JP2019005689A - 気液分離器 - Google Patents

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Abstract

【課題】気液分離器が傾斜姿勢となった場合であっても、入口ポートがドレイン液で閉塞されることを回避する。
【解決手段】気液分離器32は、気液二相流が供給される第1入口ポート60及び第2入口ポート62と、該気液二相流が気液分離された後の気流を排出する出口ポート64が形成されたケーシング56を有する。該ケーシング56内には、隔壁66によって第1気液分離室70と第2気液分離室72が形成される。第2入口ポート62は、隔壁66の、第1気液分離室70に臨む面で開口する。この開口は、第2入口ポート62から流出する気液二相流の流通方向を変化させる偏向部材96で覆われている。
【選択図】図2

Description

本発明は、気液分離器に関し、一層詳細には、燃料電池に付設するものとして好適な気液分離器に関する。
周知の通り、燃料電池は、電解質(例えば、固体高分子膜)を挟んで対向するアノード電極とカソード電極を有し、アノード電極に水素等の燃料ガス、カソード電極に圧縮空気等の酸化剤ガスが供給されることで発電する。燃料ガス及び酸化剤ガスは、少なくとも一部が消費されるが、未反応分が燃料排ガス、酸化剤排ガスとしてアノード電極、カソード電極から、燃料排ガス排出流路、酸化剤排ガス排出流路にそれぞれ排出される。このように、燃料電池に対して反応ガスの供給機器、排出機器等が付設されることで、燃料電池システムが構成される。
燃料排ガスは、水分を含んだ気液二相流である。そこで、燃料排ガス排出流路に、燃料排ガスを水素と水分に分離するための気液分離器が設けられる。水分が分離された水素は、アノード電極に再供給される。一方、水分は、ドレイン弁を介して気液分離器内から排出される。
このような機能を営む気液分離器として、特許文献1に記載されたものが知られている。なお、この気液分離器では、エンジンの排気ガスからドレイン水を分離するようにしている。分離されたドレイン水は、一般的に、気液分離器の底部に設けられて液排出部を構成するドレインポート及びドレイン弁から排出される。
特開平7−259549号公報
特に車載用の燃料電池システムでは、小型化が要請される。このため、燃料電池システムを構成する気液分離器も小型化することが求められる。
入口ポートをケーシングの底部に設けた気液分離器を小型化しようとすると、入口ポートとドレインポートが近接する。この場合、車載用の燃料電池システムにおいては、ユーザが転蛇操作を行うことに伴って車体が傾くとともに気液分離器が傾斜姿勢となったとき、気液分離器内のドレイン水の液面が入口ポートよりも高くなる懸念がある。すなわち、入口ポートがドレイン水で閉塞される。このような状態となると、燃料排ガスが入口ポートから気液分離器内に流入することが困難となる。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、傾斜姿勢となった場合であっても気液二相流が入口ポートから流入することが容易な気液分離器を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、気液二相流が供給される入口ポートと、前記入口ポートから導入された前記気液二相流を液相と気流とに分離する気液分離室と、前記気流を排出する出口ポートとが形成されたケーシングを有する気液分離器において、
前記ケーシング内に、前記気液分離室を形成するための隔壁が設けられ、
前記入口ポートは、前記隔壁の、前記気液分離室に臨む面に設けられ、
さらに、前記入口ポートから流入する前記気液二相流の流通方向を変化させる偏向部材を有するとともに、前記ケーシングの内壁と前記偏向部材との間にクリアランスが形成されていることを特徴とする。
この構成において、入口ポートから流出した気液二相流により、偏向部材とケーシングの内壁との間の微小隙間(クリアランス)にベンチュリ効果が発現する。すなわち、前記クリアランスを介して気液分離室に向かう流れが生じる。隔壁によって気液分離室と区分された別室内にドレイン液(貯留液)が存在するときには、この流れにより、該ドレイン液が吸引されて気液分離室に移動する。一方、前記気液分離室内のドレイン液は、前記別室に移動する。ドレイン液がこのように移動することにより、ドレイン液の液面が入口ポートを避けるように傾斜する。
その結果として、入口ポートが貯留液で閉塞されることが回避される。このため、気液分離器が傾斜姿勢となった場合であっても、気液二相流が入口ポートからケーシング内に流入することが容易である。従って、例えば、気液分離器を燃料電池システムに組み込む場合、燃料電池からの排水素に対する気液分離を継続して行うことができるので、該燃料電池の定常運転を継続することができる。
なお、例えば、燃料電池からの排水素等、比重が小さい水素と比重が大きい水とを分離するときには、気液分離を促進するべく入口ポートをドレインポートよりも高位置に設けることが本来は望ましい。しかしながら、機器レイアウトの都合上、入口ポートを底部に設けざるを得ない場合がある。本発明によれば、このような場合においても、上記したベンチュリ効果に基づいて、入口ポートが貯留液で閉塞されることが回避される。
前記気液分離室内には、偏向部材から流通した気液二相流を案内する案内部を設けることが好ましい。この場合、気液二相流の流通方向が案内部によって変化する。すなわち、気液二相流が案内部に案内されつつ、気液分離室内に比較的長時間滞在する。以上のことが相俟って、気液二相流が液相と気相(気流)に十分に分離される。すなわち、十分な気液分離効率が得られる。
入口ポートを底部に設けた場合には、入口ポートから導入された気液二相流を上昇させた後に案内部によって下降させるようにすればよい。これにより、上記したように気液二相流が気液分離室内に比較的長時間滞在するようになる。
入口ポート及び出口ポートは、ケーシングの同一端面に設けることが好ましい。この場合、ケーシングを得るための素材に入口ポート及び出口ポートを形成する加工が容易となるからである。
以上のように構成される気液分離器は、例えば、燃料電池を含む燃料電池システムの構成機器に採用することができる。この場合、燃料電池のアノード電極から排出された燃料排ガスが、気液二相流として気液分離器に供給される。
本発明によれば、気液分離器を構成するケーシング内に、気液分離室を形成するための隔壁を設けるとともに、気液二相流を気液分離室に供給するための入口ポートを、前記隔壁の、気液分離室に臨む面で開口させ、さらに、前記入口ポートの開口を覆う偏向部材を設けるようにしている。このため、入口ポートから気液二相流が気液分離室に流入するとき、偏向部材とケーシングの内壁との間の微小隙間(クリアランス)にベンチュリ効果が発現する。
このベンチュリ効果により、前記クリアランスを介して気液分離室に向かう流れが生じる。隔壁によって気液分離室と区分された別室内にドレイン液が存在するときには、この流れにより、該ドレイン液が吸引されて気液分離室に移動する。その一方で、前記気液分離室内のドレイン液が前記別室に移動する。このようなドレイン液の移動が起こることにより、ドレイン液の液面が入口ポートを避けるように傾斜する。
その結果として、入口ポートが貯留液で閉塞されることが回避される。このため、例えば、気液分離器が傾斜姿勢となった場合であっても、気液二相流が入口ポートからケーシング内に流入することが容易である。従って、例えば、気液分離器を車載型の燃料電池システムに組み込む場合であっても、燃料電池からの排水素に対する気液分離を継続して行うことができる。すなわち、該燃料電池の定常運転を継続することができる。
本発明の実施の形態に係る気液分離器を含む燃料電池システムの要部概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る気液分離器の要部概略斜視図である。 図2の気液分離器の要部概略側面一部省略図である。 図2の気液分離器の要部概略側面図である。 図2の気液分離器の概略縦断面模式図である。
以下、本発明に係る気液分離器につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態では、気液分離器を燃料電池に付設して燃料電池システムを構成する場合を例示する。また、以下の説明における上下左右は、図2における上下左右に対応するが、これは理解を容易にするための便宜的なものである。特に、左右方向は、気液分離器を実使用する際の左右方向を特定するものではない。
はじめに、燃料電池システムにつき図1を参照して概略説明する。燃料電池システム10は、例えば、燃料電池電気自動車等の燃料電池車両(図示せず)に搭載される車載型である。
燃料電池システム10は、図示しない燃料電池が複数個積層されることで構成された燃料電池スタック12を有する。個々の燃料電池は、例えば、固体高分子膜からなる電解質と、該電解質を挟んで対向するアノード電極及びカソード電極を有する電解質・電極構造体が一対のセパレータで挟持されることで構成される。なお、この構成は周知であり、従って、図示及び詳細な説明は省略する。
燃料電池システム10は、さらに、燃料電池スタック12に付設されてアノード電極に燃料ガスを供給するための水素供給流路14(燃料ガス供給流路)と、アノード電極から燃料排ガスを排出するための水素排出流路16(燃料排ガス排出流路)とを有する。この中、水素供給流路14には、燃料ガスとしての高圧水素を貯留した水素タンク18が接続される。
水素供給流路14は二叉に分岐しており、このため、水素供給流路14は、第1分岐路20、第2分岐路22を含む。これら第1分岐路20、第2分岐路22には、それぞれ、第1インジェクタ24、第2インジェクタ26が設けられる。第1分岐路20、第2分岐路22は、第1インジェクタ24、第2インジェクタ26の下流側で合流して合流路28となり、該合流路28にエジェクタ30が設けられる。
一方の水素排出流路16には、気液分離器32が接続される。この気液分離器32から出発する循環流路34は、前記エジェクタ30に接続される。また、気液分離器32の底部には、ドレイン弁36を介して水分を排出する排水流路38が設けられる。
燃料電池システム10は、さらに、カソード電極に酸化剤ガスとしての圧縮空気を供給するための空気供給流路40(酸化剤ガス供給流路)と、カソード電極から排圧縮空気を排出するための空気排出流路42(酸化剤排ガス排出流路)とを有する。この中の空気供給流路40には、大気を圧縮して供給するエアポンプ44(コンプレッサ)が設けられる。
燃料電池スタック12には、さらに、該燃料電池スタック12に冷却媒体を供給する図示しない冷却媒体供給流路が設けられるとともに、全体の制御を行う制御部としてのECU46が付設される。以上により、燃料電池システム10が構成される。
次に、本実施の形態に係る気液分離器32につき説明する。
図2〜図4は、それぞれ、本実施の形態に係る気液分離器32の要部概略斜視図、要部概略側面一部省略図、要部概略側面図である。この気液分離器32は、一端面で開口する内室50が形成された本体部材52と、前記一端面に取り付けられて内室50を閉塞する閉塞部材54とを有するケーシング56を備える。本体部材52と閉塞部材54の間は、シール材58によってシールされる。
本体部材52の他端面における左上方、左下方には、内室50に連通する第1入口ポート60、第2入口ポート62がそれぞれ形成される。すなわち、第1入口ポート60は、第2入口ポート62に比して上方(高位置)である。また、右上方には出口ポート64が形成される。従って、この気液分離器32は、複数個(この場合、2個)の入口ポート60、62と、単一個の出口ポート64とを有する。
内室50には、板材からなる隔壁66が立設される。この隔壁66により、内室50内が、図2における紙面奥側の第1気液分離室70、紙面手前側の第2気液分離室72に区分される。閉塞部材54、隔壁66及び第2案内部106(後述)を省略した図3では第1気液分離室70が示され、隔壁66を図示した図4では第2気液分離室72が示されている。
なお、隔壁66の面積は、内室50の平面視から求められる該内室50の面積の略半分である(図4参照)。すなわち、内室50には、排水素の流通方向上流側にのみ隔壁66が存在する。内室50内の、隔壁66が存在しない空間は、第1気液分離室70及び第2気液分離室72よりも流通方向下流側であり、第1気液分離室70を通過した排水素と、第2気液分離室72を通過した排水素とが合流(集合)して集合流となる集合室74である。
隔壁66の紙面手前側の端面における左上方には、堰止板76が設けられる。この堰止板76は、第1入口ポート60からケーシング56内に導入された排水素が第2気液分離室72に流入することを阻止するとともに、排水素の流通方向を変化させる役割を果たす。
また、隔壁66には、2個の呼吸孔78a、78bが形成される。第1気液分離室70と第2気液分離室72は、これら呼吸孔78a、78bを介して連通する。
図2及び図3に示されるように、本体部材52の、第1入口ポート60、第2入口ポート62及び出口ポート64が形成された他端面には、内室50内に突出するようにして第1規制部80、第2規制部82が設けられる。第1規制部80は、鉛直方向に対して若干左下方に傾斜するように延在する。一方、第2規制部82は、左下方から右上方に向かって傾斜する案内傾斜部84と、該案内傾斜部84に連なり鉛直上方に指向して延在する第1鉛直部86と、該第1鉛直部86に連なり左方に向かって水平に延在する第1水平部88とからなる。これら第1規制部80及び第2規制部82により、第1気液分離室70内で排水素の流通方向を変化させる(すなわち、第1気液分離室70内の排水素の流通方向を所定方向に規制する)第1案内部90が構成される。
なお、隔壁66は、第1規制部80及び第2規制部82の、紙面手前側の側面部に当接している。そして、隔壁66の左下方には弧状切欠部92が形成されるとともに、第2入口ポート62から弧状切欠部92にわたって導管94(図2参照)が橋架される。このため、第2入口ポート62は、導管94を介して隔壁66の第2気液分離室72に臨む面で開口した形態となっている。
導管94の開口、換言すれば、第2入口ポート62の開口の近傍には、該開口から所定距離で離間した位置で該開口を覆う偏向部材96が配設される。偏向部材96は、導管94(第2入口ポート62)から流入した排水素の流通方向を変化させるためのものであり、右方の第3規制部98側に臨むように開口している。
偏向部材96の図2及び図4における左方、すなわち、閉塞した背部側では、第1気液分離室70と第2気液分離室72を連通する連通部97が設けられている(特に図4参照)。この連通部97は、ケーシング56の内壁から偏向部材96の背部にわたって形成されている。すなわち、連通部97により、ケーシング56の内壁と偏向部材96との間に微小空間(クリアランス)が形成される。連通部97によって形成されるクリアランスは、例えば、3〜5mm程度である。また、後述する貯留部118の上部には、板状閉塞部99が設けられる。
第3規制部98は、支持台100の斜面102に、隔壁66の右方下端を挟持する挟持部104と一体的に突出形成されている。第3規制部98は、前記堰止板76とともに第2案内部106を構成し、第2気液分離室72内で排水素の流通方向を変化させる。すなわち、第2気液分離室72内の排水素の流通方向を所定方向に規制する。
第3規制部98は、第1案内部90を構成する第2規制部82と平面視で略重なる位置に設けられる。すなわち、第3規制部98は、第1鉛直部86に略重なる第2鉛直部108と、該第2鉛直部108に連なるとともに左方に向かって水平に延在し、且つ第1水平部88に略重なる第2水平部110とからなる。このことから諒解されるように、第1気液分離室70、第2気液分離室72の内部は、第1案内部90、第2案内部106の各々により、クランク形状をなしている。
支持台100は、液滴水Dを案内する誘導路としての誘導傾斜部112を有する。また、前記斜面102と誘導傾斜部112との間には所定の段差が形成されており、この段差と第3規制部98(第2鉛直部108)とで仮貯液部114が形成される。誘導傾斜部112に誘導された液滴水Dは、この仮貯液部114に一旦貯留される。前記挟持部104には、仮貯液部114に貯留された水を第1気液分離室70側に移すための移液孔116(図3及び図4参照)が形成されている。
第1気液分離室70及び第2気液分離室72には、その底部が切り欠かれるようにして、所定の容積を有する貯留部118が形成される。貯留部118は、第1気液分離室70及び第2気液分離室72に連通する。
貯留部118の底部には、貯留部118内の水分を排出する液排出部としてのドレインポート120が設けられる。前記ドレイン弁36は、ドレインポート120に接続され、開状態となったときに貯留部118内の水分を排出する。一方、ドレイン弁36が閉状態であるときには、水分は貯留部118に貯留される。
本実施の形態に係る気液分離器32は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
燃料電池スタック12を運転するに際しては、水素タンク18から水素供給流路14に燃料ガスとしての水素が供給される。水素は、第1分岐路20の第1インジェクタ24、又は第2分岐路22の第2インジェクタ26のいずれかを通過した後、さらに合流路28のエジェクタ30を経由して、燃料電池スタック12を構成する各燃料電池のアノード電極に供給される。
その一方で、エアポンプ44を介して、空気供給流路40に酸化剤ガスである圧縮空気が送られる。圧縮空気は、後述する排圧縮空気によって加湿された後、燃料電池スタック12を構成する各燃料電池のカソード電極に供給される。
以上のように反応ガスが供給されることにより、各燃料電池のアノード電極、カソード電極で電極反応がそれぞれ生起される。これにより、発電が行われる。なお、燃料電池スタック12には冷却媒体流路が形成されており、該冷却媒体流路に、前記冷却媒体供給流路を介して供給された冷却媒体が流通される。
カソード電極に供給されて一部が消費された圧縮空気は、排圧縮空気として空気排出流路42に排出される。排圧縮空気は、カソード電極での電極反応によって生成した水分を含む湿潤ガスである。この排圧縮空気は、図示しない加湿器において、カソード電極に新たに供給される酸化剤ガスを加湿する。その後、所定の圧力に設定されて燃料電池システム10の外部に排出される。
一方、アノード電極に供給されて一部が消費された水素は、排水素として水素排出流路16に排出される。排水素は、水素排出流路16を流通する過程で気液分離器32に供給される。
この際、排水素は、図2に示す第1入口ポート60と第2入口ポート62から個別にケーシング56内に導入される。上方の第1入口ポート60から流入した排水素は、内室50の内壁に沿って右下方に傾斜するように若干進行し、隔壁66が存在することで図2の紙面奥側に形成された第1気液分離室70に流入する。なお、第2気液分離室72に進行しようとする排水素は、隔壁66の紙面手前側の端面に設けられた堰止板76で堰止される。このため、第1入口ポート60から流入した排水素が第2気液分離室72に流入することが阻止される。
第1気液分離室70に流入した排水素は、第1規制部80の延在方向に沿って流通する。このため、排水素の流通方向が、それまでの右下方向きから、鉛直下方よりも若干左方向きとなる。
排水素は、その後、第2規制部82の案内傾斜部84、第1鉛直部86、第1水平部88に沿って進行する。このため、排水素の流通方向は、左下方から右上方、右上方から水平方向(左方)の順序で変化する。排水素は、さらに、第1規制部80の、第2規制部82に臨む側の端面によって案内されることで上昇し、その後、流通方向が集合室74側に偏向される。その結果、第1気液分離室70から導出されて集合室74に到達する。図3には、以上の流通過程を矢印で示している。
この流通過程で、排水素の流速が急速に低下する。さらに、第1気液分離室70内に第1案内部90(第1規制部80、第2規制部82)が形成され、該第1気液分離室70内がクランク形状とされている。このため、排水素が、第1気液分離室70内に比較的長時間滞在する。以上のような理由から、第1入口ポート60から第1気液分離室70内に供給された排水素(気液二相流)が、液相である水分と、気相である第1水素気流(第1気流)とに効率よく分離される。水分は貯留部118に貯留され、第1水素気流は集合室74に流入する。
一方、下方の第2入口ポート62側に回り込んだ排水素は、第1気液分離室70内に配設された導管94を経由し、第2気液分離室72内に臨む開口から導出される。このため、第2入口ポート62から流入した排水素が第1気液分離室70に流入することが阻止される。
前記開口の近傍には、上記したように、右方が開口した偏向部材96が設けられている。このため、導管94から導出された排水素の流通方向は、閉塞部材54側から右方の第3規制部98側に変化する。排水素は、その後、第3規制部98の第2鉛直部108、第2水平部110に沿って進行する。このため、排水素の流通方向は、一旦左下方から右上方に向かい、その後、右上方から水平方向(左方)に向かうように変化する。排水素は、さらに、内室50の内壁に案内されながら上昇し、さらに、堰止板76の、第2気液分離室72に臨む側の端面に案内されることで、流通方向が下方に偏向される。その結果、排水素は、第2気液分離室72から導出されて集合室74に到達する。図4には、以上の流通過程を矢印で示している。
第2気液分離室72内でも同様に、上記の流通過程で、排水素の流速が急速に低下する。さらに、第2気液分離室72内に第2案内部106(第3規制部98、堰止板76)が形成されているために、該第2気液分離室72内がクランク形状とされている。このため、排水素が、第2気液分離室72内に比較的長時間滞在する。従って、第2入口ポート62(導管94)から第2気液分離室72内に供給された排水素(気液二相流)もまた、液相である水分と、気相である第2水素気流(第2気流)とに効率よく分離される。水分は、第1気液分離室70で分離された水分と同じく貯留部118に貯留され、第2水素気流は集合室74に流入する。
さらに、第1気液分離室70と第2気液分離室72は、隔壁66に形成された呼吸孔78a、78bを介して連通している。このため、上記の気液分離が進行するとき、第1気液分離室70内における排水素の流速や流体圧力と、第2気液分離室72内における排水素の流速や流体圧力とが略同等となる。その結果として、第1気液分離室70、第2気液分離室72における気液分離効率が略同等となる。従って、例えば、一方の気液分離室の耐圧を、他方の気液分離室に比して大きくする必要がない。
第1気液分離室70から導出された第1水素気流と、第2気液分離室72から導出された第2水素気流は、集合室74で集合して集合流となる。すなわち、第1水素気流及び第2水素気流は、流通方向が互いに略平行となる。この集合流が、出口ポート64を介して循環流路34(図1参照)に流入する。集合流は、その後、循環流路34からエジェクタ30に吸引され、新たに供給された水素とともにアノード電極に再供給される。
集合流(第1水素気流及び第2水素気流)には、未だ若干の水分が含まれる。このため、集合流が集合室74の内壁に接触することに伴い、水分が液化して液滴水D(液相)となり、集合室74の内壁に付着する。
液滴水Dは、重力の作用下に下方、すなわち、集合室74の底部に向かって流下する。ここで、集合室74の底部には、支持台100に設けられた誘導傾斜部112が位置する。液滴水Dは、この誘導傾斜部112に誘導され、第3規制部98の第2鉛直部108に堰止されることで前記仮貯液部114に一旦貯留される。仮貯液部114が出口ポート64から大きく離間した位置にあるので、仮貯液部114に貯留された水分が集合流とともにエジェクタ30に吸引されることが回避される。
支持台100の挟持部104には、移液孔116が形成されている。従って、段差部に所定量の水分が貯留されると、該水分は移液孔116からオーバーフローする。これにより、水分が貯留部118に移される。以下、貯留された水分を「ドレイン水W」と表記する。
偏向部材96が設けられていないとき、ケーシング56内のドレイン水Wの液面は、例えば、気液分離器32を模式的に表した図5中に仮想線L1で示す位置となる。この場合において、燃料電池システム10を搭載した燃料電池車両が、ユーザが転蛇操作を行うこと等に伴って傾斜すると、気液分離器32も傾斜姿勢となるために液面が第2入口ポート62を閉塞する懸念がある。この状況下では、排水素が第2入口ポート62から第1気液分離室70に流入することが困難となる。
本実施の形態では、第2入口ポート62(導管94)を、隔壁66の、第1気液分離室70に臨む面で開口させ、且つ偏向部材96で開口を覆っている。このため、導管94から流出した排水素は、図2に矢印S1で示すように、偏向部材96によって流通方向が第1案内部90側に変化し、閉塞部材54の内壁に沿って進行する。
これに伴い、偏向部材96の背部とケーシング56との間にいわゆるベンチュリ効果が発現する。すなわち、図2に矢印S2で示すように、偏向部材96の背部側に形成された第1気液分離室70と第2気液分離室72の前記連通部97(図4参照)を介して、第2気液分離室72から第1気液分離室70側に向かう流れが生じる。従って、第2気液分離室72側のドレイン水W(図5参照)が、前記連通部97を介して第1気液分離室70側に吸引される。
第1気液分離室70側のドレイン水Wは、第2気液分離室72から第1気液分離室70側に吸引された分、図2に矢印S3で示すように貯留部118を介して第2気液分離室72側に移る。このため、気液分離器32内のドレイン水Wの貯留量が低下することはない。
以上のようにドレイン水Wが移動する結果、図5中に実線L2で示すように、ドレイン水Wの液面が第2入口ポート62を避けるように傾斜する。すなわち、第2入口ポート62の周囲では、液面が該第2入口ポート62よりも下方(低位置)となる。このように、本実施の形態では、連通部97(クリアランス)の近傍で起こるベンチュリ効果によって、第2入口ポート62をドレイン水Wから露呈させることができる。このため、排水素を第2入口ポート62から継続して第1気液分離室70内に流入させることが可能となる。
この状態は、燃料電池システム10を搭載した燃料電池車両が、ユーザが転蛇操作を行うこと等に伴って傾斜したときにも保たれる。すなわち、第2入口ポート62がドレイン水Wから露呈する。従って、第1気液分離室70において排水素に対する気液分離を続行することができるので、燃料電池スタック12、ひいては燃料電池システム10の定常運転を継続することができる。
さらに、本実施の形態では、本体部材52の同一端面に第1入口ポート60、第2入口ポート62及び出口ポート64を形成している。このため、素材から本体部材52を得るまでの加工が容易である。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、気液分離器32を含む燃料電池システム10は、車載型のものに特に限定されず、定置型のものであってもよい。
また、気液分離器32は、第2入口ポート62から気液二相流をケーシング56内に導入するものとして用いられるものであればよく、燃料電池システム10を構成するものに特に限定されるものではない。気液二相流も、水分を含んだ水素以外のものであってもよい。
10…燃料電池システム 12…燃料電池スタック
14…水素供給流路 16…水素排出流路
18…水素タンク 24…第1インジェクタ
26…第2インジェクタ 30…エジェクタ
32…気液分離器 34…循環流路
36…ドレイン弁 38…排水流路
40…空気供給流路 42…空気排出流路
50…内室 52…本体部材
56…ケーシング 60…第1入口ポート
62…第2入口ポート 64…出口ポート
66…隔壁 70…第1気液分離室
72…第2気液分離室 74…集合室
76…堰止板 78a、78b…呼吸孔
80…第1規制部 82…第2規制部
90…第1案内部 94…導管
96…偏向部材 97…連通部(クリアランス)
98…第3規制部 100…支持台
106…第2案内部 112…誘導傾斜部
114…仮貯液部 116…移液孔
120…ドレインポート D…液滴水
W…ドレイン水
偏向部材96の図2及び図4における左方、すなわち、閉塞した背部側では、第1気液分離室70と第2気液分離室72を連通する連通部97が設けられている(特に図4参照)。この連通部97は、ケーシング56の内壁から偏向部材96の背部にわたって形成されている。すなわち、連通部97により、ケーシング56の内壁と偏向部材96との間に微小空間(クリアランスの一部)が形成される。連通部97によって形成されるクリアランスは、例えば、3〜5mm程度である。また、後述する貯留部118の上部には、板状閉塞部99が設けられる。
本実施の形態では、第2入口ポート62(導管94)を、隔壁66の、第気液分離室72に臨む面で開口させ、且つ偏向部材96で開口を覆っている。このため、導管94から流出した排水素は、図2に矢印S1で示すように、偏向部材96によって流通方向が第1案内部90側に変化し、閉塞部材54の内壁に沿って進行する。
これに伴い、偏向部材96の背部とケーシング56との間にいわゆるベンチュリ効果が発現する。すなわち、図2に矢印S2で示すように、偏向部材96の背部側に形成された第1気液分離室70と第2気液分離室72の前記連通部97(図4参照)を介して、第気液分離室70から第気液分離室72側に向かう気流が生じる。第2気液分離室72に流入した気流は、偏向部材96と閉塞部材54との間の狭小なクリアランスを通過した後、図2に矢印S3で示すように貯留部118を介して第1気液分離室70側に戻る
以上のように気流が移動する結果、ドレイン水Wが気流に押し出され、図5中に実線L2で示すように、ドレイン水Wの液面が弧状切欠部92を避けるように傾斜する。すなわち、弧状切欠部92の周囲では、液面が該弧状切欠部92よりも下方(低位置)となる。このように、本実施の形態では、連通部97を含むクリアランスの近傍で起こるベンチュリ効果によって、弧状切欠部92をドレイン水Wから露呈させることができる。このため、排水素を弧状切欠部92から継続して第1気液分離室70内に流入させることが可能となる。
この状態は、燃料電池システム10を搭載した燃料電池車両が、ユーザが転蛇操作を行うこと等に伴って傾斜したときにも保たれる。すなわち、弧状切欠部92がドレイン水Wから露呈する。従って、第1気液分離室70において排水素に対する気液分離を続行することができるので、燃料電池スタック12、ひいては燃料電池システム10の定常運転を継続することができる。

Claims (5)

  1. 気液二相流が供給される入口ポートと、前記入口ポートから導入された前記気液二相流を液相と気流とに分離する気液分離室と、前記気流を排出する出口ポートとが形成されたケーシングを有する気液分離器において、
    前記ケーシング内に、前記気液分離室を形成するための隔壁が設けられ、
    前記入口ポートは、前記隔壁の、前記気液分離室に臨む面に設けられ、
    さらに、前記入口ポートから流入する前記気液二相流の流通方向を変化させる偏向部材を有するとともに、前記ケーシングの内壁と前記偏向部材との間にクリアランスが形成されていることを特徴とする気液分離器。
  2. 請求項1記載の気液分離器において、前記気液分離室内に設けられて前記偏向部材から流通した前記気液二相流を案内する案内部を有することを特徴とする気液分離器。
  3. 請求項2記載の気液分離器において、前記入口ポート及び液排出部が前記ケーシングの底部に設けられ、前記入口ポートから導入された気液二相流を上昇させた後に前記案内部によって下降させることを特徴とする気液分離器。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の気液分離器において、前記入口ポート及び前記出口ポートが前記ケーシングの同一端面に形成されていることを特徴とする気液分離器。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の気液分離器において、燃料電池に付設されて燃料電池システムを構成し、前記気液二相流として燃料電池のアノード電極から排出された燃料排ガスが供給されることを特徴とする気液分離器。
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