JP7281084B2 - 光源装置、投影装置、光源制御方法及びプログラム - Google Patents

光源装置、投影装置、光源制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、光源装置、投影装置、光源制御方法及びプログラムに関する。
従来から、DMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子や液晶板を用いて形成した画像をスクリーンに投影する投影装置が提案されている。例えば、特許文献1の投影装置は、赤色波長帯域光を出射する赤色光源装置と、緑色波長帯域光を出射する緑色光源装置と、青色波長帯域光を出射する励起光照射装置とを備えて、各波長帯域の光を時分割で制御している。各波長帯域の光は、各光源と同期するように回転制御されたカラーホイールのRBセグメント領域又はGセグメント領域を透過して画像光を形成する表示素子側に導光される。
特開2019-8194号公報
上述のカラーホイールにおけるRBセグメント領域やGセグメント領域等のフィルタ部材は、角度範囲が広角であると製造コストが増加する場合があるため、透過特性が同じ複数のフィルタ部材を分割して隣接配置することがある。しかしながら、そのフィルタ部材同士の境界部では、組み付け誤差等により僅かな間隙が生じることがあり、複数のフィルタ部材を一つの領域として扱って光を照射すると、漏れ光等により、光をフィルタ部材のみに照射した場合に比べて異なる波長成分を含んで意図した色の光が出射されないことがある。
本発明は、以上の点に鑑み、簡易な構成で正確な諧調を表現する光源装置、投影装置、光源制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の光源装置は、光源と、前記光源から出射された光のうち選択された第一波長帯域光を透過する複数の第一フィルタ部材を周方向に隣接して有するカラーホイールと、前記光源から出射された光が前記第一フィルタ部材同士の境界部に照射される期間をスポーク期間として制御する制御部と、を備え、前記カラーホイールは、前記第一波長帯域光を含む第二波長帯域光を透過する第二フィルタ部材を前記第一フィルタ部材に対して周方向に隣接して有し、前記第一波長帯域光は、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光並びに緑色波長帯域光の長波長側の一部の光であり、前記第二波長帯域光は、前記青色波長帯域光、前記緑色波長帯域光及び前記赤色波長帯域光であることを特徴とする。
本発明の投影装置は、上述の光源装置と、前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、を備えることを特徴とする。
本発明の光源制御方法は、光源装置の光源制御方法であって、前記光源装置は、光源と、前記光源から出射された光のうち選択された第一波長帯域光を透過する複数の第一フィルタ部材を周方向に隣接して有するカラーホイールと、制御部と、を備え、前記制御部により、前記光源から出射された光が前記第一フィルタ部材同士の境界部に照射される期間をスポーク期間として制御し、前記カラーホイールは、前記第一波長帯域光を含む第二波長帯域光を透過する第二フィルタ部材を前記第一フィルタ部材に対して周方向に隣接して有し、前記第一波長帯域光は、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光並びに緑色波長帯域光の長波長側の一部の光であり、前記第二波長帯域光は、前記青色波長帯域光、前記緑色波長帯域光及び前記赤色波長帯域光であることを特徴とする。
本発明のプログラムは、光源と、前記光源から出射された光のうち選択された第一波長帯域光を透過する複数の第一フィルタ部材を周方向に隣接して有するカラーホイールと、を備えたコンピュータが実行するプログラムであって、前記コンピュータを、前記光源から出射された光が前記第一フィルタ部材同士の境界部に照射される期間をスポーク期間として制御する制御手段として機能させ、前記カラーホイールは、前記第一波長帯域光を含む第二波長帯域光を透過する第二フィルタ部材を前記第一フィルタ部材に対して周方向に隣接して有し、前記第一波長帯域光は、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光並びに緑色波長帯域光の長波長側の一部の光であり、前記第二波長帯域光は、前記青色波長帯域光、前記緑色波長帯域光及び前記赤色波長帯域光であることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で正確な諧調を表現する光源装置、投影装置、光源制御方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る投影装置の機能回路ブロック図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る投影装置のホイールを示す図であり、(a)は蛍光ホイールであり、(b)はカラーホイールである。 本発明の実施形態に係る投影装置の投影処理のタイミングチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について述べる。図1は、本実施形態の投影装置10の機能回路ブロック図である。投影装置10は、制御部38(制御手段)、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等を備える。入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバスSBを介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
また、表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜のフレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動する。投影装置10は、光源装置60から出射された光線束を、導光光学系を介して表示素子51に照射する。表示素子51は、光源装置60からの光源光が照射され、画像光を形成し、投影光学系220を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影光学系220の可動レンズ群は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動を行うことができる。
また、画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体であるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力する。よって、画像圧縮/伸長部31は、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を行うことができる。
制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPUや各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成される。
キー/インジケータ部37は、投影装置10の筐体に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成される。キー/インジケータ部37の操作信号は、制御部38に直接送出される。また、リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36でコード信号に復調されて制御部38に出力される。
制御部38はシステムバスSBを介して音声処理部47と接続されている。音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
制御部38は、光源制御回路41を制御している。光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、光源装置60の励起光照射装置70や赤色光源装置120等の動作を個別に制御する。また、光源制御回路41は、制御部38の指示により蛍光ホイール101及びカラーホイール201の同期のタイミングを制御する。
また、制御部38は、排気ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から投影装置10内の図示しない排気ファンの回転速度を制御する。また、制御部38は、排気ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置10本体の電源OFF後も排気ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によって投影装置10本体の電源をOFFにする等の制御も行う。
図2は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、光源装置60、光源側光学系170及び投影光学系220等を備える。また、投影装置10は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を含む回路基板と接続されて光源装置60内の励起光照射装置70、赤色光源装置120、蛍光ホイール装置100及びカラーホイール装置200等を駆動する。
光源装置60は、青色波長帯域光の光源であって励起光源でもある励起光照射装置70と、緑色波長帯域光の光源である緑色光源装置80と、赤色波長帯域光の光源である赤色光源装置120と、カラーホイール装置200とを備える。緑色光源装置80は、励起光照射装置70と蛍光ホイール装置100とにより構成される。
光源装置60には、各色波長帯域光を導光する導光光学系140が配置されている。導光光学系140は、励起光照射装置70、緑色光源装置80及び赤色光源装置120から出射される光を光源側光学系170に導光する。
励起光照射装置70は、複数の青色レーザダイオード71から成る光源群、集光レンズ77,78及び拡散板79を備える。青色レーザダイオード71は、半導体発光素子であり、赤色発光ダイオード121と出射光の光軸が平行となるよう配置される。
上述の光源群は、複数の青色レーザダイオード71がマトリクス状に配置されて形成される。各青色レーザダイオード71の光軸上には、青色レーザダイオード71からの出射光の指向性を高めるように、各々平行光に変換するコリメータレンズ73が配置される。集光レンズ77及び集光レンズ78は、青色レーザダイオード71から出射される光線束を一方向に縮小して拡散板79に出射する。拡散板79は、入射した青色波長帯域光を、蛍光ホイール101側に配置された第一ダイクロイックミラー141へ拡散透過する。励起光照射装置70は、図示しないヒートシンク等によって冷却される。
蛍光ホイール装置100は、励起光照射装置70から出射される励起光の光路上に配置される。蛍光ホイール装置100は、蛍光ホイール101、モータ110、集光レンズ群111及び集光レンズ115を備える。蛍光ホイール101の上方の一部は、集光レンズ群111及び集光レンズ115との間に配置され、励起光照射装置70からの出射光の光軸と直交するように配置される。蛍光ホイール101はモータ110により回転駆動される。
図3(a)に示すように、蛍光ホイール101は、円板状に形成され、軸受112に接続されたモータ110の駆動により回転することができる。蛍光ホイール101は、蛍光発光領域310と透過領域320を、周方向に並設している。蛍光ホイール101の基材は銅やアルミニウム等の金属基材により形成することができる。この基材の励起光照射装置70側の表面は銀蒸着等によってミラー加工されている。蛍光発光領域310には、このミラー加工された表面に緑色蛍光体層が形成される。蛍光発光領域310は、励起光照射装置70から青色波長帯域光を励起光として受けて、全方位に緑色波長帯域の蛍光を出射する。この緑色波長帯域光は、蛍光ホイール装置100から第一ダイクロイックミラー141側の集光レンズ群111に入射する。
また、蛍光ホイール101の透過領域320は、蛍光ホイール101の基材に形成された切抜部に、透光性を有する透明基材を嵌入して形成することができる。透明基材は、ガラスや樹脂等の透明な材料で形成される。また、透明基材には、青色波長帯域光が照射される側又はその反対側の表面に拡散層を設けてもよい。拡散層は、例えば、その透明基材の表面に、サンドブラスト等による微細凹凸を形成して設けることができる。透過領域320に入射された励起光照射装置70からの青色波長帯域光は、透過領域320を透過又は拡散透過し、集光レンズ115に入射する。
集光レンズ群111は、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光の光線束を蛍光ホイール101に集光するとともに蛍光ホイール101から出射された蛍光を集光する。集光レンズ115は、蛍光ホイール101を透過することにより出射された光線束を集光する。
赤色光源装置120は、青色レーザダイオード71と出射光の光軸が平行となるように配置された半導体発光素子である赤色発光ダイオード121と、赤色発光ダイオード121から出射された赤色波長帯域光を集光する集光レンズ群125と、を備える。赤色光源装置120は、赤色発光ダイオード121が出射する赤色波長帯域光の光軸と、蛍光ホイール101から出射されて第一ダイクロイックミラー141で反射された緑色波長帯域光の光軸とが交差するように配置される。赤色光源装置120は、図示しないヒートシンク等によって冷却される。
導光光学系140は、第一ダイクロイックミラー141、第二ダイクロイックミラー142、第三ダイクロイックミラー143、光線束を集光させる集光レンズ145,146,147、青色波長帯域光を第三ダイクロイックミラー143側へ反射する反射ミラー144等からなる。以下、各部材について説明する。
第一ダイクロイックミラー141は、拡散板79と集光レンズ群111との間の位置に配置される。第一ダイクロイックミラー141は、青色波長帯域光を集光レンズ群111側へ透過するとともに、緑色波長帯域光を集光レンズ145方向に反射してその光軸を90度変換する。
第一ダイクロイックミラー141で反射された緑色波長帯域光は、集光レンズ145で集光されて、第二ダイクロイックミラー142に入射する。第二ダイクロイックミラー142は、緑色波長帯域光を反射し、赤色波長帯域光を透過して、緑色波長帯域光と赤色波長帯域光とを同一光軸に合成する。
第二ダイクロイックミラー142で反射された緑色波長帯域光は、集光レンズ146で集光され、第三ダイクロイックミラー143に入射する。第三ダイクロイックミラー143は、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を反射して、青色波長帯域光を透過する。従って、第三ダイクロイックミラー143は、集光レンズ146で集光された赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を集光レンズ173へ反射して、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を導光する。
また、蛍光ホイール101における青色波長帯域光の照射領域S1が透過領域320であるとき、青色レーザダイオード71から出射された青色波長帯域光は蛍光ホイール101を透過し、集光レンズ115で集光された後に反射ミラー144に導光される。反射ミラー144は、蛍光ホイール101を透過又は拡散透過した青色波長帯域光の光軸上に配置される。反射ミラー144は、青色波長帯域光を反射してその光軸を集光レンズ147に導光する。第三ダイクロイックミラー143は、集光レンズ147により集光された青色波長帯域光を透過して、集光レンズ173に向けて導光する。
光源側光学系170は、集光レンズ173、ライトトンネル175、集光レンズ178、光軸変換ミラー181、集光レンズ183、照射ミラー185、コンデンサレンズ195を備える。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の後方に配置される表示素子51から出射された画像光を投影光学系220に向けて出射するので、投影光学系220の一部でもある。
集光レンズ173は、ライトトンネル175の第三ダイクロイックミラー143側に配置される。集光レンズ173は、第三ダイクロイックミラー143から導光された緑色波長帯域光、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光を集光する。集光レンズ173により集光された各色波長帯域光は、カラーホイール装置200のカラーホイール201に照射される。
カラーホイール装置200は、カラーホイール201と、そのカラーホイール201を回転駆動するモータ210とを備える。カラーホイール201は、集光レンズ173とライトトンネル175との間に配置され、集光レンズ173から出射された光線束の光軸とカラーホイール201上の照射面が直交する。
図3(b)に示すカラーホイール201は、円板状に形成され、軸受113に接続されたモータ210により回転駆動される。カラーホイール201は、青赤透過領域410と、全色透過領域420とを周方向に並設している。本実施形態では、青赤透過領域410及び全色透過領域420は、それぞれ複数の第一フィルタ部材410a,410b及び第二フィルタ部材420a,420bにより形成される。第一フィルタ部材410a,410b及び第二フィルタ部材420a,420bは、各々円弧板状に形成され、カラーホイール201の中心側に配置される固定部430により固定される。第一フィルタ部材410a,410bは周方向に隣接して並設さており、第二フィルタ部材420a,420bも周方向に隣接して並設される。第一フィルタ部材410a,410b及び第二フィルタ部材420a,420bは、それぞれ境界部B3、B4、B5、B1´を介して互いに近接又は当接している。
青赤透過領域410の第一フィルタ部材410a,410bは、励起光照射装置70、蛍光ホイール101及び赤色光源装置120などの光源から出射された光のうち選択された光を透過するダイクロイックフィルタとして形成され、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光並びに緑色波長帯域光の長波長側の一部の光を含む第一波長帯域光を透過することができる。本実施形態の青赤透過領域410は、全体が約156度の角度範囲となるように形成される。2枚の第一フィルタ部材410a,410bとしてはいずれも同じ角度範囲で形成された部材を用いることができる。
また、全色透過領域420の第二フィルタ部材420a,420bは、上述の第一波長帯域光を含む第二波長帯域光である赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光を含む可視光を透過させることができる。全色透過領域420は残りの約204度の角度範囲となるように設けられる。2枚の第二フィルタ部材420a,420bとしてはいずれも同じ角度範囲で形成された部材を用いることができる。
カラーホイール201に入射した赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光は、青赤透過領域410又は全色透過領域420を透過して調光された後、後述する合成光90としてライトトンネル175に向かって導光される。ライトトンネル175に入射した光線束は、ライトトンネル175内で均一な強度分布の光線束となる。
図2に戻り、ライトトンネル175の光軸上には、集光レンズ178及び光軸変換ミラー181が配置される。ライトトンネル175の出射口から出射した光線束は、集光レンズ178で集光された後、光軸変換ミラー181により集光レンズ183側に反射される。
光軸変換ミラー181で反射した光線束は、集光レンズ183により集光された後、照射ミラー185により、コンデンサレンズ195を介してDMDである表示素子51に所定の角度で照射される。
光源側光学系170により表示素子51の画像形成面に照射された合成光90は、表示素子51の画像形成面で反射され、画像光として投影光学系220を介して光出射部12aからスクリーンに投影される。ここで、投影光学系220は、コンデンサレンズ195と、レンズ鏡筒230内に設けられた可動レンズ群及び固定レンズ群により構成される。レンズ鏡筒230は、可変焦点型レンズとされ、ズーム調節やフォーカス調節が可能に形成される。可動レンズ群は、レンズモータ45により自動で又は投影画像調整部15aにより手動で移動可能に形成される。
このように投影装置10を構成することで、蛍光ホイール101及びカラーホイール201を同期回転させるとともに励起光照射装置70及び赤色光源装置120から適宜のタイミングで光を出射すると、緑色、青色及び赤色の各波長帯域光が導光光学系140を介して集光レンズ173に入射され、光源側光学系170を介して表示素子51に入射される。そのため、表示素子51がデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
図4は、光源装置60のタイミングチャート図である。本図に示す輝度重視モードでは、主として投影装置10から4色の合成光90により形成した画像光をスクリーンに投影する。投影装置10への入力画像に含まれる各画像フレームは、単位画像フレームT10毎に同期させて投影される。投影装置10は、複数の単位画像フレームT10に亘って時分割で画像を投影する。
また、単位画像フレームT10には、2周期分の単位期間T11,T12が含まれる。各単位期間T11,T12の動作は、蛍光ホイール101及びカラーホイール201の一回転分の動作に相当する。各単位期間T11,T12では、第一出力期間Ta、第二出力期間Tb、第三出力期間Tc、第四出力期間Td及び第五出力期間Teの順に異なる波長帯域の光が時分割で出射される。光源装置60は、各出力期間Ta~Teに予め割り当てられた色の光を出射する。また、各出力期間Ta~Teの切り替わりとなるタイミングは混色期間であるスポーク期間Sa~Seとなる。単位期間T11と単位期間T12の動作は同じであるため、ここでは単位期間T11の動作を主に説明する。
青色レーザダイオード71は、第一出力期間Taから第五出力期間Teに亘って青色波長帯域光を出射する。赤色発光ダイオード121は、第一出力期間Taから第三出力期間Tcに亘って赤色波長帯域光を出射し、第四出力期間Td及び第五出力期間Teに赤色波長帯域光を消灯する。
第一出力期間Taでは、青色レーザダイオード71から出射された青色波長帯域光が蛍光ホイール101の蛍光発光領域310に照射されて、蛍光発光領域310から緑色波長帯域光が出射される。蛍光発光領域310から出射された緑色波長帯域光は、カラーホイール201の第一フィルタ部材410a(青赤透過領域410)に照射される。第一フィルタ部材410aは緑色波長帯域光のうちの長波長側の一部の光を透過する。また、第一出力期間Taでは、赤色発光ダイオード121から出射された赤色波長帯域光も、カラーホイール201の第一フィルタ部材410aに照射される。したがって、光源装置60は、第一出力期間Taの合成光90として、赤色波長帯域光と、緑色波長帯域光のうちの長波長側の一部の光が合成された赤色波長帯域光90aを、ライトトンネル175に導光する。
第二出力期間Tbでは、蛍光発光領域310から出射された緑色波長帯域光と、赤色発光ダイオード121から出射された赤色波長帯域光が、第一フィルタ部材410bに照射される。したがって、光源装置60は、第二出力期間Tbの合成光90として、赤色波長帯域光と、緑色波長帯域光のうちの長波長側の一部の光が合成された赤色波長帯域光90bを、ライトトンネル175に導光する。
第三出力期間Tcでは、蛍光発光領域310から出射された緑色波長帯域光と、赤色発光ダイオード121から出射された赤色波長帯域光が、第二フィルタ部材420a(全色透過領域420)に照射される。したがって、光源装置60は、第三出力期間Tcの合成光90として、緑色波長帯域光と赤色波長帯域光が合成された黄色波長帯域光90cを、ライトトンネル175に導光する。
第四出力期間Tdでは、蛍光発光領域310から出射された緑色波長帯域光が第二フィルタ部材420bに照射される。そのため、第四出力期間Tdでは、光源装置60の合成光90として、緑色波長帯域光90dをライトトンネル175に導光する。
第五出力期間Teでは、透過領域320を透過又は拡散透過した青色波長帯域光が、第一フィルタ部材410aに照射される。そのため、第五出力期間Teでは、光源装置60の合成光90として、青色波長帯域光90eをライトトンネル175に導光する。
第五出力期間Teが経過すると、次の単位期間T12の第一出力期間Taが開始する。単位期間T12内の動作は、単位期間T11と同様に行われるため、その説明を省略する。単位期間T12が経過すると、単位画像フレームT10の動作が繰り返される。
次に各出力期間Ta~Teが切り替えられるスポーク期間Sa~Seについて説明する。スポーク期間Saでは、緑色波長帯域光及び赤色波長帯域光の照射領域S2(図3(b)参照)が境界部B3に位置する。境界部B3において二枚の第一フィルタ部材410a,410b間に間隙があると、緑色波長帯域光の短波長側の大部分の成分もカラーホイール201の出射側に漏れ光となって透過する。即ち、スポーク期間は、カラーホイール201から出射された光が混色する混色期間である。したがって、この場合、スポーク期間Saでは、第一フィルタ部材410a,410bのみを透過した赤色波長帯域光90a,90bと異なる光量バランスの赤色波長帯域光が透過されることとなり、光源装置60の合成光90として橙色に近い赤色波長帯域光がライトトンネル175に導光される。なお、境界部B3における漏れ光の程度はカラーホイール201の個体差により異なる場合があり、スポーク期間Saに出射される合成光90の波長成分や光量バランスにも個体差が生じることがある。そのため、投影装置10は予めスポーク期間Saの合成光90や光量を想定したモード(シーケンス)を複数具備しておき、諧調が最も正しくなるように工場等における製造時の調整の際にそのモードの中から選択しておくことができる。或いは、スポーク期間は、カラーホイール201から出射された光が混色してしまい、基本的には単色では純度の高い表示ができないため、表示素子51を強制的にオフ期間としても良い。
スポーク期間Sbでは、緑色波長帯域光及び赤色波長帯域光の照射領域S2が境界部B4に位置する。境界部B4において、赤色波長帯域光は第一フィルタ部材410b及び第二フィルタ部材420aのいずれも透過する。一方で緑色波長帯域光は第二フィルタ部材420aを透過するが、第一フィルタ部材410bに照射される緑色波長帯域光の一部は、短波長側の成分が遮光される。したがって、スポーク期間Sbでは、光源装置60の合成光90として橙色に近い赤色波長帯域光がライトトンネル175に導光される。
スポーク期間Scでは、赤色発光ダイオード121を消灯するように制御されて、赤色波長帯域光の光量が徐々に減光する。したがって、スポーク期間Scでは、光源装置60の合成光90として、緑色波長帯域光と、第三出力期間Tcよりも光量の少ない赤色波長帯域光と、を混色させた黄緑色波長帯域光が、ライトトンネル175に導光される。
スポーク期間Sdでは、青色レーザダイオード71から出射された青色波長帯域光の蛍光ホイール101における照射領域S1(図3(a)参照)が境界部B1に位置する。すると、青色波長帯域光の一部は蛍光発光領域310に照射されて緑色波長帯域光を蛍光発光させ、他の一部は透過領域320を透過する。蛍光ホイール101から出射された緑色波長帯域光及び青色波長帯域光のカラーホイール201における照射領域S2は、境界部B1´(図3(b)参照)に位置する。従って、蛍光ホイール101から出射された緑色波長帯域光及び青色波長帯域光は、第二フィルタ部材420b及び第一フィルタ部材410aの一方又は両方に照射され、スポーク期間Sdでは光源装置60の合成光90として、シアン色波長帯域光がライトトンネル175に導光される。
スポーク期間Seでは、青色レーザダイオード71から出射された青色波長帯域光の蛍光ホイール101における照射領域S1が境界部B2に位置する。そのため、スポーク期間Sdと同様に透過領域320からは青色波長帯域光が出射され、蛍光発光領域310からは緑色波長帯域光が出射される。また、赤色発光ダイオード121を点灯するように制御されて、赤色波長帯域光の光量が徐々に増加する。緑色波長帯域光は第一フィルタ部材410aにより短波長側の大部分の波長成分が遮光される。したがって、スポーク期間Seでは、光源装置60の合成光90として、青色波長帯域光と、緑色波長帯域光の長波長側の一部の光を含む赤色波長帯域光と、を混色させたマゼンタ色波長帯域光がライトトンネル175に導光される。
光源装置60が図4に示したタイミングチャートにより動作すると、表示素子51(図2参照)は、第一出力期間Taから第五出力期間Teにおいて、それぞれ赤色波長帯域光90a,90b、黄色波長帯域光90c,緑色波長帯域光90d及び青色波長帯域光90eの出射時間(反射時間)を制御して、カラー画像を形成することができる。
また、光源装置60は、投影モードに応じてスポーク期間Sa~Seに出射される合成光90を、画像光の形成に利用することができる。これにより、単位画像フレームT10内に出射される画像光の全体の光量を増加させることができるため、投影装置10はより明るい画像を投影することができる。
また、本実施形態では、第一フィルタ部材410aと第一フィルタ部材410bとの境界部B3に照射領域S2が位置する期間をスポーク期間Saとして制御するため、このスポーク期間Saに漏れ光等により赤色波長帯域光90a,90bと異なる色味の光が出射された場合であっても、色再現性を向上させることができる。なお、スポーク期間Saに出射される光の成分を予め記憶しておくことにより、スポーク期間Saに出射される光を表現する色に応じて適宜画像光の形成に用いることができる。
なお、本実施形態では、図4に示したように単位期間T11,T12内に4色の合成光90を出射して画像光を形成する輝度重視モードについて説明したが、カラーホイール201と蛍光ホイール101の位相をずらして3色の合成光90を出射するように駆動してもよい。例えば、図4において、赤色発光ダイオード121から出射される赤色波長帯域光が全て第一フィルタ部材410a,410bを透過するように、カラーホイール201の位置を設定することができる。これにより、赤色波長帯域光と緑色波長帯域光を混色させた黄色波長帯域光90cが合成光90として出射されなくなる。したがって、単位期間T11,T12内に、赤色波長帯域光90a,90b、緑色波長帯域光90d、及び青色波長帯域光90eの3色の合成光90を出射する色重視モードにより駆動することができる。
また、単位期間T11,T12に3色の光を出射する色重視モードや、4色の光を出射する輝度重視モードにおいて、第一出力期間Ta、第二出力期間Tb及びスポーク期間Saに青色レーザダイオード71を消灯する構成としてもよい。この場合、青色レーザダイオード71を消灯することで、赤色光として、赤色発光ダイオード121から出射された赤色波長帯域光のみを使用し、緑色波長帯域光の長波長側の一部の光を含まない構成となる。
また、本実施形態は、3枚以上の蛍光ホイールやカラーホイールを同期させて動作する投影装置10にも適用してもよい。また、カラーホイール201の第一フィルタ部材410a,410bは3枚以上隣接して配置させてもよい。
また、投影装置10に限らず、光源と、その光源から出射された光のうち選択された第一波長帯域光を透過する複数の第一フィルタ部材410a,410bを周方向に隣接して有するカラーホイール201と、を備えたコンピュータとしてもよい。このコンピュータが実行するプログラムは、光源から出射された光が第一フィルタ部材410a,410b同士の境界部B3に照射される期間をスポーク期間Saとして制御する制御手段として機能させることができる。
以上、本実施形態で説明した光源装置60は、光源と、光源から出射された光のうち選択された第一波長帯域光を透過する複数の第一フィルタ部材410a,410bを周方向に隣接して有するカラーホイール201と、光源から出射された光が第一フィルタ部材410a,410b同士の境界部B3に照射される期間をスポーク期間Saとして制御する制御部38と、を備える。
光源装置60やコンピュータが上述のような光源制御方法を行うことにより、第一フィルタ部材410a,410bのみから光が透過される期間と、境界部B3の漏れ光により色味の異なる光が透過される期間とを個別に制御することができるため、正確な諧調を表現する光源装置60とすることができる。
また、複数の第一フィルタ部材410a,410bがいずれも同じ角度範囲に形成される光源装置60は、同じ部品を複数組み合わせて広角範囲の青赤透過領域410を安価に構成することができる。
また、カラーホイール201が第一波長帯域光を含む第二波長帯域光を透過する第二フィルタ部材420a,420bを、第一フィルタ部材410a,410bに対して周方向に隣接して有する光源装置60は、全色透過領域420についても複数の第二フィルタ部材420a,420bを組み合わせて広角に構成することができる。
また、第一波長帯域光が、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光並びに緑色波長帯域光の長波長側の一部の光であり、第二波長帯域光が、青色波長帯域光、緑色波長帯域光及び赤色波長帯域光である光源装置60は、異なる波長帯域の光を時分割で選択して出射させることができる。
また、光源には、励起光照射装置70と、透過領域320と蛍光発光領域310とを周方向に並設する蛍光ホイール101と、赤色波長帯域光を出射する赤色光源装置120と、が含まれる構成とした。また、制御部38は、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を、一方の第一フィルタ部材410aに照射する第一出力期間Ta、他方の第一フィルタ部材410bに照射する第二出力期間Tb、及び境界部B3に照射するスポーク期間Saを時分割で制御する構成とした。そのため、複数の第一フィルタ部材410aを組み合わせて青赤透過領域410を広く設けることができるとともに、透過特性の異なる可能性がある境界部B3付近の光を個別に制御して正しい諧調で投影画像を表現することができる。
また、上述の光源装置60と、光源装置60からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子51と、表示素子51から出射された画像光をスクリーンに投影する投影光学系220と、を備える投影装置10は、カラーホイール201の構成を安価にしつつ、正確な諧調を表現することができる。
なお、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 光源と、
前記光源から出射された光のうち選択された第一波長帯域光を透過する複数の第一フィルタ部材を周方向に隣接して有するカラーホイールと、
前記光源から出射された光が前記第一フィルタ部材同士の境界部に照射される期間をスポーク期間として制御する制御部と、
を備えることを特徴とする光源装置。
[2] 複数の前記第一フィルタ部材はいずれも同じ角度範囲に形成されることを特徴とする前記[1]に記載の光源装置。
[3] 前記カラーホイールは、前記第一波長帯域光を含む第二波長帯域光を透過する第二フィルタ部材を前記第一フィルタ部材に対して周方向に隣接して有することを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の光源装置。
[4] 前記第一波長帯域光は、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光並びに緑色波長帯域光の長波長側の一部の光であり、
前記第二波長帯域光は、前記青色波長帯域光、前記緑色波長帯域光及び前記赤色波長帯域光である、
ことを特徴とする前記[3]に記載の光源装置。
[5] 前記光源は、
前記青色波長帯域光を出射する励起光照射装置と、
前記青色波長帯域光を透過する透過領域と、前記青色波長帯域光に励起されて前記緑色波長帯域光を出射する蛍光発光領域とを周方向に並設する蛍光ホイールと、
前記赤色波長帯域光を出射する赤色光源装置と、
を含み、
前記制御部は、前記赤色波長帯域光及び前記緑色波長帯域光を、一方の前記第一フィルタ部材に照射する第一出力期間、他方の前記第一フィルタ部材に照射する第二出力期間、及び前記境界部に照射する前記スポーク期間を時分割で制御する、
ことを特徴とする前記[4]に記載の光源装置。
[6] 前記制御部が時分割で制御する期間は、前記赤色波長帯域光及び前記緑色波長帯域光を、前記第二フィルタ部材に照射する第三出力期間を含む、ことを特徴とする前記[5]に記載の光源装置。
[7] 前記スポーク期間は、前記カラーホイールから出射された光が混色する混色期間であることを特徴とする前記[1]乃至前記[6]の何れかに記載の光源装置。
[8] 前記[1]乃至前記[7]の何れかに記載の光源装置と、
前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、
を備えることを特徴とする投影装置。
[9] 光源装置の光源制御方法であって、
前記光源装置は、光源と、前記光源から出射された光のうち選択された第一波長帯域光を透過する複数の第一フィルタ部材を周方向に隣接して有するカラーホイールと、制御部と、を備え、
前記制御部により、前記光源から出射された光が前記第一フィルタ部材同士の境界部に照射される期間をスポーク期間として制御する、ことを特徴とする光源制御方法。
[10] 光源と、前記光源から出射された光のうち選択された第一波長帯域光を透過する複数の第一フィルタ部材を周方向に隣接して有するカラーホイールと、を備えたコンピュータが実行するプログラムであって、
前記コンピュータを、前記光源から出射された光が前記第一フィルタ部材同士の境界部に照射される期間をスポーク期間として制御する制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
10 投影装置 12a 光出射部
15a 投影画像調整部 21 入出力コネクタ部
22 入出力インターフェース 23 画像変換部
24 表示エンコーダ 25 ビデオRAM
26 表示駆動部 31 画像圧縮/伸長部
32 メモリカード 35 Ir受信部
36 Ir処理部 37 キー/インジケータ部
38 制御部 41 光源制御回路
43 排気ファン駆動制御回路 45 レンズモータ
47 音声処理部 48 スピーカ
51 表示素子 60 光源装置
70 励起光照射装置 71 青色レーザダイオード
73 コリメータレンズ 77 集光レンズ
78 集光レンズ 79 拡散板
80 緑色光源装置 90 合成光
90a 赤色波長帯域光 90b 赤色波長帯域光
90c 黄色波長帯域光 90d 緑色波長帯域光
90e 青色波長帯域光 100 蛍光ホイール装置
101 蛍光ホイール 110 モータ
111 集光レンズ群 112 軸受
113 軸受 115 集光レンズ
120 赤色光源装置 121 赤色発光ダイオード
125 集光レンズ群 140 導光光学系
141 第一ダイクロイックミラー 142 第二ダイクロイックミラー
143 第三ダイクロイックミラー 144 反射ミラー
145 集光レンズ 146 集光レンズ
147 集光レンズ 170 光源側光学系
173 集光レンズ 175 ライトトンネル
178 集光レンズ 181 光軸変換ミラー
183 集光レンズ 185 照射ミラー
195 コンデンサレンズ 200 カラーホイール装置
201 カラーホイール 210 モータ
220 投影光学系 230 レンズ鏡筒
310 蛍光発光領域 320 透過領域
410 青赤透過領域 410a 第一フィルタ部材
410b 第一フィルタ部材 420 全色透過領域
420a 第二フィルタ部材 420b 第二フィルタ部材
430 固定部
B1~B5,B1´ 境界部 S1,S2 照射領域
SB システムバス Sa~Se スポーク期間
T10 単位画像フレーム T11,T12 単位期間
Ta 第一出力期間 Tb 第二出力期間
Tc 第三出力期間 Td 第四出力期間
Te 第五出力期間

Claims (8)

  1. 光源と、
    前記光源から出射された光のうち選択された第一波長帯域光を透過する複数の第一フィルタ部材を周方向に隣接して有するカラーホイールと、
    前記光源から出射された光が前記第一フィルタ部材同士の境界部に照射される期間をスポーク期間として制御する制御部と、
    を備え
    前記カラーホイールは、前記第一波長帯域光を含む第二波長帯域光を透過する第二フィルタ部材を前記第一フィルタ部材に対して周方向に隣接して有し、
    前記第一波長帯域光は、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光並びに緑色波長帯域光の長波長側の一部の光であり、
    前記第二波長帯域光は、前記青色波長帯域光、前記緑色波長帯域光及び前記赤色波長帯域光である、ことを特徴とする光源装置。
  2. 複数の前記第一フィルタ部材はいずれも同じ角度範囲に形成されることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記光源は、
    前記青色波長帯域光を出射する励起光照射装置と、
    前記青色波長帯域光を透過する透過領域と、前記青色波長帯域光に励起されて前記緑色波長帯域光を出射する蛍光発光領域とを周方向に並設する蛍光ホイールと、
    前記赤色波長帯域光を出射する赤色光源装置と、
    を含み、
    前記制御部は、前記赤色波長帯域光及び前記緑色波長帯域光を、一方の前記第一フィルタ部材に照射する第一出力期間、他方の前記第一フィルタ部材に照射する第二出力期間、及び前記境界部に照射する前記スポーク期間を時分割で制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記制御部が時分割で制御する期間は、前記赤色波長帯域光及び前記緑色波長帯域光を、前記第二フィルタ部材に照射する第三出力期間を含む、ことを特徴とする請求項に記載の光源装置。
  5. 前記スポーク期間は、前記カラーホイールから出射された光が混色する混色期間であることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れかに記載の光源装置。
  6. 請求項1乃至請求項の何れかに記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
    前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、
    を備えることを特徴とする投影装置。
  7. 光源装置の光源制御方法であって、
    前記光源装置は、光源と、前記光源から出射された光のうち選択された第一波長帯域光を透過する複数の第一フィルタ部材を周方向に隣接して有するカラーホイールと、制御部と、を備え、
    前記制御部により、前記光源から出射された光が前記第一フィルタ部材同士の境界部に照射される期間をスポーク期間として制御し、
    前記カラーホイールは、前記第一波長帯域光を含む第二波長帯域光を透過する第二フィルタ部材を前記第一フィルタ部材に対して周方向に隣接して有し、
    前記第一波長帯域光は、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光並びに緑色波長帯域光の長波長側の一部の光であり、
    前記第二波長帯域光は、前記青色波長帯域光、前記緑色波長帯域光及び前記赤色波長帯域光である、ことを特徴とする光源制御方法。
  8. 光源と、前記光源から出射された光のうち選択された第一波長帯域光を透過する複数の第一フィルタ部材を周方向に隣接して有するカラーホイールと、を備えたコンピュータが実行するプログラムであって、
    前記コンピュータを、前記光源から出射された光が前記第一フィルタ部材同士の境界部に照射される期間をスポーク期間として制御する制御手段として機能させ、
    前記カラーホイールは、前記第一波長帯域光を含む第二波長帯域光を透過する第二フィルタ部材を前記第一フィルタ部材に対して周方向に隣接して有し、
    前記第一波長帯域光は、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光並びに緑色波長帯域光の長波長側の一部の光であり、
    前記第二波長帯域光は、前記青色波長帯域光、前記緑色波長帯域光及び前記赤色波長帯域光であることを特徴とするプログラム。
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