JP2019003691A - 管理装置および管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な処理で設備を管理することが可能な管理装置および管理プログラムを提供する。【解決手段】管理装置は、設備についての計測を行うセンサによる計測結果、および前記計測結果に対応する時刻を取得する第1の取得部と、前記設備の複数の使用期間、および各前記使用期間に対応する管理項目の内容を記憶部から取得する第2の取得部と、前記第1の取得部によって取得された前記計測結果および対応の前記時刻、ならびに前記第2の取得部によって取得された前記内容および対応の前記使用期間に基づいて、前記計測結果に基づく計測情報を前記内容ごとにまとめる処理を行うデータ処理部とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、管理装置および管理プログラムに関する。
従来、設備の使用状況を管理するための管理装置が開発されている。たとえば、特許文献1(特開2016−38709号公報)には以下のような技術が開示さている。
すなわち、溶接システムは、溶接ワイヤを溶接トーチに供給して溶接を行う溶接装置と、該溶接装置に内蔵されており、溶接装置の溶接操作に関する溶接データを記録する溶接データ記録装置と、前記溶接装置の溶接データ記録装置で記録された溶接データを収集し処理する溶接データ管理装置とを備え、前記溶接データ記録装置は、溶接トーチに供給されたワイヤの量を検出するワイヤ使用量検出器と、溶接装置の溶接電流を検出する電流検出器と、溶接データ記録装置で記録した溶接データを前記溶接データ管理装置に無線送信する無線送信機とを備え、前記溶接データ管理装置は、前記無線送信機から送信される溶接装置に関する溶接データを収集するデータ収集部と、収集されたデータを処理するデータ処理部とを含む。
特開2016−38709号公報
特許文献1に記載の溶接システム等を用いて、設備に設けられた記録装置によって生産データを収集し、収集した生産データに基づいて、作業者の仕事量および生産コスト等を算出するシステムが検討されている。
しかしながら、設備を扱う作業者が入れ替わったり、設備の生産内容が切替わったりする状況では、生産データから作業者別の仕事量、および生産内容別の生産コストを算出することは困難である。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、簡易な処理で設備を管理することが可能な管理装置および管理プログラムを提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる管理装置は、設備についての計測を行うセンサによる計測結果、および前記計測結果に対応する時刻を取得する第1の取得部と、前記設備の複数の使用期間、および各前記使用期間に対応する管理項目の内容を記憶部から取得する第2の取得部と、前記第1の取得部によって取得された前記計測結果および対応の前記時刻、ならびに前記第2の取得部によって取得された前記内容および対応の前記使用期間に基づいて、前記計測結果に基づく計測情報を前記内容ごとにまとめる処理を行うデータ処理部とを備える。
(7)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる管理プログラムは、管理装置において用いられる管理プログラムであって、コンピュータを、設備についての計測を行うセンサによる計測結果、および前記計測結果に対応する時刻を取得する第1の取得部と、前記設備の複数の使用期間、および各前記使用期間に対応する管理項目の内容を記憶部から取得する第2の取得部と、前記第1の取得部によって取得された前記計測結果および対応の前記時刻、ならびに前記第2の取得部によって取得された前記内容および対応の前記使用期間に基づいて、前記計測結果に基づく計測情報を前記内容ごとにまとめる処理を行うデータ処理部と、として機能させるためのプログラムである。
本発明は、このような特徴的な処理部を備える管理装置として実現することができるだけでなく、管理装置を備える管理システムとして実現したり、かかる特徴的な処理をステップとする方法として実現したりすることができる。また、本発明は、管理装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現することができる。
本発明によれば、簡易な処理で設備を管理することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムにおける蓄積装置に蓄積されるセンサデータの一例を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムにおける蓄積装置に蓄積されるセンサデータの一例を示す図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムにおける端末装置が保持する帳票データの一例を示す図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムにおける端末装置が保持する帳票データの一例を示す図である。 図6は、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置の構成を示す図である。 図7は、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置が作成する集計表の一例を示す図である。 図8は、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置が作成する集計表の一例を示す図である。 図9は、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムにおける端末装置が保持する帳票データの一例を示す図である。 図10は、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムにおける端末装置が保持する帳票データの一例を示す図である。 図11は、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置が作成する集計表の一例を示す図である。 図12は、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムにおける端末装置が保持する帳票データの一例を示す図である。 図13は、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置が作成する集計表の一例を示す図である。 図14は、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置が計測情報を管理項目の内容ごとにまとめる処理を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。 図15は、本発明の第2の実施の形態に係る管理装置の構成を示す図である。
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る管理装置は、設備についての計測を行うセンサによる計測結果、および前記計測結果に対応する時刻を取得する第1の取得部と、前記設備の複数の使用期間、および各前記使用期間に対応する管理項目の内容を記憶部から取得する第2の取得部と、前記第1の取得部によって取得された前記計測結果および対応の前記時刻、ならびに前記第2の取得部によって取得された前記内容および対応の前記使用期間に基づいて、前記計測結果に基づく計測情報を前記内容ごとにまとめる処理を行うデータ処理部とを備える。
このような構成により、たとえば、管理項目の内容として作業者または生産内容を用いることで、設備を扱う作業者が入れ替わったり、設備の生産内容が切替わったりしても、計測結果に基づく作業時間を作業者ごとまたは生産内容ごとにまとめることができる。これにより、たとえば、作業者別の仕事量、および生産内容別の生産コストを簡易に算出することができる。したがって、簡易な処理で設備を管理することができる。
(2)好ましくは、前記第1の取得部は、前記計測結果に対応する前記センサの識別情報である第1の識別情報をさらに取得し、前記第2の取得部は、前記使用期間に対応する前記センサの識別情報である第2の識別情報を前記記憶部からさらに取得し、前記データ処理部は、前記第1の取得部によって取得された前記第1の識別情報、および前記第2の取得部によって取得された前記第2の識別情報にさらに基づいて、前記計測情報を前記内容ごとにまとめる処理を行う。
このような構成により、たとえば、作業者が複数の設備において作業を行ったり、複数の設備を用いて対象物を生産したりする場合においても、第1の識別情報および第2の識別情報を用いて、計測結果および対応の時刻と管理項目の内容および対応の使用期間とを対応付けることができるので、たとえば、作業者別の仕事量、および生産内容別の生産コストを正しく算出することができる。
(3)好ましくは、前記管理項目の種類は、設定変更可能である。
このような構成により、たとえば、複数の管理者が、それぞれ異なる種類の管理項目を管理対象とする場合においても、1つの管理装置において、管理者ごとの要求を満たす処理を行うことができるので、管理装置を効率よく運用することができる。
(4)好ましくは、前記管理項目の種類は、複数種類設定可能である。
このような構成により、複数種類の管理項目の内容を関連づけてまとめることができるので、設備をきめ細かく管理することができる。
(5)好ましくは、前記データ処理部は、前記計測情報を前記内容ごとかつ他の情報ごとにまとめる処理を行う。
このように、計測情報を管理項目の内容ごとにまとめた処理結果を、他の情報ごとにさらにまとめる構成により、たとえば計測結果と天気とが相関する場合、他の情報として天気を用いることで、設備をきめ細かく管理することができる。
(6)好ましくは、前記管理装置は、さらに、前記データ処理部による前記処理の結果を表示する制御を行う表示制御部を備える。
このような構成により、管理装置のユーザは、表示内容から処理結果を認識することができるので、より容易に設備を管理することができる。
(7)本発明の実施の形態に係る管理プログラムは、管理装置において用いられる管理プログラムであって、コンピュータを、設備についての計測を行うセンサによる計測結果、および前記計測結果に対応する時刻を取得する第1の取得部と、前記設備の複数の使用期間、および各前記使用期間に対応する管理項目の内容を記憶部から取得する第2の取得部と、前記第1の取得部によって取得された前記計測結果および対応の前記時刻、ならびに前記第2の取得部によって取得された前記内容および対応の前記使用期間に基づいて、前記計測結果に基づく計測情報を前記内容ごとにまとめる処理を行うデータ処理部と、として機能させるためのプログラムである。
このような構成により、たとえば、管理項目の内容として作業者または生産内容を用いることで、設備を扱う作業者が入れ替わったり、設備の生産内容が切替わったりしても、計測結果に基づく作業時間を作業者ごとまたは生産内容ごとにまとめることができる。これにより、たとえば、作業者別の仕事量、および生産内容別の生産コストを簡易に算出することができる。したがって、簡易な処理で設備を管理することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
<第1の実施の形態>
[構成および基本動作]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムの構成を示す図である。
図1を参照して、管理システム301は、2つのセンサ11と、アクセスポイント111と、管理装置101と、端末装置(記憶部)151と、蓄積装置171とを備える。
この例では、管理システム301において、設備3A,3Bが設けられる。以下、設備3A,3Bの各々を設備3とも称する。なお、管理システム301において、3つ以上の設備3が設けられてもよい。
センサ11は、設備3に対応して設けられる。この例では、センサ11であるセンサ11A,11Bは、設備3A,3Bにそれぞれ対応して設けられる。
なお、管理システム301は、2つのセンサ11を備えているが、3つ以上のセンサ11を備えてもよい。
設備3は、たとえば、3相交流の電源を用いて動作する電気溶接機である。なお、設備3は、電気溶接機以外であってもよい。
設備3A,3Bは、分電盤12から動力線14A,14Bをそれぞれ介して電力の供給を受ける。以下、動力線14A,14Bの各々を、動力線14とも称する。
より詳細には、たとえば、動力線14Aは、3相交流の電流を伝導するための3つの導線を含み、分電盤12におけるブレーカ13Aに接続された第1端と、設備3Aに接続された第2端とを有する。また、動力線14Bは、たとえば3相交流の電流を伝導するための3つの導線を含み、分電盤12におけるブレーカ13Bに接続された第1端と、設備3Bに接続された第2端とを有する。
たとえば、動力線14A,14Bの第1端側のそれぞれにおいて、3つの導線のうちの1つにセンサ11A,11Bが設けられる。
各センサ11は、対応の設備3についての計測を行い、計測結果を示す情報を含む無線信号を送信する。より詳細には、センサ11は、たとえばクランプ型の電流センサと無線通信部とを含み、対応の設備3に流れる電流を計測する。
具体的には、センサ11Aは、自己が設けられた動力線14Aにおける導線を流れる電流を所定周期たとえば10秒周期で計測する。また、センサ11Bは、自己が設けられた動力線14Bにおける導線を流れる電流を所定周期たとえば10秒周期で計測する。
センサ11A,11Bは、たとえば、計測が完了すると、自己のIDであるセンサID、および計測した電流値を計測結果として含む計測パケットを作成し、作成した計測パケットを含む無線信号をアクセスポイント111へ送信する。
なお、センサ11は、無線通信により計測パケットを送信する構成に限らず、有線通信により計測パケットを送信する構成であってもよい。
アクセスポイント111は、各センサ11から計測パケットを含む無線信号を受信すると、受信した無線信号に含まれる計測パケットを取得し、取得した計測パケットをたとえば有線通信により内部ネットワーク10経由で蓄積装置171へ送信する。
作業者2である作業者2A,2Bは、設備3を用いて作業対象物18に対して溶接作業を行う。たとえば、作業者2による溶接作業が完了した作業対象物18が、設備3の使用により得られる成果物である。
設備3は、分電盤12から動力線14を介して受ける電力を用いて、作業者2によって保持されたトーチ17へ出力線15を介して電流を出力する。作業者2は、トーチ17および作業対象物18間において発生するアーク放電により溶接作業を行う。当該電流は、作業対象物18およびアース線16を通って設備3へ戻る。
なお、センサ11は、動力線14に設けられる構成に限らず、出力線15に設けられる構成であってもよい。また、センサ11は、動力線14における第1端側に設けられる構成に限らず、当該動力線14におけるいずれの位置に設けられてもよい。また、動力線14における3つの導線のうちの1つにセンサ11が設けられる構成に限らず、3つの導線、または3つの導線のうちの2つにセンサ11が設けられてもよい。
図2および図3は、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムにおける蓄積装置に蓄積されるセンサデータの一例を示す図である。図2には、センサ11Aの識別情報すなわちセンサID、センサ11Aによる計測結果すなわち電流値、および対応の計測時刻を時系列順に含むセンサデータSDAが示される。図3には、センサ11Bの識別情報すなわちセンサID、センサ11Bによる計測結果すなわち電流値、および対応の計測時刻を時系列順に含むセンサデータSDBが示される。
図2および図3を参照して、蓄積装置171は、センサ11ごとにセンサデータを保持する。この例では、蓄積装置171は、センサ11A,11Bにそれぞれ対応するセンサデータSDA,SDBを保持する。
蓄積装置171には、センサ11による計測結果が蓄積される。より詳細には、蓄積装置171は、センサ11からアクセスポイント111および内部ネットワーク10経由で計測パケットを受信すると、受信した計測パケットからセンサIDおよび計測結果を取得するとともに、計測パケットを受信したタイミングを計測時刻として取得する。
蓄積装置171は、たとえば、センサIDがIDAである場合、センサID、計測時刻および計測結果すなわち電流値をセンサデータSDAに追加する。一方、蓄積装置171は、たとえば、センサIDがIDBである場合、センサID、計測時刻および計測結果をセンサデータSDBに追加する。
図4および図5は、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムにおける端末装置が保持する帳票データの一例を示す図である。
図4および図5を参照して、端末装置151は、たとえば、記憶部を有し、設備3ごとに帳票データを記憶部に保持する。この例では、端末装置151は、設備3A,3Bにそれぞれ対応する帳票データFA1,FB1を保持する。
帳票データは、設備3の複数の使用期間、および各使用期間に対応する管理項目の内容を含む。
図4に示す帳票データFA1は、たとえば、設備3Aの使用期間を示す作業日時、および当該使用期間において設備3Aで作業を行った作業者名を含む。図5に示す帳票データFB1は、たとえば、設備3Bの使用期間を示す作業日時、および当該使用期間において設備3Bで作業を行った作業者名を含む。
帳票データは、たとえば、表計算ソフトのデータファイル、CSV(Comma−Separated Values)形式のテキストファイル、およびデータベース等である。
作業者2は、たとえば、設備3を用いた作業が終了すると、当該設備3に対応する帳票データに作業日時および自己の名前を端末装置151に対して入力する操作を行う。
具体的には、作業者2Aは、たとえば、2016年2月3日の10時10分から11時20分まで設備3Aを用いた作業が終了すると、使用期間および対応の管理項目の内容として、それぞれ作業日時である「2016/2/3 10:10〜11:20」および作業者名である「X」を帳票データFA1に書き込む操作を端末装置151に対して行う。
なお、作業日時は、分単位に限定されるものではなく、秒単位、時間単位、日単位、週単位および月単位等であってもよい。
端末装置151は、作業者2Aによる操作を受けて、当該操作の内容を帳票データFA1に書き込む処理を行う。
作業者2A,2Bは、設備3を用いた作業が終了するごとに上記操作を行う。このようにして、帳票データFA1,FB1は、更新される。
また、端末装置151は、センサIDと帳票データとの対応関係を示す対応情報を保持する。この例では、対応情報は、センサIDであるIDAと帳票データFA1との対応、およびセンサIDであるIDBと帳票データFB1との対応を示す。
具体的には、対応情報は、帳票データのファイル名に対応のセンサIDが含まれる態様であってもよいし、帳票データのファイルに対応のセンサIDが書き込まれる態様であってもよいし、上記対応関係が書き込まれたファイルであってもよい。
図6は、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置の構成を示す図である。
図6を参照して、管理装置101は、通信部(第1の取得部および第2の取得部)31と、データ処理部33と、表示制御部34とを備える。
通信部31は、内部ネットワーク10経由で蓄積装置171および端末装置151と情報の送受信を行う。
通信部31は、設備3についての計測を行うセンサ11による計測結果、および当該計測結果に対応する時刻を取得する。
より詳細には、通信部31は、たとえば、当該計測結果、当該計測結果に対応する時刻、および当該計測結果に対応するセンサ11の識別情報を取得する。
具体的には、データ処理部33は、所定条件C1を満たすと、たとえば管理者により登録されているIDA,IDBを含むセンサデータ要求を、通信部31経由で蓄積装置171へ送信する。ここで、所定条件C1は、所定周期の取得タイミングが到来した場合等である。
蓄積装置171は、管理装置101からセンサデータ要求を受信すると、受信したセンサデータ要求に従って、センサデータ要求に含まれるIDA,IDBを確認し、IDA,IDBにそれぞれ対応するセンサデータSDA,SDBを管理装置101へ送信する。
通信部31は、蓄積装置171からセンサデータSDA,SDBを受信すると、受信したセンサデータSDA,SDBをデータ処理部33へ出力する。
また、通信部31は、設備3の複数の使用期間、および各使用期間に対応する管理項目の内容を端末装置151から取得する。通信部31は、たとえば、当該使用期間に対応するセンサ11の識別情報を端末装置151からさらに取得する。
具体的には、データ処理部33は、通信部31からセンサデータSDA,SDBを受けたことに応答して、対応情報を要求するための対応情報要求を通信部31経由で端末装置151へ送信する。
端末装置151は、管理装置101から対応情報要求を受信すると、受信した対応情報要求に従って、対応情報を端末装置151へ送信する。
通信部31は、端末装置151から対応情報を受信すると、受信した対応情報をデータ処理部33へ出力する。
データ処理部33は、通信部31から対応情報を受けると、受けた対応情報からIDA,IDBにそれぞれ対応する帳票データが帳票データFA1,FB1であることを認識し、帳票データFA1,FB1を要求するための帳票データ要求R1を通信部31経由で端末装置151へ送信する。
端末装置151は、管理装置101から帳票データ要求R1を受信すると、受信した帳票データ要求R1に従って、帳票データFA1,FB1を端末装置151へ送信する。
通信部31は、端末装置151から帳票データFA1,FB1を受信すると、受信した帳票データFA1,FB1をデータ処理部33へ出力する。
図7および図8は、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置が作成する集計表の一例を示す図である。
図7および図8を参照して、データ処理部33は、センサ11による計測結果、および当該計測結果に対応する時刻、ならびに管理項目の内容および対応の使用期間に基づいて、計測結果に基づく計測情報を管理項目の内容ごとにまとめる処理を行う。
詳細には、データ処理部33は、たとえば、センサ11による計測結果、当該計測結果に対応する時刻、および当該計測結果に対応するセンサID、ならびに管理項目の内容、当該内容に対応する使用期間、および当該使用期間に対応するセンサIDに基づいて、上記計測情報を管理項目の内容ごとかつ日ごとに集計する、言い換えると分類する。
具体的には、データ処理部33は、センサデータSDA,SDB、対応情報および帳票データFA1,FB1に基づいて、実作業時間を作業者名ごとかつ日ごとに集計する。
より詳細には、データ処理部33は、帳票データFA1,FB1に基づいて、作業者ごとに、作業日時をセンサIDに対応付けながら集計する。
具体的には、データ処理部33は、作業者名Xを有する作業者2Aについては、作業日時である「2016/2/3 10:10〜11:20」にIDAを対応付け、かつ、作業日時である「2016/2/4 15:10〜17:00」にIDBを対応付ける(図4および図5参照)。データ処理部33は、作業者名Yを有する作業者2Bについても、作業者2Aと同様の処理を行う。
データ処理部33は、センサデータSDA,SDBに基づいて、作業者2Aの実作業時間を集計する。
具体的には、データ処理部33は、IDAに対応するセンサデータSDA(図2参照)の電流値であって、「2016/2/3 10:10〜11:20」等の対応の作業日時に含まれる計測時刻の電流値に基づいて実作業時間を算出する。
より詳細には、データ処理部33は、各計測時刻の電流値に対してゼロ次補間および線形補間等の補間処理を行うことにより、上記作業日時における電流の時間変化を近似的に示す電流波形を生成する。そして、データ処理部33は、生成した電流波形において、所定のしきい値Th1を超えた時間を積算することにより実作業時間を算出する。
同様に、データ処理部33は、IDBに対応するセンサデータSDB(図3参照)の電流値であって、「2016/2/4 15:10〜17:00」等の対応の作業日時に含まれる計測時刻の電流値に基づいて実作業時間を算出する。
データ処理部33は、たとえば、算出した各実作業時間を日ごとに集計し、図7に示すまとめ表SumA1に書き込む。データ処理部33は、作業者2Bについても、作業者2Aと同様の処理を行い、日ごとの実作業時間の集計結果を、図8に示すまとめ表SumB1に書き込む。
データ処理部33は、まとめ表SumA1,SumB1の内容を表示制御部34へ通知する。
表示制御部34は、たとえば、データ処理部33による処理の結果を表示する制御を行う。より詳細には、表示制御部34は、データ処理部33から受ける通知の内容を表示装置161に表示する制御を行う。
なお、データ処理部33は、作業者名ごとに、実作業時間を日ごとに集計する構成であるとしたが、これに限定するものではなく、実作業時間を時間ごと、週ごと、月ごとまたは年ごとに集計する構成であってもよい。
また、データ処理部33は、実作業時間を集計する構成であるとしたが、これに限定するものではなく、溶接作業を行っていない非作業時間を集計する構成であってもよい。
たとえば、作業者名ごとの非作業時間と計画値とを比較することにより、作業の進捗状況の把握、および計画の妥当性の評価を行うことができる。
(変形例その1)
図9および図10は、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムにおける端末装置が保持する帳票データの一例を示す図である。
図9および図10を参照して、この例では、端末装置151は、設備3A,3Bにそれぞれ対応する帳票データFA2,FB2を保持する。
管理項目の種類は、たとえば複数種類設定可能である。具体的には、図9に示す帳票データFA2は、たとえば、設備3Aの使用期間を示す作業日時、当該使用期間における作業の案件名、および当該使用期間において設備3Aを用いた溶接の成果である溶接長を含む。図10に示す帳票データFB2は、たとえば、設備3Bの使用期間を示す作業日時、当該使用期間における作業の案件名、および当該使用期間において設備3Bを用いた溶接の成果である溶接長を含む。
作業者2は、たとえば、設備3を用いた作業が終了すると、当該設備3に対応する帳票データに作業日時、案件名および溶接長を端末装置151に対して入力する操作を行う。
端末装置151は、作業者2による操作を受けて、当該操作の内容を帳票データに書き込む処理を行う。
再び図6を参照して、データ処理部33は、所定条件C1を満たすと、センサデータ要求を通信部31経由で蓄積装置171へ送信し、センサデータ要求の応答として、センサデータSDA,SDBを通信部31経由で蓄積装置171から受信する。
データ処理部33は、センサデータSDA,SDBを受信したことに応答して、対応情報要求を通信部31経由で端末装置151へ送信し、対応情報要求の応答として、対応情報を通信部31経由で端末装置151から受信する。
データ処理部33は、対応情報を受信すると、受信した対応情報からIDA,IDBにそれぞれ対応する帳票データが帳票データFA2,FB2であることを認識し、帳票データFA2,FB2を要求するための帳票データ要求R2を通信部31経由で端末装置151へ送信する。
データ処理部33は、帳票データ要求R2の応答として、帳票データFA2,FB2を通信部31経由で端末装置151から受信する。
図11は、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置が作成する集計表の一例を示す図である。
図11を参照して、データ処理部33は、センサデータSDA,SDB、対応情報および帳票データFA2,FB2に基づいて、溶接長および実作業時間を案件名ごとかつ日ごとに集計する。
より詳細には、データ処理部33は、帳票データFA2,FB2に基づいて、案件名ごとに、作業日時および溶接長をセンサIDに対応付けながら集計する。
具体的には、データ処理部33は、案件名MAについては、作業日時である「2016/2/3 10:10〜15:10」および溶接長である「5m」にIDAを対応付け、かつ、作業時間である「2016/2/4 08:00〜11:40」および溶接長である「4m」にIDBを対応付ける(図9および図10参照)。データ処理部33は、案件名MBについても、案件名MAと同様の処理を行う。
データ処理部33は、センサデータSDA,SDBに基づいて、案件名MAの実作業時間を集計する。
具体的には、データ処理部33は、IDAに対応するセンサデータSDA(図2参照)の電流値であって、「2016/2/3 10:10〜15:10」等の対応の作業日時に含まれる計測時刻の電流値に基づいて、しきい値Th1を超える電流が流れた時間を実作業時間として積算する。
同様に、データ処理部33は、IDBに対応するセンサデータSDB(図3参照)の電流値であって、「2016/2/4 08:00〜11:40」等の対応の作業日時に含まれる計測時間の電流値に基づいて、しきい値Th1を超える電流が流れた時間を実作業時間として積算する。
データ処理部33は、たとえば、積算した各実作業時間を日ごとに集計する。また、データ処理部33は、たとえば、帳票データFA2,FB2に基づいて、案件名MAの溶接長を日ごとに集計する。
データ処理部33は、各集計結果に基づいて、溶接長および実作業時間を日ごとに算出し、算出結果を、図11に示すまとめ表SumA2に書き込む。
データ処理部33は、案件名MBについても、案件名MAと同様の処理を行い、溶接長および実作業時間の日ごとの算出結果を、図示しないまとめ表SumB2に書き込む。
データ処理部33は、まとめ表SumA2,SumB2の内容を表示制御部34へ通知する。
なお、データ処理部33は、センサデータSDA,SDB、対応情報および帳票データFA2,FB2に基づいて、「溶接長/実作業時間」を案件名ごとに集計する構成であるとしたが、これに限定するものではない。データ処理部33は、溶接機械の種類、横向きおよび縦向き等の作業姿勢、作業者名、作業を請け負っている会社名、ならびに工事の発注元の会社名のうちの少なくともいずれか1つを管理項目として用いて、管理項目ごとに「溶接長/実作業時間」を集計する構成であってもよい。
たとえば、溶接機械の種類ごとに「溶接長/実作業時間」を集計する場合、設備3ごとの能率を把握することができる。
また、作業姿勢ごとに「溶接長/実作業時間」を集計する場合、溶接姿勢に応じて溶接の難度が異なることを考慮した上で、作業姿勢に基づいて、「溶接長/実作業時間」の妥当性を評価することができる。
また、作業者名ごとに「溶接長/実作業時間」を集計する場合、作業者の作業能率を評価することができる。
また、作業を請け負っている会社名ごとに「溶接長/実作業時間」を集計する場合、請負先の会社の作業能力を把握することができる。
また、工事の発注元の会社名ごとに「溶接長/実作業時間」を集計する場合、発注会社ごとの溶接作業の難度を把握することができる。
(変形例その2)
図12は、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムにおける端末装置が保持する帳票データの一例を示す図である。
図12を参照して、この例では、端末装置151は、図9および図10にそれぞれ示す帳票データFA2およびFB2、ならびに帳票データF3を保持する。
帳票データF3は、たとえば、日ごとの天気を含む。なお、帳票データF3は、午前の天気および午後の天気を含んでもよいし、時間ごとの天気を含んでもよい。
作業者2または管理者は、日ごとの天気を端末装置151に対して入力する操作を行う。
端末装置151は、作業者2または管理者による操作を受けて、当該操作の内容を帳票データF3に書き込む処理を行う。
再び図6を参照して、データ処理部33は、所定条件C2を満たすと、帳票データF3を要求するための帳票データ要求R3を通信部31経由で端末装置151へ送信する。ここで、所定条件C2は、案件のプロジェクトの終了時および月末等である。
データ処理部33は、帳票データ要求R3の応答として、帳票データF3を通信部31経由で端末装置151から受信する。
図13は、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置が作成する集計表の一例を示す図である。
図13を参照して、データ処理部33は、たとえば、計測情報を管理項目の内容ごとかつ他の情報ごとにまとめる処理を行う。
具体的には、データ処理部33は、たとえば、図11に示すまとめ表SumA2、および帳票データF3に基づいて、溶接長および実作業時間を案件名ごとかつ天気ごとにまとめる処理を行う。
より詳細には、データ処理部33は、案件名MAについて、溶接長および実作業時間と天気との対応関係を日ごとに取得し、取得結果を集計することにより、天気ごとの溶接長および実作業時間を、図13に示すまとめ表SumA3に書き込む。
データ処理部33は、案件名MBについても案件名MAと同様の処理を行い、天気ごとの溶接長および実作業時間を、図示しないまとめ表SumB3に書き込む。
データ処理部33は、まとめ表SumA3,SumB3の内容を表示制御部34へ通知する。
たとえば、屋外において溶接作業を行う状況では、天気の様子を見ながら作業計画を立案するので、天気ごとの「溶接長/実作業時間」に基づいて、適切な作業計画を立てることができる。
[動作]
管理システム301における各装置は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のシーケンス図またはフローチャートの各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリからそれぞれ読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
図14は、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置が計測情報を管理項目の内容ごとにまとめる処理を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。
図14を参照して、管理装置101は、所定条件C1が満たされるまで待機し(ステップS102でNO)、所定条件C1が満たされると(ステップS102でYES)、センサデータ要求を蓄積装置171へ送信し、センサデータ要求の応答として、センサデータSDA,SDBを蓄積装置171から受信する(ステップS104)。
次に、管理装置101は、対応情報要求を端末装置151へ送信し、対応情報要求の応答として、対応情報を端末装置151から受信する(ステップS106)。
次に、管理装置101は、対応情報に基づいて、IDA,IDBにそれぞれ対応する帳票データが帳票データFA1,FB1であることを認識する。そして、管理装置101は、帳票データ要求R1を端末装置151へ送信し、帳票データ要求R1の応答として、帳票データFA1,FB1を端末装置151から受信する(ステップS108)。
次に、管理装置101は、センサデータSDA,SDB、対応情報、および帳票データFA1,FB1に基づいて、実作業時間を作業者名ごとに集計し、集計結果をまとめ表SumA1,SumB1に書き込む(ステップS110)。
次に、管理装置101は、まとめ表SumA1,SumB1の内容を表示装置161に表示する制御を行う(ステップS112)。
次に、管理装置101は、所定条件C1が満たされるまで待機する(ステップS102でNO)。
なお、上記ステップS104,S106の順番は、上記に限らず、順番を入れ替えてもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムは、複数の設備3および複数のセンサ11を備える構成であるとしたが、これに限定するものではない。管理システム301は、1つの設備3および1つのセンサ11を備える構成であってもよい。この構成では、管理装置101は、センサ11の計測結果に対応するセンサID、および設備3の使用期間に対応するセンサIDを取得することなく、センサ11の計測結果に基づく計測情報を管理項目の内容ごとにまとめることが可能である。
また、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置では、通信部31は、センサ11による計測結果に対応する計測時刻として、計測パケットを受信した時刻を用いる構成であるとしたが、これに限定するものではない。管理システム301では、センサ11が、計測を行った計測時刻を計測パケットに含めて管理装置101へ送信し、管理装置101における通信部31が、受信したパケットに含まれる計測時刻を用いる構成であってもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係る管理システムでは、記憶部が端末装置151に設けられる構成であるとしたが、これに限定するものではない。管理システム301では、記憶部は、蓄積装置171に設けられてもよいし、管理装置101に設けられてもよい。また、記憶部は、USBメモリ等の持ち運び可能な記憶装置であってもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置では、データ処理部33は、センサデータSDA,SDB、対応情報および帳票データFA1,FB1に基づいて、実作業時間を作業者名ごとかつ日ごとにまとめる構成であるとしたが、これに限定するものではない。データ処理部33は、上記各情報に基づいて、実作業時間を作業者名ごとにまとめる構成であってもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置では、データ処理部33は、センサデータSDA,SDB、対応情報および帳票データFA2,FB2に基づいて、溶接長および実作業時間を1つの管理項目の内容ごとすなわち案件名ごとにまとめる構成であるとしたが、これに限定するものではない。データ処理部33は、溶接長および実作業時間を複数の管理項目の内容ごとにまとめる構成であってもよい。具体的には、データ処理部33は、上記各情報および帳票データFA1,FB1に基づいて、溶接長および実作業時間を作業者名ごとかつ案件名ごとにまとめる構成であってもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置では、データ処理部33は、天気ごとかつ案件名ごとに溶接長および実作業時間をまとめる構成であるとしたが、これに限定するものではない。データ処理部33は、天気ごとかつ案件名ごとに実作業時間をまとめる構成であってもよい。
ところで、特許文献1に記載の溶接システム等を用いて、設備に設けられた記録装置によって生産データを収集し、収集した生産データに基づいて、作業者の仕事量および生産コスト等を算出するシステムが検討されている。
しかしながら、設備を扱う作業者が入れ替わったり、設備の生産内容が切替わったりする状況では、生産データから作業者別の仕事量、および生産内容別の生産コストを算出することは困難である。
これに対して、本発明の実施の形態に係る管理装置では、通信部31は、設備3についての計測を行うセンサ11による計測結果、および計測結果に対応する時刻を取得するとともに、設備3の複数の使用期間、および各使用期間に対応する管理項目の内容を記憶部から取得する。そして、データ処理部33は、通信部31によって取得された計測結果および対応の時刻、ならびに管理項目の内容および対応の使用期間に基づいて、計測結果に基づく計測情報を管理項目の内容ごとにまとめる処理を行う。
このような構成により、たとえば、管理項目の内容として作業者2または生産内容を用いることで、設備3を扱う作業者2が入れ替わったり、設備3の生産内容が切替わったりしても、計測結果に基づく作業時間を作業者2ごとまたは生産内容ごとにまとめることができる。これにより、たとえば、作業者2別の仕事量、および生産内容別の生産コストを簡易に算出することができる。したがって、簡易な処理で設備を管理することができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置では、通信部31は、計測結果に対応するセンサ11の識別情報をさらに取得するとともに、使用期間に対応するセンサ11の識別情報を記憶部からさらに取得する。そして、データ処理部33は、通信部31によって取得された各識別情報にさらに基づいて、計測情報を管理項目の内容ごとにまとめる処理を行う。
このような構成により、たとえば、作業者2が複数の設備3において作業を行ったり、複数の設備3を用いて作業対象物18を生産したりする場合においても、上記各識別情報を用いて、計測結果および対応の時刻と管理項目の内容および対応の使用期間とを対応付けることができるので、たとえば、作業者2別の仕事量、および生産内容別の生産コストを正しく算出することができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置では、管理項目の種類は、複数種類設定可能である。
このような構成により、複数種類の管理項目の内容を関連づけてまとめることができるので、設備3をきめ細かく管理することができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置では、データ処理部33は、計測情報を管理項目の内容ごとかつ他の情報ごとにまとめる処理を行う。
このように、計測情報を管理項目の内容ごとにまとめた処理結果を、他の情報ごとにさらにまとめる構成により、たとえば計測結果と天気とが相関する場合、他の情報として天気を用いることで、設備3をきめ細かく管理することができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置では、表示制御部34は、データ処理部33による上記処理の結果を表示する制御を行う。
このような構成により、管理装置101のユーザは、表示内容から処理結果を認識することができるので、より容易に設備3を管理することができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第2の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る管理装置と比べて管理項目を選択可能な管理装置に関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る管理装置と同様である。
図15は、本発明の第2の実施の形態に係る管理装置の構成を示す図である。
図15を参照して、管理装置102は、通信部31(第1の取得部および第2の取得部)と、データ処理部33と、表示制御部34と、設定変更部35とを備える。
管理装置102における通信部31、データ処理部33および表示制御部34の動作は、図6に示す管理装置101における通信部31、データ処理部33および表示制御部34とそれぞれ同様である。
設定変更部35は、たとえば、管理項目の種類を設定変更可能である。具体的には、設定変更部35は、たとえば、ユーザの操作に従って、管理項目の内容を作業者名と案件名および溶接長とのいずれか一方に設定する。設定変更部35は、管理項目の種類の設定内容をデータ処理部33へ通知する。
なお、設定変更部35は、たとえば、ユーザの操作に従って、管理項目を追加することが可能な構成であってもよい。
データ処理部33は、設定変更部35から通知された設定内容に従って、実作業時間を集計する処理を行う。
具体的には、データ処理部33は、設定変更部35から通知された設定内容が作業者名を示す場合、センサデータSDA,SDB(図2,図3参照)、対応情報および帳票データFA1,FB1(図4,図5参照)に基づいて、実作業時間を作業者名ごとに集計し、集計結果をまとめ表SumA1,SumB1(図7,図8参照)に書き込む。
一方、データ処理部33は、設定変更部35から通知された設定内容が案件名および溶接長を示す場合、センサデータSDA,SDB(図2,図3参照)、対応情報および帳票データFA2,FB2(図9,図10参照)に基づいて、溶接長/実作業時間を作業者名ごとに集計し、集計結果をまとめ表SumA2(図11参照),SumB2に書き込む。
たとえば、工場における労務管理者は、作業者の能率を把握するために作業者名ごとの実作業時間を把握したい。一方、コスト等を管理するコスト管理者は、案件ごとの能率を把握するために案件名ごとの溶接長/実作業時間を把握したい。このように、ユーザによって管理対象が異なる。
そして、管理装置102において、管理項目の種類は、設定変更可能である。
このような構成により、たとえば、複数の管理者が異なる種類の管理項目を管理対象とする場合においても、1つの管理装置において、管理者ごとの要求を満たす処理を行うことができるので、管理装置を効率よく運用することができる。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係る管理装置と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
なお、本発明の第1の実施の形態および第2の実施の形態に係る各装置の構成要素および動作のうち、一部または全部を適宜組み合わせることも可能である。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
設備についての計測を行うセンサによる計測結果、および前記計測結果に対応する時刻を取得する第1の取得部と、
前記設備の複数の使用期間、および各前記使用期間に対応する管理項目の内容を記憶部から取得する第2の取得部と、
前記第1の取得部によって取得された前記計測結果および対応の前記時刻、ならびに前記第2の取得部によって取得された前記内容および対応の前記使用期間に基づいて、前記計測結果に基づく計測情報を前記内容ごとにまとめる処理を行うデータ処理部とを備え、
前記設備は、電気溶接機であり、
前記時刻は、前記第1の取得部が前記計測結果を取得した時刻、または前記センサが前記設備についての計測を行った時刻であり、
前記使用期間および前記内容は、ユーザにより前記記憶部に保存され、
前記データ処理部は、前記計測結果および対応の前記時刻、ならびに前記内容および対応の前記使用期間に基づいて、前記設備の実使用時間を算出し、算出した前記実使用時間を前記内容ごとにまとめる処理を行う、管理装置。
2 作業者
3 設備
10 内部ネットワーク
11 センサ
12 分電盤
13A,13B ブレーカ
14 動力線
15 出力線
16 アース線
17 トーチ
18 作業対象物
31 通信部(第1の取得部および第2の取得部)
33 データ処理部
34 表示制御部
35 設定変更部
101,102 管理装置
111 アクセスポイント
151 端末装置(記憶部)
161 表示装置
171 蓄積装置
301 管理システム

Claims (7)

  1. 設備についての計測を行うセンサによる計測結果、および前記計測結果に対応する時刻を取得する第1の取得部と、
    前記設備の複数の使用期間、および各前記使用期間に対応する管理項目の内容を記憶部から取得する第2の取得部と、
    前記第1の取得部によって取得された前記計測結果および対応の前記時刻、ならびに前記第2の取得部によって取得された前記内容および対応の前記使用期間に基づいて、前記計測結果に基づく計測情報を前記内容ごとにまとめる処理を行うデータ処理部とを備える、管理装置。
  2. 前記第1の取得部は、前記計測結果に対応する前記センサの識別情報である第1の識別情報をさらに取得し、
    前記第2の取得部は、前記使用期間に対応する前記センサの識別情報である第2の識別情報を前記記憶部からさらに取得し、
    前記データ処理部は、前記第1の取得部によって取得された前記第1の識別情報、および前記第2の取得部によって取得された前記第2の識別情報にさらに基づいて、前記計測情報を前記内容ごとにまとめる処理を行う、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記管理項目の種類は、設定変更可能である、請求項1または請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記管理項目の種類は、複数種類設定可能である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 前記データ処理部は、前記計測情報を前記内容ごとかつ他の情報ごとにまとめる処理を行う、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の管理装置。
  6. 前記管理装置は、さらに、
    前記データ処理部による前記処理の結果を表示する制御を行う表示制御部を備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の管理装置。
  7. 管理装置において用いられる管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    設備についての計測を行うセンサによる計測結果、および前記計測結果に対応する時刻を取得する第1の取得部と、
    前記設備の複数の使用期間、および各前記使用期間に対応する管理項目の内容を記憶部から取得する第2の取得部と、
    前記第1の取得部によって取得された前記計測結果および対応の前記時刻、ならびに前記第2の取得部によって取得された前記内容および対応の前記使用期間に基づいて、前記計測結果に基づく計測情報を前記内容ごとにまとめる処理を行うデータ処理部と、
    として機能させるための、管理プログラム。
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