JP2019000923A - 多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法 - Google Patents

多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法 Download PDF

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【課題】ロボットの機構モデルのパラメータを容易に推定可能とする。【解決手段】機構モデルパラメータ推定方法は、計測工程と、推定工程と、を含む。計測工程では、多関節ロボットの先端の部位である第1部位と、前記第1部位と異なる第2部位と、を含む複数の部位の3次元位置を検出可能な計測装置を用いて、当該多関節ロボットに指令値を与えた状態での前記複数の部位のそれぞれの位置を計測する。推定工程では、前記計測工程により得られた計測値と前記指令値とに基づいて、当該多関節ロボットの機構モデルのパラメータを推定する。【選択図】図1

Description

本発明は、多関節ロボットを表現する機構モデルのパラメータを推定する方法に関する。
一般的に、工場等の施設においてロボットを動作させるには、目的を実現するためのロボットの動作を記述したプログラムを事前に作成する必要がある。この作業は、ティーチングと呼ばれている。ティーチングとして良く知られている方法は、ペンダントと呼ばれる操作装置を人間が操作してロボットを実際に動かし、その動作を、再生可能なプログラムとして記録させるものである。
ロボットが行う作業は複雑化しており、それに応じてティーチングの手間及び時間が増大している。現場に設置されているロボットを用いて(オンラインで)ティーチングを行う場合、その間、工場等の稼動が停止してしまう。そこで、経済的な損失を回避するために、コンピュータにおいて構築される仮想空間においてロボット、周辺装置及びワークの3次元モデルを配置し、仮想のロボットを操作してティーチングを行うことが提案されている(オフラインティーチング)。
オフラインティーチングにおいて、ロボットの3次元モデルは、実際のロボットの設計データに基づいて作成される。しかし、ロボットアームの機械製作誤差や撓み等があるため、オフラインティーチングに用いられる理想的な3次元モデルと、実際のロボットと、の間に不一致が生じることが避けられない。
この点に関し、特許文献1は、ロボットのエンドエフェクタに、ワークのエッジの実測定位置を取得する位置検出センサを備えた構成を開示する。特許文献1において、ロボットは、再生運転時に位置検出センサを用いたスキャン動作を行うことで、ワークの演算上の位置及び姿勢と、実際の位置及び姿勢と、のずれ量を取得し、これに基づいて把持位置の位置及び姿勢を修正する。また、特許文献1では、教示時にスキャン動作を行って得られた教示位置の修正量を作業プログラムに反映し、再生運転時はスキャン動作をしない構成についても言及されている。
国際公開第2009/025271号
上記特許文献1は、いわゆるオンライン教示において、実際にロボットを動かしたときのワークの位置及び姿勢を計測して誤差が生じていた場合に修正を行うものである。言い換えれば、特許文献1は、オフラインティーチングに用いられる理想的な3次元モデルと、実際のロボットと、の間に生じる誤差を修正するものではない。
オフラインティーチングに用いられる理想的な3次元モデルと実際のロボットとの誤差を修正するキャリブレーションは、一般的に以下のように行われる。まず、ロボットの機構をモデル化して種々のパラメータを設定する。次に、互いに異なる複数の位置及び姿勢となるようにロボットに指令値を与え、このときの実際のアーム先端の位置と姿勢を計測する。その後、実測値と計算値との差に基づいて、最小2乗法等を用いてパラメータを推定する。
ロボットの機構を、各部品の機械製作誤差や撓み等を考慮した複雑なモデルで表現しようとすると、それを表すパラメータの数が増加することになる。しかし、ロボットアームの先端の位置を計測するだけでは、推定することができるパラメータに限りがあり、複雑なモデルを表現することができない。従って、推定するパラメータを一部に限定して残りの大部分のパラメータは理想値又はカタログ値であるとみなしたり、モデルを簡単なモデルに変更したりせざるを得ない。
このため、従来は、キャリブレーションを行っても絶対位置決め精度を良好に向上させることができなかった。また、簡単なモデルで近似した場合は、計測を行った位置及び姿勢の周辺ではロボットの絶対位置決め精度が良好となっても、そこから少し離れると精度が大きく低下してしまうことがあり、改善の余地が残されていた。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、ロボットの機構モデルのパラメータを容易に推定可能とすることにある。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下のような多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法が提供される。即ち、この機構モデルパラメータ推定方法は、計測工程と、推定工程と、を含む。前記計測工程では、多関節ロボットの先端の部位である第1部位と、前記第1部位と異なる第2部位と、を含む複数の部位の3次元位置を検出可能な計測装置を用いて、当該多関節ロボットに指令値を与えた状態での前記複数の部位のそれぞれの位置を計測する。前記推定工程では、前記計測工程により得られた計測値と前記指令値とに基づいて、当該多関節ロボットの機構モデルのパラメータを推定する。
これにより、複数の部位の3次元位置の情報に基づいて、機構モデルの多くのパラメータを推定することができるので、モデルに近い高精度な位置決めが可能になる。
本発明によれば、ロボットの先端の部位だけではなく他の部位を含めた複数の部位の3次元位置を検出することができるので、ロボットの機構として複雑なモデルを採用することができ、モデルのパラメータを容易に推定することができる。
本発明の一実施形態において、計測装置によって産業用ロボットの複数の部位が計測される様子を示す斜視図。 計測装置の構成を示す機能ブロック図。 機構モデルパラメータの補正を説明する概念図。 複数の部位の位置計測結果に基づいて行われる機構モデルパラメータの推定を説明する概念図。 産業用ロボットが走行軸及びポジショナとともに用いられる場合を示す斜視図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態において、計測装置1によって産業用ロボット6の複数の部位が計測される様子を示す斜視図である。図2は、計測装置1の構成を示す機能ブロック図である。
図1に示す産業用ロボット6は、動作自由度が6である垂直型の多関節ロボットとして構成されている。この産業用ロボット6は、アーム部7と、コントローラ8と、を備える。アーム部7はコントローラ8の指令に基づいて動作し、所定の作業を行うように構成されている。
アーム部7は、ベース台9と、旋回台10と、第1アーム11と、第2アーム12と、旋回アーム13と、曲げアーム14と、旋回体15と、を備える。
ベース台9は、アーム部7の土台として機能する部材であり、床等に固定されている。
旋回台10は、ベース台9に対し、上下方向の軸を中心にして回転可能に支持されている。
第1アーム11は、細長い部材として構成されており、その長手方向一側の端部が、旋回台10に対して回転可能に支持されている。旋回台10に対する第1アーム11の回転軸は、旋回台10の回転軸と直交する面内に位置している。
第2アーム12は、細長い部材として構成されており、その長手方向一側の端部が、第1アーム11の先端部に対して回転可能に支持されている。第1アーム11に対する第2アーム12の回転軸は、旋回台10に対する第1アーム11の回転軸と平行に配置されている。
旋回アーム13は、細長い部材として構成されており、第2アーム12の先端部に支持されている。旋回アーム13は、第2アーム12の長手方向に沿う軸を中心にして回転可能に構成されている。
曲げアーム14は、旋回アーム13の先端部に対して回転可能に支持されている。旋回アーム13に対する曲げアーム14の回転軸は、第2アーム12に対する旋回アーム13の回転軸と直交する面内に位置している。
旋回体15は、曲げアーム14の先端部に回転可能に支持されている。曲げアーム14に対する旋回体15の回転軸は、旋回アーム13に対する曲げアーム14の回転軸と直交する面内に位置している。
コントローラ8は、ベース台9の近傍に設置されている。このコントローラ8は、アーム部7において定められた上述の回転軸のそれぞれについて備えられているモータに対して電気信号を送信することにより、例えば図1の鎖線で示すようにアーム部7を動作させることができる。
次に、上記のアーム部7の複数の部位の3次元位置を計測する計測装置1について説明する。この計測装置1は、アーム部7の複数の計測対象部位にそれぞれ固定されるトランスポンダ(送信装置)2,2,・・・と、トランスポンダ2,2,・・・と情報をやり取りする質問器(受信装置)3と、を備える。トランスポンダ2と質問器3とは、例えば電波を用いた無線通信によって情報をやり取りすることができる。
図1に示すように、本実施形態においてトランスポンダ2は、旋回台10、第1アーム11、第2アーム12、旋回アーム13及び旋回体15に設けられている。旋回体15はアーム部7の先端に位置しているので、旋回体15にトランスポンダ2が取り付けられる部位は、産業用ロボット6の先端の部位(第1部位)であるということができる。一方、その他の部材(例えば、第1アーム11)の部位は、産業用ロボット6の先端とは異なる部位(第2部位)であるということができる。
それぞれのトランスポンダ2,2,・・・は小型のコンピュータとして構成されており、図2に示すように、質問器3からの制御信号を無線により受信する受信部21と、自機の3次元位置を検出する位置検出部22と、検出した自機の位置を示す信号を質問器3に無線で送信する送信部23と、を備える。トランスポンダ2は図示しない充電式のバッテリーで駆動可能に構成されており、これにより電源ケーブルを省略することができる。
受信部21は、質問器3からの制御信号(例えば、トランスポンダ2の位置を問い合わせる信号)を受信する。
位置検出部22は、適宜の3次元トラッキング法を用いることにより、自機の3次元位置を検出する。この方法としては種々考えられるが、例えば、図示しないベースステーションからアーム部7の作業空間に向けて一定のパターンで赤外線を反復して照射し、トランスポンダ2に配置される複数のセンサが当該赤外線を受光するタイミングに基づいて、トランスポンダ2の位置を推定することが考えられる。更には、上記の位置の推定を補助するために、トランスポンダ2が加速度センサ及び角速度センサのうち少なくとも一方を備えても良い。
送信部23は、質問器3からの問合せに応じて、位置検出部22で取得した自機の位置を質問器3に送信する。
質問器3はコンピュータとして構成されており、送信部31と、受信部32と、出力部33と、を備える。
送信部31は、それぞれのトランスポンダ2の位置を取得するための問合せの信号を、トランスポンダ2に対して送信する。
受信部32は、トランスポンダ2から送信された位置の信号を受信して、当該トランスポンダ2の位置を取得する。
出力部33は、受信部32が取得したトランスポンダ2,2,・・・の位置を、外部のコンピュータに出力する。
計測装置1は以上のように構成されているので、トランスポンダ2,2,・・・が設置されたアーム部7の部位の3次元位置をそれぞれ取得することができる。
次に、機構モデルパラメータの補正について簡単に説明する。図3は、機構モデルパラメータの補正を説明する概念図である。図4は、複数の部位の位置計測結果に基づいて行われる機構モデルパラメータの補正を説明する概念図である。
図3の(a)には、ロボットのモデルにある教示点(指令値)を与えた場合の、当該モデルにおけるある部位の位置が示されている。しかしながら、当該部位の実際の位置を計測装置1により検出したところ、図3の(b)であったとする。このように、実際の位置は理想の位置とは異なり、多少の誤差が生じる。
そこで、理想の位置と実際の位置との間に生じている誤差を考慮し、当該誤差を打ち消すように教示点を補正する。この補正後の教示点に対応する上記の部位が、図3の(c)に示されている。この結果、実際の位置を、図3の(d)に示すように、当初に意図した図3の(a)の位置に近づけることができる。
特に、本実施形態では図4に示すように、アーム部7において1つだけでなく複数の部位の3次元位置を計測して、機構モデルパラメータの補正のために用いることができる。これにより、推定するパラメータの数を増やすことができるので、絶対精度を良好に向上させることができる。
以上に説明したように、本実施形態は、以下のような方法により産業用ロボット6の機構モデルパラメータの推定が行われている。即ち、この機構モデルパラメータ推定方法は、計測工程と、推定工程と、を含む。計測工程では、産業用ロボット6の先端の部位である第1部位と、前記第1部位と異なる第2部位と、を含む複数の部位の3次元位置を検出可能な計測装置1を用いて、当該産業用ロボット6に指令値を与えた状態での前記複数の部位のそれぞれの位置を計測する。推定工程では、前記計測工程により得られた計測値と前記指令値とに基づいて、当該多関節ロボットの機構モデルのパラメータを推定する。
これにより、ロボットの先端の部位だけではなく他の部位を含めた複数の部位の3次元位置を検出することができるので、ロボットの機構として複雑なモデル(例えば、パラメータに機械製作誤差及び撓みを含んだモデル)を採用することができ、モデルのパラメータを容易に推定することができる。
また、本実施形態において、計測工程で用いられる計測装置1は、トランスポンダ2,2,・・・と、質問器3と、を備える。トランスポンダ2,2,・・・は、産業用ロボット6の前記複数の部位にそれぞれ固定され、自機の位置を検出して無線通信により送信する。質問器3は、トランスポンダ2,2,・・・から送信された位置を受信する。
これにより、産業用ロボット6の複数の部位の3次元位置の情報が、無線通信によって収集される。これにより、信号線を減らして構成を簡素化できるとともに、位置計測作業の手間を減らすことができる。
ただし、上記のトランスポンダ2,2,・・・を取り付ける代わりにマーカを当該部位に付すとともに、質問器3の代わりに、マーカを撮影可能な1台又は複数のカメラ(撮影装置)を備えても良い。マーカは、例えば小さなシールとして構成することができる。カメラは図略の画像処理コンピュータ(画像処理装置)に電気的に接続され、カメラで取得した画像が画像処理コンピュータによって処理されることで、マーカの3次元位置を取得することができる。
この場合も、簡素な構成で3次元位置を計測できるとともに、位置計測作業の手間を減らすことができる。
また、本実施形態において、計測装置1によって計測対象となっている複数の部位は、産業用ロボット6において互いに異なるリンクに設定される2つの部位(更に言えば、ジョイントにより互いに連結される2つのリンクにそれぞれ設定される部位)を含む。このような2つのリンクは、例えば第1アーム11と第2アーム12である。
これにより、機構モデルパラメータの推定を正確に行うことができる。
次に、産業用ロボット6をポジショナ等とともに用いる変形例について、図5を参照して説明する。なお、本変形例の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
図5の変形例において、産業用ロボット6は、アーム部7の作業範囲を拡大するための走行軸41の上に設置されている。アーム部7が備えるベース台9は、図示しないモータの駆動によって直線的に水平移動可能なスライドブロック(スライド部材)45に固定されている。
また、走行軸41におけるスライドブロック45の移動方向に沿う向きに細長い丸棒状のワーク46を支持するために、走行軸41の近傍にポジショナ42が配置されている。このポジショナ42は、ワーク46を回転可能に支持することができる。また、ワーク46の回転位相は、ポジショナ42が備える図示しないモータを駆動することで、変更することができる。
この構成で、計測装置1のトランスポンダ2,2,・・・は、産業用ロボット6の上述の部位だけでなく、走行軸41のスライドブロック45の適宜の部位、及び、ポジショナ42に支持されるワーク46の適宜の部位に設けられている。
この構成によれば、産業用ロボット6のアーム部7だけでなく走行軸41及びポジショナ42の設置位置の誤差を、工場等の現場で取得することができる。この結果、より短時間で高精度な位置決めを行うことができる。
以上に説明したように、本変形例において、計測装置1は、走行軸41が備えるスライドブロック45の部位、及び、ポジショナ42によって支持されるワーク46の部位を計測する。
これにより、計測装置1を、機構モデルのパラメータの推定だけでなく、走行軸41及びポジショナ42の設置位置の誤差を計測するのに活用することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態及び変形例を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
産業用ロボット6において3次元位置が計測される対象となる部位の数(トランスポンダ2,2,・・・の数又はマーカの数)は、上述の実施形態に示した数に限定されず、複数であれば幾つであっても良い。また、3次元位置を検出する部位は、1つのリンクに1つだけ設定されても良いし、2つ以上設定されても良い。
産業用ロボット6を構成するリンクが、回転ジョイントではなく直進ジョイントによって連結されても良い。
トランスポンダ2,2,・・・は、自機の位置だけでなく自機の姿勢を検出して質問器3に送信するように構成されても良い。
図5の変形例において、走行軸41及びポジショナ42のうち一方が省略されても良い。
本発明の機構モデルパラメータの推定は、上述の産業用ロボット6に限定されず、例えば自由度が7以上のロボットに適用することもできる。
1 計測装置
2 トランスポンダ(送信装置)
3 質問器(受信装置)
6 産業用ロボット(多関節ロボット)
41 走行軸
42 ポジショナ
45 スライドブロック

Claims (6)

  1. 多関節ロボットの先端の部位である第1部位と、前記第1部位と異なる第2部位と、を含む複数の部位の3次元位置を検出可能な計測装置を用いて、当該多関節ロボットに指令値を与えた状態での前記複数の部位のそれぞれの位置を計測する計測工程と、
    前記計測工程により得られた計測値と前記指令値とに基づいて、当該多関節ロボットの機構モデルのパラメータを推定する推定工程と、
    を含むことを特徴とする多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法。
  2. 請求項1に記載の多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法であって、
    前記計測工程で用いられる前記計測装置は、
    前記多関節ロボットの前記複数の部位にそれぞれ固定され、自機の位置を検出して無線通信により送信する送信装置と、
    前記送信装置から送信された位置を受信する受信装置と、
    を備えることを特徴とする多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法。
  3. 請求項1に記載の多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法であって、
    前記計測工程で用いられる前記計測装置は、
    前記多関節ロボットの前記複数の部位にそれぞれ付されたマーカを撮影する撮影装置と、
    前記撮影装置が取得した画像を解析することにより前記マーカの3次元位置を取得する画像処理装置と、
    を備えることを特徴とする多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法であって、
    前記複数の部位は、前記多関節ロボットにおいて互いに異なるリンクに設定される2つの部位を含むことを特徴とする多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法。
  5. 請求項4に記載の多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法であって、
    前記複数の部位は、前記多関節ロボットにおいてジョイントにより互いに連結される2つのリンクにそれぞれ設定される部位を含むことを特徴とする多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載の多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法であって、
    前記計測装置は、走行軸が備えるスライド部材の部位、及び、ポジショナによって支持されるワークの部位のうち少なくとも何れかを計測することを特徴とする多関節ロボットの機構モデルパラメータ推定方法。
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