JP2019011631A - 座具、それを使用した木質部材の接合構造及び木質部材の接合方法 - Google Patents

座具、それを使用した木質部材の接合構造及び木質部材の接合方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019011631A
JP2019011631A JP2017129461A JP2017129461A JP2019011631A JP 2019011631 A JP2019011631 A JP 2019011631A JP 2017129461 A JP2017129461 A JP 2017129461A JP 2017129461 A JP2017129461 A JP 2017129461A JP 2019011631 A JP2019011631 A JP 2019011631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
lag screw
hole
seating
wooden
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017129461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6245592B1 (ja
Inventor
矢原 勇
Isamu Yahara
勇 矢原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MOKUKOUZOU SYSTEM CO Ltd
Original Assignee
MOKUKOUZOU SYSTEM CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MOKUKOUZOU SYSTEM CO Ltd filed Critical MOKUKOUZOU SYSTEM CO Ltd
Priority to JP2017129461A priority Critical patent/JP6245592B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6245592B1 publication Critical patent/JP6245592B1/ja
Publication of JP2019011631A publication Critical patent/JP2019011631A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

【課題】木軸構造体を施工するに当たり、迅速な施工を可能にすると共に、施工後の構造体を下方から見たときに金属製の部品の露出が少なく、意匠的により好ましい形態とすることができる木質部材の接合構造を提供する。【解決手段】木質部材の接合構造C1は、同一直線に合わせて配された一組の木質部材2、3と、各木質部材の接合面200、300で挟まれており、平板状の座具本体10と、座具本体の表裏の接合面11、12に形成され、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面13、14及び15、16と、座具本体の端縁部に設けられ、一方の座面13、15と直角方向に反対の面に貫通した通し孔130、150、及び他方の座面14,16と直角方向に反対の面に貫通した通し孔140、160とを備える座具1と、座具の通し孔から各木質部材2、3の下穴20、30に通すようにねじ込まれ、木質部材同士を接合しているラグスクリュー4とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、座具、それを使用した木質部材の接合構造及び木質部材の接合方法に関するものである。詳しくは、木軸構造体を施工するに当たり、迅速な施工を可能にすると共に、施工後の構造体を下方から見たときに金属製の部品の露出が少なく、積極的に木質の構造体を見せる上で、意匠的に、より好ましい形態とすることができるものに関する。
近年、木質の橋や屋根等の各種構造物の骨組等、各種の木軸構造体が広く施工されている。木軸構造体は、構成部材である柱部材や梁部材等の木質部材を連結ボルトや連結金具等の連結具により接合して構築されている。木質部材を接合する構造としては、様々なものが採用されているが、例えば本願発明者が提案した特許文献1に記載された木質部材の接合構造がある。なお、特許文献1には、木質部材の接合構造に使用する座具が発明として開示されている。
特許文献1に記載された木質部材の接合構造は、接合する木質部材の接合部で連結ボルトを隣接交差させて通し孔に通し、各連結ボルトを座具とナットを介し固定して木質部材を連結するものである。また、各連結ボルトの両端部で使用される座具は、木繊維方向の面に対し作用する荷重による当該面の変形を抑えて、木軸構造体の施工後の緩みや変形を抑止できるというものである。
特開2014−134072号公報
上記従来の木質部材の連結構造及び座具は、木軸構造体の施工後の緩みや変形を抑止することができる点においては、充分に有用である。しかしながら、当該接合構造の施工を実地に重ねて行くに伴い、更に改良の余地があることも分かってきた。
すなわち、座具を収容する穴を木質部材にあらかじめ加工しておく必要があると共に、連結ボルト一本当たり、二個の座具及びナットが必要になる。このため、連結ボルトを接合部に固定する作業に相当な手間がかかるので、施工に長い時間を要するという課題を生じていた。
また、施工後、接合部を下方から見たとき、連結ボルト一本当たり、一箇所に座具とナットが露出しており、近年の傾向として、隠すよりむしろ積極的に構造物の細部を見せることも多い木軸構造では、木質部分に露出した金属製の部品が点在している形態は、意匠的に見てもあまり好ましいとはいえなかった。
本発明は、以上の点を鑑みて創案されたものであり、木軸構造体を施工するに当たり、迅速な施工を可能にすると共に、施工後の構造体を下方から見たときに金属製の部品の露出が少なく、積極的に木質の構造体を見せる上で、意匠的に、より好ましい形態とすることができる座具、それを使用した木質部材の接合構造及び木質部材の接合方法を提供することを目的とするものである。
(1)上記の目的を達成するため、本発明は、長方形で平板状の座具本体と、該座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の接合面と反対の面に形成され、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面と、前記座具本体の前記端縁部に設けられ、前記座面から前記座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔とを備える木質部材の接合構造に使用する座具である。
本発明に係る座具は、長方形で平板状の座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の接合面と反対の面に、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面を有しているので、座面に設けられる通し孔の配列方向を、座具の両側の端縁部で平行にすることができる。これによれば、ラグスクリューの位置が揃うので、施工がしやすくなる。
また、座面は、ラグスクリューを木質部材に斜めにねじ込んだ際に、ラグスクリューが有するヘッドが圧着する部分となる。更に、座面は、反対側の接合面に対して傾斜しており、このため接合面に密着する木質部材の接合面に対しても傾斜するので、ラグスクリューを木質部材に斜めにねじ込んだときにヘッドの圧着面と座面は隙間なく平行に密着し、これにより最大面積で均等な圧力を以て密着する。
更に、座具は、木質部材の接合構造に使用した際に、ラグスクリューを座具の通し孔に通し、木質部材に斜めにねじ込むことで、木質部材との接合が可能になるので、従来のように連結ボルト一本当たり、二個の座具とナットを使用して固定する構造と比較して、施工の手間が軽減され、木軸構造体を施工するに当たり、迅速な施工が可能になる。なお、本発明にいう「長方形」の用語は、いうまでもなく「正方形」を含む意味で使用している。
(2)本発明の座具は、長方形で平板状の座具本体と、該座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の表裏両側の接合面に形成され、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面と、前記座具本体の前記端縁部に設けられ、表裏両側の前記座面のうち一方の座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔、及び他方の座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔とを備える。
本発明に係る座具は、長方形で平板状の座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の表裏両側の接合面に、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面を有しているので、座面に設けられる通し孔の配列方向を、座具の両側の端縁部で平行にすることができる。これによれば、ラグスクリューの位置が揃うので、施工がしやすくなる。
また、座面は、ラグスクリューを木質部材に斜めにねじ込んだ際に、ラグスクリューが有するヘッドが圧着する部分となる。更に、座面は、各接合面に対して傾斜しており、このため接合面に密着する木質部材の接合面に対しても傾斜するので、ラグスクリューを通し孔に通して木質部材に斜めにねじ込んだときに、ヘッドの圧着面と座面は隙間なく平行に密着し、これにより最大面積で均等な圧力を以て密着する。
更に、座具は、木質部材の接合構造に使用した際に、表裏両側の座面のうち一方の座面と直角方向に反対の面に貫通した通し孔にラグスクリューを通し、他方の座面と直角方向に反対の面に貫通した通し孔にラグスクリューを通して、木質部材にねじ込まれる。すなわち、この座具によれば、座具の表裏両方向へラグスクリューをねじ込むことができるので、座具を挟んで表裏両側の接合面に接合面を密着させた木質部材同士を接合することが可能になる。
また、従来のように連結ボルト一本当たり、二個の座具とナットを使用して固定する構造と比較して、施工の手間が軽減され、木軸構造体を施工するに当たり、迅速な施工が可能になる。
(3)本発明の座具は、前記通し孔が、前記通し孔の配列方向へ交互に異なる表裏両側の前記座面に設けられるよう配置されている構成とすることもできる。
この場合は、通し孔に通して木質部材に斜めにラグスクリューをねじ込む際に、配列方向において交互に逆傾斜となるようにねじ込むことが可能になる。これによれば、平行にねじ込まれるラグスクリューの間隔を、一本分だけ広げることができ、ラグスクリュー間の木質部分の強度を充分に確保することができる。よって、施工後の木質部材の割れや亀裂の発生を抑制することが可能で、構築物としての安全性を高めるために、より好ましい。
(4)上記の目的を達成するため、本発明は、複数の可動腕部を有する接合具と、前記可動腕部の先端に取り付けられており、長方形で平板状の座具本体と、該座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の接合面に形成され、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面と、前記座具本体の前記端縁部に設けられ、前記座面から前記座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔とを備える座具と、接合面を前記座具の接合面に当接し、前記接合面と所要角度を以て所要深さに形成された下穴を有している木質部材と、前記座具の前記通し孔から前記木質部材の前記下穴に通すようにねじ込まれ、前記座具と前記木質部材を接合しているラグスクリューとを備える木質部材の接合構造である。
本発明に係る木質部材の接合構造は、接合具に複数の可動腕部を備えており、その先端に取り付けられている座具に、あらかじめ設けてある下穴にラグスクリューをねじ込んで、木質部材を接合することができる。したがって、複数の木質部材を、接合具を中心として、異なる方向へ配する施工を行うことができ、主に木質部材同士を接合するだけの従来の施工形態のバリエーションを、より広げることが可能になる。なお、座具に係る各作用については、前記(1)に記載した説明と同様であるので、ここでは省略する。
(5)上記の目的を達成するため、本発明は、中心軸を同一直線に合わせて配され、接合面と所要角度を以て所要深さに形成された下穴を有している一組の木質部材と、各木質部材の接合面で挟まれており、長方形で平板状の座具本体と、該座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の表裏両側の接合面に形成され、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面と、前記座具本体の前記端縁部に設けられ、表裏両側の前記座面のうち一方の座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔、及び他方の座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔とを備える座具と、該座具の前記通し孔から前記各木質部材の前記下穴に通すようにねじ込まれ、前記木質部材同士を接合しているラグスクリューとを備える木質部材の接合構造である。
本発明に係る木質部材の接合構造は、接合する木質部材を、中心軸を同一直線に合わせて配することで、各木質部材をずれのない状態とすることができる。そして、木質部材の接合構造を施工するに際して、座具には、表裏両側の座面のうち一方の座面と直角方向に反対の面に貫通した通し孔にラグスクリューが通され、他方の座面と直角方向に反対の面に貫通した通し孔にラグスクリューが通されて木質部材にねじ込まれる。
すなわち、座具の表裏両方向へラグスクリューをねじ込むことができるので、座具を挟んで表裏両側の接合面に接合面を密着させた木質部材同士を接合することが可能になる。なお、座具に係る各作用については、前記(2)に記載した説明と同様であるので、ここでは省略する。
(6)本発明の木質部材の接合構造は、前記木質部材の前記接合面に、少なくとも施工時に下側となる前記接合面を密着させて、前記座具を収容する収容凹部が形成されている構成としてもよい。
この場合は、施工後の構造体の接合部を下方から見たときに、木質部材の下側が密着しているので、仮に座具が側面に露出しているとしても、見えにくい。また、座具の座面に位置する、ラグスクリューのヘッドも、同様に見えにくくなっている。したがって、木質部材に金属製の部品の露出がなく、積極的に木質の構造体を見せる上で、意匠的に、より好ましい形態とすることができる。
(7)本発明の木質部材の接合構造は、前記木質部材に、他方の木質部材の下穴と対応し方向を同じくして設けられた、ラグスクリューを入れる入れ孔が形成されている構成としてもよい。
この場合は、入れ孔にラグスクリューのヘッドが収まることになるので、仮に木質部材の施工時に下側となる部分にラグスクリューのヘッドが位置する場合でも、施工後の構造体の接合部を下方から見たときに、座具やラグスクリューは見えにくい。
(8)上記の目的を達成するため、本発明は、複数の可動腕部を有する接合具の前記可動腕部の先端に取り付けた、長方形で平板状の座具本体と、該座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の接合面に形成され、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面と、前記座具本体の前記端縁部に設けられ、前記座面から前記座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔とを備える座具の前記接合面に、前記接合面と所要角度を以て所要深さに形成された下穴を有している木質部材の接合面を当接し、前記座具の前記通し孔から前記木質部材の前記下穴に通すようにラグスクリューをねじ込んで固定し、前記座具と前記木質部材を接合する木質部材の接合方法である。
本発明に係る木質部材の接合方法は、複数の木質部材を、接合具を中心として、異なる方向へ配する施工を行うことができ、主に木質部材同士を接合するだけの従来の施工形態のバリエーションを、より広げることが可能になる。なお、座具に係る各作用については、前記(1)に記載した説明と同様であるので、ここでは省略する。
(9)上記の目的を達成するため、本発明は、接合部に接合面と所要角度を以て所要深さに形成された下穴を有し、前記接合面と下穴の角度は、平行な表裏両面に対する通し孔の角度と同じに設定されている一組の木質部材を、中心軸を同一直線に合わせて配する工程と、各木質部材の接合面の間に、長方形で平板状の座具本体と、該座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の表裏両側の接合面に形成され、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面と、前記座具本体の前記端縁部に設けられ、表裏両側の前記座面のうち一方の座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔、及び他方の座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔とを備える座具を挟む工程と、各通し孔から、各通し孔に対応する位置にある各下穴に通すようにラグスクリューをねじ込んで固定し、各木質部材を連結する工程とを備える木質部材の接合方法である。
本発明に係る木質部材の接合方法は、接合する木質部材を、中心軸を同一直線に合わせて配することで、各木質部材をずれのない状態とすることができる。そして、木質部材の接合構造を施工するに際して、座具には、表裏両側の座面のうち一方の座面と直角方向に反対の面に貫通した通し孔にラグスクリューが通され、他方の座面と直角方向に反対の面に貫通した通し孔にラグスクリューが通されて木質部材にねじ込まれる。
すなわち、座具の表裏両方向へラグスクリューをねじ込むことができるので、座具を挟んで表裏両側の接合面に接合面を密着させた木質部材同士を接合することが可能になる。なお、座具に係る各作用については、前記(2)に記載した説明と同様であるので、ここでは省略する。
本発明は、木軸構造体を施工するに当たり、迅速な施工を可能にすると共に、施工後の構造体を下方から見たときに金属製の部品の露出が少なく、積極的に木質の構造体を見せる上で、意匠的に、より好ましい形態とすることができる座具、それを使用した木質部材の接合構造及び木質部材の接合方法を提供することができる。
本発明に係る座具の第1の実施形態を示し、(a)は斜視説明図、(b)は(a)におけるA−A断面図である。 本発明に係る木質部材の接合構造の第1の実施形態を示し、(a)は側面視説明図、(b)はラグスクリューを取り外した状態の側面視説明図である。 本発明に係る木質部材の接合構造の第1の実施形態を示し、(a)は図2(a)におけるB−B断面説明図、(b)はラグスクリューをねじ込む前の状態を示すB−B断面分解説明図である。 本発明に係る座具の第2の実施形態を示すと共に、その座具を使用した木質部材の接合構造の第1の実施形態を示し、(a)は側面視説明図、(b)は平面視説明図である。 本発明に係る座具の第2の実施形態を示すと共に、その座具を使用した木質部材の接合構造の第2の実施形態を示す平面視説明図である。
図1ないし図5を参照して、本発明の実施の形態を更に詳細に説明する。
まず、図1を参照する。
図1に示す座具1は金属製(例えば鋼製)で、長方形で平板状の座具本体10を有している。座具本体10は、以下に説明する加工部分を有している。
座具本体10の表裏両面は、接合する木質部材2、3の接合面200、300を当接する接合面11、12である。座具本体10の相対する位置にある一組の端縁部には、接合面11、12のそれぞれに先端縁へ向け板厚が薄くなるよう、互いに同じ角度で傾斜した平らな座面13、14、及び座面15、16が形成されている。
各座面13、14、15、16は、細長い長方形状に形成されており、表裏で対応する座面13、14、及び同じく表裏で対応する座面15、16の先端縁には、面取り部100が設けられており、鋭利な部分を設けないことで、施工において安全に取り扱うことができるようにしている。
一方の端縁部の各座面13、14、及び他方の端縁部の各座面15、16には、それぞれ四箇所に、後述するラグスクリュー4を通すための通し孔130、140が貫通して形成されている。まず、座面13、14では、座面13と直角方向に形成された通し孔130を二箇所に有し、座面14と直角方向に形成された通し孔140を二箇所に有している。各通し孔130、140は、各座面13、14の長さ方向(図1で上下方向)に等間隔で交互に配置されている。
また、座面15、16では、座面15と直角方向に形成された通し孔150を二箇所に有し、座面16と直角方向に形成された通し孔160を二箇所に有している。各通し孔150、160は、配列方向(各座面15、16の長さ方向)に等間隔で交互に配置されている。なお、各通し孔130、140、150、160では、それらと直角方向になっている座面の孔口がラグスクリュー4の入れ口(符号省略)となり、その座面は入れられるラグスクリュー4のヘッド40の座部となる。
また、各座面13、14、15、16に対し直角方向に設けられた各通し孔130、140、150、160の入れ口と反対側の出口(符号省略)は、座面だけでなく、接合面11、12にも掛かっている。
図2及び図3を参照する。
図2、図3に示す木質部材の接合構造C1は、座具1とラグスクリュー4を使用して、木質部材2、3を接合した構造である。なお、ラグスクリュー4は、六角のボルトヘッド様のヘッドを有する大きな木ねじ様のものであるが、特に限定するものではなく、同様の作用を有するものであれば、他の木ネジ様のネジ等を代用することも可能である。
木質部材の接合構造C1では、角材である木質部材2、3が中心軸を同一直線に合わせて配されている。木質部材2、3は、一方の正方形の木口が接合面200、300である。木質部材2、3は、接合面200、300から木部内部へ所要角度を以て所要深さに形成された下穴24、24a、及び下穴34、34aを有している。
木質部材2の下穴24、24aは、接合面200に対し、68°の角度で互いに平行に、かつ投影状態で交差する方向へ、すなわち逆傾斜で形成されており、それぞれラグスクリュー4とほぼ同じ長さを有している。また、同様に、木質部材3の下穴34、34aは、接合面300に対し、68°の角度で互いに平行に、かつ投影状態で交差する方向へ、すなわち逆傾斜で形成されており、それぞれラグスクリュー4とほぼ同じ長さを有している。
なお、各下穴の角度は、上記に限定されるものではなく、木質部材2、3の中に収まる範囲内において、適宜設定することが可能である。また、下穴の本数も特に限定せず、下穴の間の木質部の強度を充分に確保できる範囲内において、適宜設定することが可能である。これについては、後述する木質部材の接合構造C2、C3の場合でも同様である。
また、木質部材2、3の接合面200、300側には、接合面200、300間に座具1を挟んで対向させたとき、各下穴24、24a、及び下穴34、34aと同一直線上で切り欠かれた構造であり、他方の木質部材の下穴と対応し方向を同じくして設けられた入れ孔22、32が形成されている。
入れ口22は、木質部材2の接合面200から一方の側面201にかけて二箇所に設けられ、接合面200から他方の側面202にかけて二箇所に設けられている。また、入れ口32は、木質部材3の接合面300から一方の側面301にかけて二箇所に設けられ、接合面300から他方の側面302にかけて二箇所に設けられている。
そして、各入れ孔22、32からは、ラグスクリュー4が入れられて、座具1の通し孔130、140、150、160を通り、対応する下穴24、24a、34、34aにねじ込まれる。各ラグスクリュー4は、ヘッド40が各座面13、14、15、16に圧接されるようにねじ込まれ、木質部材2、3は、座具1と各ラグスクリュー4によって接合されている。
(作用)
まず、座具1は、長方形で平板状の座具本体10の相対する位置にある一組の端縁部の表裏両側の接合面11、12に、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう傾斜した平らな座面13、14、及び座面15、16を有しているので、各座面13、14、15、16に設けられる通し孔130、140、150、160の配列方向を、座具1の両側の端縁部で平行にすることができる。これによれば、ラグスクリュー4の位置が揃うので、施工がしやすくなり、接合強度の向上にも寄与できる。
また、座面13、14、及び座面15、16は、ラグスクリュー4を木質部材2、3の接合面200、300に斜めにねじ込んだ際に、ラグスクリュー4が有するヘッド40が圧着する部分となる。更に、座面13、14、及び座面15、16は、各接合面200、300に対して傾斜しており、このため接合面200、300に密着する木質部材2、3の接合面に対しても傾斜するので、ラグスクリュー4を通し孔130、140、150、160に通して木質部材2、3に斜めにねじ込んだときに、ヘッド40の圧着面と座面13、14、及び座面15、16は隙間なく平行に密着し、これにより最大面積で均等な圧力を以て密着する。
更に、座具1は、木質部材の接合構造C1に使用した際に、表裏両側の座面13、14、及び座面15、16のうち一方の座面13、15と直角方向に反対の面に貫通した通し孔130、150にラグスクリュー4を通し、他方の座面14、16と直角方向に反対の面に貫通した通し孔140、160にラグスクリュー4を通して、木質部材2、3にねじ込まれる。
すなわち、この座具1によれば、座具1の表裏両方向へラグスクリュー4をねじ込むことができるので、座具1を挟んで表裏両側の接合面11、12に接合面200、300を密着させた木質部材2、3同士を接合することが可能になる。また、従来のように連結ボルト一本当たり、二個の座具とナットを使用して固定する構造と比較して、施工の手間が軽減され、木軸構造体を施工するに当たり、迅速な施工が可能になる。
更に、座具1は、通し孔130、140、150、160が、通し孔の配列方向へ交互に異なる表裏両側の座面に設けられるよう配置されているので、通し孔に通して木質部材2、3の接合面200、300に斜めにラグスクリュー4をねじ込む際に、配列方向において交互に逆傾斜となるようにねじ込むことが可能になる。
これによれば、水平方向に平行にねじ込まれるラグスクリュー4の間隔を、一本分だけ広げることができ、ラグスクリュー4間の木質部分の強度を充分に確保することができる。よって、施工後の木質部材2、3の割れや亀裂の発生を抑制することが可能で、構築物としての安全性を、より高めることができる。
また、木質部材の接合構造C1は、接合する木質部材2、3を、中心軸を同一直線に合わせて配することで、各木質部材2、3をずれのない状態とすることができる。そして、木質部材の接合構造C1を施工するに際して、座具1には、表裏両側の座面13、14、15、16のうち一方の座面13、15と直角方向に反対の面に貫通した通し孔130、150にラグスクリュー4が通され、他方の座面14、16と直角方向に反対の面に貫通した通し孔140、160にラグスクリュー4が通されて木質部材2、3にねじ込まれる。これにより、座具1の表裏両方向へラグスクリュー4をねじ込むことができるので、座具1を挟んで表裏両側の接合面11、12に接合面200、300を密着させた木質部材2、3を接合することが可能になる。
また、本実施の形態のラグスクリュー4を使用する接合構造は、木質部材2、3を座具1を介し接面させた後で、ラグスクリュー4によって固定するようになっているので、接合する木質部材の順序に関係なく接合でき、建て方施工が、容易である。
施工状態においては、ラグスクリューボルト4が木繊維方向と交差しているので、木質部材の割れに対して拘束力が良好であり、強度に優れ、安全性も高い。また、木質部材の鉛直剪断力に抵抗するだけでなく、木材繊維方向とラグスクリュー4が交差することで、引き抜き強度が増大する。
木質部材の接合部の木口にラグスクリュー4を一方向に一定間隔を開けることで、ラグスクリュー4の応力作用点を分散させて、接合耐力の増大を図ることができる。更には、座具1またはラグスクリュー4のヘッド40が、木質部材の内側に隠れて、側面からあまりはみ出さないので、金属部品が露出しにくく、意匠性に優れる。
図4を参照する。
図4に示す座具5は金属製(例えば鋼製)で、長方形で平板状の座具本体50を有している。座具本体50は、以下に説明する加工部分を有している。
座具本体50の一方の面は、接合する木質部材8の接合面800を当接する接合面53である。座具本体50の相対する位置にある一組の端縁部には、接合面53の先端縁へ向け板厚が薄くなるよう互いに同じ所要の角度で傾斜した平らな座面51、52が形成されている。
各座面51、52は、細長い長方形状に形成されており、各座面51、52には、それぞれ二箇所(図示していない)に、ラグスクリュー4を通すための通し孔510、520が貫通して形成されている。座面51、52では、通し孔510が座面51と直角方向に形成され、通し孔520が座面52と直角方向に形成されており、各通し孔510、520は、配列方向へ交互に異なる座面51、52に設けられるよう配置されている。
各通し孔510、520では、それらと直角方向になっている座面の孔口がラグスクリュー4の入れ口となり、その座面は、入れられるラグスクリュー4のヘッド40の座部となる。
図4を参照する。
図4に示す木質部材の接合構造C2は、座具5とラグスクリュー4を使用し、接合具6を介して二本の木質部材8を接合した構造である。
木質部材の接合構造C2は、二本の可動腕部60を有する接合具6を備えている。各可動腕部60は、止めボルト61を中心として回動調節が可能であり、その先端には、座具5が固定されている。座具5は、接合面53と反対側の面が固定されている。
各木質部材8は、接合面800から木部内部へ所要角度を以て所要深さに形成された下穴80を有している。下穴80は、接合面800に対し、68°の角度で互いに平行に、かつ投影状態で交差する方向へ、すなわち逆傾斜で形成されており、それぞれラグスクリュー4とほぼ同じ長さを有している。
そして、座具5の接合面53に木質部材8の木口である正方形の接合面800が当接され、座具5の通し孔510、520を通り、対応する下穴80にねじ込まれる。各ラグスクリュー4は、ヘッド40が各座面51、52に圧接されるようにねじ込まれ、木質部材8は、座具5と各ラグスクリュー4によって連結され、各木質部材8は接合具6を介し接合されている。
(作用)
木質部材の接合構造C2に使用される座具5は、長方形で平板状の座具本体50の相対する位置にある一組の端縁部の接合面53と反対の面に、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面51、52を有しているので、座面51、52に設けられる通し孔510、520の配列方向を、座具5の両側の端縁部で平行にすることができる。これによれば、ラグスクリュー4の位置が揃うので、施工がしやすくなり、接合強度の向上にも寄与できる。
また、座面51、52は、ラグスクリュー4を木質部材8に斜めにねじ込んだ際に、ラグスクリュー4が有するヘッド40が圧着する部分となる。更に、座面51、52は、反対側の接合面53に対して傾斜しており、このため接合面53に密着する木質部材8の接合面800に対しても傾斜するので、ラグスクリュー4を木質部材8に斜めにねじ込んだときにヘッド40の圧着面と座面51、52は隙間なく平行に密着し、これにより最大面積で均等な圧力を以て密着する。
更に、座具5は、木質部材の接合構造C2に使用した際に、ラグスクリュー4を座具5の通し孔510、520に通し、木質部材8の接合面800に斜めにねじ込むことで、木質部材8との接合が可能になるので、従来のように連結ボルト一本当たり、二個の座具とナットを使用して固定する構造と比較して、施工の手間が軽減され、木軸構造体を施工するに当たり、迅速な施工が可能になる。
そして、木質部材の接合構造C2は、接合具6に二本の可動腕部60を備えており、その先端に取り付けられている座具5に、あらかじめ設けてある下穴80にラグスクリュー4をねじ込んで、木質部材8を接合することができる。これにより、二本の木質部材8を、接合具6を中心として、異なる方向へ配する施工を行うことができ、主に木質部材同士を接合するだけの従来の施工形態のバリエーションを、より広げることが可能になる。
図5を参照する。
図5に示す木質部材の接合構造C3は、座具5とラグスクリュー4を使用し、接合具7を介して四本の木質部材8を接合した構造である。
木質部材の接合構造C3は、四本の腕部70を有する接合具7を備えている。腕部70は、ボール71を中心として同一平面上に放射状(十字状)に固定されている。各腕部70の先端には、座具5が固定されている。座具5は、接合面53と反対側の面が固定されている。
各木質部材8は、接合面800から木部内部へ所要角度を以て所要深さに形成された下穴80を有している。下穴80は、接合面800に対し、68°の角度で互いに平行に、かつ投影状態で交差する方向へ、すなわち逆傾斜で形成されており、それぞれラグスクリュー4とほぼ同じ長さを有している。
そして、座具5の接合面53に木質部材8の木口である正方形の接合面800が当接され、座具5の通し孔510、520を通り、対応する下穴80にねじ込まれる。各ラグスクリュー4は、ヘッド40が各座面51、52に圧接されるようにねじ込まれ、木質部材8は、座具5と各ラグスクリュー4によって連結され、各木質部材8は接合具7を介し接合されている。
(作用)
木質部材の接合構造C3は、接合具7に四本の腕部70を備えており、その先端に取り付けられている座具5に、あらかじめ設けてある下穴510、520にラグスクリュー4をねじ込んで、木質部材8を接合することができる。これにより、四本の木質部材8を、接合具7を中心として、異なる方向へ配する施工を行うことができ、主に木質部材同士を接合するだけの従来の施工形態のバリエーションを、より広げることが可能になる。
1 座具
10 座具本体
11、12 接合面
13、14 座面
130、140 通し孔
15、16 座面
150、160 通し孔
100 面取り部
C1 木質部材の接合構造
2、3 木質部材
200、300 接合面
24、24a、34、34a 下穴
22、32 入れ孔
201、202 側面
301、302 側面
4 ラグスクリュー
40 ヘッド
5 座具
50 座具本体
51、52 座面
510、520通し孔
53接合面
8 木質部材
800 接合面
80 下穴
C2 木質部材の接合構造
6 接合具
60 可動腕部
61 止めボルト
C3 木質部材の接合構造
7 接合具
70 腕部
71 ボール

Claims (9)

  1. 長方形で平板状の座具本体と、
    該座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の接合面と反対の面に形成され、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面と、
    前記座具本体の前記端縁部に設けられ、前記座面から前記座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔とを備える
    座具。
  2. 長方形で平板状の座具本体と、
    該座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の表裏両側の接合面に形成され、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面と、
    前記座具本体の前記端縁部に設けられ、表裏両側の前記座面のうち一方の座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔、及び他方の座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔とを備える
    座具。
  3. 前記通し孔が、前記通し孔の配列方向へ交互に異なる表裏両側の前記座面に設けられるよう配置されている
    請求項2記載の木質部材の接合構造に使用する座具。
  4. 複数の可動腕部を有する接合具と、
    前記可動腕部の先端に取り付けられており、長方形で平板状の座具本体と、該座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の接合面に形成され、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面と、前記座具本体の前記端縁部に設けられ、前記座面から前記座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔とを備える座具と、
    接合面を前記座具の接合面に当接し、前記接合面と所要角度を以て所要深さに形成された下穴を有している木質部材と、
    前記座具の前記通し孔から前記木質部材の前記下穴に通すようにねじ込まれ、前記座具と前記木質部材を接合しているラグスクリューとを備える
    木質部材の接合構造。
  5. 中心軸を同一直線に合わせて配され、接合面と所要角度を以て所要深さに形成された下穴を有している一組の木質部材と、
    各木質部材の接合面で挟まれており、長方形で平板状の座具本体と、該座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の表裏両側の接合面に形成され、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面と、前記座具本体の前記端縁部に設けられ、表裏両側の前記座面のうち一方の座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔、及び他方の座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔とを備える座具と、
    該座具の前記通し孔から前記各木質部材の前記下穴に通すようにねじ込まれ、前記木質部材同士を接合しているラグスクリューとを備える
    木質部材の接合構造。
  6. 前記木質部材の前記接合面に、少なくとも施工時に下側となる前記接合面を密着させて、前記座具を収容する収容凹部が形成されている
    請求項5記載の木質部材の接合構造。
  7. 前記木質部材に、他方の木質部材の下穴と対応し方向を同じくして設けられた、ラグスクリューを入れる入れ孔が形成されている
    請求項5または6記載の木質部材の接合構造。
  8. 複数の可動腕部を有する接合具の前記可動腕部の先端に取り付けた、長方形で平板状の座具本体と、該座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の接合面に形成され、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面と、前記座具本体の前記端縁部に設けられ、前記座面から前記座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔とを備える座具の前記接合面に、前記接合面と所要角度を以て所要深さに形成された下穴を有している木質部材の接合面を当接し、前記座具の前記通し孔から前記木質部材の前記下穴に通すようにラグスクリューをねじ込んで固定し、前記座具と前記木質部材を接合する
    木質部材の接合方法。
  9. 接合部に接合面と所要角度を以て所要深さに形成された下穴を有し、前記接合面と下穴の角度は、平行な表裏両面に対する通し孔の角度と同じに設定されている一組の木質部材を、中心軸を同一直線に合わせて配する工程と、
    各木質部材の接合面の間に、長方形で平板状の座具本体と、該座具本体の相対する位置にある一組の端縁部の表裏両側の接合面に形成され、先端縁へ向け板厚が薄くなるよう所要角度で傾斜した平らな座面と、前記座具本体の前記端縁部に設けられ、表裏両側の前記座面のうち一方の座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔、及び他方の座面と直角方向に反対の面に貫通した、ラグスクリューを通すための所要数の通し孔とを備える座具を挟む工程と、
    各通し孔から、各通し孔に対応する位置にある各下穴に通すようにラグスクリューをねじ込んで固定し、各木質部材を連結する工程とを備える
    木質部材の接合方法。
JP2017129461A 2017-06-30 2017-06-30 座具、それを使用した木質部材の接合構造及び木質部材の接合方法 Active JP6245592B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017129461A JP6245592B1 (ja) 2017-06-30 2017-06-30 座具、それを使用した木質部材の接合構造及び木質部材の接合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017129461A JP6245592B1 (ja) 2017-06-30 2017-06-30 座具、それを使用した木質部材の接合構造及び木質部材の接合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6245592B1 JP6245592B1 (ja) 2017-12-13
JP2019011631A true JP2019011631A (ja) 2019-01-24

Family

ID=60658991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017129461A Active JP6245592B1 (ja) 2017-06-30 2017-06-30 座具、それを使用した木質部材の接合構造及び木質部材の接合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6245592B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900004815A1 (it) * 2019-03-29 2020-09-29 Essepi Srl Membro di giunzione per pannelli
US11221031B1 (en) 2020-10-15 2022-01-11 Essepi S.R.L. Joint member for panels

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7267561B2 (ja) 2019-04-26 2023-05-02 ニデックアドバンスドモータ株式会社 ステッピングモータ制御装置及びプログラム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4965013U (ja) * 1972-09-16 1974-06-06
JPS6310978U (ja) * 1986-07-08 1988-01-25
JPH11256687A (ja) * 1998-03-13 1999-09-21 Hatsuo Fujita 軸組構造及び軸組工法
JPH11315817A (ja) * 1998-05-08 1999-11-16 Mitsui Wood Syst Inc ラグスクリューボルト及び植込用ナット
JP2014134072A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Mokukouzou System Co Ltd 木質部材の接合構造に使用する座具
JP2014214542A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 義憲 大倉 連結具
JP2015001090A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 義憲 大倉 連結構造とそれに用いる組金具
JP2015137458A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 株式会社竹中工務店 木質部材の接合構造
JP2016008490A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 義憲 大倉 連結構造

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4965013U (ja) * 1972-09-16 1974-06-06
JPS6310978U (ja) * 1986-07-08 1988-01-25
JPH11256687A (ja) * 1998-03-13 1999-09-21 Hatsuo Fujita 軸組構造及び軸組工法
JPH11315817A (ja) * 1998-05-08 1999-11-16 Mitsui Wood Syst Inc ラグスクリューボルト及び植込用ナット
JP2014134072A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Mokukouzou System Co Ltd 木質部材の接合構造に使用する座具
JP2014214542A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 義憲 大倉 連結具
JP2015001090A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 義憲 大倉 連結構造とそれに用いる組金具
JP2015137458A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 株式会社竹中工務店 木質部材の接合構造
JP2016008490A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 義憲 大倉 連結構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900004815A1 (it) * 2019-03-29 2020-09-29 Essepi Srl Membro di giunzione per pannelli
EP3715549A1 (en) * 2019-03-29 2020-09-30 ESSEPI S.r.l. Joint member for panels
US11221031B1 (en) 2020-10-15 2022-01-11 Essepi S.R.L. Joint member for panels

Also Published As

Publication number Publication date
JP6245592B1 (ja) 2017-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6245592B1 (ja) 座具、それを使用した木質部材の接合構造及び木質部材の接合方法
US10767624B2 (en) Apparatus for joining a modular blade
WO2013055779A1 (en) Mechanically interlocking frame assemblies
US20100129138A1 (en) Captive bolt mechanism and process for structural assembly of planar components
JP6417377B2 (ja) 木造建築物の構造躯体の接合構造
US5845453A (en) Jointing metal fitting for buildings
JP6403453B2 (ja) 連結構造
AT514284B1 (de) Verbindungskörper
JP2008202346A (ja) 木質構造物における木材接合部の補強構造および補強方法
JP4813874B2 (ja) パイプ構造建造物の組立工法及び組立治具
JP2014005694A (ja) コーチスクリューと、それを用いた連結具
JP4949180B2 (ja) 締結具
JP6550164B2 (ja) 連結構造
JP2016145469A (ja) 連結構造
JP2018021443A (ja) 木部材の接合構造及び木部材の接合方法
JP6772090B2 (ja) 足場つなぎ具及び外壁
JP2006274667A (ja) 部材連結具
JP6105884B2 (ja) 接合金物
JP2023039077A (ja) 連結具及び什器
JP2010127405A (ja) 連結固定具
JPH0821012A (ja) 建築用接合金具
JP3166377U (ja) 羽子板ボルト
JP4655641B2 (ja) 角木材接合部品
TW201831759A (zh) 斜撐桿件之端部接合構造
JP2016199942A (ja) 建築用接合金具

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6245592

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250