JP2019016158A - 決定装置、決定方法、及び決定プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定する決定装置、決定方法、及び決定プログラムを提供する。【解決手段】本願に係る決定装置は、取得部と、決定部とを有する。取得部は、電子商取引サービスにおいて商品を販売する一の販売元におけるキャンセルに関する情報を取得する。決定部は、取得部により取得された一の販売元におけるキャンセルに関する情報に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する。【選択図】図2

Description

本発明は、決定装置、決定方法、及び決定プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、電子商取引サービス等によるインターネットを介した販売が盛んになっている。例えば、オンラインショッピングに関し、他の利用者(ユーザ)によって商品確保されている商品に対してキャンセル待ちを可能とする技術が知られている。
特開2005−339314号公報
しかしながら、従来技術では、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができるとは限らない。例えば、ユーザに商品に対してキャンセル待ちを可能とするだけでは、電子商取引サービスにおける販売元が欠品等の理由によりキャンセル等が発生している場合に、電子商取引サービスに対するユーザの満足度が低下することを抑制することが難しい。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定する決定装置、決定方法、及び決定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る決定装置は、電子商取引サービスにおいて商品を販売する一の販売元におけるキャンセルに関する情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記一の販売元におけるキャンセルに関する情報に基づいて、前記一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する決定部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る決定装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る商品情報記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る索引情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る取引履歴情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る販売元情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る決定処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る販売の再開処理を示す図である。 図9は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。 図10は、決定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る決定装置、決定方法、及び決定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る決定装置、決定方法、及び決定プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.決定処理〕
図1を用いて、実施形態に係る決定処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。図1では、決定装置100は、ユーザにより商品の購入が要求され、販売元(以下、「ストア」ともいう)の都合により取引がキャンセルされた場合に、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定する場合を示す。図1では、販売元が商品の欠品により、キャンセルする場合を示す。なお、ここでいう販売元に関するサービスの提供には、販売元自身へのサービスの提供態様やユーザ(商品購入者)への販売元によるサービスの提供を含むものとする。例えば、ユーザへの販売元によるサービスの提供には、決定装置100を介した販売元によるユーザへのサービスの提供等を含む。すなわち、販売元に関するサービスの提供態様には、販売元へのサービスの提供態様やユーザ(商品購入者)への販売元によるサービスの提供態様を含むものとする。
ここでいう欠品とは、ユーザが購入を要求、すなわち注文した商品が販売元の手元になく、注文に応じられないことを意味する。なお、欠品には、商品の提供態様が販売元を介さず商品の生産元(メーカ)から直接ユーザへ配送されるいわゆるメーカ直送である場合、メーカ側の販売(生産)中止により、ユーザへの商品の提供が不可能である場合が含まれてもよい。
また、図1では、決定装置100がユーザが入力したクエリ(検索クエリ)に対応する商品に関する情報(以下、「商品情報」ともいう)を提供する場合を示す。なお、図1の例では、ユーザが入力したクエリに対応する商品情報の一覧をユーザに提供する場合を示すが、ユーザによる購入の意思を取得可能であれば、どのような態様であってもよい。
図1に示すように、決定システム1には、端末装置10と、販売元装置20と、決定装置100とが含まれる。端末装置10と、販売元装置20と、決定装置100とは図示しない所定の通信網を介して、有線または無線により通信可能に接続される。また、図1に示した決定システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の販売元装置20や、複数台の決定装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1に示す例においては、端末装置10がユーザが利用するスマートフォンである場合を示す。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。具体的には、図1では、端末装置10がユーザID「U1」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU1」とする場合がある)が利用するスマートフォンである場合を示す。
また、図1に示す例においては、端末装置10の画面の表示に応じて、端末装置10を端末装置10−1、10−2として説明する。なお、端末装置10−1、10−2は同一の端末装置10である。また、以下では、端末装置10−1、10−2について、特に区別なく説明する場合には、端末装置10と記載する。
販売元装置20は、商品を販売する売主によって利用される情報処理装置である。例えば、販売元装置20は、販売元であるストアXの管理者M1によって利用される。例えば、ストアXの管理者M1は、販売元装置20を用いて、電子商取引サービスにおいて販売する商品を追加したり、在庫の管理や価格の設定を行ったりする。また、販売元装置20は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等により実現される。なお、以下では、販売元装置20を販売元と表記する場合がある。すなわち、以下では、販売元を販売元装置20と読み替えることもできる。具体的には、図1では、販売元装置20がストアXにより利用されるノート型PCである場合を示す。
決定装置100は、一の販売元におけるキャンセルに関する情報に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する情報処理装置である。図1の例では、決定装置100は、一の販売元であるストアXにおけるキャンセルに関する情報に基づいて、ストアXに関するサービスの提供態様を決定する。
また、決定装置100は、端末装置10から取得したクエリに対する検索結果を端末装置10に提供する検索サービスを提供する。図1の例では、決定装置100は、商品情報が並べられたランキング情報を、クエリの送信元である端末装置10へ提供する。また、図1に示す例では、決定装置100が電子商取引サービスを提供するものとする。
なお、図1では、決定装置100が検索サービスや電子商取引サービスを提供する場合を示すが、外部の情報処理装置が検索サービスや電子商取引サービスを提供する場合、決定装置100は検索サービスや電子商取引サービスを提供しなくてもよい。この場合、決定装置100は、検索サービスや電子商取引サービスを提供する外部の情報処理装置等から一の販売元におけるキャンセルに関する情報を取得し、一の販売元におけるキャンセルに関する情報に基づいて、前記一の販売元に関するサービスの提供態様の決定のみを行ってもよい。
図1に示す例では、決定装置100は、商品情報記憶部121に示すように、各販売元が販売する商品に関する情報を有する。図1中の商品情報記憶部121に示す「ストア」は、対応する商品の販売元であるストアを示す。図1中の商品情報記憶部121に示す「商品ID」は、商品を識別するための識別情報を示す。図1中の商品情報記憶部121に示す「商品名」は、商品の具体的な名称等を示す。図1中の商品情報記憶部121に示す「価格」は、対応する商品の売値を示す。図1中の商品情報記憶部121に示す「在庫数」は、対応する商品の在庫数を示す。「在庫数」には、対応する販売元の申告に基づく商品の在庫数が登録される。例えば、「在庫数」には、在庫数を入力しない状態すなわち「−」が登録される状態が可能である。例えば、「在庫数」に、「−」が登録されている場合、全注文(購入依頼)を受け付ける、いわゆる無限在庫を意味する。
また、図1中の商品情報記憶部121に示す「フラグ」は、販売元に対する在庫数の確認の要求有無を示す。例えば、「フラグ」に「0」が登録されている場合、対応する商品について在庫数の確認を要求中ではないことを示す。また、例えば、「フラグ」に「1」が登録されている場合、対応する商品について在庫数の確認を要求中であることを示す。
例えば、図1に示す例において、ストアAは、商品ID「GD1」により識別される商品(商品GD1)等を販売する販売元であることを示す。また、商品GD1は、商品名が「ワインA」であり、価格が「4500」(円)であることを示す。また、商品GD1は、在庫数が「10」であることを示す。また、商品GD1は、フラグが「0」であり、在庫数の確認を要求中ではないことを示す。
例えば、図1に示す例において、ストアXは、商品ID「GD11」により識別される商品(商品GD11)等を販売する販売元であることを示す。また、商品GD11は、商品名が「ワインX」であり、価格が「5000」(円)であることを示す。また、図1における商品GD11については、「フラグ」中の「⇒」の左側の数値が、ステップS18における更新前のフラグを示し、商品GD11は、フラグが「0」であり、在庫数の確認を要求中ではないことを示す。
なお、上述のように、「商品GD*(*は任意の数値)」と記載した場合、その商品は商品ID「GD*」により識別される商品であることを示す。例えば、「商品GD1」と記載した場合、その商品は商品ID「GD1」により識別される商品である。なお、以下では、「商品GD*(*は任意の数値)」の商品情報を「商品GD*(*は任意の数値)」と表記する場合がある。例えば、以下では、商品GD1を商品GD1の商品情報と読み替えることもできる。
まず、決定装置100は、ユーザU1が利用する端末装置10−1からクエリを取得する(ステップS11)。図1の例では、決定装置100は、端末装置10−1からクエリ「ワイン」を取得する。図1に示す例において、ユーザU1は、端末装置10−1の画面に表示された決定装置100が提供する電子商取引サービスに関するショップサイトAのページW11中の検索窓にクエリ「ワイン」を入力し、検索ボタンを押下する。そして、端末装置10−1は、決定装置100へクエリ「ワイン」を送信する。
端末装置10からクエリ「ワイン」を取得した決定装置100は、クエリに対応する商品情報を抽出する。図1の例では、決定装置100は、索引情報記憶部122(図4参照)に記憶された情報に基づいて、商品情報記憶部121からクエリに対応する商品情報を抽出する。
なお、図1では、説明を簡単にするために、図4中の索引情報記憶部122に示す「#1」〜「#5」等は、索引に対応する商品情報の順位に対応するものとする。すなわち、図1の例では、図4中の索引情報記憶部122に示すように、クエリ「ワイン」に対応する商品のうち、ランキング(順位)1位は商品GD7であり、ランキング2位は商品GD11であり、ランキング3位は商品GD1であり、ランキング4位は商品GD2であるものとする。なお、各索引に対応する対応商品の順位の決定は、クエリを取得した際に所定のランキング決定ロジックにより行われてもよい。
図1の例では、決定装置100は、索引情報記憶部122(図4参照)に基づいて、クエリ「ワイン」に対応する商品情報を商品情報記憶部121から抽出する。具体的には、決定装置100は、商品情報記憶部121から、ストアVが販売するワインVである商品GD7やストアXが販売するワインXである商品GD11やストアAが販売するワインAである商品GD1やストアBが販売するワインBである商品GD2等を抽出する。
その後、決定装置100は、抽出した商品情報を含む対応商品一覧を端末装置10へ提供する(ステップS12)。図1の例では、決定装置100は、ランキング情報RK11を端末装置10−1へ提供する。
決定装置100からランキング情報RK11を提供された端末装置10は、ランキング情報RK11を表示する(ステップS13)。図1の例では、端末装置10−1から端末装置10−2へ表示が遷移される。
端末装置10−2の画面には、検索結果を一覧表示する一覧ページW12が表示される。具体的には、端末装置10−2の画面には、クエリ「ワイン」に対応する検索結果を表示する一覧ページW12が表示される。図1の例では、端末装置10−2の画面には、ランキングが1位である商品GD7、2位である商品GD11、3位である商品GD1、4位である商品GD2の順に商品情報が並べて表示される。
その後、ユーザU1は、端末装置10−2に表示された一覧ページW12に基づいて、ストアXが販売するワインXの購入を要求する(ステップS14)。図1の例では、ユーザU1は、端末装置10−2に表示された商品GD11を選択し、ストアXのページを表示し、ストアXのページにおいて所定の操作を行うことにより、ストアXが販売するワインXの購入を要求するものとする。すなわち、図1の例では、ユーザU1は、入力したクエリに対して表示された一覧ページW12中を経由した一連の操作により、商品GD11であるワインXの購入を要求するものとする。例えば、端末装置10−2は、ユーザU1の操作に応じて、ユーザU1がワインXを購入する意思を示す情報(以下、「購入情報」ともいう)を決定装置100へ送信する。
端末装置10−2からユーザU1がワインXの購入情報を取得した決定装置100は、ワインXを販売するストアXの販売元装置20へワインXの購入情報を送信する(ステップS15)。
決定装置100からワインXの購入情報を受信したストアXの販売元装置20は、ワインXの購入処理を行う(ステップS16)。例えば、ストアXの管理者M1は、販売元装置20が受信したワインXの購入情報を確認し、ワインXの在庫状況を確認する。
ここで、ステップS16の時点において、ストアXにはワインXの在庫が無かったものとする。すなわち、図1の例では、ストアXにはワインXの在庫が無く、決定装置100の商品情報記憶部121に記憶されたストアXのワインXの在庫数と相違があったものとする。そのため、ストアXの管理者M1は、決定装置100へユーザU1によるワインXの購入(注文)を欠品によりキャンセルすると通知する(ステップS17)。例えば、ストアXの管理者M1は、販売元装置20を操作することにより、決定装置100へワインXの注文を欠品によりキャンセルする意思を示す情報を送信する。
ストアXの販売元装置20からワインXを欠品によりキャンセルすることを示す情報を取得した決定装置100は、ストアXの在庫情報を更新する(ステップS18)。また、決定装置100は、商品情報記憶部121に記憶されたストアXのワインXのフラグを「0」から「1」に更新する。すなわち、決定装置100は、ストアXのワインXの販売を不可能にすると決定する。また、図1の例では、決定装置100は、ストアXのワインXのフラグが「1」に更新された後、ストアXのワインXの商品情報GD11をユーザに提供する際には、在庫数を「0」として提供する。すなわち、決定装置100は、フラグが「1」である商品については、その在庫数を「0」として端末装置10に表示させる。このように、決定装置100は、フラグが「1」である商品については、商品情報記憶部121に記憶された在庫数は変更せずに、ユーザに情報提供する際には、在庫数を「0」とみなす。
これにより、決定システム1で提供される電子商取引サービスにおいて、ストアXによりワインXの販売が停止される。例えば、決定装置100は、所定の方法により、ストアXが販売するワインXをユーザが購入不可能にしてもよい。例えば、決定装置100は、商品情報GD11が表示される場合に、「売り切れ」等の販売不可能なことを示す情報を表示するとともに、購入ボタン等のワインXをユーザが購入するためのボタンを選択不可能な態様で、ユーザへ情報提供してもよい。また、例えば、決定装置100は、商品情報GD11を検索対象から除外したりすることにより、商品情報GD11がユーザに提供され無くしてもよい。また、決定装置100は、上記の取引状況に基づいて、取引履歴情報記憶部123(図5参照)に記憶された情報を更新する。また、決定装置100は、販売元情報記憶部124(図6参照)に記憶されたストアXの欠品によるキャンセル数を1増加させる。なお、ストアXは、フラグの設定を変更し、在庫数を登録することにより、決定システム1で提供される電子商取引サービスにおいて、ワインXの販売を再開することが可能となるが、詳細は図8で詳述する。
そして、決定装置100は、ストアXへ情報提供を行う(ステップS19)。図1の例では、決定装置100は、ストアXの販売元装置20へワインXの販売が不可能になったことを示す情報を提供する。例えば、決定装置100は、ストアXのワインXの在庫数を変更することにより、ワインXの販売が可能になることを示す情報を、ストアXに提供する。例えば、決定装置100は、ストアXのワインXのフラグを「0」に戻すことにより、ワインXの販売が可能になることを示す情報を、ストアXに提供する。
また、決定装置100は、ユーザU1へワインXの購入がキャンセルされたことを示す情報を通知する。例えば、決定装置100は、ユーザU1へワインXの購入が、ストアXにおけるワインXの欠品によりキャンセルされたことを示す情報を通知する。
なお、ストアXの管理者M1は、ワインXの在庫が有る場合、決定装置100に在庫が有る旨を通知し、ワインXをユーザU1が指定する住所に配送する手続を行ったりしてもよい。また、ワインXの在庫が有る旨の通知を取得した決定装置100は、ワインXのユーザU1への配送完了を確認した後、ユーザU1の口座情報等を用いてワインXの決済処理を行ったりしてもよい。
上述したように、決定装置100は、ストアが商品の欠品によりキャンセルしたことを示す情報に基づいて、その商品の販売を停止するというペナルティ(不利益)を与えることにより、ストアに在庫情報をできる限り最新の状態に保つようにする動機づけを与えることができる。これにより、決定装置100は、商品情報記憶部121に記憶された情報の正確性を向上させることができる。したがって、決定装置100は、ストアが商品の欠品によりキャンセルしたことを示す情報に基づいて、ストアの商品の販売態様を変更することにより、ストアに関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
(1−1.キャンセル内容)
図1の例では、欠品によるキャンセルを一例として説明したが、決定装置100は、種々の種別のキャンセルに関する情報に基づいて、ストアに関するサービスの提供態様を決定してもよい。例えば、決定装置100は、欠品に限らず、ストア都合によるキャンセルと判断されるキャンセルである場合、欠品の場合と同様にその商品の販売を停止するというペナルティを与えてもよい。
例えば、決定装置100は、遅配によるユーザ側からのキャンセルであっても、所定の期間(例えば1週間)以上遅れた場合は、ストア都合によるキャンセルとして、欠品の場合と同様にその商品の販売を停止するというペナルティを与えてもよい。このように、決定装置100は、ストア都合によるキャンセルに対してはペナルティを与えることにより、ストア都合によるキャンセルを発生させないようにする動機づけをストアに与えることにより、ユーザに提供するサービスを向上させることができる。
また、例えば、決定装置100は、ストアに起因する理由によるキャンセルが発生した商品数に関する情報に基づいて、ストアに関するサービスの提供態様を決定してもよい。例えば、商品数は、商品の種別(例えばワインAやワインB等)であるものとする。例えば、決定装置100は、一のストアに起因する理由によるキャンセルが複数の種別の商品に亘って発生している場合、一のストアが提供する全商品の販売を停止するというペナルティを与えてもよい。例えば、決定装置100は、ストアXが日本酒AやワインX等を含む複数の種別の商品に亘って発生している場合、ストアXが提供する全商品の販売を停止するというペナルティを与えてもよい。例えば、決定装置100は、所定の期間(例えば半年等)において、一のストアが所定の閾値(例えば10)以上の種別の商品について、ストアに起因する理由によるキャンセルを発生させた場合、一のストアが提供する全商品の販売を停止してもよい。例えば、一の商品が人気の商品であれる場合、複数回キャンセルが生じる可能性がある一方、キャンセルが複数の種別の商品で起きている場合は、ストア側の管理が悪質である可能性が高いと推定される。そのため、決定装置100は、ストアに起因する理由によるキャンセルが発生した商品数(商品の種別数)が複数である場合に、ストアにペナルティを与えることにより、管理体制が悪質なストアに対して管理の是正を促すことができる。
(1−2.ストアへのペナルティ)
また、図1の例では、欠品によるキャンセルが発生した商品のみの販売を停止する場合を示したが、決定装置100は、欠品によるキャンセルが発生させたストアの全商品の販売を停止させてもよい。例えば、決定装置100は、所定の条件を満たす場合、ストアの販売を停止させてもよい。
例えば、決定装置100は、欠品によるキャンセルが発生させた一のストアへ、欠品によりキャンセルされた商品を示す情報を一のストアへ提供してもよい。また、例えば、決定装置100は、一のストアにおける欠品によるキャンセルが所定の回数以上発生した場合、一のストアへ所定の警告を行ってもよい。例えば、決定装置100は、一のストアにおける欠品によるキャンセルが所定の回数以上発生した場合、一のストアへ全商品の販売が停止になる可能性があることを示す警告を行ってもよい。
例えば、決定装置100は、上述のような警告後、所定の期間内に再度一のストアにおける欠品によるキャンセルが発生した場合、一のストアの電子商取引サービスにおける商品の販売を停止してもよい。例えば、決定装置100は、上述のような警告後、一週間以内に再度一のストアにおける欠品によるキャンセルが発生した場合、一のストアの電子商取引サービスにおける商品の販売を停止してもよい。例えば、決定装置100は、欠品によるキャンセルを多発させるストアを電子商取引サービスから退店させてもよい。
(1−3.情報提供)
決定装置100は、ストアにおけるキャンセルに関する情報を含むレポート情報をそのストアへ提供してもよい。例えば、決定装置100は、所定の期間(1ヶ月等)における一のストアで発生したキャンセルに関する情報を含む取引履歴情報を収集し、その収集した情報に基づく統計的情報をレポート情報として、そのストアへ提供してもよい。例えば、決定装置100は、所定の期間における一のストアの取引総数に示す各種別のキャンセル数の割合を示す統計的情報をレポート情報として、そのストアへ提供してもよい。
また、例えば、決定装置100は、所定の期間(3ヶ月等)における複数のストアで発生したキャンセルに関する情報を含む取引履歴情報を収集し、その収集した情報に基づいて、複数のストアのうち、一のストアの相対的な評価を示すレポート情報をストアへ提供してもよい。例えば、決定装置100は、所定の期間における各ストアで発生したキャンセル数を集計し、集計対象となったストア内での、一のストアのキャンセル数に基づくランキングをレポート情報として、一のストアへ提供してもよい。なお、上記は一例であり、決定装置100は、種々の情報をストアへ提供してもよい。
〔2.決定装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る決定装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る決定装置の構成例を示す図である。図2に示すように、決定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、決定装置100は、決定装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば決定システム1に含まれる端末装置10等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図2に示すように、商品情報記憶部121と、索引情報記憶部122と、取引履歴情報記憶部123と、販売元情報記憶部124とを有する。
(商品情報記憶部121)
実施形態に係る商品情報記憶部121は、商品に関する各種情報を記憶する。図3は、実施形態に係る商品情報記憶部の一例を示す図である。図3に示す商品情報記憶部121は、「ストア」、「商品ID」、「商品名」、「価格」、「在庫数」、「フラグ」、「CTR(Click Through Ratio)」、「CVR(Conversion Rate)」といった項目を有する。
「ストア」は、対応する商品の販売元であるストアを示す。なお、「ストア」には、ストアID等の販売元であるストアを識別するための識別情報が記憶されてもよい。「商品ID」は、商品を識別するための識別情報を示す。「商品名」は、商品の具体的な名称等を示す。「価格」は、対応する商品の売値を示す。
「在庫数」は、対応する商品の在庫数を示す。「在庫数」には、対応する販売元の申告に基づく商品の在庫数が登録される。例えば、「在庫数」には、在庫数を入力しない状態すなわち「−」が登録される状態が可能である。例えば、「在庫数」に、「−」が登録されている場合、全注文(購入依頼)を受け付ける、いわゆる無限在庫を意味する。
また、「フラグ」は、販売元に対する在庫数の確認の要求有無を示す。例えば、「フラグ」に「0」が登録されている場合、対応する商品について在庫数の確認を要求中ではないことを示す。また、例えば、「フラグ」に「1」が登録されている場合、対応する商品について在庫数の確認を要求中であることを示す。
「CTR」は、商品に関する配信コンテンツ(商品情報)が選択された割合を示す。「CVR」は、配信コンテンツを介して、商品を販売する販売元の利益につながる行動に至る指標を示す。例えば、「CVR」は、配信コンテンツを配信した回数に対して各種のコンバージョンに至った回数の割合を示す。
例えば、図3に示す例において、ストアAは、商品ID「GD1」により識別される商品(商品GD1)等を販売する販売元であることを示す。また、商品GD1は、商品名が「ワインA」であり、価格が「4500」(円)であることを示す。また、商品GD1は、在庫数が「10」であることを示す。また、商品GD1は、フラグが「0」であり、在庫数の確認を要求中ではないことを示す。また、商品GD1は、CTRが「2%」であり、CVRが「0.5%」であることを示す。
例えば、図3に示す例において、ストアXは、商品ID「GD11」により識別される商品(商品GD11)等を販売する販売元であることを示す。また、商品GD11は、商品名が「ワインX」であり、価格が「5000」(円)であることを示す。また、商品GD11は、在庫数が「5」であることを示す。また、商品GD11は、フラグが「1」であり、在庫数の確認を要求中であることを示す。すなわち、図3に示す例においては、商品GD11は、フラグが「1」であるため、ユーザへの情報提供時の在庫数としては「0」として取り扱われることを示す。
なお、商品情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、商品情報記憶部121は、商品情報が追加された日時や商品情報が作成された日時に関する情報を記憶してもよい。また、商品情報記憶部121は、商品の画像や粗利、送料の有無、送料、商品を検索する際に使用されるキーワード、商品の種別等といった各種の商品情報を記憶してもよい。
(索引情報記憶部122)
実施形態に係る索引情報記憶部122は、索引に関する各種情報を記憶する。図4は、実施形態に係る索引情報記憶部の一例を示す図である。図4に示す索引情報記憶部122は、「索引ID」、「索引」、「対応商品」といった項目を有する。また、「対応商品」には、「#1」、「#2」、「#3」、「#4」、「#5」といった項目を有する。
「索引ID」は、索引を識別するための識別情報を示す。「索引」は、索引(インデックス)を示す。「対応商品」中の「#1」、「#2」、「#3」、「#4」、「#5」は、索引に対応する商品情報を示す。なお、「#1」〜「#5」等は、索引に対応する商品情報の順位に対応してもよい。例えば、「対応商品」中の「#1」は、索引に対応する商品情報のうちランキングが「1位」の商品情報であってもよい。また、「対応商品」中の「#2」は、索引に対応する商品情報のうちランキングが「2位」の商品情報であってもよい。
図4の例は、索引ID「IN11」により識別される索引「ワイン」は、対応する商品情報が、商品GD7や商品GD11や商品GD1や商品GD2や商品GD550等に関する商品情報であることを示す。
なお、索引情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、索引情報記憶部122は、各索引に対応する商品数を記憶してもよい。例えば、索引情報記憶部122は、各索引や各商品情報が追加された日時に関する情報を記憶してもよい。
(取引履歴情報記憶部123)
実施形態に係る取引履歴情報記憶部123は、商品の売買(取引)に関する各種情報を記憶する。図5は、実施形態に係る取引履歴情報記憶部の一例を示す図である。例えば、取引履歴情報記憶部123は、電子商取引サービスにおける商品の売買履歴を記憶する。図5に示す取引履歴情報記憶部123には、「履歴ID」、「日時」、「ストア」、「ユーザ」、「商品」、「ステータス」といった項目が含まれる。
「履歴ID」は、各売買(取引)を識別する情報を示す。「日時」は、対応する売買に関する処理が行われた日時を示す。なお、図5の例では、日時dt10のように日時を抽象的な記号で表記するが、例えば「2017年6月26日18時32分18秒」のような具体的な日時であってもよい。「ストア」は、対応する売買の当事者である販売元(ストア)を示す。「ユーザ」は、対応する売買の当事者であるユーザを示す。
また、「商品」は、対応する売買の対象となる商品の具体的な名称等を示す。なお、「商品」には、商品を識別するための識別情報が記憶されてもよい。「ステータス」は、対応する売買の状況を示す。
例えば、図5に示す例において、履歴ID「LG10」により識別される取引は、日時dt10において、商品の配送が完了したことを示す。履歴ID「LG10」により識別される取引の対象となる商品は「ワインA」であり、ストアAからユーザU5が購入したことを示す。
例えば、図5に示す例において、履歴ID「LG11」により識別される取引は、日時dt11において、欠品によりキャンセルされたことを示す。履歴ID「LG11」により識別される取引の対象となる商品は「ワインX」であり、ストアXからユーザU1が購入したことを示す。
なお、取引履歴情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、取引履歴情報記憶部123には、販売価格に関する情報が記憶されてもよい。
(販売元情報記憶部124)
実施形態に係る販売元情報記憶部124は、販売元であるストアに関する各種情報を記憶する。図6は、実施形態に係る販売元情報記憶部の一例を示す図である。例えば、販売元情報記憶部124は、ストアが販売する商品に関する情報等を記憶する。図6に示す販売元情報記憶部124には、「ストア」、「商品数」、「売上」、「キャンセル情報」といった項目が含まれる。「キャンセル情報」には、キャンセルの種別を示す「ユーザ都合」や「欠品」や「その他」といった項目が含まれる。なお、キャンセルの種別は、上記に限らず、種々の種別が含まれてもよい。
「ストア」は、商品の販売元であるストアを示す。なお、「ストア」には、ストアID等の販売元であるストアを識別するための識別情報が記憶されてもよい。例えば、「商品数」は、ストアが販売する全商品の数を示す。また、例えば、「売上」は、ストアの売上(万円)を示す。
「キャンセル情報」中の「ユーザ都合」は、ストアが販売する商品について、ユーザ側からの要求によりキャンセルされた数を示す。また、「キャンセル情報」中の「欠品」は、ストアが販売する商品について、欠品を理由としてキャンセルされた数を示す。すなわち、「欠品」は、ストア都合のキャンセルに対応する。また、「キャンセル情報」中の「その他」は、ストアが販売する商品について、ユーザ都合や欠品以外を理由としてキャンセルされた数を示す。例えば、「その他」は、その具体的な理由に応じてユーザ都合またはストア都合のいずれかのキャンセルとして取り扱ってもよい。
例えば、図6に示す例において、ストアAは、全体として100個の種別の商品を販売していることを示す。また、例えば、図6に示す例において、ストアAは、売上が1000万円であることを示す。また、ストアAが販売する商品について、ユーザ都合によるキャンセルが5回行われ、欠品によるキャンセルが1回行われ、その他の理由によるキャンセルが3回行われたことを示す。
なお、販売元情報記憶部124は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、販売元情報記憶部124に記憶されるキャンセル情報の各種別のキャンセル数は、所定の期間(直近1年等)内におけるキャンセルが対象であってもよい。
(制御部130)
図2の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、決定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(決定プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、取得部131と、抽出部132と、決定部133と、提供部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(取得部131)
例えば、取得部131は、各種情報を取得する。例えば、取得部131は、商品情報記憶部121や索引情報記憶部122や取引履歴情報記憶部123や販売元情報記憶部124から各種情報を取得する。また、取得部131は、端末装置10や販売元装置20等の外部の情報処理装置から各種情報を取得する。
例えば、取得部131は、端末装置10から検索におけるクエリを取得する。例えば、取得部131は、ユーザU1が利用する端末装置10からクエリを取得する。図1の例では、取得部131は、端末装置10−1からクエリ「ワイン」を取得する。
例えば、取得部131は、電子商取引サービスにおいて商品を販売する一の販売元におけるキャンセルに関する情報を取得する。例えば、取得部131は、販売元情報記憶部124から電子商取引サービスにおいて商品を販売する一の販売元におけるキャンセルに関する情報を取得する。例えば、取得部131は、一の販売元が利用する販売元装置20から一の販売元におけるキャンセルに関する情報を取得する。
図1の例では、取得部131は、端末装置10−1からクエリ「ワイン」を取得する。
また、取得部131は、端末装置10−2からユーザU1がワインXの購入情報を取得する。また、取得部131は、ストアXの販売元装置20からワインXを欠品によりキャンセルすることを示す情報を取得する。
(抽出部132)
抽出部132は、種々の情報を抽出する。例えば、抽出部132は、クエリに対応する検索結果を抽出する。例えば、抽出部132は、取得部131により取得されたクエリに対応する検索結果を抽出する。例えば、抽出部132は、端末装置10から送信されたクエリに対応する検索結果を抽出する。
図1の例では、抽出部132は、クエリに対応する商品情報を抽出する。例えば、抽出部132は、索引情報記憶部122(図4参照)に記憶された情報に基づいて、商品情報記憶部121からクエリに対応する商品情報を抽出する。
図1の例では、抽出部132は、索引情報記憶部122(図4参照)に基づいて、クエリ「ワイン」に対応する商品情報を商品情報記憶部121から抽出する。例えば、抽出部132は、商品情報記憶部121から、ストアVが販売するワインVである商品GD7やストアXが販売するワインXである商品GD11やストアAが販売するワインAである商品GD1やストアBが販売するワインBである商品GD2等を抽出する。
(決定部133)
決定部133は、種々の情報を決定する。例えば、決定部133は、商品情報記憶部121や索引情報記憶部122や取引履歴情報記憶部123や販売元情報記憶部124に記憶された各種情報に基づいて、種々の情報を決定する。
例えば、決定部133は、取得部131により取得された一の販売元におけるキャンセルに関する情報に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する。また、例えば、決定部133は、一の販売元に起因する理由によるキャンセルに関する情報に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する。決定部133は、一の販売元に起因する理由によるキャンセルが発生した商品数に関する情報に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する。
例えば、決定部133は、一の販売元におけるキャンセルの回数に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する。例えば、決定部133は、一の販売元におけるキャンセルが所定の条件を満たす場合、一の販売元へ所定の情報提供を行うと決定する。例えば、決定部133は、一の販売元におけるキャンセルが欠品である場合、欠品によりキャンセルされた商品を示す情報を一の販売元へ提供すると決定する。例えば、決定部133は、一の販売元における欠品によるキャンセルが所定の回数以上発生した場合、一の販売元へ所定の警告を行うと決定する。例えば、決定部133は、警告後所定の期間内に一の販売元における欠品によるキャンセルが発生した場合、一の販売元の電子商取引サービスにおける商品の販売を停止すると決定する。
例えば、決定部133は、一の販売元が販売する一の商品のキャンセルが所定の条件を満たす場合、一の商品の販売態様を変更する。例えば、決定部133は、一の商品が欠品によりキャンセルされた場合、一の商品の電子商取引サービスにおける販売を停止すると決定する。例えば、決定部133は、一の商品が欠品によりキャンセルされた場合、電子商取引サービスにおける一の商品の在庫数をゼロに変更する。
例えば、決定部133は、一の商品の在庫数を変更することにより、電子商取引サービスにおける一の商品の販売が可能になることを示す情報を、一の販売元に提供すると決定する。例えば、決定部133は、一の販売元におけるキャンセルが所定の条件を満たす場合、一の販売元に関する情報のユーザへの提供態様を変更する。例えば、決定部133は、一の販売元が販売する商品のユーザへ情報提供する順位を低下させる。
図1の例では、決定部133は、ストアXの在庫情報を更新する。また、決定部133は、商品情報記憶部121に記憶されたストアXのワインXの在庫情報を更新する。また、決定部133は、商品情報記憶部121に記憶されたストアXのワインXの在庫数を「5」から「0」に更新する。また、決定部133は、商品情報記憶部121に記憶されたストアXのワインXのフラグを「0」から「1」に更新する。また、決定部133は、決定装置100は、ストアXのワインXの販売を不可能にすると決定する。例えば、決定部133は、ストアXのワインXの在庫数を変更することにより、ワインXの販売が可能になることを示す情報を、ストアXに提供すると決定する。例えば、決定部133は、ストアXのワインXのフラグを「0」の戻すことにより、ワインXの販売が可能になることを示す情報を、ストアXに提供すると決定する。
(提供部134)
提供部134は、端末装置10や販売元装置20等の外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。例えば、提供部134は、決定部133による決定に応じて各種サービスを提供する。
例えば、提供部134は、決定部133により決定された一の販売元に関するサービスの提供態様に基づいて、一の販売元のサービスを提供する。例えば、提供部134は、一の販売元におけるキャンセルに関する情報を含むレポート情報を一の販売元へ提供する。
例えば、提供部134は、一の販売元におけるキャンセルが所定の条件を満たす場合、一の販売元へ所定の情報を提供する。例えば、提供部134は、一の販売元におけるキャンセルが欠品である場合、欠品によりキャンセルされた商品を示す情報を一の販売元へ提供する。例えば、提供部134は、一の販売元における欠品によるキャンセルが所定の回数以上発生した場合、一の販売元へ所定の警告を行う。例えば、提供部134は、一の商品の在庫数を変更することにより、電子商取引サービスにおける一の商品の販売が可能になることを示す情報を、一の販売元に提供する。
例えば、提供部134は、抽出部132により抽出されたコンテンツ(商品情報)を端末装置10へ提供する。例えば、提供部134は、抽出部132により決定されたランキングに基づく検索結果を外部の情報処理装置へ提供する。例えば、提供部134は、抽出部132により決定されたランキングに基づく検索結果をクエリの送信元である端末装置10へ提供する。
例えば、提供部134は、ユーザU1が利用する端末装置10へランキング情報を提供する。例えば、提供部134は、抽出部132により決定されたランキングに基づく検索結果を端末装置10へ提供する。図1の例では、提供部134は、ランキング情報RK11を端末装置10−1へ提供する。
図1の例では、提供部134は、抽出した商品情報を含む対応商品一覧を端末装置10へ提供する。例えば、提供部134は、ランキング情報RK11を端末装置10−1へ提供する。
図1の例では、提供部134は、ストアXへ情報提供を行う。例えば、提供部134は、ストアXの販売元装置20へワインXの販売が不可能になったことを示す情報を提供する。例えば、提供部134は、ストアXのワインXの在庫数を変更することにより、ワインXの販売が可能になることを示す情報を、ストアXに提供する。例えば、提供部134は、ストアXのワインXのフラグを「0」に戻すことにより、ワインXの販売が可能になることを示す情報を、ストアXに提供する。
〔3.決定処理のフロー〕
ここで、図7を用いて、実施形態に係る決定装置100による決定処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る決定処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、決定装置100は、一の販売元におけるキャンセルに関する情報を取得する(ステップS101)。図1の例では、決定装置100は、ストアXの販売元装置20からワインXを欠品によりキャンセルすることを示す情報を取得する。
そして、決定装置100は、キャンセルに関する情報に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する(ステップS102)。図1の例では、決定装置100は、ストアXの販売元装置20からワインXを欠品によりキャンセルすることを示す情報に基づいて、ストアXのワインXの販売を不可能にすると決定する。
〔4.フラグの変更について〕
図1の例では、決定装置100が欠品によりキャンセルを行ったストアXによるワインXの販売を不可能にする場合を示したが、決定装置100は、ストアXが所定の処理を行うことにより、ワインXの販売を再開することが可能としてもよい。この点について、図8を用いて詳述する。図8は、実施形態に係る販売の再開処理を示す図である。図8の例は、図1に示すステップS18の処理により、ストアXによるワインXの販売を不可能になった場合を例として示す。なお、図1と同様の点については、同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
まず、ワインXの注文を欠品によりキャンセルしたストアXは、決定装置100に登録されているワインXの在庫数を確認する。例えば、ストアXは、決定装置100の商品情報記憶部121に記憶されたワインXの在庫数が「5」であることを確認する。例えば、ストアXの販売元装置20は、決定装置100にワインXの在庫数を示す情報を決定装置100に要求する。ワインXの在庫数を示す情報の要求を販売元装置20から取得した決定装置100は、販売元装置20にワインXの在庫数が「5」であることを示す情報を送信する。例えば、ストアXは、決定装置100においてワインXの在庫数が「5」として管理されていることを確認する。そして、ストアXは、ワインXを調達する(ステップS21)。例えば、ストアXの管理者M1は、ワインXをワインXの製造元等から調達する。図8の例では、ストアXの管理者M1は、ワインXを3本調達したものとする。
その後、ストアXの管理者M1は、ワインXの在庫情報を変更するように決定装置100へ要求する。例えば、管理者M1は、ストアXの販売元装置20を操作することにより、ストアXのワインXの在庫数を「3」に変更し、フラグを「0」に変更するように要求する。管理者M1の操作に応じて、販売元装置20は、在庫情報を決定装置100へ送信する(ステップS22)。図8の例では、管理者M1の操作に応じて、販売元装置20は、ワインXの在庫数が「3」であり、フラグが「0」である在庫情報を決定装置100へ送信する。
ストアXの販売元装置20から在庫情報を取得した決定装置100は、ストアXの在庫情報を更新する(ステップS23)。図8の例では、決定装置100は、商品情報記憶部121に記憶されたストアXのワインXの在庫情報を更新する。具体的には、決定装置100は、商品情報記憶部121に記憶されたストアXのワインXの在庫数を「5」から「3」に更新する。また、決定装置100は、商品情報記憶部121に記憶されたストアXのワインXのフラグを「1」から「0」に更新する。すなわち、決定装置100は、ストアXのワインXの販売を可能にすると決定する。また、このように、決定装置100は、ストアXに登録されていた在庫数が「5」であることを確認させたうえで、ストアX自身に更新時の在庫数を反映した在庫数「3」を設定させる。
上述のように、決定装置100は、欠品によりキャンセルしたストアには、在庫の確認を行わせ、在庫数の設定を行わせることにより、商品情報記憶部121に記憶された情報の正確性を向上させることができる。決定装置100は、欠品によりキャンセルしたストアには、販売可能にするフラグの設定を自身の処理に行わせることにより、ストアに在庫管理を行うように促すことができ、商品情報記憶部121に記憶された情報の正確性を向上させることができる。
〔5.キャンセルに応じたランキング変更〕
なお、決定装置100は、ストアにおけるキャンセルの回数に基づいて、ストアに関するサービスの提供態様を決定してもよい。また、例えば、決定装置100は、ストアのキャンセルが所定の条件を満たす場合、ストアに関する情報のユーザに関する提供態様を変更してもよい。例えば決定装置100は、ストアのキャンセルが所定の条件を満たす場合、ストアが販売する商品のユーザへ情報提供する順位を低下させてもよい。この点について、図9を用いて説明する。図9は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。図9の例では、欠品によるキャンセルが所定の閾値以上のストアについては、そのストアが販売する商品のユーザへ情報提供する順位を低下させる場合を示す。
まず、決定装置100は、ユーザU1が利用する端末装置10−1からクエリを取得する(ステップS31)。図9の例では、決定装置100は、端末装置10−1からクエリ「ワイン」を取得する。図9に示す例において、ユーザU1は、端末装置10−1の画面に表示された決定装置100が提供する電子商取引サービスに関するショップサイトAのページW11中の検索窓にクエリ「ワイン」を入力し、検索ボタンを押下する。そして、端末装置10−1は、決定装置100へクエリ「ワイン」を送信する。
端末装置10からクエリ「ワイン」を取得した決定装置100は、クエリに対応する商品情報を抽出する。図9の例では、決定装置100は、索引情報記憶部122(図4参照)に記憶された情報に基づいて、商品情報記憶部121からクエリに対応する商品情報を抽出する。
図9の例では、決定装置100は、索引情報記憶部122(図4参照)に基づいて、クエリ「ワイン」に対応する商品情報を商品情報記憶部121から抽出する。具体的には、決定装置100は、商品情報記憶部121から、ストアVが販売するワインVである商品GD7やストアXが販売するワインXである商品GD11やストアAが販売するワインAである商品GD1やストアBが販売するワインBである商品GD2等を抽出する。
そして、例えば、決定装置100は、各ストアのキャンセル情報に基づいて、ランキングを低下させる商品を決定する。決定装置100は、検索対象として抽出された商品のうち、欠品によるキャンセル数が所定の閾値以上であるストアの商品が含まれるかを判定する。図9の例では、決定装置100は、欠品によるキャンセル数が10回以上であるストアの商品が含まれるかを判定する。図9の例では、決定装置100は、販売元情報記憶部124に記憶された各ストアのキャンセル情報に基づいて、ランキングを低下させる商品を決定する。
図9中の販売元情報記憶部124に示すように、ストアXの欠品によるキャンセル数は、「10」回であり、閾値「10」以上であるため、決定装置100は、ストアXが販売するワインXのランキング(順位)を低下させると決定する(ステップS32)。図9の例では、決定装置100は、ストアXが販売するワインXの順位を2位だけ低下させると決定する。この場合、決定装置100は、ストアXが販売するワインXの順位を2位から4位に低下させると決定する。すなわち、決定装置100は、商品GD7を1位とし、商品GD1を2位とし、商品GD2を3位とし、商品GD11を4位にすると決定する。
なお、決定装置100は、ストアXが販売するワインXの順位を2位に限らず、1位や3位以上低下させると決定してもよい。また、決定装置100は、ストアXが販売するワインXをランキング外にすると決定し、ストアXが販売するワインXをユーザに提供しなくてもよい。
その後、決定装置100は、抽出した商品情報を含む対応商品一覧を端末装置10へ提供する(ステップS33)。図9の例では、決定装置100は、ランキング情報RK21を端末装置10−1へ提供する。
決定装置100からランキング情報RK21を提供された端末装置10は、ランキング情報RK21を表示する(ステップS34)。図9の例では、端末装置10−1から端末装置10−2へ表示が遷移される。
端末装置10−2の画面には、検索結果を一覧表示する一覧ページW12が表示される。具体的には、端末装置10−2の画面には、クエリ「ワイン」に対応する検索結果を表示する一覧ページW12が表示される。図9の例では、端末装置10−2の画面には、ランキングが1位である商品GD7、2位である商品GD1、3位である商品GD2、4位である商品GD11の順に商品情報が並べて表示される。
上述したように、決定装置100は、欠品等のストア都合のキャンセルが多いストアの商品のランキングを低下させることにより、欠品等のストア都合のキャンセルが多いストアにペナルティ(不利益)を与える。これにより、決定装置100は、ストアに在庫情報をできる限り最新の状態に保つようにする動機づけを与えることにより、商品情報記憶部121に記憶された情報の正確性を向上させることができる。また、決定装置100は、ストアにストア都合によるキャンセルを発生させないようにする動機づけを与えることにより、ユーザに提供するサービスを向上させることができる。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る決定装置100は、取得部131と、決定部133とを有する。取得部131は、電子商取引サービスにおいて商品を販売する一の販売元におけるキャンセルに関する情報を取得する。決定部133は、取得部131により取得された一の販売元におけるキャンセルに関する情報に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の販売元におけるキャンセルに関する情報に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定することにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部133は、一の販売元に起因する理由によるキャンセルに関する情報に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の販売元に起因する理由によるキャンセルに関する情報に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定することにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部133は、一の販売元に起因する理由によるキャンセルが発生した商品数に関する情報に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の販売元に起因する理由によるキャンセルが発生した商品数に関する情報に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定することにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部133は、一の販売元におけるキャンセルの回数に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の販売元におけるキャンセルの回数に基づいて、一の販売元に関するサービスの提供態様を決定することにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部133は、一の販売元におけるキャンセルが所定の条件を満たす場合、一の販売元へ所定の情報提供を行うと決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の販売元におけるキャンセルが所定の条件を満たす場合、一の販売元へ所定の情報提供を行うと決定することにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部133は、一の販売元におけるキャンセルが欠品である場合、欠品によりキャンセルされた商品を示す情報を一の販売元へ提供すると決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の販売元におけるキャンセルが欠品である場合、欠品によりキャンセルされた商品を示す情報を一の販売元へ提供すると決定することにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部133は、一の販売元における欠品によるキャンセルが所定の回数以上発生した場合、一の販売元へ所定の警告を行うと決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の販売元における欠品によるキャンセルが所定の回数以上発生した場合、一の販売元へ所定の警告を行うと決定することにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部133は、警告後所定の期間内に一の販売元における欠品によるキャンセルが発生した場合、一の販売元の電子商取引サービスにおける商品の販売を停止すると決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の販売元における欠品によるキャンセルが所定の回数以上発生した場合、一の販売元へ所定の警告を行うと決定することにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部133は、一の販売元が販売する一の商品のキャンセルが所定の条件を満たす場合、一の商品の販売態様を変更する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の販売元が販売する一の商品のキャンセルが所定の条件を満たす場合、一の商品の販売態様を変更することにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部133は、一の商品が欠品によりキャンセルされた場合、一の商品の電子商取引サービスにおける販売を停止すると決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の商品が欠品によりキャンセルされた場合、一の商品の電子商取引サービスにおける販売を停止すると決定することにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部133は、一の商品が欠品によりキャンセルされた場合、電子商取引サービスにおける一の商品の在庫数をゼロに変更する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の商品が欠品によりキャンセルされた場合、電子商取引サービスにおける一の商品の在庫数をゼロに変更することにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部133は、一の商品の在庫数を変更することにより、電子商取引サービスにおける一の商品の販売が可能になることを示す情報を、一の販売元に提供すると決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の商品の在庫数を変更することにより、電子商取引サービスにおける一の商品の販売が可能になることを示す情報を、一の販売元に提供すると決定することにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部133は、一の販売元におけるキャンセルが所定の条件を満たす場合、一の販売元に関する情報のユーザへの提供態様を変更する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の販売元におけるキャンセルが所定の条件を満たす場合、一の販売元に関する情報のユーザへの提供態様を変更することにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部133は、一の販売元が販売する商品のユーザへ情報提供する順位を低下させる。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の販売元が販売する商品のユーザへ情報提供する順位を低下させることにより、販売元に関するサービスの提供態様を適切に決定することができる。
また、実施形態に係る決定装置100は、提供部134を有する。提供部134は、決定部133により決定された一の販売元に関するサービスの提供態様に基づいて、一の販売元のサービスを提供する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、決定した一の販売元に関するサービスの提供態様に基づいて、一の販売元のサービスを提供することにより、販売元へ適切にサービスを提供することができる。
また、実施形態に係る決定装置100において、提供部134は、一の販売元におけるキャンセルに関する情報を含むレポート情報を一の販売元へ提供する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、一の販売元におけるキャンセルに関する情報を含むレポート情報を一の販売元へ提供することにより、販売元へ適切にサービスを提供することができる。
〔7.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る決定装置100は、例えば図10に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図10は、決定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ提供する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る決定装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔8.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態に記載した各処理は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 決定システム
100 決定装置
121 商品情報記憶部
122 索引情報記憶部
123 取引履歴情報記憶部
124 販売元情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 抽出部
133 決定部
134 提供部
10 端末装置
N ネットワーク

Claims (18)

  1. 電子商取引サービスにおいて商品を販売する一の販売元におけるキャンセルに関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記一の販売元におけるキャンセルに関する情報に基づいて、前記一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する決定部と、
    を備えたことを特徴とする決定装置。
  2. 前記決定部は、
    前記一の販売元に起因する理由によるキャンセルに関する情報に基づいて、前記一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の決定装置。
  3. 前記決定部は、
    前記一の販売元に起因する理由によるキャンセルが発生した商品数に関する情報に基づいて、前記一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の決定装置。
  4. 前記決定部は、
    前記一の販売元におけるキャンセルの回数に基づいて、前記一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の決定装置。
  5. 前記決定部は、
    前記一の販売元におけるキャンセルが所定の条件を満たす場合、前記一の販売元へ所定の情報提供を行うと決定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の決定装置。
  6. 前記決定部は、
    前記一の販売元におけるキャンセルが欠品である場合、前記欠品によりキャンセルされた商品を示す情報を前記一の販売元へ提供すると決定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の決定装置。
  7. 前記決定部は、
    前記一の販売元における欠品によるキャンセルが所定の回数以上発生した場合、前記一の販売元へ所定の警告を行うと決定する
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の決定装置。
  8. 前記決定部は、
    前記警告後所定の期間内に前記一の販売元における欠品によるキャンセルが発生した場合、前記一の販売元の前記電子商取引サービスにおける商品の販売を停止すると決定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の決定装置。
  9. 前記決定部は、
    前記一の販売元が販売する一の商品のキャンセルが所定の条件を満たす場合、前記一の商品の販売態様を変更する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の決定装置。
  10. 前記決定部は、
    前記一の商品が欠品によりキャンセルされた場合、前記一の商品の前記電子商取引サービスにおける販売を停止すると決定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の決定装置。
  11. 前記決定部は、
    前記一の商品が欠品によりキャンセルされた場合、前記電子商取引サービスにおける前記一の商品の在庫数をゼロに変更する
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の決定装置。
  12. 前記決定部は、
    前記一の商品の在庫数を変更することにより、前記電子商取引サービスにおける前記一の商品の販売が可能になることを示す情報を、前記一の販売元に提供すると決定する
    ことを特徴とする請求項11に記載の決定装置。
  13. 前記決定部は、
    前記一の販売元におけるキャンセルが所定の条件を満たす場合、前記一の販売元に関する情報のユーザへの提供態様を変更する
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の決定装置。
  14. 前記決定部は、
    前記一の販売元が販売する商品の前記ユーザへ情報提供する順位を低下させる
    ことを特徴とする請求項13に記載の決定装置。
  15. 前記決定部により決定された前記一の販売元に関するサービスの提供態様に基づいて、前記一の販売元のサービスを提供する提供部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の決定装置。
  16. 前記提供部は、
    前記一の販売元におけるキャンセルに関する情報を含むレポート情報を前記一の販売元へ提供する
    ことを特徴とする請求項15に記載の決定装置。
  17. コンピュータが実行する決定方法であって、
    電子商取引サービスにおいて商品を販売する一の販売元におけるキャンセルに関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記一の販売元におけるキャンセルに関する情報に基づいて、前記一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する決定工程と、
    を含んだことを特徴とする決定方法。
  18. 電子商取引サービスにおいて商品を販売する一の販売元におけるキャンセルに関する情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記一の販売元におけるキャンセルに関する情報に基づいて、前記一の販売元に関するサービスの提供態様を決定する決定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする決定プログラム。
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