JP2019015345A - シャックル - Google Patents

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孟司 羽田
Takeshi Haneda
孟司 羽田
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【課題】チェーンスリングCSに対する負担を掛けずに、所望のチェーンスリングCSの位置で保持可能なシャックルを提供すること。【解決手段】略U字形状をなした軸体1と、シャックルピン7が挿通される互いに同軸となる挿通孔6を夫々有する一対のリング部5とが一体形成され、チェーンスリングCSのリンク10を保持するシャックルSHである。軸体1は、互いに長さ方向に渡り間隔B1により対向する1対の直杆部2と、直杆部2の長さ方向一端を連結する円弧状の曲杆部3と、直杆部2の他端部に夫々連続され間隔B1を拡大する一対の拡大部4とを形成するよう屈曲した形状である。リング部5は、拡大部4に夫々連続されており、挿通孔6の周囲が対向する間隔B2は間隔B1よりも大きい。【選択図】図1

Description

本発明は、チェーンストリングを保持するシャックルに関する。
シャックルは、軸体を長さ方向に反転屈曲させたシャックル本体の両端部にそれぞれ孔を穿設したリング部を設け、それらの孔にシャックルピンを貫通した連結金具である。シャックル本体の形状としてU字型(ストレートタイプ)と、複数のロープに対応したO字型(バウタイプ)のものがある。また、シャックルピンの締結に関しては、シャックルピン先端の雄ねじ部に螺合するナットで抜け止めを施したものと、リング部の孔の片方にねじ部を刻設し、このねじ部に直接シャックルピンとしてのピンねじを螺合させて抜け止めを施したものの2種類がある。
例えば、特許文献1にはU字型のシャックルが、特許文献2にはO字型のシャックルが夫々示されている。
特開2002−333006号公報 実登第3003387号公報 特開2004−196489号公報
シャックルにチェーンスリングを連結する際には、特許文献1に示されるようにチェーンスリングをシャックル本体とシャックルピンで形成される輪の中に通して使用したり(同文献0028欄)、特許文献2に示されるようにチェーンスリングのリンク(link)の輪の中に本体を通して連結するのが一般的である。
しかしながら、特許文献1の使用方法では、チェーンスリング側にも輪を作る必要があるため、特許文献3で示されるようなフック等を別途用意する必要がある。また、リング部はシャックルピンを貫通させるために膨大しており、特許文献2の使用方法では、チェーンスリングのリンクはこれを通さなければならないためリンクの長径、短径が大きくなる。一つのリンクの長径の長い長鎖鐶(ロングリンクチェーン)と短い短鎖鐶(ショートリンクチェーン)が知られているが、ショートリンクチェーンはチェーンの曲げに対する影響が少ないと云われているため、リンクの長径が大きくなるのは不利である。
そこで、本発明の目的は、チェーンスリングに対する負担を掛けずに、所望のチェーンスリングの位置で保持可能なシャックルを提供することにある。
本発明のシャックルは、略U字形状をなした軸体と、シャックルピンが挿通される互いに同軸となる挿通孔を夫々有する一対のリング部とが一体形成され、チェーンスリングのリンクを保持するシャックルであって、
前記軸体は、互いに長さ方向に渡り間隔B1により対向する1対の直杆部と、前記1対の直杆部の長さ方向一端を連結する円弧状の曲杆部と、前記1対の直杆部の長さ方向他端部に夫々連続され間隔B1を拡大する一対の拡大部とを形成するよう屈曲した形状であり、
前記一対のリング部は、前記一対の拡大部に夫々連続されており、夫々の前記挿通孔の周囲が対向する間隔B2は間隔B1よりも大きく、
前記リンクの外短径をB0、軸径をd0とし、前記直杆部の長さ方向の前記挿通孔と前記曲杆部との間の距離をL1、前記直杆部の長さ方向の前記直杆部と拡大部の境界位置から挿通孔までの距離をL2としたとき、以下の条件を満たすことを特徴とする。
L1>B0
L2<B0
B1>d0
B2<B0
本実施例のシャックルによれば、チェーンスリングの任意の位置にシャックルを取り付けることが可能であり、チェーンスリングに対する負担を掛けることが少ない。
本実施例のシャックルを示す図である。 シャックルの使用例を示す図である。 他の使用例を示す図である。 さらに他の使用例を示す図である。
以下、実施例を示して説明する。図1A〜図1Cは本実施例によるシャックルSHのシャックル本体100を正面、底面、側面の3方向から表している。図1Dは斜視図である。シャックル本体100は、略U字形状をなした軸体1と、シャックルピン7を挿通する挿通孔6を有する一対のリング部5とが一体形成されている。軸体1は、互いに長さ方向に渡り間隔B1により対向する1対の直杆部2と、これら直杆部2の長さ方向一端を連結する円弧状の曲杆部3と、直杆部2の長さ方向他端部に夫々連続され間隔B1を拡大する拡大部4とを形成するように屈曲している。一対のリング部5は、拡大部4に夫々連続している。一対のリング部5の挿通孔6は互いに同軸であり、その周囲が間隔B2を隔てている。間隔B2は、間隔B1よりも大きい。そして、シャックルピン7としての六角ボルトが、これら一対のリング部5の挿通孔6に対して挿通されるとともに、そのシャックルピン7の一端部にナット8が螺合される。一方の挿通孔6に対して、シャックルピン7の先端の雄ねじ部に螺合するナット8で抜け止めを施しても良い。尚、実施例では、間隔B2は、挿通孔6の周囲が平行であるため、対向面の全範囲における間隔であるが、挿通孔6の周囲が斜めになっている場合は、最も狭い位置における間隔である。
図1Eは、チェーンスリングのリンク10を示している。リンク10は、軸体を閉曲線に閉じたトラック形状をしており、1対の直杆部12と、直杆部12を夫々連結する曲杆部13とからなる。曲杆部13に対して、隣接するリンク10a、10cの曲杆部13(ハッチング)が連結してチェーンを構成する。リンク10の外長径をL0、外短径をB0、軸径をd0とする。
本実施例のシャックルSHは、使用されるチェーンスリングと一定の関係を有する。シャックル本体100の内長(直杆部2長さ方向の挿通孔6と曲杆部3との間の距離に相当)をL1とし、直杆部2長さ方向の直杆部2と拡大部4の境界Pから挿通孔6までの距離をL2とし、シャックル本体100の軸体1の直径をd1とすると、リンク10との関係で以下の式が成立する。
L1>B0 −−−式(1)
L2<B0 −−−式(2)
B1>d0 −−−式(3)
B2<B0 −−−式(4)
B1≦B0−2×d0 −−−式(5)
図2は、本実施例におけるシャックルSHとチェーンスリングCSを連結する様子を示す図である。図2Aは、チェーンスリングCSとシャックルSHを連結する様子を示した斜視図であり、図2B、図2Cは同じく底面図である。チェーンスリングCSのリンクbを縦にして直杆部2の間に挿入して、シャックルピン7を挿通孔6に挿通する。リンクbの両脇のリンク10a、10cの曲杆部13は、直杆部2に衝突してシャックルSHに対して、位置が保持された状態になる。尚、リング部5の両脇に設けられた切り欠き9は、リンク10a、10cの曲杆部13がリング部5に干渉せずに、リンク10bをリング部5の間を通す為に設けられている。
次に、シャックル本体100の寸法について説明する。上記式(1)は、縦の状態でリンク10bを直杆部2の間に収容するための条件である。式(2)は、間隔B1を間隔B2に拡大する拡大部4を設けるための距離を確保するための条件である。リンク10a、10cの曲杆部13がリング部5に干渉させないようにするために間隔B2は拡げる必要があるが、一方、間隔B1と間隔B2とは近い値の方が拡大部4の強度を確保する上で望ましい。
式(3)は、リンク10を直杆部2の間に収容するための条件である。
式(4)は、リンク10bが拡大部4からズレて出てしまう恐れがあるため、外短径B0より間隔B2を小さくしている。式(5)は、直杆部2の間隔はB0−2×d0すなわちリンク10の内短径B00よりも小さく、シャックル本体100ではリンク10bの動く自由度が、リンク同士の自由度よりも制限されていることを意味する。
上記条件のうち、式(1)〜(4)及びB1<B2は必須であり、式(5)は望ましい条件である。
また、他の条件として、リンク10a、10cを除いた距離L00(図1E)(L0−4×d0)は、軸径d1とほぼ同じ程度にしておくのが望ましい。距離L00は、軸径d1よりも小さければ、リンク10a、10cの曲杆部13が直杆部2により近接して、自由度が減少する。
本実施例のシャックルSHによれば、チェーンスリングCSの任意の位置にシャックルを取り付けることが可能であり、特許文献1のようにフックを用意する必要が無い。また、特許文献2のように、リング部の大きさによってショートリンクチェーンが使用できなくなるということがなく、ショートリンクチェーンを用いた方が距離L00と軸径d1とを同程度にできるため、チェーンスリングCSの自由度を減少させてより安定的に保持できる。
図3は、本実施例のシャックルSHの他の使用方法を示す図である。チェーンスリングCSを用いて、ワークWを吊り上げる際に、ワークWとチェーンスリングCSがなす角度を所望の角度に設定可能とするものである。図3Cにおいて、ワークWをそのままチェーンスリングCSにより吊ると、ワークWとチェーンスリングCSがなす角度が角度αとなってしまう場合に、角度βに変更する。
図3Aは、別途用意する治具JGであり、両端にシャックルピン7を通す貫通孔HLを有している。本実施例のシャックルSHは、チェーンスリングCSのどの位置に対しても取付け可能であるため、ワークWの両脇のチェーンスリングCSに対して角度βとなるような位置にシャックルを取り付ける。そして、治具JGの両端の貫通孔にシャックルピン7により取り付けることにより、所定の角度を実現できる。従来、このような作業は、治具JGの両端にフックを取り付けて、チェーンスリングCSのリンクにフックを引っかけることにより実現していたが、リンクの片側直杆部に対する引き千切りの負荷が大きかったが、本実施例のシャックルSHではリンク10を抱え込む形態になっており、チェーンスリングCSに掛ける負担が減る。
図4は、本実施例のシャックルSHの他の使用方法を示す図である。チェーンスリングCSによる法面の落石を防護するネットを構成する例である。シャックルピン7を通す貫通孔を頭部に有するアンカーANを傾斜面に打ち込み、シャックルを用いてチェーンスリングCSを保持する。図5Bのように縦横にチェーンスリングCSを敷設する。図中、マルで示した位置にアンカーANを打ち込んでシャックルによりチェーンスリングCSを保持した箇所である(AN,SH)、四角で示した箇所において交差するチェーンスリングCSを図3に示した治具JG及びシャックルにより連結した箇所である(JG、SH)。本実施例のシャックルSHによれば、チェーンスリングCSのどの位置でも保持できるため、形状の複雑な法面に対しても容易に防護ネットを敷設することができる。
なお、以上の説明においては、直杆部2の曲杆部3及び拡大部4を構成する軸体1の断面形状は角のない丸みを帯びた形状であれば、円形で無くとも特に制限されることはない。また、以上の説明においては、1つのリンクのみを直杆部2の間に挟んだが、間隔L1を長くして、2つ以上のリンクを挟めるようにしても良い。また、以上の説明では、シャックルピン7として六角ボルトを用いたが、これに限定されるものではなく、アイボルト、あるいは、平頭ピンなどを用いてもよい。
100 シャックル本体
1 軸体
2 直杆部
3 曲杆部
4 拡大部
5 リング部
6 挿通孔
7 シャックルピン
8 ナット
9 切り欠き
10 リンク
10a、10b、10c リンク
12 直杆部
13 曲杆部
AN アンカー
B0 外短径
B00 内短径
B1 間隔
B2 間隔
CS チェーンスリングCS
JG 治具
L00 距離
L1 間隔
SH シャックル
W ワーク
b リンク
d1 軸径
α 角度
β 角度

Claims (3)

  1. 略U字形状をなした軸体と、シャックルピンが挿通される互いに同軸となる挿通孔を夫々有する一対のリング部とが一体形成され、チェーンスリングのリンクを保持するシャックルであって、
    前記軸体は、互いに長さ方向に渡り間隔B1により対向する1対の直杆部と、前記1対の直杆部の長さ方向一端を連結する円弧状の曲杆部と、前記1対の直杆部の長さ方向他端部に夫々連続され間隔B1を拡大する一対の拡大部とを形成するよう屈曲した形状であり、
    前記一対のリング部は、前記一対の拡大部に夫々連続されており、夫々の前記挿通孔の周囲が対向する間隔B2は間隔B1よりも大きく、
    前記リンクの外短径をB0、軸径をd0とし、前記直杆部の長さ方向の前記挿通孔と前記曲杆部との間の距離をL1、前記直杆部の長さ方向の前記直杆部と拡大部の境界位置から挿通孔までの距離をL2としたとき、以下の条件を満たすことを特徴とするシャックル。
    L1>B0
    L2<B0
    B1>d0
    B2<B0
  2. 請求項1のシャックルにおいて、以下の条件を満たすことを特徴とするシャックル。
    B1≦B0−2×d0
  3. 請求項1のシャックルにおいて、前記軸体の直径をd1とし、前記リンクの外長径をL0としたとき、L0−4×d0は、d1とほぼ同じ程度であることを特徴とするシャックル。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020158889A1 (ja) 2019-01-31 2020-08-06 住友化学株式会社 複素環化合物及びそれを含有する有害節足動物防除組成物

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US6282879B1 (en) * 1999-08-06 2001-09-04 Kong S.P.A. Shackle (clevis) for hooking onto a chain

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