JP2019009882A - 電源装置および画像形成装置 - Google Patents

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康昂 羽賀
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Abstract

【課題】電源効率を高めることができる電源装置を得る。【解決手段】本発明の電源装置は、第1の巻線と、第2の巻線と、第1の接続点、第2の接続点、および基準電圧となる第3の接続点とを有する第3の巻線とを含むトランスと、第1の巻線に流れる電流をオンオフするスイッチングトランジスタと、第2の巻線から出力された信号を整流することにより出力電圧を生成する出力整流部と、出力電圧に基づいて、出力電圧に応じた電圧制御信号を生成する電圧制御部と、電源端子を有し、電圧制御信号に基づいてスイッチングトランジスタの動作を制御するスイッチング制御部と、第3の巻線の第1の接続点の電圧に基づく第1の電圧に応じて、第1の電圧および第3の巻線の第2の接続点の電圧に基づく第2の電圧のうちの一方を選択し、選択された電圧に応じた電圧を電源電圧としてスイッチング制御部の電源端子に供給する選択部とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、電源装置、および電源装置を備えた画像形成装置に関する。
電源装置では、電源効率が高いことが望まれている。例えば、特許文献1には、トランスの一次側に接続されたスイッチング素子の導通損失の低減を図るスイッチング電源が開示されている。
特開2010−130708号公報
このように、電源装置では、電源効率が高いことが望まれており、さらなる電源効率の向上が期待されている。
電源効率を高めることができる電源装置および画像形成装置を提供することが望ましい。
本発明の一実施の形態における電源装置は、トランスと、スイッチングトランジスタと、出力整流部と、電圧制御部と、スイッチング制御部と、選択部とを備えている。トランスは、第1の巻線と、第2の巻線と、第3の巻線とを含んでいる。この第3の巻線は、第1の接続点、第2の接続点、および基準電圧となる第3の接続点とを有している。スイッチングトランジスタは、第1の巻線に流れる電流をオンオフするものである。出力整流部は、第2の巻線から出力された信号を整流することにより出力電圧を生成するものである。電圧制御部は、出力電圧に基づいて、出力電圧に応じた電圧制御信号を生成するものである。スイッチング制御部は、電源端子を有し、電圧制御信号に基づいてスイッチングトランジスタの動作を制御するものである。選択部は、第3の巻線の第1の接続点の電圧に基づく第1の電圧に応じて、第1の電圧および第3の巻線の第2の接続点の電圧に基づく第2の電圧のうちの一方を選択し、選択された電圧に応じた電圧を電源電圧としてスイッチング制御部の電源端子に供給するものである。
本発明の一実施の形態における画像形成装置は、電源部と、ヒータを有する画像形成部とを備えている。電源部は、トランスと、スイッチングトランジスタと、出力整流部と、電圧制御部と、スイッチング制御部と、第1の整流部と、第2の整流部と、選択部とを有している。トランスは、第1の巻線と、第2の巻線と、第3の巻線とを含んでいる。この第3の巻線は、第1の接続点、第2の接続点、および基準電圧となる第3の接続点とを有している。スイッチングトランジスタは、第1の巻線に流れる電流をオンオフするものである。出力整流部は、第2の巻線から出力された信号を整流することにより出力電圧を生成するものである。電圧制御部は、出力電圧に基づいて、出力電圧に応じた電圧制御信号を生成するものである。スイッチング制御部は、電源端子を有し、電圧制御信号に基づいてスイッチングトランジスタの動作を制御するものである。選択部は、第3の巻線の第1の接続点の電圧に基づく第1の電圧に応じて、第1の電圧および第3の巻線の第2の接続点の電圧に基づく第2の電圧のうちの一方を選択し、選択された電圧に応じた電圧を電源電圧としてスイッチング制御部の電源端子に供給するものである。
本発明の一実施の形態における電源装置および画像形成装置によれば、第3の巻線を有するトランスと、選択部とを設け、選択部が、第1の電圧に応じて、第1の電圧および第2の電圧のうちの一方を選択し、選択された電圧に応じた電圧を電源電圧としてスイッチング制御部の電源端子に供給するようにしたので、電源効率を高めることができる。
一実施の形態に係る電源装置が適用された画像形成装置の一構成例を表す説明図である。 図1に示したIDユニット一構成例を表す説明図である。 図1に示した画像形成装置の一構成例を表すブロック図である。 図3に示した電源部の一構成例を表す回路図である。 図4に示した選択部の一構成例を表す回路図である。 図1に示した画像形成装置における画像形成動作の一例を表す説明図である。 図5に示した選択部の一動作例を表す説明図である。 図5に示した選択部の他の動作例を表す説明図である。 図4に示した電源部の一動作例を表す表である。 図4に示した電源部の一動作例を表す他の表である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<実施の形態>
[構成例]
図1は、本発明の一実施の形態に係る電源装置が適用された画像形成装置1の一構成例を表すものである。画像形成装置1は、例えば普通用紙等からなる記録媒体に対して、電子写真方式を用いて画像を形成するプリンタとして機能するものである。画像形成装置1は、媒体供給ローラ11と、媒体センサ12と、レジストローラ13と、媒体センサ14と、レジストローラ15と、媒体センサ16と、4つのID(Image Drum)ユニット20(IDユニット20K,20Y,20M,20C)と、4つのトナー収容部28(トナー収容部28K,28Y,28M,28C)と、4つのLED(Light Emitting Diode)ヘッド29(LEDヘッド29K,29Y,29M,29C)と、転写部30と、定着部40と、媒体センサ17とを備えている。これらの部材は、記録媒体9を搬送する搬送路10に沿って配置されている。
媒体供給ローラ11は、媒体収納部8に収納されている記録媒体9をその最上部から1枚ずつ取り出し、取り出した記録媒体9を搬送路10に送り出す部材である。
媒体センサ12は、記録媒体9の通過を検出する部材である。媒体センサ12は、搬送路10において、媒体供給ローラ11とレジストローラ13との間に配置されている。
レジストローラ13は、搬送路10を挟む1対のローラにより構成される部材であり、媒体供給ローラ11から供給された記録媒体9の斜行を矯正するとともに、搬送路10に沿って記録媒体9を搬送するものである。
媒体センサ14は、記録媒体9の通過を検出する部材である。媒体センサ14は、搬送路10において、レジストローラ13とレジストローラ15との間に配置されている。
レジストローラ15は、搬送路10を挟む1対のローラにより構成される部材であり、媒体供給ローラ11から供給された記録媒体9の斜行を矯正するとともに、搬送路10に沿って記録媒体9をIDユニット20に導くものである。
媒体センサ16は、記録媒体9の通過を検出する部材である。媒体センサ16は、搬送路10において、レジストローラ15の下流に配置されている。媒体センサ16は、記録媒体9が4つのIDユニット20に到達するタイミングを検出するために用いられる。
4つのIDユニット20は、トナー像を形成するものである。具体的には、IDユニット20Kは、黒色(K)のトナー像を形成するものであり、IDユニット20Yは、黄色(Y)のトナー像を形成するものであり、IDユニット20Mは、マゼンタ色(M)のトナー像を形成するものであり、IDユニット20Cは、シアン色(C)のトナー像を形成するものである。この例では、4つのIDユニット20は、記録媒体9の搬送方向Fにおいて、IDユニット20K,20Y,20M,20Cの順に配置されている。各IDユニット20は、着脱可能に構成されている。
4つのトナー収容部28は、トナーを貯蔵するものである。具体的には、トナー収容部28Kは黒色のトナーを貯蔵し、トナー収容部28Yは黄色のトナーを貯蔵し、トナー収容部28Mはマゼンタ色のトナーを貯蔵し、トナー収容部28Cはシアン色のトナーを貯蔵するようになっている。4つのトナー収容部28は、対応する4つのIDユニット20に対してそれぞれ着脱可能に構成されている。
図2は、IDユニット20およびトナー収容部28の一構成例を表すものである。IDユニット20は、感光体21と、クリーニングブレード22と、帯電ローラ24と、現像ローラ25と、現像ブレード26と、供給ローラ27と、メモリタグMT1とを有している。トナー収容部28は、メモリタグMT2を有している。
感光体21は、表面(表層部分)に静電潜像を担持する部材である。感光体21は、図示しない感光体モータから伝達された動力により、この例では時計回りで回転する。感光体21は、帯電ローラ24により帯電し、LEDヘッド29により露光される。具体的には、IDユニット20Kの感光体21はLEDヘッド29Kにより露光され、IDユニット20Yの感光体21はLEDヘッド29Yにより露光され、IDユニット20Mの感光体21はLEDヘッド29Mにより露光され、IDユニット20Cの感光体21はLEDヘッド29Cにより露光される。これにより、各感光体21の表面には、静電潜像が形成される。そして、感光体21に、現像ローラ25によりトナーが供給されることにより、感光体21には、静電潜像に応じたトナー像が形成されるようになっている。
クリーニングブレード22は、感光体21の表面(表層部分)に残留するトナーを掻き取ってクリーニングする部材である。そして、掻き取られたトナーは、排トナーボックス23に収容されるようになっている
帯電ローラ24は、感光体21の表面(表層部分)を帯電させる部材である。帯電ローラ24は、感光体21の表面(周面)に接するように配置されており、所定の押し付け量で感光体21に押し付けられるように配置されている。帯電ローラ24は、感光体21の回転に応じて、この例では反時計回りで回転する。帯電ローラ24には、電圧制御部55(後述)により帯電電圧が印加されるようになっている。
現像ローラ25は、トナーを表面に担持する部材である。現像ローラ25は、感光体21の表面(周面)に接するように配置されており、所定の押し付け量で感光体21に押し付けられるように配置されている。現像ローラ25は、図示しない感光体モータから伝達された動力により、この例では反時計回りで回転する。現像ローラ25には、電圧制御部55(後述)により現像電圧が印加されるようになっている。
現像ブレード26は、現像ローラ25の表面に当接することにより、この現像ローラ25の表面にトナーからなる層(トナー層)を形成させるとともに、そのトナー層の厚さを規制(制御,調整)する部材である。現像ブレード26は、例えば、ステンレス等からなる板状弾性部材をL字形状に折り曲げたものである。現像ブレード26は、その折れ曲がった部分が現像ローラ25の表面に当接するように配置されるとともに、所定の押し付け量で現像ローラ25に押し付けられるように配置されている。
供給ローラ27は、トナー収容部28内に貯蔵されたトナーを、現像ローラ25に対して供給する部材である。供給ローラ27は、現像ローラ25の表面(周面)に接するように配置されており、所定の押し付け量で現像ローラ25に押し付けられるように配置されている。供給ローラ27は、図示しない感光体モータから伝達された動力により、この例では反時計回りで回転する。これにより、各IDユニット20では、供給ローラ27の表面と現像ローラ25の表面との間には摩擦が生じる。その結果、各IDユニット20では、トナーが、いわゆる摩擦帯電により帯電するようになっている。供給ローラ27には、電圧制御部55(後述)により供給電圧が印加されるようになっている。
メモリタグMT1は、例えば無線タグを用いて構成されるものである。メモリタグMT1は、例えばIDユニット20のシリアルナンバーなどの情報が記憶されている。
メモリタグMT2は、例えば無線タグを用いて構成されるものである。メモリタグMT2は、例えばトナー収容部28のシリアルナンバーなどの情報が記憶されている。
4つのLEDヘッド29(図1)は、対応するIDユニット20の感光体21に対して光を照射する部材である。具体的には、LEDヘッド29Kは、IDユニット20Kの感光体21に対して光を照射し、LEDヘッド29Yは、IDユニット20Yの感光体21に対して光を照射し、LEDヘッド29Mは、IDユニット20Mの感光体21に対して光を照射し、LEDヘッド29Cは、IDユニット20Cの感光体21に対して光を照射する。これにより、これらの感光体21は、対応するLEDヘッド29により露光され、感光体21の表面に、静電潜像が形成されるようになっている。
この4つのLEDヘッド29は、この例では、画像形成装置1のトップカバーに固定されている。これにより、4つのLEDヘッド29は、このトップカバーを開くことにより、対応するIDユニット20から離れ、一方、トップカバーを閉じることにより、対応するIDユニット20の感光体21を露光可能な位置に配置されるようになっている。
転写部30は、4つのIDユニット20により形成されたトナー像を、記録媒体9の被転写面上に転写するものである。転写部30は、転写ベルト31と、4つの転写ローラ32(32K,32Y,32M,32C)と、駆動ローラ33と、従動ローラ34とを有している。
転写ベルト31は、搬送路10に沿って記録媒体9を搬送方向Fに向かって搬送するものである。転写ベルト31は、駆動ローラ33および従動ローラ34によって張設(張架)されている。そして、転写ベルト31は、駆動ローラ33の回転に応じて、搬送方向Fの方向に循環搬送されるようになっている。
転写ローラ32Kは、搬送路10および転写ベルト31を介してIDユニット20Kの感光体21に対向配置されており、転写ローラ32Yは、搬送路10および転写ベルト31を介してIDユニット20Yの感光体21に対向配置されており、転写ローラ32Mは、搬送路10および転写ベルト31を介してIDユニット20Mの感光体21に対向配置されており、転写ローラ32Cは、搬送路10および転写ベルト31を介してIDユニット20Cの感光体21に対向配置されている。転写ローラ32K,32Y,32M,32Cのそれぞれには、電圧制御部55(後述)により転写電圧が印加される。これにより、画像形成装置1では、各IDユニット20により形成されたトナー像が、記録媒体9の被転写面上に転写されるようになっている。
駆動ローラ33は、転写ベルト31を循環搬送するものである。この例では、駆動ローラ33は、搬送方向Fにおいて、4つのIDユニット20の下流に配置されている。従動ローラ34は、転写ベルト31の循環搬送に応じて、従動回転するものである。この例では、従動ローラ34は、搬送方向Fにおいて、4つのIDユニット20の上流に配置されている。
定着部40は、記録媒体9に対し熱および圧力を付与することにより、記録媒体9上に転写されたトナー像を記録媒体9に定着させる部材である。定着部40は、ヒートローラ41と、加圧ローラ43とを有している。ヒートローラ41は、記録媒体9上のトナーに対して熱を付与する部材である。ヒートローラ41は、ヒータ42を有している。ヒータ42は、例えば、ハロゲンヒータやセラミックヒータ等を用いて構成される。加圧ローラ43は、ヒートローラ41との間に圧接部が形成されるように配置され、記録媒体9上のトナーに対して圧力を付与する部材である。これにより、定着部40では、記録媒体9上のトナーが、加熱され、融解し、加圧される。その結果、トナー像が記録媒体9上に定着するようになっている。
媒体センサ17は、記録媒体9の通過を検出する部材である。媒体センサ17は、搬送路10において、定着部40の下流に配置されている。媒体センサ17は、記録媒体9が排出されたことを検出するようになっている。
この構成により、画像形成装置1は、記録媒体9に対して画像を形成する。そして、画像が形成された記録媒体9は、スタッカ18上に積載されるようになっている。
図3は、画像形成装置1における制御機構の一例を表すものである。画像形成装置1は、通信部51と、操作パネル52と、読み書き制御部53と、露光制御部54と、電圧制御部55と、モータ制御部56と、定着制御部57と、電源部60と、制御部59とを備えている。
通信部51は、例えばUSB(Universal Serial Bus)やLAN(Local Area Network)を用いて通信を行うものであり、例えば、ホストコンピュータ(図示せず)から送信された印刷データDPを受信するものである。
操作パネル52は、ユーザの操作を受け付けるとともに、画像形成装置1の動作状態などを表示するものである。操作パネル52は、例えば各種ボタン、液晶ディスプレイ、各種インジケータなどを用いて構成されるものである。
読み書き制御部53は、図示しないアンテナを介して、4つのIDユニット20のメモリタグMT1、および4つのトナー収容部28のメモリタグMT2から情報を読み出し、あるいは、これらのメモリタグMT1,MT2から情報を読み出すものである。
露光制御部54は、4つのLEDヘッド29における露光動作を制御するものである。電圧制御部55は、4つのIDユニット20および転写部30において用いられる、帯電電圧、現像電圧、供給電圧、転写電圧などの各種電圧を生成するものである。モータ制御部56は、画像形成装置1における各種モータの動作を制御するものである。定着制御部57は、定着部40における定着動作を制御するものである。定着制御部57は、ヒータ42へ電力を供給するヒータ制御部44を有している。
電源部60は、商用電源99から供給された交流の電源信号に基づいて、直流の電圧Voutを生成するものである。この電圧Voutは、例えば、画像形成装置1内の各種モータや、冷却ファンや、画像形成装置1内の様々な回路の電源電圧(5V以下)を生成する電圧生成回路などに供給されるようになっている。
電源部60は、制御部59から供給された制御信号SLEEP−Nに基づいて、電圧Voutを24Vまたは15Vに設定する。この制御信号SLEEP−Nは、画像形成装置1の動作モードMが、画像形成モードM1およびスリープモードM2のうちのどちらであるかを示すものである。画像形成モードM1は、画像形成装置1が画像形成動作を行う動作モードMであり、スリープモードM2は、画像形成装置1が画像形成動作を停止し、消費電力の削減を図る動作モードMである。
電源部60は、制御信号SLEEP−Nが示す動作モードMが画像形成モードM1である場合には、電圧Voutを24Vに設定する。すなわち、画像形成モードM1では、画像形成装置1内の各種モータやファンを駆動するため、電源部60は、電圧Voutを24Vに設定する。また、電源部60は、制御信号SLEEP−Nが示す動作モードMがスリープモードM2である場合には、電圧Voutを15Vに設定する。すなわち、スリープモードM2では、画像形成装置1内の各種モータやファンを駆動しないが、画像形成装置1内の様々な回路の電源電圧(5V以下)を生成する電圧生成回路を動作させる。この場合には、損失を抑えるため、電圧Voutは低い方が望ましい。よって、電源部60は、スリープモードM2では、電圧Voutを15Vに設定する。
このように、画像形成装置1では、動作モードMが画像形成モードM1およびスリープモードM2のうちのどちらであるかに基づいて電圧Voutを設定するようにしたので、消費電力を効果的に低減することができるようになっている。
制御部59は、画像形成装置1内の各ブロックの動作を制御することにより、画像形成装置1の全体動作を制御するものである。制御部59は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や、一時記憶領域として機能するRAM(Random Access Memory)や、CPUにおいて実行されるプログラムを格納するROM(Read Only Memory)などを用いて構成される。また、制御部59は、制御信号SLEEP−Nを生成する機能をも有している。
(電源部60)
図4は、電源部60の一構成例を表すものである。電源部60は、電源フィルタ61と、ダイオードブリッジ62と、コンデンサ63と、スイッチングトランジスタ64と、トランス65と、整流部66と、選択部80と、ツェナーダイオード67Aと、コンデンサ67Bと、スイッチング制御部68と、整流部69と、フィードバック回路71と、フォトカプラ72とを有している。電源フィルタ61、ダイオードブリッジ62、コンデンサ63、スイッチングトランジスタ64、整流部66、選択部80、ツェナーダイオード67A、コンデンサ67B、およびスイッチング制御部68は、電源部60の1次側に設けられ、整流部69およびフィードバック回路71は、電源部60の2次側に設けられている。
電源フィルタ61は、商用電源99から供給された電源信号に対してフィルタリングを行うものである。電源信号は、例えば100Vの交流信号であってもよいし、例えば230Vの交流信号であってもよい。ダイオードブリッジ62およびコンデンサ63は、電源フィルタ61から供給された電源信号を整流して平滑化することにより、直流の電圧Vdcを生成するものである。
スイッチングトランジスタ64は、制御信号S1に基づいてオンオフするN型のトランジスタである。スイッチングトランジスタ64のゲートにはスイッチング制御部68から制御信号S1が供給され、ドレインはトランス65の巻線65A(後述)の他端に接続され、他端には基準電圧V0が供給されている。
トランス65は、3つの巻線65A,65B,65Cを有している。巻線65Aの一端は、ダイオードブリッジ62およびコンデンサ63に接続され、他端はスイッチングトランジスタ64のドレインに接続されている。巻線65Bの一端は整流部69に接続され、他端は接地されている。巻線65Cは、3つの接続点C1〜C3を有している。接続点C1は、整流部66のダイオード66A(後述)のアノードに接続され、接続点C2は、整流部66のダイオード66C(後述)のアノードに接続され、接続点C3には、基準電圧V0が供給されている。巻線65Aの巻数はNpであり、巻線65Bの巻数はNsである。この例では、巻数Nsは巻数Npよりも少ない巻数に設定されている。また、巻線65Cの接続点C1,C3間の巻数はNb1であり、巻線65Cの接続点C2,C3間の巻数はNb2である。巻数Nb1は、巻数Nb2よりも多い巻数に設定されている。
この構成により、トランス65は、巻線65Aの両端間の電圧(交流電圧)を“Ns/Np”倍に降圧し、降圧された交流電圧を巻線65Bから出力する。また、トランス65は、巻線65Bの両端間の交流電圧の“Nb1/Ns”倍の交流電圧を、巻線65Cの接続点C1,C3から出力するとともに、巻線65Bの両端間の交流電圧の“Nb2/Ns”倍の交流電圧を、巻線65Cの接続点C2,C3から出力するようになっている。この例では、“Nb1/Ns”は0.7に設定され、“Nb2/Ns”は0.5に設定されている。
整流部66は、トランス65の巻線65Cの接続点C1における交流の電圧を整流して平滑化することにより電圧V1を生成するとともに、トランス65の巻線65Cの接続点C2における交流の電圧を整流して平滑化することにより電圧V2を生成するものである。整流部66は、ダイオード66A,66Cと、コンデンサ66B,66Dとを有している。ダイオード66Aのアノードは、トランス65の巻線65Cの接続点C1に接続され、カソードはコンデンサ66Bの一端および選択部80の入力端子T1に接続されている。コンデンサ66Bは、いわゆる平滑コンデンサとして機能するものであり、コンデンサ66Bの一端はダイオード66Aのカソードおよび選択部80の入力端子T1に接続され、他端には基準電圧V0が供給されている。ダイオード66Cのアノードは、トランス65の巻線65Cの接続点C2に接続され、カソードはコンデンサ66Dの一端および選択部80の入力端子T2に接続されている。コンデンサ66Dは、いわゆる平滑コンデンサとして機能するものであり、コンデンサ66Dの一端はダイオード66Cのカソードおよび選択部80の入力端子T1に接続され、他端には基準電圧V0が供給されている。
選択部80は、入力端子T1における電圧(電圧V1)に基づいて、入力端子T1における電圧V1および入力端子T2における電圧(電圧V2)のうちの一方を選択し、選択された電圧に応じた電圧をスイッチング制御部68に電源電圧VCCとして供給するものである。また、選択部80は、入力端子T1における電圧V1に基づいて、制御信号S2を生成し、この制御信号S2を用いてスイッチ79の動作を制御する機能をも有している。入力端子T1は、整流部66のダイオード66Aのカソードおよびコンデンサ66Bの一端に接続され、入力端子T2は、整流部66のダイオード66Cのカソードおよびコンデンサ66Dの一端に接続される。出力端子T3は、スイッチング制御部68の電源端子、ツェナーダイオード67Aのカソード、およびコンデンサ67Bの一端に接続されている。
ツェナーダイオード67Aのカソードは選択部80の出力端子T3、スイッチング制御部68の電源端子、およびコンデンサ67Bの一端に接続され、アノードには基準電圧V0が供給されている。このツェナーダイオード67Aは、スイッチング制御部68を保護するために挿入されている。
コンデンサ67Bの一端は選択部80の出力端子T3、スイッチング制御部68の電源端子、およびツェナーダイオード67Aのカソードに接続され、他端には基準電圧V0が供給されている。このコンデンサ67Bは、いわゆるデカップリングコンデンサとして機能するものである。
スイッチング制御部68は、制御信号Sfbに基づいて、制御信号S1を生成するものである。このスイッチング制御部68には、選択部80から電源電圧VCCが供給されるようになっている。スイッチング制御部68は、この例では、電源電圧VCCが10V以上の場合に動作するものである。
整流部69は、トランス65の巻線65Bから出力された交流の電圧を整流して平滑化することにより、直流の電圧Voutを生成するものである。整流部69は、ダイオード69Aと、コンデンサ69Bとを有している。ダイオード69Aのアノードはトランス65の巻線65Bの一端に接続され、カソードはコンデンサ69Bの一端および電源部60の出力端子Toutに接続されている。このダイオード69Aは、いわゆる整流ダイオードとして機能するものである。コンデンサ69Bの一端はダイオード69Aのカソードおよび電源部60の出力端子Toutに接続され、他端は接地されている。このコンデンサ69Bは、いわゆる平滑コンデンサとして機能するものである。
フィードバック回路71は、制御部59から供給された制御信号SLEEP−Nに基づいてフィードバック定数を設定し、電圧Voutおよびそのフィードバック定数に基づいて制御信号Sfb0を生成するものである。
フォトカプラ72は、2次側の制御信号Sfb0を、制御信号Sfbとして、1次側のスイッチング制御部68に伝えるものである。フォトカプラ72の発光ダイオードのアノードには制御信号Sfb0が供給され、カソードは接地されている。フォトカプラ72のフォトトランジスタのコレクタはスイッチング制御部68に接続され、エミッタには基準電圧V0が供給されている。
この構成により、電源部60は、制御信号SLEEP−Nが示す動作モードMが画像形成モードM1である場合には、フィードバック回路71がフィードバック定数を画像形成モードM1に応じた値に設定することにより、電圧Voutが24Vになるように制御する。また、電源部60は、制御信号SLEEP−Nが示す動作モードMがスリープモードM2である場合には、フィードバック回路71がフィードバック定数をスリープモードM2に応じた値に設定することにより、電圧Voutが15Vになるように制御するようになっている。
図4に示したように、画像形成装置1は、さらに、フォトトライアックカプラ78と、スイッチ79とを備えている。また、制御部59は、制御信号HG−P,AC−ON−Nを生成する機能をも有している。
フォトトライアックカプラ78は、制御信号HG−Pおよび制御信号AC−ON−Nの電圧差が示す信号を1次側に伝えるものである。フォトトライアックカプラ78の発光ダイオードのアノードには制御信号HG−Pが供給され、カソードには制御信号AC−ON−Nが供給されている。フォトカプラ72のフォトトライアックの一端はスイッチ79に接続され、他端はヒータ制御部44に接続されている。
スイッチ79は、選択部80から供給された制御信号S2に基づいてオンオフするものである。スイッチ79の一端はフォトトライアックカプラ78のフォトトライアックの一端に接続され、他端はヒータ制御部44に接続されている。
この構成により、画像形成装置1では、制御信号HG−Pが高レベルであり、制御信号AC−ON−Nが低レベルであり、かつスイッチ79がオン状態である場合に、ヒータ制御部44が、電源フィルタ61から供給された電源信号をヒータ42に供給するようになっている。
(選択部80)
図5は、選択部80の一構成例を表すものである。なお、この図5では、説明の便宜上、選択部80に加えて、トランス65の巻線65C、および整流部66をも描いている。選択部80は、抵抗素子81,82と、トランジスタ83と、抵抗素子84と、トランジスタ85,86と、ダイオード87と、トランジスタ88と、ダイオード89とを有している。
抵抗素子81の一端は入力端子T1に接続され、他端は抵抗素子82の一端およびトランジスタ83のゲートに接続されている。抵抗素子82の一端は抵抗素子81の他端およびトランジスタ83のゲートに接続され、他端には基準電圧V0が供給されている。抵抗素子81,82は、入力端子T1における電圧V1に係るしきい値電圧Vthを調節するものである。トランジスタ83はN型のトランジスタであり、ゲートは抵抗素子81の他端および抵抗素子82の一端に接続され、ドレインは抵抗素子84の他端およびトランジスタ85,88のゲートに接続され、ソースには基準電圧V0が供給されている。抵抗素子84の一端は入力端子T1に接続され、他端はトランジスタ83のドレインおよびトランジスタ85,88のゲートに接続されている。トランジスタ85はN型のトランジスタであり、ゲートは抵抗素子84の他端、トランジスタ83のドレイン、およびトランジスタ88のゲートに接続され、ドレインはトランジスタ86のゲートに接続され、ソースには基準電圧V0が供給されている。トランジスタ86はP型のトランジスタであり、ゲートはトランジスタ85のドレインに接続され、ソースは入力端子T1に接続され、ドレインはダイオード87のアノードに接続されている。ダイオード87のアノードはトランジスタ86のドレインに接続され、カソードは出力端子T3に接続されている。トランジスタ88はP型のトランジスタであり、ゲートは抵抗素子84の他端、トランジスタ83のドレイン、およびトランジスタ85のゲートに接続され、ソースは入力端子T2に接続され、ドレインはダイオード89のアノードに接続されている。ダイオード89のアノードはトランジスタ88のドレインに接続され、カソードは出力端子T3に接続されている。
この構成により、画像形成装置1では、後述するように、電源部60が出力する電圧Voutが24Vである場合には、選択部80の入力端子T1における電圧V1がしきい値電圧Vthよりも高いため、トランジスタ86がオフ状態になるとともにトランジスタ88がオン状態になる。その結果、選択部80では、入力端子T2における電圧V2が選択され、この電圧V2に応じた電圧が電源電圧VCCとしてスイッチング制御部68に供給される。一方、電源部60が出力する電圧Voutが15Vである場合には、選択部80の入力端子T1における電圧V1がしきい値電圧Vthよりも低いため、トランジスタ86がオン状態になるとともにトランジスタ88がオフ状態になる。その結果、選択部80では、入力端子T1における電圧V1が選択され、この電圧V1に応じた電圧が電源電圧VCCとしてスイッチング制御部68に供給されるようになっている。
ここで、巻線65Aは、本発明における「第1の巻線」の一具体例に対応する。巻線65Bは、本発明における「第2の巻線」の一具体例に対応する。巻線65Cは、本発明における「第3の巻線」の一具体例に対応する。接続点C1は、本発明における「第1の接続点」の一具体例に対応し、接続点C2は、本発明における「第2の接続点」の一具体例に対応し、接続点C3は、本発明における「第3の接続点」の一具体例に対応する。整流部69は、本発明における「出力整流部」の一具体例に対応する。ダイオードブリッジ62およびコンデンサ63は、本発明における「入力整流部」の一具体例に対応する。フィードバック回路71は、本発明における「電圧制御部」の一具体例に対応する。制御信号Sfb,Sfb0は、本発明における「電圧制御信号」の一具体例に対応する。制御信号SLEEP−Nは、本発明における「電圧切替信号」の一具体例に対応する。ダイオード66Aおよびコンデンサ66Bは、本発明における「第1の整流部」の一具体例に対応する。電圧V1は、本発明における「第1の電圧」の一具体例に対応する。ダイオード66Cおよびコンデンサ66Dは、本発明における「第2の整流部」の一具体例に対応する。電圧V2は、本発明における「第2の電圧」の一具体例に対応する。選択部80は、本発明における「選択部」の一具体例に対応する。しきい値電圧Vthは、本発明における「しきい値電圧」の一具体例に対応する。4つのIDユニット20、4つのLEDヘッド29、転写部30、および定着部40は、本発明における「画像形成部」の一具体例に対応する。制御部59は、本発明における「画像形成制御部」の一具体例に対応する。制御信号HG−P,AC−ON−Nは、本発明における「ヒータ制御信号」の一具体例に対応する。
[動作および作用]
続いて、本実施の形態の画像形成装置1の動作および作用について説明する。
(全体動作概要)
まず、図1,3を参照して、画像形成装置1の全体動作概要を説明する。通信部51がホストコンピュータから印刷データDPを受け取ると、制御部59は、画像形成装置1が画像形成動作を開始するように、画像形成装置1の各ブロックを制御する。モータ制御部56は、画像形成装置1における各種モータの動作を制御する。電圧制御部55は、4つのIDユニット20および転写部30において用いられる各種電圧を生成する。露光制御部54は、印刷データDPに基づいて、4つのLEDヘッド29による露光動作を制御する。定着制御部57は、定着部40における定着動作を制御する。
4つのIDユニット20のそれぞれでは、感光体21の表面に静電潜像が形成され、その静電潜像に応じたトナー像が形成(現像)される。4つの転写ローラ32は、対応する感光体21に形成されたトナー像を、記録媒体9の被転写面上に転写する。定着部40は、トナー像を記録媒体9上に定着させる。
(詳細動作)
図6は、画像形成装置1における画像形成動作の一例を表すものである。
IDユニット20では、まず、帯電ローラ24が、感光体21の表面を例えば約−600Vに帯電させる。そして、LEDヘッド29は、形成すべき画像に対応するパターンを有する光を感光体21に照射する。感光体21の表面のうち、光が照射された部分の電圧は、例えば約−50Vになる。このようにして、感光体21の表面に静電潜像が形成される。
現像ローラ25は、例えば約−300Vに帯電し、供給ローラ27は、例えば約−450Vに帯電する。現像ローラ25の表面と供給ローラ27の表面との間には摩擦が生じ、これにより、トナーはマイナスに帯電する。マイナスに帯電したトナーは、現像ローラ25および供給ローラ27の物理的な搬送力、および現像ローラ25の電圧と供給ローラ27の電圧との電圧差により、現像ローラ25に供給される。現像ブレード26は、現像ローラ25の表面にトナー層を形成させる。そして、このトナー層が感光体21に接触する。感光体21の表面のうち、光が照射された部分では、感光体21と現像ローラ25との電界に基づいて、トナーが現像ローラ25から感光体21の表面に移動する。そして、感光体21の表面の静電潜像が、トナー像として現像される。
転写ローラ32は、例えば約+1500Vに帯電する。これにより、感光体21と転写ローラ32との間に電界が生じ、この電界により、感光体21の表面のトナーが記録媒体9に移動する。感光体21の表面に残留したトナーは、クリーニングブレード22により掻き取られ、排トナーボックス23に収容される。
記録媒体9上のトナーは、定着部40において、加熱され、融解し、加圧されることにより、記録媒体9に定着する。
(電源部60の動作)
次に、電源部60の動作について、詳細に説明する。
電源フィルタ61は、商用電源99から供給された電源信号に対してフィルタリングを行う。ダイオードブリッジ62およびコンデンサ63は、電源フィルタ61から供給された電源信号を整流して平滑化することにより、直流の電圧Vdcを生成する。スイッチング制御部68は、制御信号Sfbに基づいて、制御信号S1を生成する。スイッチングトランジスタ64は、制御信号S1に基づいてオンオフする。
トランス65は、巻線65Aの両端間の交流電圧を“Ns/Np”倍に降圧し、降圧された交流電圧を巻線65Bから出力する。また、トランス65は、巻線65Bの両端間の交流電圧の”Nb1/Ns”倍の交流電圧を、巻線65Cの接続点C1,C3から出力するとともに、巻線65Bの両端間の交流電圧の”Nb2/Ns”倍の交流電圧を、巻線65Cの接続点C2,C3から出力する。
整流部69は、トランス65の巻線65Bから出力された交流の電圧を整流して平滑化することにより、直流の電圧Voutを生成する。フィードバック回路71は、制御部59から供給された制御信号SLEEP−Nが示す動作モードMに基づいてフィードバック定数を設定し、電圧Voutおよびそのフィードバック定数に基づいて制御信号Sfb0を生成する。フォトカプラ72は、2次側の制御信号Sfb0を、制御信号Sfbとして、1次側のスイッチング制御部68に伝える。
整流部66は、トランス65の巻線65Cの接続点C1における交流電圧を整流して平滑化することにより電圧V1を生成するとともに、トランス65の巻線65Cの接続点C2における交流電圧を整流して平滑化することにより電圧V2を生成する。選択部80は、入力端子T1における電圧V1に基づいて、入力端子T1における電圧V1および入力端子T2における電圧V2のうちの一方を選択し、選択された電圧をスイッチング制御部68に電源電圧VCCとして供給する。
これにより、電源部60は、制御信号SLEEP−Nが示す動作モードMが画像形成モードM1である場合には、電圧Voutを24Vに設定し、制御信号SLEEP−Nが示す動作モードMがスリープモードM2である場合には、電圧Voutを15Vに設定する。
(選択部80の動作)
選択部80は、入力端子T1における電圧V1に基づいて、入力端子T1における電圧V1および入力端子T2における電圧V2のうちの一方を選択し、選択された電圧をスイッチング制御部68に電源電圧VCCとして供給する。以下に、この動作について詳細に説明する。
図7A,7Bは、選択部80の一動作例を表すものであり、図7Aは、電圧Voutが24Vである場合の動作を示し、図7Bは、電圧Voutが15Vである場合の動作を示す。図8は、トランジスタ83,85,86,88およびスイッチ79の一動作例を表すものである。図7A,7Bでは、トランジスタ83,85,86,88およびスイッチ79を、オンオフ状態を示すスイッチとして描いている。
電圧Voutが24Vである場合には、入力端子T1における電圧V1がしきい値電圧Vthよりも高い。すなわち、トランジスタ83のゲートの電圧がトランジスタ83のしきい値電圧よりも高い。これにより、図8に示したように、トランジスタ83がオン状態になり、トランジスタ85,86はオフ状態になり、トランジスタ88はオン状態になり、その結果、図7Aに示したように、入力端子T2から出力端子T3への経路P2が選択される。これにより、入力端子T2における電圧V2が選択され、この電圧V2に応じた電圧が電源電圧VCCとしてスイッチング制御部68に供給される。
この場合では、図7A,8に示したように、スイッチ79はオン状態になる。よって、画像形成装置1では、制御信号HG−P,AC−ON−Nに基づいて、ヒータ42に電力が供給される。すなわち、電圧Voutが24Vである場合は、動作モードMが画像形成モードM1であるので、画像形成装置1では、制御信号HG−P,AC−ON−Nに基づいて、ヒータ42に電力が供給される。
電圧Voutが15Vである場合には、入力端子T1における電圧V1がしきい値電圧Vthよりも低い。すなわち、トランジスタ83のゲートの電圧がトランジスタ83のしきい値電圧よりも低い。これにより、図8に示したように、トランジスタ83がオフ状態になり、トランジスタ85,86はオン状態になり、トランジスタ88はオフ状態になり、その結果、図7Bに示したように、入力端子T1から出力端子T3への経路P1が選択される。これにより、入力端子T1における電圧V1が選択され、この電圧V1に応じた電圧が電源電圧VCCとしてスイッチング制御部68に供給される。
この場合では、図7B,8に示したように、スイッチ79はオフ状態になる。よって、画像形成装置1では、制御信号HG−P,AC−ON−Nにかかわらず、ヒータ42への電力供給は停止される。すなわち、電圧Voutが15Vである場合は、動作モードMがスリープモードM2であるので、ヒータ42への電力供給は停止される。これにより、画像形成装置1では、安全性を高めることができる。
図9は、選択部80から出力される電源電圧VCCの一例を表すものである。なお、この例では、説明の便宜上、ダイオード66A,66C,69A,87,89における順方向電圧降下の影響を省いている。
仮に、経路P1が常に選択される場合には、電圧Voutが24Vのときは、電源電圧VCCは16.8V(=24×0.7)になり、電圧Voutが15Vのときは、電源電圧VCCは10.5V(=15×0.7)になる。同様に、仮に、経路P2が常に選択される場合には、電圧Voutが24Vのときは、電源電圧VCCは12V(=24×0.5)になり、電圧Voutが15Vのときは、電源電圧VCCは7.5V(=15×0.5)になる。
画像形成装置1では、電圧Voutが24Vである場合には、図7Aに示したように経路P2が選択されるので、図9において一点鎖線で示したように、電源電圧VCCは12Vになる。また、電圧Voutが15Vである場合には、図7Bに示したように経路P1が選択されるので、図9において一点鎖線で示したように、電源電圧VCCは10.5Vになる。
このように、画像形成装置1では、入力端子T1における電圧V1に基づいて、入力端子T1における電圧V1および入力端子T2における電圧V2のうちの一方を選択し、選択した電圧に応じた電圧をスイッチング制御部68に電源電圧VCCとして供給するようにした。すなわち、画像形成装置1では、電圧Voutに応じて、電圧V1,V2のうちの一方を選択し、選択した電圧に応じた電圧をスイッチング制御部68に供給するようにした。これにより、画像形成装置1では、効果的に消費電力を低減することができる。
すなわち、例えば、常に経路P2が選択される場合には、電圧Voutが24Vであるとき(画像形成モードM1)は、電源電圧VCCが12Vであるので、スイッチング制御部68は動作することができる。しかしながら、電圧Voutが15Vであるとき(スリープモードM2)は、電源電圧VCCが7.5Vであるので、スイッチング制御部68が動作することができる電圧の最小値(この例では10V)を下回ってしまう。よって、この場合には、スイッチング制御部68は動作することができなくなってしまう。
また、例えば、常に経路P1が選択される場合には、電圧Voutが15Vであるとき(スリープモードM2)は、電源電圧VCCが10.5Vであるので、スイッチング制御部68は動作することができる。しかしながら、電圧Voutが24Vであるとき(画像形成モードM1)は、電源電圧VCCが16.8Vであり、電源電圧VCCが必要以上に高くなってしまう。よって、この場合には、画像形成装置1において、損失が生じてしまう。
一方、画像形成装置1では、電圧Voutが24Vであるとき(画像形成モードM1)は、経路P2を選択することにより、電源電圧VCCを12Vにし、電圧Voutが15Vであるとき(スリープモードM2)は、経路P1を選択することにより、電源電圧VCCを10.5Vにした。これにより、画像形成装置1では、電圧Voutが24Vであるときには損失を抑えることができ、電圧Voutが15Vであるときには、10V以上の電源電圧VCCを実現することができる。その結果、画像形成装置1では、電源効率を高めることができ、効果的に消費電力を低減することができる。
また、画像形成装置1では、巻線65Cを有するトランス65を用いるとともに、整流部66および選択部80を、電源部60の一次側に設けるようにした。これにより、一次側に設けられた選択部80は、入力端子T1における電圧V1に基づいて、電圧Voutを間接的に把握することができる。そして、選択部80は、この入力端子T1における電圧V1に基づいて、入力端子T1における電圧V1および入力端子T2における電圧V2のうちの一方を選択し、選択した電圧に応じた電圧をスイッチング制御部68に電源電圧VCCとして供給することができる。その結果、画像形成装置1では、フォトカプラなどの高価な絶縁部品を省きつつ、電源効率を高めることができる。
[効果]
以上のように本実施の形態では、動作モードに基づいて電圧Voutを設定するようにしたので、消費電力を効果的に低減することができる。
本実施の形態では、入力端子T1における電圧V1に基づいて、入力端子T1における電圧V1および入力端子T2における電圧V2のうちの一方を選択し、選択した電圧に応じた電圧をスイッチング制御部に電源電圧として供給するようにしたので、電源効率を高めることができ、効果的に消費電力を低減することができる。
本実施の形態では、入力端子T1における電圧V1に基づいて、スイッチ79をオンオフするようにしたので、安全性を高めることができる。
本実施の形態では、巻線65Cを有するトランスを用いるとともに、整流部66および選択部80を、電源部の一次側に設けるようにしたので、フォトカプラなどの高価な絶縁部品を省きつつ、電源効率を高めることができる。
[変形例1−1]
上記実施の形態では、入力端子T1における電圧V1に基づいて、入力端子T1における電圧V1および入力端子T2における電圧V2のうちの一方を選択するようにしたが、これに限定されるものではない。これに代えて、例えば、入力端子T2における電圧V2に基づいて、入力端子T1における電圧V1および入力端子T2における電圧V2のうちの一方を選択するようにしてもよい。
[変形例1−2]
上記実施の形態におけるトランス65における巻線65A,65B,65Cの巻数、電源電圧VCCの電圧値などは、一例であり、適宜変更してもよい。
以上、実施の形態および変形例を挙げて本技術を説明したが、本技術はこれらの実施の形態等には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態等では、記録媒体9にカラー画像を形成したが、これに限定されるものではなく、モノクロ画像を形成してもよい。
例えば、上記の実施の形態等では、本技術を単機能のプリンタに適用したが、これに限定されるものではなく、これに代えて、コピー装置、ファクシミリ装置、多機能周辺装置など、画像を形成する様々な装置に適用してもよい。
1…画像形成装置、8…媒体収納部、10…搬送路、11…媒体供給ローラ、12…媒体センサ、13…レジストローラ、14…媒体センサ、15…レジストローラ、16…媒体センサ、17…媒体センサ、18…スタッカ、20,20K,20Y,20M,20C…IDユニット、21…感光体、22…クリーニングブレード、23…排トナーボックス、24…帯電ローラ、25…現像ローラ、26…現像ブレード、27…供給ローラ、28,28K,28Y,28M,28C…トナー収容部、29,29K,29Y,29M,29C…LEDヘッド、30…転写部、31…転写ベルト、32,32K,32Y,32M,32C…転写ローラ、33…駆動ローラ、34…従動ローラ、40…定着部、41…ヒートローラ、42…ヒータ、43…加圧ローラ、44…ヒータ制御部、51…通信部、52…操作パネル、53…読み書き制御部、54…露光制御部、55…電圧制御部、56…モータ制御部、57…定着制御部、59…制御部、60…電源部、61…電源フィルタ、62…ダイオードブリッジ、63…コンデンサ、64…スイッチングトランジスタ、65…トランス、65A,65B,65C…巻線、66…整流部、66A,66C…ダイオード、66B,66D…コンデンサ、67A…ツェナーダイオード、67B…コンデンサ、68…スイッチング制御部、69…整流部、69A…ダイオード、69B…コンデンサ、71…フィードバック回路、72…フォトカプラ、78…フォトトライアックカプラ、79…スイッチ、81,82,84…抵抗素子、83,85,86,88…トランジスタ、87,89…ダイオード、AC−ON−N,HG−P,Sfb,Sfb0,SLEEP−N,S1,S2…制御信号、C1〜C3…接続点、MT1,MT2…メモリタグ、Np,Ns,Nb1,Nb2…巻数、P1,P2…経路、Tout…出力端子、T1,T2…入力端子、T3…出力端子、VCC…電源電圧、Vdc,Vout,V1,V2…電圧、Vth…しきい値電圧、V0…基準電圧。

Claims (12)

  1. 第1の巻線と、第2の巻線と、第1の接続点、第2の接続点、および基準電圧となる第3の接続点とを有する第3の巻線とを含むトランスと、
    前記第1の巻線に流れる電流をオンオフするスイッチングトランジスタと、
    前記第2の巻線から出力された信号を整流することにより出力電圧を生成する出力整流部と、
    前記出力電圧に基づいて、前記出力電圧に応じた電圧制御信号を生成する電圧制御部と、
    電源端子を有し、前記電圧制御信号に基づいて前記スイッチングトランジスタの動作を制御するスイッチング制御部と、
    前記第3の巻線の前記第1の接続点の電圧に基づく第1の電圧に応じて、前記第1の電圧および前記第3の巻線の前記第2の接続点の電圧に基づく第2の電圧のうちの一方を選択し、選択された電圧に応じた電圧を電源電圧として前記スイッチング制御部の前記電源端子に供給する選択部と
    を備えた電源装置。
  2. 前記第3の巻線の前記第1の接続点から前記電源端子への経路上に設けられ、信号を整流することにより前記第1の電圧を生成する第1の整流部と、
    前記第3の巻線の前記第2の接続点から前記電源端子への経路上に設けられ、信号を整流することにより前記第2の電圧を生成する第2の整流部と
    を備えた
    請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記第3の巻線における前記第1の接続点と前記第3の接続点との間の第1の巻数は、前記第3の巻線における前記第2の接続点と前記第3の接続点との間の第2の巻数よりも多く、
    前記選択部は、前記第1の電圧がしきい値電圧よりも高い場合には、前記第2の電圧を選択し、前記第1の電圧が前記しきい値電圧よりも低い場合には、前記第1の電圧を選択する
    請求項1または請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記第3の巻線における前記第1の接続点と前記第3の接続点との間の第1の巻数は、前記第3の巻線における前記第2の接続点と前記第3の接続点との間の第2の巻数よりも少なく、
    前記選択部は、前記第1の電圧がしきい値電圧よりも高い場合には、前記第1の電圧を選択し、前記第1の電圧が前記しきい値電圧よりも低い場合には、前記第2の電圧を選択する
    請求項1または請求項2に記載の電源装置。
  5. 前記電圧制御部は、前記出力電圧に加え、前記出力電圧の切り替えを指示する電圧切替信号にも基づいて、前記電圧制御信号を生成する
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電源装置。
  6. フォトカプラをさらに備え、
    前記電圧制御部は、前記フォトカプラを介して、前記電圧制御信号を前記スイッチング制御部に供給する
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電源装置。
  7. 交流電源信号に基づいて直流信号を生成する入力整流部をさらに備え、
    前記第1の巻線の一端には前記直流信号が供給され、他端は前記スイッチングトランジスタに接続されている
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電源装置。
  8. 電源部と、
    ヒータを有する画像形成部と
    を備え、
    前記電源部は、
    第1の巻線と、第2の巻線と、第1の接続点、第2の接続点、および基準電圧となる第3の接続点とを有する第3の巻線とを含むトランスと、
    前記第1の巻線に流れる電流をオンオフするスイッチングトランジスタと、
    前記第2の巻線から出力された信号を整流することにより出力電圧を生成する出力整流部と、
    前記出力電圧に基づいて、前記出力電圧に応じた電圧制御信号を生成する電圧制御部と、
    電源端子を有し、前記電圧制御信号に基づいて前記スイッチングトランジスタの動作を制御するスイッチング制御部と、
    前記第3の巻線の前記第1の接続点の電圧に基づく第1の電圧に応じて、前記第1の電圧および前記第3の巻線の前記第2の接続点の電圧に基づく第2の電圧のうちの一方を選択し、選択された電圧に応じた電圧を電源電圧として前記スイッチング制御部の前記電源端子に供給する選択部と
    を有する
    画像形成装置。
  9. 動作モードを設定する画像形成制御部をさらに備え、
    前記電圧制御部は、前記出力電圧に加え、前記動作モードにも基づいて、前記電圧制御信号を生成する
    請求項8に記載の画像形成装置。
  10. スイッチと、
    ヒータ制御信号に基づいて前記ヒータの動作を制御するヒータ制御部と
    をさらに備え、
    前記画像形成制御部は、さらに前記ヒータ制御信号を生成し、
    前記スイッチは、前記第1の電圧に応じて、前記ヒータ制御信号の前記ヒータ制御部への供給をオンオフする
    請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記第3の巻線における前記第1の接続点と前記第3の接続点との間の第1の巻数は、前記第3の巻線における前記第2の接続点と前記第3の接続点との間の第2の巻数よりも多く、
    前記選択部は、前記第1の電圧がしきい値電圧よりも高い場合には、前記第2の電圧を選択し、前記第1の電圧が前記しきい値電圧よりも低い場合には、前記第1の電圧を選択し、
    前記スイッチは、前記第1の電圧が前記しきい値電圧よりも高い場合にはオン状態になり、前記第1の電圧が前記しきい値電圧よりも低い場合にはオフ状態になる
    請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記第3の巻線における前記第1の接続点と前記第3の接続点との間の第1の巻数は、前記第3の巻線における前記第2の接続点と前記第3の接続点との間の第2の巻数よりも少なく、
    前記選択部は、前記第1の電圧がしきい値電圧よりも高い場合には、前記第1の電圧を選択し、前記第1の電圧が前記しきい値電圧よりも低い場合には、前記第2の電圧を選択し、
    前記スイッチは、前記第1の電圧が前記しきい値電圧よりも高い場合にはオン状態になり、前記第1の電圧が前記しきい値電圧よりも低い場合にはオフ状態になる
    請求項10に記載の画像形成装置。
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