JP7223252B2 - 光源装置及び投影装置 - Google Patents

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本発明は、光源装置及びこの光源装置を備える投影装置に関する。
特許文献1には、励起光源と、蛍光体層が設けられる光学ホイールと、光学ホイールと励起光源との間に設けられたダイクロイックミラーと、光学ホイールとダイクロイックミラーとの間に設けられて励起光の偏光方向を変える偏光変換素子である1/4波長板と、を有する光源装置を備えたプロジェクタが開示されている。ダイクロイックミラーは、励起光源からの励起光を透過して光学ホイールへ導光すると共に、光学ホイールによって反射された光を反射して、照明光学系へ導光する。また、蛍光体層は赤色及び緑色の波長帯域の光を発することが開示されている。
特開2012-212129号公報
特許文献1の画像表示装置においては、1つのホイールのみで色を生成しているため、赤色蛍光体と緑色蛍光体を使用して混色である黄色の期間を設けることは困難であった。また、光学ホイールの蛍光体層の蛍光体の励起に使用されずに蛍光と共に蛍光体層から出射する青色光も少なからず存在する。蛍光に混入した青色光は、1/4波長板を通過して偏光方向が変換される。従って、蛍光と共にダイクロイックミラーにより反射されて、光源光として導光される。つまり、赤色光及び緑色光に青色光が混入してしまい、色再現性を低下させる一因となっていた。
本発明は、以上の点に鑑み、簡易な構成で明るく色再現性の良い光源装置及びこの光源装置を備える投影装置を提供することを目的とする。
本発明の光源装置は、互いに偏光方向が直交する第1の波長帯域光をそれぞれ出射する第1の光源部及び第2の光源部と、前記第1の光源部及び前記第2の光源部からの光が入射するように設けられ、一方の偏光方向の光を反射し、当該一方の偏光方向と直交する他方の偏光方向の光を透過するダイクロイックミラーと、前記ダイクロイックミラーを介して入射した前記第1の光源部からの光を励起光として前記第1の波長帯域光と波長帯域の異なる第1の蛍光を出射する第1の蛍光発光領域と、前記ダイクロイックミラーを介して入射された前記第1の波長帯域光を反射するとともに、入射された前記一方の偏光方向の光を前記他方の偏光方向に変換して出射する第1反射領域と、を含む第1の蛍光ホイールと、前記ダイクロイックミラーを介して入射した前記第2の光源部からの光を励起光として前記第1の波長帯域光及び前記第1の蛍光と波長帯域の異なる第2の蛍光を出射する第2の蛍光発光領域と、前記ダイクロイックミラーを介して入射された前記第1の波長帯域光を反射するとともに、入射された前記他方の偏光方向の光を前記一方の偏光方向に変換して出射する第2反射領域と、を含む第2の蛍光ホイールと、制御部と、を備え、前記ダイクロイックミラーは、前記第1の蛍光ホイールの前記第1の蛍光発光領域から出射された、前記第1の蛍光を光源光学系に向けて透過し、前記第1の波長帯域光のうち、前記第1の蛍光ホイールの前記第1反射領域で出射された前記他方の偏光方向の光を前記光源光学系に向けて透過し、前記第2の蛍光ホイールの前記第2の蛍光発光領域から出射された、前記第2の蛍光を前記光源光学系に向けて反射し、前記第1の波長帯域光のうち、前記第2の蛍光ホイールの前記第2反射領域で出射された前記一方の偏光方向の光を前記光源光学系に向けて反射し、前記制御部は、前記第1の蛍光と、前記第2の蛍光と、前記第1の蛍光ホイールの前記第1反射領域で出射された前記他方の偏光方向の光及び前記第2の蛍光ホイールの前記第2反射領域で出射された前記一方の偏光方向の光である前記第1の波長帯域光とを時分割制御により出射することを特徴とする。
本発明の投影装置は、上述の光源装置と、前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、前記表示素子と前記光源装置を制御する投影装置制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で明るく色再現性の良い光源装置及び投影装置を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る投影装置の機能回路ブロックを示す図である。 本発明の実施形態1に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態1に係る蛍光ホイールの模式図であり、(a)は第1の蛍光ホイールを示し、(b)は第2の蛍光ホイールを示す。 本発明の実施形態1に係る蛍光ホイールの図3(a)のIV-IV断面を示す拡大模式図である。 本発明の実施形態2に係る蛍光ホイールの模式図であり、(a)は第1の蛍光ホイールを示し、(b)は第2の蛍光ホイールを示す。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1について説明する。図1は、投影装置10の機能回路ブロックを示す図である。投影装置制御部は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜のフレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子50を駆動する。そして、投影装置10は、光源装置60から出射された光線光を、導光光学系を介して表示素子50に照射することにより、表示素子50の反射光で光像を形成し、投影光学系220を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影光学系220の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動を行うことができる。
画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長する。画像圧縮/伸長部31は、その画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行う。
制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPUや各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
筐体の上面パネルに設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出される。リモートコントローラからのキー操作信号はIr受信部35で受信され、Ir処理部36で復調されたコード信号が制御部38に出力される。
制御部38は、システムバス(SB)を介して音声処理部47と接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声報音させる。
また、制御部38は、光源制御部としての光源制御回路41を制御している。光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、後述する励起光照射装置700、第1の蛍光ホイール120、第2の蛍光ホイール320を回転駆動するモータ110,210等を含む光源装置60の動作を制御することができる。
さらに、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させている。また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置10本体の電源のOFF後も冷却ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によっては投影装置10本体の電源をOFFにする等の制御を行う。
次に、この投影装置10の内部構造について述べる。図2は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。ここで、投影装置10の筐体は、略箱状に形成されて、上面及び下面と、正面パネル12、背面パネル13、右側パネル14及び左側パネル15を備える。なお、以下の説明においては、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
投影装置10は左側パネル15近傍に制御回路基板242を備えている。この制御回路基板242は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備えている。また、投影装置10は、投影装置10の筐体の略中央部分に光源装置60を備えている。さらに、投影装置10には、光源装置60と左側パネル15との間に、光源光学系170や投影光学系220が配置されている。
光源装置60は、励起光の光源であり青色波長帯域光(第1の波長帯域光)の光源ともされる光源部としての励起光照射装置700と、緑色波長帯域光(第1の蛍光)の光源である緑色光源装置80と、赤色波長帯域光(第2の蛍光)の光源である赤色光源装置380と、ダイクロイックミラー140を備える。光源装置60と右側パネル14との間には、背面パネル13側から順に、電源コネクタ57及びヒートシンク150が配置される。また、光源装置60は、励起光照射装置700を含む緑色光源装置80や赤色光源装置380で発生する熱をヒートシンク150へ導くヒートパイプ130と、ヒートシンク81,150を冷却する冷却ファン261を備えている。
光源部である励起光照射装置700は、投影装置10の左右方向略中央の背面パネル13側に配置される。励起光照射装置700は、青色波長帯域光をそれぞれ出射する第1の光源710と、第2の光源720とを備える。第1の光源710及び第2の光源720は、それぞれ半導体発光素子とされる複数の青色レーザダイオード71を備える。第1の光源710及び第2の光源720の複数の青色レーザダイオード71は、共通の保持部材701に保持される。各青色レーザダイオード71の光軸上には、各青色レーザダイオード71からの出射光の指向性を高めるように各々平行光に変換するコリメータレンズ73が夫々配置されている。
第1の光源710及び第2の光源720の複数の青色レーザダイオード71は、図示しないが、保持部材701により2行4列のマトリクス状に配置される。励起光照射装置700は、青色レーザダイオード71の出射側から見て左側の2列の青色レーザダイオード71が第1の光源710とされ、右側の2列の青色レーザダイオード71が第2の光源720とされる。第1の光源710及び第2の光源720は、それぞれ所定の偏光方向の光が出射される。本実施形態では、第1の光源710及び第2の光源720における全ての青色レーザダイオード71の偏光方向は、S偏光に揃えて配置される。
各コリメータレンズ73の出射側には、拡散板703が配置される。そして、拡散板703の出射側における第2の光源720に対応する位置には、1/2波長板722が配置される。1/2波長板722は、偏光方向を90度回転させる作用があり、1/2波長板722によりP偏光をS偏光に変換できる。従って、第1の光源710から出射した青色波長帯域光は偏光方向がS偏光であるのに対し、第2の光源720から出射したS偏光の青色波長帯域光は1/2波長板722によってS偏光と偏光方向が直交するP偏光の青色波長帯域光に変換されて出射される。
第1の光源部は、複数の青色レーザダイオード71を備える第1の光源710と、各青色レーザダイオード71の光軸上に夫々配置されたコリメータレンズ73と、各コリメータレンズ73の出射側に配置された拡散板703と、を含む。また、第2の光源部は、複数の青色レーザダイオード71を備える第2の光源720と、各青色レーザダイオード71の光軸上に夫々配置されたコリメータレンズ73と、各コリメータレンズ73の出射側に配置された拡散板703と、拡散板703の出射側に配置された1/2波長板722と、を含む。
励起光照射装置700の出射側には、励起光照射装置700から出射される光が入射するようにダイクロイックミラー140が配置される。ダイクロイックミラー140は、一方の偏光方向の成分を反射し、当該一方の偏光方向と直交する他方の偏光方向の成分を透過するよう形成される。具体的には、ダイクロイックミラー140は、入射角度に応じてP偏光とS偏光を分光する特性を備えている。ダイクロイックミラー140は、第1の光源710及び第2の光源720に対して所定の角度傾斜して配置することで、S偏光の透過波長範囲とP偏光の透過波長範囲とがシフトして異なる。この特性を利用することで、第1の光源部(第1の光源710)から出射されるS偏光の光を反射し、(第2の光源720からS偏光の光を出射し、出射されたS偏光の光を1/2波長板722によってP偏光に変換する)第2の光源部から出射されるP偏光の光を透過するよう形成される。ダイクロイックミラー140に入射する青色波長帯域光の入射角度は、P偏光の青色波長帯域光とS偏光の青色波長帯域光を分光するため、45度より大きい角度(例えば55度)であることが望ましい。また、ダイクロイックミラー140における正面パネル12側の面上には、赤色波長帯域光を反射可能に形成される反射部145がコーティングにより膜状に形成される。反射部145では、青色波長帯域光及び緑色波長帯域光は透過される。
ダイクロイックミラー140の右側パネル14側には、緑色光源装置80を構成する第1の蛍光ホイール装置100が配置される。第1の蛍光ホイール装置100は、集光レンズ群111、第1の蛍光ホイール120及び第1の蛍光ホイール120を回転駆動させるモータ110を備える。集光レンズ群111は、励起光照射装置700の第1の光源710から出射されてダイクロイックミラー140により反射されたS偏光の青色波長帯域光を第1の蛍光ホイール120に集光させるとともに第1の蛍光ホイール120から左側パネル15方向に出射される光を集光する。
第1の蛍光ホイール120は、図3(a)に示すように、略円盤状に形成される。第1の蛍光ホイール120の中心軸121は、モータ110の軸部に固定される。第1の蛍光ホイール120の基材122は、銅やアルミニウム等の金属により形成することができる。第1の蛍光ホイール120の正面側(集光レンズ群111が設けられる側)における基材122の表面は、銀蒸着等によってミラー加工された反射面となっている。
第1の蛍光ホイール120には、基材122の正面側の外周縁部にC環状に形成される第1の蛍光発光領域123と、基材122の正面側に扇状に形成される第1の反射領域124が周方向に並設される。第1の蛍光発光領域123は、基材122の反射面上に緑色蛍光体の蛍光体層が敷設して形成される。第1の反射領域124は、図4に示すように、基材122の反射面上に設けられる拡散板124aと、拡散板124aの面上に設けられる1/4波長板124bとを備える。第1の反射領域124に入射するS偏光の青色波長帯域光は、1/4波長板124bを透過することで円偏光に変換され、拡散板124aを透過して拡散され、基材122の反射面で反射されて再度拡散板124aを透過して拡散され、1/4波長板124bを再度透過することでP偏光の青色波長帯域光に変換される。
なお、第1の反射領域124における基材122の反射面にサンドブラスト等により微小な凹凸を形成すれば、基材122の反射面で光を反射する際に拡散することができるので、拡散板124aを省略することもできる。
図2に戻り、ダイクロイックミラー140の正面パネル12側には、赤色光源装置380を構成する第2の蛍光ホイール装置300が配置される。第2の蛍光ホイール装置300は、集光レンズ群311、第2の蛍光ホイール320及び第2の蛍光ホイール320を回転駆動させるモータ310を備える。集光レンズ群311は、励起光照射装置700の第2の光源720から出射されてダイクロイックミラー140を透過したP偏光の青色波長帯域光を第2の蛍光ホイール320に集光させるとともに第2の蛍光ホイール320から背面パネル13方向に出射される光を集光する。
第2の蛍光ホイール320は、図3(b)に示すように、略円盤状に形成される。第2の蛍光ホイール320の中心軸321は、モータ310の軸部に固定される。第2の蛍光ホイール320の基材322は、銅やアルミニウム等の金属により形成することができる。第2の蛍光ホイール320の正面側(集光レンズ群311が設けられる側)における基材322の表面は、銀蒸着等によってミラー加工された反射面となっている。基材322の反射面上の縁部には、円環状の第2の蛍光発光領域323が形成される。第2の蛍光発光領域323は、基材322の反射面上に赤色蛍光体の蛍光体層が敷設して形成される。
図2に戻り、光源光学系170は、集光レンズ173、ライトトンネルやガラスロッド等の導光装置175、集光レンズ178,179、照射ミラー185、コンデンサレンズ195を備える。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子50から出射された画像光を投影光学系220に向けて出射するので、投影光学系220の一部でもある。
集光レンズ173は、導光装置175の入射口の近傍に配置され、光源装置60からの光源光を集光する。集光レンズ173により集光された各色波長帯域光は、導光装置175により輝度分布が均一化される。導光装置175の出射口から出射した光線束は、集光レンズ178,179で集光された後、照射ミラー185側へ導光される。
照射ミラー185は、集光レンズ178,179で集光された光線束を反射して、コンデンサレンズ195を介して表示素子50に所定の角度で照射させる。なお、DMDとされる表示素子50の背面パネル13側にはヒートシンク190が設けられ、表示素子50はこのヒートシンク190により冷却される。
光源光学系170により表示素子50の画像形成面に照射された光源光である光線束は、表示素子50の画像形成面で反射され、投影光として投影光学系220を介してスクリーンに投影される。ここで、投影光学系220は、コンデンサレンズ195、可動レンズ群235、固定レンズ群225等により構成される。可動レンズ群235は、レンズモータや手動により移動可能に形成される。また、可動レンズ群235及び固定レンズ群225は、固定鏡筒に内蔵される。よって、可動レンズ群235を備える固定鏡筒は、可変焦点型レンズとされ、ズーム調節やフォーカス調節が可能に形成される。
このように投影装置10を構成することで、光源装置60から適宜のタイミングで光を出射すると、青色、緑色及び赤色等の各波長帯域光が光源光学系170を介して表示素子50に入射される。そのため、投影装置10の表示素子50であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
すなわち、光源装置60の励起光照射装置700における第1の光源710からS偏光の青色波長帯域光が出射されると、ダイクロイックミラー140により第1の蛍光ホイール装置100に向けて反射される。ダイクロイックミラー140により反射されたS偏光の青色波長帯域光は、集光レンズ群111を介して第1の蛍光ホイール120上に照射される。第1の蛍光ホイール120の照射スポットに第1の蛍光発光領域123が位置する場合には、照射された青色波長帯域光を励起光として緑色波長帯域の蛍光が緑色蛍光体から発光される。緑色の蛍光体からは全方位に蛍光が発光され、第1の蛍光ホイール120の背面側に発光した光は基材122の反射面で反射されて第1の蛍光ホイール120の正面側に出射される。第1の蛍光ホイール120の第1の蛍光発光領域123から出射した緑色波長帯域光は、集光レンズ群111により集光されて、ダイクロイックミラー140を透過して光源光学系170の集光レンズ173により集光される。
第1の蛍光発光領域123に照射された励起光としての青色波長帯域光には、緑色の蛍光体を励起せずに、基材122の反射面で反射されてそのまま第1の蛍光発光領域123から出射される光が存在する場合がある。このような場合であっても、第1の蛍光発光領域123から出射した青色波長帯域光は、S偏光の光であるため、ダイクロイックミラー140により反射されて、いわゆる捨て光とされて、光源光学系170により導光されない。従って、蛍光とされる緑色波長帯域光に励起光(青色波長帯域光)が混入することがなく、色純度を高めることができる。
また、第1の蛍光ホイール120の照射スポットに第1の反射領域124が位置する場合には、S偏光とされる青色波長帯域光は、第1の反射領域124の1/4波長板124bを2回透過してP偏光の青色波長帯域光に変換される。従って、第1の反射領域124から出射されるP偏光の青色波長帯域光は、ダイクロイックミラー140を透過して光源光学系170の集光レンズ173により集光される。
一方、励起光照射装置700における第2の光源720から出射されるS偏光の青色波長帯域光が1/2波長板722を介して変換されるP偏光の青色波長帯域光は、ダイクロイックミラー140を透過して第2の蛍光ホイール320の第2の蛍光発光領域323に照射される。第2の蛍光ホイール320の第2の蛍光発光領域323から出射する赤色波長帯域光は、集光レンズ群311により集光されてダイクロイックミラー140に向けて出射される。すると、この赤色波長帯域光は、ダイクロイックミラー140の反射部145により左側パネル15側に反射される。従って、第2の蛍光発光領域323から出射した赤色波長帯域光は、光源光学系170の集光レンズ173により集光される。
ここで、第2の蛍光発光領域323の赤色蛍光体を励起した励起光は、P偏光の青色波長帯域光である。従って第1の蛍光ホイール120と同様に、蛍光体の励起に用いられずに第2の蛍光ホイール300から出射した青色波長帯域光は、ダイクロイックミラー140を透過して捨て光とされるので、蛍光である赤色波長帯域光に混入しない。
従って、励起光照射装置700の第1の光源710及び第2の光源720をそれぞれ個別に点灯制御すると共に、第1の蛍光ホイール120、第2の蛍光ホイール320をそれぞれ回転制御し、第1の光源710、第2の光源720、第1の蛍光ホイール120、第2の蛍光ホイール320を時分割制御することにより、光源装置60は、赤色、緑色、青色の各色波長帯域光の光源光を出射することができる。
また、第1の光源710と第2の光源720を同時に点灯して、第1の蛍光ホイール120の照射スポットには第1の蛍光発光領域123を位置させて緑色波長帯域光を出射させ、第2の蛍光ホイール320の照射スポットには第2の蛍光発光領域323を位置させて赤色波長帯域光を出射させることにより、合成された黄色波長帯域光のタイミングを作ることもできる。同様にして、第1の蛍光ホイール120から青色波長帯域光を出射させ、第2の蛍光ホイール320から赤色波長帯域光を出射させれば、合成されたシアンのタイミングを作ることもできる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2を説明する。本実施形態は、実施形態1における第1の蛍光ホイール装置100の第1の蛍光ホイール120を図5(a)に示す第1の蛍光ホイール120Aに換え、第2の蛍光ホイール装置300の第2の蛍光ホイール320を図5(b)に示す第2の蛍光ホイール320Aに換えたものである。本実施形態における図5(a)に示す第1の蛍光ホイール120Aは、実施形態1における第1の蛍光ホイール120と比べて、第1の反射領域124の大きさ(すなわち周方向の角度範囲)を約半分として第1の反射領域124Aとし、第1の蛍光発光領域123Aは第1の反射領域124の減少分だけ大きさ(角度範囲)を増大させたものである。なお、第1の反射領域124Aの構造は、図4に示す第1の反射領域124と同様である。
一方、図5(b)に示す第2の蛍光ホイール320Aは、ダイクロイックミラー140を介して入射した第2の光源720からのP偏光とされる青色波長帯域光をS偏光に変換して反射する第2の反射領域324Aを更に備え、第2の蛍光発光領域323Aと第2の反射領域324Aは周方向に並設される。第2の反射領域324Aの構造は、第1の反射領域124Aと同様に、図4の第1の反射領域124と同様である。第2の反射領域324Aの大きさ(角度範囲)は、第1の反射領域124Aと同じ大きさ(角度範囲)として形成される。換言すれば、第1の反射領域124A及び第2の反射領域324Aは、実施形態1における第1の反射領域124の大きさ(角度範囲)を2分割して第1の蛍光ホイール120Aと第2の蛍光ホイール320Aに設けたものである。なお、第2の蛍光ホイール320Aの第2の蛍光発光領域323Aは、実施形態1における第2の蛍光発光領域323よりも大きさ(角度範囲)が第2の反射領域324Aを設けた分だけ減少している。
実施形態2の構成によれば、第1の光源710及び第2の光源720を同時点灯させて、第1及び第2の蛍光ホイール120A,320Aの照射スポットに第1の反射領域124A、第2の反射領域324Aをそれぞれ位置させることにより、青色波長帯域光が光源光学系170に導光される。従って、青色波長帯域光を得る期間は、実施形態1に比べて半分となるが、光量は同等である。よって、第1の蛍光ホイール12A及び第2の蛍光ホイール320Aにおける蛍光を発光させる期間に余裕を持たせることができる。また、第1の反射領域124Aを反射する青色波長帯域光と第2の蛍光発光領域323Aからの赤色波長帯域光とを混色させたマゼンダのタイミングを作ることもできる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は以上の実施形態によって限定されることはなく、種々の変更を加えて実施することができる。例えば、励起光照射装置700の第1の光源710、第2の光源720は、全ての青色レーザダイオード71の偏光方向を揃えて配置したが、これに限られず、例えば第1の光源710をS偏光に揃えて配置して、第2の光源720をP偏光に揃えて配置することもできる。このような構成にすることで、1/2波長板722が不要となる。また、第1の光源710及び第2の光源720の青色レーザダイオード71は共通の保持部材701で保持しているが、それぞれ別体とされる保持部材により保持することもできる。
また、反射部145は、ダイクロイックミラー140の面に膜状に形成したが、これに限られず、ダイクロイックミラー140とは別体としてのダイクロイックミラー等とすることもできる。さらにまた、以上の実施形態においては表示素子としてDMDを用いたDLP方式を例としたが、他の方式、例えば3LCD(Liquid Crystal Display)方式の投影装置にも本発明を適用することができる。
以上、本発明の実施形態によれば、光源装置60は、偏光方向が直交する第1の波長帯域光である青色波長帯域光をそれぞれ出射する第1の光源部(第1の光源710)及び第2の光源部(第2の光源720)と、第1の光源部及び第2の光源部からの光が入射するように設けられ、一方の偏光方向の光を反射し、当該一方の偏光方向の光と直交する他方の偏光方向の光を透過するダイクロイックミラー140と、ダイクロイックミラー140を介して入射した第1の光源部からの光を励起光として第1の蛍光である緑色波長帯域光の蛍光を出射する第1の蛍光発光領域123,123Aを含む第1の蛍光ホイール120,120Aと、ダイクロイックミラー140を介して入射した第1の光源部からの光を励起光として第2の蛍光である赤色波長帯域光の蛍光を出射する第2の蛍光発光領域323,323Aを含む第2の蛍光ホイール320,320Aとを備える。ダイクロイックミラー140は、第1の蛍光または第2の蛍光のうちの一方の蛍光を透過し、他方の蛍光を反射する。
これにより、蛍光に励起光が混入することを低減させて、色再現性を向上させることができる。そして、蛍光発光領域を2つの蛍光ホイール(第1の蛍光ホイール120,120A、第2の蛍光ホイール320,320A)に分けているので、各蛍光のduty区間に余裕を持たせることができ、光量を増大化することができるし、蛍光ホイールが1つの場合に比べて装置の温度上昇を低減することができる。
また、第1の蛍光ホイール120,120A及び/又は第2の蛍光ホイール320,320Aは、ダイクロイックミラー140を介して入射した青色波長帯域光の偏光方向を変換して反射する反射領域(第1の反射領域124,124A及び/又は第2の反射領域324A)を有し、第1の蛍光発光領域123,123A及び/又は第2の蛍光発光領域323,323Aと反射領域(第1の反射領域124,124A及び/又は第2の反射領域324A)とは周方向に並設されて配置される。これにより、励起光とされる青色波長帯域光を青色の光源とすることもできる。
また、光源装置60は、第1の光源部、第2の光源部、第1の蛍光ホイール120,120A、第2の蛍光ホイール320,320Aの動作を制御する制御部を備える。これにより、適切なタイミングで光源光が出射させることができる。
また、反射部145は、ダイクロイックミラー140の面上に膜状に形成される。これにより、ダイクロイックミラー140と反射部145とを一体とし、装置を小型にすることができる。
また、第1の光源部又は第2の光源部の何れか一方である第2の光源720は1/2波長板722を備える。これにより、光源部は、保持部材701に青色レーザダイオード71の偏光方向を揃えて配置することができ、配線を容易とすることができる。
また、ダイクロイックミラー140は、第1の光源710からの光を反射して第2の光源720からの光を透過するよう形成される。これにより、入射角度依存性を備えるPS分光ダイクロイックフィルタを用いてダイクロイックミラー140を形成することができ、ダイクロイックミラー140への入射角度の調整により容易にPS分光をすることができる。
このようにして、色純度を高めて色再現性を高めた青色波長帯域光、緑色波長帯域光、赤色波長帯域光を光源として出射可能な光源装置60を得ることができる。そして、光源装置60と、表示素子50や投影光学系220、投影装置制御部等により、色再現性を高めた投影装置10を得ることができる。
なお、以上説明した各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]互いに偏光方向が直交する第1の波長帯域光をそれぞれ出射する第1の光源部及び第2の光源部と、
前記第1の光源部及び前記第2の光源部からの光が入射するように設けられ、一方の偏光方向の光を反射し、当該一方の偏光方向と直交する他方の偏光方向の光を透過するダイクロイックミラーと、
前記ダイクロイックミラーを介して入射した前記第1の光源部からの光を励起光として前記第1の波長帯域光と波長帯域の異なる第1の蛍光を出射する第1の蛍光発光領域を含む第1の蛍光ホイールと、
前記ダイクロイックミラーを介して入射した前記第2の光源部からの光を励起光として前記第1の波長帯域光及び前記第1の蛍光と波長帯域の異なる第2の蛍光を出射する第2の蛍光発光領域を含む第2の蛍光ホイールと、
を備え、
前記ダイクロイックミラーは、前記第1の蛍光または前記第2の蛍光のうちの一方の蛍光を透過し、他方の蛍光を反射することを特徴とする光源装置。
[2]前記第1の蛍光ホイール及び/又は前記第2の蛍光ホイールは、前記ダイクロイックミラーを介して入射した前記第1の波長帯域光の偏光方向を、直交する他の偏光方向に変換して反射する反射領域を有し、
前記第1の蛍光発光領域と前記反射領域とは周方向に並設されて配置される、及び/又は前記第2の蛍光発光領域と前記反射領域とは周方向に並設して配置されることを特徴とする前記[1]に記載の光源装置。
[3]前記第1の光源部、前記第2の光源部、前記第1の蛍光ホイール及び前記第2の蛍光ホイールの動作を制御する制御部を備えることを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の光源装置。
[4]前記第1の光源部又は前記第2の光源部の何れか一方は、1/2波長板を備えることを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れかに記載の光源装置。
[5]前記第1の波長帯域光は青色波長帯域光であり、
前記第1の蛍光は緑色波長帯域光であり、
前記第2の蛍光は赤色波長帯域光である、
ことを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れかに記載の光源装置。
[6]前記[1]乃至前記[5]の何れかに記載の光源装置と、
前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、
前記表示素子と前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
を有することを特徴とする投影装置。
10 投影装置 12 正面パネル
12A 第1の蛍光ホイール 13 背面パネル
14 右側パネル 15 左側パネル
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
31 画像圧縮/伸長部 32 メモリカード
35 Ir受信部 36 Ir処理部
37 キー/インジケータ部 38 制御部
41 光源制御回路 43 冷却ファン駆動制御回路
45 レンズモータ 47 音声処理部
48 スピーカ 50 表示素子
57 電源コネクタ 60 光源装置
71 青色レーザダイオード 73 コリメータレンズ
80 緑色光源装置 81 ヒートシンク
100 第1の蛍光ホイール装置 110 モータ
111 集光レンズ群
120,120A 第1の蛍光ホイール
121 中心軸 122 基材
123,123A 第1の蛍光発光領域
124,124A 第1の反射領域
124a 拡散板 124b 1/4波長板
130 ヒートパイプ 140 ダイクロイックミラー
145 反射部 150 ヒートシンク
170 光源光学系 173 集光レンズ
175 導光装置 178 集光レンズ
179 集光レンズ 185 照射ミラー
190 ヒートシンク 195 コンデンサレンズ
210 モータ 220 投影光学系
225 固定レンズ群 235 可動レンズ群
242 制御回路基板 261 冷却ファン
300 第2の蛍光ホイール装置 310 モータ
311 集光レンズ群
320,320A 第2の蛍光ホイール
321 中心軸 322 基材
323,323A 第2の蛍光発光領域
324A 第2の反射領域 380 赤色光源装置
700 励起光照射装置 701 保持部材
703 拡散板 710 第1の光源
720 第2の光源 722 1/2波長板

Claims (7)

  1. 互いに偏光方向が直交する第1の波長帯域光をそれぞれ出射する第1の光源部及び第2の光源部と、
    前記第1の光源部及び前記第2の光源部からの光が入射するように設けられ、一方の偏光方向の光を反射し、当該一方の偏光方向と直交する他方の偏光方向の光を透過するダイクロイックミラーと、
    前記ダイクロイックミラーを介して入射した前記第1の光源部からの光を励起光として前記第1の波長帯域光と波長帯域の異なる第1の蛍光を出射する第1の蛍光発光領域と、前記ダイクロイックミラーを介して入射された前記第1の波長帯域光を反射するとともに、入射された前記一方の偏光方向の光を前記他方の偏光方向に変換して出射する第1反射領域と、を含む第1の蛍光ホイールと、
    前記ダイクロイックミラーを介して入射した前記第2の光源部からの光を励起光として前記第1の波長帯域光及び前記第1の蛍光と波長帯域の異なる第2の蛍光を出射する第2の蛍光発光領域と、前記ダイクロイックミラーを介して入射された前記第1の波長帯域光を反射するとともに、入射された前記他方の偏光方向の光を前記一方の偏光方向に変換して出射する第2反射領域と、を含む第2の蛍光ホイールと、
    制御部と、
    を備え、
    前記ダイクロイックミラーは、
    前記第1の蛍光ホイールの前記第1の蛍光発光領域から出射された、前記第1の蛍光を光源光学系に向けて透過し、
    前記第1の波長帯域光のうち、前記第1の蛍光ホイールの前記第1反射領域で出射された前記他方の偏光方向の光を前記光源光学系に向けて透過し、
    前記第2の蛍光ホイールの前記第2の蛍光発光領域から出射された、前記第2の蛍光を前記光源光学系に向けて反射し、
    前記第1の波長帯域光のうち、前記第2の蛍光ホイールの前記第2反射領域で出射された前記一方の偏光方向の光を前記光源光学系に向けて反射し、
    前記制御部は、前記第1の蛍光と、前記第2の蛍光と、前記第1の蛍光ホイールの前記第1反射領域で出射された前記他方の偏光方向の光及び前記第2の蛍光ホイールの前記第2反射領域で出射された前記一方の偏光方向の光である前記第1の波長帯域光とを時分割制御により出射することを特徴とする光源装置。
  2. 前記第1の蛍光ホイール及び/又は前記第2の蛍光ホイールは、前記第1の蛍光発光領域と前記第1反射領域とは周方向に並設されて配置される、及び/又は前記第2の蛍光発光領域と前記第2反射領域とは周方向に並設して配置されることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記制御部は、前記第1の光源部、前記第2の光源部、前記第1の蛍光ホイール及び前記第2の蛍光ホイールの動作を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記第1の光源部又は前記第2の光源部の何れか一方は、1/2波長板を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の光源装置。
  5. 前記第1の波長帯域光は青色波長帯域光であり、
    前記第1の蛍光は緑色波長帯域光であり、
    前記第2の蛍光は赤色波長帯域光である、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の光源装置。
  6. 前記第1反射領域及び前記第2反射領域の少なくとも一方は、反射面に凹凸が形成されている基材を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の光源装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
    前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影光学系と、
    前記表示素子と前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
    を有することを特徴とする投影装置。
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