JP2018013541A - 投写型映像表示装置 - Google Patents

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昌弘 原口
Masahiro Haraguchi
昌弘 原口
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Abstract

【課題】投写映像光の輝度を向上させ、かつ、投写映像光の色輝度比の低下を抑制することができる投写型映像表示装置を提供する。【解決手段】プロジェクタ装置101は、青色光を発光するLD11と、回転方向において、LD11からの青色光を励起光として緑色光を発光する蛍光体が設けられた蛍光体セグメントと、LD11からの青色光を透過する光透過セグメントとを有する蛍光体ホイール20と、赤色光を発光するLED41と、蛍光体ホイール20からの光とLED41からの光とを映像信号に基づいて変調して映像光を生成する映像生成部50と、映像光を投写する投写部60と、緑色光、青色光、赤色光が時分割されて映像生成部50に入射するように、LD11及びLED41を制御する制御部200とを備え、制御部200は、スポーク期間において、LED41を発光させるように制御する。【選択図】図2

Description

本開示は、映像光を投写して表示する投写型映像表示装置に関する。
特許文献1は、投写型映像表示装置としてプロジェクタ装置を開示する。このプロジェクタ装置は、青色光を発する半導体レーザと、青色光を用いて透過光の青色光と反射蛍光光の緑色光とを時分割で発生するカラーホイールと、赤色光を発するLEDと、緑色光、青色光及び赤色光を映像信号に基づいて変調して映像光を生成するデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)と、映像光を投写する投写レンズユニットと、緑色光、青色光及び赤色光が時分割で循環的にデジタルマイクロミラーデバイスに入射するように、映像信号のタイミングに応じて半導体レーザ及びLEDの発光タイミングとカラーホイールの回転を制御する投影光処理部とを備える。投影光処理部は、緑色光及び/又は青色光がデジタルマイクロミラーデバイスに入射するときにもLEDを発光させる期間を設ける。これにより、投写映像光の輝度を向上させることができる。
特開2012−128438号公報
しかし、緑色光及び/又は青色光がデジタルマイクロミラーデバイスに入射するときにも赤色光のLEDを発光させる期間を設けると、この期間に発生する光は、緑色光と赤色光とが混色した黄色光及び/又は青色光と赤色光とが混色したマゼンダ色光となってしまい、緑色及び/又は青色の単色光が発生する期間が相対的に短くなる。その結果、緑色及び/又は青色の輝度が低下してしまい、色輝度比(輝度バランス)が低下(画質劣化)してしまう。
本開示は、投写映像光の輝度を向上させ、かつ、投写映像光の色輝度比の低下を抑制することができる投写型映像表示装置を提供する。
本開示における投写型映像表示装置は、青色光を発光する第1の光源と、回転軸で回転し、回転方向において、第1の光源からの青色光を励起光として緑色光を発光する蛍光体が設けられた蛍光体セグメントと、第1の光源からの青色光を透過する光透過セグメントとを有する蛍光体ホイールと、赤色光を発光する第2の光源と、蛍光体ホイールからの光と第2の光源からの光とを映像信号に基づいて変調して映像光を生成する映像生成部と、映像光を投写する投写部と、蛍光体ホイールからの緑色光及び青色光と、第2の光源からの赤色光とが時分割されて映像生成部に入射するように、第1の光源及び第2の光源を制御する制御部とを備え、制御部は、第1の光源からの青色光が蛍光体ホイールの蛍光体セグメントと光透過セグメントとに同時照射されるスポーク期間において、第2の光源を発光させるように制御する。
本開示における投写型映像表示装置は、投写映像光の輝度を向上させ、かつ、投写映像光の色輝度比の低下を抑制することができる。
実施の形態1にかかるプロジェクタ装置の外観斜視図 実施の形態1にかかるプロジェクタ装置の内部構成を概略的に示す図 (a)蛍光体ホイールを励起光の入射方向と反対側からみた図、(b)(a)における3b−3b線に沿う蛍光体ホイールの断面図、(c)蛍光体ホイールから出射する光を説明するための図 実施の形態1にかかるプロジェクタ装置における制御部の機能的構成を示すブロック図 実施の形態1にかかるプロジェクタ装置の制御部の光源コントローラによる光源制御動作のタイミングチャートの一例を示す図 図6は、図5に示す各制御タイミングと蛍光体ホイールとの関係を示す図である。 実施の形態2にかかるプロジェクタ装置における制御部の機能的構成を示すブロック図 (a)映像信号が示す映像の色分布の一例を示す図、(b)実施の形態2にかかるプロジェクタ装置の制御部の光源コントローラによる光源制御動作のタイミングチャートの一例を示す図 (a)映像信号が示す映像の色分布の他の一例を示す図、(b)変形例1にかかるプロジェクタ装置の制御部の光源コントローラによる光源制御動作のタイミングチャートの一例を示す図 (a)映像信号が示す映像の色分布のさらに他の一例を示す図、(b)変形例2にかかるプロジェクタ装置の制御部の光源コントローラによる光源制御動作のタイミングチャートの一例を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(実施の形態1)
以下、図1〜6を用いて、実施の形態1を説明する。以下では、本開示にかかる投写型映像表示装置の具体的な実施の形態としてプロジェクタ装置を説明する。
[1−1.構成]
図1は、実施の形態1にかかるプロジェクタ装置の外観斜視図である。図1に示すように、プロジェクタ装置101は、映像信号に応じて生成した映像光をスクリーン(投写面)104等に投写する。以下、プロジェクタ装置101の内部構成を説明する。
図2は、実施の形態1にかかるプロジェクタ装置101の内部構成を概略的に示す図である。プロジェクタ装置101は、第1の光源部10と、蛍光体ホイール20と、ロッドインテグレータ30と、レンズ31と、第2の光源部40と、光合成部45と、フィールドレンズ46と、映像生成部50と、投写部60と、制御部200とを備える。
プロジェクタ装置101は、第1の光源部10、蛍光体ホイール20、及び、第2の光源部40によって、緑色光、青色光及び赤色光を時分割して生成する。プロジェクタ装置101は、これらの緑色光、青色光及び赤色光を、映像生成部50におけるデジタルマイクロミラーデバイス(以下、「DMD」と称する)を用いて制御部200からの映像信号に応じて変調することによって緑色、青色及び赤色の映像光を時分割して生成する。プロジェクタ装置101は、これらの映像光を投写部60によってスクリーン104等に投写する。以下、各部構成について詳細に説明する。
第1の光源部10は、複数の光源11と、放熱板12と、複数の集光レンズ13と、ヒートシンク14と、レンズ15と、駆動回路16とを備える。光源11は、例えば半導体レーザ(以下、「LD」という。)などの固体光源である。本実施の形態では、光源11として青色光を出射するLDを用いる。複数のLD11には放熱板12が取り付けられ、放熱板12にはヒートシンク14が取り付けられる。各集光レンズ13は、各LD11からのレーザ光を集光し平行光に変換するコリメートレンズである。レンズ15は、複数の集光レンズ13からの光を蛍光体ホイール20に集光するレンズである。駆動回路16は、制御部200による制御に従ってLD11に駆動電流を供給する。
蛍光体ホイール20は、第1の光源部10からの青色光を励起光として、光の入射方向に緑色光を発光する。また、蛍光体ホイール20は、緑色光の出射タイミングと異なるタイミングで、第1の光源部10からの青色光を透過する。
図3(a)は、蛍光体ホイール20を励起光の入射方向と反対側からみた図である。図3(b)は、図3(a)における3b−3b線に沿う蛍光体ホイール20の断面図である。蛍光体ホイール20は、基板23とモータ21とを有する。図3(a)及び図3(b)に示すように、基板23は、励起光の入射方向に平行な回転軸を中心とする円盤状をなしている。基板23の材料には例えばサファイアが用いられる。基板23は青色光を透過し、緑色光を反射する材料で形成される。モータ21は、基板23の中心に設けられ、基板23を回転軸を中心として回転方向R0に回転させる。モータ21、すなわち蛍光体ホイール20の回転数は制御部200により制御される。
蛍光体ホイール20は、蛍光体セグメントS22と光透過セグメントS23とを有する。蛍光体セグメントS22と光透過セグメントS23とは、ほぼ同じ大きさを有し、基板23の円周部に互いに交互に配置される。
蛍光体セグメントS22には、青色光を励起光として緑色光を発光する蛍光体22が塗布されている。蛍光体22は、基板23の入射面と反対側の面に0.1mm〜0.2mm程度の厚さで印刷又は塗布されている。蛍光体22としては、セリウム付活ガーネット構造蛍光体(Y3Al5O12:Ce3+)等が用いられる。図3(c)は、蛍光体ホイール20から出射する光を説明するための図である。図3(c)に示すように、蛍光体セグメントS22では、LD11から出射して基板23を透過した青色光(B)は蛍光体22を励起し、緑色光(G)を出射する。その際、蛍光体セグメントS22では、光の入射側にも緑色光(G)を出射するが、この緑色光は基板23で反射されてLD11と反対側に導かれる。
光透過セグメントS23は、基板23そのものであり、基板23と同一の光学特性を有する。図3(c)に示すように、光透過セグメントS23では、LD11から出射して基板23を透過した青色光(B)をそのまま透過する。
再び図2を参照し、ロッドインテグレータ30は、ガラスなどの透明部材によって構成される中実のロッドである。ロッドインテグレータ30は、入射する光を内部で複数回反射させることにより、光強度分布を均一化した光を生成する。なお、ロッドインテグレータ30は、内壁がミラー面によって構成される中空のロッドであってもよい。また、ロッドインテグレータ30に代えて2枚のレンズアレイ板を用いて、光強度分布の均一化を行ってもよい。レンズ31は、ロッドインテグレータ30からの出射光を平行光化するレンズである。
第2の光源部40は、光源41と、レンズ42と、駆動回路43とを備える。光源41は、例えば赤色光を出射する複数のLEDを含む。レンズ42は、複数のLED41からの赤色光を平行光化するレンズである。駆動回路43は、制御部200による制御に従ってLED41に駆動電流を供給する。
光合成部45は、例えばダイクロイックミラーを含む。光合成部45は、蛍光体ホイール20からの緑色光及び青色光を透過し、LED41からの赤色光を反射する。これにより、光合成部45は、蛍光体ホイール20からの緑色光及び青色光と、LED41からの赤色光とを一つの光路に合成して、時分割で出射する。フィールドレンズ46は、光合成部45からの出射光を映像生成部50に導く。
映像生成部50は、光合成部45からの光を制御部200からの映像信号によって変調して映像光を生成する。映像生成部50は、全反射プリズム51とDMD55とを備える。
全反射プリズム51は、透光性部材からなるプリズム52とプリズム53とで構成される。プリズム52とプリズム53との近接面には薄い空気層54が存在する。空気層54は、臨界角以上の角度で入射する光を全反射する。全反射した光は、DMD55に入射する。
DMD55は、全反射プリズム51から時分割で入射する緑色光、青色光及び赤色光を、各色光の入射タイミングに合わせて制御部200から時分割で受信する緑色、青色及び赤色の映像信号に応じて変調し、各色の映像光を時分割で生成する。
具体的には、DMD55は、複数の可動式の微小ミラーを有する。各微小ミラーは、基本的に1画素に相当する。DMD55は、制御部200からの映像信号に基づいて各微小ミラーの角度を変更することにより、反射光を投写部60に向けるか否かを切り替える。DMD55で反射された光は、全反射プリズム51に入射する。全反射プリズム51に入射した光は、空気層54に臨界角以下で入射する。従って、この光は空気層54を透過して投写部60に入射する。
投写部60は、映像生成部50からの映像光を例えばスクリーン等に拡大投写する。投写部60は、フォーカスやズーム等を調整するためのレンズを含む。
制御部200は、CPU、MPU等で構成され、記憶部(図示せず)に格納された各種プログラムを実行することにより、プロジェクタ装置101の全体を制御する。制御部200は、蛍光体ホイール20の回転数、第1の光源部10のLD11の動作、及び、第2の光源部40のLED41の動作を同期させて制御する。本実施の形態では、制御部200は、記憶部に格納された所定の光源制御タイミング(詳細は後述する)に基づいて、第1の光源部10のLD11の動作、及び、第2の光源部40のLED41の動作を制御する。また、制御部200は、記憶部に格納された所定の映像制御タイミング(詳細は後述する)に基づいて、各色の映像信号をDMD55に時分割で供給する。
なお、制御部200の機能は、ハードウェアとソフトウェアの協同により実現するが、制御部200を所定の機能を実現するように専用に設計されたハードウェア回路のみで実現してもよい。例えば、制御部200は、CPU、MPUのみならず、DSP、FPGA、ASIC等で構成することができる。
[1−2.動作]
以上のように構成されたプロジェクタ装置101について、その動作を以下に説明する。図4は、実施の形態1にかかるプロジェクタ装置101における制御部200の機能的構成を示すブロック図である。
信号受付部210は、プロジェクタ装置101に接続されるDVD再生機やPC(パーソナルコンピュータ)などの映像供給装置から映像信号を受信する。また、信号受付部210は、同期信号(例えば、60Hz)を生成し、蛍光体ホイールコントローラ220及び光源コントローラ230に供給する。
信号受付部210は、受信した映像信号をDMD55の画素数にあった解像度の映像を示す映像信号に変換する。また、信号受付部210は、変換した映像信号を1フレーム(1/60秒)ごとに、緑色単色の映像を示す緑色映像信号、青色単色の映像を示す青色映像信号、赤色単色の映像を示す赤色映像信号、及び、緑色と青色と赤色が混色した白色の映像を示す白色映像信号に変換する。信号受付部210は、同期信号に同期して、同期信号の周波数の4倍の周波数の1周期(1/240秒)において所定の映像制御タイミング(詳細は後述する)に基づいて、緑色映像信号、青色映像信号、赤色映像信号、及び、白色映像信号を時分割でDMD55に供給する。
蛍光体ホイールコントローラ220は、蛍光体ホイール20の回転数を制御する。具体的には、蛍光体ホイールコントローラ220は、信号受付部210からの同期信号の周波数に相当する回転数の2倍の回転数(例えば、60Hzに相当する回転数の2倍の回転数、すなわち1/120秒で1回転、1/240秒で半回転)でモータ21の回転数を制御する。
光源コントローラ230は、駆動回路16、43を制御することにより、LD11及びLED41の動作を制御する。具体的には、光源コントローラ230は、信号受付部210からの同期信号に同期して、同期信号の周波数の4倍の周波数(例えば、60Hzの4倍の周波数)の1周期(1/240秒)において所定の光源制御タイミング(詳細は後述する)に基づいて、LD11とLED41の動作を制御する。
次に、図5及び図6を参照して、光源コントローラ230の動作を詳細に説明する。図5は、実施の形態1のプロジェクタ装置101の制御部200の光源コントローラ230による光源制御動作のタイミングチャートの一例であり、図6は、図5に示す各制御タイミングと蛍光体ホイールとの関係を示す図である。
図5及び図6の例では、蛍光体ホイールコントローラ220は、蛍光体ホイール20を、映像信号が示す映像の1フレーム(例えば、1/240秒)に相当する時間で半回転させる。その間、LD11は、青色光を、蛍光体ホイール20の1つの蛍光体セグメントS22と1つの光透過セグメントS23とに照射する。その際、光源コントローラ230は、蛍光体セグメントS22及び光透過セグメントS23に対して青色光が照射される各期間T1〜T5において、LD11及びLED41の動作を制御する。
ここで、図6に示すように、第1の光源部10からの青色光のスポットはある直径を有する。そのため、蛍光体セグメントS22と光透過セグメントS23との境界部25が青色光の照射位置Sを通過するとき、青色光が蛍光体セグメントS22と光透過セグメントS23とに跨がって同時照射される。このように、蛍光体セグメントS22と光透過セグメントS23との境界部25が青色光の照射位置Sを通過する期間、換言すれば、青色光が蛍光体セグメントS22と光透過セグメントS23とに跨がって同時照射される期間を、以下「スポーク期間」という。このスポーク期間では、例えば緑色光と青色光とが蛍光体ホイール20から混色した光が出力される。
すなわち、期間T1では、蛍光体セグメントS22のみに青色光が照射される。期間T2では、蛍光体セグメントS22と光透過セグメントS23との境界に青色光が照射される。この期間T2がスポーク期間であり、蛍光体セグメントS22と光透過セグメントS23との双方に青色光が照射される。期間T3では、光透過セグメントS23に青色光が照射される。期間T4は、蛍光体セグメントS22及び光透過セグメントS23に青色光が照射されない期間である(詳細は後述)。期間T5は、蛍光体セグメントS22と光透過セグメントS23との境界に青色光が照射されるスポーク期間である。
図5に示すように、プロジェクタ装置101では、制御部200の光源コントローラ230は、所定の光源制御タイミングに基づいて、LD11とLED41の動作を制御する。
具体的には、図5の所定の光源制御タイミングの例では、光源コントローラ230は、期間T1、T2、T3及び期間T5においてLD11をオン状態に制御し、期間T4においてLD11をオフ状態に制御する。
これにより、期間T1において、蛍光体ホイール20は蛍光体セグメントS22で発光した緑色光(G)を出力し、期間T3において、蛍光体ホイール20は光透過セグメントS23を透過した青色光(B)を出力する。また、期間T4では蛍光体ホイール20から光が出射されない(すなわち、白色(W)に相当)。また、スポーク期間T2、T5において、蛍光体ホイール20は、蛍光体セグメントS22からの緑色光(G)と光透過セグメントS23からの青色光(B)が混色されたシアン色光(G+B)を出力する。
一方、光源コントローラ230は、期間T1、T3においてLED41をオフ状態に制御し、期間T4及びスポーク期間T2、T5においてLED41をオン状態に制御する。
これにより、期間T1において、映像生成部50のDMD55には緑色光(G)が入射され、期間T3において、DMD55には青色光(B)が入射され、期間T4において、DMD55には赤色光(R)が入射される。また、スポーク期間T2、T5では、DMD55には蛍光体セグメントS22からの緑色光(G)と光透過セグメントS23からの青色光(B)、及びLED41からの赤色光(R)が混色された白色光(W)が入射される。
また、信号受付部210は、各期間T1〜T5において所定の映像制御タイミングに基づいて、映像信号の緑色映像信号、青色映像信号、赤色映像信号、及び、白色映像信号を時分割でDMD55に供給する。
具体的には、所定の映像制御タイミングでは、信号受付部210は、緑色光(G)がDMD55に入射される期間T1において緑色映像信号をDMD55に出力し、青色光(B)がDMD55に入射される期間T3において青色映像信号をDMD55に出力し、赤色光(R)がDMD55に入射される期間T4において赤色映像信号をDMD55に出力する。また、白色光(W)がDMD55に入射されるスポーク期間T2、T5において白色映像信号をDMD55に出力する。
これにより、期間T1において、DMD55によって緑色の映像光が生成され、緑色の映像光は投写部60によって投写される。期間T3において、DMD55によって青色の映像光が生成され、青色の映像光は投写部60によって投写される。期間T4において、DMD55によって赤色の映像光が生成され、赤色の映像光は投写部60によって投写される。スポーク期間T2、T5において、DMD55によって白色の映像光が生成され、白色の映像光は投写部60によって投写される。
ここで、上記した特許文献1に記載のプロジェクタ装置では、緑色光がDMDに入射するときに赤色光のLEDを発光させることにより、投写映像光の輝度を向上させた。
しかし、投写映像光の輝度を向上させるために、緑色光がDMDに入射するときに赤色光のLEDを発光させると、緑色の単色光が発生する期間が相対的に短くなる。その結果、緑色の輝度が低下してしまい、赤色、緑色、青色の色輝度比(輝度バランス)が低下(画質劣化)してしまう。
これに対して、本実施の形態1のプロジェクタ装置101では、緑色光と青色光とが混色するスポーク期間T2、T5において赤色光のLED41を発光させることにより、投写映像光の輝度を向上させることができる。
したがって、投写映像光の輝度を向上させるために、緑色の単色光が発生する期間T1にLED41を発光させる必要がなく、緑色の単色光が発生する期間T1が短くなることがない。そのため、緑色の輝度が低下することがなく、投写映像光の赤色、緑色、青色の色輝度比(輝度バランス)が低下(画質劣化)することがない。また、スポーク期間T2、T5では、DMD55に入射する光の色は白色(W)となり、赤色、緑色、青色の色輝度比(輝度バランス)に影響を与えない。
なお、本実施の形態1では、緑色の単色光が発生する期間にLED41を発光させない一例を説明したが、緑色の単色光が発生する期間にLED41を発光させる期間を設けてもよい。この場合、緑色光と青色光とが混色するスポーク期間T2、T5においてLED41を発光させる。これにより、特許文献1に記載のプロジェクタ装置と比較して、投写映像光の輝度を向上させるために緑色の単色光が発生する期間にLED41を発光させる期間を短くすることができ、緑色の単色光が発生する期間T1が短くなることを抑制することができる。
[1−3.効果等]
以上のように、本実施の形態において、プロジェクタ装置101は、LD11と、蛍光体ホイール20と、LED41と、映像生成部50と、投写部60と、制御部200とを備える。LD11は青色光を発光する。蛍光体ホイール20は、回転軸で回転し、回転方向において、LD11からの青色光を励起光として緑色光を発光する蛍光体22が設けられた蛍光体セグメントS22と、LD11からの青色光を透過する光透過セグメントS23とを有する。LED41は赤色光を発光する。映像生成部50は、蛍光体ホイール20からの光とLED41からの光とを映像信号に基づいて変調して映像光を生成する。投写部60は映像光を投写する。制御部200は、蛍光体ホイール20からの緑色光及び青色光と、LED41からの赤色光とが時分割されて映像生成部50に入射するように、LD11及びLED41を制御する。制御部200は、第1の光源からの青色光が蛍光体ホイール20の蛍光体セグメントS22と光透過セグメントS23とに同時照射されるスポーク期間T2において、LED41を発光させるように制御する。
このように、緑色光と青色光とが混色するスポーク期間T2、T5においてLED41を発光させることにより、投写映像光の輝度を向上させることができる。
これにより、緑色(及び又は青色)の単色光が発生する期間T1においてLED41を発光させる期間を短くすることができ、緑色(及び又は青色)の単色光が発生する期間T1が短くなることを抑制することができる。そのため、緑色(及び又は青色)の輝度の低下を抑制することができ、投写映像光の色輝度比(輝度バランス)の低下(画質劣化)を抑制することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、投写映像光の色輝度比の低下を抑制するために、図5に示すように、緑色光及び青色光がDMD55に入射される期間T1、T3には赤色光のLED41を発光させないようにした。これに対して、実施の形態2では、映像信号が示す映像の色分布を解析し、緑色及び青色が少ない場合には、図5に示す緑色光及び青色光がDMD55に入射される期間T1、T3に、解析結果の色分布に応じた発光強度(0〜最大値の間の強度)で赤色光のLED41を発光させて、輝度を高める。以下、図7〜8を用いて、実施の形態2を説明する。
図7は、実施の形態2にかかるプロジェクタ装置の制御部の機能的構成を示す機能ブロック図である。図7に示すように、実施の形態2のプロジェクタ装置101の制御部200は、実施の形態1のプロジェクタ装置101の制御部200と比較して、信号補正部240をさらに備える点で異なる。
信号補正部240は、映像信号が示す映像の色分布を解析する。図8(a)は、映像信号が示す映像の色分布の一例を示す図である。図8(a)には、CIE表色系のxy色度図上に色相及び彩度で表現された映像の色分布Z1が示されている。なお、図8(a)には、光の3原色である緑色(G)、青色(B)、赤色(R)により再現可能な色再現範囲A1も示されている。本実施の形態では、原色の緑色(G)の波長は蛍光体22の発光波長近傍の値であり、原色の青色(B)の波長はLD11の発光波長近傍の値であり、原色の赤色(R)の波長はLED41の発光波長近傍の値である。
信号補正部240による解析の結果、図8(a)に示すように、映像信号が示す映像において緑色及び青色が少なく、映像が赤色(R)側寄りの色分布Z1を有する場合、この色分布Z1を再現する色再現範囲A1をA2まで狭めることができる。これより、上述した期間T1のように単色光として生成する緑色は、原色の緑色(G)でなくてもよく、色再現範囲A2における頂点(Gr)のように原色の緑色(G)に赤色(R)が混色した色であってもよい。また、上述した期間T3のように単色光として生成する青色光(B)は、原色の青色(B)でなくてもよく、色再現範囲A2における頂点Brのように原色の青色(B)に赤色(R)が混色した色であってもよい。
これより、本実施の形態では、信号補正部240は、解析した映像の色分布Z1に基づいて、図5に示す緑色光及び青色光がDMD55に入射される期間T1、T3に赤色光のLED41をさらに発光させるように、光源コントローラ230にLED41を制御させる。このとき、信号補正部240は、解析した映像の色分布Z1に基づく色再現範囲A2における頂点(Gr)及び頂点(Br)における赤色(R)の含有量に基づいて、LED41の発光強度(0〜最大値の間の強度)を決定し、光源コントローラ230に送信する。これにより、光源コントローラ230は、駆動回路43を制御してLED41に供給される駆動電流を制御し、信号補正部240で決定された発光強度でLED41を発光させる。
図8(b)は、実施の形態2にかかるプロジェクタ装置の制御部の光源コントローラによる光源制御動作のタイミングチャートの一例を示す図である。図8(b)に示すように、具体的には、信号補正部240は、上述した図5に示す光源制御タイミングにおける、緑色光(G)がDMD55に入射される期間T1、及び、青色光(B)がDMD55に入射される期間T3において、色再現範囲A2における頂点(Gr)及び頂点(Br)における赤色(R)の含有量だけLED41を発光させるように、赤色光のLED41の発光強度を0〜最大値の間において決定する。これにより、光源コントローラ230は、図5に示す光源制御タイミングにおける期間T1、T3において、LED41を0〜最大値の間の発光強度で発光させる。
これにより、期間T1において、上記した色再現範囲A2における頂点(Gr)のように原色の緑色(G)に赤色(R)が混色した色(Gr)が映像生成部50のDMD55に入射される。また、期間T3において、上記した色再現範囲A2における頂点(Br)のように原色の青色(B)に赤色(R)が混色した色(Br)がDMD55に入射される。
信号受付部210は、信号補正部240を介して、上述した所定の映像制御タイミングにおける期間T1において、原色の緑色(G)と赤色(R)との混色(Gr)の映像信号をDMD55に出力し、期間T3において、原色の青色(B)と赤色(R)との混色(Br)の映像信号をDMD55に出力する。
これにより、期間T1において、DMD55によって原色の緑色(G)と赤色(R)との混色(Gr)の映像光が生成され、混色(Gr)の映像光は投写部60によって投写される。また、期間T3において、DMD55によって原色の青色(B)と赤色(R)との混色(Br)の映像光が生成され、混色(Br)の映像光は投写部60によって投写される。
ここで、単に期間T1及び期間T3において赤色光を追加すると、投写映像光において赤色の輝度が増加してしまい、投写映像光の色輝度比(輝度バランス)が低下(画質劣化)してしまう。
そこで、信号補正部240は、信号受付部210からの映像信号が示す影像を補正して、補正した映像を示す映像信号をDMD55に出力する。例えば、信号補正部240は、緑色光(G)と赤色光(R)との混色光(Gr)及び青色光(B)と赤色光(R)との混色光(Br)がDMD55に入射される期間T1、T3におけるLED41の赤色光の発光強度に基づいて、期間T4及び/又はスポーク期間T2、T5におけるDMD55による変調量を画素ごとに補正するように、映像信号が示す影像を補正する。より具体的には、信号補正部240は、期間T4及び/又はスポーク期間T2、T5において、DMD55によって反射して投写部60を介して出射される赤色光(R)を減らすように、DMD55に供給する赤色映像信号及び/又は白色映像信号が示す映像を補正する。
これにより、期間T4及び/又はスポーク期間T2、T5において、DMD55によって反射して投写部60を介して出射される赤色光(R)を減らすことができる。
以上説明したように、本実施の形態2によれば、映像信号が示す映像の色分布を解析し、緑色及び青色が少ない場合、図5に示す蛍光体ホイール20から緑色光及び青色光が出射される期間T1、T3に、解析結果の色分布に応じた発光強度(0〜最大値の間の強度)で赤色光のLED41を発光させて、投写映像光の輝度をさらに高めることができる。
また、本実施の形態2では、蛍光体ホイール20から緑色光及び青色光が出射される期間T1、T3における赤色光のLED41の発光強度に基づいて、赤色光を発光する期間T4及び/又はスポーク期間T2、T5における赤色映像信号及び/又は白色映像信号が示す映像を補正し、期間T4及び/又はスポーク期間T2、T5において、DMD55によって反射して投写部60を介して出射される赤色光(R)を減らす。これにより、期間T1、T3に赤色光のLED41を発光させることにより、投写映像光において赤色の輝度が増加して、投写映像光の色輝度比(輝度バランス)が低下(画質劣化)することを抑制することができる。
(実施の形態2の変形例1)
実施の形態2では、映像信号が示す映像の色分布を解析し、映像信号が示す映像において緑色及び青色の両方が少ない場合に、図5に示す緑色光及び青色光がDMD55に入射される期間T1、T3に、解析結果の色分布に応じた発光強度(0〜最大値の間の強度)で赤色光のLED41を発光させた。変形例1では、映像信号が示す映像において緑色のみが少ない場合に、図5に示す緑色光がDMD55に入射される期間T1に、解析結果の色分布に応じた発光強度(0〜最大値の間の強度)で赤色光のLED41を発光させて、輝度を高める。
図9(a)は、映像信号が示す映像の色分布の他の一例を示す図である。信号補正部240による解析の結果、図9(a)に示すように、映像信号が示す映像において緑色が少なく、映像が赤色(R)及び青色(B)側寄りの色分布Z2を有する場合、この色分布Z2を再現する色再現範囲A1をA2bまで狭めることができる。これより、信号補正部240は、解析した映像の色分布Z2に基づく色再現範囲A2bにおける頂点(Gr)における赤色(R)の含有量に基づいて、図5に示す緑色光がDMD55に入射される期間T1に発光させる赤色光のLED41の発光強度(0〜最大値の間の強度)を決定し、光源コントローラ230に送信してもよい。これにより、光源コントローラ230は、駆動回路43を制御してLED41に供給される駆動電流を制御し、信号補正部240で決定された発光強度でLED41を発光させる。
図9(b)は、変形例1にかかるプロジェクタ装置の制御部の光源コントローラによる光源制御動作のタイミングチャートの一例を示す図である。図9(b)に示すように、具体的には、信号補正部240は、上述した図5に示す光源制御タイミングにおける、緑色光(G)がDMD55に入射される期間T1において、色再現範囲A2bにおける頂点(Gr)における赤色(R)の含有量だけLED41を発光させるように、赤色光のLED41の発光強度0〜最大値の間において決定してもよい。これにより、光源コントローラ230は、図5に示す光源制御タイミングにおける期間T1において、LED41を0〜最大値の間の発光強度で発光させる。
(実施の形態2の変形例2)
変形例2では、映像信号が示す映像において青色のみが少ない場合に、図5に示す青色光がDMD55に入射される期間T3に、解析結果の色分布に応じた発光強度(0〜最大値の間の強度)で赤色光のLED41を発光させて、輝度を高める。
図10(a)は、映像信号が示す映像の色分布のさらに他の一例を示す図である。信号補正部240による解析の結果、図10(a)に示すように、映像信号が示す映像において青色が少なく、映像が赤色(R)及び緑色(G)側寄りの色分布Z3を有する場合、この色分布Z3を再現する色再現範囲A1をA2cまで狭めることができる。これより、信号補正部240は、解析した映像の色分布Z3に基づく色再現範囲A2cにおける頂点(Br)における赤色(R)の含有量に基づいて、図5に示す青色光がDMD55に入射される期間T3に赤色光のLED41の発光強度(0〜最大値の間の強度)を決定し、光源コントローラ230に送信してもよい。これにより、光源コントローラ230は、駆動回路43を制御してLED41に供給される駆動電流を制御し、信号補正部240で決定された発光強度でLED41を発光させる。
図10(b)は、変形例2にかかるプロジェクタ装置の制御部の光源コントローラによる光源制御動作のタイミングチャートの一例を示す図である。図10(b)に示すように、具体的には、信号補正部240は、上述した図5に示す光源制御タイミングにおける、青色光(B)がDMD55に入射される期間T3において、色再現範囲A2cにおける頂点(Br)における赤色(R)の含有量だけLED41を発光させるように、赤色光のLED41の発光強度0〜最大値の間において決定してもよい。これにより、光源コントローラ230は、図5に示す光源制御タイミングにおける期間T1において、LED41を0〜最大値の間の発光強度で発光させる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置換、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
(1)本実施の形態1及び2では、蛍光体ホイールコントローラ220は、蛍光体ホイール20を、映像信号が示す映像の1フレーム(例えば、1/60秒)に相当する時間で2回転させた。しかし、本開示はこれに限定されず、蛍光体ホイールコントローラ220は、映像の1フレーム(例えば、1/60秒)に相当する時間で0.5回転以上させればよい。この場合、光源コントローラ230は上記した図5に示す所定の光源制御タイミングの動作を1回以上繰り返せばよく、信号受付部210は上記した図5に示す所定の映像制御タイミングの動作を1回以上繰り返せばよい。
(2)本実施の形態1及び2では、蛍光体ホイールコントローラ220は、信号受付部210からの同期信号の周波数に相当する回転数の2倍の回転数(例えば、60Hzに相当する回転数の2倍の回転数、すなわち1/120秒で1回転、1/240秒で半回転)で蛍光体ホイール20の回転を制御した。しかし、本開示はこれに限定されず、蛍光体ホイールコントローラ220は、同期信号の周波数に相当する回転数の2倍以上の回転数で蛍光体ホイール20の回転を制御してもよい。
(3)また、本実施の形態1及び2では、光源コントローラ230は、信号受付部210からの同期信号の周波数の4倍の周波数(例えば、60Hzの4倍の周波数)に基づいてLD11とLED41を制御した。しかし、本開示はこれに限定されず、光源コントローラ230は、同期信号の周波数の2倍以上の周波数に基づいてLD11とLED41を制御してもよい。
(4)本実施の形態1及び2では、赤色光を発光する光源としてLED41を採用したが、赤色光を発光する光源はLDであってもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置換、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、映像光を投写して表示する投写型映像表示装置に適用可能である。
10 第1の光源部
11 半導体レーザ(LD)
12 放熱板
13 集光レンズ
14 ヒートシンク
15 レンズ
16 駆動回路
20 蛍光体ホイール
21 モータ
22 蛍光体
23 基板
S22 蛍光体セグメント
S23 光透過セグメント
25 蛍光体セグメントと光透過セグメントとの境界部
30 ロッドインテグレータ
31 レンズ
40 第2の光源部
41 LED
42 レンズ
43 駆動回路
45 光合成部
46 フィールドレンズ
50 映像生成部
51 全反射プリズム
52、53 プリズム
54 空気層
55 DMD
60 投写部
101 プロジェクタ装置(投写型表示装置)
104 スクリーン
200 制御部
210 信号受付部
220 蛍光体ホイールコントローラ
230 光源コントローラ
240 信号補正部

Claims (5)

  1. 青色光を発光する第1の光源と、
    回転軸で回転し、回転方向において、前記第1の光源からの青色光を励起光として緑色光を発光する蛍光体が設けられた蛍光体セグメントと、前記第1の光源からの青色光を透過する光透過セグメントとを有する蛍光体ホイールと、
    赤色光を発光する第2の光源と、
    前記蛍光体ホイールからの光と前記第2の光源からの光とを映像信号に基づいて変調して映像光を生成する映像生成部と、
    前記映像光を投写する投写部と、
    前記蛍光体ホイールからの緑色光及び青色光と、前記第2の光源からの赤色光とが時分割されて前記映像生成部に入射するように、前記第1の光源及び前記第2の光源を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、第1の光源からの青色光が前記蛍光体ホイールの蛍光体セグメントと光透過セグメントとに同時照射されるスポーク期間において、前記第2の光源を発光させるように制御する、
    投写型映像表示装置。
  2. 前記制御部は、前記映像信号が示す映像の色分布を解析し、解析した色分布に基づいて、前記蛍光体ホイールからの緑色光及び/又は青色光が前記映像生成部に入射する期間に前記第2の光源を発光させるように制御する、
    請求項1に記載の投写型映像表示装置。
  3. 前記制御部は、前記解析した色分布に基づいて、前記第2の光源の発光強度を制御する、
    請求項2に記載の投写型映像表示装置。
  4. 前記制御部は、前記蛍光体ホイールからの緑色光及び/又は青色光が前記映像生成部に入射する期間における前記第2の光源からの赤色光の発光強度に基づいて、当該期間の光及び前記スポーク期間における前記第2の光源からの光の前記映像生成部による変調量を補正するように、前記映像信号を補正する、
    請求項3に記載の投写型映像表示装置。
  5. 前記第1の光源は半導体レーザダイオードであり、前記第2の光源はLEDである、
    請求項1〜4の何れかに記載の投写型映像表示装置。
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