JP2019001645A - シート搬送装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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洋 今成
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Abstract

【課題】 複数の搬送路にシートを搬送する場合に、シートの誤搬送が発生する虞があった。【解決手段】 駆動ローラ101と排紙コロ102によってシートSを排紙トレイ104に排出し、駆動ローラ101と反転コロ103によってシートSを反転路Bに搬送し、駆動ローラ111と搬送コロ112によってシートSを排紙トレイ114に排出する。フラッパ121は、第1の状態において、案内面121aによってシートSを搬送路Aからフラッパ105に向かって案内し、駆動ローラ101と反転コロ103によってスイッチバックされるシートSを案内面121bによって反転路Bに向かって案内する。また、第1の状態から回動した第2の状態において、フラッパ121は案内面121bによってシートSを搬送路Aから駆動ローラ111と搬送コロ112に向かって案内する。【選択図】 図2

Description

本発明は、シートを連続的に搬送するシート搬送装置、及びこのシート搬送装置を備える複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来技術として、特許文献1には、シートの排出を行う排出手段とシートの反転を行う反転手段のいずれかに、搬送されるシートを案内する案内部材としてのフラッパを設けたシート搬送装置の構成が開示されている。特許文献1の構成においては、排出手段又は反転手段に向かって搬送されるシートの搬送路の分岐点においてフラッパの一端側を固定し、他端側を自由に移動させることでそれぞれ異なるフラッパの面でシートの搬送を案内することが可能である。これにより、搬送されるシートは、フラッパの第1案内面に案内されることで排出手段から排紙トレイに排出され、第1案内面とは反対の面であるフラッパの第2案内面に案内されることで反転手段から反転路へと搬送される。
特開2015−98385号公報
図9(a)〜(b)は、シートSの排出方向に関して、排出手段と反転手段のいずれかにシートを案内するフラッパ505の上流側に、更に3つ目の搬送路Cにシートを案内するために特許文献1のフラッパと同様なフラッパ521を設けた構成の模式図である。このような構成においては、以下のような課題が発生する。
図9(a)に示すように、フラッパ505は、図示実線の位置又は図示点線の位置に移動することによって、図示実線矢印方向又は図時点線矢印方向に搬送するようにシートSを案内することが可能である。フラッパ521は、図9(a)の位置において、第1案内面521aを用いてシートSを搬送路Aから排紙トレイ504に向かう方向に案内する。また、フラッパ521は、第2案内面521bを用いて駆動ローラ501と反転ローラ503とによって反転路Bに搬送されるシートSを案内することが可能である。
しかしながら、図9(b)に示すように、フラッパ521を移動させてシートSを搬送路Aから搬送路Cに向かって搬送する場合、シートSをフラッパ521の第1案内面521aによって案内すると、シートSが図示矢印X方向に誤搬送されるおそれがある。
そこで、本発明は、複数の搬送路にシートを搬送する場合にシートの誤搬送を抑制することが可能な案内部材を備えるシート搬送装置又は画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、シートを収容する収容部と、前記収容部から給送されたシートが搬送される第1搬送路と、前記第1搬送路におけるシートの搬送方向に関して前記第1搬送路の下流側に設けられ、前記第1搬送路に搬送されたシートを反転させる反転手段と、前記反転手段によって反転されたシートを再び前記第1搬送路に搬送するための反転路と、を備えるシート搬送装置において、シートを前記シート搬送装置から排出するための排出手段と、前記第1搬送路から分岐し、前記収容部から給送されたシートを前記排出手段に向かって搬送するための第2搬送路と、前記第1搬送路と前記第2搬送路の分岐点に設けられ、前記反転手段、又は、前記排出手段に向かってシートを案内する第1案内部材と、を備え、前記第1案内部材は、第1の状態において、第1案内面によってシートを前記反転手段に向かって案内し、前記第1案内面と反対の第2案内面によってシートを前記反転手段から前記反転路に向かう方向に案内し、前記第1の状態から回動した第2の状態において、前記第2案内面によってシートを前記排出手段に向かって案内することを特徴とする。
本発明によれば、複数の搬送路にシートを搬送する場合にシートの誤搬送を抑制することが可能な案内部材を備えるシート搬送装置又は画像形成装置を提供することができる。
実施例1の画像形成装置の構成を説明する概略断面図である。 実施例1における、複数の搬送路へのシートの搬送を説明する模式図である。 実施例1における、第1案内部材を移動させる機構を説明する模式図である。 実施例2における、排紙反転部の構成を説明する模式図である。 実施例2の各案内部材の串歯構成を説明する模式図である。 実施例2における、第1の排紙反転部にシートを搬送する際の各案内部材の構成と動作を説明する模式図である。 実施例2における、第2の排紙反転部にシートを搬送する際の各案内部材の構成と動作を説明する模式図である。 変形例の画像形成装置の構成を説明する概略断面図である。 従来の案内部材を用いて複数の搬送路にシートを搬送する構成を説明する模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。なお、以下の実施例においては、本発明のシート搬送装置を備えるレーザービームプリンタを用いた例について説明する。ただし、以下の実施例に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
<画像形成装置の構成>
図1は、本実施例のシート搬送装置を備える画像形成装置1の構成を示す概略断面図である。図1に示すように、画像形成装置1は、画像形成部20、給送部30、レーザスキャナユニット40、定着部50、第1の排紙反転部100(反転手段)、第2の排紙反転部110(排出手段)、フラッパ121、(第1案内部材)を備える。
収容部としての給紙カセット31は、シート搬送方向に関して画像形成部20の上流側に着脱自在に設けられており、積層した状態で収容されたシートSを、給送ローラ32と分離ローラ33とによって画像形成部20に向けて給送する。画像形成が終了した後に画像形成装置1から排出されたシートSを積載する第1積載部としての排紙トレイ104は、シート搬送方向に関して第1の排紙反転部100の下流側に設けられる。
画像形成部20は、画像形成装置1の装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジ21と転写ローラ22とによって構成されており、プロセスカートリッジ21は、像担持体としての感光体ドラム23と、帯電ローラ24と、現像ローラ25と、を有する。帯電ローラ24により一様に帯電された感光体ドラム23に、画像情報に基づいてレーザスキャナユニット40から光を照射することにより、感光体ドラム23の表面上に静電潜像が形成される。この静電潜像を現像ローラ25に担持されたトナーによって現像することにより、感光体ドラム23の表面にトナー像が形成される。現像されたトナー像は、転写ローラ22によって、給紙カセット31から給送され、搬送路A(第1搬送路)に向かって搬送されたシートSに転写され、定着部50において加熱及び加圧されることでシートS上に定着される。その後、シートSは搬送路Aから第1の排紙反転部100に向かって搬送され、排紙トレイ104へと排出される。
なお、本実施例の画像形成装置1は、上部に画像読取部80と、シートSを整列させる整列機構やステイプル機構を有するシート処理部116と、シートSを積載する第2積載部としての排紙トレイ114と、が設けられている。搬送路Aから第2の排紙反転部110に向かってシートSを搬送することにより、搬送路C(第2搬送路)にシートSを搬送し、排紙ローラ123からシート処理部116にシートSを排出することや、排紙トレイ114にシートSを排出することが可能である。搬送路Cは搬送路Aから分岐されており、搬送路Aと搬送路Cとの分岐点にはフラッパ121が設けられている。
次に、本実施例におけるシートSの搬送について、図2(a)〜(d)を用いて説明する。図2(a)〜(d)は、第1の排紙反転部100と、第2の排紙反転部110と、フラッパ121の構成を拡大した模式図である。
図2(a)に示すように、第1の排紙反転部100は、駆動ローラ101(第1の回転体)と、排紙コロ102(第2の回転体)と、反転コロ103(第3の回転体)と、フラッパ105(第2案内部材)と、を有する。駆動ローラ101は不図示の駆動源からの駆動力を受けて回転し、排紙コロ102と反転コロ103は駆動ローラ101の回転に従動して回転する。また、排紙コロ102は駆動ローラ101と接触しており、反転コロ103は、駆動ローラ101の円周方向に関して排紙コロ102と異なる位置で駆動ローラ101と接触している。第2の排紙反転部110は、不図示の駆動源からの駆動力を受けて回転する駆動ローラ111と、駆動ローラ111の回転に従動して回転する搬送コロ112と、を有する。
フラッパ121は、バネ(不図示)で付勢されることで、図2(a)に示されるように、シートSを搬送路Aから第2の排紙反転部110に向かって搬送しない第1の状態で保持されている。言い換えると、第1の状態において、フラッパ121の少なくとも一部は、給紙カセット31から排紙トレイ114に向かってシートSを搬送する場合のシートSの搬送軌跡と交差する。
フラッパ105は、駆動ローラ101の回転方向に同期して待機位置が切り替わる。通常時において、駆動ローラ101は、駆動ローラ101と排紙コロ102とが当接する位置から排紙トレイ104にシートSを排出することが可能な方向(反時計回り)に回転する。この時、フラッパ105は図2(a)に示す第1の位置で保持されている。なお、本実施例においては、駆動ローラ101と排紙コロ102は、シートSを排紙トレイ104に排出するための排出手段(第2排出手段)である。
シートSを排紙トレイ104へ排出する場合、シートSはフラッパ121の案内面121a(第1案内面)によって搬送路AにおけるシートSの搬送方向に関してフラッパ121の下流側に設けられるフラッパ105に向かって案内される。その後、シートSはフラッパ105の案内面105a(第3案内面)に案内され、駆動ローラ101と排紙コロ102とが当接する位置から排紙トレイ104に排出される。
図2(b)に示すように、シートSの両面に画像形成を行い、排紙トレイ104へ排出する場合、シートSの先端がフラッパ121の案内面121aに沿って搬送される間に、駆動ローラ101の回転方向を反時計回りから、時計回りに切り替える。この時、駆動ローラ101の回転方向が切り替わるとともに、フラッパ105は、図2(b)に示される第2の位置に移動する。そして、シートSは、フラッパ105の案内面105b(第4案内面)に案内され、駆動ローラ101と反転コロ103が当接する位置から図示実線矢印方向に搬送される。その後、搬送路AにおけるシートSの搬送方向に関して、シートSの後端がフラッパ121の下流端を通過するタイミングで、図2(c)に示すように駆動ローラ101の回転方向を再度反時計回りに戻し、フラッパ105を第1の位置へと移動させる。
これにより、図2(c)に示すように、シートSは、フラッパ105の案内面105bと、フラッパ121の案内面121b(第2案内面)に案内され、駆動ローラ101と反転コロ103が当接する位置から反転路Bに向かって搬送される。そしてその後、反転路Bから再度画像形成部20に搬送された後に、図2(a)に示すように、駆動ローラ101と排紙コロ102が当接する位置から排紙トレイ104に排出される。
本実施例においては、第1の排紙反転部100(反転手段)として、反転コロ103、駆動ローラ101、排紙コロ102の3つの連なったローラを例に説明したが、これに限らない。駆動ローラと従動ローラとで構成される1対のローラを用いて、駆動ローラの回転方向を切り替えることによってシートSの反転と排出を行うような構成を用いても良い。また、駆動ローラと従動ローラとで構成される2対のローラによって、シートSの反転とシートSの排紙をそれぞれ行い、2対のローラの間に第2案内部材としてのフラッパを設けてシートSの搬送を案内する構成であっても良い。
次に、シートSを搬送路Cに向かって搬送する場合について、図2(d)を用いて説明する。第2の排紙反転部110は、排紙トレイ114に向かってシートSを排出するための搬送路Cに設けられる排出手段であり、駆動ローラ111と、搬送コロ112と、を有する。駆動ローラ111は、不図示の駆動源からの駆動力を受けて回転し、搬送コロ112は駆動ローラ111の回転に従動して回転する。搬送路Cに向かってシートSを搬送する場合、まず、フラッパ121を、図2(a)に示される第1の状態から図2(d)に示される第2の状態に回動させる。これにより、定着部50から搬送されてきたシートSは、フラッパ121の案内面121bに案内されることによって第2の排紙反転部110に向かって搬送された後に、排紙トレイ114に排出される。フラッパ121を回動させる構成については後に詳しく説明する。
なお、シートSの両面に画像形成を行ったのちに排紙トレイ114へ排出する場合に、第1の排紙反転部100でシートSの反転を行うのではなく第2の排紙反転部110でシートSの反転を行っても良い。その場合、搬送路Cに向かって搬送されるシートSの搬送方向に関して、シートSの後端がフラッパ121の下流端を通過した後にフラッパ121を第2の状態から第1の状態に回動させ、駆動ローラ111の回転方向を反時計回りに切り替える。これにより、シートSは駆動ローラ111と搬送コロ112によって反転路Bに向かって搬送され、再度画像形成部20において画像形成を行うことが可能である。
<フラッパ121の回動構成>
続いて、図3(a)〜(b)を用いてフラッパ121を第1の状態から第2の状態に回動させる機構を説明する。図3(a)は、第1の状態におけるフラッパ121と、フラッパ回動機構400を説明する模式図であり、図3(b)は、第2の状態におけるフラッパ121と、フラッパ回動機構400を説明する模式図である。
図3(a)〜(b)に示すように、フラッパ121は、第1の状態から第2の状態に回動する回動軸121c(第1回動軸)と、回動軸121cの両端を支持する支持部としてのガイドアーム121dと、を有する。回動軸121cの軸線方向と交差する方向に関して、フラッパ121の案内面121aと案内面121bの両端は自由端である。また、フラッパ121に案内されるシートSの搬送方向に関して、回動軸121cの上流側又は下流側の両方に案内面121aと案内面121bが形成されている。この構成により、フラッパ121は、案内面121aによって第1の排紙反転部100にシートSを案内し、案内面121bによって第2の排紙反転部110にシートSを案内することが可能である。
シートを排紙トレイ104に排出する際、フラッパ121と当接する切替部材としての切替リンク405は、図3(a)に示す第1の位置に保持されている。この時、フラッパ121は、バネ406によって図示矢印方向に付勢されている。また、切替リンク405は、第1の位置において切替カム407に隣接している。切替カム407は、同軸上に、欠歯ギア408と、係合部(不図示)を有しており、係合部がソレノイド409のアーム部409aと係合することにより、位置が保持されている。なお、本実施例において、フラッパ121を第1の状態から第2の状態に回動させるフラッパ回動機構400は、切替リンク405、バネ406、切替カム407、欠歯ギア408、ソレノイド409を有する。
フラッパ121を第1の状態から第2の状態に回動させる場合、フラッパ121と切替リンク405は、図3(b)に示す第2の位置に移動する。より詳しくは、ソレノイド409に通電を行うことで、アーム部409aと係合部(不図示)の係合を解除し、欠歯ギア408に駆動を伝達して切替カム407を回転させることで切替カム407を回転させる。この時、ソレノイド409のアーム部409aが図3(a)の状態で係合していた係合部とは異なる係合部(不図示)と係合することで、切替カム407は図3(b)に示す位置に到達した状態で回転が停止される。このとき、切替カム407が切替リンク405を付勢し、さらに、切替リンク405が、フラッパ121を付勢することにより、フラッパ121は第1の状態から第2の状態となる。
以上説明したように、本実施例のフラッパ121の構成によれば、案内面121aによってシートSを第1の排紙反転部100に搬送し、案内面121bによってシートSを第2の排紙反転部110に搬送する。これにより、複数の搬送路にシートSを搬送する場合においてシートSの誤搬送を抑制できる。
(実施例2)
実施例1では、第1の排紙反転部100において排出又は反転されるシートSをフラッパ105によって案内し、第1の排紙反転部100と第2の排紙反転部110に向かって搬送されるシートSをフラッパ121によって案内する構成について説明した。これに対し、図4〜図7に示すように、実施例2は、第2の排紙反転部210(排出手段)が搬送路C又は反転路DにシートSを搬送し、第2の排紙反転部210において排出又は反転されるシートSをフラッパ215によって案内する構成を有する。なお、以下の説明においては、実施例1と共通する構成及び動作に関しては同一の符号を付して説明を省略し、主に、実施例1と構成及び動作が異なる第2排紙反転部210、フラッパ205、フラッパ221、フラッパ215について説明する。
図4に示すように、第2排紙反転部210は、駆動ローラ211(第4の回転体)と、排紙コロ212(第5の回転体)と、反転コロ213(第6の回転体)と、フラッパ215(第3案内部材)と、を有する。駆動ローラ211は不図示の駆動源からの駆動力を受けて回転し、排紙コロ212と反転コロ213は駆動ローラ211の回転に従動して回転する。また、排紙コロ212は駆動ローラ211と接触しており、反転コロ213は、駆動ローラ211の円周方向に関して排紙コロ212と異なる位置で駆動ローラ211と接触している。フラッパ215によってシートSを搬送する動作はフラッパ205と同様である。
フラッパ215は、図示実線の位置において、案内面215aによってシートSを駆動ローラ211と排紙コロ212とが当接する位置に案内する。そして、駆動ローラ211と排紙コロ212とが当接する位置に案内されたシートSは、駆動ローラ211を図示矢印方向に回転させることにより搬送路Cに搬送される。また、フラッパ215は、図示点線の位置において、案内面215bによってシートSを駆動ローラ211と反転コロ213とが当接する位置に案内する。そして、駆動ローラ211と反転コロ213とが当接する位置に案内されたシートSは、駆動ローラ211を図示矢印方向とは反対方向に回転させることにより、図示点線矢印方向に搬送され、反転路Dに搬送される。
その後、図示点線矢印方向に関して、シートSの後端が駆動ローラ211と反転コロ213とによって搬送され終わる前に、駆動ローラ211の回転方向を図示矢印方向に切り替えるとともにフラッパ215の位置を図示点線位置から図示実線位置に移動させる。これにより、シートSは駆動ローラ211と反転コロ213によって反転路Bに向かって搬送される。なお、本実施例において、駆動ローラ211と反転コロ213は、シートSを反転するための反転手段(第2反転手段)である。第2の排紙反転部210においては、以上のようにしてシートSの搬送が行われる。なお、本実施例において、搬送路Aから第2の排紙反転部210に向かって搬送されるシートSは、実施例1と同様に、フラッパ221の案内面221bによって案内される。
以上説明したように、本実施例の構成においても、フラッパ221の案内面221aによって第1の排紙反転部にシートSを搬送し、案内面221bによって第2の排紙反転部にシートSを搬送することが可能であり、実施例1と同様の効果を得ることができる。
<フラッパの串歯構成>
次に、本実施例におけるフラッパ205、フラッパ215、フラッパ221の構成と動作について、図5〜図7を用いて説明する。図5(a)は、フラッパ205とフラッパ221が串歯構成であることを説明する模式図であり、図5(b)は、フラッパ215とフラッパ221が串歯構成であることを説明する模式図である。図6(a)〜(b)は、シートSを第1の排紙反転部200に搬送する場合の、フラッパ205の動作を説明する模式図であり、図7(a)〜(b)は、シートSを第2の排紙反転部に搬送する場合の、フラッパ205の動作を説明する模式図である。
図5(a)に示すように、搬送路Aから第1の排紙反転部200(図4中に図示)にシートSを搬送する際のシート搬送方向に関して、フラッパ205の上流側とフラッパ221の下流側は互いに交差する串歯の構成を有する。これにより、図6(a)に示すように、フラッパ205とフラッパ221との串歯部分をオーバーラップさせることが可能である。その結果、フラッパ205の動作時にフラッパ205とフラッパ221が接触することを抑制して、異音の発生や部品の消耗を抑制できる。また、串歯の構成によって、図6(a)の状態においてシートSの搬送路に空隙が生じないため、シートSの誤搬送やジャムを抑制することが可能である。
さらに、図5(b)に示すように、搬送路Aから第2の排紙反転部210(図4中に図示)にシートSを搬送する際のシート搬送方向に関して、フラッパ215の上流側とフラッパ221の下流側は互いに交差する串歯の構成を有する。これにより、図7(a)に示すように、フラッパ215とフラッパ221との串歯部分をオーバーラップさせることができ、フラッパ215の動作時に異音の発生や部品の消耗を抑制し、安定してシートSを搬送することができる。
本実施例においては、第1の排紙反転部と、第2の排紙反転部として3つの連なったローラの構成について説明したが、これに限らない。例えば、図8の変形例に示すように、第1の排紙反転部300、又は第2の排紙反転部310として、2つのローラ対によって排紙又は反転を行う構成でも良い。
101 駆動ローラ
102 排紙コロ
103 反転コロ
111 駆動ローラ
112 搬送コロ
121 フラッパ(第1案内部材)
A 搬送路
B 反転路
S シート

Claims (12)

  1. シートを収容する収容部と、前記収容部から給送されたシートが搬送される第1搬送路と、前記第1搬送路におけるシートの搬送方向に関して前記第1搬送路の下流側に設けられ、前記第1搬送路に搬送されたシートを反転させる反転手段と、前記反転手段によって反転されたシートを再び前記第1搬送路に搬送するための反転路と、を備えるシート搬送装置において、
    シートを前記シート搬送装置から排出するための排出手段と、前記第1搬送路から分岐し、前記収容部から給送されたシートを前記排出手段に向かって搬送するための第2搬送路と、前記第1搬送路と前記第2搬送路の分岐点に設けられ、前記反転手段、又は、前記排出手段に向かってシートを案内する第1案内部材と、を備え、
    前記第1案内部材は、第1の状態において、第1案内面によってシートを前記反転手段に向かって案内し、前記第1案内面と反対の第2案内面によってシートを前記反転手段から前記反転路に向かう方向に案内し、前記第1の状態から回動した第2の状態において、前記第2案内面によってシートを前記排出手段に向かって案内することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記第1案内部材は、第1の状態から第2の状態に回動する回動軸を有し、前記回動軸の軸線方向と交差する方向に関して、前記第1案内部材の両端は自由端であることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記第1案内部材は、前記第1搬送路におけるシートの搬送方向に関して、前記回動軸よりも上流側と下流側に前記第1案内面が形成されており、前記回動軸よりも上流側と下流側に前記第2案内面が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記収容部から前記排出手段に向かって搬送されるシートの搬送軌跡は、前記第1の状態における前記第1案内部材の一部と交差することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記収容部から前記反転手段に向かって搬送されるシートの搬送方向に関して前記反転手段の下流側に設けられシートを積載する積載部と、前記第1案内部材の前記第1案内面によって案内されたシートを前記第1搬送路から前記積載部に排出する第2排出手段と、前記第1搬送路に搬送されたシートを前記第2排出手段、又は、前記反転手段のいずれかに案内する第2案内部材と、を備え、前記第2案内部材は、シートを前記第2排出手段に案内する第3案内面と、シートを前記反転手段に案内する第4案内面と、を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記収容部から前記反転手段に向かって搬送されるシートの搬送方向に関して前記反転手段の下流側に設けられ、前記反転手段から排出されたシートを積載する積載部を備え、前記反転手段は、駆動力を受けて回転する第1の回転体と、前記第1の回転体に従動して回転する第2の回転体と、前記第1の回転体の円周方向に関して前記第2の回転体と異なる位置で前記第1の回転体と接触する第3の回転体と、を有し、前記第1の回転体と前記第2の回転体とによって前記積載部にシートを排出し、前記第1の回転体と前記第3の回転体によってシートを前記反転路に搬送することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  7. 前記第1搬送路に搬送されたシートを、前記第1の回転体と前記第2の回転体とが当接する位置、又は、前記第1の回転体と前記第3の回転体とが当接する位置のいずれかに案内する第2案内部材を備え、前記第2案内部材は、シートを前記第1の回転体と前記第2の回転体とが当接する位置に案内する第3案内面と、シートを前記第1の回転体と前記第3の回転体とが当接する位置に案内する第4案内面とを有することを特徴とする請求項6に記載のシート搬送装置。
  8. 前記収容部から前記反転手段に向かって搬送されるシートの搬送方向に関して、前記第1案内部材の下流側と前記第2案内部材の上流側は互いに交差する串歯の構成を有することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  9. 前記第1案内部材の前記第2案内面によって前記第2搬送路に案内されたシートを反転する第2反転手段と、シートを前記排出手段、又は、前記第2反転手段のいずれかに案内する第3案内部材と、を備え、前記第2反転手段によって反転されたシートは前記第3案内部材に案内されることにより前記第2搬送路から前記反転路に搬送されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  10. 前記排出手段は、駆動力を受けて回転する第4の回転体と、前記第4の回転体に従動して回転する第5の回転体と、前記第4の回転体の円周方向に関して前記第5の回転体と異なる位置で前記第4の回転体と接触する第6の回転体と、を有し、
    前記第1案内部材の前記第2案内面によって前記第2搬送路に案内されたシートを、前記第4の回転体と前記第5の回転体とが当接する位置、又は、前記第4の回転体と前記第6の回転体とが当接する位置のいずれかに案内する第3案内部材を備え、
    前記第4の回転体と前記第6の回転体によって、シートは前記第2搬送路から前記反転路に向かって搬送されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  11. 前記収容部から前記排出手段に向かってシートを搬送する搬送方向に関して、前記第1案内部材の下流側と前記第3案内部材の上流側は互いに交差する串歯の構成を有することを特徴とする請求項9又は10に記載のシート搬送装置。
  12. シートに画像を形成する画像形成部と、請求項1乃至11のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備え、前記第1搬送路は前記画像形成部において画像が形成されたシートを搬送することを特徴とする画像形成装置。
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