JP2020181773A - 気液分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体の流入量に応じて液体を良好に排出することで、結露水が生じても流路や排水弁の凍結を抑制することができる気液分離装置を提供する。【解決手段】気液分離装置10は、ケース66と、内部空間68に連通する開口75を介して分離した液体を排水する排水路74aとを備える。内部空間68は、開口75よりも低い位置に一時貯水空間94を備えると共に、隔壁96により、大空間98と、一時貯水空間94の少なくとも一部及び開口75を有する小空間100とに区画されている。隔壁96は、クリアランス102を形成し、且つ流体の流入量の増加に伴って大空間98と小空間100との間に差圧が生じるように小空間100を囲っている。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池システムに適用される気液分離装置に関する。
燃料電池システムは、反応ガス(アノードガス及びカソードガス)の反応により発電を行う燃料電池スタックと、燃料電池スタックに対し反応ガスの供給及び排出を行う反応ガス系装置とを有する。燃料電池スタックの発電時には、反応により生じる生成水が反応ガスに混じるため、反応ガスの排出経路には、反応ガスに含まれる水を分離する気液分離装置が設けられる。
例えば、特許文献1に開示の燃料電池システムは、アノードオフガスが排出されるオフガス流通路に、水素ガスと水に分離させる気液分離器(気液分離装置)を備える。この気液分離装置は、ケースの下部に水を流動させ、気液分離装置に連通する連通路(排水路)及び排水弁(パージ弁)を介して排出される。
特開2009−231073号公報
ところで、この種の燃料電池システムは、低温環境下においてシステムを停止する際に、燃料電池スタックから水素ガス及び水を排出する掃気制御(ソーク)を行うことで、燃料電池スタック内の凍結を防止している。
しかしながら、掃気制御後に低温環境が続くと、温度が高い燃料電池と他の補機との間に温度差が生じて、気液分離装置内に結露が発生する。そのため、気液分離装置は、システム停止後の水(生成水の残水、結露水)がケースの下部から排水路やパージ弁に流入する。これにより低温環境により結露水が凍結すると、流路や排水弁が閉塞してしまう可能性があった。
本発明は、上記の気液分離装置の技術に関連するものであり、流体の流入量に応じて液体を良好に排出することで、結露水が生じても排水路等の凍結を抑制することができる気液分離装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の一態様は、気体と液体が混じった流体を前記気体と前記液体に分離する内部空間を有するケースと、前記ケースに設けられ、前記内部空間に連通する開口を介して分離した液体を排水する排水路とを備える気液分離装置であって、前記内部空間は、前記開口よりも低い位置に一時貯水空間を備えると共に、前記ケース内に設けられた隔壁により、第1空間と、前記一時貯水空間の少なくとも一部及び前記開口を有する第2空間とに区画されており、前記隔壁は、前記第1空間と前記第2空間とを部分的に連通させるクリアランスを形成し、且つ前記流体の流入量の増加に伴って前記第1空間と前記第2空間との間に差圧が生じるように前記第2空間を囲っている。
上記の気液分離装置は、ケース内の隔壁がクリアランスを形成し、第1空間と第2空間の間に差圧が生じるように第2空間を区画していることで、流体の流入量に応じて液体を良好に排出することができる。すなわち、流体の流入量が少ない場合には、第2空間に貯留される液体が開口と同じ水位に達すると、排水路に液体を排水する。一方、流体の流入量が多くなった場合には、第1空間と第2空間の差圧によりクリアランスを通った流体が一時貯水空間の液体を押し上げて開口から排水路に液体を排水する。これにより、結露水が生じても一時貯水空間に結露水を充分に溜められるようになり、排水路等の凍結を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る気液分離装置を有する燃料電池システムのブロック図である。 気液分離装置の側面断面図である。 気液分離装置の排水機構部を拡大して示す断面斜視図である。 図4Aは、図3のIVA−IVA線断面図である。図4Bは、図3のIVB−IVB線断面図である。 図5Aは、燃料電池スタックの発電時における気液分離装置の生成水の排水を示す断面斜視図である。図5Bは、気液分離装置の生成水の排水を示す側面断面図である。 図6Aは、燃料電池システムの掃気制御時における生成水の排水を示す断面斜視図である。図6Bは、気液分離装置の結露水の貯留を示す側面断面図である。 本発明の第2実施形態に係る気液分離装置の排水機構部を拡大して示す断面斜視図である。 図8Aは、気液分離装置の掃気制御時における生成水の排水を示す側面断面図である。図8Bは、気液分離装置の結露水の貯留を示す側面断面図である。
以下、本発明について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係る気液分離装置10は、図1に示すように、燃料電池車両11(燃料電池自動車:以下、単に車両11という)に搭載される車両11の燃料電池システム12に適用される。燃料電池システム12は、燃料電池スタック14、反応ガス系装置15(アノード系装置16、カソード系装置18)、冷却装置20及び制御装置22(ECU)を備える。
燃料電池スタック14は、アノード系装置16から供給されるアノードガス(水素ガス等の燃料ガス)と、カソード系装置18から供給されるカソードガス(エア等の酸化剤ガス)との電気化学反応により発電する複数の発電セル24を有する。複数の発電セル24は、電極面を立位姿勢にして車両11の車幅方向に沿って積層されている。なお、複数の発電セル24は、車両11の前後方向や重力方向に積層されていてもよい。
発電セル24は、電解質膜・電極構造体26(以下、「MEA26」という)と、MEA26を挟持する2つのセパレータ28とで構成される。MEA26は、電解質膜30(例えば、固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜))と、電解質膜30の一方の面に設けられたアノード電極32と、電解質膜30の他方の面に設けられたカソード電極34とを有する。2つのセパレータ28のうち一方は、アノード電極32と対向し合う面にアノードガスを流動させるアノード流路36を形成する。2つのセパレータ28のうち他方は、カソード電極34と対向し合う面にカソードガスを流動させるカソード流路38を形成する。また、2つのセパレータ28同士が対向し合う面は、冷媒を流動させる冷媒流路40を形成する。
さらに、燃料電池スタック14は、アノードガス、カソードガス及び冷媒を発電セル24の積層方向に沿って流動させ、アノード流路36、カソード流路38及び冷媒流路40に流通させる複数の連通孔(不図示)を備える。各連通孔は、燃料電池スタック14に接続されるアノード系装置16、カソード系装置18及び冷却装置20の配管に連通している。
カソード系装置18は、配管として、燃料電池スタック14にカソードガスを供給するカソード供給管42と、燃料電池スタック14で発電に使用されたカソードオフガスを排出するカソード排出管44とを有する。また冷却装置20は、配管として、燃料電池スタック14に冷媒を供給する冷媒供給管46と、燃料電池スタック14から冷媒を排出する冷媒排出管48とを有する。
アノード系装置16は、配管として、燃料電池スタック14にアノードガスを供給するアノード供給管50と、燃料電池スタック14で発電に使用されたアノードオフガスを排出するアノード排出管52とを有する。また、アノード供給管50とアノード排出管52の間には、アノード排出管52のアノードオフガスに含まれる水素ガス(アノードガス)をアノード供給管50に戻すためのバイパス管54が接続されている。
アノード系装置16は、燃料電池スタック14にアノードガスを供給するための補機として、アノード供給管50の上流から下流に向かって順に、タンク56、インジェクタ58、エジェクタ60を備える。タンク56は、アノード供給管50の一端に接続され、貯留しているアノードガス(高圧水素ガス)をアノード供給管50に供給する。インジェクタ58は、アノード供給管50において上流側のアノードガスを所定の噴出圧で下流側に噴出する。エジェクタ60は、インジェクタ58から噴出したアノードガスの流動に基づき、バイパス管54からアノードガスを吸引しつつ下流側の燃料電池スタック14にアノードガスを供給する。
一方、アノード系装置16は、燃料電池スタック14からアノードオフガスを排出する補機としてアノード排出管52に気液分離装置10を備える。またアノード系装置16は、気液分離装置10にバイパス管54を接続すると共に、パージ弁62を介して排水管64を接続している。この気液分離装置10は、例えば、燃料電池スタック14の車幅方向一端(発電セル24の積層方向一端)に設置される。なお、本実施形態に係る気液分離装置10は、アノード系装置16の他の箇所やカソード系装置18(反応ガス系装置15)に適用されてもよい。
図2に示すように、気液分離装置10は、内部空間68を有するケース66(構造体)を備える。気液分離装置10は、内部空間68においてアノードオフガス(流体)に含まれる発電に使用されていない未反応の水素ガス(気体)と、燃料電池スタック14の発電で生じた生成水(液体)とを分離する。
なお、以下では、図2中に記載の矢印方向に基づき気液分離装置10の各構成の位置及び方向を説明していく。この場合、矢印A方向は、車両11の前後方向(車長方向)に一致し、矢印B方向は車両11の上下方向(重力方向)に一致し、矢印C方向は車両11の左右方向(車幅方向)に一致する。
ケース66は、矢印A方向且つ矢印B方向からなる2次元面において所定形状を呈する一方で、この2次元面に直交する厚み方向(矢印C方向)に比較的薄い立体形状に形成されている。詳細には、ケース66の2次元面の全体的な外形は、前端から後側(矢印A2側)に向かって重力方向上側(矢印B1側)に湾曲して延びる略円弧状(略L字状)に形成されている。なお、ケース66の形状は、特に限定されず、種々の形状を適用可能である。
また、ケース66には、アノード排出管52が接続される流入ポート70、バイパス管54が接続される排気ポート72、及びパージ弁62が接続される排水ポート74が設けられている。
流入ポート70は、ケース66の側部(矢印A1側)に設けられている。流入ポート70は、内部空間68に連通してアノード排出管52から内部空間68にアノードオフガスを流入させる流入路70aを有する。なお、燃料電池システム12は、燃料電池スタック14に複数のアノード排出管52を接続し、気液分離装置10に設けられた複数の流入ポート70に対して各アノード排出管52が接続される構成でもよい。
排気ポート72は、ケース66の上部(矢印B1側)に設けられている。排気ポート72は、内部空間68に連通して内部空間68からバイパス管54に水素ガスを流出させる排気路72aを有する。
排水ポート74は、ケース66の下部(矢印B2側)に設けられた排水機構部76(後記の底壁84内)に設けられている。排水ポート74の背面側にはパージ弁62が取り付けられており、排水ポート74は、内部空間68とケース66の外部とを連通する排水路74aを介してパージ弁62に水を流出させる。パージ弁62は、制御装置22の制御下に開閉し、燃料電池スタック14の発電時や掃気時に気液分離装置10から水を排出する。
以上のケース66の内部空間68は、アノード排出管52(流入ポート70)から流入したアノードオフガスを矢印A2側且つ矢印B1側に向かって流動させることで、流動中に水素ガスと生成水に分離させる。そして、内部空間68は、バイパス管54(排気ポート72)に水素ガスを排出する一方で、排水ポート74を通してパージ弁62に分離した生成水を排出する。
内部空間68は、ケース66の外形に略一致する形状に形成され、またアノードオフガスの流動中に水素ガスと生成水を分離する適宜の分離構造を有する。例えばケース66は、図2中において2点鎖線で示すように、2次元平面における内部空間68の略中間位置を延在するように仕切り壁78を備え、仕切り壁78により内部空間68の下側を2つの空間に仕切るように構成することができる。この仕切り壁78は、水素ガスを上方向に流動させつつ、流動時に付着した水を重力方向下側に誘導する。なお、分離構造は、仕切り壁78に限らず、アノードオフガスを蛇行させて流動させるラビリンス構造等が適用されてもよい。
また図3、図4A及び図4Bに示すように、排水機構部76は、ケース66内で排水ポート74の形成箇所(矢印B2側)に設けられ、アノードオフガスの流動経路に対してケース66自体を矢印B2側に向かって突出させることで構成されている。具体的には、ケース66の突出部分67は、側面断面視で、前壁80、後壁82、底壁84を有する方形状を呈している。前壁80及び後壁82は、流入ポート70が設けられる基部壁86から下方向に短く突出し、底壁84は、この前壁80及び後壁82の下端を塞いでいる。なお図示は省略するが、突出部分67の車幅方向(矢印C方向)の一対の側壁も、前壁80及び後壁82と同様に下方向に突出している。
突出部分67の底壁84は、パージ弁62が取り付けられる基礎壁88と、基礎壁88から重力方向下側に傾斜する傾斜内壁90とを有する。基礎壁88は矢印C1側(右側)に位置する一方で、傾斜内壁90は矢印C2側(左側)に位置する。
さらに、基礎壁88は、重力方向上側に隆起する隆起部92を備える。隆起部92の突出端は水平方向に延在する平坦面92aに形成され、この平坦面92aには排水路74aの開口75が形成されている。すなわち、底壁84は、傾斜内壁90と隆起部92とを備えることで、開口75よりも低い空間部分(一時貯水空間94)を突出部分67内に形成している。
一時貯水空間94は、生成水を貯留すると共に、後述する掃気後の結露水を貯留する。この一時貯水空間94は、ケース66の一方(矢印C2側)の側壁と傾斜内壁90とにより三角形状に形成されている。傾斜内壁90とケース66の側壁との連結箇所は、一時貯水空間94の谷部90a(後記の小空間100の最下端)となっている。
また、隆起部92は、排水路74aの開口75を一時貯水空間94よりも高い位置に配置させる。隆起部92は、下部に対し上部(平坦面92a)が小さい四角錐状の台形に形成され、この台形内を排水路74aが貫通している。平坦面92aの四方の周囲は、基礎壁88から平坦面92aに向かって傾斜する土手面92bに形成されている。
また、ケース66は、突出部分67の内側に箱状の隔壁96を備えることで、排水機構部76の空間を他の空間から区画している。つまり、本実施形態に係る内部空間68は、ケース66内の隔壁96により、内部空間68の大部分を構成する大空間98(第1空間)と、大空間98の重力方向下側で排水機構部76の空間を構成する小空間100(第2空間)とに分かれている。
隔壁96は、前壁80の近傍位置に形成される前側部96a、後壁82の近傍位置に形成される後側部96b、及び前側部96aと後側部96bの上端を連結する天井部96cを有し、側面断面視でコ字状を形成している。前側部96a、後側部96b及び天井部96cの各々は、突出部分67の一対の側壁に連結している。
天井部96cは、ケース66内で、アノード排出管52が接続される流入ポート70よりも低い位置(重力方向下側位置)で平坦状に形成されている。また、天井部96cは、排水路74aの開口75に対向して、水平方向(矢印A方向且つ矢印C方向)に延在している。
一方、前側部96aと後側部96bは、小空間100を挟んで互いに対称形状に形成されている。前側部96aと後側部96bの下縁部97は、ケース66の底壁84に対応する形状で、且つケース66の底壁84に対し一定の間隔からなるクリアランス102を形成する。すなわち、前側部96a及び後側部96bの下縁部97は、基礎壁88の位置で、クリアランス102の分だけ離間して矢印C方向に延在する基礎壁対向縁97aを有する。また前側部96aと後側部96bは、傾斜内壁90の位置で、クリアランス102の分だけ離間して矢印C2側且つ矢印B2側に傾斜する傾斜内壁対向縁97bを有する。
なお、本実施形態に係る気液分離装置10は、矢印A方向に沿った側面断面視で、排水路74aの開口75を、前側部96aと後側部96bで挟んだ小空間100の矢印A方向中央に設定している。また気液分離装置10は、矢印C方向に沿った側面断面視で、排水路74aの開口75を、矢印C1側でクリアランス102よりも高い位置に設定している。
上記のように構成される排水機構部76(隔壁96)内の小空間100は、クリアランス102を介して大空間98に連通する。そのため大空間98の水は、隔壁96(前側部96a、後側部96b)の下側のクリアランス102から小空間100に導かれる。
この排水機構部76は、クリアランス102以外の小空間100の周囲(殆どの部分)を隔壁96により囲っていることで、アノード排出管52からのカソードオフガスの流入量の増加に伴い、大空間98と小空間100との間に差圧(圧力差)を生じさせる。そして、差圧が高まると圧力損失によりクリアランス102を通過する断面積が必要となることで、排水機構部76は、一時貯水空間94に存在する生成水を開口75に運ぶ圧力を発生させる。これにより、排水機構部76は、一時貯水空間94の生成水を開口75の高さまで容易に押し上げることができる。
特に、クリアランス102の最下端は、一時貯水空間94の谷部90aを臨んでいる。このため排水機構部76は、アノードオフガスを谷部90aにも流動させて、谷部90aの生成水を押し上げることができる。
本実施形態に係る気液分離装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下その動作について説明する。
図1に示すように、燃料電池システム12は、制御装置22の制御下に、アノード系装置16のアノード供給管50から燃料電池スタック14にアノードガスを供給し、カソード系装置18のカソード供給管42から燃料電池スタック14にカソードガスを供給する。これにより燃料電池スタック14内では、各発電セル24のアノード電極32にアノードガスが供給される一方で、各発電セル24のカソード電極34にカソードガスが供給され、各発電セル24が発電を行う。また、制御装置22は、燃料電池スタック14の発電時に、冷却装置20を動作して冷媒を循環させ、燃料電池スタック14の冷却を行う。
燃料電池スタック14は、発電時に、アノード系装置16のアノード排出管52にアノードオフガスを排出し、カソード系装置18のカソード排出管44にカソードオフガスを排出する。アノード排出管52に排出されたアノードオフガスは、下流側の気液分離装置10に流動して、気液分離装置10内で水素ガスと水(生成部位)に分離する。そして気液分離装置10の水素ガスは、エジェクタ60の吸引に基づきバイパス管54に流動し、アノード供給管50に供給される。
また、燃料電池システム12は、制御装置22の制御下にパージ弁62を開放することで、発電時やシステム停止時に、気液分離装置10の水を排水管64に排水させる。
ここで、燃料電池スタック14の発電時には、アノードオフガスが内部空間68に連続的に流入するものの単位時間当たりの流入量が少ない。この場合、排水機構部76は、大空間98と小空間100の差圧が小さい。そのため図5A及び図5Bに示すように、内部空間68で分離した生成水は、クリアランス102から小空間100に流れ込むと、一時貯水空間94を含む小空間100内に貯留されていく。そして、生成水は、小空間100内で開口75よりも高い水位になると、開口75に流れ込み、排水路74aを介してパージ弁62及び排水管64に排水される。
一方、燃料電池システム12は、発電の停止時に、車両11の温度センサ104(図1参照)による検出温度等に基づき、制御装置22において車両11が低温環境下にあることを判別すると、燃料電池スタック14の掃気制御を実施する。掃気制御において、アノード系装置16は、燃料電池スタック14に水素ガスを多量に供給することで、アノード流路36に存在する水を燃料電池スタック14から排出させて、燃料電池スタック14内の凍結を抑制する。このため、アノード排出管52には発電時のアノードオフガスに対して生成水の混合量が少ないアノードオフガスが多量に排出され、このアノードオフガスが気液分離装置10に流入する。
そして図6Aに示すように、気液分離装置10の排水機構部76は、単位時間当たりのアノードオフガスの流入量の増加に応じて、大空間98と小空間100との間に大きな差圧を生じさせる。これにより、クリアランス102から小空間100に向かう力(圧力)が、一時貯水空間94に残存している生成水にもかかることになり、一時貯水空間94の生成水が小空間100内の上方に流動する。また、排水機構部76の底壁84は、傾斜内壁90及び隆起部92(土手面92b)により開口75に至るまで傾斜しており、生成水を開口75にスムーズに導くことができる。従って、気液分離装置10は、掃気制御において、一時貯水空間94の生成水を排出することができる。その結果、掃気制御後は、一時貯水空間94に、生成水が殆どない状態となる。
燃料電池システム12は、システムの停止後(掃気制御後)に、低温環境が続くことで結露が生じる。特に、燃料電池システム12は燃料電池スタック14と補機類との温度差が発生し易いため、補機の中でも燃料電池スタック14の近くで連通している気液分離装置10内に結露水が蓄積し易い。
上記したように、気液分離装置10は、掃気制御によって一時貯水空間94から生成水を排出した状態となっている。このため図6Bに示すように、気液分離装置10に結露水が生じても、一時貯水空間94に結露水を溜めることが可能となる。従って、小空間100において溜まった結露水は、排水機構部76の傾斜内壁90や隆起部92を越えることがなく、開口75への流入が抑制される。その結果、結露水が排水路74aやパージ弁62で凍結することがなくなり、凍結による排水路74aの閉塞を回避することが可能となる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されず、発明の要旨に沿って種々の改変が可能である。例えば、気液分離装置10は、開口75よりも重力方向下側に一時貯水空間94を有していればよく、一時貯水空間94の形状やクリアランス102の形状は特に限定されるものではない。例えば、気液分離装置10は、開口75を有する面(基礎壁88又は隆起部92)と、一時貯水空間94との間に直角な段差(壁)を備えた構成でもよい。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係る気液分離装置10Aについて、図7、図8A及び図8Bを参照して説明する。なお、以降の説明において、上記の実施形態と同じ構成又は同じ機能を有する要素には、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
第2実施形態に係る気液分離装置10Aは、排水機構部76Aとして、ケース66が三角形状の底壁110を備え、この底壁110との間に小空間100を形成する覆い部112(隔壁)を設けた点で、第1実施形態の気液分離装置10と異なる。
具体的には、底壁110は、矢印A方向に沿った側面断面視で、重力方向下側に突出する最下端を挟んで一対の傾斜内壁114を有する。また、最下端の上部(内部空間68側)には、一対の傾斜内壁114が構成する谷部分から突出するように隆起部116が設けられている。
隆起部116は、水平方向に延びる平坦面116aと、平坦面116aの両側辺に連なり外側に向かって下方に傾斜する一対の土手面116bとを有する。また底壁110及び隆起部116の内部には、ケース66(頂部)の厚さ方向(矢印B方向)に貫通するように排水路74aが設けられ、平坦面116aに排水路74aの開口75が設けられている。一対の土手面116bは、平坦面116aを挟んで相互に対称をなし、平坦面116aに対し適宜の鈍角を形成している。
覆い部112は、一対の傾斜内壁114の下部及び隆起部116を覆いつつ、底壁110との間(重力方向下側)に小空間100を形成する。このため、覆い部112は、側面断面視で、上記の底壁110の形状に対応したW字状に形成されている。なお、覆い部112は、本実施形態においてケース66と別部材で構成されているが、ケース66に一体成形された構成でもよい。
詳細には、覆い部112は、傾斜内壁114に対向する一対の外側傾斜天井部118と、一対の外側傾斜天井部118の内側に連なり一対の土手面116bに対向する一対の内側傾斜天井部120と、一対の内側傾斜天井部120の内側に連なり突出端面に対向する中央天井部122とを有する。各外側傾斜天井部118、各内側傾斜天井部120及び中央天井部122は、それぞれ底壁110から一定の間隔だけ離間して小空間100を形成している。
一対の外側傾斜天井部118は、覆い部112を底壁110に固定するための側部124をそれぞれ有する。一対の側部124は、各外側傾斜天井部118の外側寄りに形成されている。各側部124は、各外側傾斜天井部118から下方向に突出する脚部126を矢印C方向に複数並設して構成される。隣り合う脚部126同士の間には、クリアランス128が形成されている。
クリアランス128は、一対の傾斜内壁114の最下端が形成する谷部114aよりも高い位置にあるものの、一対の傾斜内壁114に沿って谷部114aを臨むように設けられている。このクリアランス128は、一対の側部124の矢印A方向内側に形成される小空間100に、気液分離装置10Aの水を流動させる。
上記の底壁110と覆い部112は、側面断面視で、開口75を挟んで対称形状に形成されている。これにより、底壁110と覆い部112の間の小空間100も対称形状(側面断面視でW字状)に形成される。この小空間100は、矢印A方向の中央部において排水路74aの開口75に連通している。
また小空間100には、底壁110及び覆い部112の形状により開口75よりも低い箇所に一時貯水空間130が形成されている。一時貯水空間130は、底壁110における一対の傾斜内壁114及び隆起部116の土手面116bと、覆い部112における一対の外側傾斜天井部118及び一対の内側傾斜天井部120とにより、所定の(結露水を貯留可能な)容積に設定される。
第2実施形態に係る気液分離装置10Aは、以上のように構成され、この場合でも第1実施形態に係る気液分離装置10と同様の効果を得ることができる。すなわち、燃料電池システム12による燃料電池スタック14の発電時には、気液分離装置10A内でアノードオフガスが水素ガスと生成水に分離すると、生成水が小空間100に向かって流動する。小空間100では、生成水の水位が隆起部116の平坦面116aを越えることに基づき、開口75から排水路74aに生成水を排水する。
その一方で、燃料電池システム12の停止時に掃気制御を実施した際に、気液分離装置10Aは、アノードオフガスの流入量の増加に伴い、大空間98と、底壁110と覆い部112を形成した小空間100との間に大きな差圧を生じさせる。このため、気液分離装置10Aは、一時貯水空間130の生成水を開口75に導く圧力を小空間100にかける。つまりクリアランス128から一時貯水空間130にアノードオフガスが流入して、一時貯水空間130の生成水が開口75に排水される。従って、気液分離装置10Aも、内部空間68に結露水が生じた場合に、この結露水を一時貯水空間130に溜めて、排水路74aやパージ弁62への結露水の流動を抑制することが可能となる。
上記の実施形態から把握し得る技術的思想及び効果について、以下に記載する。
本発明の一態様は、気体(水素ガス)と液体(生成水)が混じった流体(アノードオフガス)を気体と液体に分離する内部空間68を有するケース66と、ケース66に設けられ、内部空間68に連通する開口75を介して分離した液体を排水する排水路74aとを備える気液分離装置10、10Aであって、内部空間68は、開口75よりも低い位置に一時貯水空間94、130を備えると共に、ケース66内に設けられた隔壁96(又は覆い部112)により、第1空間(大空間98)と、一時貯水空間94、130の少なくとも一部及び開口75を有する第2空間(小空間100)とに区画されており、隔壁96は、第1空間と第2空間とを部分的に連通させるクリアランス102、128を形成し、且つ流体の流入量の増加に伴って第1空間と第2空間との間に差圧が生じるように第2空間を囲っている。
上記によれば、気液分離装置10、10Aは、ケース66内の隔壁96がクリアランス102、128を形成し、第1空間と第2空間の間に差圧が生じるように第2空間を区画していることで、流体の流入量に応じて液体を良好に排出することができる。すなわち、流体の流入量が少ない場合には、第2空間に貯留される液体が開口75と同じ水位に達すると、排水路74aに液体を排水する。一方、流体の流入量が多くなった場合には、第1空間と第2空間の差圧によりクリアランス102を通った流体が一時貯水空間94、130の液体を押し上げて開口75から排水路74aに液体を排水する。これにより、結露水が生じても一時貯水空間94、130に結露水を充分に溜められるようになり、排水路74aやパージ弁62の凍結を抑制することができる。
また、ケース66は、第2空間(小空間100)の下側を構成する底壁84、110を有し、底壁84、110は、開口75を有し水平方向に延在する平坦面92a、116aと、開口75の近傍位置において傾斜する土手面92b、116bとを有する。これにより、気液分離装置10、10Aは、クリアランス102から流体が入り込んだ際に土手面92b、116bを介して一時貯水空間94、130の液体を開口75にスムーズに流動させることができる。
また、底壁110は、土手面92b、116bよりも低い位置又は土手面92b、116bの水平方向の位置で傾斜していることで、一時貯水空間94、130を構成する傾斜内壁90、114を有する。これにより、気液分離装置10、10Aは、結露水を充分に貯留可能な容積の一時貯水空間94、130を形成しつつ、傾斜内壁90、114によって液体をスムーズに流動させることができる。
また、傾斜内壁90、114の最下端は、一時貯水空間94、130の谷部90a、114aを形成し、クリアランス102、128は、谷部90a、114aを臨んでいる。これにより、気液分離装置10、10Aは、クリアランス102、128を介して液体が溜まる谷部90a、114aにも流体を導くことができ、一時貯水空間94、130の液体を一層良好に排出することができる。
また、隔壁96は、開口75に対向する天井部96cと、天井部96cから底壁84に向かって突出する側部(前側部96a、後側部96b)とを有し、クリアランス102は、側部の下縁部97と、底壁110との間に形成されている。気液分離装置10は、天井部96c及び側部を有する隔壁96により第2空間(小空間100)の容積を適切に確保しつつ、下縁部97と底壁84との間に形成されたクリアランス102を介して第2空間内に流体を導くことができる。
また、クリアランス102は、側部の下縁部97の延在方向に沿って一定の間隔で設けられている。これにより、第2空間(小空間100)には、下縁部97の延在方向に沿って延在するクリアランス102全体から流体を流入して、液体を一層安定的に排水することができる。
また、隔壁(覆い部112)は、開口75に対向する天井部(外側傾斜天井部118、内側傾斜天井部120、中央天井部122)と、底壁110と天井部の間に設けられる複数の脚部126とを備え、クリアランス102は、隣り合う脚部126同士の間に形成されている。天井部96c及び脚部126を有する覆い部112は、第2空間の容積を小さく形成し、且つ脚部126同士の間に形成されたクリアランス128を介して第2空間内に流体を導くことができる。
また、隔壁(覆い部112)及び底壁110は、側面断面視で、開口75を挟んで対称形状に形成されている。これにより、気液分離装置10Aは、側面断面視で対称形状をなす覆い部112の両側のクリアランス128から第2空間(小空間100)に流体を導くことが可能となり、液体の排水を迅速に行うことができる。
また、隔壁96(又は覆い部112)は、ケース66内で、流体が内部空間68に流入する流入ポート70よりも低い位置に設けられている。これにより、気液分離装置10、10Aは、流体の流入を安定的に実施させつつ、隔壁96(又は覆い部112)による流体の排水効果を確実に得ることができる。
10、10A…気液分離装置 12…燃料電池システム
66…ケース 68…内部空間
70…流入ポート 74…排水ポート
74a…排水路 75…開口
84、110…底壁 90、114…傾斜内壁
90a、114a…谷部 92a、116a…平坦面
92b、116b…土手面 94、130…一時貯水空間
96…隔壁 96a…前側部
96b…後側部 96c…天井部
97…下縁部 98…大空間
100…小空間 102、128…クリアランス
112…覆い部 126…脚部

Claims (9)

  1. 気体と液体が混じった流体を前記気体と前記液体に分離する内部空間を有するケースと、
    前記ケースに設けられ、前記内部空間に連通する開口を介して分離した前記液体を排水する排水路とを備える気液分離装置であって、
    前記内部空間は、前記開口よりも低い位置に一時貯水空間を備えると共に、前記ケース内に設けられた隔壁により、第1空間と、前記一時貯水空間の少なくとも一部及び前記開口を有する第2空間とに区画されており、
    前記隔壁は、前記第1空間と前記第2空間とを部分的に連通させるクリアランスを形成し、且つ前記流体の流入量の増加に伴って前記第1空間と前記第2空間との間に差圧が生じるように前記第2空間を囲っている
    気液分離装置。
  2. 請求項1記載の気液分離装置において、
    前記ケースは、前記第2空間の下側を構成する底壁を有し、
    前記底壁は、前記開口を有し水平方向に延在する平坦面と、前記開口の近傍位置において傾斜する土手面とを有する
    気液分離装置。
  3. 請求項2記載の気液分離装置において、
    前記底壁は、前記土手面よりも低い位置又は前記土手面の水平方向の位置で傾斜していることで、前記一時貯水空間を構成する傾斜内壁を有する
    気液分離装置。
  4. 請求項3記載の気液分離装置において、
    前記傾斜内壁の最下端は、前記一時貯水空間の谷部を形成し、
    前記クリアランスは、前記谷部を臨んでいる
    気液分離装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の気液分離装置において、
    前記隔壁は、前記開口に対向する天井部と、前記天井部から前記底壁に向かって突出する側部とを有し、
    前記クリアランスは、前記側部の下縁部と、前記底壁との間に形成されている
    気液分離装置。
  6. 請求項5記載の気液分離装置において、
    前記クリアランスは、前記側部の下縁部の延在方向に沿って一定の間隔で設けられている
    気液分離装置。
  7. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の気液分離装置において、
    前記隔壁は、前記開口に対向する天井部と、前記底壁と前記天井部の間に設けられる複数の脚部とを備え、
    前記クリアランスは、隣り合う脚部同士の間に形成されている
    気液分離装置。
  8. 請求項7記載の気液分離装置において、
    前記隔壁及び前記底壁は、側面断面視で、前記開口を挟んで対称形状に形成されている
    気液分離装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の気液分離装置において、
    前記隔壁は、前記ケース内で、前記流体が前記内部空間に流入する流入ポートよりも低い位置に設けられている
    気液分離装置。
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