の円周方向の間に隙間が設けられているので、光の反射が1枚のブレード221から他の1枚のブレード221に移る際に、この隙間では光反射が行われることはなく、各スキャンの間に光束が反対方向にスキャンされるようなことはない。
回転リフレクタ22を回転駆動する前記モーター21について説明する。図4は前記リフレクタ部2の縦断面図である。図4と図3を参照すると、モーター21は、コイル(巻線)241を有するステータ24と、このステータ24の周囲に配設されたマグネット(永久磁石)251を有するローター25とからなるアウターローター型のブラシレスモーターとして構成されている。
前記モーター21は硬質樹脂からなるケーシング23を備えている。このケーシング23は、底面が二段に凹設された円形容器状とされ、このケーシング23の底面に中空円筒状の軸受筒231が突出した状態で一体成形されている。この軸受筒231の筒内には、筒軸方向に沿って一対のラジアルボールベアリング(以下、単にボールベアリングと称する)26が離間配置されている。モーター21の回転軸211は、前記軸受筒231に内挿されており、この軸受筒231内において前記一対のボールベアリング26により軸転可能に支持されている。
前記ケーシング23の内底面上には所要の平面領域にわたって回路基板27が配設支持されている。この回路基板27は例えばプリント配線基板で構成されており、その一部には前記軸受筒231の外径に位置するように筒部271が一体に設けられている。この筒部271の周面にはコアに導線を巻回した複数のコイル241が配置されており、ここでは6つのコイル241が円周配置されている。各コイル241はそれぞれ前記回路基板27に設けられたプリント配線(図示せず)に電気接続され、給電が行われるようになっている。
一方、前記回転軸211には前記ステータ24を構成している前記6つのコイル241を覆うように短円筒容器状をしたローターヨーク252が取り付けられている。このローターヨーク252の円周壁は前記コイル241の外周回りに配置されるとともに、この円周壁の内面には複数個、ここでは4つの円弧板状をしたマグネット251が周方向に所要のピッチ寸法で配列された状態で支持されている。これら4つのマグネット251は、前記各コイル241に対向する内径方向に向けられた面のN極とS極が周方向に交互に配列するように取り付けられている。
前記回路基板27には前記コイル241に給電を行うための給電回路が構成されている。この給電回路は6つのコイル241に対して給電する3相信号(U,V,W)をシーケンス制御する。また、この給電回路にはシーケンス制御のタイミングを得るために、前記ローターヨーク252の回転を検出するための複数個、ここでは3つのホール素子272が搭載されている。これらのホール素子272はホール効果を利用して前記マグネット251の磁極方向の変化を検出することによりマグネット251を支持しているローターヨーク252の回転方向や回転速度を検出する。ホール素子自体は公知であるので、ここではその詳細な説明は省略する。
このモーターにおいて、6つのコイルに3相信号を給電して、各コイル241により発生するN磁界あるいはS磁界を周方向に経時的に変化させることにより、各マグネット251に接線方向の駆動力を生じさせ、マグネット251と一体のローターヨーク252を一体的に回転させる。このローターヨーク252の回転により、取り付けられている回転軸211が軸転され、アウターローター型のモーターとして機能される。
また、このモーター21においては、前記ローターヨーク252は前記回転リフレクタ22と一体に形成されている。すなわち、ローターヨーク252と、回転リフレクタのブレード221及びボス222は樹脂の一体成形により形成されている。その上で、ローターヨーク252の円周壁の内周面に沿って前記マグネット251が配設されている。ここで、図示は省略するが、ローターヨーク252を樹脂で形成した場合には、その内周面に強磁性体の円筒部材からなる磁気ヨークを配設し、この磁気ヨークにマグネット251を配設することにより、マグネット251により生じる磁界強度を高めるようにしてもよい。
このように実施形態では、一体に形成されたローターヨーク252と回転リフレクタ22は、回転リフレクタ22のボス222となる部位において前記回転軸211の一方の端部にスプライン212によって嵌合された状態で取り付けられている。これにより、当該回転軸211に対して一つの部品、すなわち一体に構成したローターヨーク252と回転リフレクタ22を一回の取付作業により取り付けてリフレクタ部2を構成することができ、取り付けの作業性が高められる。
この実施形態1のランプユニットLUでは、モーター21が駆動されてローターヨーク252が回転すれば、これと一体の回転リフレクタ22が回転軸211を中心にして回転される。回転リフレクタ22の回転によりブレード221が回転され、前記したようにLED11の光を反射してスキャンによる照明を実行することになる。
モーター21を組み立てる際には、前記したように回転軸211の一方の端部に対してローターヨーク252を取り付ければ、これと同時にモーター21に対して回転リフレクタ22を取り付けた状態にすることができ、モーター21に対する回転リフレクタ22の取り付けが完了する。これにより、モーター21に対する回転リフレクタ22の取り付け作業を独立した作業として行う必要がなくなり、取り付けの作業性を高めることができる。また、ヒートシンク12にリフレクタ部2を組み付けた後においても、回転リフレクタ22とローターヨーク252を同時に着脱できるので、モーター21や回転リフレクタ22のメインテナンスも容易になる。
ここで、実施形態1では、図5に変形例の断面図を示すように、ローターヨーク252を回転リフレクタ22のブレード221に連結した状態で一体に形成してもよい。すなわち、ブレード221の裏面に円筒状のローターヨーク252を一体に形成する。これにより、ローターヨーク252の円形の底壁が不要になり構造が簡略化できるとともに、図4の構成に比較してリフレクタ部2の軸方向の寸法を短縮して小型化を図ることができる。
あるいは、図6に他の変形例の断面図を示すように、ローターヨーク252の外周壁に回転リフレクタ22のブレード221を外径方向に延長された状態で一体に形成してもよい。回転リフレクタ22のボスが不要になり、しかもローターヨーク252とブレード221を軸方向に重ねる必要がなくなるので、リフレクタ部2の軸方向の寸法をさらに短縮して小型化を図ることができる。
図7は本発明の実施形態2のリフレクタ部2の縦断面図である。実施形態2は実施形態1と同様にモーター21のローターヨーク252と、回転リフレクタ22とを一体に形成するとともに、さらにモーター21の回転軸211を一体に形成している。ここでは、ローターヨーク252、回転リフレクタ22、回転軸211は硬質樹脂の一体成形により形成している。その他の構成は実施形態1と同じである。
実施形態2のリフレクタ部2によれば、モーター21の組み立てに際しては、ボールベアリング26に回転軸211を取り付けると、これと同時にローターヨーク252と回転リフレクタ22を取り付けることができるので、モーター21の組み立てと回転リフレクタ22の取付を同時に行い、取り付けの作業性をより高めることができる。また、ヒートシンク12にリフレクタ部2を取り付けた後においても、回転リフレクタ22とローターヨーク252を回転軸211と共に同時に着脱できるので、モーター21や回転リフレクタ22のメインテナンスも容易になる。
実施形態2において、例えば図7の構成においては、回転軸211のみを硬質樹脂で形成し、ローターヨーク252と回転リフレクタ22はそれよりも軟質な樹脂で構成してもよい。この場合には、例えば二色成形により形成することができる。あるいは、ローターヨーク252と回転リフレクタ22を樹脂で構成し、回転軸211のみを金属材で構成してもよい。この場合には、例えばインサート成形により形成することができる。
あるいは、実施形態2では、ローターヨーク252、回転リフレクタ22、回転軸211を全て金属材で一体に構成してもよい。この場合には、ローターヨーク252、回転リフレクタ22、回転軸211を溶接、ろう付け等により一体に形成すればよい。
実施形態2においても、実施形態1の変形例を示した図5と同様に、ローターヨーク252を回転リフレクタ22のブレード221の裏面に一体に形成した形態を採用してもよい。あるいは、図6と同様にローターヨーク252の外周壁に回転リフレクタ22のブレード221を一体に形成してもよい。いずれの場合でも、回転軸211はローターヨーク252及び回転リフレクタ22と一体の樹脂成形、二色成形、インサート成形によって形成することが可能である。
本発明において、少なくともローターヨーク252と回転リフレクタ22を一体成形したときには、図8に示すように、ローターヨーク252の一部に位置検出スリット253を形成してもよい。すなわち、ローターヨーク252の外周壁の円周一部に位置検出スリット253を切欠き形成する。一方、前記回路基板27には当該ローターヨーク252の外周壁を径方向に挟むようにしてフォトインタラプタ273を配設する。
この構成にすれば、モーター21が駆動してローターヨーク252が回転すると、位置検出スリット253がフォトインタラプタ273を横切ったときに、当該フォトインタラプタ273から出力される電気信号が変化される。この電気信号を検出することによりローターヨーク252の回転速度、すなわちモーター21の回転速度が検出できる。したがって、実施形態1で示したホール素子272に置き換えることができる。また、複数のフォトインタラプタ273を配設すれば、ローターヨーク252の回転方向も検出でき、さらにはローターヨーク252の回転位置を検出することができる。
ローターヨーク252は回転リフレクタ22と一体に形成されているので、ローターヨーク252に形成される位置検出スリット253の周方向の位置を、回転リフレクタ22に対して、すなわちブレード221に対して高精度に位置決めすることができる。したがって、フォトインタラプタ273で検出するモーター21の回転位置、すなわち回転リフレクタ22の回転位置を高精度に検出することができる。
本発明は実施形態に記載したブラシレスモーターに限られるものではない。例えば、ブラシを有するDCモーターにおいても、ローターと回転リフレクタを一体に構成することができる。また、本発明にかかるモーターはインナーローター型のモーターについても、ローターと回転リフレクタ、さらには回転軸を一体に形成してもよい。
本発明にかかる回転リフレクタは実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、ブレードの形状や枚数等、異なる形態の構成であってもよい。例えば、ブレードは1枚でもよく、あるいは3枚以上であってもよい。また、回転リフレクタを駆動するモーターの構成も実施形態の構成に限定されるものではなく、コイルやマグネットの個数及び駆動する相信号も異なる形態のものであってもよい。同様にランプユニットを構成している光源や投影レンズの形態も異なる構成であってもよい。
LU ランプユニット
1 光源部
2 リフレクタ部
3 投影レンズ部
11 LED(光源)
12 ヒートシンク
21 モーター
22 回転リフレクタ(一体形成)
23 ケーシング
24 ステータ
25 ローター(一体形成)
26 ボールベアリング
27 回路基板
211 回転軸(一体形成)
221 ブレード(一体形成)
222 ボス(一体形成)
252 ローターヨーク(一体形成)
253 位置検出スリット
273 フォトインタラプタ

Claims (6)

  1. 光源から出射された光を回転しながら反射して所定方向にスキャンする回転リフレクタと、当該回転リフレクタを回転駆動するモーターを備えたランプユニットであって、前記回転リフレクタと前記モーターのローターが一体に形成されていることを特徴とするランプユニット。
  2. 前記ローターはローターヨークを備えており、当該ローターヨークは前記回転リフレクタと一体に形成されている請求項1に記載のランプユニット。
  3. 前記回転リフレクタと前記ローターヨークは一体成形により形成されている請求項2に記載のランプユニット。
  4. 前記モーターはアウターローター型のブラシレスモーターである請求項2又は3に記載のランプユニット。
  5. 前記回転リフレクタは少なくとも1枚の光反射ブレードを備えており、当該光反射ブレードが前記ローターと一体に形成されている請求項1ないし4のいずれかに記載のランプユニット。
  6. 前記モーターの回転軸が前記回転リフレクタ及び前記ローターヨークと一体に形成されている請求項2ないし5のいずれかに記載のランプユニット。



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