JP2019015025A - まくらぎ拘束部材 - Google Patents

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翔太 渕上
Shota Fuchigami
翔太 渕上
秀平 吉川
Shuhei Yoshikawa
秀平 吉川
尚嗣 桃谷
Yoshitsugu Momotani
尚嗣 桃谷
貴蔵 高橋
Takakura Takahashi
貴蔵 高橋
昌生 黒田
Masao Kuroda
昌生 黒田
勝 柳谷
Masaru Yanagiya
勝 柳谷
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Railway Technical Research Institute
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Abstract

【課題】既設のスラブ軌道等を合成まくらぎ直結軌道に変更する場合において、スラブ軌道を構成するコンクリート道床内部の鉄筋を切断することなく施工することができるまくらぎ拘束部材を提供する。【解決手段】まくらぎをコンクリート道床に設置するためのまくらぎ拘束部材において、基板2と、基板2上に固定された平面形状コ字状の枠体3とを備え、枠体3は、まくらぎの端部側面にあてがわれる平行な2枚の側面板4と、まくらぎの端面にあてがわれる端面板5とからなり、側面板4の外側の基板2の端部には、ボルト孔6が形成されている。【選択図】図1

Description

この発明は、まくらぎ拘束部材、特に、既設のスラブ軌道等を合成まくらぎ等の直結軌道に変更する場合において、スラブ軌道を構成するコンクリート道床内部の鉄筋を切断することなく施工することができるまくらぎ拘束部材に関するものである。
合成まくらぎ直結軌道は、新設線における軌道構造として採用されている。なお、合成まくらぎとは、ガラス繊維と硬質発泡ウレタン樹脂との複合材料からなるものであり、まくらぎ直結軌道とは、コンクリート道床上に緩衝材を介してまくらぎを固定したものである。
合成まくらぎは、緩衝材の付着力でコンクリート道床に固定するとともに、コンクリート道床に穿孔し、ボルト締結によりコンクリート道床に固定されているが、例えば、合成まくらぎが既設のスラブ軌道を合成まくらぎ直結軌道に変更するには、コンクリート道床内部の鉄筋と干渉するおそれがあるので、施工が困難であった。また、付着力が切れた場合は、合成まくらぎが移動する恐れがあった。
なお、スラブ軌道とは、図5に示すように、コンクリート道床21上に軌道スラブ22をてん充層23を介して構築し、軌道スラブ22上にレール締結装置24を介してレール25を固定したものである。てん充層23は、軌道スラブ22を直接支持するもので、セメント、砂、アスファルト乳剤等からなるCAモルタルからなっている。
特開2013−177794号公報
そこで、既設のスラブ軌道等を合成まくらぎ直結軌道に変更する場合において、スラブ軌道を構成するコンクリート道床内部の鉄筋を切断することなく施工することができる手段が望まれているが、かかる手段は、まだ、提案されていない。
特許文献1には、まくらぎの固定構造が開示されているが、この固定構造は、既設のスラブ軌道等を合成まくらぎ直結軌道に変更する場合において適用されるものではない。
従って、この発明の目的は、既設のスラブ軌道等を合成まくらぎ直結軌道に変更する場合において、スラブ軌道を構成するコンクリート道床内部の鉄筋を切断することなく施工することができるまくらぎ拘束部材を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、下記を特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、まくらぎをコンクリート道床に設置するためのまくらぎ拘束部材において、基板と、前記基板上に固定された平面形状コ字状の枠体とを備え、前記枠体は、前記まくらぎの端部側面にあてがわれる平行な2枚の側面板と、前記まくらぎの端面にあてがわれる端面板とからなり、前記側面板の外側の前記基板の端部には、ボルト孔が形成されていることに特徴を有するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ボルト孔は、前記基板を前記コンクリート道床にボルト締結する際のボルトが前記コンクリート道床内の鉄筋と干渉しない位置に形成されていることに特徴を有するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記端面板と前記基板とのコーナ部には、リブが設けられていることに特徴を有するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか1つに記載の発明において、前記まくらぎは、合成まくらぎからなっていることに特徴を有するものである。
この発明によれば、既設のスラブ軌道等を合成まくらぎ直結軌道に変更する場合において、スラブ軌道を構成するコンクリート道床内部の鉄筋を切断することなく施工することができる。
この発明のまくらぎ拘束部材を示す斜視図である。 この発明のまくらぎ拘束部材を示す平面図である。 この発明のまくらぎ拘束部材により構築した合成まくらぎ直結軌道を示す斜視図である。 この発明のまくらぎ拘束部材により構築した合成まくらぎ直結軌道を示す正面図である。 スラブ軌道を示す斜視図である。
この発明のまくらぎ拘束部材の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明のまくらぎ拘束部材を示す斜視図、図2は、この発明のまくらぎ拘束部材を示す平面図、図3は、この発明のまくらぎ拘束部材により構築した合成まくらぎ直結軌道を示す斜視図、図4は、この発明のまくらぎ拘束部材により構築した合成まくらぎ直結軌道を示す正面図である。
なお、以下の説明では、まくらぎとして合成まくらぎを例に挙げているが、他のまくらぎであってもよい。
図1および図2に示すように、この発明のまくらぎ拘束部材1は、長方形状をなす基板2と、基板2上に固定された平面形状コ字状の枠体3とからなっている。
枠体3は、合成まくらぎ10(図3、図4参照)の端部側面にあてがわれる平行な2枚の側面板4と、合成まくらぎ10の端面にあてがわれる端面板5とからなっている。端面板5と基板2とのコーナ部には、補強用のリブ7が設けられている。
側面板4の外側の基板2の端部には、複数個(この例では、片側に4個)のボルト孔6が形成されている。ボルト孔6は、基板2をコンクリート道床9(図3、図4参照)にボルト締結する際のボルト8がコンクリート道床内の鉄筋(図示せず)と干渉しない位置に形成されている。
この発明のまくらぎ拘束部材は、ステンレス鋼からなっているが、ステンレス鋼には限定されない。
以上のように構成されている、この発明のまくらぎ拘束部材により、例えば、既設のスラブ軌道を合成まくらぎ直結軌道に変更するには、以下のようにする。
先ず、既設のスラブ軌道からてん充層と軌道スラブ(図5参照)とを取り除く。
次いで、コンクリート道床9上に、この発明のまくらぎ拘束部材1を一対、合成まくらぎ10の長さ分の間隔をあけて載置し、ボルト8により締結する。なお、この例では、台形状合成まくらぎを例に挙げているが、台形状合成まくらぎ以外の形状のまくらぎあってもよいことは勿論である。
ボルト8による締結の際、基板2に形成されたボルト孔6は、ボルト8がコンクリート道床9内の鉄筋と干渉しない位置に形成されているので、コンクリート道床9への穿孔に際して、コンクリート道床9内の鉄筋を切断する必要はない。コンクリート道床9内の鉄筋の位置は、予め探査しておく。
次いで、合成まくらぎ10を接着機能と緩衝効果を備えた合成樹脂11を介して一対のまくらぎ拘束部材1内に入れる。これにより、合成まくらぎ10の両端部は、まくらぎ拘束部材1により拘束される結果、合成まくらぎ10に水平方向の力が作用してもその位置がずれるおそれはない。なお、まくらぎ拘束部材1と合成まくらぎ10との間の隙間に充填剤を注入して、隙間を埋めてもよい。
そして、合成まくらぎ10上にレール12をレール締結金具13を介して締結すれば、既設のスラブ軌道を合成まくらぎ直結軌道に変更することができる。
以上、説明したように、従来は、既設のスラブ軌道等を合成まくらぎ直結軌道に変更する際に、合成まくらぎを、コンクリート道床に穿孔し、ボルト締結していたので、コンクリート道床内部の鉄筋と干渉するおそれがあり、施工が困難かつ緩衝材の付着力がきれた場合に合成まくらぎが移動するおそれがあったが、この発明によれば、コンクリート道床9へのボルト8用の穿孔位置を、コンクリート道床9内部の鉄筋と干渉しない位置に選択することができるので、コンクリート道床9内部の鉄筋を切断することなく、容易かつ確実に施工することができる。
1:この発明のまくらぎ拘束部材
2:基板
3:枠体
4:側面板
5:端面板
6:ボルト孔
7:リブ
8:ボルト
9:コンクリート道床
10:合成まくらぎ
11:合成樹脂
12:レール
13:レール締結金具
21:コンクリート道床
22:軌道スラブ
23:てん充層
24:レール締結装置
25:レール

Claims (4)

  1. まくらぎをコンクリート道床に設置するためのまくらぎ拘束部材において、
    基板と、前記基板上に固定された平面形状コ字状の枠体とを備え、前記枠体は、前記まくらぎの端部側面にあてがわれる平行な2枚の側面板と、前記まくらぎの端面にあてがわれる端面板とからなり、前記側面板の外側の前記基板の端部には、ボルト孔が形成されていることを特徴とするまくらぎ拘束部材。
  2. 前記ボルト孔は、前記基板を前記コンクリート道床にボルト締結する際のボルトが前記コンクリート道床内の鉄筋と干渉しない位置に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のまくらぎ拘束部材。
  3. 前記端面板と前記基板とのコーナ部には、リブが設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載のまくらぎ拘束部材。
  4. 前記まくらぎは、合成まくらぎからなっていることを特徴とする、請求項1から3の何れか1つに記載のまくらぎ拘束部材。
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