JP2019015905A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、簡易に好適な画像をキャプチャすることを目的とする。【解決手段】本発明の情報処理装置は、表示部を有する情報処理装置であって、表示部に表示する表示オブジェクトの属性と表示部のキャプチャ領域のサイズとに基づいて、表示部における表示オブジェクトのサイズを制御して表示オブジェクトを表示部に表示する表示制御手段と、キャプチャ領域に表示された少なくとも表示オブジェクトの一部を含む画像に基づくデータを外部装置に送信する送信手段と、を有する。【選択図】図4B
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラムに関する。
近年、スマートフォン、タブレット端末(以下、タブレット)等の携帯通信装置上の表示画像を、ネットワークを通じてプロジェクタ等の表示装置に転送する画面転送システムが普及している。
このような画面転送システムでは、画像を送信する通信端末機器の解像度と、画像を表示する表示装置の解像度との違いによって、表示領域が有効に使用できないという問題があった。
これに対して、特許文献1では画像を送信する側の機器から、特定の領域のみをキャプチャして表示装置に送信するという技術が開示されている。
このような画面転送システムでは、画像を送信する通信端末機器の解像度と、画像を表示する表示装置の解像度との違いによって、表示領域が有効に使用できないという問題があった。
これに対して、特許文献1では画像を送信する側の機器から、特定の領域のみをキャプチャして表示装置に送信するという技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、携帯通信装置上で画像やドキュメントファイル等のコンテンツを表示した場合、ユーザが表示したい領域を適切に指定する必要がある。また、画像やドキュメント等のコンテンツ種類やコンテンツの内容によって好適な表示を行う方法が異なるため、ユーザが適切な表示領域を選択する必要がある。
本発明は、簡易に好適な画像をキャプチャすることを目的とする。
本発明の情報処理装置は、表示部を有する情報処理装置であって、前記表示部に表示する表示オブジェクトの属性と前記表示部のキャプチャ領域のサイズとに基づいて、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する表示制御手段と、前記キャプチャ領域に表示された少なくとも前記表示オブジェクトの一部を含む画像に基づくデータを外部装置に送信する送信手段と、を有する。
本発明によれば、簡易に好適な画像をキャプチャできる。
本実施形態に係る画面転送システムの説明に先立って、図9を参照して、比較例となる画面転送システムの動作について説明する。図9(a)は、比較例となる画面転送システムの第1動作例を説明するための図である。図9(b)は、比較例となる画面転送システムの第2動作例を説明するための図である。
比較例となる画面転送システムは、タブレット900とプロジェクタ901とが無線LANで通信ネットワークを形成している。タブレット900は、タブレット900の表示部に表示された画像をキャプチャしてプロジェクタ901に送信する。プロジェクタ901は、タブレット900から画像を受信して表示する。
比較例となる画面転送システムは、タブレット900とプロジェクタ901とが無線LANで通信ネットワークを形成している。タブレット900は、タブレット900の表示部に表示された画像をキャプチャしてプロジェクタ901に送信する。プロジェクタ901は、タブレット900から画像を受信して表示する。
しかし、比較例となる画面転送システムでは、画像を送信するタブレット900の解像度と画像を表示するプロジェクタ901の解像度との違いによって、表示領域が有効に使用出来ないという問題があった。すなわち、図9(a)に示すようにプロジェクタ901の表示部の解像度に合わせて表示を行うとタブレット900側の表示領域を有効活用できない状態となってしまう。また、図9(b)に示すようにタブレット900の表示に合わせて表示を行うと、プロジェクタ901の表示領域を有効活用出来ない状態となってしまう。
これに対して、既に説明したように、特許文献1では画像を送信する側の機器から、特定の領域のみをキャプチャして表示装置に送信するという技術が開示されている。
しかし、特許文献1の技術では、タブレット900上で画像やドキュメントファイル等のコンテンツを表示した場合、ユーザがプロジェクタ901で表示したい領域を適切に指定する必要がある。
しかし、特許文献1の技術では、タブレット900上で画像やドキュメントファイル等のコンテンツを表示した場合、ユーザがプロジェクタ901で表示したい領域を適切に指定する必要がある。
本実施形態では、図1に示すタブレット100とプロジェクタ200とが無線LANで通信ネットワークを形成している画面転送システムを例に挙げて説明を行う。画面転送システムは、情報処理システムの一例である。
図2は、タブレット100、及び、プロジェクタ200のハードウェア構成の一例を示す図である。タブレット100は、表示部105に表示中の画像をキャプチャして通信ネットワークに接続されたプロジェクタ200に画像データとして送信することができる。一方、プロジェクタ200は、タブレット100より画像データを受信して、これを投影部206によって投影することができる。タブレット100は、情報処理装置の一例であり、情報処理装置としてタブレットの他にスマートフォンなどの携帯電話などを用いることもできる。プロジェクタ200は、表示制御装置の一例であり、表示制御装置として各種ディスプレイや、ディスプレイに接続して用いるセットトップボックスやスティック型デバイスを用いることもできる。
次に、図2を参照して、画面転送システムを構成するタブレット100、及び、プロジェクタ200の主要な構成を説明する。
図2は、タブレット100、及び、プロジェクタ200のハードウェア構成の一例を示す図である。タブレット100は、表示部105に表示中の画像をキャプチャして通信ネットワークに接続されたプロジェクタ200に画像データとして送信することができる。一方、プロジェクタ200は、タブレット100より画像データを受信して、これを投影部206によって投影することができる。タブレット100は、情報処理装置の一例であり、情報処理装置としてタブレットの他にスマートフォンなどの携帯電話などを用いることもできる。プロジェクタ200は、表示制御装置の一例であり、表示制御装置として各種ディスプレイや、ディスプレイに接続して用いるセットトップボックスやスティック型デバイスを用いることもできる。
次に、図2を参照して、画面転送システムを構成するタブレット100、及び、プロジェクタ200の主要な構成を説明する。
まず、タブレット100の主要な構成を説明する。
CPU101は、タブレット100の全体の制御を行う。CPU101がROM104に記録されたプログラムをRAM102に展開して実行することで、図4A〜図4Dの処理が実現される。
RAM102は、データの格納を行うメインメモリである。RAM102は、主に、CPU101が実行するプログラムを格納、或いは展開する領域、プログラム実行中のワーク領域等、様々なデータの格納領域として使用される。
CPU101は、タブレット100の全体の制御を行う。CPU101がROM104に記録されたプログラムをRAM102に展開して実行することで、図4A〜図4Dの処理が実現される。
RAM102は、データの格納を行うメインメモリである。RAM102は、主に、CPU101が実行するプログラムを格納、或いは展開する領域、プログラム実行中のワーク領域等、様々なデータの格納領域として使用される。
VRAM103は、後述する表示部105に表示する画像を格納するための領域として使用される。RAM102の速度が十分高速であれば、VRAM103は、RAM102と同じであってもよい。
ROM104は、ブートプログラム、アプリケーションプログラム(本実施形態で説明する画面転送アプリケーションやWebブラウザアプリケーション等)、OS等の各種プログラムとデータとを格納するために使用されるROMである。
表示部105は、後述する表示制御部106より指示された画像の表示を行う。表示部105は、例えば、液晶パネル、又は、有機ELパネルである。
ROM104は、ブートプログラム、アプリケーションプログラム(本実施形態で説明する画面転送アプリケーションやWebブラウザアプリケーション等)、OS等の各種プログラムとデータとを格納するために使用されるROMである。
表示部105は、後述する表示制御部106より指示された画像の表示を行う。表示部105は、例えば、液晶パネル、又は、有機ELパネルである。
表示制御部106は、VRAM103に格納された画像を読み出し、これを表示部105に表示する処理を行う。
操作部107は、ユーザからの入力を受け付ける。操作部107は、例えば操作ボタン、タッチパネル等によって構成され、これらの入力操作の情報はCPU101に送信される。タブレット機器においては、タッチパネルは液晶パネル上部に組み合わされているのが一般的である。
無線通信部108は、無線ネットワークを介して外部機器、具体的にはプロジェクタ200と通信を行う。無線通信部108は、アンテナ、RF部、及び、ベースバンド部から構成され、サポートする無線LAN規格に適合したパケットを送受信することが可能である。
内部バス109は、上述した各処理ブロック間を接続するバスである。
操作部107は、ユーザからの入力を受け付ける。操作部107は、例えば操作ボタン、タッチパネル等によって構成され、これらの入力操作の情報はCPU101に送信される。タブレット機器においては、タッチパネルは液晶パネル上部に組み合わされているのが一般的である。
無線通信部108は、無線ネットワークを介して外部機器、具体的にはプロジェクタ200と通信を行う。無線通信部108は、アンテナ、RF部、及び、ベースバンド部から構成され、サポートする無線LAN規格に適合したパケットを送受信することが可能である。
内部バス109は、上述した各処理ブロック間を接続するバスである。
次にプロジェクタ200の主要な構成を説明する。
CPU201は、プロジェクタ200の全体の制御を行う。CPU201がROM203に記録されたプログラムをRAM202に展開して実行することで、図3の処理が実現される。
RAM202は、データの格納を行うメインメモリである。RAM202は、主に、CPU201が実行するプログラムを格納、或いは展開する領域、プログラム実行中のワーク領域等、様々なデータの格納領域として使用される。
CPU201は、プロジェクタ200の全体の制御を行う。CPU201がROM203に記録されたプログラムをRAM202に展開して実行することで、図3の処理が実現される。
RAM202は、データの格納を行うメインメモリである。RAM202は、主に、CPU201が実行するプログラムを格納、或いは展開する領域、プログラム実行中のワーク領域等、様々なデータの格納領域として使用される。
ROM203は、プロジェクタ200が動作するためのプログラムやパラメータ等のデータが格納されるROMである。ROM203には、プログラムやパラメータ等のデータが予め書き込まれている。CPU201はROM203に記録されたプログラムの内容に従って動作する。
VRAM204は、後述する投影部206で投影する画像を格納するための領域として使用される。
デコーダ205は、タブレット100より受信した画像が例えば、JPEG等の符号化方式によってエンコードされていた場合にこれをデコードする。
投影部206は、後述する投影制御部207により指示された画像の表示を行う。投影部206は具体的には、液晶パネル、レンズ、光源で構成される。そして、投影部206は、例えば、画像をスクリーン等に投影することで画像の表示を行う。
VRAM204は、後述する投影部206で投影する画像を格納するための領域として使用される。
デコーダ205は、タブレット100より受信した画像が例えば、JPEG等の符号化方式によってエンコードされていた場合にこれをデコードする。
投影部206は、後述する投影制御部207により指示された画像の表示を行う。投影部206は具体的には、液晶パネル、レンズ、光源で構成される。そして、投影部206は、例えば、画像をスクリーン等に投影することで画像の表示を行う。
投影制御部207は、VRAM204に格納された画像を読み出し、これを投影部206に投影させる処理を行う。
操作部208は、ユーザからの入力を受け付ける。操作部208は、筐体に付随するボタンや、リモコンからのユーザ操作を受け付けるリモコン受信部等によって構成され、これらの入力操作の情報は、CPU201に送信される。
無線通信部209は、無線LANネットワークを介して外部機器、具体的にはタブレット100と通信を行う。無線通信部209は、アンテナ、RF部、ベースバンド部から構成され、サポートする無線LAN規格に適合したパケットを送受信することが可能である。
内部バス210は、上述した各処理ブロック間を接続するバスである。
以上、タブレット100とプロジェクタ200の構成について説明したが、必ずしもこの構成に限定されない。例えば、装置制御やデータの記憶などは、必ずしも1つのハードウェアで行う必要はなく、複数のハードウェアが処理を分担し、1つの手段として機能してもよい。逆に、1つのハードウェアが種々の処理を行うことで、複数の手段として機能してもよい。
操作部208は、ユーザからの入力を受け付ける。操作部208は、筐体に付随するボタンや、リモコンからのユーザ操作を受け付けるリモコン受信部等によって構成され、これらの入力操作の情報は、CPU201に送信される。
無線通信部209は、無線LANネットワークを介して外部機器、具体的にはタブレット100と通信を行う。無線通信部209は、アンテナ、RF部、ベースバンド部から構成され、サポートする無線LAN規格に適合したパケットを送受信することが可能である。
内部バス210は、上述した各処理ブロック間を接続するバスである。
以上、タブレット100とプロジェクタ200の構成について説明したが、必ずしもこの構成に限定されない。例えば、装置制御やデータの記憶などは、必ずしも1つのハードウェアで行う必要はなく、複数のハードウェアが処理を分担し、1つの手段として機能してもよい。逆に、1つのハードウェアが種々の処理を行うことで、複数の手段として機能してもよい。
次に、図3〜図8を用いて画面転送システムの動作について説明を行う。
まず、図3を用いて画面転送システムにおけるプロジェクタ200の画像受信処理について説明する。図3は、プロジェクタ200の画像受信処理の一例を示すフローチャートである。画像受信処理は、プロジェクタ200のCPU201がROM203に記録されたプログラムを実行することで実現される。説明の簡単化のため、画像受信処理を開始する指示がユーザから既に行われているものとする。
まず、図3を用いて画面転送システムにおけるプロジェクタ200の画像受信処理について説明する。図3は、プロジェクタ200の画像受信処理の一例を示すフローチャートである。画像受信処理は、プロジェクタ200のCPU201がROM203に記録されたプログラムを実行することで実現される。説明の簡単化のため、画像受信処理を開始する指示がユーザから既に行われているものとする。
S301において、プロジェクタ200のCPU201は、無線通信部209を監視し、タブレット100からの接続を待ち受ける。CPU201は、タブレット100からの接続がないと判定したとき、再度S301を実行する。CPU201は、タブレット100からの接続があると判定したとき、処理をS302に進める。
S302において、CPU201は、プロジェクタ200の画面解像度を、無線通信部209を介して、タブレット100に送信する。プロジェクタ200から送信された画面解像度の利用方法に関しては、後述のタブレット100の動作にて説明する。
S303において、CPU201は、操作部208の入力を読み取り、ユーザから画像受信処理の終了指示が行われたか否かを判定する。CPU201は、終了指示が行われたと判定したとき、図3の画像受信処理を終了する。CPU201は、終了指示が行われていないと判定したとき、処理をS304に進める。
S302において、CPU201は、プロジェクタ200の画面解像度を、無線通信部209を介して、タブレット100に送信する。プロジェクタ200から送信された画面解像度の利用方法に関しては、後述のタブレット100の動作にて説明する。
S303において、CPU201は、操作部208の入力を読み取り、ユーザから画像受信処理の終了指示が行われたか否かを判定する。CPU201は、終了指示が行われたと判定したとき、図3の画像受信処理を終了する。CPU201は、終了指示が行われていないと判定したとき、処理をS304に進める。
S304において、CPU201は、無線通信部209を制御し、タブレット100から画像データを待ち受けて、タブレット100から画像データを受信する。CPU201は、無線通信部209を介して、タブレット100から画像データを受信したと判定したとき処理をS305に進め、タブレット100から画像データを受信していないと判定したとき再度S304を実行する。
S305において、CPU201は、無線通信部209を介してタブレット100から受信した画像データを、RAM202に格納する。
S305において、CPU201は、無線通信部209を介してタブレット100から受信した画像データを、RAM202に格納する。
S306において、CPU201は、デコーダ205を制御し、タブレット100から受信しRAM202に格納された画像データであってJPEG符号化されている画像データのデコード処理を行い、VRAM204に格納する。本実施形態ではタブレット100がプロジェクタ200に送信する画像データをJPEG符号化している例を挙げて説明したが、JPEG符号化以外の圧縮方法を用いてもよい。また、タブレット100は、画像データを、プロジェクタ200のVRAM204に直接格納できる形式で送信してもよい。CPU201は、デコード処理の後に、スケーリング処理を実施して画像サイズを所望の表示サイズに変更してもよい。
S307において、CPU201は、投影制御部207を制御し、VRAM204に格納された画像データを読み出し、読み出した画像データに対応する画像を投影部206から投影して表示する制御を行う。その後、CPU201は、処理をS303に戻す。
以上が、プロジェクタ200の画像受信処理である。
S307において、CPU201は、投影制御部207を制御し、VRAM204に格納された画像データを読み出し、読み出した画像データに対応する画像を投影部206から投影して表示する制御を行う。その後、CPU201は、処理をS303に戻す。
以上が、プロジェクタ200の画像受信処理である。
本実施形態では、S301においてCPU201がタブレット100と接続したことを検知した後、画像データを受信する動作が開始する例を説明したが、ユーザからの指示で画像データを受信する動作を開始するように構成してもよい。例えば、CPU201は、画像データの受信動作を開始するためのGUIを、投影部206を介して投影する制御を行う。そして、CPU201は、操作部208を介して、ユーザからの指示を受け付けた場合に、画像データの受信動作を開始してもよい。
次に図4A〜図4Dを用いて、タブレット100の動作について説明する。図4Aは、タブレット100の画像表示処理の一例を示すフローチャートである。図4Bは、タブレット100の写真表示処理の一例を示すフローチャートである。図4Cは、タブレット100のドキュメント表示処理の一例を示すフローチャートである。図4Dは、タブレット100のWeb表示処理の一例を示すフローチャートである。図4A〜図4Dの処理は、タブレット100上のCPU101がROM104に記録されたプログラムを実行することで実現される。説明の簡単化のため、図4Aの画像表示処理を開始する指示がユーザから既に行われており、タブレット100とプロジェクタ200との無線接続が確立しているものとする。以降では、図4A〜図4Dを実現するプログラムを画面転送アプリとも呼ぶ。
画面転送アプリが開始されると、図4AのS401において、タブレット100のCPU101は、無線通信部108を介して、プロジェクタ200から、プロジェクタ200の画面解像度の情報を受信する。S401の処理は、プロジェクタ200の解像度を受信する受信処理の一例である。
S402において、CPU101は、タブレット100が備える傾きセンサーからタブレット100の姿勢情報を取得する。タブレット100の姿勢情報とは、タブレット100が縦向きの姿勢で使用されているか、横向きの姿勢で使用されているかを表す情報である。
S402において、CPU101は、タブレット100が備える傾きセンサーからタブレット100の姿勢情報を取得する。タブレット100の姿勢情報とは、タブレット100が縦向きの姿勢で使用されているか、横向きの姿勢で使用されているかを表す情報である。
S403において、CPU101は、S401で取得したプロジェクタ200の画面解像度の情報と、S402で取得したタブレット100の姿勢情報とに基づいて、キャプチャ領域505のサイズを決定する。
図5(a)、(b)を参照して、キャプチャ領域505の決定方法について説明する。図5(a)は、タブレット100が縦向きの姿勢で画面転送アプリが実行している様子を表した図である。図5(b)は、タブレット100が横向きの姿勢で画面転送アプリが実行している様子を表した図である。
図5(a)、(b)に示すように、CPU101が画面転送アプリを実行して表示部105に表示する画面には、操作オブジェクト領域510と、表示オブジェクト領域511とがある。操作オブジェクト領域510は、操作オブジェクトの表示用の領域である。表示オブジェクト領域511は、表示オブジェクトの表示用の領域である。操作オブジェクトは、ユーザが操作可能なボタン等のオブジェクトである。表示オブジェクトは、画面転送アプリが表示の対象とするオブジェクトである。表示オブジェクトの例は後に説明する。
図5(a)、(b)を参照して、キャプチャ領域505の決定方法について説明する。図5(a)は、タブレット100が縦向きの姿勢で画面転送アプリが実行している様子を表した図である。図5(b)は、タブレット100が横向きの姿勢で画面転送アプリが実行している様子を表した図である。
図5(a)、(b)に示すように、CPU101が画面転送アプリを実行して表示部105に表示する画面には、操作オブジェクト領域510と、表示オブジェクト領域511とがある。操作オブジェクト領域510は、操作オブジェクトの表示用の領域である。表示オブジェクト領域511は、表示オブジェクトの表示用の領域である。操作オブジェクトは、ユーザが操作可能なボタン等のオブジェクトである。表示オブジェクトは、画面転送アプリが表示の対象とするオブジェクトである。表示オブジェクトの例は後に説明する。
操作オブジェクト領域510には、第1操作オブジェクト領域510Aと第2操作オブジェクト領域510Bとがある。第1操作オブジェクト領域510Aには、操作オブジェクトである写真ボタン501、ドキュメントボタン502、Webボタン503が表示される。これらのボタンの動作に関しては後程詳しく説明する。第2操作オブジェクト領域510Bには、操作オブジェクトである投影開始/停止ボタン504が表示される。投影開始/停止ボタン504は、投影の開始、及び、停止を指示するボタンである。投影開始/停止ボタン504は、プロジェクタ200による投影が停止している状態では、投影の開始ボタンとして機能し、プロジェクタ200による投影が開始している状態では投影の停止ボタンとして機能する。
表示オブジェクト領域511は、表示部105における操作オブジェクト領域510を除いた領域であり、既に説明した操作オブジェクトが含まれない領域である。本実施形態では、表示オブジェクト領域511は、第1操作オブジェクト領域510Aと第2操作オブジェクト領域510Bとに挟まれた領域である。
表示オブジェクト領域511は、表示部105における操作オブジェクト領域510を除いた領域であり、既に説明した操作オブジェクトが含まれない領域である。本実施形態では、表示オブジェクト領域511は、第1操作オブジェクト領域510Aと第2操作オブジェクト領域510Bとに挟まれた領域である。
表示オブジェクト領域511には、キャプチャ領域505と非キャプチャ領域506とが含まれる。図5(a)、(b)において斜線で表現されている領域がキャプチャ領域505である。キャプチャ領域505に隣接する非キャプチャ領域506は、キャプチャが行われない表示領域である。非キャプチャ領域506には、第1非キャプチャ領域506A、及び、第2非キャプチャ領域506Bがある。第1非キャプチャ領域506Aは、キャプチャ領域505の一方の端部に隣接し、第2非キャプチャ領域506Bは、キャプチャ領域505の他方の端部に隣接する。
投影が停止されている状態で、ユーザが投影開始/停止ボタン504を選択すると、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて投影開始/停止ボタン504の選択を検出して、次の処理を行う。すなわち、CPU101は、キャプチャ領域505に表示されている画像のデータをVRAM103から取得し、JPEG符号化を施し、JPEG符号化を施した画像データを、無線通信部108を介してプロジェクタ200へ送信する。
投影が停止されている状態で、ユーザが投影開始/停止ボタン504を選択すると、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて投影開始/停止ボタン504の選択を検出して、次の処理を行う。すなわち、CPU101は、キャプチャ領域505に表示されている画像のデータをVRAM103から取得し、JPEG符号化を施し、JPEG符号化を施した画像データを、無線通信部108を介してプロジェクタ200へ送信する。
S403において、CPU101は、S402で受信したプロジェクタ200の画面解像度に基づいて、プロジェクタの画面解像度のアスペクト比を計算して決定する。そして、CPU101は、表示オブジェクト領域511に収まり、かつ、プロジェクタの画面解像度のアスペクト比を保てる最大の領域を計算して、キャプチャ領域505を、図5(a)、(b)に示すように決定する。
S403の処理は、プロジェクタ200の解像度に基づいて、キャプチャ領域505のサイズを決定する決定処理の一例である。更に、S403の処理は、プロジェクタ200の解像度と、表示オブジェクト領域511のサイズとに基づいて、キャプチャ領域505のサイズを決定する決定処理の一例である。
S403の処理は、プロジェクタ200の解像度に基づいて、キャプチャ領域505のサイズを決定する決定処理の一例である。更に、S403の処理は、プロジェクタ200の解像度と、表示オブジェクト領域511のサイズとに基づいて、キャプチャ領域505のサイズを決定する決定処理の一例である。
S404において、CPU101は、操作部107を監視し、ユーザからの操作があるか否かを判定する。CPU101は、ユーザからの操作があると判定したとき処理をS405に進め、ユーザからの操作が無いと判定したとき処理をS402に戻す。
S405において、CPU101は、ユーザの操作が写真ボタン501の選択であるか否かを判定する。CPU101は、ユーザの操作が写真ボタン501の選択であると判定したとき処理をS409に進め、写真ボタン501の選択ではないと判定したとき処理をS406に進める。
S405において、CPU101は、ユーザの操作が写真ボタン501の選択であるか否かを判定する。CPU101は、ユーザの操作が写真ボタン501の選択であると判定したとき処理をS409に進め、写真ボタン501の選択ではないと判定したとき処理をS406に進める。
S406において、CPU101は、ユーザの操作がドキュメントボタン502の選択であるか否かを判定する。CPU101は、ユーザの操作がドキュメントボタン502の選択であると判定したとき処理をS410に進め、ドキュメントボタン502の選択ではないと判定したとき処理をS407に進める。
S407において、CPU101は、ユーザの操作がWebボタン503の選択であるか否かを判定する。CPU101は、ユーザの操作がWebボタン503の選択であると判定したとき処理をS411に進め、Webボタン503の選択ではないと判定したとき処理をS408に進める。
S407において、CPU101は、ユーザの操作がWebボタン503の選択であるか否かを判定する。CPU101は、ユーザの操作がWebボタン503の選択であると判定したとき処理をS411に進め、Webボタン503の選択ではないと判定したとき処理をS408に進める。
S408において、CPU101は、ユーザの操作が画面転送アプリの終了指示であるか否かを判定する。CPU101は、ユーザの操作が画面転送アプリの終了指示と判定したとき、図4Aの処理を終了する。CPU101は、ユーザの操作が画面転送アプリの終了指示ではないと判定したとき、処理をS402に戻す。
S409において、CPU101は、後に説明する写真表示処理を実行する。
S410において、CPU101は、後に説明するドキュメント表示処理を実行する。
S411において、CPU101は、後に説明するWeb表示処理を実行する。
S409において、CPU101は、後に説明する写真表示処理を実行する。
S410において、CPU101は、後に説明するドキュメント表示処理を実行する。
S411において、CPU101は、後に説明するWeb表示処理を実行する。
次に、図4Bを用いて、写真表示処理を説明する。
S412において、CPU101は、ROM104又はその他の記憶媒体に保存されている写真をVRAM103に書き込んで、表示部105の表示オブジェクト領域511に写真一覧を表示する。表示部105に写真一覧が表示されている状態を図6(a)に示す。図6(a)は写真A〜Lが一覧表示されている状態を表している。写真に振られているA〜Lの文字は説明の便宜上振っている文字である。写真は、コンテンツの一例である。写真一覧は、表示部105に表示する表示オブジェクトの一例である。また、写真一覧は、コンテンツのリストの一例である。CPU101は、写真一覧を、表示オブジェクト領域511の左右にフィットさせる形で表示する。本実施形態では写真一覧は縦に長く表示されるため、写真一覧はキャプチャ領域505、及び、非キャプチャ領域506に跨がって表示される。このため、キャプチャ領域505に表示される画像は、写真一覧の少なくとも一部を含む。
S412において、CPU101は、ROM104又はその他の記憶媒体に保存されている写真をVRAM103に書き込んで、表示部105の表示オブジェクト領域511に写真一覧を表示する。表示部105に写真一覧が表示されている状態を図6(a)に示す。図6(a)は写真A〜Lが一覧表示されている状態を表している。写真に振られているA〜Lの文字は説明の便宜上振っている文字である。写真は、コンテンツの一例である。写真一覧は、表示部105に表示する表示オブジェクトの一例である。また、写真一覧は、コンテンツのリストの一例である。CPU101は、写真一覧を、表示オブジェクト領域511の左右にフィットさせる形で表示する。本実施形態では写真一覧は縦に長く表示されるため、写真一覧はキャプチャ領域505、及び、非キャプチャ領域506に跨がって表示される。このため、キャプチャ領域505に表示される画像は、写真一覧の少なくとも一部を含む。
図6(a)の状態でユーザが投影開始/停止ボタン504を選択すると、CPU101は、次の処理を行う。すなわち、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてユーザの操作を検知し、キャプチャ領域505の範囲の画像データにJPEG符号化を施して、JPEG符号化を施した画像データを、無線通信部108を介して、プロジェクタ200に送信する。プロジェクタ200は、タブレット100から画像データを受信して投影する。こうして、図6(a)に斜線で表したキャプチャ領域505の範囲に存在する写真がプロジェクタ200で表示される。すなわち、写真A〜Iまでがプロジェクタ200で表示される。そして、キャプチャ領域505の外の第2非キャプチャ領域506Bに表示されている写真J〜Lはプロジェクタ200で表示されない状態となっている。
S413において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて写真一覧のうちの何れか一枚の写真が選択される操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、写真一覧のうちの何れか一枚の写真が選択される操作が行われたと判定したとき処理をS416に進め、写真一覧のうちの何れか一枚の写真が選択される操作が行われていないと判定したとき処理をS414に進める。
S414において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてスクロール操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、スクロール操作が行われたと判定したとき処理をS415に進め、スクロール操作が行われていないと判定したとき処理をS413に戻す。
S414において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてスクロール操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、スクロール操作が行われたと判定したとき処理をS415に進め、スクロール操作が行われていないと判定したとき処理をS413に戻す。
S415において、CPU101は、操作部107を介したスクロール操作に対応するように、表示部105の表示オブジェクト領域511に表示された写真一覧をスクロールさせて、表示部105の画像を更新する。
図6(a)の状態から上に向かってスクロール操作を行ったときの表示部105の状態の例を図6(b)に示す。図6(b)に示すように、上に向かったスクロール操作により、写真A〜Cは第1非キャプチャ領域506Aへ移動し、写真D〜Lがキャプチャ領域505に移動し、新たな写真M〜Oが第2非キャプチャ領域506Bに表示される。
図6(a)の状態から上に向かってスクロール操作を行ったときの表示部105の状態の例を図6(b)に示す。図6(b)に示すように、上に向かったスクロール操作により、写真A〜Cは第1非キャプチャ領域506Aへ移動し、写真D〜Lがキャプチャ領域505に移動し、新たな写真M〜Oが第2非キャプチャ領域506Bに表示される。
図6(b)の状態でユーザが投影開始/停止ボタン504を選択すると、CPU101は、次の処理を行う。すなわち、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてユーザの操作を検知し、キャプチャ領域505の範囲の画像データにJPEG符号化を施して、JPEG符号化を施した画像データを、無線通信部108を介して、プロジェクタ200に送信する。プロジェクタ200は、タブレット100から画像データを受信して投影する。こうして、プロジェクタ200では写真D〜Lが表示される。すなわち、第1非キャプチャ領域506A、及び、第2非キャプチャ領域506Bに表示されている写真A〜Cと写真M〜Oはプロジェクタ200で表示されない状態となっている。
このように、非キャプチャ領域506を利用して写真一覧を表示することで、ユーザは手元のタブレット100を確認しながら、スクロール操作を行った際に表示される内容を事前に知ることが可能となる。また、ユーザは、タブレット100の表示部105の領域全体を使用して、画像を確認することが可能となる。
このように、非キャプチャ領域506を利用して写真一覧を表示することで、ユーザは手元のタブレット100を確認しながら、スクロール操作を行った際に表示される内容を事前に知ることが可能となる。また、ユーザは、タブレット100の表示部105の領域全体を使用して、画像を確認することが可能となる。
S416において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて選択された1枚の写真を、ROM104又はその他の記憶媒体から読み出し、VRAM103に書き込んで、表示部105に表示する。写真は、表示部105に表示する表示オブジェクトの一例である。
1枚の写真が選択されたときの表示部105の状態の例を図6(c)に示す。図6(c)は写真Dが選択された例である。一枚表示の場合、キャプチャ領域505の範囲に画像データの全体が収まるよう表示される。図6(c)の例では、プロジェクタ200の解像度の方がタブレット100のキャプチャ領域505よりも横長であるため、キャプチャ領域505の上下にフィットさせる形で画像データが表示される。このようにすることで、キャプチャ領域505の範囲に画像データの全体が収まり、かつ画像を最も大きく表示することが可能である。なお、プロジェクタ200の解像度の方がタブレット100のキャプチャ領域505よりも縦長である場合は、キャプチャ領域505の左右にフィットさせる形で画像データを表示すればよい。
図6(c)の状態でユーザが投影開始/停止ボタン504を選択すると、CPU101は、次の処理を行う。すなわち、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてユーザの操作を検知し、キャプチャ領域505の範囲の画像データにJPEG符号化を施して、JPEG符号化を施した画像データを、無線通信部108を介して、プロジェクタ200に送信する。プロジェクタ200は、タブレット100から画像データを受信して投影する。その結果、プロジェクタ200では写真Dの全体が表示される。
写真1枚の表示の場合、プロジェクタ200には、写真全体を表示した方が望ましい場合が多い。そのため、CPU101は、写真1枚を表示部105に表示する場合、キャプチャ領域505の内部に選択された写真全体が収まるように、選択された写真を表示する。このため、キャプチャ領域505に表示される画像は、選択された写真の全部を含む。このように制御することによって、プロジェクタ200の投影画像を閲覧しているユーザは、プロジェクタ200の画面で、選択された写真の全体を閲覧することが可能となる。
1枚の写真が選択されたときの表示部105の状態の例を図6(c)に示す。図6(c)は写真Dが選択された例である。一枚表示の場合、キャプチャ領域505の範囲に画像データの全体が収まるよう表示される。図6(c)の例では、プロジェクタ200の解像度の方がタブレット100のキャプチャ領域505よりも横長であるため、キャプチャ領域505の上下にフィットさせる形で画像データが表示される。このようにすることで、キャプチャ領域505の範囲に画像データの全体が収まり、かつ画像を最も大きく表示することが可能である。なお、プロジェクタ200の解像度の方がタブレット100のキャプチャ領域505よりも縦長である場合は、キャプチャ領域505の左右にフィットさせる形で画像データを表示すればよい。
図6(c)の状態でユーザが投影開始/停止ボタン504を選択すると、CPU101は、次の処理を行う。すなわち、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてユーザの操作を検知し、キャプチャ領域505の範囲の画像データにJPEG符号化を施して、JPEG符号化を施した画像データを、無線通信部108を介して、プロジェクタ200に送信する。プロジェクタ200は、タブレット100から画像データを受信して投影する。その結果、プロジェクタ200では写真Dの全体が表示される。
写真1枚の表示の場合、プロジェクタ200には、写真全体を表示した方が望ましい場合が多い。そのため、CPU101は、写真1枚を表示部105に表示する場合、キャプチャ領域505の内部に選択された写真全体が収まるように、選択された写真を表示する。このため、キャプチャ領域505に表示される画像は、選択された写真の全部を含む。このように制御することによって、プロジェクタ200の投影画像を閲覧しているユーザは、プロジェクタ200の画面で、選択された写真の全体を閲覧することが可能となる。
S417において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてユーザが一覧表示に戻る指示を行ったか否かを判定する。より具体的には、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて図6(c)に示す一覧表示ボタン508が選択されたか否かを判定する。CPU101は、一覧表示ボタン508が選択されたと判定したとき処理をS412に戻し、一覧表示ボタン508が選択されていないと判定したとき処理をS418に進める。一覧表示ボタン508を選択することが、一覧表示に戻る指示である。
S418において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてユーザが画像送り指示を行ったか否かを判定する。画像送り指示は、タブレット機器の制御として一般的であるスワイプ操作等であり、表示部105に表示されている一枚の写真の前、又は、後に並んでいる一枚の写真を選択する操作である。CPU101は、操作部107からの情報に基づいてユーザが画像送り指示を行ったと判定したとき処理をS416に進め、ユーザが画像送り指示を行っていないと判定したとき処理をS419に進める。
S419において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて表示部105に表示されている写真を拡大する操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、写真を拡大する操作が行われたと判定したとき処理をS421に進め、写真を拡大する操作が行われていないと判定したとき処理をS420に進める。
S420において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて表示部105に表示されている写真を縮小する操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、写真を縮小する操作が行われたと判定したとき処理をS421に進め、写真を縮小する操作が行われていないと判定したとき処理をS422に進める。
S420において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて表示部105に表示されている写真を縮小する操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、写真を縮小する操作が行われたと判定したとき処理をS421に進め、写真を縮小する操作が行われていないと判定したとき処理をS422に進める。
S421において、CPU101は、S419又はS420での判定の対象となった写真を拡大又は縮小する操作に基づいて、写真を拡大又は縮小する操作に対応するように、表示部105に表示されている写真の表示サイズを変更する。表示部105に表示されている写真の表示サイズを変更する処理において、CPU101は、現在表示部105に表示している写真のサイズと、ユーザから行われた拡大又は縮小の操作とに基づき表示サイズを算出して、写真の表示サイズの変更を行う。CPU101は、S421の処理の後、処理をS422に進める。
図6(d)は、図6(c)の状態からユーザが写真Dを拡大する操作を行ったときの、表示部105の状態の例を示す。ユーザが写真を拡大する操作を行ったとき、CPU101は、写真をキャプチャ領域505に限定して表示するのではなく、ユーザの操作に基づいて、非キャプチャ領域506も用いて写真を表示する。
図6(d)は、図6(c)の状態からユーザが写真Dを拡大する操作を行ったときの、表示部105の状態の例を示す。ユーザが写真を拡大する操作を行ったとき、CPU101は、写真をキャプチャ領域505に限定して表示するのではなく、ユーザの操作に基づいて、非キャプチャ領域506も用いて写真を表示する。
図6(d)の状態でユーザが投影開始/停止ボタン504を選択すると、CPU101は、次の処理を行う。すなわち、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてユーザの操作を検知し、キャプチャ領域505の範囲の画像データにJPEG符号化を施して、JPEG符号化を施した画像データを、無線通信部108を介して、プロジェクタ200に送信する。プロジェクタ200は、タブレット100から画像データを受信して投影する。こうして、プロジェクタ200では、図6(d)に太枠で示したキャプチャ領域505の範囲の画像が表示される。
このような表示制御により、プロジェクタ200を閲覧しているユーザは拡大領域をプロジェクタの画面全体で閲覧することが可能となり、タブレット100を操作しているユーザは、キャプチャ領域505の画像を確認することが可能となる。
図6(d)の状態でユーザが縮小操作を行った場合、表示される画像は図6(c)の状態に戻る。本実施形態では拡大状態を図6(d)、縮小状態を図6(c)、という2つの図を用いて説明したが、拡大及び縮小の倍率は任意であるので、例示した2状態に限定される訳ではない。任意の拡大及び縮小率で表示が可能である。
このような表示制御により、プロジェクタ200を閲覧しているユーザは拡大領域をプロジェクタの画面全体で閲覧することが可能となり、タブレット100を操作しているユーザは、キャプチャ領域505の画像を確認することが可能となる。
図6(d)の状態でユーザが縮小操作を行った場合、表示される画像は図6(c)の状態に戻る。本実施形態では拡大状態を図6(d)、縮小状態を図6(c)、という2つの図を用いて説明したが、拡大及び縮小の倍率は任意であるので、例示した2状態に限定される訳ではない。任意の拡大及び縮小率で表示が可能である。
CPU101は、写真を拡大して表示するとき、図6(d)に示すように、キャプチャ領域505と、非キャプチャ領域506との区別がつくように、キャプチャ領域505の外周部に太枠を付けて画像の上に重畳して表示する。また、CPU101は、図6(a)、(b)の一覧表示の状態や、キャプチャ領域505より小さい範囲に写真を表示している図6(c)の状態では、斜線で示されるキャプチャ領域505の背景色を変えて表示を行う。このようにキャプチャ領域505と非キャプチャ領域506とを識別し易い状態にすることによって、タブレット100を操作するユーザが、どの領域がプロジェクタ200に投影されるか把握しやすくするという効果が得られる。本実施形態ではキャプチャ領域505の背景色を変える例と、太枠を表示する例を説明したが、キャプチャ領域505と非キャプチャ領域506とを識別し易くできるならば、どのような方法を用いてもよい。例えば、非キャプチャ領域506の背景色とキャプチャ領域505の背景色と異なる色にする、枠を付ける、非キャプチャ領域506に表示されるコンテンツの色を変える等の方法を用いてもよい。
S422において、CPU101は、現在表示部105に表示している写真の表示倍率に基づいて、現在表示部105に表示している写真が等倍表示の状態であるか否かを判定する。等倍表示の状態とは、図6(c)に示すように、キャプチャ領域505に収まる最大サイズで写真が表示されている状態のことである。CPU101は、現在表示部105に表示している写真が等倍表示の状態であると判定したとき処理をS418に戻し、等倍表示の状態ではないと判定したとき処理をS419に戻す。
本実施形態の写真表示処理では、CPU101は、図6(c)のようにキャプチャ領域505に収まるサイズで写真を表示すると説明したが、写真の解像度に応じて処理を切り替えるように構成してもよい。すなわち、図6(e)に示すように、CPU101は、写真が縦長であった場合等は、キャプチャ領域505を超えるように写真を表示部105に表示してもよい。図6(e)の例では、写真の上端をキャプチャ領域505の上端にフィットさせ、写真の下端を表示オブジェクト領域511の下端にフィットさせる形で表示している。
CPU101は、写真等の画像のメタデータを使用して描画を制御してもよい。すなわち、CPU101は、図6(e)の領域520〜522のように、人物の顔領域を写真から解析し、顔の領域がキャプチャ領域505に含まれるように画像を拡大表示するように構成してもよい。ここでは写真を解析して人物の顔領域を検出する例を説明したが、写真ファイルに含まれるメタデータを読み取り、同様の制御を行うように構成してもよい。このように、人物の顔等のユーザが注目したい領域をキャプチャ領域505に拡大して表示することによって、プロジェクタ200の大画面でユーザが注目したい領域を中心に写真を閲覧することが可能となる。
次に、図4Cを参照して、ドキュメント表示処理に関して説明する。S423〜S426は、写真表示処理のS412〜S415と同様の処理である。
ただし、ドキュメント表示処理では、S423において、CPU101は、図7(a)に示すようにドキュメント一覧をファイルリストの形式で表示部105の表示オブジェクト領域511に表示する。CPU101は、ドキュメントの一覧を、キャプチャ領域505、及び、非キャプチャ領域506に表示する。ドキュメントは、コンテンツの一例である。ドキュメント一覧は、表示部105に表示する表示オブジェクトの一例である。また、ドキュメント一覧は、コンテンツのリストの一例である。
また、S426において、CPU101は、操作部107を介したスクロール操作に対応するように、表示部105の表示オブジェクト領域511に表示されたドキュメント一覧をスクロールさせて、表示部105の画像を更新する。例えば、図7(a)の状態で、ユーザが上にスクロールさせる操作を行うと、表示部105は、図7(b)の状態になる。
ただし、ドキュメント表示処理では、S423において、CPU101は、図7(a)に示すようにドキュメント一覧をファイルリストの形式で表示部105の表示オブジェクト領域511に表示する。CPU101は、ドキュメントの一覧を、キャプチャ領域505、及び、非キャプチャ領域506に表示する。ドキュメントは、コンテンツの一例である。ドキュメント一覧は、表示部105に表示する表示オブジェクトの一例である。また、ドキュメント一覧は、コンテンツのリストの一例である。
また、S426において、CPU101は、操作部107を介したスクロール操作に対応するように、表示部105の表示オブジェクト領域511に表示されたドキュメント一覧をスクロールさせて、表示部105の画像を更新する。例えば、図7(a)の状態で、ユーザが上にスクロールさせる操作を行うと、表示部105は、図7(b)の状態になる。
図7(a)、(b)の何れの状態でも、ユーザが投影開始/停止ボタン504を選択すると、CPU101は、次の処理を行う。すなわち、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてユーザの操作を検知し、キャプチャ領域505の範囲の画像データにJPEG符号化を施して、JPEG符号化を施した画像データを、無線通信部108を介して、プロジェクタ200に送信する。プロジェクタ200は、タブレット100から画像データを受信して投影する。こうして、プロジェクタ200では、図7(a)、(b)に太枠で示すキャプチャ領域505の範囲の画像が表示される。
S424において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてドキュメント一覧のうちの何れか一つのドキュメントが選択される操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、一つのドキュメントが選択される操作が行われたと判定したとき処理をS427に進め、一つのドキュメントが選択される操作が行われていないと判定したとき処理をS425に進める。
S424において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてドキュメント一覧のうちの何れか一つのドキュメントが選択される操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、一つのドキュメントが選択される操作が行われたと判定したとき処理をS427に進め、一つのドキュメントが選択される操作が行われていないと判定したとき処理をS425に進める。
S427において、CPU101は、選択されたドキュメントファイルをROM104又はその他の記憶媒体から読み取り、VRAM103にドキュメントの描画データを書き込んで表示する。ドキュメントファイルは、表示部105に表示する表示オブジェクトの一例である。
図7(c)に、選択されたドキュメントが表示部105に表示された状態の例を示す。CPU101は、ドキュメントを、表示オブジェクト領域511の左右にフィットさせる形で表示する。ドキュメントは複数ページから構成されるため、縦長であることが一般的である。したがってドキュメントを左右にフィットさせて表示することにより、ドキュメントはキャプチャ領域505及び非キャプチャ領域506に跨がって表示される。タブレット100を操作するユーザは図7(c)の画面を確認することで、プロジェクタ200に投影されていない非キャプチャ領域506の表示を事前に確認することが可能となる。
図7(c)に、選択されたドキュメントが表示部105に表示された状態の例を示す。CPU101は、ドキュメントを、表示オブジェクト領域511の左右にフィットさせる形で表示する。ドキュメントは複数ページから構成されるため、縦長であることが一般的である。したがってドキュメントを左右にフィットさせて表示することにより、ドキュメントはキャプチャ領域505及び非キャプチャ領域506に跨がって表示される。タブレット100を操作するユーザは図7(c)の画面を確認することで、プロジェクタ200に投影されていない非キャプチャ領域506の表示を事前に確認することが可能となる。
S428において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてユーザが一覧表示に戻る指示を行ったか否かを判定する。より具体的には、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて図7(c)に示す一覧表示ボタン508が選択されたか否かを判定する。CPU101は、一覧表示ボタン508が選択されたと判定したとき処理をS423に戻し、一覧表示ボタン508が選択されていないと判定したとき処理をS429に進める。
S429において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてスクロール操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、スクロール操作が行われたと判定したとき処理をS432に進め、スクロール操作が行われていないと判定したとき処理をS430に進める。
S429において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてスクロール操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、スクロール操作が行われたと判定したとき処理をS432に進め、スクロール操作が行われていないと判定したとき処理をS430に進める。
S430において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて表示部105に表示されているドキュメントを拡大する操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、ドキュメントを拡大する操作が行われたと判定したとき処理をS432に進め、ドキュメントを拡大する操作が行われていないと判定したとき処理をS431に進める。
S431において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて表示部105に表示されているドキュメントを縮小する操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、ドキュメントを縮小する操作が行われたと判定したとき処理をS432に進め、ドキュメントを縮小する操作が行われていないと判定したとき処理をS428に戻す。
S431において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて表示部105に表示されているドキュメントを縮小する操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、ドキュメントを縮小する操作が行われたと判定したとき処理をS432に進め、ドキュメントを縮小する操作が行われていないと判定したとき処理をS428に戻す。
S432において、CPU101は、S429からS431までの判定の対象となった操作に基づいて、S429からS431までの判定の対象となった操作に対応するように、表示部105におけるドキュメントの表示を変更する。その後、CPU101は、処理をS428に戻す。
図7(d)は、図7(c)の状態でユーザがスクロール操作を行ったときの表示部105の状態の一例である。ユーザがスクロール操作を行った場合、CPU101は、図7(d)に示すように、キャプチャ領域505、及び、非キャプチャ領域506を使用して、スクロール後のドキュメントを表示する。
図7(e)は、図7(c)の状態でユーザが拡大操作を行ったときの表示部105の状態の一例である。ユーザが拡大操作を行った場合、CPU101は、図7(e)に示すように、キャプチャ領域505、及び、非キャプチャ領域506を使用して、拡大後のドキュメントを表示する。
図7(d)は、図7(c)の状態でユーザがスクロール操作を行ったときの表示部105の状態の一例である。ユーザがスクロール操作を行った場合、CPU101は、図7(d)に示すように、キャプチャ領域505、及び、非キャプチャ領域506を使用して、スクロール後のドキュメントを表示する。
図7(e)は、図7(c)の状態でユーザが拡大操作を行ったときの表示部105の状態の一例である。ユーザが拡大操作を行った場合、CPU101は、図7(e)に示すように、キャプチャ領域505、及び、非キャプチャ領域506を使用して、拡大後のドキュメントを表示する。
本実施形態では、S427でドキュメントファイルを表示する際に、非キャプチャ領域506も使用してドキュメントを表示する例を説明した。これは、ドキュメントファイルが複数ページに跨がる縦長画像であるケースが多いこと、一般的にドキュメントはスクロールしながら閲覧するケースが多いため、ページの一部のみをスクロールしながら表示しても不都合は少ないことによる。しかし、発表資料のように、明確にスライドが分かれており、1枚ごとにページ全体を表示した方がよいファイルに関しては、写真を表示する際と同様の処理を行ってもよい。すなわち、CPU101は、図6(c)と同様に、キャプチャ領域505に、ドキュメントの1ページの全体が収まるように制御してもよい。
このように、CPU101がファイルの種類に応じて表示処理を切り替えることによって、タブレット100を操作するユーザと、プロジェクタ200を閲覧するユーザの両方にとって好適な表示を行うことが可能となる。
このように、CPU101がファイルの種類に応じて表示処理を切り替えることによって、タブレット100を操作するユーザと、プロジェクタ200を閲覧するユーザの両方にとって好適な表示を行うことが可能となる。
次に、図4Dを参照して、Web表示処理に関して説明する。
S433において、CPU101は、無線通信部108を介して、予め指定されているURLから、HTMLデータや画像データ等のWeb画面の表示に必要なデータを受信する。そして、CPU101は、受信したデータに基づいて、Web画面のデータをVRAM103に書き込んで、表示部105にWeb画面を表示する。Web画面は、表示部105に表示する表示オブジェクトの一例である。
図8に、表示部105にWeb画面が表示された状態の例を示す。Web画面は、表示オブジェクト領域511に表示される。そして、Web画面は、キャプチャ領域505と非キャプチャ領域506を用いて表示される。Web画面の操作オブジェクトである進むボタン512、戻るボタン513、アドレスバー514、及び、更新ボタン515は、非キャプチャ領域506に配置される。このように非キャプチャ領域506に各種ボタンやアドレスバー514を表示することによって、タブレット100の表示領域を有効に使用することが可能となる。
S433において、CPU101は、無線通信部108を介して、予め指定されているURLから、HTMLデータや画像データ等のWeb画面の表示に必要なデータを受信する。そして、CPU101は、受信したデータに基づいて、Web画面のデータをVRAM103に書き込んで、表示部105にWeb画面を表示する。Web画面は、表示部105に表示する表示オブジェクトの一例である。
図8に、表示部105にWeb画面が表示された状態の例を示す。Web画面は、表示オブジェクト領域511に表示される。そして、Web画面は、キャプチャ領域505と非キャプチャ領域506を用いて表示される。Web画面の操作オブジェクトである進むボタン512、戻るボタン513、アドレスバー514、及び、更新ボタン515は、非キャプチャ領域506に配置される。このように非キャプチャ領域506に各種ボタンやアドレスバー514を表示することによって、タブレット100の表示領域を有効に使用することが可能となる。
S434において、CPU101は、アドレスバー514に入力されているURLが更新されているか否かを判定する。CPU101は、アドレスバー514に入力されているURLが更新されていると判定したとき処理をS435に進め、アドレスバー514に入力されているURLが更新されていないと判定したとき処理をS436に進める。
S435において、CPU101は、無線通信部108を介して、更新されたURLから、Web画面の表示に必要なデータを受信する。そして、CPU101は、受信したデータに基づいて、Web画面のデータをVRAM103に書き込んで、表示部105にWeb画面を表示して、Web画面を更新する。
S435において、CPU101は、無線通信部108を介して、更新されたURLから、Web画面の表示に必要なデータを受信する。そして、CPU101は、受信したデータに基づいて、Web画面のデータをVRAM103に書き込んで、表示部105にWeb画面を表示して、Web画面を更新する。
S436において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいてスクロール操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、スクロール操作が行われたと判定したとき処理をS440に進め、スクロール操作が行われていないと判定したとき処理をS437に進める。
S437において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて表示部105に表示されているWeb画面を拡大する操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、Web画面を拡大する操作が行われたと判定したとき処理をS440に進め、Web画面を拡大する操作が行われていないと判定したとき処理をS438に進める。
S437において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて表示部105に表示されているWeb画面を拡大する操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、Web画面を拡大する操作が行われたと判定したとき処理をS440に進め、Web画面を拡大する操作が行われていないと判定したとき処理をS438に進める。
S438において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて表示部105に表示されているWeb画面を縮小する操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、Web画面を縮小する操作が行われたと判定したとき処理をS440に進め、Web画面を縮小する操作が行われていないと判定したとき処理をS439に進める。
S439において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて進むボタン512、戻るボタン513、及び、更新ボタン515の何れかが選択されたか否かを判定する。CPU101は、進むボタン512、戻るボタン513、及び、更新ボタン515の何れかが選択されたと判定したとき処理をS440に進め、何れも選択されていないと判定したとき処理をS434に戻す。
S439において、CPU101は、操作部107からの情報に基づいて進むボタン512、戻るボタン513、及び、更新ボタン515の何れかが選択されたか否かを判定する。CPU101は、進むボタン512、戻るボタン513、及び、更新ボタン515の何れかが選択されたと判定したとき処理をS440に進め、何れも選択されていないと判定したとき処理をS434に戻す。
S440において、CPU101は、S436からS439までの判定の対象となった操作に基づいて、S436からS439までの判定の対象となった操作に対応するように、表示部105におけるWeb画面の表示を変更する。その後、CPU101は、処理をS434に戻す。
S412、S416、S423、S427、S433、及び、S435において、CPU101が、写真一覧、写真、ドキュメント一覧、ドキュメント、及び、Web画面を表示部105に表示する処理は、表示制御処理の例である。表示制御処理は、表示部105に表示する表示オブジェクトの属性と表示部105のキャプチャ領域505のサイズとに基づいて、表示部105における表示オブジェクトのサイズを制御して表示オブジェクトを表示部105に表示する処理である。
S412、S416、S423、S427、S433、及び、S435において、CPU101が、写真一覧、写真、ドキュメント一覧、ドキュメント、及び、Web画面を表示部105に表示する処理は、表示制御処理の例である。表示制御処理は、表示部105に表示する表示オブジェクトの属性と表示部105のキャプチャ領域505のサイズとに基づいて、表示部105における表示オブジェクトのサイズを制御して表示オブジェクトを表示部105に表示する処理である。
また、ユーザが投影開始/停止ボタン504を選択したときに、CPU101が行う、キャプチャ領域505の範囲の画像データにJPEG符号化を施して、プロジェクタ200に送信する処理は、送信処理の一例である。送信処理は、キャプチャ領域505に表示された少なくとも表示オブジェクトの一部を含む画像に基づくデータをプロジェクタ200に送信する処理である。
また、写真、ドキュメント、Web画面、写真一覧、及び、ドキュメント一覧等の表示オブジェクトの属性には、種類や上記のメタデータが含まれる。表示オブジェクトの種類には、写真、ドキュメント、Web画面、写真一覧、及び、ドキュメント一覧等がある。
表示オブジェクトの種類が写真であることは、第1条件を満たすことの一例である。また、表示オブジェクトの種類がWeb画面、写真一覧、及び、ドキュメント一覧の何れかであることは、第2条件を満たすことの一例である。
また、写真、ドキュメント、Web画面、写真一覧、及び、ドキュメント一覧等の表示オブジェクトの属性には、種類や上記のメタデータが含まれる。表示オブジェクトの種類には、写真、ドキュメント、Web画面、写真一覧、及び、ドキュメント一覧等がある。
表示オブジェクトの種類が写真であることは、第1条件を満たすことの一例である。また、表示オブジェクトの種類がWeb画面、写真一覧、及び、ドキュメント一覧の何れかであることは、第2条件を満たすことの一例である。
以上説明したように、タブレット100は、表示部105に表示する表示オブジェクトの属性と表示部105のキャプチャ領域505のサイズとに基づいて、表示部105における表示オブジェクトのサイズを制御する。そして、タブレット100は、キャプチャ領域505に表示された画像に基づくデータをプロジェクタ200に送信する。キャプチャ領域505に表示された画像は、表示オブジェクトの一部を含む。
よって、ユーザが特別な操作を行うことなく、キャプチャ領域505に対して表示オブジェクトのサイズが定まる。したがって、簡易に好適な画像をキャプチャできる。
また、プロジェクタ200は、タブレット100がキャプチャした画像を投影して表示する。したがって、タブレット100とプロジェクタ200の両方の表示領域を有効に使用して、好適な画像を表示することができる。
よって、ユーザが特別な操作を行うことなく、キャプチャ領域505に対して表示オブジェクトのサイズが定まる。したがって、簡易に好適な画像をキャプチャできる。
また、プロジェクタ200は、タブレット100がキャプチャした画像を投影して表示する。したがって、タブレット100とプロジェクタ200の両方の表示領域を有効に使用して、好適な画像を表示することができる。
また、タブレット100は、プロジェクタ200から受信したプロジェクタ200の解像度に基づいて、キャプチャ領域505のサイズを決定する。よって、タブレット100は、プロジェクタ200での表示に適した画像をキャプチャできる。したがって、タブレット100とプロジェクタ200の両方の表示領域を有効に使用して、好適な画像を表示することができる。
また、タブレット100は、プロジェクタ200から受信したプロジェクタ200の解像度と表示オブジェクト領域511のサイズとに基づいて、キャプチャ領域505のサイズを決定する。したがって、タブレット100は、表示部105に適切なサイズのキャプチャ領域505を設定できる。
また、タブレット100は、プロジェクタ200から受信したプロジェクタ200の解像度と表示オブジェクト領域511のサイズとに基づいて、キャプチャ領域505のサイズを決定する。したがって、タブレット100は、表示部105に適切なサイズのキャプチャ領域505を設定できる。
また、タブレット100は、表示オブジェクトの属性が予め定められた第1条件を満たすとき、表示オブジェクトがキャプチャ領域505に含まれるように表示する。例えば、タブレット100は、写真については、キャプチャ領域505に含まれるように表示する。また、タブレット100は、表示オブジェクトの属性が予め定められた第2条件を満たすとき、表示オブジェクトがキャプチャ領域505と非キャプチャ領域506とに含まれるように表示する。例えば、タブレット100は、写真一覧については、キャプチャ領域505と非キャプチャ領域506とに含まれるように表示する。したがって、タブレット100は、表示オブジェクトの属性に応じた好適な画像をキャプチャできる。そして、タブレット100とプロジェクタ200の両方の表示領域を有効に使用して、好適な画像を表示することができる。
また、タブレット100は、キャプチャ領域505と非キャプチャ領域506とを識別可能に表示する。したがって、ユーザは、プロジェクタ200が表示する画像を見ることなく、プロジェクタ200で表示される画像を認識できる。
また、タブレット100は、キャプチャ領域505と非キャプチャ領域506とを識別可能に表示する。したがって、ユーザは、プロジェクタ200が表示する画像を見ることなく、プロジェクタ200で表示される画像を認識できる。
CPU101は、写真等の表示オブジェクトのアスペクト比が、キャプチャ領域505のアスペクト比に基づいて定まるアスペクト比の範囲に含まれるとき、次のように処理を行ってもよい。すなわち、CPU101は、キャプチャ領域505に含まれるように、写真等の表示オブジェクトのサイズを制御して表示オブジェクトを表示部105に表示してもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 タブレット、101 CPU、105 表示部、200 プロジェクタ
Claims (18)
- 表示部を有する情報処理装置であって、
前記表示部に表示する表示オブジェクトの属性と前記表示部のキャプチャ領域のサイズとに基づいて、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する表示制御手段と、
前記キャプチャ領域に表示された少なくとも前記表示オブジェクトの一部を含む画像に基づくデータを外部装置に送信する送信手段と、
を有する情報処理装置。 - 前記外部装置の解像度を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記外部装置の解像度に基づいて、前記キャプチャ領域のサイズを決定する決定手段と、
を更に有し、
前記表示制御手段は、前記表示オブジェクトの属性と前記決定手段によって決定された前記キャプチャ領域のサイズとに基づいて、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して、前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する請求項1記載の情報処理装置。 - 前記決定手段は、前記受信手段によって受信された前記外部装置の解像度と前記表示部に定められた前記表示オブジェクトの表示用の領域のサイズとに基づいて、前記キャプチャ領域のサイズを決定する請求項2記載の情報処理装置。
- 前記表示オブジェクトの表示用の領域は、前記表示部における操作オブジェクトの表示用の領域を除いた領域である請求項3記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記表示オブジェクトの属性が予め定められた第1条件を満たすとき、前記表示オブジェクトが前記キャプチャ領域に含まれるように、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する請求項1乃至4何れか1項記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記表示オブジェクトの属性が予め定められた第2条件を満たすとき、前記表示オブジェクトが前記キャプチャ領域と前記キャプチャ領域に隣接する領域とに含まれるように、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する請求項1乃至5何れか1項記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記表示オブジェクトを拡大する操作を受け付けたとき、前記表示オブジェクトが前記キャプチャ領域と前記キャプチャ領域に隣接する領域とに含まれるように、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する請求項1乃至6何れか1項記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記キャプチャ領域と前記キャプチャ領域に隣接する領域とを識別可能に表示する請求項1乃至7何れか1項記載の情報処理装置。
- 前記表示オブジェクトに基づいて、前記表示オブジェクトの属性であるメタデータを取得する取得手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記取得手段によって取得された前記メタデータと前記キャプチャ領域のサイズとに基づいて、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する請求項1乃至8何れか1項記載の情報処理装置。 - 前記メタデータは、前記表示オブジェクトに含まれる顔の情報であり、
前記表示制御手段は、前記表示オブジェクトに含まれる顔が前記キャプチャ領域に含まれるように、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する請求項9記載の情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記表示オブジェクトの属性である前記表示オブジェクトの種類が予め定められたものであるとき、前記表示オブジェクトが前記キャプチャ領域に含まれるように、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する請求項1乃至10何れか1項記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記表示オブジェクトの属性である前記表示オブジェクトの種類が写真であるとき、前記表示オブジェクトが前記キャプチャ領域に含まれるように、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する請求項1乃至11何れか1項記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記表示オブジェクトの属性である前記表示オブジェクトの種類がコンテンツのリストのとき、前記表示オブジェクトが前記キャプチャ領域と前記キャプチャ領域に隣接する領域とに含まれるように、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する請求項1乃至12何れか1項記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記表示オブジェクトの属性である前記表示オブジェクトの種類がWeb画面のとき、前記表示オブジェクトが前記キャプチャ領域と前記キャプチャ領域に隣接する領域とに含まれるように、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する請求項1乃至13何れか1項記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記表示オブジェクトの属性である前記表示オブジェクトのアスペクト比が、前記キャプチャ領域のアスペクト比に基づいて定まるアスペクト比の範囲に含まれるとき、前記表示オブジェクトが前記キャプチャ領域に含まれるように、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する請求項1乃至14何れか1項記載の情報処理装置。
- 表示部を有する情報処理装置と、表示制御装置と、を有する情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記表示部に表示する表示オブジェクトの属性と前記表示部のキャプチャ領域のサイズとに基づいて、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する第1表示制御手段と、
前記キャプチャ領域に表示された少なくとも前記表示オブジェクトの一部を含む画像に基づくデータを前記表示制御装置に送信する送信手段と、
を有し、
前記表示制御装置は、
前記情報処理装置から受信した前記データに基づいて画像を表示する第2表示制御手段を有する情報処理システム。 - 表示部を有する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記表示部に表示する表示オブジェクトの属性と前記表示部のキャプチャ領域のサイズとに基づいて、前記表示部における前記表示オブジェクトのサイズを制御して前記表示オブジェクトを前記表示部に表示する表示制御ステップと、
前記キャプチャ領域に表示された少なくとも前記表示オブジェクトの一部を含む画像に基づくデータを外部装置に送信する送信ステップと、
を有する情報処理方法。 - コンピュータを、請求項1乃至15何れか1項記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017134595A JP2019015905A (ja) | 2017-07-10 | 2017-07-10 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017134595A JP2019015905A (ja) | 2017-07-10 | 2017-07-10 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019015905A true JP2019015905A (ja) | 2019-01-31 |
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ID=65356502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017134595A Pending JP2019015905A (ja) | 2017-07-10 | 2017-07-10 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム |
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-
2017
- 2017-07-10 JP JP2017134595A patent/JP2019015905A/ja active Pending
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