JP2019003044A - 撮像レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】諸収差が良好に補正される広角の撮像レンズを提供する。【解決手段】撮像レンズの第1レンズ群は負の第1レンズL1と、負の第2レンズL2と、第3レンズL3とから構成され、第2レンズ群は第4レンズL4と、負の第5レンズL5とから構成される。第1レンズL1は像面側の面の曲率半径が正となる形状に、第5レンズL5は像面側の面が非球面形状に形成される。レンズ系全体の焦点距離をf、第1レンズL1の焦点距離をf1、第2レンズL2の焦点距離をf2、第1レンズL1と第2レンズL2との間の光軸上の距離をD12、第1レンズL1のアッベ数をνd1、第2レンズL2のアッベ数をνd2としたとき、次の各条件式を満足する。0.03<f1/f2<0.3、−45<f2/f<−5、0.1<D12/f<0.8、40<νd1、40<νd2。【選択図】図1

Description

本発明は、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子上に被写体像を形成する撮像レンズに係り、スマートフォンや携帯電話機、デジタルカメラ、赤外線カメラ、デジタルビデオカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ、TV会議用カメラ、ファイバースコープ、カプセル内視鏡等の比較的小型のカメラへの組み込みが好適な撮像レンズに関するものである。
安全性や利便性の向上を目的として一部の車両には複数のカメラが搭載されている。例えば、車両の安全な後退をサポートするためのカメラとしてバックカメラがある。運転者から見て車両後方の見通しは悪いため、運転者が細心の注意を払ったとしても、車両後退時に車両と障害物とが接触して事故に繋がることがある。バックカメラが搭載された車両では、車両後退の際に車両後方の状況がモニタに映し出される。運転者は車両後方の影で見えない障害物であってもモニタを通して目視できるため、障害物に接触することなく安全に車両を後退させることができる。こうした車両に搭載されるカメラ、いわゆる車載カメラは今後も需要の増加が見込まれる。
車載カメラは、車両のバックドア、フロントグリル、サイドミラー、車両室内等の比較的狭いスペースに搭載される。このため、車載カメラに搭載される撮像レンズには、撮像レンズの小型化とともに、撮像素子の高画素化に伴う高解像度への対応と、広い撮影範囲に対応するための広角化とが求められる。しかしながら、撮像レンズの小型化を図ると一枚一枚のレンズの屈折力が強くなり、諸収差の良好な補正が困難になることが多い。諸収差を良好に補正しつつ小型化や高解像度といった要求に応え、併せて撮影画角の広角化を図ることは困難である。撮像レンズの実際の設計にあたっては、これらの課題をバランスよく達成することが重要になる。
一方、音声通話主体の携帯電話機に代わり、音声通話機能に加えて様々なアプリケーションソフトウェアの実行を可能とする多機能携帯電話機、いわゆるスマートフォン(smartphone)の普及が進んでいる。スマートフォンの製品ラインナップはビギナーモデルからハイエンドモデルまでと幅広く、ハードウェアの性能やカメラの光学性能等によって分類されることが多い。このうちハイエンドモデルの中には、2台の撮像レンズを搭載することにより新たな付加価値の創出を狙ったモデルがある。例えば、従来の一般的な画角の撮像レンズに加えて広角の撮像レンズが搭載されたモデルでは、これら2台の撮像レンズからの画像がソフトウェア処理によって合成されて、スムーズなズームインやズームアウトが実現されている。こうした用途に使用される撮像レンズにあっては、撮像レンズのより一層の小型化とともに、高解像度への対応および広角化が上記車載カメラの撮像レンズと同様に求められる。
撮影画角の広い広角の撮像レンズとしては、例えば特許文献1に記載の撮像レンズが知られている。当該撮像レンズは物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負の第1レンズと、負の第2レンズと、正の第3レンズと、正の第4レンズと、負の第5レンズとを配置して構成される。この撮像レンズは、レンズ面間の光軸上の距離に関する複数の条件式、第1レンズの物体側の面から像面までの距離とレンズ系全体の焦点距離とに関する条件式、第3レンズの焦点距離とレンズ系全体の焦点距離とに関する条件式、第4レンズおよび第5レンズの曲率半径に関する複数の条件式、バックフォーカスとレンズ系全体の焦点距離とに関する条件式等を満足することにより、撮像レンズの小型化および広角化の両立が図られている。
特開2016−29501号公報
近年、広角の撮像レンズに対する要求は年々多様化している。特に近年では、暗闇でも被写体像を撮影することのできるカメラへの需要が高まり、カメラに組み込まれる撮像レンズにあっても、暗闇での良好な光学性能の確保が要求される。暗闇において被写体像を撮影するためには、例えば、カメラ側から近赤外線を被写体像に照射してその反射光を撮影する必要がある。ところが、近赤外線は可視光線よりも波長が長いため、一般的な広角レンズでは可視光線の焦点位置に対して近赤外線の焦点位置が大きく変動してしまい、撮像素子上に被写体像を形成することは困難である。そこで、この種の撮像レンズには、可視光線のみならず近赤外線領域での結像性能も求められることになる。
上記特許文献1に記載の撮像レンズによれば、撮像レンズを構成するレンズ枚数が5枚と少ないながらも撮影画角が広く、加えて比較的良好に諸収差が補正される。しかし、特許文献1に記載の撮像レンズをはじめとする従来の広角の撮像レンズでは、可視光線から近赤外線領域までの広波長帯域にわたって良好な結像性能を得ることは困難である。こうした問題への解決方法の一つとして、焦点距離を調整するための光学素子を撮像レンズと撮像素子との間に挿抜する方法があるものの、そのためには光学素子を挿抜するための機構を撮像レンズあるいはカメラ側に備える必要があり、撮像レンズやカメラの小型化の観点から望ましくなかった。
なお、こうした問題は車載カメラやスマートフォンに搭載される撮像レンズに固有のものではない。監視カメラでは、日没後の監視のために赤外線照射による撮影が必須機能となりつつある。デジタルカメラやデジタルビデオカメラにあっては暗視機能を備えた製品が既に登場している。また、ネットワークカメラ、TV会議用カメラ、ファイバースコープ、およびカプセル内視鏡等のカメラには、近赤外線領域での撮影機能を備えた製品もある。上記問題は、このような比較的小型のカメラに搭載される撮像レンズにおいて共通の問題である。
本発明は上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型でありながらも撮影画角が広く、諸収差を良好に補正することのできる撮像レンズを提供することにある。
本発明の撮像レンズは、物体側から像面側に向かって順に第1レンズ群と第2レンズ群とを配置して構成される。第1レンズ群は、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、第3レンズとから構成される。第2レンズ群は第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズとから構成される。第1レンズは像面側の面の曲率半径が正となる形状に形成され、第5レンズは像面側の面が非球面形状に形成される。当該構成において本発明の撮像レンズは、レンズ系全体の焦点距離をf、第1レンズの焦点距離をf1、第2レンズの焦点距離をf2、第1レンズと第2レンズとの間の光軸上の距離をD12、第1レンズのアッベ数をνd1、第2レンズのアッベ数をνd2としたとき、次の条件式(1)〜(5)を満足する。
0.03<f1/f2<0.3 (1)
−45<f2/f<−5 (2)
0.1<D12/f<0.8 (3)
40<νd1 (4)
40<νd2 (5)
また、本発明の撮像レンズは、物体側から像面側に向かって順に第1レンズ群と第2レンズ群とが配置されて構成されるとともに、第1レンズ群は、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、第3レンズとから構成され、第2レンズ群は、第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズとから構成される。このうち第1レンズは像面側の面の曲率半径が正となる形状に形成され、第3レンズは物体側の面の曲率半径が負となる形状に形成される。また、第5レンズは像面側の面が非球面形状に形成される。当該構成において本発明に係る撮像レンズは、レンズ系全体の焦点距離をf、第1レンズの焦点距離をf1、第2レンズの焦点距離をf2、第2レンズと第3レンズとの間の光軸上の距離をD23としたとき、次の条件式(1)および(6)を満足する。
0.03<f1/f2<0.3 (1)
0.3<D23/f<3.0 (6)
撮像レンズとしてこのような構成によれば、負の屈折力を有する第1レンズと、同じく負の屈折力を有する第2レンズとの2枚の負レンズによって広角化が好適に図られる。従来の一般的な撮像レンズのように第1レンズの屈折力を強くして広角化を図ろうとすると、第1レンズの像面側の凹面は半球形状に近い形状になる。レンズ面の形状が半球形状に近づくと、反射防止コート等を均一にコートすることが困難になり、ひいては撮像レンズの品質低下や製造コストの上昇を招く。この点、本発明に係る撮像レンズでは、第1レンズおよび第2レンズの2枚の負レンズによって広角化が図られる構成であるため、第1レンズの像面側の凹面は半球形状から乖離した形状になる。よって、撮像レンズの製造し易さを確保しつつ、撮像レンズの広角化を好適に図ることが可能になる。
本発明の撮像レンズは、上記条件式(1)に示されるように、第1レンズの屈折力に比較して第2レンズの屈折力が弱い構成となっている。第2レンズは、第1レンズで発生した諸収差を補正するための収差補正レンズとしての役割を担う。条件式(1)は、非点収差、色収差、および歪曲収差を良好に補正するための条件である。上限値「0.3」を超えると、歪曲収差の補正には有利になる。しかし、倍率色収差が補正不足(基準波長の結像点に対して短波長の結像点が光軸に近づく方向に移動)になるとともに非点隔差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難になる。一方、下限値「0.03」を下回ると、色収差の補正には有利となるものの、歪曲収差が増大するため良好な結像性能を得ることが困難になる。
条件式(2)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、色収差、像面湾曲、非点収差、およびコマ収差のそれぞれを良好に補正するための条件である。上限値「−5」を超えると、バックフォーカスが長くなり、撮像レンズの小型化が困難になる。また、結像面が像面側に湾曲するとともに非点隔差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難になる。一方、下限値「−45」を下回ると、撮像レンズの小型化には有利になるものの、軸外光束に対して内方コマ収差が発生し易くなる。また、結像面が物体側に湾曲するとともに非点隔差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難になる。
条件式(3)は、像面湾曲、非点収差、色収差、および歪曲収差のそれぞれを良好に補正するための条件である。上限値「0.8」を超えると、非点隔差が増大するため良好な結像性能を得ることが困難になる。一方、下限値「0.1」を下回ると、負の歪曲収差が増大する。また、結像面が像面側に湾曲するとともに倍率色収差が補正不足となり、良好な結像性能を得ることが困難になる。
条件式(4)および(5)は、軸上色収差および倍率色収差を良好に補正するための条件である。第1レンズおよび第2レンズを、条件式(4)および(5)を満足するような低分散の材料で形成することにより、第1レンズおよび第2レンズで発生する色収差を好適に抑制することができる。これにより、可視光線から近赤外線領域までの広波長帯域にわたって良好な結像性能を得ることが可能となる。
条件式(6)は、色収差、像面湾曲、非点収差のそれぞれを良好に補正するための条件である。上限値「3.0」を超えると、軸上色収差が補正過剰(基準波長の焦点位置に対して短波長の焦点位置が像面側に移動)になるとともに倍率色収差が補正不足になる。また、結像面が像面側に湾曲するとともに非点隔差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難になる。一方、下限値「0.3」を下回ると、色収差の補正には有利となるものの、結像面が物体側に湾曲するとともに非点隔差が増大することとなり、この場合も良好な結像性能を得ることが困難になる。
なお、本発明の撮像レンズにおいて第5レンズは、像面側の面が非球面形状に形成される。CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子には、その像面に取り込むことのできる光線の入射角度の範囲として主光線角度(CRA:Chief Ray Angle)の範囲が予め設定されている。撮影画角の大きい広角の撮像レンズでは、上記入射角度が像面周辺部において大きくなり易い。この点、本発明の撮像レンズでは、第5レンズの像面側の面が非球面形状に形成されるため、第5レンズから出射された光線の入射角度は、撮像素子の像面の中心部から周辺部にわたってCRAの範囲内に好適に抑制される。
上記第3レンズは、物体側の面の曲率半径が負となる形状に形成されることが好ましい。第3レンズをこのような形状に形成することにより、像面湾曲がより良好に補正されるようになる。
上記構成の撮像レンズにおいて第2レンズは、第1レンズ、第3レンズ、第4レンズ、および第5レンズのそれぞれよりも弱い屈折力を有することが望ましい。一般に、負の屈折力を有する2枚のレンズを物体側から順に配置し、レンズ系全体の焦点距離を一定に保ちつつ像面側に配置されたレンズの屈折力を相対的に強くすると、レンズ系全体の主点の位置が第2レンズから遠ざかる方向(像面側)に移動し、バックフォーカスが長くなってしまう。このようなレンズ構成は撮像レンズの小型化にとって不利となる。そこで、レンズ系全体の中で第2レンズの屈折力を一番弱くすることにより、撮影画角の広角化と歪曲収差の補正とをバランスよく図りつつ、撮像レンズの小型化を好適に図ることができる。
上記構成の撮像レンズにおいては、より良好に色収差を補正するために次の条件式(7)を満足することが望ましい。
40<νd3 (7)
上記構成の撮像レンズにおいては、第3レンズの焦点距離をf3としたとき、次の条件式(8)を満足することが望ましい。
−15<f2/f3<−1.5 (8)
条件式(8)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、色収差および非点収差を良好に補正するための条件である。上限値「−1.5」を超えると、軸上色収差が補正過剰になるとともに倍率色収差が補正不足になる。また、非点収差のタンジェンシャル像面が像面側に湾曲して非点隔差が増大する。このため、良好な結像性能を得ることが困難になる。一方、下限値「−15」を下回ると、撮像レンズの小型化には有利となるものの、非点収差のタンジェンシャル像面が物体側に湾曲して非点隔差が増大する。したがって、良好な結像性能を得ることが困難になる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第1レンズおよび第2レンズの合成焦点距離をf12、第3レンズの焦点距離をf3としたとき、次の条件式(9)を満足することが望ましい。
−2<f12/f3<−0.1 (9)
条件式(9)は、色収差、非点収差、および歪曲収差のそれぞれを良好に補正するための条件である。上限値「−0.1」を超えると、軸上色収差が補正過剰になるとともに倍率色収差が補正過剰(基準波長の結像点に対して短波長の結像点が光軸から遠ざかる方向に移動)になる。また、負の歪曲収差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難になる。一方、下限値「−2」を下回ると、歪曲収差を補正し易くなるものの、非点隔差が増大するため良好な結像性能を得ることが困難になる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第2レンズの光軸上の厚さをT2としたとき、次の条件式(10)を満足することが望ましい。
0.05<T2/f<0.5 (10)
条件式(10)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、像面湾曲、非点収差、および歪曲収差のそれぞれを良好に補正するための条件である。上限値「0.5」を超えると、撮像レンズの小型化が困難になる。また、結像面が物体側に湾曲して非点隔差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難になる。一方、下限値「0.05」を下回ると、撮像レンズの小型化には有利となるものの、負の歪曲収差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難になる。
上記構成の撮像レンズにおいては、さらに次の条件式(10A)を満足することが望ましい。
0.05<T2/f<0.2 (10A)
上記構成の撮像レンズにおいては、第3レンズの光軸上の厚さをT3としたとき、次の条件式(11)を満足することが望ましい。
0.3<T3/f<2.0 (11)
条件式(11)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、色収差、像面湾曲、非点収差、および歪曲収差のそれぞれを良好に補正するための条件である。上限値「2.0」を超えると、撮像レンズの小型化が困難になるとともに、倍率色収差が補正不足になる。また、結像面が像面側に湾曲して非点隔差が増大するとともに、負の歪曲収差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難になる。一方、下限値「0.3」を下回ると、撮像レンズの小型化には有利となるものの、結像面が物体側に湾曲して非点隔差が増大する。よって、この場合も良好な結像性能を得ることが困難になる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第4レンズは正の屈折力を有し、次の条件式(12)および(13)を満足することが望ましい。
40<νd4 (12)
15<νd5<30 (13)
撮像レンズとしてこのような構成によれば、正の屈折力を有する第4レンズが低分散の材料で形成され、負の屈折力を有する第5レンズは高分散の材料で形成される。屈折力および分散のこうした組合せにより、第4レンズおよび第5レンズは主として色収差を補正するためのレンズ群として機能し、軸上色収差および倍率色収差が共に良好に補正される。
上記構成の撮像レンズにおいては、第4レンズの焦点距離をf4としたとき、次の条件式(14)を満足することが望ましい。
0.5<f4/f<2.5 (14)
条件式(14)は、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度をCRAの範囲内に抑制しつつ、色収差、コマ収差、および歪曲収差のそれぞれを良好に補正するための条件である。上限値「2.5」を超えると、軸外光束に対して外方コマ収差が発生し易くなるため、良好な結像性能を得ることが困難になる。また、撮像レンズからの光線の上記入射角度をCRAの範囲内に抑制することが困難になる。一方、下限値「0.5」を下回ると、撮像レンズからの光線の上記入射角度をCRAの範囲内に抑制し易くなるものの、負の歪曲収差が増加することになる。また、軸外光束に対して内方コマ収差が発生し易くなるため、良好な結像性能を得ることが困難になる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第4レンズの焦点距離をf4、第5レンズの焦点距離をf5としたとき、次の条件式(15)を満足することが望ましい。
−2<f4/f5<−0.2 (15)
条件式(15)は、色収差、像面湾曲、非点収差、コマ収差、および歪曲収差をバランスよく良好に補正するための条件である。上限値「−0.2」を超えると、色収差の補正が困難になるとともに、結像面が像面側に湾曲して非点隔差が増大する。その結果、良好な結像性能を得ることが困難になる。一方、下限値「−2」を下回ると、色収差の補正には有利となるものの、非点収差のタンジェンシャル像面が物体側に湾曲して非点隔差が増大する。また、外方コマ収差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難になる。
上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体のd線における焦点距離をfd、波長850nmにおける焦点距離をfirとしたとき、次の条件式(16)を満足することが望ましい。
0.9<fir/fd<1.1 (16)
条件式(16)は、広波長帯域で良好な結像性能を得るための条件である。当該条件式の範囲を外れると、可視光線の焦点位置と近赤外線の焦点位置との乖離が大きくなる。このため、可視光線下での撮影時には結像性能が良好であっても、近赤外線で撮影したときには結像性能が劣化することになる。したがって、良好な結像性能を広波長帯域で得ることが困難になる。
上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離をLaとしたとき、次の条件式(17)を満足することが望ましい。
2<La/f<10 (17)
近年、撮像レンズを通じてより広い範囲を撮影したいといった要望が強くなってきており、撮像レンズには、小型化と広角化との両立が要求されることが多い。特に薄型の携帯機器、例えばスマートフォンに内蔵される撮像レンズにおいては、限られたスペース内に撮像レンズを収納する必要があることから、撮像レンズの光軸方向の長さについて厳しい制約が課される。本願発明の撮像レンズによれば、上記条件式(17)を満足することにより、撮像レンズの小型化と広角化とをバランスよく図ることができる。なお、撮像レンズと撮像素子の像面との間には通常、赤外線カットフィルターやカバーガラス等の挿入物が配置されることが多いが、本明細書ではこれら挿入物の光軸上の距離については空気換算長を用いている。
ところで、カメラの性能向上を目的として高画素の撮像素子が撮像レンズと組み合わせられることが多くなってきた。こうした高画素の撮像素子では各画素の受光面積が減少するため、撮影した画像が暗くなる傾向にある。これを補正するための方法として、電気回路を用いて撮像素子の受光感度を向上させる方法がある。しかし、受光感度が上がると画像の形成に直接寄与しないノイズ成分も増幅されてしまうため、新たにノイズ低減のための回路が必要になる。そこで、電気回路等を設けなくても十分に明るい画像を得るために、上記構成の撮像レンズにおいては、レンズ系全体の焦点距離をf、撮像レンズの入射瞳径をDepとしたとき、次の条件式(18)を満足することが望ましい。
f/Dep<2.5 (18)
上記構成の撮像レンズにおいては、第3レンズの焦点距離をf3、第4レンズの焦点距離をf4としたとき、次の条件式(19)を満足することが望ましい。
1.5<f3/f4<20 (19)
条件式(19)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、色収差、像面湾曲、および非点収差のそれぞれを良好に補正するための条件である。上限値「20」を超えると、撮像レンズの小型化には有利となるものの、結像面が物体側に湾曲して非点隔差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難になる。一方、下限値「1.5」を下回ると、軸上色収差および倍率色収差が共に補正過剰となる。また、結像面が像面側に湾曲して非点隔差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難になる。
上記構成の撮像レンズにおいて第2レンズは、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に正となる形状、すなわち光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成されることが望ましい。
上記構成の撮像レンズにおいては、第2レンズの像面側の面の曲率半径をR2r、第3レンズの物体側の面の曲率半径をR3fとしたとき、次の条件式(20)を満足することが望ましい。
−2<R2r/R3f<−0.2 (20)
条件式(20)は、非点収差、像面湾曲、および歪曲収差のそれぞれを良好に補正するための条件である。上限値「−0.2」を超えると、結像面が物体側に湾曲して非点隔差が増大するため、良好な結像性能を得ることが困難になる。一方、下限値「−2」を下回ると、非点隔差が増大するとともに負の歪曲収差が増大する。このため、良好な結像性能を得ることが困難になる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第1レンズ群と第2レンズ群との間、すなわち第3レンズと第4レンズとの間に絞りが配置されることが望ましい。このような位置に絞りを配置することにより、撮像レンズから出射した光線の像面への入射角度がCRAの範囲内に好適に抑制されるとともに、倍率色収差および歪曲収差等の諸収差が好適に抑制されることになる。絞りが当該位置よりも像面側に配置されると、倍率色収差の補正には有利となるものの、撮像レンズから出射した光線の入射角度をCRAの範囲内に抑制することが困難になる。また、第1レンズが大型化するため撮像レンズの小型化が困難になる。一方、絞りが上記位置よりも物体側に配置されると、軸外光の倍率色収差および歪曲収差の補正が困難になり、良好な結像性能を得ることが困難になる。
本発明の撮像レンズは、画角を2ωとしたとき、120°≦2ωを満足することが望ましい。本条件式を満足することにより、撮像レンズの広角化が図られ、撮像レンズの小型化と広角化との両立が好適に図られる。
なお、本発明においては、上述のようにレンズの形状を曲率半径の符号を用いて特定している。曲率半径が正か負かは一般的な定義、すなわち光の進行方向を正として、曲率中心がレンズ面からみて像面側にある場合には曲率半径を正とし、物体側にある場合には曲率半径を負とする定義に従っている。よって、「曲率半径が正となる物体側の面」とは、物体側の面が凸面であることを指し、「曲率半径が負となる物体側の面」とは、物体側の面が凹面であることを指す。また、「曲率半径が正となる像面側の面」とは、像面側の面が凹面であることを指し、「曲率半径が負となる像面側の面」とは、像面側の面が凸面であることを指す。なお、本明細書での曲率半径は近軸の曲率半径を指しており、レンズ断面図におけるレンズの概形にそぐわない場合がある。
本発明の撮像レンズによれば、諸収差が良好に補正された高い解像度を有しながらも、小型のカメラへの組込みに特に適した広角の撮像レンズを提供することができる。
数値実施例1に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図1に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図1に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 数値実施例2に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図4に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図4に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 数値実施例3に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図7に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図7に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 数値実施例4に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図10に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図10に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 数値実施例5に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図13に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図13に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 数値実施例6に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図16に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図16に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 数値実施例7に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。 図19に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図19に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。
以下、本発明を具体化した一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1、図4、図7、図10、図13、図16、および図19は、本実施の形態の数値実施例1〜7に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図である。いずれの数値実施例も基本的なレンズ構成は同一であるため、ここでは数値実施例1の概略断面図を参照しながら、本実施の形態に係る撮像レンズについて説明する。
本実施の形態に係る撮像レンズは、第1レンズ群と、開口絞りと、第2レンズ群とから構成される。このうち第1レンズ群は、第1レンズと、第2レンズと、第3レンズとから構成され、第2レンズ群は第4レンズと第5レンズとから構成される。
詳しくは図1に示されるように、第1レンズ群は、物体側から像面側に向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズL1と、負の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3とが配列されて構成される。第2レンズ群は、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第4レンズL4と、負の屈折力を有する第5レンズL5とが配列されて構成される。第1レンズ群の第3レンズL3と第2レンズ群の第4レンズL4との間には開口絞りSTが配置される。また、第5レンズL5と撮像素子の像面IMとの間にはフィルタ10が配置される。このフィルタ10は割愛することも可能である。
第1レンズL1は、物体側の面の曲率半径r1および像面側の面の曲率半径r2が共に正となる形状であり、光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成される。当該第1レンズL1の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されない。第1レンズL1の形状は、像面側の面の曲率半径r2が正となる形状であればよい。数値実施例6および7の第1レンズL1は、物体側の面の曲率半径r1が負となる形状、すなわち光軸Xの近傍において両凹レンズとなる形状の例である。
第2レンズL2は、物体側の面の曲率半径r3および像面側の面の曲率半径r4が共に正となる形状であり、光軸Xの近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成される。
第3レンズL3は、物体側の面の曲率半径r5および像面側の面の曲率半径r6が共に負となる形状であって、光軸Xの近傍において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成される。第3レンズL3の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されない。第3レンズL3の形状は、像面側の面の曲率半径r6が負となる形状であればよい。数値実施例6および7の第3レンズL3は、物体側の面の曲率半径r5が正となる形状、すなわち光軸Xの近傍において両凸レンズとなる形状の例である。
第4レンズL4は、物体側の面の曲率半径r8が正となり、像面側の面の曲率半径r9が負となる形状であって、光軸Xの近傍において両凸レンズとなる形状に形成される。この第4レンズL4の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されない。第4レンズL4の形状は、像面側の面の曲率半径r9が負となる形状であればよい。数値実施例6および7の第4レンズL4は、物体側の面の曲率半径r8が負となる形状、すなわち光軸Xの近傍において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状の例である。
第5レンズL5は、物体側の面の曲率半径r10および像面側の面の曲率半径r11が共に負となる形状であって、光軸Xの近傍において物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成される。第5レンズL5の形状は本数値実施例1に係る形状に限定されない。第5レンズL5の形状は、物体側の面の曲率半径r10が負となる形状であればよい。数値実施例6および7の第5レンズL5は、像面側の面の曲率半径r11が正となる形状、すなわち光軸Xの近傍において両凹レンズとなる形状の例である。
本実施の形態に係る撮像レンズは、以下に示す条件式(1)〜(18)を満足する。
0.03<f1/f2<0.3 (1)
−45<f2/f<−5 (2)
0.1<D12/f<0.8 (3)
40<νd1 (4)
40<νd2 (5)
0.3<D23/f<3.0 (6)
40<νd3 (7)
−15<f2/f3<−1.5 (8)
−2<f12/f3<−0.1 (9)
0.05<T2/f<0.5 (10)
0.05<T2/f<0.2 (10A)
0.3<T3/f<2.0 (11)
40<νd4 (12)
15<νd5<30 (13)
0.5<f4/f<2.5 (14)
−2<f4/f5<−0.2 (15)
0.9<fir/fd<1.1 (16)
2<La/f<10 (17)
f/Dep<2.5 (18)
但し、
f:レンズ系全体の焦点距離
fd:レンズ系全体のd線における焦点距離
fir:レンズ系全体の波長850nmにおける焦点距離
f1:第1レンズL1の焦点距離
f2:第2レンズL2の焦点距離
f3:第3レンズL3の焦点距離
f4:第4レンズL4の焦点距離
f5:第5レンズL5の焦点距離
f12:第1レンズL1および第2レンズL2の合成焦点距離
T2:第2レンズL2の光軸上の厚さ
T3:第3レンズL3の光軸上の厚さ
D12:第1レンズL1と第2レンズL2との間の光軸上の距離
D23:第2レンズL2と第3レンズL3との間の光軸上の距離
La:第1レンズL1の物体側の面から像面IMまでの光軸上の距離
(フィルター10は空気換算長)
νd1:第1レンズL1のアッベ数
νd2:第2レンズL2のアッベ数
νd3:第3レンズL3のアッベ数
νd4:第4レンズL4のアッベ数
νd5:第5レンズL5のアッベ数
Dep:入射瞳径
さらに、数値実施例1〜5は次の条件式(19)および(20)も満足する。
1.5<f3/f4<20 (19)
−2<R2r/R3f<−0.2 (20)
但し、
R2r:第2レンズL2の像面側の面の曲率半径(=r4)
R3f:第3レンズL3の物体側の面の曲率半径(=r5)
なお、上記各条件式の全てを満たす必要はなく、上記各条件式のそれぞれを単独に満たすことにより、各条件式に対応する作用効果をそれぞれ得ることができる。
本実施の形態では、第1レンズL1から第5レンズL5までの各レンズのレンズ面が非球面で形成されている。これら非球面の非球面式を次式に示す。
Figure 2019003044

但し、
Z:光軸方向の距離
H:光軸に直交する方向の光軸からの距離
C:近軸曲率(=1/r、r:近軸曲率半径)
k:円錐定数
An:第n次の非球面係数
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの数値実施例を示す。各数値実施例において、fはレンズ系全体の焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角を示す。iは物体側より数えた面番号、rは曲率半径、dは光軸上のレンズ面間の距離(面間隔)、ndはd線の屈折率、nirは波長850nmの屈折率、νdはアッベ数を示す。なお、*(アスタリスク)の符号が付加された面番号は非球面であることを示す。
数値実施例1
基本的なレンズデータ
Figure 2019003044
T2=0.400mm
T3=3.064mm
fd=2.429mm
fir=2.437mm
f12=-5.581
La=15.415mm
Dep=1.106mm
Figure 2019003044
各条件式の値を以下に示す。
f1/f2=0.165
f2/f=-17.335
D12/f=0.720
D23/f=0.654
f2/f3=-4.466
f12/f3=-0.592
T2/f=0.165
T3/f=1.254
f4/f=1.099
f4/f5=-0.683
fir/fd=1.003
La/f=6.346
f/Dep=2.2
f3/f4=3.532
R2r/R3f=-0.835
このように、本数値実施例1に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図2は、半画角ωに対応する横収差をタンジェンシャル方向とサジタル方向とに分けて示した収差図である(図5、図8、図11、図14、図17、および図20においても同じ)。また、図3は、球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示した収差図である。このうち非点収差図においてSはサジタル像面を、Tはタンジェンシャル像面をそれぞれ示す(図6、図9、図12、図15、図18、および図21においても同じ)。図2および図3に示されるように、本数値実施例1に係る撮像レンズによれば諸収差が良好に補正される。
数値実施例2
基本的なレンズデータ
Figure 2019003044
T2=0.400mm
T3=4.329mm
fd=2.634mm
fir=2.641mm
f12=-7.543
La=15.904mm
Dep=1.200mm
Figure 2019003044
各条件式の値を以下に示す。
f1/f2=0.086
f2/f=-38.046
D12/f=0.314
D23/f=0.783
f2/f3=-11.290
f12/f3=-0.850
T2/f=0.152
T3/f=1.644
f4/f=1.066
f4/f5=-0.718
fir/fd=1.003
La/f=6.039
f/Dep=2.2
f3/f4=3.162
R2r/R3f=-0.624
このように、本数値実施例2に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図5は半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図6は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。図5および図6に示されるように、本数値実施例2に係る撮像レンズによっても諸収差が良好に補正される。
数値実施例3
基本的なレンズデータ
Figure 2019003044
T2=0.400mm
T3=2.484mm
fd=2.498mm
fir=2.508mm
f12=-6.409
La=14.263mm
Dep=1.138mm
Figure 2019003044
各条件式の値を以下に示す。
f1/f2=0.072
f2/f=-40.100
D12/f=0.506
D23/f=0.715
f2/f3=-3.874
f12/f3=-0.248
T2/f=0.160
T3/f=0.994
f4/f=0.995
f4/f5=-0.621
fir/fd=1.004
La/f=5.709
f/Dep=2.2
f3/f4=10.401
R2r/R3f=-0.918
このように、本数値実施例3に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図8は半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図9は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。図8および図9に示されるように、本数値実施例3に係る撮像レンズによっても諸収差が良好に補正される。
数値実施例4
基本的なレンズデータ
Figure 2019003044
T2=0.400mm
T3=2.562mm
fd=2.739mm
fir=2.747mm
f12=-4.673
La=12.907mm
Dep=1.248mm
Figure 2019003044
各条件式の値を以下に示す。
f1/f2=0.051
f2/f=-36.603
D12/f=0.267
D23/f=0.373
f2/f3=-12.231
f12/f3=-0.570
T2/f=0.146
T3/f=0.936
f4/f=0.966
f4/f5=-0.674
fir/fd=1.003
La/f=4.713
f/Dep=2.2
f3/f4=3.097
R2r/R3f=-0.848
このように、本数値実施例4に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図11は半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図12は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。図11および図12に示されるように、本数値実施例4に係る撮像レンズによっても諸収差が良好に補正される。
数値実施例5
基本的なレンズデータ
Figure 2019003044
T2=0.400mm
T3=1.382mm
fd=3.110mm
fir=3.118mm
f12=-6.238
La=12.476mm
Dep=1.418mm
Figure 2019003044
各条件式の値を以下に示す。
f1/f2=0.105
f2/f=-22.031
D12/f=0.140
D23/f=0.531
f2/f3=-1.846
f12/f3=-0.168
T2/f=0.129
T3/f=0.444
f4/f=0.791
f4/f5=-0.572
fir/fd=1.003
La/f=4.012
f/Dep=2.2
f3/f4=15.093
R2r/R3f=-0.992
このように、本数値実施例5に係る撮像レンズは上記各条件式を満足する。
図14は半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図15は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。図14および図15に示されるように、本数値実施例5に係る撮像レンズによっても諸収差が良好に補正される。
数値実施例6
基本的なレンズデータ
Figure 2019003044
T2=0.400mm
T3=4.020mm
fd=2.643mm
fir=2.652mm
f12=-4.067
La=15.910mm
Dep=1.205mm
Figure 2019003044
各条件式の値を以下に示す。
f1/f2=0.253
f2/f=-8.138
D12/f=0.442
D23/f=1.357
f2/f3=-5.796
f12/f3=-1.096
T2/f=0.151
T3/f=1.521
f4/f=1.895
f4/f5=-1.390
fir/fd=1.003
La/f=6.020
f/Dep=2.2
このように、本数値実施例6に係る撮像レンズは上記条件式(1)〜(18)を満足する。
図17は半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図18は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。図17および図18に示されるように、本数値実施例6に係る撮像レンズによっても諸収差が良好に補正される。
数値実施例7
基本的なレンズデータ
Figure 2019003044
T2=0.400mm
T3=1.100mm
fd=2.733mm
fir=2.742mm
f12=-5.224
La=15.904mm
Dep=1.142mm
Figure 2019003044
各条件式の値を以下に示す。
f1/f2=0.222
f2/f=-11.090
D12/f=0.449
D23/f=2.269
f2/f3=-10.761
f12/f3=-1.855
T2/f=0.146
T3/f=0.402
f4/f=2.216
f4/f5=-1.877
fir/fd=1.003
La/f=5.819
f/Dep=2.4
このように、本数値実施例7に係る撮像レンズは上記条件式(1)〜(18)を満足する。
図20は半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図21は球面収差(mm)、非点収差(mm)、および歪曲収差(%)をそれぞれ示したものである。図20および図21に示されるように、本数値実施例7に係る撮像レンズによっても諸収差が良好に補正される。
以上説明した本実施の形態に係る撮像レンズは、120°以上の非常に広い画角(2ω)を有する。具体的には、上述の数値実施例1〜7に係る撮像レンズは140°の広い画角を有する。本実施の形態に係る撮像レンズによれば、従来の撮像レンズよりも小型でありながらも広い範囲を撮影することが可能となる。
また、本実施の形態に係る撮像レンズのFnoは2.2〜2.4と小さな値になっている。本実施の形態に係る撮像レンズによれば、撮像素子においてノイズ低減用の電気回路等を設けなくても十分に明るい画像を得ることができる。
したがって、上記実施の形態に係る撮像レンズをスマートフォンや携帯電話等の携帯機器、デジタルカメラ、赤外線カメラ、デジタルビデオカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ、TV会議用カメラ、ファイバースコープ、カプセル内視鏡等の撮像光学系に適用した場合、当該カメラの高機能化と小型化の両立を図ることができる。
本発明は、スマートフォンや携帯電話機、デジタルカメラ、赤外線カメラ、デジタルビデオカメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ、TV会議用カメラ、ファイバースコープ、カプセル内視鏡等の比較的小型のカメラに組み込まれる撮像レンズに適用することができる。
ST 開口絞り
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
10 フィルタ

Claims (8)

  1. 物体側から像面側に向かって順に第1レンズ群と第2レンズ群とが配置されて構成され、
    前記第1レンズ群は、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、第3レンズとから構成され、
    前記第2レンズ群は第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズとから構成され、
    前記第1レンズは像面側の面の曲率半径が正となる形状に形成され、
    前記第5レンズは像面側の面が非球面形状に形成され、
    レンズ系全体の焦点距離をf、前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第1レンズと前記第2レンズとの間の光軸上の距離をD12、前記第1レンズのアッベ数をνd1、前記第2レンズのアッベ数をνd2としたとき、
    0.03<f1/f2<0.3、
    −45<f2/f<−5、
    0.1<D12/f<0.8、
    40<νd1、
    40<νd2、
    を満足する撮像レンズ。
  2. 前記第2レンズと前記第3レンズとの間の光軸上の距離をD23としたとき、
    0.3<D23/f<3.0、
    を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
  3. 物体側から像面側に向かって順に第1レンズ群と第2レンズ群とが配置されて構成され、
    前記第1レンズ群は、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、第3レンズとから構成され、
    前記第2レンズ群は第4レンズと、負の屈折力を有する第5レンズとから構成され、
    前記第1レンズは像面側の面の曲率半径が正となる形状に形成され、
    前記第3レンズは物体側の面の曲率半径が負となる形状に形成され、
    前記第5レンズは像面側の面が非球面形状に形成され、
    レンズ系全体の焦点距離をf、前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第2レンズと前記第3レンズとの間の光軸上の距離をD23としたとき、
    0.03<f1/f2<0.3、
    0.3<D23/f<3.0、
    を満足する撮像レンズ。
  4. 前記第1レンズと前記第2レンズとの間の光軸上の距離をD12としたとき、
    0.1<D12/f<0.8、
    を満足する請求項3に記載の撮像レンズ。
  5. −45<f2/f<−5、
    を満足する請求項3または4に記載の撮像レンズ。
  6. 前記第3レンズの焦点距離をf3としたとき、
    −15<f2/f3<−1.5、
    を満足する請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
  7. 前記第2レンズの光軸上の厚さをT2としたとき、
    0.05<T2/f<0.5、
    を満足する請求項1〜6のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
  8. レンズ系全体のd線における焦点距離をfd、波長850nmにおける焦点距離をfirとしたとき、
    0.9<fir/fd<1.1、
    を満足する請求項1〜7のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
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