JP2019009668A - ガラスアンテナ及び車両用窓ガラス - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナ利得を向上させること。【解決手段】車両の窓用のガラス板に設けられるガラスアンテナであって、第1の給電部と、第2の給電部と、第1の給電部に一端が接続される第1のアンテナ導体と、第2の給電部に一端が接続される第2のアンテナ導体と、第2のアンテナ導体に一端が接続される第3のアンテナ導体とを備え、第1のアンテナ導体は、前記ガラス板の左右方向に延在する第1のエレメントを有し、第2のアンテナ導体は、第1のアンテナ導体よりも上側に且つ第1の給電部に対して第1のエレメントが延在する側に位置し、前記ガラス板の左右方向に延在する第2のエレメントを有し、第3のアンテナ導体は、第2のエレメントよりも下側に且つ第1のアンテナ導体に対して第1の給電部とは反対側に位置し、第2のエレメントの分岐点から第1のアンテナ導体側に折り返される第3のエレメントを有する、ガラスアンテナ。【選択図】図1

Description

本発明は、ガラスアンテナ及び車両用窓ガラスに関する。
従来、車両の窓用のガラス板に設けられるガラスアンテナが知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1の図1〜3には、1つの給電部を備えた単極タイプのガラスアンテナと、2つの給電部を備えた双極タイプのガラスアンテナが開示されている。
特開2006−197184号公報
昨今、2つの給電部を備えた双極タイプのガラスアンテナにおいて、アンテナ利得の更なる向上が求められている。
そこで、本開示では、アンテナ利得を向上させた双極タイプのガラスアンテナ及び当該ガラスアンテナを少なくとも一つ備えた車両用窓ガラスが提供される。
本開示の一態様では、
車両の窓用のガラス板に設けられるガラスアンテナであって、
第1の給電部と、
前記第1の給電部と離隔されて設けられている第2の給電部と、
前記第1の給電部に一端が接続される第1のアンテナ導体と、
前記第2の給電部に一端が接続される第2のアンテナ導体と、
前記第2のアンテナ導体に一端が接続される第3のアンテナ導体とを備え、
前記第1のアンテナ導体は、
前記ガラス板の左右方向に延在する第1のエレメントを有し、
前記第2のアンテナ導体は、
前記第1のアンテナ導体よりも上側に且つ前記第1の給電部に対して前記第1のエレメントが延在する側に位置し、前記ガラス板の左右方向に延在する第2のエレメントを有し、
前記第3のアンテナ導体は、
前記第2のエレメントよりも下側に且つ前記第1のアンテナ導体に対して前記第1の給電部とは反対側に位置し、前記第2のエレメントの分岐点から前記第1のアンテナ導体側に折り返される第3のエレメントを有する、ガラスアンテナが提供される。また、当該ガラスアンテナを少なくとも一つ備えた車両用窓ガラスが提供される。
本開示の他の一態様では、
車両の窓用のガラス板に設けられるガラスアンテナであって、
第1の給電部と、
前記第1の給電部と離隔されて設けられている第2の給電部と、
前記第1の給電部に一端が接続される第1のアンテナ導体と、
前記第2の給電部に一端が接続される第2のアンテナ導体と、
前記第2の給電部に一端が接続される第4のアンテナ導体とを備え、
前記第1のアンテナ導体は、
前記ガラス板の左右方向に延在する第1のエレメントを有し、
前記第2のアンテナ導体は、
前記第1のアンテナ導体よりも上側に且つ前記第1の給電部に対して前記第1のアンテナ導体が延在する側に位置し、前記ガラス板の左右方向に延在する第2のエレメントを有し、
前記第4のアンテナ導体は、
前記第2のアンテナ導体との間に前記第1の給電部及び前記第1のアンテナ導体を挟み込むように形成される第4のエレメントを有する、ガラスアンテナが提供される。また、当該ガラスアンテナを少なくとも一つ備えた車両用窓ガラスが提供される。
本開示の一態様によれば、アンテナ利得を向上させた双極タイプのガラスアンテナ及び当該ガラスアンテナを少なくとも一つ備えた車両用窓ガラスの提供が可能となる。
一実施形態に係る車両用窓ガラスの構成の一例を車内側からの視点で示す平面図である。 第1のアンテナ導体の長さの違いによるガラスアンテナのアンテナ利得の変化の一例を示す図である。 第2のアンテナ導体の長さの違いによるガラスアンテナのアンテナ利得の変化の一例を示す図である。 第3のアンテナ導体の有無によるガラスアンテナのアンテナ利得の変化の一例を示す図である。 第4のアンテナ導体の有無によるガラスアンテナのアンテナ利得の変化の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の説明を行う。なお、各形態において、平行、直角、水平、垂直、上下、左右などの方向には、本発明の効果を損なわない程度のずれが許容される。また、アンテナエレメントの角部の形状は、直角に限られず、弓状に丸みを帯びてもよい。また、各平面図は、車両の窓用のガラス板(以下、「窓ガラス」とも称する)のガラス面を対向して見たときの図であり、車両に取り付けられた窓ガラスを車内側からの視点(車内視)で示す。また、窓ガラスが車両の前部に取り付けられるフロントガラス又は車両の後部に取り付けられるリヤガラスである場合、各平面図の上下方向は、車両の上下方向に対応し、各平面図の左右方向は、車両の車幅方向に相当する。また、窓ガラスは、フロントガラス又はリヤガラスに限定されず、例えば、車両の側部に取り付けられるサイドガラスなどでもよい。
図1は、一実施形態に係る車両用窓ガラスの構成の一例を車内側からの視点で示す平面図である。図1に示される車両用窓ガラス100は、車両の後部に取り付けられるリヤガラスの一例である。車両用窓ガラス100は、車両の窓用のガラス板60と、ガラス板60に設けられたデフォッガ30と、ガラス板60の左側領域に設けられた左リヤアンテナ10と、ガラス板60の右側領域に設けられた右リヤアンテナ20とを備える。
ガラス板60は、車両の窓用のガラス板の一例である。ガラス板60の外形形状は、略四角形である。上縁61aは、ガラス板60の上側のガラス縁を表し、下縁61dは、ガラス板60の下側(上縁61a側とは反対側)のガラス縁を表す。左縁61bは、ガラス板60の左側のガラス縁を表し、右縁61cは、ガラス板60の右側(左縁61b側とは反対側)のガラス縁を表す。左縁61bは、上縁61a及び下縁61dの左側に隣接するガラス縁であり、右縁61cは、上縁61a及び下縁61dの右側に隣接するガラス縁である。
ガラス板60は、一対の側縁を有する。左縁61bは、当該一対の側縁のうちの一方の第1の側縁の一例であり、右縁61cは、当該一対の側縁のうちの他方の第2の側縁の一例である。上縁61a及び左縁61bの接続部は、曲率を有して接続されているが、曲率を有さずに接続されてもよい。その他の縁同士の接続部の形状も同様である。
デフォッガ30は、ガラス板60の曇りを除去する通電加熱式の導体パターンである。デフォッガ30は、ガラス板60の左右方向に延在する複数のヒータ線と、当該複数のヒータ線に給電する複数のバスバーとを有する。本実施形態では、互いに並走するようにガラス板60の左右方向に延在する複数のヒータ線33と、複数のヒータ線33に接続された一対のバスバー31,32とが、ガラス板60に設けられている。一対のバスバー31,32の間に電圧が印加されることによって、複数のヒータ線33が通電して発熱するので、ガラス板60の曇りが除去される。
複数のヒータ線33は、左バスバー31と右バスバー32との間に接続された導体パターンである。本実施形態では、複数のヒータ線33の中間部は、ガラス板60の上下方向に延在する1本の短絡線34によって短絡されている。ヒータ線の中間部を短絡する短絡線は、必要に応じて適宜追加され、無くてもよい。
左バスバー31は、第1のバスバーの一例であり、左縁61bに沿ってガラス板60の上下方向に延在する導体パターンである。右バスバー32は、第2のバスバーの一例であり、右縁61cに沿ってガラス板60の上下方向に延在する導体パターンである。
デフォッガ30は、第1の防曇領域15と、第1の防曇領域15の中央部からガラス板60の上縁61a側に突出する第2の防曇領域14とを有する。
防曇領域15は、左バスバー31と、右バスバー32と、左バスバー31の上端と右バスバー32の上端とをガラス板60の左右方向に結ぶ線分と、左バスバー31の下端と右バスバー32の下端とをガラス板60の左右方向に結ぶ線分とにより囲まれる領域を表す。図示の形態では、防曇領域15は、11本のヒータ線によって形成されており、防曇領域15の上縁は、11本のヒータ線のうち最も上位のヒータ線33aである。
防曇領域14は、ヒータ線33aの中央部から上縁61a側に突出する領域を表し、防曇領域15のヒータ線33aに導通可能に接続されている。図示の形態では、防曇領域14は、隣り合う先端が互いに接続された4本のヒータ線によって形成されている。
左リヤアンテナ10は、防曇領域15よりも上方且つ防曇領域14よりも左方に形成された左上領域16に設けられている。右リヤアンテナ20は、防曇領域15よりも上方且つ防曇領域14よりも右方に形成された右上領域17に設けられている。
左リヤアンテナ10と右リヤアンテナ20とによって、ダイバーシティアンテナを構成することが可能である。なお、所望のアンテナ利得が得られる場合には、左リヤアンテナ10と右リヤアンテナ20とのうちいずれか一方のみが、ガラス板60に設けられてもよい。
左リヤアンテナ10は、第1のアンテナの一例であり、ガラス板60の左上領域16に配置されている。左リヤアンテナ10は、一対の給電部及び複数のアンテナ導体を有するガラスアンテナの一例であり、ガラス板60に平面的に設けられた導体パターンである。
左リヤアンテナ10の形状は、周波数が300MHz〜3GHzのUHF(Ultra High Frequency)帯の電波の送受に適している。UHF帯の電波には、470MHz〜720MHzの地上デジタルテレビ放送波などが含まれる。左リヤアンテナ10は、UHF帯の周波数帯域内で共振する。
左リヤアンテナ10は、一対の給電部の導体パターンとして、ガラス板60の左上領域16に配置された第1の給電部及び第2の給電部を備える。給電部21は、第1の給電部の一例であり、給電部22は、第2の給電部の一例である。給電部21及び給電部22は、任意の方向に間隔を空けて並べられていればよい。給電部22は、給電部21と離隔されてガラス板60に設けられている。
本実施形態では、給電部21及び給電部22は、ガラス板60の左右方向(車幅方向)及び上下方向に間隔を空けて並べられている。給電部22は、給電部21の上方及び左方から給電部21を囲むように形成されている。給電部22は、第1の給電領域22aと、第1の給電領域22aの下側に接続された第2の給電領域22bとを有する。本実施形態では、第1の給電領域22aは、給電部21の右上方向に位置し、第2の給電領域22bは、給電部21の左下方向に位置し、第1の給電領域22aと第2の給電領域22bとは、給電部21の左上方向の箇所で相互に接続されている。
給電部21は、チューナー等の不図示の通信用回路の信号ラインに所定の第1の導電性部材を介して電気的に接続され、給電部22は、外部のアース部(例えば、該通信用回路のアースや車体)に所定の第2の導電性部材を介して電気的に接続されている。つまり、左リヤアンテナ10は、給電部21及び給電部22を一対の給電点として備える双極タイプのアンテナである。
左リヤアンテナ10は、複数のアンテナ導体の導体パターンとして、第1〜第5のアンテナ導体を含む。
本実施形態に係る第1のアンテナ導体は、給電部21との接続点から先端部dまでの導体パターンであり、給電部21の右側に一端が接続される線条導体である。図示の場合、第1のアンテナ導体は、ガラス板60の左右方向に延在する第1のエレメント51を有する。
第1のエレメント51は、給電部21の右側に一端が接続されている。第1のエレメント51は、給電部21を起点に右方(給電部21から離れる方向)に直線的に延伸し、右方への延伸の終端部である先端部dまで延伸する。つまり、第1のエレメント51は、給電部21から遠ざかるように延伸する。第1のアンテナ導体は、給電部21から先端部dまでの間に、第1のエレメント51とは別に、第1のエレメント51の延在方向と同一又は異なる方向に延在する少なくとも一つのエレメントを有してもよい。
第1のアンテナ導体の長さは、左リヤアンテナ10が受信する電波の周波数帯の中心の周波数の波長をλとした場合、(1/4)×λ×α×0.7以上(1/4)×λ×α×1.7以下であることが、全周波数帯域でのアンテナ利得向上の点で好ましい。第1のアンテナ導体の長さは、給電部21との接続点から先端部dまでのアンテナ長を表す。
例えば、左リヤアンテナ10が受信する電波の周波数帯が地上デジタルテレビ放送波の周波数帯470MHz〜710MHzである場合、その周波数帯の中心の周波数は、590MHzである。αは、ガラスの波長短縮率0.64とする。
本実施形態に係る第2のアンテナ導体は、給電部22の第1の給電領域22aとの接続点から先端部aまでの導体パターンであり、第1の給電領域22aの右側に一端が接続される線条導体である。図示の場合、第2のアンテナ導体は、ガラス板60の左右方向に延在する第2のエレメント41を有する。第2のエレメント41は、第1のアンテナ導体よりも上側に且つ給電部21に対して第1のエレメント51が延在する側に位置する。
第2のエレメント41は、第1のエレメント51の上側に位置する。また、第2のエレメント41は、第1の給電領域22aの右側に接続エレメント41aを介して一端が接続されている。第2のアンテナ導体の一部である接続エレメント41aは、ガラス板60の上下方向に延在する。第2のエレメント41は、接続エレメント41aの下端を起点に右方(給電部22から離れる方向)に直線的に延伸し、右方への延伸の終端部である先端部aまで延伸する。つまり、第2のエレメント41は、給電部22から遠ざかるように延伸する。第2のアンテナ導体は、給電部22の第1の給電領域22aから先端部aまでの間に、第2のエレメント41とは別に、第2のエレメント41の延在方向と同一又は異なる方向に延在する少なくとも一つのエレメントを有してもよい。例えば、図示の第2のアンテナ導体は、第2のエレメント41とは別に、接続エレメント41aを有している。
第1のエレメント51と第2のエレメント41とは、互いに平行に延伸しているがこれに限定されず、互いに非平行に延伸してもよい。
第2のアンテナ導体の長さは、左リヤアンテナ10が受信する電波の周波数帯の中心の周波数の波長をλとした場合、(3/4)×λ×α×0.9以上(3/4)×λ×α×1.3以下であることが、特に低周波数帯域でのアンテナ利得向上の点で好ましい。第2のアンテナ導体の長さは、給電部22の第1の給電領域22aとの接続点から先端部aまでのアンテナ長を表す。
本実施形態に係る第3のアンテナ導体は、第2のエレメント41上の分岐点bから先端部cまでの導体パターンであり、第2のアンテナ導体に一端が接続される線条導体である。図示の場合、第3のアンテナ導体は、分岐点bから第1のアンテナ導体側に折り返される第3のエレメント42を有する。第3のエレメント42は、第2のエレメント41よりも下側に且つ第1のアンテナ導体に対して給電部21とは反対側に位置する。
第3のエレメント42は、第2のエレメント41の先端部aの手前側の分岐点bに一端が接続されている。第3のエレメント42は、上下方向に延在する部分エレメントと、左右方向に延在する部分エレメントとによって、L字状に形成されている。第3のエレメント42は、分岐点bを起点に下方(第2のエレメント41から離れる方向)に直線的に延伸し、下方への延伸の終端部で左方(第1のエレメント51に近づく方向)に折れ曲がる。そして、第3のエレメント42は、左方への延伸の終端部である先端部cまで直線的に延伸する。
第3のアンテナ導体は、分岐点bから先端部cまでの間に、第3のエレメント42とは別に、第3のエレメント42の各部分エレメントの延在方向と同一又は異なる方向に延在する少なくとも一つのエレメントを有してもよい。
第3のエレメント42の左右方向に延在する部分エレメントは、第1のエレメント51及び第2のエレメント41と平行に延伸しているがこれに限定されず、非平行に延伸してもよい。
第3のアンテナ導体の長さは、左リヤアンテナ10が受信する電波の周波数帯の中心の周波数の波長をλとした場合、(1/4)×λ×α×0.7以上(1/4)×λ×α×1.7以下であることが、特に低周波数帯域でのアンテナ利得向上の点で好ましい。第3のアンテナ導体の長さは、分岐点bから先端部cまでのアンテナ長を表す。
本実施形態に係る第4のアンテナ導体は、給電部22の第2の給電領域22bとの接続点から先端部fまでの導体パターンであり、第2の給電領域22bの下側に一端が接続される線条導体である。図示の場合、第4のアンテナ導体は、第2のアンテナ導体との間に給電部21及び第1のアンテナ導体を挟み込むように形成される第4のエレメント43を有する。第4のエレメント43は、給電部22の第2の給電領域22b及び第1のアンテナ導体の下側に位置する。
第4のエレメント43は、第2の給電領域22bの下側に一端が接続されている。第4のエレメント43は、上下方向に延在する部分エレメントと、左右方向に延在する部分エレメントとによって、L字状に形成されている。第4のエレメント43は、第2の給電領域22bを起点に下方(給電部22から離れる方向)に直線的に延伸し、下方への延伸の終端部で右方(第1のエレメント51が給電部21を起点に延伸する方向)に折れ曲がる。そして、第4のエレメント43は、右方への延伸の終端部である先端部fまで直線的に延伸する。
第4のアンテナ導体は、第2の給電領域22bとの接続点から先端部fまでの間に、第4のエレメント43とは別に、第4のエレメント43の各部分エレメントの延在方向と同一又は異なる方向に延在する少なくとも一つのエレメントを有してもよい。
第4のエレメント43の左右方向に延在する部分エレメントは、第1のエレメント51、第2のエレメント41、及び第3のエレメント42の左右方向に延在する部分エレメントと平行に延伸しているがこれに限定されず、非平行に延伸してもよい。
第4のアンテナ導体の長さは、左リヤアンテナ10が受信する電波の周波数帯の中心の周波数の波長をλとした場合、(1/4)×λ×α以上(1/2)×λ×α以下であることが、特に低周波数帯域でのアンテナ利得向上の点で好ましい。第4のアンテナ導体の長さは、第2の給電領域22bとの接続点から先端部fまでのアンテナ長を表す。
本実施形態に係る第5のアンテナ導体は、給電部21との接続点から先端部eまでの導体パターンであり、給電部21の下側に一端が接続される線条導体である。第5のアンテナ導体は、第1のエレメント51の下側に一端が接続されてもよい。図示の場合、第5のアンテナ導体は、第2のアンテナ導体との間に第1のアンテナ導体を含むように形成される第5のエレメント52を有する。第5のエレメント52は、給電部21及び第1のエレメント51の下側に位置する。また、図示の形態では、第1のアンテナ導体と第5のアンテナ導体は、第4のアンテナ導体と第2のアンテナ導体との間に位置する。また、図示の形態では、第5のアンテナ導体の数は、一つであるが、複数あってもよい。
第5のエレメント52は、給電部21の下側に一端が接続されている。第5のエレメント52は、上下方向に延在する部分エレメントと、左右方向に延在する部分エレメントとによって、L字状に形成されている。第5のエレメント52は、給電部21を起点に下方(給電部21から離れる方向)に直線的に延伸し、下方への延伸の終端部で右方(第1のエレメント51が給電部21を起点に延伸する方向)に折れ曲がる。そして、第5のエレメント52は、右方への延伸の終端部である先端部eまで直線的に延伸する。
第5のアンテナ導体は、給電部21との接続点から先端部eまでの間に、第5のエレメント52とは別に、第5のエレメント52の各部分エレメントの延在方向と同一又は異なる方向に延在する少なくとも一つのエレメントを有してもよい。
第5のエレメント52の左右方向に延在する部分エレメントは、第1のエレメント51、第2のエレメント41、第3のエレメント42及び第4のエレメント43の左右方向に延在する部分エレメントと平行に延伸しているがこれに限定されず、非平行に延伸してもよい。
第5のアンテナ導体の長さは、左リヤアンテナ10が受信する電波の周波数帯の中心の周波数の波長をλとした場合、(1/4)×λ×α×0.7以上(1/4)×λ×α×1.7以下であることが、アンテナ利得向上の点で好ましい。第5のアンテナ導体の長さは、給電部21との接続点から先端部eまでのアンテナ長を表す。特に、複数の第5のアンテナ導体が給電部21に直接又は第1のアンテナ導体を介して間接的に接続されることは、アンテナ利得の向上と広帯域化が可能である。
一方、右リヤアンテナ20は、第2のアンテナの一例であり、ガラス板60の右上領域17に配置されている。図示の通り、左リヤアンテナ10と右リヤアンテナ20とは、互いに同一(略同一を含む)の形状を有し、ガラス板60の上下方向に延びる対称軸に関して、対称(略対称を含む)に形成されている。したがって、右リヤアンテナ20の詳細な説明については、左リヤアンテナ10の上述の詳細な説明を援用することで省略する。
給電部21は、チューナー等の不図示の通信用回路の信号ラインに所定の第1の導電性部材を介して電気的に接続され、給電部22は、外部のアース部(例えば、該通信用回路のアースや車体)に所定の第2の導電性部材を介して電気的に接続されている。
上記の導電性部材として、例えば、AV線や同軸ケーブルなどの給電線が用いられる。AV線のAは、車両用低圧電線を表し、AV線のVは、ビニルを表す。同軸ケーブルを用いる場合には、同軸ケーブルの内部導体が給電部21に電気的に接続され、同軸ケーブルの外部導体が給電部22に電気的に接続される。
同軸ケーブルの先端に取り付けられたオス型コネクタが、給電部21,22に実装されたメス型コネクタに接続される構成が採用されてもよい。このようなコネクタによって、同軸ケーブルの内部導体を一方の給電部に取り付けることが容易になるとともに、同軸ケーブルの外部導体82を他方の給電部に取り付けることが容易になる。メス型コネクタに、信号を増幅するアンプが内蔵されていてもよい。
外部導体は、同軸ケーブルの途中部分で金属の車体にアース接続されてもよい。例えば、当該途中部分を車体にボルトによって固定するブラケットを介して、当該途中部分の外部導体は、車体にアース接続される。アンプは、上述のメス型コネクタに内蔵されるのではなく、当該途中部分に挿入されてもよい。
<実施例>
次に、実際の車両の後部窓ガラスに取り付けたガラスアンテナ(左リヤアンテナ10と右リヤアンテナ20とによるダイバーシティアンテナ)について、地上デジタルテレビ放送波の帯域でのアンテナ利得の測定結果を示す。
本実施例(図2〜5)は、左リヤアンテナ10と右リヤアンテナ20とのうち右リヤアンテナ20のアンテナ利得を代表して示す。単位は、dBdである。縦軸の数値は、水平面内の車両後方側半周範囲を所定の角度毎に測定されたアンテナ利得の平均値を表す。
また、本実施例において、特に断りの無い限り、図1に示される左リヤアンテナ10の各部の寸法は、単位をmmとすると、
第1のアンテナ導体(給電部21から先端部dまで):80
第2のアンテナ導体(第1の給電領域22aから先端部aまで):280
第1の給電領域22aから分岐点bまで:220
第3のアンテナ導体(分岐点bから先端部cまで):90
第5のアンテナ導体(給電部21から先端部eまで):85
である。なお、本実施例では、左リヤアンテナ10に関して、第2の給電領域22bから先端部fまでの第4のアンテナ導体は設置されていない。
また、本実施例において、特に断りの無い限り、図1に示される右リヤアンテナ20の各部の寸法は、単位をmmとすると、
第1のアンテナ導体(給電部21から先端部dまで):70
第2のアンテナ導体(第1の給電領域22aから先端部aまで):250
第1の給電領域22aから分岐点bまで:220
第3のアンテナ導体(分岐点bから先端部cまで):100
第4のアンテナ導体(第2の給電領域22bから先端部fまで):120
第5のアンテナ導体(給電部21から先端部eまで):85
である。
図2は、右リヤアンテナ20の第1のアンテナ導体の長さの違いによるダイバーシティアンテナの右リヤアンテナ20のアンテナ利得の変化の一例を示す図である。図2は、右リヤアンテナ20の第1のアンテナ導体の長さを、200mm(一点鎖線)、150mm(破線)、80mm(実線)とした3つの場合を示す。地上デジタルテレビ放送波の周波数帯470MHz〜710MHzにおいて、80mmは、(1/4)×λ×α×0.7以上(1/4)×λ×α×1.7以下である。第1のアンテナ導体の長さを80mmにした場合、他の寸法よりも全体的にアンテナ利得が向上している。
図3は、右リヤアンテナ20の第2のアンテナ導体の長さの違いによるダイバーシティアンテナの右リヤアンテナ20のアンテナ利得の変化の一例を示す図である。図3は、右リヤアンテナ20の第2のアンテナ導体の長さを、270mm(実線)、200mm(破線)、150mm(一点鎖線)とした3つの場合を示す。地上デジタルテレビ放送波の周波数帯470MHz〜710MHzにおいて、270mmは、(3/4)×λ×α×0.9以上(3/4)×λ×α×1.3以下である。第2のアンテナ導体の長さを270mmにした場合、他の寸法よりも低域のアンテナ利得が向上している。
図4は、右リヤアンテナ20の第3のアンテナ導体の有無によるダイバーシティアンテナの右リヤアンテナ20のアンテナ利得の変化の一例を示す図である。図4において、「折り返し無」(破線)とは、第3のアンテナ導体が無いことを示し、「折り返し有」(実線)とは、第3のアンテナ導体が有ることを表す。第3のアンテナ導体が有る場合、第3のアンテナ導体が無い場合に比べて、低域のアンテナ利得が向上している。
図5は、右リヤアンテナ20の第4のアンテナ導体の有無によるダイバーシティアンテナの右リヤアンテナ20のアンテナ利得の変化の一例を示す図である。図5において、「エレメント43無」(破線)とは、第4のアンテナ導体が無いことを示し、「エレメント43有」(実線)とは、第4のアンテナ導体が有ることを表す。第4のアンテナ導体が有る場合、第4のアンテナ導体が無い場合に比べて、低域のアンテナ利得が向上している。
このように、本実施例では、ガラスアンテナが設置される領域(デフォッガ30の左右の領域)が比較的狭くても、ガラスアンテナのアンテナ利得が確保可能であることが示されている。また、第3のアンテナ導体又は第4のアンテナ導体が設けられることによって、地上デジタルテレビ放送波の周波数帯のうち特に低域でのアンテナ利得を向上できることが示されている。
以上、ガラスアンテナ及び車両用窓ガラスを実施形態により説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、エレメントの「端部」は、エレメントの延伸の始点又は終点であってもよいし、その始点又は終点手前の導体部分である始点近傍又は終点近傍であってもよい。また、エレメント同士の接続部は、曲率を有して接続されていてもよい。
また、バスバー、アンテナエレメント及び給電部は、例えば、導電性金属を含有するペースト(例えば、銀ペースト等)を窓ガラスの車内側表面にプリントして焼付けることによって形成される。しかし、バスバー、アンテナエレメント及び給電部の形成方法は、この方法に限定されない。例えば、バスバー、アンテナエレメント又は給電部は、銅等の導電性物質を含有する線状体又は箔状体を窓ガラスの車内側表面又は車外側表面に設けることによって形成されてもよい。あるいは、バスバー、アンテナエレメント又は給電部は、窓ガラスに接着剤等により貼付されてもよく、窓ガラス自体の内部に設けられてもよい。
給電部の形状は、上記の導電性部材又はコネクタの実装面の形状に応じて決められるとよい。例えば、正方形、略正方形、長方形、略長方形などの方形状や多角形状が実装上好ましい。なお、円、略円、楕円、略楕円などの円状でもよい。
また、バスバーとアンテナエレメントと給電部との少なくともいずれかを形成する導体層を合成樹脂製フィルムの内部又はその表面に設け、導体層付き合成樹脂製フィルムを窓ガラスの車内側表面又は車外側表面に設置する構成が採用されてもよい。さらに、アンテナエレメントが形成されたフレキシブル回路基板を窓ガラスの車内側表面又は車外側表面に設置する構成が採用されてもよい。
また、窓ガラスの周縁のガラス面上に形成された隠蔽膜の上に、バスバー、給電部及びアンテナエレメントの一部分又は全体が配置されてもよい。隠蔽膜の具体例として、黒色セラミックス膜等のセラミックスが挙げられる。この場合、窓ガラスの車外側から見ると、隠蔽膜により隠蔽膜上に設けられている部分が車外から見えなくなり、デザインの優れた窓ガラスとなる。
また、第2のエレメント41及び第3のエレメント42は、第1のエレメント51を囲まないように構成されることが好ましい。つまり、第3のエレメント42の左右方向に延在する部分エレメントの長さは、第1のエレメント51と上下方向でオーバーラップしない長さが好ましい。当該部分エレメントの長さが短くてもアンテナ利得が向上し、さらに余分な部分エレメントが配置されないため、乗員の視認性も向上する。
10 左リヤアンテナ
20 右リヤアンテナ
21 第1の給電部
22 第2の給電部
22a 第1の給電領域
22b 第2の給電領域
30 デフォッガ
31 左バスバー
32 右バスバー
34 短絡線
41 第2のエレメント
42 第3のエレメント
43 第4のエレメント
51 第1のエレメント
52 第5のエレメント
60 ガラス板
100 車両用窓ガラス

Claims (7)

  1. 車両の窓用のガラス板に設けられるガラスアンテナであって、
    第1の給電部と、
    前記第1の給電部と離隔されて設けられている第2の給電部と、
    前記第1の給電部に一端が接続される第1のアンテナ導体と、
    前記第2の給電部に一端が接続される第2のアンテナ導体と、
    前記第2のアンテナ導体に一端が接続される第3のアンテナ導体とを備え、
    前記第1のアンテナ導体は、
    前記ガラス板の左右方向に延在する第1のエレメントを有し、
    前記第2のアンテナ導体は、
    前記第1のアンテナ導体よりも上側に且つ前記第1の給電部に対して前記第1のエレメントが延在する側に位置し、前記ガラス板の左右方向に延在する第2のエレメントを有し、
    前記第3のアンテナ導体は、
    前記第2のエレメントよりも下側に且つ前記第1のアンテナ導体に対して前記第1の給電部とは反対側に位置し、前記第2のエレメントの分岐点から前記第1のアンテナ導体側に折り返される第3のエレメントを有する、ガラスアンテナ。
  2. 前記第2の給電部に一端が接続される第4のアンテナ導体を備え、
    前記第4のアンテナ導体は、
    前記第2のアンテナ導体との間に前記第1の給電部及び前記第1のアンテナ導体を挟み込むように形成される第4のエレメントを有する、請求項1に記載のガラスアンテナ。
  3. 車両の窓用のガラス板に設けられるガラスアンテナであって、
    第1の給電部と、
    前記第1の給電部と離隔されて設けられている第2の給電部と、
    前記第1の給電部に一端が接続される第1のアンテナ導体と、
    前記第2の給電部に一端が接続される第2のアンテナ導体と、
    前記第2の給電部に一端が接続される第4のアンテナ導体とを備え、
    前記第1のアンテナ導体は、
    前記ガラス板の左右方向に延在する第1のエレメントを有し、
    前記第2のアンテナ導体は、
    前記第1のアンテナ導体よりも上側に且つ前記第1の給電部に対して前記第1のアンテナ導体が延在する側に位置し、前記ガラス板の左右方向に延在する第2のエレメントを有し、
    前記第4のアンテナ導体は、
    前記第2のアンテナ導体との間に前記第1の給電部及び前記第1のアンテナ導体を挟み込むように形成される第4のエレメントを有する、ガラスアンテナ。
  4. 前記第1の給電部又は前記第1のアンテナ導体に一端が接続される少なくとも一つの第5のアンテナ導体を備え、
    前記第5のアンテナ導体は、
    前記第2のアンテナ導体との間に前記第1のアンテナ導体を挟み込むように形成される第5のエレメントを有する、請求項1から3のいずれか一項に記載のガラスアンテナ。
  5. 前記第2のエレメント及び前記第3のエレメントは、前記第1のエレメントを囲まない、請求項1に記載のガラスアンテナ。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のガラスアンテナを少なくとも一つ備えた、車両用窓ガラス。
  7. 請求項6に記載の車両用窓ガラスであって、
    前記ガラス板は、第1の防曇領域と、前記第1の防曇領域の中央部から前記ガラス板の上縁側に突出する第2の防曇領域とを有するデフォッガを備え、
    前記ガラスアンテナは、前記第2の防曇領域よりも左方の領域と前記第2の防曇領域よりも右方の領域との少なくとも一方の領域に設けられる、車両用窓ガラス。
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