JP2019008761A - キーボード装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】キートップとフレームとの間の隙間を低減しつつ、キートップの円滑な動作を確保することができるキーボード装置及び該キーボード装置を備える電子機器を提供する。
【解決手段】キーボード装置10は、ベースプレート30と、複数のキートップ24と、フレーム26とを備える。ベースプレート30は、少なくとも長手方向に沿って並んで配置された複数のプレート部材40〜42と、隣接するプレート部材40〜42間を繋ぐブリッジ部44,45とを有する。そして、隣接するプレート部材40〜42は、互いに対向する端面40a,41a,41b,42a間に間隙G1,G2を介して配置されると共に、少なくともブリッジ部44,45を介してプレート部材40〜42の並び方向に相対移動可能である。
【選択図】図4

Description

本発明は、キーボード装置及び該キーボード装置を備える電子機器に関する。
パーソナルコンピュータ(PC)等の電子機器に用いられるキーボード装置には、各キートップ間をフレームで仕切ったアイソレーション型構造がある(例えば、特許文献1参照)。アイソレーション型のキーボード装置は、操作面をフラットに構成でき、外観品質が高い。また、このキーボード装置は、各キートップ間の隙間、つまりキートップとフレームとの間の隙間をアイソレーション型ではない一般的なキーボード装置よりも小さくできるため、ごみ等の落下も抑制できる。
特開2015−141868号公報
上記のようなアイソレーション型のキーボード装置では、通常、ベースプレートの上面側にキートップ及びフレームをそれぞれ取り付けている。このため、各キートップとフレームとの間の隙間は、ベースプレートやフレームの寸法公差、或いはキートップの取付公差等を考慮した大きさに設定する必要がある。換言すれば、フレームに設けた孔部内で各キートップを円滑に上下動させるためには、各キートップとフレームとの間にある程度の大きさの隙間を確保しておく必要がある。
しかしながら、各キートップとフレームとの間の隙間は、キーボード装置の外観品質の向上とごみ等の落下抑制のためには可能な限り小さくすることが望ましい。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、キートップとフレームとの間の隙間を低減しつつ、キートップの円滑な動作を確保することができるキーボード装置及び該キーボード装置を備える電子機器を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係るキーボード装置は、ベースプレートと、該ベースプレートの上面側で上下動可能に支持される複数のキートップと、前記ベースプレートの上面側に取り付けられ、各キートップが上下動可能に挿入される複数の孔部を有するフレームと、を備えるキーボード装置であって、前記ベースプレートは、少なくとも長手方向に沿って並んで配置された複数のプレート部材と、隣接するプレート部材間を繋ぐブリッジ部と、を有し、前記隣接するプレート部材は、互いに対向する端面間に間隙を介して配置されると共に、少なくとも前記ブリッジ部を介して前記プレート部材の並び方向に相対移動可能であることを特徴とする。
このような構成によれば、ベースプレートは、その長手方向での寸法公差を、各プレート部材のそれぞれの寸法に応じた値で設定できる。すなわち、短尺な各プレート部材のそれぞれの寸法公差は、ベースプレートを1枚の長尺板で構成する場合の寸法公差に比べて小さく設定することができ、寸法精度が向上する。また、各プレート部材間は、ブリッジ部を介して並び方向に相対移動可能となっている。このため、フレームの孔部と、各プレート部材に支持される各キートップとの間の隙間は、上記した高精度の寸法公差に基づく大きさに設定可能である。その結果、各キートップとフレームとの間の隙間を低減することができる。しかも、このような小さな隙間であってもキートップがフレームと干渉することを防止でき、その円滑な動作を確保することができる。さらに、ベースプレートは、各プレート部材がブリッジ部を介して繋がれているため、製造時には1枚板として取り扱うことができ、製造効率が高い。
前記ブリッジ部は、少なくとも前記並び方向に沿って弾性変形可能な弾性部材を有する構成であってもよい。そうすると、各プレート部材間の相対位置をフレームに対して柔軟に調整できる。
前記弾性部材は、前記隣接するプレート部材の前記端面間を繋いだ状態で前記間隙に配設される板ばね状部材であってもよい。そうすると、弾性部材がベースプレートの上下面側に突出せず、当該キーボード装置の薄型化を損ねることを防止できる。
前記弾性部材は、前記隣接するプレート部材の前記端面間を繋いだ状態で前記間隙を跨ぐように屈曲した板ばね状部材であってもよい。そうすると、製造が容易で簡素な構成でありながらも各プレート部材間を弾性的に相対移動可能に繋ぐことができる。
前記ブリッジ部は、少なくとも前記並び方向に沿って所定のスライド範囲内でスライド可能なスライド部材を有する構成であってもよい。そうすると、各プレート部材間が過度に離間する方向に相対移動することを規制しつつ、各プレート部材間の相対移動を円滑に行わせることができる。
前記スライド部材は、前記隣接するプレート部材のうち、一方のプレート部材から他方のプレート部材に向かって延びた第1係合部と、他方のプレート部材から一方のプレート部材に向かって延び、第1係合部に対してスライド可能に係合した第2係合部と、を有する構成であってもよい。
前記間隙は、前記ベースプレートの長手方向と、該長手方向に直交する短手方向とに折れ曲がったジグザグ形状を有する構成であってもよい。そうすると、間隙が直線形状である場合に比べ、ベースプレート全体での折曲強度が向上し、製造時等の破損の発生を抑制できる。
前記間隙は、前記フレームの枠部の下方に重なる位置に設けられていてもよい。そうすると、間隙がキートップの下方に配置され、例えばキートップの押下操作時に動作するラバードームで押圧するスイッチ(例えばメンブレンシート)をフラットに構成でき、スイッチの確実な押圧操作が可能となる。
前記ベースプレートの上面には、前記キートップが押下操作された場合に該押下操作を検出するメンブレンシートが配設され、前記ベースプレートの下面には、前記キートップに対して光を照射するバックライトシートが配設され、前記スライド部材は、前記ベースプレートの上面側には突出せず、前記ベースプレートの下面側にのみ突出した構成であり、前記バックライトシートは、前記スライド部材に対応する部分に逃げ孔を有する構成であってもよい。そうすると、当該キーボード装置がスライド部材によって厚くなることを防止できる。
前記逃げ孔は、前記フレームの左右方向に沿って延在することで各キートップ間を前後方向に仕切る横枠の下方に重なる位置に設けられた構成であってもよい。そうすると、バックライトシートによる光の照射を遮断する逃げ孔が各キーへの光の照射経路上に配置されることを回避でき、キーが十分に照射されない事態を回避できる。
前記ベースプレートの上面には、前記キートップが押下操作された場合に該押下操作を検出するメンブレンシートが配設され、前記ベースプレートの下面には、シート状部材が配設され、前記シート状部材の外周縁部の少なくとも一部には、前記ベースプレートの外周端面を内側に包含するように折り曲げられ、端部が前記メンブレンシートの上面に固定された折曲部が設けられた構成であってもよい。そうすると、メンブレンシートとシート状部材との間で、少なくとも一部のプレート部材が移動可能な状態で保持されると共に、ベースプレートの周囲に折曲部による防水構造が構築される。
前記シート状部材は、前記並び方向で両端にあるプレート部材の少なくとも一方に対しては固定されずに、該プレート部材の外周端面の少なくとも一部を前記折曲部で包含しており、前記両端にあるプレート部材の他方、又は前記両端にあるプレート部材間に挟まれたプレート部材の少なくとも1枚に対しては、該プレート部材の下面と固定された構成であってもよい。
前記シート状部材は、前記キートップに対して光を照射するバックライトシートであり、前記バックライトシートは、前記ベースプレートの下面側から順に、光の照射範囲を規制するマスキングシートと、光の照射方向を案内する光ガイドプレートと、光を上方に反射する反射シートとを積層した構成であり、前記折曲部は、前記反射シートに設けられた構成であってもよい。
前記ベースプレートの下面には、シート状部材が配設され、前記シート状部材には、複数の孔部が設けられると共に、該複数の孔部の少なくとも一部は、前記ベースプレートの下面に接触する導電性シートで塞がれた構成であってもよい。そうすると、少なくとも一部のプレート部材を移動可能な状態としつつ、当該キーボード装置が搭載される機器側に対してベースプレートを確実にグランドできる。
前記シート状部材は、前記並び方向で両端にあるプレート部材の少なくとも一方の下面に対して前記導電性シートが接触し、前記両端にあるプレート部材の他方、又は前記両端にあるプレート部材間に挟まれたプレート部材の少なくとも1枚の下面に対して前記導電性シートで塞がれていない孔部の周縁部が固定され、これにより前記プレート部材の下面に前記周縁部が固定された孔部を介して前記プレート部材の下面を露出させた構成であってもよい。
各プレート部材を前記フレームに対して位置決めする位置決め部を備え、前記位置決め部は、前記並び方向で各プレート部材の中心又はその近傍に設けられた構成であってもよい。そうすると、各プレート部材のそれぞれのフレームとの取付位置をその中心を基準とすることができる。その結果、各プレート部材に対応するキートップとフレームとの間の隙間を各プレート部材の中心から左右方向にそれぞれ均等に割り付けることができ、該隙間の寸法精度が一層向上する。
本発明の第2態様に係る電子機器は、上記構成のキーボード装置と、該キーボード装置を設けた本体筐体と、該本体筐体に対して開閉可能に連結され、ディスプレイを有するディスプレイ筐体と、を備えることを特徴とする。
本発明の上記態様によれば、キートップとフレームとの間の隙間を低減しつつ、キートップの円滑な動作を確保することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るキーボード装置を備えた電子機器を上から見下ろした図である。 図2は、キーボード装置の一部を拡大した平面図である。 図3は、キーボード装置の構成を模式的に示した側面断面図である。 図4は、ベースプレートの平面図である。 図5Aは、図4中の丸印VAで囲んだ部分を拡大した斜視図である。 図5Bは、図4中の丸印VBで囲んだ部分を拡大した斜視図である。 図6Aは、図4中の丸印VIで囲んだ部分を拡大した斜視図である。 図6Bは、図6Aに示すブリッジ部をベースプレートの下面側から見た斜視図である。 図7は、ベースプレートの上面側にフレームを重ねた状態での平面図である。 図8Aは、位置決め嵌合部でベースプレートとフレームを位置決めした状態を模式的に示す平面図である。 図8Bは、図8A中のVIIIB−VIIIB線に沿う断面図である。 図8Cは、図8A中のVIIIC−VIIIC線に沿う断面図である。 図9Aは、ラッチ嵌合部でベースプレートとフレームを固定した状態を模式的に示す平面図である。 図9Bは、図9A中のIXB−IXB線に沿う断面図である。 図9Cは、図9A中のIXC−IXC線に沿う断面図である。 図9Dは、図9Cと前後方向が反転した構成のラッチ嵌合部でベースプレートとフレームを固定した状態を模式的に示す断面図である。 図10は、変形例に係るベースプレートの平面図である。 図11は、図10中の丸印XIで囲んだ部分を拡大した斜視図である。 図12は、キーボード装置の底面図である。 図13は、図12中のXIII−XIII線に沿う構造を模式的に示した側面断面図である。 図14は、図12に示すキーボード装置の一縁部を拡大した斜視図である。 図15は、図12中のXV−XV線に沿う構造を模式的に示した側面断面図である。
以下、本発明に係るキーボード装置について、この装置を備える電子機器を例示して好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るキーボード装置10を備えた電子機器12を上から見下ろした図である。電子機器12は、キーボード装置10を設けた本体筐体14と、ディスプレイ16を設けたディスプレイ筐体18とをヒンジ20で開閉可能に連結したノート型PCである。本開示内容は、ノート型PC以外の電子機器に用いてもよく、例えばデスクトップ型PCに使用する外付けのキーボード装置に用いてもよい。
以下、キーボード装置10について、図1に示すように電子機器12に搭載されて使用される状態を基準とし、手前側を前、奥側を後、厚み方向を上下、幅方向を左右と呼んで説明する。
本体筐体14は、内部に図示しない基板、演算処理装置、ハードディスク装置、メモリ等の各種電子部品を収容している。キーボード装置10は、本体筐体14の上面に露出するように設けられている。ディスプレイ筐体18は、前面に液晶ディスプレイ等で構成されたディスプレイ16を有する。ディスプレイ筐体18は、本体筐体14の後端部にヒンジ20を介して開閉可能に連結されている。
キーボード装置10は、複数のキー22を有する。キーボード装置10は、各キー22の操作面となるキートップ24の周囲をフレーム(アイソレーションフレーム)26で仕切ったアイソレーション型のキーボード装置である。各キートップ24は、隣接する他のキートップ24との間がフレーム26の枠部28によって区画され、それぞれが独立した配置となっている。
図2は、キーボード装置10の一部を拡大した平面図である。図3は、キーボード装置10の構成を模式的に示した側面断面図である。
図1〜図3に示すように、フレーム26は、樹脂や金属等で形成された板状部材に枠部28を設けた構成である。枠部28は、各キートップ24を挿入する複数の孔部28aによって形成されている。フレーム26は、本体筐体14の上面及び各キートップ24の操作面と略面一或いは多少低位置となるように設けられる(図3参照)。本実施形態のフレーム26は、電子機器12の本体筐体14の上面カバーと別体構造としているが(図1参照)、フレーム26は該上面カバーと一体構造であってもよい。
枠部28は、孔部28aを画成する横枠28bと縦枠28cとを有する。図1に示すように、各キー22は、左右方向(横方向)には右前端位置を除いて原則1列に並んでおり、前後方向(縦方向)には左右両端位置を除いて左右方向に位置ずれして並んでいる。従って、横枠28bは右前端位置を除いて左右方向に延在し、縦枠28cは左右両端位置を除いて前後方向と左右方向に折れ曲がったジグザグ形状となっている。
図3に示すように、キーボード装置10は、複数のキー22と、ベースプレート30と、メンブレンシート32と、バックライトシート34とを備える。
各キー22は、キートップ24と、ガイド機構36と、ラバードーム38とを有する。ガイド機構36は、キートップ24をベースプレート30の上面側で上下動可能に支持するものである。ガイド機構36は、キートップ24の下面とベースプレート30の上面との間を連結するパンタグラフ機構である。ラバードーム38は、シリコーンゴム等の可撓性を有する弾性材料で形成されたドーム形状部材であり、メンブレンシート32とキートップ24との間に配設されている。ラバードーム38は、キートップ24が押下された場合にメンブレンシート32を押圧すると共に、キートップ24の押下操作が解除された際にキートップ24を元の位置に復帰させる弾性部材である。
ベースプレート30は、各キー22やフレーム26の取付板である。ベースプレート30は、例えば板厚0.3mmのステンレス板やアルミニウム板等、金属製の板状部材に切り起こし成形や打ち抜き成形を施したものである。本実施形態のベースプレート30は、長手方向(左右方向)で3分割された分割構造を有するが、詳細は後述する。
メンブレンシート32は、ベースプレート30の上面側に積層されている。メンブレンシート32は、例えば押圧された場合に接点が閉じる三層構造のスイッチシートである。メンブレンシート32は、例えば固定接点及び可動接点が重なる位置が押圧された場合に、固定接点と可動接点とが密着することで接点を閉じるものである。メンブレンシート32は各所に貫通孔を有し、この貫通孔を通してガイド機構36がベースプレート30の上面に着地する。メンブレンシート32は、ベースプレート30の下面側に積層されてもよい。
バックライトシート34は、ベースプレート30の下面側に積層されている。バックライトシート34は、例えばPETやポリカーボネート、アクリル等の透光性を有する樹脂製の光ガイドプレート等を含み、その左右中央或いは左右端部にLED素子等の光源を有する。バックライトシート34は、光源から発せられた光を左右方向に導き、光反射面で反射して各キートップ24を裏面から照射する。
図4は、ベースプレート30の平面図である。図5Aは、図4中の丸印VAで囲んだ部分を拡大した斜視図である。図5Bは、図4中の丸印VBで囲んだ部分を拡大した斜視図である。図6Aは、図4中の丸印VIで囲んだ部分を拡大した斜視図である。図6Bは、図6Aに示すブリッジ部45をベースプレート30の下面側から見た斜視図である。図7は、ベースプレート30の上面側にフレーム26を重ねた状態での平面図である。
図4に示すように、ベースプレート30は、長手方向(左右方向)に沿って3枚のプレート部材40,41,42を並べて配置した分割構造である。隣接するプレート部材40,41間及びプレート部材41,42間は、それぞれ複数のブリッジ部44,45で繋がれている。
プレート部材40は、ベースプレート30の左側部分を構成するプレートである。プレート部材41は、ベースプレート30の中央部分を構成するプレートである。プレート部材42は、ベースプレート30の右側部分を構成するプレートである。隣接するプレート部材40,41は、互いに対向する端面40a,41a間に間隙G1を介して配置されている。同様に、隣接するプレート部材41,42は、互いに対向する端面41b,42a間に間隙G2を介して配置されている。
端面40a,41a及び端面41b,42aは、前後方向と左右方向に折れ曲がったジグザグ形状を描いて互いに対向している。これにより、各間隙G1,G2は、前後方向と左右方向に折れ曲がったジグザグ形状で各プレート部材40〜42間を分割している。
各ブリッジ部44,45は、隣接するプレート部材40,41間及びプレート部材41,42間を、各プレート部材40〜42の並び方向(左右方向)に相対移動可能に繋いでいる。つまり隣接するプレート部材40,41間及びプレート部材41,42間は、ブリッジ部44,45を介して間隙G1,G2が左右に拡縮する方向に互いに相対移動可能に繋がれている。
ブリッジ部44は、例えば間隙G1,G2に対してそれぞれ6個ずつ設けられ、間隙G1,G2内に配設されている。ブリッジ部44は、例えば間隙G1,G2に沿ってプレート部材40,41間及びプレート部材41,42間を切断する際、一部を切断せずに残した平面視略Z字形状の幅狭プレートである。
図5Aに示すように、プレート部材40,41間を繋ぐブリッジ部44は、支持アーム44aと、弾性アーム44bと、支持アーム44cとを有する。支持アーム44aは、プレート部材40の端面40aから対向する端面41a側へと突出した板片である。支持アーム44cは、プレート部材41の端面41aから対向する端面40a側へと突出した板片である。弾性アーム44bは、支持アーム44a,44cの先端部間を繋ぐように間隙G1に沿って前後方向に延びた帯状板である。図5Bに示すように、プレート部材41,42間を繋ぐブリッジ部44は、図5Aに示すブリッジ部44と比べて弾性アーム44bの長さが長く構成されている以外は同一構造である。図5Aに示すブリッジ部44と図5Bに示すブリッジ部44とは同一構造でもよい。
ブリッジ部44は、間隙G1,G2内で間隙G1,G2の前後方向に沿う部分に弾性アーム44bが設けられると共に、弾性アーム44bの一端に支持アーム44aが設けられ、弾性アーム44bの他端に支持アーム44cが設けられている。このようなブリッジ部44は、プレート部材40,41間及びプレート部材41,42間が互いに接離する左右方向に弾性変形可能となっている。つまりブリッジ部44、特に弾性アーム44bは、各プレート部材40〜42間を接離させる左右方向に沿って弾性変形可能な弾性部材(板ばね状部材)を構成している。ブリッジ部44は、後述するブリッジ部45,60と比べてプレート部材40〜42の厚み方向への突出がなく、薄型化が期待できる。
ブリッジ部45は、例えば間隙G1,G2に対してそれぞれ3個ずつ設けられ、間隙G1,G2内に配設されている。ブリッジ部45は、間隙G1,G2を構成するプレート部材40,41及びプレート部材41,42をそれぞれ切り起こして係合させた係合部である。図4に示す構成例の場合、丸印VIで囲んだ部分のブリッジ部45以外のブリッジ部45は、丸印VIで囲んだブリッジ部45に対して左右反転した形状となっている。勿論、全てのブリッジ部45が同一形状であってもよいし、左右反転形状のものが2個以上あってもよい。
図6A及び図6Bに示すように、ブリッジ部45は、各プレート部材40〜42の並び方向(左右方向)に沿って、所定のスライド範囲内でスライド可能なスライド部材46を有する。スライド部材46は、第1係合部46aと、第2係合部46bとを有する。
第1係合部46aは、一方のプレート部材40(41,42)から他方のプレート部材41(40,41)に向かって延びている。第1係合部46aは、ベースプレート30の上面と略面一に設けられた係止アーム48と、ベースプレート30の下面からその板厚1枚分低く設けられたガイドアーム49とを有する。図6Aに示すように、係止アーム48は、端面40aから対向する端面41a側へと延びた矩形環状の板片である。係止アーム48は、中央にスライド孔48aが設けられ、先端部に下方へと凹んだ係止部48bが設けられている。図6Bに示すように、ガイドアーム49は、プレート部材40(41,42)の一部を切り起こし、係止アーム48の下方に重なる位置まで折り畳んだ板片である。ガイドアーム49は、先端に幅狭なガイド片49aを有する。
第2係合部46bは、他方のプレート部材41(40,41)から一方のプレート部材40(41,42)に向かって延びている。第2係合部46bは、ベースプレート30の下面からその板厚1枚分低く設けられた係合アーム50を有する。係合アーム50は、プレート部材41(40,41)の一部を切り起こし、間隙G1(G2)の下方に重なる位置まで折り畳んだ矩形環状の板片である。係合アーム50は、中央にスライド孔50aが設けられ、先端部に上方へと凹んだ係止部50bが設けられている。
スライド部材46は、第1係合部46aのスライド孔48aに第2係合部46bの係止部50bが左右方向にスライド可能な状態で挿入され(図6A参照)、第2係合部46bのスライド孔50aに第1係合部46aの係止部48bが左右方向にスライド可能な状態で挿入される(図6B参照)。さらにスライド部材46では、第2係合部46bの係止部50bの下面側凹部に第1係合部46aのガイド片49aが左右方向にスライド可能な状態で配置される(図6B参照)。これにより、第1係合部46aと第2係合部46bとは、互いの係止部48b,50bが互いのスライド孔50a,48aの内壁で規制される左右方向に沿ったスライド範囲内でスライド可能に係合している。つまりスライド部材46は、隣接するプレート部材40,41間及びプレート部材41,42間を所定のスライド範囲内でスライド可能に連結している。
図7に示すように、ベースプレート30は、間隙G1,G2がフレーム26の枠部28の下方に重なる位置に設けられている。つまり、間隙G1,G2は、枠部28の孔部28aの下方を避けつつ横枠28b及び縦枠28cの下方を通過している。さらに、ブリッジ部44,45についてもフレーム26の枠部28の下方に重なる位置に設けられる。これにより、キートップ24の下方に間隙G1,G2やブリッジ部44,45が重なることがなく、ラバードーム38で押圧するメンブレンシート32をフラットに構成できる。このため、ラバードーム38でメンブレンシート32を確実に押圧できる。
なお、ブリッジ部45は、ベースプレート30の下面側にガイドアーム49及び係合アーム50が突出している(図6B参照)。そこで、ベースプレート30の下面側のバックライトシート34には、ブリッジ部45に干渉する部分に逃げ孔34aを設け、ガイドアーム49及び係合アーム50は逃げ孔34a内に配置される構成としている(図6B参照)。これにより、キーボード装置10全体の厚みが増加することが防止される。しかも、各ブリッジ部45は、枠部28のうちで横枠28bの下方に重なる位置、つまり孔部28aの中央から前後側にオフセットした位置に配置されている。本実施形態のバックライトシート34は、左右方向に光が照射されるので、横枠28bの下に各逃げ孔34aが配置されることで、逃げ孔34aによって各キー22に対する左右方向への光の照射が遮断され、キー22が十分に照射されない事態を回避できる。
図4に示すように、ベースプレート30を構成する各プレート部材40〜42には、位置決め嵌合部52と、ラッチ嵌合部54とが各所に設けられている。
図8Aは、位置決め嵌合部52でベースプレート30とフレーム26を位置決めした状態を模式的に示す平面図である。図8Bは、図8A中のVIIIB−VIIIB線に沿う断面図である。図8Cは、図8A中のVIIIC−VIIIC線に沿う断面図である。図9Aは、ラッチ嵌合部54でベースプレート30とフレーム26を固定した状態を模式的に示す平面図である。図9Bは、図9A中のIXB−IXB線に沿う断面図である。図9Cは、図9A中のIXC−IXC線に沿う断面図である。図9Dは、図9Cと前後方向が反転した構成のラッチ嵌合部54でベースプレート30とフレーム26を固定した状態を模式的に示す断面図である。なお、図8A〜図9Dでは、メンブレンシート32及びバックライトシート34の図示を省略している。
図4に示すように、位置決め嵌合部(位置決め部)52は、各プレート部材40〜42にそれぞれ3個ずつ設けられている。各位置決め嵌合部52は、各プレート部材40〜42の左右方向で中央となる中心線O1,O2,O3に沿って前後方向に並んでいる。位置決め嵌合部52は、各プレート部材40〜42に対してそれぞれ1〜2個或いは4個以上設けてもよく、中心線O1〜O3以外の位置に設けてもよい。
図8A〜図8Cに示すように、位置決め嵌合部52は、プレート部材40(41,42)の一部を切り起こして上方へと起立させた板片である。位置決め嵌合部52は、例えば左右方向に延びた幅寸法を有し、プレート部材40(41,42)の板厚が前後方向の厚みとなっている。本実施形態の場合、位置決め嵌合部52は、フレーム26の横枠28bの下方に重なる位置に設けられている。横枠28bの下面には、位置決め嵌合部52に対応する位置に嵌合凹部56が形成されている。
嵌合凹部56は、位置決め嵌合部52が嵌合されると、位置決め嵌合部52を前後方向に対して所定範囲(例えば前後方向で合計0.1mm程度)内のがたつきで位置決め可能である(図8C参照)。さらに嵌合凹部56は、位置決め嵌合部52が嵌合されると、位置決め嵌合部52を左右方向に対して所定範囲(例えば左右方向で合計0.1mm程度)内のがたつきで位置決め可能である(図8B参照)。なお、図8B及び図8Cでは、位置決め嵌合部52と嵌合凹部56との間の隙間を誇張して大きく図示しているが、実際にはこの隙間が前後合計或いは左右合計でそれぞれ0.1mm程度に設定される。
図4に示すように、ラッチ嵌合部54は、各プレート部材40〜42の各所に複数設けられている。本実施形態の場合、ラッチ嵌合部54は、位置決め嵌合部52よりも多数設けられている。
図9A〜図9Cに示すように、ラッチ嵌合部54は、プレート部材40(41,42)の一部を切り起こして上方へと起立させた板片である。ラッチ嵌合部54は、例えば左右方向に延びた幅寸法を有し、プレート部材40(41,42)の板厚が前後方向の厚みとなっている。ラッチ嵌合部54は、内側に係止孔54aを開口形成した門形状である。本実施形態の場合、ラッチ嵌合部54は、フレーム26の横枠28bの下方に重なる位置に設けられている。横枠28bの下面には、ラッチ嵌合部54に対応する位置にフック58及び嵌合凹部59が形成されている。
ラッチ嵌合部54は、嵌合凹部59に嵌合されると、係止孔54aにフック58の爪部が係止される。これによりラッチ嵌合部54とフック58とが上下方向に抜け止め係止される。なお、図9Dに示すように、本実施形態の場合は、前後方向形状を反転させたラッチ嵌合部54、フック58及び嵌合凹部59も適宜設けている。図9Cに示す向きのラッチ嵌合部54と、図9Dに示す向きのラッチ嵌合部54とは、例えば1列ずつ交互に或いは千鳥配列等で割り付けられると、ベースプレート30とフレーム26との間をより確実に抜け止め固定できる。
ベースプレート30にフレーム26を取り付ける場合は、例えば各プレート部材40〜42の中心線O1〜O3に沿って設けられた各位置決め嵌合部52をフレーム26の各嵌合凹部56に嵌合させる。続いて、各ラッチ嵌合部54を各嵌合凹部59に嵌合させつつフック58の爪部を係止孔54aに係止させる。これにより、各プレート部材40〜42間の間隙G1,G2がブリッジ部44,45を介して拡縮し、各プレート部材40〜42間が並び方向に相対移動しつつ、各プレート部材40〜42がフレーム26に対して位置決め固定される。その後は、図示しないビスを用いて各プレート部材40〜42とフレーム26との間を締結してもよい。
図10は、変形例に係るベースプレート30Aの平面図である。
図10に示すように、このベースプレート30Aは、図4に示すベースプレート30と比べて、ブリッジ部44,45とは構造の異なるブリッジ部60で各プレート部材40〜42間を繋いでいる点が相違する。
図10では、位置決め嵌合部52及びラッチ嵌合部54の図示を省略しているが、このベースプレート30Aについても図4に示すベースプレート30と同様に位置決め嵌合部52及びラッチ嵌合部54を有する。また図10では、各キー22と併設されてマウスの代替となるポインティングスティック62及びポインティングスティック62と共に使用するボタン64,65,66を有する構成のキーボード装置10に対応した構造のベースプレート30Aを例示している。すなわち、中央のプレート部材41には、ポインティングスティック62を挿通させる貫通孔68と、ボタン64〜66を配置するための張出部69とが設けられている。ベースプレート30Aは、ポインティングスティック62等に対応しない図4に示すベースプレート30と同様な構造でもよく、図4に示すベースプレート30をポインティングスティック62等に対応した構造としてもよい。
図11は、図10中の丸印XIで囲んだ部分を拡大した斜視図である。
ブリッジ部60は、例えば間隙G1,G2に対してそれぞれ8個ずつ配けられ、間隙G1,G2を跨ぐように配設されている。図11に示すように、ブリッジ部60は、間隙G1,G2の上方を跨ぐように山形に屈曲した幅狭プレートである。ブリッジ部60は、例えば間隙G1,G2に沿ってプレート部材40,41間及びプレート部材41,42間を切断する際、一部を切断せずに残した平面視略Z字形状の幅狭プレートを山形に屈曲させたものである。各ブリッジ部60は、例えばフレーム26の横枠28b及び縦枠28cの下面に設けた凹部に収納される。このようなブリッジ部60は、プレート部材40,41間及びプレート部材41,42間を互いに接離する左右方向に弾性変形可能となっている。つまりブリッジ部60は、間隙G1,G2が拡縮する左右方向に弾性変形可能な弾性部材(板ばね状部材)を構成している。
以上のように、本実施形態のキーボード装置10では、ベースプレート30(30A)は、少なくとも長手方向に沿って並んで配置された複数のプレート部材40〜42と、隣接するプレート部材40〜42間を繋ぐブリッジ部44,45(60)とを有する。そして、隣接するプレート部材40〜42は、互いに対向する端面40a,41a,41b,42a間に間隙G1,G2を介して配置されると共に、少なくともブリッジ部44,45(60)を介してプレート部材40〜42の並び方向に相対移動可能である。
従って、ベースプレート30(30A)は、その長手方向(左右方向)での寸法公差を、各プレート部材40〜42のそれぞれの左右方向寸法に応じた値で設定できる。すなわち、短尺な各プレート部材40〜42のそれぞれの寸法公差は、ベースプレート30(30A)を1枚の長尺板で構成する場合の寸法公差に比べて小さく設定することができ、寸法精度が向上する。例えば、ベースプレート30(30A)が1枚板で左右寸法が300mmの場合、左右方向での寸法公差は0.2mm以上必要となるが、3分割構造の各プレート部材40〜42の左右方向での寸法公差は0.1〜0.15mm程度でよい。また、各プレート部材40〜42間は、ブリッジ部44,45(60)を介して並び方向に相対移動可能となっている。このため、フレーム26の孔部28aと、各プレート部材40〜42に支持される各キートップ24との間の隙間C(図2参照)は、上記した高精度の寸法公差に基づく大きさに設定可能である。その結果、各キートップ24とフレーム26との間の隙間Cを低減することができる。しかも、このような小さな隙間Cであってもキートップ24がフレーム26と干渉することを防止でき、その円滑な動作を確保することができる。さらに、ベースプレート30(30A)は、各プレート部材40〜42がブリッジ部44,45(60)を介して繋がれているため、製造時には1枚板として取り扱うことができ、製造効率が高い。
この際、位置決め嵌合部52は、各プレート部材40〜42の中心線O1〜O3に沿って配置されている。これにより、各プレート部材40〜42のそれぞれのフレーム26との取付位置について中心線O1〜O3を基準とすることができる。その結果、各プレート部材40〜42に対応する隙間Cを中心線O1〜O3の左右でそれぞれ均等に割り付けることができ、隙間Cの寸法精度が一層向上する。従って、位置決め嵌合部52は、中心線O1〜O3又はその近傍に配置されていることが望ましい。
上記したベースプレート30は、ブリッジ部44,45を併用した構成を例示したが、ブリッジ部44,45は一方のみを用いてもよい。すなわち、ベースプレート30は、ブリッジ部44のみ或いはブリッジ部45のみで各プレート部材40〜42間を繋いだ構成であってもよい。但し、ブリッジ部44は弾性部材としての機能を有するため、例えば製造時等にプレート部材40〜42間の間隙G1,G2が大きく拡大する方向の外力が付与された場合、ブリッジ部44が塑性変形して元に戻らなくなる懸念がある。そこで、ブリッジ部44は、スライド範囲が規制されたストッパとして機能するブリッジ部45と併用されることで、上記塑性変形の問題を回避できる。同様に、ブリッジ部60はブリッジ部45と併用してもよい。勿論、全てのブリッジ部44,45,60を併用してもよい。
当該キーボード装置10において、間隙G1,G2は、ベースプレート30(30A)の長手方向(左右方向)と、これに直交する短手方向(前後方向)とに折れ曲がったジグザグ形状を有する。すなわち、仮に間隙G1,G2が前後方向に沿った直線形状である場合を考える。この場合、例えばベースプレート30(30A)の一端部となるプレート部材40の左端部を把持して持ち上げると、間隙G1,G2部分で各プレート部材40〜42間が自重等によって折れ曲がり、ブリッジ部44,45,60が破損する懸念もある。この点、当該キーボード装置10は、間隙G1,G2がジグザグ形状に構成されているため、自重等による負荷が間隙G1,G2に直線状に作用せず、上記のような折れ曲がり破損を抑制できる。勿論、製造工程やベースプレート30(30A)の仕様等によっては、間隙G1,G2はジグザグ形状ではなく直線形状であってもよい。
図12は、キーボード装置10の底面図である。図13は、図12中のXIII−XIII線に沿う構造を模式的に示した側面断面図である。図14は、図12に示すキーボード装置10の一縁部を拡大した斜視図である。図15は、図12中のXV−XV線に沿う構造を模式的に示した側面断面図である。図13〜図15では、キー22及びフレーム26の図示を省略している。以下では図4に示すベースプレート30を用いた構成を代表的に説明するが、図12〜図15に示す構成は図10に示すベースプレート30Aに用いてもよい。
図12及び図13に示すように、本実施形態のバックライトシート34は、ベースプレート30の下面側から下に向かって順に、マスキングシート70と、光ガイドプレート72と、反射シート74とを積層した3層構造のシート状部材で構成してもよい。これら各シート70,74及び光ガイドプレート72は、例えば接着剤や両面テープ等によって1枚板状に接着固定されている。なお、図6Bに示した逃げ孔34aは、例えばマスキングシート70及び光ガイドプレート72に形成し、反射シート74までは貫通しない構成とするとよい。
光ガイドプレート72は、その左右中央或いは左右端部に配置された光源から発せられた光を左右方向に案内するプレートである。光ガイドプレート72は、上記したようにアクリル等の透光性を有する樹脂材料で形成されている。反射シート74は、光ガイドプレート72で左右に導かれた光をその上面で反射する光反射シートである。マスキングシート70は、光ガイドプレート72から上方に照射される光の照射範囲を規制し、光を各キー22のみに照射するためにフレーム26と略同形状に形成された光遮断シートである。
バックライトシート34は、最下層の反射シート74の外周縁部の一部に折曲部76を有する。本実施形態の場合、折曲部76は、左右両端のプレート部材40,42の端面40a,42a以外の3辺の外周端面40b,42bに対応する位置に設けられている。折曲部76は、反射シート74の外周縁部をマスキングシート70及び光ガイドプレート72よりも外側に延伸させ、その内側に各外周端面40b,42bを包含するように上方に折り曲げた部分である(図13及び図14参照)。折曲部76は、その端部76aの内面に設けられた接着部76bを用いてメンブレンシート32の上面縁部に接着固定される。接着部76bは、例えば接着剤や両面テープ等が用いられる。バックライトシート34は、左右のプレート部材40,42に対しては接着固定されていない。これによりプレート部材40,42は、折曲部76によって袋状に形成された反射シート74とメンブレンシート32との間で、左右方向に移動可能な状態で収納されている。
図13に示すように、左右のプレート部材40,42の外周端面40b,42bは、メンブレンシート32及びバックライトシート34の外周端面よりも内側に、例えば0.2〜0.4mm程度オフセットしている。これにより、例えば折曲部76の内面全域に接着部76bが形成された構成であっても、この接着部76bが誤ってプレート部材40,42の外周端面40b,42bに接着固定されることを防止できる。
バックライトシート34は、中央のプレート部材41の下面41cと固定されている。バックライトシート34は、例えば最上層のマスキングシート70やその開口に臨む光ガイドプレート72の上面が、接着部78を用いてプレート部材41の下面41cと接着固定される。接着部78は、例えば接着剤や両面テープ等が用いられる。接着部78は、下面41cの全域に配置されてもよいし、下面41cの一部のみに配置されてもよい。但し接着部78は、少なくともプレート部材41の下面41cの端面41a,41bに沿う部分を除く外周縁部、つまり端面41a,41bを除く2辺には全長に配置されていることが望ましい。なお、プレート部材41は、端面41a,41bを除く2辺に、上方へと屈曲した壁部41dを起立形成し、壁部41dの裏面側の下面41cに接着部78を設けている。中央のプレート部材41についても、バックライトシート34と固定せず、端面41a,41bを除く2辺の外周端面を折曲部76で包含してもよい。
このように、キーボード装置10は、左右のプレート部材40,42をメンブレンシート32とバックライトシート34との間に移動可能な状態で収納し、中央のプレート部材41をバックライトシート34に固定している。つまり、キーボード装置10は、左右のプレート部材40,42が左右方向に移動可能な状態で折曲部76によって保持され、メンブレンシート32、ベースプレート30及びバックライトシート34が一体的に積層されたアセンブリ部品を備える。従って、このようなアセンブリ部品は、各プレート部材40〜42を高精度の寸法公差で形成した場合であっても、フレーム26に対して円滑に取付固定することができる。すなわち、このアセンブリ部品をフレーム26に取り付ける際には、例えば中央のプレート部材41をフレーム26に対して位置決め固定した後、両端のプレート部材40,42のプレート部材41に対する左右方向位置を調整し、円滑にフレーム26に対して位置決め固定できる。
しかもキーボード装置10は、両端のプレート部材40,42の外周端面40b,42bがバックライトシート34の折曲部76で封止され、中央のプレート部材41の下面41cがバックライトシート34との間の接着部78で封止されている。つまりキーボード装置10は、バックライトシート34によってベースプレート30の下面側外周を囲むバスタブ構造が構築されている。このため、キーボード装置10は、例えばキートップ24上から飲料等の液体がこぼされた場合であっても、この液体が本体筐体14の内部に浸水することを防止できる。バックライトシート34は、省略されてもよい。この構成の場合は、例えばゴム製や樹脂製の防水シートのようなシート状部材をバックライトシート34の代わりに設けると、上記と同様な防水効果が得られる。
図12及び図15に示すように、バックライトシート34は、左右のプレート部材40,42に重なる位置に前後一対の孔部80,80をそれぞれ有し、中央のプレート部材41に重なる位置に左右一対の孔部81,81をそれぞれ有する。孔部80,81の設置数や設置位置は適宜変更可能である。
図15に示すように、左右のプレート部材40,42に対応する孔部80は、バックライトシート34の3層を板厚方向に貫通している。孔部80は、導電性シート82で塞がれている。導電性シート82は、例えばアルミニウムや銅のような導電率の高い金属箔等で形成されたシートであり、孔部80よりも一回り大きな外形を有する。本実施形態の場合、孔部80の内周面は、反射シート74の内壁面がマスキングシート70及び光ガイドプレート72の内壁面よりも内側に突出した構成となっている。導電性シート82は、孔部80内に突出した反射シート74の上面に対して接着部84を用いて接着固定されている。接着部84は、例えば接着剤や両面テープ等が用いられる。
中央のプレート部材41に対応する孔部81は、バックライトシート34の3層を板厚方向に貫通している。孔部81は、その周縁部の内面がプレート部材41の下面41cに固定されている。本実施形態の場合、孔部81の内周面は、反射シート74の内壁面がマスキングシート70及び光ガイドプレート72の内壁面よりも内側に突出した構成となっている。バックライトシート34は、孔部81内に突出した反射シート74の上面が接着部86を用いて下面41cに接着固定されている。これにより、プレート部材41の下面41cは、孔部81の周縁部が封止された状態で、孔部81に臨む部分のみが外部に露出している。接着部86は、図13に示した接着部78と兼用されてもよい。中央のプレート部材41についても、孔部81及び接着部86を用いず、孔部80及び導電性シート82を用いてもよい。
このような孔部80,81は、当該キーボード装置10が搭載される本体筐体14側の導電性クッション88と対向配置される。導電性クッション88は、本体筐体14の内部に設置された金属フレーム等と電気的に接続されている。導電性クッション88は、孔部80に対しては、これを塞ぐ導電性シート82を上方に押圧し、導電性シート82の上面をプレート部材40,42の下面に摺動可能な状態で接触させる。導電性クッション88は、孔部81に対しては、これを通してプレート部材41の下面41cに直接的に接触する。従って、当該キーボード装置10は、孔部80の導電性シート82と孔部81から露出したプレート部材41の下面41cとを介して、ベースプレート30が本体筐体14側にグランドされる。これにより、当該キーボード装置10は、電子機器12に搭載された場合に容易に且つ確実にESD(静電気放電)の電流経路を構築できる。この際、キーボード装置10は、左右方向に移動可能なプレート部材40,42に対しては、導電性シート82を接触させる構成としている。このため、メンブレンシート32、ベースプレート30及びバックライトシート34を一体的に積層したアセンブリ部品をフレーム26に取付固定する際、左右のプレート部材40,42が移動した場合であっても、導電性シート82はプレート部材40,42に対して摺接するため、両者の電気的な接触状態が維持される。なお、中央のプレート部材41に対しても、孔部80及び導電性シート82を用いた構成を適用してもよい。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
上記では、3枚のプレート部材40〜42でベースプレート30,30Aを形成した構成を例示したが、プレート部材の設置数は2枚でも4枚以上でもよい。
例えば、プレート部材が2枚の場合、図13に示した折曲部76は、両方又は一方のプレート部材に設ければよい。一方のプレート部材のみに折曲部76を設けた場合、他方のプレート部材は接着部78でバックライトシート34と固定されるとよい。また、例えば、プレート部材が4枚以上の場合、図13に示した折曲部76は、両端のプレート部材に設ければよく、その間のプレート部材は1枚以上又は全てが接着部78でバックライトシート34と固定されるとよい。但し、両端のプレート部材間で接着部78が設けられないプレート部材は、他のプレート部材と対向しない外周縁部に折曲部76を設けておくとよい。
例えば、プレート部材が2枚の場合、図15に示した孔部80及び導電性シート82は、両方又は一方のプレート部材に設ければよい。一方のプレート部材のみに孔部80及び導電性シート82を設けた場合、他方のプレート部材には孔部81及び接着部86を設けるとよい。また、例えば、プレート部材が4枚以上の場合、図14に示した孔部80及び導電性シート82は、両端のプレート部材に設ければよく、その間のプレート部材は1枚以上に孔部81及び接着部86を設け、残りは孔部80及び導電性シート82を設けるとよい。
上記では、ベースプレート30,30Aの長手方向(左右方向)に沿ってプレート部材40〜42を並べた構成を例示したが、長手方向と共に又は長手方向に代えて短手方向(前後方向)に沿ってプレート部材を並べた構成としてもよい。なお、キーボード装置10が平面視正方形の場合は、前後方向及び左右方向のいずれについても長手方向と言うことができ、前後方向及び左右方向のいずれか又は両方にプレート部材を並べた構成とするとよい。
10 キーボード装置
12 電子機器
14 本体筐体
16 ディスプレイ
18 ディスプレイ筐体
20 ヒンジ
22 キー
24 キートップ
26 フレーム
28 枠部
28a 孔部
28b 横枠
28c 縦枠
30,30A ベースプレート
32 メンブレンシート
34 バックライトシート
34a 逃げ孔
36 ガイド機構
38 ラバードーム
40〜42 プレート部材
40a,41a,41b,42a 端面
40b,42b 外周端面
41c 下面
44,45,60 ブリッジ部
46 スライド部材
52 位置決め嵌合部
54 ラッチ嵌合部
70 マスキングシート
72 光ガイドプレート
74 反射シート
76 折曲部
76a 端部
80,81 孔部
82 導電性シート
C 隙間
G1,G2 間隙

Claims (17)

  1. ベースプレートと、該ベースプレートの上面側で上下動可能に支持される複数のキートップと、前記ベースプレートの上面側に取り付けられ、各キートップが上下動可能に挿入される複数の孔部を有するフレームと、を備えるキーボード装置であって、
    前記ベースプレートは、少なくとも長手方向に沿って並んで配置された複数のプレート部材と、隣接するプレート部材間を繋ぐブリッジ部と、を有し、
    前記隣接するプレート部材は、互いに対向する端面間に間隙を介して配置されると共に、少なくとも前記ブリッジ部を介して前記プレート部材の並び方向に相対移動可能であることを特徴とするキーボード装置。
  2. 請求項1に記載のキーボード装置において、
    前記ブリッジ部は、少なくとも前記並び方向に沿って弾性変形可能な弾性部材を有することを特徴とするキーボード装置。
  3. 請求項2に記載のキーボード装置において、
    前記弾性部材は、前記隣接するプレート部材の前記端面間を繋いだ状態で前記間隙に配設される板ばね状部材であることを特徴とするキーボード装置。
  4. 請求項2に記載のキーボード装置において、
    前記弾性部材は、前記隣接するプレート部材の前記端面間を繋いだ状態で前記間隙を跨ぐように屈曲した板ばね状部材であることを特徴とするキーボード装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のキーボード装置において、
    前記ブリッジ部は、少なくとも前記並び方向に沿って所定のスライド範囲内でスライド可能なスライド部材を有することを特徴とするキーボード装置。
  6. 請求項5に記載のキーボード装置において、
    前記スライド部材は、前記隣接するプレート部材のうち、一方のプレート部材から他方のプレート部材に向かって延びた第1係合部と、他方のプレート部材から一方のプレート部材に向かって延び、第1係合部に対してスライド可能に係合した第2係合部と、を有することを特徴とするキーボード装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のキーボード装置において、
    前記間隙は、前記ベースプレートの長手方向と、該長手方向に直交する短手方向とに折れ曲がったジグザグ形状を有することを特徴とするキーボード装置。
  8. 請求項7に記載のキーボード装置において、
    前記間隙は、前記フレームの枠部の下方に重なる位置に設けられていることを特徴とするキーボード装置。
  9. 請求項5又は6に記載のキーボード装置において、
    前記ベースプレートの上面には、前記キートップが押下操作された場合に該押下操作を検出するメンブレンシートが配設され、
    前記ベースプレートの下面には、前記キートップに対して光を照射するバックライトシートが配設され、
    前記スライド部材は、前記ベースプレートの上面側には突出せず、前記ベースプレートの下面側にのみ突出した構成であり、
    前記バックライトシートは、前記スライド部材に対応する部分に逃げ孔を有することを特徴とするキーボード装置。
  10. 請求項9に記載のキーボード装置において、
    前記逃げ孔は、前記フレームの左右方向に沿って延在することで各キートップ間を前後方向に仕切る横枠の下方に重なる位置に設けられていることを特徴とするキーボード装置。
  11. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のキーボード装置において、
    前記ベースプレートの上面には、前記キートップが押下操作された場合に該押下操作を検出するメンブレンシートが配設され、
    前記ベースプレートの下面には、シート状部材が配設され、
    前記シート状部材の外周縁部の少なくとも一部には、前記ベースプレートの外周端面を内側に包含するように折り曲げられ、端部が前記メンブレンシートの上面に固定された折曲部が設けられていることを特徴とするキーボード装置。
  12. 請求項11に記載のキーボード装置において、
    前記シート状部材は、前記並び方向で両端にあるプレート部材の少なくとも一方に対しては固定されずに、該プレート部材の外周端面の少なくとも一部を前記折曲部で包含しており、
    前記両端にあるプレート部材の他方、又は前記両端にあるプレート部材間に挟まれたプレート部材の少なくとも1枚に対しては、該プレート部材の下面と固定されていることを特徴とするキーボード装置。
  13. 請求項11又は12に記載のキーボード装置において、
    前記シート状部材は、前記キートップに対して光を照射するバックライトシートであり、
    前記バックライトシートは、前記ベースプレートの下面側から順に、光の照射範囲を規制するマスキングシートと、光の照射方向を案内する光ガイドプレートと、光を上方に反射する反射シートとを積層した構成であり、
    前記折曲部は、前記反射シートに設けられていることを特徴とするキーボード装置。
  14. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のキーボード装置において、
    前記ベースプレートの下面には、シート状部材が配設され、
    前記シート状部材には、複数の孔部が設けられると共に、該複数の孔部の少なくとも一部は、前記ベースプレートの下面に接触する導電性シートで塞がれていることを特徴とするキーボード装置。
  15. 請求項14に記載のキーボード装置において、
    前記シート状部材は、前記並び方向で両端にあるプレート部材の少なくとも一方の下面に対して前記導電性シートが接触し、
    前記両端にあるプレート部材の他方、又は前記両端にあるプレート部材間に挟まれたプレート部材の少なくとも1枚の下面に対して前記導電性シートで塞がれていない孔部の周縁部が固定され、これにより前記プレート部材の下面に前記周縁部が固定された孔部を介して前記プレート部材の下面を露出させていることを特徴とするキーボード装置。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載のキーボード装置において、
    各プレート部材を前記フレームに対して位置決めする位置決め部を備え、
    前記位置決め部は、前記並び方向で各プレート部材の中心又はその近傍に設けられていることを特徴とするキーボード装置。
  17. 請求項1〜16のいずれか1項に記載のキーボード装置と、該キーボード装置を設けた本体筐体と、該本体筐体に対して開閉可能に連結され、ディスプレイを有するディスプレイ筐体と、を備えることを特徴とする電子機器。
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