JP2019008194A - 光源装置及び投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源光の光利用効率を向上することができる光源装置と、この光源装置を備える投影装置を提供する。【解決手段】投影装置10の光源装置60は、赤色波長帯域光を出射する赤色光源装置120と、赤色波長帯域光と波長帯域が隣接する緑色波長帯域光を出射する緑色光源装置80と、第1の領域148aと、第1の領域148aと特性の異なる第2の領域148bと、を有する複合ダイクロイックミラー148と、を備え、複合ダイクロイックミラー148は、赤色波長帯域光を反射又は透過すると共に緑色波長帯域光を透過し、赤色波長帯域光は、複合ダイクロイックミラー148の第1の領域148aと第2の領域148bとに対応して照射され、緑色波長帯域光は、複合ダイクロイックミラー148の第1の領域148aに対応して照射される。【選択図】 図3

Description

本発明は、光源装置及びこの光源装置を備える投影装置に関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画面、さらにメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像撮影装置としてのデータプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から出射された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、又は、液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させるものである。
このようなプロジェクタにおいて、従来は高輝度の放電ランプを光源とするものが主流であったが、近年、光源として発光ダイオードやレーザダイオード、有機EL、あるいは、蛍光体等を用いる種々のプロジェクタの開発がなされている。
特許文献1には、赤色光源装置と、青色波長帯域光である励起光照射装置からの出射光が励起光として照射されて緑色波長帯域の蛍光光を発する蛍光発光領域及び励起光照射装置からの出射光を拡散透過させる拡散透過領域を有する光学ホイールを備える光学ホイール装置と、が配置されている投影装置が開示されている。励起光照射装置は、出射光が光学ホイールの拡散透過領域を拡散透過されることにより、青色光源ともされている。そして、青色波長帯域光及び緑色波長帯域光と赤色波長帯域光が交差する位置には、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光を透過し、緑色波長帯域光を反射するダイクロイックミラーが配置される。
特開2017−9684号公報
赤色波長帯域光と緑色波長帯域光とでは、赤色波長帯域光の短波長側と緑色波長帯域光の長波長側で重複する波長帯域が存在する場合がある。そして、上記のダイクロイックミラーに入射する赤色波長帯域光のうち、緑色波長帯域光と重なり合う範囲の波長の赤色光は、このダイクロイックミラーにより反射されてしまう場合がある。ダイクロイックミラーにより反射された赤色波長帯域光は、照明光として利用されずに捨て光となる。このようにして、ダイクロイックミラーを介した光学系においては、光の明るさ効率が低減することがあった。
本発明は、光源光の光利用効率を向上することができる光源装置と、この光源装置を備える投影装置を提供することを目的とする。
本発明の光源装置は、第1の波長帯域光を出射する第1の光源と、前記第1の波長帯域光と波長帯域が隣接する第2の波長帯域光を出射する第2の光源と、第1の領域と、前記第1の領域と特性の異なる第2の領域と、を有する複合ダイクロイックミラーと、を備え、前記複合ダイクロイックミラーは、前記第1の波長帯域光を反射すると共に前記第2の波長帯域光を透過し、前記第1の波長帯域光は、前記複合ダイクロイックミラーの前記第1の領域と前記第2の領域とに対応して照射され、前記第2の波長帯域光は、前記複合ダイクロイックミラーの前記第1の領域に対応して照射されることを特徴とする。
また、本発明の他の光源装置は、第1の波長帯域光を出射する第1の光源と、前記第1の波長帯域光と波長帯域が隣接する第2の波長帯域光を出射する第2の光源と、第1の領域と、前記第1の領域と特性の異なる第2の領域と、を有する複合ダイクロイックミラーと、を備え、前記複合ダイクロイックミラーは、前記第1の波長帯域光を透過すると共に前記第2の波長帯域光を反射し、前記第1の波長帯域光は、前記複合ダイクロイックミラーの前記第1の領域と前記第2の領域とに対応して照射され、前記第2の波長帯域光は、前記複合ダイクロイックミラーの前記第1の領域に対応して照射されることを特徴とする。
また、本発明の投影装置は、上述の光源装置と、前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、 前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、 を有することを特徴とする。
本発明によれば、光源光の光利用効率を向上することができる光源装置及びこの光源装置を用いた投影装置を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る投影装置を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態1に係る投影装置の機能回路ブロックを示す図である。 本発明の実施形態1に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態1に係る光源装置の各ホイールの正面模式図であり、(a)は蛍光ホイールであり、(b)はカラーホイールである。 本発明の実施形態1に係る光源装置のダイクロイックミラー及び蛍光装置の周辺を拡大して示す平面模式図である。 本発明の実施形態1に係る光源装置のダイクロイックミラーを拡大して示す平面模式図である。 本発明の実施形態1に係る光源装置の複合ダイクロイックミラーの正面模式図である。 本発明の実施形態2に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態3に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。
(実施形態1)
以下、本発明を実施するための形態について述べる。図1は、本実施形態に係る投影装置10の外観斜視図である。なお、本実施形態において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
投影装置10は、図1に示すように、略直方体形状であって、筐体の前方の側板である正面パネル12の側方に投影口を覆うレンズカバー19を有すると共に、この正面パネル12には複数の吸気孔18や排気孔17を設けている。さらに、図示しないがリモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を備えている。
また、筐体の上面パネル11にはキー/インジケータ部37が設けられ、このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源ユニットや表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知する過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。
さらに、筐体の背面パネルには、USB端子や画像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子20が設けられている。また、背面パネルには、複数の吸気孔が形成されている。なお、筐体の側板である図示しない右側パネル、及び、図1に示した側板である左側パネル15には、各々複数の排気孔17が形成されている。また、左側パネル15の背面パネル近傍の隅部には、吸気孔18が形成されている。
つぎに、投影装置10の投影装置制御部について、図2の機能回路ブロック図を用いて述べる。投影装置制御部は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示素子制御手段として機能するものである。表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動する。そして、投影装置10は、光源装置60から出射された光線束を、導光光学系を介して表示素子51に照射することにより、表示素子51の反射光で光学像を形成し、後述する投影側光学系を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影側光学系の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長する。画像圧縮/伸長部31は、その画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行う。
制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPUや各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
筐体の上面パネル11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出され、リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36で復調されたコード信号が制御部38に出力される。
制御部38は、システムバス(SB)を介して音声処理部47と接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声報音させる。
また、制御部38は、光源制御手段としての光源制御回路41を制御している。光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、励起光源や赤色光源装置から所定のタイミングで赤色、緑色及び青色の波長帯域光を発光させ、また、後述のカラーホイール装置190等の個別の制御を行う。
さらに、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させている。また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置10本体の電源のOFF後も冷却ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によっては投影装置10本体の電源をOFFにする等の制御を行う。
図3は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、右側パネル14の近傍に制御回路基板241を備えている。この制御回路基板241は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備えている。また、投影装置10は、制御回路基板241の側方、つまり、投影装置10の筐体の略中央部分に光源装置60を備えている。さらに、投影装置10には、光源装置60と左側パネル15との間に、光源側光学系170や投影側光学系220が配置されている。
光源装置60は、赤色波長帯域光(第1の波長帯域光)の光源(第1の光源)とされる赤色光源装置120と、緑色波長帯域光(第2の波長帯域光)の光源(第2の光源)とされる緑色光源装置80と、青色波長帯域光(第3の波長帯域光)とされる青色光源装置(第3の光源)であって、励起光源ともされる励起光照射装置70と、を備える。緑色光源装置80は、励起光照射装置70と、蛍光ホイール装置100と、により構成される。そして、光源装置60には、各色波長帯域光を導光し、出射する導光光学系140が配置される。導光光学系140は、各色光源装置70、80、120から出射される各色波長帯域光を光源側光学系170へ導光する。
励起光照射装置70は、投影装置10の筐体の左右方向における右側パネル14寄りの正面パネル12近傍に配置される。そして、励起光照射装置70は、正面パネル12と光軸が平行になるよう配置された半導体発光素子である青色レーザダイオード71が配置される。青色レーザダイオード71の光軸上には、各青色レーザダイオード71からの各出射光の指向性を高めるように平行光に変換するコリメータレンズ73と、このコリメータレンズ73を介して出射される青色レーザダイオード71からの出射光の強度分布を均一化するマイクロレンズアレイ74と、このマイクロレンズアレイ74から出射される光線束の断面形状を調整する調整レンズ76が配置される。マイクロレンズアレイ74及び調整レンズ76により、後述する蛍光ホイール装置100の蛍光ホイール101における蛍光発光領域103への励起光の照射密度が緩和され、発光効率が高められる。
調整レンズ76の左側パネル15側であって、蛍光ホイール装置100の出射側には、ダイクロイックミラー77が配置される。ダイクロイックミラー77は、青色波長帯域光を反射して緑色波長帯域光を透過する。ダイクロイックミラー77は、励起光照射装置70からマイクロレンズアレイ74及び調整レンズ76を介して出射される青色波長帯域光の光軸を蛍光ホイール101に向けて90度変換する。このダイクロイックミラー77については、詳細を後述する。そして、青色レーザダイオード71の背面側には、ヒートシンク81が配置され、正面パネル12及び背面パネル13近傍には冷却ファン261が配置される。青色レーザダイオード71は、ヒートシンク81及び冷却ファン261により冷却される。
赤色光源装置120には、青色レーザダイオード71と光軸が平行となるように配置された赤色光源121と、赤色光源121からの出射光を集光する集光レンズ群125と、が備えられる。赤色光源121は、赤色波長帯域の光を発する半導体発光素子である赤色発光ダイオードである。そして、赤色光源装置120は、赤色光源装置120が出射する赤色波長帯域光の光軸が後述の蛍光ホイール101から出射される緑色波長帯域光の光軸と交差するように配置されている。さらに、赤色光源装置120は、赤色光源121の左側パネル15側に配置されるヒートシンク130により冷却される。
蛍光ホイール装置100は、出射光が励起光照射装置70及び赤色光源装置120からの出射光と直交するように、正面パネル12と平行となるように配置された蛍光ホイール101と、この蛍光ホイール101を回転駆動するホイールモータ110と、励起光照射装置70から出射される励起光の光線束を蛍光ホイール101に集光すると共に蛍光ホイール101から背面パネル13方向に出射される光線束を集光する光学部品とされる集光レンズ群109とを備える。なお、ホイールモータ110と正面パネル12との間にはヒートシンク262が配置されており、このヒートシンク262によって蛍光ホイール装置100等が冷却される。
蛍光ホイール101は、図4(a)に示されるように、円板状に形成される。そして、蛍光ホイール101の基材102は、銅やアルミニウム等からなる金属基材である。基材102は、ホイールモータ110のモータ軸114に固定される。この基材102の正面側の平坦な表面には、銀蒸着等によってミラー加工が施される。蛍光発光領域103は、このミラー加工された表面に環状の緑色蛍光体の層が敷設されてなる。さらに、反射ミラーである拡散反射領域104は、基材102の切り抜き透孔部に、表面をサンドブラスト等で微細凹凸を形成して反射コートを施したガラス等の拡散反射部材が嵌入されてなる。このようにして、蛍光発光領域103と拡散反射領域104は円周方向に並設される。
蛍光発光領域103の蛍光体層に励起光照射装置70からの励起光としての青色波長帯域光が照射されると、緑色蛍光体が励起され、この緑色蛍光体から全方位に緑色波長帯域光が出射される。蛍光発光された光線束は、図3に示す蛍光ホイール101の正面側(換言すれば、背面パネル13側)へ出射され、集光レンズ群109に入射する。一方、蛍光ホイール101における拡散反射領域104に入射された励起光照射装置70からの青色波長帯域光は、蛍光ホイール101の正面側に反射され、集光レンズ群109に入射する。
赤色、緑色、青色波長帯域光の各光軸が同一の光軸となるよう導光する導光光学系140は、集光レンズ146と、複合ダイクロイックミラー148を備える。集光レンズ146は、ダイクロイックミラー77の背面パネル13側に配置される。複合ダイクロイックミラー148は、集光レンズ146の背面パネル13側に配置される。
図5に詳細に示すように、ダイクロイックミラー77は、ダイクロイックミラー77の中心軸でもある光軸L1が、光学部材の光軸L2(即ち、蛍光ホイール101からライトトンネル175を結ぶ光軸)とずれて配置される。従って、ダイクロイックミラー77により反射された青色波長帯域光BRは、集光レンズ群109に対して斜め方向から(光軸をずらして)入射する。またこのとき、蛍光ホイール101は、拡散反射領域104が照射スポットSに位置される場合には、集光レンズ群109から入射した青色波長帯域光BRは、蛍光ホイール101の拡散反射領域104により拡散反射される。そして、集光レンズ群109から入射した青色波長帯域光BRは、集光レンズ群109に対して斜め方向から入射しているので、反射ミラーである拡散反射領域104で反射された青色波長帯域光BRの光軸は、集光レンズ群109やライトトンネル175等の光軸L2とずれて出射する。
このように、集光レンズ群109から出射する青色波長帯域光BRの光軸は、ダイクロイックミラー77の光軸L1とずれることとなる。ここで、青色波長帯域光BRの光線束の密度は、その光軸において高くなっている。そして、集光レンズ群109から出射する青色波長帯域光BRの光軸は、ダイクロイックミラー77の光軸L1をかわしている。従って、集光レンズ群109から出射される青色波長帯域光BRは、ダイクロイックミラー77が集光レンズ群109等の光軸L2上に位置する場合に比べて、ダイクロイックミラー77により反射される光線束が少なくなる。
なお、図3及び図5は平面図で表しているが、ダイクロイックミラー77は、ダイクロイックミラー77の光軸L1が光軸L2とずれるように配置されていればよく、光軸L2周りに配置することができる。
また、板状に形成されるダイクロイックミラー77の両端部77a,77bは、集光レンズ群109の光軸と略平行な略平坦面に形成される。これにより、集光レンズ群109からの出射光がダイクロイックミラー77との干渉を低減することができる。即ち、図6の二点鎖線で示すように、仮にダイクロイックミラー77が直角な両端部77a',77b'とされる場合には、ダイクロイックミラー77の両端部近傍を通る青色波長帯域光BRの光線BR1,BR2は、両端部77a',77b'に干渉して反射され、光源光として利用できない光線BR1',BR2'となってしまう。しかしながら、光軸L2と略平行な略平坦面とされる両端部77a,77bとすることで、ダイクロイックミラー77の両端部近傍を通る光線BR1,BR2がダイクロイックミラー77の両端で干渉することなく通過して、光源光として利用される。
なお、蛍光ホイール101の蛍光発光領域103により発光される蛍光光である緑色波長帯域光の光軸は光軸L2と一致する。従って、蛍光光であるため拡散光とされるが、緑色波長帯域光においても上記と同様に、ダイクロイックミラー77の両端部77a,77bとの干渉が低減される。
図3に戻り、集光レンズ146は、緑色光源装置80の蛍光ホイール装置100の出射側に配置されて、蛍光ホイール装置100からの出射光(青色波長帯域光及び緑色波長帯域光)の光線束を縮小するよう形成される。より詳細には、縮小光学部材とされる集光レンズ146の入射側は凸レンズ146aが形成され、出射側には凹レンズ146bが形成される。
複合ダイクロイックミラー148は、集光レンズ146の背面パネル13側であって、励起光照射装置70から出射されて蛍光ホイール101の拡散反射領域104で反射された青色波長帯域光及び蛍光ホイール101の蛍光発光領域103から出射された緑色波長帯域光と、赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光とが直交して交差する位置に配置される。
図7に示すように、長矩形平板状に形成される複合ダイクロイックミラー148は、横長の楕円形状の第1の領域148aと、第1の領域148aの外側の領域に位置する第2の領域148bと、を備える。複合ダイクロイックミラー148は、各色光源装置70、80、120から出射された出射光の光軸L2等に対して略45°傾斜して配置される。このため、第1の領域148aの形状は、光源側から見てほぼ正円形となる横長の楕円形状に形成されている。第1の領域148aの中心は、複合ダイクロイックミラー148の略中心と一致する。なお、第1の領域148aは、長矩形状とすることもできるが、本実施形態のような楕円形状の第1の領域148aを形成すれば、表示素子51のアスペクト比に合わせて断面形状が横長とされる各色波長帯域光と合致させることができる。
第1の領域148aは、ダイクロイックミラーからなり、青色波長帯域光及び緑色波長帯域光を透過して、赤色波長帯域光を反射する。第2の領域148bは、各色波長帯域光を反射する反射ミラーとされている。即ち、第1の領域148aは、赤色波長帯域光を、第2の領域148bが赤色波長帯域光を導光する方向と同一方向に導光すると共に、緑色波長帯域光を、第2の領域148bが緑色波長帯域光を導光する方向と異なる方向に導光するよう形成される。そして、前述の通り、光線束を縮小する縮小光学部材である集光レンズ146により、青色及び緑色波長帯域光の縦断面における上下左右の幅が縮小される。光線束を縮小する程度は、図7の符号NRで示すように、第1の領域148aの範囲内に照射される程度とされる。一方、赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光は、図7の符号WRで示すように、第1の領域148aの範囲よりも大きく、かつ、第2の領域148bの範囲よりも小さい範囲で複合ダイクロイックミラー148に照射される。即ち、第1の波長帯域光は、複合ダイクロイックミラー148の第1の領域148aと第2の領域148bとに対応して照射され、第2の波長帯域光は、複合ダイクロイックミラー148の第1の領域148aに対応して照射される。このように、縮小光学部材により、青色及び緑色波長帯域光は、赤色波長帯域光よりも絞られている。また、第1の光源(赤色光源装置120)の発光面積は、第2の光源(緑色光源装置80)の発光面積より大きい。
なお、本実施形態においては、集光レンズ146を縮小光学部材として配置したが、例えば集光レンズ群109の屈折率を調整して、集光レンズ146を廃して集光レンズ群109を縮小光学部材とすることもできる。
本実施形態における複合ダイクロイックミラー148を用いると、赤色光源装置120からの赤色波長帯域光の効率が向上する。即ち、赤色波長帯域光を反射して緑色波長帯域光を透過するダイクロイックミラーを両光が直交する位置に配置した場合には、赤色波長帯域光と緑色波長帯域光が重複する波長帯域の赤色波長帯域光が透過してしまい、透過してしまった赤色波長帯域光は光源として利用することができない。しかしながら、本実施形態における複合ダイクロイックミラー148によれば、第2の領域148bに照射された赤色波長帯域光はすべての波長帯域で反射され、第1の領域148aに照射された赤色波長帯域光のうちの緑色波長帯域光と重複する波長帯域の光だけが透過されるので、効率よく赤色波長帯域光を光源光として利用することができる。
図3に戻り、光源側光学系170は、集光レンズ173,174、ライトトンネル175、集光レンズ178、光軸変換ミラー181、集光レンズ183、照射ミラー185、コンデンサレンズ195により構成されている。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子51から出射された画像光を固定レンズ群225及び可動レンズ群235に向けて出射するので、投影側光学系220の一部ともされている。
複合ダイクロイックミラー148により反射及び透過された各色波長帯域光は、集光レンズ173,174からカラーホイール装置190のカラーホイール191を介してライトトンネル175に入射される。ライトトンネル175に入射された光線束は、ライトトンネル175により均一な強度分布の光線束とされる。
カラーホイール装置190は、カラーホイール191を駆動するホイールモータ192と、ヒートシンク193を備える。図4(b)に示すように、ホイールモータ192の駆動軸192aに固定されるカラーホイール191は、赤色波長帯域光及び青色波長帯域光の所定波長のみ透過させて他の波長帯域光を反射するRBセグメント領域191aと、緑色波長帯域光の所定波長のみ透過させて他の波長帯域光を反射するGセグメント領域191bと、を備える。このカラーホイール191により、各色の色純度を高めることができる。
ライトトンネル175の背面パネル13側の光軸上には、集光レンズ178を介して、光軸変換ミラー181が配置されている。ライトトンネル175の出射口から出射した光線束は、集光レンズ178で集光された後、光軸変換ミラー181により、左側パネル15側に光軸を変換される。
光軸変換ミラー181で反射した光線束は、集光レンズ183により集光された後、照射ミラー185により、コンデンサレンズ195を介して表示素子51に所定の角度で照射される。なお、DMDとされる表示素子51は、背面パネル13側にヒートシンク53が設けられ、このヒートシンク53により表示素子51は冷却される。
光源側光学系170により表示素子51の画像形成面に照射された光源光である光線束は、表示素子51の画像形成面で反射され、投影光として投影側光学系220を介してスクリーンに投影される。ここで、投影側光学系220は、コンデンサレンズ195,可動レンズ群235,固定レンズ群225により構成されている。固定レンズ群225は、固定鏡筒に内蔵される。可動レンズ群235は、可動鏡筒に内蔵され、レンズモータにより移動可能とされることにより、ズーム調整やフォーカス調整を可能としている。
このように投影装置10を構成することで、蛍光ホイール101を回転させると共に励起光照射装置70及び赤色光源装置120から異なるタイミングで光を出射すると、赤色、緑色及び青色の各波長帯域光が導光光学系140を介して集光レンズ173,174、カラーホイール装置190及びライトトンネル175に順次入射され、さらに光源側光学系170を介して表示素子51に入射されるため、投影装置10の表示素子51であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
(実施形態2)
次に、図8に基づいて、本発明の実施形態2に係る投影装置10Aを説明する。投影装置10Aは、実施形態1の投影装置10における複合ダイクロイックミラー148に換えて、赤色波長帯域光及び青色波長帯域光を透過して緑色波長帯域光を反射する第1の領域148Aaと、各色波長帯域光を透過する第2の領域148Abを有する複合ダイクロイックミラー148Aを備える。即ち、第1の領域148Aaは、赤色波長帯域光を、第2の領域148Abが赤色波長帯域光を導光する方向と同一方向に導光すると共に、緑色波長帯域光を、第2の領域148Abが緑色波長帯域光を導光する方向と異なる方向に導光するよう形成される。複合ダイクロイックミラー148Aは、図7に示す実施形態1の複合ダイクロイックミラー148と同様に略長矩形状とされて、中央に略楕円形状の第1の領域148Aaが形成され、その外周に第2の領域148Abが形成される。なお、以下の説明においては、実施形態1と同じ部材や箇所は同じ符号を付して、その説明は省略又は簡略化する。
投影装置10Aの光源装置60Aには、励起光照射装置70Aが設けられる。励起光照射装置70Aには、出射光が背面パネル13と平行となるように青色レーザダイオード71及びコリメータレンズ73がそれぞれ3個ずつ設けられる。各青色レーザダイオード71からの出射光の光軸上には、各青色レーザダイオード71からの出射光の光軸を90度変換して正面パネル12側に反射する反射ミラー75が設けられる。
赤色光源装置120は、赤色光源装置120からの出射光が励起光照射装置70の反射ミラー75により反射される青色波長帯域光と交差する位置に配置される。赤色光源装置120からの出射光である赤色波長帯域光と励起光照射装置70の反射ミラー75により反射される青色波長帯域光と交差する位置には、複合ダイクロイックミラー148Aが設けられる。複合ダイクロイックミラー148Aの両端部は、赤色光源装置120の集光レンズ群125の光軸と略平行な略平坦面に形成される。これにより、実施形態1のダイクロイックミラー77と同様に、複合ダイクロイックミラー148Aにおける両端部で赤色光源装置120からの出射光である赤色波長帯域光の干渉が低減される。
また、蛍光ホイール101Aは、図4に示す実施形態1における蛍光ホイール101の蛍光発光領域103と同様に蛍光発光領域が設けられる。一方、本実施形態における蛍光ホイール101Aは、図4に示す実施形態1における拡散反射領域104に代えて、青色波長帯域光を拡散して透過させる拡散透過領域が設けられる。
蛍光ホイール101Aの背面側(換言すれば、正面パネル12側)には、集光レンズ115が設けられる。集光レンズ115の正面パネル12側には、集光レンズ115からの出射光の光軸を左側パネル15側に90度変換する反射ミラー143が設けられる。反射ミラー143の左側パネル15側には、反射ミラー143により反射された光の光軸を背面パネル13側に90度変換する反射ミラー145が設けられる。反射ミラー145の背面パネル13側には、集光レンズ147が設けられる。
また、複合ダイクロイックミラー148Aの左側パネル15側には、集光レンズ149が設けられる。そして、集光レンズ147と集光レンズ149からの出射光が交差する位置には、ダイクロイックミラー141が設けられる。ダイクロイックミラー141は、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を反射して、青色波長帯域光を透過する。本実施形態における導光光学系140は、ダイクロイックミラー141、反射ミラー143,145、集光レンズ146,147,149、複合ダイクロイックミラー148Aを備える。
励起光照射装置70Aからの出射光は、複合ダイクロイックミラー148A及び集光レンズ146、集光レンズ群109を介して蛍光ホイール101Aの蛍光発光領域に照射される。そして、集光レンズ群109に対応する照射スポットに蛍光ホイール101Aの拡散透過領域が位置する場合には、励起光照射装置70からの青色波長帯域光は、集光レンズ115及び反射ミラー143、反射ミラー145、集光レンズ147、ダイクロイックミラー141及び集光レンズ174を介して、ライトトンネル175に入射される。
蛍光ホイール装置100の集光レンズ群109に対応する照射スポットに蛍光ホイール101Aの蛍光発光領域が位置する場合には、励起光照射装置70Aからの出射光を励起光として緑色波長帯域の蛍光光が発せられる。蛍光ホイール101Aから出射される緑色波長帯域光は、集光レンズ群109を介して、集光レンズ146に入射する。集光レンズ146は、実施形態1と同様に、緑色波長帯域光を縮小して複合ダイクロイックミラー148Aの第1の領域148Aaに照射する。
そして、赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光は、複合ダイクロイックミラー148Aの第1の領域148Aa及び第2の領域148Abに照射される。従って、第2の領域148Abに照射される赤色波長帯域光は全ての波長帯域が透過され、第1の領域148Aaに照射される赤色波長帯域光のうち緑色波長帯域と重複する波長帯域のみが反射される。
なお、本実施形態においても、実施形態1と同様に、蛍光ホイール装置100の集光レンズ群109と集光レンズ146との間に、実施形態1におけるダイクロイックミラー77を配置して、励起光照射装置70Aからの出射光を蛍光ホイール101Aに照射するよう形成することができる。このとき、実施形態1と同様に、ダイクロイックミラー77の光軸と集光レンズ群109や集光レンズ146等の光学部材の光軸とをずらして配置することができる。
(実施形態3)
次に、図9に基づいて、本発明の実施形態3を説明する。実施形態3に係る投影装置10Bは、実施形態1の投影装置10の励起光照射装置70の位置(図3参照)に補助光源装置150が配置される。なお、以下の説明においては、実施形態1と同じ部材や箇所は同じ符号を付して、その説明は省略又は簡略化する。
補助光源装置150は、赤色レーザダイオード151及び赤色レーザダイオード151からの出射光の光軸上に配置されるコリメータレンズ153を備える。従って、投影装置10Bでは、赤色発光ダイオードとされる赤色光源121を備える赤色光源装置120に加えて、赤色レーザダイオード151を備える補助光源装置150を有するので、明るい赤色の光源光を得ることができる。赤色レーザダイオード151の背面には、赤色レーザダイオード151を冷却するヒートシンク82が設けられる。
本実施形態における励起光照射装置70は、その出射光が補助光源装置150の出射光と直交するよう配置される。そして、励起光照射装置70からの出射光と補助光源装置150の出射光が直交する位置には、ダイクロイックミラー78が配置される。ダイクロイックミラー78は、青色波長帯域光を反射して、赤色波長帯域光を透過する。
また、本実施形態では、実施形態1のダイクロイックミラー77に換えて、赤色波長帯域光及び青色波長帯域光を反射して緑色波長帯域光を透過するダイクロイックミラー77Bが設けられる。ダイクロイックミラー77Bは、実施形態1と同様に、ダイクロイックミラー77Bの光軸が、光学部材である蛍光ホイール装置100の集光レンズ群109及び集光レンズ146等の光軸とずれて配置される。
励起光照射装置70から出射される青色波長帯域光は、ダイクロイックミラー78により左側パネル15側に90度光軸を変換される。ダイクロイックミラー78により反射された青色波長帯域光は、図5で示す実施形態1と同様に、集光レンズ群109に対応する照射スポットSに位置する蛍光ホイール101の拡散反射領域104により反射されて、集光レンズ群109から出射される。同様に、補助光源装置150から出射されてダイクロイックミラー78を透過する赤色波長帯域光は、蛍光ホイール101の拡散反射領域104により反射されて、集光レンズ群109から出射される。
ダイクロイックミラー77Bが、蛍光ホイール101の反射領域や蛍光発光領域、集光レンズ群109、ライトトンネル175を結ぶ光軸中心からずれているので、ダイクロイックミラー77Bが、蛍光ホイール101の反射領域や蛍光発光領域、集光レンズ群109、ライトトンネル175の光軸上に配置される場合に比べて、ダイクロイックミラー77Bにより反射されて利用できなくなる青色波長帯域光及び赤色波長帯域光が低減される。赤色レーザダイオード151から出射された赤色波長帯域光は、複合ダイクロイックミラー148の中央側に位置する第1の領域148aを通過する。これに対し、赤色発光ダイオードとされる赤色光源121から出射された赤色波長帯域光は、複合ダイクロイックミラー148の領域全体に亘って照射されるので、外側の領域に位置する第2の領域148bに照射された赤色波長帯域光は反射されるが、中央側に位置する第1の領域148aに照射された赤色波長帯域光は透過してしまう。しかし、第2の領域148bの面積の方が第1の領域148aの面積に比べて大きいので、殆どの光は反射される。従って、損失する赤色波長帯域光は少なくて済む。なお、第2の領域148bは、青色波長帯域光及び緑色波長帯域光を反射する構成である。なお、第2の領域148bは、青色波長帯域光及び緑色波長帯域光を透過する構成であっても良い。
以上説明した本発明の実施形態1乃至3によれば、光源装置60,60A,60Bは、赤色波長帯域光(第1の波長帯域光)を出射する赤色光源装置120(第1の光源)と、赤色波長帯域光と波長帯域が隣接する緑色波長帯域光(第2の波長帯域光)を出射する緑色光源装置80(第2の光源)と、それぞれ特性の異なる第1の領域148a,148Aaと第2の領域148b,148Abを備える複合ダイクロイックミラー148,148Aを有する。そして、複合ダイクロイックミラー148,148Aは、赤色波長帯域光を反射すると共に緑色波長帯域光を透過又は反射し、赤色波長帯域光は、第1の領域148a,148Aa及び第2の領域148b,148Abに対応して照射され、緑色波長帯域光は、第1の領域148a,148Aaに対応して照射される。
これにより、緑色波長帯域光と重複する赤色波長帯域光の波長帯域の光がダイクロイックミラーにより反射又は透過されて、光源として利用できない光の発生となることを低減することができる。従って、赤色光源装置120が出射する赤色波長帯域光の利用効率を向上することができる。
また、複合ダイクロイックミラー148,148Aは、赤色波長帯域光と緑色波長帯域光が交差する位置に配置される。そして、第1の領域148a,148Aaと第2の領域148b,148Abとは、赤色波長帯域光を同一方向に導光し、緑色波長帯域光を異なる方向に導光する。これにより、緑色波長帯域光と重複する赤色波長帯域光の波長帯域の一部の光をより一層確実に光源として利用することができる。
また、赤色光源装置120の発光面積は、緑色光源装置80の発光面積より大きい。これにより、赤色波長帯域光を複合ダイクロイックミラー148,148Aの全体に広く照射して、緑色波長帯域光を第1の領域148a,148Aaのみに照射することができる。
また、緑色波長帯域光は、光線束を縮小する縮小光学部材である集光レンズ146を介して第1の領域148a,148Aaに照射される。これにより、集光レンズ146により緑色波長帯域光が縮小されるので、確実に第1の領域148a,148Aaの範囲内に緑色波長帯域光を照射することができる。
また、第2の領域148b,148Abは第1の領域148a,148Aaの周囲に形成され、第2の領域148b,148Abは長矩形状に形成され、第1の領域148a,148Aaは第2の領域148b,148Abの中心を一致して長軸が第2の領域148b,148Abの長手方向と一致する楕円形状に形成される。これにより、断面が略楕円形状に形成される赤色及び緑色波長帯域光を適切に第1の領域148a及び第2の領域148bに照射することができる。
また、複合ダイクロイックミラー148の第1の領域148aは、赤色波長帯域光を反射すると共に緑色波長帯域光を透過し、第2の領域148bは、赤色波長帯域光を反射するよう形成される。さらにまた、複合ダイクロイックミラー148Aの第1の領域148Aaは、赤色波長帯域光を透過すると共に緑色波長帯域光を反射し、第2の領域148Abは、赤色波長帯域光を透過するよう形成される。これにより、光源装置60,60A,60Bのレイアウトに応じて、赤色波長帯域光と緑色波長帯域光を同一の光路とすることができる。
また、複合ダイクロイックミラー148Aの端部は、赤色波長帯域光と平行な平坦面に形成される。これにより、複合ダイクロイックミラー148Aを透過する赤色波長帯域光が複合ダイクロイックミラー148Aの両端部での干渉が低減される。
また、光源装置60,60A,60Bは、青色波長帯域光(第3の波長帯域光)を出射する励起光照射装置70,70A(第3の光源)を備えて、蛍光光とされる緑色波長帯域光の励起光源とされる。これにより、輝度が高い蛍光光を光源として利用することができる。
また、緑色光源装置80の蛍光ホイール装置100における蛍光ホイール101には、励起光照射装置70,70Aから出射される青色波長帯域光を透過する透過領域、又は、青色波長帯域光を反射する反射領域(拡散反射領域104)を備える。これにより、励起光照射装置70,70Aから出射される青色波長帯域光を光源として、青色波長帯域光を赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光と同一の光路に導光することができる。
また、赤色光源装置120は、赤色発光ダイオードとされる赤色光源121を備え、励起光照射装置70,70Aは青色レーザダイオード71を備える。これにより、輝度が高く消費電力が少ない半導体発光素子である発光ダイオードやレーザダイオードを光源とすることができる。そして、緑色波長帯域光を出射する緑色光源装置80は蛍光ホイール装置100を備える。これにより、明るさ効率が向上された3色の光源を備える光源装置60,60A,60Bを得ることができる。
そして、投影装置10,10A,10Bは、複合ダイクロイックミラー148,148Aを備える光源装置60,60A,60Bと、光源装置60,60A,60Bからの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子51と、表示素子51から出射された画像光をスクリーンに投影する投影側光学系220と、表示素子51と光源装置60,60A,60Bを制御する投影装置制御部とを有する。これにより、明るさ効率を向上された光源装置60,60A,60Bを備える投影装置10,10A,10Bを得ることができる。
また、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]第1の波長帯域光を出射する第1の光源と、
前記第1の波長帯域光と波長帯域が隣接する第2の波長帯域光を出射する第2の光源と、
第1の領域と、前記第1の領域と特性の異なる第2の領域と、を有する複合ダイクロイックミラーと、
を備え、
前記複合ダイクロイックミラーは、前記第1の波長帯域光を反射すると共に前記第2の波長帯域光を透過し、
前記第1の波長帯域光は、前記複合ダイクロイックミラーの前記第1の領域と前記第2の領域とに対応して照射され、
前記第2の波長帯域光は、前記複合ダイクロイックミラーの前記第1の領域に対応して照射されることを特徴とする光源装置。
[2]第1の波長帯域光を出射する第1の光源と、
前記第1の波長帯域光と波長帯域が隣接する第2の波長帯域光を出射する第2の光源と、
第1の領域と、前記第1の領域と特性の異なる第2の領域と、を有する複合ダイクロイックミラーと、
を備え、
前記複合ダイクロイックミラーは、前記第1の波長帯域光を透過すると共に前記第2の波長帯域光を反射し、
前記第1の波長帯域光は、前記複合ダイクロイックミラーの前記第1の領域と前記第2の領域とに対応して照射され、
前記第2の波長帯域光は、前記複合ダイクロイックミラーの前記第1の領域に対応して照射されることを特徴とする光源装置。
[3]前記複合ダイクロイックミラーは、前記第1の波長帯域光と前記第2の波長帯域光とが交差する位置に配置され、
前記第1の領域と前記第2の領域とは、前記第1の波長帯域光を同一方向に導光し、前記第2の波長帯域光を異なる方向に導光するよう形成されることを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の光源装置。
[4]前記第1の光源の発光面積は、前記第2の光源の発光面積より大きいことを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れか記載の光源装置。
[5]前記第2の波長帯域光は、光線束を縮小する縮小光学部材を介して前記第1の領域に照射されることを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れか記載の光源装置。
[6]前記第2の領域は前記第1の領域の周囲に形成され、
前記第2の領域は長矩形状に形成され、前記第1の領域は前記第2の領域と中心を一致して長軸が前記第2の領域の長手方向と一致する楕円形状に形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[5]の何れか記載の光源装置。
[7]前記第1の領域は、前記第1の波長帯域光を反射すると共に前記第2の波長帯域光を透過するように形成され、
前記第2の領域は、前記第1の波長帯域光を反射するように形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[6]の何れか記載の光源装置。
[8]前記第1の領域は、前記第1の波長帯域光を透過すると共に前記第2の波長帯域光を反射するように形成され、
前記第2の領域は、前記第1の波長帯域光を透過するように形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[6]の何れか記載の光源装置。
[9]前記複合ダイクロイックミラーの端部は、前記第1の波長帯域光と平行な平坦面に形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[8]の何れか記載の光源装置。
[10]前記第1の波長帯域光及び前記第2の波長帯域光とは異なる第3の波長帯域光を出射する第3の光源を有し、
前記第2の光源は、前記第3の波長帯域光を励起光として蛍光光を発する蛍光発光領域を備える蛍光ホイール装置を有することを特徴とする前記[1]乃至前記[9]の何れか記載の光源装置。
[11]前記蛍光ホイール装置は、前記第3の光源からの出射光を透過する透過領域を備えることを特徴とする前記[10]に記載の光源装置。
[12]前記蛍光ホイール装置は、前記第3の光源からの出射光を反射する反射領域を備えることを特徴とする前記[10]に記載の光源装置。
[13]前記第1の光源は発光ダイオードからなり、
前記第3の光源はレーザダイオードからなることを特徴とする前記[10]乃至前記[12]の何れか記載の光源装置。
[14]前記第1の波長帯域光は、前記第1の光源を赤色発光ダイオードとする赤色波長帯域光であり、
前記第2の波長帯域光は、前記第2の光源を前記蛍光ホイール装置とする緑色波長帯域光であり、
前記第3の波長帯域光は、前記第3の光源を青色レーザダイオードとする青色波長帯域光であることを特徴とする前記[10]乃至前記[13]の何れか記載の光源装置。
[15]前記[1]乃至前記[14]の何れか記載の光源装置と、
前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
を有することを特徴とする投影装置。
10,10A,10B 投影装置
11 上面パネル 12 正面パネル
13 背面パネル 14 右側パネル
15 左側パネル 17 排気孔
18 吸気孔 19 レンズカバー
20 各種端子 21 入出力コネクタ部
22 入出力インターフェース 23 画像変換部
24 表示エンコーダ 25 ビデオRAM
26 表示駆動部 31 画像圧縮/伸長部
32 メモリカード 35 Ir受信部
36 Ir処理部 37 キー/インジケータ部
38 制御部 41 光源制御回路
43 冷却ファン駆動制御回路 45 レンズモータ
47 音声処理部 48 スピーカ
51 表示素子 53 ヒートシンク
60,60A,60B 光源装置
70,70A 励起光照射装置
71 青色レーザダイオード 73 コリメータレンズ
74 マイクロレンズアレイ 75 反射ミラー
76 調整レンズ 77 ダイクロイックミラー
77B ダイクロイックミラー
77a,77b,77a',77b' 両端部
78 ダイクロイックミラー 80 緑色光源装置
81 ヒートシンク 82 ヒートシンク
100 蛍光ホイール装置
101,101A 蛍光ホイール
102 基材 103 蛍光発光領域
104 拡散反射領域 109 集光レンズ群
110 ホイールモータ 114 モータ軸
115 集光レンズ 120 赤色光源装置
121 赤色光源 125 集光レンズ群
130 ヒートシンク 140 導光光学系
141 ダイクロイックミラー
143 反射ミラー 145 反射ミラー
146 集光レンズ 146a 凸レンズ
146b 凹レンズ 147 集光レンズ
148,148A 複合ダイクロイックミラー
148a,148Aa 第1の領域
148b,148Ab 第2の領域
149 集光レンズ 150 補助光源装置
151 赤色レーザダイオード 153 コリメータレンズ
170 光源側光学系 173 集光レンズ
174 集光レンズ 175 ライトトンネル
178 集光レンズ 181 光軸変換ミラー
183 集光レンズ 185 照射ミラー
190 カラーホイール装置 191 カラーホイール
191a RBセグメント領域 191b Gセグメント領域
192 ホイールモータ 192a 駆動軸
193 ヒートシンク 195 コンデンサレンズ
220 投影側光学系 225 固定レンズ群
235 可動レンズ群 241 制御回路基板
261 冷却ファン 262 ヒートシンク
BR 青色波長帯域光
BR1,BR1',BR2,BR2' 光線
L1 光軸 L2 光軸
S 照射スポット

Claims (15)

  1. 第1の波長帯域光を出射する第1の光源と、
    前記第1の波長帯域光と波長帯域が隣接する第2の波長帯域光を出射する第2の光源と、
    第1の領域と、前記第1の領域と特性の異なる第2の領域と、を有する複合ダイクロイックミラーと、
    を備え、
    前記複合ダイクロイックミラーは、前記第1の波長帯域光を反射すると共に前記第2の波長帯域光を透過し、
    前記第1の波長帯域光は、前記複合ダイクロイックミラーの前記第1の領域と前記第2の領域とに対応して照射され、
    前記第2の波長帯域光は、前記複合ダイクロイックミラーの前記第1の領域に対応して照射されることを特徴とする光源装置。
  2. 第1の波長帯域光を出射する第1の光源と、
    前記第1の波長帯域光と波長帯域が隣接する第2の波長帯域光を出射する第2の光源と、
    第1の領域と、前記第1の領域と特性の異なる第2の領域と、を有する複合ダイクロイックミラーと、
    を備え、
    前記複合ダイクロイックミラーは、前記第1の波長帯域光を透過すると共に前記第2の波長帯域光を反射し、
    前記第1の波長帯域光は、前記複合ダイクロイックミラーの前記第1の領域と前記第2の領域とに対応して照射され、
    前記第2の波長帯域光は、前記複合ダイクロイックミラーの前記第1の領域に対応して照射されることを特徴とする光源装置。
  3. 前記複合ダイクロイックミラーは、前記第1の波長帯域光と前記第2の波長帯域光とが交差する位置に配置され、
    前記第1の領域と前記第2の領域とは、前記第1の波長帯域光を同一方向に導光し、前記第2の波長帯域光を異なる方向に導光するよう形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記第1の光源の発光面積は、前記第2の光源の発光面積より大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の光源装置。
  5. 前記第2の波長帯域光は、光線束を縮小する縮小光学部材を介して前記第1の領域に照射されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか記載の光源装置。
  6. 前記第2の領域は前記第1の領域の周囲に形成され、
    前記第2の領域は長矩形状に形成され、前記第1の領域は前記第2の領域と中心を一致して長軸が前記第2の領域の長手方向と一致する楕円形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか記載の光源装置。
  7. 前記第1の領域は、前記第1の波長帯域光を反射すると共に前記第2の波長帯域光を透過するように形成され、
    前記第2の領域は、前記第1の波長帯域光を反射するように形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか記載の光源装置。
  8. 前記第1の領域は、前記第1の波長帯域光を透過すると共に前記第2の波長帯域光を反射するように形成され、
    前記第2の領域は、前記第1の波長帯域光を透過するように形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか記載の光源装置。
  9. 前記複合ダイクロイックミラーの端部は、前記第1の波長帯域光と平行な平坦面に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか記載の光源装置。
  10. 前記第1の波長帯域光及び前記第2の波長帯域光とは異なる第3の波長帯域光を出射する第3の光源を有し、
    前記第2の光源は、前記第3の波長帯域光を励起光として蛍光光を発する蛍光発光領域を備える蛍光ホイール装置を有することを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか記載の光源装置。
  11. 前記蛍光ホイール装置は、前記第3の光源からの出射光を透過する透過領域を備えることを特徴とする請求項10に記載の光源装置。
  12. 前記蛍光ホイール装置は、前記第3の光源からの出射光を反射する反射領域を備えることを特徴とする請求項10に記載の光源装置。
  13. 前記第1の光源は発光ダイオードからなり、
    前記第3の光源はレーザダイオードからなることを特徴とする請求項10乃至請求項12の何れか記載の光源装置。
  14. 前記第1の波長帯域光は、前記第1の光源を赤色発光ダイオードとする赤色波長帯域光であり、
    前記第2の波長帯域光は、前記第2の光源を前記蛍光ホイール装置とする緑色波長帯域光であり、
    前記第3の波長帯域光は、前記第3の光源を青色レーザダイオードとする青色波長帯域光であることを特徴とする請求項10乃至請求項13の何れか記載の光源装置。
  15. 請求項1乃至請求項14の何れか記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
    前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
    前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
    を有することを特徴とする投影装置。
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