JP2019011915A - ごみ焼却プラントにおけるごみ状態管理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
み特性を、前記ごみ収集車のごみ回収地区毎の雨量に応じて補正するステップを更に含む。
スを取り除く手段等も備えている。また、発電機も図示を省略している。
類は紙類であると推定でき、ごみ表面の色が茶色である場合、その部分のごみの種類は段ボールであると推定でき、ごみ表面の色が緑色である場合、その部分のごみの種類は草や葉等であると推定できる。ごみ認識装置160は、更に、ごみピット3の各ブロックについて同色化率を算出してもよい。同色化率は、当該ブロックのごみ表面の色がどのくらい同じ色であるかを示す指標である。例えば、同色化率は0〜100%の数値で表すことができ、同色化率100%は、そのブロック全体が同一色で占められていることを示す。ごみ認識装置160は、算出した同色化率に基づいて、ごみピット3内のごみの分布に偏りがあるかどうかを判定することもできる。例えば、ごみピット3内のあるブロックが同色化率100%の白色であり、別のブロックが同色化率100%の緑色であった場合、これらのブロック間ではごみの種類が異なっており、そのためごみピット3にはごみの分布の大きな偏りがある、と判定することができる。ごみ表面画像の分析の別の例として、ごみピット3内のごみの表面の形状が識別されてもよい。例えば、ごみピット3内のごみの表面は、平坦である場合もあるし、段差や凹凸を有している場合もある。ごみ認識装置160は、ごみ表面画像からごみピット3内のごみの表面の形状を識別し、識別された形状(例えば段差の大きさ)に基づいて、ごみピット3の各ブロックにおけるごみの高さ(ごみピット3の床面からの高さ)を求めることができる。
標である。ごみの燃えやすさを示す指標の例として、そのごみを燃やした時に発生する熱量を用いることができる。例えば、データベース140には、ごみ焼却プラントの稼動履歴に基づく発熱量の情報が予め記憶されている。一例として、データベース140には、過去の所定期間(例えば3年間)にわたる、ごみ焼却プラントの月毎の発熱量の情報が予め記憶されている。ごみ焼却プラントの月毎の発熱量は、例えば、ごみ焼却プラントにおけるごみの焼却処理を制御するために広く利用されている不図示の自動燃焼制御装置から取得して、データベース140に予め記憶させておくことができる。管理装置110は、データベース140に記憶されている現在の月に対応するごみ焼却プラントの発熱量の履歴情報を参照することにより、ごみピット3へ投入されたごみの発熱量を特定することができる。
する。
2 廃熱ボイラ
3 ごみピット
4 ホッパ
5 ごみクレーン
6 給じん装置
7a、7b、7c、7d ストーカ
8 灰排出路
21 プラットホーム
22 ごみ収集車
100 ごみ焼却プラント管理システム
110 管理装置
120 車両認識装置
122 カメラ
130 ごみ計量装置
132 第1計量機
134 第2計量機
140 データベース
150 ごみクレーン制御装置
160 ごみ認識装置
211、212、213、214 扉
31 受け入れピット
32 撹拌ピット
33 貯留ピット
Claims (11)
- ごみ焼却プラントにおける焼却前のごみの状態を管理する方法であって、
車両認識装置によってごみ収集車を認識するステップと、
前記認識結果に基づいて、ごみが前記ごみ収集車からごみピット内のどのブロックへ投入されたかを判定するステップと、
ごみ計量装置によって、前記ごみピットへ投入されたごみを計量するステップと、
前記ごみ収集車が収集するごみのごみ特性を予め定めたデータベースを参照して、前記ごみ収集車から前記ごみピットへ投入されたごみのごみ特性を判定するステップと、
ごみクレーンによって、前記ごみピット内の前記ブロックへ投入されたごみを前記ごみピット内のブロック間で反復的に移動するステップと、
前記ごみピットへ投入されたごみの前記ごみ特性及び前記計量結果を示すデータ並びに前記ごみクレーンによるごみの移動に関するデータに基づいて、前記ごみピット内の各ブロックについてのごみ特性を計算するステップと、
を含む方法。 - 前記ごみ特性は、当該ごみの燃えやすさを示す指標である、請求項1に記載の方法。
- 前記データベースは、前記ごみ焼却プラントの稼動履歴に基づく発熱量を前記ごみ特性として予め記憶している、請求項2に記載の方法。
- 前記データベースから取得したごみ特性を、前記ごみ収集車のごみ回収地区に対応して定められたごみの種類に応じて補正するステップを更に含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記データベースから取得したごみ特性を雨量に応じて補正するステップを更に含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記データベースから取得したごみ特性を、前記ごみ収集車のごみ回収地区毎の雨量に応じて補正するステップを更に含む、請求項5に記載の方法。
- 前記ごみ特性の計算は、ごみが前記ごみピットへ投入されてからの経過時間に更に基づく、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ごみ特性の計算は、前記ごみクレーンによる前記ごみピット内のごみの移動回数に更に基づく、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ごみ特性を計算するステップは、
前記ごみピット内の1つのブロックに存在しているごみについてのデータと、当該ブロック内の前記ごみの上へ前記ごみクレーンによって他のブロックから移動し積まれたごみについてのデータとを平均化するステップと、
前記平均化されたデータを用いて当該ブロックについてのごみ特性を計算するステップと、
を含む、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の方法。 - 前記ごみピット内の各ブロックについて計算されたごみ特性を視覚的に表示するステップを更に含む、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ごみクレーンによって前記ごみピット内のごみを移動するステップは、ごみクレーン制御装置によって、前記ごみピット内の各ブロックの前記ごみ特性が均一になるように
前記ごみクレーンを制御するステップを含む、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の方法。
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