JP2019000970A - ロボット管理システム及びロボット管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンケート回答者の個人特定情報を保持することで、回答者が重複しない精度の高いアンケートをロボットにより実現する。【解決手段】ロボットがアンケート対象者の情報を認識し、アンケートを行う回答者情報認識部で受け付けた回答者から質問に対する回答を得たときに、回答者に係る個人特定情報である回答者情報を回答者情報記憶部に記憶する。そして、回答者に質問をする前に、回答者情報認識部で受け付けた回答者情報と、回答者情報記憶部に格納された回答者情報とを比較し、回答者情報認識部で受け付けた回答者情報が、回答者情報記憶部に記憶されている回答者情報の中に含まれている場合には、回答者情報認識部で受け付けた回答者情報を有する回答者への質問を中止するようにする。【選択図】図4

Description

本発明は、ロボット管理システム及びロボット管理方法に関する。
に関する。
従来、ロボットが自ら行った作業に対して、作業の終了後にロボットの利用者からアンケートを取る技術が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術は、利用者の命令に従って、「移動する」、「物を持ってくる」、「移動の介添えをする」、「メールを受信する」などの作業を行い、これらの作業に関して、利用者の記憶が新しいうちに、アンケートを行うロボットに関する技術である。
特開2003−340757号公報
しかしながら、多くのアンケート対象者に対してアンケートを実施する場合、つまりアンケート対象者が特定されていない複数人の場合には、既にアンケートに回答した人物に対して重複してアンケートを実施する場合が起こり得る。このため、無駄なアンケート結果を集計することになって、集計結果の精度が落ちるという問題が生じやすい。
なお、特許文献1に記載の技術は、ロボットに作業を依頼した利用者へのアンケートを実施するものであるから、アンケートの対象者が特定されているので、上述のような問題は起こりにくい。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、アンケート回答者の個人特定情報を保持することで、回答者が重複しない精度の高いアンケートが可能なロボット管理システム及びロボット管理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明のロボット管理システムは上記課題を解決する手段を複数含んでいる。その一例を挙げるならば、本発明は、ロボットを駆動して質問に対する回答を回答者から得るロボット管理システムであって、質問を格納する質問格納部と、質問を出力する質問出力部と、 回答者情報である回答者画像、回答者音声の少なくとも一方を受け付ける回答者情報認識部と、回答者情報認識部で受け付けた回答者から質問に対する回答を得たときに、回答者に係る個人特定情報である回答者情報を記憶する回答者情報記憶部とを備える。
また、本発明のロボット管理システムは、回答者に質問をする前に、回答者情報認識部で受け付けた回答者情報と、回答者情報記憶部に格納された回答者情報とを比較し、回答者情報認識部で受け付けた回答者情報が、回答者情報記憶部に記憶されている回答者情報の中に含まれている場合には、回答者情報認識部で受け付けた回答者情報を有する回答者への質問を中止する重複判定処理部を備える。
本発明によれば、同一の回答者に対して重複する無駄なアンケートを排除することができるので、精度の高いアンケート結果を取得することができる。
上述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施の形態例によるロボット管理システム全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態例に用いられるロボット、ロボット制御装置及びロボット監視センタのハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施の形態例によるロボットの構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態例によるロボット制御装置の構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態例によるロボット監視センタの構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態例によるロボットが行うアンケートの質問テーブルの例を示す図である。 本発明の実施の形態例によるロボットが行うアンケートに対する回答内容テーブルの例を示す図である。 本発明の実施の形態例によるロボットが行うアンケートの回答者情報テーブルの例を示す図である。 本発明の実施の形態例における建物B内のロボットの移動例を示す図である。 本発明の実施の形態例において、ロボットが立ち止まった対象者にアンケートを実施するときのフローチャートである。 本発明の実施の形態例において、ロボットがアンケートを実施する際の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態例において、ロボットがアンケートを実施した後にアンケートを収集する際の流れを示すフローチャートである。
[ロボット管理システムの全体構成]
図1は、本発明の実施形態例(以下、「本例」と称する)におけるロボット管理システム130の全体構成を示す図である。
図1に示すように、本例のロボット管理システム130は、アンケートを実施するロボット管理システムであり、ロボット100、ロボット制御装置110及びロボット監視センタ120によって構成される。
本例のロボット管理システム130では、建物B内に、アンケートを実施するロボット100と、ロボット100を制御するロボット制御装置110が配置される。ロボット100は、建物B内のアンケート対象者に向けて自律移動してアンケートを実施する自律移動型ロボットである。ロボット100が取得したデータは、ロボット制御装置110で収集され、ロボット制御装置110またはロボット監視センタ120に蓄積される。なお、ロボット100とロボット制御装置110は、Wi-Fi等の近距離無線通信により接続されている。
例えば、ロボット100は、後述するように、建物B内のフロアの決められた位置で待機しているが、アンケート対象者を発見すると、アンケート対象者の位置まで自律移動してアンケートを実施する。そして、アンケート対象者から回答を得ると、自律移動して元の待機位置まで戻る。このロボット100の動きは、ロボット制御装置110によって制御される。ここで、「アンケート対象者」とは、アンケートを実施する対象者を指し、アンケート実施に回答した対象者を「アンケート回答者」と呼ぶこととする。
ロボット制御装置110は、ロボット100にアンケートの指令を行う他に、インターネット等のネットワークNを介して、建物Bの外部に設置されたロボット監視センタ120との通信を行う。そして、ロボット100によって収集されたデータは、ロボット制御装置110に送られるとともに、ネットワークN経由でロボット監視センタ120に送られる。
また、ロボット監視センタ120は、通常複数の建物Bに設置されているロボット制御装置110との通信を行い、それぞれの建物Bのロボット100の稼働状態などを監視する。
[ロボット管理システムのハードウェア構成]
図2は、本例のロボット管理システムに用いられる、ロボット100、ロボット制御装置110及びロボット監視センタ120のハードウェア構成を示す図である。
図2Aは、ロボット100及びロボット制御装置110に共通するハードウェア構成を示し、図2Bは、ロボット監視センタ120のハードウェア構成を示している。
図2Aに示すように、ロボット100及びロボット制御装置110は、バス20に接続されたCPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、不揮発性ストレージ24を備える。また、外部との通信を行うための通信インターフェース25を備える。
図2Aに示す不揮発性ストレージ24は、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性のメモリであり、CPU21が動作するために必要なプログラムやデータ等が、半永久的に格納されている。図4で後述するように、特に、ロボット制御装置110では、この不揮発性ストレージ24に、主記憶装置111と外部記憶装置112の記憶領域が設けられる。
通信インターフェース25は、ロボット100の場合にはロボット制御装置110との通信に利用され、ロボット制御装置110の場合には、ロボット100及びネットワークN経由でのロボット監視センタ120との通信に利用される。通信インターフェース25としては、例えば、NIC(Network Interface Card)等が用いられる。
入力部26は、ロボット100の場合、後述する画像情報を得るカメラ、音声情報を得るマイク等であり、この入力部26からアンケート対象者の画像情報及びアンケート回答者からの音声情報が入力される。また、出力部27は、アンケート回答者に向けて質問を発話するスピーカあるいは文字等により質問を表示するディスプレイなどである。
他に、ロボット100の場合、入力部26には、後述するジャイロセンサや測域センサなどのセンサ類も含まれる。なお、図2Aでは点線で示しているが、ロボット制御装置110では、ロボット100に不可欠な入力部26及び出力部27は、必ずしも必要とはされない。
図2Bは、ロボット監視センタ120のハードウェア構成であり、バス30に接続されたCPU31、ROM32、RAM33は、図2Aに示すCPU21、ROM22、RAM23と同じなのでここでは説明を省略する。
ロボット監視センタ120の通信インターフェース35は、通信インターフェース25と同様にNIC等が用いられ、ネットワークNを介してロボット制御装置110との通信を行う。
CPU31は、ロボット監視センタ120の各部の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROM32から読み出して実行する。RAM33には、ロボット監視センタ120内で行われる演算処理の途中で発生した変数等が一時的に書き込まれる。CPU31がROM32に記録されているプログラムコードを実行することにより、後述するロボット監視センタ120内の各種機能が実現される。
不揮発性ストレージ34は、SSD等のメモリで構成され、図5で後述する主記憶装置121及び外部記憶装置122に対応する記憶領域を含む。ROM32と不揮発性ストレージ34には、CPU21が動作するために必要なプログラムやデータ等が、半永久的に格納されている。
[ロボット100の構成]
図3は、ロボット100のソフトウェア機能を含む機能ブロック図である。
図3に示すように、ロボット100は、CPU104を備え、CPU104の制御下で各処理が実行されるコンピュータ装置と、そのコンピュータ装置に接続された周辺機器で構成される。
ロボット100は、主記憶装置101、入出力装置102及び通信インターフェース103を備える。
主記憶装置101は、CPU104からの指令に基づいて動作する駆動制御部101a、対話制御部101b及び入出力部101cを備える。
駆動制御部101aは、ロボット100を自律移動させる駆動制御を行う。例えば、駆動制御部101aは、ロボット100が移動する際に、カメラ102aが撮影した画像や、測域センサ102dが検出した自分の位置から周囲状況を判断して、障害物などを避ける動作を行う。また、駆動制御部101aは、ジャイロセンサ102cを用いてロボット100の機体の傾きを検知し、ロボット100が倒れずに自律歩行ができるようにする。
対話制御部101bは、後述するマイク102bとスピーカ102eを用いて音声によってアンケート対象者との対話を制御する。例えば、対話制御部101bは、アンケート調査に必要となる質問等の音声情報をスピーカ102eから出力し、マイク102bを通してアンケート回答者からの音声による回答情報を得る。ここで、音声によるアンケートの質問と回答はあくまでも一例を示したものであり、代替の手段としてディスプレイ上に質問を表示し、タッチパネルのタッチにより回答を得ることもできる。
入出力部101cは、ロボット制御装置110の入力データ処理部111a及び出力データ処理部111cとの間で、データの入出力動作を実行する。すなわち、入出力部101cは、ロボット制御装置110からの指示をロボット100の入出力装置102に伝える他、入出力装置102で収集したデータをロボット制御装置110に出力する。
入出力装置102は、カメラ102a、マイク102b、ジャイロセンサ102c、測域センサ102d、スピーカ102e及び駆動機構102fを備える。
通信インターフェース103は、図1に示すように、ロボット制御装置110の通信インターフェース113とWi-Fi等で接続されている。この通信インターフェース103を経由して、ロボット100収集した各種データが、ロボット制御装置110に送られることになる。
入出力装置102のカメラ102aは、静止しているアンケート対象者を撮影し、アンケート対象者の顔などの情報を取得する。マイク102bは、アンケート回答者からの音声情報を取得する。カメラ102aで取得された画像情報及びマイク102bで取得された音声情報の各種データは、ロボット100の入出力部101cを経由してロボット制御装置110に供給される。
ジャイロセンサ102cは、ロボット100に加わる角加速度を検出して、ロボット100の傾き等を検出し、検出データを入出力部101c経由でロボット制御装置110に供給する。
測域センサ102dは、ロボット100の位置を特定するためのセンサであり、併せてロボット100の周囲環境を検知する。この測域センサ102dにより、ロボット100の位置及び障害物等を含む周囲の空間形状が計測され、計測されたデータは入出力部101c経由でロボット制御装置110に送られる。
スピーカ102eは、対話制御部101bで生成された、アンケート調査に必要な質問等の対話用の音声をアンケート回答者に対して出力する。
駆動機構102fは、駆動制御部101aからの指示に基づいて、ロボット100を移動させる。駆動機構102fは、少なくとも車輪を駆動させるモータを備える。あるいは、ロボット100が人型ロボットである場合には、歩行による移動を行うため、足に相当する部材を駆動するアクチュエータを備える。
なお、通信インターフェース103は、ロボット制御装置110の通信インターフェース113と近距離での無線通信を実行する。
ロボット100は、移動中にカメラ102aまたは測域センサ102dにより、障害物が検知された場合には、駆動制御部101aによって自立的な移動を停止するように制御される。
また、駆動制御部101aは、ロボット100が移動する際に、カメラ102aが撮影した画像や、測域センサ102dが検出した周囲状況を判断して、障害物などを避ける動作を行う。本例の場合には、ロボット100が移動できる移動可能範囲は、予め決められた範囲(後述する図9の例での通路400内など)に制限される。つまり、駆動制御部101aが判断する現在位置は、その移動可能範囲内での位置に留まる。
[ロボット制御装置の構成]
図4は、ロボット制御装置110のソフトウェア機能を含む機能ブロック図である。ロボット制御装置110は、CPU114の制御下で各処理が実行されるコンピュータ装置で構成される。
CPU114は、主記憶装置111、外部記憶装置112及び通信インターフェース113と接続されている。
主記憶装置111は、CPU114の指令に基づいて動作する入力データ処理部111a、アンケート実施処理部111b、出力データ処理部111c、移動指示部111d、エリア情報登録部111e、立ち止まり検出部111f、回答者情報認識部111g及び重複判定処理部111hを備える。
また、ロボット制御装置110は、外部記憶装置112を備え、この外部記憶装置112は、回答者情報記憶部112aを備える。
さらに、ロボット制御装置110は、ロボット100及びネットワークNと相互に通信可能な通信インターフェース113を有する。通信インターフェース113は、ロボット100との無線通信を行う他、インターネットなどのネットワークNを経由して、ロボット監視センタ120との通信を行う。
入力データ処理部111aは、通信インターフェース113を介してロボット100から受信した入力データを処理する。
アンケート実施処理部111bは、ロボット100にアンケート回答者に対して予め決められた質問をさせ、アンケート回答者から回答を得るように、ロボット100の対話制御部101bに対して指令する。
出力データ処理部111cは、ロボット100が収集したアンケートに関するデータの出力処理を行い、通信インターフェース113経由で、ロボット監視センタ120に送信する。
移動指示部111dは、ロボット100をアンケート対象者がいるところまで、誘導するためのルートや、アンケートの実施が終了したときに元の位置(待機位置)に戻るルートなど、ロボット100を移動させるルートを指示する。
なお、アンケート実施処理部111bの処理内容の詳細は、図9以降のフローチャートを用いて後述する。
エリア情報登録部111eは、ロボット100が自律歩行する範囲(エリア)を登録する。具体的には、図9で後述する斜線部400をロボット100の稼働可能なエリアとして登録する。
立ち止まり検出部111fは、ロボット100のカメラ102aの映像から、アンケート対象者が立ち止まっているか否かを判定する。そして、立ち止まっている人がいれば、ロボット100を立ち止まっているアンケート対象者に近づけ、アンケートに対する回答を求めるようにロボット100を制御する。
ここでロボット100は、早足で歩いている人や通りがかりの人に質問をするようなことはしない。あくまでも近づいたロボット100に関心を示した人、つまりロボットの側に顔を向けたアンケート対象者にアンケートに関する質問を投げかけるようにする。
回答者情報認識部111gは、ロボット100のカメラ102aの映像を画像処理し、アンケート対象者の個人特定情報を認識する。
外部記憶装置112が備える回答者情報記憶部112aには、既にアンケートに回答した回答した回答者に関する情報(いわゆる回答者情報)が記憶されている
重複判定処理部111hは、回答者情報認識部111gで認識したアンケート対象者、つまりアンケート回答者の候補と、外部記憶装置112の回答者情報記憶部112aに記憶されている既アンケート回答者の回答者情報とを照合し、両者が一致しているか否かを判定する。
ここで、回答者情報認識部111gにおける個人特定情報の認識方法について補足しておく。上述したように、個人特定情報の認識方法は、ロボット100のカメラ102aの映像を画像処理して行われるが、この画像処理では、人物の顔認識パターンや体形(骨格)、あるいはその服装から個人を特定することができる。また、マイク102bからの音声を音声分析して、人物の声紋から個人を特定することもできる。
なお、重複判定処理部111hが一致していると判定する際の一致度は、あくまでも重複するアンケートを排除するためのものなので、必ずしも100%一致することまで求めない。回答者候補の目、口、鼻の位置情報などが概ね一致していれば十分である。これにより、外部記憶装置112の回答者情報記憶部112aへ記憶する情報量を極力減らすことができる。そして、重複判定処理部111hは、両者の回答者情報が一致していると判定した場合には、重複するアンケート調査を行わないようにロボット100に指示する。
[ロボット監視センタの構成]
図5は、ロボット監視センタ120のソフトウェア機能を含む機能ブロック図である。ロボット監視センタ120は、CPU124の制御下で各処理が実行されるコンピュータ装置から構成される。CPU124は、主記憶装置121、外部記憶装置122及び通信インターフェース123の制御を司る。通信インターフェース123は、ネットワークNを介してロボット制御装置110との通信を行う。
主記憶装置121は、質問格納部121a、質問出力部121b及びアンケート収集集処理部121cを備える。外部記憶装置122は、回答記憶部122aを備える。
質問格納部121aには、事前に作成したアンケートに関する質問項目が格納される。この質問項目は、後述する図6の質問テーブルF1に相当するものである。
質問出力部121bは、質問格納部121aに予め格納されたアンケートに関する質問項目をロボット制御装置110に供給する。
ロボット制御装置110は、ロボット監視センタ120から得た質問項目をロボット100に送り、ロボット100のスピーカ102eから音声によりアンケート回答者に向けて発話させる。
アンケート収集処理部121cは、例えばロボット100がマイク102bを用いて収集したアンケート回答者からの音声による回答結果を収集して、テキストデータに加工する。なお、アンケート収集処理部121cの詳細は、図12のフローチャートを用いて説明される。アンケート収集処理部121cで収集され、テキスト化されたデータは、外部記憶装置122の回答記憶部122aに記憶される。すなわち、回答記憶部122aには、質問格納部121aに格納されている質問項目に対するアンケート回答者の回答が記憶される。
なお、ここでは、マイク102bを用いて音声情報として収集する例を示したが、不図示のディスプレイに質問項目に対する複数の回答候補を表示し、タッチパネル方式でアンケート回答者に回答してもらうこともできる。
以上の説明では、ロボット100、ロボット制御装置110及びロボット監視センタ120のそれぞれに、図3〜図5のブロック図に示した機能を分担させて、本例のロボット管理システム130を実現している。しかしながら、これらロボット100,ロボット制御装置110及びロボット監視センタ120が担う機能は、必ずしも固定されるものではない。特に、ロボット制御装置110が持つ機能の一部をロボット監視センタ120またはロボット100に持たせることも可能である。
但し、ロボット100は単体として構成されるため、余り多くの機能を含めたくないというシステム運用者の要望にも配慮する必要がある。
[各種テーブルのデータ構造]
図6は、ロボット監視センタ120の質問格納部121aに、事前に登録しておく質問テーブルF1のデータ構造を示したものである。図6に示すように、質問テーブルF1は、質問番号フィールド(質問No)F1aと質問内容フィールドF1bを有する。質問番号フィールドF1aには、質問番号1〜N(質問1〜質問N)まで、N個の質問番号が登録される。そして、質問内容フィールドF1bには、質問1〜質問Nに対応した質問内容が登録される。例えば、質問1に対しては、「この店舗(施設)にどれくらいの頻度で来店しますか?」といった質問内容が登録され、質問Nとしては「店舗(施設)について、総合的にどれくらい満足していますか?」といった質問内容が登録される。もちろん、質問1〜質問Nの質問内容は、利用者が任意に決めることができるものである。
図7は、収集したアンケートの回答が記憶される回答内容テーブルF2の例であり、ロボット監視センタ120の外部記憶装置122の回答記憶部122aに記憶されるものである。
図7に示すように、回答内容テーブルF2は、回答者番号フィールドF2aと、回答日時フィールドF2bと、回答1〜回答Nまでの複数の回答を登録するための回答フィールドF2cを備える。回答者番号フィールドF2aは、アンケートに回答した対象者の番号が登録される。回答者名や回答者の属性などは登録されない。アンケート回答者の数kは、任意に決めることができるものであるが、例えば数日続くあるイベントの参加者へのアンケートでは、アンケート回答者の最大値を3000人に設定することも可能である。その場合には、kは3000以下の数ということになる。
回答日時フィールF2bには、アンケートを行った日時が分単位で登録される。例えば、「201X.04.01 10:15」は、201X年4月1日10時15分にアンケートの回答を得たという事実を示している。回答フィールドF2cには、図6の質問番号フィールドF1aの質問1〜質問Nに対する回答1〜回答Nが記憶される。
例えば、質問1の「この店舗(施設)にどれくらいの頻度で来店しますか?」という質問に対しては、回答者1の回答1は「月1回」であり、回答者kの回答1は「月2回」となっている。また、質問Nの「店舗(施設)について、総合的にどれくらい満足していますか?」という質問に対しては、回答者1は回答Nで「まあまあ満足している」と回答し、回答者kは回答Nで「大変満足している」と回答している。ここで、全ての回答者1〜kが質問1から質問Nの全てに回答する訳ではないので、回答1から回答Nの中には未回答な空欄が含まれる場合もある。
図8は、ロボット制御装置110が備える外部記憶装置112の回答者情報記憶部112aに記憶される回答者情報テーブルF3の例である。この回答者情報テーブルF3は、回答者フィールドF3aと回答者情報フィールドF3bを備える。
回答者フィールドF3aは、図7の回答者フィールドF2aと同じものであり、アンケートに回答したアンケート回答者が順番に記憶されるだけである。順番に記憶されるといっても、アンケート回答者の名前や属性などが記載される訳ではない。単に何人の回答者がアンケートに答えたかを示す番号だけが記憶されると考えればよい。
一方、回答者情報フィールドF3bには、既に述べたように、アンケートの重複を排除するための回答者情報が記憶される。すなわち、回答者情報フィールドF3bには、回答者1〜kがどのような個人的な特性を持つかが記憶される。例えば、回答者情報フィールドF3bに、アンケート回答者の顔認識パターンや体形(骨格)、あるいはその服装などの他、回答者に関する性別や大まかな年齢等を記憶してもよい。なお、図12で後述するが、図8に示す回答者情報テーブルF3は、アンケート期間が終了した後、あるいはアンケート回答者が目標人数に達した場合には、削除され、廃棄されるものである。
[ロボットの移動例と動作説明]
図9は、建物B内でのロボット100による移動状態の一例を示す図である。
図9に示すように、建物Bには、ロボット100が建物B内を一周する通路400(図9の斜線部)が設定されている。この通路400は、上述したようにロボット制御装置110のエリア情報登録部111eにより設定され、登録されるものである。ロボット100は、この通路400内を周回または往復移動するように、ロボット制御装置110により制御される。
図9の例では、通路の左下がロボット100の待機位置403、左上がアンケート対象者の位置401として示している。ロボット制御装置110の移動指示部111dは、ロボット100を待機位置403からアンケート対象者の位置401まで移動させる移動ルート402を設定する。移動指示部111dで設定された移動ルート402は、ロボット制御装置110の通信インターフェース113を経て、ロボット100に伝送される。ロボット100の駆動制御部101aは、この移動指示部111dで設定された移動ルート402に沿って、ロボット100をアンケート対象者の位置401まで移動させる。このロボット100の移動は、ロボット100の駆動機構102fにより行われる。
[立ち止まり検出処理に関するフローチャートの説明]
図10は、ロボット100の立ち止まり検出処理を示すフローチャートである。まず、ロボット100の入出力装置102のカメラ102aからの映像を画像処理することで、ロボット制御装置110のエリア情報登録部111eに登録されたエリア内で、立ち止まっている人物を検出する(ステップS10)。
次に、ロボット100は、駆動機構102fによりアンケート対象者401の近くまで移動する(ステップS11)。このロボット100の移動は、ロボット100の現在位置からアンケート対象者の位置までの移動を意味するが、ロボット100は、図9の待機場所403からルート402を通ってアンケート対象者のいる場所401へ移動することもある。
そして、ロボット制御装置110の立ち止まり検出部111fは、ロボット100のカメラ102aの映像を処理して、ロボット100が向かった場所からアンケート対象者が移動していないか否かを判定する(ステップS12)。アンケート対象者が移動していない場合、つまり立ち止まり状態が継続している場合には(ステップS12のYES)、アンケートを実施する(ステップS13)。
続いて、アンケートを実施したロボット100は、駆動制御部101aにより、エリア情報登録部111eに登録されたエリア情報に基づいて、ロボット100の現在位置から待機場所403へ戻る(ステップS14)。また、ステップS12で、アンケート対象者が移動してしまったと判定された場合には(ステップS12のNO)、ロボット100は、アンケートを実施することなく、待機場所403へ戻る。
[アンケート実施に関するフローチャートの説明]
図11は、ロボット100によるアンケート実施処理について説明するためのフローチャートである。まず、ロボット制御装置110は、出力データ処理部111cにおいて、ロボット100が質問する内容を音声合成する(ステップS20)。すなわち、質問1であれば、「この店舗(施設)にどれくらいの頻度で来店しますか?」という音声を合成する。次に、ロボット100は、ロボット制御装置110の出力データ処理部111cの指令を受けて、スピーカ102eから同文の音声を発話する(ステップS21)。
そして、アンケート回答者がロボット100の質問に対して回答した場合には、ロボット100は、マイク102bを用いてアンケート回答者の音声を収集する(ステップS22)。
次に、ロボット100はアンケート回答者から収集した音声データをロボット制御装置110に送り、ロボット制御装置110は、入力データ処理部111aにおいて、ロボット100で収集したアンケートの回答である音声データを、ロボット監視センタ120に送る。ロボット監視センタ120に送られたアンケートの回答データ(音声データ)は、ロボット監視センタ120のアンケート収集処理部121cにおいて、テキストデータに変換され、外部記憶装置122の回答記憶部122aに格納される。
すなわち、回答記憶部122aに設けられる回答内容テーブルF2(図6参照)にアンケート回答者の番号(回答者1〜k)と、回答者1〜kが回答した回答日時、及び回答内容が記憶される(ステップS23)。
ここで、図7に示す回答内容テーブルF2には、ロボット100のマイク102bで収集した音声情報をテキストデータに変換した回答情報が記憶されるとしているが、例えば、回答1として「月に一度来ています。」というような音声情報のまま記憶させることも可能である。
最後に、ロボット制御装置110は、図6に示す質問テーブルF1の質問1〜質問Nまですべて実施済みであるかを判定する(ステップS24)。そして、未実施の質問が残っている場合(ステップS24のNO)は、ステップS20へ戻る。ステップS24で質問1〜質問Nまでのすべて質問が終了したと判定された場合(ステップS24のYES)には、アンケート調査を終了する。
図12は、ロボット制御装置110及びロボット監視センタ120が連携して行うアンケート収集処理を示すフローチャートである。
まず、ロボット監視センタ120は、事前に作成した図6に示す質問テーブルF1を主記憶装置121の質問格納部121aに登録する(ステップS30)。次に、ロボット監視センタ120は、イベント期間が終わってアンケートを実施する期間が終了したか否か、あるいはアンケートを実施した回答者数が目標数に達したか否かを判定する(ステップS31)。
アンケート期間が終了した場合、あるいはアンケート期間が未終了であってもアンケート回答者数が目標人数に達した場合には(ステップS31のYES)、ロボット監視センタ120は、アンケート結果を集計する(ステップS38)。そして、アンケート集計後には、図8に示す回答者情報テーブルF3に記憶した回答者情報を速やかに削除する(ステップS39).
ステップS31で、アンケート期間が未終了であり、かつアンケートの回答者数が目標人数に達していない場合(ステップS31のNO)には、ロボット制御装置110は、回答者情報認識部111gにてカメラ102aの映像の画像処理を行い、アンケート対象者の顔パターン等の回答者情報を認識する(ステップS32)。
次に、ロボット制御装置110は、重複判定処理部111hで、ステップS32で認識したアンケート対象者の顔パターン等の回答者情報と、外部記憶装置112の回答者情報記憶部112aに格納されている回答者情報を比較する。そして、ステップS32で認識したアンケート対象者の回答者情報が回答者情報記憶部112aに保存されている、既にアンケートに回答したアンケート回答者の回答者情報であるか否かを判定する(ステップS33)。
ステップS32で認識した回答者情報が、既に回答者情報記憶部112aに格納されているアンケート回答者の回答者情報と一致する場合(ステップS33のYES)には、ロボット制御装置110の重複判定処理部111hは、このアンケート対象者に対するアンケートは、重複するアンケートであると判断する。そして、アンケートは実施されることなく、ステップS31に戻る。
ステップS32で認識されたアンケート対象者の回答者情報が回答者情報記憶部112aに格納されていないと判定された場合(ステップS33のNO)には、ロボット制御装置110は、立ち止まり検出処理部111fによりアンケート対象者が立ち止まっていることを検出する(ステップS34)。
そして、ロボット制御装置110は、ロボット100をアンケート対象者へ接近させ、ロボット100は、アンケート対象者に対して対話によりアンケートを実施する(ステップS35)。
次に、ロボット監視センタ120は、アンケート収集処理部121cにより、ロボット100が実施したアンケート結果を、外部記憶装置122の回答記憶部122aの回答内容テーブルF2に保存する(ステップS36)。そして、アンケート回答者に関する回答者情報を、ロボット制御装置110の外部記憶装置112の回答者情報記憶部112aに追加して保存し(ステップS37)、ステップS31へ戻る。
なお、ロボット制御装置110の外部記憶装置112の回答者情報記憶部112aには、例えば3000人といった極めて多くの回答者情報が記憶される場合がある。回答者情報は、アンケート期間中保持することにより、アンケート回答者の重複を避ける点で重要な意味を持つが、回答者情報の記憶領域が大きくなりすぎてしまうこともある。そこで、このような場合には、アンケート期間の中の1日あるいは数時間といった予め定められた期間が経過した段階で、回答者情報を削除するようにしてもよい。1日あるいは数時間後に回答者情報を削除した場合でも、アンケート回答者の重複を排除するという目的は実質的に達成できると考えられるからである。
以上説明したように、本発明の実施形態例によれば、アンケート未実施の回答者のみからアンケートを集計し、重複する人物に対するアンケートを実施することがないため、無駄なアンケートを排除することができ、その結果、精度の高いアンケート結果を取得することが可能となる。例えば、アンケート対象者に景品やポイントを与えるような場合であっても、意識的に数回のアンケートに望むなどの悪意のアンケート対象者を排除することができる。
上述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現することもできる。また、上記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
なお、本発明は、明細書または図面に開示した実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した内容を逸脱しない限りにおいて、他の応用例及び変形例を含むことは勿論である。
100…ロボット、
101…主記憶装置、101a…駆動制御部、101b…対話制御部、101c…入出力部、102…入出力装置、102a…カメラ、102b…マイク、102c…ジャイロセンサ、102d…測域センサ、102e…スピーカ、102f…駆動機構、103…通信インターフェース、104…CPU
110…ロボット制御装置、
111…主記憶装置、111a…入力データ処理部、111b…アンケート実施処理部、111c…出力データ処理部、111d…移動指示部、111e…エリア情報登録部、111f…立ち止まり検出処理部、111g…回答者情報認識部、111h…重複判定処理部、112…外部記憶装置、112a…回答者情報記憶部、113…通信インターフェース、114…CPU
120…ロボット監視センタ、
121…主記憶装置、121a…質問格納部、121b…質問出力部、121c…アンケート収集処理部、122…外部記憶装置、122a…回答記憶部、123・・・通信インターフェース、124…CPU
130・・・ロボット管理システム

Claims (7)

  1. ロボットを駆動して質問に対する回答を回答者から得るロボット管理システムであって、
    質問を格納する質問格納部と、
    質問を出力する質問出力部と、
    回答者情報である回答者画像、回答者音声の少なくとも一方を受け付ける回答者情報認識部と、
    前記回答者情報認識部で受け付けた回答者から質問に対する回答を得たときに、前記回答者に係る個人特定情報である回答者情報を記憶する回答者情報記憶部と、
    回答者に質問をする前に、前記回答者情報認識部で受け付けた回答者情報と、前記回答者情報記憶部に格納された回答者情報とを比較し、
    前記回答者情報認識部で受け付けた回答者情報が、前記回答者情報記憶部に記憶されている回答者情報の中に含まれている場合には、前記回答者情報認識部で受け付けた回答者情報を有する回答者への質問を中止する重複判定処理部を備える、
    ロボット管理システム。
  2. 前記回答者情報認識部で受け付けた前記回答者情報が、前記回答者情報記憶部に記憶されている回答者情報の中に存在しないとき、
    前記質問出力部は、前記ロボットに対して前記質問格納部に格納された質問を出力する、
    請求項1に記載のロボット管理システム。
  3. 前記ロボットは、ロボット制御装置とともに建物内に配置され、建物内に来館する人物に対してアンケートを実施するアンケートロボットであり、
    前記質問格納部、前記質問出力部はロボット監視センタ内に設けられ、
    前記回答者情報認識部、前記回答者情報記憶部及び前記重複判定処理部は、前記ロボット監視センタとネットワークを介して接続される、ロボット制御装置内に設けられる、
    請求項1または2に記載のロボット管理システム。
  4. 前記ロボットは、ロボット制御装置とともに建物内に配置され、建物内に来館する人物に対してアンケートを実施するアンケートロボットであり、
    前記回答者情報記憶部に記憶される回答者情報は、アンケート期間終了後またはアンケート回答者が目標人数に達した後は、削除されるものである、
    請求項1または2に記載のロボット管理システム。
  5. 前記ロボット制御装置は、前記建物内における前記ロボットが動くことのできる範囲を定めるエリア情報登録部を、さらに備え、
    前記ロボット監視センタは、前記ロボットが質問するアンケート回答者からの回答を収集して処理するアンケート収集処理部を、さらに備える、
    請求項3に記載のロボット管理システム。
  6. 前記ロボット制御装置は、立ち止まり検出部を、さらに備え、
    前記立ち止まり検出部は、
    前記ロボットの備えるカメラにより撮影した映像を処理して、建物内で止まっている人物をアンケート対象者として特定し、
    前記ロボットは、前記立ち止まり検出部で検出されたアンケート対象者に対してアンケートを実施する、
    請求項3に記載のロボット管理システム。
  7. ロボットを駆動して質問に対する回答を回答者から得るロボット管理方法であって、
    回答者への質問を質問格納部に格納するステップと、
    前記質問格納部に格納された質問を質問出力部から出力して前記ロボットに提供するステップと、
    前記質問の回答者となる回答者情報である回答者画像、回答者音声の少なくとも一方を、回答者情報認識部で受け付けるステップと、
    前記回答者情報認識部で受け付けた前記回答者から前記質問に対する回答を得たときに、前記回答者に係る個人特定情報である回答者情報を回答者情報記憶部に記憶するステップと、
    前記回答者に質問をする前に、前記回答者情報認識部で受け付けた回答者情報と、前記回答者情報記憶部に格納された回答者情報とを比較して照合するステップと、
    前記回答者情報認識部で受け付けた回答者情報が、前記回答者情報記憶部に記憶されている回答者情報の中に含まれている場合には、重複判定処理部により、前記回答者情報認識部で受け付けた回答者情報を有する回答者への質問を中止するステップと、
    を含むロボット管理方法。
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