JP2019009039A - 便器装置 - Google Patents

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貴博 桝田
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Abstract

【課題】電池を非接続状態において収納可能でありながらも、収納凹所のコンパクト化を図り得る便器装置を提供する。【解決手段】電池7を受け入れる電池受入凹所11を第1方向に開口させた電池ケース10を出し入れ自在に収納する収納凹所20を上方側に向けて開口するように設けた便器装置1であって、前記収納凹所には、前記電池ケースの第1方向第1端部18が当接される当接部26と、該当接部に前記電池ケースの第1方向第1端部が当接された状態で、前記電池ケースの第1方向第2端部側において露出する前記電池の端子8,9が当接される接続端子31,33と、が対向するように設けられており、前記電池ケースの第1方向第1端部には、前記電池の端子が前記接続端子に当接される接続姿勢において前記当接部に当接される被当接部18aと、前記電池の端子を前記当接部側に向けた非接続姿勢において前記接続端子を受け入れる受入空間19と、が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、便器装置に関する。
従来より、電源に接続されて駆動される各種機構を備えた便器装置が知られている。このような便器装置には、電源としての電池を収納する収納部を設けたものがある。このような便器装置において、常時は商用電源に接続され、停電時の代替電源として電池が使用される場合など電池の使用が長時間なされない場合に電池が接続されたままでは、液漏れが生じ易くなる懸念があった。
例えば、下記特許文献1には、電池を保持する電池保持ケースを出し入れ自在に収納し、電池の端子が接続される接続端子が設けられた電池収納部を有した便器装置が開示されている。この便器装置は、電池の端子が接続端子に接続されない接続不能状態において電池保持ケースを電池収納部に収納可能な構成とされている。また、便器装置は、電池収納部に、収納された電池保持ケースの移動を可能とする移動空間を設けた構成とされ、停電時に電池保持ケースが移動空間の奥側に移動されれば、移動空間の奥に設けられた接続端子に電池の端子が接続される構成とされている。
特開2015−95416号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたものでは、電池保持ケースを収納する電池収納部に移動空間が必要となり、電池収納部が大型化する傾向がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、電池を非接続状態において収納可能でありながらも、収納凹所のコンパクト化を図り得る便器装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る便器装置は、電池を受け入れる電池受入凹所を第1方向に開口させた電池ケースを出し入れ自在に収納する収納凹所を上方側に向けて開口するように設けた便器装置であって、前記収納凹所には、前記電池ケースの第1方向第1端部が当接される当接部と、該当接部に前記電池ケースの第1方向第1端部が当接された状態で、前記電池ケースの第1方向第2端部側において露出する前記電池の端子が当接される接続端子と、が対向するように設けられており、前記電池ケースの第1方向第1端部には、前記電池の端子が前記接続端子に当接される接続姿勢において前記当接部に当接される被当接部と、前記電池の端子を前記当接部側に向けた非接続姿勢において前記接続端子を受け入れる受入空間と、が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る便器装置は、上述のような構成としたことで、電池を非接続状態において収納可能でありながらも、収納凹所のコンパクト化を図ることができる。
(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る便器装置の一例を模式的に示し、(a)は、概略斜視図、(b)は、一部を省略した一部破断概略平面図である。 (a)〜(c)は、同便器装置が備える電池ケースの一例を模式的に示し、(a)は、概略平面図、(b)は、概略背面図、(c)は、(a)におけるX1−X1線矢視に対応させた概略縦断面図である。 (a)〜(c)は、図1(b)におけるY部に対応させた一部破断概略平面図である。 (a)は、図3(a)におけるX2−X2線矢視に対応させた一部省略概略縦断面図、(b)は、図3(b)におけるX3−X3線矢視に対応させた一部省略概略縦断面図である。 (a)、(b)は、図3(c)におけるX4−X4線矢視に対応させた一部省略概略縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本実施形態に係る便器装置を模式的に示す図である。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、設置された便器装置に対して立位使用状態で対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方(奥方)とし、また、その状態を基準として上下方向等を説明する。
本実施形態に係る便器装置1は、図1(a)に示すように、腰掛式(いわゆる洋式)の便器装置1とされている。この便器装置1は、トイレ空間内の床や壁等の設置部に設置される。また、この便器装置1には、上方に向けて開口するすり鉢状とされたボウル部(便鉢)2や、ボウル部2の周囲を囲むスカート部等が設けられている。また、便器装置1には、便器本体に対して便器幅方向に軸方向を沿わせた軸回りに起倒自在(回転自在)とされた便座3及び便蓋4や、これら便座3及び便蓋4を回転自在に支持し、種々の機構部を内蔵する機構本体部5が設けられている。
また、便器装置1には、水道管等の給水管に接続される給水機構や、床側または壁側の排水管に接続される排水機構等が設けられている。給水機構としては、電磁弁等によって給水制御がなされるものでもよい。また、排水機構としては、ボウル部2の底部に設けられた排水口に接続された筒状トラップを駆動機構によって回動させて排水及び封水する構成とされたいわゆる機械式排出機構を備えたものとしてもよい。また、図例では、便器装置1を、水洗タンク(ロータンク)を備えていない、いわゆるタンクレスタイプとした例を示しているが、水洗タンクを備えた構成としてもよい。
また、この便器装置1の機構本体部5や適所に、便座3や便蓋4を開閉する開閉装置や、ボウル部2内を脱臭する脱臭装置、便座3を温める加熱装置、局部を洗浄する局部洗浄装置等の各種機能装置や機構部材を設けた構成としてもよい。また、便器装置1に、人体検知センサーや着座センサー等の各種センサーを設けた構成としてもよく、上記した各種機能装置を操作する操作部としてのリモコン装置や、リモコン装置の各種信号の送受信を可能とする送受信装置等を設けた構成としてもよい。
また、便器装置1は、図1(b)及び図2に示すように、電池7を受け入れる電池受入凹所11を第1方向に開口させた電池ケース10を出し入れ自在に収納する収納凹所20を上方側に向けて開口するように設けた構成とされている。この収納凹所20には、図3(b)及び図4(b)に示すように、電池ケース10の第1方向第1端部を構成する周壁部18が当接される当接部としての段壁面26と、電池7の端子8,9が当接される接続端子31,33と、が対向するように設けられている。
本実施形態では、この収納凹所20は、図1に示すように、ボウル部2の便器奥行方向奥側(後方側)部位の上側部位に設けられた機構本体部5に設けられている。また、収納凹所20は、機構本体部5の上面側において開口するように設けられている。機構本体部5の上面側には、洗剤タンクを収容するタンク収容凹所や操作部が設けられている。また、便器装置1は、この機構本体部5の上面側をカバーする上面カバー6を備えている。この上面カバー6は、便器奥行方向奥側端部が便器幅方向に軸方向を沿わせた軸回りに回転自在とされている。また、上記した便蓋4は、閉鎖状態とされたこの上面カバー6を覆うように閉鎖される構成とされている。
電池7は、図2(a)に示すように、第1方向の一方側端部に、端子としての正極端子8及び負極端子9を設けたいわゆる9V形(平形6層)乾電池とされている。この電池7の負極端子9の先端部には、径方向に突出するように鍔状部9aが設けられている。
電池ケース10の第1方向第1端部(周壁部18)には、図3(b)及び図4(b)に示すように、電池7の端子8,9が接続端子31,33に当接される接続姿勢において、段壁面26に当接される被当接部としての第1被当接部18aが設けられている。また、電池ケース10の第1方向第1端部には、図3(a)及び図4(a)に示すように、電池7の端子8,9を段壁面26側に向けた非接続姿勢において接続端子31,33を受け入れる受入空間19が設けられている。この受入空間19は、図2(c)に示すように、第1方向に沿う方向で電池受入凹所11とは逆側となる方向(第1方向反電池受入凹所側)に向けて開口している。電池ケース10の第1方向第1端部を構成する周壁部18は、図2(b)に示すように、この受入空間19の四周を区画するように周状に設けられている。この周壁部18は、全周に亘って環状に設けられている。
また、電池ケース10は、図2(c)に示すように、この周壁部18側に、電池受入凹所11及び受入空間19の底側を区画し、電池ケース10の第1方向第1端部を構成する底壁部16を設けた構成とされている。本実施形態では、この底壁部16に、この底壁部16に対して第1方向両側に変位自在とされ、電池7を押し出すように付勢する付勢部17を設けた構成とされている。
付勢部17は、底壁部16に切込状に貫通溝が形成されて底壁部16の一部を構成するように設けられている。つまり、付勢部17は、底壁部16に打抜状に設けられている。この付勢部17は、電池7の厚さ方向に延びるように設けられ、延出方向基端部を支点として延出方向先端側部位が第1方向両側に弾性変形を伴って変位する構成とされている。また、この付勢部17の延出方向先端側部位には、電池受入凹所11側に向けて突出し、電池7の第1方向の他方側端部(反端子側の端部)に当接される突部17aが設けられている。
この付勢部17は、電池7の第1方向の寸法誤差を吸収可能なように設けられている。この付勢部17は、図3(a)及び図4(a)に示すように、第1方向の寸法が比較的に大とされた電池7が電池受入凹所11に収容された状態では、弾性変形を伴って第1方向反電池受入凹所側となる受入空間19側に突出する構成とされている。受入空間19は、第1方向反電池受入凹所側への付勢部17の変位を許容するように設けられている。この受入空間19は、上記のように変位した付勢部17の受け入れが可能なように設けられている。この受入空間19の第1方向に沿う深さ寸法は、電池ケース10の第1方向への小型化を図る観点や受入空間19側に変位した付勢部17の受け入れが可能なように適宜の寸法としてもよい。図例では、この受入空間19の第1方向に沿う深さ寸法を、付勢部17の突部17aの第1方向に沿う突出寸法と略同寸法とした例を示している。
電池受入凹所11は、電池ケース10の第1方向第2端部側において開口し、この第2端部側において電池7の端子8,9を露出させる構成とされている。この電池受入凹所11は、電池7の厚さ方向一方側を覆う第1壁部12及び厚さ方向他方側を覆う第2壁部13と、電池7の幅方向両側を覆う両側の側壁部14,14と、電池7の反端子側を覆う底壁部16と、によって区画されている(図2も参照)。
電池ケース10の第2壁部13は、図4(a)に示すように、電池受入凹所11に受け入れた電池7の厚さ方向他方側面を略全面に亘って覆い得る構成とされている。
電池ケース10の第1壁部12は、図2(a)、(c)に示すように、第2壁部13よりも底壁部16からの第1方向に沿う寸法が小とされている。つまり、電池受入凹所11に受け入れられた電池7は、その厚さ方向一方側面の端子8,9側部位が電池ケース10の第1壁部12側において露出する構成とされている。また、この第1壁部12の表面側には、電池ケース10に収容される電池7の正極端子8及び負極端子9の向きを示す指標となる電池7の模式図が図示されている。
電池ケース10の両側の側壁部14,14には、電池受入凹所11に受け入れた電池7の端子8,9側の端部に引っ掛かるように係止する引掛片部15,15が設けられている。
これら引掛片部15,15は、第1方向に延びるように設けられ、延出方向先端側部位が弾性変形を伴って両側の側壁部14,14の対向する方向に沿って変位可能とされている。また、これら引掛片部15,15の延出方向先端部には、電池7の端子8,9側の端部に引っ掛けられる爪状の突起15a,15aが設けられている。これら突起15a,15aは、互いに向き合う方向に突出するように設けられている。これら突起15a,15aの概ね第1方向に沿う方向に向く両側面のうち、電池受入凹所11側(底壁部16側)に向く側面が係止面とされ、反対側の側面が傾斜面状の案内面とされている。これら案内面は、電池7が電池受入凹所11に挿入される際に、その案内作用によって引掛片部15,15の延出方向先端側部位が互いに離間する方向に変位するように形成されている。
これら引掛片部15,15は、各側壁部14,14に切込状に電池受入凹所11と同方向に開口するスリット状溝が形成されて各側壁部14,14の一部を構成するように設けられている。上記した付勢部17によって電池受入凹所11の開口側に向けて付勢された電池7は、これら引掛片部15,15の突起15a,15aによって付勢部17による付勢方向先側への移動が抑制される。また、電池ケース10に収容された電池7は、これら引掛片部15,15の延出方向先端側部位を互いに離間させる方向に変位させて突起15a,15aによる電池7への係止を解除させれば、電池ケース10から脱離可能とされている。
なお、電池7を収容する電池受入凹所11を設けた電池ケース10としては、上記のような構成とされたものに限られず、種々の変形が可能である。例えば、第1壁部12に、非接続姿勢において上方側に向けて突出し、接続姿勢において後記する収納凹所20の液溜め凹部22に差し入れられる突片部を設けた構成等としてもよい。また、電池ケース10は、ABS等の合成樹脂系材料から上記のような形状に一体的に形成された樹脂成型品でもよい。
収納凹所20は、図1(b)及び図3に示すように、第1方向に長尺状とされた電池7を収容する電池ケース10を、便器奥行方向に長手方向を沿わせて収納する構成とされている。つまり、この収納凹所20は、便器奥行方向に長尺状とされている。また、この収納凹所20における便器奥行方向奥側に位置するように接続端子31,33を設けた構成としている。
この収納凹所20は、図3(c)及び図5(a)に示すように、上方側に向く底部21によって底側が区画され、便器幅方向に沿う方向で互いに向き合うように設けられた両側の内側面23,23によって便器幅方向両側が区画されている。両側の内側面23,23間の便器幅方向に沿う寸法は、電池ケース10の収納が可能なように電池ケース10の便器幅方向に沿う寸法に応じた寸法とされている。
また、本実施形態では、底部21に、上方側に向けて開口する液溜め凹部22を設けた構成としている。この液溜め凹部22は、収納凹所20に収納された電池7から電解液が漏れた場合に流下して貯留可能なように設けられ、接続端子31,33側への電解液の流出を抑制可能なように設けられている。図例では、この液溜め凹部22の便器奥行方向に沿う寸法及び便器幅方向に沿う寸法を、収納凹所20の便器奥行方向に沿う寸法及び便器幅方向に沿う寸法よりも小とし、接続端子31,33側に片寄らせて設けた例を示している。
接続端子31,33は、収納凹所20に接続姿勢において収納された電池ケース10の電池7の端子8,9と電気的に接続可能なように設けられている。つまり、収納凹所20には、電池7の正極端子8に接続される正極接続端子31と、電池7の負極端子9に接続される負極接続端子33と、が便器幅方向に互いに間隔を空けて設けられている。
これら接続端子31,33は、収納凹所20の便器奥行方向奥側から対向側となる段壁面26側に向けて突出するように設けられている。本実施形態では、これら接続端子31,33は、収納凹所20に接続姿勢において収納された電池ケース10を段壁面26側に向けて付勢する弾性を有している。このような構成とすれば、電池7や電池ケース10、収納凹所20に寸法誤差があるような場合にも、電池7の端子8,9と接続端子31,33との接続不良を軽減することができる。
これら接続端子31,33は、図4(b)及び図5(a)に示すように、電池7の端子8,9が当接された状態では、これらの弾性変形を伴って、端子8,9が当接していない状態(自然状態)よりも突出寸法が小とされる。また、これら接続端子31,33は、薄板状とされ、ばね性(弾性)を有した金属板を折曲等して形成されている。つまり、これら接続端子31,33は、板ばね状とされている。図例では、これら接続端子31,33は、便器幅方向に見て、段壁面26側が屈曲部とされた略V字状とされている。
また、本実施形態では、これら接続端子31,33のうち、電池7の正極端子8に接続される正極接続端子31側に、電池7の負極端子9の鍔状部9aに当接して負極端子9の正極接続端子31への接触を抑止する誤挿入防止部32,32を設けている。
誤挿入防止部32,32は、図3(c)に示すように、正極接続端子31の便器幅方向両側に位置するように対状に設けられている。これら誤挿入防止部32,32は、これらの間に電池7の正極端子8の受け入れが可能なように便器幅方向に間隔を空けて設けられている(図3(b)参照)。一方、これら誤挿入防止部32,32は、これらの間に電池7の負極端子9の受け入れが不能となるように、これらの間の便器幅方向に沿う寸法が負極端子9の鍔状部9aの外径よりも小とされている。また、これら誤挿入防止部32,32は、図5(a)に示すように、段壁面26側に向けて突出するように設けられた突片状(リブ状)とされている。
また、これら接続端子31,33は、収納凹所20内に取り付けられる端子保持カバー30に保持されている。
端子保持カバー30は、図1(b)及び図4に示すように、接続端子31,33の上方側を覆うように庇状部を設けた構成とされている。なお、端子保持カバー30は、電池ケース10と同様、樹脂成型品でもよい。また、上記した誤挿入防止部32,32は、この端子保持カバー30に設けられたものでもよい。また、図示は省略しているが、収納凹所20内には、これら接続端子31,33と、上記した給水機構の電磁弁や排水機構の駆動機構等の各機器と、を電気的に接続する電線(電気ケーブル)が配線されている。
これら接続端子31,33に対向するように設けられた収納凹所20の段壁面26は、図4(b)に示すように、収納凹所20の底部21から段上がり状に設けられた段部25の段壁面とされている。この段壁面26は、便器奥行方向奥側に向くように設けられ、接続姿勢の電池ケース10の下端部の被当接部としての第1被当接部18aに当接される。本実施形態では、第1被当接部18aを、周壁部18の第1壁部12側部位に連なるように設けられた部位としている。
また、段部25の上方側には、収納凹所20に収納された電池ケース10への手掛用空間29が設けられている。このような構成とすれば、この手掛用空間29に手指を差し込んで電池ケース10を取り外すことができる。
段部25は、上方側に手掛用空間29が形成されるように、その高さが電池ケース10の厚さ方向に沿う寸法よりも小とされ、電池ケース10が段壁面26に対向された状態で、電池ケース10の上方側部位が段部25よりも上方側に露出する構成とされている。図例では、段部25の底部21からの高さ寸法(段壁面26の高さ寸法)を、電池ケース10の厚さ方向に沿う寸法の1/3程度とした例を示している。
手掛用空間29は、手指の差し入れが可能で、収納凹所20に収納された電池ケース10に手指を掛けて電池ケース10の取出しが可能なように設けられている。
また、本実施形態では、手掛用空間29を区画する段部25の上面は、収納凹所20の底部21に向けて下るように傾斜する傾斜面状とされた傾斜状上面27とされている。このような構成とすれば、図5(b)に示すように、収納凹所20に電池ケース10を収納する際に、一端側(図例では、端子8,9側)を収納凹所20の底部21に沿わせながら、他端側を傾斜状上面27に沿わせて滑らせるようにして収納することができる。
また、手掛用空間29を区画する便器奥行方向奥側に向く内側面は、収納凹所20の底部21に向けて下るように傾斜する傾斜面状とされた傾斜状側面28とされている。これら傾斜状上面27と傾斜状側面28とは、連続状の凹湾曲面を構成するように設けられている。これら傾斜状上面27及び傾斜状側面28によって形成される凹湾曲面は、便器幅方向に見て、略四半円弧状とされている。
また、収納凹所20には、図3(a)に示すように、電池ケース10が非接続姿勢において収納された状態で、底壁部16が接続端子31,33に当接しないように、電池ケース10の接続端子31,33側への移動を規制する規制部24が設けられている。つまり、電池ケース10は、非接続姿勢では、図4(a)に示すように、周壁部18側が接続端子31,33側を向き、この状態では、受入空間19に接続端子31,33を受け入れた状態となる。電池ケース10には、このように受入空間19に受け入れた接続端子31,33が底壁部16に当接しないように、規制部24に当接される被当接部としての第2被当接部18bが設けられている。本実施形態では、第2被当接部18bを、周壁部18の第2壁部13側部位としている。
規制部24は、収納凹所20の便器奥行方向奥側部位の両側の内側面23,23に沿うように設けられている。これら規制部24,24は、収納凹所20の底部21から上方側に向けて突出するように設けられた突片状(リブ状)とされている。なお、規制部24,24は、収納凹所20の両側の内側面23,23に突状段部を設けて構成されたものでもよく、または、端子保持カバー30に設けられたものでもよい。
上記構成とされた電池ケース10は、当該便器装置1の各機器が商用電源に接続されて駆動可能な状態では、非接続姿勢において収納凹所20に収納され、停電時等には、接続姿勢において収納凹所20に収納されるものでもよい。
非接続姿勢においては、図3(a)及び図4(a)に示すように、電池7の端子8,9が手掛用空間29(段壁面26)側に向き、収納凹所20の接続端子31,33とは非接続状態とされる。この状態では、電池ケース10の周壁部18の第2被当接部18bが収納凹所20の規制部24,24に当接し、電池ケース10の接続端子31,33側への移動が抑制され、接続端子31,33への電池ケース10の接触が抑制される。このように非接続姿勢とされた電池ケース10を収納凹所20から取り出す際には、手掛用空間29に手指を差し入れ、電池ケース10または電池7に手指を掛けることで取り出すことができる。
一方、接続姿勢においては、図3(b)及び図4(b)に示すように、電池ケース10の周壁部18が手掛用空間29(段壁面26)側に向き、電池7の端子8,9が収納凹所20の接続端子31,33と接続状態とされる。この状態では、電池ケース10は、接続端子31,33によって段壁面26側に向けて付勢されており、周壁部18の第1被当接部18aが段壁面26に押し付けられるように当接される。このように接続姿勢とされた電池ケース10を収納凹所20から取り出す際には、上記同様、手掛用空間29に手指を差し入れ、電池ケース10に手指を掛けることで取り出すことができる。なお、図例では、電池ケース10は、便器幅方向に軸方向を沿わせた軸回りに180度回転されて接続姿勢と非接続姿勢とに変位される構成とした例を示しているが、上下方向に軸方向を沿わせた軸回りに180度回転されて接続姿勢と非接続姿勢とに変位される構成としてもよい。
本実施形態に係る便器装置1は、上述のような構成としたことで、電池7を非接続状態において収納可能でありながらも、収納凹所20のコンパクト化を図ることができる。
つまり、収納凹所20に、電池ケース10の第1方向第1端部の周壁部18が当接される当接部としての段壁面26と、電池7の端子8,9が当接される接続端子31,33と、を対向するように設けた構成としている。従って、電池ケース10の周壁部18の被当接部としての第1被当接部18aを段壁面26に当接させて収納凹所20に収納させて接続姿勢とすれば、電池7の端子8,9が接続端子31,33に当接されて接続状態となる。また、電池7の端子8,9を段壁面26側に向けて電池ケース10を収納凹所20に収納させて非接続姿勢とすれば、電池7の端子8,9が接続端子31,33に接続されていない状態となる。これにより、前記特許文献1に記載されたような収納凹所20に電池ケース10を接続端子31,33側に向けて移動させるための空間が不要となり、収納凹所20のコンパクト化を図ることができる。また、収納凹所20内において接続端子31,33側に向けて移動された電池ケース10を接続状態に保持する保持部や被保持部を設けていない構成とでき、構造の簡略化を図ることができる。また、電池7を使用しない場合には、非接続姿勢で収納することができるので、電池7を接続端子31,33に常時接続しておくようなものと比べて、電池7の液漏れが生じた場合にも接続端子31,33への影響を軽減することができる。
また、電池ケース10の第1方向第1端部に、非接続姿勢において接続端子31,33を受け入れる受入空間19を設けている。従って、上記のように収納凹所20のコンパクト化を図りながらも、非接続姿勢において電池ケース10と接続端子31,33との干渉を抑制することができる。
また、本実施形態では、収納凹所20に、電池ケース10が非接続姿勢において収納された状態で、底壁部16が接続端子31,33に当接しないように、電池ケース10の接続端子31,33側への移動を規制する規制部24,24を設けている。従って、非接続姿勢において収納された電池ケース10の底壁部16と接続端子31,33との干渉をより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、電池ケース10の第1方向第1端部を構成する底壁部16に、当該底壁部16に対して第1方向両側に変位自在とされ、電池7を押し出すように付勢する付勢部17を設けている。従って、電池7や電池ケース10に寸法誤差があるような場合にも、電池7の端子8,9と接続端子31,33との接続不良を軽減することができる。また、電池ケース10の第1方向第1端部の受入空間19を、第1方向反電池受入凹所側への付勢部17の変位を許容するように設けている。従って、付勢部17が第1方向反電池受入凹所側に変位した場合にも、付勢部17が他の部位に干渉するようなことを抑制することができる。
なお、本実施形態では、電池ケース10を収納する収納凹所20を設けた機構本体部5を便器装置1に一体的に組み込んだ構成とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、この機構本体部5を、便器本体に着脱可能に設置される便座装置に組み込み、当該便座装置と便器本体とを備えた便器装置1として把握するようにしてもよい。
また、上記した本実施形態に係る便器装置1の各部の具体的構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
1 便器装置
10 電池ケース
11 電池受入凹所
16 底壁部(第1端部)
17 付勢部
18 周壁部(第1端部)
18a 第1被当接部(被当接部)
19 受入空間
20 収納凹所
21 底部
24 規制部
25 段部
26 段壁面(当接部)
27 傾斜状上面(段部の上面)
29 手掛用空間
31 正極接続端子(接続端子)
33 負極接続端子(接続端子)
7 電池
8 正極端子(端子)
9 負極端子(端子)

Claims (6)

  1. 電池を受け入れる電池受入凹所を第1方向に開口させた電池ケースを出し入れ自在に収納する収納凹所を上方側に向けて開口するように設けた便器装置であって、
    前記収納凹所には、前記電池ケースの第1方向第1端部が当接される当接部と、該当接部に前記電池ケースの第1方向第1端部が当接された状態で、前記電池ケースの第1方向第2端部側において露出する前記電池の端子が当接される接続端子と、が対向するように設けられており、
    前記電池ケースの第1方向第1端部には、前記電池の端子が前記接続端子に当接される接続姿勢において前記当接部に当接される被当接部と、前記電池の端子を前記当接部側に向けた非接続姿勢において前記接続端子を受け入れる受入空間と、が設けられていることを特徴とする便器装置。
  2. 請求項1において、
    前記電池ケースの第1方向第1端部には、前記電池受入凹所の底側を区画する底壁部に対して第1方向両側に変位自在とされ、前記電池を押し出すように付勢する付勢部が設けられており、
    前記受入空間は、第1方向反電池受入凹所側への前記付勢部の変位を許容するように設けられていることを特徴とする便器装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記接続端子は、前記収納凹所に接続姿勢において収納された前記電池ケースを前記当接部側に向けて付勢する弾性を有していることを特徴とする便器装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記収納凹所には、前記電池ケースが非接続姿勢において収納された状態で、前記底壁部が前記接続端子に当接しないように、該電池ケースの該接続端子側への移動を規制する規制部が設けられていることを特徴とする便器装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記収納凹所の当接部は、接続姿勢の前記電池ケースの下端部の被当接部に当接されるように、前記収納凹所の底部から段上がり状に設けられた段部の段壁面とされ、該段部の上方側には、該収納凹所に収納された前記電池ケースへの手掛用空間が設けられていることを特徴とする便器装置。
  6. 請求項5において、
    前記手掛用空間を区画する前記段部の上面は、前記収納凹所の底部に向けて下るように傾斜する傾斜面状とされていることを特徴とする便器装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021256744A1 (ko) * 2020-06-15 2021-12-23 코웨이 주식회사 비데

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