JP2019003330A - 情報処理サーバ、クライアントおよび情報処理システム - Google Patents

情報処理サーバ、クライアントおよび情報処理システム Download PDF

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幸治 中澤
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Abstract

【課題】組織における複数の部署など、一または複数のユーザにより構成される複数のエンティティのそれぞれについて車両の走行用エネルギーの消費効率に関する情報を把握することができる情報処理サーバ、クライアント及び情報処理システムを提供する。【解決手段】情報処理システムは、車両情報認識要素11により認識されたプローブ情報に基づき、車両情報生成要素12によって各エンティティ(例えば、組織の各部署)について車両総合情報が生成され、かつ、車両情報提供要素13によって当該車両総合情報をクライアント2に認識させることができる。「車両総合情報」は、各エンティティに属するユーザによって車両Xが運転された際の当該運転形態の指標となる運転指標値および当該車両Xの燃費(走行用のエネルギー効率)のそれぞれが総合されることで生成された情報である。【選択図】図1

Description

本発明は、燃費等の車両情報を管理するサーバおよび当該サーバを構成要素とするシステム等に関する。
複数の車両の中から基準値に基づいて抽出される参考車両の運転指標値に応じた参考運転情報を各車両の運転者に認識させる技術的手法が提案されている(特許文献1参照)。当該手法によれば、基準値および参考運転指標値の相関関係を運転者に認識させ、当該運転者が車両を運転する際の参考にさせることができる。
複数の車両の運行開始時刻および運行終了時刻から時間帯ごとの車両の稼働の有無を特定するとともに、実車/空車切換時刻から特定される時間帯ごとの車両の実車/空車状態を示したガントチャートを作成かつ出力する技術的手法が提案されている(特許文献2参照)。当該手法によれば、ユーザがガントチャートを見れば、走行用エネルギーの消費効率が悪い場合の状態値の度数分布を把握しやすい。
特開2012−087297号公報 特開2016−018317号公報
しかし、例えば、会社または行政機関などの組織において複数の部署のそれぞれにより車両が利用される場合、個々の車両の走行用エネルギーの消費効率よりも、当該複数の部署のそれぞれについて車両の走行用エネルギーの消費効率を把握する必要性が生じる場面がある。
そこで、本発明は、組織における複数の部署など、一または複数のユーザにより構成される複数のエンティティのそれぞれについて車両の走行用エネルギーの消費効率に関する情報を把握することができるシステム等を提供することを目的とする。
本発明の車両情報処理サーバは、車両の運転形態の指標となる運転指標値および当該車両の走行用のエネルギー効率を認識し、かつ、複数のエンティティのうち当該車両を運転したユーザが属する一のエンティティを識別するためのエンティティ識別子を認識する車両情報認識要素と、前記車両情報認識要素により認識された前記エンティティ識別子ごとに、前記車両情報認識要素により認識された前記運転指標値および前記車両の走行用のエネルギー効率のそれぞれを総合することにより、前記複数のエンティティのそれぞれについて前記運転指標値および前記車両の走行用のエネルギー効率のそれぞれの時系列的な変化態様が含まれている車両総合情報を生成する車両情報生成要素と、前記車両情報生成要素により生成された前記車両総合情報をクライアントに認識させる車両情報提供要素と、を備えていることを特徴とする。
本発明の車両情報処理サーバ(および当該車両情報処理サーバとクライアントとにより構成されている車両情報処理システム)によれば、各エンティティ(例えば、組織の各部署)について車両総合情報が生成され、かつ、当該車両総合情報をクライアントに認識させることができる。「車両総合情報」は、各エンティティに属するユーザによって車両が運転された際の当該運転形態の指標となる運転指標値および当該車両の走行用のエネルギー効率のそれぞれが総合されることで生成された情報である。よって、クライアントを通じて車両総合情報が出力されることで、各エンティティに属するユーザにより運転された車両の走行用エネルギーの消費効率および運転指標値のそれぞれの時系列的な変化態様を、複数のエンティティの間で比較する等の目的のために当該車両総合情報が当該クライアントのユーザにより有効活用されうる。
なお、本発明の構成要素が情報を「認識する」とは、当該構成要素が情報を受信すること、情報をデータベースやメモリから探索または読み出すこと、受信等した基礎情報に基づいて演算処理によって情報を算定、推定、設定、決定、探索等すること、パケットをデコードして情報を顕在化させること、さらには算定等した情報をメモリに保存すること等、他の情報処理のために当該情報を準備しておくためのあらゆる情報処理を実行することを意味する。
本発明の構成要素が情報を「出力する」とは、当該情報の表示、音声出力、振動出力等、人間がその視覚、聴覚、触覚等、五感を通じて認識しうるあらゆる形態で情報を出力することを意味する。
本発明の情報処理サーバにおいて、前記車両情報生成要素が、前記複数のエンティティのそれぞれについて前記車両の走行用のエネルギー効率を目標値に近づけるための、前記運転指標値の目標変化態様がさらに含まれている前記車両総合情報を生成することが好ましい。
本発明の車両情報処理サーバによれば、クライアントを通じて車両総合情報が出力されることで、各エンティティに属するユーザにより運転された車両の走行用エネルギーの消費効率を目標値に近づけるために、運転指標値をどのような態様で変化させればよいかを、当該クライアントのユーザに把握させることができる。
本発明の車両情報処理サーバにおいて、前記車両情報生成要素が、前記複数のエンティティのそれぞれについて前記運転指標値および前記車両の走行用のエネルギー効率のそれぞれの複数の期間における対比結果がさらに含まれている前記車両総合情報を生成することが好ましい。
当該構成の車両情報処理サーバによれば、クライアントを通じて車両総合情報が出力されることで、各エンティティに属するユーザにより運転された車両の走行用エネルギーの消費効率および運転指標値が複数の期間のそれぞれにおいてどのように変遷したかを、当該クライアントのユーザに把握させることができる。
本発明の車両情報処理サーバにおいて、前記車両情報認識要素が、前記車両の指定加速度または指定減速度を超えるような加減速回数を前記運転指標値として認識することが好ましい。
当該構成の車両情報処理サーバによれば、車両の走行用のエネルギー効率に加えて、運転指標値としての車両の過度の加減速回数がエンティティごとに総合された情報が、クライアントのユーザにより有効活用されうる。
本発明の車両情報処理サーバにおいて、前記車両情報認識要素が、前記車両の位置の時系列を表わすプローブ情報を当該車両または当該車両に搭載される前記クライアントから受信し、前記プローブ情報に基づき、前記車両の前記指定加速度または前記指定減速度を超えるような加減速回数を前記運転指標値として計測することが好ましい。
当該構成の車両情報処理サーバによれば、車両またはそこに搭載されるクライアントから送信されたプローブ情報(車両の位置の時系列を表わす。)が利用されて、当該車両の過度の加減速回数が運転指標値として計測される。
本発明の車両情報処理サーバにおいて、前記車両情報認識要素が、前記車両の位置の時系列および前記車両の走行用のエネルギー消費量またはエネルギー残量の時系列のそれぞれを表わすプローブ情報を当該車両または当該車両に搭載される前記クライアントから受信し、前記プローブ情報に基づき、前記車両の各回旅行期間における前記車両の走行距離および前記車両の走行用のエネルギー消費量のうち一方に対する他方の比率を前記車両の走行用のエネルギー効率として計算することが好ましい。
当該構成の車両情報処理サーバによれば、車両またはそこに搭載されるクライアントから送信されたプローブ情報(車両の位置の時系列および車両の走行用のエネルギー消費量またはエネルギー残量の時系列のそれぞれを表わす。)が利用されて、当該車両の走行用のエネルギー効率が計算される。
本発明の車両情報処理システムの構成に関する説明図。 本発明の車両情報処理システムの機能に関する説明図。 エネルギー効率に関する車両総合情報の第1出力形態の例示図。 エネルギー効率に関する車両総合情報の第2出力形態の例示図。 運転指標値に関する車両総合情報の第1出力形態の例示図。 運転指標値に関する車両総合情報の第2出力形態の例示図。 目標運転指標値に関する車両総合情報の出力形態の例示図。
(車両情報処理システムの構成)
図1に示されている車両情報処理システムは、通信ネットワークを通じて相互通信可能に構成されている車両情報処理サーバ1と、車両Xに搭載されるクライアント2とにより構成されている。クライアント2のうち一部または全部が車両Xから取り外して持ち運びできる携帯型の機器により構成されていてもよい。通信ネットワークとしては、インターネット、電話回線用ネットワークまたは衛星放送を用いた通信ネットワークなどが採用されうる。
(車両情報処理サーバの構成)
車両情報処理サーバ1は、データベース10と、車両情報認識要素11と、車両情報生成要素12と、車両情報提供要素13と、を備えている。データベース10は、車両情報認識要素11により認識されたプローブ情報等の情報を記憶保持する。データベース10は、車両情報処理サーバ1とは別個のデータベースサーバにより構築されていてもよい。
車両情報認識要素11、車両情報生成要素12および車両情報提供要素13のそれぞれは、車両情報処理サーバ1に対してダウンロードまたはインストールされたソフトウェア(車両情報処理プログラム)と、当該ソフトウェアを保存するメモリおよびこれからソフトウェアを読み取って所定の演算処理を実行するCPU(演算処理装置)等のハードウェアとにより構成されている。車両情報認識要素11、車両情報生成要素12および車両情報提供要素13のそれぞれは、その一部または全部が物理的に独立別個のハードウェアにより構成されていてもよい。
車両情報認識要素11は、車両Xの運転形態の指標となる運転指標値および当該車両Xの走行用のエネルギー効率を認識する。本実施形態では、車両Xの走行用のエネルギーはガソリンであり、当該エネルギーの効率は「燃費」である。車両情報認識要素11は、複数のエンティティのうち当該車両Xを運転したユーザが属する一のエンティティを識別するためのエンティティ識別子を認識する。車両情報生成要素12は、エンティティ識別子ごとに、運転指標値および車両Xの走行用のエネルギー効率のそれぞれを総合することにより、複数のエンティティのそれぞれについて運転指標値および車両Xの走行用のエネルギー効率のそれぞれの時系列的な変化態様が含まれている車両総合情報を生成する。車両情報提供要素13は、車両情報生成要素12により生成された車両総合情報をクライアント2に認識させる。
(クライアントの構成)
クライアント2は、例えば、スマートフォンまたはタブレットなどの携帯型の端末装置により構成されている。「携帯型」とは、例えばそのサイズが人間の標準的な手の平程度であり、その重量が片手でまたは衣服のポケットなどに入れて簡単に持ち運びができる程度であることを意味する。クライアント2が、携帯型の機器よりも大型のかつ重量がある機器(たとえば車両Xに組み付けられている機器)によって構成されていてもよい。
クライアント2は、記憶装置20と、測位装置21と、入力装置22と、出力装置23と、演算処理要素24と、を備えている。
記憶装置20は、演算処理要素24による演算処理結果などを記憶保持するように構成されている。記憶装置20は、マップ情報を格納するように構成されている。「マップ情報」には、道路を構成する各リンクの位置、形状および姿勢等を表わす座標列と、各リンクを識別するためのリンク識別情報とが含まれている。
測位装置21は、GPSおよび必要に応じてジャイロセンサを用いてクライアント2の位置を測定する。入力装置22は、操作ボタンおよびマイクロフォンなどにより構成され、ユーザの接触式操作または発話による非接触式操作を可能とする。出力装置23は、ディスプレイ装置および音響出力装置(スピーカ)により構成され、クライアントマップ情報等の画像コンテンツを表示または音響コンテンツを出力する。入力装置22および出力装置23は、タッチパネル式ディスプレイにより構成されていてもよい。
演算処理要素24は、記憶装置20を構成するメモリの指定領域からソフトウェアおよびデータを必要に応じて読み取った上で、当該データを対象として当該ソフトウェアにしたがった指定の演算処理を実行する情報処理部(CPU)および必要に応じて通信機器、記憶装置(当該メモリ)等により構成されている。当該指定の演算処理の詳細については後述する。
(車両情報処理システムの機能)
クライアント2において、車載機器との通信に基づき、車両XのIGNスイッチがOFFからONに切り替えられたが否かが判定される(図2/STEP202)。車両XのIGNスイッチがOFFからONに切り替えられたと判定された場合(図2/STEP202‥YES)、車両Xの今回旅行期間における位置等の計測回数を表わす指数iが「1」に設定される(図2/STEP204)。車両XのIGNスイッチがOFFからONに切り替えられた時点が、車両Xの今回旅行期間の開始時点に相当する。
クライアント2において、測位装置21によりクライアント2またはこれが搭載されている車両Xの位置p(i)が測定される(図2/STEP206)。車両位置p(i)は、2次元座標値(緯度、経度)のほか、3次元座標値(緯度、経度、高度)により定義されてもよい。車両Xに搭載されるGPS受信機により受信された信号のほか、必要に応じてジャイロセンサの出力に応じて車両位置p(i)が測定され、クライアント2が車載機器との通信に基づき、当該測位結果を認識してもよい。
さらに、クライアント2において、車載機器との通信に基づき、車両Xの燃料噴射消費量q(i)(前回測定時からの累積燃料消費量)が認識される(図2/STEP208)。
そして、車両Xの位置p(i)および燃料噴射消費量q(i)が含まれているプローブ情報の送信タイミングに至ったか否かが判定される(図2/STEP210)。例えば、タイマによる計測時間が送信周期の整数倍に至ったか否か、車両Xの走行距離が指定距離の整数倍に至ったか否か、車両Xの位置が交差点等のノードに至ったか否か等に応じて、送信タイミングであるか否かが判定される。
プローブ情報の送信タイミングに至っていると判定された場合(図2/STEP210‥YES)、クライアント2から車両情報処理サーバ1に対してプローブ情報が送信される(図2/STEP212および矢印X1)。プローブ情報には、車両位置p(1)、p(2)、‥p(T)および燃料噴射消費量q(1)、q(2)、‥q(T)のほか、エンティティID(エンティティ識別子)が含まれている(図2/STEP212)。
「エンティティID」は、情報処理サーバ1において、複数のエンティティのうち、車両Xを使用しているユーザが属する一のエンティティを識別するためのものである。エンティティIDは、例えば車両XのIGNスイッチがOFFからONに切り替えられた際に、クライアント2の出力装置23に出力される入力用画面にしたがって、入力装置22を通じてクライアント2に入力される。車両情報処理サーバ1のデータベース10において、エンティティIDと他の識別子とが関連付けて記憶されていることを条件として、入力装置22を通じてクライアント2に入力された、当該クライアント2または車両Xのユーザを識別するためのユーザID等の個人識別子が他の識別子としてプローブ情報に含まれていてもよい。また、クライアント2において車載機器との通信により認識された、車両Xを識別するための車両識別子が他の識別子としてプローブ情報に含まれていてもよい。
続いて、クライアント2において、車載機器との通信に基づき、車両XのIGNスイッチがOFFからONに切り替えられたが否かが判定される(図2/STEP214)。プローブ情報の送信タイミングに至っていないと判定された場合(図2/STEP210‥NO)、プローブ情報が送信されることなく、クライアント2において、車載機器との通信に基づき、車両XのIGNスイッチがOFFからONに切り替えられたが否かが判定される(図2/STEP214)。車両XのIGNスイッチがONからOFFに切り替えられた時点が、車両Xの今回旅行期間の終了時点に相当する。
車両XのIGNスイッチがONからOFFに切り替えられていないと判定された場合(図2/STEP214‥NO)、指数iが「1」だけ増やされ(図2/STEP216)、位置p(i)および燃料消費量q(i)の測定等の前記演算処理が繰り返される(図2/STEP206〜STEP214)。
車両XのIGNスイッチがONからOFFに切り替えられたと判定された場合(図2/STEP214‥YES)、クライアント2から車両情報処理サーバ1に対してプローブ情報が送信される(図2/STEP218および矢印X2)。なお、この時点で、未送信のプローブ情報の情報量が所定量未満である場合、当該プローブ情報の送信が省略されてもよい。
車両情報処理サーバ1において、データベース10にプローブ情報が累積的に記憶保持される(図2/STEP102)。
車両情報認識要素11により、データベース10に蓄積されているプローブ情報に基づいてエンティティIDが認識される(図2/STEP104)。
また、車両情報認識要素11によりエンティティIDにより識別されるエンティティごとに、データベース10に蓄積されているプローブ情報に基づいて旅行期間における運転指標値が認識される(図2/STEP106)。運転指標値には、プローブ情報に基づいて計算される値のほか、プローブ情報に含まれている値により直接的に特定される値が含まれていてもよい。
「運転指標値」には、車両Xの加速度αが[−α1(<0),(0<)α2]を逸脱した回数、すなわち、車両Xが減速度−α1を超えて減速した回数(急減速した回数)および車両Xが加速度α2を超えて加速した回数(急加速した回数)のそれぞれが含まれる。α1およびα2のそれぞれは、例えば10〜30km/sの範囲の値に設定され、同じ値であってもよく、異なる値であってもよい。車載センサの出力信号に基づき、車載機器によりアクセルペダルまたはブレーキペダルの操作量が検知され、当該ペダル操作量に基づいて車両Xの急加速・急減速の回数が計測され、当該回数がプローブ情報に含まれていてもよい。
車両Xの加速度αは、例えば車両速度v(i)={p(i)−p(i−1)}/τ(τは車両位置p(i)が測定される周期)の時間変化α(i)={v(i)−v(i−1)}/τとして、車両情報認識要素11により計算される。車両Xに搭載されている速度センサまたは加速度センサの出力信号に基づき、車載機器(ECUなど)により計測された車速または加速度の時系列が、当該車載機器との通信に基づいてクライアント2により認識され、当該計測結果がプローブ情報に含まれていてもよい。
「運転指標値」には、車両Xがアイドリング状態にある頻度または期間が含まれている。例えば、車両Xの前回速度v(i−1)が所定速度v0以下であり、かつ、加速度αが0または0近傍の微小範囲[−ε1(<0),(0<)ε2]に含まれている状態が、車両Xのアイドリング状態として認識される。「運転指標値」には、車両Xが定速巡行状態にある頻度または期間が含まれていてもよい。例えば、車両Xの前回速度v(i−1)が所定速度v0を超え、かつ、加速度αが0または0近傍の微小範囲[−ε1(<0),(0<)ε2]に含まれている状態が、車両Xの定速巡行状態として認識される。
さらに、車両情報認識要素11によりエンティティIDにより識別されるエンティティごとに、データベース10に蓄積されているプローブ情報に基づいて旅行期間における燃費が車両Xの走行用のエネルギー効率として認識される(図2/STEP108)。
具体的には、プローブ情報に基づき、旅行期間における車両Xの旅行距離d(i)=|p(i)−p(i−1)|の累積値が、当該旅行期間における車両Xの燃料噴射消費量q(i)の累積値で除された結果が旅行期間における燃費として計算される。すなわち、「燃費」とは、燃料の単位消費量当たりの車両Xの走行距離を意味する。この場合、燃費が高いほど燃費が「よい」ことになり、燃費が低いほど燃費が「悪い」ことになる。これとは逆に「燃費」が車両Xの単位走行距離あたりの燃料消費量を意味してもよい。この場合、燃費が低いほど燃費が「よい」ことになり、燃費が高いほど燃費が「悪い」ことになる。燃料は、ガソリン等の炭素燃料のほか、燃料電池車両Xのための水素等の燃料ガスをも包含する概念である。
車両情報生成要素12により、車両情報認識要素11により認識されたエンティティごとの運転指標値および燃費が総合されることにより、車両総合情報が生成される(図2/STEP110)。車両総合情報には、例えば異なるエンティティごとに、1日、1週または1月等の単位期間あたりの平均燃費および運転指標値としての急加速回数、急減速回数、アイドリング状態の期間および定速巡行状態の期間、またはこれらの平均値が含まれている。車両総合情報は、データベース10に記憶保持される。
クライアント2(またはこれとは別個の情報処理端末であってもよい。)において入力装置22を通じて所定の入力があったことに応じて、クライアント2から車両情報処理サーバ1に対して車両総合情報要求が送信される(図2/STEP220および矢印X3)。車両情報処理サーバ1において、車両情報提供要素13により当該要求が受信され(図2/STEP112)、データベース10から当該要求に応じた車両総合情報が検索または読み出され、車両情報処理サーバ1からクライアント2に対して送信される(図2/STEP114および矢印X4)。
クライアント2において、車両総合情報が受信されたうえで(図2/STEP222)、出力装置23を通じて出力される(図2/STEP224)。これにより、例えば図3Aに示されているように、複数のエンティティとしての複数の部署A,B,C,D,‥のそれぞれの月ごとの平均燃費の1年間にわたる変化態様を表わす折れ線グラフのほか、複数の部署A,B,C,D,‥により構成される組織全体の月ごとの平均燃費の1年間にわたる変化態様を表わす折れ線グラフ、および、月ごとの平均燃費の目標値の変化態様を表わす折れ線グラフが出力装置23(またはこれを構成するディスプレイ装置)に表示される。月ごとの平均燃費の目標値は、一定ではなく月ごとに異なる値に設定されていてもよく、エンティティごとに異なった値に設定されていてもよい。
また、図3Bに示されているように、複数の部署A,B,C,D,‥のそれぞれの今月の平均燃費の前月(または1年前の同月)の平均燃費に対する変化量が出力装置23に表示される。平均燃費の改善の程度に応じて複数の部署A,B,C,D,‥のそれぞれがランキング形式で並べ替えされてもよい。
さらに、例えば図4Aに示されているように、複数の部署A,B,C,D,‥のそれぞれの月ごとの急加速・急減速の単位距離(例えば1km)当たりの平均回数の1年間にわたる変化態様を表わす折れ線グラフのほか、組織全体の月ごとの当該平均回数の1年間にわたる変化態様を表わす折れ線グラフが出力装置23に表示される。
また、図4Bに示されているように、複数の部署A,B,C,D,‥のそれぞれの、車両Xの停止状態から基準速度(例えば20km/h)に到達するまでの所要時間の平均値の1年間にわたる変化態様を表わす折れ線グラフのほか、組織全体の月ごとの当該所要時間の1年間にわたる変化態様を表わす折れ線グラフが出力装置23に表示される。
さらに、図5に示されているように、複数の部署A,B,C,D,‥のそれぞれに対して「急加速の累計回数を×回から〇回に減らすと、目標燃費が達成できます。」、「アイドリングストップの期間を△時間から□時間に増やすと、目標燃費が達成できます。」等のアドバイスが出力装置23を構成するディスプレイ装置に表示される。
車両総合情報を構成する複数の情報(図3A、図3B、図4A、図4Bおよび図5参照)がまとめて一度に出力装置23に表示されてもよく、入力装置22を通じた所定の操作があるたびに一または複数の情報からなる情報群が逐次的に表示されてもよい。
(車両情報処理システムの作用効果)
前記機能を発揮する車両情報処理システムによれば、車両情報認識要素11により認識されたプローブ情報に基づき、車両情報生成要素12によって各エンティティ(例えば、組織の各部署)について車両総合情報が生成され、かつ、車両情報提供要素13によって当該車両総合情報をクライアント2に認識させることができる(図2参照)。「車両総合情報」は、各エンティティに属するユーザによって車両Xが運転された際の当該運転形態の指標となる運転指標値および当該車両Xの燃費(走行用のエネルギー効率)のそれぞれが総合されることで生成された情報である。よって、クライアント2を通じて車両総合情報が出力されることで、各エンティティに属するユーザにより運転された車両Xの走行用エネルギーの消費効率および運転指標値のそれぞれの時系列的な変化態様を、複数のエンティティの間で比較する等の目的のために当該車両総合情報が当該クライアント2のユーザにより有効活用されうる(図3A、図3B、図4Aおよび図4B参照)。
車両総合情報には、複数のエンティティのそれぞれについて車両Xの走行用のエネルギー効率を目標値に近づけるための、「車両Xの急加速・急減速の頻度を現在値から所定値に近づける」、「車両Xのアイドリング状態の期間を現在値から所定値まで変化させる」などの運転指標値の目標変化態様がさらに含まれている(図5参照)。これにより、各エンティティに属するユーザにより運転された車両Xの燃費を目標値に近づけるために、運転指標値をどのような態様で変化させればよいかを、クライアント2のユーザに把握させることができる。
(KPIについて)
企業または行政機関等が保有する車両は大量であり、CO2の排出量が多量になるが、各企業等におけるエネルギー消費効率の向上およびCO2排出量の削減は今後の地球環境への課題といえる。各企業または各機関等が保有車両の実質燃費(車両Xの走行用の実質的なエネルギー効率)をKPI化できれば、一組織としてエネルギー消費効率の向上およびCO2排出量の削減が推進できるものの、これまではKPI化が困難であった。
本発明の情報処理システムによればKPI化が可能となり、そのサブ組織または組織を構成する個別(個人)の領域にまで、KPI化によるエネルギー消費効率の向上およびCO2排出量の削減が推進できる。例えばn台の車両を保有する組織のKPIは、各車両Xi(i=1,2,‥n)の走行距離「Ki」およびエネルギー消費量(消費燃料)「Di」に基づき、関係式(1)により表わされる。
KPI=(1/n)Σi=1〜n(Di/Ki) ‥(1)。
(本発明の他の実施形態)
車両Xの走行用のエネルギー効率として前記実施形態では「燃費」が考慮されたが、他の実施形態として電気自動車またはハイブリッド車両Xなど、電力(たとえば、搭載電池に蓄えられている電力)を推進力に変換して走行する車両Xについては、燃費に代えてまたは加えて「電費」が考慮されてもよい。「電費」とは、電力の単位消費量当たりの車両Xの走行距離を意味する。この場合、電費が高いほど電費が「よい」ことになり、電費が低いほど電費が「悪い」ことになる。これとは逆に「電費」が車両Xの単位走行距離あたりの電力消費量を意味してもよい。この場合、電費が低いほど電費が「よい」ことになり、電費が高いほど電費が「悪い」ことになる。
1‥車両情報処理サーバ、2‥クライアント、10‥データベース、11‥車両情報認識要素、12‥車両情報生成要素、13‥車両情報提供要素、20‥記憶装置、21‥測位装置、22‥入力装置、23‥出力装置、24‥演算処理要素、X‥車両。

Claims (7)

  1. 車両の運転形態の指標となる運転指標値および当該車両の走行用のエネルギー効率を認識し、かつ、複数のエンティティのうち当該車両を運転したユーザが属する一のエンティティを識別するためのエンティティ識別子を認識する車両情報認識要素と、
    前記車両情報認識要素により認識された前記エンティティ識別子ごとに、前記車両情報認識要素により認識された前記運転指標値および前記車両の走行用のエネルギー効率のそれぞれを総合することにより、前記複数のエンティティのそれぞれについて前記運転指標値および前記車両の走行用のエネルギー効率のそれぞれの時系列的な変化態様が含まれている車両総合情報を生成する車両情報生成要素と、
    前記車両情報生成要素により生成された前記車両総合情報をクライアントに認識させる車両情報提供要素と、を備えていることを特徴とする車両情報処理サーバ。
  2. 請求項1記載の車両情報処理サーバにおいて、
    前記車両情報生成要素が、前記複数のエンティティのそれぞれについて前記車両の走行用のエネルギー効率を目標値に近づけるための、前記運転指標値の目標変化態様がさらに含まれている前記車両総合情報を生成することを特徴とする車両情報処理サーバ。
  3. 請求項1または2記載の車両情報処理サーバにおいて、
    前記車両情報生成要素が、前記複数のエンティティのそれぞれについて前記運転指標値および前記車両の走行用のエネルギー効率のそれぞれの複数の期間における対比結果がさらに含まれている前記車両総合情報を生成することを特徴とする車両情報処理サーバ。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の車両情報処理サーバにおいて、
    前記車両情報認識要素が、前記車両の指定加速度または指定減速度を超えるような加減速回数を前記運転指標値として認識することを特徴とする車両情報処理サーバ。
  5. 請求項4記載の車両情報処理サーバにおいて、
    前記車両情報認識要素が、前記車両の位置の時系列を表わすプローブ情報を当該車両または当該車両に搭載される前記クライアントから受信し、前記プローブ情報に基づき、前記車両の前記指定加速度または前記指定減速度を超えるような加減速回数を前記運転指標値として計測することを特徴とする車両情報処理サーバ。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の車両情報処理サーバにおいて、
    前記車両情報認識要素が、前記車両の位置の時系列および前記車両の走行用のエネルギー消費量またはエネルギー残量の時系列のそれぞれを表わすプローブ情報を当該車両または当該車両に搭載される前記クライアントから受信し、前記プローブ情報に基づき、前記車両の各回旅行期間における前記車両の走行距離および前記車両の走行用のエネルギー消費量のうち一方に対する他方の比率を前記車両の走行用のエネルギー効率として計算することを特徴とする車両情報処理サーバ。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の車両情報処理サーバと前記クライアントとにより構成されていることを特徴とする車両情報処理システム。
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