JP2019006706A - 生姜抽出液 - Google Patents
生姜抽出液 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019006706A JP2019006706A JP2017123332A JP2017123332A JP2019006706A JP 2019006706 A JP2019006706 A JP 2019006706A JP 2017123332 A JP2017123332 A JP 2017123332A JP 2017123332 A JP2017123332 A JP 2017123332A JP 2019006706 A JP2019006706 A JP 2019006706A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ginger
- ginger extract
- extract
- geraniol
- nerol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Abstract
【課題】飲みやすく、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する生姜抽出液の提供。【解決手段】減圧低温抽出方法により抽出された水相を含む生姜抽出液であり、好ましくは該水相が生姜抽出液全体の70質量%以上である生姜抽出液。【効果】飲みやすく、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する生姜抽出液を提供することができ、特に乳幼児や小児が嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する生姜抽出液を提供することができる。【選択図】図1
Description
本発明は、生姜の抽出液に関する。
生姜はショウガオール、ジンゲロール(ギンゲロール)等の有効成分を含み、冷え性、便秘等の改善に優れた効果を有することが知られている(非特許文献1)。そのため、生姜は、食材、香辛料、生薬などとして広く使用されている。
生姜に含まれる有効成分及び効果についての研究は種々されており、例えば、加熱攪拌することによって、ショウガオールの含有量の多いショウガ抽出物を得ることができることが知られている(特許文献1)。
また、従来技術として、特定の二種の溶媒を用いて抽出した生姜の溶出液がヘリコバクター・ピロリの関連する疾患の治療に有用であることが知られている(特許文献2)。
また、超臨界抽出法による生姜の抽出物が骨代謝改善作用を奏することが知られている(特許文献3)。
また、生姜等の抽出処理の際に、マイクロ波を利用し、かつ減圧条件下で高温加熱することで、効率よく精油を抽出できることが知られている(特許文献4)。
ところで、近年、減圧低温抽出方法という抽出技術が開発され、注目を集めている。この減圧低温抽出方法は、積極的に水や化学物質を使用することなく、減圧下かつ低温の条件で抽出することを特徴としている(非特許文献2、3)。
「生姜の成分」、[omline]、株式会社シオダ食品、[平成29年5月25日検索]、インターネット〈URL:http://www.syougaya.co.jp/05_html_syouga/05_syouga_01.html〉
「減圧低温抽出方法」、[pdf]、株式会社ホリス、[平成29年6月22日検索]、インターネット〈URL:http://www.holistic-therapy.jp/wph/wp-content/uploads/plant_water.pdf〉
「マイクロ波抽出・濃縮装置」、[pdf]、兼松エンジニアリング株式会社、[平成29年6月22日検索]、インターネット〈URL:http://www.kanematsu-eng.jp/catalog/micro20120127.pdf〉
前述したように、生姜はショウガオール、ジンゲロール等の有効成分により便秘の改善に優れた効果を有するものの、水や化学溶媒等を用いて抽出した生姜抽出液は生姜特有の臭いや辛みのため、飲用に耐えるものではなかった。
特に、これらの問題は味覚や嗅覚が敏感な乳幼児や小児にとってより重大なものとなる。
特に、これらの問題は味覚や嗅覚が敏感な乳幼児や小児にとってより重大なものとなる。
そこで、本発明は、飲みやすく、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する生姜抽出液を提供することを課題とする。特に、本発明は、乳幼児や小児が嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する生姜抽出液を提供することを課題とする。
上記事情に鑑みなされた本発明は、減圧低温抽出方法により抽出された水相を含む、生姜抽出液である。本発明の生姜抽出液は飲みやすく、かつ便秘の改善に優れた効果を示す。
ここで、「飲みやすい」というのは、人間の主観に依拠する指標であるため、定量的に数値範囲等で表記することはできるものではない。
そして、生姜のような天然物に由来する抽出液は、多種多様な化学物質を含む組成物であり、この各化学物質の相互作用によって生姜抽出液の味、香り、飲みやすさは異なるものとなる。
そして、生姜のような天然物に由来する抽出液は、多種多様な化学物質を含む組成物であり、この各化学物質の相互作用によって生姜抽出液の味、香り、飲みやすさは異なるものとなる。
また、本発明の好ましい形態では、前記水相が生姜抽出液全体の70質量%以上が水である。
生姜抽出液全体の70質量%以上が水相である本発明の生姜抽出液は、より飲みやすく、かつ便秘の改善に優れた効果を示す。
生姜抽出液全体の70質量%以上が水相である本発明の生姜抽出液は、より飲みやすく、かつ便秘の改善に優れた効果を示す。
また、本発明の好ましい形態では、減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液は、生姜抽出液全体のうちショーガオールの含有量が1μg/100g以下である。
減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液のうち、ショーガオールの含有量が1μg/100g以下である生姜抽出液は、より飲みやすい。
また、減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液は、生姜抽出液全体のうち、ショーガオールの含有量が1μg/100g以下であっても、便秘の改善に優れた効果を示す。
減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液のうち、ショーガオールの含有量が1μg/100g以下である生姜抽出液は、より飲みやすい。
また、減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液は、生姜抽出液全体のうち、ショーガオールの含有量が1μg/100g以下であっても、便秘の改善に優れた効果を示す。
また、本発明の好ましい形態では、ジンゲロールの含有量が5μg/100g〜50μg/100gである。
ジンゲロールの含有量が5μg/100g〜50μg/100gである生姜抽出液は、より飲みやすく、かつ便秘の改善により優れた効果を示す。
ジンゲロールの含有量が5μg/100g〜50μg/100gである生姜抽出液は、より飲みやすく、かつ便秘の改善により優れた効果を示す。
また、本発明の好ましい形態では、ネロール及びゲラニオールを香気成分として含み、前記ネロールとゲラニオールの質量比が、1:2.5〜1:10である。
ネロール及びゲラニオールを香気成分として含み、前記ネロールとゲラニオールの質量比が、1:2.5〜1:10である生姜抽出液は、生姜特有の臭いを有しつつも、乳幼児や小児が嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する。
ネロール及びゲラニオールを香気成分として含み、前記ネロールとゲラニオールの質量比が、1:2.5〜1:10である生姜抽出液は、生姜特有の臭いを有しつつも、乳幼児や小児が嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する。
また、本発明の好ましい形態では、ネラール及びゲラニアールを香気成分として含み、前記ネラールとゲラニアールの質量比が、1:0.5〜1:4である。
ネラール及びゲラニアールを香気成分として含み、前記ネラールとゲラニアールの質量比が、1:0.5〜1:4である生姜抽出液は、生姜特有の臭いを有しつつも、乳幼児や小児が嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する。
ネラール及びゲラニアールを香気成分として含み、前記ネラールとゲラニアールの質量比が、1:0.5〜1:4である生姜抽出液は、生姜特有の臭いを有しつつも、乳幼児や小児が嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する。
また、本発明の好ましい形態では、ネロール、ゲラニオール、ネラールの3成分を香気成分として含み、前記ネロール、ゲラニオール、ネラールの質量比が、1:2.5:15〜1:10:60である。
ネロール、ゲラニオール、ネラールの3成分を香気成分として含み、前記ネロール、ゲラニオール、ネラールの質量比が、1:2.5:15〜1:10:60である生姜抽出液は、生姜特有の臭いを有しつつも、乳幼児や小児がより嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する。
ネロール、ゲラニオール、ネラールの3成分を香気成分として含み、前記ネロール、ゲラニオール、ネラールの質量比が、1:2.5:15〜1:10:60である生姜抽出液は、生姜特有の臭いを有しつつも、乳幼児や小児がより嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する。
また本発明は、減圧かつ低温の条件で生姜を抽出する減圧低温抽出工程と、
減圧低温抽出工程で得た抽出物から水相を回収する水相回収工程と、
を有することを特徴とする、生姜抽出液の製造方法にもある。
減圧低温抽出工程で得た抽出物から水相を回収する水相回収工程と、
を有することを特徴とする、生姜抽出液の製造方法にもある。
本発明によれば、飲みやすく、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する生姜抽出液を提供することができる。特に、本発明の好ましい形態によれば、乳幼児や小児が嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する生姜抽出液を提供することができる。
次に、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されず、本発明の範囲内で自由に変更することができる。
本発明の生姜抽出液は、減圧低温抽出方法により抽出された水相を含む、生姜抽出液である。
本発明において「減圧低温抽出方法」とは、積極的に水や化学物質を使用することなく、減圧、かつ低温の条件で抽出する方法を意味する。すなわち、積極的に水や化学物質を使用する水蒸気蒸留方法や、積極的に溶媒を用いる抽出方法は、「減圧低温抽出方法」に含まない。
また、本発明の生姜抽出液の製造に用いられる生姜の品種に特に制限はなく、例えば、大生姜、中生姜、小生姜等を用いることができる。
なお、本発明の生姜抽出液の抽出工程において、水や化学物質を使用した抽出を含むものであったとしても、生姜の抽出工程における主たるプロセスが減圧低温抽出方法であれば、本発明の生姜抽出液は「減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液」といえる。具体的には例えば、本発明の生姜抽出液に含まれる80質量%以上、好ましくは70質量%以上、より好ましくは99質量%以上が減圧低温抽出方法により抽出された生姜の抽出液であれば、本発明の生姜抽出液は、減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液であると評価できる。
本発明において、「生姜抽出液」とは、生姜由来の液状抽出物を指す。
また、本発明の生姜抽出液は、生姜抽出液全体のうち水相の含有量が70質量%以上、より好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%以上、より好ましくは95質量%以上、さらに好ましくは99質量%以上であることが好ましい。
生姜抽出液全体のうち水相の含有量が下限以上である本発明の生姜抽出液は、より飲みやすく、かつ便秘の改善に優れた効果を示す。
生姜抽出液全体のうち水相の含有量が下限以上である本発明の生姜抽出液は、より飲みやすく、かつ便秘の改善に優れた効果を示す。
また、本発明の生姜抽出液は、ショーガオールの含有量が1μg/100g以下、より好ましくは0.5μg/100g以下、さらに好ましくはショーガオールを実質的に含まないことが好ましい。
ショーガオールの含有量が上限以下である本発明の生姜抽出液は、より飲みやすい。
また、減圧低温抽出方法により抽出された本発明の生姜抽出液はショーガオールの含有量が上限以下であっても、便秘の改善に優れた効果を示す。
ショーガオールの含有量が上限以下である本発明の生姜抽出液は、より飲みやすい。
また、減圧低温抽出方法により抽出された本発明の生姜抽出液はショーガオールの含有量が上限以下であっても、便秘の改善に優れた効果を示す。
また、本発明の生姜抽出液は、ジンゲロールの含有量が5μg/100g〜50μg/100g、より好ましくは、10μg/100g〜30μg/100g、より好ましくは15μg/100g〜25μg/100g、さらに好ましくは18μg/100g〜22μg/100gである。
ジンゲロールの含有量が上記範囲内にある本発明の生姜抽出液は、より飲みやすく、かつ便秘の改善により優れた効果を示す。
ジンゲロールの含有量が上記範囲内にある本発明の生姜抽出液は、より飲みやすく、かつ便秘の改善により優れた効果を示す。
ここで、ショーガオール及びジンゲロールの含有量は、例えば、HPLCにより生姜抽出液を分析し、その分析結果より算出した値を用いることができる。
また、本発明の生姜抽出液は、ネロール及びゲラニオールを香気成分として含み、前記ネロールとゲラニオールの質量比が、好ましくは1:2.5〜1:10であり、より好ましくは1:3〜1:8であり、さらに好ましくは1:4〜1:6である。
ネロール及びゲラニオールを香気成分として含み、前記ネロールとゲラニオールの質量比が上記範囲内にある本発明の生姜抽出液は、生姜特有の臭いを有しつつも、乳幼児や小児が嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する。
ネロール及びゲラニオールを香気成分として含み、前記ネロールとゲラニオールの質量比が上記範囲内にある本発明の生姜抽出液は、生姜特有の臭いを有しつつも、乳幼児や小児が嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する。
また、本発明の生姜抽出液は、ネラール及びゲラニアールを香気成分として含み、前記ネラールとゲラニアールの質量比が、好ましくは1:0.5〜1:4であり、より好ましくは1:1〜1:3であり、さらに好ましくは1:1.5〜1:2.5である。
ネラール及びゲラニアールを香気成分として含み、前記ネラールとゲラニアールの質量比が上記範囲内にある生姜抽出液は、生姜特有の臭いを有しつつも、乳幼児や小児が嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する。
ネラール及びゲラニアールを香気成分として含み、前記ネラールとゲラニアールの質量比が上記範囲内にある生姜抽出液は、生姜特有の臭いを有しつつも、乳幼児や小児が嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する。
また、本発明の生姜抽出液は、ネロール、ゲラニオール、ネラールの3成分を香気成分として含み、前記ネロール、ゲラニオール、ネラールの質量比が、好ましくは1:2.5:15〜1:10:60であり、より好ましくは1:3:15〜1:8:50であり、さらに好ましくは1:4:25〜1:6:35である。
ネロール、ゲラニオール、ネラールの3成分を香気成分として含み、前記ネロール、ゲラニオール、ネラールの質量比が上記範囲内にある本発明の生姜抽出液は、乳幼児や小児がより嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する。
ネロール、ゲラニオール、ネラールの3成分を香気成分として含み、前記ネロール、ゲラニオール、ネラールの質量比が上記範囲内にある本発明の生姜抽出液は、乳幼児や小児がより嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果を奏する。
ここで、香気成分の質量比は、例えば、GC/MSによる分析結果を用いることができる。より具体的には、生姜抽出液の100倍希釈液又は1000倍希釈液をGC/MSで測定し、検出した各化合物ピークのピーク面積から算出した値を、生姜抽出液に含まれる香気成分の質量比として用いることができる。
ここで、本発明の生姜抽出液は便秘を改善させる効果を有する。また、生姜は、冷え性改善効果、リューマチの改善効果、血行促進効果、殺菌作用、免疫活性化作用、抗炎症作用などを有する。
すなわち、本発明の生姜抽出液は便秘改善剤、冷え性改善剤、リューマチ改善剤、血行促進剤、殺菌剤、免疫活性化剤、抗炎症剤として広く用いることができる。
すなわち、本発明の生姜抽出液は便秘改善剤、冷え性改善剤、リューマチ改善剤、血行促進剤、殺菌剤、免疫活性化剤、抗炎症剤として広く用いることができる。
また、本発明の生姜抽出液には、本発明の効果を損なわない範囲内で公知の物質を添加することが可能である。公知の物質としては、糖類、酸味料、pH調整剤、安定剤、香料、色素、高甘味度甘味料、特定のミネラルを強化するための添加物等を挙げることができる。
ここで、糖類としては、単糖類、二糖類、オリゴ糖類、ブドウ糖果糖液糖等が挙げられる。
また、酸味料としては、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、コハク酸、酒石酸、アスコルビン酸、グルコン酸、フマール酸及びそれらの塩等が挙げられる。
また、pH調整剤としては、クエン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム等が挙げられる。
また、安定剤としては、大豆多糖類、ペクチン、カルボキシメチルセルロース等が挙げられる
ここで、糖類としては、単糖類、二糖類、オリゴ糖類、ブドウ糖果糖液糖等が挙げられる。
また、酸味料としては、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、コハク酸、酒石酸、アスコルビン酸、グルコン酸、フマール酸及びそれらの塩等が挙げられる。
また、pH調整剤としては、クエン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム等が挙げられる。
また、安定剤としては、大豆多糖類、ペクチン、カルボキシメチルセルロース等が挙げられる
<生姜抽出液の製造方法>
本発明の生姜抽出液は、減圧低温抽出方法により生姜を抽出することで、製造することができる。以下、減圧低温抽出方法のより好ましい条件について詳述する。
本発明の生姜抽出液は、減圧低温抽出方法により生姜を抽出することで、製造することができる。以下、減圧低温抽出方法のより好ましい条件について詳述する。
減圧低温抽出方法において、真空度は、75Torr以下、より好ましくは60Torr以下、さらに好ましくは55Torr以下であることが好ましい。
真空度が上限以下である減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液は、より飲みやすい。
真空度が上限以下である減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液は、より飲みやすい。
また、真空度は、0Torr以上、より好ましくは5Torr以上、さらに好ましくは15Torr以上であることが好ましい。
また、抽出温度の上限は、50℃以下、より好ましくは45℃以下、さらに好ましくは40℃以下であることが好ましい。
抽出温度が上限以下である減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液は、より飲みやすい。
抽出温度が上限以下である減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液は、より飲みやすい。
また、抽出温度の下限は、25℃以上、より好ましくは30℃以上、さらに好ましくは35℃以上であることが好ましい。
なお、減圧低温抽出方法における加熱の手段に特に制限はなく、加熱の手段として、例えば、マイクロ波の照射を伴う加熱を好ましく挙げることができる。
なお、減圧低温抽出方法における加熱の手段に特に制限はなく、加熱の手段として、例えば、マイクロ波の照射を伴う加熱を好ましく挙げることができる。
また、抽出時間は、10分〜120分、より好ましくは20分〜100分、さらに好ましくは40分〜80分であることが好ましい。
抽出時間が上記範囲内である減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液は、より飲みやすい。
抽出時間が上記範囲内である減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液は、より飲みやすい。
なお、減圧低温抽出方法に用いる装置は、減圧、かつ低温の条件で抽出することのできる装置であればよく、減圧、かつ低温の条件で抽出することのできる装置として、例えば、減圧蒸留型抽出装置(兼松エンジニアリング株式会社 製)を好ましく挙げることができる。
ここで、生姜抽出液の製造にあたり、使用する生姜に土、農薬、化学物質等が付着している場合には、減圧低温抽出方法による生姜の抽出工程の前に生姜を洗浄する工程を行うことがより好ましい。
また、生姜抽出液の製造にあたり、減圧低温抽出方法により抽出された生姜の液状抽出物に油相が含まれている場合には、減圧低温抽出方法による生姜の抽出工程後の液状抽出物から油相(精油)部分を分離し、水相部分のみを得る工程を行うことがより好ましい。
また、生姜抽出液の製造にあたり、生姜の液状抽出物の水相部分に夾雑物が含まれている場合には、精製工程により、夾雑物を除去する工程を行うことがさらに好ましい。
また、生姜抽出液の製造にあたり、生姜の液状抽出物の水相部分に夾雑物が含まれている場合には、精製工程により、夾雑物を除去する工程を行うことがさらに好ましい。
以下、本発明を実施例により、具体的に説明する。
実施例では、減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液の飲みやすさ、及び便秘の改善効果について検討を行った。
1.生姜抽出液の製造
(1)抽出
まず、減圧蒸留型抽出装置(兼松エンジニアリング株式会社 製)を用いて、積極的に水や化学物質(化学溶媒)を使用せずに、真空度を50Torr、温度を37℃とし、60分間生姜の抽出を行った。次に、得られた抽出液から油相部分(精油)を分離し、分離後の水相部分を生姜抽出液として得た。
(1)抽出
まず、減圧蒸留型抽出装置(兼松エンジニアリング株式会社 製)を用いて、積極的に水や化学物質(化学溶媒)を使用せずに、真空度を50Torr、温度を37℃とし、60分間生姜の抽出を行った。次に、得られた抽出液から油相部分(精油)を分離し、分離後の水相部分を生姜抽出液として得た。
(2)HPLC−MS/MSによる生姜抽出液の含有成分の分析
次に、(1)で得た生姜抽出液に含まれる辛み成分のうち、ショーガオール及びジンゲロールの含有量の測定を行った。
測定は、HPLC−MS/MS装置により行った。
次に、(1)で得た生姜抽出液に含まれる辛み成分のうち、ショーガオール及びジンゲロールの含有量の測定を行った。
測定は、HPLC−MS/MS装置により行った。
測定結果を以下に示す。
(3)GC/MSによる香気成分の分析
また、(1)で得た生姜抽出液について、GC/MSによる香気成分の成分分析を行った。
また、(1)で得た生姜抽出液について、GC/MSによる香気成分の成分分析を行った。
(3−1)測定方法
まず、(1)で得た生姜抽出液を100倍希釈、1000倍希釈し、それらを100倍希釈測定サンプル、1000倍希釈測定サンプルとした。
次に、調製した各測定サンプル10mLとNaCl2gとをガラスバイアルに入れ、吸着剤(PDMS)が塗布された攪拌子(Gerstel社製 ”Twister”)を入れ、封をした。封をしたガラスバイアルを、撹拌機(マグネチックスターラー)を用いて、室温、800rpmの条件で、60分間攪拌した。
攪拌後の測定サンプルをガラスチューブにセットし、GC/MSで分析した。分析条件を以下に示す。
まず、(1)で得た生姜抽出液を100倍希釈、1000倍希釈し、それらを100倍希釈測定サンプル、1000倍希釈測定サンプルとした。
次に、調製した各測定サンプル10mLとNaCl2gとをガラスバイアルに入れ、吸着剤(PDMS)が塗布された攪拌子(Gerstel社製 ”Twister”)を入れ、封をした。封をしたガラスバイアルを、撹拌機(マグネチックスターラー)を用いて、室温、800rpmの条件で、60分間攪拌した。
攪拌後の測定サンプルをガラスチューブにセットし、GC/MSで分析した。分析条件を以下に示す。
(i)加熱脱着部(TDS2)
加熱脱着部は初期温度25℃で1分間保持後、60℃/minで230℃まで昇温させ、230℃で4分間保持した。
(ii)クライフォーカス部(CIS)
クライフォーカス部は、初期温度10℃で0.5分間保持後、12℃/secで260℃まで昇温させ、260℃で10分間保持した。
(iii)GC/MS
GC/MSはAgilent 7890A/5973(アジレント・テクノロジー株式会社 製)を使用した。カラムオーブンは、初期温度40℃で5分間保持後、3℃/minで240℃まで昇温した。インジェクター温度は240℃で行った。キャピラリーカラムはHP−INNOWAX(60m×0.25mm×0.25μm、アジレント・テクノロジー株式会社 製)を使用した。キャリアガスはヘリウムを使用し、1.0mL/minのコンスタントフローの条件で行った。
(iv)質量分析
質量分析は、scan(m/z 30−350)の条件で行った。
加熱脱着部は初期温度25℃で1分間保持後、60℃/minで230℃まで昇温させ、230℃で4分間保持した。
(ii)クライフォーカス部(CIS)
クライフォーカス部は、初期温度10℃で0.5分間保持後、12℃/secで260℃まで昇温させ、260℃で10分間保持した。
(iii)GC/MS
GC/MSはAgilent 7890A/5973(アジレント・テクノロジー株式会社 製)を使用した。カラムオーブンは、初期温度40℃で5分間保持後、3℃/minで240℃まで昇温した。インジェクター温度は240℃で行った。キャピラリーカラムはHP−INNOWAX(60m×0.25mm×0.25μm、アジレント・テクノロジー株式会社 製)を使用した。キャリアガスはヘリウムを使用し、1.0mL/minのコンスタントフローの条件で行った。
(iv)質量分析
質量分析は、scan(m/z 30−350)の条件で行った。
(3−2)解析方法
(3−1)で得た分析結果に対して、デコンボリューションによるピークの同定と化合物推定を行った。デコンボリューションによるピークの同定と化合物推定には、NIST14質量スペクトルデータベース(一般社団法人化学情報協会 提供)を使用した。また、推定された化合物のうち、ピーク面積の大きい化合物については、におい成分・文献データベース・ソフトウェア(AromaOffice4 西川計測株式会社 製)を用いて公知の文献に基づく化合物の香りの照合を行った。
(3−1)で得た分析結果に対して、デコンボリューションによるピークの同定と化合物推定を行った。デコンボリューションによるピークの同定と化合物推定には、NIST14質量スペクトルデータベース(一般社団法人化学情報協会 提供)を使用した。また、推定された化合物のうち、ピーク面積の大きい化合物については、におい成分・文献データベース・ソフトウェア(AromaOffice4 西川計測株式会社 製)を用いて公知の文献に基づく化合物の香りの照合を行った。
(3−3)測定結果
生姜抽出液(ショウガ生体水(商品名))100倍希釈サンプルの解析結果を、図1、表2に示す。
生姜抽出液(ショウガ生体水(商品名))100倍希釈サンプルの解析結果を、図1、表2に示す。
図1より、生姜抽出液(ショウガ生体水(商品名))の100倍希釈サンプルは、ネロール(2,6−Octadien−1−ol,3,7−dimethyl−,(Z)−)及びゲラニオール(Geraniol)を特徴的な香気成分として含むことがわかった。
そして、表2のピーク面積の比(2,6−Octadien−1−ol,3,7−dimethyl−,(Z)−:Geraniol=6774079:34810013)から、前記ネロール及びゲラニオールの質量比は、1:5であることがわかった。
また、表2より、生姜抽出液(ショウガ生体水(商品名))の100倍希釈サンプルは、ネロール及びゲラニオールの他に、ネラール(2,6−Octadienal,3,7−dimethyl−,(Z)−)を特徴的な香気成分として含むことがわかった。そして、表2のピーク面積の比(2,6−Octadien−1−ol,3,7−dimethyl−,(Z)−:Geraniol:2,6−Octadienal,3,7−dimethyl−,(Z)−)=6774079:34810013:195119725)から、前記ネロール、ゲラニオール、ネラールの3成分の質量比は、1:5:29であることがわかった。
また、生姜抽出液(ショウガ生体水(商品名))の1000倍希釈サンプルの解析結果を、図2、表3に示す。
図2より、生姜抽出液(ショウガ生体水(商品名))の1000倍希釈サンプルは、ネラール(2,6−Octadienal,3,7−dimethyl−,(Z)−)及びゲラニアール(2,6−Octadienal,3,7−dimethyl−,(E)−)を特徴的な香気成分として含むことがわかった。
そして、表3のピーク面積の比(2,6−Octadienal,3,7−dimethyl−,(Z)−:2,6−Octadienal,3,7−dimethyl−,(E)−=23432806:46850016)から、前記ネラール及びゲラニアールの質量比は、1:2であることがわかった。
また、におい成分・文献データベース・ソフトウェア(AromaOffice4 西川計測株式会社 製)を用いた照合の結果、ゲラニオールはシトラス、レモンに特徴的な香気成分であり、フレッシュな香りを奏するものであることがわかった。また、ネロールはオレンジ、ドライフルーツ、薔薇等に特徴的な香気成分であり、甘い香りを奏するものであることがわかった。また、ネラールは、シトラス、カボス等に特徴的な香気成分であり、さわやかな香りを奏するものであることがわかった。また、ゲラニアールは、ダイダイ、レモン等に特徴的な香気成分であり、酸っぱい香りを奏するものであることがわかった。
上述の特徴を有する生姜抽出液を用いて、以下の試験を行った。
2.「飲みやすさ」の評価
製造した生姜抽出液について、20〜70歳の男10名、女10名の計20名のパネラーによる飲みやすさの官能評価を、ビジュアルアナログスケール(VAS)評価法を用いて行った。VASは、左端を0点(最低点、飲みにくい)と右端を5点(最高点、飲みやすい)と定義した。
製造した生姜抽出液について、20〜70歳の男10名、女10名の計20名のパネラーによる飲みやすさの官能評価を、ビジュアルアナログスケール(VAS)評価法を用いて行った。VASは、左端を0点(最低点、飲みにくい)と右端を5点(最高点、飲みやすい)と定義した。
パネラーは生姜抽出液を20mL試飲し、試飲後に清涼飲料水としての飲みやすさを評価した。被験者の評価を前述の定義に照らした時の点数を0.5を最小単位として算出した。
結果を、以下に示す。
結果を、以下に示す。
3.「便秘改善効果」の評価
3−1.代理アンケート調査(乳幼児及び小児)
軽度の便秘の症状を有し、通院及び投薬を受けていない0歳以上5歳未満の乳幼児及び小児、男女各1名を被験者とした。
被験者は、生姜抽出液を1日1回、食事時に1mL摂取した。
3−1.代理アンケート調査(乳幼児及び小児)
軽度の便秘の症状を有し、通院及び投薬を受けていない0歳以上5歳未満の乳幼児及び小児、男女各1名を被験者とした。
被験者は、生姜抽出液を1日1回、食事時に1mL摂取した。
被験者の母親に、被験者の代理として被験者の生姜抽出液摂取時の拒否反応、及び被験者の便秘の症状について代理アンケート調査を行った。
結果を以下に示す。
3−2.アンケート調査(成人)
軽度の便秘の症状を有し、通院及び投薬を受けていない30〜50歳の女2名を被験者とした。被験者は生姜抽出液を1日2回、朝晩に、20mL摂取した。
軽度の便秘の症状を有し、通院及び投薬を受けていない30〜50歳の女2名を被験者とした。被験者は生姜抽出液を1日2回、朝晩に、20mL摂取した。
生姜抽出液摂取後の、被験者の便秘症状についてアンケート調査を行った。
結果を以下に示す。
4.考察
以上の結果より、減圧低温抽出方法により抽出した生姜抽出液は飲みやすいことがわかった。また、乳幼児や小児も、減圧低温抽出方法により抽出した生姜抽出液の飲用を嫌がることはなかった。また、生姜抽出液を飲用した被験者には便秘症状の改善効果が現れた。
以上の結果より、減圧低温抽出方法により抽出した生姜抽出液は飲みやすいことがわかった。また、乳幼児や小児も、減圧低温抽出方法により抽出した生姜抽出液の飲用を嫌がることはなかった。また、生姜抽出液を飲用した被験者には便秘症状の改善効果が現れた。
ここで、乳幼児や小児が嫌がることなく生姜抽出液を飲用することができた要因は、生姜抽出液が水を主とするものであるためと考えられる。すなわち、減圧低温抽出方法により抽出した生姜抽出液のうち、70質量%以上が水である生姜抽出液には、飲みやすく、かつ便秘の改善に優れた効果が望める。
また、乳幼児や小児が嫌がることなく生姜抽出液を飲用することができた要因は、減圧低温抽出方法により抽出した生姜抽出液に含まれる特徴的な成分にあると考えられる。
すなわち、減圧低温抽出方法により抽出した生姜抽出液のうち、ショーガオールの含有量が1μg/100g以下である生姜抽出液は、より飲みやすいものであることが望める。
また、減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液はショーガオールの含有量が1μg/100g以下であっても、便秘の改善に優れた効果を示すことがわかった。
すなわち、減圧低温抽出方法により抽出した生姜抽出液のうち、ショーガオールの含有量が1μg/100g以下である生姜抽出液は、より飲みやすいものであることが望める。
また、減圧低温抽出方法により抽出された生姜抽出液はショーガオールの含有量が1μg/100g以下であっても、便秘の改善に優れた効果を示すことがわかった。
また、減圧低温抽出方法により抽出した生姜抽出液のうち、ジンゲロールの含有量が5μg/100g〜50μg/100gである生姜抽出液には、より飲みやすく、かつ便秘の改善により優れた効果が望める。
また、乳幼児や小児が嫌がることなく生姜抽出液を飲用することができた要因は、減圧低温抽出方法により抽出した生姜抽出液に含まれる特徴的な香気成分にあると考えられる。
すなわち、減圧低温抽出方法により抽出した生姜抽出液のうち、ネロール及びゲラニオールを香気成分として含み、前記ネロールとゲラニオールの質量比が、1:1〜1:5である生姜抽出液には、乳幼児や小児がより嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果が望める。
すなわち、減圧低温抽出方法により抽出した生姜抽出液のうち、ネロール及びゲラニオールを香気成分として含み、前記ネロールとゲラニオールの質量比が、1:1〜1:5である生姜抽出液には、乳幼児や小児がより嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果が望める。
特に、ネロール、ゲラニオール、ネラールの3成分を香気成分として含み、前記ネロール、ゲラニオール、ネラールの質量比が、1:2.5:15〜1:10:60である生姜抽出液には、乳幼児や小児がより嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果が望める。
また、減圧低温抽出方法により抽出した生姜抽出液のうち、ネラール及びゲラニアールを香気成分として含み、前記ネラールとゲラニアールの質量比が、1:0.5〜1:4である生姜抽出液には、乳幼児や小児が嫌がることなく飲むことができ、かつ便秘の改善に優れた効果が望める。
Claims (8)
- 減圧低温抽出方法により抽出された水相を含む、生姜抽出液。
- 前記水相が生姜抽出液全体の70質量%以上であることを特徴とする、請求項1に記載の生姜抽出液。
- ショーガオールの含有量が1μg/100g以下であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の生姜抽出液。
- ジンゲロールの含有量が5μg/100g〜50μg/100gであることを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の生姜抽出液。
- ネロール及びゲラニオールを香気成分として含み、前記ネロールとゲラニオールの質量比が、1:2.5〜1:10であることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の生姜抽出液。
- ネラール及びゲラニアールを香気成分として含み、前記ネラールとゲラニアールの質量比が、1:0.5〜1:4であることを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の生姜抽出液。
- ネロール、ゲラニオール、ネラールの3成分を香気成分として含み、前記ネロール、ゲラニオール、ネラールの質量比が、1:2.5:15〜1:10:60であることを特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載の生姜抽出液。
- 減圧かつ低温の条件で生姜を抽出する減圧低温抽出工程と、
減圧低温抽出工程で得た抽出物から水相を回収する水相回収工程と、
を有することを特徴とする、生姜抽出液の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017123332A JP2019006706A (ja) | 2017-06-23 | 2017-06-23 | 生姜抽出液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017123332A JP2019006706A (ja) | 2017-06-23 | 2017-06-23 | 生姜抽出液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019006706A true JP2019006706A (ja) | 2019-01-17 |
Family
ID=65028480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017123332A Pending JP2019006706A (ja) | 2017-06-23 | 2017-06-23 | 生姜抽出液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019006706A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021013368A (ja) * | 2019-07-12 | 2021-02-12 | 池田食研株式会社 | 植物抽出物及びその製造方法 |
CN113543649A (zh) * | 2019-02-06 | 2021-10-22 | K.L.R.M.有限公司 | 治疗便秘和其他胃肠系统疾病的组合物和方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0494685A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-03-26 | Morishita Jintan Kk | ショウガ酵素製剤及びその製法 |
JP2006034177A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Hirose Yukihiro | 安眠を促進する作用を有する飲料 |
JP2009213410A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Takara Shuzo Co Ltd | 料理用酒類及びその用途、並びに、加工食品 |
JP2014152130A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | T Hasegawa Co Ltd | ショウガオールの含有量が高いショウガ抽出物の製造方法 |
JP2015218120A (ja) * | 2014-05-15 | 2015-12-07 | 白井松新薬株式会社 | チロシナーゼ阻害剤およびその製造法 |
JP2016210706A (ja) * | 2015-05-01 | 2016-12-15 | Shiodaライフサイエンス株式会社 | 抗酸化・抗炎症剤、及び該抗酸化・抗炎症剤を含有するコルチゾール分泌抑制剤 |
-
2017
- 2017-06-23 JP JP2017123332A patent/JP2019006706A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0494685A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-03-26 | Morishita Jintan Kk | ショウガ酵素製剤及びその製法 |
JP2006034177A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Hirose Yukihiro | 安眠を促進する作用を有する飲料 |
JP2009213410A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Takara Shuzo Co Ltd | 料理用酒類及びその用途、並びに、加工食品 |
JP2014152130A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | T Hasegawa Co Ltd | ショウガオールの含有量が高いショウガ抽出物の製造方法 |
JP2015218120A (ja) * | 2014-05-15 | 2015-12-07 | 白井松新薬株式会社 | チロシナーゼ阻害剤およびその製造法 |
JP2016210706A (ja) * | 2015-05-01 | 2016-12-15 | Shiodaライフサイエンス株式会社 | 抗酸化・抗炎症剤、及び該抗酸化・抗炎症剤を含有するコルチゾール分泌抑制剤 |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
ANALYTICA CHIMICA ACTA, vol. 712, JPN6018012967, 2012, pages 85 - 93, ISSN: 0003900225 * |
減圧蒸留型抽出装置, JPN6018012969, 2012, ISSN: 0003900226 * |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113543649A (zh) * | 2019-02-06 | 2021-10-22 | K.L.R.M.有限公司 | 治疗便秘和其他胃肠系统疾病的组合物和方法 |
JP2021013368A (ja) * | 2019-07-12 | 2021-02-12 | 池田食研株式会社 | 植物抽出物及びその製造方法 |
JP7426687B2 (ja) | 2019-07-12 | 2024-02-02 | 池田食研株式会社 | 植物抽出物及びその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Lindsay | Flavors | |
Engel et al. | Flavor-active compounds potentially implicated in cooked cauliflower acceptance | |
JP5375050B2 (ja) | ショウガ加工食品組成物及びその製造方法 | |
Ruiz Perez-Cacho et al. | Identification of sulfur volatiles in canned orange juices lacking orange flavor | |
JP5465479B2 (ja) | タマネギ抽出物およびその製造方法 | |
JP6378513B2 (ja) | ヘスペリジン含有飲料、苦味改善剤及び苦味改善方法 | |
Li et al. | Characterization of the aldehydes and their transformations induced by uv irradiation and air exposure of white guanxi honey pummelo (Citrus grandis (L.) Osbeck) essential oil | |
JP2019006706A (ja) | 生姜抽出液 | |
CN107691936A (zh) | 一种口感较好的辣木叶水溶性提取物及其提取方法 | |
Rosa et al. | Flavoring of sea salt with Mediterranean aromatic plants affects salty taste perception | |
Jiang et al. | Based on HS-SPME-GC-MS combined with GC-O-MS to analyze the changes of aroma compounds in the aging process of Citri Reticulatae Pericarpium | |
Xiao et al. | Identification of key aromas of grapefruit juice and study of their contributions to the enhancement of sweetness perception | |
JP6001012B2 (ja) | 減圧マイクロ波抽出装置を用いて抽出した水抽出物を利用した風味呈味改善方法 | |
WO2015152271A1 (ja) | 風味向上剤、香料組成物及びこれらを含有する飲食品 | |
Qiao et al. | Investigation of the volatile profile of red jujube by using GC-IMS, multivariate data analysis, and descriptive sensory analysis | |
dos Santos et al. | Process optimization for elaboration of cajá-umbu (Spondias spp.) fruit jelly: The effect of pulp and pectin contents on sensory attributes and volatile constituents | |
JP6866598B2 (ja) | 飲料 | |
EP2987417A1 (en) | Mushroom extract, and taste improving agent | |
Ho et al. | Nutrition, functional and sensory properties of foods | |
Kang et al. | The sensory interactions of organic acids and various flavors in ramen soup systems | |
Theron | Sensory and phenolic profiling of Cyclopia species (Honeybush) and optimisation of the fermentation conditions | |
JP4600853B2 (ja) | 麦類若葉由来凝縮液含有物顆粒、顆粒およびその製造方法 | |
Li et al. | The Impact of Different Cooking Methods on the Flavor Profile of Fermented Chinese Spicy Cabbage | |
JP2021061825A (ja) | 香辛料の風味立ちを増強する方法及びその応用 | |
Lindsay | Flavors |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20181023 |