JP2019015200A5 - - Google Patents
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Description
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、過給機によってエンジン(10)に過給される過給吸気と冷却媒体との間で熱交換を行うことで過給吸気を冷却するインタークーラであって、流路管(201)の内部を流れる冷却媒体と、流路管の外部を流れる過給吸気とを熱交換させる熱交換部(200)を備え、冷却媒体には、第1冷却媒体と、第1冷却媒体より温度が高い第2冷却媒体とが含まれており、流路管内には、過給吸気の流れ方向と交差するように第1冷却媒体が流れる第1冷却媒体流路(204)と、過給吸気の流れ方向と交差するように第2冷却媒体が流れる第2冷却媒体流路(205)とが形成されており、第2冷却媒体流路は、第1冷却媒体流路よりも過給吸気の流れ方向の上流側に配置されており、第1冷却媒体流路の内部には、フィン(207)が設けられており、第2冷却媒体流路の内部には、フィンが設けられておらず、第2冷却媒体流路は、第2冷却媒体をUターンさせる第2冷却媒体Uターン部(205d)を有し、第2冷却媒体Uターン部に、対向する内表面同士を所定の間隔を保持した状態で接合する支柱部(206)が形成されており、第2冷却媒体の流れ方向と過給吸気の流れ方向が交差する部位(205e、205f)の内表面に突起部(205g)が形成されていることを特徴とする。
また、第2冷却媒体流路にはフィンが設けられていないため、第2冷却媒体の流路が広くなっている。このため、第2冷却媒体中に異物が発生したとしても、異物が流路に堆積することを抑制でき、異物によって流路が閉塞することを極力回避することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明では、第2冷却媒体流路は、第2冷却媒体をUターンさせる第2冷却媒体Uターン部(205d)を有し、第2冷却媒体Uターン部に、対向する内表面同士を所定の間隔を保持した状態で接合する支柱部(206)が形成されており、第2冷却媒体の流れ方向と過給吸気の流れ方向が交差する部位(205e、205f)の内表面に突起部(205g)が形成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明では、第2冷却媒体流路は、第2冷却媒体をUターンさせる第2冷却媒体Uターン部(205d)を有し、第2冷却媒体Uターン部に、対向する内表面同士を所定の間隔を保持した状態で接合する支柱部(206)が形成されており、第2冷却媒体の流れ方向と過給吸気の流れ方向が交差する部位(205e、205f)の内表面に突起部(205g)が形成されていることを特徴とする。
低温冷却水流路204には、流路を仕切る低温側仕切部204cと、低温冷却水をUターンさせる低温側Uターン部204dが設けられている。低温冷却水流路204は、低温側仕切部204cによって、低温側Uターン部204dより上流側に位置する第1低温側流路部204eと、低温側Uターン部204dより下流側に位置する第2低温側流路部204fに仕切られている。なお、低温側Uターン部204dが本発明の第1冷却媒体Uターン部に相当している。
高温冷却水流路205には、流路を仕切る高温側仕切部205cと、高温冷却水をUターンさせる高温側Uターン部205dが設けられている。高温冷却水流路205は、高温側仕切部205cによって、高温側Uターン部205cより上流側に位置する第1高温側流路部205eと、高温側Uターン部205cより下流側に位置する第2高温側流路部205fに仕切られている。なお、高温側Uターン部205dが本発明の第2冷却媒体Uターン部に相当している。
図12に示すように、本第7実施形態では、上記第1実施形態と同様、低温冷却水流路204および高温冷却水流路205は、ともに冷却水がUターンして流れるようになっている。また、本第7実施形態では、高温冷却水流路205の高温側Uターン部205dに支柱部206が設けられていない。このため、高温冷却水流路205は、高温側流路部205e、205fに加えて、高温側Uターン部205dの内表面が平坦状に形成されている。つまり、本第7実施形態の高温冷却水流路205は、流路全体に渡って内表面が平坦状に形成されている。
10 エンジン
20 インタークーラ
200 熱交換部
201 流路管
204 低温冷却水流路(第1冷却媒体流路)
204d、204h、204k 低温側Uターン部(第1冷却媒体Uターン部)
205 高温冷却水流路(第2冷却媒体流路)
205d 高温側Uターン部(第2冷却媒体Uターン部)
205g 突起部
20 インタークーラ
200 熱交換部
201 流路管
204 低温冷却水流路(第1冷却媒体流路)
204d、204h、204k 低温側Uターン部(第1冷却媒体Uターン部)
205 高温冷却水流路(第2冷却媒体流路)
205d 高温側Uターン部(第2冷却媒体Uターン部)
205g 突起部
Claims (7)
- 過給機によってエンジン(10)に過給される過給吸気と冷却媒体との間で熱交換を行うことで前記過給吸気を冷却するインタークーラであって、
流路管(201)の内部を流れる前記冷却媒体と、前記流路管の外部を流れる前記過給吸気とを熱交換させる熱交換部(200)を備え、
前記冷却媒体には、第1冷却媒体と、前記第1冷却媒体より温度が高い第2冷却媒体とが含まれており、
前記流路管内には、前記過給吸気の流れ方向と交差するように前記第1冷却媒体が流れる第1冷却媒体流路(204)と、前記過給吸気の流れ方向と交差するように前記第2冷却媒体が流れる第2冷却媒体流路(205)とが形成されており、
前記第2冷却媒体流路は、前記第1冷却媒体流路よりも前記過給吸気の流れ方向の上流側に配置されており、
前記第1冷却媒体流路の内部には、フィン(207)が設けられており、前記第2冷却媒体流路の内部には、フィンが設けられておらず、
前記第2冷却媒体流路は、
前記第2冷却媒体をUターンさせる第2冷却媒体Uターン部(205d)を有し、
前記第2冷却媒体Uターン部に、対向する内表面同士を所定の間隔を保持した状態で接合する支柱部(206)が形成されており、
前記第2冷却媒体の流れ方向と過給吸気の流れ方向が交差する部位(205e、205f)の内表面が平坦状に形成されているインタークーラ。 - 過給機によってエンジン(10)に過給される過給吸気と冷却媒体との間で熱交換を行うことで前記過給吸気を冷却するインタークーラであって、
流路管(201)の内部を流れる前記冷却媒体と、前記流路管の外部を流れる前記過給吸気とを熱交換させる熱交換部(200)を備え、
前記冷却媒体には、第1冷却媒体と、前記第1冷却媒体より温度が高い第2冷却媒体とが含まれており、
前記流路管内には、前記過給吸気の流れ方向と交差するように前記第1冷却媒体が流れる第1冷却媒体流路(204)と、前記過給吸気の流れ方向と交差するように前記第2冷却媒体が流れる第2冷却媒体流路(205)とが形成されており、
前記第2冷却媒体流路は、前記第1冷却媒体流路よりも前記過給吸気の流れ方向の上流側に配置されており、
前記第1冷却媒体流路の内部には、フィン(207)が設けられており、前記第2冷却媒体流路の内部には、フィンが設けられておらず、
前記第2冷却媒体流路は、
前記第2冷却媒体をUターンさせる第2冷却媒体Uターン部(205d)を有し、
前記第2冷却媒体Uターン部に、対向する内表面同士を所定の間隔を保持した状態で接合する支柱部(206)が形成されており、
前記第2冷却媒体の流れ方向と過給吸気の流れ方向が交差する部位(205e、205f)の内表面に突起部(205g)が形成されているインタークーラ。 - 前記流路管のうち前記第2冷却媒体流路が形成されている部位における前記過給吸気の流れ方向の長さ(DHT)が前記流路管のうち前記第1冷却媒体流路が形成されている部位における前記過給吸気の流れ方向の長さ(DLT)よりも短くなっている請求項1または2に記載のインタークーラ。
- 前記第1冷却媒体流路は、前記第1冷却媒体をUターンさせる第1冷却媒体Uターン部(204d、204f、204h)を有している請求項1ないし3のいずれか1つに記載のインタークーラ。
- 前記第1冷却媒体流路は、前記第1冷却媒体Uターン部(204d、204f)を2つ有している請求項4に記載のインタークーラ。
- 前記第1冷却媒体流路は、前記第1冷却媒体Uターン部(204d、204f、204h)を3つ有している請求項4に記載のインタークーラ。
- 前記第1冷却媒体流路は、前記第1冷却媒体が一方向に流れる請求項1ないし3のいずれか1つに記載のインタークーラ。
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