JP2019002931A - 4象限型光検出器を使用するエミッタ材料構成体を用いる測定装置のための光学的構成体 - Google Patents

4象限型光検出器を使用するエミッタ材料構成体を用いる測定装置のための光学的構成体 Download PDF

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Abstract

【課題】3軸で応答する走査プローブが、座標測定装置で使用するために提供される。【解決手段】走査プローブ300は、フレームと、スタイラス懸架部307と、スタイラス位置検出部311と、を備える。スタイラス位置検出部311は、光源と、スタイラス接続部342に対して固定され、光源からの光を入力し吸収し、励起光を出力することによって応答するエミッタ材料(例えば、蛍光体)を有する少なくとも1つのエミッタ部を備える。様々な実施形態では、励起光は、スポット位置が位置表示要素とスタイラス接続部342の位置の対応する変化に応答して変化する、位置感知検出器(例えば、4象限型光検出器)上のスポット位置に測定スポットを形成するように、(例えば、テレセントリックな結像構成体を含む)測定スポット経路に沿って測定光として導かれる。【選択図】図2

Description

本開示は、精密計量に関し、より詳細には、座標測定装置と共に使用されるプローブの検出構成体に関する。
座標測定装置(CMM)は、検査済みワークピースの測定値を取得できる。参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第8,438,746号に記載される1つの例示的な従来技術のCMMは、ワークピースを測定するためのプローブ、プローブを移動させるための移動機構、及びその移動を制御するためのコントローラを備える。表面走査プローブを備えるCMMは、米国特許第7,652,275号に記載されており、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。そこに開示されているように、機械的接触プローブ又は光プローブがワークピース表面に亘り走査することができる。
機械的接触プローブを使用するCMMは、米国特許第6,971,183号('183特許)にも記載されており、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。ここに開示されたプローブは、表面接触部を有するスタイラスと、軸方向移動機構と、回転移動機構とを備える。軸方向移動機構は、接触部を走査プローブの中心軸方向(Z方向又は軸方向ともいう)に移動させる移動部材を備える。回転移動機構は、接触部をZ方向に垂直に移動させる回転部材を備える。軸方向移動機構は、回転移動機構の内部に入れ子になっている。接触部の位置及び/又はワークの表面座標は、回転部材の変位及び軸方向移動部材の軸方向変位に基づいて決定される。
移動機構及び/又は'183特許に開示されているような従来の変位検出器の構成体は、(例えば、一般的な構成及び/又は機構及び/又は検出器の不完全性等のために)比較的高価で及び/又は様々な「クロスカップリング」誤差に影響されやすい。このような構成体に関する他の問題は、(例えば、光学要素の移動による)システムの応答に固有の非線形性、利用される光源の移動に起因する位置誤差などを含み得る。(例えば、変位検出器の構成体が上述したような誤差の影響を受けにくく、比較的安価であり及び/又はより高精度である可能性がある等である)プローブにおいて、改善された検出構成体が必要とされている。
この概要は、以下の[発明を実施するための形態]でさらに説明するいくつかの概念の抜粋を簡略化した形で紹介するために提供される。この概要は、特許請求される主題の重要な特徴を特定することを意図するものではなく、特許請求される主題の範囲を決定する助けとして使用されることも意図していない。
3軸で応答する走査プローブが、測定装置(例えば、CMM)で使用するために提供される。走査プローブは、フレームと、スタイラス懸架部と、スタイラス位置検出部と、を備える。スタイラス懸架部は、フレームに取り付けられ、スタイラスに強固に接続されるように構成されたスタイラス接続部と、軸方向に沿うスタイラス接続部の軸方向運動と回転中心周りのスタイラス接続部の回転移動を可能とするように構成されたスタイラス移動機構と、を備える。スタイラス位置検出部は、第1の位置感知検出器と、光源構成体と、と、位置表示要素と、を備える。
第1の位置感知検出器は、フレームに対して固定され、第1の位置感知検出器の第1及び第2の感知軸方向に沿って第1の測定スポットの位置に応答する出力を供給するように構成された第1の光検出器(例えば、4象限型光検出器)を備える。光源構成体は、少なくとも1つの光源光路に沿って第1の波長範囲を含む光源光を放射するように構成される。位置表示要素は、スタイラス接続部に対して固定され、スタイラス接続部と共に移動する。位置表示要素は、光源からの第1の波長範囲の光を入力し、エミッタ材料内で生成された励起光を出力することによって応答するエミッタ材料を備える少なくとも1つのエミッタ部を備える。様々な実施形態では、生成された励起光は、第1の波長範囲に含まれない第2の波長範囲を含む。
様々な実施形態では、少なくとも1つのエミッタ部は、その移動範囲内のスタイラス接続部の位置にかかわらず、少なくとも1つの光源光路に沿って光源光を入力するように構成される。位置表示要素は、第1の位置感知検出器上の第1のスポット位置に第1の測定スポットを形成するように、(例えば、テレセントリックな結像構成体を備える)第1の測定スポット経路に沿って第1の測定光として生成された励起光の第1の部分を出力して、第1のスポット位置が位置表示要素及びスタイラス接続部の位置の対応する変化に応答して変化する。第1の位置感知検出器は、第1の位置感知検出器上の第1のスポット位置を示す位置表示信号の第1のセットを出力する。
様々な実施形態では、走査プローブは、フレームに対して固定され、第2の位置感知検出器の少なくとも第1の感知軸方向に沿った第2の測定スポットの位置に応答する出力を供給するように構成された第2の光検出器(例えば、4象限型光検出器)を備える第2の位置感知検出器を更に備える。このような構成において、位置表示要素は、第2の位置感知検出器上の第2のスポット位置に第2の測定スポットを形成するように、(例えば、テレセントリックな結像構成体を備える)第2の測定スポット経路に沿って第2の測定光として生成された励起光の第2の部分を出力するように更に構成され、第2のスポット位置が位置表示要素及びスタイラス接続部の位置の対応する変化に応答して変化する。第2の位置感知検出器は、第2の位置感知検出器上の第2のスポット位置を示す位置表示信号の第2のセットを出力する。様々な実施形態では、第2の位置感知検出器からの位置表示信号の第2のセットと組み合わせる第1の位置感知検出器からの位置表示信号の第1のセットは、フレームに対する位置表示要素及びスタイラス接続部の位置を示す。様々な実施形態では、第2の位置感知検出器を利用するよりむしろ、多重化信号処理及び制御回路は、第1の位置感知検出器上に第1及び第2の測定スポットを多重化し、第1及び第2の測定スポットに対応する第1の位置感知検出器からの出力信号(例えば、位置表示信号の第1及び第2のセット)を分離するように多重分離(逆多重化)を提供するように利用される。
本明細書に開示されるような走査プローブを利用するCMMを備える測定システムの様々な典型的な構成要素を示す図である。 CMMに接続され、位置信号を供給する走査プローブの様々な要素を示すブロック図である。 スタイラスに結合されたスタイラス懸架部の第1の実施形態及びスタイラス懸架部の位置を検出するための第1及び第2の位置感知検出器を含むスタイラス位置検出部の第1の実施形態の一部を示す図である。 図3の第1の位置感知検出器の実施形態を示す図である。 走査プローブの本体フレーム内に含まれる、図3のスタイラス懸架部の1つの実施形態の断面を示す図である。 図5の走査プローブに含まれるスタイラス位置検出部の第2の実施形態を示す図である。 スタイラス位置検出部の第3の実施形態を示す部分概略図である。 スタイラス位置検出部の第4の実施形態を示す部分概略図である。 スタイラス位置検出部の第5の実施形態を示す部分概略図である。 走査プローブから受信した位置信号に基づくスタイラスの接触部の3次元位置を決定するための手順の1つの実施形態を示すフロー図である。
図1は、本明細書に開示されるような走査プローブ300を利用するCMM200を備える測定システム100の様々な典型的な構成要素を示す図である。測定システム100は、操作ユニット110と、CMM200と、CMM200の動きを制御するモーションコントローラ115と、ホストコンピュータ120と、を備える。操作ユニット110は、モーションコントローラ115に接続され、手動でCMM200を動作させるためのジョイスティック111を備える。ホストコンピュータ120は、モーションコントローラ115に接続され、CMM200を動作させ、ワークピースWの測定データを処理する。ホストコンピュータ120は、例えば、測定条件を入力するための入力手段125(例えば、キーボード等)と、例えば、測定結果を出力するための出力手段130(例えば、ディスプレイ、プリンタ等)と、を備えている。
CMM200は、定盤210上に配置された駆動機構220と、走査プローブ300を駆動機構220に取り付けるための取り付け部224と、を備える。駆動機構220は、走査プローブ300を3次元的に移動させるためのx軸、y軸、z軸スライド機構222、221、223をそれぞれ備えている。走査プローブ300の端部に取り付けられたスタイラス306は、接触部348を備える。以下でより詳細に説明するように、スタイラス306は、走査プローブ300のスタイラス懸架部に取り付けられる。なお、接触部348がワークピースWの表面の測定経路に沿って移動するときに、スタイラス懸架部は接触部348が多方向にその位置を自由に変更することを許容する。
図2は、CMM200に接続され、位置信号を供給する走査プローブ300の様々な要素を示すブロック図である。走査プローブ300は、スタイラス懸架部307とスタイラス位置検出部311とを組み込んだ(例えば、フレームを備える)プローブ本体302を備える。スタイラス懸架部307は、フレームに取り付けられ、スタイラス接続部342と、スタイラス移動機構309と、を備える。スタイラス接続部342は、スタイラス306に堅固に接続される。スタイラス移動機構309は、スタイラス接続部342及び取り付けられたスタイラス306の様々なタイプの動きを可能にするように構成される。例えば、1つの実施形態では、スタイラス移動機構309は、軸方向に沿ったスタイラス接続部342及び取り付けられたスタイラス306の軸方向運動を可能にし、回転中心周りのスタイラス接続部342及び取り付けられたスタイラス306の回転運動を可能にするように構成されている。
図2に示すように、スタイラス位置検出部311は、第1の位置検出構成体313と、第2の位置検出構成体325と、を備える。第1の位置検出構成体313は、位置表示信号313'の第1のセットを出力する。1つの特定の実施形態では、位置表示信号313'の第1のセットは、スタイラス接続部342の回転位置を示す少なくとも第1及び第2の回転信号(例えば、X位置信号及びY位置信号)を含むことができる。第2の位置検出構成体325は、位置表示信号325の'第2のセットを出力する。1つの特定の実施形態では、位置表示信号325'の第2のセットは、軸方向に沿ったスタイラス接続部342の軸方向位置を示す軸方向信号(例えば、Z位置信号)を含むことができる。様々な実施形態では、(例えば、CMM200、モーションコントローラ115、ホストコンピュータ120などの)1以上の受信部は、位置表示信号の第1及び第2のセットを受信し、接触部が測定されているワークピースの表面に沿って移動する際に、1以上の関連する処理部はスタイラス接続部342及び/又は取り付けられたスタイラス306の接触部の3次元位置を決定するように利用される。
図3は、スタイラス406に接続された、概略的に/部分的に表されたスタイラス懸架部407の第1の実施形態の一部を示す図である。図3の特定の番号付けされた構成要素4XXは、図2の同様の番号付けされた対応する構成要素3XXに対応及び/又は類似した動作であり、類似又はその他以下のように説明されて理解されるのは言うまでもない。類似の設計及び/又は機能を有する要素を示すためのこの番号付けは、以下の図4−図9にも適用される。図3に示すように、スタイラス懸架部407は、スタイラス移動機構409と、スタイラス接続部442と、を備える。スタイラス接続部442は、ワークピースW(図示せず)の表面Sに接触するための接触部448を有するスタイラス406に強固に接続されるように構成される。
図5に関してより詳細に後述するように、スタイラス移動機構409は、接触部448が表面Sの形状に沿ってその位置を変更できるように、スタイラス接続部442及び取り付けられたスタイラス406の移動を可能とするように構成されている。1つの特定の実施形態では、スタイラス移動機構409は、接触部448が表面Sの形状に沿って3方向にその位置を変更できるように、スタイラス接続部442及び取り付けられたスタイラス406の軸方向及び回転運動を可能にするように構成されている。説明の便宜上、図3の紙面上の垂直方向及び水平方向をそれぞれZ方向及びY方向と定義し、紙面に対する垂直な方向をX方向と定義する。この図では、走査プローブ300の中心軸O(例えば、軸方向AD)の方向がZ方向と一致している。
図3には、(回転部材RPとしても参照される)回転部材436、屈曲要素440、及び回転部材436内に配置された移動部材412を備える、スタイラス移動機構409の回転移動部が示されている。図5に関して以下でより詳細に説明するように、屈曲要素440は、回転中心RC周りの回転部材436の回転運動を可能にする。以下にさらに詳細に説明するように、様々な実施形態では、第1の光検出器422及び第2の光検出器428は、移動部材412の位置を検出することができる。図3の例では、第1の光検出器422は、X、Y方向における移動部材412の回転位置を検出することができ、第2の光検出器428は、移動部材412のZ方向における軸方向位置を検出することができる。同様のスタイラス移動機構の様々な構成要素が、同時係属中で同一出願人により2015年12月17日に「測定装置のための光学的構成体」という発明の名称で出願された米国特許出願第14/973,431号に記載されている。
図3に示すように、スタイラス位置検出部411の第1の実施形態は、移動部材412に接続され、フレーム(例えば、フレームは、プローブ本体等の一部として備えられてもよい)に対して移動する位置表示要素405を備える。スタイラス位置検出部411の様々な他の構成要素は、特に断らない限り、(例えば、光源構成体等は)フレームに対して固定されていてもよい。図3の例では、位置表示要素405は、ビームスプリッタ(ビームスプリッタ要素)420と、第1のエミッタ部451と、第2のエミッタ部461と、を備える。ビームスプリッタ420は、移動部材412の端部に取り付けられ、第1のエミッタ部451及び第2のエミッタ部461がそれぞれ位置する第1の位置表示要素部416及び第2の位置表示要素部426(例えば、ビームスプリッタの表面)を備える。
スタイラス位置検出部411は、第1の位置検出構成体413及び第2の位置検出構成体425をさらに備える。以下でより詳細に説明するように、第1の位置検出構成体413は、第1の測定スポット生成構成体450と、第1の位置感知検出器421と、を備える。第2の位置検出構成体425は、第2の測定スポット生成構成体460と、第2の位置感知検出器427と、を備える。第1の位置感知検出器421は、第1の光検出器422を備え、第2の位置感知検出器427は、第2の光検出器428を備える。図4に関して以下でより詳細に説明するが、様々な実施形態では、第1の光検出器422及び第2の光検出器428は、それぞれ4象限型光検出器であってもよい。
第1の測定スポット生成構成体450は、第1の光源光路423に沿って光源光を供給する光源構成体(図示せず)の光源、ビームスプリッタ420、第1のエミッタ部451、第1の測定スポット経路423'、第1のレンズ452、第1の空間フィルタ453、及び第1の光源光フィルタ454を備える。第2の測定スポット生成構成体460は、第2の光源光路429に沿って光源光を供給する光源構成体の光源、ビームスプリッタ420、第2のエミッタ部461、第2の測定スポット経路429'、第2のレンズ462、第2の空間フィルタ463、及び第2の光源光フィルタ464を備える。図3の例では、ある部分は、第1の測定スポット生成構成体450と第2の測定スポット生成構成体460の両方に共通とされている(例えば、光源構成体の同じ光源は、同じビームスプリッタ420に同じ光源光路423/429に沿って光源光を供給するように、両方の構成で使用されている)。又は、(例えば、図9に関してより詳細に後述するように、)他の構成体では、別個の構成要素がこれらの構成体の部分に対して利用されてもよい。
動作中、(例えば、フレームに対して固定された光源構成体の光源から)光源光は、(すなわち、第1の光源光路423と第2の光源光路429の両方に対応して)光源光路に沿って供給される。ビームスプリッタ420は、第1のエミッタ部451に向けられた分割された光源光の第1の部分と、第2のエミッタ部461に向けられた分割された光源光の第2の部分とに、光源光を受光して分割する。代替的な実施形態では、図9に関して以下でより詳細に説明するように、複数の光源を利用することができて、光源を複数の経路に分割するためにビームスプリッタを必要としないことがある。
様々な実施形態では、(すなわち、スタイラス接続部442に対して固定され、スタイラス接続部442とともに移動する)位置表示要素405の第1のエミッタ部451及び第2のエミッタ部461は、エミッタ材料(少なくともエミッタ材料構成体の一部、例えば、ビームスプリッタ420の表面に固定されている蛍光体充填樹脂、又はそのようなもの)を備える。様々な実施形態では、本明細書に一般的に記載されるエミッタ材料は、YAG-Ce+-系蛍光体、フォトルミネセンス半導体ナノ粒子又はナノ結晶、又はQ-粒子蛍光体(一般に量子ドット又は半導体量子ドットと呼ばれる)、又は酸化亜鉛ナノロッド、又は同類のものといった1つ以上の従来の蛍光体材料を備える。エミッタ材料は、光源から(例えば、第1の波長範囲内の)光源光を入力し、エミッタ材料内で生成された励起光(例えば、第1の波長範囲に含まれない第2の波長範囲を含む生成された励起光)を出力することによって応答する。以下でより詳細に説明するように、位置表示要素405の第1のエミッタ部451及び第2のエミッタ部461は、それぞれ、生成された励起光の第1及び第2の部分を出力する。
様々な実施形態では、位置表示要素405の第1のエミッタ部451は、その移動範囲内のスタイラス接続部442の位置にかかわらず、第1の光源光路423に沿って光源光を入力するように構成されている。第1のエミッタ部451は、さらに、第1の位置感知検出器421上の第1のスポット位置455'に第1の測定スポット455を形成するように、第1の測定スポット経路423'に沿って第1の測定光として生成された励起光の第1の部分を放出するように構成される。様々な実施形態では、第1のスポット位置455'は、位置表示要素405及びスタイラス接続部442の位置の対応する変化に応答して変化する。
より具体的には、第1の測定光は、第1のレンズ452によって集光され、第1の位置感知検出器421上の第1のスポット位置455'に第1の測定スポット455を形成するように、第1の空間フィルタ453及び第1の光源光フィルタ454を通過する。様々な実施形態では、第1のレンズ452及び第1の空間フィルタ453は、第1の測定スポット経路423'が通過する光学的構成体(第1の光学的構成体)の一部であり、既知の原理に従ってテレセントリックな結像構成体に配置される。テレセントリックな結像構成体は、第1の位置感知検出器421上の第1のスポット位置455'において第1の測定スポット455として第1のエミッタ部451から生成された励起光を結像するように動作する。
様々な実施形態では、第1の測定スポット455は、スタイラス接続部442の位置(例えば、回転位置など)及び第1のエミッタ部451の対応付けられた(例えば、軸方向がほぼZ軸方向に対応して、軸方向と交差する)位置に対応する第1の位置感知検出器421の第1及び第2の感知軸方向に沿って移動する。この構成では、第1の位置感知検出器421の第1及び第2の感知軸方向は、軸方向ADに交差する方向に向けられた平面内で互いにほぼ直交している。第1の位置感知検出器421は、第1の位置感知検出器421上の第1のスポット位置455'を示す位置表示信号(例えば、第1及び第2の回転信号など)の第1のセットを出力する。様々な実施形態では、位置表示信号の第1のセットは、スタイラス接続部442の位置を示すことができる(例えば、第1及び第2の回転信号は、スタイラス接続部442の回転位置を示すことができるなど)。
(例えば、第1のレンズ452及び第1の空間フィルタ453のテレセントリック配置に少なくとも部分的に起因する)様々な実施形態では、第1のエミッタ部451の動きは、第1の位置感知検出器421上の第1の測定スポット455の特定量の動きに対応している。1つの特定の実施形態では、第1のエミッタ部451のΔYの動きが第1の位置感知検出器421上の第1の測定スポット455のΔYの動きと同じ量となるように、1:1の比で応答することができる。このような実施形態では、第1の位置感知検出器421の第1の光検出器422上の第1の測定スポット455についてのヌル(例えば、基準位置又はゼロ位置など)から離れたY方向に沿った移動又は変位ΔYPSDは、(式1)で近似される。
ΔYPSD=HθY (式1)
ここで、Hは回転中心RCから第1のエミッタ部451までの距離であり、θYはY方向に平行な平面内の回転部材436の回転運動の傾きである(即ち、回転中心RCでX軸に平行な軸周りの回転)。回転運動の傾き成分θYに対するスタイラス406の接触部448のヌル(例えば、基準位置又はゼロ位置など)から離れたY方向移動又は変位YSTYLUSは、(式2)で近似される。
ΔYSTYLUS=θY *(hS+IS) (式2)
ここで、hSはスタイラス接続部442の端部から回転中心RCまでの距離であり、ISはスタイラス406の長さである。(式1)と(式2)を組み合わせると、接触部448におけるY方向の変位に関して第1の光検出器422上のY方向スポット変位の比率は、(式3)で近似される。
ΔYPSD/ΔYSTYLUS=H/(hS+IS) (式3)
X座標の動き成分は、上記の式に類似していることは言うまでもなく、ここではさらに詳細には説明しない。様々なスタイラスのスタイラス長さISは、X−Yで検出されたスポット位置に基づき接触部448のX−Y位置を決定するために(例えば、システムの三角法に関する)方程式に利用されてもよい。
様々な実施形態では、(すなわち、スタイラス接続部442に対して固定され、スタイラス接続部442と共に移動する)位置表示要素405の第2のエミッタ部461は、その移動範囲内のスタイラス接続部442の位置にかかわらず、第2の光源光路429に沿って光源光を入力するように構成されている。第2のエミッタ部461は、さらに、第2の位置感知検出器427上の第2のスポット位置465'に第2の測定スポット465を形成するように、第2の測定スポット経路429'に沿って第2の測定光として生成された励起光の第2の部分を放出するように構成されている。様々な実施形態では、第2のスポット位置465'は、位置表示要素405及びスタイラス接続部442の位置の対応する変化に応答して変化する。
より具体的には、第2の測定光は、第2のレンズ462によって集光され、第2の位置感知検出器427上の第2のスポット位置465'に第2の測定スポット465を形成するように、第2の空間フィルタ463及び第2の光源光フィルタ464を通過する。様々な実施形態では、第2のレンズ462及び第2の空間フィルタ463は、第2の測定スポット経路429'が通過する光学的構成体の一部であり、既知の原理に従ってテレセントリックな結像構成体に配置される。テレセントリックな結像構成体は、第2の位置感知検出器427上の第2のスポット位置465'に第2の測定スポット465として第2のエミッタ部461から生成された励起光を結像するように動作する。様々な実施形態では、第2の測定スポット465は、スタイラス接続部442の位置(例えば、Z軸方向にほぼ対応する軸方向位置)と第2のエミッタ部461の対応付けられた位置とに対応する第2の位置感知検出器427の感知軸方向に沿って移動する。この構成では、第2の位置感知検出器427の第1の感知軸方向は軸方向にほぼ平行である。第2の位置感知検出器427は、第2の位置感知検出器427上の第2のスポット位置465'を示す位置表示信号(例えば、軸方向信号)の第2のセットを出力する。様々な実施形態では、位置表示信号の第2のセットは、スタイラス接続部442の位置を示すことができる(例えば、軸方向信号は、スタイラス接続部442の軸方向位置を示すことができるなど)。
(例えば、第2のレンズ462と第2の空間フィルタ463のテレセントリック配置に少なくとも部分的に起因する)様々な実施形態では、第2のエミッタ部461の動きは、第2の位置感知検出器427上の第2の測定スポット465の特定量の動きに対応している。1つの特定の実施形態では、第2のエミッタ部461のΔZの動きが、第2の位置感知検出器427上の第2の測定スポット465のΔZの動きと同じ量になるように、1:1の比で応答することができる。このような実施形態では、スタイラス接触部(例えば接触部448)においてZ方向変位ΔZSTYLUSに対する第2の位置感知検出器427の第2の光検出器428上の第2の測定スポット465についてのヌル(例えば、基準位置又はゼロ位置など)から離れたZ方向に沿った移動又は変位ΔZPSDは、(式4)で近似される。
ΔZPSD/ΔZSTYLUS≒1 (式4)
様々な実施形態では、例えば図3に示すように、第2のエミッタ部461が軸方向に交差する少なくとも1つの方向に動くならば、機械的な複雑さを避けることができ、第2のエミッタ部461と第1のエミッタ部451の両方が3方向に移動する。しかしながら、本明細書に開示される原理によれば、(すなわち、ほぼY軸に沿って)軸方向をほぼ交差する第2のエミッタ部461の動きは、第2の光検出器428上のそのスポット又はラインの有効位置に対応する信号を実質的に変更しない。図3の構成例では、結果として得られるZ位置信号は、このようなY軸運動に実質的に鈍感である。さらに、スタイラスの小さなθx回転によって生成されるほぼX軸方向に沿った第2のエミッタ部461の予想される移動範囲は、そのZ位置を実質的に変化させることなく「非検知の」X軸方向に沿って第2の光検出器428上のスポット(ラインではない)の有効位置を変更することができ、Z位置信号をそのようなX軸の動きに対して実質的に鈍感にする。しかしながら、スタイラスの大きなθx回転によって生成された第2のエミッタ部461の運動弧は、第2の測定スポット465の望ましくない、及び/又は非検知のX軸方向位置変化成分に加えて、小さいZ位置変化成分を含む第2の光検出器428上の第2の測定スポット465の円弧運動を生成することがあることは注目に値する。較正又は補償により、信号処理における関連する残留するZ誤差の効果を低減又は排除することができる。一般に、所望であれば、測定された位置又は変位値(X、Y、Zの値、θx、θy、Zの値など)の精度をさらに向上させるために、クロスカップリング誤差を低減する既知のタイプの較正方法及び/又は反復/相互依存位置座標決定方法が使用されてもよい。
様々な実施形態では、対応するテレセントリックな結像構成体の一部として、(例えば、それぞれの中心開口(開口部)を備える空間フィルタ453及び463は、それぞれのレンズ452及び462からの測定光を空間的にフィルタリングし、したがって対応する測定スポット455及び465を、それぞれの光検出器422及び428上に、焦点に対してより正確且つ低感度で結像させる。移動部材412が第1のエミッタ部451及び第2のエミッタ部461を異なる焦点距離に移動させるので、焦点に対してより低い感度が望ましい場合がある。そこでは、測定スポット455及び465が、異なる焦点距離によって著しく影響されないことが好ましい。より具体的には、主位置決定技術は、それぞれの光検出器422及び428上の測定スポット455及び465の横方向の動きに関連し、そのため、焦点の変化により測定スポット455及び465が著しく変化することは好ましくない。この点に関して、空間フィルタ453及び463のそれぞれの開口は、システムで検出するように設計されている第1のエミッタ部451及び第2のエミッタ部461の物理的位置及び範囲に対応するほぼコリメートされた光線を効果的に「選択」することが理解される。
様々な実施形態では、光源光フィルタ454及び464は、迷光源光(すなわち、様々な実施形態では比較的強い光線であり得る、例えば第1の波長範囲内の光源光)が光検出器422及び428に到達するのを遮断/防止するように構成された光学フィルタである。光源光フィルタ454及び464はまた、第1のエミッタ部451及び第2のエミッタ部461から放出された光(すなわち、様々な実施形態では比較的弱い光であり得る、例えば第2の波長範囲内の光源光)がそれぞれの光検出器422及び428に到達することを可能にする構成となっている。様々な実施形態では、光源光フィルタ454及び464は、ハイパスフィルタ、バンドパスフィルタ、又は所望の放射波長を通過させ、他の波長を遮断する任意の他のタイプのフィルタリングプロファイルとして構成され得る。様々な実施形態では、利用するフィルタのタイプの選択は、(例えば、第1の波長範囲を含む)光源光スペクトルと(例えば、第2の波長範囲を含む)放出スペクトルとの関係に依存し得る。様々な実施形態では、エミッタ部451及び461のエミッタ材料は、(例えば、より効果的なフィルタリングを可能にするために)比較的限定された放出スペクトルを有するように選択されてもよく、さらに、光検出器422及び428の感度スペクトルに適合する放出スペクトルを有するように選択されてもよい。
図4は、図3の光検出器422を備える位置感知検出器421の実施形態を示す図である。様々な実施形態では、(光検出器428、522、528、722、728、822、828、922、928のような、本明細書に開示された様々な実施形態に含まれる他の光検出器と同様な)光検出器422は、4象限型光検出器(例えば、4象限型フォトダイオード)であってもよい。図3に関して上述したように、第1のエミッタ部451(この例では正方形形状のエミッタ部)は、第1の位置感知検出器421上の第1のスポット位置455'に第1の測定スポット455を形成するように、発生した励起光の第1の部分を第1の測定スポット経路423'に沿って第1の測定光として出力するよう構成されている。この構成では、第1のエミッタ部451は、第1の測定スポット経路423'に沿って見たときにほぼ正方形形状に現れるように構成される。様々な実施形態では、第1のスポット位置455'は、位置表示要素405及びスタイラス接続部442の位置の対応する変化に応答して変化する。
この例では、正方形形状の第1のエミッタ部451は、蛍光体(すなわちエミッタ材料)によって形成される均一な正方形の強度分布を生成する。蛍光体からの光は、4象限型光検出器422上にテレセントリック光学系(例えば、図3の第1のレンズ452及び第1の空間フィルタ453)を備える光学的構成体で結像される。テレセントリック光学系はテレセントリックな深度範囲にわたって倍率を保持する。様々な実施形態では、正方形形状の第1のエミッタ部451及び蛍光体の放射均一性は、4象限型光検出器422上の第1の測定スポット455の移動に対して線形応答を生成するように構成される。以下で詳細に説明するように、放出された光は4象限型光検出器422上に結像され、第1のエミッタ部451の位置は4象限型光検出器422の差動電圧によって決定される。
様々な実施形態では、2次元の4象限型光検出器422は、共通の角(例えば、原点位置0,0)で合致する4つの別個のフォトダイオードP1−P4によって形成される。1つの実施形態では、第1の測定スポット455の一部(例えば、大面積スポット)が4象限型光検出器422の各象限に結像される、差動検出方式が利用される。各象限のフォトダイオードP1−P4に重なるスポットの大きさは、各電極における電流I1−I4を決定する。画像化されたスポットのサイズは、検出範囲及び分解能を決定する。このような構成によれば、正方形の第1の測定スポット455は、様々なタイプの動きに関して4象限型光検出器422からの線形応答を実現する。様々な代替的な実施形態では、異なる方式及び/又はフィルタリングが、対応した動きのための4象限型光検出器からの所望の線形応答及び/又は他のタイプの応答を実現するように対応して実行されるが、測定スポットの他の形(例えば、矩形、円形など)が代替的に利用されてもよい。
図3に関して上述したように、第1のスポット位置455'は、位置表示要素405及びスタイラス接続部442の位置の対応する変化に応答して変化する。第1のスポット位置455'の位置は、4象限型光検出器422の第1の感知軸方向V及び第2の感知軸方向Wに沿ってヌル(例えば、基準位置又はゼロ位置(0,0)など)から参照される。より具体的には、様々な実施形態では、第1のスポット位置455'の(すなわち、正方形の第1の測定スポット455の中心から参照される)位置は、以下の(式5)、(式6)に従って決定されてもよい。
Figure 2019002931
ここで、ΔV及びΔWは、4象限型光検出器422の第1の感知軸方向V及び第2の感知軸方向Wに沿ったそれぞれのデルタ位置であり、Dは、正方形の第1の測定スポット455の正方形寸法(すなわち、長さ又は幅)であり、I1−I4は、4象限型光検出器422の各象限のフォトダイオードP1−P4の各電極における電流である。
以下でより詳細に説明するように、様々な実施形態では、2つの4象限型光検出器が2つの位置感知検出器421及び427に利用され、2つの位置感知検出器421及び427の信号の組み合わせによって、移動部材412及び/又は接続された構成要素(例えば、接触部448など)の位置が決定されてもよい。上述のように、いくつかの例では、移動部材412の位置は、特定のタイプの座標(例えば、θx、θy、Z)に従って参照されてもよく、2つの位置感知検出器421及び427の出力は、対応する座標を決定するよう利用されてもよい 。いくつかの実施形態では、様々な三角法又は他の原理は、2つの位置感知検出器421及び427の出力を、移動部材412及び/又は接続された構成要素の対応する位置に変換するための方程式に利用することができる(例えば、三角法は、以下により詳細に説明されるように、図7及び図8の構成に対して利用することができる)。
様々な実施形態では、4象限型光検出器を利用する構成は、他のタイプのセンサを利用する構成に比べていくつかの利点を有することができる。例えば、特定の実施形態では、4象限型光検出器は、同様のサイズのラテラル効果位置感知検出器より約30倍高感度であり得る。4象限型光検出器を使用する様々な実施形態では、測定スポット455にわたる強度分布が比較的均一であること、且つ所望の特性を有する形状(例えば、正方形形状)が4象限型光検出器422の出力の所望の線形性を実現するために形成されることを確実にするための構成を構築することが望ましい。上述したように、(例えば、レンズ452及び空間フィルタ453を含む)テレセントリックな結像構成体を利用することが、正方形形状のエミッタ部451が位置感知検出器421における測定スポット455として正方形の形状を明確に結像するのに役立つ。なお、これは所望の線形応答を実現するのを助ける。
様々な代替的な実施形態では、1つ以上の位置感知検出器(例えば、位置感知検出器421、427など)に対して、ラテラル効果位置感知検出器を利用することができる。このような構成において、ラテラル効果位置感知検出器では、その上に結像されるのが比較的より小さなスポットサイズ(例えば、200μm〜400μmの測定スポット直径を有する)となる。ラテラル効果位置感知検出器の4隅の電極は、それぞれスポット全体を検出する。ラテラル効果位置感知検出器は、4隅で感知される電流が各電極に対するスポットの位置に依存するように、その構造内に抵抗層を有することができる。様々な実施形態では、ラテラル効果位置感知検出器を利用する構成は、検出器設計の結果である良好な線形性を実現することができ、位置の線形性は、小さな光スポットの強度分布によって最小限に影響を抑えることができるが、上述したように、同様のサイズの4象限型位置感知検出器を使用する構成よりも感度が低い。「エミッタ材料構成体を用いる測定装置のための光学的構成体」(整理番号P17069JP)に、より詳細に記載されている位置感知検出器を利用する技術は、本明細書と同時に提出され、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
図5は、走査プローブ400のプローブ本体402の本体フレーム(フレーム)408内に含まれる、図3に示されたスタイラス懸架部407として使用可能なスタイラス懸架部407'の断面の1つの実施形態を示す部分概略図である。図5に示すように、スタイラス懸架部407'は、スタイラス移動機構409と、スタイラス406に接続されたスタイラス接続部442と、を備える。スタイラス移動機構409は、移動部材412と、回転部材436と、回転部材436を支持し、且つ回転部材436の回転運動を可能にするための本体フレーム408に接続された屈曲要素440と、移動部材412の軸方向運動を可能にするために移動部材412を支持し、且つ回転部材436に接続される屈曲要素414及び415(すなわち、第1屈曲要素として参照される)と、を備える。走査プローブ400は、スタイラス移動機構409及び/又はスタイラス406の接触部448の位置及び/又は動きを決定するために、図5を参照して以下でより詳細に説明される構成要素と動作を備えるスタイラス位置検出部511を備える。
(すなわち、第2の屈曲要素として参照される)屈曲要素440は、軸方向Oにおける一対の(すなわち、第1の屈曲要素として参照される)屈曲要素414及び415のそれぞれの平面の間に配置される。回転部材436は、第2の屈曲要素440に関して対称な形状を有してもよく、2つのリング部436Aと、2つの接続部436Bと、円筒部436Cとを一体的に備えてもよい。第1の屈曲要素414及び415の周辺部は、リング部436Aに固定される。接続部436Bは、中空の円筒部436Cに接続されるようにリング部436Aの内側に延びる。第1の屈曲要素414及び415は、第2の屈曲要素440に対して対称的な距離に配置されてもよいが、このような実施は例示的なものにすぎず、限定的なものではない。
移動部材412を備える軸方向移動機構410は、回転部材436の内側で支持され、回転部材436と軸方向移動機構410とは共にスタイラス移動機構409の一部である運動モジュールを構成している。軸方向移動機構410により、接触部448は軸方向Oに移動可能とされている。回転部材436を備える回転移動機構434は、スタイラス406の接触部448が回転中心RC周りの回転運動によって軸方向Oに対して横方向に(例えば、ほぼ垂直に)動くことを可能にしている。
移動部材412は、下部412Aと、ロッド部412Bと、上部412Cとを一体的に備える。図6に示されたスタイラス位置検出部511に関して以下でより詳細に説明するように、位置表示要素505は上部412Cに取り付けられる。ロッド部412Bは、一対の第1の屈曲要素414、415の間に配置され、回転部材436に収容されている。
下部412Aはロッド部412Bの下方に形成され、スタイラス接続部442(例えばフランジ部材)が下部412Aに取り付けられている。フランジ部444は、スタイラス406を取り付けるために設けられている。フランジ部444とスタイラス接続部442とは、(例えば、スタイラスが衝突で外れた場合、又は意図的にスタイラスを交換した場合などに)繰り返し位置決めして様々なスタイラス406とスタイラス接続部442との間の着脱を可能にする着脱可能な接続機構(例えば、既知のタイプのキネマティック接続又はカップリング)を構成している。
図6は、図5の走査プローブ400に含まれるスタイラス位置検出部511の第2の実施形態を示す図である。図6のスタイラス位置検出部511の特定の部分は、図5の走査プローブ400の本体フレーム408に接続されている。図6の例では、スタイラス位置検出部511は、延在部512'を備える位置表示要素505と、位置表示要素部516と、エミッタ部551と、を備える。位置表示要素部516は、エミッタ部551が位置する延在部512'の端部の表面である。以下でより詳細に説明されるように、位置表示要素505は、移動部材412及びその取り付けられたスタイラス接続部442に接続される。それ以外においては、様々な図示された要素は、本体フレーム408に対して直接的又は間接的に固定されてもよい。様々な実施形態では、第2の光検出器528からの位置表示信号の第2のセットと組み合わされる第1の光検出器522からの位置表示信号の第1のセットは、位置表示要素505の位置の決定を可能にする。なお、位置表示要素505は、本体フレーム408に対してスタイラス接続部442(と取り付けられたスタイラス406と接触部448)の絶対的な3次元位置を対応して示す。より具体的には、図2に関して上述したように、様々な実施形態では、(例えば、CMM200、モーションコントローラ115、ホストコンピュータ120等の)処理部は、スタイラス406の接触部448の3次元位置を決定するように、第1の光検出器522からの位置表示信号の第1のセットと、第2の光検出器528からの位置表示信号の第2のセットとを処理するように構成されている。
図6に示すように、光源構成体517は、光源518(例えば、LED光源)を備え、いくつかの実施形態では、(例えば、コリメートレンズ518'を用いて)コリメート又はほぼコリメートされた光ビームを供給するように構成されている。光源518の調整は、システムの全体的な性能に影響を及ぼす可能性がある。光源518及び/又はコリメートレンズ518'の適切な調整を可能にするために、Z位置管542、X−Y管543、及びホルダ/バッフル544を含むアセンブリ541のような調整アセンブリは、いくつかの実施形態で使用することができる。
一般に、スタイラス位置検出部511は、図3のスタイラス位置検出部411と同様の構成要素を備え、以下に説明する以外は同様の動作をすることが理解されている。以下でより詳細に説明するように、図3の実施形態とのいくつかの違いは、図6において、単一のエミッタ部551が、回転中心RCに対して軸方向ADにほぼ沿って配置され、光源光を受光し、それぞれ第1及び第2の測定光として進行する生成された励起光の第1及び第2の部分の両方を放出することを含んでいる。図6に示すように、スタイラス位置検出部511は、第1の位置検出構成体513及び第2の位置検出構成体525をさらに備える。
第1の位置検出構成体513は、第1の測定スポット生成構成体550及び第1の位置感知検出器521を備える。第2の位置検出構成体525は、第2の測定スポット生成構成体560及び第2の位置感知検出器527を備える。図示されるように、第2の位置感知検出器527は、第1の位置感知検出器521の第1の光検出器522の表面平面にほぼ平行である表面平面を有する軸方向光検出器528を備え、これは図3の構成とはまた異なり、特定の実施形態では、走査プローブ400内の電子構成要素の位置及び構成に関してある種の利点を備える。図4に関して上述したように、様々な実施形態では、第1の光検出器522及び第2の光検出器528はそれぞれ4象限型光検出器であってもよい。
第1の測定スポット生成構成体550は、第1の光源光路523に沿って光源光を供給するコリメートレンズ518'を有する光源518と、エミッタ部551と、第1の測定スポット経路523'と、第1のレンズ552と、第1の空間フィルタ553と、第1の光源光フィルタ554と、を備える。第2の測定スポット生成構成体560はまた、第2の光源光路529に沿って光源光を供給するコリメートレンズ518'を有する光源518と、エミッタ部551と、第2の測定スポット経路529'と、第2のレンズ562と、第2の空間フィルタ563と、第2の光源光フィルタ564と、を備える。
動作中、光源518から(例えば、第1の波長範囲を含む)光源光が放射され、光源光路に沿って(すなわち、第1の光源光路523と第2の光源光路529の両方に対応して)供給される。光源光は、エミッタ部551に到達し、対応するエミッタ材料は、光源光を入力し、エミッタ材料内で生成された励起光(例えば、第1の波長範囲に含まれない第2の波長範囲を含む生成された励起光)を出力することによって応答する。生成された励起光の第1の部分は、第1の位置感知検出器521上の第1のスポット位置555'に第1の測定スポット555を形成するように、第1の測定スポット経路523'に沿って第1の測定光として進行する。生成された励起光の第2の部分は、第2の位置感知検出器527上の第2のスポット位置565'に第2の測定スポット565を形成するように、第2の測定スポット経路529'に沿って第2の測定光として進行する。
より具体的には、第1の測定光は、第1のレンズ552によって集光され、第1の位置感知検出器521上の第1のスポット位置555'に第1の測定スポット555を形成するように、第1の空間フィルタ553及び第1の光源光フィルタ554を通過するようにビームスプリッタ520によって向けられている。第1の位置感知検出器521は、第1の位置感知検出器521上の第1のスポット位置555'を示す位置表示信号の第1のセットを出力する。図6の例では、1つの実施形態として、位置表示信号の第1のセットは、第1の測定スポット555の位置に応じて変化する第1及び第2の回転信号に対応することができ、少なくとも第1及び第2の回転信号は、スタイラス接続部442の回転位置を示すことができる。この構成では、第1の位置感知検出器521の第1及び第2の感知軸方向は、軸方向ADに平行に配向された平面内で互いにほぼ直交している。
第2の測定光は、第2のレンズ562によって集光され、第2の位置感知検出器527上の第2のスポット位置565'に第2の測定スポット565を形成するように、第2の空間フィルタ563及び第2の光源光フィルタ564を通過する。第2の位置感知検出器527は、第2の位置感知検出器527上の第2のスポット位置565'を示す位置表示信号の第2のセットを出力する。図6の例では、1つの実施形態として、位置表示信号の第2のセットは、第2の測定スポット565の位置に応じて変化する種々の軸方向信号に対応することができ、軸方向信号は、スタイラス接続部442の軸方向位置を示すことができる。この構成では、第2の位置感知検出器527の第1の感知軸方向は、ほぼ軸方向に平行とされている。
様々な実施形態では、エミッタ部551は、特定の形状及び/又はサイズであってもよい。例えば、1つの具体的な実施形態では、エミッタ部は、それぞれ、位置感知検出器521及び527上に正方形形状の測定スポット555及び565を生成するように、正方形の辺を有する立方体又は他の要素として形成され、4象限型光検出器522及び528上のスポット位置555'及び565'の動きに対する所望の線形応答を実現させてもよい。エミッタ部を照射するための光源518は、ポンプレーザのような特定のタイプとして特定することもできる。このような構成では、様々な実施形態では、ポンプレーザは、光レベルが十分に低い場合には連続波モードで動作させることができ、又は、エミッタ材料(例えば、蛍光体など)の消失を回避するために高強度のパルスモードで動作させることができる。
図7は、スタイラス位置検出部711の第3の実施形態を示す図である。図7の例では、スタイラス位置検出部711は、延在部712'を備える位置表示要素705と、反射要素739B(例えばミラー)と、位置表示要素部716と、エミッタ部751と、を備える。位置表示要素部716は、エミッタ部751が位置する表面である。様々な実施形態では、以下でより詳細に説明されるように、延在部712'は、反射要素739B及びエミッタ部751のそれぞれの機能を実行するために反射要素739B及びエミッタ部751を支持し、配置するように構成される。例えば、1つの実施形態では、延在部712'は、反射要素739Bが配置され、エミッタ部751が位置する表面上に、透明なガラスブロックアセンブリを備えることができる。別の例として、代替的な実施形態では、延在部712'は、フレーム内の中間の開放セクションを有し、反射要素739B及びエミッタ部751を支持するためのフレームを備える。位置表示要素705の延在部712'は、移動部材412に取り付けられている。
スタイラス位置検出部711のある種の構成要素は、図6のスタイラス位置検出部511のものと同様であり、以下に説明する以外は同様に動作すると理解される。図6の実施形態とのいくつかの相違点は、図7の実施形態では、生成された励起光の第1の部分を入力する第1の測定スポット経路723'の入力部723'-INは、軸方向ADに対して角度A1(例えば、少なくとも15度)を形成している。さらに、生成された励起光の第2の部分を入力する第2の測定スポット経路729'の入力部729'-INは、軸方向ADに対して角度A2(例えば、少なくとも15度)を形成し、第1の測定スポット経路723'の入力部723'-INに対して角度A1+A2(例えば、少なくとも30度)を形成する。さらに、第1の位置感知検出器721の第1及び第2の感知軸方向は、第1の位置感知検出器721と交差する第1の測定スポット経路723'の方向に対して垂直に配向された平面において互いにほぼ直交している。第1の光検出器722は、第1の位置感知検出器721の第1及び第2の感知軸方向に沿って第1の測定スポット755の位置(すなわち、スポット位置755')に応答する出力を供給するように構成される。更に、第2の位置感知検出器727の第1及び第2の感知軸方向は、第2の位置感知検出器727と交差する第2の測定スポット経路729'の方向に対して垂直に配向された平面において互いにほぼ直交している。第2の光検出器728は、第2の位置感知検出器727の第1及び第2の感知軸方向に沿って第2の測定スポット765の位置(すなわち、スポット位置765')に応答する出力を供給するよう構成されている。
図7に示すように、スタイラス位置検出部711は、第1の位置検出構成体713及び第2の位置検出構成体725を備える。第1の位置検出構成体713は、第1の測定スポット生成構成体750及び第1の位置感知検出器721を備える。第2の位置検出構成体725は、第2の測定スポット生成構成体760及び第2の位置感知検出器727を備える。第1の位置感知検出器721は第1の光検出器722を備え、第2の位置感知検出器727は第2の光検出器728を備える。図4に関して上述したように、様々な実施形態では、第1の光検出器722及び第2の光検出器728はそれぞれ4象限型光検出器であってもよい。
光源構成体717は、コリメートレンズ718'を有する光源718を備える。第1の測定スポット生成構成体750は、第1の光源光路723に沿って光源光を供給するコリメートレンズ718'を有する光源718と、反射要素739A及び739B(例えば、100%ミラー)と、エミッタ部751と、第1の測定スポット経路723'と、第1のレンズ752と、第1の空間フィルタ753と、第1の光源光フィルタ754と、を備える。第2の測定スポット生成構成体760はまた、第2の光源光路729に沿って光源光を供給するコリメートレンズ718'を有する光源718と、反射要素739A及び739Bと、エミッタ部751と、第2の測定スポット経路729'と、第2のレンズ762と、第2の空間フィルタ763と、第2の光源光フィルタ764と、を備える。
動作中、(例えば、第1の波長範囲を含む)光源光は、光源718から放射され、(すなわち、第1の光源光路723と第2の光源光路729の両方に対応している)光源光路に沿って供給される。光源光は、スタイラス懸架部407の回転中心RCに対してほぼ軸方向ADに沿って配置されたエミッタ部751に向けて光源光をさらに反射する反射要素739B(例えば、100%ミラー)に向けて反射要素739Aによって反射される。様々な実施形態では、コリメートレンズ718'を有する光源718は、反射要素739B及び対応するエミッタ部751が(すなわち、移動部材412の移動範囲に対応する)反射要素739Bの移動範囲を超えて光源光に残るように十分に広いコリメートされた光ビームの形態の光源光を供給する。エミッタ部751のエミッタ材料は、光源光を入力し、エミッタ材料内で発生した励起光(例えば、第1の波長範囲に含まれない第2の波長範囲を含む生成された励起光)を出力することによって応答する。生成された励起光の第1の部分は、第1の位置感知検出器721上の第1のスポット位置755'に第1の測定スポット755を形成するように、第1の測定スポット経路723'に沿って第1の測定光として進行する。生成された励起光の第2の部分は、第2の位置感知検出器727上の第2のスポット位置765'に第2の測定スポット765を形成するように、第2の測定スポット経路729'に沿って第2の測定光として進行する。
様々な実施形態では、結像する第1のレンズ752及び第2のレンズ762は、それぞれ、光検出器722及び728上にエミッタ部751を結像するように構成される。一般に、第2のレンズ762は、エミッタ部751を第2の光検出器728上に結像させる機能を実現するように構成、配置される。そして、第1のレンズ752は、エミッタ部751を第1の光検出器722上に結像させる機能を実現するように構成、配置される。テレセントリック配置が利用される図示された構成では、第1のレンズ752及び第2のレンズ762は、対象物がレンズから2f(すなわち、焦点距離の2倍の位置)にあるという原則に従って配置され、レンズの後ろの焦点2fで結像される。1fでの開口(例えば、空間フィルタ753及び763)は、それぞれの光検出器722及び728上のエミッタ部の画像を生成するように、コリメートされた入力光線のみを通過させる。図7の例において、1つの実施形態では、第1の測定スポット経路723'と第2の測定スポット経路729'の長さは、ほぼ等しくてよい。様々な実施形態では、構成要素の異なる構成及び位置は、様々な理由(例えば、実用的なスペース、経済的考慮事項など)のために実現されてもよいことは言うまでもない。
様々な実施形態では、エミッタ部751が焦点軸に沿って異なる距離に移動する(すなわち、コリメートされた光線がエミッタのエッジで依然として規定される)ので、テレセントリック配置により、光検出器722及び728上の測定スポットサイズ及び形状がより一定になることは言うまでもない。様々な実施形態では、このような移動のために、エミッタのエッジが「よりあいまいに」なったり、また別の状況ではぼやけたりすることがあるが、公称スポットサイズ及び形状は著しく変化しない。したがって、このような構成は、「クロスカップリング」効果を低減することができる。なお、そうでなければ、クロスカップリング効果は、(例えば、軸方向移動及び/又は回転移動がスポット経路の「焦点距離」を変化させるなど)「クロスカップリング」された光検出器上の測定スポットサイズと形状に影響を及ぼす可能性がある。そのような動きにより、非テレセントリック配置では測定スポットサイズと形状がより著しく変更する。ある種の実施形態では、そのような問題(例えば、変化するスポットサイズと形状)を軽減するように光学構成要素を構成することが望ましいが、様々な実施形態では、そのような問題は、較正により少なくともある程度は対処することができる。
様々な実施形態では、図7の例に示すような構成におけるこのような問題を低減することが特に望ましい場合がある。より具体的には、上述したように、様々な実施形態では、エミッタ部751の形状は正方形形状とされ、蛍光体はそれぞれ、4象限型光検出器722及び728上のスポット位置755'及び765'の動きに対して所望の線形応答を実現するように、測定スポット755及び765における測定光の均一な強度を実現するように構成されている。そのような構成では、所望の線形応答をより正確に維持するために、テレセントリック配置を利用して、変化するスポットサイズ及び形状などの問題を低減することが望ましい。
図8は、スタイラス位置検出部811の第4の実施形態を示す部分的な概略図である。図8の例では、スタイラス位置検出部811は、延在部812'を備える位置表示要素805と、反射要素839Bと、位置表示要素部816及び826と、エミッタ部851及び861と、を備えている。位置表示要素部816及び826は、それぞれ、エミッタ部851及び861が位置する傾斜表面である。エミッタ部851及び861は、軸方向ADに平行な平面の反対側であって、スタイラス懸架部407の回転中心RCを通って、ほぼ対称に配置される。様々な実施形態では、このような構成は、図7(例えば、エミッタ部851及び861が、測定スポット経路823'及び829'ならびに光検出器822及び828に対して結像するためにより正方形形状に空間的に整列され、より大きな空間的分離が、三角測位計算などのためのより大きな角度を提供する)の構成に対するある種の優位性を有する。
様々な実施形態では、延在部812'は、以下でより詳細に説明するように、反射要素839Bならびにエミッタ部851及び861をそれぞれの機能を実現するためにそれぞれ支持し位置させるように構成されている。例えば、1つの実施形態では、延在部812'は、反射要素839Bが配置され、エミッタ部851及び861が位置する頂角のある表面上に、透明なガラスブロックアセンブリを備えることができる。別の例として、代替的な実施形態では、延在部812'は、フレーム内の中間の開放セクションを有し、反射要素839Bならびにエミッタ部851及び861をそれぞれの位置に支持するためのフレームを備える。延在部812'は、移動部材412に取り付けられている。
スタイラス位置検出部811のある種の構成要素は、図6のスタイラス位置検出部511のものと同様であり、以下に説明するその他を除いて同様に動作することが理解される。図6の実施形態とのいくつかの相違点は、図7のものと同様であり、図8の実施形態における生成された励起光の第1の部分を入力する第1の測定スポット経路823'の入力部823'-INが、軸方向ADに対して角度A1(例えば、少なくとも15度)を形成することを含んでいる。さらに、生成された励起光の第2の部分を入力する第2の測定スポット経路829'の入力部829'-INは、軸方向ADに対して角度A2(例えば、少なくとも15度)を形成し、第1の測定スポット経路823'の入力部823'-INに対して角度A1+A2(例えば、少なくとも30度)を形成する。さらに、第1の位置感知検出器821の第1及び第2の感知軸方向は、第1の位置感知検出器821と交差する第1の測定スポット経路823'の方向に対して垂直に配向された平面において互いにほぼ直交している。第1の光検出器822は、第1の位置感知検出器821の第1及び第2の感知軸方向に沿って第1の測定スポット855の位置(すなわち、スポット位置855')に応答する出力を供給するように構成される。更に、第2の位置感知検出器827の第1及び第2の感知軸方向は、第2の位置感知検出器827と交差する第2の測定スポット経路829'の方向に対して垂直に配向された平面において互いにほぼ直交している。第2の光検出器828は、第2の位置感知検出器827の第1及び第2の感知軸方向に沿って第2の測定スポット865の位置(すなわち、スポット位置865')に応答する出力を供給するように構成される。
図8に示すように、スタイラス位置検出部811は、第1の位置検出構成体813及び第2の位置検出構成体825を備える。第1の位置検出構成体813は、第1の測定スポット生成構成体850及び第1の位置感知検出器821を備える。第2の位置検出構成体825は、第2の測定スポット生成構成体860及び第2の位置感知検出器827を備える。第1の位置感知検出器821は第1の光検出器822を備え、第2の位置感知検出器827は第2の光検出器828を備える。図4に関して上述したように、様々な実施形態では、第1の光検出器822及び第2の光検出器828は、それぞれ4象限型光検出器であってもよい。
光源構成体817は、コリメートレンズ818'を有する光源818を備える。第1の測定スポット生成構成体850は、第1の光源光路823に沿って光源光を供給するコリメートレンズ818'を有する光源818と、反射要素839A及び839B(例えば、100%ミラー)と、第1のエミッタ部851と、第1の測定スポット経路823'と、第1のレンズ852と、第1の空間フィルタ853と、第1の光源光フィルタ854と、を備える。第2の測定スポット生成構成体860はまた、第2の光源光路829に沿って光源光を供給するコリメートレンズ818'を有する光源818と、反射要素839A及び839Bと、第2のエミッタ部861と、第2の測定スポット経路829'と、第2のレンズ862と、第2の空間フィルタ863と、第2の光源光フィルタ864と、を備える。
動作中、(例えば、第1の波長範囲を含む)光源光は、光源818から放射され、(すなわち、第1の光源光路823と第2の光源光路829の両方に対応している)光源光路に沿って供給され、反射要素839Aによって反射されて反射要素839Bに向かう。なお、反射要素839Bは第1のエミッタ部851及び第2のエミッタ部861に向かって光源光をさらに反射する。様々な実施形態では、コリメートレンズ818'を有する光源818は、反射要素839B及び対応するエミッタ部851及び861が(すなわち、移動部材412の移動範囲に対応して)反射要素839Bの移動範囲を超えて光源光に残るように十分に広い光ビームの形態の光源光を供給する。エミッタ部851及び861のエミッタ材料は、光源光を入力し、エミッタ材料内で発生した励起光(例えば、第1の波長域に含まれない第2の波長域を含む生成された励起光)を出力することによって応答する。生成された励起光の(すなわち、第1のエミッタ部851からの)第1の部分は、第1の位置感知検出器821上の第1のスポット位置855'に第1の測定スポット855を形成するように、第1の測定スポット経路823'に沿って第1の測定光として進行する。生成された励起光の(すなわち、第2のエミッタ部861からの)第2の部分は、第2の位置感知検出器827上の第2のスポット位置865'に第2の測定スポット865を形成するように、第2の測定スポット経路829'に沿って第2の測定光として進行する。
様々な実施形態では、結像するレンズ852及び862は、それぞれ、光検出器822及び828上にエミッタ部851及び861を結像するように構成される。一般に、第2のレンズ862は、第2のエミッタ部861を第2の光検出器828上に結像させる機能を実現するように構成、配置される。そして、第1のレンズ852は、第1のエミッタ部851を第1の光検出器822上に結像させる機能を実現するように構成、配置される。テレセントリック配置が利用される図示された構成では、第1のレンズ852及び第2のレンズ862は、対象物がレンズから2f(すなわち、焦点距離の2倍の位置)にあるという原則に従って配置され、レンズの後ろの焦点2fで結像される。1fでの開口(例えば、空間フィルタ853及び863)は、それぞれの光検出器822及び828上のエミッタ部851及び861の画像を生成するように、コリメートされた入力光線のみを通過させる。図8の例において、1つの実施形態では、第1の測定スポット経路823'と第2の測定スポット経路829'の長さは、ほぼ等しくてよい。様々な実施形態では、構成要素の異なる構成及び位置は、様々な理由(例えば、実用的なスペース、経済的考慮事項など)のために実現されてもよいことは言うまでもない。
図7に関して上述したように、様々な実施形態では、エミッタ部851及び861が焦点軸に沿って異なる距離に移動する(すなわち、コリメートされた光線がエミッタのエッジで依然として規定される)ので、テレセントリック配置により、光検出器822及び828上の測定スポットサイズ及び形状がより一定になることは言うまでもない。上述したように、様々な実施形態では、エミッタ部851及び861の形状は正方形形状とされ、蛍光体はそれぞれ、4象限型光検出器822及び828上のスポット位置855'及び865'の動きに対して所望の線形応答を実現するように、測定スポット855及び865における測定光の均一な強度を実現するように構成されている。そのような構成では、所望の線形応答をより正確に維持するために、テレセントリック配置を使用して、変化するスポットサイズ及び形状などの問題を低減することが望ましい。このような原理は、テレセントリックな結像構成体を備えるとして同様に記載される本明細書に開示された他の実施形態に適用することが理解できる。
図9は、スタイラス位置検出部911の第5の実施形態を示す部分的な概略図である。図9の例では、スタイラス位置検出部911は、延在部912'を備える位置表示要素905と、反射要素931及び932と、位置表示要素部916及び926と、エミッタ部951及び961と、を備えている。位置表示要素部916及び926は、それぞれ、エミッタ部951及び961が位置する傾斜表面である。エミッタ部951及び961は、軸方向ADに平行な平面の反対側であって、スタイラス懸架部407の回転中心RCを通って、ほぼ対称に配置される。
様々な実施形態では、延在部912'は、以下でより詳細に説明するように、反射要素931及び932ならびにエミッタ部951及び961をそれぞれの機能を実現するためにそれぞれ支持し位置させるように構成されている。例えば、1つの実施形態では、延在部912'は、反射要素931が配置され、反射要素932ならびにエミッタ部951及び961が位置する頂角のある表面上に、透明なガラスブロックアセンブリを備えることができる。別の例として、代替的な実施形態では、延在部912'は、フレーム内の中間の開放セクションを有し、反射要素931及び932ならびにエミッタ部951及び961をそれぞれの位置に支持するためのフレームを備える。延在部912'は、移動部材412に取り付けられている。
スタイラス位置検出部911のある種の構成要素は、図8のスタイラス位置検出部811のものと同様であり、以下に説明するその他を除いて同様に動作することが理解される。図8の実施形態とのいくつかの相違点は、多重化信号処理及び制御回路970が、(例えば、走査プローブの一部として)提供され、位置感知検出器921上に第1及び第2の測定スポット955及び965を多重化するように、(すなわち、光源構成体917の一部としての)第1の光源918A及び第2の光源918Bのタイミングを制御することを含む。多重化信号処理及び制御回路970は、更に、位置感知検出器921上の第1の測定スポット955及び第2の測定スポット965のスポット位置955'及び965'に対応する位置感知検出器921からの出力信号(例えば、位置表示信号の第1及び第2のセット)を分離するように、多重分離を行うことを提供する。
図9に示すように、スタイラス位置検出部911は、第1の位置検出構成体913及び第2の位置検出構成体925を備える。第1の位置検出構成体913は、第1の測定スポット生成構成体950及び位置感知検出器921を備える。第2の位置検出構成体925は、第2の測定スポット生成構成体960及び位置感知検出器921を備える。図示のように、位置感知検出器921は光検出器922を備える。図4に関して上述したように、様々な実施形態では、光検出器922を、4象限型光検出器とすることができる。
第1の測定スポット生成構成体950は、第1の光源光路923に沿って光源光を供給するコリメートレンズ918A'を有する第1の光源918Aと、反射要素930と、反射要素932と、第1のエミッタ部951と、第1の測定スポット経路923'と、反射要素934と、第1のレンズ952と、ビームスプリッタ920と、空間フィルタ953と、を備える。第2の測定スポット生成構成体960は、第2の光源光路929に沿って光源光を供給するコリメートレンズ918B'を有する第2の光源918Bと、反射要素930と、反射要素931と、第2のエミッタ部961と、第2の測定スポット経路929'と、反射要素933と、第2のレンズ962と、ビームスプリッタ920と、空間フィルタ953と、を備える。
動作中、(例えば、第1の波長範囲を含む)光源光は、光源構成体917の第1の光源918Aから放射され、第1の光源光路923に沿って供給され、第1のエミッタ部951に向かって進むように、反射要素930によって反射される。反射要素932は、以下でより詳細に説明するように、所望の信号の多重化を実現するために、第2の光源光路929からの光源光が第1のエミッタ部951に到達するのを抑制するとともに、第1の光源光路923からの光源光が第2のエミッタ部961に到達することを抑制する。第1のエミッタ部951のエミッタ材料は、第1の光源光路923からの光源光を入力し、エミッタ材料内で生成された励起光(例えば、第1の波長範囲には含まれない第2の波長範囲を含む生成された励起光)の第1の部分を出力することによって応答する。生成された励起光の第1の部分は、第1の測定スポット955を形成するように、第1の測定スポット経路923'に沿って第1の測定光として進行する。第1のスポット位置955'は、位置表示要素405とスタイラス接続部442の位置の対応する変化に応答して変化する。位置感知検出器921は、第1の位置感知検出器921上の第1のスポット位置955'を示す位置表示信号の第1のセットを出力する。
さらに、(例えば、第1の波長範囲を含む)光源光は、光源構成体917の第2の光源918Bから放射され、第2の光源光路929に沿って供給され、第2のエミッタ部961に向かって進むように、反射要素930及び931によって反射される。第2のエミッタ部961のエミッタ材料は、光源光を入力し、励起光(例えば、第1の波長範囲に含まれない第2の波長範囲を含む生成された励起光)の第2の部分を出力することによって応答する。生成された励起光の第2の部分は、第2の測定スポット965を形成するように、第2の測定スポット経路929'に沿って第2の測定光として進行する。第2のスポット位置965'は、位置表示要素405とスタイラス接続部442の位置の対応する変化に応答して変化する。位置感知検出器921は、第1の位置感知検出器921上の第2のスポット位置965'を示す位置表示信号の第2のセットを出力する。
多重化信号処理及び制御回路970は、位置感知検出器921から多重化された位置表示信号の第1及び第2のセットを受信する。多重化信号処理及び制御回路970は、位置表示信号の第2のセットから位置表示信号の第1のセットを分離するように、多重分離動作を行う。このような多重化信号処理及び制御回路の動作は、同時係属中で同一出願人により2015年12月17日に出願された「多重化位置信号を有する測定装置」という発明の名称の米国特許出願第14/973,376号に記載されており、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
様々な実施形態では、生成された励起光の第1の部分を入力する第1の測定スポット経路923'の入力部は、軸方向ADに対して角度A1(例えば、約45度)を形成する。さらに、生成された励起光の第2の部分を入力する第2の測定スポット経路929'の入力部は、軸方向ADに対して角度A2(例えば、約45度)を形成し、第1の測定スポット経路923'の入力部に対して角度A1+A2(例えば、約90度)を形成する。
様々な実施形態では、反射要素931、932、933及び934は、100%反射ミラーである。少なくとも反射要素932について、両面は100%反射性であってもよい。様々な実施形態では、反射要素931及び932は、(例えば、延在部912'の透明なガラスブロックアセンブリ上に)鏡面プリズム面を備えてもよく、又は光路が空気を通って導かれる延在部912'のフレーム上に組み立てられた個々のミラーであってもよい。様々な実施形態では、反射要素931及び932ならびに第1のエミッタ部951及び第2のエミッタ部961は、移動部材412に接続された位置表示要素905の一部であり、スタイラス位置検出部911の残りの要素は、走査プローブの本体フレームに接続される。
様々な実施形態では、ビームスプリッタ920は、50%の反射ミラーを備えることができる。あるいは、エミッタ材料は、狭帯域の蛍光体を含むことができ、又は異なる波長出力を生成することができ、ビームスプリッタ920は、(すなわち、反射要素934から受光した)第1のエミッタ部951の波長範囲のすべてを透過し、(すなわち、反射要素933から受光した)第2のエミッタ部961からの波長範囲のすべてを反射する2色性のフィルタ/反射材を備える(つまり、ビームスプリッタ920は2色性ビームスプリッタである)。様々な実施形態では、図4に関して上述したように、位置感知検出器921は、光検出器922が4象限型光検出器である2次元検出器であってもよい。様々な実施形態では、光源918A及び918Bは、多重化信号処理及び制御回路970によって制御されるように、交互に起動されてもよい。様々な代替的な実施形態では、光源918A及び918Bは連続的に変調されてもよく、位置感知検出器921は、多重化信号処理及び制御回路970内のフィルタ/復調回路により検出器信号を分離することができるように、各周波数で同時に、連続的に復調される。
図7に関して上述したように、様々な実施形態では、エミッタ部951及び961が焦点軸に沿って異なる距離に移動する(すなわち、コリメートされた光線がエミッタのエッジを依然として規定している)ので、テレセントリック配置(例えば、レンズ952及び962及び空間フィルタ953を含む)で、光検出器922上の測定スポットサイズ及び形状をより一定にできることは言うまでもない。上述したように、様々な実施形態では、エミッタ部951及び961の形状は正方形形状とされ、蛍光体は、4象限型光検出器922上のスポット位置955'及び965'の動きに対して所望の線形応答を実現するように、測定スポット955及び965における測定光の均一な強度を実現するように構成されている。そのような構成では、所望の線形応答をより正確に維持するために、テレセントリック配置を利用して、変化するスポットサイズ及び形状の問題を低減することが望ましい。
図3−図9に示された変形例は、本明細書に開示された原理に関連して概説された利点の多く又はすべてを保持しながら、様々な光学要素及び関連する光路をさらに再配置及び/又は調整する可能性を示す。例えば、様々な実施形態では、エミッタ材料(例えば、蛍光体)を有するエミッタ部は、米国特許出願公開第2013/0222772及び2017/0017091に記載されているように、より少ない拡散/より集光されたビームを生成する小型アセンブリの一部として実施されてもよい。なお、これらの各々は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。一般に、本明細書に開示された様々な実施形態は、例示的なものに過ぎず、限定的なものではないことが理解される。
様々な実施形態では、図3−図9に示される構成は、様々な利点を提供することができる。例えば、エミッタ部で利用されるエミッタ材料(例えば、蛍光体)は、環境的な位置ドリフトが(例えば、ドリフトをONにするようなLED点光源のような他の潜在的な光源に比較して)低減されるような受動要素であってもよい。集光学系のほとんど又は全てが(例えば、フレームに取り付けられている)固定されている構成では、他の方法で移動光学系(例えば、ここでは、θYのような純粋な回転運動が第2の位置感知検出器上の第2の測定スポットの移動に従う軸方向移動として、又は第2の位置感知検出器上の第2の測定スポットの移動に従う軸方向移動がθYのような純粋な回転運動として、不必要に検出される)によって生じるいずれかのクロスカップリングは低減又は排除され得る。
図10は、走査プローブから受信した位置信号に基づきスタイラスの接触部の3次元位置を決定するための手順1000の1つの実施形態を示すフロー図である。ブロック1010では、スタイラス接続部によって取り付けられたスタイラスの接触部が、測定されているワークピースの表面と接触するように、走査プローブが位置決めされたという決定がなされる。ブロック1020では、光源構成体は、少なくとも1つの光源光路に沿って光源光を放射するように動作される。位置表示要素は、スタイラス接続部に対して固定され、スタイラス接続部と共に移動し、光源構成体からの光を入力し吸収し、励起光を出力することによって応答するエミッタ材料を備える少なくとも1つのエミッタ部を備える。位置表示要素は、第1の位置感知検出器上の第1のスポット位置に第1の測定スポットを形成するように、第1の測定スポット経路に沿って第1の測定光として生成された励起光の第1の部分を出力するように構成されている。そして、第2の位置感知検出器上の第2のスポット位置に第2の測定スポットを形成するように、第2の測定スポット経路に沿って第2の測定光として生成された励起光の第2の部分を出力するように、構成されている。
ブロック1030では、第1の位置感知検出器の第1のセットは、第1の位置感知検出器上の第1のスポット位置を示す第1の位置感知検出器から受信される。ブロック1040では、第2の位置感知検出器の第2のセットは、第2の位置感知検出器上の第2のスポット位置を示す第2の位置感知検出器から受信される。ブロック1050では、第1の位置感知検出器からの位置表示信号の第1のセット及び第2の位置感知検出器からの位置表示信号の第2のセットは、(例えば、接触部が接触しているワークピース表面上の測定された表面点に対応する)スタイラスの接触部の3次元位置を決定するように処理される。
本開示の好ましい実施形態が図示され説明されてきたが、図示され記載された特徴構成及び動作シーケンスにおける多数の変形は、本開示に基づくことで当業者には明らかであろう。様々な代替形態が、本明細書に開示された原理を実施するために使用されてもよい。加えて、上記の様々な実施形態を組み合わせて、さらなる実施形態を提供することができる。本明細書で参照されるすべての米国特許及び米国特許出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。必要に応じて、さらなる実施形態を提供するために様々な特許及び出願の概念を採用するために、実施形態の態様を変更することができる。
これらの変更及び他の変更は、上記の詳細な説明に照らして実施形態に対して行うことができる。一般に、以下の特許請求の範囲において、使用される用語は、明細書及び特許請求の範囲に開示された特定の実施形態で特許請求の範囲を限定すると解釈されるべきではなく、そのような特許請求の範囲が持ちうる等価なすべての範囲に沿うすべての可能な実施形態を含むと解釈されるべきである。

Claims (20)

  1. 座標測定装置のための走査プローブであって、
    フレームと、
    スタイラスに強固に接続されるように構成されたスタイラス接続部と、
    軸方向に沿った前記スタイラス接続部の軸方向運動と回転中心周りの前記スタイラス接続部の回転運動とを可能にするよう構成されたスタイラス移動機構と、
    を備える前記フレームに取り付けられたスタイラス懸架部と、
    前記フレームに対して固定され、自身の第1及び第2感知軸方向に沿って第1の測定スポットの位置に応答する出力を供給するように構成された第1の光検出器を備える第1の位置感知検出器と、
    前記フレームに対して固定され、少なくとも1つの光源光路に沿って第1の波長範囲を含む光源光を放射するように構成された光源構成体と、
    前記スタイラス接続部に対して固定され、前記スタイラス接続部と共に移動し、前記光源からの前記第1の波長範囲の光を入力し、エミッタ材料内で生成された前記第1の波長範囲に含まれない第2の波長範囲を含む励起光を出力するによって応答する前記エミッタ材料を備える少なくとも1つのエミッタ部を備える位置表示要素と、
    を備えるスタイラス位置検出部を備え、
    前記少なくとも1つのエミッタ部は、その移動範囲内の前記スタイラス接続部の位置にかかわらず、前記少なくとも1つの光源光路に沿って前記光源光を入力するように構成され、
    前記位置表示要素は、前記第1の位置感知検出器上の第1のスポット位置に前記第1の測定スポットを形成するように、第1の測定スポット経路に沿って第1の測定光として生成された前記励起光の第1の部分を出力するように構成され、前記第1のスポット位置が前記位置表示要素と前記スタイラス接続部の位置の対応する変化に応答して変化し、そして、
    前記第1の位置感知検出器は、前記第1の位置感知検出器上の前記第1のスポット位置を示す位置表示信号の第1のセットを出力する
    ことを特徴とする走査プローブ。
  2. 請求項1において、
    前記フレームに対して固定され、自身の少なくとも第1の感知軸方向に沿って第2の測定スポットの位置に応答する出力を供給するように構成された第2の光検出器を備える第2の位置感知検出器をさらに備え、
    前記位置表示要素は、前記第2の位置感知検出器上の第2のスポット位置に前記第2の測定スポットを形成するように、第2の測定スポット経路に沿って第2の測定光として生成された前記励起光の第2の部分を出力するように更に構成され、前記第2のスポット位置が前記位置表示要素と前記スタイラス接続部の位置の対応する変化に応答して変化し、
    前記第2の位置感知検出器は、前記第2の位置感知検出器上の前記第2のスポット位置を示す位置表示信号の第2のセットを出力する
    ことを特徴とする走査プローブ。
  3. 請求項2において、
    位置表示信号の前記第2のセットと組み合わせた位置表示信号の前記第1のセットは、前記フレームに対する前記位置表示要素及び前記スタイラス接続部の位置を示すことを特徴とする走査プローブ。
  4. 請求項2において、
    前記第2の位置感知検出器の前記第1の感知軸方向は、前記軸方向にほぼ平行であり、
    前記第1の位置感知検出器の前記第1の感知軸方向と前記第2の感知軸方向は、前記軸方向に交差するように配向された平面において互いにほぼ直交していることを特徴とする走査プローブ。
  5. 請求項2において、
    前記少なくとも1つのエミッタ部は、
    前記第1の測定スポット経路に沿って前記第1の測定光として生成された前記励起光の前記第1の部分を出力するように構成された第1のエミッタ部と、
    前記第2の測定スポット経路に沿って前記第2の測定光として生成された前記励起光の前記第2の部分を出力するように構成された第2のエミッタ部と、
    を備えることを特徴とする走査プローブ。
  6. 請求項2において、
    前記第2の光検出器の出力は、前記第2の位置感知検出器の第2の感知軸方向に沿って前記第2の測定スポットの位置にさらに応答し、
    生成された前記励起光の前記第1の部分を入力する前記第1の測定スポット経路の入力部は、前記軸方向に対して少なくとも15度の角度を形成し、
    生成された前記励起光の前記第2の部分を入力する前記第2の測定スポット経路の入力部は、前記軸方向に対して少なくとも15度の角度を形成し、前記第1の測定スポット経路の前記入力部に対して少なくとも30度の角度を形成することを特徴とする走査プローブ。
  7. 請求項6において、
    前記第1の位置感知検出器の前記第1及び前記第2の感知軸方向は、前記第1の測定スポット経路の方向に対して垂直に配向された平面において互いにほぼ直交しており、
    前記第2の位置感知検出器の前記第1及び前記第2の感知軸方向は、前記第2の測定スポット経路の方向に対して垂直に配向された平面において互いにほぼ直交していることを特徴とする走査プローブ。
  8. 請求項2において、
    前記位置表示要素は、前記回転中心に対して前記軸方向にほぼ沿って配置され、前記少なくとも1つのエミッタ部は、以下のa)、b)、又はc)の1つを備えることを特徴とする走査プローブ。
    a)前記光源光を受光し、生成された前記励起光の前記第1及び前記第2の部分の両方を放出し、前記回転中心に対して前記軸方向にほぼ沿って配置された第1のエミッタ部のみ。
    b)前記光源光を受光し、生成された前記励起光の前記第1の部分を放出する第1のエミッタ部と、前記光源光を受光し、生成された前記励起光の第2の部分を放出する第2のエミッタ部と、を備え、前記第1のエミッタ部と前記第2のエミッタ部は、前記軸方向に平行な平面の反対側であって、前記回転中心を通り、ほぼ対称に配置される。
    c)前記第1及び第2のエミッタ部を備え、前記位置表示要素は、前記光源光を受光し分割するビームスプリッタ要素をさらに備え、前記第1のエミッタ部は、分割された前記光源光の第1の部分を受光し、生成された前記励起光の前記第1の部分を放出する前記ビームスプリッタ要素上に位置され、前記第2のエミッタ部は、分割された前記光源光の第2の部分を受光し、生成された前記励起光の前記第2の部分を放出する前記ビームスプリッタ要素上に配置される。
  9. 請求項1において、
    前記第1の光検出器が4象限型光検出器であることを特徴とする走査プローブ。
  10. 請求項9において、
    前記少なくとも1つのエミッタ部は、前記第1の測定スポット経路に沿って見たときに、ほぼ正方形形状に現れるように構成された第1のエミッタ部を備え、
    前記第1の測定スポット経路は、前記第1の光検出器上に前記第1のエミッタ部を結像させる第1の光学的構成体を通過することを特徴とする走査プローブ。
  11. 請求項10において、
    前記第1の光学的構成体は、テレセントリックな結像構成体を備えることを特徴とする走査プローブ。
  12. 請求項11において、
    前記テレセントリックな結像構成体は、
    前記第1の測定光を入力して、前記第1の位置感知検出器上に前記第1の測定スポットを形成するように、前記第1の測定光を集光するように構成された第1のレンズと、
    前記第1のレンズと前記第1の位置感知検出器との間に配置された開口を有し、前記第1のレンズからの前記第1の測定光を空間的にフィルタリングするように構成された第1の空間フィルタと、
    を備えることを特徴とする走査プローブ。
  13. 請求項1において、
    前記スタイラス位置検出部は、前記第1の測定スポット経路内に配置され、前記第1の波長範囲内の前記光源光が前記第1の位置感知検出器に到達するのを阻止し、前記第2の波長範囲内の前記第1の測定光を通過させて前記第1の位置感知検出器に到達させることを許容するように構成された第1の光学フィルタをさらに備えることを特徴とする走査プローブ。
  14. 請求項1において、
    前記少なくとも1つのエミッタ部の前記エミッタ材料は、蛍光体材料、フォトルミネセント半導体のナノ粒子、ナノ結晶、量子ドット、又はナノロッドのうちの少なくとも1つを備えることを特徴とする走査プローブ。
  15. 請求項1において、
    前記光源構成体は、第1及び第2の光源を備え、
    前記少なくとも1つの光源光路は第1及び第2の光源光路を備え、
    前記第1の光源は、前記第1の光源光路に沿って前記第1の波長範囲を含む前記光源光を放射するように構成され、
    前記第2の光源は、第2の光源光路に沿って前記第1の波長範囲を含む前記光源光を放射するように構成され、
    前記第2の光源光路からの前記光源光に応答して、前記位置表示要素は、前記第1の位置感知検出器上の第2のスポット位置に第2の測定スポットを形成するように、第2の測定スポット経路に沿って第2の測定光として生成された前記励起光の第2の部分を出力するように更に構成され、前記第2のスポット位置が前記位置表示要素と前記スタイラス接続部の位置の対応する変化に応答して変化し、
    前記走査プローブは前記第1の位置感知検出器上の前記第1及び前記第2の測定スポットを多重化するために、前記第1及び前記第2の光源のタイミングを制御し、前記第1及び前記第2の測定スポットに対応する前記第1の位置感知検出器からの出力信号を分離するように、多重分離することを提供するように構成された多重化信号処理及び制御回路をさらに備えることを特徴とする走査プローブ。
  16. スタイラスが接続されている走査プローブから受信された位置信号に基づき前記スタイラスの接触部の3次元位置を決定するためのシステムであって、
    前記走査プローブは、
    フレームと、
    前記スタイラスに強固に接続されるように構成されたスタイラス接続部と、
    軸方向に沿った前記スタイラス接続部の軸方向運動と回転中心周りの前記スタイラス接続部の回転運動とを可能にするよう構成されたスタイラス移動機構と、
    を備える前記フレームに取り付けられたスタイラス懸架部と、
    前記フレームに対して固定され、前記第1の位置感知検出器の第1及び第2の感知軸方向に沿って第1の測定スポットの位置に応答する出力を供給するように構成された第1の光検出器を備える第1の位置感知検出器と、
    前記フレームに対して固定され、前記第2の位置感知検出器の少なくとも第1の感知軸方向に沿って第2の測定スポットの位置に応答する出力を供給するように構成された第2の光検出器を備える第2の位置感知検出器と、
    前記フレームに対して固定され、少なくとも1つの光源光路に沿って第1の波長範囲を含む光源光を放射するように構成された光源構成体と、
    前記スタイラス接続部に対して固定され、前記スタイラス接続部と共に移動し、前記光源構成体からの前記第1の波長範囲の光を入力し、エミッタ材料内で生成された前記第1の波長範囲に含まれない第2の波長範囲を含む励起光を出力することによって応答する前記エミッタ材料を備える少なくとも1つのエミッタ部を備える位置表示要素と、
    を備えるスタイラス位置検出部と、
    を備え、
    処理部において、
    前記少なくとも1つのエミッタ部は、その移動範囲内の前記スタイラス接続部の位置にかかわらず、前記少なくとも1つの光源光路に沿って前記光源光を入力するように構成され、
    前記位置表示要素は、
    第1のスポット位置が前記位置表示要素と前記スタイラス接続部の位置の対応する変化に応答して変化する、前記第1の位置感知検出器上の前記第1のスポット位置に前記第1の測定スポットを形成するように、第1の測定スポット経路に沿って第1の測定光として生成された前記励起光の第1の部分と、
    第2のスポット位置が前記位置表示要素と前記スタイラス接続部の位置の対応する変化に応答して変化し、前記第2の位置感知検出器上の前記第2のスポット位置に前記第2の測定スポットを形成するように、第2の測定スポット経路に沿って第2の測定光として生成された前記励起光の第2の部分と、
    を出力するように構成され、
    前記第1の位置感知検出器は、前記第1の位置感知検出器上の前記第1のスポット位置を示す位置表示信号の第1のセットを出力するように構成され、
    前記第2の位置感知検出器は、前記第2の位置感知検出器上の前記第2のスポット位置を示す位置表示信号の第2のセットを出力するように構成され、そして、
    前記処理部は、前記スタイラスの前記接触部の3次元位置を決定するように、前記第1の位置感知検出器からの位置表示信号の前記第1のセットと、前記第2の位置感知検出器からの位置表示信号の前記第2のセットと、を処理するように構成される
    ことを特徴とするシステム。
  17. 請求項16において、
    前記第1の光検出器は、4象限型光検出器であることを特徴とするシステム。
  18. 請求項17において、
    前記少なくとも1つのエミッタ部は、前記第1の測定スポット経路に沿って見たときに、ほぼ正方形形状に現れるように構成された第1のエミッタ部を備え、
    前記第1の測定スポット経路は、前記第1の光検出器上に前記第1のエミッタ部を結像させる第1の光学的構成体を通過することを特徴とするシステム。
  19. 請求項18において、
    前記第1の光学的構成体は、テレセントリックな結像構成体を備えることを特徴とするシステム。
  20. スタイラスが接続されている走査プローブから受信された位置信号に基づき前記スタイラスの接触部の3次元位置を決定する方法であって、
    前記走査プローブは、
    フレームと、
    前記接触部を有する前記スタイラスに強固に接続されるスタイラス接続部と、
    軸方向に沿った前記スタイラス接続部の軸方向運動と回転中心周りの前記スタイラス接続部の回転運動とを可能にするよう構成されたスタイラス移動機構と、
    を備える前記フレームに取り付けられたスタイラス懸架部と、
    前記フレームに対して固定され、自身の第1及び第2感知軸方向に沿って第1の測定スポットの位置に応答する出力を供給するように構成された第1の光検出器を備える第1の位置感知検出器と、
    前記フレームに対して固定され、自身の少なくとも第1の感知軸方向に沿って第2の測定スポットの位置に応答して出力を供給するように構成された第2の光検出器を備える第2の位置感知検出器と、
    前記フレームに対して固定され、少なくとも1つの光源光路に沿って第1の波長範囲を含む光源光を放射するように構成された光源構成体と、
    前記スタイラス接続部に対して固定され、前記スタイラス接続部と共に移動し、前記光源構成体からの前記第1の波長範囲の光を入力し、エミッタ材料内で生成された前記第1の波長範囲に含まれない第2の波長範囲を含む励起光を出力するによって応答する前記エミッタ材料を備える少なくとも1つのエミッタ部を備える位置表示要素と、
    を備えるスタイラス位置検出部と、
    を備え、
    前記少なくとも1つのエミッタ部は、その移動範囲内の前記スタイラス接続部の位置にかかわらず、前記少なくとも1つの光源光路に沿って前記光源光を入力するように構成され、
    前記位置表示要素は、
    第1のスポット位置が前記位置表示要素と前記スタイラス接続部の位置の対応する変化に応答して変化する、前記第1の位置感知検出器上の前記第1のスポット位置に前記第1の測定スポットを形成するように、第1の測定スポット経路に沿って第1の測定光として生成された前記励起光の第1の部分と、
    第2のスポット位置が前記位置表示要素と前記スタイラス接続部の位置の対応する変化に応答して変化する、前記第2の位置感知検出器上の前記第2のスポット位置に前記第2の測定スポットを形成するように、第2の測定スポット経路に沿って第2の測定光として生成された前記励起光の第2の部分と、
    を出力するように構成され、
    前記第1の位置感知検出器は、前記第1の位置感知検出器上の前記第1のスポット位置を示す位置表示信号の第1のセットを出力し、
    前記第2の位置感知検出器は、前記第2の位置感知検出器上の前記第2のスポット位置を示す位置表示信号の第2のセットを出力し、
    前記スタイラスの前記接触部が測定されるべきワークピースに接触するように前記走査プローブが位置決めされていると判断するステップと、
    前記第1の位置感知検出器からの位置表示信号の前記第1のセットと前記第2の位置感知検出器からの位置表示信号の前記第2のセットとを受信するステップと、
    前記スタイラスの前記接触部の3次元位置を決定するように、位置表示信号の前記第1のセット及び位置表示信号の前記第2のセットを処理するステップと、を含む
    ことを特徴とする方法。
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