JP2019010478A - 宅配ボックス - Google Patents

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山澤 英丈
Hidetake Yamazawa
英丈 山澤
宏野 鈴木
Koya Suzuki
宏野 鈴木
和彦 森下
Kazuhiko Morishita
和彦 森下
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Abstract

【課題】宅配業者が不用意にダイヤル錠を操作して施錠してしまうことを防止できる宅配ボックスを提供する。
【解決手段】本発明の宅配ボックスは、施錠手段としてロック部を操作して施錠を行なうダイヤル錠14などの錠前を用いるものである。キャビネット本体に枢着された扉11の外側面に、昇降操作が可能な操作部と、ロック部を操作して施錠を行なう錠前14とを設ける。また扉11の裏面には、錠前に軸支された止め金23と、操作部13に連動して昇降し、止め金23の回動を規制する止め金規制部24とを設ける。操作部を操作して止め金規制部24を移動させなければ、ロック部による施錠ができない構造とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、ダイヤル錠を備えた宅配ボックスに関するものである。
宅配ボックスは、宅配業者が荷物を入れて施錠し、ユーザーである設置者が解錠して荷物を取り出すものであり、不在であっても荷物を受け取ることができるため、今後更に普及することが見込まれている。
宅配ボックスの施錠方法には様々なものがあるが、そのうちの一例として、ダイヤル錠が用いられている。
ダイヤル錠を用いた宅配ボックスの一例が、特許文献1に記載されている。この宅配ボックスでは、宅配業者と宅配ボックスの設置者との間で特定の暗証番号を共有しておき、その暗証番号を用いて施錠や解錠が行われる。しかし宅配業者は多数の宅配ボックスに荷物を届けるので、個々の宅配ボックス毎に異なる暗証番号を用いると、手元に暗唱番号のリストがあったとしても照合作業に手数を要することとなる。逆に全ての宅配ボックスの暗証番号を同一とすると、施錠効果が損なわれる危険性がある。
そこで、任意の暗証番号を設定できるダイヤル錠を用いることも検討されている。この場合には、宅配業者はどの宅配ボックスに対しても任意に暗証番号を設定できるので、手元のリストと照合する必要はなく、また全ての宅配ボックスの暗証番号を同一とすることもない。
宅配業者は荷物を宅配ボックスに入れたのち、ダイヤル錠に暗証番号をセットして施錠する。しかし無意識にダイヤル錠を操作(施錠操作)してしまうと、宅配業者にも暗証番号が分からなくなり、設置者も解錠できなくなるおそれがある。なお、ダイヤル錠に限らず不用意に施錠操作すると解錠ができなくなる錠前についても同様の問題が存在する。
特開2010−82482号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、宅配業者が不用意に操作して施錠してしまうことを防止した宅配ボックスを提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明の宅配ボックスは、キャビネット本体に枢着された扉の外側面に、昇降操作が可能な操作部と、ロック部を操作して施錠を行なう錠前とを設け、この扉の裏面には、錠前に軸支された止め金と、操作部に連動して昇降し、止め金の回動を規制する止め金規制部とを設け、操作部を操作して止め金規制部を移動させたとき、ロック部による施錠を可能としたことを特徴とするものである。
なお、扉の裏面に、操作部に連動して昇降するアームと、アーム及び操作部の動きを制限する規制部とを設け、この規制部によって止め金規制部の動きを規制することが好ましく、また、扉の外側面に、伝票挿入口を設け、扉の内側面には操作部に連動して昇降する印鑑ホルダを設け、施錠後は前記規制部が押印を阻止することが好ましい。
本発明の宅配ボックスは、操作部を操作して止め金規制部を移動させない限り、錠前のロック部を操作して施錠を行なうことができない。このため、宅配業者が不用意に施錠操作することを防止することができる。
実施形態のキャビネットの外観斜視図である。 実施形態のキャビネットの分解斜視図である。 扉の裏面の拡大図である。 図3の左側面図である。 復帰ばねを示す扉裏面の斜視図である。 扉の裏面の機構の解錠状態を示す正面図である。 扉の裏面の機構の押印状態を示す正面図である。 扉の裏面の機構の施錠状態を示す正面図である。 規制部を扉面側から見た斜視図である。 初期状態にある規制部の斜視図である。 押印状態にある規制部の斜視図である。 施錠状態にある規制部の斜視図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。
(基本構成)
図1は宅配ボックスとして使用される実施形態のキャビネットの外観図であり、10はキャビネット本体、11はその扉である。図2に示すように、扉11はその片側を蝶番12によってキャビネット本体10の前面開口部に枢着されている。本実施形態では扉11の右側に蝶番12が取り付けられているが、左側に蝶番12を取り付けてもよい。
扉11の外側面には、図1に示すように操作部13と、錠前としてのダイヤル錠14が設けられている。このほかこの実施形態では、伝票挿入口15が形成されている。操作部13は人手によって昇降可能な突起であり、ダイヤル錠14はそのダイヤル部のほかにロック部として摘み16が扉11の外側面に露出している。ダイヤル錠にもさまざまな種類があるが、本実施形態では、摘みを回転させると暗証番号が確定し、再びその暗証番号に合わせない限り解錠できない機構を備えたもので説明する。
図2に示すように、蝶番12とは反対側のキャビネット本体10の前面開口部には、下側を内側に屈曲させた本体突起部52が設けられている。
図3と図4に示すように、扉11の裏面には、操作部13に連結された平板状の操作部本体17が設けられており、扉11の裏面のガイド18にガイドされて昇降可能となっている。19は平板をクランク状に屈曲した形状の昇降体であり、その上端は操作部本体17に固定されている。また昇降体19の下部はアーム部20となって下方に延びており、その途中に長孔21が形成されている。この長孔21には扉11の裏面から延びるピン22が嵌っている。このため操作部13を上下に操作すると、操作部本体17とともに昇降体19は扉11の裏面と平行な位置で昇降することができる。
図3に示すように、ダイヤル錠14の摘み16の回転軸には、止め金23が固定されている。この止め金23は図3に示す直立状態では扉11の裏面内側にあり、扉11は解錠状態にある。しかしダイヤル錠14の摘み16を回転させて図8に示す水平状態とすると扉11の端面から先端部が側方に突出し、キャビネット本体10の側枠と係合し、扉11を開くことができない施錠状態となる。止め金23はダイヤル錠14との干渉を避けるために屈曲させてあるが、扉11の背面から見ると長方形となっている。
図3に示すように、止め金23の下部側方には止め金規制部24が設けられている。この止め金規制部24は水平断面がL型の金属片であり、その下部が操作部本体17に固定されている。また止め金規制部24は止め金23が直立した解錠状態にあるとき、その側面に当接する位置に設けられている。このため図3の状態では止め金23を回転させることはできず、図7、図8のように操作部本体17とともに止め金規制部24を下降させなければ、止め金23を回転させて施錠状態とすることはできない。従って、宅配業者が不用意にダイヤル錠14の摘み16を回転させようとしても、操作部13を操作して止め金規制部24を移動しなければ回転させることができず、無意識に施錠してしまうトラブルをなくすことができる。
(押印機構)
次に、本実施形態における押印機構について説明する。
図3、図4に示すように、扉11の裏面には伝票受け台取付金具40によって伝票受け台41が取り付けられている。この伝票受け台41は前記した扉11の外側面に設けられた伝票挿入口15に対応する位置にあり、伝票挿入口15から挿入された伝票を受けるものである。伝票受け台取付金具40の左右後端部には折り返し部42が形成されているので、挿入された伝票の位置を決めることができる。
また図3、図4に示されるように、前記した操作部本体17には印鑑ホルダ43が設けられており、印鑑44が下向きに取り付けられている。印鑑44としては内部にインク吸蔵体を備え、印面にインクが自動的に供給される市販の印鑑を用いることが好ましい。
伝票受け台41の片側には上方に延びるガイドロッド45が固定されており、図5に示すように、その周囲に圧縮コイルスプリングからなる復帰ばね46が設けられている。復帰ばね46の下端は伝票受け台41に当接し、その上端は操作部本体17から下方に延びる昇降体19の上端水平部29に当接している。昇降体19は上端を操作部本体17に固定されており、操作部本体17と一体に昇降するものであるが、復帰ばね46により常に上向きに付勢されているので、操作部13及び操作部本体17も、外力を加えない限り常に上方位置にある。
前記したように宅配業者が荷物を入れて扉11を閉じ、操作部13を操作する前に伝票挿入口15から伝票を挿入すると、伝票は伝票受け台41の上に載る。次に操作部13を下降させると、操作部本体17とともに印鑑44も下降して図7に示すように伝票に押印が行われる。その後、操作部本体17は復帰ばね46の弾発力により図8の位置まで上昇するので、印鑑44は伝票面から離れる。このため宅配業者は押印された伝票を取り出すことができる。
(規制部)
次に、操作部13及び操作部本体17の昇降を規制する規制部50について説明する。
規制部50は、操作部本体17から下方に延びるアーム20の先端に取り付けられた先端部材30と、扉11に取り付けられた扉突起部51と、キャビネット本体10に取り付けた前述の本体突起部52とからなる。
図9は規制部50を扉面側から見た斜視図であり、アーム20の下端部に第2回転軸29を中心として回動可能な先端部材30が軸支されている。この先端部材30はつるまきばね33によって常に図9における反時計方向に弾発され、先端部材30の上部に形成された突片31がアーム20の下端部側面に当接する位置にある。先端部材30は傾斜した底面32を備えている。本体突起部52は前記したように、下側を内側に屈曲させた形状であり、キャビネット本体10に固定されている。さらに扉11の裏面下方には、L字型の扉突起部51が設けられている。
図10から図12に規制部50の斜視図を示す。
操作部13が上方位置にある初期状態では、規制部50は図10の位置にあり、アーム20の下端部の先端部材30は、本体突起部52及び扉突起部51よりも上側にあり、何れに対しても非接触である。この図10の状態は図6の解錠状態に対応するものであり、宅配業者は扉11を開いてキャビネット本体10内に荷物を入れることができるが、前記したように止め金規制部24が止め金23に当接しているため摘み16を回転させることはできない。
次に操作部13が押し下げられると、先端部材30は本体突起部52の斜面に接触しながら反時計方向に回転し、先端部材30の先端が本体突起部52から外れると同時に、ばねの力によって時計方向に回転し、図11及び図7に示すように本体突起部52の下側に入る。このとき、図7に示すように押印が行われる。
この状態で操作部13から手を放すと、復帰ばね46の弾発力により操作部本体17及びアーム20も上昇するが、図12及び図8に示したように先端部材30の先端が本体突起部52下面に引掛り、途中までしか上昇できない。この状態で印鑑44は伝票面から離れるので、伝票を取り出すことができる。また止め金規制部24も下降位置に保持されるので、宅配業者はダイヤル錠14に暗唱番号をセットしたうえで摘み16を回転させ、施錠操作するとともに、暗証番号を確定させることができる。
このように途中まで上昇した操作部本体17及びアーム20を再び押し下げると、別の伝票への再押印が行われる可能性がある。しかし図12及び図8の状態では、先端部材30はL字型の扉突起部51の上側に位置するため、再び操作部本体17及びアーム20を再び押し下げようとしても先端部材30の下面が扉突起部51に当たり、下げることができない。このため、再び押印することは不可能となる。
この施錠状態にあるキャビネット本体10から設置者が荷物を取り出すには、ダイヤル錠14のダイヤルを暗証番号に合わせたうえ、摘み16を回して止め金23を解錠位置まで回転させ、扉11を開く。扉11を開くと先端部材30と本体突起部52との係合が解除され、操作部本体17及び昇降体19は復帰ばね46により図6の初期状態に復帰する。
(まとめ)
このように、本発明の宅配ボックスは、宅配業者が荷物を入れて扉11を閉じたうえでなければダイヤル錠14の摘み16を回すことができないので、不用意に施錠してしまうおそれがない。宅配業者は操作部13を押し下げて伝票への押印を行うが、この状態ではダイヤル錠14の摘み16を回し施錠することが可能となる。更に実施形態の構造とすれば、再押印を阻止することができる。なお上記実施形態では、錠前としてダイヤル錠14を使用した宅配ボックスについて説明したが、本発明は、不用意に施錠操作すると施錠した者が解錠できなくなる錠前を使用した宅配ボックスにも適用できるものである。
10 キャビネット本体
11 扉
12 蝶番
13 操作部
14 ダイヤル錠
15 伝票挿入口
16 摘み
17 操作部本体
18 ガイド
19 昇降体
20 アーム部
21 長孔
22 ピン
23 止め金
24 止め金規制部
25 側枠
29 第2回転軸
30 先端部材
32 底面
33 つるまきばね
40 伝票受け台取付金具
41 伝票受け台
42 折り返し部
43 印鑑ホルダ
44 印鑑
45 ガイドロッド
46 復帰ばね
50 規制部
51 扉突起部
52 本体突起部

Claims (3)

  1. キャビネット本体に枢着された扉の外側面に、昇降操作が可能な操作部と、ロック部を操作して施錠を行なう錠前とを設け、この扉の裏面には、錠前に軸支された止め金と、操作部に連動して昇降し、止め金の回動を規制する止め金規制部とを設け、操作部を操作して止め金規制部を移動させたとき、ロック部による施錠を可能としたことを特徴とする宅配ボックス。
  2. 扉の裏面に、操作部に連動して昇降するアームと、アーム及び操作部の動きを制限する規制部とを設け、この規制部によって止め金規制部の動きを規制することを特徴とする請求項1に記載の宅配ボックス。
  3. 扉の外側面に、伝票挿入口を設け、扉の内側面には操作部に連動して昇降する印鑑ホルダを設け、施錠後は前記規制部が押印を阻止することを特徴とする請求項2に記載の宅配ボックス。
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