JP2019015424A - 消音ユニットおよびこれを製造する方法 - Google Patents

消音ユニットおよびこれを製造する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019015424A
JP2019015424A JP2017131194A JP2017131194A JP2019015424A JP 2019015424 A JP2019015424 A JP 2019015424A JP 2017131194 A JP2017131194 A JP 2017131194A JP 2017131194 A JP2017131194 A JP 2017131194A JP 2019015424 A JP2019015424 A JP 2019015424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
adhesive
side plate
concave portion
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017131194A
Other languages
English (en)
Inventor
道昭 松田
Michiaki Matsuda
道昭 松田
冬季 大垣
Fuyutoshi Ogaki
冬季 大垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2017131194A priority Critical patent/JP2019015424A/ja
Publication of JP2019015424A publication Critical patent/JP2019015424A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Duct Arrangements (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

【課題】簡易な方法及び短時間で製造でき、且つ、減音性能に優れた消音ユニットを提供すること。【解決手段】内部に気流流路を有する消音ユニットであって、気流流路の外側で吸音材を収容する、消音ユニットの外部及び気流流路に対して仕切られた空間を形成する枠体を備え、枠体は、隣接する2つの部分が互いに重ね合わされた重合部を含み、重合部は、互いに対向して配置される2つの表面のうち少なくとも一方に形成された凹部を含んでおり、凹部に接着剤が配置される、消音ユニット。【選択図】図1

Description

本発明は、消音ユニットに関し、特に、換気設備で使用される消音ユニットに関する。また、本発明は、消音ユニットを製造する方法に関する。
換気設備では、換気ファンで発生する騒音または建造物内部の騒音が屋外に放射されることを抑止するため、風路に消音器が配置される場合がある。消音器は、換気設備で扱う風量や要求される減音性能に合わせて設計される。換気設備ごとに設計される単一の消音器(以下、消音ユニット)を提供することができる。また、複数の消音ユニットを組み合わせることにより設計される消音装置(換言すれば、組立型消音器)を提供することもできる。
組立型消音器では、組み合わせる消音ユニットの数を増減することにより、扱う風量に適合した消音器を提供することができる。しかし、例えば道路トンネルに設置されるような大風量の換気設備に組立型消音器を適用した場合、多くの消音ユニットが必要になる。多くの消音ユニットを工場で製造することには多くの時間を要する。
通常の常温空気を扱う換気設備で使用される消音ユニットは、一例として、内部に気流流路を有する筒状の側板と、側板の内側で側板の長さ方向に沿って配置される多孔板と、を備えており、側板と多孔板との間の空間に吸音材が配置される。消音ユニットは、さらに、側板の長さ方向両端に配置される端板を備える。端板は、側板の長さ方向両端で、吸音材が配置される空間を閉鎖する。気流流路の入口と出口は、端板により画定される。気流流路を通る空気が多孔板を通して吸音材に接触し、これにより、騒音が軽減される。
側板及び端板は、消音ユニットの外板を構成し、鋼板等の薄板により形成される。多孔板は、外板の内部に配置される内板を構成する。多孔板は、例えば、パンチングメタルで構成される非遮蔽部と、非遮蔽部の周囲で側板または端板に取り付けられる遮蔽部と、を含むことができる。このような消音ユニットには、気流流路の全体が内板と吸音材で囲まれるセル型消音ユニットや、気流流路の一部が外板のみで囲まれるスプリッタ型消音ユニット等がある。
従来、消音ユニットを製造する際、外板を構成する薄板どうしの接合または薄板と多孔板との接合は、リベット接合、スポット溶接、ビス止め、ハゼ折り等により行われている。一方、消音ユニットには、例えば、以下のような性能が要求される。
― 気流流路内の気流が外板を通して外部に漏れない。
― 気流流路以外から音が外部に漏れない。
― 音響加振による不要な振動から固体伝搬音を生じることがない。
― ダクトに接続して据え付けた場合に変形しない。
― 気流によって吸音材が飛散しない。
― 複数の消音ユニットが積み重ねられても変形しない。
これらの性能を満足させるためには、従来のリベット接合、スポット溶接、ビス止め、ハゼ折り等を消音ユニットの多くの箇所で行う必要がある。従って、消音ユニットの製造のための作業時間が長くなる。また、ハゼ折りには専用の加工機械が必要であり、専門の作業員が必要である。
さらに、上記の従来方法では、接合される部材同士を正確に位置合わせする必要があり
、位置決めのための手間が掛かる。
このように、従来の接合方法では、多くの工数及び作業時間が必要とされるので、消音ユニットの製造コストが高くなる。また、上記の従来方法では、薄板どうしまたは薄板と多孔板との間に微小な隙間が生じる。換言すれば、部材どうしを密着状態で接合することが困難であり、隙間が生じ易い。隙間が生じると、隙間から音漏れが生じるので、消音ユニットの減音性能が低下する。また、部材どうしが密着していないので振動しやすく、音響加振による振動から固体伝搬音が生じる。従って、消音ユニットの減音性能が低下する。
特許文献1及び特許文献2は、従来のリベット接合、スポット溶接、ビス止め、ハゼ折りとは異なる、消音器のための接合方法を記載している。特許文献1は、エアダクト用消音器を記載している。この消音器では、溶接接合により形成された、鋼板製の外郭及び複数の区画板によって消音部が形成されている。吸音材が、消音部の各区画の内面に接着剤で接合されている。また、音透過性を有し流体流路を画定する隔壁が、接着剤にて外郭及び区画板に接合されている。特許文献2は、吸音外筒と吸音内筒との間に吸音材を充填した消音器を記載している。吸音外筒と吸音内筒の開口端部を保護する保護板が、吸音外筒に接着剤により接合されている。
特開2000−74471号公報 実開昭58−34254号公報
本発明の一実施形態によれば、簡易な方法及び短時間で製造でき、且つ、減音性能に優れた消音ユニットを提供することができる。また、本発明の一実施形態によれば、簡易な方法及び短時間で製造でき、且つ、減音性能及び強度に優れた消音ユニットを提供することができる。
本発明の一実施形態によれば、内部に気流流路を有する消音ユニットであって、気流流路の外側で吸音材を収容する、消音ユニットの外部及び気流流路に対して仕切られた空間を形成する枠体を備え、枠体は、隣接する2つの部分が互いに重ね合わされた重合部を含み、重合部は、互いに対向して配置される2つの表面のうち少なくとも一方に形成された凹部を含んでおり、凹部に接着剤が配置される、消音ユニットを提供することができる。
本発明の一実施形態によれば、内部に気流流路を有する消音ユニットであって、気流流路の外側で吸音材を収容する、消音ユニットの外部及び気流流路に対して仕切られた空間を形成する枠体を備える、消音ユニットを製造する方法であって、枠体の隣接する2つの部分を少なくとも部分的に接合する工程を含み、接合する工程は、隣接する2つの部分のうち少なくとも一方の部分の表面に形成された凹部に、接着剤を配置する工程と、凹部を覆うように2つの部分を重ね合わせる工程と、を含む、方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態による消音ユニットの例を示す外観斜視図である。 図1の消音ユニットのA−A線における断面矢視図である。 図1の消音ユニットのB−B線における断面矢視図である。 消音ユニットの重合部を形成する凹部の一例を示す断面図である。 凹部の断面形状の他の例を示す図である。 凹部の断面形状の他の例を示す図である。 凹部の断面形状の他の例を示す図である。 接合面における凹部の配置の一例を示す図である。 凹部の配置の他の例を示す図である。 凹部の配置の他の例を示す図である。 凹部の配置の他の例を示す図である。 第1実施形態の消音ユニットの接合工程を説明する図である。 第1実施形態の消音ユニットの接合工程を説明する図である。 第1実施形態の第1変形例を説明する図である。 第1実施形態の第1変形例を説明する図である。 第1実施形態の第2変形例を説明する図である。 第1実施形態の第2変形例を説明する図である。 第1実施形態の第3変形例を説明する図である。 第1実施形態の第3変形例を説明する図である。 第1実施形態の第3変形例を説明する図である。 第1実施形態の第4変形例を説明する図である。 第1実施形態の第4変形例を説明する図である。 第1実施形態の第5変形例を説明する図である。 第1実施形態の第5変形例を説明する図である。 本発明の第2実施形態による消音ユニットを説明する図である。 本発明の第2実施形態による消音ユニットを説明する図である。 第2実施形態の変形例を説明する図である。 第2実施形態の変形例を説明する図である。 第2実施形態による消音ユニットの接合工程を説明する図である。 第2実施形態による消音ユニットの接合工程を説明する図である。 第2実施形態による消音ユニットの接合工程を説明する図である。 接合工程の他の例を示す図である。 本発明の第3実施形態による消音ユニットを説明する図である。 本発明の第3実施形態による消音ユニットを説明する図である。 本発明の第3実施形態による消音ユニットを説明する図である。 消音ユニットの他の例を示す外観斜視図である。 図16の消音ユニットのC−C線における断面矢視図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面とともに説明する。添付図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号が付され、各実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。
[第1実施形態]
以下、図1〜図11Bを参照して、本発明の第1実施形態を説明する。図1は、本発明の第1実施形態による消音ユニット100の例を示す外観斜視図である。図2は、図1の消音ユニット100のA−A線における断面矢視図である。図3は、図1の消音ユニット100のB−B線における断面矢視図である。
図1〜図3を参照して、消音ユニット100の全体概要を説明する。本例の消音ユニット100は、実質的に直方体の外形を有しており、内部に気流流路Pを有している。具体的には、消音ユニット100は、筒状の側板101と、筒状の側板101の内側で側板101の長さ方向に沿って配置される多孔板102と、側板101の長さ方向両端に配置さ
れる端板103と、を含む枠体(換言すれば、消音ユニット本体)を備える。図2及び図3に示すように、枠体は、気流流路Pの外側に吸音材104を収容する空間Sを画定している。空間Sは、消音ユニット100の外部及び気流流路Pに対して仕切られている。吸音材104は、側板101と多孔板102との間の空間Sに配置され、端板103は、側板101の長さ方向両端で空間Sを閉鎖する。多孔板102は、気流流路Pを通る空気を吸音材104に接触させるための微細な孔が形成された非遮蔽部102Aを有する。非遮蔽部102Aは、一例として、パンチングメタルまたは繊維を板状に成形した繊維板である。繊維板は、例えば、金属繊維を板状に成形したものである。非遮蔽部102Aの周囲には、多孔板102の他の部材への取付けを可能にするための取付け端部102Bが設けられている。尚、以下の説明では、側板101及び端板103を外板、多孔板102を内板と称する場合がある。側板101、多孔板102の取付け端部102B、及び端板103は、消音ユニット100の遮蔽部を形成する。遮蔽部は、多孔板102の非遮蔽部102Aと異なり、空間的な連通を完全に遮断することができる構造部である。遮蔽部は、一般的なアルミ板、亜鉛鋼板等で形成することができる。また、材料自体が遮蔽構造を有するものであれば、プラスチックを含め様々な材質を選択することが可能である。
図示の例では、側板101は、複数(図示の例では2つ)の側板部分101A、101Bを備えている。図3に示すように、側板部分101A、101Bは、全体に筒状の側板101を形成するように折り曲げられて、互いに接合される。しかし、筒状の側板101は、単一の板を折り曲げ、その対向する端部を接合することにより形成されてもよい。図示の側板101は、側板部分101A、101Bにおける、互いに隣接する端部が重ね合された重合部L1を含んでいる(図3参照)。また、図示の消音ユニット100は、4つの端板103を備えている。図1及び図2に示すように、側板101の長さ方向端部のそれぞれにおいて、2つの端板103が側板101と多孔板102(具体的には、取付け端部102B)との間に挿入されるように構成されている。各端板103は、側板101及び多孔板102に沿って消音ユニット100の内側に向けて延在する折り曲げ部(符号省略)を有している。また、本例の消音ユニット100は、2つの多孔板102を含む。2つの多孔板102の各々が、取付け端部102Bを介して側板101と端板103とに接合される。尚、本例の消音ユニット100は、図1に示すように気流流路Pの一部が外板(具体的には、側板101)のみで囲まれるスプリッタ型消音ユニットである。
側板101(または側板部分101A、101B)、多孔板102及び端板103を互いに接合することにより、消音ユニット100の枠体が形成される。第1実施形態では、枠体は、上記の重合部L1のような、隣接する2つの部分が互いに重ね合わされた重合部を含む。ここで「隣接する2つの部分」は、単一の部材の2つの部分であってもよいし、例えば、側板部分101A、101Bどうし、または側板101と多孔板102のような、互いに別個の2つの部材のそれぞれの部分であってもよい。後述するように、重合部は、互いに対向して配置される2つの表面のうち少なくとも一方に形成された凹部を含んでいる。2つの表面は、凹部に配置される接着剤(符号省略)を介して互いに接合されている。
図2は、側板101(具体的には、側板部分101A)と端板103との重合部L2、及び、端板103と多孔板102(具体的には、取付け端部102B)との重合部L3を示している。図示の例では、重合部L2において、互いに対向して配置される側板101の表面と端板103の表面のうち、端板103の表面に凹部12が形成されている。また、重合部L3において、互いに対向して配置される端板103の表面と多孔板102の表面のうち、端板103の表面に凹部13が形成されている。
図3は、側板部分101A、101Bどうしの重合部L1、及び側板101と多孔板102との重合部L4を示している。図示の例では、重合部L1において、互いに対向して
配置される側板部分101A、101Bの表面のうち、消音ユニット100の内側に配置される表面に凹部11が形成されている。また、重合部L4において、互いに対向して配置される側板101の表面と多孔板102の表面のうち、多孔板102の表面に凹部14が形成されている。
図1に凹部11〜14の位置が破線で示されている。しかし、凹部11〜14の具体的な配置及び数は、図示のものに限られない。
図4A〜図4Dは、凹部11〜14の断面形状の例を示している。尚、図4A〜図4Dでは、凹部に符号14を付しているが、これは本実施形態を限定するものではない。凹部11〜13もまた、図4A〜図4Dの断面形状を有することができるし、凹部11〜14は、その全てが同じ断面形状を有していなくてもよい。また、図示の例以外にも、加工性を考慮して様々な断面形状の凹部11〜14を形成することができる。図4Aは、半球面状の凹部11〜14の深さ方向の断面形状、すなわち、半円形の断面形状を示す。図4B〜図4Dは、凹部11〜14の断面形状の他の例を示す。図4Dに示すように、凹部は段部16を含んでもよい。凹部11〜14は、接着剤を受け入れる、接着剤の装填部として機能することができる。従って、凹部11〜14の内部容積を、必要とされる接着剤の量に応じて決めることができる。
図5A〜図5Dは、接合面に対する、凹部11〜14の配置の例を示す図である。尚、ここで「接合面」とは、凹部11〜14に配置される接着剤で少なくとも部分的に接合される平面を意味する。図5A〜図5Dでは、一例として、多孔板102に接合される側板部分101Aの表面(図3参照)に対する、凹部14の配置が示されている。凹部14は、多孔板102に形成されていることに留意されたい。図5Aでは、半球面状の凹部14に対応する実質的に円形の平面形状を有する凹部14が、点状に配置されている。しかし、凹部14は、図5B〜図5Dに示すような、一定の長さを有する細長い溝14aの形態を有していてもよい。図5Bは、溝14aが気流の方向(すなわち、側板101の長さ方向)に沿って延びる例を示す。また、互いに接合される2つの表面の相対位置に応じて、溝14aは、図5Cに示すように、気流の方向を横切る方向に延びていてもよい。また、図5Dに示すように、図5Bの溝14aと図5Cの溝14aを組み合わせた格子状の溝14bが形成されてもよい。また、図5Dの溝14bに図5Aの点状の凹部14を組み合わせてもよい。溝状の凹部14a、14bを形成する場合、接着剤が消音ユニット100の外部へ漏れ出るのを防止するため、溝14a、14bの長さ方向端部は閉じられていてよい。
第1実施形態では、重合部L1〜L4を形成する、互いに対向して配置される2つの表面(換言すれば、接合面)のうち一方のみに凹部11〜14が形成されている。他方の表面において、凹部11〜14に面して配置される部分は平坦である。2つの表面は、例えば、図6A及び図6Bに示すような工程で接合することができる。図6A及び図6Bでは、隣接する2つの部分330、331が、互いに対向して配置される2つの表面30、31を有している。2つの部分330、331は、側板101、多孔板102、端板103のうちのいずれか2つのそれぞれの部分、または、隣接する側板部分101A、101Bの端部であってよい。表面30、31が互いに重ね合されることにより、重合部L1〜L4が形成される。本例では、凹部32が、一方の表面30にのみ形成されており、他方の表面31における、凹部32に面して配置される部分は平坦である。図6Aに示すように、接着剤33が、重ね合わせ工程の前に凹部32に配置される。このとき、接着剤33は、その表面張力により凹部32から流れ出すことなく凹部32内に保持され得る。2つの表面30、31を重ね合わせた時に凹部32から漏れ出すのに十分な量の接着剤33を、凹部32に配置することができる。次に、図6Bに示すように、凹部32を覆うように表面30に表面31を重ね合わせる。これにより、凹部32内の接着剤33が押圧される。
接着剤33は、凹部32から漏れ出し、表面30、31の間で押し広げられる。接着剤33が硬化すると、表面30、31が互いに固定される。こうして、接着剤33により、表面30、31を密着状態で接合することができる。所望の接着面積を得るように、接着剤33の量が調整されてよい。尚、図6A及び図6Bの例では、表面30、31が図の上下方向(すなわち、接合面30、31に対して略垂直な方向)の相対移動により重ね合わされている。しかし、表面30、31は、接合面30、31に沿う方向(図の横方向)の摺動移動により重ね合わされてもよい。
このように、第1実施形態では、接着剤33を用いて、2つの表面30、31を密着状態で接合することができる。リベットやビス等の接合用の部材が不要であるので、従来技術と比べて、消音ユニット100の部品点数を少なくすることができる。また、消音ユニット100の組立工数及び組立時間を短縮することができる。また、凹部32に装填した接着剤33を押し広げることができるので、接着剤33を塗布する作業が不要である。また、2つの表面30、31を密着状態で接合することができるので、音漏れや固体伝搬音による減音性能の低下が生じない。
また、凹部32に接着剤33を装填することは、平坦な表面の間に接着剤を塗布する場合と比較して、以下のような効果を奏する。
1.例えば、図6Bに示すように、接着剤33が凹部32内で表面30と接触する分、接着剤33と表面30、31との間の接着面積を大きくすることができる。従って、接着力を大きくすることができる。
2.接着剤33を厚み方向(例えば、図6Bの上下方向)で見たときの接着剤33の断面積を大きくすることができる。従って、接着剤33が硬化した後の接合面に沿う方向(例えば、図6Bの左右方向)における接合部の強度を大きくすることができる。
3.接合面に沿う方向に対して凹部32内の接着剤33がストッパーとして作用することができる。
尚、図示の例において、重合部L1〜L4を形成する側板101、多孔板102(取付け端部102B)、端板103、または、側板部分101A、101Bは、一般に、鋼板等の薄板である。凹部32は、このような薄板を、例えばプレス加工することにより形成することができる。この場合、図6A、図6Bの部分330のように、薄板は、凹部32の反対側に突出部を形成してよい。しかし、本実施形態では、接合される表面30に凹部32が形成されていればよいので、加工方法または板厚によっては、必ずしも図示のような突出部は形成されない。
次に、図7A〜図11Bを参照して、第1実施形態の変形例を説明する。
[第1変形例]
第1変形例を図7A及び図7Bに示す。第1変形例では、図6A及び図6Bに示す部分331が、凹部32内に開口する貫通孔34を含む。第1変形例では、図7Aに示すように2つの部分330、331を重ね合わせた後、図7Bに示すように凹部32に接着剤33が配置される。具体的には、貫通孔34を通じて適宜の手段(図示せず)により接着剤33を凹部32に注入または充填することができる。接着剤33が硬化することにより、表面30、31が互いに固定される。第1変形例では、部分330、331をいったん重ね合わせた後、接着剤33による接合の前に、部分330、331の位置の微調整を行うことができる。また、凹部32に、粘度の小さい液状の接着剤33を容易に配置することができる。
[第2変形例]
図8A及び図8Bは、第2変形例を示す。第2変形例では、第1変形例と同様に、部分
331が、凹部32内に開口する貫通孔34を含む。第2変形例は、さらに、貫通孔34に嵌合するように構成された蓋部材36を備える。図8Aは、2つの部分330、331を重ね合わせた後、貫通孔34を通じて接着剤33が凹部32に注入または充填された状態を示している。図8Aには、注入手段35の例も示されている。次に、図8Bに示すように、貫通孔34を蓋部材36で塞ぐことができる。図示の例では、蓋部材36は、凹部32に向けて延びる突状部または隆起部36aを含んでいる。蓋部材36を貫通孔34に嵌合させると、突状部36aによって凹部32内の接着剤33が押圧され、凹部32の内部が接着剤33で隙間なく満たされる。接着剤33が硬化すると、表面30、31が互いに接合される。また、硬化した接着剤33で、蓋部材36が固定される。
[第3変形例]
図9A〜図9Cは、第3変形例を示す。第3変形例では、凹部32に、例えば硬質または軟質の樹脂製、または金属製のカプセル状の容器40に収容された接着剤(カプセル入り接着剤)33が配置される。図9Aに示すように、凹部32は、互いに接合される表面30、31のうち一方の表面30にのみ形成されており、他方の表面31における、凹部32に面して配置される部分は平坦である。図9Bに示すように、容器40は、凹部32に配置されたとき、凹部32の開口から突出する寸法に形成されていてよい。これにより、2つの表面30、31を互いに重ね合わせたとき、容器40を2つの表面30、31の間で押圧し破壊することができる。図9Cに示すように、破壊された容器40から流れ出した接着剤33が、凹部32を満たすと共に2つの表面30、31の間で押し広げられる。このように、第3変形例では、カプセル状の容器40内に保持された接着剤33が凹部32に装填される。従って、重ね合わせ工程前に接着剤33が凹部32から流れ出すことがない。これにより、表面30、31の重ね合わせ又は位置決めのための作業が容易になる。また、所望の接着面積に応じて、凹部32の内部容積を大きく超える量の接着剤33を使用することができる。
[第4変形例]
図10A及び図10Bに示す第4変形例では、第3変形例の構成に加え、部分331が凹部32内に開口する貫通孔41を含む。これにより、図10Aに示すように、2つの部分330、331を重ね合わせた後、貫通孔41を通じてカプセル入り接着剤33を凹部32に配置することができる。従って、部分330、331をいったん重ね合わせた後、接着剤33による接合の前に、部分330、331の位置の微調整を行うことができる。第4変形例では、さらに、貫通孔41に嵌合するように構成され、突起部42aを有する蓋部材42が設けられる。突起部42aは、凹部32内でカプセル状の容器40を押圧または穿孔可能に構成されている。蓋部材42を貫通孔41に嵌合させると、突起部42aが容器40を押圧または穿孔し、容器40を破壊する。破壊された容器40から流れ出した接着剤33が凹部32を満たす。接着剤33が硬化すると、表面30、31が互いに接合される。また、蓋部材42が、硬化した接着剤33で固定される。
[第5変形例]
図11A及び図11Bに示す第5変形例は、カプセル入り接着剤33が、部分330、331を重ね合わせる前に、凹部32に配置されるように構成されている。部分331は、凹部32内に開口する貫通孔41を含む。第5変形例は、さらに、貫通孔41に嵌合するように構成された蓋部材42を備える。図11Aに示すように、凹部32にカプセル入り接着剤33を配置した後、2つの表面30、31を重ね合わせる。接着剤33はカプセル状容器40に収容されているので、重ね合わせ工程の後でも表面30、31の位置の微調整を容易に行うことができる。次に、蓋部材42を貫通孔41から凹部32に向けて挿入する。蓋部材42は、凹部32内で容器40を押圧または穿孔可能に構成された突起部42aを有している。蓋部材42を貫通孔41に嵌合すると、突起部42aにより容器40が破壊され、凹部32が接着剤33で満たされる。接着剤33が硬化すると、表面30
、31が互いに接合される。蓋部材42は、硬化した接着剤33によって固定される。
[第2実施形態]
図12A及び図12Bは、本発明の第2実施形態を示す。図12Aは、2つの部分660、661が重ね合された重合部を形成する、互いに対向して配置される2つの表面60、61を示している。2つの部分660、661は、消音ユニットの側板、多孔板、端板のうちのいずれか2つのそれぞれの部分、または、隣接する側板部分の端部であってよい。第2実施形態による消音ユニットは、重合部の構成を除いて第1実施形態のものと実質的に同様である。従って、第1実施形態と共通する構成については、詳しい説明を省略する。表面60、61が互いに重ね合されることにより、重合部が形成される。図示の例では、表面60、61のうち一方の表面60に凹部62が形成され、他方の表面61に凹部62に挿入可能な凸部65が形成されている。2つの表面60、61は、凹部62に配置された接着剤63を介して互いに接合される。具体的には、図12Bに示すように、2つの表面60、61が互いに重ね合されると、予め凹部62に配置された接着剤63が、凸部65によって押圧されて凹部62から漏れ出す。接着剤63は、2つの表面60、61の間で押し広げられる。接着剤63が硬化することにより、表面60、61が接合される。尚、図12A及び図12Bの例では、接合面60、61が図の上下方向(すなわち、接合面60、61に対して略垂直な方向)の相対移動により重ね合されている。しかし、接合面60、61は、接合面60、61に沿う方向(図の横方向)の摺動移動により重ね合されてもよい。
尚、重合部を形成する側板、多孔板(取付け端部)、端板、または、側板部分は、一般に、鋼板等の薄板である。凹部62及び凸部65は、このような薄板を、例えばプレス加工することにより形成することができる。この場合、図12A、図12Bの部分660、661のように、薄板は、凹部62の反対側に突出部を、凸部65の反対側に窪みを形成してよい。しかし、本実施形態では、接合される表面60、61にそれぞれ凹部62と凸部65が形成されていればよいので、加工方法または板厚によっては、必ずしも図示のような突出部または窪みは形成されない。
また、図13A及び図13Bに示す変形例では、凸部65が形成された表面61を有する部分661が、凹部62内に開口する貫通孔64を有することができる。これにより、図13Bに示すように、2つの表面60、61を重ね合わせた後に、貫通孔64を通じて適宜の手段(図示せず)により接着剤63を凹部62に注入または充填することができる。従って、2つの部分660、661をいったん重ね合わせた後、接着剤63による接合の前に、部分660、661の位置の微調整を行うことができる。また、凹部62に、粘度の小さい液状の接着剤63を使用することができる。
このように、第2実施形態では、接着剤63を用いて、2つの表面60、61を密着状態で接合することができる。リベットやビス等の接合用の部材が不要であるので、従来技術と比べて、消音ユニットの部品点数を少なくすることができる。また、消音ユニットの組立工数及び組立時間を短縮することができる。また、凹部62に装填した接着剤63を押し広げることができるので、接着剤63を塗布する作業が不要である。また、2つの表面60、61を密着状態で接合することができるので、音漏れや固体伝搬音による減音性能の低下が生じない。
また、第2実施形態では、凹部62と、凹部62に挿入可能な凸部65との組み合わせを使用する。凹部62と凸部65は、接合面60、61を位置合わせする際の目印として機能することができるので、接合面60、61の位置合わせが容易になる。また、凹部62と凸部65が係合することにより、特に、接合面60、61に沿う方向の外力に対して優れた強度を提供することができる。
尚、凸部65が凹部62に挿入可能である限り、凸部65の形状は特に限られない。例えば、半球面状の凹部62に対して、円錐状の凸部65が形成されてもよい。
次に、図14A〜図14Cを参照して、第2実施形態の消音ユニット200の接合工程の一例を示す。例えばスプリッタ型消音ユニット200では、図14Aに示すように、2つの多孔板202が側板201との重合部L5、L6を形成することができる。重合部L5は、図4Aに示すような半球面状の凹部214及び凹部214に挿入可能な凸部216を含むことができる。また、重合部L6は、図4Aに示すような半球面状の凹部215及び凹部215に挿入可能な凸部217を含むことができる。凹部214、215は、多孔板202の非遮蔽部202Aを囲む取付け端部202Bに形成されている。凸部216、217は、側板201に形成されている。尚、第1実施形態と異なり、図示の消音ユニット200の筒状の側板201は重合部を有していないが、これは、本実施形態を限定するものではない。側板201は、第1実施形態と同様に、重合部を形成する複数の側板部分から形成されていてよい。
接合工程では、例えば図14Bに示すように、多孔板202と側板201とを互いに長さ方向に摺動させることができる。図14Bは、一例として、図14Aの左側に示す多孔板202を側板201に挿入する工程を示している。凹部214には、予め、図9A〜図9Cに関して説明したような、カプセル状の容器に入った接着剤(図示せず)を配置しておくことができる。そして、図14Bに示すように、多孔板202を筒状の側板201に挿入し、前方に移動させていく。所定の位置に達すると、凹部214に凸部216が嵌合する。凹部214に凸部216が嵌入すると、凹部214内の容器が破壊され、容器内の接着剤によって多孔板202と側板201が接合される。しかし、接着剤は、予め容器に収容されることなく、凹部214に配置されてもよい。
尚、側板201及び/または多孔板202は撓むことができる程度の硬度を有する。嵌合前には側板201の凸部216に押されて非遮蔽部202Aが撓み、多孔板202が全体的に変形するが、嵌合すると、元の形状に復元し、所定の形状寸法になる。
図14B及び図14Cに示すように、第2実施形態では、複数(本例では2つ)の凹部214が、多孔板202の長さ方向に整列して形成されてよい。換言すれば、複数の凹部214は、摺動方向に沿って同一直線上に配置されてよい。しかし、図14Dに示すように、凹部214は、摺動方向に対して互い違いに配置されてもよい。図14Dは、図14Aの側板201の上面または下面に対する、多孔板202の凹部214、215の配置を示している。一方の多孔板202(図14Aの左側)に形成される凹部214の位置は、摺動方向(または側板201の長さ方向)に対して互い違いに配置されている(換言すれば、同一直線上に位置しないように、摺動方向に対して横方向に互いにずれている)。他方の多孔板202(図14Aの右側)に形成される2つの凹部215の位置もまた、摺動方向に対して互い違いに配置されている。
第2実施形態では、凹部214に凸部216が嵌入し、凹部215に凸部217が嵌入するように構成されている。例えば凹部214と凸部216の複数の組が摺動方向に整列して配置されていると、摺動方向の前方に位置する凹部214と、摺動方向の後方に位置する凸部216とが嵌合し、接着剤で接合されてしまう可能性がある。図14Dのような互い違いの配置によって、凹部214、215と凸部216、217との望ましくない干渉を防止することができ、凹部214、215と凸部216、217を正しい組み合わせで嵌合させることができる。
[第3実施形態]
図15A〜図15Cに、本発明の第3実施形態を示す。図15Aは、2つの部分770、771が重ね合された重合部を形成する、互いに対向して配置される2つの表面70、71を示している。2つの部分770、771は、消音ユニットの側板、多孔板、端板のうちのいずれか2つのそれぞれの部分、または、隣接する側板部分の端部であってよい。第3実施形態による消音ユニットは、重合部の構成を除いて第1実施形態のものと実質的に同様である。従って、第1実施形態と共通する構成については、詳しい説明を省略する。表面70、71が互いに重ね合されることにより、重合部が形成される。第3実施形態では、表面70、71のうち一方の表面70に凹部72が形成され、他方の表面71に凹部77が形成されている。凹部72と凹部77は、それぞれの開口が、少なくとも部分的に互いに対向する向きで配置されるように構成される。2つの表面70、71は、対向する凹部72及び凹部77内に配置される接着剤を介して互いに接合されるように構成されている。
図15B及び図15Cは、第3実施形態の消音ユニットの接合方法の一例を示している。この例では、図15Bに示すように、一方の凹部72にカプセル状容器80に入った接着剤73が配置される。重ね合わせ工程において容器80を破壊することができるように、容器80は、凹部72及び凹部77の深さ方向の合計寸法を超えるように寸法決めされることができる。次に、図15Cに示すように、表面70、71を重ね合わせる。これにより、容器80が破壊される。破壊された容器80から流れ出した接着剤73が、凹部72及び凹部77を満たすと共に2つの表面70、71の間で押し広げられる。このように、第3実施形態では、カプセル状の容器80内に保持された接着剤73を予め凹部72に装填することができる。従って、重ね合わせ工程前に接着剤73が凹部72から流れ出すことがない。これにより、表面70、71の重ね合わせ又は位置決めのための作業が容易になる。また、所望の接着面積に応じて、凹部72及び凹部77の内部容積を大きく超える量の接着剤73を使用することができる。しかし、第3実施形態の消音ユニットの凹部72、73の構成及び接合方法は、上記したものに限られない。第1及び第2実施形態で説明した構成及び接合方法を、適宜、第3実施形態に適用することができる。例えば、接着剤73は、予め容器80に収容されることなく凹部72に配置されてもよい。また、部分770または部分771に、凹部72または凹部77に開口する貫通孔を形成し、重ね合わせ後に貫通孔を通して接着剤73が注入または充填されてもよい。
第1及び第2実施形態と同様に、第3実施形態では、接着剤73を用いて、2つの表面70、71を密着状態で接合することができる。リベットやビス等の接合用の部材が不要であるので、従来技術と比べて、消音ユニットの部品点数を少なくすることができる。また、消音ユニットの組立工数及び組立時間を短縮することができる。また、凹部72に装填した接着剤73を押し広げることができるので、接着剤73を塗布する作業が不要である。また、2つの表面70、71を密着状態で接合することができるので、音漏れや固体伝搬音による減音性能の低下が生じない。
[その他]
第1〜第3実施形態では、消音ユニットの例として、スプリッタ型消音ユニットを説明した。しかし、本発明の他の実施形態によれば、消音ユニットは、セル型消音ユニットでもよい。セル型消音ユニットは、気流流路の全体が多孔板と吸音材で囲まれる消音ユニットである。図16は、セル型消音ユニット900の外観斜視図であり、図17は、図16の消音ユニット900のC−C線における断面矢視図である。
図16に示すように、消音ユニット900は、内部に気流流路Pを有しており、側板部分901A、901Bにより形成される筒状の側板901と、筒状の側板901の内側で側板901の長さ方向に沿って配置される多孔板902と、側板901の長さ方向両端に配置される端板903と、を含む枠体(換言すれば、消音ユニット本体)を備える。多孔
板902は、非遮蔽部902Aと取り付け端部902Bを備える。図17に示すように、吸音材904が、側板901と多孔板902との間の空間Sに配置される。消音ユニット900は、2つの端板903を備えており、各端板903が、側板901の長さ方向両端の各々に配置されて空間Sを閉鎖する。本例のセル型消音ユニット900では、多孔板902は、側板901と平行に延びる単一の筒状部材の形態を有している。また、端板903は、側板901及び多孔板902の取付け端部902Bに沿って折り曲げられた短い筒状の側壁部を有している。側壁部は単一の筒状部ではなく、複数の部材で構成されていてもよい。その他の構成は、図1の消音ユニット100と実質的に同様であるので詳しい説明は省略する。
図17の断面矢視図に、消音ユニット900の重合部の例が示されている。図17の例では、側板部分901A、901Bどうしの重合部に凹部91が形成され、側板901と端板903との重合部に凹部92が形成され、端板903と多孔板902との重合部に凹部93が形成されている。図16には、凹部91〜93の位置が破線で示されている。しかし、凹部91〜93の配置、形状、及び数は、図示のものに限られない。また、凹部91〜93を含む重合部の構成及び重合部の接合方法に関して、第1〜第3実施形態を適宜適用することができる。
本発明の各実施形態において、凹部に配置される接着剤として各種の接着剤を使用することができるが、特に、耐熱性及び/または高粘度接着剤を使用することが好ましい。耐熱性接着剤は、消音ユニットを通る気流の温度が高い場合または外部から消音ユニットに高熱が伝わってくる場合に対応することができるので、好ましい。例えば、道路トンネル用換気設備の用途では、消音ユニットは、100℃までの周囲環境に耐え得ることが使用条件となっている。従って、100℃を超える耐熱温度、好ましくは、150℃以上の耐熱温度、さらに好ましくは、200℃以上の耐熱温度を有する接着剤を使用することができる。そのような耐熱性を有する接着剤の例として、シリコーン系接着剤、アクリル系接着剤、エポキシ系接着剤等が挙げられる。特に、エポキシ系接着剤及びアクリル系接着剤は、金属どうしの接着性に優れる点で好ましく使用することができる。
高粘度接着剤としては、好ましくは約50Pa・s以上、より好ましくは100Pa・s以上の粘度を有する接着剤を使用することができる。このような接着剤の例として、エポキシ系接着剤、アクリル系接着剤、シリコーン系接着剤等が挙げられる。第3実施形態のように、凹部と凹部の間に接着剤が配置される場合には、一方の表面の凹部に装填された接着剤は、他方の表面の凹部に接触するまで、その形状をある程度保持する必要がある。従って、100Pa・s以上の粘度を有する接着剤を使用することが好ましい。また、第1実施形態のように凹部と平面の間に接着剤が配置される場合には、約50Pa・s以上の粘度を有する接着剤を使用することが好ましい。しかし、接着剤がカプセル状容器に収容される場合には、接着剤は、必ずしも高粘度接着剤でなくてもよい。尚、本発明の実施形態において使用される接着剤の粘度は、JIS K 6833−1に規定する測定方法により、例えば、単一円筒形回転粘度計を用いて測定された値である。
所望の耐熱性及び高粘度を有する接着剤として、シリコーン系接着剤、アクリル系接着剤、エポキシ系接着剤等を、適宜配合して用いることができる。
尚、本発明の実施形態において、消音ユニットの全ての重合部が接着剤で接合される必要はない。接着剤による接合に加えて、従来のリベットまたは溶接等による接合が行われてもよい。また、接着剤は、凹部に装填されるだけでなく、凹部以外の箇所に塗布されてもよい。また、接合面どうしを位置決めするのに十分な時間をとるために、接着強度が徐々に高まる特性を有する接着剤を用いることができる。
以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、凹部に配置された接着剤を用いて接合面を密着状態で接合することができる。リベットやビス等の接合用の部材が不要であるので、従来技術と比べて、消音ユニットの部品点数を少なくすることができる。また、消音ユニットの組立工数及び組立時間を短縮することができる。また、凹部に装填した接着剤を押し広げることができるので、接着剤を塗布する作業が不要である。また、接合面を密着状態で接合することができるので、音漏れや固体伝搬音による減音性能の低下が生じない。
また、接合される部分の一方に、凹部内に開口する貫通孔が設けられる実施形態では、接合面を位置決めした後に接着剤を配置することができるので、位置決め作業が容易になる。
また、凹部に挿入可能な凸部が設けられる実施形態では、凹部と凸部が、接合面を位置合わせする際の目印として機能することができる。従って、位置決め作業が容易になる。また、凹部と凸部を係合させることができるので、特に、接合面に沿う方向の外力に対して優れた強度を提供することができる。
以上、いくつかの例に基づいて本発明の実施形態について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明には、その均等物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
本発明は、以下の実施形態を含む。
1. 内部に気流流路を有する消音ユニットであって、気流流路の外側で吸音材を収容する、消音ユニットの外部及び気流流路に対して仕切られた空間を形成する枠体を備え、枠体は、隣接する2つの部分が互いに重ね合わされた重合部を含み、重合部は、互いに対向して配置される2つの表面のうち少なくとも一方に形成された凹部を含んでおり、凹部に接着剤が配置される、消音ユニット。
2. 凹部が溝の形状を有している、上記1に記載の消音ユニット。
3. 2つの表面は、凹部が形成された第1の表面と、凹部に面して配置される平坦な部分を含む第2の表面である、上記1または2に記載の消音ユニット。
4. 2つの表面が、凹部が形成された第1の表面と、凹部に挿入可能な凸部が形成された第2の表面である、上記1または2に記載の消音ユニット。
5. 2つの表面が、それぞれに凹部が形成された第1の表面及び第2の表面であり、第1の表面の凹部の開口と第2の表面の凹部の開口は、少なくとも部分的に互いに対向する向きで配置される、上記1または2に記載の消音ユニット。
6. 隣接する2つの部分のうち、第2の表面を有する部分が、凹部内に開口する貫通孔を含む、上記3〜5のいずれかに記載の消音ユニット。
7. 凹部に配置されるように構成された、接着剤を収容するカプセル状部材を備える、上記3〜5のいずれかに記載の消音ユニット。
8. 隣接する2つの部分のうち、第2の表面を有する部分が、凹部内に開口する貫通孔を含み、
消音ユニットは、凹部に配置されるように構成された、接着剤を収容するカプセル状部材と、貫通孔に嵌合するように構成された蓋部材と、を備え、
蓋部材は、凹部内でカプセル状部材を押圧または穿孔可能に構成された突起部を有する、上記3に記載の消音ユニット。
9. 枠体は、筒状の側板と、側板の内側で側板の長さ方向に沿って配置される多孔板と
、側板の長さ方向両端において空間を閉鎖する端板と、を備えており、隣接する2つの部分は、側板、多孔板、端板のうちのいずれか2つのそれぞれの部分である、上記1〜8のいずれかに記載の消音ユニット。
10. 枠体は、筒状の側板を備えており、側板は、複数の側板部分を備えており、隣接する2つの部分は、隣接する側板部分の端部である、上記1〜8のいずれかに記載の消音ユニット。
11. 内部に気流流路を有する消音ユニットであって、気流流路の外側で吸音材を収容する、消音ユニットの外部及び気流流路に対して仕切られた空間を形成する枠体を備える、消音ユニットを製造する方法であって、枠体の隣接する2つの部分を少なくとも部分的に接合する工程を含み、
接合する工程は、
隣接する2つの部分のうち少なくとも一方の部分の表面に形成された凹部に、接着剤を配置する工程と、
凹部を覆うように2つの部分を重ね合わせる工程と、を含む、方法。
12. 凹部は、隣接する2つの部分のうち一方の部分の表面にのみ形成されている、上記11に記載の方法。
13. 2つの部分のそれぞれの表面に凹部が形成されており、
重ね合わせる工程は、2つの部分の凹部の開口を、少なくとも部分的に互いに対向する向きに配置する工程を含む、上記11に記載の方法。
14. 2つの部分のうち他方の部分の表面に凸部が形成されており、
重ね合わせる工程は、凹部に凸部を挿入する工程を含む、上記12に記載の方法。
15. 接着剤を配置する工程は、接着剤を収容するカプセル状部材を凹部に配置する工程を含む、上記11〜14のいずれかに記載の方法。
16. 2つの部分のうち他方の部分に、凹部内に開口可能な貫通孔が形成されており、
接着剤を配置する工程は、重ね合わせる工程の後、貫通孔を通じて凹部に接着剤を充填する工程を含む、上記12または14に記載の方法。
17. 2つの部分のうち一方の部分に、凹部内に開口可能な貫通孔が形成されており、
接着剤を配置する工程は、重ね合わせる工程の後、貫通孔を通じて凹部に接着剤を充填する工程を含む、上記13に記載の方法。
18. 接着剤を配置する工程は、接着剤を充填する工程の後に貫通孔を塞ぐ工程を含む、上記16または17に記載の方法。
19. 2つの部分のうち他方の部分に、凹部内に開口可能な貫通孔が形成されており、
接着剤を配置する工程は、接着剤を収容するカプセル状部材を貫通孔を通じて凹部に挿入する工程を含む、上記12または14に記載の方法。
20. 2つの部分のうち一方の部分に、凹部内に開口可能な貫通孔が形成されており、
接着剤を配置する工程は、接着剤を収容するカプセル状部材を貫通孔を通じて凹部に挿入する工程を含む、上記13に記載の方法。
21. 接着剤を配置する工程は、カプセル状部材を貫通孔を通じて凹部に挿入する工程の後、貫通孔を塞ぐと同時にカプセル状部材を破壊する工程を含む、上記19または20に記載の方法。
22. 凹部に凸部を挿入する工程は、2つの部分を互いに摺動させる工程を含む、上記14に記載の方法。
23. 2つの部分のうち一方の部分の表面に第1の凹部と第2の凹部が形成されており、
他方の部分の表面に、第1の凹部に挿入可能な第1の凸部と第2の凹部に挿入可能な第2の凸部が形成されており、
第1の凹部及び第1の凸部の組と、第2の凹部及び第2の凸部の組とは、摺動方向に関して互い違いの位置に形成されている、上記22に記載の方法。
本発明は、消音ユニット及び消音ユニットの製造方法に広く適用することができる。
P 気流流路
S 空間
L1〜L6 重合部
11〜14 凹部
14a、14b 溝
16 段部
30、60、70 第1の表面
31、61、71 第2の表面
32、62、72 凹部
33、63、73 接着剤
34、64 貫通孔
35 注入手段
36 蓋部材
36a 突起部
40、80 カプセル状容器
41 貫通孔
42 蓋部材
42a 突起部
65 凸部
77 凹部
91、92、93 凹部
100、200、900 消音ユニット
101、201、901 側板
101A、101B、901A、901B 側板部分
102、202、902 多孔板
102A、202A、902A 非遮蔽部
102B、202B、902B 取り付け部
103、903 端板
104、904 吸音材
214、215 凹部
216、217 凸部
330、331、660、661、770、771 部分

Claims (23)

  1. 内部に気流流路を有する消音ユニットであって、前記気流流路の外側で吸音材を収容する、前記消音ユニットの外部及び前記気流流路に対して仕切られた空間を形成する枠体を備え、前記枠体は、隣接する2つの部分が互いに重ね合わされた重合部を含み、前記重合部は、互いに対向して配置される2つの表面のうち少なくとも一方に形成された凹部を含んでおり、前記凹部に接着剤が配置される、消音ユニット。
  2. 前記凹部が溝の形状を有している、請求項1に記載の消音ユニット。
  3. 前記2つの表面は、前記凹部が形成された第1の表面と、前記凹部に面して配置される平坦な部分を含む第2の表面である、請求項1または2に記載の消音ユニット。
  4. 前記2つの表面が、前記凹部が形成された第1の表面と、前記凹部に挿入可能な凸部が形成された第2の表面である、請求項1または2に記載の消音ユニット。
  5. 前記2つの表面が、それぞれに前記凹部が形成された第1の表面及び第2の表面であり、前記第1の表面の凹部の開口と前記第2の表面の凹部の開口は、少なくとも部分的に互いに対向する向きで配置される、請求項1または2に記載の消音ユニット。
  6. 前記隣接する2つの部分のうち、前記第2の表面を有する部分が、前記凹部内に開口する貫通孔を含む、請求項3〜5のいずれか一項に記載の消音ユニット。
  7. 前記凹部に配置されるように構成された、前記接着剤を収容するカプセル状部材を備える、請求項3〜5のいずれか一項に記載の消音ユニット。
  8. 前記隣接する2つの部分のうち、前記第2の表面を有する部分が、前記凹部内に開口する貫通孔を含み、
    前記消音ユニットは、前記凹部に配置されるように構成された、前記接着剤を収容するカプセル状部材と、前記貫通孔に嵌合するように構成された蓋部材と、を備え、
    前記蓋部材は、前記凹部内で前記カプセル状部材を押圧または穿孔可能に構成された突起部を有する、請求項3に記載の消音ユニット。
  9. 前記枠体は、筒状の側板と、前記側板の内側で前記側板の長さ方向に沿って配置される多孔板と、前記側板の長さ方向両端において前記空間を閉鎖する端板と、を備えており、前記隣接する2つの部分は、前記側板、前記多孔板、前記端板のうちのいずれか2つのそれぞれの部分である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の消音ユニット。
  10. 前記枠体は、筒状の側板を備えており、前記側板は、複数の側板部分を備えており、前記隣接する2つの部分は、隣接する前記側板部分の端部である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の消音ユニット。
  11. 内部に気流流路を有する消音ユニットであって、前記気流流路の外側で吸音材を収容する、前記消音ユニットの外部及び前記気流流路に対して仕切られた空間を形成する枠体を備える、前記消音ユニットを製造する方法であって、前記枠体の隣接する2つの部分を少なくとも部分的に接合する工程を含み、
    前記接合する工程は、
    前記隣接する2つの部分のうち少なくとも一方の部分の表面に形成された凹部に、接着剤を配置する工程と、
    前記凹部を覆うように前記2つの部分を重ね合わせる工程と、を含む、方法。
  12. 前記凹部は、前記隣接する2つの部分のうち一方の部分の表面にのみ形成されている、請求項11に記載の方法。
  13. 前記2つの部分のそれぞれの表面に前記凹部が形成されており、
    前記重ね合わせる工程は、前記2つの部分の前記凹部の開口を、少なくとも部分的に互いに対向する向きに配置する工程を含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記2つの部分のうち他方の部分の表面に凸部が形成されており、
    前記重ね合わせる工程は、前記凹部に前記凸部を挿入する工程を含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記接着剤を配置する工程は、前記接着剤を収容するカプセル状部材を前記凹部に配置する工程を含む、請求項11〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記2つの部分のうち他方の部分に、前記凹部内に開口可能な貫通孔が形成されており、
    前記接着剤を配置する工程は、前記重ね合わせる工程の後、前記貫通孔を通じて前記凹部に前記接着剤を充填する工程を含む、請求項12または14に記載の方法。
  17. 前記2つの部分のうち一方の部分に、前記凹部内に開口可能な貫通孔が形成されており、
    前記接着剤を配置する工程は、前記重ね合わせる工程の後、前記貫通孔を通じて前記凹部に前記接着剤を充填する工程を含む、請求項13に記載の方法。
  18. 前記接着剤を配置する工程は、前記接着剤を充填する工程の後に前記貫通孔を塞ぐ工程を含む、請求項16または17に記載の方法。
  19. 前記2つの部分のうち他方の部分に、前記凹部内に開口可能な貫通孔が形成されており、
    前記接着剤を配置する工程は、前記接着剤を収容するカプセル状部材を前記貫通孔を通じて前記凹部に挿入する工程を含む、請求項12または14に記載の方法。
  20. 前記2つの部分のうち一方の部分に、前記凹部内に開口可能な貫通孔が形成されており、
    前記接着剤を配置する工程は、前記接着剤を収容するカプセル状部材を前記貫通孔を通じて前記凹部に挿入する工程を含む、請求項13に記載の方法。
  21. 前記接着剤を配置する工程は、前記カプセル状部材を前記貫通孔を通じて前記凹部に挿入する工程の後、前記貫通孔を塞ぐと同時に前記カプセル状部材を破壊する工程を含む、請求項19または20に記載の方法。
  22. 前記凹部に前記凸部を挿入する工程は、前記2つの部分を互いに摺動させる工程を含む、請求項14に記載の方法。
  23. 前記2つの部分のうち一方の部分の表面に第1の凹部と第2の凹部が形成されており、
    前記他方の部分の表面に、前記第1の凹部に挿入可能な第1の凸部と前記第2の凹部に挿入可能な第2の凸部が形成されており、
    前記第1の凹部及び前記第1の凸部の組と、前記第2の凹部及び前記第2の凸部の組とは、摺動方向に関して互い違いの位置に形成されている、請求項22に記載の方法。
JP2017131194A 2017-07-04 2017-07-04 消音ユニットおよびこれを製造する方法 Pending JP2019015424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017131194A JP2019015424A (ja) 2017-07-04 2017-07-04 消音ユニットおよびこれを製造する方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017131194A JP2019015424A (ja) 2017-07-04 2017-07-04 消音ユニットおよびこれを製造する方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019015424A true JP2019015424A (ja) 2019-01-31

Family

ID=65358405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017131194A Pending JP2019015424A (ja) 2017-07-04 2017-07-04 消音ユニットおよびこれを製造する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019015424A (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56101037U (ja) * 1979-12-29 1981-08-08
JPS6052307A (ja) * 1983-09-02 1985-03-25 今田 淳一 部材結合装置
JPS60175717A (ja) * 1984-02-20 1985-09-09 Honda Motor Co Ltd 内燃機関用消音器
JPS6417455A (en) * 1987-07-10 1989-01-20 Mitsubishi Electric Corp Semiconductor device
JPH07225047A (ja) * 1994-02-14 1995-08-22 Kyoritsu Eatetsuku Kk 空調用ボックス及び空調用ボックス装置
JPH10335969A (ja) * 1997-05-29 1998-12-18 Kyocera Corp 容量内蔵型圧電共振子
JP2000323593A (ja) * 1999-05-06 2000-11-24 Yazaki Corp 半導体装置
JP2003046161A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Toko Inc 圧電トランス
JP2004103846A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体装置
WO2009116647A1 (ja) * 2008-03-21 2009-09-24 日本電気株式会社 ファンユニット及びこれを含む電子機器

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56101037U (ja) * 1979-12-29 1981-08-08
JPS6052307A (ja) * 1983-09-02 1985-03-25 今田 淳一 部材結合装置
JPS60175717A (ja) * 1984-02-20 1985-09-09 Honda Motor Co Ltd 内燃機関用消音器
JPS6417455A (en) * 1987-07-10 1989-01-20 Mitsubishi Electric Corp Semiconductor device
JPH07225047A (ja) * 1994-02-14 1995-08-22 Kyoritsu Eatetsuku Kk 空調用ボックス及び空調用ボックス装置
JPH10335969A (ja) * 1997-05-29 1998-12-18 Kyocera Corp 容量内蔵型圧電共振子
JP2000323593A (ja) * 1999-05-06 2000-11-24 Yazaki Corp 半導体装置
JP2003046161A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Toko Inc 圧電トランス
JP2004103846A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Mitsubishi Electric Corp 電力用半導体装置
WO2009116647A1 (ja) * 2008-03-21 2009-09-24 日本電気株式会社 ファンユニット及びこれを含む電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5989619B2 (ja) ヘッダープレートレス熱交換器のタンク構造
JP4602714B2 (ja) 熱交換器
JP5282112B2 (ja) 冷却板アセンブリ、および冷却板アセンブリの製造方法
CN104254708A (zh) 液封防振装置
JP6010747B2 (ja) 遮音構造ユニット及び同ユニットを用いた遮音構造体
WO2014021108A1 (ja) 防振装置
CN104061055B (zh) 发动机用消声器
JP6271182B2 (ja) 消音板ユニットおよびこれを用いたセル形消音器ならびに消音設備
JP2019015424A (ja) 消音ユニットおよびこれを製造する方法
WO2013138931A1 (en) Fitting assembly sandwiched between two annular plate walls
JP5084376B2 (ja) 真空断熱材
JP2005099789A (ja) 吸音構造体およびその製造方法
JP6906382B2 (ja) 消音装置およびこれを組立てる方法
CN207229338U (zh) 一种压缩机外壳以及压缩机
JP2007193269A (ja) 外装ケース
JP5022844B2 (ja) 防音パネルおよび防音タンク
US20220399701A1 (en) Explosion-proof housing
JP2018124000A (ja) マイクロ流路熱交換器およびその製造方法
JP2010025285A (ja) シール装置
CN112154257B (zh) 发动机用消声器
JP6804269B2 (ja) 熱交換器
JP2007046458A (ja) 合成樹脂結合体
EP1689218B1 (en) Frame part of installation casing
JP2015098988A (ja) 配管接続方法及び配管接続継手
JP2018028599A (ja) 消音部材およびこの消音部材を用いた消音構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210806