JP2019010047A - 電子レンジ加温用容器詰飲料及びその販売方法 - Google Patents
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Abstract
Description
ところで、弁当や惣菜といった商品は、温かい状態で食べることができるように、店内に設置してある電子レンジを用いて、店員又は購入者が店内で加温するのが一般的である。しかし、容器詰飲料に関しては、店内において電子レンジで加熱することは行われておらず、店内において常温状態、冷蔵状態又は加温状態で保管・陳列された容器詰飲料を購入してそのまま持ち帰るのが一般的である。
しかしながら、55℃以上の高温状態で長期間保管されると、たとえ緑茶飲料であっても、飲料成分の劣化は避けられないため、成分変化による機能性の低下や香味の低下が生じることになる問題を抱えていた。そこで販売店側としては、55℃以上に維持される加温期間が一定以上に長くならないように管理することが一般的であった。しかし、管理する手間及びコストは店側にとって大きな負担であった。
電子レンジは、一般的なホットプレート方式のホットウォーマーと比較すると、飲料液全体を同時に温めることから、加熱効率が良く、均一な加熱が可能である。しかし、一般的な容器詰飲料をそのまま加温する場合には、飲料が突沸したり、一部が非常に熱くなったり、一部が加温されなかったり、均一な加熱の点が十分に担保されないという問題を抱えていた。
本発明の実施形態の一例に係る容器詰飲料(以下、「本容器詰飲料」とも称する。)は、電子レンジで加温することができる電子レンジ加温用容器詰飲料であって、容器詰飲料の飲料容器(「本容器」とも称する)は、蓋体と容器本体とを有し、当該容器本体内に飲料を充填し、蓋体を閉めて密封してなる容器詰飲料である。
本容器は、上述のように蓋体と容器本体とを備えたものである。
容器本体は、適宜場所に適宜形状のリブなどの凹凸を設けることが可能である。
他方、「容器内胴部平均直径b」とは、図1に示すように、胴部における最も狭幅部の横寸法すなわち直径b1と、胴部における最も幅広部の横寸法すなわち直径b2との平均値(=(b1+b2)/2)の意味である。
なお、上記凹部の形状は、容器本体を縦断面に見て、図1に示すような台形状であっても、円弧状に丸く湾曲した形状であっても、三角状であっても、その他の形状であってよく、リブが形成されていてもよい。
耐熱性の観点から、例えば飲料容器の少なくとも開口部乃至ネック部が、結晶化PETから形成されているのが好ましい。
なお、容器本体の一部が異なる材料からなるものであってもよい。
当該ラベルには、ボトル容器本体内に存在する飲料の容量を目視できる帯状の窓部が縦方向に設けられ、前記窓部に沿った位置に、ボトル容器本体内に存在する飲料の容量に応じた電子レンジの出力及び加熱時間目安が表示されてなる構成を備えていることが好ましい。このような構成であることによって、前記窓部において、ボトル容器本体内に存在する飲料の容量を確認し、その飲料の容量に応じた出力及び加熱時間を電子レンジに設定し、且つ、蓋体を外した状態で加温することで、電子レンジで安全に加温することができる。
本容器詰飲料の飲料は、そのまま飲用可能な所謂RTD(Ready to Drink)形態の飲料であるのが好ましい。中でも、容器の耐圧性を鑑みると、容器内圧が大きくなり難い非炭酸飲料であることが好ましい。
非炭酸飲料としては、例えば緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶、紅茶、ジャスミン茶などの茶飲料、麦茶、コーヒー、ココアなどの飲料を例示することができる。
緑茶飲料を、5℃程度の冷温状態として止渇目的で飲用する場合、メリハリのある香味が必要となる。他方、食中での飲用や嗜好的飲用である所謂“ちびだら飲み”の場合、渋味のある香味が必要となる。かかる観点から、苦渋味要因の指標として、カテキン類、エステル型カテキンの調整や、飲用時の飲み応えの指標として茶由来の固形分濃度の調整を行うのが好ましい。
このような観点から、本容器詰飲料の飲料としての緑茶飲料は、カテキン類を20〜90(mg/100g)の濃度で含有するのが好ましく、中でも30mg/100g以上或いは85mg/100g以下、その中でも40mg/100g以上或いは80mg/100g以下であるのがさらに好ましい。
なお、「カテキン類」とは、カテキン(C)、エピカテキン(EC)、ガロカテキン(GC)、エピガロカテキン(EGC)、カテキンガレート(Cg)、エピカテキンガレート(ECg)、ガロカテキンガレート(GCg)、エピガロカテキンガレート(EGCg)の8種のカテキンを意味し、カテキン類の濃度とはこれらの合計含有量を示している。
すなわち、上記カテキン類の含有量に対するエピガロカテキンガレート及びガロカテキンガレートの合計含有量の割合が0.29〜0.70である緑茶飲料であるのが好ましく、中でも0.36以上或いは0.60以下、その中でも0.40以上或いは0.50以下であるのがさらに好ましい。
なお、「茶由来の可溶性固形分」とは、直接茶葉を抽出したものから得られる可溶性固形分や、茶葉を抽出した後、常法に従って濃縮した茶エキスや常法に従って乾燥させた乾燥粉末茶から得られる可溶性固形分、また茶葉を抽出した後に特定の成分のみを選択して回収した茶エキスや乾燥粉末茶から得られる可溶性固形分のことを示す。
緑茶飲料を40〜60℃程度の温度で飲用する場合、シュウ酸濃度が1.0mg/100g以上であれば、味のしまりを確保することができて好ましい一方、10mg/100g以下であれば、エグ味を抑えることができて好ましい。
本容器詰飲料は、電子レンジで加温した際の突沸を抑制することができる観点から、容器内に充填された飲料の飲料液量VL(mL)、前記容器中のヘッドスペースの体積Hv(mL)、及び前記ヘッドスペースの内圧Hp(kPa、20℃で1気圧基準)が、下記式1を満たすのが好ましい。
下記式1を満たす関係であれば、蓋体を閉めた状態で電子レンジで加温した際の突沸を抑制することができるばかりか、蓋体を開けた際に液面が下がるため、蓋体を開けた状態で電子レンジで加温した際の突沸をも抑制することができる。
(式1)・・−0.720≦(Hv/VL)×Hp≦−0.060
(式2)・・−0.600≦(Hv/VL)×Hp≦−0.100
(式3)・・−0.500≦(Hv/VL)×Hp≦−0.200
飲料の殺菌及び容器充填の方法としては、食品衛生法に定められた殺菌条件の下で、従来から行われている通常の方法を採用すればよい。例えばプラスチックボトル飲料(PETボトル飲料)であれば、高温で内容液を殺菌し、そのままの温度で充填して冷却するホットパック充填、殺菌された容器に殺菌された内容液を無菌環境下で常温充填するアセブティック充填、その他の充填方法を採用することができる。
なお、蓋体を開放した場合に液面が下がるように、ホットパック充填方式を採用して、ヘッドスペースの内圧を、大気圧に対して負圧に調整するのが特に好ましい。
本発明の実施形態の一例に係る電子レンジ加温用容器詰飲料の販売方法(以下、「本販売方法」とも称する。)は、上記本容器詰飲料を、店内において0〜35℃を維持した状態で陳列する一方、店内には、当該電子レンジ加温用容器詰飲料を加温するための電子レンジを設置することを特徴とする販売方法である。
本容器詰飲料を、店内において0〜35℃を維持した状態で陳列すれば、電子レンジを使用して、購入者又は販売者が、購入者の好みの温度に加温することができる。
店内において0〜35℃を維持した状態で陳列する方法としては、冷蔵ケース内において、0〜10℃を維持した状態で保管及び陳列する方法を挙げることができる。また、加温も冷却もしない常温の状態、すなわち10〜35℃の状態で、商品棚などで保管及び陳列する方法、所謂常温陳列をも挙げることができる。
前記電子レンジは、ターンテーブルを具備しないものが好ましい。本発明者が試験した結果、ターンテーブルを具備した電子レンジよりも、ターンテーブルを具備しない電子レンジで加温した方が、飲料をより均一に加温することができることが分かった。
また、電子レンジは、蓋体を外して開けた状態で加温することができるように、本容器飲料を立てた状態で加温することができるものが好ましい。
また、電子レンジは、加温時間が5〜150秒間であるものが好ましく、中でも、好みの温度に加温することができる観点から、20〜60秒の間で自在に設定変更可能であるものが好ましい。
なお、5℃以上の低温域の設定を可能としたのは、氷温等で販売されているものを、少しだけ暖めるような場合や、チルド温度帯の販売商品を常温に暖める場合を含めたものである。
かかる観点から、本容器詰飲料を加熱する目標温度は、45〜75℃であるのが好ましく、中でも48℃以上或いは70℃以下、その中でも50℃以上或いは65℃以下、その中でも55℃以上或いは60℃以下であるのがさらに好ましい。
上記本容器詰飲料は、店内において、店員又は購入者が店内に設置された電子レンジを用いて、蓋体をしたまま、或いは、蓋体を外して開けた状態で、加温することができる。
この際、加温時間を調整することで、購入者の好みに応じた温度に加温することができる。
本明細書において「X〜Y」(X,Yは任意の数字)と表現する場合、特にことわらない限り「X以上Y以下」の意と共に、「好ましくはXより大きい」或いは「好ましくはYより小さい」の意も包含する。
また、「X以上」(Xは任意の数字)或いは「Y以下」(Yは任意の数字)と表現した場合、「Xより大きいことが好ましい」或いは「Y未満であることが好ましい」旨の意図も包含する。
図1に示すようなPET製ボトル容器、すなわち底面付き円筒形状を呈する胴部の上端部が窄まってネック部及び開口部を有する容器本体内に、ホットパックにより緑茶飲料を充填して、容器詰緑茶飲料(サンプル)を得た。詳細は表1及び表2に示した。
容器本体の底部には、容器本体を下側すなわち底部側から見て、胴部内上方に向かって凹んだ凹部を備えており、容器本体内における底部最下部から前記凹部の最上部までの高さwは12mmであった。
なお、カテキン類の量は使用する茶葉の量及び抽出温度を変化させることによって、当業者であれば適宜調整可能な事項である。
また、粘性については茶抽出液の濃度を濃くすることにより調整可能であるが、ペクチンやカラギナン等の増粘剤を添加することによっても調整することができる。
実施例1の容器及び充填状態を表1のように変更し、実施例1の飲料組成を表2のように変更した以外、実施例1と同様にして容器詰緑茶飲料(サンプル)を得た。
実施例1の容器及び充填状態を表3のように変更し、実施例1の飲料組成を表4のように変更した以外、実施例1と同様にして容器詰緑茶飲料(サンプル)を得た。
実施例1〜12及び比較例1〜10で得た容器詰緑茶飲料(サンプル)を、電子レンジを用いて、蓋体を閉めた状態又は蓋体を開けた状態で、下記表5及び6に示す条件で加温し、加熱効率及び加熱時の均一性について評価した。
使用した電子レンジは、以下の2種のものを使用した。
一方の電子レンジ(パナソニック製NE−1801業務用)は、ターンテーブルを具備しないものであり、庫内寸法330mm×310mm×175mmで、出力が少なくとも500W〜1800Wに設定変更可能であり、加温時間を任意の時間で自在に設定変更可能であった。この電子レンジは、例えば実施例1の電子レンジ加温用容器詰飲料を、加温開始から60秒以内に43℃まで加温することができるものであった。
他方の電子レンジ(大宇電子ジャパン製DMWP−96W)は、ターンテーブルを具備し、庫内寸法290mm×306mm×220mmで、出力600Wであり、加温時間を任意の時間で自在に設定変更可能であった。この電子レンジは、例えば実施例12の電子レンジ加温用容器詰飲料を、加温開始から60秒以内に43℃まで加温することができるものであった。
加熱前の飲料液温度、加熱後容器内の飲料液を撹拌した後の温度(表中の混合時の加温時温度)を夫々測定し、下記式より加熱効率(℃/秒)を算出した。
式・・・(加熱後の撹拌後の飲料液温度−加熱前飲料液温度)(℃)/加熱時間(秒)
1:加熱効率(℃/秒)が0〜0.3未満
2:加熱効率(℃/秒)が0.3〜0.6未満
3:加熱効率(℃/秒)が0.6以上
容器中の液面から約2cm及び容器本体の底部から高さ約1cmにおける飲料液の温度を、市販のデジタル温度計(ドリテック社製 O−207)を使用して測定し、夫々容器上部、容器下部における飲料液の温度とした。
1:容器上部、容器下部の温度差(℃)5℃以上
2:容器上部、容器下部の温度差(℃)3〜4℃
3:容器上部、容器下部の温度差(℃)2℃以下
上記加熱効率の評価のポイント及び加熱時の温度均一性評価のポイントを合計して、次のように総合評価した。
合計5〜6:合格
合計2〜4、もしくは加熱効率の評価ポイントまたは温度均一性評価ポイントで1を含むもの:不合格
上記実施例及び比較例の比較、並びに、これまで発明者が行ってきた試験結果から、容器本体の容器内胴部平均直径bが60mm〜75mmであり、当該容器内胴部平均直径bに対する容器本体の容器内における縦寸法aの比率(a/b)が2.0〜3.2であり、容器本体の底部における凹部の深さwが8mm〜20mmであれば、加熱効率と加熱均一性を良好にすることができることが分かった。したがって、このような要件を満たす容器詰緑飲料であれば、短時間で所定の温度に均一な加熱が可能であって、購入後に顧客が好みの温度に電子レンジで加熱するという販売形態に適していると考えることができる。
実施例1の容器及び充填状態を表7のように変更し、実施例1の飲料組成を表8のように変更した以外、実施例1と同様にして容器詰緑茶飲料(サンプル)を得た。
比較例11〜12及び実施例13〜20で得た容器詰緑茶飲料(サンプル)を、電子レンジを用いて、蓋体を閉めた状態で、下記表9に示す条件で加温し、官能評価を行った。
使用した電子レンジ(パナソニック製NE−1801業務用)は、ターンテーブルを具備しないものであり、庫内寸法330mm×310mm×175mmで、出力が少なくとも500W〜1800Wに設定変更可能であり、加温時間を任意の時間で自在に設定変更可能であった。この電子レンジは、例えば実施例1の電子レンジ加温用容器詰飲料を、加温開始から60秒以内に43℃まで加温することができるものであった。
5人の検査員が、上述のように電子レンジ加熱した後の容器詰飲料について、食間飲用時の相性について、次の基準で官能評価を行った。苦渋味が一定の範囲にあると、ご飯の甘味を引き立てるため、高得点となる。苦渋味は、主にカテキン類中のエピガロカテキンが影響していると考えることができる。
3:適度な苦渋みがあり、ご飯の甘みが強く感じる又は引き立つ。
2:苦渋みが少なく、ご飯の甘みが弱く感じる、又は、苦渋みが少なく、ご飯の甘みが弱く感じる。
1:苦渋みが強過ぎて、ご飯の甘みが弱く感じる。
5人の検査員が、上述のように電子レンジ加熱した後の容器詰飲料について、飲用後の後味のキレについて、次の基準で官能評価を行った。粘性が所定範囲にあることで、後味の切れが良く、高得点となると考えることができる。
3:後味のキレが良い。
2:後味のキレがやや良い。
1:後味のキレが悪い。
上記食間飲用時の相性の評価のポイント及び飲用後の後味のキレの評価のポイントを合計して、次のように総合評価した。
合計4〜6:合格
合計2〜3、もしくは食間飲用時の相性の評価で1または後味のキレの評価で1を含むもの:不合格
上記実施例及び比較例の比較、並びに、これまで発明者が行ってきた試験結果から、上記の容器本体の要件を満たしつつ、飲料の粘性が1.5mPa・s〜2.5mPa・sであれば、電子レンジを用いて加温した際、飲料が突沸するのを抑えることができ、しかも、均一に加熱することができることが分かった。
さらに、実施例13乃至20の結果より、内容液である緑茶飲料の組成が所定の要件を満たすことで、暖かい状態でも後味の切れが良く、且つご飯と共に食する場合の相性が良い、容器詰緑茶飲料を提供できることが分かった。
Claims (9)
- 電子レンジで加温することができる電子レンジ加温用容器詰飲料であって、
容器詰飲料の飲料容器は、蓋体と容器本体とを有し、当該容器本体は、円筒ボトル状を呈し、円筒胴部の容器内胴部平均直径bが60mm〜75mmであり、当該容器内胴部平均直径bに対する容器本体の容器内における縦寸法aの比率(a/b)が2.0〜3.2であり、容器本体の底部には、上方胴部内に向かって凹んだ凹部を備え、容器本体内における底部最下部から前記凹部の最上部までの高さwが8mm〜20mmであり、
容器詰飲料の飲料は、粘性が1.5mPa・s〜2.5mPa・sである液体であることを特徴とする電子レンジ加温用容器詰飲料。 - 前記容器詰飲料の飲料容器は、ポリエチレンテレフタレート製容器である請求項1に記載の電子レンジ加温用容器詰飲料。
- 容器詰飲料の飲料は、緑茶飲料である請求項1又は2に記載の電子レンジ加温用容器詰飲料。
- 上記緑茶飲料は、カテキン類を20〜90(mg/100g)の濃度で含有すると共に、当該カテキン類の含有量に対するエピガロカテキンガレート及びガロカテキンガレートの合計含有量の割合が0.29〜0.70である緑茶飲料であることを特徴とする請求項3に記載の電子レンジ加温用容器詰飲料。
- 請求項1〜4の何れかに記載の電子レンジ加温用容器詰飲料を、店内において0〜35℃を維持した状態で陳列する一方、店内には、当該電子レンジ加温用容器詰飲料を加温するための電子レンジを設置することを特徴とする、電子レンジ加温用容器詰飲料の販売方法。
- 前記電子レンジがターンテーブルを具備しないものであることを特徴とする請求項5に記載の電子レンジ加温用容器詰飲料の販売方法。
- 前記電子レンジは、出力が500W以上であって、加温時間を5秒〜150秒間の間で設定変更可能であること特徴とする請求項5又は6に記載の電子レンジ加温用容器詰飲料の販売方法。
- 前記電子レンジは、請求項1〜4の何れかに記載の電子レンジ加温用容器詰飲料を、加温開始から150秒以内に5℃〜99℃まで加温することができるものであることを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載の電子レンジ加温用容器詰飲料の販売方法。
- 前記電子レンジは、飲料の加熱目標温度と電子レンジの加熱時間との対応関係を示した表示部を備えていることを特徴とする請求項5〜8の何れかに記載の電子レンジ加温用容器詰飲料の販売方法。
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